JP2009531687A - 特に干渉測定法を用いてタイヤを調べる装置とその方法 - Google Patents

特に干渉測定法を用いてタイヤを調べる装置とその方法 Download PDF

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Abstract

特に干渉測定法を用いてタイヤ(10)を調べる装置は走査ヘッド(20)を備え、測定結果(70、71、72)を得る目的でタイヤ(10)の走査に用いる。その装置はまた、位置決め手段(30)を備え、走査ヘッド(20)を観察場所に配置できる。その他に、その装置は制御/表示手段(40)を備え、位置決め手段を制御させ、測定結果(70、71、72)を表示させることができる。走査ヘッド(20)の制御を簡単にし、測定結果(70、71、72)の解析を信頼できるものにするために、制御/表示手段(40)は、タイヤ(10)に対する走査ヘッド(20)の観察場所又は観察方向を表示する表示領域(44、45、62)を少なくとも1つ含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、特に干渉計による走査でタイヤを試験する装置に関する。その装置には、タイヤを走査して走査結果を得るための走査ヘッドが備えられている。その装置には更に、その走査ヘッドを観察場所に配置して観察方向に向かせるための位置決め手段が備えられている。その位置決め手段は制御/表示手段によって制御可能であり、かつ走査結果を表示可能である。本発明は更に、このような装置を適用可能なタイヤの試験方法に関する。
タイヤは、品質の検査及び安全上の危険因子の低減を目的として材料試験を受ける。それにより、不良箇所、いわゆる欠陥を認めることができる。特に中古のタイヤを再生する場合は原則として非破壊材料試験を行い、一連の検査を比較的速く行うことを確保している。この目的で工業的にしばしば行われるのが、例えば、ホログラフィ、又は、スペックルパターンひずみ干渉法(speckle pattern shearing interferometry)とも呼ばれるシェアログラフィ(shearography)などの光学的な測定方法である。シェアログラフィは、検査対象の時間的に異なる2つの状態の間の差を示す測定結果を画像で与える相対干渉測定法である。測定結果の画像化は今日ではデジタル的に行うのが原則であり、例えばCCDセンサなどの電子式イメージセンサの人気が高まっているので、2回の走査間では検査対象の状態を、機械、熱、又は圧縮空気の力を利用して微調整することが必要になっている。この理由により、例えば特許文献1で知られているテスタは圧力チャンバを有する。圧力チャンバを加圧し又は減圧することにより、その圧力チャンバの中に設置されたタイヤが圧力変化で変形し、第1の基準状態から第2の走査対象の状態へと変形する。
ホログラフィとは異なり、シェアログラフィは検査対象の表面の変形ではなく、その変形の勾配を読み取る。これはシェアログラフィが、いわゆるシアリング素子(shearing element)を用いるからである。シアリング素子は、例えば、光学くさび(optical wedge)、光学複プリズム(optical biprism)、又はマイケルソン干渉計(Michelson interferometer)などの光学式ひずみ測定器(shearoptic assembly)であり、画像の二重化(image doubling)を行い、すなわち、検査対象の画像を2つ、空間的にわずかにずらして重ね、それらの干渉の結果としてインターフェログラム(interferogram)を生成する。変形の勾配を特徴づけるシェアログラム(shearogram)は、基準状態と走査対象の状態とのそれぞれで得られたインターフェログラムの強度を減算することによって生成される。シェアログラムは、検査対象の変形に伴ってある点が隣接点に対して変位したか否かを示す。もし変位していれば、その距離の違いが強度分布における局所的な変化として生じ、欠陥に関する情報を与える。スペックル干渉計に基づく干渉計による走査方法は、特許文献2及び特許文献3に記載されている。
特許文献1には、試験対象のタイヤがリム及びディスクなしで圧力チャンバ内に横向きに寝かされて配置されるタイヤ試験装置が開示されている。このタイヤ試験装置は調節可能な走査ヘッドを備えていることを特徴とする。走査ヘッドはタイヤの内周面、内側面、及び外側面から所定の距離に配置可能であり、タイヤのカーカス、しばしばカーカスとトレッドとの間に挟まれているベルト、及びサイドウォールを検査する。その走査ヘッドは照明器と画像化装置とを複数備えていることを特徴とする。それにより、タイヤの異なる区域を同時に検査して、検査を比較的速く行う。
走査ヘッドの画像化装置は通常、CCD又はCMOSセンサ等の光感知半導体センサを備えたことを特徴とするカメラである。有意な走査結果を得るには、カメラの視野とタイヤの検査対象の区域とを一致させることが必要である。これは通常、走査ヘッドをある観察場所に配置してある観察方向を向かせることによって行われる。それにより、走査対象として選択されたタイヤの区域をカメラの視野の中に完全に収める一方、それらの区域を連続させて適切に重ねることにより走査を確実に隙間なく行う。走査ヘッドの観察場所と観察方向とはタイヤの寸法に依存する。従って、特許文献4及び特許文献5によって知られている装置は、例えば、いわゆる光スライスという手段でタイヤを光学的に走査可能にし、このようにして得られたデータに応じて走査ヘッドを配置して方向付けている。この場合の欠点は、タイヤの走査に必要なハードウェアの追加費用がかかることである。
独国特許出願公開第19944314号明細書 独国特許出願公開第4231578号明細書 欧州特許第1014036号明細書 欧州特許出願公開第1284409号明細書 独国特許出願公開第10333802号明細書
特に一つの種類のタイヤを複数、連続して試験する場合であれば、対象とする各種のタイヤの試験用に制御/表示手段のメモリにロードされる試験プログラムには、試験対象の種類のタイヤに固有の寸法と、その種類のタイヤに割り当てられた走査ヘッドのパラメータとを保存させていれば普通は十分である。走査ヘッドのパラメータ、すなわち、観察場所及び観察方向は一種類のタイヤに対して一度しか定義する必要はないが、それらは、試験装置の位置決め手段によって決まる基準系に依存する。従って、位置決め手段が異なるいずれの試験装置に対しても、対象とするタイヤに固有の試験プログラムを用いることは不可能である。
