JP2009535268A - バンド従動パッケージおよびそのコンポーネントの製造 - Google Patents

バンド従動パッケージおよびそのコンポーネントの製造 Download PDF

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Abstract

バンド従動パッケージを製造する方法又はパッケージ用バンド駆動コンポーネントを製造する方法と、これらの方法を実行する機械とが開示される。1つの方法は、可撓性を有する第1および第2のウェブを供給方向に供給する工程を含み、基材の各面に1つのウェブを供給することによって、両ウェブが供給方向に関して基材の前後で互いに対面配置される。この方法はさらに、対面配置された両ウェブを基材の前方の第1結合部と基材の後方の第2結合部とにおいて結合する工程を含み、両結合部は、両結合部の間にある基材を協働で取り囲むウェブ部分に隣接する。この方法はさらに、結合されたウェブ部分をウェブの残り部分から分離することによって、両結合ウェブ部分が協働でバンドを形成して基材を包囲し、パッケージの使用中、基材の周囲でスライド可能に構成する。

Description

本発明は、バンド従動パッケージおよびそのようなパッケージのバンド駆動コンポーネントの製造に関するものである。このようなパッケージは具体的には、ヨーロッパ特許第1140639号等の、本出願人の特許によって例示されている。
ヨーロッパ特許第1140639号よって例示されるパッケージの特徴は、平面デバイダ等の支持構造の周りに延設され、使用時に支持構造の周囲でスライドするバンドにある。このデバイダは通常、パッケージの全体サイズおよび全体形状を規定するスリーブ内に支持されるため、該デバイダとスリーブとは、共通に折り畳まれたブランクの一体パネルとして構成することができる。バンドには複数のタブ部材がデバイダの各面に1つずつ取り付けられ、1つのタブ部材をパッケージから取り出すことによってバンドがデバイダの周囲でスライドするように構成されている。そして、バンドのこのような移動によって、他方のタブ部材が反対方向からパッケージから取り出される。逆に、1つのタブ部材をパッケージ内に戻すと、バンドを介して他方のタブ部材もパッケージ内に戻る。したがって、バンドは両タブ部材に連動してパッケージからの出入りという反対方向の移動を行う駆動ベルトとしての役割を果たす。
一方又は両方のタブ部材は、トレイとして、又はブリスターパック等の他の構造体として、パッケージの内容物を支持し、場合によってはそれを陳列するように構成することができる。さらに、一方のタブ部材を単に、パッケージの内容物に関するブランド又は使用時の注意事項を表示するようにすることも可能である。例えば、1つのタブ部材によってインストラクションリーフレットを支持し、このタブ部材をパッケージから引き出すことにより他方のタブも移動させてパッケージの内容物を該パッケージから反対方向に搬送させることによって、前記インストラクションリーフレットを展開可能に構成することができる。
ヨーロッパ特許第1140639号の内容は、引用したことによって本明細書に包含される。
ヨーロッパ特許第1140639号明細書
本発明は、バンド従動パッケージ又はボール紙を高速で製造するという課題に関する。ここでは「高速(high speed)」とは、毎分、シングルレーン又はシングルヘッド機械につき約100パッケージを上回る速度での製造を意味するが、但し本発明は、いかなる特定の速度に限定されるものでもない。例えば、本発明の原理は毎分100パッケージ以下の速度で運転される機械にも適用可能であり、反対に、本発明は、毎分、一機あたり150〜250パッケージもの高速の製造速度でも作動可能である。
これらの速度は、単に例示的に記載されるものであって、本発明を限定するものではない。したがって、本発明は、毎分、一機あたり250パッケージを超える製造速度を達成可能な機械又は処理を除外するものではない。例えば、本発明は、2つ以上のレーンと2つ以上のバンド形成ヘッドを備えることが可能な機械も含むものであり、そのような並列処理によって機械の速度は倍増する。
高速製造可能な機械は、薬品のパッケージ製造等の大量用途に有利に適している。本明細書においては、本発明を例示するために薬品への用途を採用し、錠剤又はカプセル用のブリスターパックはパッケージがタブ部材の一方又は両方の役割を果たす。しかしながら、本発明はいかなる特定の用途のためのパッケージに限定されるものではない。また本発明は完全なパッケージの製造に限定されるものでもない。本発明の特徴は、バンド駆動コンポーネントであって後続の製造作業においてパッケージにされるか又はパッケージに組み込まれるもの、の製造にある。そのような後続の作業は、バンド駆動コンポーネントを異なる箇所に搬送した後、異なる製造設備において行うことが可能である。
大量生産においては、パッケージの使用時バンドの円滑移動に必須である近接スライドフィット(close sliding fit)を維持しながら、バンドをブランクその他の支持構造体に配置することには困難がある。側方へ配置するためには、バンドは通常ブランクのエッジ内の切欠き部という、該ブランクの比較的狭いネック部を形成する限られた範囲内で移動する。つまり、バンドをブランクの周りで近接スライドフット状態にする必要性を念頭におくなら、ブランクの、ネック部の両面までの全幅が、平坦化されたバンドの長さよりも大きい。したがって、単純に未切断(unbroken)のバンドを平坦なブランク上でスライドさせることは不可能である。
既存の製造プロセスでは、連続した未切断のバンドが、プラスチックフィルムの面平行チューブを直交に切断することによって作られる。チューブはその形状に押し出し成形することが可能であるが、より実用的には、シートから長手方向に溶接される。次に、バンドがループ状に保持され、平坦で長手状のボール紙ブランクがその中央長手軸心周りで弾性的に曲げられてその幅を小さくする。その後、ブランクをその幅狭の曲げ形状に保持しながら、該ブランクをループ状のバンドに挿入する。解除されると、バンドはその平坦な形状を取り戻し、その全幅によってバンドを、ブランク周りでの円滑な移動のために近接スライドフィット状態に支持する。
この既存の製造処理はバンド従動パッケージのバッチを製造するにはかなりうまく作用するものではあるが、機械化された製造には適用できず、それは通常手作業によって行われる。これによって製造速度が制約され、労働コストが高くつき(又は安価な労働源との間の輸送コストが高くつき)、かつ品質管理の問題が起こる。
本発明はこのような背景に対してなされたものである。
一特徴において、本発明は、バンド従動パッケージ又はパッケージのためのバンド駆動コンポーネントの製造方法である。この方法は、可撓性を有する第1および第2のウェブを供給方向に供給する工程を含み、基材の各面に1つのウェブを供給することによって、両ウェブが前記供給方向に関して基材の前後で互いに対面配置される。両ウェブは、好適には、熱溶接可能なプラスチック材から成る同一のストリップ材であり、前記基材は、好適には、バンドの周りのスリーブとバンドに取り付けられたタブ部材とを含むバンド従動パッケージを製造するべく折り畳み可能なボール紙ブランク等の、平坦パネルである。
前記方法は、次に、対面配置された両ウェブを基材の前方の第1結合部と基材の後方の第2結合部とにおいて結合する工程を含み、両結合部は、両結合部の間にある基材を協働で取り囲むウェブ部分に隣接(bound)する。結合は、溶接によって行うことができる。結合後、結合されたウェブ部はウェブの残り部分から分離されることによって、両結合ウェブ部分が協働でバンドを形成して基材を包囲し、パッケージの使用中、基材の周囲でスライド可能に構成する。
好適には、前記第1および第2ウェブは前記供給方向において互いに平行に延出し、これらウェブの間に前記基材が位置し、かつ、前記第1および第2ウェブはそれぞれリールから供給されるストリップである。
側方位置に関しては、前記第1および第2ウェブが前記基材の狭いネック部に対して位置合わせされることによって、前記バンドがネック部において前記基材を取り囲むように構成されているのが有利である。好適には、前記バンドは使用時、前記基材の先端エッジと、この先端エッジに対して平行なネック部にある基材の後端エッジとの周りでスライド可能であり、両エッジは前記第1および第2ウェブの供給方向に対して直交している。
好適には、前記ウェブ部は結合部形成直後に、この結合部に沿ってウェブから分離することができる。例えば、結合部が溶接によって形成される場合には、前記ウェブ部は、溶接後にウェブを溶解することによってウェブから分離することができる。
結合部をブランクのエッジにできる限り近く形成可能にするために、本発明の方法は、結合前に前記第1および第2ウェブを互いに押し付ける工程を含むことができる。例えば、ストリッパバーを進行させて前記第1および第2ウェブを互いに押し付け、次に、互いに押し付けられたウェブに溶接ヘッドを進行・接触させて両ウェブを互いに溶接することができる。
廃棄材を最小限にし、バンドが基材周りで近接スライドフィットするのを確保するためには、前記基材と前記第1および第2ウェブとの間に相対長手方向移動を起こすことによって、第1結合部が形成された後に、この第1結合部に対して前記基材が近づくようにすることが好適である。この相対長手方向移動は、基材が第1結合部に接当した時に終了する。
前記相対長手方向移動は様々な方法で実現可能である。例えば、供給方向において、基材を両ウェブよりも高速に移動させることができる。この目的のために、基材を第1コンベヤ手段によって駆動し、ウェブを、この第1コンベヤ手段よりも低速で移動する第2コンベヤ手段によって駆動してもよい。基材が長手部材である場合には、前記第1コンベヤ手段が、好適には、基材の一端部を支持し、前記第2コンベヤ手段が基材の他端部を支持する。
好適には第2結合部が第1結合部の後に形成され、この場合、前記基材と第1結合部との間の相対移動が、前記第1結合部が形成された後で第2結合部が形成される前に行われるのが有利である。例えば、基材が第1結合部に接当した時に、基材の直後において第2結合部を形成することができる。
大量生産では、複数の基材をウェブ間に連続的に供給し、ウェブを、これら複数の連続する基材のギャップにおいて結合することが考えられる。好適には、本発明は、1つの基材の後方の第2結合部が、後続の基材の前方の第1結合部の役割もすることを可能にする。
形成後、前記バンドは、好ましくは、基材の周りに進行されて、基材の先端エッジおよび後端エッジの内側に結合部を移動させる。これによって両結合部は、これら結合部の上方でのタブ部材の取り付けのために位置決めされ、これによって結合部が補強されるとともに、基材のエッジ上で結合部が弛むことが防止される。そうでなければ、そのような弛みによって基材の周りでのバンドの円滑な移動が妨げられ、破断が生じる危険がある。例えば、バンドは、基材と、バンドと接触するバンド駆動手段との間の相対移動によって進行させることができる。前記バンド駆動手段は、第2コンベヤ手段とすることができる。或いは、前記バンド駆動手段は、バンドの両側で反対回転するピンチローラとして構成することも可能である。
