JP2009531636A - 各種材料で形成するガスケット - Google Patents

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Abstract

2表面間に封止をもたらすガスケット。ガスケットは、浸透させる基板と、基板に充当または合体される浸透材料とを含む。ガスケットは、本願に開示した各種方法により形成される。ガスケットは、基板と、基板を掩蔽する一次封止材と、一次封止材を掩蔽する二次封止材とを含む。

Description

本発明は概ね、2構成要素間の界面を封止するためのガスケットに関する。
ガスケットはかねてより多種多様の機械、特にガソリンやディーゼルエンジンの構成要素間の界面封止に用いられている。例えば、ヘッドガスケットはエンジンとエンジンブロックとのヘッド間を封止するのに使用され、オイルパンガスケットはオイルパンとエンジンブロック間の封止に使用され、そしてウオーターポンプガスケットはウオーターポンプの開口周りの封止に用いられる。大抵のガスケットはその個別の用途に合わせて具体的に設計される。例えば、ヘッドガスケットはエンジンシリンダ内の高温、圧力、及び概して腐蝕性の環境を封止するように設計される。別の例として、ウオーターポンプガスケットは、加熱されて圧力を受ける、水と不凍液の混合物から成るクーラントの漏れを防止するように設計される。
大抵の圧縮ガスケットに必要な2つの性能特性は、圧縮抵抗と封止性である。圧縮抵抗とは、2つのフランジ表面間を締め付けるとき、ガスケット材の力学的性質、最終的にはガスケットによりもたらされる封止が損なわれる限度に圧潰、変形、または降伏しない、高い圧縮力に耐えるガスケットの能力を言う。封止性とは、ガスケット面と、ガスケットを締め付けるフランジ双方間の流体の漏れ(「界面漏れ」と言う)に抵抗またはこれを防止するガスケットの能力、並びに、ガスケット材自身を通り抜ける流体の漏れ(「隙間漏れ」特性または「体積封止」特性と言う)に抵抗またはこれを防止する能力を言う。
ガスケットの形成には多種多様な材料を用いてきた。金属のガスケットは一般に高い熱抵抗を持つ点で伝統的に好まれているが、密封の達成に高レベルの精度が必要なため、一部の用途では失敗に帰しがちである。対照的に、ポリマーのガスケットはより容易に表面に順応できるが、時のたつにつれてポリマーの化学変化や物理的変化にて不首尾に終ることが多い。さらに、機能不全になる以前でさえも、ポリマーのガスケットは、ガスケットの圧力による押出しに起因する、封止表面からの染み出しやクリープによる不首尾がしばしば認められる。本願に用いる「圧力による押出し」とは、ガスケットの面に垂直な圧縮力を受けるときの、ガスケット材の半径方向または平面内の広がりや展開を言う。圧力による押出しは一般に、材料の望ましくない永久変形または破壊さえも招来する。よって、性能特性と封止性とを向上させた改良型ガスケットが必要となる。
本発明は1態様において概ね、上面と下面とを持つガスケットを対象とする。ガスケットは基板を具備する。基板は、隙間空間を含有した、透過させる材料を含む。ガスケットはさらに、少なくとも部分的に基板を覆い少なくとも部分的に隙間空間を満たす、浸透する材料を含む。浸透材料はポリマー材を含み、ガスケットの上面に模様つきの上方表面と、ガスケットの下面に模様つきの下方表面とを持つ。
他の態様で本発明は概ね、上面と下面とを持つガスケットを対象とする。ガスケットは、基板と、ガスケットの体積封止をもたらす一次封止材とを具備する。一次封止材料は基板を少なくとも部分的に掩蔽する。二次封止材は一次封止材を少なくとも部分的に掩蔽して、ガスケットの界面封止をもたらす。
別の態様で本発明は概ね、上面と下面とを持つガスケットの形成方法を対象とする。方法は、隙間空間を持つ基板を提供するステップを含む。方法はさらに、浸透材料で基板を少なくとも部分的に掩蔽して少なくとも部分的に隙間空間を埋めるステップも含む。方法はさらに、ガスケットの上面に模様つき上方表面を形成し、またガスケットの下面に模様つき下方表面を形成するステップを含む。
他の態様で本発明は概ね、開口と、上面と、下面とを持つガスケットの形成方法を対象とする。方法は、基板を提供するステップと、一次封止材で基板を少なくとも部分的に掩蔽するステップとを含む。一次封止材はガスケットの体積封止をもたらすためにある。方法はさらに、一次封止材を少なくとも部分的に二次封止材で封止するステップを含む。二次封止材はガスケットの界面封止をもたらすためにある。
別の態様で本発明は概ね、網目材で形成した基板と、基板上のポリマー材の被膜とを具備したガスケットを対象とする。被膜は、持ち上げられた部分と低められた部分とで画成された模様状に構成される。
他の態様で本発明は概ね、第1と第2の面を持つワイヤー網目基板を具備したガスケットを対象とする。基板にはポリマー材の被膜が乗る。被膜は、基板の少なくとも一方の面で所定の模様に形成される。
当業者は、実施形態の以下の詳細な記述を、以下列挙する図面を参照して読み取れば、多様な追加的実施形態についての上述した利点とその他の利点及び利益を了解されよう。
慣例に従い、以下議論する図面の種々の特色は必ずしも定尺には描かれていない。本発明の実施形態をより明瞭に図示するため、図面での種々の特徴と要素との寸法は拡大または縮小してある。
全ての図面を通して対応する部品は対応する符号で示してある。
本発明は概ね2表面間の封止をもたらす装置に関するが、具体的には、有益な、及び/または向上した性能特性(例えば、圧力による押出し、圧縮抵抗、熱抵抗、及び封止性など)を持つことのできる各種ガスケットに関する。1実施形態では、ガスケットは概ね、侵入する材料を透過させる基板を含み、基板に侵入材料を被覆、付着、充当させ、あるいは別様にこれに統合または合体させる(まとめて「充当」及び/または「合体」ということもある)。基板と侵入材料は、所望の熱抵抗、圧縮抵抗、及び結果としてのガスケットの封止の強靭性と耐久性とが得られるように選定される。さらに、ガスケットは、結果として圧力による押出を減少させ、これによる美的価値と性能とを向上させることができる。
本発明の各種ガスケットは、以下に限定しないが、内燃機関の吸込みマニフォルドガスケット、オイルパンガスケット、弁カバーガスケット、燃料ポンプガスケット、差動装置カバーガスケット、伝動装置カバーガスケット、ウオーターポンプガスケット、空調コンプレッサガスケット、ガソリンメーターガスケット、及び、工業用パイプライン、蒸気導管、その他給排水設備連結部用の多種多様な結合フランジガスケット、などの数多くの用途に使用可能である。
基板
本発明のガスケットの形成には任意適当な基板が使用可能である。了解されるように、選定される特定材料は、ガスケットの用途と、用途の具体的性能要件とで決まる。1つの具体的実施形態では、基板は、本願に述べる、材料間に「隙間空間」、「隙間」、または「空隙容積」のある「繊維」、「ワイヤー」、「ストランド」、または「要素」からも形成されると称される、まとめて一般に篩材と言われる材料から選定できる。一方、了解されるように、これらの用語は基板の形成に用いる材料の種類を限定するものではない。例えば基板は、繊維性のない透過させる材料、例えば発泡体で形成してもよい。そうした材料には、一般に「気孔」や「開口」と言われるものがあるから、「隙間」という用語を用いても障りはない。
他の実施形態では、基板は、透過させる材料ではなくほぼ連続した、圧縮可能な、またはほぼ剛性の材料である。ほぼ連続的な基板は、そのフランジの幅間の中断しない材料を備える。つまり基板は気孔や隙間空間をほぼ含まない。基板は、所定の厚さの繊維性ガスケット材料、または調整された圧縮ゴムガスケットの剛性担持体(例えば金属)として用いて好適な材料を含むことができる。用語「基板」は、ガスケット材の基板として特定せずに単独で用いる場合、剛性担持体並びにその他全ての適当な基板材料を含むものとする。
1実施形態では、基板は織り込まれた材料、例えば金属(ワイヤー型)の網目または篩、ポリマー網目、またはこれらの任意の組合せから形成される。本願で用いる用語「織り込まれたもの」とは、材料のワイヤー、糸、帯鋼、繊維、ストランド(まとめて「ストランド」)またはその他の要素を織り混ぜて全体として作製または構築した織物または材料を言う。本発明との共用には、こうした材料の多くの変態が考えられる。了解されるように、単位面積当りのストランドの数、ストランドの直径、及び隙間領域率は具体的用途の要件にしたがって変更できる。
単位面積当りのストランド数と開口の大きさとは、具体的用途に応じて変更できる。例えば、基板がワイヤーの網目または篩である場合、篩は、例えば5メッシュから100メッシュまでの任意適当なメッシュ(リニールインチ当りの開口数)を持つことができる。具体的な例としては、以下に限定されないが、5メッシュ、6メッシュ、8メッシュ、10メッシュ、12メッシュ、14メッシュ、16メッシュ、18メッシュ、20メッシュ、24メッシュ、30メッシュ、36メッシュ、40メッシュ、50メッシュ、60メッシュ、80メッシュ、そして100メッシュがある。