これに加えて、走査ヘッドのパラメータを知ることは一般に、試験結果の解析に極めて重要である。何故なら、例えば特許文献3で知られているように、その結果が、例えば時間をずらせて得られた試験対象のタイヤの2つの状態の間での干渉縞、すなわち位相差を示す画像である場合、その結果の画像は多くの場合、その得られた画像に割り当てられた検査区域の空間的な位置については検査官に何の表示も与えないので、その画像に表示された傷について検査官には何の表示も与えない。
本発明は、走査ヘッドを簡単に制御してその走査結果を確実に解析することによってタイヤを精緻に試験する装置及び方法を提供する、という目的に基づくものである。
この目的は、請求項1に記載の装置、及び請求項25に記載の方法によって達成される。その装置の好ましい態様は請求項2から請求項24までに定義され、その方法の好ましい態様は請求項26から請求項46までに定義されている。
本発明によるタイヤ試験装置は、タイヤを走査して走査結果を得る走査ヘッドを備えている。その走査ヘッドは、特許文献3に記載されたように、干渉計による走査法を用いてタイヤを試験するように構成されていてもよい。本発明によるこの装置は更に、走査ヘッドを観察場所に配置して観察方向に向ける位置決め手段を備えている。その位置決め手段は例えば並進と回転との2つの自由度を持ち、制御/表示手段によって制御され、走査結果を例えば走査画像として表示する。その制御/表示手段は、タイヤに対する走査ヘッドの観察場所及び/又は観察方向を表示する表示領域を少なくとも1つ含む。
本発明によるタイヤ試験方法は以下のステップを有する。
a)位置決め手段を用いて走査ヘッドを観察場所に配置して観察方向に向けるステップ、
b)その走査ヘッドを用いてタイヤを走査して走査結果を生成するステップ、及び、
c)制御/表示手段を用いて位置決め手段を制御して走査結果を表示するステップ、
d)制御/表示手段の表示領域の少なくとも1つを用いて走査ヘッドの観察場所又は観察方向を表示するステップ。
本発明は、制御/表示手段を用いてタイヤに対する走査ヘッドの空間的な位置、すなわち観察場所及び/又は観察方向を表示することが、一方では、例えば走査結果の生成時に手動制御の走査ヘッドをうまく動かすのに大いに役立ち、他方では、走査結果の解析を簡単化するのに大いに役立つということの発見に基づく。何故なら、走査結果に対するタイヤの部分の空間的な位置を、タイヤに対する走査ヘッドの観察場所及び/又は観察方向の表示から容易に推定できるからである。
好ましくは、走査ヘッドはカメラを備え、ある視野を持つ。そのカメラは、光感知半導体センサを含むことを特徴とし、デジタル走査画像を生成可能であるのが好都合である。デジタル走査画像は、それらをアーカイブに保管し、位相シフト解析など、あらゆる態様の解析に役立てるのが容易である。タイヤに対する視野及び/又はその視野を特徴づける画角を表示領域に表示する場合にも有利である。
本発明の好ましい態様の一つでは、制御/表示手段は、タイヤの一つの断面に対する走査ヘッドの観察場所及び/又は観察方向を表示する第1表示領域を有する。例えば走査ヘッドがタイヤの内周面を走査する場合、そのような表示領域は走査ヘッドの画角を表示するのに特に適している。
本発明の別の好ましい態様では、制御/表示手段は、タイヤの上面図に対する走査ヘッドの観察場所及び/又は観察方向を表示する第2表示領域を含むことを特徴とする。例えば、クラウンショットと呼ばれる、タイヤのトレッドからサイドウォールへの移行部分に位置するベルト部分及びビードの両方の走査を含めて、タイヤの内周面が試験される場合、又はタイヤのサイドウォールが試験される場合、第2表示領域には走査ヘッドの視野が表示可能であるので、試験対象のタイヤの部分を更に表示することが可能である。
本発明の更に別の好ましい態様では、制御/表示手段は、タイヤの一つのセグメントに対する走査ヘッドの視野を表示する第3表示領域を含むことを特徴とする。タイヤのそのセグメントは好ましくは、一般にベルトによって強化されたトレッドとは逆側に面したタイヤの内周面の部分であるので、第3表示領域はクラウンショットに対して視野を表示するのに特に適している。しかし、タイヤが外側から走査される場合は、そのセグメントは好ましくはそのタイヤの外周面を有する。
好ましくは、制御/表示手段は、タイヤを別々の走査区域へと区分するセクタの数を入力するための入力領域を有することを特徴とする。そのセクタの数は好ましくは別の表示領域に表示可能である。それは特に、それらのセクタを第2表示領域及び/又は第3表示領域に表示して、視野又は画角のサイズとの比較によってそれらのセクタのサイズを明確にするのに有利である。好ましくは、それらのセクタが含まれる角度、又はその角度に対応する円弧の長さが第2表示領域及び/又は第3表示領域に表示される場合、それらのセクタの絶対的サイズ、従って、走査ヘッドの視野又は画角の絶対的なサイズを容易に確認できる。後者の場合、その円弧の長さをタイヤの外径に相対的に提示するのが、優れた手法に確実に従って取り扱うのには好都合である。
本発明による装置の他の好ましい態様では、走査ヘッドは位置決め手段によって軸方向及び/又は半径方向に移動可能である。更に、走査ヘッド及びタイヤが位置決め手段により、軸方向に延びている回転軸の周りに、互いに対して回転可能である。位置決め手段は更に、その回転軸に対して垂直な方向を向いている旋回軸の周りに走査ヘッドを回転させるように機能してもよい。
好ましくは、位置決め手段は、走査ヘッドを軸方向に移動させる第1位置決め器、走査ヘッドを半径方向に移動させる第2位置決め器、走査ヘッドとタイヤとを回転軸の周りに互いに対して回転させる第3位置決め器、及び/又は、走査ヘッドを、その回転軸に対して垂直な方向を向いている旋回軸の周りに回転させる第4位置決め器を有する。第1位置決め器と第2位置決め器とは走査ヘッドを、例えば水平方向と鉛直方向とで並進運動させる。第3位置決め器と第4位置決め器とは走査ヘッドをタイヤに対して回転運動させる。本発明によるこの装置がこれら4つの位置決め器を全て有することを特徴とする場合、位置決め手段は2つの並進自由度と2つの回転自由度とを持つことを特徴とし、走査ヘッドの正確な配置及び方向付けを確実に行う。用途によっては、位置決め手段の有する位置決め器は4つより少なくても多くてもよい。これに加えて、第1位置決め器及び/又は第2位置決め器は一つの位置決め器に置換可能である。その位置決め器は位置決め手段に、並進自由度は与えないが回転自由度は与える。
制御/表示手段は、第1位置決め器、第2位置決め器、第3位置決め器、及び/又は第4位置決め器を制御するためのユーザ領域を少なくとも1つ有するのが好都合である。
好ましくは、制御/表示手段は、軸方向での走査ヘッドの空間的オフセット(軸方向のオフセット)、半径方向での走査ヘッドの空間的オフセット(半径方向のオフセット)、タイヤに対する走査ヘッドの回転角、及び/又は、走査ヘッドを旋回軸の周りに旋回させることによって生じる傾斜角を表示する表示領域を少なくとも1つ有する。必要であれば、その表示領域は、走査ヘッドの空間的な位置を入力可能にするユーザ領域として兼用されてもよい。
