JP2009535582A - トルクコンバータに用いられる、自己係止舌片を備えたブレード - Google Patents

トルクコンバータに用いられる、自己係止舌片を備えたブレード Download PDF

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Abstract

本発明は、一般的に、トルクコンバータに用いられるブレード(126)を含み、トルクコンバータに設けられたハウジングシェルの内面(134)に適合された外縁部(136)と、この外縁部から突出した第1の舌片(152)とが設けられている。この第1の舌片(152,40)の一部は、外縁部から突出した軸線を中心としてねじ曲げられていて、圧縮応力下で、ハウジングシェルの第1の周面の近傍に配置された第1のスリット(24,146)内に係合するように配置されている。幾つかの態様によれば、第1の舌片(152)が、一体化された延長された部分を有しており、この部分が、少なくとも部分的に圧縮応力下で第1のスリット内に係合する。第1の舌片(152,40)は、内面に対するブレード(126)の軸方向の運動を阻止するように配置されている。

Description

発明の分野
本発明は、トルクコンバータに用いられるブレードに関する。
さらに、本発明は、トルクコンバータに関する。
さらに、本発明は、ブレードをコンバータハウジングシェル内に組み付けるための方法に関する。
本発明は、一般的にトルクコンバータ、特にトルクコンバータに用いられるブレード、全く特殊にはトルクコンバータに用いられる自己係止ブレードに関する。
発明の背景
ハイドロリック式のトルクコンバータは、このコンバータの入力軸と出力軸との間の回転数に対するトルクの比を変化させるために働き、機関から駆動機構、たとえば自動変速機の入力軸へのエネルギ伝達と同時に機関の出力ピークの補償のためのハイドロリック的な手段の提供によって、自動車・船舶原動機に対する産業に革命を起こした。機関と変速機との間に配置されたトルクコンバータは、3つの主構成要素:すなわち、トルクコンバータのハウジングに直接結合されていて、これによって、機関のクランクシャフトに結合されている、時としてポンプとも呼ばれるインペラと;変速機の入力軸に結合された、インペラに類似の構造を備えたタービンと;このタービンから流出したハイドロリック液の流れを変向させ、これによって、ポンプに付加的な駆動力を供給する、インペラとタービンとの間に配置されたステータと:を有している。
トルクコンバータのハウジング内へのインペラブレードの組付けは、一見して平凡であるように思われるにもかかわらず、インペラに課せられる製造条件および要求による課題はかなり困難であり得る。現在、ブレードは、インペラシェルに設けられたスリットに取り付けられる。ハウジングシェルは、たとえば打抜き加工によって形成され、次いで、スリットがハウジングシェルに型押し加工される。択一的には、スリットが平らなハウジングシェル未加工部材に打抜き加工され、次いで、ハウジングシェルが本来のインペラシェルに成形されてよい。両事例では、ハウジングシェルが膨らまされなければならず、これによって、材料がハウジングシェルの中心に向かって引っ張られ、こうして、変形加工プロセスの間の材料の肉薄化が予防される。したがって、スリットをハウジングシェルの形成後に型押し加工することがより有利である。さらに、スリットがハウジングシェルの形成後に型押し加工される場合には、スリットがハウジングシェルの形成前に型押し加工される場合よりも狭い誤差を維持することができる。両事例では、スリットが、通常、ハウジングシェルの面に対して垂直方向に、たとえばコッピ機械(Koppy社の機械)の使用下で型押し加工される。垂直方向に形成されたスリットと、ブレードの形状とは、このブレードが清浄化され、設定された場所にろう接され得るかまたは溶接され得るまで、ブレードをスリットの内部にひいてはハウジングシェルの内部に保持するかまたは係止し、こうして、ハウジングシェルからの解離を阻止する傾向にある。
コッピ機械の操作および保守は手間には手間がかかり、これによって、別の型押し加工可能性、たとえば垂直なスリットの型押し加工が所望されている。この事例では、ブレードが組付けの間に簡単にスリットに差し込まれさえすればよい。確かに、このような形式のスリットはより僅かな手間で型押し加工することができ、ハウジングシェル内へのブレードの組付けをより迅速に行うことができるが、しかし、鉛直なスリット面が全て同一の平面に位置していて、ブレードをスリットに係止するための面を有していない。したがって、ブレードが、このブレードおよび/またはハウジングシェルへの単なる衝突によって容易に緩んでしまう。さらに、スリットの幅をハウジングシェルの材料厚さと同じくらい僅かにしか寸法設定することができない。なぜならば、鉛直なスリットの型押し加工時に、材料の縁部が主として剪断されるからである。したがって、工具が使用不能にならないようにするために、型押し加工工具またはパンチが十分に肉厚でなければならない。
スリットの内部へのブレードの位置決めは、インペラの組付け時の第1のステップしか成していない。後続のステップは、タービンリングの位置決めであり、これによって、規定されたブレード舌片がリングの内部のスリット状の開口内に突入しており、ローラ掛けプロセスによるアッセンブリの形成であり、これによって、ブレードがその舌片によってタービンリングに係止されており、打抜き加工の間に使用されたオイルおよび防食媒体を除去するためのアッセンブリの洗浄であり、ケージ内への洗浄されたアッセンブリの挿入であり、ケージの加工であり、洗浄されたアッセンブリのろう接である。インペラの製造時には、最大50%のスクラップが生ぜしめられ得る。なぜならば、ブレードが洗浄およびローラ掛けの間に外れ落ちるからである。さらに、組付け工は、ブレードが適正に挿入されているかどうかのフィードバックを獲得しない。なぜならば、ブレードとスリットとの間に抵抗が存在しないからである。したがって、ブレードをアッセンブリの全加工の間にスリットに保持し、アッセンブリの適正な嵌合に関するフィードバックを供給するための手段を有するブレードを提供することも有利である。
目標とされる目的を達成する、すなわち、ブレードをスリットに高価な特殊装備の必要性なしにより僅かな組付けコストとより僅かな複雑さとで保持するための多数の手段が考え出されていたことを、トルクコンバータのインペラを組み付けるための多種多様な装置および方法から導き出すことができる。従来、打抜き加工法と、加工ステップと、このような方法およびステップに対する手間との間で妥協がなされなければならなかった。したがって、数年来、組付けの間に自己保持するブレードを有すると同時に可能な限り少ない変更を全組付けプロセスにもたらす、トルクコンバータに用いられるインペラに課せられる要求が存在している。
発明の簡単な要約
本発明は、一般的に、トルクコンバータに用いられるブレードを含み、外縁部が設けられており、この外縁部が、トルクコンバータに設けられたハウジングシェルの内面に適合されているように配置されており、第1の舌片が設けられており、この第1の舌片が、外縁部から突出している。第1の舌片の一部は、トルクコンバータの外縁部から進出した軸線を中心としてねじられていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されており、この第1のスリットが、ハウジングシェルの第1の周面の近傍に配置されている。幾つかの態様によれば、第1の舌片が、一体化された延長された部分を有しており、この部分が、少なくとも部分的に外縁部に対して接線方向に延びていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されている。第1の舌片は、内面に対するブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている。
