JP2009536119A5

JP2009536119A5 -

Info

Publication number: JP2009536119A5
Application number: JP2009503477A
Authority: JP
Filing date: 2007-04-03
Publication date: 2010-04-08
Anticipated expiration: 2027-04-03

Claims

鉄道車両用のディスクブレーキキャリパであって、
制動するブレーキディスク（ＢＤ）の両側方に吊り下げられ、前記キャリパの実質的に水平な中心線（ＣＬ）に垂直な面内でのみ移動するブレーキパッドホルダ（４）を備え、
制動ユニット（１１）から前記ブレーキパッドホルダ（４）に動作を伝達する前記キャリパの部材（６、８、９、１０）は、該部材の全方向における一定の範囲への動作を可能にする弾性接続部（７）の、ゴム弾性材料の要素（１２、１３）のみを介して前記車両から吊り下げられ、
前記弾性接続部（７）は、少なくとも１つの板状のゴム弾性要素（１２、１３）を備え、該ゴム弾性要素（１２、１３）は、前記車両への取り付け部分（１）と、前記キャリパの前記部材（６、８、９、１０）のうちの１つ（６）との間に圧縮されて実質的に水平に取り付けられていることを特徴とするディスクブレーキキャリパ。
前記ブレーキパッドホルダ（４）と、前記制動ユニット（１１）から前記ブレーキパッドホルダ（４）へ動作を伝達する前記キャリパの前記部材（６、８、９、１０）とは、共通の取付ブラケット（１）から吊り下げられていることを特徴とする請求項１に記載のディスクブレーキキャリパ。
前記弾性接続部（７）は、前記取付ブラケット（１）とブリッジ部品（６）との間に配置され、前記ブリッジ部品には前記制動ユニット（１１）から前記ブレーキパッドホルダ（４）へ動作を伝達するレバー（８、９）が回動可能に接続されていることを特徴とする請求項２に記載のディスクブレーキキャリパ。
少なくとも１つのゴム要素（１２、１３）が前記取付ブラケット（１）と前記ブリッジ部品（６）との間に取り付けられていることを特徴とする請求項３に記載のディスクブレーキキャリパ。
前記ブリッジ部品（６）は、前記取付ブラケット（１）及び一方側の板状のゴム要素（１２）と、プレート（１４）及び他方側の板状のゴム要素（１３）との間で、金属同士が接続しないようにクランプされ、前記プレート（１４）はネジ（１５）により前記取付ブラケット（１）に取り付けられていることを特徴とする請求項４に記載のディスクブレーキキャリパ。
前記ゴム部材（１２、１３）は、前記ネジ（１５）が、前記取付ブラケット（１）と前記プレート（１４）との間の間隔を規定する間隔スリーブ（１６）によって囲まれるところで、予め決められた圧縮状態にされていることを特徴とする請求項５に記載のディスクブレーキキャリパ。