JP2009526149A - 衛生陶器の成形の間に直接得られるサイフォン・システム - Google Patents

衛生陶器の成形の間に直接得られるサイフォン・システム Download PDF

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Abstract

特にシャワートレー、洗面器、ビデ、水洗便器、または、あらゆる類似した衛生陶器(1;101;201)のような衛生陶器(1;101;201)の成形の間、直接達成できるサイフォン・システム。前記衛生陶器(1;101;201)は好ましくは、囲まれた空間(32-36)を有し、内側のサイフォン機能のために必要とされる高さの差異をすでに備えた仕切り(12;112;212)を有し、ここで、衛生陶器(1;101;201)の少なくとも1つの内側の仕切り(12;112;212)は、存在するならば、受容室(30;130;230)および貯蔵室(21;121;221)、または、排水室(20;120;220)の間で常に水に浸漬されるその自由端(19;119;219)を有し、少なくとも1つの内側の仕切り(12;112;212)の前記端部(19;119;219)は、受容室(30;130;230)を通じて排水管の悪臭が生活領域に広がるのを防ぐため、貯蔵室(21;121;212)の排水口(23'; 123;223)または、排水室(20;120;220)のオーバーフロー仕切り(22;122;222)に関して低い高さに配置される。
【選択図】図2および図4

Description

本発明は、衛生陶器の形成の新たなシステムに関し、下水管への衛生設備の連結が効果的に下水ガスの逆流を妨げ、それにより、現在取付具の間に前記衛生陶器に連結されなければならない様々な防臭弁装置の相当な容積を取り除けるように、それらの形状がすでに内側の囲まれた空間、および、それら自体のサイフォン・システム形成のために必要とされる高さの違いをすでに備えた仕切り壁の存在を伴う、特にシャワートレー、洗面器、ビデおよび水洗便所の形成の新たなシステムに関する。
本発明のシステムの革新的な特徴は、様々な衛生陶器の成形の間、水受容室および貯蔵室、または代替的に同じ衛生陶器の排水室の間の中間の仕切り壁の形成を伴うことであり、その中間の仕切り壁の端は、流出せずかつ排水領域および受容領域の間で密封機構を作成する最小量の貯留水に常に浸漬され、したがって、共通のサイフォン効果の原理に従って、受容室の下水および排水ガスの逆流を妨げ、生活領域に広がるのを妨げるように、仕切り壁は室の高さより低い、または、取付具の水抜き穴枠より低い端を有しなければならない。
衛生ボウルおよび衛生取付具または陶磁器は、個人衛生、生理的必要性、および、ハウスクリーニングに使用される一般にすべての水を受容し一時的に保持して、生じた廃水を下水道へと配管を通って排水するように意図される。
各々の衛生設備の水抜き穴を通って管に下水道の臭気が漏れ、洗面所、住宅、または一般に建物に入るのを防ぐために確立された技術は、排水管および衛生設備の間における防臭弁の介入を必要としてきた。その防臭弁は常に水で満たされて浸漬され、管の下部全体を封止して、下水ガスの逆流を防ぐ障害を作成する。
明らかに、時間の経過とともにこの技術は、1935年の米国特許2,055,490号で提案された解決案から、1995年の米国特許5,404,597号または2001年の欧州特許1 170 436号に記載されるシステムまで、いくつかの改良を経験してきた。そのすべては、防臭弁の特徴的な形状、または、それらの製造において使用される新規な材料の変化であり、その形状および機能性を改善するものであった。
上述した特許および多くの他の類似した特許において提案される解決案は臭気の逆流を妨げるには確かに効果的であるけれども、下水管入口または家庭雑排水入口、および、各々のボウルまたは衛生設備の排水口の間で、多くの垂直の空間が防臭弁の連結および取付けのために必要とされる。
通常、床面に関して十分に高い台座を備えた水洗便器、ビデおよび洗面器において、防臭弁を配置するために、防臭弁の容積は問題ではない。これに反して、その不都合は、排水口がほぼ床面の高さにあり、防臭弁を排水管の下に合わせなくてはならない例えばシャワートレーにおいてより顕著である。
同じ不都合は台座のない水洗便器、ビデおよび洗面器においてでも発生し、これらの衛生設備は、排水口の下でそれらに結合されねばならない防臭弁の全体のサイズにより、家具で隠さなければならない排水管取付けに載置された好ましくない美的外面を備えるので、したがって、排水管も適合する壁に載置される。
主に浴槽またはシャワートレーでの水の排水用の最新技術は、取付けの間、その端が排出パイプ継手より高い衛生設備の下に適合する受容室の形成を伴い、フランス特許2 800 261号およびドイツ特許103 06 120号にて記載されたように、そこで、あふれた水が受容され、家庭雑排水管へ運搬される。
