JP2009524360A - 休止なくモバイルで終了するパケット・データ・コールのセットアップ - Google Patents

休止なくモバイルで終了するパケット・データ・コールのセットアップ Download PDF

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Abstract

ホーム・エージェント(HA)内の移動局(MS)のバインディングが時間切れになった場合、HAは、MSのIMSIから識別子を生成する。HAは、ホームアドレス(HoA)と特別な気付アドレス(MAP−CoA)との間のバインディングを保持する。ここで、MAP−CoAのホストIDは識別子であり、MAP−CoAのネットワークIDは特別な符号である。HoAに向けられたパケットが、HAにおいて受信されると、HAは、特別な符号にサービス提供するPDSNにMAP−CoAを通信することにより応答する。PDSNは、MAP−CoAのホストIDからIMSIを復元し、IMSIを用いて、MSをページする。MSは、コールをセットアップし、新たな気付アドレスを取得し、新たな気付アドレスを、HAにおいてHoAとバインディングすることによって応答する。有利なことに、パケットは、帯域外シグナリング無しで、HoAにおいて、休止MSへ送られる。

Description

開示された実施形態は、一般に、モバイルIPネットワークに関する。
(IPネットワークにおける休止の背景技術)
図1(先行技術)は、IP(インターネット・プロトコル)ネットワークにおける休止の一例を例示する図である。一例において、IPパケット接続は、IPノード1からセルラ電話2へ複数のIPネットワークを介してなされる。IPノード1は、例えばIP電話でありうる。セルラ電話2は「移動局」と呼ばれる。IPネットワーク3は、CDMA(符号分割多元接続)ネットワークである。IPネットワーク4は、インターネットである。IPネットワーク5は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)である。ノードの各々がIPアドレスを持つ限り、IPネットワークのうちの何れかにおけるどのノードも、IPプロトコルに従って他のノードと通信することができる。一例において、ノードは、移動局2、第1のRAN(無線通信アクセス・ネットワーク)6、第2のRAN7、MSC(モバイル交換局)8、第1のPDSN(パケット・データ・サービング・ノード)ルータ9、第2のPDSNルータ10、ホーム・エージェント(HA)11、DNSサーバ(ドメイン・ネーム・システム)12、ルータ13、およびIPノード1を含んでいる。PDSNルータ9、10は、CDMAネットワーク3とインターネット4との境界に配置される。ルータ13は、LAN5とインターネット4との境界に配置される。
この例において、プロトコルPPP(ポイント・トゥ・ポイント・プロトコル)が、PDSN9と移動局2との間のポイント・トゥ・ポイント・セッションを保持するために使用される。ポイント・トゥ・ポイント・セッションは、PDSN9とRAN6との間の有線リンク14と、RAN6と移動局2との間の無線リンク15とを含む。無線リンク15はまた「トラフィック・チャネル」とも呼ばれる。最初に、移動局(MS)は、PDSN9からIPアドレスを要求するために、PPPポイント・トゥ・ポイント・セッションを使用する。このIPアドレスは、移動局のIPアドレスになるだろう。このIPアドレスが、グローバルでユニークな公衆IPアドレスである限り、MS2は、インターネット上の他のIPノードによって到達されうる。例えば、もしMS2がドメイン・ネームを持っていれば、MS2のIPアドレスは、DNSサーバを介して、そのドメイン・ネームを用いて解明されるであろう。MS2が、PDSN9から数値的なIPアドレスを得る場合、DNSサーバが、そのマッピングを未だ持っていないのであれば、MS2は、その数値的なIPアドレスをDNSサーバに登録する。登録の結果、DNSサーバ12は、アルファベットのドメイン・ネームと数値的なIPアドレスとの間のマッピングを持つ。
次に、IPノード1が移動局2と通信したいと仮定する。IPノード1は、移動局のアルファベットのドメイン・ネーム・アドレスM1@Sprint.comを知っているが、MS2へIPパケットを送ることができるように、対応する数値的なIPアドレスを必要とする。従って、IPノード1におけるDNSクライアントは、DNSクエリと呼ばれるものをDNSサーバ12に対して実行する。このクエリは、DNSサーバ12にアルファベットのドメイン・ネームを提示することと、対応する数値的なIPアドレスを返すようにDNSサーバに依頼することとを含む。DNSサーバ12によって行なわれるこの照合は、数値的なIPアドレスに対してアルファベットのドメイン・ネーム・アドレスを「解明すること」と呼ばれる。IPノード1は、数値的なIPアドレスを得ると、この数値的なIPアドレスを用いてIPパケットをMS2へ送ることを開始する。IPノード1からMS2へ送られたIPパケットに関し、この数値的なIPアドレスは、IPパケットのIPヘッダ内の宛先IPアドレスである。
モバイル・ネットワークでは、移動局が通信していない場合、(トラフィック・チャネルと呼ばれる)無線リンクをアクティブ状態に保持することは一般には望まれない。使用されていない場合に、トラフィック・チャネルをアクティブにしておくことは、不必要な出費を含む。しかしながら、トラフィック・チャネルがダウンしているという理由だけで、移動局は、割り当てられたIPアドレスをリリースする必要はないことが一般に望まれる。ウェブ・ブラウジングを行うためにMS2が使用されている状態を考慮する。MS2のユーザは、MS2へウェブ・ページをダウンロードし、次に、しばらくの間そのウェブ・ページを読んで時間を過ごす。その後遅れて、ユーザは、ダウンロードされたページのリンクを選択し、次に、更なるブラウジングのために、関連するウェブ・ページをダウンロードし始める。ウェブ・ページの読み取りの間、MS2に割り当てられたIPアドレスがリリースされるのであれば、ユーザが、別のウェブ・ページをダウンロードするためにリンクを選択する場合、MS2は、PPPをセットアップし、PDSN9から新たなIPアドレスを得る手順全体を繰り返さなければならないだろう。新たなIPアドレスを得るために、MS2は、新たなIPアドレスがMS2に通信して戻されるPDSN9への新たなPPPセッションを確立する必要があるであろう。そのようなPPPセッションのセットアップは、2秒以上を要する場合がある。従って、MS2が、ある期間休止している場合、トラッフィック・チャネルはリリースされるが、PPPセッションはリリースされず、もって、IPアドレスはリリースされない。MS2へのIPアドレスの割り当ては維持され、通信が再開した場合、トラフィック・チャネルが再起動され、PPPセッションを確立し、新たなIPアドレスを得る処理を行う必要はない。
