JP2009528439A5 - - Google Patents

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本発明は、アルキルアミドから誘導された単位を通してポリマー主鎖に連結(但し、この連結は任意に置換されたエチレン基を含む)された少なくとも1個の複素環式末端基を有する任意に四級化またはプロトン付加された新規縮合ポリマー、ならびにボディケア製品および家庭用製品における縮合ポリマーの用途に関する。
本発明の狙いは、アルキルアミドから誘導された単位にポリマー主鎖を通して連結(但し、この連結は任意に置換されたエチレン基を含む)された少なくとも1個の複素環式末端基を有する任意に四級化またはプロトン付加された容易に入手でき費用効果に優れた縮合ポリマー、ならびにボディケア製品および家庭用製品における縮合ポリマーの用途を提供することであった。
アルキルアミドから誘導された単位を通してポリマー主鎖に連結(但し、この連結は任意に置換されたエチレン基を含む)された少なくとも1個の複素環式末端基を有する任意に四級化またはプロトン付加された縮合ポリマー(以下で縮合ポリマーと呼ばれる)がボディケア製品および家庭用製品の調製のために特に適することが驚くべきことに今見出された。
従って、本発明は、アルキルアミドから誘導された単位にポリマー主鎖を通して連結(但し、この連結は任意に置換されたエチレン基を含む)された少なくとも1個の複素環式末端基を有する任意に四級化またはプロトン付加された縮合ポリマーに関する。
上のすべての実施形態において、縮合ポリマーの任意に1個または数個の窒素原子は、四級化された形態で存在してもよいか、またはプロトン化されていてもよい。これは、例えば、NHet基中のアミノ基のように縮合ポリマー中に存在する窒素原子が、水素によりプロトン化されているか、または直鎖、分岐または環式の(C〜C)アルキル、不飽和(C〜C)アルキル、アリール基、(メタ)アクリル基またはそれらの混合基によって四級化されていることを意味する。更に、縮合ポリマーの1個または数個の窒素原子は、ベタイン基に転化されていてもよい。それぞれ四級化、プロトン化は正電荷縮合ポリマーにつながる。対イオンは、それぞれ四級化剤、限定せずにCl、Br、SO 2−、PO 3−、MeSO 、EtSO などのプロトン化剤から生じてもよい。
好ましくは、窒素原子はメチル基および/またはエチル基によって四級化される。
任意に、四級化またはプロトン化されている形態を取って存在する縮合ポリマーの1個または数個の窒素原子は、例えば、ジェリー・マーチ(Jerry March)、「Advanced organic chemistry」、第4版、ウィリー・インターサイエンス(Wiley−Interscience)に記載された標準手順に準拠して非四級化縮合ポリマーの窒素原子と通例の四級化剤またはプロトン化剤の反応によって調製してもよい。
適する四級化剤は、制限なく、例えば、沃化メチル、塩化メチル、沃化フェニル、塩化アリル、塩化ビニルなどのアルキルハロゲン化物またはアリールハロゲン化物、ジメチルスルフェート、ジエチルスルフェートなどのスルフェート、アリルグリシジルエーテルおよびグリシジルメタクリレートなどのグリシジルエーテルおよびグリシジルエステルである。ベタイン基を得るために適する四級化剤はクロロ酢酸および(メタ)アクリル酸である。四級化手順は溶媒入りでまたは溶媒無しで行うことが可能である。適する溶媒は水または例えばアセトニトリルなどの有機溶媒である。四級化された縮合ポリマーをそれぞれの溶媒中の溶液として用いることが可能であるか、または溶媒を蒸発させて、乾燥縮合ポリマーをもたらすことが可能である。
所望のそれぞれの四級化度またはプロトン化度に応じて、窒素原子に対する四級化剤またはプロトン化剤の量はそれに応じて調節されなければならない。
縮合ポリマーの窒素原子のそれぞれの好ましい四級化度、プロトン化度は、20〜100%の間、より好ましくは50〜100%の間、最も好ましくは80〜100%の間である。