幾つかの態様によれば、第1の舌片が、圧縮応力下でトルクコンバータに対する、ほぼ周面に追従する少なくとも一方向で第1のスリット内に係合するように配置されている。幾つかの態様によれば、第1のスリットが、平行な2つの面を有しているかまたは斜面を有している。幾つかの態様によれば、ブレードが、第2の舌片を有しており、この第2の舌片が、外縁部から突出しており、内面が、第1の周面と異なる第2の周面を有しており、この第2の周面の近傍に第2のスリットが配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている。
幾つかの態様によれば、トルクコンバータが、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成しているかまたはトルクコンバータが、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している。
さらに、本発明は、一般的に、トルクコンバータに用いられるブレードを含み、この場合、トルクコンバータが、内面を備えたハウジングシェルを有しており、ブレードが、第1の面と外縁部とを備えたボディと、第1の舌片とを有しており、この第1の舌片が、外縁部から突出していて、第2の面を有している。第1の面と第2の面とは、互いにずらされていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されており、この第1のスリットが、ハウジングシェルの第1の周面の近傍に配置されている。幾つかの態様によれば、第1の舌片が、一体化された延長された部分を有しており、この延長された部分が、少なくとも部分的に外縁部に対して接線方向に延びていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されている。第1の舌片は、内面に対するブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている。
幾つかの態様によれば、第1のスリットが、平行な2つの面を有しているかまたは斜面を有している。幾つかの態様によれば、ブレードが、第2の舌片を有しており、この第2の舌片が、外縁部から突出しており、内面が、第1の周面と異なる第2の周面を有しており、第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている。
幾つかの態様によれば、トルクコンバータが、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成しているかまたはトルクコンバータが、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している。
さらに、本発明は、一般的に、トルクコンバータに用いられるブレードを含み、外縁部が設けられており、この外縁部が、トルクコンバータに設けられたインペラのハウジングの内面に適合されているように配置されており、第1の舌片が設けられており、この第1の舌片が、外縁部から突出している。第1の舌片は、一体化された延長された部分を有しており、この部分が、外縁部に対してほぼ接線方向に延びていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されており、この第1のスリットが、ハウジングシェルの第1の周面の近傍に配置されている。第1の舌片は、内面に対するブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている。
幾つかの態様によれば、第1のスリットが、平行な2つの面を有しているかまたは斜面を有している。幾つかの態様によれば、ブレードが、第2の舌片を有しており、この第2の舌片が、外縁部から突出しており、内面が、第1の周面と異なる第2の周面を有しており、第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている。
幾つかの態様によれば、第1のスリットが、第1の壁を有しており、この第1の壁が、トルクコンバータに対してほぼ軸方向に延びており、第1の舌片が、圧縮応力下で第1の壁に係合するように配置されている。幾つかの態様によれば、第1のスリットが、第1の壁と、反対の側に位置する第2の壁とを有しており、両壁が、トルクコンバータに対してほぼ軸方向に延びており、第2の舌片が、圧縮応力下で第1の壁と第2の壁とに係合するように配置されている。
本発明は、一般的に、トルクコンバータを含み、ハウジングシェルが設けられており、このハウジングシェルが、第1の周面と、この第1の周面の近傍に配置された第1のスリットとを有しており、外縁部を備えたブレードが設けられており、外縁部が、ハウジングシェルの内面に適合されており、第1の舌片が設けられており、この第1の舌片が、外縁部から突出していて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合する。幾つかの態様によれば、第1の舌片の一部が、主として、外縁部から突出した軸線を中心としてねじ曲げられている。幾つかの態様によれば、第1の舌片が、一体化された延長された部分を有しており、この部分が、外縁部に対してほぼ接線方向に延びていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合する。第1の舌片は、内面に対するブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている。
幾つかの態様によれば、第1のスリットが、平行な2つの面を有しているかまたは斜面を有している。幾つかの態様によれば、ブレードが、第2の舌片を有しており、この第2の舌片が、外縁部から突出しており、内面が、第1の周面と異なる第2の周面を有しており、第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている。
さらに、本発明は、トルクコンバータであって、ハウジングシェルが設けられており、このハウジングシェルが、第1の周面と第2の周面とを備えた内面を有しており、第1の周面の近傍に配置された第1のスリットが設けられており、第2の周面の近傍に配置された第2のスリットが設けられており、外縁部を備えたブレードが設けられており、外縁部が、内面に適合されており、第1の舌片と第2の舌片とが設けられており、両舌片が、外縁部から突出していて、第1のスリット内にもしくは第2のスリット内に差し込まれていて、圧縮応力下で第1のスリット内にもしくは第2のスリット内に係合する。
幾つかの態様によれば、トルクコンバータが、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成しているかまたはトルクコンバータが、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している。
