JP2009531690A - 特に干渉測定法を用いてタイヤをチェックする装置とその方法 - Google Patents

特に干渉測定法を用いてタイヤをチェックする装置とその方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、特に干渉測定法を用いてタイヤ(6、9)をチェックする装置に関する。その装置は少なくとも1つの第1測定プローブ(2)と第2測定プローブ(3)とを備え、それらを用いてタイヤ(6、9)を走査することによって測定結果を与えることができる。その装置は更に位置決め手段(4、5、7、8)を備え、それらを用いて第1測定プローブ(2)と第2測定プローブ(3)とをタイヤ(6、9)の外側の待機場所とタイヤ(6、9)の内側の観察場所との間で移動させることができる。本発明によれば、位置決め手段(4、5、7、8)を利用することで第1測定プローブ(2)と第2測定プローブ(3)とを独立に待機場所又は観察場所に配置できるので、それらを用いて、リムの直径(d6、d9)が比較的小さいタイヤ(6、9)をチェックすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、特に干渉計による走査でタイヤを検査する装置に関する。その装置には、タイヤを走査して走査結果を得るための第1走査ヘッドと第2走査ヘッドとが備えられている。その装置には更に、第1走査ヘッドと第2走査ヘッドとを、タイヤの外側に位置する待機場所とタイヤの内側に位置する観察場所との間で移動させる位置決め手段が備えられている。本発明は更に、このような装置を適用可能なタイヤの検査方法に関する。
タイヤは、品質の検査及び安全上の危険因子の低減を目的として材料試験を受ける。それにより、不良箇所、いわゆる欠陥を認めることができる。特に中古のタイヤを再生する場合は原則として非破壊材料試験を行い、一連の検査を比較的速く行うことを確保している。この目的で工業的にしばしば行われるのが、例えば、ホログラフィ、又は、スペックルパターンひずみ干渉法(speckle pattern shearing interferometry)とも呼ばれるシェアログラフィ(shearography)などの光学的な測定方法である。シェアログラフィは、検査対象の時間的に異なる2つの状態の間の差を示す測定結果を画像で与える相対干渉測定法である。測定結果の画像化は今日ではデジタル的に行うのが原則であり、例えばCCDセンサなどの電子式イメージセンサの人気が高まっているので、2回の走査間では検査対象の状態を、機械、熱、又は圧縮空気の力を利用して微調整することが必要になっている。この理由により、タイヤの検査装置は圧力チャンバを有する。圧力チャンバを加圧し又は減圧することにより、その圧力チャンバの中に設置されたタイヤが圧力変化で変形し、第1の基準状態から第2の走査対象の状態へと変形する。
ホログラフィとは異なり、シェアログラフィは検査対象の表面の変形ではなく、その変形の勾配を読み取る。これはシェアログラフィが、いわゆるシアリング素子(shearing element)を用いるからである。シアリング素子は、例えば、光学くさび(optical wedge)、光学複プリズム(optical biprism)、又はマイケルソン干渉計(Michelson interferometer)などの光学式ひずみ測定器(shearoptic assembly)であり、画像の二重化(image doubling)を行い、すなわち、検査対象の画像を2つ、空間的にわずかにずらして重ね、それらの干渉の結果としてインターフェログラム(interferogram)を生成する。変形の勾配を特徴づけるシェアログラム(shearogram)は、基準状態と走査対象の状態とのそれぞれで得られたインターフェログラムの強度を減算することによって生成される。シェアログラムは、検査対象の変形に伴ってある点が隣接点に対して変位したか否かを示す。もし変位していれば、その距離の違いが強度分布における局所的な変化として生じ、欠陥に関する情報を与える。スペックル干渉計に基づく干渉計による走査方法は、特許文献1及び特許文献2に記載されている。