このシナリオにおいて、ウェブ・ページを読んでいる間に、トラフィック・チャネルがダウンする場合、PDSN9は、PDSNのPPP状態機械の状態を格納する。PDSN9は、MS2に割り当てられたIPアドレスに関連するこの状態情報を保持する。MS2は、移動局のPPP状態機械の状態を格納する。PDSN9とMS2との両方がそれぞれのPPP状態機械の状態を格納したので、トラッフィック・チャネルが再確立される場合、PDSNは、そのPPP状態機械の状態が何であるべきかを知り、移動局は、そのPPP状態機械の状態が何であるべきかを知るだろう。従って、トラッフィック・チャネル15が、休止期間後に再確立される場合、あたかもPPPセッションに対する中断がないかのように、PPPセッションの使用を継続することができる。同じIPアドレスがMS2にまだ割り当てられているので、MS2は、以前のように、新たなIPアドレスを取得する必要なくIPパケットを通信することができる。複数のトラッフィック・チャネル・インスタンスを介してIPアドレスを保持するこの能力は、「休止」としばしば呼ばれる。
休止は、多くの長所を持つ。第1に、トラッフィック・チャネルが再確立される毎に新たなPPPセッションを確立する必要はないので、接続時間が低減される。第2に、休止によって、移動局は、長い間そのIPアドレスを保持することが可能となる。IPノード1がMS2との通信を希望しており、IPノード1がMS2のIPアドレスを知っている場合、トラッフィック・チャネルがダウンしているのであれば、IPノード1は、MS2へIPパケットを送ることができる。IPパケットはPDSN9に伝えられる。また、PDSN9は、PCF(パケット制御機能)16と呼ばれる仲介機能へそれらを転送する。この例において、PCF16はRAN6の一部である。RAN6は、RAN機能(無線トランシーバおよび基地局機能)17と、PCF機能16とを含んでいる。RAN7は、RAN機能18およびPCF機能19を含んでいる。
PDSN9とPCF16との間にトンネル20が、PCF16とRAN機能17との間に別のトンネル21が存在する。PDSN9は、MS2の休止に関する情報から遮断されるが、PCF16は、MS2が休止しているか否かを知っている。MS2はこの例において休止しているので、PCF16はRAN機能17にメッセージを送信する。このメッセージは、MS2にページするようにとのRAN機能17への命令である。このページの結果、MS2が応答し、トラフィック・チャネルがセットアップされ、MS2が、トラフィック・チャネルを介してIPパケットを受信し始める。
今、移動局の電力がサイクルされているか、他の理由によって、移動局2のPPP状態が失われており、移動局2のIPアドレスがリリースされていると仮定する。PDSN9は、この状態に気づかないであろう。このような場合を取り扱うために、PDSN9は通常、PDSN PPP INACTIVITY TIMERと呼ばれる非アクティブ・タイマを有している。MS2は、タイマが時間切れにならないようにするために、PPPセッションを定期的に使用することによって、PPP INACTIVITY TIMERをリフレッシュする。もしもタイマが時間切れになると、PDSN9は、移動局のPPP状態をクリアし、MS2はもはやアクティブではなく、恐らくはこれ以上IPアドレスを持っていないものと仮定する。一旦PPP状態がクリアされると、IPノード1がMS2のために有するIPアドレスは、もはやMS2に割り当てられないので、IPノード1は、それ以上MS2に到達することができない。PDSN9が、移動局のIPアドレスに向けられたIPパケットを受け取ると、PDSN9は、このIPパケットを転送しないだろう。なぜなら、PDSN9はもはやMS2へのPPPセッションの状態情報を持っていないからである。
またPDSNは、一般に、固定数のPPP休止状態を維持するために充分なメモリ・リソースしか有していない。このPPPの数を超過する場合、非アクティブ・タイマが時間切れにならなくても、PDSNは、FIFO方式で、最も古いPPP状態をクリア・アウトしうる。この理由により、MS2へのPPPセッションのPPP状態がクリア・アウトされれば、IPノード1は、MS2に到達することができない。
休止のこの制限に対処する1つの試みは、SMS(ショート・メッセージ・サービス)サービスを用いた帯域外メッセージを用いることを含む。もしもMS2がアクティブ状態または休止状態であり、PDSN9がMS2のための格納されたPPP状態情報を持っているのであれば、MS2に到達することは可能であるかもしれないが、IPノード1は、MS2の休止状態に関して何の保証も持たない。従って、IPノード1は、先ず、MS2へ何かを送ることを試みる。MS2が応答すると、MS2は、休止またはアクティブであり、IPノード1は、通常の方法でMS2と通信することができる。一方、MS2が応答しなければ、IPノード1は、SMSメッセージをMS2に送る。SMSメッセージ・タイプは、MS2が、IPパケット・コールをセットアップし、PDSN9からIPアドレスを得、そして、IPアドレスをIPノード1に利用可能にせよという要求であり、これによって、IPノード1が、そのIPアドレスにパケットを送り始めることができるようにする。この技術に関する問題は、「帯域外」メカニズムに依存するということである。「帯域外」は、それがIPセッションの一部ではないことを意味する。SMSは非IPサービスである。帯域外サービスを用いることは望ましくない。なぜなら、一般に、1つのプロトコルからの通信を受信し、別のプロトコルを用いて通信を送るため、あるいはその逆のためには、移動局2内に特別のソフトウェアがなくてはならないからである。更に、SMSメッセージ配信は同時的ではないので、SMSを用いることは、相当量の遅延を含みうる。
(モバイルIPv6の背景技術)
上述したように、PDSN9によって、MS2に数値的なIPアドレスが割り当てられた場合、IPアドレスは、PDSNに地理的に結び付けられる。図2(先行技術)は、数値的なIPv4アドレスおよびIPv6アドレスを示す。この数値的なIPアドレスは2つの部分を持っている。第1の部分は、ネットワークを識別するネットワークID部である。第2の部分は、ネットワーク上のデバイスを識別するホストID部である。IPパケットがルート付けられる場合、IPアドレスのネットワークID部に基づいてルート付けられる。IPパケットがルータ上で受信され、ルータは、IPヘッダ内の宛先アドレスのネットワークIDを調べる。ルータは、IPパケットが宛先ネットワークへ接近するように、IPパケットを他のルータへどのようにして転送するのかを決定するためにルーティング・テーブルを調べる。この例において、各PDSNは、実際に、個別のネットワークに関連付けられている。しかしながら、両PDSNおよび両RANは、(例えば、Sprintのような)同じセル電話キャリアによって所有される。従って、PDSN9および10の両方のネットワークは、集合的にIPネットワーク3と呼ばれる。
