JP2009523538A - 調整可能骨板 - Google Patents

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Abstract

【課題】
骨板を骨折した骨に適用する処理中或いはその後に骨が捩じれる或いは斜めになること抑制するか、或いは防止しながら骨の骨折した部片を外科医が移動できるように、調整可能な骨板を提供すること。
【解決手段】
この発明は一セット以上の第一部材と第二部材とから成る調整可能な骨板に関する。第一部材と第二部材は取付け手段と固定手段によって互いに解放可能に固定されていて、二セット以上の第一部材と第二部材は架橋手段によって連結されている。骨板の縦方向と横方向寸法が調整できる。

Description

この発明は、互いに開放可能に固定された一セット以上の第一部材と第二部材から成る調整可能な骨板に関する。部材は摺動できて、それにより外科医が骨板の縦方向長さを調整し、骨板の縦方向長さに設定するのに先立って互いに接近して骨折した骨の部片を移動できる。この発明は、縦方向と横方向の両寸法を調整され得る骨板に関する。
従来の骨板は固定寸法と骨ねじを収容させる多数の穴とを有する。外科医は一般に骨板を使用して、骨折の上に骨板を置いて、骨の健全部分を載置する板の穴を通して骨ねじを挿入させ、骨折について骨を固定させることにより骨折した骨の部片を結合させる。多くの寸法の骨板が外科医のために設けられ、各骨板が多数の穴を有するので、外科医が骨板上に板を配列でき、健全骨上に利用できる骨ねじ穴を有する。
直接圧縮板(『DCP』)は骨折した骨を安定化するのに利用できる。DCPは一般に傾斜した開口を有し、その開口を通してねじが骨に「斜めに留められ」、斜め留めねじの締付けがDCPの下で骨を僅かに移動させるように作用する。DCPは骨部片を骨折のいずれかの側面に一緒に接近して移動させるように使用されていた。しかしながら、DCPにより、ほんの僅かで容易に制御できない運動が生じる。一般に下に置いた骨はねじのねじ筋により適切な場所に引張られ、骨のねじれ或いは旋回や板の曲げに関して制御できない。さらに、骨が取付け板に傾斜して引張られ、それは斜めになった骨を生じるか、或いは骨の長手方向に傾斜している。骨の微小運動と一緒のこの傾斜は骨板が骨に固定された後にねじの後退して出ること導いた。
特表2006−506197号公報 特表2006−506194号公報 特表2008ー500143号公報 特表2007ー532283号公報
それで、骨板を骨折した骨に適用する処理中或いはその後に骨が捩じれる或いは斜めになること抑制するか、或いは防止しながら骨の骨折した部片を外科医が移動できるように、調整できる骨板が必要である。
この発明の骨板或いは骨板組立体は一セット以上の第一部材と第二部材から成る。各セットでは第一部材と第二部材が取付け手段を通して互いに対して開放可能に固定される。取付け手段は、互いに関して第一部材と第二部材の位置を縦方向調整できて、それによ上に板を配列でき、健全骨上に利用できる骨ねじ穴を有する。取付け手段は一般に部材の移動を制限するか、或いは抑制する固定手段と作用し、それにより骨板組立体の縦方向長さを設定させる。例えば、使用では、外科医が骨折した骨の破損の片面に第一部材を固定させ、骨折した骨の破損の他の面に第二部材を固定させ、次に一方又は両方の部材を移動させて骨折した骨の部片を一体にさせる。一度、外科医が治療に望まれるように部片を移動させたら、次に外科医が骨板組立体の縦方向長さに設置するように固定手段を適用させる。この発明の実施例では、一セット以上の第一部材と第二部材が骨折した骨に適用されて第一部材或いは第二部材のセットが架橋手段を通してのように互いに連結されて骨板組立体の横方向寸法に調整を与える。
取付け手段は例えば一方の部材のフランジと他の部材の対応窪みとから成る。フランジは窪み内で摺動できて、それで骨板に調整性を備える。他の例の取付け手段は第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方の部材のロッド孔内に移動できる一個以上の連結ロッドである。
固定手段は第一部材と第二部材が互いに関して物理的に移動することを防止できる任意の機械的装置である。一般に、固定手段は一つ以上の次のことであり;熱収縮、膠、第一部材と第二部材の一体の成形、ねじ、ピン或いはアンカーとこれらの組合せ。
例えば固定手段が一方の部材のフランジのスロットと締め付けることにより窪み内にフランジを固定する第二部材の窪みのねじ孔とに係合する大きな頭ねじであって、それにより第一部材と第二部材が互いに関して移動することを防止する。他の例の固定手段が第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方の部材の固定手段に係合する止めねじであって、互いに関して第一部材と第二部材の移動を防ぐ摩擦力を創る取付け手段に関して第一部材と第二部材の要素を有効に押圧する。この発明の実施例では、第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方の部材のロッド孔内に移動する一つ以上の連結ロッドであり、第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方の部材の固定手段孔内に適用された止めねじが連結ロッドの外面と運動を防ぐロッド孔壁の間の摩擦力を創る連結ロッドに対してロッド孔の壁を押し込む。他の固定手段はフランジの面と窪みの間のような第一部材と第二部材の間に物理的接着を形成する生適合性接着剤或いは熱のような物理的接着を包含する。例えば、一度、第一部材と第二部材が適当な場所に設置されると、外科医が第一部材と第二部材を互いに一定関係に固定させる接着剤或いは他の接着剤を塗布できるか、或いは整合されて互いに接触する第一部材或いは第二部材の面に有効に溶融する熱を加えて、各板の溶融した材料を一体に混合させ、それにより熱源が取外され、第一部材と第二部材が冷却するときに二つの部材を物理的に連結させる。
調整可能な骨板はさらに縦方向と横方向の両寸法に関して調整性を有する骨板組立体を形成するように、二セット以上の調整可能な第一部材と第二部材が互いに連結され得る架橋手段から成る。この発明のこの実施例では、調整可能な骨板は外科医が縦方向及び横方向又はそのいずれか一方向の寸法が調整されながら骨の骨折した部片が一体になることを観察できる。例えば、各調整可能な骨板組立体が第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方の部材の一つ以上の架橋ロッド孔内に移動できる一つ以上の架橋ロッドから成る。架橋手段は上述取付け手段と同じ或いは同様な構造を有し得る。
調整可能な骨板はさらに結合セットの第一部材と第二部材に関して一セットの第一部材と第二部材の移動を抑制するか、或いは制限するように、架橋手段と関連して使用する架橋固定手段から成り、それにより調整可能な骨板組立体の横方向寸法を設定する。例えば、架橋固定手段が第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方の部材の孔にねじ込まれる止めねじようなねじ部材であり、架橋手段の面と直接に接触させ、それにより架橋手段孔内に架橋手段の移動を防止するか、或いは抑制することにより結合セットの第一部材と第二部材に関して一セットの第一部材と第二部材の移動を抑制するか、或いは制限する。止めねじ或いは他のねじ部材に加えて、架橋固定手段が上述の任意の固定手段である。
骨板は生物学的に許容し得る材料により形成され得る。材料の組合せが使用され得る。
この発明はさらに患者の骨折した骨を治療する骨板組立体に適用する方法に関する。例えば、一つの方法では、一セットの第一部材と第二部材のみが使用される。この方法では、第一部材或いは第二部材が破損の片面の骨上に置かれて、第一部材或いは第二部材が破損の他面の骨上に置かれ、次に第一部材と第二部材が取付け手段及び固定手段又はそのいずれか一方によって互いに開放可能に固定される。骨ねじ或いは他の骨取付け手段は、取付け手段が係合され、移動できるように部分的或いは緩く係合された後に骨ねじ或いは他の骨取付け手段を第一部材と第二部材の骨ねじ孔を通して骨へ移動させることにより、第一部材と第二部材を患者の骨に固定させるように適用される。発明の実施例では、骨取付け手段は、取付け手段の係合に先立って適用され得る。そのように、第一部材と第二部材は、骨板が患者の骨に固定されるのに先立って、或いは骨板が患者の骨に固定された後に互いに開放可能に固定され得る。取付け手段が骨ねじ、外科用ファスナー或いは骨板或いは骨板の任意の成分を患者の骨に固定できる任意の他の装置である。更に、第一部材と第二部材は最初に開放可能に固定され得て、一方の部材を片面に、他の部材を他の面に骨折した骨の上に置かれ、次に骨ねじが骨板組立体を骨折した骨に固定するように適用される。任意の場合には、一度、第一部材と第二部材が骨に固定されると、外科医が第一部材或いは第二部材を移動させて骨折した骨の部片を一緒にして、さらに取付け手段及び固定手段又はそのいずれか一方を適用させるか、或いは締め付けて、第一部材と第二部材のそれ以上の運動を防止して、骨板組立体の縦方向寸法を固定し且つ治療のために骨を適当な場所に設置する。