干渉計による走査を用いたタイヤの検査に使用される装置は一般に走査ヘッドを少なくとも1つ備え、照明器と画像化装置とを有する。照明器はしばしば、コヒーレント光を出射する1以上のレーザダイオードによって形成されている。画像化装置は通常、CCD又はCMOSセンサを備えたカメラである。有意な結果を得るには、カメラの視野とタイヤの検査されるべき部分とを一致させることが必要である。これは通常、走査ヘッドをある観察場所に配置してある観察方向を向かせることによって行われる。それにより、走査対象として選択されたタイヤの細部をカメラの視野の中に完全に収める一方、連続して走査された細部が十分に重なって隙間なく検査されることを確実にする。走査ヘッドの観察場所と観察方向とはタイヤの寸法に依存する。従って、特許文献3及び特許文献4によって知られている装置は、例えばいわゆる光スライスという手段によってタイヤを光学的に走査可能にし、そのようにして得られたデータに応じて走査ヘッドを配置して方向付けている。
特許文献5には、検査対象のタイヤがリム及びディスクなしで圧力チャンバ内に横向きに寝かされて配置されるタイヤ検査装置が開示されている。このタイヤ検査装置は調節可能な走査ヘッドを数個備えていることを特徴とする。それらの走査ヘッドはタイヤの内周面、内側面、及び外側面から所定の距離に配置可能であり、タイヤのカーカス、しばしばカーカスとトレッドとの間に挟まれているベルト、及びサイドウォールを検査する。それらの走査ヘッドはそれぞれが、互いにある角度で配置された照明器と画像化装置とを備えていることを特徴とする。それにより、タイヤの各部分の検査と部分間の移動とを同時に実行可能にして、検査を比較的速くできる。
それらの走査ヘッドは位置決め手段に接続されている。その位置決め手段はそれらの走査ヘッドを、検査されているタイヤの外側に位置する待機場所からそのタイヤの内側に位置する観察場所に移動させることが可能であり、それにより、そのタイヤの内周面又は内側のサイドウォールを確実に検査させる。この目的でその位置決め手段は、走査ヘッドを実装してタイヤの軸方向に変位するアームを備えていることを特徴とする。走査ヘッドは必要な観察場所に配置され、かつ所望の観察方向に向けられるように、そのアームの上でタイヤの半径方向に調節可能に配置され、旋回軸の回りに回転する。
独国特許出願公開第4231578号明細書 欧州特許第1014036号明細書 欧州特許出願公開第1284409号明細書 独国特許出願公開第10333802号明細書 独国特許出願公開第19944314号明細書
この既知のタイヤ検査装置の欠点は、それらの走査ヘッドが全体として比較的かさばっているので、その装置が、それらの走査ヘッドを内側に導入するのに十分なほどリムの直径が大きいタイヤの検査にしか適していないことにある。別の欠点としては、複数の走査ヘッドを設けていることによって検査の高速化は達成可能であるが、それは全ての用途において必要なわけではなく、また、複数の走査ヘッドの測定結果は分析が更に複雑になるので、必ずしも喜んで受け入れられるわけでもないことがある。これとは別に、その既知のタイヤ検査装置には、走査ヘッドの1つに生じた欠陥や故障が他の走査ヘッドを巻き込んでそのタイヤ検査装置を停止させるという欠点があることが分かっている。何故なら、故障した走査ヘッドを交換し、又は修理するには、全ての走査ヘッドを待機場所に移動させねばならないからである。
本発明は、リムの直径が比較的小さいタイヤでも検査可能なタイヤ検査装置及びその検査方法を定めるという目的に基づく。
この目的は、請求項1から読み取れる装置、及び請求項15で請求されている方法によって達成される。その装置とその方法との好ましい態様は、請求項2から請求項14まで、及び請求項16から請求項18までに定義されている。
