JP2009527166A - ラッチ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】同相モード変化に対する影響の受けやすさを低減したラッチ素子を実現する。
【解決手段】第1の分岐(4a)中の第1の入力素子(10a)と第2の分岐(4b)中の第2の入力素子(10b)とを備えるラッチ素子(1)である。ラッチ素子は、第1の入力素子(10a)が生成する電流の第1の推定値を生成する第1の推定ユニット(40a)と、第2の入力素子(10b)が生成する電流の第2の推定値を生成する第2の推定ユニット(40b)とを備える。ラッチ素子はさらに、第1および第2の推定ユニット(40a、40b)に機能的に接続した制御電圧ユニット(50)を備える。制御電圧ユニットは、第1の推定値および第2の推定値の合計に基づいて制御電圧を生成する。さらに、ラッチ素子(1)は、少なくとも制御電圧に基づいて電流を生成する第1および第2の電圧制御電流ユニット(30a、30b)を備える。第1の電圧制御電流ユニット(30a)は第1の分岐(4a)に機能的に接続する。第2の電圧制御電流ユニット(30b)は第2の分岐(4b)に機能的に接続する。ラッチ素子(1)の同相モード変化を補償するための方法も開示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラッチ素子およびラッチ素子の動作方法に関する。
比較器は普通、比較器に入力される第1のアナログ値を比較器に入力される第2のアナログ値と比較するために使用する。比較器は、例えば、アナログデジタル変換器(ADC)のアナログ入力を複数の基準レベルと比較するためADCで使用してもよい。比較器の出力は、例えば第1のアナログ値が第2のアナログ値より小さい場合「0」である第1のデジタル値に対応する第1のレベル、および、例えば第1のアナログ値が第2のアナログ値より大きい場合「1」である第2のデジタル値に対応する第2のレベルを採用する電圧でもよい。
ロバスト設計を得るため、一般に、デジタル値を表す電圧レベルの分離に対する要求がなされる。例えば、こうした要求は、VDDが供給電圧である時、「0」を表す電圧は0.2VDDより小さくなければならず、「1」を表す電圧は0.8VDDより大きくなければならないというものでもよい。比較器の出力でこうした分離を得るため、ラッチ素子の形態の出力段を使用してもよい。ラッチ素子は、第1の分岐および第2の分岐を備える差動構造を有してもよい。ラッチ素子は、正帰還構成の少なくとも1つの交差結合したトランジスタ対を含んでもよい。
ラッチ素子のリセット段階では、例えば第1の分岐のノードを第2の分岐の対応するノードに、例えばスイッチを使用して接続することによって、2つの分岐を平衡させてもよい。
ラッチ素子のラッチ段階では、例えばスイッチを開くことによって、分岐の平衡を除去してもよい。例えば比較器に入力される第1および第2のアナログ入力値の間の差によって発生する2つの分岐の電気的条件の差を、交差結合したトランジスタ対によって増幅してもよい。ラッチ素子は、第1の分岐および第2の分岐の各々が関連する出力端子を有する差動出力を有してもよい。ラッチの出力電圧は、第1および第2の分岐に関連する出力端子の電圧間の差でもよい。代替的には、ラッチ素子は第1および第2の分岐のうち1つだけが関連する出力端子を有するシングルエンド出力を有してもよい。
ラッチ素子は、ラッチ素子に入力されるアナログ信号間の差を増幅すべきである。既知のラッチ素子の欠点は、ラッチ素子に入力されるアナログ信号中の同相モード変化の影響を受けやすいことがある点である。例えば、入力信号中の同相モード変化の結果、リセット段階でのラッチ素子の出力電圧の動作点が大きく変化することがある。このため例えば、実際には「1」が出力されるべき時に「0」が出力される、およびその逆というようなラッチ素子の誤動作が発生することがある。代替的には、同相モード変化は、ラッチ素子1を正しい出力レベルに整定するために必要な時間を減速することがある。
ADC中の比較器として使用する場合、ラッチ素子が同相モード変化の影響を受けやすいため、ADCの実効解像度が制限されることがある。
本発明の目的は、同相モード変化に対する影響の受けやすさを低減したラッチ素子を提供することである。本発明のさらなる目的は、ラッチ素子の同相モード変化を補償するための方法を提供することである。
