JP2009531167A - コールドガス・スプレーガン - Google Patents

コールドガス・スプレーガン Download PDF

Info

Publication number
JP2009531167A
JP2009531167A JP2009501887A JP2009501887A JP2009531167A JP 2009531167 A JP2009531167 A JP 2009531167A JP 2009501887 A JP2009501887 A JP 2009501887A JP 2009501887 A JP2009501887 A JP 2009501887A JP 2009531167 A JP2009531167 A JP 2009531167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
spray gun
cold gas
mixing chamber
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009501887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5035929B2 (ja
Inventor
シュミット、トビアス
ハインリッヒ、ペーター
クライエ、ハインリッヒ
リヒテル、ペーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Linde GmbH
Original Assignee
Linde GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Linde GmbH filed Critical Linde GmbH
Publication of JP2009531167A publication Critical patent/JP2009531167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5035929B2 publication Critical patent/JP5035929B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C24/00Coating starting from inorganic powder
    • C23C24/02Coating starting from inorganic powder by application of pressure only
    • C23C24/04Impact or kinetic deposition of particles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/14Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
    • B05B7/1481Spray pistols or apparatus for discharging particulate material
    • B05B7/1486Spray pistols or apparatus for discharging particulate material for spraying particulate material in dry state
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/16Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed
    • B05B7/1606Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed the spraying of the material involving the use of an atomising fluid, e.g. air
    • B05B7/1613Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed the spraying of the material involving the use of an atomising fluid, e.g. air comprising means for heating the atomising fluid before mixing with the material to be sprayed
    • B05B7/162Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed the spraying of the material involving the use of an atomising fluid, e.g. air comprising means for heating the atomising fluid before mixing with the material to be sprayed and heat being transferred from the atomising fluid to the material to be sprayed
    • B05B7/1626Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed the spraying of the material involving the use of an atomising fluid, e.g. air comprising means for heating the atomising fluid before mixing with the material to be sprayed and heat being transferred from the atomising fluid to the material to be sprayed at the moment of mixing

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

本発明のコールドガス・スプレーガンは加熱対象のガス流が貫流する圧力容器(1)と該圧力容器(1)の内部に配置された加熱ヒーター(3)とを有する高圧ガス加熱器を備え、更に内部を通過するガス流に外部から粒子供給管(11)を介して粒子を供給可能な混合チャンバー(6,14)を備えている。ガス流の下流側には、収斂通路(7,12,15)とノズルスロート部(9)と拡散通路(10)とを連設したラバルノズル(8)が配置されている。高圧ガス加熱器と混合チャンバー(6,14)の内部においてガス流との接触面が少なくとも部分的に断熱されている。