MS2が、もはやRAN6との無線通信をしないが、RAN7との無線通信をするように移動する状況を考慮されたい。MS2は、もはやRAN6と通信していないが、RAN7と通信している。MS2は、新たなIPアドレスを割り当てられる。従って、MS2の新たなIPアドレスのネットワークIDは、PDSN9のネットワークIDから、PDSN10のネットワークIDへと変わる。PDSN9によってサービス提供されるネットワークのネットワークIDを有する古いIPアドレスを用いて、IPノード1がMS2とのIP通信を確立した場合、MS2は、PDSN9によってサービス提供されるネットワーク内にもはや存在しないが、PDSN10によってサービス提供されるネットワーク内に存在するように移動しているので、IPノード1から送られるIPパケットはもはやMS2に到達しないだろう。元々、インターネットは主に地理的に固定されたノードを取り扱うように設計されているので、一般にこれはインターネットに関する問題である。
この問題に取り組むために、モバイルIPが開発された。図3(先行技術)はモバイルIPを示す。モバイルIPは、「ホーム・エージェント」11と呼ばれるIPノードを含んでいる。この例において、ホーム・エージェント11は、セルラ・ネットワーク3のオペレータによって操作される。モバイルIPv6では、移動局は常に、移動局がどこにローミングしようとも、移動局に関連付けられた1つのIPv6アドレス(ホームIPv6アドレスまたはHoAと呼ばれる)を有する。ホーム・エージェント11は、MS2にHoA24を割り当てる。移動局2がPDSN9と通信している場合、さらに、それは、「気付IPアドレス」(CoA)と呼ばれる別のIPv6アドレスがPDSN9から割り当てられる。このCoA25は、PPPセッションによってPDSN9から受信されるような、上述のIPv6アドレスである。MS2は上述したように、PDSN9からそのCoAを取得し、そしてこのCoAを用いて、HoAを取得するためにホーム・エージェント11と通信する。
MS2がホーム・エージェント11と通信している間、MS2は、図3に例示するように、ホーム・エージェント11がCoA25をHoA24にバインディングできるように、CoA25をホーム・エージェント11に登録する。PDSN9は、ルーティング・テーブル内に、MS2のPPPセッションへのCoA25のマッピングを保持する。今、IPノード1が、IPパケットをMS2へ送ることを試みており、その上、このシステムでは、IPノード1が、MS2のIPアドレスがHoAであることを知っているものと仮定する。従って、IPパケットは、IPノード1から、ホーム・エージェント11へルート付けされる。しかしながら、ホーム・エージェント11は、HoAとCoAとの間のバインディングを有しているので、ホーム・エージェント11は、IPパケットをCoAへトンネルする。「トンネル」は、ホーム・エージェントが、HoAに向けられたIPパケットを受け取り、それらを、宛先IPアドレスであるCoAと、ソースIPアドレスであるホーム・エージェント11のIPアドレスとを有する別のIPヘッダ内にカプセル化することを意味する(図3Aおよび図3B参照)。CoAはこの場合、PDSN9によってMS2に割り当てられたIPアドレスである。従って、IPパケットは、PDSN9にルーティングされる。PDSN9は、CoAとPPPリンクとの間のルーティング・テーブル内にMS2へのマッピングを持っている。従って、PDSNは、これらトンネルされたIPパケットを、そのPPPセッションを介してMS2へ転送する。MS2は、これらトンネルされたパケットを受け取ると、宛先アドレスであるCoAとソース・アドレスであるホーム・エージェントIPアドレスとからなる外部IPヘッダを、カプセルから外す。その後、MS2は、宛先アドレスであるHoAと、ソース・アドレスであるIPノード1のIPアドレスとからなる内部IPヘッダを見て、これらパケットのために登録されたアプリケーションに対しプロトコル・スタックを送る。
次に、MS2が、PDSN9によってサービス提供されるネットワーク内にもはや存在せず、PDSN10によってサービス提供されるネットワーク内に存在するように移動すると仮定する。これは、図4(先行技術)で例示された状態である。MS2は、RAN7との無線通信を確立し、PDSN10とのPPPセッションを確立し、上述した処理によって、PDSN10から新たなCoA26を取得する。次に、MS2は、ホーム・エージェントが、移動局のHoA24を新たなCoA26へマップできるように、ホーム・エージェント11に登録する。PDSN10は、このCoA26の、ルーティング・テーブル内の移動局2のPPPセッションへのマッピングを保持する。従って、ホーム・エージェント11内のマッピングが更新される。ホーム・エージェント11が、IPノード1から、移動局のために指定された次のIPパケットを得る場合、ホーム・エージェント11は、PDSN10のCoA26を調べるためにそのバインディングを使用する。ホーム・エージェント11は、CoA26へIPパケットをトンネルする。PDSN10が、これらトンネルされたパケットを受信した場合、新たなCoA26に関連付けられたPPPセッションを調べる。その後、PDSN10は、PPPセッションを介して移動局2へIPパケットを転送する。パケットがMS2に到着した場合、MS2は、外部ヘッダをカプセルから取り出し、内部IPパケットを、これらパケットのために登録されたアプリケーションへのプロトコル・スタックへ送る。MS2がPDSN9からPDSN10へ移る場合、内部のIPパケットのソース(IPノード1のIPアドレス)と宛先(HoA 24)IPアドレスは変わらない。従って、MS2は、IPノード1とMS2との間のIPデータ・コールを中断することなく、RAN6からRAN7へ(あるいは、PDSN9からPDSN10へ)正しくローミングした。
このモバイルIPの例において、移動局が現在通信しているPDSNへと、ホーム・エージェント11がIPパケットを転送できるように、ホーム・エージェント内には、正しいCoAとMS2のHoAとの間のバインディングが常に存在していなければならない。PDSNを保持するキャリアは、自分達のセルラ電話ネットワークを使用することができる全ての可能なセルラ電話使用者のための1つのPPPセッション(従ってIPアドレス)を保持するためのリソースの余裕がないことがしばしば懸念される。さらに、PDSNは、モバイル・ノードのためのPPPセッション(従って関連するCoA)を保持する容量を無限に持つことはできない。従って、休止中のPPP状態は、非アクティブなある期間後にPDSNによって終了される。ホーム・エージェントが、無効なバインディングを保持し続けない(すなわち、CoAはもはや移動ノードに割り当てられない)ことを保証するために、ホーム・エージェントは、一般に、予め定めた時間よりも長い間、更新もリフレッシュもされていないバインディングを識別する非アクティブ・タイマを有する。この非アクティブ・タイマが時間切れになると、移動ノード2のバインディングがクリアされる。しかしながら、ホーム・エージェントがバインディングをクリアすると、移動局にもはや到達することができない。
(優先権主張)
本願は、2006年1月17日に出願された米国仮特許出願60/759,679号の優先権を要求する。