別の実施例では、この方法が一つ以上の追加セットの第一部材と第二部材を適用することから成る。この実施例では、第一部材と第二部材のセットが一般に上述のように、患者の骨折した骨に適用され、次に架橋手段が適用され且つ次に第一部材と第二部材のセットが適用される。さらに、第一部材と第二部材のセットは架橋手段と共に第一部材と第二部材の各追加セットと先行セットとの間に適用され得る。各セットの第一部材と第二部材は上述のように、各縦方向寸法に関して調整され得て、横方向寸法が架橋手段と関連して第一部材と第二部材のセットを移動させることにより調整され得る。一度、骨折した骨の部片が所望の位置に移動されたならば、骨板組立体の縦方向と横方向寸法が取付け手段及び固定手段又はそのいずれか一方(縦方向用)並びに架橋固定手段(横方向用)を適用し且つ締付ける又は適用するか、或いは締付けることにより固定され得る。更に、この発明の実施例では、この方法は骨板を患者の骨に固定させることにより患者の骨に骨板を適用するのに先立って固定された骨板の縦方向及び横方向寸法又はそのいずれか一方を有することから成る。破損の種々の面に関しての各第一部材と第二部材の位置は骨折した骨の性質に依存する。例えば、骨が破損を分割し、この場合に、各々が骨板組立体の第一部材と第二部材に分離させ、架橋手段により連結された第一部材と第二部材の二セットを有する骨板組立体が骨折した骨の異なった部分に固定され得る。
図1−7はこの発明の実施例における骨板組立体1を示し、骨板組立体は第一部材2、第二部材3と固定手段4から成る。発明のこの実施例では、各第一部材と第二部材が二つの端部から成り、各部材の少なくとも一つの端部が一つ以上の、特に二つの円形要素を有する。各円形要素が少なくとも一つの骨ねじ孔を有する。発明のこの実施例では、各第一部材と第二部材の一方の端部が取付け手段から成るか、或いは取付け手段を収容して、第一部材と第二部材が調整可能な骨板組立体へ一体化され得る。図1−7に示されたこの発明の実施例では、取付け手段は第一部材の第二端におけるフランジ8と、第二部材の第二端に隣接して第二端から第二部材の第一端と第二端の間の点まで延びる対応窪み59とから成る。
図2と3に示されるように、第一部材は第一部材第一端204、第一部材第二端5、第一部材前方側面6と第一部材末方側面7から成る。フランジ8が第一部材第二端5から突き出す。第一部材第一端204は、図1−7に示された実施例において、曲率を有する第一部材中心部分により結合された第一部材前方円形要素9と第一部材末方円形要素10とから成る。第一部材2はさらに第一部材上面12と下面13から成り、その下面が骨構造の曲率に対して第一部材と調整可能な骨板のスナップ取付けをさらに促進させるほぼ凹状アーチ部分である第一部材下面彎曲部分13aから成る。
第一部材前方円形要素9は第一部材第一前方端子点15から第一部材第二前方端子点16まで延びる連続側面14を有し、その側面が配向において円形或いは半円形である。同様に、第一部材末方円形要素10が第一部材第一末方端子点18から第一部材第二末方端子点19まで延びる連続側面17を有する。第一部材中心部分11が第一部材第一前方端子点15と第一部材第一末方端子点18とに隣接して、第一部材第一前方端子点15から第一部材第一末方端子点18まで延びる。好ましい実施例では、第一部材第一前方端子点15と第一部材第一末方端子点18とが互いに対向し、第一部材中心部分11の第一部材中心部分側面20が第一部材前方円形要素9と半円形面を有する第一部材末方円形要素10の間に空所を創る曲率を有し、第一部材前方円形要素9、第一部材中心部分11と第一部材末方円形要素10が連続彎曲面を表す。第一部材中心部分は骨板組立体を備えた閉鎖手段により係合され得る一つ以上固定スロットから成り、調整可能な骨板を形成する第二部材と係合されたときに第一部材の移動を助ける。第一部材中心部分は、この発明のこの実施例では、(第一部材2と第二部材3の両方に沿って図2と3の例えば中心線24として示される)第一部材のおよそ中心線において第一部材固定スロット20aから成る。
第一部材は、図1−7と特に図2に示されたこの発明の実施例では、さらに第一部材第二前方端子点16から第一部材第二端5まで延びる第一部材前面縁21から成る。好ましくは、第一部材前面縁は第一部材第二前方端子点16に隣接して且つ第一部材第二端5にさらに近接する点まで延びる第一部材第一前方縁部分22から成り、第一部材第二前方端子点16における前方位置から第一部材第三端子点23におけるさらに末方位置まで傾斜され得て、即ち第一部材の中心線23へ傾斜されている。第一部材第一前方縁部分22に隣接して第一部材第二前方縁部分25があり、その第一部材第二前方縁部分が第一部材第四前方端子点26にまで延びている。第一部材第一前方縁部分22に隣接して第一部材第三前方縁部分27があり、その第一部材第三前方縁部分が第一部材第二端5まで延びていて、中心線24とほぼ平行である。好ましい実施例では、第一部材第一前方縁部分22が第一部材の中心線に関して傾斜され、第一部材第三前方縁部分27が中心線24とほぼ平行であるから、第一部材第二前方縁部分25が第一部材第一前方縁部分22と第一部材第三前方縁部分27を結合するように彎曲面を備える曲率を有し、第一部材前面縁21が側面を結合する任意の鋭い縁なしに連続彎曲面を有する。
図1−7と特に図2に示されるように、第一部材2はさらに第一部材第二末方端子点19から第一部材第二端5まで延びる第一部材末方側面縁28から成る。好ましくは、第一部材末方側面縁28は第一部材第二末方端子点19に隣接して且つ第一部材第二端5にさらに近接する点まで延びる第一部材第一末方縁部分29から成り、第一部材第二末方端子点19から第一部材第三端子点30におけるさらに前方位置まで傾斜され得る、即ち第一部材の中心線24へ傾斜され得る。第一部材第一末方縁部分29に隣接して第一部材第二末方縁部分31があり、その第一部材第二末方縁部分が第一部材第四末方端子点32まで延びている。第一部材第一末方縁部分29に隣接して第一部材第三末方縁部分33があり、その第一部材第三末方縁部分が第一部材第二端5まで延びていて、中心線24とほぼ平行である。好ましい実施例では、第一部材第一末方縁部分29が第二部材の中心線24に関して傾斜され、第一部材第三末方縁部分33が中心線とほぼ平行であるから、第一部材第二末方縁部分31が第一部材第一末方縁部分29と第一部材第三末方縁部分33を結合するように彎曲面を備える曲率を有し、第一部材末方側面が側面を結合する任意の鋭い縁なしに連続彎曲面を有する。
例えば図2と3を参照すると、第一部材前方円形要素と第一部材末方円形要素の各連続側面並びに第一部材中心部分側面が上縦方向彎曲部分(34a,34bと34c)と下縦方向彎曲部分(35a,35bと35c)を有し、これら上下縦方向彎曲部分が側面に凹状曲率を備える。さらに第一部材前面と第一部材末面の縁が上縦方向彎曲部分(36aと36b)と下縦方向彎曲部分(37aと37b)を有する。これら縦方向彎曲部分が第一部材の側面と縁に凹状曲率と中断されない曲線を備えて、この中断されない曲線が骨板を骨構造の曲率にきちんと取付けできる。しかしながら、第二端が縦方向彎曲部分を有しない。
第一部材(2と501)の第二端5が、図4とこの発明の他の実施例に関しての図16と19に示される如く、一般に同じ高さにあって、第三前方縁部分27から第三末方縁部分33までのような第一部材の前方側面から末方側面まで延びる第二端面38を有する。フランジ8が第一部材の第二端面38から、好ましくは、図面に示される如く、第一部材下面(13と511)より第一部材上面(12と510)にさらに近似して突き出す。図面に示される如く、フランジがフランジ前方側面39、フランジ末方側面40とフランジ端41を有する。フランジ前方側面39が一般に第一部材の前方側面に近接する第二端面38からフランジ端41まで延びていて、フランジ末面が一般に第一部材の末方側面に近接する第二端面38からフランジ端41まで延びている。フランジ前方側面39とフランジ末方側面40が互いに所定角度に突き出すか、或いは図面に示される如く、互いに平行である。フランジ端がフランジ前方側面39とフランジ末方側面40の端部間に延びていて、フランジ前方側面39とフランジ末方側面40に垂直に、或いは任意の角度或いは配向に延び得る。図面に示されたこの発明の実施例では、フランジ端がフランジに端で連続彎曲輪郭を備える凹状彎曲片である。フランジはさらに特に図2−4に示される如く、以下に記載されるように、窪みへのフランジの摺動を容易とする上縦方向彎曲部分(42a,42bと42c)と下縦方向彎曲部分(43a,43bと43c)から成る。
フランジはフランジ上面44とフランジ下面45から成る。フランジは更にフランジ上面44からフランジ下面45まで延びる開口46から成る。この開口46はフランジ開口内壁47によって形成されている。開口は図面に示される如く、卵形のような任意の幾何学形状である。フランジの開口46が一般に第一部材の中心線24に心合せされる。以下に述べられるように、フランジが第二部材の窪みと固定手段に関連して作用し、窪みの形状と一致する形状と、第一部材が第二部材と結合されて骨板を形成するときにフランジと第一部材が縦方向に移動できるか或いは摺動できて骨板の縦方向長さを変える寸法とを有する。
