JPH06304180A - 脊椎接合装置 - Google Patents
脊椎接合装置Info
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- JPH06304180A JPH06304180A JP5077248A JP7724893A JPH06304180A JP H06304180 A JPH06304180 A JP H06304180A JP 5077248 A JP5077248 A JP 5077248A JP 7724893 A JP7724893 A JP 7724893A JP H06304180 A JPH06304180 A JP H06304180A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/70—Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
- A61B17/7001—Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
- A61B17/7044—Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae also having plates, staples or washers bearing on the vertebrae
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B2/00—Friction-grip releasable fastenings
- F16B2/02—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
- F16B2/06—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action
- F16B2/12—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action using sliding jaws
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 支持軸の形状を容易に調整することができる
脊椎接合装置を提供する。 【構成】 この装置では、各固定エレメント(5)の側
壁(10)の外面(10a)が骨を固定するための固定
装置(5a,5b)の反対側に集中する方向に傾斜して
おり、締付けエレメント(12)はUボルト状をなし、
その分岐は側壁(10)の外面(10a)の傾斜に対応
した傾斜を備えた内面(12a)を備えており、側壁
(10)の向こう側には少なくとも2つの締付け具(1
4)が配置され、上記締付けエレメント(12)を移動
させることにより、分岐の内面(12a)が側壁(1
0)に接触し、側壁を互いに近付け合い、締付け時にそ
の上をスライドする。
脊椎接合装置を提供する。 【構成】 この装置では、各固定エレメント(5)の側
壁(10)の外面(10a)が骨を固定するための固定
装置(5a,5b)の反対側に集中する方向に傾斜して
おり、締付けエレメント(12)はUボルト状をなし、
その分岐は側壁(10)の外面(10a)の傾斜に対応
した傾斜を備えた内面(12a)を備えており、側壁
(10)の向こう側には少なくとも2つの締付け具(1
4)が配置され、上記締付けエレメント(12)を移動
させることにより、分岐の内面(12a)が側壁(1
0)に接触し、側壁を互いに近付け合い、締付け時にそ
の上をスライドする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、事故による骨折の
後、単に脊椎を支えるために、或いは脊椎側わんや後わ
んなどのゆがんだ脊椎を矯正し、支えるために利用する
ことができる椎骨接合装置に関するものである。に関す
るものである。
後、単に脊椎を支えるために、或いは脊椎側わんや後わ
んなどのゆがんだ脊椎を矯正し、支えるために利用する
ことができる椎骨接合装置に関するものである。に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような装置は、大抵の場合、よく