別法として、基板は不織材料(不織の「織物」または「組織」ともいう)から形成してもよい。本願で使用する用語、「不織」の材料または組織または織物は、差し込まれた個々の繊維や糸の構造を持つが、織り込まれた組織とは同じ方法によらない織物を言う。不織の組織または織物は、スパンボンド法に限らず、溶融ブロー法、接合カード織物法、フェルト法、ニードルパンチ法など多くの方法で形成されている。
本願に使用する用語「スパンボンド繊維」とは、スパンボンド法で形成された分子配向ポリマーの小径繊維を言う。スパンボンド繊維は、溶融した熱可塑性材料を複数の微細な、通常円形のスピナレットの毛管からフィラメントとして押し出して形成される。このとき、押し出されたフィラメントの直径は半径方向に縮小される。
本願で使用する用語「溶融ブロー繊維」とは、溶融ブロー法で形成された非配向ポリマーの微細な繊維を指す。溶融ブロー繊維は、溶融熱可塑性材料を複数の微細な、通常円形の金型毛管から溶融糸またはフィラメントとして、高速の通常高温の気体(例えば空気)の先細の流れの中に押し出して形成することが多い。これにより溶融熱可塑性材のフィラメントは細くされてその直径を窄め、微小繊維の直径となることができる。爾後、溶融ブロー繊維は高速の気流により運ばれ、集積表面に被着して、不規則に分配された溶融ブロー繊維の織物を形成する。溶融ブロー繊維は連続にも不連続にもすることができ、一般に平均直径は10ミクロンより細い。1実施形態では、溶融ブロー繊維はファイバーグラス、またはその他任意適当な材料を含む。
本願に用いる「接合カード織物」とは、梳く装置またはカード装置を通るステープルファイバーから作られる織物を指し、ステープルファイバーはこの装置により切離されて機械の向きに整列し、概ね機械の方向に向きを揃えた繊維性不織織物を形成する。こうした繊維は通常束で購入され、繊維をほぐすピッカーに置かれてからカード装置へ進む。織物は形成されると、幾つか知られた接合方法の1以上の方法により接合される。こうした接合法の1つに粉末接合がある。これは粉末接着剤を織物中に配分した後、通常は織物と接着剤とを高温の空気で加熱することで活性化させる。別の適した接合法は模様の接合である。これは加熱したカレンダーロールまたは超音波接合装置を用いて、所望であれば織物の全表面を接合できるが、通常は局所的接合模様状に繊維を共に接合する。
他の適した接合法はスルーエア接合である。1実施形態では、接合カード織物はアラミド繊維またはその他任意適当な材料を含む。
本願に用いる「フェルト」とは、力学並びに化学的作用、圧力、湿気、及び熱の組合せで作られた、天然及び/または合成繊維から形成するマット状の不織材料を指す。
本願に用いる「ニードルパンチ」とは、ばらばらの原料や連続した繊維の、またはステープルファイバーと連続した繊維との組合せの材料を、密着した不織織物に変える工程を言うが、ここでは懸かりの付いた針が材料全体に打ち込まれて繊維を絡ませる。
本発明と共用する不織材料の形成には任意適当な材料が使用できる。例えば、基板はグラスファイバー(ファイバーグラス)、炭素繊維、ポリマー材、またはこれらの任意の組合せから形成できる。本願に用いる用語「ポリマー」または「ポリマー材」は、ホモポリマー;例えばブロック、グラフト、ランダム、並びに交互共重合体などのコポリマー;ターポリマーなど;及びこれらの混合物及び変態とを含むが、これらに限定されない。さらに、特に限定しない限り、用語「ポリマー」は分子の可能な幾何学的全配置を含むものとする。これらの配置は、イソタクチック、シンジオタクチック、及びランダム対称を含むが、これらに限定されない。本発明に用いて好適な代表的熱可塑性並びに熱硬化性ポリマーには、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン及びこれらのコポリマーなどのポリオレフィン;ポリテトラフルオロエチレン;ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル;ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニルアセテート、ポリビニルブチラールなどのビニルポリマー;ポリアクリレート、ポリアクリル酸メチル及びポリメタクリル酸メチルなどのアクリル樹脂;ナイロン6,6などのポリアミド;ポリスチレン;ポリウレタン;硝酸セルロース、酢酸セルロース、酢酸セルロースブチレート、エチルセルロースなどのセルロース樹脂;上記任意の材料のコポリマー;またはこれらの配合物もしくは組合せが含まれるが、これらに限定されない。
別法としてさらに、合成または天然の、織り込んだ材料、不織材料、並びにその他の例えば紙や発泡体の、任意の組合せも基板として使用できる。こうした材料は層化し接合して複合体または積層を形成したり、他の任意の方法で組み立てまたは結合することができる。
浸透材料
本発明の各種態様によれば、材料(例えば浸透する材料)は基板に充当または合体される。ガスケットの形成には任意適当な浸透材料が使用でき、また、相手側表面と係合し、かつこの表面の形状と合致してこれに接着し、具体的用途に適した望ましい圧縮抵抗と封止とをもたらすように選定される。1態様では、浸透材料と基板とは、浸透材料が基板の最小量の厚さに侵入するように選定される。この態様では、浸透材料の層は本願で「面の被膜」と言うこともできる。他の態様では、浸透材料と基板とは、浸透材料が基板の厚さの一部だけに侵入するように選定される。また別の態様では、浸透材料と基板とは、浸透材料が基板の厚さのほぼ全部に侵入するように選定される。
各態様において、浸透材料は、圧縮時に浸透材料と基板とが協働して界面並びに隙間の漏れを防止するように選定される。これにより理想的でない条件下でも、格別の、時には完全な封止が生成される。封止を達成する各種機構は当業者に了解されるだろうし、本願にはもっぱら簡潔に記述する。ガスケットを2フランジ表面間で圧縮すると、面の被膜(あれば)またはフランジ表面に直近の浸透材料は、漏れの原因となる相手表面の傷や凹凸などの欠陥を埋めようとする。さらに、面の被膜またはフランジ表面直近の浸透材料は、相手表面の波打ちまたは平坦状態の狂いに合致しようとする。こうした狂いは例えば、幾分反ったフランジ、または各ボルト穴の間で著しく撓む薄いフランジで発生する。
浸透材料はさらに、封止を要する特定の流体を通さないように、またこの流体と実質的に化学反応しないように選定される。上述したポリマーまたはポリマー材はいずれも本発明に使用可能である。適した材料の具体的な例は、以下に限定しないが、ポリアクリレート(ACM)、E.I.du Pont Nemours and Companyから入手できるVAMACポリマーなどのエチレンーアクリルコポリマー(AEM)、シリコンゴム、アクリル樹脂、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、水素化ニトリルブタジエンゴム(HNBR)そしてスチレンブタジエンゴム(SBR)といったエラストマー材、アクリルーアクリロニトリルコポリマー、カルボキシル化アクリロニトリルポリマー、カルボキシル化スチレンブタジエンポリマー、ポリ塩化ビニリデン、クロロプレンゴムポリマー、エチレン/ビニルアセテートポリマー、エポキシ、フルオロシリコン、及びポリウレタンである。上記材料はいずれもUV硬化、熱硬化、室温硬化が可能であり、また硬化技術の組合せを使ってもよい。どのポリマー材も、特定の流体または封止条件に適した材料特性を与えるために、多様なフィルター例えばシリカ、カーボンブラックもしくは粘土などを含むことができる。こうした材料はさらに、粘度、色、柔軟性、耐薬品性、UV抵抗などを得るために、必要に応じて1以上の添加物を含むことができる。
浸透材料の硬さは具体的用途に応じて変えることができ、例えば、ショアA硬さでは約20から約95までの幅を持つことができる。1態様では、浸透材料のショアA硬さは約40から約80まで、約50から約70まで、約50から約60まで、約60から約70まで、例えば約65、であればよい。浸透材料はまた或る程度の粘着性を呈することもできる。
浸透材料は、圧力による押出しを最小化しかつ所望の圧縮抵抗と結果としてのガスケットの封止性とを達成するために、選定された基板に必要な任意適当量を充当または合体させることができる。基板の特定個所のところで、浸透材料は被覆された基板の総重量の概ね0から約99.9%までとなすことができる。1態様では、浸透材料は被覆された基板の0から約10重量%までである。別の態様では、浸透材料は被覆された基板の約10から約20重量%までである。さらに別の態様では、浸透材料は被覆された基板の約20から約30重量%までである。別の態様では、浸透材料は被覆された基板の約30から約35重量%までである。また別の態様では、浸透材料は被覆された基板の約35から約40重量%までである。さらなる態様では、浸透材料は被覆された基板の約40から約50重量%までである。別の態様では、浸透材料は被覆された基板の約50から約60重量%までである。また別の態様では、浸透材料は被覆された基板の約60から約70重量%までである。さらに別の態様では、浸透材料は被覆された基板の約70から約80重量%までである。さらなる態様では、浸透材料は被覆された基板の約80から約90重量%までである。さらに別の態様では、浸透材料は被覆された基板の約90から約99.9重量%までである。
