JP2009531108A - 効率的な二重エネルギーx線減衰測定 - Google Patents

効率的な二重エネルギーx線減衰測定 Download PDF

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Abstract

被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定する方法及びCTシステムが記載される。CTシステムは、回転可能支持体、2つの異なるX線焦点を有するX線源、及び異なるスペクトル感度を示す複数の検出素子を有するX線検出装置、を有する。方法は、(a)第1の焦点から生じるX線を放射するようX線源を調整する段階、(b)第1の検出素子及び第2の検出素子で別個に第1の減衰データを取得する段階、(c)X線焦点を第2の焦点へ離散的に移動させる段階、(d)2種類の検出素子で別個に第2の減衰データを取得する段階、を有する。第1の焦点から生じる第1のビーム経路が被写体内の特定のボクセルを貫通し第1の検出素子に衝突するよう、及び第2のX線焦点から生じる第2のビーム経路が当該特定のボクセルを貫通し第2の検出素子に衝突するよう、2つの焦点は互いに空間的に離れている。

Description

本発明は二重エネルギーX線撮像の分野に関する。二重エネルギーX線撮像により、1つの同一の被写体の2つの異なる画像が得られる。このために、画像毎に異なるX線光子エネルギーを有するX線、又は光子エネルギーの異なる分布が用いられる。特に、本発明は、コンピューター断層撮像システムを用いた検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定する簡単且つ効率的な方法に関する。
本発明は、検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定するコンピューター断層撮像システムに更に関する。
更に、本発明は、コンピューター断層撮像システムを用い二重エネルギーX線減衰データを測定するデータ処理装置に関する。
更に、本発明は、コンピューター断層撮像システムを用いた検査中に被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定するために上述の方法を実行する命令を有するコンピューター可読媒体及びプログラム要素に関する。
二重エネルギー・コンピューター断層撮像(CT)は、良く知られた技術であり、被写体のX線吸収の依存度のスペクトル依存性が、2つの異なるスペクトル重み付け関数を用い測定される。望ましくは、2つのスペクトル重み付け関数は全く重なり合わないか、又は少し重なり合う。標準的に、検査中の被写体の異なるスペクトル減衰の挙動は、光効果やコンプトン散乱のような異なる物理的効果により引き起こされる。異なる物質は減衰のスペクトル依存性が異なる。従って、二重エネルギーCTは、物質の特性の改善を可能にする。
二重エネルギーCTは、従来、X線管の電子加速電圧を切り替えるか、検出器を用いるかの何れかにより実施されている。これは2つの異なる光子エネルギーの間を区別する能力である。しかしながら、管の電圧の切り替えは、最新のCTシステムの状況で標準的に300μsのような特に短いデータ取得時間の間に達成することが困難である。一方、エネルギー分解能を有する検出器は比較的コスト高である。しかしながら、エネルギー分解能は、検出されたX線光子のエネルギー識別能を定めるために必要である。
特許文献1は、検出素子の配列と細長いアノード若しくは二重焦点を備えたX線管を有するX線スキャナーを開示している。X線スキャナーは異なるモードで動作し得る。つまり(a)全ての検出器信号を別個に用いることによる不対モード、(b)2つの隣接する検出素子の信号を結合することによる対モード、及び(c)選択的に異なるスペクトル・フィルターを用いることにより検出素子を交番させる二重エネルギー・モード、である。
欧州特許第0231037 A1号明細書
従って、検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを効率的に測定する方法及びシステムが必要である。
この必要性は、従属請求項による発明により満たされる。本発明の有利な実施例は、独立請求項により記載される。
本発明の第1の態様によると、コンピューター断層撮像システムを用いた検査中に被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定する方法が提供される。
従って、回転軸の周りに回転可能な回転可能支持体、第1のX線焦点と第2のX線焦点とを有する、回転可能支持体に取り付けられたX線源、及び複数の検出素子を有するX線検出装置、を有するコンピューター断層撮像システムが用いられる。検出素子は、第1のグループの第1の検出素子と第2のグループの第2の検出素子とに分けられる。第1及び第2の検出素子は異なるスペクトル感度を示し、X線検出装置は回転軸に関してX線源と反対側に回転可能支持体に取り付けられる。
記載される方法は、(a)第1の焦点から生じるX線を放射するようX線源を調整する段階、(b)第1の検出素子及び第2の検出素子で別個に第1のX線減衰データを取得する段階、(c)X線焦点を第1のX線焦点から第2のX線焦点へ移動させる段階、(d)第1及び第2の検出素子で別個に第2のX線減衰データを取得する段階、を有する。従って、第1のX線焦点から生じる第1のビーム経路が被写体内の特定のボクセルを貫通し第1の検出素子に衝突するよう、及び第2のX線焦点から生じる第2のビーム経路が当該特定のボクセルを貫通し第2の検出素子に衝突するよう、2つの焦点は互いに空間的に離れている。X線焦点は、第1のX線焦点から第2のX線焦点へ離散的方法で移動される。