この状況では、軸方向での走査ヘッドの空間的オフセット、及び/又は半径方向での走査ヘッドの空間的オフセットを一つの座標系の座標で表示し、及び/又は入力するのが有利であることが発見されている。その座標系の原点は、上記の回転軸とタイヤ中心面との交点に位置している。ここで、タイヤ中心面は、タイヤの中央を軸方向に通って延びる平面を意味することが理解される。ほとんどの場合にそうであるように、タイヤが対称的な構造を持つ場合、その中心面は対称面に一致する。しかし、航空機のタイヤのように、時としてタイヤが非対称的な構造を持つ場合、又は、特許文献1に記載されているように、タイヤが横向きに寝かされた状態で試験され、そのタイヤの下側のサイドウォールがタイヤの重みによって無視できないほど変形している場合、そのタイヤの中心面は、そのタイヤのリムの幅方向の中央を軸方向に通る平面であるのが好都合である。回転軸、すなわちタイヤが通常その周りに回転する軸と、そのタイヤの中心面との交点に原点が位置する座標系は、軸方向及び半径方向での走査ヘッドの空間的オフセットが位置決め手段の構成にも試験時のタイヤの位置にも依存しない点で有利である。このように、それらの座標が走査ヘッドの観察場所を共通の基準系に特徴づけることにより、異なる試験装置で得られた走査結果を比較可能にし、かつ、試験装置に走査結果を生成させる試験プログラムを異なる試験装置の間で交換可能にする。
走査ヘッドの回転角がタイヤの所定のマークに相対的に表示され、及び/又は入力されるのは有利である。そのマークは、DOT番号、すなわち、タイヤにマーキングされた識別コードであって、一般には製造日を、最大荷重容量、最大許容空気圧、並びに、カーカス及びベルトとして用いられる層のコードに関するデータと共に示すものであってもよい。しかし、タイヤのそのマークはまた、タイヤの試験用に特別に採用されたマーク、又はその他のマークを含んでいてもよい。
好ましくは、制御/表示手段は、カメラで撮られた画像を表示する表示領域を有する。このビデオ画像は、特に走査ヘッドが手動制御で操作される場合に、主に方向付けを助けるように機能する。
本発明の好ましい態様の一つでは、走査結果は少なくとも1つの走査画像によって表される。この場合、制御/表示手段は、その走査画像を表示する表示領域を少なくとも1つ含むことを特徴とする。その走査画像は、例えば特許文献3で知られているような、インターフェログラム、検査されたタイヤの表面での変形の勾配を特徴づけるシェアログラム、位相画像、又は位相差画像であってもよい。この状況では、制御/表示手段が、タイヤに対して走査ヘッドを完全に一回転させる間に各セクタから得られた一連の走査画像を表示する表示領域を有することを特徴とするのが有利であることが発見されている。従って、そのような表示領域を利用して一回の走査を表示できる。通常の場合、タイヤを完全に検査するには3種類の走査が行われる。第1走査を用いてタイヤの内周面が検査される(クラウンショット)。タイヤを横向きに寝かせて検査する場合、第2走査を用いてまず上側のサイドウォールが検査される(サイドウォールショット)。下側に置かれていたサイドウォールは、タイヤをひっくり返して上側に置かれてから、第3走査を用いて検査される(サイドウォールショット)。上記の表示領域は、一回の走査でも、二回以上の走査でも表示可能である。
制御/表示手段が、所定の一部のセクタから得られた一連の走査画像を表示する表示領域を有する場合は更に有利である。このような表示領域を利用して、所定の零点、例えばDOT番号から測定したとき、例えば30°から135°までの部分に位置するセクタにおける一回の走査又は複数回の走査で得られた走査画像を全て表示できる。制御/表示手段は更に、その選択された部分をタイヤの上面図に対して表示する表示領域を有することを特徴とするのが好都合である。対象とする用途によっては、そのような表示領域が、所望の部分を選択するためのユーザ領域として兼用されてもよい。
本発明の好ましい態様の一つでは、制御/表示手段は、走査画像に割り当てられ、その走査画像を生成するときの走査ヘッドの観察場所又は観察方向を表示する表示領域を少なくとも1つ有する。このような表示領域は、所望の走査を選択するためのユーザ領域として兼用されてもよい。
好ましくは、タイヤで検出された傷の位置を表示領域の少なくとも1つに表示し、走査結果を確認するときにその傷の位置の特定を容易にする。その傷の位置はタイヤの外径での円弧の長さとして表示されるのが、タイヤのチェックによってその傷又はその他異常の位置の特定を容易にするのに好都合である。
走査結果の文書化には、制御/表示手段が、走査結果を文書化して試験報告書を生成するのに利用されるユーザ領域を有するのが有利である。
制御/表示手段は、コンピュータ、制御/表示手段の入力領域及びユーザ領域用の入力装置、並びに、制御/表示手段の表示領域用のモニタを有するのが好都合である。その入力装置は例えば、キーボード、マウス、又はタッチスクリーンであってもよい。制御/表示手段は走査ヘッド及び位置決め手段から空間的に離されて設置されてもよく、例えばインターネットによってそれらに接続されてもよい。
干渉計による走査を行う目的では、走査ヘッドは好ましくは、試験装置を照らす照明器、タイヤで反射された光線を干渉パターンにするシアリング素子、及び、そのシアリング素子の光路で干渉光線を受けるように配置された対物レンズを含むカメラを有する。
本発明の詳細と更なる利点とは、好ましい実施形態に関する以下の説明から読める。図面ではその実施形態が簡単に図式化されて説明されている。
さて、図1を参照すれば、干渉計による走査によってタイヤ10を試験するための装置が示されている。その装置はその目的のために、図2a、図2bから明らかなとおり、走査ヘッド20、その走査ヘッド20を観察場所へ配置してその走査ヘッド20を観察方向に向ける位置決め手段30、及び制御/表示手段40を有する。タイヤ10を2つの異なる変形状態で試験するためには、例えば特許文献1に記載されているように、タイヤ10は圧力チャンバ(図示せず)の中に配置されてもよい。タイヤ10の種々の変形状態を、圧力チャンバ内の圧力変化によっては自動的に引き起こしてはならないが、適切な方法及び手段で生じさせることはできる。
