JP2009537977A - Vpe反応装置の線源 - Google Patents

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Abstract

【課題】 線源における反応を時間的に安定させる方法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、上方に開口し液体又は固体の原料(1)を収容するソース容器(2)と、原料を含有するプロセスガス(5)を作り出すために原料(1)と反応する反応ガス(4)を通す導入管(3)とを備えるVPE−成膜装置の線源構成に関する。線源での反応を時間的に安定させるために、蓋(6)が、原料(1)に直接載っていて、原料(1)の上面(7)との間に反応ガス(4)が流れていくことができる導入管(3)が開口する空間(8)を形成する、ことが提案される。
【選択図】図1

Description

本発明は、まず、上部に開口部を有し液体又は固体の原料を収容するソース容器と、原料を含有するプロセスガスを作り出すために原料と反応する反応ガスを通すパイプと、直接原料上に載る蓋とを備えるVPE−成膜装置の線源に関する。
本発明は、プロセス室と、これにプロセスガスの流れの方向を有すると共に液体又は固体の原料が収容されるソース領域と、上部に開口部を有するソース容器と、反応ガス用のパイプとを備えるVPE−成膜装置に関する。
この種の装置は、特許文献1から知られている。それにおいては、多孔質の壁の上にルツボが載っている。この上に、多孔質のプレートが載っている。上に載っているプレートは、バネでルツボ上に押し付けられ、表面が下方の壁に常に平行になっている。
同様の装置が、特許文献2に記載されている。これにおいては、ルツボの上面に通気性の加圧プレートが載っている。このプレートは、強い力で上面上に水平に押さえつけられている。
特許文献3には、ハイブリッド型のVPE−反応装置が記載されている。それに記載の反応装置は、筐体を有する。筐体内には、1つ又は複数の基板を収容するためのサセプタを備えたプロセス室が設けられ、基板には半導体材料が堆積される。半導体材料は、複数成分の材料であり、特に3−5属元素を有する。3属元素、例えばGa、In、Alは、塩化物の態様でプロセス室に導入される。5属元素は、水素化合物としてプロセス室内に導入される。特に、アンモニア、アルシン又はホスフィンが、プロセス室内に導入される。塩化物は、ソース領域で生成される。このソース領域は、加熱される。ソース領域内には、塩酸が導入される。この塩酸は、液体又は固体の金属の上面に導かれ、熱力学的な平衡条件の下で塩化物と瞬時に反応する。線源からの3属元素の蒸発によって、線源内に収容された原料の上面は低下する。これは、線源の放出効率を変化させることとなる。特に小さい開口面の場合、これは垂直放出型線源では回避できないが、このことは好ましくない線源の放出効率変動となる。
ドイツ国公開第3801147A1号公報 米国特許第5603169号公報 ドイツ国公開第10247921A1号公報
上記の技術の現状に鑑み、本発明の技術的課題は、線源における反応を時間的に安定させる方法を提供することである。
この課題は、特許請求の範囲に請求された発明を介して解決される。
各請求項は、本課題の独立した解を開示し、他の請求項にも従属可能である。
先ずそして基本として、上部に開口したソース容器が蓋によってふさがれることが提案されている。この蓋は、原料上に載ることとなる。蓋と原料の上面との間に、反応ガスの流れる得る空間が形成される。反応ガスは、原料の上面に平行に空間内を通り抜けていく。空間内には、パイプが開口している。もって、パイプから流れ出るガスは、先ず空間を通り抜けて上面上を流れていく。原料は液体を対象とし、ガスは空間を水平方向に流れていく。特に、蓋は原料上に直接載り、蓋の下側と原料の上面とのすき間が、線源内の液体又は固体の上面の高さに依存せずに、時間的に一定に保持される。原料の定常的な消費にもかかわらず、反応ガスが流れていく空間(体積)は基本的に変化しない、何故ならば、蓋が原料の上面のレベルと共に沈み込むからである。もって、原料の放出は、安定化されている。原料が液体の場合、蓋は原料に浮いている。その結果、蓋から原料に対して突き出す支持体、特にフロートが、ガスの貫通空間を形成する。支持体/フロートは、局所的な突出部によって形成されている。これらは、特に下方に突き出す中空室によって形成される。反応ガスを下方から蓋に導入するためのパイプは、好ましくは、ソース容器の中央に設けられる。ソース容器は、回転対称性を有するのでもよい。