JP2009537712A - 扉の芯を生産するための型 - Google Patents

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Abstract

パネル又はガラス板用の空洞(29)及び木材と接着剤の複合粒子で1層又は3層に形成された材料を提供することが必要な場合に特に適する。これらの材料は、型の上に配置された作業台の上で放出や移動の特定の順序に応じて動くことができる独立した計量装置に受け入れられる。これは、扉の寸法の開口部(12、33)を有する固定周辺枠(10、32)で規定され、その中では、第1枠組(11、34)及び該第1枠組内で動くことができる第2枠組(14、35)が僅かに摺動し、空洞は、パネル又はガラス板が存在する場合に空洞(15、16、29)を形成する上昇位置を占めるために、個々のシリンダ(39、40、41)の作用で独立に動き得る一連のパッド又はブロック(21、22、36、37、38)で占められる。固定枠(10、32)は、特大扉生産用の可動内側部分(78)を持っている。

Description

発明の対象
本明細書の発明の名称に記載しているように、本発明は、扉の芯(almas)を生産するための型(molde)に関し、特に既知の形状、数及び配置のパネル又はガラス板用の空洞を扉に設ける必要がある場合に、扉製造システムにとって有利な注目すべき特性を有するものである。
扉の芯は、成形機(formadoras)から来る木材と接着剤の複合粒子マットを加熱板付き門形プレス機で加圧して形成され、扉の厚さが最終標準厚さとなるようにされる。そして、縁取りされ、しわ伸ばし工程を経て、扉の可視面を規定する上質木材の層が接着される。
扉の芯を形成する木材粒子と接着剤の複合体は、均一ではなく、通常はサンドイッチ状構造を有し、中央層は2つの外層より粒子の大きさが大きく、密度が小さく、かつ厚みが大きいが、2つの外層は中央層より粒子が細かく、密度が大きく、かつ厚みが小さいように構成されている。使用材料がDMであれば、単一の成形機が用いられる。
本発明の目的は、様々な標準厚さを有する扉の芯を自動的に製造できるようにすることであり、同時にパネル又はガラス板用空洞の形状、数及び配置を変更できるようにすることである。
本発明の他の目的は、型の外周が木材と接着剤の複合体を他よりも大量に受け入れるようにすることであり、これは、圧縮ないし加圧時に周囲区域の密度を大きくすることを可能にし、周辺区域、特に蝶番と錠前組立品双方の金具を付けなければならない縦方向ないし垂直方向の端縁を剛性とするために通常追加される厚い接着縁をその後の操作で取り付ける必要がないということも意味する。これとは逆に、この成形システムにより得られる扉の芯の周辺区域が極めて緻密であるため、美的観点で上質の木材より成る可視材料の品質を均等化し、扉が薄板状中実木材から成るように見せるためには、単に縁取りを行うだけでよい。構造がサンドイッチ構造である場合には、より多量の中央層材料が用いられる。
発明の背景
今日では複合板は成形機による連続工程で製造され、成形機は高密度小径木材粒子に接着剤と他の活性生成物を混合した生成物の第1層をベルトコンベアの帯上に注ぐ。この層に厚みが大きく低密度小径粒子から成る第2層が加えられ、最後に第1層と同様の他の層が他の成形機で注がれて加えられ、サンドイッチ配置を生成する。この木材と接着剤の粒子のマットは、単一径の粒子から成り、一様な組成であり、DMのような公知の材料を含む。
扉に必要な厚さまで板を加圧して形成されるマットの構造と組成とは別に、コンベアのベルトに注がれる最初の厚さは90〜170mmのオーダーであり、一旦加熱板プレス機で加圧され、標準的な扉に対する25〜40mmのオーダーの厚さが得られる。
ここで、得られた板が大きいことによる移動と輸送の困難性を緩和するために、扉製造者により与えられた寸法にしたがって板製造者が切断を行う。
扉製造者は、所望寸法の扉を生産するために板材を切断して機械加工し、パネルやガラス板をはめる空洞に相当する部分を取り除く。
発明特許P−200501869号は、扉の複合板材の製造システムを請求するものであり、パネル又はガラス板用の空洞が同時形成され、一定密度であるかサンドイッチ型構造で密度の異なる3層から成るかに応じて1個又は3個の成形機から来るマットは、好ましくは形成する扉の長さに対応した幅を有し、後者の多数の幅に対応した長さを有し、パネル又はガラス板をはめる下端又は空洞に対応し等しい大きさの開口部をトレーの底に有するという特徴のあるトレー又は型に入れられる。
型又はトレーは、各開口部の輪郭に伸縮自在で木材と接着剤の複合粒子のマットが押圧前の初期高さで入るような引き込み式の特徴を有する型枠を含み、押圧や圧縮が通常行われる門形プレス機の2つの加熱板の圧縮後に残る厚さである限りは、厚さの差を吸収することができる。
マットないし接着剤混合粒子の空洞を充填していた部分は、開口部から落ち、再使用のために下部ベルトで収集され、成形機の対応ホッパに直接送られる。
前掲発明特許によれば、この設備においては、トレー用に昇降機給送装置が存在し、コンベアのベルト上に進み、このトレー上に生成物を放出する成形機の下へ連続的に移動する。そして、これは常温予備圧縮ポストに進み、マットの厚さは約半分にされ、空気が追い出される。トレーは、他の昇降機により加熱板プレス機の間隙に送られ、その後、他の昇降機で収集され、型取り外しポストへ導かれる。
この原発明特許に対する第1追加特許では、加圧工程における実際のトレー構造と案内システムが改善され、簡単化されている。引き込み式型枠は単純な三角片の形状で具体化され、原発明特許に存在していた弾性偏向薄板は、加圧前後の複合粒子接着剤マットの厚さを完全に吸収する。
この原発明特許に対する第2追加特許では、トレー前端に支持具を用いることから成る幾つかの改良がされ、この支持具は、プレス機の多重装填排出機用運搬チェーン内の歯でリンクされる鈎の延長部をプレス機の加熱板の多様なレベルに持っている。また、トレーの後方支持具には後方に隣接するトレーの前部に対応する鈎がリンクする突出パッドを有する他の支持具が適合されている。プレス機は、既に加圧されたトレーが排出されると同時に新しいトレーが装填される。トレーの装填機が存在し、予備プレス機から一度に1つずつトレーを受け取りトレーを受け取ると装填が完了するまで上昇する。装填機と放出機の双方は、プレス機の各レベルでトレーが乗る運搬チェーン対を含み、それぞれ装填機トレーとプレス機のものとの結合を生じ、放出機とプレス機のものとを結合するために、流体動作でローラトラック上を摺動する橋かけ構造で支持される。
発明の説明
一般的な言い方をすると、本発明の対象を構成する扉の芯を生産するための型は、特にパネル又はガラス板用の空洞を持つ必要がある扉の芯の生産に適用され、これらの空洞は、所定の寸法、数及び位置を有する。その特徴は、製造に際しどのような材料も浪費されず、又は少なくとも再使用のために成形機ホッパに向ける必要がないことであるが、これは、この扉芯が最終の積層なしに完全に終了されて仕上げられ、何らの機械加工を要しないからである。形成するサンドイッチの種々の層を、又はDM材料を使用する場合には単一の層を、加圧も行う型に受け入れるとき、扉芯の周辺部は、また、他の部分よりも大量の複合体を中間層用に受け取り、この結果、圧縮又は加圧がされると更に高密度にされ、これは、周辺区域(とりわけ、蝶番と鍵組立品の双方の取付具を受ける箇所である縦方向ないし垂直方向の境界部)に剛性を付与するために従来付加されていた厚い縁部の所定位置接着操作を後に実行する必要もないことを意味する。必要なことは、美的観点で上質の木材より成る可視材料の品質を均等化するために縁取りを実行し、扉が中実木材で形成されているように見せることである。