第一部材が一つ以上の骨ねじ孔から成る。図1−7に示されたこの発明の実施例では、第一部材が前方円形要素9に近接する第一部材前方骨ねじ孔48と、末方円形要素10に近接する第一部材末方骨ねじ孔49とから成る。第一部材前方骨ねじ孔48が第一部材の上面から下面まで延びていて、それらの間に第一部材前方骨ねじ孔内壁48aによって形成される。第一部材末方骨ねじ孔49は第一部材の上面から下面まで延びていて、それらの間に第一部材末方骨ねじ孔内壁49aによって形成される。骨ねじ孔がほぼ円筒状であって、骨ねじ或いは他の骨取付け手段が骨ねじ孔へ挿入されるときに、骨ねじ或いは他の骨取付け手段の天面が縦方向板の上面と同じ高さであるか、或いはほぼ同じ高さであり、それらが第一部材縦方向板へ凹まされる。又は、骨ねじが骨ねじ孔と患者の骨に固定する。
上述のように、第一部材が任意に曲率を有し、例えば第一部材底面がほぼ凹状アーチ部分である第一部材底面彎曲部分13aから成る。これは、上面が凸状外観を有し、端から観察されるときに、第一部材が、特に図4に示されるように、彎曲外観を有する。第一部材が曲率を有するから、骨ねじ或いは他の骨取付け手段が第一部材前方骨ねじ孔48と第一部材末方骨ねじ孔49とへ挿入されるときに、骨内の骨ねじ或いは他の骨取付け手段の端が互いに対してとんがらせ、例えば、先を並べて、骨ねじ或いは他の骨取付け手段が骨の外に引き出さない大きな保証を備える。この配列は骨板のねじれを禁止し得る。
図1−7に示されたこの発明の実施例では、特に図2と3を参照すると、第二部材は 第二部材第一端50、第二部材第二端51、第二部材前方側面52と第二部材末方側面53から成る。第二部材第一端50は曲率を有する第二部材中心部分56によって結合された第二部材前方円形要素54と第二部材末方円形要素55から成る。第二部材はさらに第二部材上面57と第二部材下面58から成り、その第二部材下面が骨構造の曲率に対して骨板の具合よい取付けを容易とするほぼ凹状アーチ部分である彎曲部分58aから成る。第二部材はさらに第二部材第二端51から、図2−4に示されるように、第二部材中心部分56に近接するように、第二部材第一端50に近接する点まで延びる第二部材上面57の窪み59から成る。
第二部材前方円形要素54は、第二部材第一前方端子点61から第二部材第二前方端子点62まで延びる第二部材前方連続側面60を有し、第二部材前方連続側面が配向における円形或いは半円形である。同様に、第二部材末方円形要素55は第二部材第一末方端子点64から第二部材第二末方端子点65まで延びる第二部材末方連続側面63を有する。第二部材中心部分は第二部材第一前方端子点61と第二部材第一末方端子点64に隣接して、第二部材第一前方端子点61から第二部材第一末方端子点64まで延びている。好ましい実施例では、第一前方端子点61と第一末方端子点64が互いに対向し、第二部材中心部分56の第二部材中心部分側面66は半円形面を有する第二部材前方連続側面60と第二部材末方連続側面63の間の空所を創る曲率を有し、第二部材の前方円形要素、中心部分と末方円形要素の側面が連続彎曲面を表す。第二部材中心部分は骨板組立体を備えた閉鎖手段により係合され得る一つ以上の固定スロットから成り、骨板を形成する第二部材と係合されたときに第一部材の移動を助ける。図面に示されたこの発明の実施例では、中心部分は第二部材のおよそ中心線24における固定スロット67から成る。
第二部材3は、この発明の実施例では、さらに第二部材第二前方端子点62から第二部材第二端51まで延びる第二部材固定スロット67から成る。好ましくは、前方側面縁が第二部材第二前方端子点62に隣接して且つ第二部材第二端51にさらに近接する点まで延びる第二部材第一前方縁部分68から成り、第二部材第二前方端子点62における前方位置から第二部材第三前方縁部分69における更に末方位置まで傾斜され得る、即ち第二部材の中心線24へ傾斜され得る。第二部材第一前方縁部分68に隣接して第二部材第二前方縁部分70があり、その第二部材第二前方縁部分が第二部材第四前方端子点71まで延びている。第二部材第四前方端子点71に隣接して第二部材第三前方縁部分72があり、その第二部材第三前方縁部分が第二部材第二端51にまで延びていて、中心線24とほぼ平行である。好ましい実施例では、第二部材第三前方縁部分69が第二部材の中心線24に関して傾斜され、第二部材第三前方縁部分72が中心線24とほぼ平行であるから、第二部材第二前方縁部分70が第二部材第三前方縁部分69と第二部材第三前方縁部分72を結合するように彎曲面を備える曲率を有し、第二部材前方側面縁が側面を結合する任意の鋭い縁なしに連続彎曲面を有する。
第二部材3は、この発明の実施例では、さらに第二部材第二末方端子点65から第二部材第一端50まで延びる第二部材末方側面縁73から成る。好ましくは、第二部材末面方側縁73は第二部材第二末方端子点65に隣接して且つ第二部材第二端にさらに近接する点まで延びる第二部材第一末方縁部分74から成り、第二部材第二末方端子点65における末方位置から第二部材第三末方端子点75におけるさらに前方位置まで傾斜され得る、即ち第二部材の中心線24へ傾斜され得る。第二部材第一末方縁部分74に隣接して第二部材第二末方縁部分76があり、その第二部材第二末方縁部分が第二部材第四末方端子点77まで延びている。第二部材第二末方縁部分76に隣接して第二部材第三末方縁部分78があり、その第二部材第三末方縁部分が第二部材第二端51にまで延びていて、中心線24とほぼ平行である。好ましい実施例では、第二部材第一末方縁部分74が第二部材の中心線に関して傾斜され、第二部材第三末方縁部分78が中心線24とほぼ平行であるから、第二部材第二末方縁部分76が第二部材第一末方縁部分74と第二部材第三末方縁部分78を結合するように彎曲面を備える曲率を有し、第二部材末方側面が側面と結合する任意の鋭い縁なしに連続彎曲面を有する。
図面、特に2−4を参照すると、第二部材前方円形要素と第二部材末方円形要素の各連続側面並びに第二部材中心部分側面が側面に凹状曲率を備える上縦方向彎曲部分(79a,79bと79c)と下縦方向彎曲部分(80a,80bと80c)を有する。さらに、第二部材前方側面と第二部材末方側面の縁が上縦方向彎曲部分(81aと81b)と下縦方向彎曲部分(82aと82b)を有する。これら縦方向彎曲部分が第一部材の側面と縁に曲率と中断されない縦方向曲線を備えて、骨板が骨構造の曲率に対して具合よく取付けできる。しかしながら、第二端が縦方向彎曲部分を有しない。
第二部材第二端(51と532)は、例えば図5と図16−18に示されるように、第二端前方側面から第二端底83に近接する第二端末方側面まで窪み59、特に開口84へ延びる底部分83aと対向する前方直立部分83bと末方直立部分83cから成る第二端面83から成るので、第二端は、第二部材の第二端から観察されるときに、窪み開口84を囲む「U字形」外観を有する。前方直立部分83bは、第二部材の前方側面にて、底部分83aから第二部材の天面まで延びていて、末方直立部分83cは第二部材の末方側面にて底部分83aから第二部材の天面まで延びている。第二部材の底面に対向する底部分83aの縁85、第二部材第三前方縁部分72に対向する前方部分83bの縁86と第二部材第三末方縁部分78に対向する末方部分83cの縁87は第二部材の第二端(51と532)における窪み開口84を形成する。
第二部材の窪み59は第二端(51と532)における窪み開口84から第二部材の第二端(51と532)と第二部材の第一端(50と531)の間の点まで延びている。図2と5に更に図16−18に示される窪みは例えば窪み底面88と窪み壁89によって形成されている。窪み壁89が連続的であり、前方部分83bの縁86と末方部分83cの縁87から延びている。しかしながら、窪みは図に示されるように、任意の幾何学形状を有し、窪み壁が前方窪み壁89aと対向末方窪み壁89bを有し、各窪み壁が第二部材の第二端(51と532)から第二部材の第二端(51と532)と第一端(50と531)の間の点までそれら窪み壁間の結合窪み壁89cと一緒に延びている。この発明の実施例では、結合窪み壁が間隔点90、即ち第二端51から最も離れて窪み結合壁89cの点を有する凸状曲率を有するアーチである。図1−7に示されたこの発明の実施例では、これは、第二部材のほぼ中心線2にて第一端の第二部材の彎曲端66に近接する。好ましくは、前方窪み壁と末方窪み壁が第二部材の中心線24からおよそ等間隔である。窪みの形状は図面に示されるように、凸状曲率を有するフランジのようなフランジの形状を補足し、この凸状曲率が結合窪み壁の凸状曲率により収容されている。
図面に示されたこの発明の実施例では、第二部材は更に窪み内の固定手段孔91から成り、固定手段孔が窪み底面88から窪み底面88と第二部材の底面58の間の点まで延びていて、底面58を通して延びている。固定手段孔は固定手段孔壁91aにより形成されている。この発明の実施例では、固定手段孔がねじ筋を切られている。固定手段孔が以下に述べられるように、固定手段と交差する。
第二部材は一つ以上の骨ねじ孔から成る。図1−7に示されたこの発明の実施例では、第二部材は第二部材前方円形要素54に近似する第二部材前方骨ねじ孔92と、第二部材末方円形要素63に近接する第二部材末方骨ねじ孔93とから成る。第二部材前方骨ねじ孔92は第一部材の上面から下面まで延びていて、それらの間に第二部材前方骨ねじ孔壁92aにより形成されている。第二部材末方骨ねじ孔93は第一部材の上面から下面まで延びていて、それらの間に第二部材末方骨ねじ孔壁93aにより形成されている。骨ねじ孔がほぼ円筒状であり、骨ねじ或いは他の骨取付け手段が骨ねじ孔に挿入されるときに、骨ねじ或いは他の骨取付け手段が縦方向板の上面と同じ高さであるか、或いはほぼ同じ高さであり、それらが第二部材縦方向板へ凹まされる。更に、骨ねじ或いは他の骨取付け手段が骨ねじ孔と患者の骨に固定する。