さらに、本発明は、ブレードをトルクコンバータのハウジングシェル内に組み付けるための方法を含み、この場合、ハウジングシェルが、第1の周面と、この第1の周面と異なる第2の周面とを備えた内面と、さらに、第1の周面の近傍に配置された第1のスリットと、第2の周面の近傍に配置された第2のスリットとを有しており、この場合、ブレードが、外縁部を有しており、この外縁部が、内面に適合されているように配置されており、第1の舌片と第2の舌片とが、外縁部から突出しており、この場合、当該方法が、以下のステップ:すなわち、第1の舌片の一部を、この第1の舌片の、外縁部から第1の舌片を通って進出した軸線を中心としてねじ曲げ;第1の舌片を第1のスリット内に差し込み;押圧力を第1のスリットに第1の舌片によって作用させ;第2の舌片を第2のスリットに向かって押圧する:を有している。
幾つかの態様によれば、押圧力の作用が、第1のスリットの近傍でのハウジングシェルとの接触による第1の舌片のねじ曲げを含む。幾つかの態様によれば、第1のスリットが、斜面を有しており、押圧力の作用が、斜面との接触による第1の舌片のねじ曲げを含む。幾つかの態様によれば、押圧力の作用が、第1のスリットの近傍でのハウジングシェルとの接触による第1の舌片の圧縮を含む。幾つかの態様によれば、トルクコンバータが、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成しているかまたはトルクコンバータが、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している。
本発明の一般的な課題は、トルクコンバータのインペラに用いられるブレードを改良して、ブレードが、このブレードをインペラのハウジングシェルの内部に保持するための自己係止手段を有しているようにすることにある。
本発明の更なる課題は、トルクコンバータのインペラに用いられるブレードを改良して、ブレードが、インペラの組付けプロセスを簡単にすると共に加速させるようにすることにある。
本発明の更なる課題は、各ブレードに対して可能な限り少ない材料を使用し、こうして、全コストを減少させることにある。
さらに、本発明の更なる課題は、トルクコンバータのインペラに用いられるハウジングシェルに対する製造コストを可能な限り著しく減少させることにある。
さらに、本発明の更なる課題は、ブレードの適正な組付けおよび位置の的確な評価を行うことにある。
これらの課題を解決するために本発明の第1のブレードの構成では、当該ブレードが、以下の構成部材:すなわち、トルクコンバータに設けられたハウジングシェルの内面に適合されているように配置された外縁部を有しており;該外縁部から突出した第1の舌片を有しており、該第1の舌片の一部が、外縁部から突出した軸線を中心としてねじ曲げられていて、圧縮応力下で、ハウジングシェルの第1の周面の近傍に配置された第1のスリット内に係合するように配置されているようにした。
本発明の第1のブレードの有利な構成によれば、第1の舌片が、さらに、一体化された延長された部分を有しており、該延長された部分が、少なくとも部分的に外縁部に対して接線方向に延びていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されている。
本発明の第1のブレードの有利な構成によれば、第1の舌片が、内面に対する当該ブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている。
本発明の第1のブレードの有利な構成によれば、第1の舌片が、トルクコンバータに対する、ほぼ周面に追従する少なくとも一方向で圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されている。
本発明の第1のブレードの有利な構成によれば、第1のスリットが、平行な2つの面を有している。
本発明の第1のブレードの有利な構成によれば、第1のスリットが、さらに、斜面を有している。
本発明の第1のブレードの有利な構成によれば、当該ブレードが、さらに、外縁部から突出した第2の舌片を有しており、内面が、さらに、第1の周面と異なる第2の周面と、第2のスリットとを有しており、該第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている。
本発明の第1のブレードの有利な構成によれば、トルクコンバータが、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成している。
本発明の第1のブレードの有利な構成によれば、トルクコンバータが、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している。
さらに、前述した課題を解決するために本発明の第2のブレードの構成では、トルクコンバータが、内面を備えたハウジングシェルを有しており、当該ブレードが、以下の構成部材:すなわち、第1の面と外縁部とを備えたボディを有しており;外縁部から突出した、第2の面を備えた第1の舌片を有しており、第1の面と第2の面とが、互いにずらされていて、圧縮応力下で、ハウジングシェルの第1の周面の近傍に配置された第1のスリット内に係合するように配置されているようにした。
本発明の第2のブレードの有利な構成によれば、第1の舌片が、さらに、一体化された延長された部分を有しており、該延長された部分が、少なくとも部分的に外縁部に対して接線方向に延びていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されている。
本発明の第2のブレードの有利な構成によれば、第1の舌片が、内面に対する当該ブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている。
本発明の第2のブレードの有利な構成によれば、第1のスリットが、平行な2つの面を有している。
本発明の第2のブレードの有利な構成によれば、第1のスリットが、さらに、斜面を有している。
本発明の第2のブレードの有利な構成によれば、当該ブレードが、さらに、外縁部から突出した第2の舌片を有しており、内面が、さらに、第1の周面と異なる第2の周面と、第2のスリットとを有しており、該第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている。
本発明の第2のブレードの有利な構成によれば、トルクコンバータが、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成している。
本発明の第2のブレードの有利な構成によれば、トルクコンバータが、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している。
さらに、前述した課題を解決するために本発明の第3のブレードの構成では、当該ブレードが、以下の構成部材:すなわち、トルクコンバータに設けられたインペラのハウジングシェルの内面に適合されているように配置された外縁部を有しており;該外縁部から突出した第1の舌片を有しており、該第1の舌片が、さらに、一体化された延長された部分を有しており、該延長された部分が、外縁部に対してほぼ接線方向に延びていて、圧縮応力下で、ハウジングシェルの第1の周面の近傍に配置された第1のスリット内に係合するように配置されているようにした。
本発明の第3のブレードの有利な構成によれば、第1の舌片が、内面に対する当該ブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている。