本発明によれば、製造ラインは、先に説明したように、扉芯のサンドイッチ又は構造体を形成するために必要な2つの密度及び寸法の粒子で木材粒子及び接着剤の複合体を保持する2つの成形機を含んでいる。
成形機は、生成物を歯車形式ないし同様形式の分離した計量装置に放出し、ここで、所定の高さと配置で材料が受け入れられ、秤量と計量の双方又は一方が行われる。
計量装置は生成物を入れる分離した容器を含み、生成物で満たすために作業台上を直線的に動くことができ、以下で詳細に説明するように、所期の目的を達成するために型の底部の下降動作と協働した所定順序の前後進で、常時固定位置にある型の上に位置するまで進むことができる。
型は、同一の成形局面で数個の扉芯を得た後、切断により分離するために、扉芯の輪郭又はその多数の面に従う固定周辺枠から形成される。周辺枠の高さは、圧縮前の扉芯厚さより大きく、換言すれば圧縮前のマットの高さを超える。
前記周辺枠の下部に位置し幾つかの流体シリンダで垂直移動可能な水平台上には、これと一体化し、周辺枠の空洞の寸法に合致し、プランジャ風にその内部で摺動できる第1矩形枠組があり、その表面は型で生産され同時に得られる扉芯の数と同数の開口部を含んでいる。これらの開口部の寸法は、当然扉芯の寸法より小さいが、それらの境界は後者のものに対して奥まっており、これらの開口部はそれらの矩形輪郭に対して同心位置にあり、型充填用の非圧縮厚さで成形機より生成物を受け入れる下部位置から生成物圧縮用の他の上昇位置まで摺動し、プレス機が流体で作動されたときに標準的扉のものに対応する厚さとなるようにする。
相互に独立な1以上の第2矩形枠組が存在するが、これらは第1矩形枠組の各開口部内で伸縮式に移動可能であり、パネル又はガラス板がある場合の個々の空洞を含む残りの扉芯形状を与え、また、これらの第2矩形枠組は流体シリンダで作動され、第1矩形枠組と同一高さを持っている。
最後に、加圧用加熱板を構成する垂直移動可能な上部板が存在し、固定周辺枠と接触して型を閉じるために流体的に作動される。
扉芯がパネル又はガラス板用の空洞を含む場合、これらが占める表面は、固定周辺枠と同一面位置に固定され、これと同一高さで、第2矩形枠組をその壁内で伸縮式に案内する個々のブロックで満たされる。
第1矩形枠組又は1若しくは複数の第2矩形枠組は、流体的に作動され、それ自体で加圧用下部加熱板を構成し、この加圧は、マットが圧縮されるとき上部と下部の2つの加熱板の間で加圧されるので伝統的なものということができる。
この下部板は、生成物を受け入れる表面形状を持ち、上述のように、第1のものの複合表面に応じ、型から外された後に切断される1以上の扉芯を形成する大きさ又は幾何学的配置を有する。
扉がパネル又はガラス板用の空洞を含む場合のような本発明の特定の応用事例では、1以上の第2矩形枠組が前記空洞を含み、これらは垂直に可動であるので、その表面は前述のそれぞれの固定ブロックにより常時覆われていなければならない。扉が緻密である場合、換言すればパネル又はガラス板用の空洞を有しない場合、第2枠組は中実であり、その全表面は複合体と接着剤の層を受け入れる。
矩形枠組が全て移動可能であるということにより、これらは異なる行程で動作することができる。第1枠組は、1以上の第2矩形枠組に対して段差があり、より多量の生成物を受け入れるためにより大きく下降し、その結果、プレス機で圧縮するとき前述のように周辺区域での高密度を達成する。
プレス機の上部加熱板とその上に複合木材粒子及び接着剤が載り下部加熱板になる伸縮式枠組とは、木材粒子に混合されるユリアホルムアルデヒド接着剤を溶解するための伝統的な加熱システムを含むとともに、更に熱風又は蒸気用のノズルを幾つか備えており、サンドイッチの質を改善し、またうまく硬化時間を短縮する。同じ目的で、周辺枠組とパネルやガラス板用の空洞の位置にある固定ブロックもプレス機の加熱板と同様の加熱システムを内蔵する。
2つの計量装置によってそれぞれの生成物が先に充填されている計量トレーの出入りを可能とするため、サンドイッチを構成する種々の生成物を型に充填する全行程の間上昇位置に留まる上部加熱板は、最後に型の上部を閉鎖するために下降する。更に以下で図面に関連して見るように、生成物の充填は3つの局面で行われ、サンドイッチの3層が形成されるようにする。下部水平台が上昇して第1と第2の矩形伸縮式枠組が上昇するのは型の上部が閉鎖される時点からであり、加圧実行のために進みながら相互に同一面となるよう段差が減少するという特徴を有し、厚さが一様であるが1回の加圧で得られる各扉の周辺部の密度がより大きいサンドイッチを得るために行程終了までこの動作を続け、その後、板は鋸で切断され、異なる扉芯が相互に分離される。
型の除去は、硬化時間後に上部加熱板を上昇させ、その後、加圧された板が型から出るまで下部台を進め続けることにより容易に実行される。
上述のように、種々の型式やモデルの扉の製造における自動化及び多様化という目的を達成するために、この構造において幾つかの改良が提供されてきた。
この型は、完全に仕上げられた数個のユニットを同時に生産するため、製造する扉芯の輪郭を有する種々の空洞ないし開口を保有し複合型を規定する矩形枠又は周辺壁を持つが、これは、1ユニットを基礎としてそれらを生産する単純な型とすることもできる。しかしながら、先の配置は、遙かに有利である。
これらの独立した空洞又は開口の各々で垂直に摺動するのが、扉の輪郭を有する第1矩形枠組である。その内部で伸縮式に移動できるのが、第2矩形枠組であり、更にその内部空洞は、独立して動くことができ同一の又は異なる大きさである一連のブロックで占められる。中実扉芯を得るために、これらのブロックは同一面上にある第2矩形枠組と同時に動くことができる。これらの内の任意のものがマットの充填及び圧縮工程の間に上昇位置に保たれると、パネル又はガラス板用の空洞が形成される。
第1矩形枠組の有効面は、最大量の生成物を受け入れる区域を規定し、第2矩形枠組のそれは、上昇していない摺動ブロック又はパッドへ延び、また木材と接着剤の複合粒子のマットが堆積される、扉の残余の区域を規定する。
型の矩形枠組又は周辺壁は、プレス機内の作業箇所から型全体を引き出し可能とするために地面設置の一対のレール上での運動を容易化する車輪を含む頑丈な周辺構造体上にあり、その後、修理又は保守を容易に行うことができる。原位置に戻ると、組立品は、レール上に完全に取り付けられるよう車輪から外すために、僅かに持ち上げられる。
第1矩形枠組及び第2矩形枠組の双方は、パネル又はガラス板用の空洞を形成する独立した中間パッドと共に、後に分かるように加圧実行用流体シリンダで作動される上部水平押出台を通る垂直棒で支持される。これらの棒の下端は、高さ調節できる可動枠組上にあり、充填高さを変更することができるが、周辺構造体の下部に結合された車輪に支持され水平方向に変位可能な幾つかの枠組の楔で摺動する他の車輪を下方に持つためであり、これは原動機とラックアンドピニオン装置で起こされる運動である。
第1矩形枠組の支持棒の長さが第2矩形枠組のそれよりも短く、後者がパッド用支持棒に等しいのは、それらが後者の矩形枠組と同一面となっているためである。矩形枠組間のこの段差により、扉周辺区域の充填厚さがより大きくされる。この位置の差は、垂直棒支持基部における詰め具の位置づけ、それらの数の増減により容易に変えることができる。
パネル又はガラス板用の空洞を形成するよう対応するパッドを上昇可能とするために、それら全ては、更に、各扉の面に関して中央の長さ方向金属片上にある個々の流体シリンダの棒上に載っている。流体シリンダのこれらの支持棒は、地面に固定された水平棒上にある個々の柱に設けられる。