第1の態様によれば、第1の分岐中の第1の入力素子と第2の分岐中の第2の入力素子とを備えるラッチ素子はさらに、第1の入力素子が生成する電流の第1の推定値を生成する第1の推定ユニットと、第2の入力素子が生成する電流の第2の推定値を生成する第2の推定ユニットとを備える。ラッチ素子はさらに、第1および第2の推定ユニットに機能的に接続した制御電圧ユニットを備える。制御電圧ユニットは、第1の推定値および第2の推定値の合計に基づいて制御電圧を生成する。ラッチ素子はさらに、少なくとも制御電圧に基づいて電流を生成する第1および第2の電圧制御電流ユニットを備える。第1の電圧制御電流ユニットは第1の分岐に機能的に接続する。第2の電圧制御電流ユニットは第2の分岐に機能的に接続する。
第1の入力素子、第2の入力素子、第1の推定ユニット、および第2の推定ユニットの各々は、少なくとも1つのトランジスタを含んでもよい。
第1の入力素子、第2の入力素子、第1の推定ユニット、および第2の推定ユニットに含まれる少なくとも1つのトランジスタは全て、PMOSトランジスタまたはNMOSトランジスタのいずれかでもよい。
制御電圧ユニット、第1の電圧制御電流ユニット、および第2の電圧制御電流ユニットの各々は、少なくとも1つのトランジスタを含んでもよい。
制御電圧ユニット、第1の電圧制御電流ユニット、および第2の電圧制御電流ユニットに含まれる少なくとも1つのトランジスタは全て、NMOSトランジスタまたはPMOSトランジスタの何れかでもよい。
制御電圧ユニットに含まれる少なくとも1つのトランジスタの少なくとも1つはダイオード接続でもよい。
ラッチ素子は、オートゼロ段階でラッチ素子のためのバイアス電圧を供給するようになったオートゼロユニットを含んでもよい。ラッチ素子はトランジスタの少なくとも1つの交差結合対を含んでもよい。トランジスタの少なくとも1つの交差結合対は、第1および第2の入力素子ならびに第1および第2の電圧制御電流ユニットに機能的に接続してもよい。
第2の態様によれば、比較器機構はラッチ素子を備える。
第3の態様によれば、アナログデジタル変換器はラッチ素子を備える。
第4の態様によれば、メモリ素子はラッチ素子を備える。
第5の態様によれば、電子装置はラッチ素子を備える。電子装置は、モニタ、プロジェクタ、テレビ受像機、または無線送受信機でもよいが、それらに制限されない。
第6の態様によれば、ラッチ素子の同相モード変化を補償するための方法が提供される。この方法は、ラッチ素子の第1の分岐中の第1の入力素子が生成する電流の第1の推定値を生成するステップと、ラッチ素子の第2の分岐中の第2の入力素子が生成する電流の第2の推定値を生成するステップとを備える。この方法はさらに、第1の推定値および第2の推定値の合計を生成するステップと、第1の推定値および第2の推定値の合計に基づいて制御電圧を生成するステップとを備える。さらに、この方法は、第1および第2の電圧制御電流ユニットが生成する電流を制御するため制御電圧を第1および第2の電圧制御電流ユニットに供給するステップを備える。
1つの利点は、ラッチ素子に入力される電圧の同相モード変動の影響を比較的受けにくいことである。さらなる利点は、この影響を受けにくいということが、供給電圧が低い状況でも得られることである。
本発明のさらなる実施形態は従属請求項に記載する。
「備える」という用語は、本明細書中で使用される場合、言及した特徴、整数、ステップ、または構成要素の存在を規定するために使用されるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、構成要素またはそれらのグループの存在または追加を除外しないことを強調しておきたい。
本発明のさらなる目的、特徴および利点は、添付の図面を参照した本発明の以下の詳細な説明から明らかになるだろう。
図1は、ある実施形態による、第1の分岐4aおよび第2の分岐4bを有するラッチ素子1の構成図を示す。第1の分岐4aは第1の入力素子10aを備えてもよく、第1の入力素子10aはラッチ素子1の第1の入力端子2aに接続してもよい。第2の分岐4bは第2の入力素子10bを備えてもよく、第2の入力素子10bはラッチ素子1の第2の入力端子2bに接続してもよい。また、ラッチ素子1は、第1の入力素子10aおよび第2の入力素子10bに機能的に接続した増幅ユニット20を有してもよい。増幅ユニット20はリセット端子21を有してもよい。増幅ユニット20は、例えばリセット端子21に供給してもよいリセット信号に基づいて、リセット段階で第1の分岐4aと第2の分岐4bとを平衡させるようになっていてもよい。
