JP2009532299A - ねじりキャップ式の閉じ具アセンブリ - Google Patents
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Abstract
筒状部分を備えている射出成型熱可塑性ベース(1)と、該ベースの前記筒状部分に装着されるように構成されている射出成型熱可塑性ねじりキャップ(50)と、を備えるねじりキャップ式の閉じ具アセンブリであって、前記ベースの前記筒状部分が、該筒状部分に通路を定める内側と、外側とを有しており、さらに該筒状部分が、一端に前記通路の口を形成しており、前記ねじりキャップが、閉鎖位置において該口を閉じるように構成され、上壁および該上壁からぶら下がる下向きのスカートを備えており、該スカートが、内側、外側、および下縁を有しており、前記筒状部分の前記外側および前記スカートの前記内側が、対をなすバヨネット式コネクタ部材を有しており、前記バヨネット式コネクタ部材が、前記キャップ(50)を前記筒状部分の閉鎖位置に保持する一方で、前記通路を開くべく前記キャップ(1)を前記ベースから解放するために、ねじり軸を中心にして前記キャップをねじることができるように構成されており、プラグ(70)が、前記ベースの前記筒状部分の内側に配置され、該プラグは、前記ベースと一体に射出成型されていて、前記通路の気密な閉鎖を形成している閉じ具アセンブリ。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
本発明は、ねじりキャップ式の閉じ具アセンブリに関する。
ねじりキャップ式の閉じ具アセンブリは、例えば民生用の物質で満たされた容器と組み合わせて使用されるように設計されることが多い。アセンブリのベースを、例えば適切な(熱)シール技法、接着剤(ホットメルト)、または他のやり方(例えば、ねじ山付きのカラーを使用する)によって容器に固定されるように構成できる。例えば、多くの場合にアセンブリのねじりの軸に直交する平面を広がる平坦なフランジを、ベースに設けることが知られている。このフランジを、例えばプラスチック容器へと溶接することができ、あるいは、例えばプラスチックで被覆されたボール紙製の容器へと溶接することができる。さらに、例えば柔軟な袋の向かい合う壁の間に適合するボートまたは目の形状を有するベースなど、柔軟な袋の向かい合う壁の間にベースを取り付けられるように構成することも可能である。
キャップを、例えば360または180度にわたってねじり、あるいはキャップの1回転未満の範囲の別のねじり角度だけねじることによって、キャップがベースから解放される。
優れた閉鎖および保護の特性を有することで、容器の中身が大気から確実に遮断されるように保証する閉じ具アセンブリを提供することに、ニーズが存在している。とくには、今日では、閉じ具アセンブリに無菌の要件が課されることも多い。
筒状の部材の内部に、通路を気密に封じる追加のバリアを設けている閉じ具アセンブリが提案されている。このバリアは、後に、キャップをねじることによって閉じ具アセンブリを開くときに破られる。
本発明は、これら公知のアセンブリが満足できる技術的解決策を提供していないという観察にもとづいている。例えば、前記追加のバリアを備えて設計された公知の閉じ具アセンブリの欠点は、例えば消費者にとって、それらが扱いにくく、かつ/または動作に確実性を欠く点にある。別の欠点は、容器から中身を出す際に、望ましくない注ぎの挙動を示すことが知られている点にある。さらに、これら公知の閉じ具アセンブリは、不都合に複雑であって、大量生産にほとんど適しておらず、結果として高価につきすぎる。
本発明の目的は、改善されたねじりキャップ式の閉じ具アセンブリであって、好ましくは上述の欠点の1つ以上を克服するように具現化された閉じ具アセンブリを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、代案となるねじりキャップ式の閉じ具アセンブリを提供することにある。
本発明は、請求項1に記載のねじりキャップ式閉じ具アセンブリを提案する。プラグが、ベースの前記筒状部分の内側に存在しており、このプラグは、前記ベースと一体に射出成型されていて、筒状部分の通路の気密な閉鎖を形成している。
このプラグは、前記口から離れた位置において、筒状部分の前記内側へと一体に接続されている。環状の壊れやすい部位が、前記ベースを一体のプラグとともに射出成型するときに形成されている。
プラグおよびキャップは、それぞれ該プラグおよびキャップと一体に形成された対をなすプラグ‐キャップ・コネクタ部材を備えており、これらプラグ‐キャップ・コネクタ部材が、最初に前記キャップを閉鎖位置へと前記筒状部分に装着する際に、前記プラグの前記キャップへの接続を生じさせるように構成されている。
さらに、プラグ‐キャップ・コネクタ部材は、キャップをベースから解放すべくキャップが閉鎖位置からねじられるときに、プラグに対する前記キャップの回転を許す回転接続を形成している。
さらに、プラグ‐キャップ・コネクタ部材は、前記キャップが開放方向にねじられてベースから解放されるときに、前記プラグを前記キャップに保持するように構成されている。
キャップが閉鎖位置にあるときに、プラグに向かって延びるように前記上壁からぶら下がる1つ以上の力部材(force member)を、キャップがさらに備えており、この1つ以上の力部材が、前記キャップをねじって開くときに前記プラグに係合し、該プラグに力を作用させて前記環状の壊れやすい部位を(少なくとも部分的に)破り、該プラグをキャップと一緒に前記ベースから解放することができるようにする。