バンドが基材周りで回転し、溶接部その他の結合部が基材の一方のエッジから僅かに内側に位置すると、次に、溶接部の上又は両側に塗布される接着剤を使用して、前記バンドに対してタブ部材を接着することができる。溶接部の上又は両側に接着剤を塗布することには2つの利点がある。第1には溶接部が補強され、第2には、パッケージの使用時、溶接部が基材のエッジ上で弛む程度までは移動しないようにすることができる。
本発明の第1特徴によって製造される部分仕上げコンポーネントは更なる処理のために別の設備に提供することが可能であるため、バンドを基材の周りで進行させる構成は、本発明の第1特徴とは独立して使用することが可能である。したがって、本発明の別の特徴によるバンド従動パッケージの製造方法は、バンドによって取り囲まれた基材を提供する工程を含み、このバンドは、基材のエッジの外側にある少なくとも1つの結合部において互いに結合されたウェブ部分によって形成されている。この方法はさらに、前記バンドを前記基材の周りで進行させて前記結合部を基材の前記エッジの内側に移動させる工程を含む。
本発明の両方法はさらに、少なくとも1つのタブ部材をバンドに、例えばバンドに接着剤を付着することによって、取り付ける工程を含む。補強のために好適には、接着剤は、バンドの結合部に重ねられるか又は該結合部を跨ぐ状態で塗布される。前記接着剤は、前記タブ部材および接着剤のバンドへの付着前に、タブ部材に取り付けることができる。或いは、接着剤は、該接着剤にタブ部材を取り付ける前に、バンドに塗布することができる。
本発明の概念に含まれる別の特徴において、本発明は、さらに、バンド従動パッケージ、又は、パッケージのためのバンド駆動コンポーネントを製造するための機械に関し、この機械は、可撓性を有する第1および第2ウェブを供給方向に供給するウェブフィーダを含み、基材の各面に1つのウェブを供給することによって、前記供給方向に関して基材の前後に両ウェブが対面配置される。この機械はさらに、対面配置された両ウェブを基材の前方の第1結合部と基材の後方の第2結合部とにおいて結合するウェブジョイナ(web joiner)を含み、両結合部はウェブ部分に隣接し、これらウェブ部分は両結合部の間にある基材を協働で取り囲む。この機械はさらに、結合されたウェブ部分をウェブの残り部分から分離することによって、これら結合ウェブ部分が協働で、基材を包囲するバンドを形成するように構成されたウェブデバイダ(web divider)を含み、これら結合ウェブ部分は、パッケージの使用中、前記基材の周囲でスライド可能に構成される。
連続製造のために、前記ウェブジョイナおよび/又は前記ウェブデバイダは、結合分離中、前記ウェブと共に移動する。例えば、前記ウェブジョイナおよび/又はウェブデバイダは好ましくは回転運動で移動するが、ボックス運動(box motion)も可能である。
溶接・切断ヘッドが、前記ウェブジョイナおよびウェブデバイダの両方の役割をすることも可能である。したがって一般には、前記ウェブジョイナとウェブデバイダとは同じコンポーネントとして構成することができる。
上述したように、前記機械はさらに、前記ウェブジョイナと連動して、結合前に第1および第2ウェブを互いに押し付けるためのストリッパバー等のウェブプレッサ(web presser)を含むことができる。このウェブプレッサは、好ましくは、前記ウェブジョイナに対して相対移動可能であるのみならず、両ウェブに対してもウェブジョイナと共に相対移動可能である。前記ウェブデバイダが前記ウェブジョイナと別に設けられる場合、ウェブプレッサをウェブデバイダと連動させてもよい。
前記機械は、好適には、少なくとも1つのタブ部材を前記バンドに添付するタブ添付ステーション(tab application station)を有する。第1および第2のタブ添付ステーションを設け、うち一方のステーションを、前記機械を通る流れ方向に関して他方のステーションの下流側に設けてもよい。
好ましくは、前記機械には、前記基材を折り畳むための折り畳み手段が含まれる。この折り畳み手段は少なくとも1つのプラウ折り畳みガイド(plough folding guide)を備え、より好ましくは、基材が機械を通って移動する時に、基材に対して連続した折り畳み作業を行うように配置された複数のプラウ折り畳みガイドを備えることができる。このような折り畳み手段をタブ部材付着ステーションの上流側と下流側との両方に配設してもよく、これにより折り畳みが、タブ部材のバンドに対する添付の前後両方において行える。
バンドを基材の周りで進行させる本発明の前記第2特徴は、バンド従動パッケージを製造するための機械としても実施することができる。この機械は、バンドによって取り囲まれた基材を受け取る手段を有し、前記バンドは、基材のエッジの外側にある少なくとも1つの結合部において互いに結合されたウェブ部分によって形成されている。前記機械はさらに、前記バンドが基材周りでスライドすることを許容しながら前記基材を支持する手段と、支持された基材の周りで前記バンドを進行させて、前記結合部を基材の前記エッジの内側へ移動させる駆動手段とを有する。上述したように、前記駆動手段は好適には、前記バンドを前記基材周りで進行させるためのコンベヤ又はピンチローラとして構成される。
本発明を理解しやすくするために、以下では例示としての添付図面を参照する。各図面は次の通りである。
本発明によるバンド従動パッケージの製造に係る主要な処理工程の流れ図 機械を通って流れる連続ブランクが受ける処理工程に関連させて図1の処理工程を例示するリニアパッケージ製造機の概略平面図 バンド駆動コンポーネントを製造するためのブランク周りでのバンドの形成に関する略図であって、ブランクの後端エッジの近傍で2つの重ねられたプラスチックストリップを溶接・切断することによってバンドを完成させる方法を示す図 連続する製造工程を示す概略平面図であって、(a)は図3に対応する図、(b)は次の製造工程、すなわち次のブランクを図3および(a)において製造された溶接部に接当させる工程を示す図 図3に対応する概略側面図であるが、現在では好適とされない両刃溶接・切断ヘッドを備える別実施形態を示す図 (a)は図4の(a)に、(b)は図4の(b)に対応する概略平面図であって、図5の両刃溶接・切断ヘッドからどのようにしてプラスチックフィルム材の廃棄材ができるのかを示す図 バンドをブランクの周りで進行させ溶接部を再位置決め方法を示す概略側面図 図7のものに代わる解決手段を示す概略側面図 バンドの一方の溶接部に対する接着ストリップの添付を示す概略断面図 図9のバンドに添付された接着ストリップに対する第1タブ部材の付着を示す概略断面図 バンドを反転させてバンドの他方の溶接部を露出させるために、第1タブ部材の周りで折り畳まれたブランクを示す概略断面図 図11で露出されたバンドの溶接部に対する接着ストリップの添付を示す概略断面図 図12のバンドに添付された接着ストリップに対する第2タブ部材の取り付けを示す概略断面図 図13に対応する概略断面図であって、パッケージのスリーブを完成するべく第2タブ部材周りで折り畳まれたブランクのバネルを示す図 図14で完成されたパッケージの縮小概略断面図であって、反転されたパッケージと、使用時にスリーブから突出する第1および第2タブ部材とを示す図 ダイナミックストリッパバーを含む、実際の溶接・切断ヘッド構造の概略側面図 図1の処理工程を行うための回転機械の概略平面図 本発明によるパッケージを製造するための機械の一実施形態の側面図 図18の機械の平面図 図18および図19に示す機械の上流側端部にストリップとブランクとを供給する供給ステーションと、この供給ステーションの下流側の機械の圧着ステーションの拡大詳細斜視図 図20の供給ステーションのストリップ供給機構の拡大詳細側面図 供給ステーションの下流側の、図20に示した圧着ステーションの拡大詳細側面図 図22に対応する圧着ステーションの斜視図 図21〜図23に示した圧着ステーションの拡大詳細斜視図 バンドをその対応ブランク周りで進行させるための、図18および図19で示した機械の反対回転ローラの拡大詳細斜視図
まず図1および図2を参照すると、図1の各処理工程と図2の各例示とは、各図の上に示したボール紙ブランク(carton blanks)10の導入から、各図の下に示した、完成したバンド従動パッケージ12の製造までを対称に示したものである。
完全なものにするために本明細書では、図1および図2に要約した通りの、単一の製造設備における連続処理でパッケージ12を製造することに関連した全処理工程について説明を行う。ただし本発明は必ずしも、これらの工程の全てを図示の順序で行う必要はないこと、或いは、これらの工程の実行が全く必要とならない場合もあることが強調される。また、本発明は、簡潔と明瞭のために図1および図2から省略されたその他の工程を除外するものでもない。そのような作業には、パッケージ12の印刷工程若しくはカスタマイズ工程、又は、取扱ブックレット(instruction booklet)をパッケージ12に挿入する工程が含まれる可能性がある。図18〜25に図示されている実施形態は、取扱ブックレットをパッケージに挿入する1つの方法を示すものである。
特に、図1および図2に要約されている方法では、割込みによって処理が部分的にしか済んでいないブランクの保管後又は輸送後に、幾つかの作業を後で又は異なる製造設備で行う可能性も予見できる。具体的には、バンド駆動コンポーネントを作るためにバンド20をブランク10に添付した後、ブランク10の残りの部分を折り畳み、のり付けして、そのバンド駆動コンポーネントを含むバンド従動パッケージ12を形成することができる。ただし、それらの後続の折り畳みおよびのり付け作業は、その広い意味において、本発明に不可欠なものではい。
簡単に説明すると、図1に示すように、ここで説明する処理および機械14は、ブランク10を取り込み、次にブランク10の各側方に1つずつフィルムのストリップ34、36を導入して、これらストリップ34、36の間に前記ブランク10を挟みこむ。これらストリップ34、36およびブランク10の構成と相対的配置については、後に図2および図3を参照してさらに詳述する。次に、ストリップ34、36を互いに溶接し、切断してブランク10の周りにバンド20を形成する、このバンド20は、ブランク10の直前すなわちブランク10の下流側に1つの溶接部を有し、ブランク10の直後すなわちブランク10の上流側にも1つの溶接部を備える。これについて、図4の(a)、(b)を参照してさらに詳細に説明する。
第2の溶接と切断が行われてバンド20が完成すると、このバンド20をブランク10周りに進行させて、前記溶接部をブランク10の先端エッジおよび後端エッジの内側に再配置する。この点に関しては図7の(a)、(b)、図8の(a)、(b)も参照。これによってバンド20の一方の溶接部に、図10に示すようなブリスターパック(blister pack)等の第1タブ部材を添付することが可能となる。その後、図11に示すように、この第1タブ部材周りでブランク10を折りたたんで、バンド20を反転させる。これによってバンド20の他方の溶接部が現れた後、図13に示すように、別のブリスターパック等の第2タブ部材を他方の溶接部に添付することができる。
前記第2タブ部材が位置決めされると、図14に示すように最終的な折り目を形成してパッケージ12を完成させるが、完成するとブランク10は、両タブ部材周りでスリーブを形成するとともに、使用時に両タブ部材を相反対方向に駆動可能なようにバンド20を支持するデバイダを形成する。