本発明のこの態様は、X線源の焦点が物理受光器の放射線サンプリング距離の全長だけジャンプする場合に、二重エネルギー減衰画像データは簡単且つ効率的な方法で取得されるという考えに基づく。従って、X線のエネルギー毎に、比較的低い空間解像度の2つの投影データ・セットが取得される。しかしながら、これらの2つの投影データ・セットを結合し、改善された解像度のX線画像を得ることが可能である。この改善された解像度は、単一のX線焦点及び1種類の検出素子のみで達成可能な解像度に相当する。
勿論、2つの投影データ・セットのこの組合せは、2つのX線光子エネルギーに対し実行されてよい。従って、結局、異なる光子エネルギーで被写体の減衰を表す2つの異なる画像が得られ、各画像は上述の元の解像度を示す。
2つの焦点から生じるX線ビームはそれぞれ、扇形ビーム又は円錐形ビームを有してよい。円錐形ビームの場合、検査中の被写体を貫通する全てのX線光子を利用するために、2次元検出器アレイが用いられる。
本発明のある実施例によると、前記方法は、前記第1の検出素子で取得された前記第1のX線減衰データを、前記第1の検出素子で取得された前記第2のX線減衰データと結合する段階、及び/又は前記第2の検出素子で取得された前記第1のX線減衰データを、前記第2の検出素子で取得された前記第2のX線減衰データと結合する段階、を更に有する。
これは、空間解像度が2倍に有意に改善されるという利点を有する。上述のように、このような改善された解像度は、(a)単一のX線焦点を有するX線源、及び(b)単一種類の検出素子を有する検出器が用いられた場合に与えられる空間解像度に相当する。それぞれ特定のX線光子エネルギーでX線減衰を表す2つの異なるデータ・セットが得られた後、二重エネルギーCT画像再構成のための知られている標準的な方法を適用することによりデータ分析が実行されてよい。
本発明の更なる実施例によると、前記第1のビーム経路が衝突する前記第1の検出素子、及び前記第2のビーム経路が衝突する前記第2の検出素子は、隣接する検出素子である。これは、比較的小さいアーチファクトのみが生成されるという利点を有する。これは、同一の光子エネルギー及び所定の視角(つまり、回転可能支持体の1つの角度位置)で、隣接するボクセルが僅かに異なるビーム経路角度で測定されるからである。
この観点から留意すべき点は、ボクセルの大きさは、特に検出素子の大きさに依存するCTスキャナーの空間解像度により定められることである。
本発明の更なる実施例によると、前記X線源を調整する段階、前記第1のX線減衰データを取得する段階、前記X線焦点を移動する段階、及び前記第2のX線減衰データを取得する段階は、前記回転可能支持体の角度位置により定められる複数の異なる視角で実行される。これは、検体内の全てのボクセルの減衰が2つの異なる光子エネルギーに対し決定されるという利点を有する。2つの異なる光子エネルギーでの減衰が、主に互いに独立である2つの異なる物理的減衰効果に主に基づく場合(例えば、フォト効果、コンプトン効果)、これらのボクセルのX線減衰は、広範囲の光子エネルギーに対し計算される。
扇形ビームの場合、検体は回転軸に垂直な方向のスライスである。しかしながら、検査中の被写体を回転軸に沿ってずらすことにより、又はX線源及び検出装置を検査中の被写体の周りの螺旋経路に沿って移動することにより、有効な検体は検査中の被写体の3次元部分になる。
留意すべき点は、円錐形ビームを用いることにより、2次元検出器が用いられる場合にデータ取得が高速化されることである。
本発明の更なる実施例によると、検査中の被写体内の複数のボクセルのX線減衰データを表す減衰マップが生成される。減衰マップは、別の医療検査方法のデータ評価で考慮される。
このような医療検査方法は、例えば、陽電子放出型断層撮影法(PET)又は単光子放出コンピューター断層撮影(SPECT)であってよい。
従って、上述のように、減衰マップは、光子エネルギーのX線減衰を含んでよく、別の医療検査方法に用いられる。PETの場合、対応する光子エネルギーは511keVである。SPECTの場合、対応する光子エネルギーは標準的に用いられる放射性素子に依存する単一エネルギーである。
別の医療検査方法のデータ評価は、以下の方法で二重エネルギー減衰からもたらされる。標準的に、二重エネルギーCTは、関連するエネルギー範囲が約60keV乃至140keVの範囲の診断で2つのスペクトルの異なるX線減衰を測定する。別の医療検査方法の光子エネルギーは良く知られているので(PETでは511keV)、当該別の医療検査方法の光子エネルギーにおける検査中の被写体の実際の減衰をより正確に推定するために、外挿のための2つのスペクトルの異なるエネルギー減衰を用いることができる。
好適な3次元減衰マップの生成は、当該別の放射能検査方法に関連するX線光子に対する減衰補正が達成され、当該別の放射線検査方法により得られるデータのより一層正確なデータ評価を可能にするという利点をもたらす。