本発明によるねじりキャップ式閉じ具アセンブリは、望ましくない複雑さを伴うことなく製造することができる。例えば消費者による操作が、単純であって、キャップを閉鎖位置から開放方向にねじる以外に、追加の操作を必要とせずに達成できる。閉じ具が開かれてキャップがベースから解放されるとき、プラグがキャップに保持されている。好ましい実施形態においては、基本的に消費者がキャップ内に保持されたプラグに気付くことすらないように、プラグがキャップの内部に保持される。
環状の壊れやすい部位は、プラグが取り除かれた後に通路の全体を物質の流れのために利用することができるように、通路の内側に隣接しており、プラグの元々の位置において流れが損なわれることがないように、適切に設計されている。
本発明による閉じ具アセンブリの好ましい詳細ならびに設計上の選択肢が、添付の特許請求の範囲に記載され、図面を参照しつつ明細書において説明される。
さらに、本発明は、このようなねじりキャップ式閉じ具アセンブリが設けられた容器、ならびにねじりキャップ式閉じ具アセンブリの製造に関する。
さらに、本発明は、添付の図面に示されたとおりの閉じ具アセンブリに関する。
このねじりキャップ式閉じ具アセンブリを、例えば飲料、食品(乳製品)、または他の消費財(例えば、ヘアケア、ボディケア、など)のための(紙製の)梱包、ならびに例えば輸液の瓶または袋などといった医療または薬剤の用途など、あらゆる種類の用途に使用することができる。
最初に、図1〜4による本発明のねじりキャップ式閉じ具アセンブリの実施形態を、以下で詳しく説明する。
ねじりキャップ式の閉じ具アセンブリが、好ましくは2つの部品、すなわちベース1およびキャップ50で構成されている。
ここで、ベース1は、筒状部分(広く参照番号2で指し示されている)および容器部分3を含んでいる一体物の射出成型による熱可塑性ベース1である。
この実施形態においては、容器部分3が、例えば(多層の)プラスチックフィルム製の袋の向かい合う壁の間に適合するように構成され、例えばこの技術分野において公知のとおり適切な(熱)シール技法によって上記壁へと固定することができるボートまたは目などの形状を有しており、この容器部分3によって、ベース1を容器へと取り付けることができる。
当業者であれば、当該ねじりキャップ式閉じ具アセンブリが取り付けられる容器および/または使用される取り付け技法に応じて、容器部分3について多数のさまざまな設計が可能であることを、理解できるであろう。容器は、筒状の設計であっても、あるいは閉じ具が取り付けられる筒状の部材(例えば、筒状部分2と同様の直径である)を有してもよい。
ベース1を貫き、特には筒状部分2を貫いて、当該アセンブリが一体化されてなる袋から物質を送り出すことができるようにする通路5が延びている。物質は、例えば液体、粉末、気体、ペースト状の物質、など任意の物質であってよい。
ここで、通路5は、基本的に、筒状部分2の内側によって定められている。さらに、筒状部分2は、外側を有しており、容器部分3から遠い方の端部に通路5の口を形成している。この実施形態においては、好ましくは、通路5が真っ直ぐである。例えば曲がった筒状部分など、筒状部分が別の設計を有してもよいことを、当業者であれば理解できるであろう。
キャップ50は、一体物の射出成型による熱可塑性ねじりキャップ50であり、ベース1の筒状部分2に装着され、キャップ50が閉鎖位置において口を封じるように構成されている。
キャップ50は、大まかには、上壁51および該上壁からぶら下がる下向きのスカート52を備えており、このスカート52が、内側、外側、および下縁52cを有している。
図1〜4において、キャップ50の射出成型の際にキャップ50の一体の一部分として形成され、スカート52の下縁52cの下方に配置され、ここでは壊れやすいブリッジ56を介してスカート52の下縁52cに連結されている不正開封防止バンド55を、例示されているキャップ50がさらに備えていることを、見て取ることができる。ここで、不正開封防止バンド55は、この技術分野において公知のとおり、筒状部材に配置された該当の表面(ここでは、該筒状部材の外側の下部周状リブ8)の下方に係合する1つ以上の部位(例えば、柔軟なリップ)を有している。
筒状部分2の外側およびスカート52の内側は、対をなすバヨネット式コネクタ部材を有している。ここで、ねじりキャップ50は、閉鎖位置から開放方向への約半回転、または180度の回転で、ねじって開かれるように設計されている。
筒状部分2の外側に、ランプ(ramp)構造が設けられている。ここで、このランプ構造は、筒状部分2に関しておおむね正反対に、周方向において離間して位置している2つのランプ機構15を含んでいる。ここで、それぞれのランプ機構15は、この例では、筒状部分2の外側に、外向きに突き出す下側リブ16aを備えている。さらなる上側リブ16bが、下側リブ16aの上方に離間して配置され、周方向に同様の形状を有している。ランプ機構15の設計および効果を、以下でさらに詳しく説明する。
それぞれのランプ機構15のために、キャップ50が、スカート52の内側に、ここでは正反対に向かい合う位置に、ランプ機構15に組み合わせられるラグまたはランプフォロワ58を備えている(図4に最もよく見て取ることができる)。キャップ50が閉鎖位置にあるとき、それぞれのラグ58は、下側リブ16aおよび上側リブ16bの間に位置している。
ここでは、上側および下側リブ16a、bの間で基本的に垂直であるストッパリブ18が、ランプ機構15の一端(閉鎖状態における端部)において筒状部分の外側に配置されている。アセンブリが閉鎖状態にあるとき、ラグ58が、このストッパリブ18に当接し、あるいはこのストッパリブ18の付近に位置するように意図されている。