知られているように、椎骨のとげ状骨起の両側にそれぞ
れほとんど平行方向に配置された2本の頑丈な支持軸か
ら構成されており、その上に、椎骨の骨起の周囲に取り
付けるフック、或いは椎骨の下部を支えるためのビスか
ら構成される骨の固定エレメントが取り付けられる。
知られているように、椎骨のとげ状骨起の両側にそれぞ
れほとんど平行方向に配置された2本の頑丈な支持軸か
ら構成されており、その上に、椎骨の骨起の周囲に取り
付けるフック、或いは椎骨の下部を支えるためのビスか
ら構成される骨の固定エレメントが取り付けられる。
【0003】この種の装置は、そのレイアウト上、自然
なわん曲、或いは側わんや後わんから派生したわん曲で
あるとを問わず、脊椎の片面または両面のわん曲に適合
させるため支持軸を正確な形状に調整する必要があり、
支持軸と固定エレメントとの完璧な結合を前提とし、こ
の結合は、時間の経過につれて患者の動作が各エレメン
トに繰り返し与えることになる応力に対して耐性のある
ものでなければならない。
なわん曲、或いは側わんや後わんから派生したわん曲で
あるとを問わず、脊椎の片面または両面のわん曲に適合
させるため支持軸を正確な形状に調整する必要があり、
支持軸と固定エレメントとの完璧な結合を前提とし、こ
の結合は、時間の経過につれて患者の動作が各エレメン
トに繰り返し与えることになる応力に対して耐性のある
ものでなければならない。
【0004】国際特許の請願No.WO91/0169
1とヨーロッパ特許の請願No.0346521は、固
定エレメントについて更に詳しい記述をしており、それ
によると、同エレメントは、固定装置の反対側で突出し
ており、支持軸の直径とほとんど同じ幅の溝を間に備え
て区切られた、ほとんど平行で、フレキシブルな2つの
側壁と、その側壁に取り付け、かみ合う時に側壁を互い
に引き寄せる締付けエレメントから構成される。支持軸
は、この溝に入れられ、それから締付けエレメントが取
り付けられる。同側壁の変形によって支持軸に作用する
放射状の締付け力と支持軸と側壁との大きな接触面積に
より、固定エレメントと支持軸とが確実に結合すること
になる。
1とヨーロッパ特許の請願No.0346521は、固
定エレメントについて更に詳しい記述をしており、それ
によると、同エレメントは、固定装置の反対側で突出し
ており、支持軸の直径とほとんど同じ幅の溝を間に備え
て区切られた、ほとんど平行で、フレキシブルな2つの
側壁と、その側壁に取り付け、かみ合う時に側壁を互い
に引き寄せる締付けエレメントから構成される。支持軸
は、この溝に入れられ、それから締付けエレメントが取
り付けられる。同側壁の変形によって支持軸に作用する
放射状の締付け力と支持軸と側壁との大きな接触面積に
より、固定エレメントと支持軸とが確実に結合すること
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の支持軸の形状の
調整は、これらの装置では極めて難しい。支持軸がフレ
キシブルな取付具の間に固定されていないのに支持軸の
形状が適切であるかどうかを確認したり、或いはその形
状を再調整しなければならないかを確認するのは困難で
あるためである。更に、締付けエレメントの固定具合が
取り付け具のフレキシビリティによって異なることを考
慮すると、固定エレメントと支持軸の結合の時間の経過
につれての耐久力は不確かである。
調整は、これらの装置では極めて難しい。支持軸がフレ
キシブルな取付具の間に固定されていないのに支持軸の
形状が適切であるかどうかを確認したり、或いはその形
状を再調整しなければならないかを確認するのは困難で
あるためである。更に、締付けエレメントの固定具合が
取り付け具のフレキシビリティによって異なることを考
慮すると、固定エレメントと支持軸の結合の時間の経過
につれての耐久力は不確かである。
【0006】さらに、締付けエレメントについては、取
り付けてから締め付けることが難しく、臨床医が締め付
け棒の締め具合を完全に調整することができないという
不都合がある。実際、締付けは、壁体が変形するため、
難しくなる。また、締付けエレメントの調整は、どちら