次に図2を詳細に参照すると、本発明の実施に係る機械14によって処理するボール紙ブランク10は略長方形であるが、その長方形の各長辺には切欠き部16が、ブランク10の一端側にオフセットして形成されている。導入部において既に認めたようにそのような切欠き部16は既に公知であり、この切欠き部16によってブランク10の比較的狭いネック部18が形成され、そのネック部18の周りにバンド20が延伸される。これら切欠き部16は本発明に不可欠ではないが、使用時にバンド20のための望ましい側方位置を提供するネック部18を形成するものとして好適である。
図2に示す各ブランク10は2つの主要面22、24を有し、この図では一方の最上面22しか見えず、もう一方の最下面24は図中ブランク10の下側に隠れている。各ブランク10はさらに、先端エッジ26と、この先端エッジ26に平行な後端エッジ28とを有する。ここで、「先端エッジ(leading edge)」および「後端エッジ(trailing edge)」という用語は機械14を通る連続するブランク10の流れ方向に関するものであり、この方向は、図2では上から下への方向であり、それに続く図面では左から右への方向である。この実施形態においては、先端エッジ26および後端エッジ28はそれぞれ、一方の切欠き部16の基部を含む。
一連のブランク10が機械14に提供されるときには、切欠き部16を含むそれらの長辺が流れ方向に対し直交となるように、横向きになって互いに間隔をあけている。フランク10は、図2の機械の上流側にある交換可能なカートリッジから供給することが可能であり、カートリッジ内においてブランク10は、所望の向きで規則的な間隔でカートリッジから1つずつ取り出せるようにスタックされている。ブランク10は、好ましくは、各ブランク10の最下面24を鉛直下向きにして略水平面に沿って機械14を通過するが、この向きは必須ではない。
ブランク10は、オフセットネック部18とは反対側の各ブランク10の全幅主要部をグリップする水平第1コンベヤ30によって、機械14を通って運ばれる。真空コンベヤが好適であるが、その他のコンベヤ手段も当業公知であり、それらも本発明から除外されるものではない。
大幅に簡略化された略図である図2においては、ブランク10は、単一の連続第1コンベヤによって機械14全体を通って運ばれている状態が示されている。オートメーションにおいて最善とされる実務ではブランク10を一旦制御下に置いたら制御解除するべきではないと提案されているが、後述する各処理のために、これらブランク10を1つのコンベヤ手段から別のコンベヤ手段に渡す可能性もあることは当業者には明らかであろう。事実、上述したように、図1および図2に要約されている処理を中断し、部分的に処理済みのブランク10を保管又は搬送するインターバル後に処理を完了させてもよい。
また、折り畳み工程中にブランク10を第1コンベヤ30に押し付けるためのクランプ手段又はピンチローラ等の、補助位置決め手段(supplementary location means)を任意のステージに設けることも可能である。折り畳み工程中にそのような手段がなければ、真空ベルトによる位置決めでは折り畳みによって作用するモーメント負荷下のせん断に比較的弱いため、ブランク10がコンベヤ30に対してスリップするかもしれない。ピンチローラ等の補助位置決め手段は当業者にとっては標準的なものであるため、そのような手段は明瞭のために大部分の図面から省略している。但し、図18〜図25に示す実施形態では補助位置決め手段を使用しており、この手段は、図19に示す機械の平面図に見える。
第2真空コンベヤ32は、第1コンベヤ30に対して平行にかつ離間して、ブランク10のネック部18の下方に延設されている。ただし、これらブランク10の主要部分は第1コンベヤ30によって支持され把持されている。第2コンベヤ32は、第1コンベヤ30と同じ略水平面に駆動面を形成しており、各ブランク10は、機械14を通過して移動する時、その略水平面において支持される。
次に図3も参照すると、可撓性プラスチックフィルムの2つの同一のストリップ34、36が各リール38、40から引き出され、機械14の溶接・切断ステーション42に供給される。具体的には、上ストリップ34は、ブランク10の上面22の上方の略水平面において、ブランク10のネック18に位置合わせされて流れ方向に供給される。下ストリップ36は、ブランク10の下面24の下方の、当該ブランク10と第2コンベヤ32の間にある平行平面において供給される。したがって、第2コンベヤ32は下ストリップ36をグリップする。この下ストリップ36もブランク10のネック18に位置合わせされており、したがって、プランク10のネック部18を両ストリップ34、36の間に挟んだ状態で、下ストリップ36が上ストリップ34に位置合わせされていることになる。よって、図2の平面図では上ストリップ34しか見えず、下ストリップ36は完全に下に隠れているのである。
実施の際には、溶接・切断ステーション42の上流側に設けたテンション付与手段によって、両ストリップのテンションが維持される。このテンション付与手段は、明瞭のために図3からは省略されているが、図18〜25の実施形態、特に図20と図21にはその一例が示されている。このテンション付与手段は、リール38、40の回転時にはこれらを制動することができるか、又は好ましくは、ストリップ34、36が、溶接・切断ステーション42に入る前はテンショナを介してジグザグに通過するように構成される。そのようなテンショナは好ましくは、予備のストリップ材としても構成されることによって、連続作動が好ましい機械14を中断することなく、リール38、40の交換を可能にする。切り換わりの間に何個かのパッケージ12が排除されてしまうが、ストリップ材を、機械を停めずに重ね継ぎすること(fly splicing)も可能である。
図3は、溶接・切断ステーション42に設けた出退式溶接・切断ヘッド44を示している。この実施形態では、ヘッド44が、機械14を通るブランク10の間歇的動作ではなく連続的動作に適するように、図示のようなボックス運動(box motion)で上下に往復移動する。ヘッド44は、その下方ストロークにおいて、ブランク10のネック部18の後端エッジの直後又は上流側で上ストリップ34に下降して接当し、この上ストリップ34を押圧して下ストリップ36に接当させる。図3では、下ストリップ36も上ストリップ34に対して持ち上げて示している。このことは、必須構成要素ではないがヘッド44に対向して設けた可動アンビル((movable anvil)図示せず)によって可能である。
ヘッド44には直線状の加熱溶接エッジ46が備えられ、この溶接エッジ46は、機械14を通る前記流れ方向に対して直交に、かつ、溶接・切断ステーション42を通過するストリップ34、36の平面に対して平行に延びている。例えば、ヘッド44の溶接エッジ46は、0.5mmの幅のランドを有し、この寸法は必須ではないが、現時点において好適なものである。また、ヘッド44の溶接エッジ46がステンレス鋼で形成されることも必須ではないが好適である。このエッジ46は、溶接残滓の蓄積に対する抵抗力を有するようにPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)によってコーティングすることができる。当業者には、PTFEに対する広範囲の代替材料が明らかであろう。
加熱溶接エッジ46が上ストリップ34を下ストリップ36と接触するように押し付けると、まず上ストリップ34がその位置で下ストリップ36に対して溶接され、次に溶接エッジ46が、互いに溶接された両ストリップ34、36の緊張部分をカットする。これによって結合ストリップ34、36間に、ブランク10の後端エッジに対して平行な、外側に突出する溶接部48が残る。この溶接部48は、図3右側の、ヘッド44の下流側の前側溶接部から分かる。このようにしてストリップ34、36を溶接・切断することによってブランク10周りにバンド20が完成し、ブランク10は、リール38、40に取付けられたままのストリップ34、36から離れる。溶接部48は、後続ブランク10の周りでバンド20を形成することになる第1溶接部48も形成する。この後続ブランク10は図3には示していないが、後述する図4の(a)、(b)には示されている。
溶接・切断ヘッドの詳細については、図18〜図25に示す実施形態において、図16の(a)、(b)、(c)も参照しながら後述する。
次に図4の(a)、(b)を参照すると、これらは本発明の複数の好適実施形態に有利な改善構成を示し、ここでは、1つの溶接部48と次の溶接部との間において、ブランク10と周囲のストリップ34、36との間で相対移動が行われる。後述するように、この相対移動には主に2つの目的がある。すなわち、その第1は、バンド20を確実に、ブランク10のネック部18の周りに近接スライドフィットさせることであり、その第2は、溶接部48の数を減らし、ストリップ材の無駄を回避することである。
図4の(a)は、第2の後続のブランク10bの存在を除いて、図3と同じ状況を示している。ここで、互いに重ねられたストリップ34、36を、そのブランク10aのネック部18の後端エッジの直後又は上流にある切断線50に沿って溶接、切断することによって、第1ブランク10a周りのバンド20が完成する。尚、切断線50と、第2ブランク10bのネック部18の先端エッジとの間にはかなりのギャップが存在する。このギャップは、主に、両ブランク10a、10bのネック部18を形成する対向切欠き部材16の組合せ深さによってできる。
図4の(b)は次の工程を示し、ここではブランク10とストリップ34、36が共に機械14を通って進行したことによって、第2ブランク10bが両ストリップ34、36に対して進行し、これにより第2ブランク10bのネック部18の先端エッジが、図4の(a)で形成された溶接部48の近傍にあり、好ましくは溶接部48に接当している。次に、図4の(a)に示すように、切断線50に沿って溶接・切断することによって第2ブランク10b周りでバンド20が完成する。
前後の溶接部48の間における、ブランク10とストリップ34、36との間の相対移動は、第1コンベヤ30を第2コンベヤ32よりも僅かに早く運転し、ブランク10を第1コンベヤ30の速度で移動させ、ストリップ34、36を第2コンベヤ32の速度で移動させることによって可能である。そのような構成は、連続生産に基づく図2の機械14においては好適であるが、その他の機械によっても異なる方法で必要な相対移動を達成可能であろう。第1コンベヤ30と第2コンベヤ32との間の速度差は、パルス状に変化させて、溶接・切断ステーション42でのブランク10の到着に同期させ、各接合の後、その速度差を最大まで増大させることができる。
1つの溶接部48と次の溶接部との間でのブランク10とストリップ34、36との間の相対移動によって、溶接部48は確実にブランク10の先端および後端エッジに可能な限り近づき、これにより、形成バンド20がブランク10のネック部18の周りに近接スライドフィットする。もう1つの利点は、溶接部の数を減らし、特にストリップ材の無駄を回避することにある。この点に関し、ブランク10のネック部18を形成する切欠き16には問題があり、なぜならブランク10とストリップ34、36間の相対移動が無ければ1つのバンド20を完成させる溶接部が後続バンド20の第1溶接部の役割もすることができず、2つの溶接部が必要になり、それらの溶接部の間のストリップ材が無駄になるからである。経済上および環境上の理由からは無駄の回避が最善であろうが、主な問題は、自動化された工程において廃棄材をいかに取り扱うかである。もしも廃棄材を取り扱うのであれば、機械は必然的により複雑なものとなり、かつ、はるかに高価なものとなり、そして潜在的に信頼性の低いのとなってしまうだろう。