そして、空間は径方向に貫通していく。蓋は、円盤状の形状を有するのでもよい。蓋の周縁は、ソース容器壁に対して離れている。もって形成される間隙を通って、蓋の下の貫通空間の内側で生成されたプロセスガスが流れ出ていく。パイプの開口部は、好ましくは、蓋のドームによって取り囲まれている。そして、最低の原料レベルでも、蓋がパイプの開口部上に載らないように確保されている。ソース容器と蓋は、原料、反応ガス、又はプロセスガスと反応しない材料からなる。例えば、Ga又はInが線源に収容される場合は、ソース容器と蓋は石英からなるのでもよい。Alが線源に収容される場合は、ソース容器と蓋はグラファイトからなるのでもよい。そして、グラファイト表面は、好ましくは適切な材料でコーティングされている。サファイヤ、窒化ホウ素、その他の不活性材料が使用されるのでもよい。上記の線源構成を有する成膜装置は、好ましくは、ガス流が垂直方向のソース領域を有する。ソース領域は、垂直方向に伸びる壁、特に管状部分をなすもの、を有するのでもよい。壁は外側で抵抗加熱されて、線源の温度が制御可能となっている。ソース領域の下方には、プロセス室が設けられている。これは、水平方向に広がっている。ソース領域で作り出されたプロセスガスは、上から下方へ導かれてプロセス室に入って径方向に流れていき、もって、プロセス室内に中心軸の周りの一群の基板に水平に流れて塗布される。また、水素化合物はプロセス室の中央に導入される。しかしながら、上記の構成の線源は、垂直流型のソース領域内のみではなく、水平流型のソース領域内にも配置可能である。
以下、本発明は、付随の図面を参照してより明らかにされる。
図4に図示されたVPE反応装置は水平型反応装置を対象とする、何故ならば、プロセス室21が水平方向に広がっているからである。実質的に円形のプロセス室21の底には、サセプタ23が形成されている。この底は、下方から抵抗ヒータ25によって加熱される。抵抗ヒータに代わる技術も可能であり、特にRF加熱が適用されるのでもよい。円盤状の底23の上には、複数の基板22が配置される。基板22は、サセプタ23の中心軸の回りに円形の配置となるように並べられている。
サセプタ23の上方には、プロセス室上壁24が設けられている。これ(24)は、底(サセプタ)23に平行に広がり、中央に開口部を有する。この開口部は、サセプタ23内の基板22が位置する領域の内側に配置されている。プロセス室上壁24のこの円形開口部の上方には、ソース領域が設けられている。ソース領域は、垂直方向に伸びるパイプからなる。このパイプは、ソース領域の壁15をなす。パイプは、先端側で塞がれている。そこ(先端側)には、不活性ガスがソース領域内に通されるキャリアガス導入管18が、開口する。ソース領域の壁15には、線源ヒータ16が巻かれている。ここでも、これは抵抗ヒータである。
ソース領域の上部に、ソース容器2が設けられている。これ(2)内に、塩酸が反応ガス4として流される導入管3が設けられている。このソース容器2の下方には、水素化合物がプロセスガス19としてソース領域の下側に流される導入管20が設けられている。
ソース容器2は、3属元素、Ga、Al、Inを収容する。ソース容器2は、蓋6を有する。蓋6は、ソース容器2内の原料1の上面7から離れている。導入管3は、ソース容器2の底17を下方から貫通して突き出し、塩酸が下から上に蓋6のドーム13に流れ込むようになっている。導入管3の開口部14から流出する塩酸は、上面7で金属と反応して、塩化ガリウム、塩化インジウム、又は塩化アルミニウムのプロセスガス5を作り出す。
線源内で形成された塩化物5と導入された水素化合物19とは、ソース容器2の外壁11とプロセス室壁15との間を上から下へ、そして上からプロセス室21内に流れ込む。そして、これら(5、19)は、そこで径方向に導かれて水平に基板22に流れていく。そこでは、3−5属の化合物が結晶膜として堆積される。
特に図1〜図3から分かるように、線源は、石英、グラファイト、サファイヤからなる浅いソース容器2を有する。ソース容器2は、水平に伸びる円盤状の底17を有する。底17の中心を貫通して、垂直方向に伸びる導入管3の一部が突き出している。導入管3は、開口部14を有する。開口14は、円形状のソース容器壁11の端部と略同じ高さに位置する。もって、上記の金属からなるソース容器2内の液体1は、円形の上面7をなす。
ソース容器壁11の内部には、蓋6が設けられている。蓋6は円形の外縁を有し、蓋6の直径はソース容器壁11の内径よりも僅かに小さくなっている。これによって、蓋周縁10がソース容器壁11に対して隙間12を有することになる。この隙間12を通って、蓋6の下方で作り出されたプロセスガス5は、ソース容器から流れ出すことができる。