本発明の第3のブレードの有利な構成によれば、第1のスリットが、平行な2つの面を有している。
本発明の第3のブレードの有利な構成によれば、第1のスリットが、さらに、斜面を有している。
本発明の第3のブレードの有利な構成によれば、当該ブレードが、さらに、外縁部から突出した第2の舌片を有しており、内面が、さらに、第1の周面と異なる第2の周面と、第2のスリットとを有しており、該第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている。
本発明の第3のブレードの有利な構成によれば、第1のスリットが、第1の壁を有しており、該第1の壁が、トルクコンバータに対してほぼ軸方向に方向付けられており、第1の舌片が、壁を押圧するように配置されている。
本発明の第3のブレードの有利な構成によれば、第1のスリットが、第1の壁と、反対の側に位置する第2の壁とを有しており、両壁が、トルクコンバータに対してほぼ軸方向に方向付けられており、第1の舌片が、第1の壁と第2の壁とを押圧するように配置されている。
さらに、前述した課題を解決するために本発明の第1のトルクコンバータの構成では、当該トルクコンバータが、以下の構成部材:すなわち、ハウジングシェルを有しており、該ハウジングシェルが、第1の周面と第1のスリットとを有しており、該第1のスリットが、第1の周面の近傍に配置されており;外縁部を備えたブレードを有しており、外縁部が、ハウジングシェルの内面に適合されており;第1の舌片を有しており、該第1の舌片が、外縁部から突出していて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するようになっているようにした。
本発明の第1のトルクコンバータの有利な構成によれば、第1の舌片の一部が、主として、外縁部から突出した軸線を中心としてねじ曲げられている。
本発明の第1のトルクコンバータの有利な構成によれば、第1の舌片が、さらに、一体化された延長された部分を有しており、該延長された部分が、外縁部に対してほぼ接線方向に延びていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するようになっている。
本発明の第1のトルクコンバータの有利な構成によれば、第1の舌片が、内面に対する当該ブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている。
本発明の第1のトルクコンバータの有利な構成によれば、第1のスリットが、平行な2つの面を有している。
本発明の第1のトルクコンバータの有利な構成によれば、第1のスリットが、さらに、斜面を有している。
本発明の第1のトルクコンバータの有利な構成によれば、当該ブレードが、さらに、外縁部から突出した第2の舌片と、第2のスリットとを有しており、内面が、さらに、第1の周面と異なる第2の周面を有しており、第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている。
さらに、前述した課題を解決するために本発明の第2のトルクコンバータの構成では、当該トルクコンバータが、以下の構成部材:すなわち、ハウジングシェルを有しており、該ハウジングシェルが、第1の周面と第2の周面とを備えた内面を有しており、第1の周面が、第2の周面と異なっており;第1のスリットを有しており、該第1のスリットが、第1の周面の近傍に配置されており;第2のスリットを有しており、該第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており;外縁部を備えたブレードを有しており、外縁部が、内面に適合されており;第1の舌片と第2の舌片とを有しており、両舌片が、外縁部から突出していて、第1のスリット内にもしくは第2のスリット内に挿入されていて、圧縮応力下で第1のスリット内にもしくは第2のスリット内に係合するようになっているようにした。
本発明の第2のトルクコンバータの有利な構成によれば、トルクコンバータが、さらに、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成している。
本発明の第2のトルクコンバータの有利な構成によれば、トルクコンバータが、さらに、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している。
さらに、前述した課題を解決するために本発明の方法では、ハウジングシェルが、第1の周面と、該第1の周面と異なる第2の周面と、第1の周面の近傍に配置された第1のスリットと、第2の周面の近傍に配置された第2のスリットとを備えた内面を有しており、ブレードが、内面に適合された外縁部と、該外縁部から突出した第2の舌片とを有しており、当該方法が、以下のステップ:すなわち、a)第1の舌片の一部を、外縁部から第1の舌片を通って突出した軸線を中心としてねじ曲げ;b)第1の舌片を第1のスリット内に差し込み;c)押圧力を第1の舌片によって第1のスリットに作用させ;d)第2の舌片を第2のスリットに向かって押し進める:を有しているようにした。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、押圧力の作用が、さらに、第1のスリットの近傍でのハウジングシェルとの接触による第1の舌片のねじ曲げを含む。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、第1のスリットが、斜面を有しており、押圧力の作用が、さらに、斜面との接触による第1の舌片のねじ曲げを含む。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、押圧力の作用が、さらに、第1のスリットの近傍でのハウジングシェルとの接触による第1の舌片の圧縮を含む。
本発明のブレードの有利な構成によれば、トルクコンバータが、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成している。
本発明のブレードの有利な構成によれば、トルクコンバータが、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している。
本発明の前記のならびに更なる課題、特徴および利点は、図面に相俟った詳細な説明と、添付した特許請求の範囲とから当業者に明らかになる。
発明の詳細な説明
いま、本発明の本質および機能形式を、添付の図面に相俟った本発明の以下の詳細な説明の枠内で詳しく説明する。
まず、念のために明らかにしておくと、それぞれ異なる図面に示した同じ符号は、本発明の同一のまたは機能的に類似の構造エレメントを表している。本発明を、目下有利であると見なされる実施形態に相俟って説明するにもかかわらず、念のために明らかにしておくと、本発明は、有利な実施形態に限定されるものではない。
さらに、明らかであるように、本発明は、説明した特定の方法、材料および変更に限定されるものではなく、この限りにおいて、当然ながら変えることができる。さらに、明らかであるように、ここで使用される概念は、単に特定の実施形態を説明するために使用されるものであり、本発明の有効範囲の限定と解されるべきものではない。
その他に規定しない限り、ここで使用される技術的なかつ科学的な全ての概念は、本発明が属する技術分野における当業者に周知である意味と同一の意味を有している。本発明の実施または試験のために、ここで説明した方法、装置および材料に類似しているかまたは等価である任意の方法、装置および材料を使用することができるにもかかわらず、以下に有利な方法、装置および材料を説明する。