これらのシリンダの棒は、パネル又はガラス板用の1以上の空洞の型式、形状及び分布に応じて上昇又は下降させるために各ブロック又はパッドに結合され、これらの棒は、丁度垂直棒のように上部押出台を通っている。
第1及び第2の枠組が隅の区域に配置された4個の棒で支持されているのは、単に枠組と生成物充填の実際の重量に耐える必要があるためであり、圧縮圧力が上部台の能動面に取り付けられ全て同一高さで第1及び第2枠組の各々に面している幾つかの押出しパッドを介して与えられることを前提としている。また、これらの押出しパッドは、パネル又はガラス板用空洞を形成する部分又はパッドに対応して存在する。上部押出台が枠組とパッドに直接接触する代わりに、押出しパッドは、その下に空間を形成するように位置し、散在する残留物の清掃・除去を可能としている。
圧縮開始時に上部押出台が上昇されるとき、最初に上昇するのは第1枠組、より正確には複合型が含む複数の第1枠組(生産最適化のためには8個)であり、単一の又は複数の第2枠組と同一面となり、このとき対応する押出しパッドが第2矩形枠組と接触し、その結果、それらは同時に上昇する。この段差形成の小行程の間に、複合型の開口部の各々において、扉芯の周辺区域の圧縮ないし加圧が起こり、所望の高密度が得られる。当然ながら、圧縮過程では、型への充填に使用される計量装置が取り除かれ、型がプレス機の加熱板で覆われたままとなることが必要である。
パネル又はガラス板用空洞を形成するパッドは、上部位置で型の入口と同一面上に保持され、他のものは、伸縮式ユニットの第2ないし内部の矩形枠組に常時随伴する。
型の固定部と第1及び第2枠組の昇降構造の双方に関して或る改良が考えられており、これは種々の厚さの扉芯に応じて変位行程を変えるために単純化されている。
まず挙げられることは、数個のユニットを同一の加圧周期で生産する矩形枠組が、標準的扉芯製造用に固定されるのではなく、各独立ユニット周辺の固定外側部と、ユニット内で伸縮式に変位できる他の可動内側部との2つの部分に分けられ、標準的扉芯生産用に外側周辺部に対して同一面を保つ上部位置と、プレス機へより大量の材料を受け入れるために第1矩形枠組と同程度下降することによって長さと幅に関してより大きな寸法の扉芯を製造する他の下部位置との2つの位置を占められることである。
更に、各独立ユニットの外側固定周辺部は、幅で3分の1大きい扉芯を製造するために、内側可動部より大きいか又は等しい程度に下降できる分離した可動金属片を有する長さ方向壁を持ち、またプレス機へより多くの材料充填を受け入れる。この後者の扉は、病院の通路扉として広く使用されている。
可動金属片と内部周辺部の双方は、個々の枠組の交差部材で支持される垂直棒で更に支持され、種々の型のユニットに対して独立し、サンドイッチを形成する生成物計量装置の位置に応じた生成物充填に関連する独立動作のために、幾つかの第1流体シリンダと幾つかの第2流体シリンダで補助される。
金属片及び可動内側周辺部は、単に自動化計算機制御ユニットからの指令に応じて補助流体シリンダの伸張又は収縮を所望程度行わせることにより、特大扉芯形成用生成物の大量充填を受け入れるために第1及び第2枠組の最低位置で順に段差のある位置を取ることができる。受け入れ動作(下降)は、更に後に見るように、計量装置の進行の間に逐次行われるが、これは一方側への変位でサンドイッチの2つの層用の生成物が放出されるためである。計量装置が位置する可動枠組がプレス機から出ると、その後加圧が行われ、他方側へ戻り、扉芯を型から外すためにプレス機の上部板が上昇しその下部シリンダが伸張すると、扉芯の除去が同時に行われる。
この復帰行程の間、先に述べたのと同様に型が逐次充填され、その後新たな周期の扉芯の加圧と引き出しに進む。
本発明の目的を構成する前掲の改良の他のものは、標準的扉芯生産用にこれを行う先の形態の第1及び第2の枠組の昇降機構、又は幅と高さが特大の扉を生産する場合に周辺枠組の可動部と共に動作するものを単純化することから成り、行程が極めて正確に自動制御で動作される流体シリンダで十分なように設備が設けられるため、横方向変位可能な枠組の傾斜部により駆動される車輪付きの可動枠組が存在する必要はない。
本発明で考慮されている他の改良は、進行動作の実行(プレス機における型の全ユニットの充填)をする計量装置の新規な構造であり、その後プレス機外部で停止して加圧が起こるようにすること、型の同時充填と共に他の側へ戻ること、この側で停止して加圧が起こるようにすること等が継続して行われる。
計量装置は、サンドイッチの中央層を構成する生成物を有する大きな中央ホッパと、その外層用生成物を含む他の小さな2つの側部ホッパとを含む。
ホッパの底部には、プログラムされた順序に従って型に充填する木材と接着剤の複合体を載置する幾つかの羽根付き回転ローラが存在する。中央ホッパは型に放出する生成物を側部ホッパより遙かに大量に有するので、底部は、3個の羽根ローラがある中央に向かって進む2つのコンベアベルトで占められている。また、生成物を動かし型内の均一分布に役立つようにするこれらの側部コンベアベルトの進行動作の横方向には2つのコンベアが存在する。
計量装置の搬送枠組の前部と後部には、幾つかの二重清掃ローラがある。図面に関連して後に見るように、その内部のものは、型に注がれた層の掃引と平滑化をより良く行うために斜めに配置されている。
本発明の特徴の理解を容易にし、この詳細な説明と不可分の一部を形成するために、数葉の図面が添付されているが、これは、例示のためであって限定するものではなく、以下の事項を示している。
本発明の目的を達成するシステムを用いた生産設備の概略図である。 図1の設備に用いられるものと同じプレス機の側面図である。 幾つかの扉の芯を単一動作で同時に生産する型の立断面図であり、伸縮式矩形枠組に結合した下部台と共に、型に装填できるようにするための上昇位置にあるプレス機上部加熱板を含み、また、図4の切断線A−Aに沿った切断面に対応する。 板又はガラス板の取り付け用で異なる大きさの2つの空洞を有する数個の扉芯を同時生産する型の部分平面図であり、図3に対応する。 2台の成形機から来る加圧用の生成物を型に充填する動作系列を示し、最終位置(d)では加圧を可能とするために型を閉じる加熱板を含んでいる。 型の平面図であり、例示として本発明の型で形成される個々の扉芯から製造される扉の種々の形を位置a、b、c、d、e及びfに示す。 図6の位置c、d、e及びfに対応する種々の扉芯の平面図である。 本発明の扉芯を製造する型の部分平面図であり、対応して形状が示されている扉芯の生産に備えるものである。 図8のB−B線に沿った断面図である。 型に充填し、扉芯の最終厚さが得られるまで生産物を加圧するための4局面a)、b)、c)及びd)の動作系列である。 本発明の型の立面図であり、例示として3個の中実扉芯が同時に形成され、門形プレス機の下方に位置しており、その右側には修理又は保守のためにプレス機から型を引き出した位置が示されている。 図11の実際の型の拡大図である。 上部押出台と第1及び第2矩形枠組用の押出しパッド分布との平面図であり、パネル又はガラス板取り付け用の空洞形成を可能とするパッド又はブロックを伴っている。 図13の細部「C」の拡大図である。 門形プレス機の下方に位置する、図11と同じ型の側面図である。 図15の実際の型の拡大図である。 本発明の目的を構成する幾つかの改良を含む扉芯生産用の型を有する門形プレス機の側断面図であり、この場合は標準的扉芯より高さと幅が大きい中実扉芯を得るために用意されている。 図17と同じ型の立断面図であり、図17のD−D断面に対応し、4個の扉芯の同時製造という特定の場合用である。 図18に示されたものの平断面図であり、図18のE−E切断線に沿った断面に対応する。 図18と同じ型の平面図である。 型ユニットの全可動部、換言すれば各独立ユニットの外側固定周辺部の輪郭に対する全内部要素の平面図である。 4ユニット用の型の、その固定部の側断面図である。 図22と同じ型の立断面図である。 加熱冷却システムをみるための、前記型の立断面図である。 図18に示されたものに類似しているが、本発明の第3実施形態で単純化された型の内部構造を有する、換言すれば、流体シリンダのみを用いているために上昇下降用の傾斜部を持つ可動枠組を含まない立断面図である。 図5のものに類似しているが、前図と同様に傾斜部を持つ可動枠組を除去した、側断面図である。 型充填用計量装置のキャリア枠組の立断面図であり、これは図25に見られるようにその上部に沿って摺動する。 図17に示されたものの下面図である。 図27に示されたものの平面図である。 図29に示されたものの側面図である。