Description

本発明はコールドガス吹き付け方法のための装置に関する。本発明は、特にコールドガス・スプレーガンと、係るコールドガス・スプレーガンを備えたコールドガス吹き付け装置、更には本発明に従うコールドガス・スプレーガンを使用したコールドガス吹き付け方法に関するものである。
コールドガス吹き付け法或いはキネティック吹き付け法と呼ばれるスプレー被覆法においては、粒径1〜250μmの被覆材料粒子をガス流中で融着や溶融を起こすこと無く200〜1600m/sの速度に加速し、被覆対象表面、即ち基板材料に吹き付ける。高速の粒子は基板表面に衝突することによって初めて極めて大きな伸び率で塑性変形を起し、これによる衝突面の温度上昇によって被覆材料粒子と基板表面との融着並びに粒子同士の融着が生じる。しかしながら、そのためには被覆材料粒子の速度が最小衝突速度、いわゆる臨界速度を超えていなければならない。この融着のメカニズムとそれによって得られる被覆品質は爆圧溶着に匹敵する。この場合、プロセスガスを加熱することによってガスの音速が高められ、それに伴ってスプレーノズル内のガス流速、従って衝突時の粒子速度を高めることができる。例えばラバルノズル、即ち入口側で1箇所のノズルスロート部に向かって収斂し、次いで下流側の出口へ向かって拡散する流路構成のノズルを用いることによりプロセスガス流をノズル内で超音速にまで加速することが可能であり、この場合、被覆材料粒子はノズルスロート部の上流側又は下流側で超音速のプロセスガス流中に注入され、ノズル出口から基板材料表面へ向かって加速噴射される。
プロセスガスを加熱すると基板材料表面への衝突時の粒子温度も高くなり、被覆材料粒子の熱による軟化と延性の付与がもたらされるので、衝突する粒子の臨界速度の値が低下する。従って、プロセスガス温度を高くすることにより粒子速度だけでなく衝突時の粒子温度も高くなり、これら両者とも、作業効率並びに被覆層の品質に好ましい影響を与える。但し、この場合のプロセスガスは、使用する被覆材料の融点よりも必ず低い温度に保たれていなければならない。この理由から、コールドガス吹き付け法では、被覆材料粒子がプロセスガスで溶融を起こす他の吹き付け法に比べて「低温」のガスが使用される。つまりコールドガス吹き付け法といえども、随伴被覆材料が高温のプロセスガスで溶融を起こす他の吹き付け法と同様に、プロセスガスは低温ではあるがやはり加熱する必要がある。
被覆材料粒子、特に粒径が25〜100μmの粗い粒子を強力に加速するにはプロセスガスを高圧で送る必要がある。そのためには、コールドガス吹き付け法に用いられる装置の構造部分が相応の耐圧性能を備えていなければならない。定置運転用の装置の殆どは圧力30barで運転するように指定されており、これに応じて個々の構成部品は約35barの耐圧性能を備えることが規定されている。しかしながら、幾つかの部品はそのままでは15bar以下、あるいは7bar以下の圧力でしか使用できない。従って、要求されるような高い運転圧力で、しかも構成部品におけるプロセスガスとの接触面が高温度に曝されるような条件下で所要の耐圧性能をもたせるには、個々の構成部品に高価で加工の困難な耐熱材料を使用せざるを得ず、或いは構成部品、特にスプレーガンが大きさと必要な肉厚のためにかなり重くならざるを得ないという事態に至る。また、プロセスガスとの接触面を通じて熱が外部へ搬出されることにより熱損失が不可避となり、更には特にラバルノズルのノズルスロート部よりも上流側におけるプロセスガス温度の低下が生じる結果となる。
ノズルスロート部の前後に入口側収斂通路と出口側拡散通路を配置したラバルノズルを有するスプレーガンは特許文献1により公知である。このラバルノズルには、高圧の空気流が空気加熱器及び混合チャンバーを通じて供給され、混合チャンバーの中で空気流に被覆材料粒子が混合される。この場合、被覆材料粒子は超音速ノズルとして機能するラバルノズル内で加速される間に既に空気加熱器で加熱された空気流によって加熱されるが、加熱空気流中で溶融するには至らない。
米国特許第6623796号明細書
特許文献1に記載された従来技術は、スプレーガンを高温高圧に耐え得るようにするには、高温下では材料強度が著しく減殺されるため、スプレーガン構造部品の材料強度及び材料厚さを極めて大きく選ばなければならないことが欠点である。
また特許文献2には、噴出されるガス流並びに被覆材料粒子を加速するためのノズル構造を有するコールドガス・スプレーガンが記載されている。このスプレーガンは、下流側へ向かって収斂するノズル入口通路部からノズルスロート部を通じて移行するノズル噴出口を備え、ノズル入口通路部の内部でノズルスロート部よりも上流側へ40mm以上離れた位置に被覆材料粒子注入管の開口端が配置されている。
独国特許出願公開第102005004116号明細書
また特許文献3には、ノズルとガス加熱用の加熱器とを備えたコールドガス吹き付け装置が記載されている。この場合、ガス加熱用の加熱器は二つ以上のヒーターに区分され、そのうちの下流側の再加熱ヒーターはスプレーガンに直接装着され、これとは独立して上流側の予備加熱ヒーターは導管を通じてスプレーガンの入口に連結されている。
独国特許出願公開第102005004117号明細書
更に特許文献4には、プロセスガスが貫流する圧力容器と、圧力容器内に配置された加熱ヒーターと、圧力容器のための断熱部材とを有する高圧ガス加熱器が記載されている。断熱部材は圧力容器の内壁面に配置されており、圧力容器には放熱機構が存在するので、圧力容器自体は内部の加熱されたプロセスガスの温度よりも低温である。
独国特許出願公開第102005053731号明細書