増幅ユニット20は、ラッチ段階で、出力端子3上にラッチ素子1の出力を生成するようになっていてもよい。出力の生成は、第1の分岐4aと第2の分岐4bとの間の電気的条件の不平衡に基づくものでもよい。一方、この不平衡は、第1の入力端子2aの電圧と第2の入力端子2bの電圧との間の差によって発生するものでもよい。
同相モード変化による変動は、第1の推定ユニット40a、第2の推定ユニット40b、制御電圧ユニット50、第1の電圧制御電流ユニット30aおよび第2の電圧制御電流ユニット30bによって減少させてもよい。
例えば、図1に示すように、入力端子2aは、第1の推定ユニット40aの入力および第1の入力素子10aに接続してもよい。第1の推定ユニット40aは、第1の入力素子10aが生成する電流の第1の推定値を生成するようになっていてもよい。同様に、図1に示すように、入力端子2bは、第2の推定ユニット40bの入力および第2の入力素子10bに接続してもよい。第2の推定ユニット40bは、第2の入力素子10bが生成する電流の第2の推定値を生成するようになっていてもよい。
第1の推定ユニット40aおよび第2の推定ユニット40bの出力端子は、電圧制御ユニット50に機能的に接続してもよい。制御電圧ユニット50は、それぞれ第1の推定ユニット40aおよび第2の推定ユニット40bが生成する第1の推定値および第2の推定値の合計に基づいて、制御端子上の制御電圧を生成するようになっていてもよい。
第1の電圧制御電流ユニット30aは第1の分岐4aの一部でもよい。制御電圧ユニットの制御端子は、第1の電圧制御電流ユニット30aの入力に機能的に接続してもよい。例えば、第1の電圧制御電流ユニット30aは、少なくともリセット段階では、例えば第1の推定値および第2の推定値の合計に比例する電流である、制御電圧に少なくとも基づく電流を生成するようになっていてもよい。
同様に、第2の電圧制御電流ユニット30bは第2の分岐4bの一部でもよい。制御電圧ユニットの制御端子は、第2の電圧制御電流ユニット30bの入力に機能的に接続してもよい。例えば、第2の電圧制御電流ユニット30bは、少なくともリセット段階では、例えば第1の推定値および第2の推定値の合計に比例する電流である、制御電圧に少なくとも基づく電流を生成するようになっていてもよい。
ラッチ素子1のある実施形態の概略回路図を図2に示す。この実施形態では、入力素子10aおよび10bは、それぞれPMOSトランジスタ11aおよび11bによって実現してもよい。PMOSトランジスタ11aおよび11bは均等な寸法でもよい。PMOSトランジスタ11aおよび11bのソース端子は両者ともラッチ素子1の供給電圧(VDD)に接続してもよい。入力端子2aおよび2bは、それぞれPMOSトランジスタ11aおよび11bのゲート端子に接続してもよい。
増幅ユニット20は、NMOSトランジスタ22aおよび22bの交差結合対を含んでもよい。NMOSトランジスタ22aおよび22bのドレイン端子は、それぞれ入力素子10aおよび10bに接続してもよい。例えば、NMOSトランジスタ22aおよび22bのドレイン端子は、それぞれPMOSトランジスタ11aおよび11bのドレイン端子に接続してもよい。NMOSトランジスタ22aおよび22bは均等な大きさでもよい。増幅ユニット20はさらにスイッチ23を備えてもよく、スイッチ23はリセット端子21を介して制御してもよい。スイッチ23は、閉じた時に、例えばNMOSトランジスタ22aおよび22bのドレイン端子の電位をほぼ均等に設定することによって、2つの分岐4aおよび4bを平衡させるようになっていてもよい。スイッチ23は、例えば、PMOSトランジスタ、NMOSトランジスタ、または伝達ゲートによって実現してもよい。ラッチ素子1の出力端子3は、NMOSトランジスタ22bのドレイン端子に接続してもよい。代替的には、差動出力を使用してもよく、その場合ラッチ素子1の追加の出力端子(図2には図示せず)を、NMOSトランジスタ22aのドレイン端子に接続してもよい。