かと言うと限定されており、締付けエレメントが壁体の
端にネジ止めすることができるナットから構成されてい
る場合には、やっかいである。スパナのための隙間は、
刻み目の寸法と各器具の存在を考慮して、実際極めて小
さくなっている。
り付けてから締め付けることが難しく、臨床医が締め付
け棒の締め具合を完全に調整することができないという
不都合がある。実際、締付けは、壁体が変形するため、
難しくなる。また、締付けエレメントの調整は、どちら
かと言うと限定されており、締付けエレメントが壁体の
端にネジ止めすることができるナットから構成されてい
る場合には、やっかいである。スパナのための隙間は、
刻み目の寸法と各器具の存在を考慮して、実際極めて小
さくなっている。
【0007】なお場合によっては、取分け、支持軸のわ
ん曲調整の最終確認のため、固定エレメントに対して支
持軸を最終的にきっちりと固定するのではなく、一次的
に固定するためだけに締付けをするのも良い。
ん曲調整の最終確認のため、固定エレメントに対して支
持軸を最終的にきっちりと固定するのではなく、一次的
に固定するためだけに締付けをするのも良い。
【0008】
【発明の目的】本発明は、これらの不都合のすべてを解
消する脊椎接合装置を提供することを目的としている。
消する脊椎接合装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明による
上述のタイプの装置の場合には、側壁の内面を分ける距
離は、その上端部においては、支持軸の直径より幾らか
小さくなっており、支持軸を側壁の間にクリップで仮り
止めすることができる。また、側壁の外面は互いにより
そうように傾斜し、骨に取り付ける固定装置の反対側で
合わさり、締付けエレメントは、Uボルトの形状をして
おり、その分岐は側壁の外面の傾斜に応じて傾斜した内
面を備え、また、同締付けエレメントを移動させるた
め、少なくとも2つの締付け具が側壁の向こう側に設け
られており、更に、Uボルトの分岐の内面が側壁に接触
し、互いに近づけ合い、締付け時に同側壁の上をスライ
ドすることができるようになっている。
上述のタイプの装置の場合には、側壁の内面を分ける距
離は、その上端部においては、支持軸の直径より幾らか
小さくなっており、支持軸を側壁の間にクリップで仮り
止めすることができる。また、側壁の外面は互いにより
そうように傾斜し、骨に取り付ける固定装置の反対側で
合わさり、締付けエレメントは、Uボルトの形状をして
おり、その分岐は側壁の外面の傾斜に応じて傾斜した内
面を備え、また、同締付けエレメントを移動させるた
め、少なくとも2つの締付け具が側壁の向こう側に設け
られており、更に、Uボルトの分岐の内面が側壁に接触
し、互いに近づけ合い、締付け時に同側壁の上をスライ
ドすることができるようになっている。
【0010】本発明は、このように支持軸を仮止めした
り、固定エレメントから簡単に取り外すことができ、支
持軸の形状が適切か否かを判断し、必要に応じて、再調
整することができる。
り、固定エレメントから簡単に取り外すことができ、支
持軸の形状が適切か否かを判断し、必要に応じて、再調
整することができる。
【0011】さらに、本発明による結合においては、ビ
ス或いはフック上部でのUボルトの締付け具がフレキシ
ブルな側面取付具に接触しないため、時間の経過につれ
てもまったく堅固で、耐久力がある。これらの取付具
は、いったんUボルトが締め付けられると、申し分なく
支持されるため、上記のクリップ止めを行うために必要
な相対的フレキシビリティを備えることができる。
ス或いはフック上部でのUボルトの締付け具がフレキシ
ブルな側面取付具に接触しないため、時間の経過につれ
てもまったく堅固で、耐久力がある。これらの取付具
は、いったんUボルトが締め付けられると、申し分なく
支持されるため、上記のクリップ止めを行うために必要
な相対的フレキシビリティを備えることができる。
【0012】側面方向に幾つかの締付け具を配置するこ
とにより、更に、側壁の変形を完璧に管理し、支持軸に
作用する側壁の締付け力を調整することができる。この
ようにして得られる締付け精度により、固定エレメント
に対して軸を固定するためにちょうど良い締付けを行う