廃棄材の問題を例示するために、図5、図6の(a)、(b)には、図3、図4の(a)、(b)に対応するが、前後の溶接部の間においてブランク10とストリップ34、36との間の相対移動が無い別実施形態を示している。この実施形態においては、溶接・切断ヘッド44aは、第1ブランク10aの後端エッジ28と第2ブランク10bの先端エッジ26との間のギャップよりも僅かに小さく互いに離間した、2つの平行なエッジ46a、46bを有している。ヘッド44aによって2つの平行切断線50a、50bに沿って2つの溶接・切断部材を同時に形成することができ、その際には一方の切断線50aによって第1ブランク10aの周りでバンド20を完成し、他方の切断線50bによって第2ブランク10b周りでバンド20を完成している。しかしながら、両ブランク10a、10b間に廃棄ストリップ材片が生じ、この片を除去、処理、廃棄しなければならなくなる。
図2に示す本発明の実施形態に戻ると、上述したようにして第2溶接部48によってブランク10のネック部18の周りにバンド20が完成すると、ブランク10は更なる処理のために機械14上で続けて移動することができ、或いは、更なる処理が行われる前に、保存又は輸送のために機械14から取り除くこともできる。更なる処理がどこで、また、いつ行われようとも、その次の処理工程は、溶接部48がブランク10の先端エッジ26および後端エッジ28の僅かに内側に位置するまで、バンド20をブランク10周りで回転させる工程である。次に、溶接部48上に塗布される接着剤を使用して、ブリスターパック等のタブ部材をバンド20に取り付けることができ、これによって溶接部48が補強されるとともに、パッケージ12の使用時に、ブランク10の先端エッジ26および後端エッジ26に溶接部48が引っかかる(snag)ことが防止される。
自動化処理においては、先端エッジ26および後端エッジ28に対する溶接部48の位置を決定することが必要である。よって、溶接部48は意図的に移動させるまでは移動しないことが望ましいのであり、このことが特に必要なのはブランク10を保存又は輸送のために機械14から取り外す場合であり、バンド20がブランク10の周りでスリップする虞があるからである。この点、溶接部48の初期位置を先端エッジ26および後端エッジ28の外側に設定すれば、ブランク10のネック部18周りでの回転移動に対してバンド20をロックするのに役立ち、これにより、バンド20が自由にスライド可能となるためには上回ることが必要な抵抗ができる。よって、保存中および輸送中、特にブランク10が積層され、積層ブランク10間に対応のバンド20を挟む場合に、溶接部48がそれらの初期の外側位置からスリップしにくくなる。
もしも溶接部48の位置がそれらの初期外側位置からスリップした場合には、溶接部48の位置が判らなくなるばかりでなく、時間の経過とともにバンド材も硬化し(take a set)、バンド材がブランク10の先端エッジ26および後端エッジ28の周りで急に曲がった箇所で、折れてしまうだろう。そのような硬化(set)によって、ブランク10周りでのバンド20の円滑な移動も妨げられるであろう。
このことを説明するために、ブランク10が機械14上をさらに続けて進むことによって、バンド20がブランク10周りで回転可能となると想定する。したがって図7の(a)、(b)を参照すると、ここには溶接・切断ステーション42の下流側で起こることを示してある。図7の(a)は、完成したバンド20によって取り囲まれたブランク10を示し、バンド20の溶接部48は、最初はブランク10の先端エッジ26および後端エッジ28の外側に位置する。バンド20は第2コンベヤ32と接触状態のままなのに対し、ブランク10は、前述したように第2コンベヤ32よりも僅かに高速で移動する第1コンベヤ30によって駆動状態のままである。その結果、バンド20はフランク10周りで回転しようとする。溶接部48と先端エッジ26および後端エッジ28との間の相互作用によって引き起こされる初期抵抗が克服されると、バンド20は図7の(b)時計回り方向にブランク10の周りを駆動し、図示のように、溶接部48が先端エッジ26および後端エッジ28の僅かに内側に位置する。その後、バンド20を、例えば、第2コンベヤ32によって与えられる真空を局所的に解除したり或いは第2コンベヤ32の端部に到達すること等によって、バンド20を第2コンベヤ32から解除可能となる。
このように、図3、図4の(a)、(b)、図7の(a)、(b)に示す本発明の好適実施形態では、第1および第2コンベヤ30、32の異なる速度によってブランク10周りでのバンド20の近接スライドフィットが確保され、プラスチックストリップ材の無駄が回避され、オプションとして、更なる処理のために溶接部48が位置決めされる。
図8の(a)、(b)は溶接部48を再位置決めするためにバンド20をブランク10周りで進行させる別の方法を示しており、これをここでは、ブランク10の上下でバンド20に係合し、必要な程度にまでのバンド20の回転位置をインデックスする反対回転ローラ52によって行っている。図18〜図25に示す実施形態でも、図25に詳しく示されている、類似のローラを使用する。
図9は、バンド20の一方の溶接部48の上に塗布される接着ストリップ54を示している。このストリップ54は、正確な寸法制御と取り扱いの簡便性のために感圧接着式の両面ラベルに構成されており、両ラベルとも転写テープ上に供給することができる。次に、図10に示すように、ブリスターパック等のタブ部材56を接着ストリップに付着させることができる。接着剤54をタブ部材56側に塗布し、タブ部材56を塗布された接着剤54と共にバンド20に対して押し付け、接着剤を溶接部48上に位置させることも可能であり、またそれが好適でもある。
或いは接着剤を、例えばライン状の熱溶融接着剤やドット列のそのような接着剤の塗布等によって、ゲル又は半固体状態で塗布することも可能である。図18〜図25に示す実施形態は、そのような解決手段を想定したものであり、ここでは例えば、粘着材ドットを各溶接部48に平行に複数列設け、うち少なくとも1つのドット列を溶接部48の各側部に配置している。このようにして、バンド20に付着されたタブ部材によって溶接部48がブリッジされ補強される。可能な代替手段としては、熱シールおよびシアノアクリレート系接着材も可能である。
図10のタブ部材を構成するブリスターパック56は、薬品やビタミンのカプセル又は錠剤(図示せず)を含む複数列のブリスター58を含み、これらの内容物は周知の方法で、ブリスターパック56のホイルカバーされた基部を通してプレスされることによって取り出される。ブリスターパック56は、さらに、接着ストリップに位置合わせされたそのエッジに沿って補強成型部58bを有する。これら補強成型部58bは、ブリスターパック56が、パッケージ12からスライドしながら取り出される時に弛むことを防止するのに役立ち、これらはブリスター58とともに真空形成することができる。補強成型部58bはさらにスペーサとしても作用し、これによって、第2タブ部材として作用する第2のブリスターパック70を、第1ブリスターパック56と同じ向きでバンド20に取り付けることができる。これについては、図13を参照してさらに詳述する。但し、第2タブ部材は、第1タブ部材の向きと反対の向きで取り付けることも可能である。
図1および図2に戻って、第1ブリスターパック56の付着の次の工程は、そのブリスターパック56周りで折り畳んでバンドを反転させる工程である。この折り畳みは、機械14を通過する通過ブランク10に対して作用する一連の固定プラウ折り畳みガイド60、62、64、66によって達成され、各ガイドはもう一回の折り畳みを行うべく順次内側に位置している。要するに固定プラウ折り畳みガイド60、62、66は傾斜部材(ramps)であり、好ましくは、ボール紙ブランク10の摩擦に耐える硬化スチールからなる傾斜部材である。
図2は、4つの折り畳みを達成するためのプラウ折り畳みガイド60、62、64、66の単純化されたセットを示しているが、実際にはより多くの折り畳みが必要かもしれない。各プランク10には、好ましくは、折り畳みを容易にするために予め折り目又はミシン目が入れられており、鋭い折り畳み角部を形成するためには、過褶曲(overfolding)ローラ又はピンチローラを使用してもよい。プラウ折り畳みガイド60、62、64、66は、サイズの異なるブランク用に機械14を再構成するために側方に移動可能である。
第1プラウ折り畳みガイド60は、第1ブリスターパック56の側方の、ブランク10のエッジ部68を持ち上げる。このエッジ部68がパッケージ12の一側部になる。次に、第2プラウ折り畳みガイド62が、その位置でバンド20に取り付けられた第1ブリスターパック56と共にブランク10のネック部18を持ち上げ、ブランク10を第1ブリスターパック56周りで折り畳み、これにより図11に示すように、第1ブリスターパック56が反転し、ブランク10の隣接パネル上に位置する。
第1ブリスターパック56を図11に示すように反転させることによって、バンド20も反転し、バンド20の第2溶接部48が露出する。図12に示すように感圧式接着剤のストリップ54を溶接部48の上に塗布し、次に図13に示すように、第2ブリスターパック70として構成された第2タブ部材を接着剤64に取り付ける。規模の経済性のために、第2ブリスターパック70は、好ましくは第1ブリスターパック56と同じものとされる。図10との関連において上述したように第2ブリスターパック70の補強成型部58bはスペーサとしても作用し、これによって第2ブリスターパック70を第1ブリスターパック56と同じ向きでバンド20に取り付けることができ、その際スペーサがブリスター58の深さを許容する。この構成は、パック12が図15に示すように開放されたときに、両方のブリスターパック56、70が同じ向きで露出されるので好適である。但しスペーサを他の方法によって、例えば、感圧式接着剤によって両側がコーティングされたフォーム片等で形成してもよい。
図14においてパッケージ12が完成すると、もう一つの別のブランク10のパネルが第2ブリスターパック70に折り畳まれ、この折り畳まれたブランク10の残り部分にのり付けされてスリーブ72を形成する。その後、図15に示すようにパッケージ12は使用可能となり、ここでパッケージ2は反転され、一方のブリスターパック56がスリーブ72から引き出され、両ブリスターパック56、70を互いに結合しているバンド20により、他方のブリスターパック70をスリーブ72から反対方向に引き出している。
図16の(a)、(b)、(c)は、可能な溶接切断ヘッド44の詳細を図示している。性能確認テスト(proof-of-concept testing)においては、位置合わせしたストリップ34、36に単に単一の加熱された溶接エッジを押し付けるだけでは不都合な結果となる可能性があることが判った。この主な原因は、両ストリップ34、36をブランク10の後端エッジ28の非常に近くで押し付けることが困難なためである。したがって、図16の(a)、(b)、(c)の実施形態では、ヘッド44に対する相対的上下移動のためにヘッド44にフロート状態で取り付けられたダイナミックストリッパバー74を使用している。このストリッパバー74は、このストリッパバー74をヘッド44に対するスライド上下動のために支持しているロッド78の、周りに設けたバネ76によって、ヘッド44に対して下方に付勢されている。
