JP2009538297A - 口腔ケア用の易流動性硝酸カリウムの製造方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ケーキング防止量の硝酸カリウム、リン酸水素二カリウム、およびリン酸二水素カリウムを含む易流動性の硝酸カリウム組成物に関する。本組成物は口腔ケア組成物(例えば練り歯磨き)に使用される。本組成物は、硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物を含む。本発明の口腔ケア組成物は、硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの予め形成された混合物と、口腔内で許容可能なビヒクルとを含む。
Description
本発明は、ケーキング防止量のリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとを含む易流動性硝酸カリウム組成物に関する。本組成物は、口腔ケア組成物(例えば練り歯磨き)に使用される。
水中での水酸化カリウムと硝酸との反応によって硝酸カリウムを生成させることは当業界で知られている。反応水の一部を強制的に蒸発させると残留母液中で物質の結晶化が引き起こされる。得られた結晶は分離され、減圧による三工程プロセス(60℃〜70℃での減圧・熱処理工程、および減圧下での30℃未満への冷却工程)で乾燥される。
当業界では、硝酸カリウム結晶を貯蔵・輸送する上で問題が生じている。なぜなら硝酸カリウム結晶は、こうした貯蔵・輸送時において大きな凝集塊を形成しやすく、顧客にとって面倒なドラム排出作業が必要となるからである。こうした凝集の問題に対する解決策が当業界に提案されてきた。中国特許出願CN1467156は、C10−C14アルキルスルホネート(1〜90重量%)、リン酸(1〜75重量%)、および水(0〜90重量%)を含む、硝酸カリウムに対するアンチブロッキング剤を開示している。アンチブック性硝酸カリウムは、アンチブロック剤を硝酸カリウムが結晶化する前に加え、攪拌し、60℃〜100℃の温度で30〜60分保持し、冷却し、そして結晶化させることによって製造される。こうして得られるアンチブック性硝酸カリウムの利点は、性能と効果が高いこと、低コストであること、および環境汚染を引き起こさないことである。米国特許第5,203,906号(=DE68901948T2)は、硝酸カリウム等の固体塩が凝固するのを防止するためのクランピング防止組成物に関する。SUS585144、JP50104796、およびUD5286272は、硝酸カリウムを含有する化学肥料中のケーキング防止物質としてのリン酸カリウムを開示している。
しかしながら、ケーキング防止に関するこれら最新の提案は、硝酸カリウムの食品用途や医薬品用途に対する問題を解消する上で選択肢とはならない。なぜならこれらの提案は、ヨーロッパ薬局方や同等の世界的規制に適合していないからである。口腔ケア用途における硝酸カリウム物質を、練り歯磨き中の除痛剤として使用するためには、このような規制の順守が要求される。ヨーロッパ薬局方に記載された特定の要件の一つが塩のpH中性挙動である。
硝酸カリウムは、ケーキング防止量のリン酸水素二カリウムおよびリン酸二水素カリウムと混合すると、易流動性の状態で保つことができる、ということが見出された。さらに、本発明に従って、硝酸カリウムを、ケーキング防止量のリン酸水素二カリウムおよびリン酸二水素カリウムを用いてあらかじめ形成させると、口腔ケア組成物(例えば練り歯磨き)に、硝酸カリウムがより均一に分散させられる、ということが見出された。こうして得られる組成物は、ヨーロッパ薬局方の要件に適合する。
本発明は、硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物を含む組成物を提供する。
本発明はさらに、硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物と、口腔内で許容可能なビヒクルとを含む口腔ケア組成物を提供する。
本発明はさらに、硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物と、口腔内で許容可能なビヒクルとを含む口腔ケア組成物を提供する。
本発明はさらに、硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物を含む予め形成された組成物と、口腔内で許容可能なビヒクルとを混合することを含む、口腔ケア組成物の製造方法を提供する。