更に図1から明らかなとおり、走査ヘッド20は、対物レンズ22とCCD又はCMOSセンサ等の半導体センサ(図示せず)とを備えたカメラ21、照明器として機能する複数のレーザダイオード23、対物レンズ24、並びに、ビームスプリッタ25、可動ミラー26、及び固定ミラー27から成るシアリング素子を有する。コヒーレント光を出射するレーザダイオード23を用いてタイヤ10を照らす。タイヤ10の表面で反射された光線を対物レンズ24で受けて、シアリング素子25、26、27によって干渉させると共に結像させる。その干渉光線をインターフェログラムとして、シアリング素子25、26、27の光路に配置された対物レンズ22で受けて半導体センサに供給し、そのインターフェログラムを電子的に処理する。
その電子的な処理によって生成されたデータは制御/表示手段40に渡される。制御/表示手段40は、そのデータを保存して処理するコンピュータ41、キーボードやマウス(図示せず)といった形態の入力装置42、及びモニタ43を有する。モニタ43は、対象とする用途に応じてはタッチスクリーンとして構成され、それにより、代わりの、又は追加の入力装置を構成してもよい。
制御/表示手段40は、第一に、走査ヘッド20でタイヤ10を走査することによって生成された画像といった形態で走査結果を表示する役目を果たす。もう一つ、制御/表示手段40は、位置決め手段30を制御して走査ヘッド20を観察場所に配置して観察方向に向けるという機能を持つ。特に図2a及び図2bから明らかなとおり、位置決め手段30は、タイヤ10の軸方向zで走査ヘッド20を移動させる第1位置決め器31を有する。タイヤ10が横向きに寝かされて試験される場合、軸方向zは鉛直方向に向いている。位置決め手段30は更に、タイヤ10の半径方向xで走査ヘッド20を移動させる第2位置決め器32を有する。タイヤ10が横向きに寝かされて試験される場合、半径方向xは水平方向に向いている。その他に、位置決め手段30は、軸方向zに延びている回転軸Rの周りに走査ヘッド20とタイヤ10とを互いに対して回転させる第3位置決め器(図示せず)を有する。第3位置決め器は例えばターンテーブルとして実現され、その上にタイヤ10が横向きに設置されても良い。最後に、位置決め手段30は、回転軸Rに対して垂直な方向を向いている旋回軸Sの周りに走査ヘッド20を回転させる第4位置決め器33を有する。
第1位置決め器31によって生成される軸方向zでの走査ヘッド20の空間的オフセットa、及び、第2位置決め器32によって生成される半径方向xでの走査ヘッド20の空間的オフセットrは、走査ヘッド20の結像光学系24の主要点Hに対するものであり、ある座標系内でのものである。その座標系の原点0は回転軸Rとタイヤの中心面RMEとの交点に位置している。図2a及び図2bから明らかなとおり、回転軸Rはタイヤ10の中心点を通るので、その結果、回転軸Rとタイヤ10のトレッド12との間隔はタイヤ10の直径Dの半分である。タイヤの中心面RMEはタイヤ10のリム幅Mの中央で軸方向zに延びている。タイヤ10が対称的な構造を持つ場合、タイヤの中心面RMEは更に、図2aに示されているように、タイヤ10の幅Bの中央を通って延びている。タイヤ10が横向きに寝かされて試験され、それにより、タイヤ10のサイドウォール14が機械基盤の平面MBEに在る場合、特にタイヤ10が比較的重いときは、サイドウォール14がタイヤ10の重みによって、もはや無視できないほど変形することが起こり得る。この場合、リム幅Mの中央は、タイヤ10に負荷が掛かっていない状態で測定された幅B1の中央から外れる。従って、比較可能な試験結果を得るには、原点0を定めるタイヤ中心面RMEはリム幅Mの中央に延び、又はタイヤ10のクラウンを通って延びる。そのような場合、その他の方法として、座標系の原点0を回転軸Rと機械基盤の平面MBEとの交点に置いてもよい。この方法は、タイヤ10の幅Bとリム幅Mとの寸法がタイヤ10のクラウンの位置と共に知られていない場合でも有用である。
特に図2bから明らかなとおり、第3位置決め器により、タイヤ中心面RMEでタイヤ10に対する走査ヘッド20の回転角φがどのように生じているのかが示されている。回転角φの頂点は座標系の原点0に位置し、その座標系の座標軸の一つに相当して0°の方向を決める回転角φの片方の足は、タイヤ10の特定のマークを通っているのが好都合である。この場合、その特定のマークは、特にタイヤ10の製造日を示すDOT番号である。第4位置決め器33によって走査ヘッド20が旋回軸Sの周りで回転することによって生じる傾斜角αは、ある平面を基準とするものである。その平面には回転軸Rが位置し、タイヤ10の周方向に0°方向から回転角φだけ回転する。その結果、旋回軸Sは観察場所でタイヤ10の接線に対して平行になる。
図2a及び図2bを参照すれば、走査ヘッド20によって走査される画像の部分が視野28及び画角29によってどのように区切られているかが更に示されている。画角29は、対物レンズ24の光軸と視野28の端に当たる光線とで形成される角度の2倍である。
図3から図8までを参照すれば、制御/表示手段40の第1ユーザインターフェースが示されている。この実施形態の場合、それは、モニタ43に表示されたグラフィックスのユーザ画面である。そのユーザインターフェースは、走査ヘッド20の観察場所と観察方向とをタイヤ10の一つの断面に対して表示する表示領域44を有する。観察方向は矢印によって表され、その矢印の先端は対物レンズ24の主要点Hの印であり、それにより、走査ヘッド20の観察場所を表す。
タイヤ10は、直径D、幅W、及び、タイヤの断面における幅に対する高さの比である扁平比について、正しいスケールで表示される。走査ヘッド20によって走査された画像の部分は画角29だけ見えるように表示されるので、タイヤ10を正しいスケールで画像化することにより、画角29で区切られた画像の部分も同様に正しいスケールになる。
ユーザインターフェースは更に、走査ヘッド20の観察場所と観察方向とをタイヤ10の上面図に対して表示する表示領域45を有する。ここでもまた、観察方向は矢印によって表され、その矢印の先端は対物レンズ24の主要点Hを示し、それにより、走査ヘッド20の観察場所を表す。タイヤ10は直径D及び扁平比について正しいスケールで表示される。更に表示領域45では明らかに、セクタがタイヤ10を、周方向に拡がる走査区域に区分している。セクタのサイズは場合ごとに、それらのセクタが含まれる角度として指示された値だけ見えるようにレンダリングされる。その角度は時計周りに指示されると同時に、タイヤ10の円周に沿ったセクタの順序を示す。表示領域45にはその他に、走査ヘッド20がサイドウォール13、14の少なくとも一部、特にタイヤ10のビード15に向けられているときに、その視野28が表示される。視野28は対比色で強調表示されるのが好都合である。
その他に、ユーザインターフェースは、平らな上面図にタイヤ10のセグメントを表示する表示領域46を特徴として有する。そのセグメントは、トレッド12とは反対側に面したタイヤ10の内周面の一部を含む。表示領域46はセクタと視野28とを表示する。セクタの数は入力領域47を用いて入力可能であり、表示領域48に表示される。対象とする用途に応じて、表示領域48はまた、セクタの数を直接入力するように構成されてもよい。