ことができ、最終的な固定をしないで、脊椎のわん曲に
対する形状の適切さを最終点検することができる。
とにより、更に、側壁の変形を完璧に管理し、支持軸に
作用する側壁の締付け力を調整することができる。この
ようにして得られる締付け精度により、固定エレメント
に対して軸を固定するためにちょうど良い締付けを行う
ことができ、最終的な固定をしないで、脊椎のわん曲に
対する形状の適切さを最終点検することができる。
【0013】総合的に、本発明は、外科手術の時間を著
しく短縮することができ、従って、患者の麻酔時間を短
縮し、血管内に持続注入される血液製剤の消費量を少な
くすることができる。
しく短縮することができ、従って、患者の麻酔時間を短
縮し、血管内に持続注入される血液製剤の消費量を少な
くすることができる。
【0014】さらに、上記の締付け具は、2本のビスか
ら構成されており、ビスのヘッドはUボルトの中央部分
の外面に接触し、本体部分はUボルトの平行方向の分岐
を通過し、ビスは各固定エレメントが構成する側壁の外
側の2つの突起にネジ切られた穴に入る。
ら構成されており、ビスのヘッドはUボルトの中央部分
の外面に接触し、本体部分はUボルトの平行方向の分岐
を通過し、ビスは各固定エレメントが構成する側壁の外
側の2つの突起にネジ切られた穴に入る。
【0015】ビスは、完璧に調整することができ、取分
け、ヘッドが6角形の場合には、操作が簡単である。
け、ヘッドが6角形の場合には、操作が簡単である。
【0016】側壁の中央部分は、ビスを通すことができ
るように、加工する、つまり、穴を空けてもよい。固定
エレメントの外形は、このようにすることにより著しく
小さくすることができる。
るように、加工する、つまり、穴を空けてもよい。固定
エレメントの外形は、このようにすることにより著しく
小さくすることができる。
【0017】好適には、各固定エレメントの側壁の間
で、それぞれの基部の近くに、2つのスプリットを設け
る。これらのスプリットは、側壁に大きなフレキシビリ
ティを与え、締付けを容易にする。本発明の好ましい実
現形状によると、これらのスプリットは、支持軸に対し
て放射状に設けられる。
で、それぞれの基部の近くに、2つのスプリットを設け
る。これらのスプリットは、側壁に大きなフレキシビリ
ティを与え、締付けを容易にする。本発明の好ましい実
現形状によると、これらのスプリットは、支持軸に対し
て放射状に設けられる。
【0018】いずれにせよ、本発明は、添付図を参照し
ながら、後述する解説を読むことによって更によく理解
されるであろうが、この解説は、本発明が対象とする脊
椎接合装置の好ましい実現形状の一例を示すに過ぎず、
これに限定されるものではない。
ながら、後述する解説を読むことによって更によく理解
されるであろうが、この解説は、本発明が対象とする脊
椎接合装置の好ましい実現形状の一例を示すに過ぎず、
これに限定されるものではない。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1は脊椎接合装置2を示し、この装
置は、ほぼ平行方向に延在し、脊椎のとげ状骨起4の両
側面にそれぞれ配置された2本の頑丈な支持軸3から主
として構成されている。支持軸3には、骨の固定エレメ
ント5を取り付けることができ、同エレメント5は、図
2及び3に示すように、脊椎の突起の両側に取り付ける
フック5aあるいは脊椎の基部4に取り付けるビス5b
によって構成することができる。脊椎接合装置2は、図
2ないし4に詳細に示すように、互いに組み付けられた
2つのパーツ6a,6bからなる1以上の横方向エレメ
ント6を備えている。エレメント6は、支持軸3を互い
に接合するためのものである。
ついて説明する。図1は脊椎接合装置2を示し、この装
置は、ほぼ平行方向に延在し、脊椎のとげ状骨起4の両
側面にそれぞれ配置された2本の頑丈な支持軸3から主
として構成されている。支持軸3には、骨の固定エレメ
ント5を取り付けることができ、同エレメント5は、図
2及び3に示すように、脊椎の突起の両側に取り付ける
フック5aあるいは脊椎の基部4に取り付けるビス5b
によって構成することができる。脊椎接合装置2は、図
2ないし4に詳細に示すように、互いに組み付けられた