本発明が解決すべき課題は、高温高圧のプロセスガスで運転することができ、しかも軽量で、取り扱いが容易なコールドガス・スプレーガンとそれを用いたコールドガス吹き付け装置及び方法を提供することである。
この課題は、請求項1に記載の特徴を有するコールドガス・スプレーガン、請求項16に記載の特徴を有するコールドガス吹き付け装置、及び請求項19に記載の特徴を有するコールドガス吹き付け方法によって解決される。これら本発明の有利な発展形態はそれぞれの従属請求項に記載されている通りである。
好都合なことに、本発明によるコールドガス・スプレーガンでは、材料強度並びに肉厚の増大によってコールドガス・スプレーガンの重量を過度に増大させることなく、利用可能なプロセスガス圧を35barを遙かに超える値にまで高めることができる。高圧ガス加熱器と混合チャンバー、場合によっては混合チャンバーの少なくとも一部で兼用されるラバルノズルの入口側収斂通路をも、それぞれ内部のガス流との接触面を断熱構造とすることにより、運転状態で圧力負荷を受ける構造部品は内部の高温度よりも著しく低い温度に維持され、従って高い材料強度を維持したまま運転に耐えることができる。更に内面の断熱構造により周囲環境への余計な熱損失も回避され、ガス加熱に要するコストの低減にも有効である。また、比較的大重量の器壁材料を加熱する必要がないため、コールドガス・スプレーガンの運転を開始する際に必要な起動時間が短縮され、構造材料の温度負荷が小さくなるために耐用寿命も延長される。プロセスガス圧を高めることは、それに伴うガス密度の増大によりプロセスガス温度が高くなることと、粒径の比較的大きな被覆材料粒子を使用できるようになることとに相俟って、被覆対象表面に形成される被膜の品質に特に有利な影響を及ぼすが、これは本発明に従ってコールドガス・スプレーガンの内部における高温のプロセスガス流との接触面を断熱することによって初めて可能になる。同時に高いプロセスガス圧及びプロセスガス温度にも拘わらず高い吹き付け効率を達成することができ、低いガス密度と小さなノズル断面による不利益が回避される。この不利益をもたらす問題点は、内部断熱構造を採用しない限りコールドガス・スプレーガンを小型化する際に必然的に生じる。コールドガス・スプレーガンの小型化は、取り扱いと運搬の観点で規制される重量の限度を遵守し、同時に所要の材料強度を保つためには不可欠である。
本発明の有利な実施形態によれば、高圧ガス加熱器の圧力容器、混合チャンバー、又はこれら両者が硬質又は可撓性のセラミック断熱材料からなる断熱層で内張りされている。
本発明の別の有利な実施形態によれば、高圧ガス加熱器の圧力容器、混合チャンバー、又はこれら両者の内殻と外殻の間にガス封入断熱間隙が設けられている。
本発明の更に別の有利な実施形態によれば、高圧ガス加熱器と混合チャンバーとラバルノズルが互いに同心状に一直線上に整列して連設されている。
即ち、従来から市販されているスプレーガンの曲がりくねったガス供給路は、不均一な熱負荷、構造部品の歪み、そして熱に起因する応力変化の誘因となり、要求される高いガス温度においては、極めて急速にスプレーガンに損傷をもたらす結果となっている。これらの誘因は、スプレーガン内部でプロセスガスを直線的通路に沿って導くことにより回避される。
但し、高圧ガス加熱器から混合チャンバーへ流入する間においては、ガス流の向きは下流側へ向かって最大60°までの角度で方向転換されてもよい。
即ち、被覆材料粒子が供給された後の二相流が通過する領域における通路さえ曲折部の無い連続直線通路あれば、通路中で粒子が沈積する虞は小さくなる。従って粒子が注入される混合チャンバーよりも上流側でプロセスガス流の向きを60°以下の角度で方向転換させ、それによりコールドガス・スプレーガンの長さ寸法を短縮してコンパクトな構造を実現することができる。これにより高圧ガス加熱器からはプロセスガス流を互いに向かい合う収束流として混合チャンバーへ流入させることができる。
本発明の更に別の有利な実施形態によれば、混合チャンバーがラバルノズルの収斂通路の少なくとも一部を兼ねている。
本発明において、ラバルノズルの収斂通路は50〜250mmの長さ範囲に亘って円錐面状、放物面状、又は逆放物面状の内面形状を有することが好ましい。
本発明の更に別の有利な実施形態によれば、ノズルの収斂通路は内面を断熱されているか、或いはその全体が断熱材、特に耐熱セラミックスで構成されている。
本発明の更に別の有利な実施形態によれば、圧力容器、混合チャンバー、収斂通路、及び拡散通路の少なくとも一つが全体的又は部分的にチタニウム、アルミニウム、又はそれらの合金で構成された外殻を備えている。
即ち、主要部の構造材料としてチタニウム系構造材料を使用することにより、スプレーガンを特に軽量に製作することが可能である。アルミニウム系構造材料を使用しても同様である。後者はコールドガス・スプレーガンの構造材料として特にコスト面で有利であることが判っている。
本発明の更に別の有利な実施形態によれば、混合チャンバー内における粒子供給管の出口とノズルスロート部との間の区間長は40〜400mm、好ましくは100〜250mmの範囲内にある。
これにより、プロセスガスの流速に応じて、高温のプロセスガス流中における被覆材料粒子の滞留時間を確保して該粒子を充分高温に加熱することができる。
本発明の更に別の有利な実施形態によれば、混合チャンバーと収斂通路の内部におけるガス流のための流路断面積は、粒子供給管の出口位置からノズルスロート部に至る区間の70%以上に亘って、ノズルスロート部の流路断面積の5〜50倍、好ましくは8〜30倍、特に好ましくは10〜25倍とされている。