留意すべき点は、医療用途では、所謂、患者投影後のエネルギー・フィルタリングを実行することが屡々許容されないことである。従って、エネルギー識別は、患者と検出素子との間の選択されたビーム経路に配置されるX線吸収素子により実行される。このような患者投影後のエネルギー・フィルタリングは、通常患者の健康に有害な放射線量を増大することが明らかである。しかしながら、記載される方法は、患者投影後のエネルギー・フィルタリングを用い二重エネルギーX線減衰データを測定し、前述のような別の放射線検査方法と組合せることができる。何故なら、PET及び/又はSPECTの場合、結果として生じる放射画像は取得した減衰マップによって有意な利益を得るからである。これは、特に減衰マップがX線測定により比較的低い放射線量で生成された場合に当てはまる。
本発明の更なる実施例によると、手荷物品の二重エネルギーX線減衰データが測定される。これは、例えば手荷物品内の爆発物の識別を可能にする効果的な方法を提供するので有利である。
この点に関し言及すべき点は、手荷物品とは別に及び人間若しくは動物とは別に、上述の方法で他の種類の被写体が測定されてもよいことである。特に、無生物を測定する場合、線量の問題は通常は二次的な問題である。従って、記載される方法は高光子束で実行され、高い精度の減衰データ測定をもたらす。記載される方法の更なる用途は、例えば二重エネルギー減衰測定に基づく3次元材料検査である。
本発明の更なる実施例によると、用いられるX線源は少なくとも1つの第3のX線焦点を更に有し、用いられるX線検出装置は少なくとも1つの第3の検出素子を更に有する。当該第3の検出素子は、第1及び第2の検出素子とそれぞれ異なるスペクトル感度を有する。この実施例と共に記載される方法は、X線焦点を離散的方法で第2のX線焦点から第3のX線焦点へ移動する段階、及び第3のX線減衰データを取得する段階、を更に有する。従って、第1、第2、及び第3の減衰データを取得する段階はそれぞれ、第1、第2、及び第3の検出素子による別個のデータ取得を含む。更に、第2及び第3のX線焦点は、第3のX線焦点から生じる第3のビーム経路がボクセルを貫通し第3の検出素子に衝突するよう、空間的に離れている。
本発明の実施例と共に記載される方法は、検査中の被写体の三重エネルギーX線減衰データが取得されるという利点を有する。これは、検査中の被写体の一層詳細なX線減衰挙動を提供しうる。
この点に関し言及すべき点は、記載される方法が四重若しくは更なる多重エネルギーCT方法にも拡張されてよいことである。
本発明の更なる態様によると、検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定するコンピューター断層撮像システムが提供される。
コンピューター断層撮像システムは、回転軸の周りに回転可能な回転可能支持体、及び第1のX線焦点と第2のX線焦点とを有する、回転可能支持体に取り付けられたX線源、を有する。コンピューター断層撮像システムは、複数の検出素子を有するX線検出装置を更に有する。検出素子は、第1のグループの第1の検出素子と第2のグループの第2の検出素子とに分けられる。第1及び第2の検出素子は異なるスペクトル感度を示し、X線検出装置は回転軸に関してX線源と反対側に回転可能支持体に取り付けられる。
更に、コンピューター断層撮像システムは、X線源とX線検出装置とに結合された制御部を有する。制御部は、(a)第1のX線焦点から生じるX線を放射するようX線源を調整する段階、(b)第1の検出素子及び第2の検出素子で別個に第1のX線減衰データを取得する段階、(c)X線焦点を第1のX線焦点から第2のX線焦点へ移動させる段階、(d)第1及び第2の検出素子で別個に第2のX線減衰データを取得する段階、を有する。従って、第1のX線焦点から生じる第1のビーム経路が被写体内の特定のボクセルを貫通し第1の検出素子に衝突するよう、及び第2のX線焦点から生じる第2のビーム経路が当該特定のボクセルを貫通し第2の検出素子に衝突するよう、2つの焦点は互いに空間的に離れている。X線焦点は、第1のX線焦点から第2のX線焦点へ離散的方法で移動される。
本発明のある実施例によると、前記X線焦点は前記回転軸と垂直な平面に配置される。
これは、取得されたX線減衰データの空間解像度が、例えばX線源の陽極上の2つの異なるX線焦点における電子の合焦制御により単純且つ効果的方法で向上されるという利点を提供する。
本発明の更なる実施例によると、前記第1の検出素子及び/又は前記第2の検出素子はエネルギー識別能を示す。これは、検出素子の空間解像度が検出素子の適切な動作条件により実現されるという利点を提供する。更に、検出素子の空間解像度は、検出素子のスペクトル範囲を現在の測定条件に最適に調整するために変化されてよい。
本発明の更なる実施例によると、前記第1及び第2の検出素子は前記X線検出装置内に交互に配置される。望ましくは、検出素子の行の2つに1つが第1の検出素子又は第2の検出素子である。
しかしながら、三重エネルギー又は多重エネルギーCT方法と関連して上述したように、3つの異なるX線焦点及び3種類の検出素子の場合には、X線検出装置内の検出素子の周期性は、相応に調整されてよい。
本発明の更なる実施例によると、前記第1及び第2の検出素子のスペクトル感度はそれぞれ、前記X線検出装置の前に配置されたX線吸収装置により実現される。このような静的患者投影後のフィルタリングでは、X線が検査中の被写体を通過した後にエネルギー分離が実行される。当該静的患者投影後のフィルタリングは、現在の医療CTスキャナーを例えば手荷物検査用途に廉価に変更するために用いられる。
本発明の更なる実施例によると、前記X線吸収装置は、異なるスペクトルのX線吸収特性を有する部分を交互に有する。望ましくは、X線吸収装置は櫛のような構造である。当該構造は2つに1つの検出素子へ伝搬する放射線のスペクトル分布に影響を与える。