発明の概要
モバイルIPv6ネットワーク内のホーム・エージェント(HA)内の移動局(MS)のバインディングが(例えば、MSがあまりに長時間休止していることによって)が終了すると、HAは、MSの国際移動局識別子(IMSI)からインタフェース識別子(IID)を生成するエンコード方法を実行する。HAは、MSのホーム・アドレス(HoA)のためのHAにおけるバインディングを更新する。更新されたバインディングは、MSのホーム・アドレス(HoA)を、モバイル関連プッシュCoA(MAP−CoA)と呼ばれる特別な宛先アドレスへ結びつける。ここで、MAP−CoAのホストID部はIIDであり、MAP−CoAのネットワークID部は特別のネットワーク・プレフィクスである。MSに向けられたIPパケットが、HAにおいて受信された場合、HAは、MAP−CoAに向けられたIPパケット(例えば、ICMPピン・パケット)を送ることにより応答する。MAP−CoAは、特別のネットワーク・プレフィクスにサービス提供する具体的なPDSNへルーティングされる。PDSNは、この特別のネットワーク・プレフィクスを認識し、MAP−CoAのホストIDからIMSIを復元するデコード方法を用い、MSをページするためにこのIMSIを用いる。このページングは、モバイルIPネットワークにおいてサポートされた標準的なページング・メカニズムを使用する。MSは、IPパケット・データ・コールをセットアップし、PDSN(例えば、移動局がローミングした他のPDSN)から新たな宛先アドレスを取得し、この新たな宛先アドレスを、HA内のHoAにバインディングすることによってこのページングに応答する。MSのためのHAにおけるバインディングは、HoAを、MAP−CoAではなく、新たな宛先アドレスに結び付ける。MSに向けられた次のIPパケットは、HAにおいて受け取られ、新たな宛先アドレスを用いて、標準的なモバイルIPv6方式でHAからMSへ通信される。有利なことに、IPパケットは、例えばSMSのような帯域外シグナリングを用いることなく、HoAにおいて、非アクティブなMSへ送られる。(非アクティブなMSは、有効なPPP状態を有していないか、または、アクティブなトラフィック・チャネルを有していない(すなわち、IPアドレスを持たない)モバイル・ノードである。アクティブなMSは、有効なPPPとアクティブなトラフィック・チャネルとの両方を有するモバイル・ノードである。休止しているMSは、有効なPPP状態を持っているが、アクティブなトラッフィック・チャネルを持っていないモバイル・ノードである。)
追加の実施形態および詳細は、以下の詳細な説明に記載される。本概要は、発明を定義することを意味していない。本発明は特許請求の範囲によって定義される。
詳細な説明
図5は、1つの斬新な実施形態に従ったホームIPアドレス(HoA)100の図である。モバイルIPは、移動局が関連するホームIPアドレス(HoA)を持つように適用される。HoA100は、ネットワークID部101およびホストID部102を含んでいる。本実施形態に従うと、HoAのホストID部102は、IMSIに基づいた「インタフェース識別子」(IID)である。移動局は、国際移動局識別子(IMSI)と呼ばれるユニークな識別番号を有する。IIDは、移動局のIMSIから導出される。IMSIが入力として符号化機能へ提供されると、IMSIに関連付けられたHoAのホストID部102は、エンコード機能から出力される。同様に、HoAのホストID部102が入力としてデコード機能に提供される場合、関連するIMSIが、デコード機能から出力される。使用可能な多くの適切な符号化機能およびデコード機能があるが、HoAのホストID部102と、移動局のIMSIとの間に1対1のマッピングがなければならない。
ホーム・エージェント内の移動局のためのHoAからCoAへのバインディングが存在しない場合(例えば、移動局がローミングするが、その新たなCoAをホーム・エージェントに登録することに失敗した場合)、あるいは、ホーム・エージェント内のHoAからCoAへのバインディングが期限切れになった場合(例えば、移動局がホーム・エージェント内のバインディングをリフレッシュしない場合)、あるいは、(例えば、PDSNが全ての休止している移動局のためのバインディングを保つための十分なリソースを持っておらず、移動局との通信を切ることによって、ホーム・エージェント内のバインディングを移動局がリフレッシュすることを回避すると判定する休止中の移動局と通信しているPDSNによって)ホーム・エージェント内のHoAからCoAへのバインディングが破棄されている場合、ここで記載された斬新な実施形態に従ったホーム・エージェントがともにバインディングを破棄せず特別な「モバイルに関連したPUSH気付IPアドレス」(MAP−CoA)を生成し、移動局のHoAへMAP−CoAをバインドする。
図6は、現在記載された実施形態に従ったMAP−CoA103の図である。(「PUSH」気付IPアドレスとも称される)MAP−CoAは、2つの部分、すなわち、ネットワークID部104とホストIP部105とを有する。MAP−CoAのネットワークID部104は、キャリアのネットワーク内のPDSNの特別の「PUSHネットワークID」である。MAP−CoAは、PDSNが、特別な「PUSHネットワークID」と同様にサービス提供する1または複数のネットワークIDを持つことができるように、キャリアのネットワーク内の任意のPDSNと関連付けることができる。PUSHネットワークIDは、PDSN自身によってサービス提供されるネットワークを必ずしも識別する必要はないが、PUSHネットワークIDにサービス提供するPDSNに対して特別な予め定められた意味を持つ符号(「PUSHプレフィクス」とも称される)である。MAP−CoAのホストID部105は、HoAのホストID部のコピーである。従って、それは、移動局のIMSIを使用して生成されたIIDである。
図6の特別なMAP−CoA103を含む斬新な方法は、図7のモバイルIPネットワーク・システム・トポロジに関して下記に述べられる。図7では、IPノード106は、移動局107(例えば、セルラ電話)とのIPパケット・データ通信に従事することを望んでいる。IPパケット通信は、LAN108、インターネット109、およびCDMAネットワーク110を含むIPネットワークを介して生じる。この例において、CDMAネットワーク110は、MIPv6が実装された3GPP2(第3世代パートナシップ・プロジェクト2)システムである。しかしながら、この方法は、IPv6を展開させるGPRSネットワークおよび3GPPモバイル・ネットワークのような他のシステムにも等しく適用可能でありうる。ここで、GGSNは、上記の例におけるPDSNに代わる。CDMAネットワーク110は、インターネット109に、PDSNルータ111、112によって接続されている。CDMAネットワーク110はMSC141を含んでいる。LAN108はインターネット109にルータ113によって接続されている。