2つのパーツ6a,6bからなる1以上の横方向エレメ
ント6を備えている。エレメント6は、支持軸3を互い
に接合するためのものである。
【0020】図2ないし図4に示すように、各固定エレ
メント5またはパーツ6a,6bは、側壁10の2つの
分岐およびこの分岐に取り付ける締付け具12を備えて
いる。固定エレメント5においては、その側壁10は柔
軟性を有するとともに互いにほぼ平行に配置され、側壁
10間には、支持軸3の直径に適合する溝11が形成さ
れている。
メント5またはパーツ6a,6bは、側壁10の2つの
分岐およびこの分岐に取り付ける締付け具12を備えて
いる。固定エレメント5においては、その側壁10は柔
軟性を有するとともに互いにほぼ平行に配置され、側壁
10間には、支持軸3の直径に適合する溝11が形成さ
れている。
【0021】図に示すように、側壁10の外面10a
は、それぞれの側壁10が互いに近付く方向に傾斜して
いる。脊椎接合装置2が脊椎に取り付けられたときに、
固定エレメント5は固定装置5a又は5bの反対側、パ
ーツ6a及び6bは脊椎4の反対側に位置する。
は、それぞれの側壁10が互いに近付く方向に傾斜して
いる。脊椎接合装置2が脊椎に取り付けられたときに、
固定エレメント5は固定装置5a又は5bの反対側、パ
ーツ6a及び6bは脊椎4の反対側に位置する。
【0022】各固定エレメント5と各パーツ6a又は6
bには、その側壁10間の基部近傍において2つのスプ
リット13が形成されている。締付けエレメント12a
は、Uボルトの形状をなし、その分岐の内面12aは、
側壁10の外面10aの傾斜に適合する傾斜を有してい
る。
bには、その側壁10間の基部近傍において2つのスプ
リット13が形成されている。締付けエレメント12a
は、Uボルトの形状をなし、その分岐の内面12aは、
側壁10の外面10aの傾斜に適合する傾斜を有してい
る。
【0023】さらに、各固定エレメント5またはパーツ
6a,6bは、2本のビス14を備えており、ビスのヘ
ッド14aは6角状で、締付けエレメント12を構成す
るUボルトの中央部分の外面に接触しており、その本体
14bは、平行な分岐を通っている。これらビス14
は、各固定エレメント5又はパーツ6a,6bが構成す
る側壁10の外側の突起部分16にネジ切られた穴15
に挿入される。図4には、側壁10の中央部分において
その表面10aから内側へ向けてネジ14を通す穴が形
成されている状態が示されており、このような構成によ
り、外形を非常に小さくすることができる。
6a,6bは、2本のビス14を備えており、ビスのヘ
ッド14aは6角状で、締付けエレメント12を構成す
るUボルトの中央部分の外面に接触しており、その本体
14bは、平行な分岐を通っている。これらビス14
は、各固定エレメント5又はパーツ6a,6bが構成す
る側壁10の外側の突起部分16にネジ切られた穴15
に挿入される。図4には、側壁10の中央部分において
その表面10aから内側へ向けてネジ14を通す穴が形
成されている状態が示されており、このような構成によ
り、外形を非常に小さくすることができる。
【0024】図4には、側壁10の内面がその上端部近
くにフランジ20又はピンを備えた状態を示している。
フランジ20又はピンと側壁10とを隔てる間隔は、支
持軸3の直径よりやや小さめであることが示されてい
る。固定エレメント5の側壁10にも同様にフランジあ
るいはピンが設けられている。
くにフランジ20又はピンを備えた状態を示している。
フランジ20又はピンと側壁10とを隔てる間隔は、支
持軸3の直径よりやや小さめであることが示されてい
る。固定エレメント5の側壁10にも同様にフランジあ
るいはピンが設けられている。
【0025】実際には、脊椎の湾曲による支持軸3の形
状調整は、溝11内における支持軸3のクリップ止めに
よって調整され、支持軸3の直径より小さな上端部レベ
ルにおけるフランジ20或は側壁10の内面どうしの距
離調整によって行なわれる。
状調整は、溝11内における支持軸3のクリップ止めに
よって調整され、支持軸3の直径より小さな上端部レベ
ルにおけるフランジ20或は側壁10の内面どうしの距
離調整によって行なわれる。
【0026】締付けエレメント12の面12aは、側壁