本発明によるタイヤ検査装置は、タイヤを走査して走査結果を得る少なくとも一つの第1走査ヘッドと第2走査ヘッドとを備えている。それらの走査ヘッドは、例えば特許文献2に記載されたとおり、干渉計による走査を用いてタイヤを検査するように構成されている。本発明によるこの装置は更に、それらの走査ヘッドをタイヤの外側に位置する待機場所とそのタイヤの内側に位置する観察場所との間で移動させる位置決め手段を備えている。この構成では、第1走査ヘッドと第2走査ヘッドとは互いに独立に、その位置決め手段によって待機場所や観察場所に配置可能である。
本発明によるタイヤ検査方法は以下のステップを有する。
a) 少なくとも一つの第1走査ヘッドと第2走査ヘッドとを有する検査装置の中に検査対象のタイヤを設置するステップ、
b) 位置決め手段によって第1走査ヘッドを、タイヤの外側にある待機場所からそのタイヤの内側にある観察場所まで移動させるステップ、
c) 位置決め手段によって第2走査ヘッドを第1走査ヘッドとは独立に、タイヤの寸法に応じて、そのタイヤの外側にある待機場所からそのタイヤの内側にある観察場所まで移動させるステップ、及び、
d) 第1走査ヘッドによって、又は第1走査ヘッドと第2走査ヘッドとによって一斉に、タイヤを走査するステップ。
本発明は、第1走査ヘッドと第2走査ヘッドとを互いに独立に移動させるように位置決め手段を構成することによって、それらの走査ヘッドの一方だけでも両方共でも、自由にタイヤの内側に配置することが可能であることの発見に基づいている。航空機のタイヤによく見られるように、検査対象のタイヤのリムの直径が比較的小さい場合、そのタイヤの内側の観察場所には走査ヘッドを1つだけ配置するのが好都合である。しかし、検査対象のタイヤのリムの直径が、そのタイヤの内側に第1走査ヘッドと第2走査ヘッドとの両方を挿入するのに十分なほど大きい場合、両方の走査ヘッドをそのタイヤの内側に配置するのが、そのタイヤの内周面や内側のサイドウォールの検査を高速化するのに好都合である。
本発明は2つの走査ヘッドには限定されない。むしろ、3つ、4つ、又は更に多くの走査ヘッドが備えられ、それぞれが互いに独立に待機場所や観察場所に配置可能であってもよい。特に走査ヘッドが多数備えられている場合こそ、それぞれを独立に所望の観察場所に配置でき、かつ観察方向に向けられるので、それらの走査ヘッドをタイヤの内側へ1つずつ挿入できるのが特に便利である。特許文献5によって知られている、タイヤの内側に走査ヘッドを1つずつではなく一緒にしか挿入できないタイヤ検査装置と比べ、本発明による装置は、リムの直径が同じタイヤの内側に位置する観察場所に複数の走査ヘッドを配置できる。別の言い方をすれば、本発明による装置は、タイヤの幅と高さとによって定義されるタイヤの空洞を十分に利用して、タイヤの内側にそれらの走査ヘッドを配置することができる。
好ましくは、位置決め手段は、走査ヘッドを互いに独立に、待機場所と観察場所との両方に配置できるように構成されているので、予備の構成を獲得して機能上の信頼性を向上させることができる。何故なら、もし走査ヘッドの1つに欠陥があったとしても、それを待機場所へ移動させて、もう一つの走査ヘッドによって、又は、走査ヘッドが2よりも多く備えられている場合には他の走査ヘッドによって、タイヤを検査することができるからである。しかし、用途によっては、それらの走査ヘッドが、観察場所には互いに独立に配置可能であるが、その観察場所と待機場所との中間の位置からは共通にその待機場所へ移動するだけでも十分であり得る。
本発明による装置の好ましい態様の一つでは、第1走査ヘッドと第2走査ヘッドとは位置決め手段によって軸方向に移動可能である。この場合、位置決め手段は、第1走査ヘッドを軸方向に移動させる第1位置決め器と、第2走査ヘッドを軸方向に移動させる第2位置決め器とを含むことを特徴とするのが好都合である。各位置決め器は例えばリニアガイド又はリニアモータとして構成され、走査ヘッドを互いに独立に待機場所又は観察場所に配置するように制御可能である。