まず図16の(a)に示すヘッド44が下方ストローク中に下方に移動すると、ストリッパバー74がヘッド44の加熱エッジ46に先行して移動して、互いに位置合わせされたストリップ34、36を、ヘッド44の反対側の、下方ストリップ36の下のアンビル80のエッジに対してトラップする。この状態が図16の(b)に示されている。ヘッド44を引き続き下方に移動するとバネ76がストリッパバー74とヘッド44との間で圧縮され、図16の(c)に示すように、加熱エッジ46が両ストリップ34、36と溶接・切断可能に接触することが可能になる。
尚、加熱エッジ46がアンビル80のトラフ82内に入るため、トラフ82の上方にテンション支持されている両ストリップ34、36を溶接又は切断するためにヘッド44をアンビル80に接当させることは不要である。また、この加熱エッジ46はストリッパバー74とブランク10の後端エッジ28との間に位置しているので、溶接部48を可能な限りブランク10に近づけて形成することが可能である。
図16の(c)に示すように、前記ヘッド44は、それに連動するストリッパバー74とともに、機械14における連続製造に好適なボックス運動で移動する。溶接・切断ストローク中、アンビル80は、ヘッド44の加熱エッジ46に対する位置合わせ状態を維持するために、水平方向に往復移動しなければならない。
次に図17を参照すると、これは本発明が、図2に示したリニア式機械14のみならず、回転式機械84においても実施可能なことを示している。回転式機械は、通常リニア式機械よりも高速であるが、異なるパッケージに対する調節が困難なためフレキシビリティは低い。
その流れは、図17においては反時計回り方向である。第1の作業は、下方ストリップ36の導入である。その後、そこから半時計周り方向に移動してブランク10を導入し、その後、上ストリップ34を導入し、その後、バンド20を形成するための溶接・切断を行う。次に、転写テープ86から接着ストリップラベル54を添付し、第1ブリスターパック56をバンド20の一方の面に付着し、別の接着ストリップラベル54を付着し、第2ブリスターパック70をバンド20の他方の面に付着させ、最後に、パッケージ12をアウトフィード(outfeed)することによって、パッケージ12が組み立てられる。折り畳み工程は、組み立て作業中に行われるが、簡略化のために図17からは省略されている。
最後に、図18〜図25を参照すると、これらの図面は、本発明によるパッケージを製造するための機械の一実施形態を示している。適当な場合には、同様のパーツには同様の符号が使用されている。
図18および図19は、機械88が、上流側から下流側に向かって順に以下を有することを示す:
ストリップ34、36およびブランク10を供給する供給ステーション90;
両ストリップ34、36をブランク10周りに互いに引き寄せて、互いに結合し、各ブランク10周りで切断してバンド20を形成する圧着ステーション(crimping station)92;
圧着ステーション92の不完全な製品を排除する排除ステーション94;
各ブランク10に最初の折り目(folds and creases)が形成される第1折り畳みステーション96;
各バンド20をその関連するブランク10周りで進行させて、溶接部48をブランク10の先端エッジおよび後端エッジの内側に移動させるバンド進行ステーション98;
各ブランク10周りのバンド20にブックレットを添付するブックレット添付ステーション100;
ブックレット添付ステーション100の不完全な製品を排除する排除ステーション102;
各ブランク10に更なる折り目を形成する第2折り畳みステーション104;
第1ブリスターパック56、プルタブその他のタブ部材を各ブランク10周りのバンド20に添付する第1タブ添付ステーション106;
第1タブ添付ステーション106の不完全な製品を排除する排除ステーション108;
第2ブリスターパック70、プルタブその他のタブ部材を各ブランク10周りのバンド20に添付する第2タブ添付ステーション110;
第2タブ添付ステーション110の不完全な製品を排除する排除ステーション112;
例えば最終折り目を形成し、パッケージに対してバッチ表示を付着すること等によって、パッケージを仕上げる仕上げステーション114;並びに
仕上げステーション114の不完全な製品を排除する排除ステーション116。
図20および図21に示す供給ステーション90は、図18および図19に示す機械88の上流側端部にある。供給ステーション90において、ストリップ34、36およびブランク10が各バッファから供給され、ストリップ34、36は、それらの間のブランク10の周りに集められる。
ブランク10は、ブランクのスタックを含むカートリッジ(図示せず)から供給される。例えばRon Tech AG(商標)から出ている摩擦フィーダが、ブランク10をカートリッジから引き出し、これらブランク10を互いに横方向に離間させた状態で機械88に提供する。水平第1コンベヤ30が、各ブランク10の全幅部分をグリップする。先の実施形態と同様ここでも真空コンベヤが好適であり、その真空の保持力を補完するために、フィンガ(図示せず)がコンベヤ30のベルトから立設され、各ブランク10を包む。
間歇的に、補助位置決め手段(supplementary location means)118が第1コンベヤ30と協働して、ブリスターパック56、70の折り畳みや配置等の作業中、コンベヤ30のベルトに対してブランク10がスリップするのを防止する。補助位置決め手段118(この例では第1コンベヤ30のベルトに対向配置された補助ベルト)は、図19に示す機械の平面図に見える。
図18の側面図と図20および図21の詳細図とからよく理解されるように、可撓性プラスチックフィルムからなる2つの同一のストリップ34、36が、各リール38、40から引き出され、機械88の圧着ステーション92に供給される。一方のストリップ34は、入ってくるブランク10の上方に供給され、他方のストリップ36は下方に供給され、両ストリップともブランク10のネック部18に位置合わせされる。
圧着ステーション92の上流側の各テンショナ120によって、ストリップ34、36のテンションが維持される。各テンショナ120は、ストリップ34、36のそれぞれを、これらが圧着ステーション92に入る前に、ローラ組122を介してジグザグ状に通る。図20においては、上ストリップ34については上テンショナ120のローラ122を通っているのが示されているが、図18では見えていた下ストリップ36は省略されている。上下のテンショナ120を比較することによって、それぞれのケースにおいて、各組のローラ122のうち2つがどのようにして揺動アーム124に取り付けられ、機械88の構造体126に固定された他のローラ122に対し上下移動を行うのかが分かる。ローラ122間の制御された相対移動によって、制御可能なテンションがストリップ34、36に付与される。
テンショナ120のすぐ下流側では、対向する真空ベルト第2コンベヤ32がテンショナ120からストリップ34、36を圧着ステーション92に引き込む。前述したように、第1および第2コンベヤ30、32の相対速度を動的に変化させ、各ブランク10をブランクの先端エッジにある溶接部に対して進行させる。これは、第1コンベヤ30を瞬間的に加速すること、又は、第2コンベヤ32を瞬間的に減速することによってできる。
次の図22〜図24には、図18〜図25に示す実施形態の圧着ステーション92が、溶接・切断ヘッドの構成に対して異なるアプローチをとっていることを示している。この実施形態においては、対向する加熱ブレード128が冷却された反対回転ドラム130に取り付けられ、これらドラム130の間にブランク10とストリップ34、36とが供給される。ドラム130は、機械88の構造体126に取り付けられたブラケット132の平行な水平軸心周りで回転可能に取り付けられ、各入口200を介してドラムに入る冷却剤によって冷却される。
この例においては、各ドラム130に、互いに180°離間した2つのブレード128を取り付けている。ドラム130の回転は入ってくるブランク10とストリップ34、36の速度に同期され、これによりブレード128が各ブランク10の間でストリップ34、36を圧着するように構成されている。各ドラム130の回転は互いに対しても同期されており、対向するドラムのブレード128が対となって、上下両方から同時に、位置合わせされたストリップ34、36を圧着、溶接、切断するように構成されている。機械88を通るブランク10の流れを中断することなく溶接および切断を行うのに十分に長い時間、ブレード128がストリップ34、36に内向きの圧力をかけることができるように、ブレード128はドラムに対して弾性的に取り付けられている。これによって、各対の対向するブレード128がドラム130の各回転時に寄り合う時に、ブレード128をドラム130に対して内径方向に移動させることが可能になる。このようにして各対のブレード128は、その他の構成によって可能な瞬間的な時間よりも長い時間、ストリップ34、36に内向きの圧力を付与することができる。ドラムの冷却によって確実に、対向するブレード128によって形成される溶接部間で、ストリップ34、36に望ましくない溶解又は変形が起こらなくなる。
図24は、ドラム130のブレード128が接近する場所のすぐ上流側において対向するガイドプレート134の間に、いかにして孔あき第2コンベヤ32がストリップ34、36を供給するかを示す。各ブランク10の先端エッジが、ブランク10の後方で次の溶接部が形成される前に、隣接する溶接部に押し付けられてバンド20を形成するので、各ブランク10のバンド20が形成されるまでは、ストリップ34、36のテンションが維持される。
圧着ステーション92の不完全な製品を排除する排除ステーション94において、視覚センサ(図示せず)が、バンド20が各ブランク10周りで正しく形成されたか否かを判断する。もしもバンド20が正しく形成されなかった場合は、そのブランク10を排除ステーション94において排除する。さらに機械88を設定数の連続するバンド20が正しく形成されない場合には停止するようにプログラミングし、故障分析を行うことができるようにしてもよい。機械88のその他の排除ステーション102、108、112、116を実施するためにも類似の視覚センサシステムが使用される。
バンド20が正しく形成された場合は、ブランク10を第1コンベヤ30によって予備折り畳みステーション96を通して搬送し、そこで各ブランク10に最初の折り目又はミシン目が形成される。そこからブランク10はバンド進行ステーション98を通過して、そこで、図25に示す反対回転ローラ52によってバンド20をブランク10周りで進行させて、各溶接部をブランク10の先端エッジおよび後端エッジの内側に動かす。各ローラ52は専用のサーボによって駆動されるため、バンドを所望通りに進行させるための回転速度調節が互いに独立に可能と練っている。
図18〜図25の実施形態においては、各ブランク10のバンド20に対して、ブックレットと、ブリスターパック56、70等の2つのタブ部材とを添付するように構成されている。ただしブックレットはオプションであり、またブリスターパック56、70のうち一方又は両方をプル部材その他のタブ部材によって代えることも可能なことが強調される。