浸透材料は、具体的な用途に必要なまたは望ましい適当量と模様とを、基板の面領域に合体または選択的に充当することができる。例えば、浸透材料は環状、格子状、縞状、またはその他任意の形状に充当することができる。1態様では、浸透材料を基板の面領域の0を超える約10%まで充当または合体させる。別の態様では、浸透材料を基板の面領域の約10から約20%まで充当または合体させる。さらに別の態様では、浸透材料を基板の面領域の約20から約30%まで充当または合体させる。他の態様では、浸透材料を基板の面領域の約30から約40%まで充当または合体させる。さらに他の態様では、浸透材料を基板の面領域の約40から約50%まで充当または合体させる。他の態様では、浸透材料を基板の面領域の約50から約60%まで充当または合体させる。また他の態様では、浸透材料を基板の面領域の約60から約70%まで充当または合体させる。他の態様では、浸透材料を基板の面領域の約70から約80%まで充当または合体させる。さらに他の態様では、浸透材料を基板の面領域の約80から約90%まで充当または合体させる。またさらなる態様では、浸透材料を基板の面領域の約90から約100%まで充当または合体させる。
基板に合体させる浸透材料の量、基板の間隙率または開放領域、浸透材料の粘度、及びその他の多くの因子とにより、ガスケットの厚さを、基板の厚さの約100%から約105%まで、基板の厚さの約105%から約110%まで、基板の厚さの約110%から約115%まで、基板の厚さの約115%から約120%まで、基板の厚さの約120%から約125%まで、基板の厚さの約125%から約130%まで、基板の厚さの約130%から約135%まで、基板の厚さの約135%から約140%まで、基板の厚さの約140%から約145%まで、基板の厚さの約145%から約150%まで、基板の厚さの約150%から約155%まで、基板の厚さの約155%から約160%まで、あるいはその他の厚さにすることができる。
本願にいくつか範囲を述べたが、了解されるように、これによりその他沢山の値と範囲とが考えられる。さらに、了解されるように基板の部分は、デザインにより、または基板への浸透材料の充当に用いる特定の材料並びに方法の固有の変動の結果として、被膜の重量の割合に大小があっても構わない。
浸透材料は、例えば、可融粉末、固体充填ポリマー、100%固体の流体、ラテックス、あるいはこれらの組合せとして、所望の被膜重量と模様との達成に必要な任意適当な形状または方法により、浸透させる基板に充当または合体させることができる。了解されるように、浸透材料は、所望の粘度、表面湿潤、及び他の被膜をもたらす1以上の添加物や、所望の薄膜形成性をもたらす押出し特性を含む組成物として充当できる。例えば、浸透材料は、約100から約100,000センチポアズ(cP)、例えば約1000から約50,000cPの、例えば約2000から約25,000cPの粘度を持つ組成物として充当できる。1つの具体例では、組成物は約2500cPの粘度を持つ。別の具体例では、組成物は約21,000cPの粘度を持つ。
一次並びに二次封止材
本発明の一部実施形態では、ガスケットは、少なくとも部分的に基板を掩蔽する一次封止材と、少なくとも部分的に一次封止材を掩蔽する二次封止材とを具備する。一次封止材はガスケットの体積封止を与え、二次封止材は界面封止を与える。一次封止材は基板に対して強い接合性を持ち、ガスケットに構造強度を与える。二次封止材は上下の面または接触表面を備え、ガスケット面と、フランジまたはガスケットを締め付ける封止表面、との間の封止をもたらすことにより、ガスケットの界面封止を与える。一次封止材も二次封止材も、封止される流体に対する耐熱、耐薬品、及び耐流体浸透性が優れている。
1つの具体的実施形態では、一次封止材はポリマー被膜であり、二次封止材もポリマー被膜である。一次封止材と二次封止材とのポリマー被膜は、本発明から逸脱しなければ、同一または別異の材料の類を含むことができる。1実施形態では、適した一次封止材は、強く、交差結合のよい、かつ強力に基板に接着できるポリマーを含む。一次封止材に適したポリマーは、比較的高いガラス転移温度(Tg)とゼロないし少量の充填材増量とを持つポリマーと、低いTgと比較的高い充填材増量(例えば、強度強化及び/またはコスト削減のため)とを持つポリマーとを含む。1実施形態では、一次封止材は、約20℃から約40℃の範囲のTgを持つポリマーを含む。別の実施形態では、封止材は、約−50℃のTgと相当量の充填材増量とを持つポリマーを含む。さらに、一次封止材は比較的硬くして、ショアA硬さを約40から約95までの範囲、好ましくは約60から約85までにしてもよい。
1実施形態では、好適な二次封止材は、ガスケット面がフランジまたは封止表面とうまく合致するような、比較的軟らかく順応性に優れたポリマーを含む。二次封止材に好適なポリマーは、低いTg及び/または少量かゼロの充填材増量を持つポリマーを含む。1実施形態では、好適な二次封止材は、約−10℃より高くないTgと、約5から約75の範囲の、好ましくは約15と約60との間のショアA硬さとを持つポリマーを含む。
了解されるように、一次封止材と二次封止材とは、任意適当な「ポリマー」並びに「ポリマー材」または浸透材料として概言したポリマーの種類を含むか、または一次と二次との封止材はその他任意適当な材料を含む。1例示的実施形態では、一次封止材は、ニュージャージィ州ソロフェアーのSolvay Solexis社から市販されているTECNOFLON TN ラテックスなどのフッ素エラストマーポリマーと、一次封止材が約−14℃のTgと約82のショアA硬さと約1550psiの引張り強さとを呈するように、一次封止材を処方し硬化させるその他の添加物とを含む。別の例示的実施形態では、一次封止材は、オハイオ州クリーブランドのNeveon社から市販されているHYSTRETCH V−29アクリルラテックスなどのアクリルラテックスと、一次封止材が約−29℃のTgと約65のショアA硬さと約850psiの引張り強さとを呈するように材料を処方し硬化させるその他の添加物とを含む。別の実施形態では、一次封止材は、ドイツのBASF社から市販されているBUTOFAN NS−432SBRラテックスなどのスチレンブタジエンゴムと、一封止材が約−25℃のTgと約76のショアA硬さと約1000psiの引張り強さとを呈するように材料を処方し硬化させるその他の添加物とを含む。
1例示的実施形態では、二次封止材は、ニュージャージィ州ソロフェアーのSolvay Solexis社から市販されているTECNOFLON TN ラテックスなどのフッ素エラストマーポリマーと、一次封止材が約−14℃のTgと約65のショアA硬さと約650psiの引張り強さとを呈するように二次封止材を処方し硬化させるその他の添加物とを含む。別の例示的実施形態では、二次封止材は、溶剤をベースとするフッ素エラストマーと、一次封止材が約−30℃のTgと約54のショアA硬さと約800psiの引張り強さとを呈するように材料を処方し硬化させるその他の添加物とを含む。別の実施形態では、二次封止材は、オハイオ州クリーブランドのNeveon社から市販されているHYSTRETCH V−29アクリルラテックスなどのアクリルポリマーと、二次封止材が約−29℃のTgと約22のショアA硬さと約510psiの引張り強さとを呈するように材料を処方し硬化させるその他の添加物とを含む。他の実施形態では、二次封止材は、オハイオ州クリーブランドのNeveon社から市販されているHYSTRETCH V−43アクリルラテックスなどのアクリルポリマーと、二次封止材が約−43℃のTgと約18のショアA硬さと約500psiの引張り強さとを呈するように材料を処方し硬化させるその他の添加物とを含む。
本願に列挙した例示的な一次並びに二次封止材は、本発明の幾つかの実施形態に適した材料を示すためのものであるが、例示的材料のこの列挙は本発明の範囲を制限するものではない。さらに、一次と二次との封止材は、本発明の範囲から逸脱しなければ、本願に記述した特定材料以外のその他好適な材料でも構わない。
オプションとしての離型被膜
所望であれば、本発明のガスケットは、相手表面への望ましくない接着を減らし、かつ使用後消耗したガスケットを容易に取り外せるように離型被膜を含むことができる。離型被膜は一般に極めて薄く、通常約0.001インチ(0.025mm)未満の厚さしかなく、ガスケットの基板に侵入しない表面被膜として設計される。したがって、離型被膜は一般にガスケット材の圧縮抵抗に害を及ぼさない。一般的に使用されている離型被膜の1例は、雲母またはバーミキュライトを散布したものである。