蓋6は、液体1に浮いている。そのために、蓋6は下方に突き出すフロート9を有し、導入口14から出て行く反応ガス4は蓋6の下をこれに沿って流れることができる。これらのフロート9は、シリンダ状の中空体によって形成されている。中空体は、上方で開口している。これらのフロート9は、液体1の上面7に一部が浸っている。実施例においては合計4つの相互に離れたフロート9の間に、反応ガス4が流れていける領域が設けられていて、この領域内で導入された塩酸が金属と反応して金属塩化物になる。特に、蓋6は液体1の上面7に浮き、蓋6の下側と溶液の上面7との間の距離は液体1の量とは無関係である。液体1の体積が減少するにつれて、蓋6は沈んでいく。
蓋6の中央に、上方に鍋状に突き出たドーム13が設けられていて、これ(13)が側方に間隙を有するように導入口14に覆い被さっている。ドーム13の高さは、液体1の最小の体積まで導入口14がドーム13の天井面によって塞がれることなく蓋6が浮かんでいられるように、調節されている。
本実施例においては、蓋6の下で径方向の流れがある。また、蓋6の下で直線状に流れるような構成も可能である。さらに、流れの方向が決定可能となるように、蓋6の端部が液体1に浸っている。直線状に流し得るこのようなソース容器は、水平型用の線源に適用可能である。そして、反応ガスの導入管は、ソース容器の周縁に実現される。好ましくは、このようなソース容器の蓋は、下側で液体内に突き出す端部であって全体的に流出可能に開口して広がるものを有し、その結果、U−字断面を有する蓋の下で作り出されたプロセスガスが流れることができる。この解においても、蓋は液体に浮いている。しかしながら、蓋は、プロセスガスが流れ出す開口部を有するのでもよい。
この解においても、蓋6から下方にフロート9が突き出し、これ(9)が液体1の上面に浸る中空体として構成される。その結果、実質的に平で水平方向に伸びる蓋の下面は、液体の上面7に水平方向に広がるすき間を保持する。もって、原料の体積に依存せずに一定に流れを通すことができる反応空間8が実現される。
原料が固体の温度では、図において符号9で示されたフロートは、単なる支持体をなす。この場合、支持体は、例えば固体材料上面で支持する突出部状又は足状に蓋の下側から突き出すように、実現される。
蓋6の下側と液体又は原料の上面との間のすき間sが、原料が全体的に消費されていく間でも、変化しないことが基本である。
図1〜図3に図示されている実施例において、ドーム13の側壁と導入管3の上部との間の間隙を通過する流れ4が生ずる。ガスの流出は、間隙12を通って起こる。
図5及び図6に図示された実施例において、間隙12は、蓋周縁10とソース容器壁11との間で最少となっている。これ(12)は、僅か十分の数ミリ(0.1〜0.5mm)である。この場合は、流出が蓋周縁10の部分に設けられた出口開口26を通って生ずる。図6から分かるように、これらの開口26は、蓋6の全周にわたって一様に分布するように配置されている。ほんの僅かな間隙12を介して、蓋6の位置はソース容器2の中心に関して位置合せされている。
図7及び図8に示された第3の実施例は、蓋6の中心合せの他の例について示す。ドーム13は、下側で内側に向かうせり出しを有する。このせり出しは入口開口27を有し、これ(27)を通って、導入管3から流れ出るガスが蓋6の下の部分に流れ込むことができる。せり出しは、略蓋面の高さに配置されている。せり出しの内端と導入管3の上端との間隔は、またここでも十分の数mmになっている。蓋6の周縁10は、この場合、湾曲部28を有する。もって、蓋は歯車状に形成されている。形成された凸部間の湾曲部28は丸められた先端部を有し、これがソース容器壁11から十分の数mm引き離している。湾曲部の底も、丸められている。
図9及び図10に図示された実施例において、流れ出しは間隙12を介して生ずる。この場合、蓋6の中心合せは、せり出しを介してドーム13の下部で実現される。図示されない他の実施例において、ガスの流れ出しは、しかしながら開口26を通して図5及び図6に図示されているように生ずるのでもよい。
開示された全ての特徴は、(それ自体が)発明の要部をなす。これでもってまた、同封/添付の優先権の基礎書面(先の出願のコピー)の公開内容は本願の開示内に十分取り込まれ、また、この書面の目的及び特徴に関しても、先の出願の特許請求の範囲内に含まれている。