キャップ50およびラグ58、ならびにリブ16a、bは、キャップ50を筒状部分へとスナップ式にて装着できるように設計されており、後述されるとおり、ラグ58が、キャップ50の最初の取り付けのプロセスにおいてリブ16bを越えて移動する。
図1に最もよく見て取ることができるとおり、ランプ機構は、ストッパリブ18によって定められるラグ58の休止位置に隣接して、基本的に斜めでない部位を定めており、この斜めでない部位に斜めに上昇する部位が続いている。
キャップ50を閉鎖位置からねじると、最初は、ラグ58がそれぞれランプ15の斜めでない部位に従うため、キャップ50は筒状部分2の周囲で基本的に回転運動を実行し、すなわち基本的に筒状部分2の長手方向の変位を伴わない。
その後に、ラグ58のそれぞれが斜めの部位に到達し、したがってキャップ50に回転および上昇の組み合わせの運動が生じ、キャップ50が、回転すると同時に、筒状部分2から上昇する。
このように、バヨネット式のコネクタ部材が、前記キャップ50を前記筒状部分2上の閉鎖位置に保持するように構成され、かつ前記キャップ50を通路5を開くべくベース1から解放するため、ここでは筒状部分2の中心軸に一致しているねじり軸を中心にしてキャップ50をねじることができるように構成されている。
この例では、斜めでない部位が、筒状部分2の周囲を基本的に約4分の1回転、または90度にわたって延びていることを、見て取ることができる。
ベース部1は、ベースの筒状部分2の内部に配置されたプラグ70をさらに備えている。
ここで、プラグ70は、ベース1と一体に射出成型され、図3に示されているとおり前記通路5の気密な閉鎖を形成している。
プラグ70は、口から離れた位置において、前記ベース1を一体のプラグ70とともに射出成型することによって形成される環状の壊れやすい部位71を介して、筒状部分2の内側へと一体に接続されている。
プラグ70およびキャップ50は、プラグおよびキャップと一体に成型された対をなすプラグ‐キャップ・コネクタ部材(プラグ側コネクタ部材およびキャップ側コネクタ部材とも呼ぶことができる)を備えている。プラグ‐キャップ・コネクタ部材は、最初にキャップ50を筒状部分2へと取り付ける際に、プラグ70がキャップ50へと接続されるように構成されている。
さらに、プラグ‐キャップ・コネクタ部材は、キャップ50を開いてベース1から解放すべくキャップ50が閉鎖位置からねじられるときに、プラグ70に対するキャップ50の回転を可能にする回転接続を形成する。したがって、少なくともプラグ70が(ほとんど)無傷の壊れやすい部位71によって依然としてベース1に保持されている間を除き、キャップ50からベース1へと回転運動が伝達されることがない。
さらに、プラグ‐キャップ・コネクタ部材は、キャップ50がねじられてベース1から解放されるときに、前記プラグ70をキャップ50に保持するように構成されている。これを、詳しくは、図1(プラグ70が筒状部分の上端に存在している)および図4(プラグ70がベースから解放され、今やキャップ50の内側に存在している)を比べるときに見て取ることができる。図4は、基本的にキャップ50の上端においてキャップ50の内部に保持されているプラグ70を示している。
キャップ50は、キャップが閉鎖位置にあるときにプラグ70に向かって延びるように、上壁51からぶら下がるいくつかの力部材をさらに備えている。これらの力部材が、キャップ50をねじって開くときにプラグ70に係合することで、プラグ70に力を作用させて環状の壊れやすい部位71を(少なくとも部分的に)裂き、前記プラグ70をキャップ50と一緒に前記ベース1から完全に解放できるようにする。このような力部材の構成の例を、以下で説明する。
ここで、環状の壊れやすい部位71が、それぞれねじりの軸に垂直な平面に対して斜めに向けられた2つの半円形の部分を含んでおり、これら半円形の部分が、(側面図において)おおむねV字の形状を有している。図3の断面が、参照番号71が配置されているこの部位の最上点を露わにしており、他方の断面に沿った壊れやすい部位の最下点が、側方に示されている。逆V字の構成も同様に可能であることに、注意すべきである。
好ましくは、キャップ50が、壊れやすい部位71の斜めに向けられた部分のそれぞれに直接的に係合して、壊れやすい部位71の少なくとも一部を裂くように構成されている1つ以上の力部材を備えている。
この例では、前記力部材が、スカート52から内側に離間した位置において上壁51から下方へとぶら下がるキャップ50の環状の壁61によって構成されている。ここで、壁61が、壊れやすい部位71のV字形と相補的な形状を有する下縁を有しており、あるいは少なくとも壊れやすい部位71のV字形の部分の「間」まで下向きに延びる下部を含んでいる。この例において、壁61の下縁が、鋭い縁が形成されることによって切断縁として設計されていることに、注意すべきである。
ランプ機構15との協働において、キャップ50を閉鎖位置からねじって開くことで、環状の壁61の下縁が、正反対に向かい合う2つの位置において環状の壊れやすい部位71に当接し、すなわちこの部位71の上向きに傾いている部分に当接する。キャップ50をさらにねじって開くことによって、斜めでない傾斜部15aが、キャップ50に「純粋な回転」を実行させる。実際、上側リブ16bが、ラグ58を抑止し、したがってキャップ50の上方への移動を防止し、壁61の下縁または壁61の下縁から突き出している部位を、部位71の該当の部分を貫くように押し、部位71の該当の部分を、この例においては正反対に向かい合う位置において約90度の広がりにわたって破る。