ガスケット形成のプロセス
本願に記述した各種ガスケットの形成には多くのプロセスが使用可能である。例えば、基板が巻き込まれた材料として与えられる場合は、基板を繰り出して、浸漬、被覆、噴霧、印刷、押出し、積層、またはその他の1以上の工程にさらして、浸透材料及び/または一次封止材及び二次封止材を合体させることができる。浸透材料(及び/または一次封止材及び二次封止材)を基板の一部に充当または合体させる場合は、浸透材料を選択的に基板に充当することができる。別法として、着脱可能なマスクを用いれば、浸透材料及び/または一次封止材及び二次封止材での被覆を意図しない領域の基板を遮蔽できる。もう一つの別法として、浸透材料及び/または一次封止材及び二次封止材は、基板に充当した上で、所望ならば選択的に取り除いてガスケットを形成することもできる。浸透材料はまた、インクジェットプリンターを連想させるプロセスにより基板に「印刷」することができる。プロセスの例をここに述べたが、了解されるように、本発明のガスケットの形成には、その他各種のプロセスも使用可能である。
さらに、了解されるように、基板、一次封止材、及び二次封止材を具えるタイプの上述のガスケットは、本願に記述したどの例示的プロセスからも形成することができ、またその他適当な各種プロセスからも形成することができる。
例示的実施形態
本発明の各種態様を図面を参照しながらさらに説明する。簡単のため、同じ符号は同じ特徴を述べるのに用いてある。了解されるように、複数の同じ特徴を示す場合は、必ずしもその特徴の全てを各図面に標記していない。各種例示的実施形態を詳細に本願に図示し記述するが、了解されるように、いずれの特徴も組み合せて用いることができ、またそうした組合せは本願により考えられる。
図1及び2は、本発明の各種態様の例示的ガスケット100を示している。ガスケット100は、軸方向の開口102と、軸方向開口を形成する縁部103と、上面104と、下面106とを持つ。図示した実施形態では、ガスケット100は、ガスケット100の各隅にボルト穴110を持つ。ボルト穴110は、フランジまたは封止表面を引き寄せてフランジ間にガスケットを圧縮し封止を形成するボルト(図示せず)を収容する。上面104と下面106は各封止表面と接触し、またボルトは締め付けられて封止表面間にガスケット100を圧縮して、封止を生成し、2つの係合する表面間の流体の漏れを防止する。本願では簡単な矩形のガスケット100を図示したが、了解されるようにガスケットは、具体的な用途に必要なまたは所望の任意の形状にすることができる。さらに、本願では単一の開口を持つガスケットを図示したが、了解されるように、本発明のガスケットは2以上の開口で構成してもよく、そして各開口は異種の流体に対して封止することができる。本発明は全てのガスケットの形状に適用可能である。
図1及び2に示したように、ガスケット100は、概ね平行な第1の要素117と横切って延びる第2の要素119とを持つワイヤ網目形状の、透過させる基板115を含む。基板115は、交差する第1と第2の要素117、119間に隙間空間123を持つ。図示した実施形態では、基板115は、鋼ワイヤの網目材であるが、基板は本発明を逸脱しなければ他の形状でも構わず、また他の材料を含んでもよい。
図示した実施形態では、ガスケット100は、基板を掩蔽しかつ隙間空間123を満たす浸透材料129を含む。図示した実施形態では、浸透材料129はほぼ全基板を掩蔽し、上面104のほぼ全表面領域と下面106のほぼ全表面領域とを構成する。他の実施形態では別様に、基板115の選択された部分だけを覆う、及び/または隙間空間123の一部だけを満たすように、浸透材料129を配置することができる。
図1及び2の実施形態では、浸透材料129は、材料が篩網目基板の隙間空間を満たし、ガスケット100に対する構造強度、並びに体積封止性とをもたらすように充当される。さらに、浸透材料129は、交差する第1と第2の要素117、119とに接着して、それぞれガスケット100の上面104と下面106を形成する頂部と底部の層133、135を形成する。ガスケット100の上面104と下面106は、フランジまたは封止表面に接触してフランジまたは封止表面と合致し、流体密の界面を生成して封止表面とガスケット各面との間の流体の漏れを防止する。こうして、浸透材料129は、ガスケット100の体積封止性も、ガスケットの界面封止性も強化する。
図3はガスケット150の別の実施形態の略図である。この実施形態では、ガスケット150は、最大厚さT1と対向表面152、154とを具えたほぼ平坦な連続する基板155を持つ。頂部表面152には浸透材料の頂部層156が充当され、底部表面154には浸透材料の底部層158が充当される。この例では、浸透材料の層156、158は基板105のほぼ両表面152、154に配置され、基板105の厚さへは最小限度しか浸透しない。これにより、それぞれ離間した面に置かれた2つの対向するほぼ平行なガスケット面160、162が形成される。一方、基板155及び浸透材料として選定された材料に応じて、了解されるように、一部の浸透材料は、特にガスケット150が圧力を受けると、基板の隙間または空隙に広がりそこに滞留できる。図示した実施形態では、浸透材料の各層156、158はほぼ連続している、つまり空隙や中断はない。了解されるように、浸透材料の層156、158は、本発明から逸脱しなければ空隙または中断を有しても構わない。
図4は、本発明の各種態様による別の例示的ガスケット175の断面区分である。ガスケット175は、浸透材料181を合体させた、浸透させる基板179を含む。この例では、浸透材料181は実質的に基板179に侵入し、基板の空隙または隙間は浸透材料でほぼ埋められる。この実施形態では、浸透材料181を持つ基板179はガスケット全体にほぼ連続しているが、ガスケット175は本発明から逸脱しなければ、浸透材料を選択的に基板の一部だけに合体させても構わない。さらに、浸透材料の充填を少なくすることもでき、そうすれば使用中、浸透材料は被浸透材料の隙間を十分に埋めて、受入れ難い度合いの圧力押出しを避けた連続母型を生成する。
図5は、本発明の各種態様によるさらに別の例示的ガスケット190の断面区分である。ガスケット190は、対向するほぼ平行な表面197、199を具えた、浸透させる基板193を含む。基板193の空隙または隙間201は、浸透材料でほぼ満たされる。浸透材料を含有した基板193はほぼ連続的である。さらに、基板193は、頂部表面197の少なくとも一部に重なる浸透材料の頂部層203により掩蔽される。基板193は、基板の底部表面199の少なくとも一部に重なる浸透材料の底部層205により掩蔽される。
図6は、本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケット225の断面区分である。ガスケット225は、対向するほぼ平行な表面229、231を具えた被浸透基板227を含む。基板227の空隙または隙間228は、浸透材料でほぼ満たされる。空隙228を埋める浸透材料を含有した基板227はほぼ連続的である。この実施形態では、浸透材料の層233は、基板227の第1の表面229の少なくとも一部に重なっている。同様に、浸透材料の層235は、基板227の第2の表面229の少なくとも一部に重なっている。この実施形態では、層233、235は、それぞれ表面229、231から突出する所定の模様の突出部237、239を持つように充当または形成されて、ガスケット225の全体の厚さが、ガスケットの表面領域に亘る模様により変化するようにされる。例えば、ガスケット225の厚さは、浸透材料の上層と下層233、235との最大厚さに対応する個所のT4aであり、またガスケットの厚さT4bは、上層と下層233、235との最小厚さに対応する個所である。この実施形態のガスケット225は、概ね基板227の被覆領域と非被覆領域とに対応する2つの厚さを持たして示したが、了解されるように、本発明により各種の輪郭が考えられる。例えば、層233、235で基板227の全表面229、231をほぼ被覆する、及び/または突出部237、239で基板の表面に亘る高さを変えることもできる。さらに、この実施形態の例示的ガスケット225は、基板227の各表面229、231の模様つき表面層233、235を示しているが、了解されるように、基板の表面の一方または両方はそうした模様つきの層を含むことができる。表面は、同一に整形した突出部を含むようにも含まないようにもすることができ、また表面の突出部は、通例の所定の模様によりまたはレジストレーションにより配置することも配置しないことも可能である。