本発明による装置の別の好ましい態様では、第1走査ヘッド及び/又は第2走査ヘッドは位置決め手段によって半径方向に移動可能であり、それらの走査ヘッドが必要な観察場所に確実に配置可能である。この場合、位置決め手段は、第1走査ヘッドを半径方向に移動させる第3位置決め器と、第2走査ヘッドを半径方向に移動させる第4位置決め器とを含むのが好都合である。ここでもまた、各位置決め器は例えばリニアガイド又はリニアモータとして構成され、互いに独立に制御されることにより、走査ヘッドを半径方向に確実に自由に移動させる。
好ましくは、第1位置決め器は第3位置決め器に連結される。一方、好ましくは、第2位置決め器は第4位置決め器に連結される。そのような構成は特に、各位置決め器がリニアガイド又はリニアモータとして構成されている場合に有利である。
軸方向を鉛直方向に向ける一方、半径方向を水平方向に向けるようにタイヤを寝かせて検査するのは良い手法である。しかし、特定の用途によっては、タイヤを直立させて、軸方向を水平方向に向けて検査することが好都合であるかもしれない。そのような構成は特に、検査対象のタイヤが比較的重いので、そのタイヤをひっくり返すことがかなり面倒である場合に有利である。
好ましくは、第1走査ヘッド及び/又は第2走査ヘッドはタイヤに対し、軸方向に延びている回転軸、すなわち転がり軸の回りに回転可能であるので、走査ヘッドによってタイヤを周方向に隈無く走査できる。走査ヘッドを必要な観察方向に向かせるには、第1走査ヘッド及び/又は第2走査ヘッドが、回転軸に好ましくは直交するように向き付けられた旋回軸の回りに回転可能であることが、更に有利である。
本発明の更に別の好ましい態様による装置は、検査対象のタイヤに所定の圧力を与えることが可能な圧力チャンバを有する。そのような構成は、干渉計による走査を用いてタイヤを検査する場合に有利であり、そのような走査法にとって必要なタイヤの変形を圧力チャンバ内の圧力変化が生じさせる。本発明による装置はベースフレームを備えていることが好都合である。そのベースフレームの上には圧力チャンバが配置されると共に、そのベースフレームが検査中、タイヤを支持する。この場合、タイヤを回転軸の回りに回転できるようにベースフレームに装着することが特に有利であることが見出されている。何故なら、それにより、走査ヘッドを回転可能に配置する位置決め手段を構成する必要がなくなり、走査ヘッドを自由に配置できるので、位置決め手段をよりシンプルに設計することができる。
干渉計による走査の実行には、第1走査ヘッド及び/又は第2走査ヘッドは好ましくは、タイヤを照らす照明器、そのタイヤによって反射された光線を干渉させるシアリング素子、及び、そのシアリング素子の光路に配置されて干渉光線を受ける電子式イメージセンサを有する。特定の用途によっては、照明器は例えばレーザダイオードによって形成され、走査ヘッドに一体化された部品として、又は、走査ヘッドとは別の部品として構成されてもよい。
本発明による方法の好ましい態様の一つでは、タイヤの寸法、特に、リムの直径、タイヤの幅と高さ、及び/又は必要な観察場所に応じて、タイヤの内側で一つの観察場所に配置されるべき走査ヘッドの数が、位置決め手段を制御する制御器によって自動的に選択される。それにより、使い勝手の良いタイヤの検査が実現する。タイヤの寸法は制御器のメモリに保存されていることが好都合である。タイヤの寸法は、関連するタイヤに固有の検査プログラムの中に保存されて制御器のメモリにロードされ、又は、例えば特許文献3で知られているような、いわゆる光スライスを用いて、タイヤを検査する前に測定されてもよい。
好ましくは、タイヤは軸方向に延びている回転軸の回りに回転し、周方向に隈無く走査される。
本発明による方法の更に別の好ましい態様では、タイヤは圧力チャンバの中に配置されて走査中、所定の圧力を受け、走査ヘッドが、圧力チャンバ内の圧力変化によって生じるタイヤの変形を干渉計によって読み取る。
本発明の詳細と更なる利点とは、好ましい実施形態に関する以下の説明から読める。図面ではその実施形態が簡単に図式化されて説明されている。