上述のように、第二部材は例えば図5の58として示されたほぼ凹状アーチ部分である第二部材底面彎曲部分から成る。これは、上面が凸状外観を有し、第二部材が端から観察されるときに彎曲外観を有することを意味する。第二部材は、図1−7に示されたこの発明の実施例では、骨ねじ或いは他の骨取付け手段が第二部材前方骨ねじ孔92と第二部材末方骨ねじ孔93へ挿入されるときに、曲率を有するから、骨内の骨ねじ或いは他の骨取付け手段の端部が互いにとんがらせ、例えば先を並べていて、骨ねじ或いは他の骨取付け手段が骨の外に引き出さないことを大きく保証する。この配列は更に骨板のねじれを抑制し得る。
固定手段は第一部材と第二部材を開放可能に固定できる任意の装置であり、第一部材のフランジが窪み内にフランジスライドを有することにより第二部材の窪み内に移動し、骨板が治療的に適切な縦方向長さにあるときに固定されている。上記の任意の固定手段は図1−7並びに他の図面に示された骨板の実施例においてフランジと窪みと関連して使用され得る。この発明に有効である固定手段の例は、特に図8−9に示される。固定手段94は天部分95と底部分96から成る。天部分95が上面97、特大要素外面99を有する天部分本体98と底面100から成る。天部分がほぼ円筒状であって、底部分96より大きい縦方向である寸法を有し、固定手段94が大きな天止めねじの外観を有する。底部分96は固定手段孔91と適合するようにねじ筋を切られた、好ましくは図8−9に示される如く、軸101から成り、以下に詳細に記載されるように、第一部材と第二部材を互いに固定させて骨板を形成するときに固定手段を第二部材に開放可能に固定する。軸101が天部分95に取付けられた或いは一体の端部を有し、天部分本体98の底面100から、特に底面100のほぼ中心で、軸の下端102まで延びている。固定手段がさらに窪んだ部分98aを有して固定手段を締付ける工具を収容する。例えば窪んだ部分98は、示されるように六角として構成され得るか、或いはスロットとされるか、或いは十字形である。
第一と第二部材は、骨板或いは骨板の成分に組立られ、骨板が第一部材と第二部材を配列することによって二つセット以上の第一部材と第二部材から成り、フランジが窪み内に摺動できる。固定手段がフランジの開口を通して且つ固定手段を通して移動される。開口がほぼ卵形或いは矩形であるから、固定手段が第二部材の固定手段孔に適用された後に縦方向において窪み内で摺動でき、固定手段がフランジ上面に締め付けられない。それで、固定手段が開口と固定手段孔を通して移動され得て、適切な位置に維持され、フランジが窪み内に摺動でき、それにより外科医が第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方を移動させることにより縦方向長さを選定でき、なぜならばフランジの開口が固定手段の底部分より大きい寸法を有するからである。固定手段の天部分がフランジの開口より大きい寸法を有し、固定手段の天部分の底面がフランジ上面と少なくとも部分的に接触している。固定手段が止めねじのように機能して、一度、骨板の縦方向寸法が得られると、固定手段がさらに固定手段孔内に固定手段を移動させることにより締め付けられ得るので、フランジが圧力を窪みに加えて、固定手段の底面がフランジの天面に圧力を加え、フランジが窪み内でそれ以上の摺動することを抑制するか、或いは防止して、それにより骨板の縦方向長さを固定し且つ骨を適当な場所に設置する。
図面に示されるように、フランジ8が第一部材の第二端に配向されているので、フランジが窪み59と交差し、第一部材と第二部材の上面と第一部材と第二部材の下面が整合されて骨板の天と底が連続的或いはおよそ連続的であることを提供する。即ち骨板の天面と骨板の底面がおよそ同じ縦方向平面にある。更に、この発明の実施例では、窪み、フランジと固定手段は、固定手段の天部分の上面が組立骨板の第一部材と第二部材の上面上に或いは実質的に上に延びておらず、組立骨板の天面にスムーズな面を提供する。
この発明の他の実施例は図10−19に示され、骨板組立体500が第一架橋手段503と第二架橋手段504により結合された二セットの第一部材501と第二部材502から成る。この発明の実施例では、骨板組立体500が対向セットの第一部材と第二部材及び第一架橋手段と第二架橋手段により形成された観察窓505から成る。この発明の実施例における骨板組立体が縦方向寸法、即ち縦方向長さに取付け手段及び固定手段又はそのいずれか一方によって且つ横方向寸法に架橋手段により調整され得る。
特に図19を参照すると、この発明の実施例では、骨板組立体500の各第一部材501が第一部材第一端506、第一部材第二端507、第一部材前方側面508と第一部材末方側面509から成る。図面、例えば図11と12に示されるように、各第一部材501がさらに第一部材上面510と第一部材下面511から成る。各第一部材の第一部材下面511が、上述のように、骨構造の曲率に対して第一部材と調整可能な骨板の具合よい取付けを容易とするほぼ凹状アーチ部分である第一部材下面彎曲部分511a(例えば図14に示される)から成る。
第一部材501がさらに第一部材第一端506と第一部材第二端507の間の点における第一部材前方側面508から延びている第一部材突起512から成る。図16と19に示されるように、例えば、第一部材突起512が第一部材上面510とほぼ接続して延長部である天面513と第一部材下面511とほぼ接続して延長部である底面514とから成る。第一部材突起512が第一部材突起端壁514から成る。第一部材突起512が第一部材突起端壁514に第一部材架橋ロッド孔開口515aを有する第一部材架橋ロッド孔515から成る。第一部材架橋ロッド孔515は第一部材架橋ロッド孔開口515aから第一部材の第一部材前方側面508と第一部材末方側面509の間の点まで延びる第一部材架橋ロッド孔壁515bにより形成されている。第一部材突起はさらに第一部材前方壁から第一部材突起端壁まで延びる第一側壁522と第二側壁523から成る。
各第一部材の第一端は各第一部材の中心線24を中心に第一部材前方側面508と第一部材末方側面509から等距離に上アーク点516を有する横方向曲率から成る。第一部材第一端はおよそ上アーク点516における固定スロット517から成る。さらに第一部材第一端は第一端上縦方向彎曲面518と第一端下縦方向彎曲面519とから成る。固定スロットは板組立体を備えた閉鎖手段により係合され、第一部材と第二部材を一緒に移動させ、即ち縦方向寸法を調整するのを助ける。
各第一部材の第一部材前方側面508が前面上縦方向彎曲面520と前面下縦方向彎曲面521から成る。さらに、各第一部材の第一部材末方側面509が末面上縦方向彎曲面513と末面下縦方向彎曲面514から成る。同様に第一部材突起の第一側壁が任意に上縦方向彎曲面524と下縦方向彎曲面525を有し、第一部材突起の第二側壁が任意に上縦方向彎曲面526と下縦方向彎曲面527を有する。前面上縦方向彎曲面、前面下縦方向彎曲面、末面上縦方向彎曲面と末面下縦方向彎曲面は、第一端上縦方向彎曲面と第一端下縦方向彎曲面と一緒に、各第一部材に中断されない縦方向曲線を備えて、そして第二部材における同様な特徴と一緒に、骨板組立体に中断されない縦方向曲線を備える。第一部材突起上縦方向彎曲面524と下縦方向彎曲面525の第一側壁と第一部材突起上縦方向彎曲面526と下縦方向彎曲面527の第二側壁とは、この発明の実施例における第一部材と骨板組立体のこの特徴に加えられる。
この発明の実施例における第一部材第二端507はその第二端から突き出すフランジ8を有する。この発明の実施例における第一部材第二端507とフランジ8は上述のものと同じ構造、要素と機能を有する。図10−19には、第一部材501のこれら要素が図1−9に述べられるように、同じ要素番号を備えて、この発明の実施例における第一部材501のこれら特徴に適用できる前記これらの特徴の記載を参照される。
第一部材はさらに第一部材突起512に近接している保持ピン孔528から成る。保持ピン孔528は保持ピン孔壁によって形成されていて、第一部材天面及び第一部材突起又はそのいずれか一方における上開口と第一部材底面及び第一部材突起又はそのいずれか一方における下開口とを有する。保持ピン孔は上開口から下開口まで延びていて、好ましくは架橋手段孔を二分する。この保持ピン孔が一方又は両方の端ににおいてねじ筋切られている。
第一部材はまた一個以上の骨ねじ孔から成り、それら孔が骨ねじ孔壁により形成され、第一部材の上面における開口から第一部材の下面における開口まで延びている。この発明の実施例における第一部材の骨ねじ孔はこの発明の他の実施例に関して上述されたものと同じ構造、要素と機能を有する。図11−19に示されるように、骨板組立体500の各第一部材501が第一端に近接する第一骨ねじ孔529と第二端に近接する第二骨ねじ孔530とを有する。
特に図17と18に示されるように、この発明の実施例における第二部材502は第二部材第一端531、第二部材第二端532、第二部材前方側面533と第二部材末方側面534から成る。図面、特に図11と12に示されるように、各第二部材502はまた第二部材上面535と第二部材下面536から成る。第二部材下面536は骨構造の曲率に対して第二部材と調整可能な骨板の具合よい取付けを容易とする、上述のように、ほぼ凹状アーチ部分である第二部材下面彎曲部分536a(例えば図14に示される)から成る。