図7Aは、本発明の他の各種態様によるさらに別の例示的ガスケット251のの断面区分である。ガスケット251は、輪郭を持つまたは模様つきの表面257、259を具えた被浸透基板255を含む。各表面257、259は、少なくとも1つの凹部261と、隣接凹部間に少なくとも1つの突出部263とを含む。基板255は、浸透材料を貫入させる空隙または隙間267を含む。この実施形態では、ガスケット251は、頂部と底部の表面257、259の凹部261内に配置される浸透材料269を含む。浸透材料269は、本発明から逸脱しなければ、凹部261の全部には配分されないように別様に構成することもできる。各凹部261の浸透材料の量は、具体的な用途に応じて変更できる。所望であれば、ガスケット251を圧縮したとき(図7B)、圧力による押出しが少ししかまたは全くないように、ガスケット251の浸透材料269の量を選定することができる。ガスケット251の圧縮状態を示した図7Bに見るように、浸透材料269は、ガスケットを2封止表面間で圧縮すれば、凹部261と開放された隙間空間とを埋める。
図8Aは、本発明の他の各種態様によるさらに別の例示的ガスケット281の略断面区分を示している。この実施形態では、ガスケット281は、繊維またはワイヤ網目またはスクリムの形状の、網目要素286間に少なくとも1つの隙間空間285がある被浸透基板283を含む。この実施形態で、浸透材料287は、被浸透基板283の隙間空間285に貫入する。浸透材料287は、ほぼ基板283の空隙容積(図示せず)を満たすか、または選択的に所定の模様に充当することもできる。所望であれば、浸透材料287の量を選定して、圧縮の下、ガスケット圧縮時(図8B)の圧力による押出しが最小限しかまたは全くないように浸透材料を隙間空間に満たすこともできる。ガスケット281の圧縮状態を示した図8Bに見るように、ガスケットを2封止表面間に圧縮すれば、浸透材料287は網目基板283の要素286間の空間をほぼ埋める。
図9−10は、本発明の他の各種態様による別の例示的ガスケット300のそれぞれの図である。総じて、この実施形態は、既述の実施形態の基板材料と同様のワイヤ網目の篩基板309を持つ。網目の篩基板309は、フランジ表面間での締付け時のその封止性で選定された適当なポリマーを被覆しかつ浸透させる。基板309の各面のポリマー被膜は、浮出し、押印、成型、印刷、または別様に形成され、好ましい実施形態においては、ワッフルの表面に似た織り目の出た表面を画成する。より具体的には、ポリマー被膜は交差した突条と溝とで形成され、これらは、ポリマー材の持ち上げられた壁部で囲まれたほぼ正方形の無数の凹みを画成する。凹んだ床は概ね基板の表面に位置し、壁部は基板から遠ざかるように突出する。この実施形態のガスケット300を2表面間に締め付けると、浮き出したワッフル状の表面は独立に封止された小領域を形成する。数百または数千のこれら封止領域はガスケット300の面全体に形成され、極めて保全性の高い界面封止を生成する。なぜなら流体は継目を脱出するために無数の独立しかつ隣接する封止部を突破しなければならないからである。ポリマー材が篩網目基板309の空間に完全に浸透することにより、隙間の漏れは防止される。基板309のワイヤ網目は、ポリマー材がその弾性限度を超えて潰れないように、フランジまたは封止表面間の空間を制限し区切りする。以下この実施形態のガスケット300をより詳細に記述する。
図9及び10に示すように、ガスケット300は、第1の(例えば上の)面303と第2の(例えば下の)面305とを持つ。ガスケットは、好ましくは平行関係に配置された第1の要素311(例えばワイヤまたはストランド)を具えた、ワイヤ網目形状の被浸透基板309を含む。基板309の各第1の要素311は、ガスケット300の各第1と第2の面303、305とに対応する第1の表面315と第2の表面319とを持つ。一連の隙間空間323は基板309の隣接する要素311により画成され、これらの間に配置される。空間323は基板309の厚さT7を貫通する。了解されるように、基板309は、横切って延びる第2の要素(図示しないが図1の要素117と同様)を含み、この要素は図9の断面に示した平行な要素311と重なり合って織り込まれる。第2の要素327は断面形状が第1の要素311と同じであり、基板309の隙間空間323をさらに画成する。こうして第1と第2の要素は被浸透基板の格子模様を形成する。
浸透材料330は被浸透基板309の空間323に貫入する。図示した実施形態では、浸透材料330は基板309の隙間空間323の空隙容積を埋める。浸透材料330は、浮出し、印刷、または他の方法で構成されて、格子またはその他適当な配列に構成された多数の凹部335を持つ、ガスケット300の上面303の模様つき表面を形成することができる。図示した実施形態では、浸透材料330はまた、多くの凹部337を持ちかつ上面303の模様つき表面と同様に整形され構成された、ガスケット300の下面305の模様つき表面も形成する。図示した実施形態では、浸透材料330は隣接する隙間空間323に配置され(図9の断面図に見える)、それぞれの上方突出部339またはそれぞれの下方突出部341を含む。上方突出部339は上面303の模様つき上方表面を形成し、下方突出部341は下面305の模様つき上方表面を形成する。図示した実施形態では、各突出部339、341は、隣接する第1の要素311の各表面315、319から、ガスケット300の全体の厚さT8を画成する点まで遠方に突出する。
図9及び10に示すように、基板309を形成する横切って延びる第2の要素は、第2の要素間の隙間空間から突出する対応した上方突出部347を持つ。同様に、図9に示したように、横切って延びる第2の要素は、第2の要素間の隙間空間から突出する対応した下方突出部351を持つ。第1の要素331の上方突出部339は、基板の第2の要素327上の上方突出部347と交差して、ガスケット300の上面303に模様つき表面の凹部335を形成する。同様に、第1の要素311の下方突出部341は、基板の第2の要素327の下方突出部351と交差して、ガスケット300の下面に模様つき表面の凹部337を形成する。
図示した実施形態では、基板309の第1の要素311の上下の表面315、319は、上下の凹部335、337に対応する位置で、少なくとも部分的に浸透材料330で掩蔽されていない。別法として、第1と第2の要素の上下の表面315、319の一方または両方は、本発明の範囲を逸脱しなければ、上下の凹部335、337に対応する位置で少なくとも部分的に浸透材料330で掩蔽することができる。図9の断面には第1の要素311のみを示したが、了解されるように第2の要素も、上下の突出部347、351を形成する浸透材料330に対して同様に整形し配置することができる。さらに、上方突出部339、347及び/または下方突出部341、351は、本発明の範囲から逸脱しなければ、本願に図示し記述したものとは別様に整形(例えば、丸型、不規則型など)しかつ配置(例えば模様や空間が不規則)することができる。
図示した実施形態では、ガスケット300の上下の模様つき表面303、305はそれぞれ、開口102に隣接するガスケットの縁部361と各ボルトの穴110との間に配置される、少なくとも1つの完全な凹部335、338を含む。つまり、上面303の上方突出部339、347は、開口102とボルト穴との間の上面での流体の流れが阻止されるように、少なくとも1つの凹部335の4側部が、縁部361とボルト穴110との間の浸透材料330により完全に包囲されるように配置すべきである。同様に、下面305の下方突出部341、351は、開口102からボルト穴までのガスケットの下面での流体の流れが阻止されるように、少なくとも1つの凹部337の4側部が、縁部361とボルト穴110との間の浸透材料330により完全に包囲されるように配置すべきである。凹部335、337は別法で整形(例えば4側部ではなく)してもよいが、ガスケット300は、縁部361とボルト穴110との間に少なくとも1つの完全に包囲された凹部を含んで、ガスケットの封止性を向上すべきである。
ガスケット300は、第1の要素311及び/または第2の要素、またはその他の部品や構成要素を別様に整形及び/または配置しても構わない。例えば、図9Aはガスケット400の略断面図であるが、これはガスケット300と同じ形状と構造とを持つが、第1の要素411が概ね円形の断面を呈する。図9Aでは、図9に示した符号と同様の符号は同様または類似の要素を示すが、図9Aの符号は400系列(例えば、頭が「4」)にしてある。
同様に、図9Bは、ガスケット400と同様の形状と構造とを持つガスケット500の略断面図であるが、異なる点は、第1の要素511をほぼ掩蔽する材料の層を、模様つき表面503、505の凹部535、537に呈するように、浸透材料を配置したことである。さらに、上下の突出部339、341をさらに離間させ、模様つき表面503、505の凹部535、537を先の実施形態の凹部より大きくしてある。その上、ガスケット500の突出部539、541は、ガスケットの上下の面に滑らかな接触表面を生成するように丸くしてある。