さて、図1及び図2を参照すれば、タイヤ6を検査するための装置の有する圧力チャンバ1が、ベースフレーム10の上に設置された覆いとして構成されていることが示されている。圧力チャンバ1は鉛直方向に移動可能に取り付けられているので、圧力チャンバを上昇させることによって、検査対象のタイヤ6を圧力チャンバ1の中に装着し、又は取り外すことができる。図1に示されているような閉じた状態では、圧力チャンバ1はベースフレーム10の上に載って周囲を密封するので、ポンプ(図示せず)を用いて圧力チャンバ1の中を所定の圧力に設定できる。圧力チャンバ1の中は加圧されても減圧されてもよい。工業的には、大気圧の状態を基準状態として選択し、圧力チャンバ1の中を減圧した負圧状態を走査状態として選択するのが良い手法である。
ベースフレーム10は、タイヤ6を横向きに寝かせて取り付けるターンテーブル11を含むことを特徴とする。タイヤ6は横向きに配置されるので、タイヤ6の軸方向zは鉛直方向に向けられ、タイヤ6の半径方向xは水平方向に向けられている。ターンテーブル11は、軸方向zに延びている回転軸Rの回りにタイヤ6を回転させることができる。
更に図1及び図2を参照すれば、圧力チャンバ1の中には、第1位置決め器4、第2位置決め器5、第3位置決め器7、及び第4位置決め器8を有する位置決め手段が更に示されている。各位置決め器はリニアガイド又はリニアモータとして設計されている。位置決め器4、5は軸方向zでの直線運動を可能にする一方、位置決め器7、8は半径方向xでの直線運動を可能にする。位置決め器4は位置決め器7に連結され、位置決め器5は位置決め器8に連結されている。このようにすることで、位置決め器4、5を位置決め器7、8によって半径方向xに移動させることができる。
位置決め器4は走査ヘッド2を備え、位置決め器5は走査ヘッド3を備えていることを特徴とする。走査ヘッド2、3は、特許文献2によって知られているように構成されてもよい。すなわち、走査ヘッド2、3は、回転軸Rと直交する旋回軸の回りに回転できるように位置決め器4、5に実装されているので、干渉計による走査を用いてタイヤ6を検査する場合、旋回方向φにおいて望ましい観察方向を設定できる。従って、走査ヘッド2、3は、視野12を持つ対物レンズ、CCD又はCMOSセンサ等の半導体センサを備えたカメラ、例えば複数のレーザダイオードによって形成された照明器、並びに、ビームスプリッタ、可動ミラー、及び固定ミラー等から構成されたシアリング素子を含むことを特徴としてもよい。
干渉計による検査では、タイヤ6は、コヒーレント光を出射する照明器で照らされる。タイヤ6の内周面を検査する場合は通常、タイヤ6のベルトは、トレッドからサイドウォールへと移行する部分に位置するタイヤ6のビードと共に照らされる。タイヤ6のサイドウォールは一般には外側から照らされるが、タイヤの幅が十分に広い場合には内側からも照らされてもよい。タイヤ6の表面で反射された光線は対物レンズで受けられ、シアリング素子上に結像して干渉を生じる。干渉光線は、シアリング素子の光路に配置されたカメラによって読み取られてインターフェログラムを生成する。走査ヘッド2、3は電子分析器に接続されている。電子分析器はインターフェログラムを分析してシェアログラムを生成する。シェアログラムは、例えば圧力チャンバ1内の圧力変化によって現れるタイヤ6の異なる状態に起因するタイヤ6の表面の変形を示す。
走査ヘッド2、3は位置決め器4、7によって軸方向zと半径方向xとで位置決め可能であるので、タイヤ6の外側に位置する待機場所と、図1に示されているようなタイヤ6の内側の観察場所との間で移動可能である。同様に、走査ヘッド3は位置決め器5、8によって、タイヤ6の外側に位置する待機場所とタイヤ6の内側の観察場所との間で移動可能である。各位置決め器4、5、7、8は他のものとは独立に制御可能であるので、各走査ヘッド2、3は他のものとは独立に待機場所と観察場所との両方に配置可能である。位置4、5、7、8の制御に使用される制御器は、走査ヘッド2、3に接続されている電子分析器に統合されていてもよい。その制御器はメモリを含み、その中に検査対象のタイヤ6、9の寸法、特にリムの直径d6、d9、及びタイヤの幅と高さが保存されている。タイヤ6、9の寸法に応じて、タイヤ6、9の内側で一つの観察場所に配置されるべき走査ヘッド2、3の数が、制御器によって自動的に選択される。