これらの解決案によれば、排水管は、基本的に起伏の多い床面の高さに置かれるので、防臭弁の垂直の容積に関する不都合は部分的に防ぐことができる。
それでもやはり、これらの特許において提案される技術は、多量の種類の構成部分およびそれらの簡単でない取付けを必要とし、支持面の不安定さ、および、衛生設備の排水口および下水管または家庭雑排水管の間の継手との取付けの問題を引き起こす。
さらに、排水管が主な排水管にきわめて近いところで、同じ防臭弁システムのみが使用でき、これに反して、配管の不十分な低下により、これらのシステムは役立たなくなる。
本発明の目的は、それ自体の内蔵型サイフォン・システムをすでに備えた衛生設備を提供することであり、その特性は同じ機能を持つ最近の衛生陶器の効率においてすでに必要とされる従来の寸法および高さに等しいまたは同等であるような、制限された寸法および高さの範囲内に留まる。
そのような課題の範囲内で、本発明のさらに重要な目的は、あらゆる防臭弁装置のさらなる組立または取付けなしで衛生陶器の形成段階において完全に達成されることである。
本発明のさらに別の目的は、特に、台座または家具でそれらの基部を覆う必要なく、いずれにせよ、防臭弁および排水管取付けが見えるのを防ぐように、吊着され、壁に載置された衛生陶器を得ることである。
あらゆる種類の衛生陶器に適切で、高さを浅くするのを可能にし、それを衛生設備の新規な範囲の作成、とりわけ壁掛形に適合させることが、本発明のシステムの他の目的である。
加えて、本発明のシステムはまた、コンクリートの床面スラブが排水管の適当なピッチを可能にするのに十分に高い場合に、主な排水管から非常に遠くに配置される衛生陶器に使用できる。
以下の説明においてよりよく図示される上記のおよび他の有益な目的は、様々な衛生陶器の形成段階で、水受容室または貯蔵室、および、同じ衛生陶器の排水室の間での中間の仕切り壁の形成を伴う、本発明によって最も効果的に達成され、その仕切り壁は、外へ流れでない貯留水が、従来のサイフォン動作の原理に従って排水領域および受容部の間のすべての空気流路を封止し、したがって、下水道の逆流を妨げ、受容室の排水管の臭気、および生活領域へのそれらの漏出を防ぐよう、中間の仕切り壁の端が、放出される最小量の水に常に浸漬されるように、室の高さより低い、または、同じ取付具の水抜き穴枠より低い端を有しなければならない。
図1から3において提案される他の実施様態によると、シャワートレー1は、その寸法を設定する外側のフレーム11、および、各々中央接合平面14の方へ収束する2つの上部の斜面12および13と共に連結される、例えば、四角形の基礎的な平面10を本質的に含む。
基礎的な平面10および上部の平面12、13および14の間には、斜面12および13の両方を支持する主な機能を有する一連のリブまたは垂直サポート15、16および17が存在し、数32、33、34、35および36で示される一連の囲まれた防水空間を決定する。
図2において例証されるように、リブ15および16の間で、斜面13は、リブ17を結合する滑り溝または追加的な傾斜18を示し、一方で、反対側の斜面12は、後述するように基礎的な平面10に関して固定された高さの端を有し、同じ斜面12および13から流れるシャワー水のチャネルまたは受容室30を形成する滑り溝または追加的な傾斜19を示す。
直角リブ15および16の残りの部分と共に、同じリブ17の中央の部分は、外側のフレーム11の部分および明らかに基礎的な平面10と同様に、中間の仕切り壁22によって分けられ、その高さが下部10および滑り溝19の端部の間の幅よりわずかに高い二重の室20-21を設定する。
この高さの組合せの結果として、すなわち、下部10および滑り溝19の端部間の幅の高さに関する仕切り22のより大きい高さの結果として、受容チャネル30から入ってくる水は、仕切り22、および、リブ15、16および17により区切られる室20に貯蔵され;そのような貯留水は、滑り溝19の端部を常に浸漬されるように維持することによってのみ、同じ仕切り22上に流れることができる。
排水室21は、家庭雑排水管へ運ぶために上述した仕切り22からあふれ出る水を受容および排出する出口孔23を実際に備える。
ここまでのところ記載されたことによれば、貯蔵室20に溜まる水の層が、滑り溝19の端部を常に浸漬することにより前記室20から受容チャネル30への通路を密封し、したがって、ここで特定される主な目的に従って、共通のわずらわしい外部装置を適用する必要性なしで、必要なサイフォン効果を与えるので、排水管から開口部23および排水室21に漏れる悪臭は生活領域に流出することができない。
図1から3のシャワートレーはまた、平坦なまたは格子状のボードを同じシャワートレー1上に置くのを可能にする下面37によって完成され、ユーザの座面の厳密で水平な平滑化を可能にし、また、傾斜した仕切り12および13から受容チャネル30までのシャワー水の流れを容易にする。