ユーザインターフェースは更に、走査ヘッド20を制御するように機能する複数のユーザ領域50〜57を有することを特徴とする。ユーザ領域51、50を用いて軸方向のオフセットaと半径方向のオフセットrとを設定できる。ユーザ領域52を用いて走査ヘッド20を座標系の原点0に戻すことができる。ユーザ領域53、54を用いて傾斜角αを設定できる。ユーザ領域55、56を用いて回転角φを設定できる。ユーザ領域57は、タイヤ10より外側の位置Pに走査ヘッド20を待機させるように機能し、例えば点検時やタイヤ10の交換時にアクセスされる。軸方向のオフセットa、半径方向のオフセットr、傾斜角α、及び回転角φは、対象とする特定の用途によっては、各値を直に入力可能な表示領域58、59、60、61を利用して表示される。
主に走査ヘッド20を制御するように機能する表示領域、入力領域、及びユーザ領域44〜48、50〜61に加えて、ユーザインターフェースは更に、カメラ21によって取り込まれたビデオ画像を表示する表示領域49を有することを特徴とする。表示領域49は、走査ヘッド20の制御時に視覚的なフィードバックを与えて、方向付けを支援する。
図3を参照すれば、ある観察場所において、軸方向のオフセットaが−25.0mmであり、半径方向のオフセットrが150mmであり、傾斜角αと回転角φとがそれぞれ0°である走査ヘッド20が示されている。走査ヘッド20の観察方向はクラウンショットに向けられている。表示領域44、45は、タイヤ10の上側のビード15が走査ヘッド20の走査範囲内には完全には収まっていないことを明らかにしている。表示領域45、48は、セクタの数が8であることを明らかにしている。表示領域45、46は、走査ヘッド20が第1セクタに向けられていることを明らかにしている。その他に、第3表示領域46は、第1セクタの全体が視野28の中に収まっていることを明らかにしている。
図4に示されている走査ヘッド20の観察場所は、図3に示されている観察場所とは異なり、軸方向のオフセットaが0mmである。タイヤ10の上側のビード15は走査ヘッド20の走査範囲内に完全に収まっている。図5及び図6の例は図4のそれとはセクタの数が異なる。図5では表示領域46は、セクタの数が6である場合、視野28が一つのセクタより小さいので、そのセクタが走査ヘッド20によって完全には走査されていないことを明らかにしている。一方、図6では表示領域46は、セクタの数が10である場合、視野28が一つのセクタよりかなり大きいので、無駄な走査の重複を許す部分が生じ、タイヤ10を完全に試験するのに要する時間が増加することを明らかにしている。このように、表示領域46は、処理の反復によってセクタの数を、主に走査ヘッド20の観察場所と観察方向とで決まる視野28に適合させるのに役立つ。同じことは、走査ヘッドが、図7に示されているようにサイドウォールショットの向きに合わされている場合、又は、図8に示されているように、いわゆるスプリットクラウンショット、すなわち、視野28がタイヤ10の2つのビードの一方のみを走査するように走査ヘッド20が配置される場合にも当てはまる。図7に示されているサイドウォールショットでは、表示領域45における走査ヘッド20の観察場所は、矢印ではなく、走査ヘッド20の半径方向での位置を表すマークによって示されている。
図9を参照すれば、制御/表示手段40の第2ユーザインターフェースが示されている。この場合、それは、タイヤ10に対して走査ヘッド20が一回転する間に各セクタで得られた一連の走査画像70、71、72を表示する表示領域63を有する。そのユーザインターフェースは更に、走査画像70、71、72を得る時に走査ヘッド20に対して適用可能な観察場所と観察方向とを表示する表示領域62を有することを特徴とする。表示領域62は、座標系、タイヤ10の断面、及び走査ヘッド20の観察場所と観察方向とを表す矢印を示す。図9に示されている例では3つの矢印が示され、そのうちの1つは、第1走査中に行われるサイドウォールショットでタイヤ10の上側のサイドウォール13を指し、別の矢印は、第2走査中に行われるクラウンショットの向きを指し、最後の矢印は、第3走査中に行われるタイヤ10の下側のサイドウォール14に対するサイドウォールショットを表す。これらの走査中に撮られた、対応するセクタでの走査画像70、71、72が表示領域63に表示される。表示領域63は更に、第1走査と第3走査とのそれぞれではセクタの数が合わせて7であるので走査画像70、72が7つずつ生成され、第2走査ではセクタの数が合わせて8であるので走査画像71が8つ得られることを明らかにしている。表示領域63にはその他に、各走査でのセクタに対応する走査画像70、71、72の割り当てが表示される。
そのユーザインターフェースはその他に、表示領域45と同様に、タイヤ10の上面図を表示する表示領域67を有することを特徴とする。しかし、表示領域67は表示領域45とは異なり、走査部分に対するセクタではなく、等分割されたタイヤ10の区域を示す。表示領域67は、これらの区域の1つ以上を含む部分の選択を可能にするユーザ領域として兼用され、図10から明らかなように、表示領域64には、その部分に含まれるセクタを排他的に表示する。対象とする特定の用途によっては、表示領域62は、図11及び図13から明らかなように、走査を一つだけ選択して、その選択された走査に対応する走査画像70、71を表示するユーザ領域として兼用されてもよい。図11及び図13はまた、その選択された走査が表示領域62に強調表示されることも明らかにしている。
制御/表示手段40の第2ユーザインターフェースは更に、図12に示されているように走査結果を文書化した試験報告書を生成するためのユーザ領域66を有する。その試験報告書は表示領域45、62の走査を含む。
図14から図16までを参照すれば、制御/表示手段40の第2ユーザインターフェースの別の態様では、視野28が表示領域45、46に追加表示される。この場合、試験報告書には表示領域46の走査も追加される。