これにより、粒子供給管出口位置からノズルスロート部に達する領域全体に亘って流速がプロセスガスと粒子とから成る二相流系を維持するに充分な速度となり、例えばこの領域でノズル閉塞に陥ってコールドガス・スプレーガンの運転を致命的に妨げるような粒子の凝集と内壁への沈着を防止することができる。
本発明の更に別の有利な実施形態によれば、ノズルスロート部の開口径は2〜4mmであり、拡散通路はノズルスロート部の開口径の30〜90倍に相当する長さを有し、ノズルスロート部の開口面積に対する拡散通路の出口端の開口面積の比は3〜15の範囲内であり、拡散通路は円錐面状、放物面状、又は逆放物面状の内面形状を有している。
加熱対象のプロセスガス流は、15〜100bar、好ましくは20〜60bar、特に好ましくは25〜45barの圧力範囲内及び30〜600m3/hの流量範囲内でスプレーガンに供給することが好ましい。
それにより、従来よりも比較的粒径の大きな被覆材料粒子を所要の速度にまで加速することができる。
被覆材料粒子の供給系は、高圧ガス加熱器の下流側末端部又は混合チャンバーに側方から外殻を貫通して或る角度で引き込まれた粒子供給管で構成することが有利であり、この粒子供給管の出口には一つ又は複数の出口孔を設けることができる。
本発明の更に別の有利な実施形態においては、ノズルスロート部の開口面積に対する加熱ヒーターの放射強度の比が1.5〜7.5kW/mm2、好ましくは2〜4kW/mm2の範囲内である。
また、加熱ヒーターの加熱容量(単位体積当たりの放射強度)は10〜40MW/m3、好ましくは20〜30MW/m3の範囲内とすることが好ましい。
このような加熱ヒーターの能力選定により高圧ガス加熱器をコンパクトな構造とすることが可能になる。
本発明の更に別の有利な実施形態によれば、最高230℃に予熱されたガス流を供給可能な別のガス加熱器がプラスチックス製、特に好ましくはテトラフルオロエチレン樹脂等のフッ素樹脂製の耐熱ホースを介してスプレーガンに連結され、或いは最高700℃に予熱されたガス流を供給可能な別のガス加熱器が高温ガス用金属製耐熱ホースを介してスプレーガンに連結され、このようにして予熱されたプロセスガス流がスプレーガンの高圧ガス加熱器に供給される。
この場合、ノズルスロート部の開口面積に対する高圧ガス加熱器と前記別のガス加熱器の合計の放射強度の比は4〜16kW/mm2、好ましくは5〜9kW/mm2の範囲内とすることが有利である。
本発明によるコールドガス・スプレーガン又はそれを装備したコールドガス吹き付け装置を使用して行うコールドガス吹き付け方法では、高圧ガス加熱器を出たガス流を混合チャンバーに600℃以上、好ましくは800℃以上、特に好ましくは1000℃以上の温度で供給することが有利である。
この場合、混合チャンバーに供給される量の80重量%以上の粒子をノズルスロート部におけるガス流の温度に対して絶対温度で少なくとも70%の温度に到達させることが好ましい。
これにより、充分な分量の粒子に対して、被覆対象表面への衝突時に充分な被膜の発達に必要なエネルギーが与えられ、従って高品質な被膜の形成を保証することができる。
本発明によるコールドガス吹き付け方法では、被覆材料粒子として粒子全体の80重量%以上が粒度5〜150μm、好ましくは10〜75μm、特に好ましくは15〜50μmの粒子からなる混合粒子を使用することが有利である。
本発明のコールドガス・スプレーガン又はそれを装備したコールドガス吹き付け装置或いはそれらを使用したコールドガス吹き付け方法によれば、随伴粒子を高温のプロセスガス流中で効果的に予熱することができるため、比較的粒度の大きな粒子(例えば15μm以上)の衝突温度を著しく上昇させることができる。このような粒度の大きな粒子は膨張しつつある噴射ガス中でさほど急速に温度を失うことはなく、定性的に高価値で厳密に規格化された粒子から成る被覆材料の使用は、粒度の大きな分画(−38+11μm;−45+15μm;−75+25μm;−105+45μm)の方が問題がなく、コスト的にも有利である。また吹き付けの際の取り扱い及び輸送面でも、従来普通であった22μmと−25+5μmの粉末分画を用いる場合よりも明らかに容易となる。
本発明に係る有利な実施形態を添付図面と共に詳述すれば以下の通りである。
図1は、本発明の第1の実施形態によるコールドガス・スプレーガンの構成を模式的に示す縦断面図である。圧力容器1と混合チャンバー6は、それらの内壁面が一体的な断熱層2で内張りされている。圧力容器1の内部には加熱ヒーター3が配置され、この場合の加熱ヒーターは多数のフィラメント形態の電熱線から成るフィラメントヒーターである。加熱されるべきガス流は、圧力容器1に入口ガス導入管4を通じて供給される。本実施形態では、圧力容器は回転対称形の両側で窄んだ筒状容器である。圧力容器のガス出口5はヒーター3で加熱されたガス流を混合チャンバー6へ導入する窄まった孔である。混合チャンバーにはラバルノズル8の収斂通路7が接続されている。ラバルノズル8は、この入口側の収斂通路に続くノズルスロート部9及び拡散通路10から成る。粒子供給管11が側方から外殻を貫通して或る角度で混合チャンバー6に引き込まれており、外部から被覆材料粒子を供給することができるようになっている。この場合、粒子供給管11の出口は混合チャンバー内の軸心上で下流側に向けて開口している。