更に、ボディケア製品または家庭用製品は、四級化アンモニウム化合物などの普通のカチオン界面活性剤、例えば、セチルトリメチルアンモニウムクロリドまたはブロミド(INCI:セトリモニウムクロリドまたはブロミド)、ヒドロキシエチルセチルジモニウムホスフェート(INCI:クアテルニウム−44)、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)Mono LS(INCI:ココトリモニウムメトスルフェート)、ポリ(オキシ−1,2−エタンジイル)、(オクタデシルニトリロ(Octadecylnitrilio))トリ−2,1−エタンジイル)トリス−(ヒドロキシ)−ホスフェート(INCI:クアテルニウム−52)を含有してもよい。
特殊効果のために、ポリクアテルニウム(INCI)と呼ばれる前述したカチオンポリマー、特にビニルピロリドン/N−ビニルイミダゾリウム塩のコポリマー(「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)FC、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)HM、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)MS、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)Ultracare)、ジエチルスルフェートにより四級化されたN−ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)PQ−11)、N−カチオンセルロース誘導体のコポリマー(ポリクアテルニウム−4および−10)、アクリルアミドコポリマー(ポリクアテルニウム−7)などの典型的なコンディショニング剤をボディケア製品または家庭用製品内で、特にヘアケア配合物内で縮合ポリマーと組み合わせてもよい。更に、ポリアリールシロキサン、ポリアリールアルキルシロキサン、ポリエーテルシロキサンまたはシリコーン樹脂などのシリコーンに基づくコンディショニング剤と同様に蛋白水解物も用いてもよい。適する他のシリコーン化合物は、ジメチコンドポリオール(CTFA)、およびアモジメチコーン(CTFA)などのアミノ官能化シリコーン誘導体である。
[皮膜形成剤]
通例の皮膜形成剤には、例えば、キトサン、微結晶キトサン、四級化キトサン、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー;アクリル酸、コラーゲン、ヒアルロン酸およびその塩の高い割合を含む第四セルロース誘導体のポリマー、および類似化合物が挙げられる。
カチオンポリマーの例は、制限なく、ポリクアテルニウム(INCI)、例えば、ビニルピロリドン/N−ビニルイミダゾリウム塩のコポリマー(「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)FC、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)HM、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)MS、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)Ultracare)、ジエチルスルフェートにより四級化されたN−ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)PQ11、INCI:ポリクアテルニウム−11)、N−ビニルカプロラクタム/N−ビニル−ピロリドン/N−ビニルイミダゾリウム塩のコポリマー(「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)Hold、INCI:ポリクアテルニウム−46)、セルロースのカチオン誘導体(ポリクアテルニウム−4および10)、アクリルアミドコポリマー(ポリクアテルニウム−7)、キトサン、カチオン澱粉誘導体(INCI:澱粉ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、変性されたトウモロコシ澱粉)、カチオングアー誘導体(INCI:ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド)、カチオンヒマワリ種子誘導体(INCI:ヒマワリ種子アミドプロピルヒドロキシエチルジモニウムクロリド)、アクリル酸、アクリルアミドおよびメタクリルアミドプロピルトリモニウムクロリドのコポリマー(INCI:ポリクアテルニウム−53)、ポリクアテルニウム−32、ポリクアテルニウム−28である。適するカチオン四級化ポリマーは、更に、「メルカット(Merquat)」(登録商標)(ジメチルジアリルアンモニウムクロリドに基づくポリマー)、「ガフカット(Gafquat)」(登録商標)(ポリビニルピロリドンを四級化アンモニウム化合物と反応させることにより生成する四級化ポリマー)、ポリマーJR(カチオン基を有するヒドロキシエチルセルロース)、およびローディア(Rhodia)の「ジャガー(Jaguar)」(登録商標)グレードとして市販されているグアーポリマーなどの植物に基づくカチオンポリマーである。