第二部材502はさらに第二部材第一端531と第二部材第二端532の間の点における第二部材前方側面533から延びる第二部材突起537から成る。図16−18に示されるように、例えば、第二部材突起537は第二部材上面535とほぼ連続して延長部である天面538と、第二部材下面536とほぼ連続して延長部である底面539とから成る。この第二部材突起537は第二部材突起端壁540から成る。この第二部材突起537は第二部材突起端壁540における第二部材架橋ロッド孔開口541aを有する第二部材架橋ロッド孔541から成る。第二部材架橋ロッド孔541は第二部材架橋ロッド孔開口541aから第二部材前方側面533と第二部材末方側面534の間の点まで延びている第二部材架橋ロッド孔壁541bによって形成されている。この第二部材突起はさらに第二部材前方側面から第二部材突起端壁まで延びる第一側壁542と第二側壁543から成る。
第二部材第一端531はこの発明の実施例における上述のように、第一部材の第一端と同じ特徴と機能を有する。それで、第二部材第一端は各第二部材のほぼおよそ中心線に第二部材前方側面533と第二部材末方側面534とからおよそ等間隔に上アーク点544を有する横方向曲率から成る。この第二部材第一端はおよそ上アーク点544における固定スロット545から成る。更に、この第二部材第一端は第一端上縦方向彎曲面546と第一端下縦方向彎曲面547とから成る。上述のように、閉鎖手段により係合され得る固定スロットが板組立体を備えて、第一部材と第二部材を一緒に移動させる、即ち縦方向寸法を調整させるのを助ける。
第二部材前方側面533と第二部材末方側面534は骨板組立体500の第一部材前方側面508と第一部材末方側面509と同じ縦方向曲線を有する。それで、第二部材前方側面533は前方側面上縦方向彎曲面548と前方側面下縦方向彎曲面549とから成る。また、第二部材末方側面534は末方側面上縦方向彎曲面550と末方側面下縦方向彎曲面551とから成る。同様に、第二部材突起の第一側壁は任意に上縦方向彎曲面552と下縦方向彎曲面553と(例えば図12に示される)を有し、第二部材突起の第二側壁はは任意に上縦方向彎曲面554と下縦方向彎曲面555とを有する。前方側面上縦方向彎曲面、前方側面下縦方向彎曲面、末方側面上縦方向彎曲面と末方側面下縦方向彎曲面は、第一端上縦方向彎曲面と第一端下縦方向彎曲面と一緒に、各部材に中断されない縦方向曲線を備えて、第一部材の同様な特徴と一緒に、骨板組立体に中断されない縦方向曲線を備える。第二部材突起上縦方向彎曲面と下縦方向彎曲面の第一側壁並びに第二部材突起上縦方向彎曲面と下縦方向彎曲面の第二側壁はこの発明の実施例において第二部材と骨板組立体のこの特徴に加えられる。
この実施例における第二部材第二端532が前述のこの発明の他の実施例における第二部材第二端と同じ構造、要素と機能を有する。その上、第二部材は第二部材第二端532に接近する窪みを有する。この発明の実施例の窪みはこの発明の他の実施例に関して上述したものと同じ構造、要素と機能を有する。更に、第二部材はこの発明の他の実施例に関して上述したものと同じ構造、要素と機能を有する窪み内に固定手段孔91から成る。図10−19には、第二部材502のこれら要素は図1−9に記述したものと同じ要素番号を備えていて、この発明の実施例において第二部材502のこれら要素に適用できるこれら要素の上記これら特徴の記載を参照される。
第二部材はさらに第二部材突起537に接近している架橋手段固定孔556から成る。架橋手段固定孔556は架橋手段固定孔壁により形成されていて、その固定孔がねじ筋を付けられ得て、第二部材上面における上開口及び第二部材突起の天面又はそのいずれか一方と第二部材架橋ロッド孔541の天部への下開口とを有する。架橋手段固定孔556は上開口から下開口まで延びていて、好ましくは架橋手段固定孔を二分する。
第二部材はまた一つ以上の骨ねじ孔から成り、骨ねじ孔壁により形成されていて、第二部材上面の開口から第二部材下面まで延びている。この発明の実施例における第二部材の骨ねじ孔はこの発明の他の実施例に関して上述したものと同じ構造、要素と機能を有する。図11−19に示されるように、骨板組立体500の各第二部材502は第二部材第一端に接近する第一骨ねじ孔557と窪み89に接近する第二骨ねじ孔558とを有する。
図11−19に示されたこの発明の実施例では、骨板組立体500は架橋手段を使用して一セットの取付けた第一部材と第二部材を他のセットの取付けた第一部材と第二部材と連結させることにより組立られる。この発明の実施例では、架橋手段が架橋ロッド559から成る。架橋ロッド559は特に図20と21に示される。架橋ロッド559は一端に先細部分を備えるほぼ円筒状形状を有する。図面に示されるように、架橋ロッド559は円形端560と先細端561から成る。架橋ロッドは円筒状部分562に円筒状形状を備える連続彎曲外部分を有し、円形端560から円形端560と先細端561の間にある円筒状部分端子点563まで延びている円筒状部分562から成る。架橋ロッド559の先細部分564は円筒状部分端子点563から先細端559まで延びている。先細部分564は傾斜ピース566とレベルピース567とを有する天側面565から成り、傾斜ピース566が円筒状部分端子点563からレベルピース567の第一端まで延びていて、レベルピースが第一端から延びていて、その第一端が傾斜ピース566を架橋ロッド559の先細端561に結合させる。先細部分はさらに、図面に示されるように、円筒状部分562の円筒状曲率の継続し得る底側面568から成る。架橋ロッドはさらに円筒状端560に接近する保持ピン孔569から成る。この保持ピン孔は保持ピン孔壁により形成されていて、架橋ロッドが固体中実であるこの発明の実施例では、この架橋ロッドが架橋ロッドの外壁の一点から他の点まで延びていて、架橋ロッドが中空であるこの発明の実施例では、保持ピンが架橋ロッドの両穴から延びることに対応する二つの穴である。保持ピンと保持ピン穴とはねじ筋を切られ、保持ピンの外面が一つ以上のねじ筋を切った部分を有するか、或いは天面から底面まで連続的にねじ筋を切られ、保持ピン穴壁が連続的にねじ筋を切られ、或いはねじ筋付き部分から成る。
保持ピン577が骨板組立体500と関連して使用され得る。図16に示されるように、例えば保持ピン577が一般に第一端578、第二端579と、第一端578と第二端579の間の連続彎曲面である外面580とから成り、保持ピン577は形状が円筒状である。保持ピン577はねじ筋を切られているか、或いはねじ筋部分から成り、外面が一つ以上のねじ筋部分から成る。
架橋手段は一般に例えば図10に示されるように、セットの第一部材と第二部材を結合するように使用される。図10と16に示されるように、例えば架橋手段は、図に示されるように、上端571と下端572とそれらの間の連続外壁573を有する止めねじ570である架橋固定手段と関連して使用された架橋ロッド559から成る。連続外壁573は、ねじ筋を切られていないけれども、好ましくはねじ筋を切られている。上端571は架橋固定手段を締め付ける工具を収容するように止めねじ窪んだ部分574から成る。架橋手段は更に保持ピン577、第一部材の保持ピン孔528と、円筒状端560に接近する架橋ロッド559を第一部材501に付着させるように架橋ロッド559の保持ピン孔569に関連して使用される。
図10−19に示されたような骨板組立体は一般に、この発明の他の実施例に関して上述されたのと同様な形式に、第一部材のフランジを第二部材の窪みと整合させ、次に固定手段がフランジの開口を通して且つ各セットの第一部材と第二部材の固定手段孔を通して移動されるように固定手段を適用させることにより二セットの第一部材と第二部材を最初に結合させることにより組立られる。上述と同じ固定手段が使用され得る。一度セットの第一部材と第二部材が形状されると、架橋手段が第一部材と第二部材の架橋手段孔を通して架橋ロッドを移動させることにより適用される。架橋ロッドは、第一部材の保持ピン孔を通して保持ピンを移動させ且つ架橋固定手段孔を通して止めねじを移動させて止めねじが架橋ロッド、特に架橋ロッドのレベルピースと交差するように、保持ピンと架橋固定手段の使用によって第一部材と第二部材セットを結合させることで、第一部材と第二部材に取付けられるか、或いは開放可能に固定される。
架橋ロッドが第一部材と第二部材の架橋ロッド孔内に摺動でき、フランジが第二部材の窪み内に摺動できるので、架橋手段から成るこの発明の実施例の組立骨板は縦方向と横方向の両調整性を有する。縦方向寸法は窪み内にフランジを摺動させることにより調整されて、所望の縦方向寸法が得られると、固定手段が締め付けられてそれ以上の運動を防止する。さらに、適当な横方向寸法が得られると、止めねじのような架橋固定手段が適用され且つ締め付けられる、又は適用されるか、或いは締め付けられて、架橋手段孔内で架橋ロッドのそれ以上の運動を防止する。この発明の好ましい実施例では、架橋ロッドの一端が第一部材と架橋ロッドの保持ピン孔へ保持ピンを移動させることにより第一部材に保持され、そして架橋ロッドの先細端561は反対の第二部材の架橋手段孔内で移動することが自由である。止めねじの下面572がレベルピース567の天面に圧力を加えてフランジロッドを固定させてそれ以上の運動を防止させ、それにより骨板組立体の横方向寸法を設定させる。図10に示されるように、組立られると、例えば第一セットの第一部材/第二部材の第二部材は第二セットの第一部材/第二部材の第一部材に対向して架橋手段により連結されて、第一セットの第一部材/第二部材の第一部材は第二セットの第一部材/第二部材の第二部材に対向して架橋手段により連結されている。二セット以上の第一部材/第二部材は架橋手段を使用して互いに横方向に固定され得る。