好適な実施形態の説明
図1ないし5、特に図1に関連して使用した番号を参照すると、本発明が提案する扉芯製造用の型は、2つの成形機1及び2の使用から始まり、そこでは木材と接着剤の複合体が2つの密度と粒子径でユリアホルムアルデヒド接着剤と混合されており、成形機1では扉芯用板のサンドイッチの外層を占める高密度要素があり、成形機2では板の中心部に残る低密度要素がある。
成形機1及び2は固定位置にあり、各計量装置3及び4の装填は、これらが作業台5上を進むことができるので、これを変位させて行う。計量装置3及び4の双方は、線形に連結され、充填を行う型の上のプレス機6内に位置することができ、この充填は、最初は計量装置3が供給する生成物の一部でされ、次に計量装置4の内容物を受け取り、最後に計量装置3の生成物の残部が型に放出され、これによってサンドイッチを形成するが、この運動は型の可動基部の計画的な下降と組み合わされる。
プレス機6は、計量装置3及び4から生成物を逐次受け取る型9を閉鎖し、流体シリンダ8で垂直移動できる上部加熱板7を含む。
図2では、図1のように型2と分離した上部加熱板7を有するプレス機6の側面図を見ることができる。
型9は、図3で立面図が、図4で平面図が概略的に示されている。周辺枠組10は、固定され、型9の壁を決定している(図4参照)。その周辺内部で摺動するのは、第1矩形枠組11であり、その輪郭に正確に従い、プランジャのようにその中で摺動する。形成する扉(部分平面図の図4に少なくとも3個示されている。)とは同一面であり、形成する扉芯と同数の開口部を有する面である。2つの隣接する扉の結合線は、点線13で示されており、その後、単一プレスで形成された異なる扉の芯を最終工程で分離するための板材切断線となる。
開口部12で摺動するのは各第2矩形枠組14であり、示された実施例では種々の大きさであるが、パネルやガラス板の取り付けのための空洞15及び16を持っている。
第1矩形枠組11は、桁17、端部交差部材18(図4では左側部分が示されている。)及び中央交差部材19で規定され、後者は、以下に示すように、2つの連続扉芯を規定する細片が周辺区域と等しく圧縮されるよう、2倍の大きさとなっている。
可動枠組11のこれらの部分全ては、図3で明瞭に示されている。
第2枠組14の各々は、横方向に平行で第1矩形枠組11の参照符号18及び19の部分と摺動する部分を持ち、この場合番号20が付与されている。
参照符号21及び22は、パネルやガラス板の取り付けのための空洞15及び16に位置する固定ブロックを示している。
矩形枠組11は、下部の台23と一体化している。
この装置を用い、この生成物製造における異なる局面を順次示す図5を特に参照すると、型の充填と最終的な加圧は、次のように実行される。
第1成形機1から供給される生成物は、測定・秤量されるよう計量装置3に、また、そこから型9に送られ、この時矩形枠組11と14は、同一面上にあり(それぞれの部分18と20だけが図5の異なる位置又は局面に示されている。)、周辺枠組10の端に対して引き下げられる。
図1の拡大詳細図では、歯車型計量装置の構造が示されており、これは計量装置1に含まれる生成物の半分が型に放出されるため、極めて正確である。型に注がれる第1層は、サンドイッチの下層に相当し、位置a)で24と参照符号が付されている。
その後、計量装置3は、計量装置4と連続して一体化した状態で、図1の右へ横方向に移動し、型9に放出する位置を占める。この移動においては、型の掃引又は平滑化が同時に行われ、下層24が均一となり、型の表面が清浄となる。
次に、一旦矩形枠組11と14の双方が下がってこの図5の位置b)(この図では、枠の横断面だけが示され、それぞれ参照符号18と20に対応する。)を占めると、第2計量装置4で厚みのある生成物ないしサンドイッチの中央層の全量放出が起こる。これは、流体シリンダーを所定程度操作することにより行われ、下方の台23上に位置する伸縮式矩形枠組14の移動を引き起こす。この装填時にジグザグ状であることと部分18に対応する矩形枠組が矩形枠組14の部分20よりも大きく移動することにより、型の周辺により多量の生成物が与えられる。このように分配された中間層は、参照符号25が付されている。
次に、型9上に再度位置するために第1計量装置3の復帰が起こり、同時にその掃引又は平滑化が実行され、サンドイッチの残りの外層の厚さに対応する下降度で伸縮式矩形枠組11と14(それぞれ部分18と20)の同時下降が起こり、このより微細な生成物は、図5の位置c)で参照符号26を付された層へ型が充填されるまで放出される。明確に示されているように、中央層25は、意図的に右側部より左側部が厚くされ、圧縮の最後には周辺部の密度が中央部の密度よりも大きくなる。パネルやガラス板の取り付けのための空洞15及び16の周囲は、このパネルやガラス板を取り付けるための型が位置する所であるので、密度を大きくする必要はない。
型9が充填されると計量装置3と4は型9外部の原位置に復帰し、上方の加熱板7が下降し接触することが可能となり、これは図5の位置d)に対応する。
最後に、下方の台23が扉芯の最終的厚さに対応する高さまで上昇し、2個の矩形枠組11と14は同一面となり、図5の位置d)を占めるまでこのように上昇し続ける。
図5を見れば分かるように、硬化時間が経過すると上方加熱板7が上昇し、下方台23が上昇を続けるので、型の剥離が行われる。加圧された板が型から出ると、新たな周期を開始するために取り去られる。
図5の位置d)では、サンドイッチ中間層25の周辺部は参照符号27が付され、所望程度に多量の生成物が与えられ一層圧縮されている。
ここで図6から16を参照すると、本発明の他の実施形態による扉芯生産用型の或る改良を見ることができる。図6に示されているように、中実部28a(位置a)と1以上のパネルやガラス板の取り付けのための空洞の双方を有し、これらの空洞の位置、数、配置の全て又はいずれかに応じて構造体の或る要素を迅速に作動させるだけで扉芯の製造が可能となる。位置b)に示されているのは、唯一の矩形空洞29aを有する扉28bである。位置c)に示されているのは、線状又は弓状の小割り板又は成型品30がある2つの空洞29、29cを有する扉28cであり、線状部品は参照符号30a、弓状のものは30bで識別されている。位置d)では、3個の空洞29cを有する扉28dが直線状成形品30aを曲線状のものと組み合わせており、位置e)では、扉28eが3個の空洞29cを直線状成形品30aと共に持っている。最後に、位置f)では、扉28fが4個の空洞29dを持っており、下部のものは他のものより高さが高くなっている。これらの要素の指定を容易化するために、扉、空洞及び小割り板は、幾何学的に異なる場合でも、それぞれ一般的な参照符号28(扉)、29(空洞)及び30(成形品)を付されている。