更に、シャンプー配合物は、四級化アンモニウム化合物、例えば、セチルトリメチルアンモニウムクロリドまたはブロミド(INCI:セトリモニウムクロリドまたはブロミド)、ヒドロキシエチルセチルジモニウムホスフェート(INCI:クアテルニウム−44)、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)Mono LS(INCI:ココトリモニウムメトスルフェート)、ポリ(オキシ−1,2−エタンジイル)、((オクタデシルニトリロ)トリ−2,1−エタンジイル)トリス−(ヒドロキシ)−ホスフェート(1:1)(塩)(INCI:クアテルニウム−52)などの普通のカチオン界面活性剤を含有してもよい。
特殊効果のために、ポリクアテルニウム(INCI)と呼ばれる前述したカチオンポリマー、特にビニルピロリドン/N−ビニルイミダゾリウム塩のコポリマー(「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)FC、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)HM、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)MS、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)Ultracare)、ジエチルスルフェートにより四級化されたN−ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)PQ−11)、N−カチオンセルロース誘導体のコポリマー(ポリクアテルニウム−4および−10)アクリルアミドコポリマー(ポリクアテルニウム−7)などの典型的なコンディショニング剤をシャンプー配合物内で縮合ポリマーと組み合わせてもよい。更に、ポリアリールシロキサン、ポリアリールアルキルシロキサン、ポリエーテルシロキサンまたはシリコーン樹脂などのシリコーンに基づくコンディショニング剤と同様に蛋白水解物も用いてよい。適する他のシリコーン化合物は、ジメチコンドポリオール(CTFA)、およびアモジメチコーン(CTFA)などのアミノ官能化シリコーン誘導体である。
更に、コンディショナー配合物は、四級化アンモニウム化合物、例えば、セチルトリメチルアンモニウムクロリドまたはブロミド(INCI:セトリモニウムクロリドまたはブロミド)、ヒドロキシエチルセチルジモニウムホスフェート(INCI:クアテルニウム−44)、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)Mono LS(INCI:ココトリモニウムメトスルフェート)、ポリ(オキシ−1,2−エタンジイル)、(オクタデシルニトリロ)トリ−2,1−エタンジイル)トリス−(ヒドロキシ)−ホスフェート(INCI:クアテルニウム−52)などの普通のカチオン界面活性剤を含有してもよい。
特殊効果のために、ポリクアテルニウム(INCI)と呼ばれる前述したカチオンポリマー、特にビニルピロリドン/N−ビニルイミダゾリウム塩のコポリマー(「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)FC、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)HM、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)MS、「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)Ultracare)、ジエチルスルフェートにより四級化されたN−ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(「ルビカット(Luviquat)」(登録商標)PQ−11)、N−カチオンセルロース誘導体のコポリマー(ポリクアテルニウム−4および−10)アクリルアミドコポリマー(ポリクアテルニウム−7)などの典型的なコンディショニング剤をコンディショニング配合物内で縮合ポリマーと組み合わせてもよい。