電圧制御電流ユニット30aおよび30bは、それぞれNMOSトランジスタ31aおよび31bを含んでもよい。NMOSトランジスタ31aおよび31bのソース端子は、両者とも接地に接続してもよい。NMOSトランジスタ31aおよび31bのドレイン端子は、増幅ユニット20に接続してもよい。例えば、NMOSトランジスタ31aおよび31bのドレイン端子は、それぞれNMOSトランジスタ22aおよび22bのソース端子に接続してもよい。NMOSトランジスタ31aおよび31bは均等な大きさでもよい。
制御電圧ユニット50はNMOSトランジスタ51を含んでもよい。NMOSトランジスタ51はダイオード接続でもよく、すなわちNMOSトランジスタ51のドレイン端子はNMOSトランジスタ51のゲート端子に接続してもよい。NMOSトランジスタ51は、そのゲート端子に制御電圧ユニットの制御電圧を生成するようになっていてもよい。NMOSトランジスタ51のゲート端子は、制御電圧を電圧制御電流ユニット30aおよび30bに供給するため、それぞれ電圧制御電流ユニット30aおよび30bに接続してもよい。例えば、NMOSトランジスタ51のゲート端子は、NMOSトランジスタ31aおよび31bのゲート端子に接続してもよい。
推定ユニット40aおよび40bは、それぞれPMOSトランジスタ41aおよび41bを含んでもよい。PMOSトランジスタのソース端子は両者ともVDDに接続してもよい。ラッチ素子1の入力端子2aおよび2bは、それぞれPMOSトランジスタ41aおよび41bのゲート端子に接続してもよい。PMOSトランジスタ41aおよび41bのドレイン端子は、制御電圧ユニット50に接続してもよい。例えば、PMOSトランジスタ41aおよび41bのドレイン端子は両者ともNMOSトランジスタ51のドレイン端子に接続してもよい。PMOSトランジスタ41aおよび41bは均等な大きさでもよい。
PMOSトランジスタ41aおよび41bの幅対長さ比(W/L)は、PMOSトランジスタ11aおよび11bのW/LのK倍でもよい(Kは実数)。NMOSトランジスタ51のW/Lは、NMOSトランジスタ31aおよび31bのW/Lの2K倍でもよい。例えば、係数Kは、1、2、または4といった整数でもよい。代替的には、係数Kは、1/2または1/4といった有理数でもよい。
図2の実施形態の機能を以下定量的に説明する。一例として、係数Kは1に設定する。初め、ラッチ素子1はリセット段階で動作しており、その際スイッチ23は、ラッチ素子が平衡状態で動作するように閉じていると想定する。
2つのPMOSトランジスタ11aおよび41aが両者とも飽和モードで動作するとすれば、それらは両者とも同じソース−ゲート間電圧(VSG)を有するので、ほぼ同じドレイン電流を生成する。すなわち、PMOSトランジスタ41aのドレイン電流は、PMOSトランジスタ11aのドレイン電流の推定値である。同様に、PMOSトランジスタ41bのドレイン電流は、PMOSトランジスタ11bのドレイン電流の推定値である。PMOSトランジスタ41aおよび41bのドレイン電流の合計は、PMOSトランジスタ41aおよび41bのドレイン端子を共通ノードに接続することによって生成される。ドレイン電流のこの合計を、NMOSトランジスタ51のドレイン端子に注入する。NMOSトランジスタ51はカレントミラーの入力トランジスタとして構成されるので、NMOSトランジスタ31aおよび31bが各々NMOSトランジスタ51のほぼ半分のドレイン電流を有するような制御電圧を生成する。すなわち、ラッチ素子の回路機構は、NMOSトランジスタ31aおよび31bが各々、PMOSトランジスタ11aおよび11bのドレイン電流の合計の半分にほぼ等しいドレイン電流の合計を有するようなものである。それによって、電圧制御電流ユニット30aおよび30bが生成する電流は、入力素子10aおよび10bが生成する電流の変化を補償するように調整される。その結果、同相モード変化の影響下にあっても、ラッチ素子1の出力電圧についての安定した動作点が得られる。
スイッチ21が開いている時、入力端子2aおよび2bに供給される電圧間の差によって2つの分岐4aおよび4b間の不平衡が発生することがある。この不平衡は交差結合したトランジスタ対によって増幅されることによって、NMOSトランジスタ22aおよび22bの一方のドレイン電位をVDDに近づけ、NMOSトランジスタ22aおよび22bのもう一方のドレイン電位を接地に近づけることがある。
図3は、ラッチ素子1に含まれてもよい比較器機構60の実施形態を例示する。比較器機構60は、比較器機構60の端子103aに供給される第1の電圧と端子103bに供給される第2の電圧とのどちらが最大かを検出するために使用してもよい。比較器100は、それぞれコンデンサ102aおよび102bを介してラッチ素子1の入力2aおよび2bに容量結合してもよい。