櫛のような構造は、比較的安価な素子であるという利点を有する。従って、二重エネルギー・スキャンは、知られている単一エネルギーCTスキャナーの複雑且つ高価な変更なしに達成されうる。
明らかなことは、三重エネルギーCTを実行する場合、吸収装置が3つに1つの検出素子に衝突する放射線のスペクトル分布に影響を与えるよう調整されることである。多重エネルギーCTでは、吸収装置は更に高い周期性を示さなければならない。
本発明の更なる実施例によると、前記X線吸収装置は、前記X線検出装置の前に離れて取り付けられる。これは、X線吸収装置が二重エネルギーCTと単一エネルギーCTとの間で設定を変更するために迅速に取り外せるという利点を提供する。望ましくは、X線吸収装置は、ヒンジにより又は如何なる任意の迅速な結合装置により、X線吸収装置に取り付けられてよい。
本発明の更なる実施例によると、X線検出装置は、回転軸に垂直な平面内にある中央軸に関してオフセットをもって回転可能支持体に取り付けられる。従って、中央軸はX線源の中心と回転軸により定められる。この所謂オフセット技術は、支持体の互いに180度異なる2つの異なる角度位置で得られるX線減衰データが重複しないという利点を提供する。
交番に一列に配置された2つの異なる検出素子を用いて二重エネルギーCTが実行される場合、オフセットは2つの隣接する検出素子の中心同士の間の距離の半分であることが望ましい。従って、X度+180度の支持体の角度位置で被写体を横切るビーム経路は、X度の支持体の角度位置で被写体を横切るビーム経路同士の間にある。従って、空間解像度が向上する。
本発明の更なる態様によると、コンピューター断層撮像システムを用いた検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定するデータ処理装置が提供される。従って、上述のコンピューター断層撮像システムの実施例の何れか1つによるCTスキャナーが用いられる。本発明のこの態様によるデータ処理装置は、検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを格納するメモリー、及びデータ処理装置を有する。データ処理装置は、上述の方法の実施例の段階を有する動作を実行するために用いられる。
本発明の更なる態様によると、コンピューター断層撮像システムを用いた検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定するコンピューター・プログラムが格納されたコンピューター可読媒体が提供される。従って、上述のコンピューター断層撮像システムの実施例の何れか1つによるCTスキャナーが用いられる。コンピューター・プログラムは、プロセッサーにより実行されたとき、上述の方法の実施例の段階を有する動作を実行するために用いられる。
本発明の更なる態様によると、コンピューター断層撮像システムを用いた検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定するプログラム要素が提供される。従って、上述のコンピューター断層撮像システムの実施例の何れか1つによるCTスキャナーが用いられる。プログラム要素は、プロセッサーにより実行されたとき、上述の方法の実施例の段階を有する動作を実行するために用いられる。
プログラム要素は、例えばC++のような如何なる適切なプログラム言語で書かれてもよく、CD−ROMのようなコンピューター可読媒体に格納されてよい。また、コンピューター・プログラムは、ワールド・ワイド・ウェブのようなネットワークから画像処理装置若しくはプロセッサー、又は如何なる適切なコンピューターにダウンロードされてよく、当該ネットワークから入手可能であってよい。
留意すべき点は、本発明の実施例が異なる対象に関して記載されていることである。特に、いくつかの実施例は装置の請求項に関して記載され、他の実施例は方法の請求項に関して記載されている。しかしながら、当業者は上述及び以下の記載から収穫をうるだろう。当該記載には、特に言及しない場合には1種類の対象に属する特徴の如何なる組合せに加え、異なる対象に関連する特徴同士、特に装置の請求項の特徴と方法の請求項の特徴との間の如何なる組合せも本願明細書に開示されていると考えられる。
本発明の上述の態様、及び更なる態様は、以下に記載される実施例から明らかであり、実施例を参照して説明される。本発明は、実施例を参照して以下により詳細に記載されるが、これらに限定されない。
図中の説明は概略である。留意すべき点は、異なる図を通じて同様の又は同一の要素は同一の参照符号又は参照記号を付されていることである。これらの同一の参照符号は、対応する参照記号と最初の桁及び/又は添え字が異なるだけである。
図1は、回転可能な支持体101を有するCTスキャナー100を示す。支持体101内には、多色性X線源105及びX線検出装置115が組み込まれている。支持体101は、駆動モーター104と駆動機構により回転軸102の周りを回転する。駆動機構は、3つの駆動ローラー103を用いて表される。支持体101の回転は、連続的に又は段階的方法で達成されてよい。
CTスキャナー100は、検査中の被写体110が支持体101の中心に位置付けられるよう配置されるテーブル112を更に有する。テーブル112は、被写体110の異なる部分が検査されうるよう、ガントリ101に対して回転軸102と平行な方向に移動可能である。