更に、ポリアリールシロキサン、ポリアリールアルキルシロキサン、ポリエーテルシロキサンまたはシリコーン樹脂などのシリコーンに基づくコンディショニング剤と同様に蛋白水解物も用いてよい。適する他のシリコーン化合物は、ジメチコンドポリオール(CTFA)、およびアモジメチコーン(CTFA)などのアミノ官能化シリコーン誘導体である。
[実施例1]
[ヒダントイン官能性過剰分岐ポリエステルアミドの合成]
攪拌機およびコンデンサを備え、油によって加熱され得るガラス反応器に162.0gの溶融ジイソプロパノールアミンを添加した。次に291.8gのドデセニル無水コハク酸および146.2gのヒダントインを添加し、混合物を加熱し、ゆっくりと180℃にした。1.5時間真空にして反応水を除去した。5時間後、混合物を冷却し、ガラス状ポリマーを得る。
[実施例2]
[トリアゾール官能性過剰分岐ポリエステルアミドの合成]
攪拌機およびコンデンサを備え、油によって加熱され得るガラス反応器に299.5gのジエタノールアミンを添加した。次に237.8gの無水コハク酸を添加し、混合物を加熱し、ゆっくりと180℃にした。開始から30分後に262.7gのトリアゾールを添加し、1.5時間後真空にして反応水を除去した。5時間後、混合物を冷却し、ガラス状ポリマーを得た。
[実施例3]
[イミダゾールおよび第三アミン官能性過剰分岐ポリエステルアミドの合成]
攪拌機およびコンデンサを備え、油によって加熱され得るガラス反応器に134.6gのビス−(N,N−ジメチルアミノプロピル)アミンおよび191.7gの溶融ジイソプロパノールアミンを添加した。次に192.0gの無水コハク酸を添加し、混合物を加熱し、ゆっくりと180℃にした。開始から30分後に81.7gのイミダゾールを添加し、1.5時間後真空にして反応水を除去した。5時間後、混合物を冷却し、ガラス状ポリマーを得た。
[実施例4]
メチルイミダゾール(四級化)官能性過剰分岐ポリエステルアミドの合成]
攪拌機およびコンデンサを備え、油によって加熱され得るガラス反応器に261.3gの溶融ジイソポロパノールアミンを添加した。次に171.8gの無水コハク酸を添加し、混合物を加熱し、ゆっくりと180℃にした。開始から30分後に166.8gのイミダゾールを添加し、1.5時間後真空にして反応水を除去した。5時間後、混合物を冷却し、ガラス状ポリマーを得た。
50gのポリマーを水50gに溶解させ、室温で22gのジメチルスルフェートをゆっくり添加した。最初は混合物は濁っていたが、10分以内に温度を約50℃に上げ、混合物は再び透明になった。24時間後、四級化ポリマー溶液は使用のために用意が整った。
[実施例5]
[イミダゾール*HCl、モルホリンアミドおよびエチレンオキシド官能性過剰分岐ポリエステルアミドの合成]
攪拌機およびコンデンサを備え、油によって加熱され得るガラス反応器に275gの溶融ヘキサヒドロ無水フタル酸を添加した。次に298gのポリエチレンオキシド−モノメチルエーテル(MW=750)を添加し、混合物を加熱し、ゆっくりと120℃にした。30分後に52gのモルホリンおよび132gの溶融ジイソプロパノールアミンを添加した。次にイミダゾール塩酸塩を添加し、混合物を加熱し、ゆっくりと180℃にした。開始から30分後真空にして反応水を除去した。5時間後、混合物を冷却し、ポリマーを得た。

Claims (23)

  1. 縮合ポリマーであって、
    アルキルアミドから誘導された単位を介してポリマー主鎖に連結(但し、この連結は任意に置換されたエチレン基を含む)された少なくとも1個の複素環式末端基を有し、
    意に、四級化またはプロトン付加されており、
    前記縮合ポリマーが、式(I)
    Figure 2009528439
    (式中、
    Yは、互いに独立して、水素原子、(C 〜C 20 )アルキル基、(C 〜C 10 )アリール基または
    Figure 2009528439
    、であり、
    Xは、互いに独立して、NHetまたは
    Figure 2009528439
    であり、