したがって、この効果を生じさせるために、「斜めでないランプ部」が、壊れやすい部位71の斜めの部位の角度または傾斜よりも小さい角度または傾斜を有することを、当業者であれば理解できるであろう。これは、好ましくは、ねじりの軸に垂直な平面内を延びる斜めでないランプ部によって達成される。キャップを回転させたときに、力部材が筒状部分へといくぶん「下方」に動くよう、斜めでないランプ部がねじりの軸に垂直な平面に対して負の角度を有することも、想定することが可能である。これは、壊れやすい部位を容易に破ることができるようにする。しかしながら、前記垂直な平面における回転、またはわずかな正の角度(壊れやすい部位の斜めの部分よりも小さい)での回転が好ましい。
キャップ50をさらに開くと、ラグ58がランプ構造の斜めの「上昇および回転」部分に進入し、今やキャップ50が、回転しつつ筒状部分2から離れるように上昇する。部位71の設計とランプ機構15の設計との組み合わせ(とくには、一方の傾きに対する他方の傾き)に応じて、部位71を貫く壁61の下縁のいくらかのさらなる切断作用を生じさせることができる一方で、さらにプラグ70がキャップ50へと接続されているがために上方へと引き上げられるという効果が、環状の部位71の未だ破られていない部分を裂く。この裂けは、力部材の作用によって壊れやすい部位の一部分がすでに破られているため、少ない労苦で生じる。
以上に従い、ラグ58がランプ構造の傾いていない部位を通過する際の力部材の作用が、環状の壊れやすい部位の完全な破れにつながることがなく、この壊れやすい部位の一部分が手つかずのままに残ることが想定される。しかしながら、プラグ‐キャップ・コネクタ部材が、ラグがランプ構造の「上昇および回転」部分を通過するときに、前記壊れやすい部位の未だ破れていない部分を引き裂くために充分な保持力をもたらすように設計される。
壊れやすい部位71に直接的に作用する1つ以上の力部材に加え、あるいはおそらくは壊れやすい部位71に直接的に作用する1つ以上の力部材に代えて、キャップ50に、壊れやすい部位71から離れたプラグ70の中央部に作用する1つ以上の中央配置の力部材を設けることができる。
ここで、図1および3に見て取ることができるとおり、プラグ70は、好ましくは、筒状部分2と同軸であって、筒状部分2の内側と協働して空間を形成している環状の壁75を備えている。部位70へと直接的に作用する1つ以上の力部材(ここでは、壁61)が、この空間へと突き出している。これは、これらの力部材が側方へと動いてしまうことがないようにする。力部材が側方に動いてしまうと、部位70を破るという力部材の作用が小さくなり、あるいは無効になってしまう。
ここで、環状の壁75は、この壁75によって境界付けられるプラグ70の奥まった中央領域に比べて高くされた壁である。
ここで、プラグ70の中央領域は、壊れやすい部位70の斜めの部分に対応して斜めに向けられた上面78を備えている。したがって、断面について見たとき、プラグ70の中央領域は、ここでは、アセンブリのねじりの軸に垂直な平面に対して斜めに配置された2つの半円形の面によって基本的に形成されるV字形の上面を有している。
ここに示した図面において、表面78を、図3に見て取ることができる。
(別の実施形態においては)1つ以上の中央配置の力部材を、キャップ50の上壁からぶら下がるように配置することができ、それらの下端は、好ましくは表面78と相補的な形状を有し、表面78の直上に配置され、あるいは表面78に当接して配置される。例えば、そのような力部材を、例えば前記上壁51からぶら下がる十字の形状のリブとして具現化することができる。
キャップ50を閉鎖位置からねじるとき、中央の力部材が、プラグ70へと下向きの力を作用させることができ、壊れやすい部位71を破るうえでの助けとなり、あるいは壊れやすい部位71を破る。好ましくは、これらの力部材65は、環状の壁75に隣接して延びることができ、部位71の近くに圧力を加えるとともに、前記壁75を他の力部材61の影響のもとでの内側への曲がりに対して潜在的に支持することができる。
図面に見て取ることができるとおり、プラグ70は、ここでは、環状の壁75および基本的にV字形のディスク部材79を備えており、ディスク部材79の外周が、前記壊れやすい部位71を介して前記筒状部分の内表面と一体である。ここで、プラグ70の剛性の向上を達成するために、環状の壁が前記ディスク部材79の「下方まで延びて」いることに、注目すべきである。
好ましくは、環状の壁61が、キャップ50の環状のシール壁としても機能し、環状の壁61および筒状部分2の内側が、キャップ50が閉鎖位置にあるときに(63において)互いに密に係合する対をなす周状のシール面を有している。これが、キャップが未だ開かれていないときにプラグ70に加えて通路50のシールをもたらす一方で、アセンブリの再閉鎖も可能にする。好ましくは、前記対をなすシール面は、筒状部分2の口の付近に設けられている。
図1、3、4に見て取ることができるとおり、プラグ70は、ここでは、プラグ70の中央において上方へと延び、キャップ50が閉鎖位置にあるときに上壁51の下面に当接して位置する中央の高められた支柱76をさらに備えている。これは、キャップが閉鎖位置にあるときのプラグ70の安定性に貢献する。
好ましくは、キャップ50のスカート52が、その下縁の付近に周状のシール面52d(図3を参照)を備えており、この周状のシール面52dが、キャップが閉鎖位置にあるときに、例えば筒状部分に配置された周状に延びるリブ(ここでは、リブ8)など、ベースの該当の周状のシール面と対をなす。このやり方で、スカートと筒状部分2との間の領域も、外部の大気から閉じられる。ここで、リブ8は、閉じ具アセンブリを開く際にバンド55を保持するようにも機能する。