対応する模様つき表面を持つガスケット300、400、500は、任意適当なプロセスまたは技術により作ことができる。ガスケット形成の1方法は、連続した巻物の網目基板材料を液体ポリマーの浸透材料で被覆して、浸透材料を乾燥させるステップを含む。基板材料を、高分子フッ素エラストマー被覆の容器に浸してもよい。被覆された基板材料は被覆工程から移動して乾燥される。次に、被覆した基板材料を炉のなかで加熱し、浸透材料を少なくとも部分的に硬化する。この段階で、被覆した基板材料を切断用ダイにより、ガスケットの所望の形状に対応する固有の形に切断することができる。切断部分をプレス間に置き、ダイカット工程でカールした縁部を平らにする。次に、切断部分を、2つの加熱板のそれぞれの機械加工した表面間でプレスして、ガスケットの各上下の模様つき表面を形成する。模様つきの上下表面を形成した後、ガスケット300、400、500をさらに加熱して、フッ素エラストマーポリマーの硬化サイクルを完成させる。
ガスケット300、400、500の形成には、各種の別法とステップとが使用可能である。例えば、均一な格子模様の保持には、カレンダーロールが使用できる。さらに、平坦なプレスの代わりに、加熱した浮出しロールも使用できる。他の方法では、網目基板材料を液体ポリマーの浸透材料で被覆して乾燥させてから、ガスケットの上下の面の格子模様からの突出部を、適当な印刷技術(例えば、スクリーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、石版印刷、インクジェット印刷、その他の自動的配分方法、など)で充当する。さらに別の方法では、浸透材料の薄膜を各種適当な積層技術により基板に充当した後、加熱した浮出しロールを用いて浸透材料をガスケットの格子模様に形成することができる。
了解されるように、ガスケット300、400、500を形成する上記の方法及び技術は、説明のためであって制限するものではない。さらに、方法と技術は、本発明の範囲を逸脱しなければ、本願で詳細に議論しない他のプロセスやステップを含んでもよい。例えば、ガスケット形成の上記の技術及び方法はどれも、連続した巻物の基板材料、または予め切断した板の基板材料を利用できる。さらに、上記のどの技術並びに方法も、浸透材料による基板の全体の被覆以外に、単に部分的な被覆にも利用できる。
図11は、本発明の他の各種態様によるまた別の例示的ガスケット600の断面区分である。ガスケット600は、網目篩形状の浸透させる基板603を含む点で、第1の実施形態に似ている。ガスケットは、基板603の要素611間の隙間空間を満たす一次封止材607と、一次封止材を掩蔽してガスケットの上面613と下面615とを形成する二次封止材609とを含む。図11の実施形態では、一次封止材607はガスケット600に構造的強度を与え、かつ基板603を通る流体の流れに抵抗を与えることでガスケットの体積封止性をもたらす。二次封止材609は封止表面と接触し、総じて上下の面613、615と封止表面間の流体密な界面を形成して、封止表面とガスケットの各面間の流体の漏れを防止する。こうして、一次封止材129はガスケット100の体積封止性を強化し、二次封止材はガスケットの界面封止性を強化する。
図11Aは、本発明の他の各種態様によるさらに別の例示的ガスケット625の断面区分である。ガスケット625は先の実施形態と似ているが、基板が隙間空間のある網目の篩ではなく、ほぼ平坦で連続的である点が異なっている。一次封止材631は、基板629の頂部表面633に接着されたポリマー材の頂部層632と、基板の底部表面635に接着されたポリマー材の底部層634とを含む。図11Aの実施形態では、二次封止材637は、一次封止材633の頂部層632に接着されてガスケット625の上面639を形成するポリマー材の頂部層638と、一次封止材の底部層634に接着されてガスケット625の底面641を形成するポリマー材の底部層640とを含む。図示した実施形態では、一次封止材631は、基板の頂部並びに底部の表面633、635のほぼ全部を掩蔽し、二次封止材637は、一次封止材の頂部並びに底部の表面632、634のほぼ全部を掩蔽する。一次封止材631及び/または二次封止材637は、本発明から逸脱しなければ、選択的に基板の全表面領域より小さい領域に充当することができる。
図12は、本発明の他の各種態様によるまた別の例示的ガスケット651の断面区分である。図12に見るように、ガスケット651は、基板657に接着された一次封止材655と、一次封止材の頂部と底部とを掩蔽する二次封止材661とを含む。図示した実施形態では、二次封止材661は、ガスケット651の上面663で模様つき表面に、またガスケットの下面667で模様つき表面に形成される。模様つき表面は概ね、図9、9A、及び10の実施形態で上述した模様つき表面と類似する。模様つき表面は、上下の面663、667の突出部671と凹部673とを構成する。上下の面663、667の模様つき表面は、一次封止材に充当した後の二次封止材をプレス形成するなどの任意適当な方法で形成することができる。さらに、各種方法(例えば、噴霧被覆、印刷、など)により二次封止材661を直接充当することで、二次封止材の模様つき表面を形成することができる。これは二次封止材の充当後にプレス形成やその他の形成ステップの必要を排除する。
図13は、本発明の他の各種態様によるまた別の例示的ガスケット701の断面区分である。図13に示したガスケット701の区分は、ガスケットの開口102を形成する縁部103に概ね隣接する、ガスケットの縁部の周辺を含む。ガスケットは、基板707に接着された一次封止材705と、一次封止材に接着された二次封止材709とを含む。図13の実施形態では、二次封止材709は、ガスケットの上面713で、基板707と一次封止材705とから上方に突出した、縁部を封止する突出部711として形成される。図示した実施形態で、縁部封止突出部711は、ガスケットの下面717で基板707と一次封止材705とから下方に突出する。図13の実施形態では、縁部封止突出部711は、ガスケットの開口102を形成する内側縁部103を具えるが、縁部封止突出部は別様に、ガスケットの縁部から内方に離して配置して、一次封止材705または基板707でガスケットの内側縁部を形成するようにもできる。さらに、縁部封止突出部711は、本発明から逸脱しない限り、ガスケット701の縁部103に隣接する別個の上方突出部と別個の下方突出部とを備えることができ、また、別個の突出部はガスケットの縁部から内方に離して配置することもできる。
縁部封止突出部711は、ガスケット701の縁部周辺で圧縮負荷を集中させ、ガスケットと2封止表面との間の流体密な界面をもたらすのに必要な二次封止材709の総量を少なくする。
縁部封止突出部711は、多種多様な方法例えば、すでに一次封止材を被覆した基板707への二次封止材のスクリーン印刷、一次封止材を被覆した基板への縁部封止部材の射出成形、一次封止材を被覆した基板への二次封止材の噴霧、またはその他任意適当な充当方法により、一次封止材705に充当できる。
図14は、本発明の他の各種態様によるさらに別の例示的ガスケット731の断面区分である。この実施形態は図1及び2の実施形態と類似するが、ガスケットが、ガスケットの上面741の凹み737と、ガスケットの下面747の突出部745とを具えた浮出し735を持つ点が異なっている。浮出し735は、ガスケット731に加えられる圧縮負荷を集中させ、ガスケットが小さい負荷で2封止表面を封止できるようして、基板751を包囲する、浸透封止材または一次封止材749の量を低減させる。図示した実施形態では、凹み737は上面に、突出部745は下面にあるが、ガスケット731は別様に凹みを下面に、突出部を上面に構成することもできる。浮出し735はガスケット731の全長に及ぶことができ、その形状は開口102を形成する縁部103と概ね合致する。また浮出しは本発明から逸脱しなければ、別様に整形し配置することができる。
図15は、本発明の他の各種態様によるさらに別の例示的ガスケット781の略断面区分を示している。この実施形態は、ガスケット781が浮出し783を持つ点で先の実施形態に類似する。図15に見るように、浮出し783は、浮出しの凹み789を満たす二次封止材785を含む。図示した実施形態では、二次封止材785は、基板795を掩蔽する一次封止材793の頂部表面791を部分的に掩蔽する。他の実施形態では、二次封止材は一次封止材793の頂部表面791のほぼ全部を掩蔽し、厚さの増した部分を含んで凹みをほぼ埋める。凹み789の中の二次封止材785は、ガスケットに構造強度の増強をもたらし、2封止表面間でのガスケットの圧縮時に浮出し783が潰れないようにする。