    Bは、(C 〜C 24 )アリールジラジカルまたは(C 〜C 24 )アルキルジラジカルであり、
    、R 、R 、R 、R およびR は、互いに独立して、水素原子、(C 〜C 10 )アリール基または(C 〜C )アルキル基であり、
    およびR は、互いに独立して、水素原子、任意にヘテロ原子置換(C 〜C 10 )アリール基または任意にヘテロ原子置換(C 〜C 28 )アルキル基であるか、またはR およびR は、それらが結合されている窒素原子と一緒になって5員環または6員環を形成させ、
    任意に1個または数個のC原子は、−NH、−N−(C 〜C 20 )アルキル、−N−アリール、−O−または−S−によって置換されており、
    NHetは、互いに独立して、前記ポリマーに窒素原子を経由して結合された単環式、二環式または多環式窒素含有ヘテロシクリル基であって、芳香族であってもよいか、あるいは部分的または完全に水素添加されていてもよく、窒素、酸素または硫黄などの追加のヘテロ原子を含んでもよく、そして任意に置換されていてもよい前記ヘテロシクリル基であり、
    nは1であり、
    少なくとも1個の基NHetは式Iの縮合ポリマー中に存在する)
    による少なくとも2個の基を含む、縮合ポリマー。
  2. 前記縮合ポリマーが式(II)
    Figure 2009528439
    (式中、
    Yは、
    Figure 2009528439
    、水素原子、(C〜C20)アルキル基または(C〜C10)アリール基であり、
    Aは、
    Figure 2009528439
    、またはOHであり、
    Bは、(C〜C24)アリールジラジカルまたは(C〜C24)アルキルジラジカルであり、
    は、
    Figure 2009528439
    であり、
    は、OH基、X、NHetまたは
    Figure 2009528439
    であり、
    、R、R、R、RおよびRは、互いに独立して、水素原子、(C〜C10)アリール基または(C〜C)アルキル基あるいは−CH−OXであり、
    およびRは、互いに独立して、水素原子、任意にヘテロ原子置換(C〜C10)アリール基または任意にヘテロ原子置換(C〜C28)アルキル基であるか、または
    およびRは、それらが結合されている窒素原子と一緒になって5員環または6員環を形成させ、
    任意に1個または数個のC原子は、−NH、−N−(C〜C20)アルキル、−N−アリール、−O−または−S−によって置換されており、
    NHetは、互いに独立して、前記ポリマーに窒素原子を経由して結合された単環式、二環式または多環式窒素含有ヘテロシクリル基であって、芳香族であってもよいか、あるいは部分的または完全に水素添加されていてもよく、窒素、酸素または硫黄などの追加のヘテロ原子を含んでもよく、そして任意に置換されていてもよい前記ヘテロシクリル基であり、
    少なくとも1個の基NHetは式IIの縮合ポリマー中に存在する)
    のポリマーである、請求項1に記載の縮合ポリマー。
  3. 前記縮合ポリマーが直鎖または分岐のいずれかである、請求項1または2に記載の縮合ポリマー。
  4. 前記縮合ポリマーが3以上の複素環式末端基の数を有する、請求項1〜のいずれか1項に記載の縮合ポリマー。
  5. 前記縮合ポリマーが式(III)
    Figure 2009528439
    (式中、
    Aは、
    Figure 2009528439
    、またはOHであり、
    Bは、(C〜C24)アリールジラジカルまたは(C〜C24)アルキルジラジカルであり、
    は、
    Figure 2009528439
    であり、
    は、OH基、X、NHetまたは
    Figure 2009528439
    であり、
    およびRは、互いに独立して、水素原子、(C〜C10)アリール基または(C〜C)アルキル基あるいは−CH−OXであり、
    およびRは、互いに独立して、任意にヘテロ原子置換(C〜C10)アリール基または任意にヘテロ原子置換(C〜C28)アルキル基であるか、または
    およびRは、それらが結合されている窒素原子と一緒になって5員環または6員環を形成させ、
    任意に1個または数個のC原子は、−NH、−N−(C〜C20)アルキル、−N−アリール、−O−または−S−によって置換されており、