図に見て取ることができるとおり、環状の壊れやすい部位71は、前記筒状部分2の内側に隣接して最小厚さが存在するよう、先細りの厚さを有している。これは、内表面にすぐ隣接する部位、あるいは隣接面と同一面にある部位の破れを促進し、物質が通路を流れるときに、この位置において物質の流れの妨げがまったく生じず、あるいはほとんど生じないようにする。
ここで、検討すべきさらなる主題は、プラグ‐キャップ・コネクタ手段である。
図3に見ることができるとおり、環状の壁75が、軽くリブ付けされた外表面を備えており、やはりリブ付けされた壁61の内表面に係合する。これが、キャップ50とプラグ70との間に摩擦によるはまり合いを生み、これは、他の摩擦によるはまり合いの構成によっても達成できる。
図示されていない別の実施形態においては、壁75の上端に、例えば外向きに突き出す周状のリブなど、フック部材が設けられ、環状の壁61によってもたらされるフック表面の背後(ここでは、上方)に係合する。この構成は、キャップが筒状部分2に装着されるときに、キャップ50が前記環状の壁75にスナップ式ではまるような構成であってよい。キャップが閉鎖位置にあるとき、好ましくは、プラグ上の前記フック部材と下方に位置するキャップのフック表面との間に「軸方向」の遊びが存在する。
「摩擦によるはまり合いの構成」または上述の代案は、両者とも、プラグがプラグに作用する力部材の作用によって前記方向に押されるとき、キャップ50および筒状部分2に対するプラグ70の下方移動を許容する。そのとき、プラグが、この遊びの範囲においてキャップ50によって依然として保持されることに注意すべきである。
すでに述べたように、バヨネット式のコネクタ部材が、回転を伴わない直線運動によってキャップ50を筒状部分2上の閉鎖位置へとスナップ式ではめ込むことを可能にしている。これを、好ましくは大量生産のために自動組み立て装置において達成するため、キャップ50およびベースの両者が、例えば自動組み立て装置のベース取り扱い部およびキャップ取り扱い部において、位置決め部材を備え、あるいは特定の向きに配置されるように形作られる。次いで、自動組み立て装置が、前記キャップ取り扱い装置の前記ベース取り扱い装置に対する直線運動を達成できる。
ここは、キャップ50が、上部およびスカートの側方の両者に、高められた位置決めリブ80を備えている。
好ましい実施形態においては、キャップ50を筒状部分2へと配置するとき、壊れやすい部位へと過剰な力が加わらないようにし、あるいは該壊れやすい部位71が不都合にも破れることがないようにするために、キャップ50の反対側でプラグ70を支持する内側の支持が用意される。この内側の支持は、当然ながら、上述の自動組み立て装置へと統合することができる。
図1〜4に示されるとおり、ベースは、ここでは、例えば(熱)シール技法による袋の壁(例えば、柔軟な(多層)フィルムの壁)の間への装着を可能にする部位を備えて製作される。
図5〜9は、ねじりキャップ式閉じ具アセンブリの第2の好ましい実施形態を示しており、同様の部分は同じ参照番号によって指し示されている。
図1〜4の実施形態との相違は、今やベースが、例えば壁に開口を有している袋、カートン、などといった容器へと、特に容器の(平坦な)パネルへとベースを取り付けることができるようにする容器部分を含んでいる点にある。フランジを、例えば、容器(例えば、切り妻屋根形の容器)のパネルの内側に取り付けることができ、筒状部分がこのパネルの開口を貫いて外へと延びる。
また、キャップに、壁61および壁75から内側に離間して位置し、下方へとぶら下がっているさらなる壁62が設けられていることを、今や見て取ることができる。ここで、壁75の上端に、ここでは内側へと突き出す周状のリブであるフック部材75aが設けられており、内側の環状の壁62によってもたらされるフック表面の背後(ここでは、上方)に係合する。この構成は、キャップが筒状部分2に装着されるときに、キャップ50が前記環状の壁75にスナップ式ではまることができるような構成であってよい。キャップが閉鎖位置にあるとき、プラグ上の前記フック部材と下方に位置するキャップのフック表面との間に「軸方向」の遊びが存在する。
図10〜12を参照し、ねじりキャップ式閉じ具アセンブリの好ましい実施形態の詳細を説明する。これらの図は、ねじりキャップ式閉じ具アセンブリへと取り入れることができるキャップ100およびプラグ90の一部分を示している。
ここで、プラグ90が、外周を巡って延びる壊れやすい部位91を備えて示されている。この壊れやすい部位91は、4つの傾斜部91aおよび4つの中間部91bを備えており、中間部91bのそれぞれが、隣り合う傾斜部91aの間に配置されている。
キャップ100のうち、ここでは環状の壁101(壁61に類似している)および上壁102のみが図示されている。スカートは、分かり易くするために省略されている。
キャップ100は、(通常どおり)反時計方向にねじられたときに開くように設計されている。キャップ100は、傾斜部91aの数に等しい数の力部材105、106、107、108(ここでは、環状の壁101の下端に配置されている)を備えている。これらの力部材105〜108が、それぞれ壊れやすい部位91の該当の部位91aにおいて、壊れやすい部位91に直接に係合するように配置および構成されている。
力部材105〜108は、壊れやすい部位に係合する「鈍い」面を有することができ、この鈍い面を、ねじりの軸に平行に配置することができる。この面について、「ナイフ」のバージョンなど、他の形状も可能である。
傾斜部91aおよび力部材105〜108(少なくとも力部材105〜108の実効部分)は、ここでは、好ましくは、キャップ100をねじって開くときに力部材105〜108が該当の傾斜部91aに順次に接触するような様相で、角度方向に分布している。これによってもたらされる効果は、キャップ100をねじって開くために必要とされるトルクの軽減である。力部材と傾斜部との間の最初の接触がすべて同時に生じると、最初の接触が順次に生じる場合に比べ、より大きなトルクが必要である。