比較器機構60は、比較器100の正の入力と負の出力との間に接続したスイッチ101aと、比較器100の負の入力と正の出力との間に接続したスイッチ101bとを含んでもよい。スイッチ101aおよび101bは、例えばNMOSトランジスタ、PMOSトランジスタ、または伝達ゲートによって実現してもよい。スイッチ101aおよび101bは、オートゼロ信号AZによって制御してもよい。オートゼロ信号AZは、比較器機構60のオートゼロ段階の継続期間を決定してもよい。オートゼロ段階の間、スイッチ101aおよび101bは閉じて、比較器100の正の入力、負の入力、生の出力および負の出力の全てを強制的に共通電圧レベルとしてもよい。
比較器機構60はさらに、オートゼロユニット200を含んでもよい。オートゼロユニット200は、オートゼロ段階でラッチ素子1のためのバイアス電圧を供給するようになっていてもよい。例えばオートゼロユニット200の動作を制御するために、オートゼロ信号AZをラッチ素子1に供給してもよい。さらに、例えば増幅ユニット20中のスイッチ23(図2)を制御するために、リセット信号Rをラッチ素子1に供給してもよい。
例えば図2のラッチ素子1の実施形態と共に使用し得るオートゼロユニット200のある実施形態を図4の概略回路図によって例示する。電流源202が生成した直流電流によってバイアスをかけられたダイオード接続PMOSトランジスタ201は、オートゼロユニット200に含まれてもよい。PMOSトランジスタ201は、そのゲート端子でラッチ素子1のためのバイアス電圧を生成するようになっていてもよい。電流源202は、例えば少なくとも1つのNMOSトランジスタによって実現してもよい。例えばオートゼロ段階でラッチ素子1のためのバイアス電圧を供給するため、PMOSトランジスタ201のゲート端子は、それぞれPMOSトランジスタ203aおよび203bを介してラッチ素子1の入力2aおよび2bに接続してもよい。例えば、オートゼロ信号AZまたは、オートゼロ信号AZの逆数または補数といった、オートゼロ信号AZから導出した信号を制御端子204に供給してもよい。
図5は、図3の比較器機構60を制御するために使用し得るオートゼロ信号AZおよびリセット信号Rの波形の例を示す。図5に示す波形はオートゼロ段階で開始する。AZおよびRは両者とも、論理「1」に対応する第1の電圧レベルで開始する。第1の電圧レベルは、例えばVDDでもよい。例示実施形態では、スイッチ101aおよび101bは、論理「1」がオートゼロ信号AZによって供給される時両者とも閉じるようなものでもよい。さらに、ラッチ素子1のスイッチ23(図2)は、論理「1」がリセット信号Rによって供給される時閉じるようなものでもよい。オートゼロユニット200は、論理「1」がオートゼロ信号AZによって供給される時ラッチ素子1のためのバイアス電圧を供給するようなものでもよい。図4のオートゼロユニットを利用する実施形態では、PMOSトランジスタ203aおよび203bは、論理「1」がオートゼロ信号AZによって供給される時導通状態になってもよい。例えば、オートゼロ信号AZの逆数または補数を端子204に供給してもよい。
第1の時点t1で、オートゼロ段階は終了し、AZは、論理「0」に対応する第2の電圧レベルへの遷移を行ってもよい。第2の電圧レベルは、例えば0Vでもよい。Rは第1の電圧レベルに留まる。スイッチ101aおよび101bは開いてもよく、PMOSトランジスタ203aおよび203bは非導通状態に設定してもよい。これが起こる時、比較器100の正および負の出力の同相モードレベルが変動することがある。この変動は、例えば100mV程度のことがある。ラッチ素子1の入力2aおよび2bはもはやオートゼロユニット200によって能動的に駆動されないので、コンデンサ102aおよび102bが提供する容量性結合のため、同相モードレベルの変動は、ラッチ素子の入力2aおよび2bに転送されることがある。推定ユニット40aおよび40bが提供する補償のため、制御電圧ユニット50、電圧制御電流ユニット30aおよび30b(図1および図2)、ラッチ素子1の出力の動作点は、こうした同相モード変動の影響下にあっても安定し得る。既知のラッチ素子では、こうした種類の同相モード変動は、特に供給電圧が低い状況で、誤った結果を生じたり、整定時間を増大したりすることがある。ここで説明したラッチ素子1の実施形態の利点は、供給電圧が低い状況にあっても、同相モード変動の影響を比較的受けにくいことである。