図7は、図6(位置c、d、e及びf)と同じ扉に対応する種々の扉芯を示し、これは単に積層され、縁取りされ直線状又は曲線状の小割り板30を取り付けられ、それぞれ31c、31d、31e及び31fの参照符号が付され、これらを総称して31で示している。
例えば扉芯31dと扉芯31eは、最初のものを水平方向の境界で機械加工し曲線状の小割り板を装着しなければならないため、高さに関して種々の寸法の空洞を有していることが分かる。
図6の扉28aは、この図7に表されていない扉芯31aに対応し、これを中実といい、換言すればパネルやガラス板の取り付けのための空洞を有しない。
図8と9は、一部平面図で、本発明の第2実施形態に対応する扉芯を生産する型を示しており、この場合3個の扉芯31を同時製造するための型の口部を規定し固定された頑丈な枠32で規定されており、製造する「扉芯」31の輪郭と大きさを持つ3個の対応開口部33を持つ(ここに示されこの型で製造し得るもの全ては、その輪郭が同一の標準寸法を持つ)。
これらの開口部33に取り付けられるのは、伸縮ユニットのそれぞれの第1独立矩形枠組34ないし外側枠組34であり、これは内側矩形枠組ないし第2矩形枠組35と共に形成されており、双方は、主として図10に関連して以下に詳細に示すように、生成品の充填と加圧の或る局面で独立して異なる移動を行う。
第2矩形枠組35の内面は、一連の横方向のパッド又はブロックで占められ、或るものは小さく(参照符号36)、他のものは参照符号37で中間の大きさであり、他の1つは参照符号38で他のものより大きい。
これらのパッド36、37及び38は、これらに比例した寸法の各流体シリンダ39、40及び41で作動され、その全ては、開口部33の中央線に沿う横棒42上にある。図8ではこれらのシリンダ棒が示され、これは個々のパッド基部の凹部43に結合されている(図12)。
図10では扉芯製造の種々の局面、型の充填と最終加圧が逐次的に示されており、これは以下のように実行される。
第1成形機から供給される生成物は、測定・秤量されるよう計量装置に、また、そこから型に送られ、この時矩形枠組34と35は、周辺枠組32の境界又は型の充填口に対して同一面上にある。
放出には歯車型計量装置が使用され、これは第1計量装置に含まれる生成物の半分が型に放出されるため、極めて正確である。型に注がれるこの層は、サンドイッチの下層に相当し、位置a)で44と参照符号が付されている。
次に、第1計量装置の横方向移動が第2装置(隣接位置に取り付けられている。)を型上方の放出位置に残したままで行われる。この移動においては、型の掃引又は平滑化が同時に行われ、下層44が均一となり、型の表面が清浄となる。その後、一旦矩形枠組34と35の双方が下がってこの図10の位置b)(この図では、矩形枠組の横断面だけが示されている。)を占めると、第2計量装置4で厚みのある生成物ないしサンドイッチの中央層の全量放出が起こる。これは、流体シリンダーを所定程度まで操作することにより行われ、後に見るように下部に位置する伸縮式矩形枠組の下方への移動を引き起こす。この装填位置がジグザグ状であることと第1矩形枠組34が第2矩形枠組35よりも大きく移動することにより、型の周辺により多量の生成物が与えられる。この説明のように分配された中間層は、図10で参照符号45が付されている。
次に、型上に再度位置するために第1計量装置の復帰が起こり、同時にその掃引又は平滑化が実行され、サンドイッチの残りの外層が与えられる下降により、伸縮式矩形枠組34と35双方の同時下降が起こり、このより微細な生成物は、図10の位置c)で参照符号46を付された上層へ型が充填されるまで放出される。明確に示されているように、中間層45は、意図的に右側部より左側部が厚くされ、圧縮の最後(位置d)には周辺部の密度が中央部よりも大きくなる。固定枠32に対する横方向の圧縮は、芯周縁の密度がより大きくなることを意味する。パネルやガラス板の取り付けのための空洞の周囲は、これらのパネルやガラス板を取り付けるための型が位置する所であるので、密度を大きくする必要はない。
圧縮に先立ち、計量装置は型外部の原位置へ復帰し、図10の位置d)で示されるように、プレス機の加熱板47(図11に最もよく示されている。)が接触するまで下降することを可能とする。圧縮開始時、段差のある2つの矩形枠組34と35は相互に同一面となり、扉芯の最終厚さに対応する高さまで、図10の位置d)を占めるように上昇し続ける。硬化時間が経過すると、上方加熱板47が引き上げられ、下方シリンダが流体的に伸張し続けるので、型の剥離が行われる。加圧された板が型から出ると、新たな周期を開始するために取り去られる。
図10の位置d)では、参照符号48が付されているのは、サンドイッチ中間層45の周辺区域であり、大量の生成物を受け、より小型にされている。
図11及び15、また図12及び16のより拡大した図では、パッド36、37及び38がどのように第2枠組35と同一面となり協働して移動されるかが見たとおり分かる。この場合、中実扉芯28は、計量装置から落下する生成物が図12の型(3つの開口部33の中)の全面に充填され、形成される。
枠組の支持構造体とその移動は、以下の構成を示している。
開口部33又は生成物充填口を有する固定枠32は、周囲壁49で支持されている。各開口部の第1矩形枠組34は、幾つかの垂直棒50上にあり、第2枠組は、多量の充填を可能化する段差を維持するためにより長くなっている幾つかの垂直棒51上にある。この段差の高さは、有利には、より多数の又はより少数の調整材を垂直棒の基部に挿入することにより変更できる。次に、垂直棒の全ては、変位可能な枠組55の頂部に取り付けられた傾斜部54の傾斜面上を進むことができる車輪53の枠組52上にあり、これが可能であるのは車輪56上で支持されていることによる。これらの車輪56は、固定枠32用支持具の縦壁49に固定された支持具57上に取り付けられている(図16参照)。
図12では、傾斜部54を有する変位可能枠組55と一体のラック59に係合するピニオンが参照符号58で示されている。原動機60が回転されると(図6の右側部参照)、可動枠組52の車輪53が傾斜部54により移動し、枠52が上昇する。このようにして矩形枠組34及び35並びに可動パッド36又はパネル若しくはガラス板用の空洞の位置を占めていないものに関する高さの相違の事前調整が行われ、これは種々の標準的寸法で生産される扉芯28の最終厚さ調整手段を規定している。
傾斜部54の位置が固定されると、これらはプレス機の流体シリンダ61で駆動され、生成物充填のために下降し、圧縮のために上昇する。シリンダ61は、柱63につながる下部金属片62に作用し、これによって、第1枠組及び第2枠組に直接作用する押出しパッド65と66の担体である上部台64を押す。したがって、空洞が清掃を正しく行うために下方に形成されている。
この上部台64には棒50と51の全てを通すための穴67と68があり、この棒は、第1ないし外側矩形枠組34と第2ないし内側矩形枠組35をそれぞれ支持している。垂直棒50は、隅に位置しているが、これは、単に、枠組とその上に注がれる木材粒子及び接着剤の複合体から成る生成物との実際の重量を支持しなければならないためである。各第2矩形枠組35用の垂直支持棒51も、同じ理由で隅に位置している。
空洞形成のためにパッド(36、37、38)を持ち上げる小流体シリンダ39、40及び41も、上部台64に対応して設けられた開口を通る。
全シリンダ39、40及び41を支持する横方向金属片42は、地面に支持される水平筒状棒70から延びる他の柱69上にある。