ブックレットは、まずブックレット添付ステーション100において添付される。このブックレット添付ステーション100での作業は、第1および第2タブ添付ステーション106、110での作業に類似している。したがって、各ステーション100、106、110に対しては以下の説明で十分であろう。各ステーションにおいてはホットメルト接着剤が、例えばRobatech AG から出ている接着装置によって各ブランクのバンド20にドット状に塗布される。次に、ブックレット又はタブ部材を下向き圧力によって接着剤に対して当て付けるが、この下向き圧力は、ブランクが下流側での処理のために開放される前に十分な接合を形成するのに十分長い時間、維持される。
図19に示す機械88の平面図に最もよく示されているように、ブックレットとタブ部材とは、第1コンベヤ30に対し直交に配設された各供給コンベヤ136によって横方向に供給される。第1および第2タブ添付ステーション106、110と連動する供給コンベヤ136の上流側端部には、バッファ138が示されている。ブックレットとタブ部材は、各供給コンベヤ136に沿って互いに離間して、供給ステーション136の下流側端部を越えてブラケット10の流れに同期して到着する。
各供給コンベヤ136の下流側端部において、ピックアンドプレース回転トレイ(pick-and-place carousel)140によって、各ブックレット又はタブ部材をそれぞれの供給コンベヤ136からピックアップし、ブランク10に合わせてブックレット又はタブ部を向き調節し、ブックレット又はタブ部材を各ブランク10に対応の接着剤ドット上に置き、ブランク10の流れを中断することなく必要時間、ブックレット又はタブ部材を下に押し付ける。これを行うために、ピックアンドプレース回転トレイ140は、発明者Loewenthal、譲受人Sigpack Systems AGの米国特許第6578614号公報に開示されている一般原理に沿って作動する。
ピックアンドプレース回転トレイ140にはベルト142が設けられ、このベルト142は、第1コンベヤ30上におけるブランク間ピッチに対応して互いに離間したキャリア144を支持している。ベルト142は、平面視で三角形の経路を、上下軸芯ローラ周りで反時計回り方向に回転する。三角形の経路は、対応の供給コンベヤ136の上方でそれに対して平行に延出するピックステーション146と、このピックステーション146に対して直交し、かつ、第1コンベヤ30の上方でかつそれに対して平行に延出するプレースステーション148と、三角形の経路の斜辺となるリターンステーション150とを含む。キャリア144は、ベルト142に対して上下に移動するように取り付けられている。
ピックステーションにおいて、各キャリア144はベルト142に対して下方に駆動されて、各ブックレット又はタブ部材をピックアップする。次に、キャリア144は持ち上げられて、ブックレット又はタブ部材を供給コンベヤ136から持ち上げる。ベルト142が、互いに直交するピックステーション146およびプレースステーション148の間のコーナーをターンすると、キャリア144は、90°ターンしてブックレット又はタブ部材の向きをブランク10の向きに合わせる。プレースステーション148の上流側でキャリア144は再びベルト142に対して下方に駆動され、ブックレット又はタブ部材を、待ち受ける接着剤ドットに対して押し付け、その下向きの圧力をプレースステーション148の長さにわたって維持する。プレースステーション148の下流側端部でキャリア144は、ブックレット又はタブ部材から持ち上げられる。その後、キャリア144は、リターンステーション150に沿ってリターンしてピックステーション146で再度作業を開始する。
前記経路のピックステーション146およびプレースステーション148でのベルト142に対するキャリア144の上下移動を駆動するためには、カム面(図示せず)を使用することができる。
ブランクはボール紙製が適切であるが、プラスチック等のその他の材料も使用可能である。本発明の性能確認段階(proof-of-concept stage)へのテストは、厚み0.38mm、密度約290グラム/平方メートルのボール紙ブランクを使用して行われた。このようなブランクを1500個積層させれば、高さ570mmになり、5分間、シングルレーンよりも幾分速い速度である毎分300パッケージで、本発明による作動を想定しているシングルヘッドマシンという機械が5分間作動可能になる。
ストリップに使用するプラスチックフィルムは、Treofan GNDという商標を付して販売されているポリプロピレンフィルムが適切である。より延びやすいが、これに代えてポリエチレンフィルムを使用してもよい。性能確認テストは、厚み30μmのTreofan GNDフィルムで、テンションを38グラム、溶接・切断工具温度を250±5℃、ランド0.5mmのステンレス鋼溶接エッジで、この溶接・切断を0.15秒間行うことによって行った。厚み25μmのTreofan GNDフィルムでのテストも成功であった。これらのテストにおいて、ストリップの幅は46mm、連続する溶接部間の切断長さは88mmであった。
厚み30μmのTreofan GNDのリールは、長さ1175mのものが入手可能である。毎分300パックで、次のリール交換までの時間は約45分間となる。より大型のTreofan GNDのリールも入手可能であり、この場合にはリール交換までの時間がそれに対応してもっと長くなる。
本発明の思想から逸脱することなく、多くのバリエーションが可能である。例えば、上記説明におけるブランクの折り畳み方法は、例示のためのものに過ぎず、実際には容易に変更可能である。梱包の分野の当業者には、プラウ折り畳みガイド以外の折り畳み手段も公知であろう。ブランクとフィルムの両方を異なる材料又は異なる厚み又は組成のものとしてもよい。
溶接・切断ヘッドの溶接エッジをホット・ワイヤに置き換え、これをPTFE被覆ステンレス鋼製とすることも可能である。ワイヤの利点は、時々これを前進させ新たな溶接面を提供可能なことにある。ワイヤは、ワイヤに付着した溶接残滓を除去するためにスクレーパを通過させた後、再循環させることができる。
ヘッドの溶接エッジはストリップを溶接するのみで、それを切断しないようにして、ストリップをその後に、溶接部に沿って切断又は破断するように構成することも可能である。ストリップ同士の接合を、レーザ、接着剤若しくは超音波によって、又は溶解圧下で行うという、その他のバリエーションも可能である。同様に、鋭利なブレード又はレーザ等の、高温エッジ以外の手段によって切断を行うことも可能である。
図16の(a)〜(c)にはヘッドが1つのストリッパバーを備えたものとして示したが、2つ以上のストリッパバーを使用することも可能であり、例えば、ヘッドの各側方に1つずつストリッパバーを使用することも可能である。
タブ部材としての2つのブリスターパックの使用は、例示的なオプションにすぎない。ブリスターパックを1つだけ設けて、他方のタブ部材は単に、ブリスターパックを反対方向にスリープから取り出すプルアウトタブとすることも可能である。そのプルアウトタブも、マーケティング材料又は製品情報を備えたものとして構成することが可能であり、又は、概略は上述した第2ブリスターパックと同様の方法で取り付け可能な、展開リーフレットを備えたものとして構成することも可能である。
1つのブランク又はその他の基材に対して、2つ以上のバンドを添付することも可能である。また、ブランクを折りたたんでボール紙を作り、その後タブ部材を、そのボール紙スリーブの開口端部を通してバンドに対して取り付けてもよい。
本発明のこれらのおよびその他のバリエーションに鑑み、本発明の範囲を判断するためには、以上の具体的説明ではなく添付した特許請求の範囲を参照するべきである。

Claims (110)

  1. バンド従動パッケージ又はパッケージのためのバンド駆動コンポーネントを製造する方法であって、以下の工程を含むことを特徴とする方法、
    可撓性を有する第1および第2のウェブを供給方向に供給する工程、基材の各面に1つのウェブを供給することによって、両ウェブが前記供給方向に関して基材の前後で互いに対面配置される、
    対面配置された両ウェブを基材の前方の第1結合部と基材の後方の第2結合部とにおいて結合する工程、両結合部は、両結合部の間にある基材を協働で取り囲むウェブ部分に隣接する、並びに
    結合されたウェブ部分をウェブの残り部分から分離する工程、この工程によって、両結合ウェブ部分が協働でバンドを形成して基材を包囲し、パッケージの使用中、基材の周囲でスライド可能に構成される。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記第1および第2ウェブは前記供給方向において互いに平行に延出し、これらウェブの間に前記基材が位置することを特徴とする方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、前記第1および第2ウェブはそれぞれリールから供給されるストリップであることを特徴とする方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法であって、前記基材は平坦パネルであることを特徴とする方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法であって、前記バンドは使用時、前記基材の先端エッジと、この先端エッジに対して平行な基材の後端エッジとの周りでスライド可能であり、両エッジは前記第1および第2ウェブの供給方向に対して直交していることを特徴とする方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法であって、前記第1および第2ウェブが前記基材のネック部に対して位置合わせされることによって、前記バンドが前記ネック部において前記基材を取り囲むように構成されていることを特徴とする方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法であって、前記基材はボール紙ブランクであることを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、前記ボール紙ブランクの複数のパネルが、その後、前記ハンド周りで折り畳まれることを特徴とする方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、前記パネルによって前記パッケージのスリーブが形成されることを特徴とする方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法であって、前記ウェブ部分は結合部に沿ってウェブから分離されることを特徴とする方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法であって、前記ウェブ部分は、結合部形成直後にウェブから分離されることを特徴とする方法。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法であって、前記結合部は溶接によって形成されることを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、前記ウェブ部分は、溶接後にウェブを溶解することによって該ウェブから分離されることを特徴とする方法。