本発明はさらに、硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物を含む予め形成された組成物と、口腔内で許容可能なビヒクルとを混合することを含む、口腔ケア組成物の製造方法を提供する。
易流動性でケーキング防止性の硝酸カリウム組成物は、硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物を含む。この組成物は、乾燥した硝酸カリウムと乾燥したリン酸水素二カリウムと乾燥したリン酸二水素カリウムとを混合することによって製造することができる。
硝酸カリウム成分は、組成物中に約99重量%以上の量で存在する。リン酸水素二カリウム成分は通常、組成物中に約0.13重量%〜約0.25重量%の量で存在する。リン酸二水素カリウムは通常、組成物中に約0.1重量%〜約0.19重量%の量で存在する。中性pHを達成するために、リン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムの両方が硝酸カリウムと共に存在しなければならない。残部は水を含む。混合物は約0.0重量%〜約0.5重量%の含水量を有する。幾らかの酸もしくは塩基を加えても、リン酸二水素カリウムとリン酸水素二カリウムが、水素カチオン濃度を同じノベルに保つ緩衝剤を形成するので、混合物は常に中性pH値を有する。
本発明による口腔ケア組成物は、上記の、硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物と、口腔内で許容可能なビヒクルとの組み合わせを含む。口腔内で許容可能なビヒクルは通常、水および/またはエタノールを含み、虫歯予防薬、風味剤、甘味剤、抗菌剤、界面活性剤、ゲル、エタノール、研磨剤、着色剤、歯石防止剤、歯垢防止剤、結石防止剤、ガム、ワックス、ゲル化剤、保湿剤、艶出し剤、安定剤、防腐剤、フッ化物イオンの供給源、および当業界で公知の他の物質の1種以上を含んでよい。
1つの実施態様では、ケーキング防止性の硝酸カリウム組成物は、口腔ケア組成物中に、口腔ケア組成物の重量を基準として約0.25重量%〜約10重量%の量で使用することができ、口腔ケア組成物の重量を基準として約2重量%〜約10重量%の量で使用するのが好ましい。口腔ケア組成物中の水および/またはエタノールの含量は、ゲル形態でクリーム状の、視覚的に透明もしくは半透明の練り歯磨きに対して約3重量%〜約80重量%であってよく、より一般的には約3重量%〜約30重量%であってよい。
適切な虫歯予防薬はほとんどが、広範囲のフッ化物イオン生成物質を水溶性フッ化物の供給源として含む。適切なフッ化物イオン生成物質の例が、米国特許第3,535,421号と第3,678,154号に記載されている。本発明において使用するための好ましいフッ化物イオン供給源としては、フッ化ナトリウム、フッ化スズ、フッ化カリウム、フッ化カリウムスズ、フッ化インジウム、フッ化亜鉛、フッ化アンモニウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、クロロフッ化スズ、およびこれらの混合物などがある。フッ化スズとフッ化ナトリウムが特に好ましい。口腔ケア組成物は、口腔ケア組成物中に約50ppm〜約10,000ppmのフッ化物イオンを有するのが好ましく、約10ppm〜約3000ppmのフッ化物イオンを有するのがさらに好ましい。
適切な風味剤としては、冬緑油、ペパーミント油、スペアミント油、サッサフラス油、セージ、ユーカリ、マジョラム、シナモン、レモン、オレンジ、および丁子油などがある。口腔ケア組成物中の風味剤の量は、約0.3重量%〜約1.2重量%であるのが好ましい。
口腔ケア組成物中に使用できる甘味剤としては、スクロース、サッカリン、ブドウ糖、乳糖、麦芽糖、果糖、アスパルテーム、D−トリプトファン、ジヒドロカルコン、アセスルファム、およびシクラミン酸ナトリウムなどがある。風味剤は一般に、口腔ケア組成物中に、口腔ケア組成物の重量を基準として約0.01重量%〜約2重量%の量で、そして甘味剤は一般に、口腔ケア組成物中に、口腔ケア組成物の重量を基準として約0.05重量%〜約2重量%の量で使用される。