1の後に発生し得る第2の時点t2では、Rは第2の電圧レベルへの遷移を行ってもよい。そして、ラッチ素子1の増幅ユニット20中のスイッチ23は開いて、増幅ユニット20が2つの分岐4aおよび4b間の不平衡を増幅できるようにしてもよい。
NMOSトランジスタを全てPMOSトランジスタによって置き換え、PMOSトランジスタを全てNMOSトランジスタによって置き換え、接地への接続を全てVDDへの接続によって置き換え、VDDへの接続を全て接地への接続によって置き換えることによって、図2の実施形態に対する代替実施形態を得てもよい。
さらなる代替実施形態では、1つより多い交差結合したトランジスタの対が増幅ユニットに含まれてもよい。例えば、交差結合したNMOSの対22a、22bに加えて、交差結合したPMOSの対を使用してもよい。
提示した実施形態では、ラッチ素子はMOSトランジスタを使用して実現していた。例えばバイポーラ接合トランジスタ(BJT)のような他の種類のトランジスタを使用した実施形態も本発明の範囲内で可能である。
ラッチ素子1は、例えば図3の文脈で論じたような比較器機構において使用してもよい。ラッチ素子1および/または比較器機構はADCに含まれてもよい。ADCは、時間インターリーブADC、逐次近似ADC、並列逐次近似ADC、フラッシュADC、またはパイプラインADCの何れかでもよいが、それらに制限されない。ADCでラッチ素子1を使用することは、ADCの比較的高い実効解像度を得るため有利なことがある。
ラッチ素子1は代替的には、電圧差の感知が必要な他の文脈で使用してもよい。例えば、ラッチ素子1は、メモリ素子中のセンス増幅器として動作可能である。メモリ素子中のセンス増幅器としてラッチ素子1を使用すると、メモリ素子中の同相モード変動による読み取り誤差の確率が減少することがある。メモリ素子は例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、マスクプログラム制御読取り専用メモリ(ROM)等でもよい。
ラッチ素子は集積回路に包含されてもよい。さらに、ラッチ素子は、VGAモニタ、プロジェクタ、テレビ受像機といったモニタ、または無線送受信機といったものであるがそれらに制限されない電子装置に包含されてもよい。
図6は、ラッチ素子1の同相モード変化を補償する方法のフローチャートである。この方法は、第1の入力素子10aが生成する電流の第1の推定値を生成し、第2の入力素子10bが生成する電流の第2の推定値を生成するステップ301を備えてもよい。この方法はさらに、第1の推定値と第2の推定値との合計を生成するステップ302と、第1の推定値と第2の推定値との合計に基づいて第1および第2の電圧制御電流ユニット30aおよび30bのための制御電圧を生成するステップ303とを備えてもよい。さらなるステップ304では、第1および第2の電圧制御電流ユニット30aおよび30bが生成する電流を制御するため、第1および第2の電圧制御電流ユニット30aおよび30bに制御電圧を供給してもよい。
以上、個々の実施形態を参照して本発明を説明した。しかし、上記で説明したもの以外の実施形態も本発明の範囲内で可能である。上記で説明したものと異なる方法ステップ、ハードウェアまたはソフトウェアによる本方法の実行も本発明の範囲内で提供可能である。本発明の様々な特徴およびステップを説明した以外の形で結合してもよい。本発明の範囲は添付の請求項によってのみ制限される。
ある実施形態によるラッチ素子の構成図である。 ある実施形態によるラッチ素子の概略回路図である。 ある実施形態による比較器機構の回路図である。 ある実施形態によるオートゼロユニットの概略回路図である。 ある実施形態による図3の比較器機構を制御するための波形図を示す。 ある実施形態によるラッチ素子の同相モード変化を補償する方法のフローチャートである。

Claims (14)

  1. 第1の分岐(4a)中の第1の入力素子(10a)と第2の分岐(4b)中の第2の入力素子(10b)とを備えるラッチ素子(1)であって、
    前記第1の入力素子(10a)が生成する電流の第1の推定値を生成する第1の推定ユニット(40a)と、