ガス流は、矢印で示すように圧力容器1及びこれと同心状に一直線上に整列配置されている混合チャンバー6とラバルノズル8を貫流するが、この際に加熱ヒーター3の横断面全体に均一に分配される。内壁面に内張りされている断熱層2により、圧力容器1及び混合チャンバー6の外殻には僅かな熱エネルギーしか到達しない。また圧力容器1及び混合チャンバー6は周囲環境に熱を放出するので、圧力容器1並びに混合チャンバー6の外面温度は内部の高温ガス流の温度よりも著しく低い温度となる。従って圧力容器1及び混合チャンバー6の外殻は肉厚を比較的薄くすることができ、製作が容易である。混合チャンバー6内において、被覆対象表面へ吹き付けられるべき粒子が粒子供給管11を通じて高温のガス流に添加され、高速で流れるガス流に混合される。この添加と混合のメカニズムは、被覆材料粒子がキャリヤーガスの流れにのって粒子供給管を通じて輸送されることにより行われる。粒子供給管の出口とラバルノズル8の流路断面が最も狭くなる位置、即ちノズルスロート部9との間の区間で高温のプロセスガスにより粒子が加熱され、ノズルスロート部においては粒子全量の80重量%以上の粒子がこの位置におけるプロセスガスの温度に対して絶対温度で約70%の温度に達する。本実施形態において、この加熱区間の長さは、使用される粒子及びプロセスガスの種類に応じて40〜400mm、好ましくは100〜250mmの範囲内で増減する。この場合、粒子をなるべく早期に注入すれば、大粒径の粒子の使用並びに高いガス温度の適用と共に、形成される被膜の品質向上とコーティング作業の効率向上に特に顕著な効果を奏することができ、その理由は、それによって粒子の衝突温度を顕著に上昇させることができるからである。
ラバルノズル8の拡散通路10内で膨張するガス流は音速を超える速度にまで加速される。この超音速ガス流中で粒子が強力に加速され、200〜1000m/sの速度に達する。この場合、本発明によれば適用可能なガス温度及びガス圧を従来よりも高めておくことができるから、それと共にノズルの拡散通路10の長さを充分長くしておくことによって粒子の加速を著しく効果的に果たすことが可能となる。換言すれば、長さを充分に長くしたノズル拡散通路10を有効に活用するためには、ノズルから噴射されるガス流に高いエンタルピーが必要である。この場合、ノズル拡散通路10の長さは100mm以上、好ましくは100〜300mm、特に好ましくは150〜250mmとすることが有利である。
加熱ヒーターを通過するガス流を流路横断面で均一な分布で貫流させることは、カートリッジ式の加熱ヒーターの横断面寸法がノズルスロート部9の開口断面積の1500倍以下、好ましくは1000倍以下であることによって保証される。そのようなコールドガス・スプレーガンの際立った特徴は、構造がコンパクトで出力密度が高いことである。加熱ヒーターの直径に対する長さ寸法の比率は3〜6倍である。係るコールドガス・スプレーガンの出力密度、即ちヒーターの放射強度を総重量で除した商は1〜8kW/kgの範囲内、特に2〜4kW/kgの範囲内とすることが実施面で好適である。この場合、使用する加熱ヒーター3の加熱容量(単位体積当たりの放射強度)10〜40MW/m3である。これに関連して高圧ガス加熱器の入口ガス導管におけるプロセスガスの許容温度は400〜700℃である。この温度には、ホースを通じてコールドガス・スプレーガンの入口に接続された図示しない別の加熱器による予熱によって到達可能である。この場合、金属製の高温ガス用耐熱ホースを使用すれば700℃の予熱温度が可能となる。
図2は、本発明の第2の実施形態によるコールドガス・スプレーガンの構成を模式的に示す縦断面図である。図1と同一又は相当する部分には同一符号が付されている。圧力容器1と混合チャンバー6は、それらの内壁面が一体的な断熱層2で内張りされている。圧力容器1の内部には加熱ヒーター3が配置されている。混合チャンバー6にはラバルノズル8の収斂通路12が接続されており、更にノズルスロート部9を介して拡散通路10がノズル出口端まで続いている。この実施形態においては、収斂通路12も同様に断熱層13で内張りされている。粒子供給管11は第1の実施形態と同様に側方から外殻を貫通して或る角度で混合チャンバー6に引き込まれ、外部から被覆材料粒子を供給することができるようになっている。
このような構成により、特にラバルノズルの熱負荷と熱損失が低減されている。
図3は、本発明の第3の実施形態によるコールドガス・スプレーガンの構成を模式的に示す縦断面図である。図1及び図2と同一又は相当する部分分には同一符号が付されている。圧力容器1は内壁面が断熱層2で内張りされており、その内部に加熱ヒーター3が配置されている。この実施形態においては、混合チャンバー14がラバルノズル8の収斂通路15を兼ねており、この収斂通路にはラバルノズルのノズルスロート部9を介して拡散通路10がノズル出口端まで続いている。粒子供給管11は第1の実施形態と同様に側方から外殻を貫通して或る角度で混合チャンバー14に引き込まれ、外部から被覆材料粒子を供給することができるようになっている。混合チャンバーで兼用されている収斂通路15も断熱層16で内張りされており、この収斂通路の長さは50〜250mmの範囲内である。本実施形態では、混合チャンバーでラバルノズルの収斂通路を兼用しているので、コールドガス・スプレーガンの特にラバルノズル部分の構造が単純化可能である。
本発明の第1の実施形態によるコールドガス・スプレーガンの構成を模式的に示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態によるコールドガス・スプレーガンの構成を模式的に示す縦断面図である。 本発明の第3の実施形態によるコールドガス・スプレーガンの構成を模式的に示す縦断面図である。
符号の説明
1:圧力容器
2:断熱層
3:加熱ヒーター
4:入口ガス導管
5:ガス出口
6:混合チャンバー
7:収斂通路
8:ラバルノズル
9:ノズルスロート部
10:拡散通路
11:粒子供給管
12:収斂通路
13:断熱層
14:混合チャンバー
15:収斂通路
16:断熱層