図2および3を参照すると、例えば破線で図示されるように外側のフレーム11から切断される、排水口23'の水平な配置を有するシャワートレー1の第1の変形実施態様が示される。
この変形実施態様によれば、孔枠23'の下部の点は、同じ仕切り22の存在が無用になるように、上記に記載された仕切り22の高さに等しい下部10に関する高さのレベルで設定される。
実際には、この変形実施態様によれば、貯蔵室20は排水口23'の枠まで延長し、それにもかかわらず、滑り溝19の端部は常に貯蔵室20の水に浸漬されることを保証し、したがって、必要なサイフォン効果を達成する。
図4および5を参照すると、すでに指摘されるように、その寸法がシャワートレー1のそれらよりも小さく、同時に、上記の図示されたリブが取り除かれてもよいのでその実施態様はより容易である単一の斜面112の存在を伴い、同じサイフォン・システムは、洗面器、シンク、または、ビデ101のいずれかの実施態様において応用される。
前記図4および5において提案される例示の実施態様によれば、壁に載置するために衛生陶器101の全体の高さをさらに減少する目的で、排水口123は外側のフレーム111の片面で切断される。
シャワートレー1の孔23'ですでに例証されるように、そのような孔123の下部の位置は、室120に溜まっているサイフォン水の高さを区切るが、それは、斜面112の端部119より高くなければならない、および常に受入れ穴130のレベルで一面の水の存在を与えなければならないので、片側の排水口123の配置により、貯蔵室120および排水室121を含む単一のサイフォン室を形成するように、仕切り122の除去が可能になる。
明らかに、同じ衛生ボウル101は代替的に、同じ図4および5の破線によって示されるように、下部110に配置される水抜き穴123'を有して、シャワートレー1のために前述されたものに対応して、実行されることができ、したがって、すでに記載された方式により、オーバーフロー仕切り122を有する貯蔵室120および排水室121の2つの室の形成を伴う。
図6および7を参照すると、すでに指摘されるように、同じサイフォン・システムは、壁への搭載の用途のために、廃水の側面または側方の排水口223で表される洗面器101として、水洗便器201に応用される。
この場合でさえ、サイフォン室220-221の高さは、必要なサイフォン効果を達成するために、そのような高さが下部210および傾斜した仕切り212の端部219間の幅の高さまたは通路より高くなければならないという条件で、水抜き穴223の下の位置によって決定される。
水洗便器の特殊な利用、および、使用される水の量のために、下部210および端部219間の通路の高さは適切でなければならず、いずれにせよ、仕切り212の傾斜と同様、例証された洗面器101のために必要とされる高さより大きくなくてはならない。
それによって、水洗便器201の全体の構造はより大きくより頑強であり、そのうえ、その全体の寸法は、あらゆる現行の外側の防臭弁装置が特定される様々な目的によって取り除かれるという事実により、非常に少なくされなければならない。
さらに、図6および7に示すように、下部210の排水口223'の配置はまた、ここまでのところ記載したサイフォン方式によって傾斜した仕切り212の端部219が常に受容室230および貯蔵室220の水に浸漬されることを確実にするため、貯蔵室220および排水室221間に仕切り222を適用する必要性を有し、水洗便器201に適している。
同じ図6および7を参照すると、側面211上に、排水口223と共に、あらゆる洗浄水分配のシステムに従ってそれ自体の分配室241および出口孔242を有して、供給口240が洗浄水のために提供されることが示される。
ここまでに記載されたことに基づき、貯留水20、120、220の室に常に浸漬される下端19、119、219を有し、受容チャネル30、130、230の高さを常に前記端部19、119、219より高く決定する傾斜した仕切り12、112、212を有するシステムによって、サイフォン効果は、シャワートレー、洗面器、シンク、ビデおよび水洗便器、または、他の類似した衛生設備のために達成されることができ、そのような衛生陶器の外側で現在固定されなければならない非実用的な全体のサイズの様々な防臭弁装置を取り除くことが、いくつかの特定された目的によって、空間および取付け時間に関する多くの利点を有して実際に示される。
加えて、ここで提案される同じ技術により、新たな関連のある製品の範囲の作成および主な下水管から離れた場所へのこれらの配置と同様に、適当な管ピッチのために十分な空間があるならば、示された他のいくつかの目的によって、洗面所のより清潔な吊着された衛生陶器のより容易な形成を可能にする。