PDSN111は有線接続114経由でRAN115と通信する。移動局107がRAN115と無線通信しているのであれば、移動局107とPDSN111との間でポイント・トゥ・ポイントPPPセッションを確立することができる。そのようなPPPセッションは、移動局107とRAN115との間の無線リンク116によって、および、RAN115とPDSN111との間の有線リンク114によって確立されよう。同様に、移動局107が、第2のRAN117と無線通信しているのであれば、ポイント・トゥ・ポイントPPPセッションが、移動局107とPDSN112との間で確立される。そのようなPPPセッションは、移動局107とRAN117との間の無線リンク(図示せず)によって、および、RAN117とPDSN112との間の有線リンク118によって確立されよう。RAN115は、PCF機能性119およびRAN機能性120を含んでいる。RAN117は、PCF機能性121およびRAN機能性122を含んでいる。DNSサーバ123およびホーム・エージェント124は、インターネット109内のIPノードである。
記述されている斬新な方法に従って、PDSN111は、2つのネットワークIDにサービス提供する。第1のネットワークIDは、上述するようなRAN115のためのネットワークIDである。第2のネットワークIDは、上述するような特別な「PUSHネットワークID」である。
図8は、IPノード106から移動局107へのIPパケットの送信を示す。移動局107へIPパケットを送るために、IPノード106は、モバイルIPプロトコルに従って移動局107のHoAにIPパケットを送る。これは図8中の矢印130によって図示される。HoAに向けられたIPパケットがホーム・エージェント124において受信された場合、ホーム・エージェント124は、HoA128のバインディング127を調べ、HoA128に関連付けられたCoA129を識別する。そして、ホーム・エージェント124は、IPパケットをCoA129にトンネルする。このトンネリングを行なうために、ホーム・エージェント124は、到来するIPパケットを取得し、ヘッダ内の宛先IPアドレスがCoA129であるIPヘッダを用いてそれをカプセル化する。CoAのネットワークID部は、PDSN111によってサービス提供されるネットワークのネットワークIDであるので、ホーム・エージェント124は、PDSN111へIPパケットをルーティングするために、通常のIPルーティング・テーブル手順を使用する。トンネリングは、図8の矢印131によって図示される。PDSN111は、CoA宛先アドレスのネットワークIDに「サービス提供する」ルータである。PDSN111は、移動局107へのPPPセッションに対するCoAマッピングを持っている。PDSN111は、PPPセッションを識別するためにこのマッピングを使用し、識別されたPPPセッションを介して移動局107へIPパケットを転送する。これは図8の矢印132によって図示される。
図9は、移動局107のためのホーム・エージェント124内のバインディング127が終了した後の事象を示す。バインディング127は、移動局107の延長された休止により終了するかもしれない。バインディング127はまた、他の理由も終了しうる。ここで記載された例では、バインディング127は、移動局107が、もはやRAN115と無線通信をしないが、PDSN111に接続されていないRAN117と無線通信するように移動するので終了する。しかしながら、移動局107は、PDSN112との新たなPPPセッションを確立することも、ホーム・エージェント124において、バインディング127内の新たなCoAを更新することもリフレッシュすることもしない。バインディング127が予め定めた期間、更新もリフレッシュもされない場合、ホーム・エージェント124内の非アクティブ・タイマが時間切れになる。ホーム・エージェント124は、バインディング127を完全に削除するのではなく、ここに記載した斬新な方法に従ってMAP−CoA103を生成し、移動局107のHoAをMAP−CoA103にバインディングする。ホーム・エージェント124のCPUは、コンピュータ読取可能媒体上に格納されたコンピュータ実行可能命令のセットを実行し、それによって、MAP−CoAを生成し、ホーム・エージェント124のデータ記憶装置メカニズムにこのMAP−CoAを格納する。MAP−CoA103は、図9のバインディング127に例示される。
図10は、MAP−CoA103がホーム・エージェント内においてHoA128にバインディングされた後、IPデータ・コールの次のIPパケットが、IPノード106からホーム・エージェント124へ受信される場合の次の事象を示す。次のIPパケットのホーム・エージェント124への受信は、図10中の矢印133によって図示される。IPパケットは、モバイルIPプロトコルに従って移動局107の(HoA)へ送られる。HoAに向けられたIPパケットが、ホーム・エージェント124において受信された場合、ホーム・エージェント124は、HoA128のバインディング127を調べ、HoA128に関連付けられたMAP−CoA103を識別する。
その後、ホーム・エージェントは、MAP−CoAの宛先アドレスを備えたIPパケットを送る。ICMP−ECHO(ピン)を使用することもできる。ここに記述された例において、ホーム・エージェント124は、MAP−CoA103までIPパケットにトンネルする。これを行うために、ホーム・エージェント124は、到来するパケットを取得し、ヘッダ内の宛先IPアドレスがMAP−CoA103である場合、IPヘッダを用いてそれをカプセル化する。MAP−CoA103のネットワークID部は、PDSN111によってサービス提供されるネットワークIDであるので、パス内のホーム・エージェント124およびその他のルータは、IPパケットをPDSN111へルーティングするために、通常のIPルーティング・テーブル手順を用いる。これは図10中の矢印134によって図示される。PDSN111は、この例では、MAP−CoA宛先アドレスのネットワークIDに「サービス提供する」ルータである。MAP−CoAのネットワークIDに「サービス提供する」PDSNは、同様にネットワーク内の他の幾つかのPDSNでありえる。
ホーム・エージェント124は、IPノード106から次に受信したIPパケットをバッファするか、あるいはホーム・エージェント124が移動局のHoAのための更新されたバインディングを受信するまでホーム・エージェント124内のローカル・ポリシー・設定に従ってそれらを廃棄するかの何れか一方を行う。
PDSN111は、MAP−CoAの宛先アドレスを備えたIPパケットを受信し、IPパケットのMAP−CoA宛先IPアドレスのネットワークID部を調べ、特別なPUSHネットワークIDを認識する。PDSN111は、このPUSHネットワークIDが、RAN115を含むPDSN111によってサービス提供されるネットワークではないが、特別な意味を持つ符号であることを知っている。この特別なPUSHネットワークIDによって、PDSN111は、宛先移動局107のIMSIが、IPパケットのMAP−CoA宛先IPアドレスのホストID部から得られることを知る。従って、PDSN111は、IPパケットのMAP−CoA宛先IPアドレスのホストID部を抽出し、予め定めたデコード方法を用いてIMSIを判定する。