了解されるように、この例示的構造とこれにより考えられるその他の構造とで、基板、浸透材料、及び/または一次並びに二次封止材は、特定の最小の隙間、または逆に最大の圧縮をフランジ間にもたらすように選定することができる。そうすることで、フランジ表面間の隙間の維持に一般に用いる格子スペーサーやその他の装置の必要は排除できる。限定しない例として、被浸透基板として用いる金属やその他の半剛性の網目を考える。網目のワイヤまたはストランドが交差すると、2つのストランドの直径の和にほぼ等しい基板の全体の厚さができる。この厚さは、フランジの、ガスケットの正対する表面に押された反対側フランジに接近する能力を制限する。したがって、基板を選定して、ワイヤやストランドの特定の直径を持つようにすれば、フランジ表面間の最小の隙間を調整できる。さらに、了解されるように、多くの浸透材料及び/または一次並びに二次の封止材、例えばポリマーは、応力緩和を受けやすく、これによりフランジ領域からの押出しが生じる。最小の隙間したがって最大の圧縮を与えれば、ポリマーは小さな圧縮力しか受けず、したがって圧力による押出しも少ない。別法として、特定のポリマーを使用するのが所望であれば、基板を選定して、応力緩和したがって圧力による押出しを最小化することができる。了解されるように、浸透させる基板と浸透する、及び/または一次並びに二次の封止材は協働するから、これらの数多くの組合せを選択して、結果としてのガスケットの所望の特性を得ることができる。
本発明の幾つかの実施形態を或る程度具体的に述べたが、当業者は本発明の精神または範囲を逸脱しなければ、開示した実施形態の多数の変態をなすことができる。方向についての言及(例えば、上、下、上方、下方、左、右、左方、右方、頂部、底部、上部、下部、垂直、水平、時計回り、及び反時計回り)は、本発明の種々の実施形態への読者の理解を助ける識別のためだけに用いられ、特に位置、方位、または本発明の用法について、クレームに特に記述しない限り限定はしない。結合の言及(例えば、接合、付着、連結、接続など)は、広義に解釈されるものとし、要素の連結部間の中間部材及び、要素間の関係運動をも含む。したがって、結合の言及は、2要素が直接接続しかつ互いに固定関係にあることを必ずしも含意しない。
本発明を具体的態様により本願に詳細に記述したが、了解されるように、この詳細な記述は本発明のもっぱら説明的、例示的なもので、本発明の完全な、授権的開示を単に提供するためになされたものである。当業者に認識されるように、各種実施形態に関して議論した種々の要素は、交換して、本発明の範囲内に入る完全に新しい実施形態を生じさせることもできる。上記記述に含まれる、または添付図面に示した全ての事柄は、もっぱら説明のためであり限定するものではないと解釈すべきである。細部や構造の変更は、本発明の精神から逸脱しなければなすことができる。本願に記述した詳細な説明は本発明の制限を意図せず、またそのように解釈されず、本発明のそうした他の実施形態、改造、変態、変形、及び等価の構成を包含するものである。
本発明を上述したことで、本発明の各種実施形態を図示し説明した。各種の変更は、本発明の範囲から逸脱しなければ、上記構造の中でなすことができる。したがって、上記説明に含まれた、または添付図面に示された全ての事柄は説明のためであって制限する意味ではないと解釈すべきである。さらに、本発明の範囲は、クレームの範囲内にある上述した実施形態の各種の変形、組合せ、改変などにも及ぶ。その上、開示により本発明の選択した実施形態のみを図示し記述したが、本発明はその他の組合せ、変形、及び環境で使用可能であり、また上記言及に相応する、本願に表明した本発明のコンセプトの範囲内での、及び/または間連業界の技術や知見内での、変更または修正も可能である。さらに、各実施形態のいくつかの特徴と特性とは、本発明の範囲から逸脱しなければ、選択的に交換して、本発明の他の図示した実施形態と図示しない実施形態とに適用することができる。
本発明の各種態様による例示的ガスケットの平面図である。 図1Aのガスケットの、線2―2を含む面での略断面図である。 本発明の各種態様の別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるさらに別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるさらに別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるさらに別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 図7Aのガスケット区分の、圧縮後の略図である。 本発明の各種態様によるさらなる例示的ガスケットの区分の略断面図である。 図8Aのガスケット区分の、圧縮後の略図である。 本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 図9Aのガスケットの平面図の拡大部分を示した図である。 本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。 本発明の各種態様によるまた別の例示的ガスケットの区分の略断面図である。
符号の説明
100 ガスケット
102 軸方向開口
103 縁部
104 上面
110 ボルト穴
115 基板
117 基板の第1要素
119 基板の第2要素
123 隙間空間

Claims (64)

  1. 上面と下面とを持つガスケットにおいて、
    隙間空間を包含した、浸透させる材料を備えた基板と、
    基板を少なくとも部分的に掩蔽して隙間空間を少なくとも部分的に満たす浸透材料であって、ポリマー材を含み、かつガスケット上面の模様つき上方表面と、ガスケット下面の模様つき下方表面とを持つ浸透材料と、
    を具備することを特徴とするガスケット。
  2. 請求項1に記載のガスケットにおいて、上下の模様つき表面は、それぞれ交差する突出部と、交差する突出部との間の凹部とを備えた輪郭表面であることを特徴とするガスケット。
  3. 請求項2に記載のガスケットにおいて、輪郭表面は、各上下の面のほぼ全表面領域を含むことを特徴とするガスケット。
  4. 請求項3に記載のガスケットにおいて、交差する突出部と凹部とは、各上下の面に格子模様を構成することを特徴とするガスケット。
  5. 請求項2に記載のガスケットにおいて、基板は、平行な第1の要素と、横切って延びる第2の要素とを持つ網目材であり、交差する第1と第2の要素間にはそれぞれ隙間空間があることを特徴とするガスケット。
  6. 請求項5に記載のガスケットにおいて、上面の突出部は、第1と第2の要素の上方表面から遠ざかるように突出し、下面の突出部は、第1と第2の要素の下方表面から遠ざかるように突出することを特徴とするガスケット。
  7. 請求項1に記載のガスケットにおいて、さらに、上面に凹みと下面に突出部とを構成する浮出しをさらに含むことを特徴とするガスケット。
  8. 請求項1に記載のガスケットにおいて、浸透材料はポリアクリレートゴム(ACM)を含むことを特徴とするガスケット。
  9. 請求項1に記載のガスケットにおいて、浸透材料はフッ素エラストマーを含むことを特徴とするガスケット。
  10. 上面と下面とを持つガスケットにおいて、
    基板と、
    ガスケットの体積封止をもたらす一次封止材であって、少なくとも部分的に基板を掩蔽する一次封止材と、
    少なくとも部分的に一次封止材を掩蔽して、ガスケットの界面封止をもたらす二次封止材と、
    を具備することを特徴とするガスケット。
  11. 請求項10に記載のガスケットにおいて、基板は、隙間空間のある、浸透させる材料を含み、一次封止材で少なくとも部分的に隙間空間を満たすことを特徴とするガスケット。
  12. 請求項10に記載のガスケットにおいて、一次封止材は第1のポリマー被膜を含み、二次封止材は第2のポリマー被膜を含むことを特徴とするガスケット。
  13. 請求項11に記載のガスケットにおいて、一次封止材はほぼ全基板を掩蔽し、二次封止材はほぼ全部の一次封止材を掩蔽することを特徴とするガスケット。
  14. 請求項11に記載のガスケットにおいて、ガスケットの開口は、ガスケットの縁部により少なくとも部分的に画成され、二次封止材は、開口に隣接した一次封止材を掩蔽する少なくとも1つの、縁部を封止する突出部を含むことを特徴とするガスケット。
  15. 請求項14に記載のガスケットにおいて、縁部を封止する突出部はガスケットの縁部をほぼ掩蔽することを特徴とするガスケット。
  16. 請求項14に記載のガスケットにおいて、縁部を封止する突出部はガスケットの縁部から内方に離れていることを特徴とするガスケット。
  17. 請求項14に記載のガスケットにおいて、縁部を封止する突出部は、ガスケットの上面で基板から上方に突出することを特徴とするガスケット。
  18. 請求項17に記載のガスケットにおいて、縁部を封止する突出部は、ガスケットの下面で基板から下方に突出することを特徴とするガスケット。