Claims (22)

  1. 加熱対象のガス流が貫流する筒状圧力容器(1)及び該圧力容器(1)の内部に配置された加熱ヒーター(3)を有する高圧ガス加熱器と、
    内部を通過する前記ガス流に外部から粒子供給管(11)を介して粒子を供給可能な混合チャンバー(6,14)と、
    下流へ向かって収斂する収斂通路(7,12,15)、次いでノズルスロート部(9)を介して拡散通路(10)へと続くラバルノズル(8)とを備え、
    前記高圧ガス加熱器と、前記混合チャンバー(6,14)と、前記ラバルノズル(8)とが前記ガス流の上流側から順に連設され、
    前記高圧ガス加熱器と混合チャンバー(6,14)の内部における前記ガス流との接触面の少なくとも一部が断熱されていることを特徴とするコールドガス・スプレーガン。
  2. 前記高圧ガス加熱器の圧力容器又は前記混合チャンバー(6,14)又はこれら両者が硬質又は可撓性のセラミック断熱材料で内張りされていることを特徴とする請求項1に記載のコールドガス・スプレーガン。
  3. 前記高圧ガス加熱器の圧力容器又は前記混合チャンバー又はこれら両者の内殻と外殻の間にガス封入断熱間隙が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコールドガス・スプレーガン。
  4. 前記高圧ガス加熱器と混合チャンバー(6,14)とラバルノズル(8)が互いに同心状に一直線上に整列して連設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  5. 前記高圧ガス加熱器から前記混合チャンバーへ流入する間に前記ガス流が下流側へ向かって最大60°の角度で方向転換されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  6. 前記混合チャンバー(14)が前記ラバルノズル(8)の収斂通路(15)の少なくとも一部を兼ねていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  7. 前記ラバルノズルの収斂通路(15)が50〜250mmの長さ範囲に亘って円錐面状又は放物面状又は逆放物面状の内面形状を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  8. 前記収斂通路(12,15)が内面を断熱されているか、或いはその全体が断熱材又はセラミックスで構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  9. 前記圧力容器、前記混合チャンバー、前記収斂通路、及び前記拡散通路の少なくとも一つが全体的又は部分的にチタニウム、アルミニウム、又はそれらの合金で構成された外殻を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  10. 前記混合チャンバー(6,14)内における前記粒子供給管(11)の出口と前記ノズルスロート部(9)との間の区間長が40〜400mm又は100〜250mmの範囲内にあることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  11. 前記混合チャンバーと前記収斂通路の内部におけるガス流のための流路断面積が前記粒子供給管の出口位置から前記ノズルスロート部に至る区間の70%以上に亘って前記ノズルスロート部の流路断面積の5〜50倍又は8〜30倍又は10〜25倍であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  12. 前記ノズルスロート部の開口径が2〜4mmであり、前記拡散通路が前記ノズルスロート部の開口径の30〜90倍に相当する長さを有し、前記ノズルスロート部の開口面積に対する前記拡散通路の出口端の開口面積の比が3〜15の範囲内であり、前記拡散通路が円錐面状又は放物面状又は逆放物面状の内面形状を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  13. 前記粒子供給管が前記高圧ガス加熱器の下流側末端部又は前記混合チャンバーに側方から外殻を貫通して引き込まれた管(11)からなり、該管の出口に一つ又は複数の出口孔が設けられていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  14. 前記ノズルスロート部の開口面積に対する前記加熱ヒーター(3)の放射強度の比が1.5〜7.5kW/mm2又は2〜4kW/mm2の範囲内であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  15. 前記加熱ヒーター(3)の加熱容量が10〜40MW/m3又は20〜30MW/m3の範囲内であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガンを備えたコールドガス吹き付け装置であって、最高230℃に予熱された加熱対象のガス流を供給可能な別のガス加熱器がプラスチックス製又はフッ素樹脂製のホースを介して前記コールドガス・スプレーガンに連結されていることを特徴とするコールドガス吹き付け装置。
  17. 請求項1〜15のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガンを備えたコールドガス吹き付け装置であって、最高700℃に予熱された加熱対象のガス流を供給可能な別のガス加熱器が高温ガス用金属ホースを介して前記コールドガス・スプレーガンに連結されていることを特徴とするコールドガス吹き付け装置。
  18. 前記ノズルスロート部の開口面積に対する前記高圧ガス加熱器と前記別のガス加熱器の合計の放射強度の比が4〜16kW/mm2又は5〜9kW/mm2の範囲内であることを特徴とする請求項16又は17に記載のコールドガス吹き付け装置。
  19. 請求項1〜15のいずれか1項に記載のコールドガス・スプレーガン又は請求項16〜18のいずれか1項に記載のコールドガス吹き付け装置を使用したコールドガス吹き付け方法であって、前記スプレーガンに加熱対象のガス流を15〜100bar又は20〜60bar又は25〜45barの圧力範囲内及び30〜600m3/hの流量範囲内で供給することを特徴とするコールドガス吹き付け方法。
  20. 前記高圧ガス加熱器を出たガス流を前記混合チャンバー(6,14)に600℃以上又は800℃以上又は1000℃以上の温度で供給することを特徴とする請求項19に記載のコールドガス吹き付け方法。
  21. 前記混合チャンバー(6,14)に供給される量の80重量%以上の粒子を前記ノズルスロート部(9)内におけるガス流の温度に対して絶対温度で少なくとも70%の温度に到達させることを特徴とする請求項19又は20に記載の方法。
  22. 前記粒子として粒子全体の80重量%以上が粒度5〜150μm又は10〜75μm又は15〜50μmの粒子からなる混合粒子を使用することを特徴とする請求項19〜21のいずれか1項に記載の方法。
JP2009501887A 2006-03-24 2007-03-06 コールドガス・スプレーガン Expired - Fee Related JP5035929B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102006014124.5 2006-03-24
DE102006014124A DE102006014124A1 (de) 2006-03-24 2006-03-24 Kaltgasspritzpistole
PCT/EP2007/001911 WO2007110134A1 (de) 2006-03-24 2007-03-06 Kaltgasspritzpistole