図11−19に示された骨板組立体は、第一セットの第一部材/第二部材575と第二セットの第一部材/第二部材576とから成る。第一セット575と第二セット576の第一部材/第二部材は、第一セット575の第二部材502を第二セット576の第一部材501に連結する第一架橋手段503により且つ第一セット575の第一部材501を第二セット576の第二部材502に連結させる第二架橋手段504により連結されている。種々の部材とセットが連結されて上述のように縦方向と横方向の両方に調整できる。
架橋ロッドが曲線を有し、一セット以上の第一部材と第二部材を連結すると、組立骨板は底が凹状外観を有し、天部が凸状外観を有する曲線を有する。これは、一般に図14に示された発明の実施例の端面図に関して見られた。図14に示されるように、第一セットの第一部材と第二部材及び第二セットの第一部材と第二部材の各々が第一部材下面彎曲部分511aと第二部材下面彎曲部分536aとの曲率に関して示されるように、底に凹状外壁を有する。そのように、全骨板はこの発明の実施例において組立骨板の底を横切って球状底曲率599を有する底を有する。それで、第一セットの第一部材と第二部材及び第二セットの第一部材と第二部材の骨ねじ孔を通して骨ねじ或いは他の骨取付け手段を移動させて、骨ねじ或いは他の骨取付け手段を孔に固定さでることにより、骨板が患者に適用されると、第一セットに適用された骨ねじ或いは他の骨取付け手段及び第二セットに適用された骨ねじ或いは他の骨取付け手段は互いに向けられ、例えばつま先に向けられ、骨ねじ或いは他の骨取付け手段が骨から引き出されなく、骨板のねじれを抑制し得ることを大きく保証する。更に、球状底曲率599は患者の骨に骨板の取付けを容易とする。
この発明は、患者の骨折した骨に設置する方法から成る。この方法は、この明細書に記載されるように、第一部材、第二部材と固定手段を備える工程から成る。この発明の実施例では、第二部材前方骨ねじ孔92と第二部材末方骨ねじ孔93を通して骨ねじ或いは他の骨取付け手段を移動させることにより、第二部材が骨折の片側で患者の骨に固定される。第一部材前方骨ねじ孔48と第一部材末方骨ねじ孔49とを通して骨ねじ或いは他の骨取付け手段を移動させることにより、第一部材は第二部材が取付けられる骨折側面と反対の骨折側面で患者の骨に固定される。窪み59内のフランジは、フランジ8の開口が少なくとも固定手段孔と整合されて、固定手段がフランジ8の開口と固定手段孔59の両方内に移動できるようになっている。この方法では、固定手段がフランジ8の開口46と固定手段孔59を通して移動され、骨折した骨の部片は第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方の位置を調整して骨取の縦方向長さ或いは寸法を設定することにより治療のために互いに接近して移動される。第一部材と第二部材が骨折した骨に適用されて、骨折した骨の部片が一緒に移動され得て、固定手段はフランジ8の開口46と固定手段孔59を通して移動され、フランジが窪み内で摺動するのを防止して、骨を適当な場所に設定するために骨取の縦方向長さ或いは寸法を固定するように締め付けられる。しかしながら、選択的に、外科医が固定手段を締め付けることなしにフランジの開口46と固定手段孔91を通して固定手段を移動させるので、フランジ8が窪み59内を摺動して第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方を移動させ、フランジが窪み内を摺動して骨折した骨の部片を一緒にさせて、固定手段を締め付けて窪み内でフランジのそれ以上の摺動を抑制させるか、或いは防止させて、それにより骨を適当な場所に設定するために骨取の縦方向長さ或いは寸法を固定させる。
他の実施例では、第一部材と第二部材は患者の骨折した骨に骨板を適用させるのに先立って骨板に組立られ得る。この実施例では、この方法は固定手段を締め付けることなしに開口46と固定手段孔91を通して固定手段を移動させて、骨板又は第一部材或いは第二部材の一方を患者に適用させるのに先立ってフランジ8が窪み59内を摺動することを排除することを包含する。次に、第一部材を骨折の片側に置き且つ第二部材を骨折の反対側に置いて患者に骨板を固定させることにより、組立骨板が患者の骨折した骨に適用され、このとき、第一部材前方骨ねじ孔48と第一部材末方骨ねじ孔49とを通して骨ねじ或いは他の骨取付け手段を移動させ且つ第二部材前方骨ねじ孔92と第二部材末方骨ねじ孔93を通して骨ねじ或いは他の骨取付け手段を移動させて、骨ねじが種々の骨ねじ孔を通して任意の程度に適用されることにより、患者に骨板を固定させる。骨折した骨の部片が一緒に移動され得て、次に外科医が固定手段を締め付けて窪み内のフランジのそれ以上の摺動を防止し、それにより骨板の縦方向長さを固定させて骨を適当な場所に設定させる。この発明の更に他の実施例では、外科医が第一部材と第二部材を開放可能に固定させ、患者の骨折した骨に骨板を適用させるのに先立って骨板の縦方向長さを固定するように固定手段を適当なさせる。
適当に整合された骨の二端による移植手順は以下のように記載される:
1、フランジが窪み内で移動できるよう緩く締め付けられた固定手段と第一部材と第二部材を緩く組立て、
2、第一部材或いは第二部材のいずれかの骨ねじ孔を通して骨ねじを孔へ移動させ、
3、十分に延長された組立てにより、第一部材或いは第二部材のいずれかの骨ねじ孔(ステップ2において骨ねじが適用される部材と反対の)を通して骨ねじを孔へ移動させ、 4、第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方の任意の残留骨ねじを孔へ移植させ、 5、第一部材と第二部材を圧縮させ(即ち互いにの方へ部材を移動させ)て骨を適当な場所に設定させて固定手段を締め付けて第一部材と第二部材のそれ以上の運動を防止させる。
この方法は、さらに一つ以上の架橋手段を備えて、一つ以上の第一部材と第二部材セットを患者の骨折した骨に適用させて、骨板組立体が縦方向と横方向の両方の調整性を有することから成る。一般に図10−19に示された骨板に適用することに関するこの実施例では、第一部材501が骨折した骨に適用され、第二部材502が骨折した骨に適用され、第一部材と第二部材の一つ以上の骨ねじ孔を通して移動された骨ねじ或いは他の骨取付け手段を使用して、第二部材502の窪み59内に第一部材501フランジ8を備えて、任意に固定手段が適用され且つ緩く締め付けられて第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方を移動でき、それで、図1−8に示された実施例に関して上述したもののように骨に適用された第一部材と第二部材を形成させる。次に、第一架橋手段が第二部材架橋ロッド孔541のような架橋手段孔に移動され、第二架橋手段が保持ピンにより保持され得る第一部材架橋ロッド孔515のような架橋手段孔に移動される。第一部材と第二部材の第二セットは骨の骨折の反対に骨折側面上に適用され得る。これは保持ピンにより保持され得る第一部材と第二部材の第二セットの第一部材の第一架橋ロッド孔518のような架橋手段孔により第一架橋手段を移動させ且つ第一部材と第二部材の第二セットの第二部材の第二架橋ロッド孔541を移動させることにより達成され、第一部材のフランジが第一部材と第二部材の第一セットに関して上述したように、第二部材の第二セットの第二部材の窪み内にある。第一部材と第二部材の第二セットの第一部材と第二部材は第一部材と第二部材の第二セットの第一部材と第二部材の骨ねじ孔の幾つか或いはすべてを通して骨ねじ或いは他の骨取付け手段を移動させることにより骨に固定され得る。次に、外科医が互いに関して縦方向に第一部材と第二部材の第一セットの第一部材と第二部材を移動させ、第一部材と第二部材の第二セットの第一部材と第二部材が互いに関して縦方向であり、第一部材と第二部材の第一セットと第一部材と第二部材の第二セットが互いに関して横方向であって骨の骨折した部片を一緒に移動させる。次に骨は、例えば大きなトップねじを使用して上述のように、固定手段を適用させて第一部材と第二部材の第一セットと第一部材と第二部材の第二セットの両方の縦方向寸法を固定させ、且つ架橋固定手段を適用させて第一部材と第二部材の各セットの各第二部材の架橋固定手段孔556内に止めねじを移動させるように、調整可能な骨板の横方向寸法を設定させる。外科医が観察窓で骨の部片を観察し得る。この方法の好ましい実施例では、架橋手段は架橋ロッドと止めねじから成る。また、外科医が患者の骨折した骨に骨板を適用するのに先立って骨板の縦方向及び横方向又はそのいずれか一方の寸法を固定し得る。