第1及び第2の矩形枠組34及び35が棒50及び51で支持されるように、パネル又はガラス板用の空洞(図15では中実扉が形成されるため空洞は存在しない。)を形成する全てのパッド36、37及び38は、全ての棒50及び51がパッドとその上にある前述充填物の実際の重量を支えているように、上部押出台64の開口部を通り下方で車輪53の同じ枠組52上にある棒の対71又は二重対72(大きさによる)で支持されているが、これは、圧縮力が押出しパッド65(第1矩形枠組34用)、押出しパッド66(第2矩形枠組35用)及び大きさに応じて単一でも二重でもよい押出しパッド73によってのみ生じるからであり、これらの分布は、図13及び14でパネル又はガラス板用の空洞を形成するパッド36、37及び38に関して示されている。
参照符号74はレールを示しており、この上で型ユニットが、固定枠32支持用縦方向壁49に固定された支持具76に取り付けた車輪75で支持されている。保守又は修理作業が必要なとき、ユニット全体を下部昇降シリンダ61と共に少し持ち上げて車輪を取付け、ユニットをレール74から外す。型がプレス機における元の位置へ復帰すると、この車輪75が外される。
第1及び第2の枠組34及び35は、パネル又はガラス板用の空洞を形成するパッド36、37及び38と共に、プレス機の上部加熱板47のような加熱システムを持つが、これは下部加熱板がそれらで実現されているからである。
ここで図17ないし30を参照すると、扉芯が標準的大きさで生産でき、また、他の特殊な大きさ、長さ及び幅が大きいもの、前述のものより幅が大きい他の特大扉の扉芯も生産できることが分かる。
このパッド36、37及び38は、開口部33の中央線を通る固定横棒で支持され、図17ないし30の場合には下部板42(図18)上にある流体シリンダ39、40及び41でそれぞれ作動される。
各開口部33の第1矩形枠組34は垂直棒50上にあり、第2枠組35はより長い垂直棒51で支持され、充填量をより大きくできる段差を維持している。先の実施形態(図6ないし16)で検討したように垂直棒の基部に多数の又は少数の調整材を挿入して段差の高さを変更することに代えて、ここでは、以下に示すように、高さの差を流体シリンダの伸縮の制御によってのみ達成し、これは計算機で完全に正確に行われる。
また、図18では、変位可能枠組55に取り付けられた外部ラック59に係合するピニオン58が示されている。図19では、2個のラック59が備えられ、安定性と機能性を増すために各側に1個ずつあり、それぞれのピニオン58が駆動原動機60の出力軸に挿入されて係合することが示されている。この原動機が回転すると、可動枠52の車輪53が傾斜部54によって移動され、枠組52が上昇する。
下部横方向金属片42上にあるのは、この場合全て同じであって対で分布しているシリンダ39、40及び41であり、これは、図17に示されているように、持ち上げるブロックが大きいときに2対で持ち上げるからである。参照符号39は小パッドないし横方向部分に対応するシリンダであり、40は中間パッドであり、41は大パッド支持に用いられるシリンダである。他の手法は、すぐに分かるように、一対のシリンダ40を用い、押出し棒を真っ直ぐとすることである。
シリンダ39、40及び41は、同時動作する4ユニットに共通な金属片又は筒状棒70に直接作用する。これらの金属片70に固定されているのは、上部押出台64の開口部をも通り図17の場合では棒50や51と同じ車輪53の枠組52の下方に載置される棒71の対又は二重対72(大きさによる)に対する幾つかの締め付け用小板69’である。
そこでこの構造から出発し、本発明は、固定枠32又は型壁と呼んできたものの或る改良について考察するものであり、標準的扉を得ること(好適な実施形態の箇所でこれまで説明してきた構成要素で達成されるもの)、また、より大きなものに関しては、幅が大きく前述の病院用通路扉に使用されるものと同様、長さ及び幅の寸法が大きい他の扉をも得ることを可能とする。
これを達成するために、前記固定枠32(その断面が図9及び10に正方形で概略的に示されている。)は、本明細書の冒頭で述べたように、固定周辺部77で形成され、又はこれを含み、他の内側可動部78も周辺にあるようにされている。
これらの要素77及び78は、図20の平面図と図17及び18の立面図で示されている。
参照符号79は、各独立ユニットの縦壁と背中合わせになり、また、前述し以下にも示すように、特大扉製造の特殊な場合に下降できる金属片を示す。
図18には金属片79の側面が示され(型のユニットの各側部に1つ)、図17にはその奥部が示されている。双方は、第1流体シリンダ81の対で作動される第1垂直棒80に結合される(図25参照)。
更に、可動周辺内側部分78は、第2流体シリンダ83により上下動される第2垂直棒82の幾つかに結合されている。
また、本発明は、第1及び第2の枠組(それぞれ参照符号34及び35)が、金属片79に使用されるもののような高精度流体シリンダ84及び85と、所望の正確な高さ調整のため同様に計算機によって制御される可動周辺部78とを用いて作動されるようにしている。このように、シリンダの正確な伸縮を適切な時期に指令する数値制御によって同時位置決めが達成されるため、可動枠組52が枠組55の傾斜部54で作動される車輪53を有する必要はなく、これにより構造が顕著に簡単化される。
更に、空洞が有る場合にパネル又はガラス板用の空洞を形成するパッド又は横方向部分36、37及び38を上昇させる流体シリンダ39、40及び41は、昇降流体シリンダ39が取り付けられる(その全ては等しく、金属片79と可動周辺部78を支配するシリンダ81及び83と同じ面で支持される。)支持具87のT形の横部材86で支持される棒71の対又は二重対72によって維持されており、第1及び第2の枠組34及び35用の昇降棒50、51も同様である。
特大扉芯の製造では、プレス機下部シリンダによる押出しは、内側周辺部78方向と金属片79方向の双方又は一方へ第1及び第2の枠組を押圧する押出しパッド65及び66より高さの低い参照符号65’及び66’の他の押出しパッドが設けられている上部台64を介して伝えられるが、これは後者が前者(金属片79及び内側周辺部78)より高さが低いためである。
更に、型に充填するために、図27ないし30の構造の計量装置が使用され、大きな中央ホッパ88と他の2つの側部ホッパ89で規定されており、それぞれサンドイッチの中央層材料、外側部分が充填され、組立品全体は、型(図26)の全ユニットの縦方向上部の軌道92上で回転する車輪91を有する摺動枠組ないし外被90に搭載されている。
ホッパ88及び89内の生成物は、羽根を有する回転ローラ93により型に放出され、中央ホッパ88にはそれが3個、側部ホッパには1個存在する。中央ホッパ88は、加圧する材料を羽根ローラ93へ導く2つのコンベア棚板94を持つ。材料は分配され、また、コンベアベルト94の進行の横方向に動く2個の羽根コンベア95(図30参照)により塊形成が防止される。参照符号96は、ホッパ88及び89の出口へ生成物を流すための、又は案内するための幾つかのそらせ板を示す。
図27に良く示されているように、計量装置の摺動枠組90は、その前端部と後端部に2つの清掃ローラ97及び98を含んでいる。内側の清掃ローラ98は、型に注がれる層の掃引と平滑化をよりよく行うために傾斜して配置されている。外側の清掃ローラ97は、より長く、プレス機の上部加熱板47と接触する水平面を掃引し、好ましからざる皮殻の形成を防止する。
摺動枠組90は、加圧し、プレス機の下部シリンダ61の作用で型の口部より高く上がった後、扉芯28を引き出す押圧部材99を含む。この引き出しと同時に、別の型ユニットは、以下で更に説明するが、生成物の流入を支配するシリンダの作用と結合して一連の動作で充填される。