  19. 請求項14に記載のガスケットにおいて、さらに、上面に凹みと下面に突出部とを構成する浮出しを備えることを特徴とするガスケット。
  20. 請求項10に記載のガスケットにおいて、さらに、上面に凹みと、下面に突出部とを構成する浮出しを含み、二次封止材は凹みの一次封止被膜を掩蔽する被膜を含むことを特徴とするガスケット。
  21. 請求項10に記載のガスケットにおいて、上下の面はそれぞれ、交差する突出部と交差する突出部間にそれぞれ凹部とを構成する、各自の模様つき表面を備えることを特徴とするガスケット。
  22. 請求項21に記載のガスケットにおいて、輪郭表面は、各上下の面のほぼ全表面領域を含むことを特徴とするガスケット。
  23. 請求項22に記載のガスケットにおいて、交差する突出部と凹部とは、上面と下面とのそれぞれに格子模様を構成することを特徴とするガスケット。
  24. 請求項10に記載のガスケットにおいて、基板は、平行な第1の要素と、横切って延びる第2の要素とを持つ網目材であり、交差する第1と第2の要素の間にはそれぞれに隙間空間があることを特徴とするガスケット。
  25. 請求項11に記載のガスケットにおいて、第1のポリマー被膜は比較的硬いポリマーであり、第2のポリマーは比較的軟らかいポリマーであることを特徴とするガスケット。
  26. 請求項11に記載のガスケットにおいて、第1のポリマー被膜はフッ素エラストマーであることを特徴とするガスケット。
  27. 請求項26に記載のガスケットにおいて、第2のポリマー被膜はポリアクリレート(ACM)であることを特徴とするガスケット。
  28. 請求項26に記載のガスケットにおいて、第2のポリマー被膜はフッ素エラストマーであることを特徴とするガスケット。
  29. 請求項25に記載のガスケットにおいて、第1のポリマー被膜はポリアクリレート(ACM)であることを特徴とするガスケット。
  30. 請求項29に記載のガスケットにおいて、第2のポリマー被膜はフッ素エラストマーであることを特徴とするガスケット。
  31. 請求項29に記載のガスケットにおいて、第2のポリマー被膜はポリアクリレート(ACM)であることを特徴とするガスケット。
  32. 上面と下面とを持つガスケットを形成する方法において、
    隙間空間のある基板を提供するステップと、
    基板を少なくとも部分的に浸透材料で掩蔽し、少なくとも部分的に隙間空間を埋めるステップと、
    ガスケットの上面に模様つき上方表面を形成するステップと
    ガスケットの下面に模様つき下方表面を形成するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  33. 請求項32に記載の方法において、模様つきの上方下方の表面はそれぞれ、交差する突出部と、交差する突出部間にそれぞれ凹部とを構成する輪郭表面であることを特徴とする方法。
  34. 請求項33に記載の方法において、模様つきの上方下方の表面は、各上下の面のほぼ全表面領域に形成されることを特徴とする方法。
  35. 請求項33に記載の方法において、交差する突出部と凹部とは、上面と下面とのそれぞれに形成された格子模様を含むことを特徴とする方法。
  36. 請求項32に記載の方法において、基板は、平行な第1の要素と、横切って延びる第2の要素とを持つ網目材であり、交差する第1と第2の要素間にはそれぞれ隙間空間があることを特徴とする方法。
  37. 請求項36に記載の方法において、基板を掩蔽するステップは、基板をポリマー被膜に浸漬するステップを含むことを特徴とする方法。
  38. 請求項36に記載の方法において、基板を掩蔽するステップは、基板にポリマー被膜を噴霧するステップを含むことを特徴とする方法。
  39. 請求項32に記載の方法において、さらに、上面に凹みと下面に突出部とを含む浮出しを形成するステップを含むことを特徴とする方法。
  40. 開口と、上面と、下面とを持つガスケットを形成する方法において、
    基板を提供するステップと、
    ガスケットの体積封止をもたらす一次封止材で、少なくとも部分的に基板を掩蔽するステップと、
    ガスケットの界面封止をもたらす二次封止材で、少なくとも部分的に一次封止材を掩蔽するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  41. 請求項40に記載の方法において、基板は隙間空間を持ち、そして少なくとも部分的に基板を掩蔽するステップは、少なくとも部分的に基板の隙間空間を埋めるステップを含むことを特徴とする方法。
  42. 請求項40に記載の方法において、一次封止材は第1のポリマー被膜を含み、二次封止材は第2のポリマー被膜を含むことを特徴とする方法。
  43. 請求項41に記載の方法において、第1のポリマー被膜はほぼ全基板を掩蔽し、第2のポリマー被膜は第1のポリマー被膜のほぼ全部を掩蔽することを特徴とする方法。
  44. 請求項40に記載の方法において、さらに、基板を切断して開口をつくるステップを含むことを特徴とする方法。
  45. 請求項40に記載の方法において、ガスケットの縁部の周辺は開口と隣接し、そして方法がさらに、縁部周辺で一次封止材を掩蔽する二次封止材から少なくとも1つの、縁部を封止する突出部を形成するステップを含むことを特徴とする方法。
  46. 請求項45に記載の方法において、縁部を封止する突出部は、ガスケットの上面で基板から上方に突出することを特徴とする方法。
  47. 請求項45に記載の方法において、縁部を封止する突出部は、ガスケットの下面で基板から下方へ突出することを特徴とする方法。
  48. 請求項45に記載の方法において、さらに、上面に凹みを、下面に突出部を構成する、ガスケットの浮出しを形成するステップを含むことを特徴とする方法。
  49. 請求項45に記載の方法において、第2の封止材はほぼ凹みを埋めることを特徴とする方法。
  50. 請求項40に記載の方法において、さらに、上面に模様つき上方表面を形成し、下面に模様つき表面を形成するステップを含むことを特徴とする方法。
  51. 請求項50に記載の方法において、上方下方の模様つき表面を形成するステップは、ガスケットの上下の面に二次封止材をそれぞれの格子模様にプレス形成するステップを含むことを特徴とする方法。
  52. 請求項50に記載の方法において、上方下方の模様つき表面を形成するステップは、一次封止材に二次封止材を噴霧するステップを含むことを特徴とする方法。
  53. 請求項50に記載の方法において、上方下方の模様つき表面を形成するステップは、一次封止材に二次封止材を印刷するステップを含むことを特徴とする方法。
  54. 請求項40に記載の方法において、基板を少なくとも部分的に掩蔽するステップは、基板に一次封止材を噴霧、浸漬、印刷、及び噴射するステップのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする方法。
  55. 請求項40に記載の方法において、一次封止材を少なくとも部分的に掩蔽するステップは、一次封止材に二次封止材を噴霧、浸漬、印刷、及び噴射するステップのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする方法。
  56. 網目材で形成される基板と、
    基板上のポリマー材の被膜であって、持ち上げられた部分と低められた部分とで画成される模様状に構成される被膜と、
    を具備することを特徴とするガスケット。
  57. 請求項56に記載のガスケットにおいて、網目材は篩を含むことを特徴とするガスケット。
  58. 請求項57に記載のガスケットにおいて、篩は、交差する金属ストランドで形成されることを特徴とするガスケット。
  59. 請求項56に記載のガスケットにおいて、基板は第1と第2の面を持ち、少なくとも一方の面に被膜が模様状に構成されることを特徴とするガスケット。
  60. 請求項56に記載のガスケットにおいて、持ち上げられた部分と低められた部分とは、ガスケットのほぼ全表面領域に及ぶことを特徴とするガスケット。
  61. 第1と第2の面を持つワイヤ網目の基板と、
    基板上のポリマー材の被膜であって、基板の少なくとも一方の面に所定の模様に形成される被膜と、
    を具備することを特徴とするガスケット。
  62. 請求項61に記載のガスケットにおいて、所定の模様は、少なくとも一方の面のほぼ全表面領域に及ぶことを特徴とするガスケット。
  63. 請求項61に記載のガスケットにおいて、基板は、第1の面に凹みを、第2の面に突出部とを構成する浮出しを含むことを特徴とするガスケット。
  64. 請求項63に記載のガスケットにおいて、被膜は、少なくとも部分的に第1の面を掩蔽しかつ少なくとも部分的に凹みを埋めるポリマー材を含むことを特徴とするガスケット。
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