X線検出装置115は、相互接続され円弧に沿って並べられた1列の検出素子116を有する。検出素子116は、前置増幅器118及び処理装置125を介し全て別個に読み出される。データ処理装置125は、測定された検出器信号を変換できる。種々の異なる被写体110に対するシステムのX線源105の視角からデータ減衰信号を測定することにより、データ処理装置125は、被写体110の3次元画像を再構成できる。再構成された画像は、モニター126及び/又はプリンター127により出力されてよい。
データ処理装置125は、矢印117により示される回転方向に回転可能な支持体101の動きを制御するために用いられるモーター制御部120と更に結合される。
X線源105は細長いアノード106を備えたX線管である。アノード106は回転軸102と垂直な方向に細長い。カソードにより放出される電子ビームは、図示されないが、2つのX線焦点、つまり第1のX線焦点106a及び第2のX線焦点106bの一方に個別に向けられてよい。電子ビームは第1のX線焦点106aに向けられ、第1の放射線ビーム107はX線源105から放射される。電子ビームが第2のX線焦点106bに向けられると、第2の放射線ビーム108がX線源105から放射される。
2つの焦点106aと106bとの間で電子ビームを空間的に切り替えることと、データ取得との間の同期を得るために、データ処理装置125は、電子制御部(示されない)と更に結合される。
X線検出装置の検出素子116は、第1のグループの第1の検出素子と、第2のグループの第2の検出素子とに分けられる。第1の検出素子及び第2の検出素子は、異なるスペクトル感度を示す。本願明細書に記載される実施例によると、異なるスペクトル感度は、X線吸収装置(図1に示されない)を用い達成される。このX線吸収装置は、検出素子の入力窓の前に取り付けられ、毎秒、検出素子がX線吸収装置で覆われるよう周期的構造の櫛を有する。X線吸収装置の材料は、X線吸収装置から送信されるX線のスペクトル分布を変更するよう選択される。
図2は、それぞれ2つの異なるX線焦点から生じる2つの異なるX線ビームを用いた二重エネルギー測定を示す図である。細長いアノード206を有するX線源205は、X線検出装置215と一緒に回転軸202の周りを回転する。図2はある角度位置からのCTシステムを示す。これにより、X線源205、回転軸202、及びX線検出装置215の中心は、垂直中心軸209上に配置される。
アノード206は2つのX線焦点、つまり第1のX線焦点206a及び第2のX線焦点206bを有する。第1のX線焦点206aからは第1のX線ビームが生じる。これは2つの第2のビーム経路207a及び207bによりそれぞれ示される。第2のX線焦点206bからは第2のX線ビームが生じる。これは2つの第2のビーム経路208a及び208bによりそれぞれ示される。
X線検出装置215は、標準的に円弧に沿って交番に並べられた第1の検出素子216a及び第2の検出素子216bを有する。しかしながら、平面検出素子が用いられてもよい。第1の検出素子216a及び第2の検出素子216bは、アノード206から放射されるX線光子を検出するために異なるスペクトル感度を示す。
図2から分かるように、第1の焦点206aから生じる第1のビーム経路207aは、ボクセル230を貫通し、第1の検出素子216aに衝突する。X線焦点を第2の焦点206bへ切り替えることにより、第2の検出素子216bに衝突する第2のビーム経路208aがボクセル230を貫通する。従って、他のボクセルにより引き起こされるX線減衰は別として、ボクセル230により引き起こされるX線減衰の寄与は、2つの異なるスペクトル分布に対し検出されうる。これらの分布は、それぞれ第1の検出素子216a及び第2の検出素子216bのスペクトル感度により決定される。それぞれ第1のビーム経路207b及び第2のビーム経路208bが貫通するボクセル231により引き起こされる減衰にも同様のことが言える。
X線源205をX線検出装置215と一緒に回転軸202の周りで回転することにより、被写体210により引き起こされるX線減衰を複数の視角で測定することが可能である。従って、視角毎に、それぞれ2つの異なる光子エネルギーに対するX線減衰を表す2つの異なるデータ・セットが取得される。この点において、視角の用語は、検査中の被写体210に対する、X線源205の特定の角度位置により定められる。これは、各視角がアクティブなX線焦点に依存して2つの異なる投影角を有することを意味する。
最初に、所定のスペクトル分布に対するX線減衰を表す各データ・セットは、低い空間解像度を有する。何故なら、1つおきの検出素子のみが所定のスペクトル分布に割り当てられるからである。しかしながら、完全な空間解像度は、取得された減衰データを適切な方法で結合することにより達成される。完全な空間解像度を達成するため、検出素子216aの中心と隣接する検出素子216bの中心との間の距離は、第1の焦点206aと第2の焦点206bとの間の間隔により定められるサンプリング距離の全長に一致する。これは、図2から、示された視角において、ボクセル230が第1のビーム経路207aを用い第1のスペクトル分布でキャプチャされ、第2のビーム経路208aを用い第2のスペクトル分布でキャプチャされるという事実から分かる。必要な変更を加えると、被写体210内のボクセル231及び全ての他のボクセル(示されない)にも同様のことが言える。
図3は、所謂放射線オフセット技術を用いた非冗長データ取得を示す図である。簡単のため、放射線オフセット技術は、1つの焦点のみを有するX線源で示される。しかしながら、オフセット技術の原理は、上述の二重エネルギー測定に適用されてもよい。