図14aは、円筒座標系200の斜視図である。この円筒座標系200は、本出願において使用される空間的な概念を示している。本発明を少なくとも部分的に円筒座標系に相俟って説明する。系200は長手方向軸線201を有している。この長手方向軸線201は、以下の方向・空間概念に対する基準として使用される。付加語「軸方向」、「半径方向」および「周方向」は、軸線201、(この軸線201に対して直角に延びる)半径202もしくは周203に対して平行な方向付けに関する。付加語「軸方向」、「半径方向」および「周方向」は、相応の平面に対して平行な方向付けに関する。それぞれ異なる平面を明示するために、対象物204,205,206が使用される。対象物204の面207は軸方向の平面を成している。すなわち、軸線201が、面に沿った1つの線を成している。対象物205の面208は半径方向の平面を成している。すなわち、半径202が、面に沿った1つの線を成している。対象物206の面209は周面を成している。すなわち、周203が、面に沿った1つの線を成している。別の例として念のために記載しておくと、軸方向の運動または移動は軸線201に対して平行に経過し、半径方向の運動または移動は半径202に対して平行に経過し、周方向運動または周方向移動は周203に対して平行に経過する。回転は軸線201に関する。
付加語「軸方向」、「半径方向」および「周方向」は、軸線201、半径202もしくは周203に対して平行な方向付けに関する。付加語「軸方向」、「半径方向」および「周方向」は、相応の平面に対して平行な方向付けにも関する。
図14bは、本出願において使用される空間的な概念を示す、図14aの円筒座標系200における対象物210の斜視図である。この円筒状の対象物210は、円筒座標系における円筒状の対象物を成していて、決して本発明の限定と解すべきものではない。対象物210は、軸方向の面211と、半径方向の面212と、周面213とを有している。面211は軸方向の平面の一部であり、面212は半径方向の平面の一部であり、面213は周面の一部である。
図1には、トルクコンバータのインペラ20の斜視図が示してある。このインペラ20はハウジングシェル22を有している。このハウジングシェル22は多数のスリット24を備えている。これらのスリット24には、インペラブレード26が組み付けられている。このブレード26の構造と、スリット24の構造と、これらの協働関係との詳細な説明を以下に論議する。当業者に明らかであるように、トルクコンバータのインペラは、構造的に見て、トルクコンバータのタービンに類似している。したがって、以下に論議する実施形態はインペラに関するにもかかわらず、タービンの構造に対して類似の構造を使用することができ、これによって、このような実施形態が、特許請求の範囲の精神および有効範囲に含まれている。
各ブレード26は舌片28を有している。多数の舌片28が中央のリング32の相応のスリット30の内部に配置されている。次いで、アッセンブリが1回のローラ掛けプロセスにさらされ、これによって、図1に示した多数の舌片28が折り曲げられ、こうして、多数のブレード26が中央のリング32に保持される。その後、インペラ20が洗浄され、これによって、加工の間にインペラ20に集積させられ得たあらゆる汚物、オイル、チップ等が除去される。清浄化・乾燥ステップ後、ブレード26がその縁部36に沿って、すなわち、ブレード26とハウジングシェル22との間の接触する縁部に沿ってハウジングシェル22の内面34にろう接される。当業者に明らかであるように、ろう接の代わりに、別の方法、たとえばレーザ溶接が、ブレード26をハウジングシェル22に固定するために使用されてよく、このような方法は、請求した本発明の精神および有効範囲に含まれている。次いで、ろう接ステップの終了後、完全なトルクコンバータを組み立てることができる。しかし、アッセンブリのこの部分は本発明に対して重要ではないので、論議しないことにする。有利な実施形態では、ブレード26がハウジングシェル22にろう接されているものの、僅かなトルクを備えた使用事例では、ブレード26が以下の論議により簡単に圧縮応力下でスリット24内に差し込まれれば十分である。
以下の論議は、図2〜図9に相俟って最良に理解することができる。図2は、トルクコンバータのインペラ20の横断面図である。このインペラ20は多数のスリット24を備えている。これらのスリット24は、インペラのハウジングシェル22の第1の周面に配置されている。これに対して、図3および図4は、図2の部分3;4の拡大横断面図である。この拡大横断面図には、内部に配置されるインペラブレード26の、折り曲げられた舌片を備えたスリットが示してある。図5には、インペラのハウジングシェル22の斜視的な横断面図が示してある。このハウジングシェル22内には、インペラブレード26が組み付けられている。図6aが、舌片38の折曲げ前のインペラブレード26の1つの実施形態の斜視図であるのに対して、図6bには、図6aの部分の斜視的な部分図が示してある。図7aが、図6aに示した、舌片38の折曲げ後、すなわち、舌片40のねじ曲げ後のインペラブレード26の斜視図であるのに対して、図7bには、図7aの部分の斜視的な部分図が示してある。最後に、図8が、突出した舌片42を有するインペラブレード26の第2の実施形態の側面図であるのに対して、図9は、図8に示したインペラブレード26の実施形態の背面図である。
スリット24が、直径44によって規定された周に配置されており、スリット46が、直径48によって規定された周に配置されているのに対して、スリット50は、直径52によって規定された周に配置されている。スリット24,46,50の位置は極めて重要である。なぜならば、インペラ20の効率が、ハウジングシェル22の内面34へのブレード26の整然とした配置に関連しているからである。上記説明によれば、公知先行技術は、金属表面に対して垂直方向へのスリットの打抜き加工によるスリットの形成を教示しており、これによって、スリットの入口に材料の一部が残されている。この残分は、差し込まれたインペラブレードを保持することができる。これに対して、スリット24,46,50は、ハウジングシェル22の回転軸線54に対して平行な打抜き加工作業によって形成される。ハウジングシェル22へのスリットの形成のためには、別の手段、たとえばレーザ切断または機械的な切断も可能であり、当業者に明らかであるように、このような手段は、請求した本発明の精神および有効範囲に含まれている。
図3〜図5に示した実施形態では、ブレード26が、第1のスリット24内への圧縮応力下での舌片40の挿入、次いで、スリット46内への舌片56の挿入、そして、スリット50内への舌片58の挿入によってハウジングシェル22内に組み付けられ、これによって、ブレード26がハウジングシェル22の内部に保持される。圧縮応力下での挿入とは、舌片と、スリットの1つまたはそれ以上の壁とが接触させられ、舌片と壁との間に法線方向の力が生ぜしめられることを意味している。すなわち、舌片が、少なくとも部分的に歪められ、壁を押圧するようにスリット内に押圧される。圧縮応力下での挿入に対する法線方向の力は、保持とも呼ばれる滑り嵌めまたは摩擦嵌めの場合の力よりも大きく設定されている。この滑り嵌めまたは摩擦嵌めの場合には、舌片の僅かな歪みしか生ぜしめられないかまたは舌片の歪みは決して生ぜしめられない。スリット内への圧縮応力下での舌片40の挿入によって、内面34から離れる方向へのブレードの軸方向の運動が阻止される。