例証される様々な形の衛生陶器のため、ここまでのところ記載されたシステムの実施態様は、セラミック材料の成形を通じて伝統的な成形方法と交換される同じ衛生設備の新たな成形技術のおかげで達成可能である。
この新たな技術は基本的に、スラブ、または、Corian(登録商標)のような特別樹脂のような様々な外形から切断される各々の衛生設備の様々な上述した部品、すなわち、下部、側面仕切り、傾斜した仕切りなどの道具による仕上げおよび成形、そして、この領域で、完全に革新的かつ独創的である上述した仕様により達成される衛生設備のためのサイフォン・システムの実施態様を可能にする使用の様々な領域において周知の確立された技術によって、適当な接着剤によるそれらの位置決めおよび取付けにより構成されている。
前に特定されるように、下部10、110、210または側面11、111、211上での、排水口23、123、223の配置に関する変化の可能性だけでなく、様々な衛生陶器10、110、210の形状に関するさらに可能な実施態様もまた、ここまでのところ示された衛生陶器のサイフォン・システムの実施態様は、単に例証するのみのためであり、非制限的な意図を有する。
一例として、シャワートレー1の端部18および19の追加的な傾斜は、仕切り12および13の底および適切な傾斜を維持することによって、受容室30を形成する傾向があるにもかかわらず取り除くことができるが、同時に、上記の例証された衛生設備101または201の傾斜した仕切り112および212の端部119および219で補助的な傾斜が達成されることは明瞭である。
同様に、平面12および13の傾斜した端部18および19は、同じ平面12および13、または、下部10に関して直角であることができる。さらに、出口のない領域、または、水32、33、34、35および36が到達しないそれらの位置は、リブ15および16の変化、または、斜面12および13の支持の同等の位置により数において変化することができ、加えて、前記領域は、例えば、適切なウレタンフォームまたは同等の材料で満たされる、または、パッドを入れることができる。
したがって、ボードはシャワートレー1の斜面12および13に直接置くことができ、さらに水平な平面は、前記ボードが水平な平滑化作用を確実にする傾斜した足を備え、貯留水が不衛生に表面に溜まるのを妨げる場合に、取付具101の斜面112に直接置くことができる。
シャワートレー1はまた、底のない10、または、例えば、それらが固定されるところにコンクリートの床面スラブに埋め込むための貫通された下部10を有して、防水室32、33、34、35および36で達成できる;同時に、シャワートレー1はまた、端部19が下に配置される貯蔵室20に浸漬される場合にシャワートレー全体を通じて延長している単一の斜面によって達成できる。
加えて、衛生設備101および201の傾斜した仕切り112および212は、浸漬される貯留水の高さに関して直立し、貯留水を隠すため、および、例えば台所の流しのような取付具の使用のために主要な容積を与えるのに適した平面に関連して、水平にヒンジ結合される、異なる傾斜を備えることができ、同時に、傾斜した仕切り112は、端部119が常に廃水の受容室130および貯蔵室120の間に浸漬されて囲まれる場合に洗面器の配置の自由な容積を増加させるために異なって成形されることができる。
これらおよび他の類似した変形、または、調整はいずれにしろ本願明細書において請求されるシステムの独創性に含まれるものである。
本発明のさらなる特徴および効果は、3つの添付の図面シートにおいて示される7つの概略図で支持される以下の例示的ではあるが、排他的でないその実施態様の説明において説明される:そこで、
図3のシャワートレーの部分平面図I-Iによる垂直図である; 図3の同じシャワートレーの部分平面図II-IIによる垂直図である; 本発明によるシャワートレーの例示的な実施態様の上面図および部分断面図である; 図5の洗面器またはビデの部分平面図IV-IVによる垂直図である; 本発明による洗面器またはビデの例示的な実施態様の上面図および部分断面図である; 図7の水洗便器の部分平面図VI-VIによる垂直図である; 本発明による水洗便器の例示的な実施態様の上面図である。各々の数は、すべての図面において同じ細部を指す、または、関連することになっている。

Claims (11)

  1. 衛生陶器(1;101;201)の成形、特にシャワートレー、洗面器、ビデ、水洗便器、または、あらゆる類似した衛生陶器(1;101;201)の成形の間、直接得られるサイフォン・システムであって、該衛生陶器(1;101;201)は好ましくは、囲まれた空間(32-36)を有し、内側のサイフォン機能のために必要とされる高さの差異をすでに備えた仕切り(12;112;212)を有し、ここで、該衛生陶器(1;101;201)の少なくとも1つの内側の仕切り(12;112;212)は、存在するならば、受容室(30;130;230)および貯蔵室(21;121;221)、または、排水室(20;120;220)の間で常に水に浸漬されるその自由端(19;119;219)を有し、少なくとも1つの内側の該仕切り(12;112;212)の該端部(19;119;219)は、該受容室(30;130;230)を通じて排水管の悪臭が生活領域に広がるのを防ぐため、該貯蔵室(21;121;212)の排水口(23'; 123;223)または、該排水室(20;120;220)のオーバーフロー仕切り(22;122;222)に関して低い高さに配置されるサイフォン・システム。