考えられる実施形態においては、壊れやすい部位が、その環状の延在において一様でない厚さを有している。例えば、壊れやすい部位において、力部材が最初に当接するそれぞれの位置の厚さを小さくし、そのような位置における当該部位の最初の破れを促進することが考えられる。
分かり易くするために、図10〜12にプラグ‐キャップ接続手段がどちらも示されていないことに注意すべきである。
さらに、この例は、ちょうど支柱76のように、随意によるプラグ90の中央の突起92を示している。この突起は、中央の支柱の形状を有することも可能であるが、プラグを備えるベースを射出するために設けられている。好ましくは、プラグを形成する溶融プラスチックの流れが、この中央の突起を介して注入され、したがって壊れやすい部位が、プラグから周囲の筒状部分2へと半径方向外向きに流れる溶融プラスチックによって形成される。
すでに述べたように、キャップ‐プラグ・コネクタ部材を、スナップ式のはまり合いなどの形状によるはまり合いに代えて、例えばキャップの環状の壁がプラグの環状の壁に摩擦によって係合し、おそらくは摩擦接触の領域においてこれらの環状の壁の一方または両方に摩擦増強用のリブおよび/または溝が設けられているなど、キャップおよびプラグのそれぞれの前記コネクタ部材の間の摩擦によるはまり合いにもとづいて形成することができる。
閉じ具アセンブリの一変種においては、キャップのスカートに1つ以上のランプ構造が設けられ、ラグまたはフォロワが筒状部分に設けられることに、注意すべきである。これは、例えば筒状部分からの直接的な飲用が望まれる場合に、この筒状部分のより「滑らか」な外観を可能にする。小径の筒状部分(したがって、キャップのスカート)については、キャップを(互いに接続される)2つの半分にて成型し、その後にこれらをキャップへと組み立てる(例えば、溶接する)ことが考えられる。
当業者にとって明らかであるとおり、ねじりキャップ式閉じ具アセンブリのベースを、必ずしも容器へと直接に取り付けられるように構成する必要はない。ベースの容器への固定を達成するために、ベースと容器との間に1つ以上のさらなる部品を配置してもよい。例えば、プラグと一体のベースが、スナップ式のはめ込みまたは他の方法でのさらなる部材(例えば、容器へと取り付け済みの支持具)への固定を可能にする環状の部材(例えば、筒状部分の延長部)であってよい。これは、例えば、閉じ具アセンブリが取り去られた状態で容器を満たすことを可能にし、したがって支持具を介して注入を行い、その後に閉じ具アセンブリを設置することを可能にする。
キャップ50は、あらゆる種類の設計を有することができる。キャップ50に、例えば装飾また他の理由(例えば、窒息の危険の防止、高齢者のための把持の改善、など)のために、好ましくは圧入によって、外キャップを設けることも可能である。
Claims (34)
- ねじりキャップ式の閉じ具アセンブリであって、
筒状部分を備えている成型による熱可塑性ベースであって、該筒状部分が、該筒状部分に通路を定める内側と、外側とを有しており、さらに該筒状部分が、一端に前記通路の口を形成している熱可塑性ベースと、
前記ベースの前記筒状部分に装着されて、閉鎖位置において前記口を閉じるように構成されている成型による熱可塑性ねじりキャップであって、上壁および該上壁からぶら下がる下向きの環状スカートを備えており、該スカートが、内側、外側、および下縁を有している熱可塑性ねじりキャップと、を備え、
前記筒状部分の前記外側および前記スカートの前記内側が、ねじり軸を有する対のバヨネット式コネクタ部材を有しており、
前記バヨネット式コネクタ部材が、前記キャップを前記筒状部分の閉鎖位置に保持する一方で、前記通路を開くべく前記キャップを前記ベースから解放するために、前記ねじり軸を中心にして前記キャップをねじることができるように構成されており、
プラグが、前記ベースの前記筒状部分の前記通路の内部に配置されており、該プラグは、前記ベースと一体に成型されていて、前記通路の気密な閉鎖を形成しており、該プラグは、前記口から離れた位置において、前記ベースを該プラグと一体に成型することによって形成される環状の壊れやすい部位を介して、前記筒状部分の前記内側へと一体に接続されており、
前記プラグおよび前記キャップに、対をなすプラグ‐キャップ・コネクタ部材が一体に成型されており、該プラグ‐キャップ・コネクタ部材が、最初に前記キャップを閉鎖位置へと前記筒状部分に装着する際に、前記プラグの前記キャップへの接続を生じさせるように構成されており、
前記プラグ‐キャップ・コネクタ部材が、前記キャップを前記ベースから解放すべく前記キャップが閉鎖位置からねじられるときに、前記プラグに対する前記キャップの回転を可能にする回転接続を形成しており、
さらに前記プラグ‐キャップ・コネクタ部材が、前記キャップがねじられて前記ベースから解放されるときに、前記プラグを前記キャップに保持するように構成されており、
前記キャップが、該キャップが閉鎖位置に装着されたときに前記プラグに向かって延びるように前記上壁からぶら下がる1つ以上の力部材をさらに備えており、該1つ以上の力部材が、前記キャップをねじって開くときに前記プラグに係合し、該プラグに力を作用させて前記環状の壊れやすい部位を破り、該プラグを前記キャップと一緒に前記ベースから解放することができるようにする、閉じ具アセンブリ。 - 前記環状の壊れやすい部位の少なくとも一部分が、前記ねじり軸に垂直な平面に対して斜めに向けられており、