図25を参照し、計量ホッパ88及び89を有する摺動枠組90が左側にある(型内に進入していない)と仮定すると、この場合4個の扉芯の加圧が完了し上部板47がプレス機から外されたとき、プレス機の下部シリンダ61を上昇させることにより型の除去が行われる。このとき、台車ないし枠組90が右方向へ進行すると、扉芯28は右側の押圧部材99で外される。同時に、複合型の第1ユニット上にあるホッパ89でサンドイッチの下層用生成物の放出が行われる。次に、このユニットは、第2ユニットが下層で充填される間に枠組と金属片(場合によって)がサンドイッチの中間層を受け入れるために下降し、ホッパ88の材料が充填される。この進展における次の局面では、シリンダが下降し、型の第1ユニット上層は、台車または枠組90の左側のホッパ89から生成物が充填され、第2及び第3ユニットは、中間層が充填され、第4ユニットは、第1ホッパ89からサンドイッチ下層の材料が装填される。このようにして、全てのユニットが右側まで正しく充填される。摺動枠組90が型から出てその右側に位置すると、プレス機の上部加熱板が下降し、加圧が行われる。台車の帰路工程では(能動工程であるので上記の通りではない。)、型の異なるユニットが上記と同様に、しかし逆順で充填され、加圧された板は同時に外され、以後は同様となる。
図21及び24を参照すると、これらに表現されているのが金属片79、内側可動周辺部78、第1及び第2の枠組34及び35並びにパッド又は横方向部分(36、37、38)用で、複合木材粒子と混合された接着剤を溶解可能とするための加熱回路であることが分かる。昇降動作のため、アクセス管100は剛性で垂直であり、押出台64の開口部101を楽に通ることができ、柔軟部分102に延びる。参照符号103を付したような他の管は、また、パネル又はガラス板用の空洞形成のための横方向部分又はパッド(36、37、38)への蒸気又は熱風による加熱システムに対応する。
矩形枠32の外側固定周辺部77は、閉じた枠組を規定するものであり、絶縁薄板104により支持用周囲壁49から絶縁されている。
型の修理又は清掃を行うことが必要な場合、さきの実施形態で考察したように、プレス機から外すために型全体を持ち上げ、幾つかの車輪を取り付けてレール74に搭載するという手段が存在する。関係する例では、図26から分かるように、下部の棒107に結合して支持具106を持ち上げる幾つかの下部歯止め105が設けられており、プレス機の下部シリンダ61を大きく持ち上げて接触させる。

Claims (28)

  1. 特にパネル又はガラス板用に空洞を設ける場合に、厚みがあり大粒子から成る内層に対して外層が小粒子から成り密度が大きいサンドイッチの異なる層にある木材と接着剤の複合粒子から形成される材料から成り、この材料が型を充填する個々の成形機から供給され、その後プレス機の加熱板間で圧縮される、扉の芯を生産するための型であって、
    数個の扉芯を同時に得て、その後これらを切断して分離するために、扉芯の外形又はその複数の面に従う固定周辺枠(10、32)であって、高さが圧縮前の扉芯の厚みよりも大である前記周辺枠(10、32)、
    垂直移動可能であり、流体駆動され、その上に第1矩形枠組(11、34)が一体化され、前記周辺枠(10、32)の空洞寸法に合わされ、プランジャのようにその内部で摺動可能となっている下部水平台(23、64)、
    その表面が同時に得る扉芯と同数の開口部(12、39)を含み、寸法が小さく、これらに関して同心位置にあり、型(9)に充填する非圧縮厚さで成形機(1、2)より生成物を受け取る下部位置から、流体駆動で生成物を圧縮し標準的扉に対応する厚さとする上昇位置まで移動される第1矩形枠組(11、34)、
    前記第1矩形枠組(11、34)の各開口部(12、39)内で伸縮自在に変位でき、パネル又はガラス板用の空洞が存在する場合にそれぞれの空洞(15、16)を有する扉芯の残存面の形状であり、同様に流体シリンダで駆動され、前記第1矩形枠組(11、34)と高さが同一である、1以上の独立した第2矩形枠組(14、35)、
    垂直移動可能であり、プレス機(6)の加熱板を構成し、前記固定周辺枠(10、32)と接触するときに型(9)を閉じるようにする、上部板(7、47)
    で規定されることを特徴とする、扉の芯を生産するための型。
  2. 前記第1(11、34)矩形枠組及び伸縮自在の前記第2(14、35)矩形枠組又は前記第2(14、35)枠組が最終加圧時にプレス機(6)の下部加熱板を構成することを特徴とする、請求項1記載の扉の芯を生産するための型。
  3. 扉芯のパネル又はガラス板用の1以上の空洞(15、16)が前記固定周辺枠(10、32)と同一高さで同一面位置に固定されている各ブロック又はパッド(21、22、36、37、38)により形成され、前記第2(14、15)矩形枠組がその壁内で伸縮自在に案内されることを特徴とする、請求項1記載の扉の芯を生産するための型。
  4. 前記成形機(1、2)から供給される生成物は計量と秤量の双方又は一方が適切に行われて柱状の矩形枠組にそれぞれ受け入れられ、この枠組は、基部が型(9)の表面を覆い、分離した計量装置(3、4)に属し、この計量装置は、歯車又は同様物を有し、作業台(5)上に位置し、互いに一体化し、それぞれの生成物充填のために前記成形機(1、2)の下で直線的に移動可能であり、その移動時には所定の運動順序に従って型(9)と上部加熱板(7、47)の間に位置し得るという特性を有することを特徴とする、請求項1記載の扉の芯を生産するための型。
  5. 更に、プレス機(6)の上部加熱板(7、47)と、複合物及び接着剤の粒子を載置する下部加熱板を実現する伸縮式矩形枠組(11、14、34、35)とは、ユリアホルムアルデヒド接着剤融解用加熱システムと共に、熱風又は蒸気用の幾つかの出力ノズルと連携することを特徴とする、請求項1記載の扉の芯を生産するための型。
  6. 周辺枠(10、32)とパネル又はガラス板用の空洞(15、16)の位置にあるブロック(21、22、36、37、38)とは、プレス機(6)の加熱板(7、47、11、14、34、35)と同様な加熱システムと連携することを特徴とする、請求項1記載の扉の芯を生産するための型。
  7. 矩形枠(32)又は周囲壁は、製造する扉芯に対応する寸法の内側空洞若しくは開口部(33)又は同一加圧局面で種々のユニットを同時に得るための種々の独立した空洞若しくは開口部(33)を持ち、第1矩形枠組(34)は、その各々で摺動し、その有効面がより多くの生成物を受け入れる区域を規定しており、第2矩形枠組(35)は、第1のものの内部で可動であり、第2矩形枠組(35)内部の摺動ブロックは、同一又は異なる大きさの部分又はパッド(36、37、38)の組で形成され、独立して動作可能であることを特徴とする、請求項1記載の扉の芯を生産するための型。
  8. 型の矩形枠(32)又は周辺壁がレール上を摺動する車輪(75)を持つ周辺構造体(49)にあることを特徴とする、請求項7記載の扉の芯を生産するための型。
  9. 第1矩形枠組(34)が高さ調節可能な可動枠組(52)に取り付けられ、上部押出台(64)を通る一組の垂直棒(50)上で支持され、幾つかの下部金属片(62)上方に中間支持柱(63)を介して作用する流体シリンダ(61)で駆動されることを特徴とする、請求項7記載の扉の芯を生産するための型。