  14. 請求項12に記載の方法であって、さらに、結合前に前記第1および第2ウェブを互いに押し付ける工程を有することを特徴とする方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、さらに、ストリッパバーを進行させて前記第1および第2ウェブを互いに押し付け、互いに押し付けられたウェブに溶接ヘッドを進行・接触させて両ウェブを互いに溶接する工程を有することを特徴とする方法。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法であって、前記基材と前記第1および第2ウェブとの間に相対長手方向移動を起こすことによって、第1結合部が形成された後に、この第1結合部に対して前記基材が近づくようにすることを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、前記基材とウェブ端部との間の相対長手方向移動が、前記基材が前記第1結合部に接当した時に終了することを特徴とする方法。
  18. 請求項16又は17に記載の方法であって、前記基材は、前記第1および第2ウェブよりも前記供給方向においてより高速で移動することを特徴とする方法。
  19. 請求項18に記載の方法であって、前記基材と前記第1および第2ウェブとの間の速度差が、バンド形成サイクル中に変化することを特徴とする方法。
  20. 請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法であって、前記基材が第1コンベヤ手段によって駆動され、前記第1および第2ウェブが、前記第1コンベヤ手段よりも低速で移動する第2コンベヤ手段によって駆動されることを特徴とする方法。
  21. 請求項20に記載の方法であって、前記基材は長手部材であり、前記第1コンベヤ手段は、前記基材の一端部を支持し、前記第2コンベヤ手段は前記基材の他端部を支持することを特徴とする方法。
  22. 請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法であって、第2結合部が第1結合部の後に形成されることを特徴とする方法。
  23. 請求項16〜21のいずれか一項に従属する場合の請求項22に記載の方法であって、前記基材と第1結合部との間の相対移動が、前記第1結合部が形成された後で第2結合部が形成される前に行われることを特徴とする方法。
  24. 請求項17に従属する場合の請求項23に記載の方法であって、前記第2結合部は、前記基材が前記第1結合部に接当した時に形成されることを特徴とする方法。
  25. 請求項1〜24のいずれか一項に記載の方法であって、第2結合部が、前記基材の直後において形成されることを特徴とする方法。
  26. 請求項1〜25のいずれか一項に記載の方法であって、複数の基材が前記第1および第2ウェブ間に連続に供給され、両ウェブが、連続する前記複数の基材の間のギャップで結合されることを特徴とする方法。
  27. 請求項26に記載の方法であって、1つの基材の後方の第2結合部が、同時に、後続の基材の前方にある第1結合部でもあることを特徴とする方法。
  28. 請求項1〜27のいずれか一項に記載の方法であって、前記バンドは前記基材の周りに進行されて、基材の先端エッジおよび後端エッジの内側に結合部を移動させることを特徴とする方法。
  29. 請求項28に記載の方法であって、前記バンドは、前記基材と、前記バンドに接触するバンド駆動手段との間の相対移動によって進行されることを特徴とする方法。
  30. 請求項20又は21に従属する場合の請求項29に記載の方法であって、前記バンド駆動手段は前記第2コンベヤ手段であることを特徴とする方法。
  31. 請求項29に記載の方法であって、前記バンド駆動手段はピンチローラを含むことを特徴とする方法。
  32. 請求項31に記載の方法であって、前記ピンチローラは、前記バンドの両側で互いに反対回転を行うことを特徴とする方法。
  33. 請求項1〜32のいずれか一項に記載の方法であって、さらに、少なくとも1つのタブ部材又はインサートを前記バンドに対して添付する工程を含むことを特徴とする方法。
  34. 請求項33に記載の方法であって、前記タブ部材又はインサートは、前記バンドに対して接着されることを特徴とする方法。
  35. 請求項1〜34のいずれか一項に記載の方法であって、接着剤が前記ハンドの結合部に重ねられるか又は該結合部を跨ぐ状態で塗布されることを特徴とする方法。
  36. 請求項34又は35に記載の方法であって、前記タブ部材又はインサートおよび前記接着剤の前記バンドへの付着の前に、接着剤が前記タブ部材又はインサートに塗布されることを特徴とする方法。
  37. 請求項34又は35に記載の方法であって、前記タブ部材又はインサートおよび前記接着剤の前記バンドへの付着の前に、接着剤が前記ハンドに塗布されることを特徴とする方法。
  38. 請求項34〜37のいずれか一項に記載の方法であって、前記タブ部材又はインサートは、バンド形成中、前記バンドに対して押し付けられることを特徴とする方法。
  39. 請求項38に記載の方法であって、前記バンドと前記基材とが前記供給方向に移動する時、前記タブ部材又はインサートが前記バンドに対して保持されることを特徴とする方法。
  40. バンド従動パッケージ、又は、パッケージのためのバンド駆動コンポーネントを製造するための機械であって、以下のものを含むことを特徴とする機械、
    可撓性を有する第1および第2ウェブを供給方向に供給するウェブフィーダ、基材の各面に1つのウェブを供給することによって、前記供給方向に関して基材の前後に両ウェブが対面配置される、
    対面配置された両ウェブを基材の前方の第1結合部と基材の後方の第2結合部とにおいて結合するウェブジョイナ、両結合部はウェブ部分に隣接し、これらウェブ部分は両結合部の間にある基材を協働で取り囲む、
    結合されたウェブ部分をウェブの残り部分から分離することによって、これら結合ウェブ部分が協働で、基材を包囲するバンドを形成するように構成されたウェブデバイダ、これら結合ウェブ部分は、パッケージの使用中、前記基材の周囲でスライド可能に構成される。
  41. 請求項40の機械であって、前記ウェブジョイナおよび/又は前記ウェブデバイダは、結合分離中、前記第1および第2ウェブと共に移動することを特徴とする機械。
  42. 請求項41に記載の機械であって、前記ウェブジョイナおよび/又は前記ウェブデバイダは、円運動又はボックス運動で移動することを特徴とする機械。
  43. 請求項40〜42のいずれか一項に記載の機械であって、前記ウェブジョイナおよび前記ウェブデバイダは同じコンポーネントであることを特徴とする機械。
  44. 請求項43に記載の機械であって、溶接・切断ヘッドが、前記ウェブジョイナと前記ウェブデバイダの両方の役割をすることを特徴とする機械。
  45. 請求項40〜44のいずれか一項に記載の機械であって、前記ウェブジョイナは、対面配置された前記第1および第2ウェブを圧着する対向ブレードを含むことを特徴とする機械。
  46. 請求項45に記載の機械であって、前記ブレードは加熱されることを特徴とする機械。
  47. 請求項45又は46に記載の機械であって、前記ブレードは各ドラムの、前記基材側およびウェブ側に、それぞれ取り付けられていることを特徴とする機械。
  48. 請求項47に記載の機械であって、各ドラムは複数のブレードを取り付けていることを特徴とする機械。
  49. 請求項47又は48に記載の機械であって、各ブレードは、ドラムの回転軸芯に対する径方向移動のために該ドラムに弾性的に取り付けられていることを特徴とする機械。
  50. 請求項47〜49のいずれか一項に記載の機械であって、前記ドラムは冷却されていることを特徴とする機械。
  51. 請求項40〜50のいずれか一項に記載の機械であって、さらに、前記ウェブジョイナと連動して、結合前に前記第1および第2ウェブを互いに押し付けるウェブプレッサを有することを特徴とする機械。
  52. 請求項51に記載の機械であって、前記ウェブプレッサは、前記ウェブジョイナに対して相対移動可能であることを特徴とする機械。
  53. 請求項52に記載の機械であって、前記ウェブプレッサは、前記第1および第2ウェブに対しても前記ウェブジョイナと共に相対移動可能であることを特徴とする機械。
  54. 請求項40〜53のいずれか一項に記載の機械であって、前記基材と前記第1および第2ウェブとはそれぞれの駆動手段によって駆動され、これら駆動手段は、前記基材と前記第1および第2ウェブとの間で相対移動を行うことによって、第1結合部が形成された後に前記基材がこの第1結合部に近づくように構成されていることを特徴とする機械。
  55. 請求項54に記載の機械であって、使用時、前記基材の駆動手段は前記第1および第2ウェブの駆動手段よりも前記供給方向においてより高速に移動することを特徴とする機械。
  56. 請求項54又は55に記載の機械であって、前記基材と前記第1および第2ウェブとの間の速度差は、前記バンドの形成サイクル中に変化することを特徴とする機械。
  57. 請求項55に記載の機械であって、前記基材の駆動手段は第1コンベヤであり、前記第1および第2ウェブの駆動手段は前記第1コンベヤよりも低速で移動する第2コンベヤであることを特徴とする機械。
  58. 請求項57に記載の機械であって、前記第1コンベヤは、前記第2コンベヤから離間するとともに、それに対して略平行に延出していることを特徴とする機械。
  59. 請求項55〜58のいずれか一項に記載の機械であって、前記第1および第2ウェブの駆動手段は、前記バンドが形成された後も引き続き両ウェブに係合し、前記バンドを前記基材周りで進行させるように構成されていることを特徴とする機械。
  60. 請求項55〜59のいずれか一項に記載の機械であって、さらに、前記バンドを前記基材周りで進行させるピンチローラを有することを特徴とする機械。
  61. 請求項60に記載の機械であって、前記ピンチローラは、前記バンドの両側で互いに反対方向に回転することを特徴とする機械。
  62. 請求項40〜61のいずれか一項に記載の機械であって、さらに、少なくとも1つのタブ部材又はインサートを前記バンドに添付する添付ステーションを有することを特徴とする機械。
  63. 請求項62に記載の機械であって、前記添付ステーションは、前記タブ部材又はインサートを前記バンドに対して接着剤によって添付することを特徴とする機械。
  64. 請求項63に記載の機械であって、前記添付ステーションは、前記タブ部材又はインサートおよび前記接着剤の前記バンドへの添付の前に、前記タブ部材又はインサートに対して接着剤を塗布する手段を含むことを特徴とする機械。
  65. 請求項63又は64に記載の機械であって、前記添付ステーションは、前記タブ部材又はインサートを前記バンド上の前記接着剤に対して添付する前に、前記バンドに対して接着剤を塗布するための手段を含むことを特徴とする機械。
  66. 請求項62〜65のいずれか一項に記載の機械であって、前記添付ステーションは前記タブ部材又はインサートを、バンド形成中、前記ハンドに対して押し付けるように構成されていることを特徴とする機械。