    NHetは、互いに独立して、前記ポリマーに窒素原子を経由して結合された単環式、二環式または多環式窒素含有ヘテロシクリル基であって、芳香族であってもよいか、あるいは部分的または完全に水素添加されていてもよく、窒素、酸素または硫黄などの追加のヘテロ原子を含んでもよく、そして任意に置換されていてもよい前記ヘテロシクリル基であり、
    少なくとも1個の基NHetは式IIIの縮合ポリマー中に存在する)
    のポリマーである、請求項1〜のいずれか1項に記載の縮合ポリマー。
  6. 前記縮合ポリマーのRおよびRが水素原子である、請求項1〜のいずれか1項に記載の縮合ポリマー。
  7. 前記縮合ポリマーのRおよびRが(C〜C)アルキル基でる、請求項1〜のいずれか1項に記載の縮合ポリマー。
  8. NHetがイミダゾール、ベンズイミダゾール、1,2,4−トリアゾール、ヒダントインおよびそれらの誘導体から選択される、請求項1〜のいずれか1項に記載の縮合ポリマー。
  9. 前記縮合ポリマーが600g/モル〜50,000g/モルの間の重量平均分子量を有する、請求項1〜のいずれか1項に記載の縮合ポリマー。
  10. 前記縮合ポリマーが500g/モル〜15,000g/モルの間の数平均分子量を有する、請求項1〜のいずれか1項に記載の縮合ポリマー。
  11. 前記縮合ポリマーの分子当たりのNHet基またはジアルキルアミド末端基と組み合わせたNHet基の平均数が2〜250の間でる、請求項1〜10のいずれか1項に記載の縮合ポリマー。
  12. 前記縮合ポリマーの1または数個の窒素原子が四級化された形態で存在するか、またはプロトン付加されている、請求項1〜11のいずれか1項に記載の縮合ポリマー。
  13. 前記四級化された窒素原子が分岐または環式の(C〜C)アルキル基、不飽和(C〜C)アルキル基、アリール基、アクリル基またはそれらの混合基によって四級化されているか、またはベタイン基の形態を取っている、請求項12に記載の縮合ポリマー。
  14. 前記縮合ポリマーの前記四級化された窒素原子がメチル基および/またはエチル基により四級化されている、請求項12または13に記載の縮合ポリマー。
  15. 不安定水素原子を有する複素環式化合物および任意に(モノ−(ジアルキルアミド))ジカルボン酸の存在下でのジカルボン酸のモノ−および/またはビス−ヒドロキシアルキルアミドの重縮合を通してポリマーを得る、請求項1〜11のいずれか1項に記載の縮合ポリマーを調製する方法。
  16. 任意にジアルキルアミンと組み合わせて環状無水物、アルカノールアミンおよび不安定水素原子を有する複素環式化合物を反応させて、重縮合によってポリエステルアミドを生成させることにより1工程手順でポリマーを得る、請求項1〜11のいずれか1項に記載の縮合ポリマーを調製する方法。
  17. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の縮合ポリマーを有効量含むボディケア製品。
  18. 前記有効量が、前記製品の全重量を基準にして0.01〜20重量%の濃度範囲内である請求項17に記載のボディケア製品。
  19. 追加の化粧補助剤および/または添加剤を含む請求項17または18に記載のボディケア製品。
  20. スキンケア配合物、バスおよびシャワー配合物、液体石鹸、固形石鹸、芳香剤、香料および臭気成分を含有する配合物、ヘアケア配合物、歯磨剤、脱臭および制汗配合物、装飾配合物、および光保護配合物から選択された請求項17〜19のいずれか1項に記載のボディケア製品。
  21. 前記ヘアケア配合物が、ヘアケアにおいて用いられる追加の添加剤および補助剤を含む、請求項20に記載のボディケア製品。
  22. ヘアをトリートメントする方法であって、請求項20または21に記載のヘアケア配合物をヘアに被着させる、方法。
  23. アルキルアミドから誘導された単位を通してポリマー主鎖に連結(但し、この連結は任意に置換されたエチレン基を含む)された少なくとも1個の複素環式末端基を有する任意に四級化またはプロトン付加された縮合ポリマーの、コンディショニング剤、強化剤、皮膜形成剤、界面活性剤、帯電防止剤、モイスチャライザ、乳化剤またはヘアスタイリング剤としての使用
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