図3から分かるように、X線検出装置315は、中央軸309に関し、2つの隣接する検出素子316の中心間の距離の4分の1だけずれている。これは、X線焦点306及びX線検出装置315の回転軸302に関する角度位置が180度だけ変化した場合に、X線焦点306と検出素子316との間のビーム経路の空間的進路が交互配置されるという効果を有する。これは、角度位置X度で取得された減衰データが、角度位置X度+180度で測定された対応する減衰データと比べて冗長でないという効果を有する。
留意すべき点は、上述の二重エネルギー測定の場合、検出素子の周期性は2倍異なる。何故なら、1つおきの検出素子のみが同一のスペクトル感度を有するからである。従って、オフセット技術を上述の二重エネルギー測定に適用するために、2つの隣接する検出素子316の中心間の距離の半分のオフセットが、1つの焦点のみが用いられる場合には180度だけ異なる角度位置でX線経路の対称的な交互配置を実現するために最適である。
放射線オフセット技術が2つの異なるX線焦点から生じる2つの異なるX線ビームと組み合わされて用いられる場合、2つの隣接する検出素子316の中心間の距離の4分の1のオフセットが最適である。
図4は、本発明による方法の実施例を実行する、本発明によるデータ処理装置425の実施例である。データ処理装置425は、中央演算処理装置(CPU)又は画像処理装置461を有する。画像処理装置461は、取得した投影データを一時的に格納するためのメモリー462と接続されている。バス・システム465を介し、画像処理装置461は複数の入力/出力回路、又はCTスキャナーのような診断装置と接続される。更に、画像処理装置461は、例えばコンピューター・モニターであり情報又は画像処理装置461により再構成された1以上の画像を表示する表示装置463と接続される。オペレーター又はユーザーは、図4に示されないキーボード564及び/又は如何なる他の出力装置を介し画像処理装置461と相互作用する。
留意すべき点は、用語「有する」は、他の要素又は段階を排除しないこと、及び単数表記は複数を排除しないことである。また、異なる実施例に関連して記載された要素は結合されてもよい。留意すべき点は、請求項中の参照符号は請求項の範囲を限定するとみなされるべきではないことである。
二重エネルギーCTシステムの簡略な概要図を示す。 それぞれ2つの異なるX線焦点から生じる2つの異なるX線ビームを用いた二重エネルギー測定を示す図である。 所謂オフセット技術を用いた非冗長データ取得を示す図である。 本発明による実施例を実行するデータ処理装置である。
符号の説明
100 コンピューター断層撮像装置/CTスキャナー
101 回転可能支持体/ガントリ
102 回転軸
103 駆動ローラー
104 駆動モーター
105 多色X線源
106 細長いアノード
106a 第1のX線焦点
106b 第2のX線焦点
107 第1の放射線ビーム
108 第2の放射線ビーム
110 検査中の被写体
112 テーブル
115 X線検出装置
116 検出素子
117 回転方向
118 前置増幅器
120 モーター制御部
125 データ処理装置(再構成部を含む)
126 モニター
127 プリンター
202 回転軸
205 多色X線源
206 細長いアノード
206a 第1のX線焦点
206b 第2のX線焦点
207a 第1の検出素子に衝突する第1のビーム経路
207b 第2の検出素子に衝突する第1のビーム経路
208a 第2の検出素子に衝突する第2のビーム経路
208b 第1の検出素子に衝突する第2のビーム経路
209 中央軸
215 X線検出装置
216a 第1の検出素子
216b 第2の検出素子
230 ボクセル
231 ボクセル
302 回転軸
306 X線焦点
309 中央軸
315 X線検出装置
316 検出素子
425 データ処理装置
461 中央演算処理装置/画像処理装置
462 メモリー
463 表示装置
464 キーボード
465 バス・システム

Claims (18)

  1. コンピューター断層撮像システムを用い検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定する方法であって、前記コンピューター断層撮像システムは、
    −回転軸の周りを回転可能な回転可能支持体、
    −第1のX線焦点と第2のX線焦点とを有し、前記回転可能支持体に取り付けられたX線源、及び
    −複数の検出素子を有するX線検出装置、を有し、
    前記検出素子は第1のグループの第1の検出素子と第2のグループの第2の検出素子とに分けられ、前記第1及び第2の検出素子は異なるスペクトル感度を示し、
    前記X線検出装置は、前記回転軸に関し前記X線源と反対側に前記回転可能支持体に取り付けられ、
    前記方法は:
    前記第1のX線焦点から生じるX線を放射するよう前記X線源を調整する段階、
    前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子で別個に第1のX線減衰データを取得する段階、
    前記第1のX線焦点から前記第2のX線焦点へX線焦点を移動する段階、及び
    前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子で別個に第2のX線減衰データを取得する段階、を有し、
    前記第1のX線焦点から生じる第1のビーム経路が前記被写体内の特定のボクセルを貫通し第1の検出素子に衝突し、前記第2のX線焦点から生じる第2のビーム経路が前記ボクセルを貫通し第2の検出素子に衝突するよう、前記2つのX線焦点は互いに空間的に離れており、及び
    前記X線焦点は前記第1のX線焦点から前記第2のX線焦点へ離散的方法で移動される、方法。
  2. 前記第1の検出素子で取得された前記第1のX線減衰データを、前記第1の検出素子で取得された前記第2のX線減衰データと結合する段階、及び/又は
    前記第2の検出素子で取得された前記第1のX線減衰データを、前記第2の検出素子で取得された前記第2のX線減衰データと結合する段階、を更に有する請求項1記載の方法。
  3. 前記第1のビーム経路により衝突される前記第1の検出素子、及び前記第2のビーム経路により衝突される前記第2の検出素子は、隣接する検出素子である、請求項1記載の方法。
  4. 前記X線源を調整する段階、前記第1のX線減衰データを取得する段階、前記X線焦点を移動する段階、及び前記第2のX線減衰データを取得する段階は、前記回転可能支持体の角度位置により定められる複数の異なる視角で実行される、請求項1記載の方法。
  5. 検査中の前記被写体内の複数のボクセルの前記X線減衰データを表す減衰マップが生成され、
    前記減衰マップは更なる放射線検査方法のデータ評価のために用いられる、請求項4記載の方法。
  6. 手荷物品の二重エネルギーX線減衰データが測定される、請求項1記載の方法。
  7. −前記X線源は少なくとも1つの第3のX線焦点を更に有し、及び
    −前記X線検出装置は、前記第1及び前記第2の検出素子とそれぞれ異なるスペクトル感度を有する少なくとも1つの第3の検出素子を更に有し、
    前記方法は、
    前記X線焦点を前記第2のX線焦点から前記第3のX線焦点へ離散的方法で移動させる段階、及び
    第3のX線減衰データを取得する段階、を更に有し、
    前記第1、第2、及び第3の減衰データを取得する段階はそれぞれ、前記第1、第2、及び第3の検出素子による別個のデータ取得を含み、
    前記第2及び第3のX線焦点は、前記第3のX線焦点から生じる第3のビーム経路が前記ボクセルを貫通し第3の検出素子に衝突するよう、互いに空間的に離れている、請求項1記載の方法。
  8. 検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定するコンピューター断層撮像システムであって、
    回転軸の周りに回転可能な回転可能支持体、
    第1のX線焦点及び第2のX線焦点を有し、前記回転可能支持体に取り付けられたX線源、及び
    複数の検出素子を有するX線検出素子、及び
    制御部、を有し、
    前記検出素子は、第1のグループの第1の検出素子及び第2のグループの第2の検出素子に分けられ、前記第1及び第2の検出素子は異なるスペクトル感度を示し、
    前記X線検出装置は、前記回転軸に関し前記X線源と反対側に前記回転可能支持体に取り付けられ、
    前記制御部は、前記X線源及び前記X線検出装置と結合され、
    前記制御部は、
    −前記第1のX線焦点から生じるX線を放射するよう前記X線源を調整する段階、
    −前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子で別個に第1のX線減衰データを取得する段階、
    −前記第1のX線焦点から前記第2のX線焦点へX線焦点を移動させる段階、及び
    −前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子で別個に第2のX線減衰データを取得する段階、を実行し、
    2つの前記X線焦点は、前記第1のX線焦点から生じる第1のビーム経路が前記被写体内の特定のボクセルを貫通し第1の検出素子に衝突するよう、及び前記第2のX線焦点から生じる第2のビーム経路が前記被写体内の前記特定のボクセルを貫通し第2の検出素子に衝突するよう、互いに空間的に離れており、
    前記X線焦点は、前記第1のX線焦点から前記第2のX線焦点へ離散的方法で移動される、コンピューター断層撮像システム。
  9. 前記X線焦点は前記回転軸と垂直な平面に配置される、請求項8記載のコンピューター断層撮像システム。
  10. 前記第1の検出素子及び/又は前記第2の検出素子はエネルギー識別能を示す、請求項8記載のコンピューター断層撮像システム。
  11. 前記第1及び第2の検出素子は前記X線検出装置内に交互に配置される、請求項8記載のコンピューター断層撮像システム。
  12. 前記第1及び第2の検出素子のスペクトル感度はそれぞれ、前記X線検出装置の前に配置されたX線吸収装置により実現される、請求項8記載のコンピューター断層撮像システム。
  13. 前記X線吸収装置は、異なるスペクトルのX線吸収特性を有する部分を交互に有する、請求項12記載のコンピューター断層撮像システム。
  14. 前記X線吸収装置は、前記X線検出装置の前に取り外し可能に取り付けられる、請求項13記載のコンピューター断層撮像システム。
  15. 前記X線検出装置は、前記回転軸に垂直な面にある中央軸に関してオフセットをもって前記回転可能支持体に取り付けられ、前記中央軸は前記X線源の中心と前記回転軸とにより定められる、請求項8記載のコンピューター断層撮像システム。
  16. データ処理装置であって、
    コンピューター断層撮像システムを用い検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定し、前記コンピューター断層撮像システムは、
    −回転軸の周りを回転可能な回転可能支持体、