    前記第2の入力素子(10b)が生成する電流の第2の推定値を生成する第2の推定ユニット(40b)と、
    前記第1の推定ユニット(40a)と前記第2の推定ユニット(40b)とに機能的に接続し、前記第1の推定値および前記第2の推定値の合計に基づいて制御電圧を生成する制御電圧ユニット(50)と、
    少なくとも前記制御電圧に基づいて電流を生成する第1および第2の電圧制御電流ユニット(30a、30b)であって、前記第1の電圧制御電流ユニット(30a)が前記第1の分岐(4a)に機能的に接続し、前記第2の電圧制御電流ユニット(30b)が前記第2の分岐(4b)に機能的に接続した第1および第2の電圧制御電流ユニット(30a、30b)と、を特徴とするラッチ素子(1)。
  2. 前記第1の入力素子(10a)、前記第2の入力素子(10b)、前記第1の推定ユニット(40a)、および前記第2の推定ユニット(40b)の各々が少なくとも1つのトランジスタを含む請求項1に記載のラッチ素子(1)。
  3. 前記第1の入力素子(10a)、前記第2の入力素子(10b)、前記第1の推定ユニット(40a)、および前記第2の推定ユニット(40b)に含まれる前記少なくとも1つのトランジスタが全て、PMOSトランジスタまたはNMOSトランジスタのいずれかである請求項2に記載のラッチ素子(1)。
  4. 前記制御電圧ユニット(50)、前記第1の電圧制御電流ユニット(30a)、および前記第2の電圧制御電流ユニット(30b)の各々が、少なくとも1つのトランジスタを含む請求項1〜3のいずれか一項に記載のラッチ素子(1)。
  5. 前記制御電圧ユニット(50)、前記第1の電圧制御電流ユニット(30a)、および前記第2の電圧制御電流ユニット(30b)に含まれる前記少なくとも1つのトランジスタが全て、NMOSトランジスタまたはPMOSトランジスタのいずれかである請求項4に記載のラッチ素子(1)。
  6. 前記制御電圧ユニット(50)に含まれる前記少なくとも1つのトランジスタの少なくとも1つがダイオード接続である請求項4または5のいずれかに記載のラッチ素子(1)。
  7. 前記ラッチ素子(1)が、オートゼロ段階で前記ラッチ素子のためのバイアス電圧を供給するオートゼロユニット(200)を含む請求項1〜6のいずれか一項に記載のラッチ素子(1)。
  8. 前記ラッチ素子(1)が、前記第1および第2の入力素子(10a、10b)および前記第1および第2の電圧制御電流ユニット(30a、30b)に機能的に接続したトランジスタの少なくとも1つの交差結合対(22a、22b)を含む請求項1〜7のいずれか一項に記載のラッチ素子(1)。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の前記ラッチ素子(1)を備える比較器機構。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の前記ラッチ素子(1)を備えるアナログデジタル変換器。
  11. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の前記ラッチ素子(1)を備えるメモリ素子。
  12. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の前記ラッチ素子(1)を備える電子装置。
  13. 前記電子装置がモニタ、プロジェクタ、テレビ受像機、または無線送受信機である請求項12に記載の電子装置。
  14. ラッチ素子(1)の同相モード変化を補償するための方法であって、
    前記ラッチ素子(1)の第1の分岐(4a)中の第1の入力素子(10a)が生成する電流の第1の推定値を生成するステップと、
    前記ラッチ素子(1)の第2の分岐(4b)中の第2の入力素子(10b)が生成する電流の第2の推定値を生成するステップと、
    前記第1の推定値および前記第2の推定値の合計を生成するステップと、
    前記第1の推定値および前記第2の推定値の前記合計に基づいて制御電圧を生成するステップと、
    第1および第2の電圧制御電流ユニット(30a、30b)が生成する電流を制御するため前記制御電圧を前記第1および第2の電圧制御電流ユニット(30a、30b)に供給するステップと、を特徴とする方法。
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