図17を参照すれば、制御/表示手段40の第3ユーザインターフェースが示されている。この場合、そのユーザインターフェースは、表示領域45、46、62に加えて、1つのセクタだけに割り当てられた走査画像を表示する表示領域68を有する。図17に示されている例では、第2走査中に第3セクタで得られた走査画像71が表示される。関連する走査及びセクタもまた、表示領域45、46、62に表示される。表示領域68には更に、表示領域68の中で自由に配置可能な目盛線が示されている。その目盛線の原点は傷11の上に置くことができ、それにより、その傷11の位置を特定できる。この場合、座標軸を用いてその傷11のサイズも読み取ることができる。その目盛線、従ってその傷11の位置はその他に、表示領域45、46、62に表示される。表示領域45には更に、その傷11がタイヤ10の0°の方向、例えばDOT番号から離れている距離が、タイヤ10の外径に対する円弧の長さで表示される。制御/表示手段40の第3ユーザインターフェースはその他に、図18に示されている試験報告書を生成するためのユーザ領域66を有することを特徴とする。その試験報告書は表示領域45、46、62の走査画像を含み、必要であれば、傷11の位置も示す。
上記の制御/表示手段40のユーザインターフェースは、説明された実施形態ではグラフィックスのユーザ画面として構成されているので、表示領域44〜46、48、58〜65、67、68を簡単な方法及び手段によってユーザ領域として兼用できるという点で有利である。しかし、もちろん、対象とする特定の用途に応じて、表示を別にして切り換えることも可能である。ユーザインターフェースが技術的にどのように実現されようとも、制御/表示手段40は、走査ヘッド20の制御を確実に簡単にし、走査画像70、71、72として得られる走査の解析を確実に信頼できるものにする。
タイヤ試験装置の走査ヘッド及び制御/表示手段の概略図 図1に示されている装置の位置決め手段の概略図、及び、図1に示されている装置によって試験されるタイヤの断面図 図2aに示されている装置及びタイヤの上面図 走査ヘッドが第1の観察場所にあることを示す、図1に示されている制御/表示手段の図 走査ヘッドが第2の観察場所にあることを示す、図3に示されている図 6個のセクタに分割された走査結果を示す、図4に示されている図 10個のセクタに分割された走査結果を示す、図5に示されている図 走査ヘッドが第3の観察場所にあることを示す、図3に示されている図 走査ヘッドが第4の観察場所にあることを示す、図3に示されている図 3種類の走査での走査画像を示す制御/表示手段の図 選択された一部の走査画像を示す制御/表示手段の図 第1走査での走査画像を示す、図9に示されている図 図11に示されている走査画像に関する試験報告書の図 第2走査での走査画像を示す、図11に示されている図 タイヤに対する走査ヘッドの視野を示す、図11に示されている図 タイヤに対する走査ヘッドの視野を示す、図13に示されている図 図15に示されている走査画像に関する走査結果の図 第2走査中に第3セクタで得られた走査画像を傷の位置と共に示す、制御/表示手段の図 図17に示されている走査画像に関する試験報告書の図
符号の説明
10 タイヤ
11 傷
12 トレッド
13 サイドウォール
14 サイドウォール
15 ビード
20 走査ヘッド
21 カメラ
22 対物レンズ
23 レーザダイオード
24 対物レンズ
25 ビームスプリッタ
26 可動ミラー
27 固定ミラー
28 視野
29 画角
30 位置決め手段
31 位置決め器
32 位置決め器
33 位置決め器
40 制御/表示手段
41 コンピュータ
42 入力装置
43 モニタ
44 表示/ユーザ領域
45 表示/ユーザ領域
46 表示/ユーザ領域
47 入力装置
48 表示/ユーザ領域
49 表示領域
50 ユーザ領域
51 ユーザ領域
52 ユーザ領域
53 ユーザ領域
54 ユーザ領域
55 ユーザ領域
56 ユーザ領域
57 ユーザ領域
58 表示/ユーザ領域
59 表示/ユーザ領域
60 表示/ユーザ領域
61 表示/ユーザ領域
62 表示/ユーザ領域
63 表示/ユーザ領域
64 表示/ユーザ領域
65 表示/ユーザ領域
66 ユーザ領域
67 表示/ユーザ領域
68 表示/ユーザ領域
70 走査画像
71 走査画像
72 走査画像
0 座標系の原点
DOT 製造日
MBE 機械基盤の平面
RME タイヤ中心面
B タイヤの幅
D タイヤの直径
H 主要点
M リム幅
P 待機場所
R 回転軸
S 旋回軸
a 軸方向のオフセット
r 半径方向のオフセット
x 水平方向
y 水平方向
z 鉛直方向
α 傾斜角
φ 回転角

Claims (50)

  1. 特に干渉計による走査によってタイヤ(10)を試験する装置であって、
    前記タイヤ(10)を走査して走査結果(70、71、72)を得る走査ヘッド(20)、
    前記走査ヘッド(20)を観察場所に配置して観察方向に向ける位置決め手段(30)、及び、
    前記位置決め手段(30)を制御して前記走査結果(70、71、72)を表示する制御/表示手段(40)、
    を有する装置であり、
    前記制御/表示手段(40)は、前記タイヤ(10)に対する前記走査ヘッド(20)の観察場所又は観察方向を表示する表示領域(44、45、62)を少なくとも1つ含む装置。
  2. 前記走査ヘッド(20)はカメラ(21)を備え、所定の視野(28)を持つ、請求項1に記載の装置。
  3. 前記表示領域(44,45)には、前記タイヤ(10)に対する前記視野(28)又は前記視野(28)を特徴づける画角(29)が表示可能である、請求項2に記載の装置。
  4. 前記タイヤ(10)の一つの断面に対する前記走査ヘッド(20)の観察場所又は観察方向を表示する表示領域(44)を有する、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の装置。
  5. 前記タイヤ(10)の上面図に対する前記走査ヘッド(20)の観察場所又は観察方向を表示する第2表示領域(45)を有する、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の装置。
  6. 前記制御/表示手段(40)は、前記タイヤ(10)の一つのセグメントに対する前記視野(28)を表示する第3表示領域(46)を有する、請求項2から請求項5までのいずれかに記載の装置。
  7. 前記制御/表示手段(40)は、前記タイヤ(10)を別々の走査区域に区分するセクタの数を入力するための入力領域(47)を有し、前記セクタの数が一つの表示領域(48)に表示可能である、請求項1から請求項6までのいずれかに記載の装置。
  8. 前記セクタは前記第2表示領域(45)又は前記第3表示領域(46)に表示可能である、請求項7に記載の装置。
  9. 前記セクタが含まれる角度、又は前記角度に対応する円弧の長さが、前記第2表示領域(45)又は前記第3表示領域(46)に表示可能である、請求項8に記載の装置。
  10. 前記位置決め手段(30)によって、
    前記走査ヘッド(20)が軸方向(z)に移動可能であり、
    前記走査ヘッド(20)が半径方向(x)に移動可能であり、