PDSN111がIMSIを一旦判定すると、PDSN111は、PCF119と通信し、PCF119に対して、このIMSIを用いて特定の移動局にページするように指示する。これは図10中の矢印135によって図示される。CDMA2000シグナリングに従って、MSC141は、CDMAネットワーク110内の各移動局がどこにあり、そのIMSIが何であるかを追跡する。PCF119は、標準的なIS41シグナリング手順を用いてMSC141と通信し、MSC141に対して、移動局が現在通信しているRANを経由して移動局107に対してページさせる。この例において、移動局107が現在通信しているRANはRAN117である。従って、MSC141は、RAN117に対して移動局107にページするように指示するメッセージをRAN117に送る。このメッセージの送信は、図10中の矢印136によって図示される。
図11は、その後の事象を示す。移動局107がRAN117によってページされた場合、IPパケット・コールをセットアップする要求(S033または3GPP2 1x ネットワークの場合、サービス・オプション33)とともにページされる。移動局107は、IPパケット・データ・コールをセットアップし、PDSN112から新たなCoA125を取得し、モバイルIPv6プロトコルに従って、ホーム・エージェント124内のバインディング127内に新たなCoA125をHoA128にバインドする。図11のバインディング127は、移動局107のHoA128が、新たなCoA125に向けられていることを示す。バインディング127を更新することは、図11中の矢印137によって図示される。
図12は、IPデータ・コール後のIPパケットがIPノード106から通信され、移動局107のHoAに向けられているその後の動作を示す。これらIPパケットは、ホーム・エージェント124上で受信される。これは図12中の矢印138によって図示される。標準的なモバイルIP方式によって、ホーム・エージェント124は、そのバインディング127を調べ、HoA128に関連付けられたCoA125(到来するIPパケットのIPヘッダ内の宛先IPアドレス)を調べ、IPパケットをCoA125へトンネルする。この例において、IPパケットは、PDSN112にルーティングされる。これは、図12中の矢印139によって図示される。PDSN112は、そのルーティング・テーブル内に、移動局PPPセッションに対するCoA125のマッピングを有する。PDSN112において受信されたパケットの宛先IPアドレスは、移動局107のCoA125である。PDSN112は、そのルーティング・テーブルを調べ、CoA125に関連付けられたPPPセッションを識別し、その後、正しいPPPセッションを介してIPパケットを移動局107へ転送する。これは図12における矢印140によって例示される。
図13は、上記した斬新な方法の簡略ステップのフローチャートである。最初に、移動局のためのホーム・エージェントにおけるバインディングが、例えば、ホーム・エージェント内の非アクティビティ・タイマが時間切れになることによって破棄される(ステップ200)。
ホーム・エージェントは、移動局のIMSIからインタフェース識別子(IID)を生成するエンコード方法を適用する(ステップ201)。このエンコード方法は、特定のIMSIが特定のIIDへエンコードされるように、および、特定のIMSIを復元するために特定のIIDがデコード方法によってデコードされるように実行される。IID値と、IMSI値との間には1対1の対応がある。
ホーム・エージェントは、HoAが移動局の特別な気付アドレス(MAP−CoA)へ向けられるように、移動局のホーム・アドレス(HoA)のためのホーム・エージェント内にバインディングを保持し、更新する(ステップ202)。ここで、MAP−CoAのホストID部は、IIDであり、MAP−CoAのネットワークID部は、ホストID部が、IMSIを復元するために使用可能なIIDであることをPDSNに伝える特別な符号である。この特別な符号は、PDSNによってサービス提供されるネットワークIDである。
移動局のHoAに向けられたIPパケットは、ホーム・エージェントで受信される(ステップ203)。これを受けて、ホーム・エージェントは、MAP−CoAの宛先IPアドレスへIPパケットをトンネルする。これらパケットは、特別な符号(特別なホストID)にサービス提供するPDSNにルーティングされる。
PDSNは、宛先IPアドレスがMAP−CoAであるIPパケットを受信し、デコード方法を用いて、MAP−CoAのホストID部からIMSIを復元する(ステップ204)。幾つかの実施形態では、PDSN内の特別な機能が、MAP−CoAを受信し、デコード方法を用いてIMSIを復元する。他の実施形態では、PDSNの他の部分がMAP−CoAを受信し、デコード方法を用いてIMSIを復元する。PDSNの構造にかかわらず、このデコード方法は、ステップ201に関して上記したエンコード方法の逆である。
その後、PDSNは、この復元されたIMSIを用いて、無線通信システムによってサポートされるどのようなページング・メカニズムによっても、移動局がページされるようにする(ステップ205)。
ページされることに応答して、移動局は、PDSN(例えば、移動局がローミングした他のPDSN)と通信し、IPパケット・データ・コールをセットアップし、通常の方式でPDSNから新たな気付アドレスCoAを取得し、この新たなCoAをホーム・エージェントに登録する。新たなCoAを登録することによって、HoAはもはやMAP−CoAではなく、新たなCoAに向かうように、移動局のHoAに対するホーム・エージェントにおけるバインディングを更新する(ステップ206)。
上述された斬新な方法の利点は次のものを含みうる。1)移動局とのIPコールを試みているネットワーク上の別のノードの観点からは、IPパケットを移動局へ送ることができるように、その他のノードがホームIPアドレス(HoA)を知る必要がある。その他のノードは、移動局にコンタクトするために、SMSを送る必要も、その他幾つかの帯域外メカニズムを用いる必要もない。2)キャリアの観点から、キャリアは、移動局の無制限な気付アドレスを保存する必要はなく、キャリアは、短期間の間のみ、IPアドレスを割り当てることができる。移動局が、予め定めた時間以上IPアドレスを用いないのであれば、キャリアは、もしもネットワーク上の他のノードがその後移動局と通信することを試みた場合、移動局は、新たな気付アドレスを取得し、別のノードとの通信を続けることができるように、ページされることが可能であることを知って、リソースをリリースすることができる。3)IP通信と帯域外通信との間をインタフェースする必要がないので、システム・ソフトウェアが単純化される。
(PDSN動作の具体例):