更に図1及び図2を参照すれば、タイヤ6のリムの直径d6が、主にシアリング素子とカメラとで決まる走査ヘッド2、3の寸法と比べて大きい場合が示されている。一方、図3及び図4を参照すれば、検査対象のタイヤ9のリムの直径d9が比較的小さい場合が示されている。タイヤ6のリムの直径d6は十分に大きいので、位置4、5、7、8によって走査ヘッド2、3の両方をタイヤ6の内側に配置して、検査を高速にできる。しかし、タイヤ9のリムの直径d9では、走査ヘッド2、3の一方しか、そのタイヤの内側に位置する観察場所には配置できない。走査ヘッド2、3は独立に配置可能であるので、走査ヘッド2、又は、図3に示されているように走査ヘッド3を自由に選択してタイヤ9の内側に挿入し、タイヤ9の内側の観察場所に配置できる。他の走査ヘッド2はタイヤ9の外側の待機場所に残されるので、走査ヘッド3を観察場所に配置する操作が確実に阻害されない。
上記のとおり、タイヤ6、9を検査する装置は、寸法が異なるタイヤ6、9の検査を同じ構成で可能にすることを特徴とする。これが可能な理由は主に、走査ヘッド2、3が独立に調節可能であることによる。それらはまた、リムの直径d6が十分に大きいタイヤ6については複数の走査ヘッド2、3での同時検査による高速化を可能にする。最後に重要な点として、走査ヘッド2、3は独立に調節可能であるので、それらは予備の部品として残しておくことができる。それ故、その装置は機能上の信頼性が高い。
リムの直径が比較的大きいタイヤを検査する装置の側面図 図1に示されている装置の上面図 リムの直径が比較的小さいタイヤを検査する装置の側面図 図3に示されている装置の上面図
符号の説明
1 圧力チャンバ
2 第1走査ヘッド
3 第2走査ヘッド
4 第1位置決め器
5 第2位置決め器
6 リムの直径が大きいタイヤ
7 第3位置決め器
8 第4位置決め器
9 リムの直径が小さいタイヤ
10 ベースフレーム
11 ターンテーブル
12 視野
d6 リムの直径
d9 リムの直径
R 回転軸
φ 旋回方向
x 半径方向
z 軸方向

Claims (19)

  1. 特に干渉計による走査でタイヤ(6、9)を検査する装置であって、
    前記タイヤ(6、9)を走査して走査結果を得る、少なくとも一つの第1走査ヘッド(2)と第2走査ヘッド(3)、及び、
    前記第1走査ヘッド(2)と前記第2走査ヘッド(3)とを、前記タイヤ(6、9)の外側に位置する待機場所と、前記タイヤ(6、9)の内側に位置する観察場所との間で移動させる位置決め手段(4、5、7、8)、
    を有し、
    前記第1走査ヘッド(2)と前記第2走査ヘッド(3)とは互いに独立に、前記位置決め手段(4、5、7、8)によって前記待機場所又は前記観察場所に配置可能である、装置。
  2. 前記第1走査ヘッド(2)と前記第2走査ヘッド(3)とは前記位置決め手段(4、5)によって軸方向(z)に移動可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記位置決め手段は、前記第1走査ヘッド(2)を軸方向(z)に移動させる第1位置決め器(4)と、前記第2走査ヘッド(3)を軸方向(z)に移動させる第2位置決め器(5)とを含み、前記第1位置決め器(4)と前記第2位置決め器(5)とは互いに独立に制御可能である、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第1走査ヘッド(2)又は前記第2走査ヘッド(3)は前記位置決め手段(7、8)によって半径方向(x)に移動可能である、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の装置。
  5. 前記位置決め手段は、前記第1走査ヘッド(2)を半径方向(x)に移動させる第3位置決め器(7)と、前記第2走査ヘッド(3)を半径方向(x)に移動させる第4位置決め器(8)とを含み、前記第3位置決め器(7)と前記第4位置決め器(8)とは互いに独立に制御可能である、請求項4に記載の装置。