図3では、スリット24内に、ねじ曲げられた舌片40が位置している。この舌片40は舌片38に類似していて、外縁部36から進出した軸線59を中心とした舌片38のねじ曲げによって形成される。幾つかの態様によれば、軸線59は、主として、外縁部36から進出した軸線に方向付けられている。たとえば、図6bには、ねじ曲げ前の舌片38が示してあり、図7bには、舌片40(軸線59を中心としたねじ曲げ後の舌片38)が示してある。幾つかの態様によれば、スリット24が軸方向の壁60,62を有している。ねじ曲げられた舌片40がスリット24内に差し込んである間、角隅部64,66が壁60,62を押圧していて、こうして、ブレード26をハウジングシェル22の内部に保持している。角隅部64,66は、ブレードを組み付けたいトルクコンバータに対する、ほぼ周面に追従する方向で圧縮応力を壁に加え、こうして、ブレード26をハウジングシェル22の内部に保持している。
図4には、舌片42と、斜め面取りされたスリット68とが示してある。図8および図9によれば、突出した舌片42が移行片70によってブレードに結合されていて、脚部72を有していて、この脚部72と縁部36との間に中間室を開放している。幾つかの態様によれば、脚部72が付加的に軸線(図示せず)を中心としてねじ曲げられる。この軸線は、ねじ曲げられた舌片40の形成に類似して、移行片70を通って縁部36から進出している。幾つかの態様によれば、この軸線は軸線59に類似して方向付けられている。斜め面取りされたスリッ68は、壁74,76と、傾斜した壁78とを有している。この傾斜した壁78は、突出した舌片42をスリット68内への挿入時に案内するための手段を提供している。スリット内への舌片42の差込み時には、角隅部80が、傾斜した壁78に接触する。この壁78は、突出した舌片42を引き続き移行片70の軸線を中心としてねじ曲げる。舌片42が完全に差し込まれるやいなや、この舌片42の角隅部80,82が壁74;76を押圧していて、こうして、ブレード26をハウジングシェル22の内部に保持している。
本発明によるねじ曲げられた舌片は、相応の平面の視点から考慮されてもよい。たとえば、図6a〜図7bに示したブレード26が、面88を備えたボディ86を有している。一般的には、このボディ86から舌片が突出している。舌片40は面90を有している。図7bから認めることができるように、面88,90は互いにずらされている。上記説明によれば、ブレード26は、スリット、たとえば壁60,62を備えたスリット24の内壁に対する、ブレード26の一体の構成要素としての舌片の圧縮応力によってハウジングシェル22内に保持される。したがって、スリット24内に差し込まれた舌片は、1つまたはそれ以上の角隅部が圧縮応力によって内壁に連結されているようにするために、十分にねじ曲げられていなければならない。言い換えるならば、ねじ曲げられた舌片の一方の角隅部に対する他方の角隅部の幅が、スリットの幅よりも大きく寸法設定されていることが望ましい。しかし、舌片および/またはスリットを形成するための別の方法(図示せず)も可能である。たとえば、舌片42が、移行片70から2つの方向に延びていて、これによって、「T字」を成す材料を有していてもよいし、舌片38が、ねじ曲げの代わりに折り曲げられていてもよいし、スリット68が、壁76の一部としての、斜め面取りされた別の壁を有していてもよい。このような変化形では、通常、変更された舌片と、その他の全ての舌片とが、トルクコンバータのハウジングシェルに設けられた相応のスリット内に差し込まれるやいなや、変更された舌片によるブレードの軸方向の運動が阻止されるようにするために、変更された舌片が、圧縮応力下で連結を生ぜしめることができることが必要となる。当業者に明らかであるように、このような変化形は、請求した本発明の精神および有効範囲に含まれている。
図10には、トルクコンバータのインペラに用いられるハウジングシェル122の横断面図が示してある。このハウジングシェル122は、スリット124と、トルクコンバータのインペラブレード126とを備えている。このインペラブレード126は、縁部136に対してほぼ接線方向に延びる一体化された延長された部分を備えている。
図11は、図10の部分11の拡大横断面図である。この拡大横断面図には、ハウジングシェル122とスリット146とが示してある。以下の説明は、図10および図11に相俟って見ることができる。幾つかの態様によれば、ブレード126が舌片128を有している。この舌片128は、中央のリング(図示せず)内に係合するように配置されている。幾つかの態様によれば、ブレード126が、延長された舌片152を有している。この舌片152は、スリット146内に係合するように配置されている。上述した実施形態に類似して、まず、舌片138がスリット124内に差し込まれ、次いで、延長された舌片152がスリット146に向かって押圧され、差し込まれ、その後、舌片154がスリット150に向かって押圧され、差し込まれる。延長された舌片152がスリット146内に差し込まれる場合には、肩部156が壁158に向かって押圧され、角隅部160が壁162に向かって押圧される。これによって、ブレード126がハウジングシェル122の内部に保持される。すなわち、舌片152の長さ164が、スリット146の幅166よりも大きく寸法設定されており、これによって、歪められかつプレス嵌めを生ぜしめることなしに、舌片152はスリット内に嵌合し得ない。
図12には、トルクコンバータインペラに用いられるハウジングシェル170の第2の構造の横断面図が示してある。このハウジングシェル170は、スリット124と、コンバータのインペラブレード126とを備えている。このインペラブレード126は、縁部136に対してほぼ接線方向に延びる一体化された延長された部分を備えている。
図13は、図12の部分13の拡大横断面図である。この拡大横断面図には、ハウジングシェル170とスリット172とが示してある。以下の説明は、図12および図13に相俟って見ることができる。上述した実施形態に類似して、まず、舌片138がスリット124内に差し込まれる。次いで、延長された舌片152,174がスリット146;172に向かって押圧され、差し込まれる。延長された舌片174がスリット172内に差し込まれる場合には、角隅部176が斜面178によって側方に曲げられ、その後、壁180を押圧する。すなわち、舌片138,152,174の間の間隔と、スリット124,146,172の間の間隔とは、舌片152がスリット146内に係合した場合に、端部182が壁180を越えて突出しており、これによって、プレス嵌めが端部182と壁180との間に生ぜしめられるように寸法設定されている。すなわち、舌片174が、スリット内に嵌合するために圧縮されなければならない。
以下の説明は、図10〜図13に相俟って見ることができる。ブレード126は、舌片152または舌片174または両舌片152,174を一緒に使用して圧縮応力下でハウジングシェル122;170に結合され、これによって、保持することができる。
したがって、当業者が、請求した本発明の精神および有効範囲に含まれている本発明の変更および変化を想像することができるにもかかわらず、本発明の課題が有効に解決されることを認めることができる。さらに、明らかであるように、上記説明は、本発明を単に明示するために使用されるものであり、限定と解されるべきものではない。したがって、本発明の精神および有効範囲から逸脱することなしに、本発明の別の実施形態が可能となる。