代表的な界面活性剤としては、米国特許第3,959,458号と第3,937,807号に詳細に記載されているタイプの陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、および両性界面活性剤などがある。陰イオン界面活性剤は、アルキル基中に10〜18個の炭素原子を有する水溶性塩であるアルキル硫酸塩、および10〜18個の炭素原子を有する脂肪酸のスルホン化モノグリセリドの水溶性塩を含む。ラウリル硫酸ナトリウムとヤシ油モノグリセリドスルホン酸ナトリウム(sodium coconut monoglyceride sulfonate)が、このタイプの陰イオン界面活性剤の例である。陰イオン界面活性剤の混合物も使用することができる。本発明に使用できる非イオン界面活性剤は、アルキレンオキシド基と、脂肪族であってもアルキル芳香族であってもよい有機疎水性化合物との縮合反応によって得ることができる。好適な非イオン界面活性剤の例としては、プルロニック製品、アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合物、プロピレンオキシドとエチレンジアミンとの反応生成物とエチレンオキシドとの縮合反応により得られる生成物、脂肪族アルコールのエチレンオキシド縮合物、長鎖第三アミンオキシド、長鎖第三ホスフィンオキシド、長鎖ジアルキルスルホキシド、およびこれらの混合物などがある。本発明の口腔ケア組成物において有用な両性イオン界面活性剤は、脂肪族第四アンモニウム化合物の誘導体、脂肪族スホニウム化合物の誘導体、または脂肪族スルホニウム化合物の誘導体であってよく、このとき脂肪族基は直鎖であっても分岐鎖であってもよく、脂肪族置換基の1つが約8〜18個の炭素原子を有し、脂肪族置換基の1つがアニオン性の水溶性基(例えば、カルボキシ基、スルホネート基、サルフェート基、ホスフェート基、またはホスホネート基)を有する。本発明の口腔ケア組成物において有用な陽イオン界面活性剤は、約8〜18個の炭素原子を含む1つの長鎖アルキル基を有する第四アンモニウム化合物(例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ジイソブチルフェノキシエトキシエチル−ジメチルベンジルアンモニウム、亜硝酸ココナツアルキルトリメチルアンモニウム、およびフッ化セチルピリジニウム等)であってよい。有用なフッ化第四アンモニウムが米国特許第3,535,421号に記載されている。本発明において有用な両性界面活性剤は、脂肪族第二アミンの誘導体や脂肪族第三アミンの誘導体であってよく、このとき脂肪族基は直鎖であっても分岐鎖であってもよく、脂肪族置換基の1つが約8〜18個の炭素原子を有し、脂肪族置換基の1つがアニオン性の水溶性基(例えば、カルボキシ基、スルホネート基、サルフェート基、ホスフェート基、またはホスホネート基)を有する。両性界面活性剤は、本発明の口腔ケア組成物中に、口腔ケア組成物の総重量を基準として0.1重量%〜6重量%の量で存在してよい。
本発明を実施する上で使用できる凝集剤としては、ワックスとゲル化剤がある。適切なワックスは、無毒性であって、ASTM試験D1321−65に従った測定では約0〜約65の硬度値を有するワックスである。適切なワックスの例としては、カルナバワックス、カンデリラワックス、精製モンタワックス、キャスターワックス、パラフィン、セレシンワックス、およびシロヤマモモワックスなどがある。好ましいワックスは70°Fより高い融点を有する。本発明において使用することができる、これらの特性を有するワックスが、“Soap & Chem.Specialties,Vol.33,p.141(1957)”に開示されている。さらに、ワックスとそれらの特性に関する説明に対しては“Industrial Waxes,Vol.I and II,H.Bennett,Chemical Publishing Co.,Inc.,New York,1963”を参照のこと。
練り歯磨きビヒクルに対するゲル化剤は当業界によく知られている。これらのゲル化剤は、水もしくは水性媒体に対して溶解性または膨潤性である高分子物質(例えば、ガムや他の増粘剤)であることが多い。適切なゲル化剤(すなわち増粘剤)は、無毒性であって;歯磨き剤中に混合するか、もしくは練り歯磨きチューブから押出すときに、従来の剪断応力に耐えるほどに硬く;口内に悪影響を与えないよう、使用時により小さな粒子に崩壊するほどに脆く;明るい色を有し;風味と香りの点で不快感を与えず;そして練り歯磨き成分に対して適合性のあるような;安定でしっかりしたゲルを形成する物質である。