前記キャップの力部材が、前記壊れやすい部位の前記斜めの部分に係合するように配置および構成された係合面を有しており、
前記バヨネット式コネクタ部材が、前記キャップを閉鎖位置からねじるときに、前記力部材を前記壊れやすい部位の前記斜めの部分に押し付けて前記壊れやすい部位を破るように構成されている、請求項1に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記環状の壊れやすい部位が、該壊れやすい部位を巡って分布した複数の斜めの部分を含んでおり、
前記キャップが、それぞれ該当の斜めの部分に係合するように配置される同数の力部材を備えている、請求項2に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記斜めの部分および力部材が、前記キャップが閉鎖位置からねじって開かれるときに、前記力部材が順次に該当の斜めの部分との係合を開始するように、角度方向に分布している、請求項3に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記壊れやすい部位が、それぞれ前記ねじり軸に垂直な平面に対して斜めに向けられた2つの半円形の部分を含んでおり、該半円形の部分が、立面図においておおむねV字または逆V字の形状に配置されており、あるいは
前記壊れやすい部位が、それぞれ前記ねじり軸に垂直な平面に対して斜めに向けられた4つの斜めの部分を含んでおり、該壊れやすい部位のさらなる部分が、隣り合う斜めの部分の間に存在している、請求項3または4に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記バヨネット式コネクタ部材が、1つ以上のランプを前記筒状部分の前記外側に配置して有するランプ構造を備えており、
前記バヨネット式コネクタ部材が、前記スカートの前記内側に配置され、前記1つ以上のランプと協働する1つ以上のラグを備えている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記筒状部分の前記外側が、前記キャップが閉鎖位置にあるときのラグのための休止位置を定めており、
前記ランプ構造が、前記ラグのための休止位置に隣接して、基本的に斜めでない部位を定めており、該基本的に斜めでない部位に、斜めの上昇部が続いており、
前記キャップを閉鎖位置からねじるときに、該キャップが、最初は、前記ラグが前記ランプ構造の前記斜めでない部位に従うことで、前記筒状部分の周囲で基本的に回転運動を実行し、その後に、該キャップが前記筒状部分に対して回転および上昇の両方を行う回転および上昇の組み合わせ運動が続く、請求項6に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記キャップを、基本的に半回転にわたってねじることができ、
前記ランプ構造が、前記筒状部分に正反対に配置された2つのランプで構成されている、請求項6または7に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記斜めでない部位が、前記筒状部分の周囲で基本的に4分の1回転にわたって延びている、請求項7に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記キャップが、前記上壁から下向きにぶら下がり、前記スカートから内側に離間して位置している環状のシール壁を備えており、
該シール壁および前記筒状部分の前記内側が、対をなす周状のシール面を有しており、該シール面が、前記キャップが閉鎖位置にあるときに互いに密に係合する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記キャップの前記スカートが、前記下縁の付近に周状のシール面を備えており、
該シール面が、前記キャップが閉鎖位置にあるときに、例えば前記筒状部分の前記外側に配置されて周状に延びているリブなど、前記ベースの関連の周状のシール面と対をなす、請求項1〜10のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記キャップが、前記スカートの前記下縁の下方に配置され、例えば壊れやすいブリッジを介して、前記スカートの前記下縁に接続された不正開封防止バンドをさらに備えており、
該不正開封防止バンドが、前記筒状部分の前記外側に配置される関連の表面の下方に係合する1つ以上の部分を有している、請求項1〜11のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記プラグが、前記筒状部分の前記内側と同軸でありかつ前記筒状部分の前記内側から離間している環状の壁を備えることで、前記筒状部分の前記内側と協働して空間を形成しており、
前記キャップの前記1つ以上の力部材が、該空間へと突き出している、請求項1〜12のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記キャップの前記上壁に面して、前記プラグが、前記環状の壊れやすい部位の輪郭の内側に、前記壊れやすい部位の前記1つ以上の斜めの部分に一致する1つ以上の斜めに向けられた上面を備えている、請求項2に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記1つ以上の斜めに向けられた面が、前記プラグの前記環状の壁の輪郭の内側に配置されている、請求項13および14に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記キャップの1つ以上の力部材が、前記プラグの関連する斜めに向けられた上面に係合するように配置および構成されている、請求項14または15に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記プラグが、基本的にV字形のディスク部材を備えており、