ハウジングシェルと、このハウジングシェル内に組み付けられたインペラブレードとを備えた、トルクコンバータのインペラの斜視図である。 図1のトルクコンバータのインペラに用いられるハウジングシェルの横断面図であり、この横断面図では、ブレードが取り除かれており、ハウジングシェルの第1の周面に多数のスリットが配置されている。 スリットを備えた、図2の部分3に示したハウジングシェルの拡大横断面図であり、この拡大横断面図には、内部に位置する本発明によるインペラブレードが示してある。 スリットを備えた、図2の部分4に示したハウジングシェルの拡大横断面図であり、この拡大横断面図には、内部に位置する本発明によるインペラブレードが示してある。 内部に組み付けられた本発明によるインペラブレードを備えたインペラのハウジングシェルの斜視的な部分図である。 舌片の曲げ加工前の本発明によるトルクコンバータのインペラブレードの実施形態の斜視図である。 図6aの部分の斜視的な部分図である。 図6aに示した、舌片の曲げ加工後のトルクコンバータのインペラブレードの実施形態の斜視図である。 図7aの部分の斜視的な部分図である。 本発明によるトルクコンバータのインペラブレードの側面図である。 図8に示した、トルクコンバータのインペラブレードの背面図である。 外縁部に対してほぼ接線方向に延びる一体化された延長された部分を備えた本発明によるトルクコンバータのインペラブレードを有する、トルクコンバータのインペラに用いられるハウジングシェルの部分横断面図である。 図10の部分11の拡大横断面図である。 外縁部に対してほぼ接線方向に延びる一体化された延長された部分を備えた本発明によるトルクコンバータのインペラブレードを有する、トルクコンバータのインペラに用いられるハウジングシェルの部分横断面図である。 図12の部分13の拡大横断面図である。 本出願において使用される空間的な概念を示す円筒座標系の斜視図である。 本出願において使用される空間的な概念を示す、図14aの円筒座標系における1つの対象物の斜視図である。
符号の説明
20 インペラ、 22 ハウジングシェル、 24 スリット、 26 インペラブレード、 28 舌片、 30 スリット、 32 リング、 34 内面、 36 縁部、 38 舌片、 40 舌片、 42 舌片、 44 直径、 46 スリット、 48 直径、 50 スリット、 52 直径、 54 回転軸線、 56 舌片、 58 舌片、 59 軸線、 60 壁、 62 壁、 64 角隅部、 66 角隅部、 68 スリット、 70 移行片、 72 脚部、 74 壁、 76 壁、 78 壁、 80 角隅部、 82 角隅部、 86 ボディ、 88 面、 90 面、 122 ハウジングシェル、 124 スリット、 126 インペラブレード、 128 舌片、 134 内面、 136 縁部、 138 舌片、 146 スリット、 150 スリット、 152 舌片、 154 舌片、 156 肩部、 158 壁、 160 角隅部、 162 壁、 164 長さ、 166 幅、 170 ハウジングシェル、 172 スリット、 174 舌片、 176 角隅部、 178 斜面、 180 壁、 182 端部、 200 円筒座標系、 201 長手方向軸線、 202 半径、 203 周、 204 対象物、 205 対象物、 206 対象物、 207 面、 208 面、 209 面、 210 対象物、 211 軸方向の面、 212 半径方向の面、 213 周面

Claims (40)

  1. トルクコンバータに用いられるブレードにおいて、当該ブレードが、以下の構成部材:すなわち、
    トルクコンバータに設けられたハウジングシェルの内面に適合されているように配置された外縁部を有しており;
    該外縁部から突出した第1の舌片を有しており、該第1の舌片の一部が、外縁部から突出した軸線を中心としてねじ曲げられていて、圧縮応力下で、ハウジングシェルの第1の周面の近傍に配置された第1のスリット内に係合するように配置されていることを特徴とする、トルクコンバータに用いられるブレード。
  2. 第1の舌片が、さらに、一体化された延長された部分を有しており、該延長された部分が、少なくとも部分的に外縁部に対して接線方向に延びていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されている、請求項1記載のブレード。
  3. 第1の舌片が、内面に対する当該ブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている、請求項1記載のブレード。
  4. 第1の舌片が、トルクコンバータに対する、ほぼ周面に追従する少なくとも一方向で圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されている、請求項1記載のブレード。
  5. 第1のスリットが、平行な2つの面を有している、請求項1記載のブレード。
  6. 第1のスリットが、さらに、斜面を有している、請求項5記載のブレード。
  7. 当該ブレードが、さらに、外縁部から突出した第2の舌片を有しており、内面が、さらに、第1の周面と異なる第2の周面と、第2のスリットとを有しており、該第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている、請求項1記載のブレード。
  8. トルクコンバータが、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成している、請求項1記載のブレード。
  9. トルクコンバータが、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している、請求項1記載のブレード。
  10. トルクコンバータに用いられるブレードにおいて、トルクコンバータが、内面を備えたハウジングシェルを有しており、当該ブレードが、以下の構成部材:すなわち、
    第1の面と外縁部とを備えたボディを有しており;
    外縁部から突出した、第2の面を備えた第1の舌片を有しており、第1の面と第2の面とが、互いにずらされていて、圧縮応力下で、ハウジングシェルの第1の周面の近傍に配置された第1のスリット内に係合するように配置されていることを特徴とする、トルクコンバータに用いられるブレード。
  11. 第1の舌片が、さらに、一体化された延長された部分を有しており、該延長された部分が、少なくとも部分的に外縁部に対して接線方向に延びていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するように配置されている、請求項10記載のブレード。
  12. 第1の舌片が、内面に対する当該ブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている、請求項10記載のブレード。
  13. 第1のスリットが、平行な2つの面を有している、請求項10記載のブレード。
  14. 第1のスリットが、さらに、斜面を有している、請求項13記載のブレード。
  15. 当該ブレードが、さらに、外縁部から突出した第2の舌片を有しており、内面が、さらに、第1の周面と異なる第2の周面と、第2のスリットとを有しており、該第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている、請求項12記載のブレード。