  67. 請求項66に記載の機械であって、前記添付ステーションは、前記バンドおよび前記基材が前記供給方向に移動する時に、前記タブ部材又はインサートを前記バンドに対して保持するべく前記供給方向に移動可能なキャリアを含むことを特徴とする機械。
  68. 請求項67に記載の機械であって、前記キャリアは、さらに、前記バンドおよび前記基材に対して接近および離間するべく前記供給方向を横断する方向にも移動可能であることを特徴とする機械。
  69. 請求項62〜68のいずれか一項に記載の機械であって、前記タブ部材を、結合部の位置において、前記バンドに対して取り付けるように構成されていることを特徴とする機械。
  70. 請求項62〜69のいずれか一項に記載の機械であって、第1および第2のタブ部材添付ステーションを有し、うち一方のステーションが、前記機械を通る流れ方向に関して他方のステーションの下流側に位置することを特徴とする機械。
  71. 請求項40〜70のいずれか一項に記載の機械であって、さらに、前記基材を折り畳むための折り畳み手段を有することを特徴とする機械。
  72. 請求項71に記載の機械であって、前記折り畳み手段は、少なくとも1つのプラウ折り畳みガイドを含むことを特徴とする機械。
  73. 請求項71又は72に記載の機械であって、前記基材が前記機械を通って移動する時に、前記基材に対して連続した折り畳み作業を行うように構成された複数の折り畳み手段を有することを特徴とする機械。
  74. 請求項62〜70のいずれか一項に従属する場合の請求項73に記載の機械であって、タブ部材添付ステーションの上流側および下流側に折り畳み手段が配設されていることを特徴とする機械。
  75. バンド従動パッケージの製造方法であって、以下の工程を含むことを特徴とする方法、
    バンドによって取り囲まれた基材を提供する工程、このバンドは基材のエッジの外側にある少なくとも1つの結合部において互いに結合されたウェブ部分によって形成されている、並びに
    前記バンドを前記基材の周りで進行させて前記結合部を基材の前記エッジの内側に移動させる工程。
  76. 請求項75に記載の方法であって、前記バンドは、前記基材の互いに対向するエッジの外側で、前記基材周りで互いに対向する第1および第2結合部において互いに結合されたウェブ部分によって形成され、前記バンドは、前記第1および第2結合部を前記基材の前記エッジの内側に移動させるべく進行されることを特徴とする方法。
  77. 請求項76に記載の方法であって、前記バンドは、前記基材と、前記バンドに接触するバンド駆動手段との間の相対移動によって進行されることを特徴とする方法。
  78. 請求項76又は請求項77に記載の方法であって、さらに、少なくとも1つのタブ部材を前記バンドに添付する工程を有することを特徴とする方法。
  79. 請求項78に記載の方法であって、前記タブ部材は、結合部の位置において前記バンドに付着されていることを特徴とする方法。
  80. 請求項79に記載の方法であって、前記タブ部材は、前記結合部に沿って延出するか又は該結合部を跨ぐ接着剤によって、前記バンドに添付されることを特徴とする方法。
  81. 請求項75〜80のいずれか一項に記載の方法であって、さらに、前記基材を前記バンド周りで折り畳む工程を含むことを特徴とする方法。
  82. バンド従動パッケージを製造するための機械であって、以下を有することを特徴とする機械、
    バンドによって取り囲まれた基材を受け取る手段、前記バンドは、基材のエッジの外側にある少なくとも1つの結合部において互いに結合されたウェブ部分によって形成されている、
    前記バンドが基材周りでスライドすることを許容しながら前記基材を支持する手段、並びに
    支持された基材の周りで前記バンドを進行させて、前記結合部を基材の前記エッジの内側へ移動させる駆動手段。
  83. 請求項82に記載の機械であって、前記バンドは、前記基材の互いに対向するエッジの外側で、前記基材周りで互いに対向する第1および第2結合部において互いに結合されたウェブ部分によって形成され、前記駆動手段は、前記バンドを進行させて前記第1および第2結合部を前記基材の前記エッジの内側に移動させることを特徴とする機械。
  84. 請求項82に記載の機械であって、前記駆動手段はコンベヤを含むことを特徴とする機械。
  85. 請求項82に記載の機械であって、前記駆動手段は、前記バンドを前記基材周りで進行させるピンチローラを含むことを特徴とする機械。
  86. 請求項85に記載の機械であって、前記ピンチローラは、前記バンドの両側で互いに反対方向に回転することを特徴とする機械。
  87. 請求項82〜86のいずれか一項に記載の機械であって、さらに、少なくとも1つのタブ部材を前記バンドに添付するタブ部材添付ステーションを含むことを特徴とする機械。
  88. 請求項87に記載の機械であって、前記タブ部材添付ステーションは、前記タブ部材と接着剤とを前記バンドに添付する前に、前記接着剤を前記タブ部材に付着させるための手段を含むことを特徴とする機械。
  89. 請求項87に記載の機械であって、前記タブ部材添付ステーションは、前記タブ部材を前記バンド上の接着剤に添付する前に、前記接着剤を前記バンドに付着させるための手段を含むことを特徴とする機械。
  90. 請求項87〜89に記載の機械であって、前記タブ部材を結合部の位置において前記バンドに付着させるように構成されていることを特徴とする機械。
  91. 請求項87〜90に記載の機械であって、さらに第1および第2タブ部材添付ステーションを含み、うち一方のステーションが、前記機械を通る流れ方向において、他方のステーションの下流に位置することを特徴とする機械。
  92. 請求項82〜91に記載の機械であって、さらに、前記基材を折り畳む折り畳み手段を含むことを特徴とする機械。
  93. 請求項92に記載の機械であって、前記折り畳み手段は少なくとも1つのプラウ折り畳みガイドを含むことを特徴とする機械。
  94. 請求項92又は93に記載の機械であって、さらに、前記基材が前記機械を通って移動する時に、前記基材に対して一連の折り畳み作業を行うように構成された複数の折り畳み手段を有することを特徴とする機械。
  95. 請求項87〜91に従属する場合の請求項94に記載の機械であって、タブ部材添付ステーションの上流側と下流側とに折り畳み手段が配設されていることを特徴とする機械。
  96. バンド従動パッケージ又はパッケージのためのバンド駆動コンポーネントを製造する方法であって、以下の工程を含むことを特徴とする方法、
    可撓性を有するウェブ部分間に基材を供給する工程、この工程は、供給方向において該基材の前方にある両ウェブ部分の境界に前記基材が接当する状態で行われる、並びに
    前記基材の後方にある結合部において両ウェブ部分を結合することによって、前記基材を取り囲むバンドを両ウェブ部分によって形成する工程。
  97. 請求項96に記載の方法であって、さらに以下の工程を含むことを特徴とする方法、
    可撓性を有する第1および第2ウェブを前記供給方向に供給する工程、この工程では基材の各面に1つのウェブを供給することによって、両ウェブが前記供給方向において前記基材の前後に互いに対面配置される、
    対面配置された第1および第2ウェブを互いに結合し、前記基材の前方に前記境界を、前記基材の後方に前記結合部を形成する工程、この工程では、前記境界と前記結合部とがウェブのうち、協働で前記基材を取り囲むバンドを形成する部分に隣接する、並びに
    前記基材の後方の結合部においてウェブ部分をウェブの残り部分から分離することによって、前記バンドを、パッケージ使用時、前記基材の周りをスライド可能にする工程。
  98. 請求項96又は97に記載の方法であって、前記基材と両ウェブ部分との間で相対長手方向移動を行うことによって、前記結合部が前記基材の後方に形成される前に、前記基材がウェブ部分に対して進行することを特徴とする方法。
  99. 請求項96〜98のいずれか一項に記載の方法であって、複数の基材が連続的に供給され、かつ、前記結合部はこれら連続基材同士の間の各ギャップに形成されることを特徴とする方法。
  100. 請求項99に記載の方法であって、1つの基材の後方の前記結合部が、同時に、後続の基材の前方の境界でもあることを特徴とする方法。
  101. 請求項99に記載の方法であって、前記ウェブ部分が同じウェブの部分であることを特徴とする方法。
  102. バンド従動パッケージ又はパッケージのためのバンド駆動コンポーネントを製造するための機械であって、以下を有することを特徴とする機械、
    供給方向において可撓ウェブ部分間に基材を供給する基材フィーダ、並びに
    前記基材の後方の結合部において両ウェブ部分を結合することによって、前記基材を取り囲むバンドを両ウェブ部分によって形成させるウェブジョイナ。
  103. 請求項102の機械であって、さらに以下を含むことを特徴とする機械、
    可撓性を有する第1および第2ウェブを前記供給方向に供給するウェブフィーダ、ここでは基材の各面に1つのウェブを供給することによって供給方向に関して基材の前後において両ウェブが互いに対面配置され、かつ、前記ウェブジョイナは、基材前方の境界と基材後方の結合部とにおいて対面する両ウェブを結合するように構成され、前記境界と前記結合部とはウェブ部分に隣接している、並びに
    結合されたウェブ部分をウェブの残り部分から分離することによって、基材を包囲するバンドを、両結合ウェブ部分の協働で形成してパッケージの使用中該基材の周囲でスライド可能に構成させるウェブデバイダ。
  104. 請求項103の機械であって、前記ウェブジョイナおよび/又は前記ウェブデバイダは、結合分離中、前記第1および第2ウェブと共に移動することを特徴とする機械。
  105. 請求項104に記載の機械であって、前記ウェブジョイナおよび/又は前記ウェブデバイダは、円運動又はボックス運動で移動することを特徴とする機械。
  106. 請求項103〜105のいずれか一項に記載の機械であって、前記ウェブジョイナおよび前記ウェブデバイダは同じコンポーネントであることを特徴とする機械。
  107. 請求項102〜106のいずれか一項に記載の機械であって、前記基材とウェブとはそれぞれの駆動手段によって駆動され、これら駆動手段は、前記基材と前記ウェブ部分との間で相対移動を行うことによって、前記基材の後方で結合部が形成される前に、この基材がウェブ部分に近づくように構成されていることを特徴とする機械。
  108. 実質的に添付図面のいずれかを参照しながら説明した通りの又は添付図面のいずれかに示した通りの、バンド従動パッケージ又は該パッケージのためのバンド駆動コンポーネントを製造する方法。
  109. 実質的に添付図面のいずれかを参照しながら説明した通りの又は添付図面のいずれかに示した通りの、バンド従動パッケージ又は該パッケージのためのバンド駆動コンポーネントを製造するための機械。
  110. 先行請求項のいずれか一項に記載の方法又は機械によって製造された、バンド従動パッケージ又は該パッケージのためのバンド駆動コンポーネント。
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