該ディスク部材の外周が、前記環状の壊れやすい部位を介して前記筒状部分に一体化されている、請求項1〜16のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。 - 前記環状の壊れやすい部位が、最小の厚さが前記筒状部分の前記内側に隣接して存在するよう、外向きに先細りである厚さを有している、請求項1〜17のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記1つ以上の力部材が、前記環状の壊れやすい部位に係合するように配置および構成されており、前記キャップをねじって開くときに前記壊れやすい部位を切断する切断面を備えている、請求項1〜18のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記プラグ‐キャップ・コネクタ手段が、スナップ式のコネクタ手段として構成されている、請求項1〜19のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記バヨネット式コネクタ部材が、前記キャップを、回転を伴わない直線運動によって、閉鎖位置へと前記筒状部分にスナップ式で装着できるようにしている、請求項1〜20のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記力部材が、前記上壁から下向きにぶら下がるリブを備えている、請求項1〜21のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記キャップに、該キャップをはめ込み式にて装着する際に該キャップの前記ベースに対する所定の角度位置を達成できるように、キャップ装着装置を該キャップへと係合させることができるようにする位置決め部材が設けられている、請求項20に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記筒状部分が、前記キャップが閉鎖位置にあるときの該キャップの前記スカート上のラグの前記休止位置を定めるストッパリブを備えている、請求項1〜23のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記プラグ‐キャップ・コネクタ部材が、前記キャップに設けられる関連の環状のフック面に係合する前記プラグ上の1つ以上のフック部材を備えている、請求項1〜24のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記プラグ‐キャップ・コネクタ手段が、前記ねじり軸の方向において前記プラグと前記キャップとの間に所定の遊びを許容しており、したがって、前記キャップの回転時に、前記プラグを、前記キャップの前記1つ以上の力部材が前記プラグに係合することによって、前記通路へとより深く押し込むことが基本的に可能でありながら、前記遊びの範囲において前記キャップが前記キャップに拠って依然として保持されている、請求項1〜25のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記ベースが、容器へと、例えば容器の(平坦な)パネルへと該ベースを取り付けることができるようにする容器部分を備えている、請求項1〜26のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記容器部分が、容器の壁の開口の外周を巡って該容器の壁へと取り付けることができるフランジを備えている、請求項27に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記容器部分が、ボートまたは目などの形状を有する取り付け具など、取り付け具を備えており、該取り付け具が、袋の向かい合う壁の間に、例えば(熱)シール技法によって前記ベースを取り付けるように構成されている、請求項27に記載の閉じ具アセンブリ。
- 前記キャップが、該キャップが閉鎖位置にあるときに前記筒状部分に装着されている、請求項1〜29のいずれか一項に記載の閉じ具アセンブリ。
- 請求項1〜30のいずれか一項に記載のねじりキャップ式閉じ具アセンブリが設けられている容器。
- 請求項1〜30のいずれか一項に記載のねじりキャップ式閉じ具アセンブリを製造するための方法であって、
・前記ベースを一体のプラグと一緒に成型するステップと、
・前記キャップを成型するステップと、
・前記キャップを前記ベースの前記筒状部分に装着するステップと、
を含んでいる方法。 - 前記キャップが、前記筒状部分にスナップ式で装着されるように構成されており、前記プラグ‐キャップ・コネクタ部材も、スナップ式の装着であるように構成されており、
前記キャップを前記ベースにスナップ式で装着するために、前記キャップを前記ベースに対して基本的に直線運動にて動かすステップ
を含んでいる、請求項32に記載の方法。 - 前記キャップおよび前記ベースのそれぞれに、該ベースおよびキャップを自動組み立て装置のベース取り扱い部およびキャップ取り扱い部に対して正確に位置させることができるようにする位置決め手段が設けられており、
前記ベースおよびキャップが、前記ベース取り扱い部およびキャップ取り扱い部に配置され、前記自動組み立て装置が、前記キャップ取り扱い装置の前記ベース取り扱い装置に対する直線運動を達成する、請求項33に記載の方法。
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