以下に述べることは、PDSNが、IP宛先アドレスにおける特別な「PUSHプレフィクス」符号とともにIPパケットを受信した場合に実行される方法の具体例である。
1.PDSNは、宛先アドレスを保存し、パケットを廃棄する。PDSNは「ページ・ブロック・タイマ」を開始する。
2.PDSNは、「ページ・ブロック・タイマ」によって指定された設定可能な期間の間、同じ宛先アドレスで受信された他のパケットを無視する。
3.PDSNは、宛先アドレスのIID(ホストID部)からIMSIを復元するデコード方法を使用する。
4.PDSNは、A11/A9シグナリングによってIMSIをRANへ転送する。
5.移動局が同じRANにある場合、移動局は、標準的なIS−41/cdma2000シグナリング手順を用いてRANによってページされる。
6.移動局が同じRANにない場合、移動局はMSCによって位置決めされ、標準的なIS−41/cdma2000シグナリング手順を用いて、(移動局が現在通信している)現在のRANによってページされる。
7.移動局をページするために使用されるサービス・オプション(SO)は、標準的なSO33であるか、あるいは、パケット・データ・コールを発信し、(新たなコールのセットアップ後に取得される)新たなCoAをホーム・エージェントに登録するように移動局へ伝えるその他任意のSOでありうる。
8.ホーム・エージェントが新たなバインディングを得ると、ホーム・エージェントは、移動局のホーム・アドレス(HoA)に受信されたパケットの、バインディング内の新たなCoAへのトンネリングを開始する。
「ページ・ブロック・タイマ」が時間切れになった場合、PDSNは、そのIP宛先アドレス内の特別な「PUSHプレフィクス」とともにパケットを受信すると、ステップ1−8に従う。上記ステップ1−8は、ホーム・エージェント内に、移動局のための有効なバインディングが存在しようとしまいと、移動局が常にホーム・アドレス(HoA)に到達可能であることを保証する。
(エンコード方法の具体例):
下記は、IPv6インタフェースIDがIMSIから決定される1つのエンコード方法について記述する。エンコード方法をよく知られた方法にすることによって、移動局のIMSIを知っている人は誰でも、そのインタフェース識別子(IID)を導出することも、その逆も可能である。
ホーム・エージェントは、そのホーム・アドレス(HoA)から移動局のIMSIを得る。IMSIは15桁の数値である。2進数符号化された10進法(BCD)数値として符合化されると、これは、60ビットの2進数となる。例えば、IMSIが、10進数の形式003(MCC)―008(MNC)−586584628(MSIN)である場合、
BCD符合化では、それは以下のように60ビットの量となる。0000−0000−0011−0000−0000−1000−0101−1000−0110−0101−1000−0100−0110−0010−1000。インタフェース識別子(IID)は64ビットの量であり、以下のように、BCDのISMI表記の第1のニブルと、第2のニブルとの間に4ビット“0000”を挿入することによって得ることができる。0000−0000−0000−0011−0000−0000−1000−0101−1000−0110−0101−1000−0100−0110−0010−1000。第7ビット(ユニバーサル/ローカル)は、ローカルな範囲を示すためにゼロに設定されることに留意されたい。この64ビットのインタフェース識別子(IID)は、16進法で以下のように表わされる。0003:0085:8658:4628または3:85:8658:4628。セルラ・デバイスに割り当てられたIMSIはユニークであるので、移動局のIMSIから得られたIIDは、1つのサービス・プロバイダ・ドメインだけでなく多くのプロバイダ・ドメインを横切ってもユニークになる。
ある特定の実施形態が説明目的で上述されたが、本発明はそれに限定されない。斬新な方法の例は、3GPP2ネットワークで動作するものとして記載されたが、この斬新な方法は、モバイルIPv6を適用する任意のモバイル・ネットワークにも等しく適用可能である。非アクティブ・タイマが時間切れになってMAP−CoAが生成されるのを待つのではなく、MAP−CoAは、既存のMAP−CoAが、非アクティブ・タイマの時間切れに応答してHoAへ向けられる(バインディングが生成される)ように前もって生成される。IPテレフォニに関する例が上述されたが、この斬新な方法は、一般に、IP通信に当てはまり、テレフォニまたはIPテレフォニの音声を含む必要はない。従って、上述された具体的な実施形態の様々な特徴の様々な変形、適応、および組合せが、特許請求の範囲で述べられるような本発明のスコープから逸脱せずに実現されうる。
図1(先行技術)は、IP(インターネット・プロトコル)ネットワークにおける休止の一例を例示する図である。 図2(先行技術)は、ドメイン・ネームおよびその対応する数値的IPアドレス(IPv4とIPv6)を例示する図である。 図3(先行技術)は、移動局とIPノードとの間のモバイルIP通信を示す。 図3A(先行技術)は、IPパケットを例示する。 図3B(先行技術)は、図3AのIPパケットをトンネルする例を例示する。 図4(先行技術)は、移動局が移動した後の図3のネットワークを示す。 図5は、1つの斬新な実施形態に従ったホームIPアドレス(HoA)の図である。 図6は、図5の斬新な実施形態に従ってMAP−CoAと呼ばれる宛先IPアドレスの新たなタイプの図である。 図7は、移動局のためのホーム・エージェントにおけるバインディングを例示する図である。 図8は、IPノードからPDSNを介した移動局へのIPパケットの通信を例示する図である。 図9は、移動局のバインディングが終了する場合に、ホーム・エージェント内のバインディングがどのように変更されるのかを例示する図である。例示された例においてバインディングは終了する。なぜなら、移動局は、第1のPDSNではなく、第2のPDSNに接続されたRAN内にあるように移動するからである。しかしながら、移動局は、新たなPPP接続を確立することも、移動時にそのバインディングをリフレッシュすることもしない。従って、そのバインディングは、ホーム・エージェントにおいて終了する。 図10は、IPノードからのホーム・エージェントにおける次のIPパケットの受け取りによって、移動局がどのようにしてページされるのかを例示する図である。 図11は、ページされることに応答して、移動局がどのようにしてIPパケット・データ・コールをセットアップし、新たな宛先IPアドレスを取得し、この新たな宛先IPアドレスをホーム・エージェントに登録し、もって、ホーム・エージェント内の移動局のためのバインディングを更新するのかを例示する図である。 図12は、IPノードから移動局のホームIPアドレスへ通信された次のIPパケットが、ホーム・エージェント、第2のPDSN(移動局が現在無線通信しているPDSN)を介して移動局へ通信されることを例示する図である。 図13は、図7〜図12に関して述べられた斬新な方法のフローチャートである。

Claims (24)

  1. モバイルIPシステム内の移動局の識別子がデコード方法によってデコードされて識別子番号が復元されるように、エンコード方法を用いて前記識別子番号から前記識別子を生成することと、
    前記モバイルIPシステムのホーム・エージェント内にバインディングを保持することとを備え、
    前記バインディングは、前記移動局の気付アドレスと、前記移動局のホーム・アドレスとの間のバインディングであり、前記識別子は、前記移動局の気付アドレスの一部である方法。
  2. 前記識別子は、前記移動局の識別番号に対する1対1の対応を持っている請求項1に記載の方法。
  3. 前記モバイルIPシステムは、モバイルIPv6システムであり、前記気付アドレスは、PUSH気付アドレス(MAP−CoA)である請求項1に記載の方法。
  4. 前記識別番号は、国際移動局識別子(IMSI)である請求項1に記載の方法。
  5. 前記移動局のホーム・アドレスに向けられたIPパケットを前記ホーム・エージェントで受信し、それに応答して、前記気付アドレスを、前記モバイルIPシステム内のパケット・データ・サービング・ノード・ルータ(PDSN)へ通信することと、
    前記気付アドレスを前記PDSNで受信し、前記PDSNにおいて前記デコード方法を用いて、前記気付アドレスから前記識別番号を復元することと、
    前記識別番号を用いて前記移動局をページすることと
    を更に備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記通信することは、前記気付アドレスへ前記IPパケットをトンネルすることによって達成される請求項5に記載の方法。
  7. 前記気付アドレスはネットワークID部とホストID部とを含み、前記ホストID部は識別子であり、前記ネットワークID部は符号であり、前記方法は、
    前記PDSNにおいて、前記ネットワークID部が前記符号であることを検出することと、
    前記検出することに応答して、前記気付アドレスから前記識別番号を復元するために、前記PDSNにおいて前記デコード方法を用いることと
    を更に備える請求項5に記載の方法。
  8. 前記移動局は、前記ページに応答して、パケット・データ・コールを発信し、新たな気付アドレスを取得し、前記ホーム・エージェント内のバインディングが、前記新たな気付アドレスと前記移動局のホーム・アドレスとをバインディングできるように、前記新たな気付アドレスを前記ホーム・エージェントに登録する請求項5に記載の方法。
  9. バインディングを生成することを備え、
    前記バインディングは、移動局の気付アドレスと、前記移動局のホーム・アドレスとの間のバインディングであり、前記気付アドレスは、第1の部分と第2の部分とを含み、前記第2の部分は、前記移動局の識別番号を示す方法。
  10. 前記識別番号は、国際移動局識別子(IMSI)である請求項9に記載の方法。
  11. 前記移動局は、国際移動局識別子(IMSI)を有し、前記第2の部分は、前記移動局のIMSIから生成された数である請求項9に記載の方法。
  12. 前記気付アドレスは、前記生成するステップに先立って存在し、前記生成するステップは、前記気付アドレスを前記ホーム・アドレスへバインディングするステップである請求項9に記載の方法。
  13. 前記第1の部分は、前記第2の部分が前記移動局の識別番号を示していることを判定するために利用可能な符号である請求項9に記載の方法。
  14. タイマを保持することを更に備え、
    前記タイマが時間切れになると、前記バインディングを生成するステップが、前記タイマの時間切れに応答して引き起こる請求項9に記載の方法。
  15. 前記移動局は、国際移動局識別子(IMSI)を有し、前記方法は更に、
    前記気付アドレスを、ネットワーク上のノードへ通信することを更に備え、
    前記ノードは、前記第2の部分から前記移動局のIMSIを導出する請求項9に記載の方法。
  16. ローミングしている移動局(MS)との通信を維持するシステムであって、
    前記MSのためのバインディングを保持するホーム・エージェント(HA)を備え、
    前記バインディングは、気付アドレス(CoA)を含み、前記CoAは、第1の部分および第2の部分を含み、前記第2の部分は、前記MSの識別番号を導出するために利用可能であり、
    前記システムは更に、前記HAから前記CoAを受信し、前記第2の部分から前記識別番号を導出するパケット・データ・サービング・ノード(PDSN)を備え、
    前記PDSNは、前記識別番号を用いて前記MSがページされるようにするシステム。
  17. パケット制御機能(PCF)、モバイル交換局(MSC)、および無線アクセス・ネットワーク(RAN)を更に備え、
    前記PDSNは、前記PCFに対して、前記識別番号によって識別されるMSをページするように指示することによって前記MSがページされるようにし、前記PCFは、前記MSCに対して、前記RANを介して前記MSにページさせる請求項16に記載のシステム。
  18. 前記CoAの第1の部分は符号であり、前記PDSNは、前記CoA内の符号を検出し、それに応じて、前記MSがページされるようにする請求項16に記載のシステム。
  19. 前記CoAの第1の部分は符号であり、前記PDSNは、前記CoA内の符号を検出し、それに応じて、前記第2の部分から前記識別番号を導出する請求項16に記載のシステム。
  20. 前記識別番号は、国際移動局識別子(IMSI)である請求項15に記載のシステム。
  21. モバイルIPシステムであって、
    バインディングを生成する手段を備え、
    前記バインディングは、前記移動局の気付アドレスと移動局のホーム・アドレスとの間のバインディングであり、前記気付アドレスは、第1の部分と第2の部分とを含み、前記第2の部分は、国際移動局識別子(IMSI)から導出され、
    前記モバイルIPシステムは更に、前記バインディングを格納するデータ格納メカニズムを備えるモバイルIPシステム。
  22. 前記生成する手段は、前記IMSIが第2の部分へ変換されるエンコード方法を実行するプロセッサである請求項21に記載のモバイルIPシステム。
  23. 前記プロセッサは、前記モバイルIPシステムのホーム・エージェントのプロセッサであり、前記データ格納メカニズムは、前記ホーム・エージェントのデータ格納部であり、前記データ格納部は、半導体メモリ、磁気記憶媒体、磁気ハード・ディスク、光記憶媒体、多くの分散型ネットワーク・ストレージからなるグループから選択されるストレージ・タイプからなる請求項21に記載のモバイルIPシステム。
  24. 前記モバイルIPシステムは、モバイルIPv6システムであり、前記気付アドレスは、PUSH気付アドレス(MAP−CoA)である請求項21に記載のモバイルIPシステム。
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