骨板とその成分は、米国食品薬品官庁ウエブサイトに記載されるような任意の適切なASTM或いはISO基準材料を包含するステンレススチール、合金、コバルト合金或いはチタン合金のような十分な構造強度と耐久性を有することを知られた任意の適切な生適合性材料から構成され得る。幾つかの例は非合金チタン、アルミュニウム、ニオブ及びバナジュウム又はいずれか一方と合金したチタン、ステンレススチールと、モリブデン、クロム、コバルト、タングステン、ニッケル、マグネシユウムと種々の組合せで合金した他の鉄、種々の他のステンレススチール或いは酸化アルミュニウム、酸化ジルコニウム、タンタルと燐酸カルシュウムを備える他の鉄合金を包含する。任意の有効な重合材料は骨成長を装うように通常の骨のマイクロ移動( micromotion ) を擬態するのに十分な柔軟性を備えるPEEK(ポリエチルエチルケトン)ように使用され得る。PEEKは他の材料或いは重合体と結合され得る。更に、セラミック充填生適合性重合体、或いは治療中に骨を安定化させるか、又は骨の骨折を修正させるのに十分な強度の他の生適合性材料は骨板又は骨板の任意の成分或いは部材を形成するために使用され得る。使用され得る他の材料は生吸収性材料とコラーゲンを包含する。一つ以上の材料は骨板又は骨板の任意の成分を建造し、製造し、組立てる際に使用され得る。例えばこの明細書で述べられた材料の組合せが使用され得る。
骨板又は骨板の任意の成分或いは部材はさらに移植可能なモジュール式薬物排出装置のような生吸収性薬物排出装置から成る。生吸収性薬物排出装置の例は、参考として全体でこの明細書に組み込まれている「時限解放治療剤を含有する移植可能な補綴装置」の名称で2005年5月23日に米国特許庁に出願された米国特許出願第11/135256号に記載されている。そのような装置は、例えば薬物排出孔のような専用孔内、或いは骨ねじ孔或いは固定手段孔内に置かれ得る。したがって、骨板は必要であるならば、薬物を排出するように使用され得る。
生吸収性材料から形成された生吸収性外科用ファスナー或いは骨ねじは、患者の骨に、骨板を適用させる、即ち第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方を適用させるために使用され得る。例えば参考として全体でこの明細書に組み込まれている「生吸収性成分を含有する外科用ファスナーと関連移植装置」の名称で2004年12月29日に米国特許庁に出願された米国特許出願第11/025231号に記載されている材料は骨ねじとして使用され得て、この骨ねじはこの米国特許出願に記載された外科用ファスナーである。
この発明の実施例による調整可能な骨板の斜視図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の第一部材と第二部材の天面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の第一部材と第二部材の底面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の第一部材の端面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の第二部材の端面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の端面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の側面図である。 この発明の実施例による固定手段の正面図である。 この発明の実施例による固定手段の天面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の斜視図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の天面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の底面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の側面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の端面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の側面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の分解斜視図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の第一部材の斜視図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の第一部材の天面図である。 この発明の実施例による調整可能な骨板の第二部材の天面図である。 この発明の実施例による架橋手段の斜視端面図である。 この発明の実施例による架橋手段の斜視側面図である。
符号の説明
1.....骨板組立体
2.....第一部材
3.....第二部材
4.....固定手段
5.....第一部材第二端
6.....第一部材前方側面
7.....第一部材末方側面
8.....フランジ
9.....第一部材前方円形要素
10....第一部材末方円形要素
11....第一部材中心部材
12....第一部材上面
13....第一部材下面
14....連続側面
15....第一部材第一前方端子点
16....第一部材第二前方端子点
17....連続側面
18....第一部材第一末方端子点
19....第一部材第二末方端子点
20....第一部材中心部分側面
22....第一部材第一前方縁部分
24....中心線
25....第一部材第二前方縁部分
27....第一部材第三前方縁部分
28....第一部材第一末方縁
29....第一部材第一末方縁部分
30....第一部材第三端子点
31....第一部材第二末方縁部分
32....第一部材第四末方端子点
33....第一部材第三末方縁部分
34....上縦方向湾曲部分
35....下縦方向湾曲部分
36....上縦方向湾曲部分
37....下縦方向湾曲部分
38....第二端面
39....フランジ前方側面
40....フランジ末方側面
41....フランジ端
42....上縦方向湾曲部分
43....下縦方向湾曲部分
44....フランジ上面
45....フランジ下面
46....開口
47....開口内壁
48....第一部材前方骨ねじ孔
49....第一部材末方骨ねじ孔
50....第二部材第一端
51....第二部材第二端
52....第二部材前方側面
53....第二部材末方側面
54....第二部材前方円形要素
55....第二部材末方円形要素
56....第二部材中心部分
57....第二部材上面
58....第二部材下面
60....第二部材前方連続側面
61....第二部材第一前方端子点
62....第二部材第二前方端子点
63....第二部材末方連続側面
64....第二部材第一末方端子点
65....第二部材第二末方端子点
66....第二部材中心部分側面
67....固定スロット
68....第二部材第一前方縁部分
69....第二部材第三前方縁部分
70....第二部材第二前方縁部分
71....第二部材第四前方端子点
72....第二部材第三前方縁部分
73....第二部材末方側面縁
74....第二部材第一末方縁部分
75....第二部材第三末方端子点
76....第二部材第二末方縁部分
77....第二部材第四末方端子点
78....第二部材第三末方縁部分
94....固定手段
500...骨板組立体

Claims (20)

  1. 一セット以上の第一部材と第二部材から成る骨板において、各セットでは第一部材と第二部材を互いに対して縦方向に調整できる取付け手段と第一部材と第二部材の移動を制限するか、或いは抑制する固定手段とによって第一部材が第二部材に開放可能に固定されることを特徴とする骨板。
  2. 一セット以上の第一部材と第二部材から成り、各セットの第一部材と第二部材は一セットの第一部材と第二部材を隣接セットの第一部材と第二部材に対して横方向に調整できる架橋手段と第一部材と第二部材のセットの移動を制限するか、或いは抑制する架橋固定手段とによって隣接セットの第一部材と第二部材に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の骨板。
  3. 取付け手段が第一部材或いは第二部材のフランジとそのフランジから構成されていない第一部材或いは第二部材の窪みとから成り、フランジが窪み内に摺動することを特徴とする請求項1に記載の骨板。
  4. フランジが開口から成り、そのフランジから構成されていない第一部材或いは第二部材が窪みに近接した固定手段孔を有し、固定手段が開口と固定手段孔を通して移動されることを特徴とする請求項3に記載の骨板。
  5. 第一部材が第一部材第一端、第一部材第二端、第一部材前方側面と第一部材末方側面から成り、第二部材が第二部材第一端、第二部材第二端、第二部材前方側面と第二部材末方側面から成り、i)第一部材が第二端面から突き出すフランジを備える第一部材第二端に
    第二端面を有し、そのフランジがフランジ前方側面、フランジ末方側面、フランジ端、フランジ上面とフランジ下面から成り、フランジ前方側面がフランジ末方側面に平行に対向されて、フランジ端がそれら前方側面と末方側面の間でフランジ前方側面とフランジ末方側面に垂直であって且つ第二端面に対向し、ii)第二部材が窪み底面と窪み壁により形成
    された窪みを備える第二部材第二端にて窪み開口から成ることを特徴とする請求項4に記載の骨板。
  6. a)第一部材第一端は、