  2. 前記少なくとも1つの内側の仕切り(12;112;212)が前記衛生陶器(1;101;201)の端(11)から前記受容室(30;130;230)のチャネルの方へ傾斜され、該少なくとも1つの内側の仕切り(12;112;212)の前記自由端(19;119;219)が、該衛生陶器(1;101;201)の下部(10;110;210)から、該下部(10)および前記排水室(20)の前記オーバーフロー仕切り(22)の上部の枠、または、前記貯蔵室(21;121;221)の前記排水口(23'; 123;223)の下部の枠の間の高さより小さい間隔を置いて配置される、請求項1に記載のサイフォン・システム。
  3. 前記衛生陶器(1)は前記受容室(30)のチャネルを形成するためにそれぞれの端部(18、19)が自由である2つの斜面(12、13)を備えたシャワートレー(1)であり、該受容室(30)は前記貯蔵室(20)または前記排水室(21)に連結され、前記室(20、21、30)の下部の高さが同一である、および、前記オーバーフロー仕切り(22)の前記上部の枠の高さまたは前記排水口(23')の前記下部の枠のいずれかから間隔を置かれた、請求項2に記載のサイフォン・システム。
  4. 前記シャワートレー(1)の前記斜面(12、13)および接合面(14)が、該シャワートレー(1)の他の部品に関して防水することができ、前記下部(10)と関連して横に配置される前記排水室(21)の下部出口(23)または前記貯蔵室(20)の前記排水口(23')を通じて水を放水するために適当な寸法を有する、前記下部(10)および側面仕切り(11)と共に前記受容室(30)および前記貯蔵室(20)、または、前記排水室(21)を形成するリブ(15、16、17)によって支持される、請求項3に記載のサイフォン・システム。
  5. 前記衛生陶器(1;101;201)が、該衛生陶器(101;201)の上部の端(111;211)に連結される少なくとも1つの斜面(112;212)を備え、その端部(119;219)が前記受容チャネル(130;230)、および、前記貯蔵室(120;220)または前記排水室(121;221)の間で水に浸漬され、前記それぞれの2つの室(130、120または、130、121;230、220または、230、221)の下部の高さは同一であり、前記排水口(123;223)の前記下部の枠、または、前記オーバーフロー仕切り(122;222)の前記上部の枠の高さから間隔をおいて配置される洗面器(101)またはシンク(101)、または、代替的にビデ(201)または水洗便器(201)である、請求項2に記載のサイフォン・システム。
  6. 前記斜面(112;212)は、各々の衛生陶器において空いている容積により異なる取付角および異なる形状を有することができるが、前記受容室(130;230)および前記貯蔵室(120;220)または、前記排水室(121;221)の間で含まれる前記端部(119;219)は水に浸漬したままである、請求項5に記載のサイフォン・システム。
  7. 前記水洗便器(201)がそれ自体の洗浄給水システム(240)および配水システム(241)を含む、請求項6に記載のサイフォン・システム。
  8. 様々な指定された衛生陶器を形成するために配置され、適当な接着剤によって組み立てられるスラブ、または、Corian(登録商標)のような特別樹脂の様々な外形から切断される、請求項1から7のいずれか1つに記載のサイフォン・システム。
  9. 前記サイフォンが、前記衛生陶器の形成の間に直接得られる、請求項1から8のいずれか1つに記載のサイフォン・システム。
  10. 前記様々な室(20、21、30)および好ましくは前記少なくとも1つの内側の仕切りは、前記衛生陶器(l; 101;201)のフレーム(11;111;211)と一体的に形成される、請求項1から9のいずれか1つに記載のサイフォン・システム。
  11. 前記少なくとも1つの内側の仕切り(12;112;212)は、前記衛生陶器が使用される場合、水が直接当たり、その上の遮蔽を開放するように配置される、請求項1から10のいずれか1つに記載のサイフォン・システム。
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