  6. 前記第1位置決め器(4)は前記第3位置決め器(7)に連結されている、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第2位置決め器(5)は第4位置決め器(8)に連結されている、請求項5又は請求項6に記載の装置。
  8. 軸方向(z)は鉛直方向に向けられ、半径方向(x)は水平方向に向けられている、請求項4から請求項7までのいずれかに記載の装置。
  9. 前記第1走査ヘッド(2)又は前記第2走査ヘッド(3)は前記タイヤ(6、9)に対し、軸方向(z)に延びている回転軸(R)の回りに回転可能である、請求項1から請求項8までのいずれかに記載の装置。
  10. 前記第1走査ヘッド(2)又は前記第2走査ヘッド(3)は、前記回転軸(R)に直交する旋回軸の回りに回転可能である、請求項9に記載の装置。
  11. 検査対象のタイヤ(6、9)に所定の圧力を与えることが可能な圧力チャンバ(1)を有する、請求項1から請求項10までのいずれかに記載の装置。
  12. 前記圧力チャンバ(1)が配置されるベースフレーム(10)を有する、請求項11に記載の装置。
  13. 前記タイヤ(6、9)は前記ベースフレーム(6)に、前記回転軸(R)の回りに回転可能に装着される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記第1走査ヘッド(2)又は前記第2走査ヘッド(3)は、前記タイヤ(6、9)を照らす照明器、前記タイヤ(6、9)によって反射された光線を干渉させるシアリング素子、及び、前記シアリング素子の光路に配置されて干渉光線を受ける電子式イメージセンサを有する、請求項1から請求項13までのいずれかに記載の装置。
  15. 特に干渉計による走査でタイヤ(6、9)を検査する方法であって、
    a) 少なくとも一つの第1走査ヘッド(2)と第2走査ヘッド(3)とを有する検査装置の中に検査対象のタイヤ(6、9)を設置するステップ、
    b) 位置決め手段によって前記第1走査ヘッド(2)を、前記タイヤ(6、9)の外側にある待機場所から前記タイヤ(6、9)の内側にある観察場所まで移動させるステップ、
    c) 前記位置決め手段(5、8)によって前記第2走査ヘッド(3)を前記第1走査ヘッド(2)とは独立に、前記タイヤ(6、9)の寸法(d6、d9)に応じて、前記タイヤ(6、9)の外側にある待機場所から前記タイヤ(6、9)の内側にある観察場所まで移動させるステップ、及び、
    d) 前記第1走査ヘッド(2)によって、又は前記第1走査ヘッド(2)と前記第2走査ヘッド(3)とによって一斉に、前記タイヤ(6、9)を走査するステップ、
    を有する方法。
  16. 前記タイヤ(6、9)の内側にある観察場所に配置されるべき走査ヘッド(2、3)の数が制御器によって自動的に、前記タイヤ(6、9)の寸法(d6、d9)に応じて選択される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記タイヤ(6、9)を、軸方向(z)に延びている回転軸(R)の回りに回転させる、請求項15又は請求項16に記載の方法。
  18. 前記タイヤ(6、9)が圧力チャンバ(1)の中に配置されて所定の圧力を受ける、請求項15から請求項17までのいずれかに記載の方法。
  19. 前記第1走査ヘッド(2)と前記第2走査ヘッド(3)とは、前記圧力チャンバ(1)の中の圧力変化によって生じる前記タイヤ(6、9)の変形を干渉計によって読み取る、請求項18に記載の方法。
JP2009502105A 2006-03-31 2007-03-30 特に干渉測定法を用いてタイヤをチェックする装置とその方法 Pending JP2009531690A (ja)

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