    前記走査ヘッド(20)及び前記タイヤ(10)が互いに対して、前記軸方向(z)に延びている回転軸(R)の周りに回転可能であり、又は、
    前記走査ヘッド(20)が、前記回転軸(R)に対して垂直な方向を向いている旋回軸(S)の周りに回転可能である、
    請求項1から請求項9までのいずれかに記載の装置。
  11. 前記制御/表示手段(40)は、前記軸方向(z)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(a)、前記半径方向(x)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(r)、前記タイヤ(10)に対する前記走査ヘッド(20)の回転角(φ)、又は、前記旋回軸(S)の周りに旋回することによって生じる前記走査ヘッド(20)の傾斜角(α)を入力するためのユーザ領域(50、51、52、53、54、55、56、57)を少なくとも1つ有する、請求項10に記載の装置。
  12. 前記制御/表示手段(40)は、前記軸方向(z)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(a)、前記半径方向(x)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(r)、前記タイヤ(10)に対する前記走査ヘッド(20)の回転角(φ)、又は、前記旋回軸(S)の周りに旋回することによって生じる前記走査ヘッド(20)の傾斜角(α)を表示する表示領域(58、59、60、61)を少なくとも1つ有する、請求項10又は請求項11に記載の装置。
  13. 前記軸方向(z)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(a)と前記半径方向(x)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(r)とは一つの座標系の座標によって入力可能又は表示可能であり、前記座標系の原点(0)は前記回転軸(R)とタイヤ中心面(RME)との交点に位置している、請求項10から請求項12までのいずれかに記載の装置。
  14. 前記走査ヘッド(20)の回転角(φ)は、前記タイヤ(10)の所定の識別マーク、好ましくは前記タイヤ(10)の製造日を示す数字(DOT)に相対的に入力可能又は表示可能である、請求項10から請求項13までのいずれかに記載の装置。
  15. 前記制御/表示手段(40)は、前記カメラ(21)によって取り込まれた画像を表示する表示領域(49)を有する、請求項2から請求項14までのいずれかに記載の装置。
  16. 前記走査結果は少なくとも1つの走査画像(70、71、72)であり、前記制御/表示手段(40)は、前記走査画像(70、71、72)を表示する表示領域(63、64、65、68)を少なくとも1つ有する、請求項1から請求項15までのいずれかに記載の装置。
  17. 前記タイヤ(10)に対して前記走査ヘッド(20)を完全に一回転させる間に各セクタから得られた少なくとも一連の走査画像(70、71、72)を表示する表示領域(63、65)を有する、請求項16に記載の装置。
  18. 所定の一部のセクタから得られた少なくとも一連の走査画像(70、71、72)を表示する表示領域(64)を有する、請求項16又は請求項17に記載の装置。
  19. 前記一部のセクタを前記タイヤ(10)の上面図に対して表示する表示領域(67)を有する、請求項18に記載の装置。
  20. 前記制御/表示手段(40)は、前記走査画像(70、71、72)に割り当てられ、前記走査画像(70、71、72)を生成するときの前記走査ヘッド(20)の観察場所又は観察方向を表示する表示領域(62)を少なくとも1つ有する、請求項16から請求項19までのいずれかに記載の装置。
  21. 前記表示領域(45、46、62)に、検出された前記タイヤ(10)の傷(11)の位置が表示可能である、請求項1から請求項20までのいずれかに記載の装置。
  22. 前記制御/表示手段(40)は、前記走査結果(70、71、72)を文書化して試験報告書を生成するためのユーザ領域(66)を有する、請求項1から請求項21までのいずれかに記載の装置。
  23. 前記制御/表示手段(40)は、コンピュータ(41)、入力装置(42)、及びモニタ(43)を有する、請求項1から請求項22までのいずれかに記載の装置。
  24. 前記走査ヘッド(20)は、前記タイヤ(10)を照らす照明器(23)と、前記タイヤ(10)で反射された光線を干渉パターンにするシアリング素子(25、26、27)とを有し、前記カメラ(21)は、前記シアリング素子(25、26、27)の光路に干渉光線を集めるように配置された対物レンズ(22)を備えている、請求項2から請求項23までのいずれかに記載の装置。
  25. 特に干渉計による走査を用いてタイヤ(10)を試験する方法であって、
    位置決め手段(30)を用いて走査ヘッド(20)を観察場所に配置して観察方向に向けるステップ、
    前記走査ヘッド(20)を用いて前記タイヤ(10)を走査して走査結果(70、71、72)を生成するステップ、及び、
    制御/表示手段(40)を用いて前記位置決め手段(30)を制御して前記走査結果(70、71、72)を表示するステップ、
    を有する方法であり、
    前記タイヤ(10)に対する前記走査ヘッド(20)の観察場所又は観察方向が、前記制御/表示手段(40)の表示領域(44、45、62)の少なくとも1つに表示される方法。
  26. 前記表示領域(44、45)には、前記タイヤ(10)に対する前記走査ヘッド(20)の視野(28)又は前記視野(28)を特徴づける画角(29)が表示される、請求項25に記載の方法。
  27. 前記タイヤ(10)の一つの断面に対する前記走査ヘッド(20)の観察場所又は観察方向が第1表示領域(44)に表示される、請求項25又は請求項26に記載の方法。
  28. 前記タイヤ(10)の上面図に対する前記走査ヘッド(20)の観察場所又は観察方向が第2表示領域(45)に表示される、請求項25から請求項27までのいずれかに記載の方法。
  29. 前記タイヤ(10)の一つのセグメントに対する前記視野(28)が前記制御/表示手段(40)の第3表示領域(46)に表示される、請求項26から請求項28までのいずれかに記載の方法。
  30. 前記タイヤ(10)を別々の走査区域に区分するセクタの数が前記制御/表示手段(40)の入力領域(47)に入力され、前記セクタの数が一つの表示領域(48)に表示される、請求項25から請求項29までのいずれかに記載の方法。