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009531167A true JP2009531167A (ja) 2009-09-03
JP5035929B2 JP5035929B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=38024413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009501887A Expired - Fee Related JP5035929B2 (ja) 2006-03-24 2007-03-06 コールドガス・スプレーガン

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7637441B2 (ja)
EP (1) EP1999297B1 (ja)
JP (1) JP5035929B2 (ja)
KR (1) KR101298162B1 (ja)
CN (1) CN101410551B (ja)
CA (1) CA2645846C (ja)
DE (1) DE102006014124A1 (ja)
WO (1) WO2007110134A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018186351A1 (ja) 2017-04-04 2018-10-11 プラズマ技研工業株式会社 コールドスプレーガン及びそれを備えたコールドスプレー装置
WO2019009206A1 (ja) 2017-07-05 2019-01-10 プラズマ技研工業株式会社 コールドスプレーガン及びそれを備えたコールドスプレー装置

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005053731A1 (de) * 2005-11-10 2007-05-24 Linde Ag Vorrichtung zur Hochdruckgaserhitzung
DE102006023483A1 (de) * 2006-05-18 2007-11-22 Linde Ag Vorrichtung zum Kaltgasspritzen
DE102007001477B3 (de) * 2007-01-09 2008-01-31 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zum Kaltgasspritzen von Partikeln unterschiedlicher Festigkeit und/oder Duktilität
JP5171125B2 (ja) * 2007-06-25 2013-03-27 プラズマ技研工業株式会社 コールドスプレー用のノズル及びそのコールドスプレー用のノズルを用いたコールドスプレー装置
US8343450B2 (en) 2007-10-09 2013-01-01 Chemnano Materials, Ltd. Functionalized carbon nanotubes, recovery of radionuclides and separation of actinides and lanthanides
DE102007051374A1 (de) * 2007-10-26 2009-04-30 Trw Automotive Gmbh Gaswechselventil für eine Brennkraftmaschine
JP2011507685A (ja) * 2007-12-20 2011-03-10 レイブ・エヌ・ピー・インコーポレーテッド ノズル用の流体噴射組立体
DE102008019682A1 (de) * 2008-04-11 2009-10-15 Siemens Aktiengesellschaft Kaltgasspritzanlage
DE102008026032A1 (de) 2008-05-30 2009-12-03 Linde Aktiengesellschaft Kaltgasspritzanlage und Verfahren zum Kaltgasspritzen
US8192799B2 (en) 2008-12-03 2012-06-05 Asb Industries, Inc. Spray nozzle assembly for gas dynamic cold spray and method of coating a substrate with a high temperature coating
GB0904948D0 (en) * 2009-03-23 2009-05-06 Monitor Coatings Ltd Compact HVOF system
US8500046B2 (en) * 2009-04-23 2013-08-06 Briggs & Stratton Corporation Turbulence control assembly for high pressure cleaning machine
US20100282866A1 (en) * 2009-05-06 2010-11-11 Briggs & Stratton Corporation Chemical injector for spray device
US8052074B2 (en) * 2009-08-27 2011-11-08 General Electric Company Apparatus and process for depositing coatings
US8709548B1 (en) 2009-10-20 2014-04-29 Hanergy Holding Group Ltd. Method of making a CIG target by spray forming
US8709335B1 (en) 2009-10-20 2014-04-29 Hanergy Holding Group Ltd. Method of making a CIG target by cold spraying
US8590814B2 (en) 2010-06-28 2013-11-26 Briggs & Stratton Corporation Nozzle for a pressure washer
EP2657368B8 (en) * 2010-12-22 2018-02-07 Plasma Giken Co., Ltd. Nozzle for cold spray, and cold spray device using nozzle for cold spray
US8906450B1 (en) * 2011-09-28 2014-12-09 Hanergy Holding Group Ltd. Cold spray system nozzle
DE102012000816A1 (de) * 2012-01-17 2013-07-18 Linde Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum thermischen Spritzen
DE102012000817A1 (de) 2012-01-17 2013-07-18 Linde Aktiengesellschaft Gasheizvorrichtung, Gasheizeinrichtung wowie Anordnung zum thermischen Spritzen mit zugehörigem Verfahren
DE102012013815B4 (de) 2012-07-12 2015-10-22 IMPACT-Innovations-GmbH Kaltgasspritzpistole mit Pulverinjektor
US9335296B2 (en) 2012-10-10 2016-05-10 Westinghouse Electric Company Llc Systems and methods for steam generator tube analysis for detection of tube degradation
US20160053380A1 (en) * 2013-05-03 2016-02-25 United Technologies Corporation High temperature and high pressure portable gas heater
SG11201509306XA (en) * 2013-05-13 2015-12-30 United Technologies Corp Cold spray nozzle assembly
WO2015047995A1 (en) * 2013-09-25 2015-04-02 United Technologies Corporation Simplified cold spray nozzle and gun
DE102014010439A1 (de) * 2014-07-16 2016-01-21 IMPACT-Innovations-GmbH Kaltgasspritzvorrichtung
DE102015214123B3 (de) * 2015-07-27 2016-07-14 Lechler Gmbh Filter für Hochdruckdüse, Hochdruckdüse und Verfahren zum Herstellen eines Filters für eine Hochdruckdüse
CN105289913B (zh) * 2015-11-09 2018-01-05 郑州立佳热喷涂机械有限公司 液体燃料轴心送粉环缝塞式超音速喷枪
CA3098314C (en) * 2016-09-07 2022-04-12 Tessonics, Inc. Hopper with microreactor and cartridge for low pressure cold spraying
CN106111382B (zh) * 2016-09-11 2018-09-18 北京林业大学 一种热塑性塑料粉末喷熔装置的操作方法
DE102016123816A1 (de) * 2016-12-08 2018-06-14 Air Liquide Deutschland Gmbh Anordnung und Vorrichtung zum Behandeln einer Oberfläche
CN107183768A (zh) * 2017-07-22 2017-09-22 黑龙江大三源乳品机械有限公司 一种多功能微量元素喷涂机组
US11534780B2 (en) * 2017-11-14 2022-12-27 General Electric Company Spray nozzle device for delivering a restorative coating through a hole in a case of a turbine engine
US11161128B2 (en) 2017-11-14 2021-11-02 General Electric Company Spray nozzle device for delivering a restorative coating through a hole in a case of a turbine engine
GB2572575B (en) 2018-04-03 2021-01-20 Electrix International Ltd An enclosure for protecting electrical components and cables
US10714671B2 (en) * 2018-05-18 2020-07-14 Richard C Thuss Apparatus, and process for cold spray deposition of thermoelectric semiconductor and other polycrystalline materials and method for making polycrystalline materials for cold spray deposition
US11935662B2 (en) 2019-07-02 2024-03-19 Westinghouse Electric Company Llc Elongate SiC fuel elements
EP3789120A1 (en) * 2019-08-30 2021-03-10 General Electric Company Spray nozzle device for delivering a restorative coating through a hole in a case of a turbine engine
ES2955292T3 (es) 2019-09-19 2023-11-29 Westinghouse Electric Co Llc Aparato para realizar pruebas de adherencia in situ de depósitos de pulverización en frío y procedimiento de empleo
BR112022013018A2 (pt) * 2019-12-31 2022-09-06 Cold Jet Llc Método e aparelho para fluxo de jateamento aprimorado
US11473200B2 (en) 2020-08-13 2022-10-18 Richard C Thuss Fine and micro feature cold spray deposition of semiconductors, magnetic and other brittle functional materials
CN112024151B (zh) * 2020-09-04 2021-10-08 万载鹏威实业有限公司 一种喷涂生产线用喷枪
CN112129089A (zh) * 2020-10-22 2020-12-25 安徽环态生物能源科技开发有限公司 一种分级式生物质滚筒烘干机
CN112643033A (zh) * 2020-11-23 2021-04-13 合肥通用机械研究院有限公司 一种加氢反应器堆焊裂纹的增材制造修复方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59173158A (ja) * 1983-03-24 1984-10-01 Toshiba Corp 噴射用ノズル
JP2004298863A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 United Technol Corp <Utc> コールドスプレー技術用ノズルおよびコールドスプレーシステム
JP2005095886A (ja) * 2003-09-02 2005-04-14 Nippon Steel Corp コールドスプレー用ノズル並びにコールドスプレー被膜及び製造方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5459811A (en) * 1994-02-07 1995-10-17 Mse, Inc. Metal spray apparatus with a U-shaped electric inlet gas heater and a one-piece electric heater surrounding a nozzle
JP3918379B2 (ja) * 1999-10-20 2007-05-23 トヨタ自動車株式会社 溶射方法、溶射装置及び粉末通路装置
US6502767B2 (en) * 2000-05-03 2003-01-07 Asb Industries Advanced cold spray system
US6722584B2 (en) * 2001-05-02 2004-04-20 Asb Industries, Inc. Cold spray system nozzle
US6623796B1 (en) 2002-04-05 2003-09-23 Delphi Technologies, Inc. Method of producing a coating using a kinetic spray process with large particles and nozzles for the same
DE10222660A1 (de) * 2002-05-22 2003-12-04 Linde Ag Verfahren und Vorrichtung zum Hochgeschwindigkeits-Flammspritzen
US20030219542A1 (en) * 2002-05-25 2003-11-27 Ewasyshyn Frank J. Method of forming dense coatings by powder spraying
CA2433613A1 (en) * 2002-08-13 2004-02-13 Russel J. Ruprecht, Jr. Spray method for mcralx coating
WO2006023450A2 (en) * 2004-08-17 2006-03-02 Vladimir Belashchenko Method and apparatus for thermal spray coating
DE102005004116A1 (de) 2004-09-24 2006-04-06 Linde Ag Verfahren zum Kaltgasspritzen und Kaltgasspritzpistole
DE102005004117A1 (de) 2004-09-24 2006-04-06 Linde Ag Verfahren und Vorrichtung zum Kaltgasspritzen
US20070074656A1 (en) * 2005-10-04 2007-04-05 Zhibo Zhao Non-clogging powder injector for a kinetic spray nozzle system
DE102005053731A1 (de) 2005-11-10 2007-05-24 Linde Ag Vorrichtung zur Hochdruckgaserhitzung
US8132740B2 (en) * 2006-01-10 2012-03-13 Tessonics Corporation Gas dynamic spray gun