    i)第一部材前方円形要素、第一部材第一前方端子点と第一部材第二前方端子点から
    成り、第一部材前方円形要素が第一部材第一前方端子点から第一部材第二前方端子点までの連続側面を有するものと;
    ii)第一部材末方円形要素、第一部材第一末方端子点と第一部材第二末方端子点から
    成り、第一部材末方円形要素が第一部材第一末方端子点から第一部材第二末方端子点までの連続側面を有するものと;そして
    iii)第一部材第一前方端子点から第一部材第一末方端子点まで延びていて第一部材第一前方端子点と第一部材第一末方端子点に隣接する第一部材中心部分とから成り;
    b)第二部材第一端は、
    i)第二部材前方円形要素、第二部材第一前方端子点と第二部材第二前方端子点から
    成り、第二部材前方円形要素が第二部材第一前方端子点から第二部材第二前方端子点までの連続側面を有するものと;
    ii)第二部材末方円形要素、第二部材第一末方端子点と第二部材第二末方端子点から
    成り、第二部材末方円形要素が第二部材第一末方端子点から第二部材第二末方端子点までの連続側面を有するものと;そして
    iii)第二部材第一前方端子点から第二部材第一末方端子点まで延びていて第二部材第一前方端子点と第二部材第一末方端子点に隣接する第一部材中心部分とから成ることを特徴とする請求項5に記載の骨板。
  7. a)第一部材がさらに第一部材第三前方端子点、第一部材第四前方端子点、第一部材第三末方端子点と第一部材第四末方端子点と第一部材前方側面と第一部材末面からおよそ等間隔にある中心線から成り、i)第一部材前方側面は、第一部材の中心線へ傾斜された第
    一部材前方端子点まで延びている第一部材第二前方端子点に隣接する第一部材第一前縁部分と、第一部材第三前方端子点から第一部材第四前方端子点まで延びている第一部材第一前縁部分に隣接する第一部材第二前縁部分と、それに隣接して第一部材第四前方端子点から第一部材第二端まで延びていて、第一部材の中心線とほぼ平行である第一部材第三前縁部分とを有する第一部材前方側面縁から構成され、ii)第一部材末方側面は、第一部材の
    中心線へ傾斜された第一部材第三末方端子点まで延びている第一部材第二末方端子点に隣接する第一部材第一末縁部分と、第一部材第三末方端子点から第一部材第四末方端子点まで延びている第一部材第一末縁部分に隣接する第一部材第二末縁部分と、それに隣接して第一部材第四末方端子点から第一部材第二端まで延びていて、第一部材の中心線とほぼ平行である第一部材第三末縁部分とを有する第一部材末方側面縁から構成され、
    b)第二部材がさらに第二部材第三前方端子点、第二部材第四前方端子点、第二部材第三末方端子点と第二部材第四末方端子点と第二部材前方側面と第二部材末方側面からおよそ等間隔にある中心線から成り、i)第二部材前方側面は、第二部材の中心線へ傾斜され
    た第二部材第三前方端子点まで延びている第に部材第二前方端子点に隣接する第二部材第二前縁部分と、第二部材第三前方端子点から第二部材第四前方端子点まで延びている第二部材第一前縁部分に隣接する第二部材第二前縁部分と、それに隣接して第二部材第四前方端子点から第二部材第二端まで延びていて、第二部材の中心線とほぼ平行である第二部材第三前縁部分とを有する第二部材前方側面縁から構成され、ii)第二部材末方側面は、第
    二部材の中心線へ傾斜された第二部材第三末方端子点まで延びている第二部材第二末方端子点に隣接する第二部材第一末縁部分と、第二部材第三末方端子点から第二部材第四末方端子点まで延びている第二部材第一末縁部分に隣接する第二部材第二末縁部分と、それに隣接して第二部材第四末方端子点から第二部材第二端まで延びていて、第に部材の中心線とほぼ平行である第二部材第三末縁部分とを有する第二部材末方側面縁から構成されることを特徴とする請求項6に記載の骨板。
  8. 第一セットの第一部材と第二部材と第二セットの第一部材と第二部材から成り、第一架橋手段が第一セットの第一部材を第二セットの第二部材と連結させ、第二架橋手段が第一セットの第二部材を第二セットの第一部材と連結させることを特徴とする請求項5に記載の骨板。
  9. a)各セットの第一部材が第一部材第一端と第一部材第二端の間の点において第一部材前面から延びている第一部材突起から成り、第一部材突起が天面、底面と第一部材突起端壁と第一部材突起端壁に開放する第一部材架橋ロッド孔を有する第一部材架橋ロッド孔壁により形成された第一部材架橋ロッド孔を有し、第一部材架橋ロッド孔が第一部材架橋ロッド孔開口から第一部材前方側面と第一部材末方側面の間の点まで延びていて、そして
    b)各セットの第二部材が第二部材第一端と第二部材第二端の間の点において第二部材前面から延びている第二部材突起から成り、第二部材突起が天面、底面と第二部材突起端壁と第二部材突起端壁に開放する第二部材架橋ロッド孔を有する第二部材架橋ロッド孔壁により形成された第二部材架橋ロッド孔を有し、第二部材架橋ロッド孔が第二部材架橋ロッド孔開口から第二部材前方側面と第二部材末方側面の間の点まで延びていることを特徴とする請求項8に記載の骨板。
  10. 各第二部材がさらに第二部材上面及び第二部材突起の天面又はそのいずれか一方における上開口と第二部材架橋ロッド孔における下開口とを有する架橋手段固定孔壁に形成された架橋手段固定孔から成り、架橋手段固定孔が上開口から延びていて、第二部材架橋ロッド孔を二分することを特徴とする請求項9に記載の骨板。
  11. 架橋手段固定孔壁がねじを切られていることを特徴とする請求項10に記載の骨板。
  12. 各第一部材が保持ピン穴壁により形成されて第一部材架橋手段孔を二分する第一部材突起に近似する保持ピン穴から成ることを特徴とする請求項11に記載の骨板。
  13. 保持ピン穴が一つ以上の螺子切り部分から成ることを特徴とする請求項12に記載の骨板。
  14. 各架橋手段は、a)円形端とそれと対向する先細端を有する架橋ロッドであって、円形端から円筒状端と先細端の間の円筒状部分端子点まで延びる連続彎曲外部分と、円筒状部分端子点から先細端まで延びる先細部分とを有する円筒状部分を備えて、先細部分が傾斜部片と先細端における第一端と第二端を有する基準部片とを有する天面から成り、傾斜部片が円筒状部分端子点から傾斜部片の第一端まで延びる架橋ロッドと、b)架橋固定手段とから成ることを特徴とする請求項8に記載の骨板。
  15. 各第一部材と各第二部材が骨ねじ孔壁により形成された一つ以上の骨ねじ孔から成ることを特徴とする請求項1に記載の骨板。
  16. 患者に骨板を適用する方法において、
    a)取付け手段によって開放可能に一体に固定され得る一つセット以上の第一部材と第二部材を有する骨板を備えて、各第一部材と第二部材が骨ねじ孔壁により形成された一つ以上の骨ねじ孔から成り;
    b)第一部材を骨上に置いて一つ以上の骨取付け手段を一つ以上の骨ねじ孔を通して骨へ移動させることにより患者の骨折した骨に第一部材を固定させ;
    c)第二部材を骨上に置いて一つ以上の骨取付け手段を一つ以上の骨ねじ孔を通して骨へ移動させることにより患者の骨折した骨に第二部材を固定させ;
    d)第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方を移動させて骨折した骨の部片を一体にさせ;そして
    e)固定手段を備えて、固定手段を適用して第一部材及び第二部材又はそのいずれか一方が移動することを制限するか、或いは抑制する工程から成ることを特徴とする方法。
  17. 取付け手段が各第一部材或いは第二部材の第二端におけるフランジから成り、そのフランジが開口を有し、フランジを有しない各第一部材或いは第二部材が第二端に近接する窪みを有し、その窪みが固定手段孔を有し、フランジが窪み内に整合され、固定手段が開口と固定手段孔を通して移動されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 骨板が第一セットの第一部材と第二部材と第二セットの第一部材と第二部材から成り、各セットの第一部材がさらに第一部材突起と第一部材突起における第一部材架橋手段とから成り、各セットの第二部材がさらに第二部材突起と第二部材突起における第二部材架橋手段とから成り、第一部材と第二部材と第一セットと第二セットが患者の骨に適用され、さらに方法が第一部材架橋手段孔内で第一架橋手段を移動させ、第二部材架橋手段孔内で第二架橋手段を移動させることから成ることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 各第一部材が架橋固定手段孔から成り、各第二部材が保持ピン孔と少なくとも一つの止めねじから成り、少なくとも一つの保持ピンが設けられ、第一架橋手段と第二架橋手段が架橋固定手段孔内に移動された少なくとも止めねじにより各第一部材に開放可能に固定され、少なくとも保持ピンを使用して各第二部材に開放可能に固定されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 各セットの第一部材と第二部材が骨折した骨の部片を一緒に移動させるように横方向に移動され、骨の部片が所望の位置に設定されると、止めねじが締め付けられることを特徴とする請求項19に記載の方法。
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