顔料粒子の凝集物を形成させるのに使用できるゲル化剤としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、トラガカントガム、アラビアガム、カラヤガム、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カラゲーンや他の多糖類、ポリビニルピロリドン、寒天、キャッサバ澱粉、微晶質セルロース、ケイ酸マグネシウムアルミニウム複合物、および高分子量カルボキシビニルポリマーなどがある。本発明の実施において使用される増粘剤の量は、混合物に、従来のデンタルクリームや練り歯磨きに特徴的な糊様コンシステンシー、腰、および非粘着性を付与するに足る量であることが好ましい。よく知られているように、デンタルクリームは、そのままの状態にした場合に、例えば1分以上にわたってその初期厚さを実質的に保持する(そして同等時間にわたって歯ブラシの剛毛の端部上に置かれたときに、このような剛毛中に実質的に貫入しない);しかしながら、好ましくは、例えば人が指で軽く触れたときに、ブラッシングまたはたわみに対して実質的な抵抗を生じない;そして、指をリボンから引き離したときに糸を引きにくいという点でほとんど粘着性をもたない;実質的な厚さ(例えば約3/8インチ)のリボンを形成するよう、通常の折り畳み可能な練り歯磨きチューブから押し出すことができる。増粘剤の割合は、口腔ケア組成物の約0.5〜2%(例えば0.8〜1.5%)の範囲内である場合が多い。
口腔ケア組成物用の有用な安定剤としては、リン酸二カルシウム二水和物やピロリン酸カルシウムがある。リン酸二カルシウム二水和物の製造法やその安定化についての説明が米国特許第第3,169,096号に記載されている。“Cosmetic Science”Vol.1 pub.1972(ウィリー・インターサイエンス)Balsam and Sagarin編,pp.477−479も参照のこと。
口腔ケア組成物用の有用な防腐剤は、安息香酸ナトリウム、メチルパラベン、プロピルパラベン、硝酸フェニル第二水銀、亜硫酸水素ナトリウム、EDTAカルシウム二ナトリウム、クロロブタノール、またはこれらの混合物であってよく、防腐剤の配合量は、口腔ケア組成物の総重量を基準として約0.5〜約15重量%である。
適切な抗菌剤としては、アルコール、ホルムアルデヒドを遊離するホルムアルデヒド調製物やホルムアルデヒド化合物、次亜塩素酸塩物質、ヨウ素調製物、水銀調製物やフェノール系化合物(例えばハロゲン化ジフェニルエーテル)、ハロゲン化サリチルアニリド、安息香酸エステル、ハロゲン化カルバニリド、フェノールとその同族体、モノアルキルハロフェノールとポリアルキルハロフェノールとアラルキルハロフェノール、レゾルシノールとその誘導体、ビスフェノール系化合物、N1−(4−クロロベンジル)−N5−(2,4−ジクロロベンジル)ビグアニド、p−クロロフェニルビグアニド、4−クロロベンジルヒドリルビグアニド、4−クロロベンジルヒドリルグアニルウレア、N−3−ラウロクスプロピル(lauroxpropyl)−N.sup.5−p−クロロベンジルビグアニド、二塩化1−(ラウリルジメチルアンモニウム)−8−(p−クロロベンジルジメチルアンモニウム)オクタン、5,6−ジクロロ−2−グアニジノベンゾイミダゾール、N1−p−クロロフェニル−N5−ラウリルビグアニド、塩化5−アミノ−1,3−ビス(2−エチルヘキシル)−5−メチルヘキサヒドロピリミジンセチルピリジニウム、およびこれら化合物の無毒性酸付加塩(特に、フッ化物や二水素フッ化物)などがある。特に好ましいのは1,6−ジ−(p−クロロフェニルビグアニドヘキサン)である。これらの薬剤は、口腔ケア組成物の約0.01〜10重量%の範囲の量で使用することができる。
口腔ケア組成物は、食品用顔料や食品用色素等の着色剤を含有してよい。顔料粒子は、本質的に耐色性でなければならない。すなわち、水の存在下において相当な量の色を滲出することがあってはならない。従って水溶性色素は、本発明を実施する上で本質的に好ましくない。水溶性色素を使用して、色を滲出しない顔料粒子を作製することができる。着色口腔ケア組成物を製造するために使用できる他の顔料粒子としては、例えば、無毒性の水不溶性無機顔料(例えば、酸化クロムグリーン、カーボンブラック、ウルトラマリンブルーやウルトラマリンピンク、および酸化第二鉄等);色素入りセルロース粒子(例えば、色素入りコットンリンターや色素入り木材パルプ等);およびアルミナ上にFD&C水溶性色素のカルシウム塩もしくはアルミニウム塩を増量することによって調製される水不溶性色素レーキ(例えば、FD&Cグリーン#1レーキ、FD&Cブルー#2レーキ、およびFD&Cイエロー#5レーキ等);などがある。顔料粒子の平均粒径は、約5〜約490ミクロンの範囲であってよく、好ましくは約10〜約200ミクロンである。粒子がこれより大きくなると、口中においてざらついた感触となりやすく、また歯の間にこびりつきやすくなる。本明細書で使用される「粒径」は、例えば、較正された接眼レンズを使用した顕微鏡測定によって決定することができる。顔料粒子は、口腔ケア組成物の総重量を基準として約10重量%〜約50重量%を構成してよい。顔料は、口腔ケア組成物の総重量を基準として約30重量%〜約50重量%の範囲の濃度にて使用するのが好ましい。
本発明において使用するよう意図されている代表的な研磨剤または艶出し剤は、歯を過剰に研磨しない任意の物質であってよい。これらの物質は、歯の物質を取り去ることなく、むしろエナメル質上の堆積物を取り去って歯の艶出しを果たすものであれば、水溶性物質(重炭酸ナトリウム)であっても、あるいは水不溶性物質であってもよい。これらの物質としては、例えば、重炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、メタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム、オルトリン酸二カルシウム二水和物、ピロリン酸カルシウム、リン酸三カルシウム、ポリメタリン酸カルシウム、不溶性のポリメタリン酸ナトリウム、水和アルミナ、リン酸カルシウム二水和物、無水リン酸二カルシウム、オルトリン酸マグネシウム、リン酸三マグネシウム、アルミナ三水和物、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ジルコニウム、焼成アルミナ、ベントナイト、シリカゲル、コロイダルシリカ、非晶質アルカリ金属アルミノケイ酸塩複合物、前記物質の混合物、および樹脂質研磨材(例えば、尿素とホルムアルデヒドとの粒状縮合生成物や米国特許第3,070,510号に開示の物質)などがある。さらに他の適切な艶出し剤としては、米国特許第4,070,510号に記載の粒状熱硬化性樹脂(例えば、メラミン・ホルムアルデヒド樹脂、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂、ウレア・ホルムアルデヒド樹脂、架橋ポリエポキシド、および架橋ポリエステル等)がある。研磨剤の混合物も使用することができる。種々のタイプの歯科用シリカ研磨剤は、歯のエナメル質を必要以上に研磨することなく、優れた歯のクリーニングと艶出し性能というユニークな利点をもたらすことができる。本発明において有用な研磨艶出し剤は一般に、約0.1〜30ミクロン(好ましくは約5〜15ミクロン)の範囲の平均粒径を有する。シリカ研磨剤は、沈降シリカやシリカゲル(例えば、米国特許第3,538,230号、第3,862,307号、および第4,340,583号に記載のシリカキセロゲル)であってよい。本明細書に記載の組成物中の研磨剤は、口腔ケア組成物の総重量を基準として約6重量%〜約35重量%(好ましくは約15重量%〜約25重量%)の量で存在する。
適切な歯石防止剤としては、アルカリ金属ピロリン酸塩やホスホノ歯石防止剤などがあるが、これらに限定されない。ポリリン酸塩は、アルカリ金属ピロリン酸塩(例えば、ピロリン酸四カリウム、ピロリン酸三ナトリウム、ピロリン酸二カリウム、ピロリン酸四ナトリウム、およびピロリン酸二ナトリウムなど)を含めた種々の水溶性ポリリン酸塩のいずれであってもよく、好ましいのはナトリウム塩である。ピロリン酸塩の代わりに、少なくとも一部を、トリポリリン酸塩や他のポリリン酸塩(例えばヘキサメタリン酸塩)で置き換えることができる。ピロリン酸塩は、歯の過敏性を減ずるのに有効な歯石防止剤として優れていると考えられる。最も好ましいピロリン酸塩はピロリン酸四ナトリウムであるが、対応するピロリン酸四カリウム、あるいはピロリン酸三ナトリウム、ピロリン酸二ナトリウム、ピロリン酸一ナトリウム、ピロリン酸三カリウム、ピロリン酸二カリウム、またはピロリン酸一カリウムも、少なくとも一部使用することができる。歯石防止剤は、ホスホノ化合物[例えば、アザシクロアルカン−2,2−ジホスホン酸(好ましくはアザシクロヘプタン−2,2−ジホスホン酸)、ホスホノプロパントリカルボン酸、ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、エタンジヒドロキシジホスホン酸、およびこれらの水溶性塩等]であってもよい。歯石防止剤は、歯石防止有効量[一般には、口腔ケア組成物の総重量を基準として約0.1〜10重量%(好ましくは約0.8〜7重量%)]で使用される。
適切な結石防止剤は、公知のリン含有歯石防止剤(例えば、米国特許第3,488,419号に記載のエタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸二ナトリウム)であってよい。適切な歯垢防止剤としては、ビス−ビグアニド化合物〔例えばクロロヘキシジン(1,6−ビス[N5−p−クロロフェニル−N1−ビグアニド]ヘキサン)〕、ビス−ビグアニド化合物の可溶性塩と不溶性塩、および関連物質〔例えば、米国特許第3,934,002号と第3,937,807号に記載の1,2−ビス−(N5−p−トリフルオロメチルフェニル−N1−ビグアニド)エタン〕などがある。
口腔ケア組成物の保湿剤成分は、練り歯磨き組成物が空気に曝露されたときに硬くならないよう保持するのに役立つ。本発明において使用するための適切な保湿剤としては、グリセリン、ソルビトール、キシリトール、グリセロール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、およびポリプロピレングリコール等の、食用に適した多価アルコールがある。ポリエチレングリコール保湿剤に対する通常の分子量範囲は200〜1,000であり、好ましくは400〜600もしくは800(例えば約600)である。保湿剤の含量は、口腔ケア組成物の総重量を基準として約10重量%〜約80重量%、好ましくは約20重量%〜約70重量%、さらに好ましくは約30重量%〜約65重量%である。
硝酸カリウムを、ケーキング防止量のリン酸水素二カリウムおよびリン酸二水素カリウムと共にあらかじめ形成させると、口腔ケア組成物(例えば練り歯磨き)は、より均一に分散された硝酸カリウムを有する、ということが見出された。
本発明の口腔ケア組成物は、練り歯磨き組成物の形態をとっているときは、従来の仕方により使用される。練り歯磨き組成物もしくはそのスラリーを歯の表面上でブラッシングし、引き続きすすぎ洗いする。従来の仕方での練り歯磨きの使用時、一般にはペーストもしくはスラリーと歯の表面とが少なくとも約30秒接触する。このようなペーストもしくはスラリーと歯の表面とが少なくとも約60秒接触するのがさらに好ましい。
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本実施例によって本発明が限定されるわけではない。
実施例
4000kgの易流動性硝酸カリウムを製造するために、3500リットルの脱イオン水を入れた容器中に3900リットルの水酸化カリウム溶液(45重量%)をポンプで送入した。温度を85℃未満に保持しながら3500リットルの硝酸(60%)を加えた。pH値を1〜2に調節した後、10リットルの過酸化水素を加えた。本溶液を1時間攪拌しながら、反応を完了させた。次の工程において、水酸化カリウム溶液(45%)を使用してpHを7〜8に調節した。脱イオン水を使用して、溶液中の硝酸カリウム含量を約30%に調節した。溶液の温度は35〜45℃となり、次いで0.6ミクロンのメンブレンフィルターを使用して濾過した。減圧下で温度を50℃に保持することによって、溶液から7000リットルの水を蒸発させた。残留水を蒸発させて25℃未満の温度にした。次いで遠心分離機を使用して、含水量をさらに減少させた。60〜70℃の温度を保持しつつ、タンブル乾燥器中、減圧下で物質を乾燥することによって最終含水量に到達させた。0.13重量%のK2HPO4と0.1重量%のKH2PO4を加えた。次いでタンブル乾燥器を使用して、さらに3時間操作することによって物質を均一にした。5mmメッシュの篩に通して易流動性の物質をバッグ中に充填した。
4000kgの易流動性硝酸カリウムを製造するために、3500リットルの脱イオン水を入れた容器中に3900リットルの水酸化カリウム溶液(45重量%)をポンプで送入した。温度を85℃未満に保持しながら3500リットルの硝酸(60%)を加えた。pH値を1〜2に調節した後、10リットルの過酸化水素を加えた。本溶液を1時間攪拌しながら、反応を完了させた。次の工程において、水酸化カリウム溶液(45%)を使用してpHを7〜8に調節した。脱イオン水を使用して、溶液中の硝酸カリウム含量を約30%に調節した。溶液の温度は35〜45℃となり、次いで0.6ミクロンのメンブレンフィルターを使用して濾過した。減圧下で温度を50℃に保持することによって、溶液から7000リットルの水を蒸発させた。残留水を蒸発させて25℃未満の温度にした。次いで遠心分離機を使用して、含水量をさらに減少させた。60〜70℃の温度を保持しつつ、タンブル乾燥器中、減圧下で物質を乾燥することによって最終含水量に到達させた。0.13重量%のK2HPO4と0.1重量%のKH2PO4を加えた。次いでタンブル乾燥器を使用して、さらに3時間操作することによって物質を均一にした。5mmメッシュの篩に通して易流動性の物質をバッグ中に充填した。
好ましい実施態様を挙げて本発明を説明してきたが、当業者には周知のように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良を行ってよいことは当業者は容易に理解するであろう。特許請求の範囲は、開示されている実施態様、上記の代替的実施態様、および全ての均等な実施態様を含むものとする。
Claims (20)
- 硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物を含む組成物。
- 約99重量%以上の硝酸カリウムを含む、請求項1に記載の組成物。
- 約0.13重量%〜約0.25重量%のリン酸水素二カリウムを含む、請求項1に記載の組成物。
- 約0.1重量%〜約0.19重量%のリン酸二水素カリウムを含む、請求項1に記載の組成物。
- 約99重量%以上の硝酸カリウム、約0.13重量%〜約0.25重量%のリン酸水素二カリウム、および約0.1重量%〜約0.19重量%のリン酸二水素カリウムを含む、請求項1に記載の組成物。
- 硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物と、口腔内で許容可能なビヒクルとを含む口腔ケア組成物。
- 混合物が、混合物の重量を基準として約99重量%以上の硝酸カリウムを含む、請求項6に記載の口腔ケア組成物。
- 混合物が、混合物の重量を基準として約0.13重量%〜約0.25重量%のリン酸水素二カリウムを含む、請求項6に記載の口腔ケア組成物。
- 混合物が、混合物の重量を基準として約0.1重量%〜約0.19重量%のリン酸二水素カリウムを含む、請求項6に記載の口腔ケア組成物。
- 混合物が、混合物の重量を基準として約99重量%以上の硝酸カリウム、混合物の重量を基準として約0.13重量%〜約0.25重量%のリン酸水素二カリウム、および混合物の重量を基準として約0.1重量%〜約0.19重量%のリン酸二水素カリウムを含む、請求項6に記載の口腔ケア組成物。
- 口腔内で許容可能なビヒクルが、虫歯予防薬、風味剤、甘味剤、抗菌剤、界面活性剤、ゲル、重炭酸ナトリウム、エタノール、研磨剤、増粘剤、歯石防止剤、ガム、アルカリ金属カルボキシメチルセルロース、ゲル化剤、保湿剤、艶出し剤、安定剤、防腐剤、フッ化物イオンの供給源、および水溶性フッ化物の中の1種以上を含む、請求項6に記載の口腔ケア組成物。
- 練り歯磨きである、請求項6に記載の口腔ケア組成物。
- 練り歯磨きである、請求項11に記載の口腔ケア組成物。
- 硝酸カリウム、リン酸水素二カリウム、およびリン酸二水素カリウムを乾式混合することを含む、組成物の製造方法。
- 約99重量%以上の硝酸カリウムを混合することを含む、請求項14に記載の製造方法。
- 約0.13重量%〜約0.25重量%のリン酸水素二カリウムを混合することを含む、請求項14に記載の製造方法。
- 約0.1重量%〜約0.19重量%のリン酸二水素カリウムを混合することを含む、請求項14に記載の製造方法。
- 約99重量%以上の硝酸カリウム、約0.13重量%〜約0.25重量%のリン酸水素二カリウム、および約0.1重量%〜約0.19重量%のリン酸二水素カリウムを混合することを含む、請求項15に記載の製造方法。
- 硝酸カリウムとリン酸水素二カリウムとリン酸二水素カリウムとの混合物を含む予め形成された組成物と、口腔内で許容可能なビヒクルとを混合することを含む、口腔ケア組成物の製造方法。
- 口腔内で許容可能なビヒクルが、水、虫歯予防薬、風味剤、甘味剤、抗菌剤、界面活性剤、ゲル、エタノール、研磨剤、着色剤、歯石防止剤、歯垢防止剤、結石防止剤、ガム、ワックス、ゲル化剤、保湿剤、艶出し剤、安定剤、防腐剤、およびフッ化物イオンの供給源の中の1種以上を含む、請求項19に記載の製造方法。
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