  31. 前記セクタは前記第2表示領域(45)又は前記第3表示領域(46)に表示される、請求項30に記載の方法。
  32. 前記セクタが含まれる角度、又は前記角度に対応する円弧の長さが、前記第2表示領域(45)又は前記第3表示領域(46)に表示される、請求項31に記載の方法。
  33. 前記走査ヘッド(20)が前記位置決め手段(30)によって軸方向(z)に移動し、
    前記走査ヘッド(20)が前記位置決め手段(30)によって半径方向(x)に移動し、
    前記走査ヘッド(20)及び前記タイヤ(10)が前記位置決め手段(30)によって互いに対して、前記軸方向(z)に延びている回転軸(R)の周りに回転し、又は、
    前記走査ヘッド(20)が前記位置決め手段(30)によって、前記回転軸(R)に対して垂直な方向を向いている旋回軸(S)の周りに回転する、
    請求項25から請求項32までのいずれかに記載の方法。
  34. 前記軸方向(z)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(a)、前記半径方向(x)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(r)、前記タイヤ(10)に対する前記走査ヘッド(20)の回転角(φ)、又は、前記旋回軸(S)の周りに旋回することによって生じる前記走査ヘッド(20)の傾斜角(α)が、前記制御/表示手段(40)のユーザ領域(50、51、52、53、54、55、56、57)の少なくとも1つを用いて入力される、請求項33に記載の方法。
  35. 前記軸方向(z)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(a)、前記半径方向(x)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(r)、前記タイヤ(10)に対する前記走査ヘッド(20)の回転角(φ)、又は、前記旋回軸(S)の周りに旋回することによって生じる前記走査ヘッド(20)の傾斜角(α)が、前記制御/表示手段(40)の表示領域(58、59、60、61)の少なくとも1つに表示される、請求項33又は請求項34に記載の方法。
  36. 前記軸方向(z)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(a)又は前記半径方向(x)での前記走査ヘッド(20)の空間的オフセット(r)は一つの座標系の座標によって入力され、又は表示され、前記座標系の原点(0)は回転軸(R)とタイヤ中心面(RME)との交点に位置している、請求項33から請求項35までのいずれかに記載の方法。
  37. 前記走査ヘッド(20)の回転角(φ)は、前記タイヤ(10)の所定の識別マーク、好ましくは前記タイヤ(10)の製造日を示す数字(DOT)に相対的に入力され、又は表示される、請求項33から請求項36までのいずれかに記載の方法。
  38. 前記カメラ(21)によって撮られた画像は、前記制御/表示手段(40)の表示領域(49)を用いて表示される、請求項26から請求項37までのいずれかに記載の方法。
  39. 前記走査結果は少なくとも1つの走査画像(70、71、72)で表され、前記走査画像(70、71、72)は前記制御/表示手段(40)の表示領域(63、64、65、68)を少なくとも1つ用いて表示される、請求項25から請求項38までのいずれかに記載の方法。
  40. 前記タイヤ(10)に対して前記走査ヘッド(20)を完全に一回転させる間に各セクタから得られた少なくとも一連の走査画像(70、71、72)が一つの表示領域(63、65)を用いて表示される、請求項39に記載の方法。
  41. 所定の一部のセクタから得られた少なくとも一連の走査画像(70、71、72)が一つの表示領域(64)を用いて表示される、請求項39又は請求項40に記載の方法。
  42. 前記一部のセクタが一つの表示領域(67)を用いて、前記タイヤ(10)の上面図に対して表示される、請求項41に記載の方法。
  43. 前記走査画像(70、71、72)を生成するときの前記走査ヘッド(20)の観察場所又は観察方向が、前記走査画像(70、71、72)に割り当てられた前記制御/表示手段(40)の表示領域(62)を少なくとも1つ用いて表示される、請求項39から請求項42までのいずれかに記載の方法。
  44. 前記表示領域(45、46、62)に、検出された前記タイヤ(10)の傷(11)の位置が表示される、請求項25から請求項43までのいずれかに記載の方法。
  45. 前記走査結果(70、71、72)を文書化した試験報告書が、前記制御/表示手段(40)のユーザ領域(66)を用いて生成される、請求項25から請求項44までのいずれかに記載の方法。
  46. 前記走査画像(70、71、72)を文書化した試験報告書に、前記タイヤ(10)に対する前記走査ヘッド(20)の観察場所、観察方向、視野(28)、又は画角(29)を表示する表示領域(45、46、62)が少なくとも1つ画像化されている、請求項25から請求項45までのいずれかに記載の方法。
  47. 前記走査ヘッド(20)は、前記タイヤ(10)は前記走査ヘッド(20)の照明器(23)によって照らされ、前記タイヤ(10)で反射された光線は前記走査ヘッド(20)のシアリング素子(25、26、27)によって干渉パターンにされ、干渉光線は、前記シアリング素子(25、26、27)の光路に配置された前記カメラ(21)の対物レンズ(22)によって結像する、請求項26から請求項46までのいずれかに記載の方法。
  48. 請求項1から請求項24までのいずれかに記載の装置の前記位置決め手段(30)を制御し、又は、前記装置の前記走査ヘッド(20)から得られた前記走査結果(70、71、72)を表示する制御/表示手段(40)用のユーザインターフェースであって、前記タイヤ(10)に対する前記走査ヘッド(20)の観察場所又は観察方向を表示する表示領域(44、45、62)を少なくとも1つ有するユーザインターフェース。
  49. 請求項3から請求項9まで、及び請求項11から請求項22までのいずれかに記載された、表示領域(44〜49、58〜68)、入力領域(47)、又はユーザ領域(50〜57)を有する、請求項48に記載のユーザインターフェース。
  50. 請求項25から請求項47までのいずれかに記載の方法によって得られた走査結果(70、71、72)を文書化した試験報告書であって、前記タイヤ(10)に対する前記走査ヘッド(20)の観察場所、観察方向、視野(28)、又は画角(29)を文書化した試験報告書。
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