図2におけるI−I線でのソース領域の拡大断面図である。 図2におけるII-II切断線でのソース領域の断面図である。 蓋が載せられたソース容器の斜視図である。 図1に図示された構成の線源を有するVPE−成膜装置の断面図である。 図1に対応する、第2の実施例の図である。 図2に対応する、第2の実施例の図である。 図1に対応する、第3の実施例の図である。 図2に対応する、第3の実施例の図である。 図1に対応する、第4の実施例の図である。 図2に対応する、第4の実施例の図である。
符号の説明
1 原料(液体)
2 ソース容器
3 導入管
4 反応ガス(流)
5 プロセスガス(塩化物)
6 蓋
7 原料の上面
8 反応空間
9 フロート
10 蓋周縁
11 ソース容器の外壁(ソース容器壁)
12 隙間
13 ドーム
14 導入管の開口部(導入口)
15 ソース領域(プロセス室)の壁
16 線源ヒータ
17 ソース容器の底
18 キャリアガス導入管
19 プロセスガス(水素化合物)
20 導入管
21 プロセス室
22 基板
23 サセプタ(底)
24 プロセス室上壁
25 抵抗ヒータ
26 出口開口
27 入口開口
28 湾曲部
s すき間

Claims (12)

  1. 上方に開口し液体又は固体の原料を収容するソース容器(2)と、原料を含有するプロセスガス(5)を作り出すために原料(1)と反応する反応ガス(4)を通す導入管(3)と、直接原料(1)上に載る蓋(6)とを備えるVPE−成膜装置の線源において、
    蓋(6)が、原料(1)の上面(7)との間に、反応ガス(4)が上面(7)に平行に流れていくことができる空間(8)を形成し、この(8)に導入管(3)の開口部が連通していく、ことを特徴とする線源。
  2. 蓋(6)が原料(1)に浮いている、ことを特徴とする請求項1に記載の線源。
  3. 蓋(6)から下に突き出す支持体、特にフロート(9)を有する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の線源。
  4. 導入管(3)が中央に設けられかつ蓋(6)によって取り囲まれていて、空間(8)が径方向に連通している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の線源。
  5. 蓋(6)の周縁(10)がソース容器壁(11)との間に間隙を有し、作り出されたプロセスガス(5)がこの間隙(12)を通って流れていく、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の線源。
  6. 下から蓋(6)の中央のドーム(13)内にパイプ開口部(14)が突き出している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の線源。
  7. ソース容器(2)と蓋(6)とが、石英、グラファイト、窒化ホウ素又はサファイヤからなる、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の線源。
  8. プロセス室(21)と、これ(21)にプロセスガスの流れの方向を有すると共に液体又は固体の原料(1)が収容されるソース領域と、上方に開口するソース容器(2)と、反応ガス(4)用の導入管(3)とを備えるVPE−成膜装置において、
    蓋(6)が、原料(1)に直接載っていて、この上面(7)との間に反応ガスが流れていくことができる空間(8)を形成する、ことを特徴とするVPE−成膜装置。
  9. ソース領域で、流れが垂直方向である、ことを特徴とする請求項8に記載のVPE−成膜装置。
  10. ソース領域が、プロセス室の垂直方向上方に配置されている、ことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のVPE−成膜装置。
  11. ソース領域が線源ヒータ(16)を有し、プロセス室(21)がプロセス室ヒータ(25)を有する、ことを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載のVPE−成膜装置。
  12. プロセス室(21)が実質的に回転対称であり、ソース領域がプロセス室(21)の中心に対向して配置され、プロセス室(21)に収容される基板(22)がプロセス室(21)の中心軸の周りに配置される、ことを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれか1項に記載のVPE−成膜装置。
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