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59173158A (ja) * 1983-03-24 1984-10-01 Toshiba Corp 噴射用ノズル
JP2004298863A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 United Technol Corp <Utc> コールドスプレー技術用ノズルおよびコールドスプレーシステム
JP2005095886A (ja) * 2003-09-02 2005-04-14 Nippon Steel Corp コールドスプレー用ノズル並びにコールドスプレー被膜及び製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018186351A1 (ja) 2017-04-04 2018-10-11 プラズマ技研工業株式会社 コールドスプレーガン及びそれを備えたコールドスプレー装置
KR20190118621A (ko) 2017-04-04 2019-10-18 플라즈마 기켄 고교 가부시키가이샤 콜드 스프레이 건 및 이를 구비한 콜드 스프레이 장치
US11478806B2 (en) 2017-04-04 2022-10-25 Plasma Giken Co., Ltd. Cold spray gun and cold spray apparatus equipped with the same
WO2019009206A1 (ja) 2017-07-05 2019-01-10 プラズマ技研工業株式会社 コールドスプレーガン及びそれを備えたコールドスプレー装置
KR20200007949A (ko) 2017-07-05 2020-01-22 플라즈마 기켄 고교 가부시키가이샤 콜드 스프레이 건 및 이를 구비한 콜드 스프레이 장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP1999297A1 (de) 2008-12-10
WO2007110134A1 (de) 2007-10-04
CN101410551B (zh) 2011-10-19
JP5035929B2 (ja) 2012-09-26
CA2645846A1 (en) 2007-10-04
US20070221746A1 (en) 2007-09-27
KR20090006119A (ko) 2009-01-14
DE102006014124A1 (de) 2007-09-27
US7637441B2 (en) 2009-12-29
CN101410551A (zh) 2009-04-15
EP1999297B1 (de) 2019-03-06
CA2645846C (en) 2016-09-13
KR101298162B1 (ko) 2013-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5035929B2 (ja) コールドガス・スプレーガン
US6972138B2 (en) Process and device for high-speed flame spraying
CA2688108C (en) Cold gas dynamic spray apparatus, system and method
US6811812B2 (en) Low pressure powder injection method and system for a kinetic spray process
JP5039049B2 (ja) 高圧ガス加熱装置
KR102310304B1 (ko) 콜드 스프레이 건 및 이를 구비한 콜드 스프레이 장치
JPH06504227A (ja) 融点以下である搬送過程粉末粒温度を利用した熱スプレー法
JP2011240314A (ja) コールドスプレー装置
US20090256010A1 (en) Cold gas-dynamic spray nozzle
CN109843451A (zh) 用于喷涂内表面的高速喷涂喷枪
JP5444236B2 (ja) 2ステージ運動エネルギースプレー装置
EP2471605A1 (en) Nozzle for use with a spray coating gun
US11478806B2 (en) Cold spray gun and cold spray apparatus equipped with the same
KR101361729B1 (ko) 물질의 적층을 위한 방법과 장치
US11371785B2 (en) Cooling system and fabrication method thereof
RU2177509C2 (ru) Способ охлаждения многосопловой головки фурмы и головка фурмы для его осуществления
US20170335441A1 (en) Nozzle for thermal spray gun and method of thermal spraying

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100208

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120319

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120530

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120628

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees