JP2009530193A - 真空貯蔵容器 - Google Patents
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Abstract
プラスチック材で作られた薄壁の真空貯蔵容器が貯蔵空間を画定するベースと、貯蔵空間を覆うための、ベースに取り付け可能な着脱自在な蓋とを有する。貯蔵空間を排気するために、貯蔵空間と連通する弁要素も有し、弁要素は真空装置と連結できる。ベースおよび/または蓋は薄壁製造方法により作られた少なくとも一つの壁を有し、その壁厚は2.5mm以下である。これに代えて、ベースおよび/または蓋は流動長対壁厚の比が90:0より大きい少なくとも一つの壁を有することができる。
Description
本発明は、貯蔵空間を画定するベースおよび容器の中を十分にシールするためにベースに取り付け可能な着脱自在な蓋を有する硬い貯蔵容器に関する。
食物を後で消費できるように保存および貯蔵のための種々の容器がある。このような容器には、プラスチック製の貯蔵バッグのような柔軟なものや、ガラス張りの容器のような硬いものがある。硬い貯蔵容器の利点は、容器の形状が保たれ、食物がつぶれてしまうことを防止できることである。他の利点は、硬い容器は容易に洗浄でき、したがって再利用することができることである。また、容器内の食物を加熱、冷却および冷凍することができるように、硬い容器が耐熱性をもち、電子レンジに使用できるものであることが望ましい。
これらの利点が得られるように、硬い容器は、Pyrex(商標)ガラスの製品、ポリカーボネイトといったプラスチックのような固い材料でできた比較的厚い壁部をもつ構造物のように作られている。このような材料は、比較的重いだけでなく、高価である。
食物を貯蔵容器に保存するために、食物を乾燥させたり、腐らせたりする空気との接触を最小限にすることが望ましい。そこで厚い壁部をもつ硬い容器は典型的に十分に気密性をもつように作られている。貯蔵の間、容器内に閉じ込められた空気の量を減少させることもまた望ましい。このような閉じ込められた空気は、その空気を追い出すために、厚い壁部をもつ硬い容器の蓋を内部へと押しつけること、いわば“バーピング”により除去する。真空状態を維持し、真空状態に耐え、上記の利点を得るために、硬い真空容器が、コストの上昇をもたらす密度の高い材料で、かつ壁部を厚くして作られる。
本発明は、貯蔵空間を形成するベースおよび容器の中を十分にシールするためにベースに取り付け可能な着脱自在な蓋を有する硬い貯蔵容器を提供する。蓋をベースに取り付けた後、容器内に閉じ込められた空気を除去するために、容器は、容器の内部と通気する弁要素を含む。弁要素は、容器の内部から空気を除去する真空装置に連結できるようになっており、そのことにより容器の内部は真空にすることができる。真空装置に連結しないときは、弁要素は通常、容器内部をシールし、空気の侵入することを防ぐ。軽量化、低コストにするために、容器のベースおよび蓋は実施的に、適切なプラスチック材で作られた硬さをもつ薄い壁部から形成されている。
薄い壁部の形成は、薄壁用の射出成型といった種々の適切な薄壁製造技術により行える。このような製造技術は、約2.5ミリメートル以下の厚さの薄い壁部をもつ部品を作ることができる。薄壁製造技術により作られた部品の特徴は、流動長対壁厚の比が90対1以上となることである。流動長対壁厚の比とは、材料が型内で移動する距離を、成型された製品の壁厚と比較するものである。
薄壁の真空貯蔵容器の利点は、従来技術の容器と比較して、軽量で安価な点である。他の利点は、薄壁容器が洗うことができ、したがって再利用できる程度に十分に硬いことである。薄壁の真空容器のこれらおよび他の利点、特徴は添付図面および以下の説明から明らかになるであろう。
図面において、同じ構成要素には同一符号が使用される。本発明の第1の実施例が図1及び2に示されている。真空貯蔵容器100の部品として、ベース102およびベースに取り付けられた蓋104が含まれる。内容物を受け入れるために、ベース102は空所または貯蔵空間を画定する形状をもっている。図示の実施例では、ベース102は矩形であって、中央に位置する平らな底部パネル108、四つの真っすぐでほぼ立ち上がったサイドパネル110を含んでなるものである。一実施例であるが、立ち上がりサイドパネルはわずかに外側に傾斜し、複数のベースを入れ子式に重なることを容易にしている。底部パネルとは反対側に、サイドパネル110の上部により囲まれることで開口部112が形成され、貯蔵空間内に接近可能となっている。四つのサイドパネル110のそれぞれの縁は、開口部112のところを除いて、貯蔵空間106を形成するように互いに連結され、このことにより貯蔵容器100が矩形形状に形成される。しかし、他の実施例として、貯蔵容器は、いろいろな数のベースパネルおよびサイドパネルをもってもよく、カップ形状および/またはボウル形状といった適切な形状をとってもよい。たとえば、図15に図示されているように、真空貯蔵容器160は円形の断面をもつベース162に着脱自在の円形蓋164をもつものでもよい。ベース162の円形のサイドパネル168が傾斜しているために、ベース全体は、先端を切り取った円錐のような形状となっている。さらに、容器はさまざまな大きさをとることができる。
図示の実施例では、貯蔵容器106を完全に覆うために、蓋104は、ベース102の矩形形状に対応した周囲縁114をもつほぼ平らな他のパネルとして形成されている。もちろん、蓋は、ベースの形状、取り付けに関連して他の適切な形状をもつことができる。図3および図4に図示されているように、連結するときにベース102と蓋104の間に気密なシールを容易に行えるように、ベースは、相互連結されたパネル110により形成されたリム付近に連続して伸びる、上向きに突出した舌部116を有する。ベースと蓋が連結されたときに舌部116を受け入れるためのU字形状の溝118が、104の内側で周囲縁114にそって連続に形成されている。溝118内に弾性をもつガスケット120が配置されると、気密性が改善される。したがって、ベース102と蓋104とが連結されると、舌部116はガスケット120を押し、確実なシール効果を奏するようにへこませる。他の実施例では、ガスケット120がなく、ベース102と蓋104とは、たとえば特定の許容誤差、カットバック、他の技術を使用して気密を実現できる。さらに、貯蔵容器はまた真空気密にもできる。
図1および図2に示されているように、貯蔵空間に食物を保存するために、ベースが蓋で閉じられたときに、貯蔵空間と連通する弁要素122が蓋104に付設されている。図1、図2および図3に図示の実施例では、弁要素122はアンブレラタイプの弁要素である。アンブレラタイプの弁要素122は、ゴムのような柔軟性のある材料で作ることができ、円形の柔軟なスカート部124と、スカート部のほぼ中心から伸長するネック部126を有する。弁要素が貯蔵空間106と連通するように弁要素122を蓋に付設するために、直線上で互いに接近し、貫通する三つの穴または開口128が形成されている。ネック部126は、柔軟なスカート部124が開口を覆うように、弁部材122を蓋104に保持するために、中心開口128内に挿入される。他の実施例としては、蓋が有する開口が一つ、二つ、四つ、五つ、またはそれ以上の場合がある。たとえば、一つの開口をもつ実施例では、中央の開口は弁要素を保持するために使用できるとともに、弁要素との間の隙間、または弁要素のネック部の溝により空気の流通を可能にする。図3に図示のとおり、種々の実施例において、貯蔵容器100内に貯蔵される内容物により弁要素122が汚染されることを防止するために、容器の内側の弁要素付近にフィルター129が取り付けられてもよい。フィルター129はフィルター材料からなるものである。フィルターは液体や固体を空気から分離することができる。
貯蔵空間の排気のために、図1および図2に示されているように、弁要素122は、真空装置と連結される。たとえば、手持ち式真空措装置130のノズル132が蓋104の近くに配置され、弁要素122を取り囲む。ノズルの132の先端は、真空装置130と貯蔵容器100との間を確実にシールするために、発泡体のような弾性材料から作ることができるガスケット134を有してもよい。真空装置130が稼働すると、柔軟なスカート部124は持ち上がり、開口128が露出する。そのため、貯蔵空間106にあった空気が真空装置130により除去される。真空装置130が貯蔵容器100から外されると、スカート部124は蓋104に接して開口128を覆い、このことにより容器内100に空気が再度侵入することを防止する。さらに、貯蔵空間106内の真空は、開口128介して、柔軟なスカート部を蓋に接するようにし、このことにより開口のシールが維持される。
貯蔵空間106が真空下にあると、図5および図6に示されているように、蓋104は貯蔵空間内に引き寄せられ、蓋の一部が貯蔵空間内に入り込む。真空装置のノズル132がガスケットを有しているため、蓋104がずれても、真空装置と貯蔵容器との間のシールは維持される。真空を開放すると、使用する者は、弁要素122の柔軟なスカート部124をこじあけるようにして持ち上げ、開口を露出することができることから、空気は貯蔵容器106に入り込むことができる。一旦真空が開放されると、蓋104は貯蔵空間へと戻り、容器は図2に示されているように排気されていない状態に戻る。真空を開放するための他の技術を使用して、たとえば弁要素の上部にボタンを設けるように弁を設計することができる。種々の実施例において、貯蔵容器100は可視的なインジケータ136のような真空を示す要素を含むことができる。図1、図2および図3に示されているように、インジケータ136は蓋104の頂点に配置され、薄壁の蓋パネルに形成されたより薄い壁のへこみ部のようなものとすることができる。通常、貯蔵容器106が真空になっていないとき、インジケータ(膨れ部)136は蓋104から上に突きだしている。しかし、図5および図6に示されているように、貯蔵空間が排気されると、周囲の大気圧がインジケータ136に力を作用し、インジケータ136は蓋04の面から貯蔵空間へと凹む。そのため、インジケータ136は、貯蔵容器100が排気されていることを可視的に示す。真空が開放されると、インジケータは通常の突き出した状態に戻る。
蓋104をベース102に止め付けるために、容器100はひとつ以上の連結ラッチ(interlocking latch)140を含む。図1に示されているように、ラッチ140は蓋104の周囲縁114に蝶着され、そこから伸長するラッチプレート142を有する。各タッチプレート142は伸長したスロットを含む。ベース102は対応するラッチ舌部146を有し、このラッチ舌部146は、開口112の近くで、サイドパネル110の上端から外側方向に突き出たものである。蓋104がベース102の取り付けられると、ラッチプレート142は、ラッチ舌部146がスロット144内に受け入れられるように下方に蝶動(回動)することができる。一実施例として、ラッチ舌部146はスロット144より僅かに大きい大きさをもち、そのため舌部はスロット内で擦るようにして受け入れられる。他の実施例では、蓋は、図17に示されているようスナップ嵌めを使用して、またはベースと蓋との間の螺合により、ベースに取り付けられてもよい。他の実施例としては、容器内が真空となるとき、蓋はベース上に配置され、所定の位置に保持される。
ベース102および蓋104は薄壁のプラスチック材から作ることができる。プラスチック材は、たとえば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリスチレン、EVA、熱可塑性ポリエステル、メタロセン、またはこれらの組み合わせのような熱可塑性材料であってもよい。その材料には、充填剤、着色剤、添加剤、強化剤を含んでもよい。図3に、矢印148により示された、底パネル108およびサイドパネル110の実質的な部分の厚さは、約2.5mm以下であってもよい。同様に、矢印150により示された、蓋102の実質的な部分の厚さは約2.5mm以下である。他の実施例としては、矢印148および150で示された部分の厚さは、0.5から2.5mmの第一の範囲、1.0から2.0mmの第二の範囲、1.5から2.0mmの第三の範囲にあってもよい。
薄壁のベースおよび蓋は、たとえば、薄壁射出成、熱成形、ブロー成形、真空成形、遠心成形、圧縮成形などの薄壁製造方法により作ることができる。射出成形により典型的に作られた薄壁部分の他の特徴は、流動長対壁厚の比を大きくすることができることである。薄壁部分が射出成形で作られる場合、加熱または融解したプラスチックがゲートまたは注入部位を通して型に圧力をかけて、充填空間全体に流し入れ、その後冷却され最終製品となる。型の注入部位から端部まで流れる距離が流動長と言われている。流動長に沿った部品の平均的な厚さは、流動長と比較され、それが流動長対壁厚の比である。成型されて非常に薄い壁をもつと、その比は、たとえば90:1以上という大きなものとなる。
図3に示されているように、流動長対壁厚の比の例として、ベース102のための注入部位またはゲートは、底パネル108の中心(符号152により示されている)に対応する。これからよくわかるように、ベース102が作られると、融解したプラスチックは注入部位からサイドパネルの上端リムへと移動する。注入位置152からサイドパネルの上端リムまでの距離は、流動長対壁厚の比で移動する距離にそった平均的な壁厚に匹敵する。薄壁技術で作られたベース102と蓋104に対しては、流動長対壁厚の比は、90:1から300:1の第一の範囲、90:1から200:1の第二の範囲、90:1から130:1の第三の範囲にあってもよい。
薄壁をもつ容器を作る他の特徴は、貯蔵空間に維持される内部真空圧である。たとえば、底パネル108およびサイドパネル110の剛性および強さは、平方インチ当たり約5ポンドの真空圧(絶対圧)(PSIA)で潰れるのには十分なものである。約5PSIAの圧力で、食物は十分に保存される一方で、容器100は図5および図6に示されている形に少なくとも維持されている。しかし、5PSIAより低い圧力では、容器パネルの剛性および強さが負けて、容器は役に立たないものとなる。容器は、空気が容器に入り込んだ入り、使用できないほど容器が変形しては役に立たないものとなる。容器は、5PSIAから13.7PSIAの第一の範囲、6.7PSIAから13.7PSIAの第二の範囲、6.7PSIAから12.0PSIAの第三の範囲では役に立たない。
図7に、弁要素を保護するように設計された、蓋204の特徴をもつ真空貯蔵容器の他の実施例が図示されている。これまでの実施例と同様に、この実施例の蓋204は、貯蔵空間を形成するためにほぼ矩形のベース202に着脱自在に取り付けることができる。貯蔵空間を排気するために、弁要素222は蓋204の中心位置に位置し、貯蔵空間と連通する。弁要素222付近で半径方向に位置し、蓋204から上に突き出した部分がエンボス加工部250で、このエンボス加工部は蓋の平面より高く、さらに弁要素よりも高いものである。図示の実施例では、四つのエンボス加工部250は互いに90度ずつ離れて位置し、他の実施例では、適切な数および配置のものが使用され得る。図示のとおり、エンボス加工部は、実施例では三次元の放物線のような形状をもっている。
図8に図示のように、エンボス加工部250は弁要素の上より高くなっているため、エンボス加工部は、弁要素にダメージを与える他の障害物、貯蔵容器200内の真空を不用意に開放する障害物から弁要素を保護する。エンボス加工部222の利点は、それら加工部が、複数の貯蔵容器200を上に積み上げることで、容器の運搬や貯蔵を容易することができる点である。また、図8に示されているように、エンボス加工部250は、蓋204へと凹ますことができる中空構造をもち、蓋の他の部分と同じ厚さをもつものでもよい。しかし、他の実施例として、エンボス加工部は、中実部からなり、他の形状、大きさをもつものでもよい。エンボス加工部はまた、蓋に付加的な強さを与えることができる。
たとえば、図9に示されているように、真空貯蔵容器300の他の実施例では、広がった放物線のようなエンボス加工部ではなく、薄く狭いフィンガー状部350をもつ。図示の実施例では、フィンガー部350は弁要素322の付近に位置し、互いに90度ずつ離れているが、他の実施例としては、他の適切な数をもち、適切な位置に位置してもよい。弁要素を保護するために、フィンガー部350は蓋の面より高く、弁要素よりも高いものである。
図10および図11において、異なるタイプの弁要素422を配置された蓋404をもつ貯蔵容器の他の実施例が示されている。図示の実施例において弁要素422を保護するために、蓋404は貯蔵空間406内へと部分的に入り込むようになっている、中央に位置した凹部領域424を含む。この図示の実施例では、凹部領域424は真空装置430のノズル432を適宜収納できるように矩形形状となっている。他の実施例としては、凹部領域424は他の適切な形状をもってもよい。弁要素422はこの凹部領域424内に位置し、蓋404の面より下に凹んでいる。したがって、複数の貯蔵容器400は、弁要素と干渉することなく、また損傷を与えることなく順に積み重ねることができる。他の実施例としては、容器は弁要素を保護するために、ここで説明されたエンボス加工部を使用してもよい。
図10および図11に図示の特定の弁要素422はカモノハシ形状の弁要素である。カモノハシ形状の弁要素422は適切な弾性をもち、または柔軟な材料で作ることができるもので、筒状ベース部426を有する。その筒状ベース部426は二つの上方に伸びるリップ部428を有し、リップ部428はシーム線にそって向かい合って互いに接し合っている。筒状ベース部426は凹部領域424内で蓋を貫通する穴405全体にわたって、筒状ベース部を穴に接着させ、またはスナップ嵌めにより取り付けられている。真空装置430がカモノハシ形状の弁要素422と接続すると、リップ部428はシームライン429のところで開き、空気を貯蔵空間406から除去することができる。真空装置が外されると、リップ部428は弾性で戻って互いにシールし合い、周囲の空気が貯蔵空間に吸い込まれることを防止する。カモノハシ形状の弁要素の他の実施例も採用され得る。
図12、図13および図14において、他のタイプの弁要素、特に、ダイヤフラム弁要素522をもつ真空貯蔵容器522の他の実施例が示されている。ダイヤフラム弁要素522は、弁要素が、弁要素の保護のために蓋の面より凹むように、蓋504に設けられた凹部領域524内に位置することができる。閉じた状態では、図12、図14に示されているように、ダイヤフラム弁要素522はほぼ平らで柔軟なダイヤフラム526を含む、ダイヤラム526は円形の周囲縁528および中央に位置する中央開口530を有する。丸まることができるカラーまたはスリーブのような過剰な材料532は、柔軟なダイヤフラム526の面内に含まれ、開口530に関して環状でかつ同中心に広がっている。ダイヤフラム弁要素522と貯蔵空間506との間で連通ができるように、ひとつ以上の穴505が、中心からずれた位置に、蓋504の凹部領域524を貫通するように設けられている。ダイヤフラム弁522は、過剰な材料532が蓋の穴505と整合して覆うように、その周囲縁528で蓋504に取り付けられている。中央開口530を含む柔軟なダイヤフラム526の内側部分は、凹部領域524の穴のないところを覆う。それゆえに、蓋の穴505とダイヤフラム開口530との間での連通は通常できない。
図13に示されているように、真空装置550のノズルがダイヤフラム要素522と連結し、吸引が実行されると、丸まったカラーまたはスリーブは元に戻り、ダイヤフラム526の中央部分は蓋504から上に持ち上がる。それゆえに、貯蔵空間506の空気は、蓋の穴544を通り、ダイヤフラムの穴530を通過して外へ出る。真空装置550のノズルが取り外され、または真空装置がオフとなると、カラーまたはスリーブ532は元通り丸まり、ダイヤフラム526の中央部分は、図12に示されているように、凹部領域524に覆い、貯蔵空間506をシールする。他の実施例のダイヤフラム弁もまた使用することができる。図16において、他の実施例の真空貯蔵容器600が図示され、この実施例では、ベース602および蓋604はヒンジ605により互いに一体的に連結されている。たとえば、ヒンジ605は、柔軟な一体ヒンジ(ベースと蓋との間に伸長している)であってよいもので、ベース602のサイドパネルと蓋604の周囲縁の両方と一体となっている。柔軟な一体ヒンジ605は、貯蔵容器600の側面の一つにそって伸長することができる。貯蔵空間606の中への接近のために、蓋604はベース602から離れるように一体ヒンジ605のまわりを枢動することができる。変形例として、ベース602を蓋604で閉じたときに、両者を止めつけるために、前述のタイプのラッチ機構640が、一体ヒンジ605の反対側のサイドパネルに有する。他の実施例としては、ベースと蓋とは、前述した技術、たとえばスナップ嵌めのような手段で止めつけられる。
図17において、真空貯蔵容器700の他の実施例の詳細が図示されている。この実施例では、前述の機構に代え、ベース702および蓋704はスナップ嵌めで互いに止めつけることができる。特に、蓋704は周囲端の付近で三面に形成されたサイド溝718を含み、その溝に、ベース702の上端から伸長する垂直突出舌部716が受け入れられる。気密にするために、弾性ガスケットが、溝718に含められ得る。スナップ嵌めを容易にするために、突出部722が溝718の外側壁から内側に伸長し、対応する突出部724が垂直な舌部716から外側に伸長する。舌部716が溝718に受け入れられると、突出部722、724は横切るようにして、互いに相互連結またはスナップ嵌めする。突出部722、724はベース702および704の周囲に連続的に、または間欠的に位置してもよい。
ここで挙げた刊行物、特許公報、特許文献のすべては、個別的にまたは特定して組み込まれ、または全体的に組み込まれた内容の参照のために、ここに組み込まれる。
本明細書で特に示すか文脈によって明らかに否定されない限り、単数と複数の両方をカバーするように解釈されるべきである。用語「含む」、「有する」、「もつ」等は、特に断らない限り、オープンエンドの用語(即ち、「含むが限定されない」の意味)として解釈されるべきである。本明細書における値の範囲の列挙は、本明細書で特に示さない限り、範囲内にあるそれぞれの別の値を個々に参照する簡略的な方法として役立つように意図されており、それぞれの別の値は、本明細書で個々に引用されたかのように本明細書に組み込まれる。本明細書で述べたすべての方法は、本明細書に特に示さないかまたは文脈によって明らかに否定しない限り、任意の適切な順序で実行することができる。本明細書に提供される任意およびすべての例、または例示的用語(例えば、「のような」)の使用は、単に本発明をよりよく解明するように意図されており、特に請求しない限り本発明の範囲を限定しない。本明細書内の言語は、本発明の実施に不可欠なものとしていかなる非請求要素も示すように解釈されるべきでない。
本明細書において、本発明を実施するために発明者に知られている最良の形態を含む本発明の好ましい実施形態が説明される。そのような好ましい実施形態の変形例は、以上の説明を読むことにより当業者に明らかになる。発明者は、当業者がそのような変形例を適切に使用することを期待し、また発明者は、本明細書に具体的に示された以外の方法で本発明を実施することを意図する。従って、本発明は、準拠法によって許可されるように添付された特許請求の範囲内で列挙された内容のすべての修正物と均等物を含む。更に、すべての可能な変形例における前述の要素の任意の組み合わせは、本明細書に特に示されず文脈によって明確に否定されない限り、本発明に含まれる。
Claims (26)
- 硬い貯蔵容器であって、
ベース壁厚を有し、開口から中に接近できる貯蔵空間を画定するベースと、
蓋壁厚を有し、開口を覆うために前記ベースの上に配置される蓋と、
前記貯蔵空間と連通する弁要素と、
を含み、
前記ベース壁厚および前記蓋壁厚の一方が、2.5mm以下である、
ところの貯蔵容器。 - 前記壁厚が0.5から2.5mmの範囲にある、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記蓋が前記ベースに蝶着される、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記ベースが矩形である、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記貯蔵容器が気密となる、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記貯蔵容器が真空気密となる、請求項1に記載の貯蔵容器。
- さらに、前記ベースと前記蓋との間にガスケットを含む、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記ガスケットは、前記蓋が前記ベースに係合したとき、圧縮変形する、請求項7に記載の貯蔵容器。
- 前記ベースは開口の輪郭を描くリムから突き出た舌部を含み、前記蓋は、前記ベースと前記蓋が連結されたとき、前記舌部を受け入れる対応した溝を有する、請求項1に記載の貯蔵容器。
- さらに、前記溝に弾性ガスケットを含む、請求項9に記載の貯蔵容器。
- さらに、前記蓋を前記貯蔵容器に止めつけるラッチを含む、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記蓋が前記弁要素の近くに位置する、上に突き出たエンボス加工物を含む、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記蓋が前記貯蔵空間へと凹んだ凹部を含み、前記弁要素が前記蓋の前記凹部に取り付けられる、請求項1に記載の貯蔵容器。
- さらに、前記弁要素のためのフィルターを含む、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記弁要素が、アンブレラ型弁要素であり、該アンブレラ型要素が、円形の柔軟なスカート部および該スカート部の中心から突き出たネック部を有する、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記蓋は第一の開口および第二の開口を有し、前記アンブレラ型弁要素は、前記ネック部が前記第一の開口内に受け入れられ、前記スカート部が前記第二の開口を覆うように、前記蓋に取り付けられる、請求項15に記載の貯蔵容器。
- 前記弁要素がカモノハシ形状の弁要素であり、該カモノハシ形状の弁要素は前記蓋を貫通する開口に取り付けられる、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記弁要素が、周囲縁および中央開口を有する平坦で柔軟なダイヤフラムをもつダイヤフラム弁要素である、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記蓋は少なくとも一つの開口を含み、前記ダイヤフラム弁要素の前記周囲縁は、前記ダイヤフラムが通常は開口を覆うように前記蓋に取り付けられる、請求項1に記載の貯蔵容器。
- ダイヤフラム弁要素が前記ダイヤフラムに形成された丸まることができるスリーブ部を含み、該スリーブ部は、前記ダイヤフラムの前記周囲縁と前記ダイヤフラム弁要素の前記中央開口との間に環状リング部として位置する、請求項18に記載の貯蔵容器。
- 前記ベースおよび前記蓋が熱可塑性材料からなる、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 前記ベースおよび前記蓋が、射出成形、熱成形、ブロー成形、真空成形、遠心成形、圧縮整形またはこれらの組み合わせからなるグループから選択される方法により形成される、請求項1に記載の貯蔵容器。
- 貯蔵容器であって、
少なくとも一つのベース壁を有し、開口から中に接近できる貯蔵空間を画定するベースと、
少なくとも一つの蓋壁を有し、開口を覆うために前記ベースに着脱自在に取り付けられる蓋と、
前記貯蔵空間と連通する弁要素と、
を含み、
前記ベース壁および前記蓋壁の一方の流動長対壁厚の比が、90:1以上である、
ところの貯蔵容器。 - 前記流動長対壁厚の比が、90:1から300:1の範囲にある、請求項19に記載の貯蔵容器。
- 貯蔵容器であって、
開口から中に接近できる貯蔵空間を画定する、少なくとも一つのベース壁を有するベースと、
開口を覆うために前記ベースに着脱自在に取り付けられる、少なくとも一つの蓋壁を有する蓋と、
前記貯蔵空間と連通する弁要素と、
を含み、
前記ベース壁および前記蓋壁の一方が、前記貯蔵容器が5PSIA以下の絶対圧力で貯蔵空間に凹ませられ得る剛性をもつ、
ところの貯蔵容器。 - 前記絶対圧力が5PSIAから13.7PSIAの範囲にある、請求項25に記載の貯蔵容器。
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