    −第1のX線焦点と第2のX線焦点とを有し、前記回転可能支持体に取り付けられたX線源、及び
    −複数の検出素子を有するX線検出装置、を有し、
    前記検出素子は第1のグループの第1の検出素子と第2のグループの第2の検出素子とに分けられ、前記第1及び第2の検出素子は異なるスペクトル感度を示し、
    前記X線検出装置は、前記回転軸に関し前記X線源と反対側に前記回転可能支持体に取り付けられ、
    前記データ処理装置は、
    検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを格納するメモリー、及び
    データ・プロセッサーを有し、
    前記データ・プロセッサーは、
    −前記第1のX線焦点から生じるX線を放射するよう前記X線源を調整する段階、
    −前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子で別個に第1のX線減衰データを取得する段階、
    −前記第1のX線焦点から前記第2のX線焦点へX線焦点を移動する段階、及び
    −前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子で別個に第2のX線減衰データを取得する段階、を実行し、
    前記第1のX線焦点から生じる第1のビーム経路が前記被写体内の特定のボクセルを貫通し第1の検出素子に衝突し、前記第2のX線焦点から生じる第2のビーム経路が前記ボクセルを貫通し第2の検出素子に衝突するよう、前記2つのX線焦点は互いに空間的に離れており、及び
    前記X線焦点は前記第1のX線焦点から前記第2のX線焦点へ離散的方法で移動される、データ処理装置。
  17. コンピューター断層撮像システムを用い検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定するためのコンピューター・プログラムが格納されたコンピューター可読媒体であって、
    前記コンピューター断層撮像システムは、
    −回転軸の周りを回転可能な回転可能支持体、
    −第1のX線焦点と第2のX線焦点とを有し、前記回転可能支持体に取り付けられたX線源、及び
    −複数の検出素子を有するX線検出装置、を有し、
    前記検出素子は第1のグループの第1の検出素子と第2のグループの第2の検出素子とに分けられ、前記第1及び第2の検出素子は異なるスペクトル感度を示し、
    前記X線検出装置は、前記回転軸に関し前記X線源と反対側に前記回転可能支持体に取り付けられ、
    前記コンピューター・プログラムは、プロセッサーにより実行されると、
    −前記第1のX線焦点から生じるX線を放射するよう前記X線源を調整する段階、
    −前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子で別個に第1のX線減衰データを取得する段階、
    −前記第1のX線焦点から前記第2のX線焦点へX線焦点を移動する段階、及び
    −前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子で別個に第2のX線減衰データを取得する段階、を実行し、
    前記第1のX線焦点から生じる第1のビーム経路が前記被写体内の特定のボクセルを貫通し第1の検出素子に衝突し、前記第2のX線焦点から生じる第2のビーム経路が前記特定のボクセルを貫通し第2の検出素子に衝突するよう、前記2つのX線焦点は互いに空間的に離れており、及び
    前記X線焦点は前記第1のX線焦点から前記第2のX線焦点へ離散的方法で移動される、コンピューター可読媒体。
  18. コンピューター断層撮像システムを用い検査中の被写体の二重エネルギーX線減衰データを測定するためのプログラムであって、
    前記コンピューター断層撮像システムは、
    −回転軸の周りを回転可能な回転可能支持体、
    −第1のX線焦点と第2のX線焦点とを有し、前記回転可能支持体に取り付けられたX線源、及び
    −複数の検出素子を有するX線検出装置、を有し、
    前記検出素子は第1のグループの第1の検出素子と第2のグループの第2の検出素子とに分けられ、前記第1及び第2の検出素子は異なるスペクトル感度を示し、
    前記X線検出装置は、前記回転軸に関し前記X線源と反対側に前記回転可能支持体に取り付けられ、
    前記プログラムは、プロセッサーにより実行されると、
    −前記第1のX線焦点から生じるX線を放射するよう前記X線源を調整する段階、
    −前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子で別個に第1のX線減衰データを取得する段階、
    −前記第1のX線焦点から前記第2のX線焦点へX線焦点を移動する段階、及び
    −前記第1の検出素子及び前記第2の検出素子で別個に第2のX線減衰データを取得する段階、を実行し、
    前記第1のX線焦点から生じる第1のビーム経路が前記被写体内の特定のボクセルを貫通し第1の検出素子に衝突し、前記第2のX線焦点から生じる第2のビーム経路が前記特定のボクセルを貫通し第2の検出素子に衝突するよう、前記2つのX線焦点は互いに空間的に離れており、及び
    前記X線焦点は前記第1のX線焦点から前記第2のX線焦点へ離散的方法で移動される、プログラム。
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