  16. トルクコンバータが、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成している、請求項10記載のブレード。
  17. トルクコンバータが、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している、請求項10記載のブレード。
  18. トルクコンバータに用いられるブレードにおいて、当該ブレードが、以下の構成部材:すなわち、
    トルクコンバータに設けられたインペラのハウジングシェルの内面に適合されているように配置された外縁部を有しており;
    該外縁部から突出した第1の舌片を有しており、該第1の舌片が、さらに、一体化された延長された部分を有しており、該延長された部分が、外縁部に対してほぼ接線方向に延びていて、圧縮応力下で、ハウジングシェルの第1の周面の近傍に配置された第1のスリット内に係合するように配置されていることを特徴とする、トルクコンバータに用いられるブレード。
  19. 第1の舌片が、内面に対する当該ブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている、請求項18記載のブレード。
  20. 第1のスリットが、平行な2つの面を有している、請求項19記載のブレード。
  21. 第1のスリットが、さらに、斜面を有している、請求項20記載のブレード。
  22. 当該ブレードが、さらに、外縁部から突出した第2の舌片を有しており、内面が、さらに、第1の周面と異なる第2の周面と、第2のスリットとを有しており、該第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている、請求項19記載のブレード。
  23. 第1のスリットが、第1の壁を有しており、該第1の壁が、トルクコンバータに対してほぼ軸方向に方向付けられており、第1の舌片が、壁を押圧するように配置されている、請求項18記載のブレード。
  24. 第1のスリットが、第1の壁と、反対の側に位置する第2の壁とを有しており、両壁が、トルクコンバータに対してほぼ軸方向に方向付けられており、第1の舌片が、第1の壁と第2の壁とを押圧するように配置されている、請求項18記載のブレード。
  25. トルクコンバータにおいて、当該トルクコンバータが、以下の構成部材:すなわち、
    ハウジングシェルを有しており、該ハウジングシェルが、第1の周面と第1のスリットとを有しており、該第1のスリットが、第1の周面の近傍に配置されており;
    外縁部を備えたブレードを有しており、外縁部が、ハウジングシェルの内面に適合されており;
    第1の舌片を有しており、該第1の舌片が、外縁部から突出していて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するようになっていることを特徴とする、トルクコンバータ。
  26. 第1の舌片の一部が、主として、外縁部から突出した軸線を中心としてねじ曲げられている、請求項25記載のブレード。
  27. 第1の舌片が、さらに、一体化された延長された部分を有しており、該延長された部分が、外縁部に対してほぼ接線方向に延びていて、圧縮応力下で第1のスリット内に係合するようになっている、請求項25記載のブレード。
  28. 第1の舌片が、内面に対する当該ブレードの軸方向の運動を阻止するように配置されている、請求項25記載のブレード。
  29. 第1のスリットが、平行な2つの面を有している、請求項25記載のブレード。
  30. 第1のスリットが、さらに、斜面を有している、請求項29記載のブレード。
  31. 当該ブレードが、さらに、外縁部から突出した第2の舌片と、第2のスリットとを有しており、内面が、さらに、第1の周面と異なる第2の周面を有しており、第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており、第2の舌片が、機能的に第2のスリット内に係合するように配置されている、請求項25記載のブレード。
  32. トルクコンバータにおいて、当該トルクコンバータが、以下の構成部材:すなわち、
    ハウジングシェルを有しており、該ハウジングシェルが、第1の周面と第2の周面とを備えた内面を有しており、第1の周面が、第2の周面と異なっており;
    第1のスリットを有しており、該第1のスリットが、第1の周面の近傍に配置されており;
    第2のスリットを有しており、該第2のスリットが、第2の周面の近傍に配置されており;
    外縁部を備えたブレードを有しており、外縁部が、内面に適合されており;
    第1の舌片と第2の舌片とを有しており、両舌片が、外縁部から突出していて、第1のスリット内にもしくは第2のスリット内に挿入されていて、圧縮応力下で第1のスリット内にもしくは第2のスリット内に係合するようになっていることを特徴とする、トルクコンバータ。
  33. トルクコンバータが、さらに、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成している、請求項32記載のブレード。
  34. トルクコンバータが、さらに、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している、請求項32記載のブレード。
  35. ブレードをコンバータハウジングシェル内に組み付けるための方法において、ハウジングシェルが、第1の周面と、該第1の周面と異なる第2の周面と、第1の周面の近傍に配置された第1のスリットと、第2の周面の近傍に配置された第2のスリットとを備えた内面を有しており、ブレードが、内面に適合された外縁部と、該外縁部から突出した第2の舌片とを有しており、当該方法が、以下のステップ:すなわち、
    a)第1の舌片の一部を、外縁部から第1の舌片を通って突出した軸線を中心としてねじ曲げ;
    b)第1の舌片を第1のスリット内に差し込み;
    c)押圧力を第1の舌片によって第1のスリットに作用させ;
    d)第2の舌片を第2のスリットに向かって押し進める:
    を有していることを特徴とする、ブレードをコンバータハウジングシェル内に組み付けるための方法。
  36. 押圧力の作用が、さらに、第1のスリットの近傍でのハウジングシェルとの接触による第1の舌片のねじ曲げを含む、ブレードをコンバータハウジングシェル内に組み付けるための請求項35記載の方法。
  37. 第1のスリットが、斜面を有しており、押圧力の作用が、さらに、斜面との接触による第1の舌片のねじ曲げを含む、ブレードをコンバータハウジングシェル内に組み付けるための請求項35記載の方法。
  38. 押圧力の作用が、さらに、第1のスリットの近傍でのハウジングシェルとの接触による第1の舌片の圧縮を含む、ブレードをトルクコンバータのインペラシェル内に組み付けるための請求項35記載の方法。
  39. トルクコンバータが、インペラシェルを備えたインペラを有しており、インペラシェルが、ハウジングシェルを形成している、請求項35記載のブレード。
  40. トルクコンバータが、ポンプシェルを備えたポンプを有しており、ポンプシェルが、ハウジングシェルを形成している、請求項35記載のブレード。
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