  10. 第2矩形枠組(35)が、同様に高さ調節可能な可動枠組(52)に取り付けられ、上部押出台(64)を通り、充填高さの差を設けるために第1矩形枠組(34)を支持する垂直棒(50)より長い他の組の垂直棒(51)上で支持されることを特徴とする、請求項7及び9記載の扉の芯を生産するための型。
  11. 前記充填高さの差が扉芯の周辺区域における加圧密度を変更するために調整可能であることを特徴とする、請求項10記載の扉の芯を生産するための型。
  12. 前記調整が垂直棒(50、51)基部に設けられる調整部材によって行われることを特徴とする、請求項11記載の扉の芯を生産するための型。
  13. 第2矩形枠組(35)内で摺動するブロック部分が独立パッド(36、37、38)式の横方向部分であり、その各々が同様に高さ調節可能な可動枠組(52)に取り付けられ前記上部押出台(64)を通る垂直棒(71、72)で支持され、これは第2矩形枠組(35)を支持する垂直棒(51)と同じ長さであり、後者と同一高さで同一面であるようにし、各横方向部分又は独立パッド(36、37、38)は対応する独立動作垂直シリンダ(39、40、41)で補助され、その筐体は共通の支持体となる棒(42)の上にあり、その棒は上部押出台(64)を横断し、個々の独立パッド(36、37、38)の基部に固定され、これらの棒(42)は型の固定基部の支持柱(69)で支持され、型の口部と同一面になるように選択された独立パッド(36、37、38)の上昇を保持することができ、充填と加圧の局面の間に維持され、所定の分布と大きさでパネル又はガラス板用の空洞が存在する場合に単一の空洞(29)又は複数の空洞(29)を形成することを特徴とする、請求項7、9及び10記載の扉の芯を生産するための型。
  14. 三層で受け入れられた生成物の加圧は、下部金属片(62)に結合した上昇シリンダ(61)の作用で行われ、上部押出台(64)には幾つかの同一高さの押出しパッド(65、66、73)が存在し、第1(34)及び第2(35)枠組並びに独立パッド(36、37、38)に面する位置に配置されることを特徴とする、請求項7記載の扉の芯を生産するための型。
  15. 全ての垂直棒(50、51、71、72)が出る高さ調整可能な可動枠組(52)がその下に幾つかの車輪(53)を含み、これは変位可能な枠組(55)に設けられる傾斜部(54)上にあり、更にこれは、型の固定枠(32)用支持具の周辺構造体(49)の下部に固定された支持具(57)に取り付けた幾つかの車輪(56)上に支持され、その桁は前記移動可能な枠組(55)を一方又は他方へ摺動させるために原動機(60)で駆動される個々のピニオン(58)に結合されたラック部(59)を固定して持ち、これによって生成物の受け入れと圧縮のための行程を変更することを特徴とする、請求項9、10及び13記載の扉の芯を生産するための型。
  16. 第1(34)及び第2(35)の矩形枠組より高い矩形枠組(32)が各独立ユニットの周辺の外側固定部(77)と、同様に周辺の他の可動内側部(78)から成り、これは2つの位置を占めることができ、上側の位置は標準的扉芯の製造用に周辺外側部(77)と同一面を維持し、他の下側の位置は長さと幅の寸法が大きい扉芯の製造用であり、このとき第1矩形枠組(34)と同じだけ引き下げられて、より多量の加圧材料を受け入れるようにすることを特徴とする、請求項1記載の扉の芯を生産するための型。
  17. 各独立ユニットの周辺外側固定部(77)が、幅が三分の一だけ大きい扉芯を製造し、より大量の加圧材料を受け入れるために可動内側部(78)より大きいか又は等しい量だけ下降することができる、分離した可動金属片(79)で覆われた縦方向壁を持つことを特徴とする、請求項16記載の扉の芯を生産するための型。
  18. 各々の可動金属片(79)が、更に全ユニット共通枠組の交差部材に支持され、基板(42)に固定された第1流体シリンダ(81)で支援されている2つの垂直棒(80)上にあることを特徴とする、請求項17記載の扉の芯を生産するための型。
  19. 各独立ユニットの可動内側部(78)が、更に全ユニット共通枠組の交差部材に支持され、基板(42)に固定された第2流体シリンダ(83)で支援されている他の垂直棒(82)上にあることを特徴とする、請求項16ないし18記載の扉の芯を生産するための型。
  20. 金属片(79)を支持する垂直棒(80)と可動内側部(78)のものとが、プレス機の流体シリンダ(61)で作動され、第1又は内側枠組(34)と第2又は外側枠組(35)の押出しパッド(65、66)を載置する押出台(64)を通り、更に、矩形枠(32)の金属片(79)と可動内側部(78)の高さがより大きいことに対応して高さが低い押出しパッド(65’、66’)が存在し、生成物受け入れ用の低い位置にあるときに押圧されることを特徴とする、請求項16ないし19記載の扉の芯を生産するための型。
  21. 各々のユニットの所望位置にあるパネル又はガラス板用の空洞を形成するための等しい又は異なる大きさのパッド(36、37、38)の一部が押出台(64)を越え、基板(42)上の上昇シリンダ(39)に結合されたユニットの相違とは無関係に交差部材(86)上にある垂直棒(71)の対の上にあることを特徴とする、請求項16記載の扉の芯を生産するための型。
  22. 外側部(77)又は矩形枠組(34)より寸法の大きなもの又は型の周辺壁が、絶縁薄板(104)により型の矩形枠組(34)に対して周辺支持壁(49)から絶縁されている閉じた枠組を形成することを特徴とする、請求項16記載の扉の芯を生産するための型。
  23. 生成物が蓄積される全可動要素が加熱流体流通路を含み、その導管(100、104)が押出台(64)に設けられた開口部(101)を楽に通ることを特徴とする、請求項16記載の扉の芯を生産するための型。
  24. プレス機のシリンダ(61)の上昇は、作業工程よりも大きいために、プレス機の下部シリンダ(61)に結合された幾つかの下部歯止めによって型を上昇させ、これにより、レール(74)上の着座状態から取り外し、プレス機から取り出して保守又は修理を行うために幾つかの車輪を取り付けることを可能にすることを特徴とする、請求項16記載の扉の芯を生産するための型。
  25. サンドイッチの2種の材料を有する計量ホッパ(88、89)が摺動枠組(90)に載置され、外側ないし側部のホッパ(89)がサンドイッチの外層用の種類の生成物を含み、その中間層用の生成物が側部のもの(89)より大きい中央ホッパ(88)内に位置し、前記生成物が羽根を有する回転ローラ(93)により放出され、これらのローラ(93)が計量ホッパ(88、89)の下部に位置し、前記摺動枠組(90)の初めの部分と後部には幾つかの清掃ローラ(97、98)が存在することを特徴とする、請求項16記載の扉の芯を生産するための型。
  26. 前記清掃ローラ(97、98)が二重であり、内側のものが注がれる生成物層を掃引し平にするため斜めに配置されて短く、外側ローラ(97)がプレス機の上部加熱板(47)と周辺で接触する台座ないし表面を清掃するために長いことを特徴とする、請求項25記載の扉の芯を生産するための型。
  27. 前記中央計量ホッパ(88)には3個の回転ローラ(93)が存在し、これは、その上にあり、均一に分配するために長さ方向中央上部の装置に向かって動く側部コンベアベルト(94)で運搬されるサンドイッチ中央層生成物を分配する1つの中央のものと2つの外部のものであることを特徴とする、請求項25記載の扉の芯を生産するための型。
  28. 均一分配用の前記上部の装置は、横に動作する2つの羽根コンベア(95)を含むことを特徴とする、請求項27記載の扉の芯を生産するための型。
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