10の面10aに接触し、ビス14を締めると両方の側
壁10が互いに近付くようになっている。ビス14は、
簡単に操作することができ、各固定エレメント5あるい
はパーツ6a,6bに対するビスの側面方向の配置によ
り、側壁10の変形を充分に制御することができ、支持
軸3に対する側壁の締付け力を管理することができる。
このようにして得られる締付け精度により、固定エレメ
ント5に対して支持軸3を一次的に固定するに充分な締
付けを行なうことができ、その後、最終締付けをするこ
とにより、脊椎の湾曲に対する形状の適切さを最終的に
点検することができる。
10の面10aに接触し、ビス14を締めると両方の側
壁10が互いに近付くようになっている。ビス14は、
簡単に操作することができ、各固定エレメント5あるい
はパーツ6a,6bに対するビスの側面方向の配置によ
り、側壁10の変形を充分に制御することができ、支持
軸3に対する側壁の締付け力を管理することができる。
このようにして得られる締付け精度により、固定エレメ
ント5に対して支持軸3を一次的に固定するに充分な締
付けを行なうことができ、その後、最終締付けをするこ
とにより、脊椎の湾曲に対する形状の適切さを最終的に
点検することができる。
【0027】さらに、Uボルト12の固定は、ビス14
を使用して行なわれる。すなわち、側壁10の柔軟性に
依存しないで行なわれるために、支持軸3と固定エレメ
ント5の結合は、時間の経過につれて堅固かつ耐久力な
状態となる。
を使用して行なわれる。すなわち、側壁10の柔軟性に
依存しないで行なわれるために、支持軸3と固定エレメ
ント5の結合は、時間の経過につれて堅固かつ耐久力な
状態となる。
【0028】横方向のエレメント6は、互いに組み付け
られた2つのパーツ6a,6bから構成されており、事
前に取り付けられる2対の固定装置5の間において、必
要に応じて支持軸3のどこにでも取り付けることができ
る。パーツ6a,6bのそれぞれは、支持軸3の周りに
取り付けられてから互いに組み付けられる。図2ないし
4に示すように、パーツ6aの長手方向の軸に沿って細
長いスリット21が形成されており、パーツ6bには、
ネジが形成された穴22が形成されている。ビス23
は、このスリット21を通して穴22に挿入されて締め
付けられるようになっている。エレメントの長さがこの
ようにして調節することができるため、長さの異なる一
連のエレメントを配置する必要がない。パーツ6aに
は、ピン24が取り付けられている。一方、パーツ6b
には、それに対応する溝25が形成されており、パーツ
6aおよび6bが互いに平行に移動できるようになって
いる。したがって、支持軸3が角張った形状となること
がない。
られた2つのパーツ6a,6bから構成されており、事
前に取り付けられる2対の固定装置5の間において、必
要に応じて支持軸3のどこにでも取り付けることができ
る。パーツ6a,6bのそれぞれは、支持軸3の周りに
取り付けられてから互いに組み付けられる。図2ないし
4に示すように、パーツ6aの長手方向の軸に沿って細
長いスリット21が形成されており、パーツ6bには、
ネジが形成された穴22が形成されている。ビス23
は、このスリット21を通して穴22に挿入されて締め
付けられるようになっている。エレメントの長さがこの
ようにして調節することができるため、長さの異なる一
連のエレメントを配置する必要がない。パーツ6aに
は、ピン24が取り付けられている。一方、パーツ6b
には、それに対応する溝25が形成されており、パーツ
6aおよび6bが互いに平行に移動できるようになって
いる。したがって、支持軸3が角張った形状となること
がない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の脊椎接合
装置においては、支持軸の形状を容易に調整することが
できるという優れた効果を奏する。
装置においては、支持軸の形状を容易に調整することが
できるという優れた効果を奏する。
【図1】脊椎に取り付けられた装置の全体図である。
【図2】本装置の部分を示す透視図である。
【図3】本装置の部分を示す取付図である。
【図4】図1のIV−IVによる断面図である。
5 固定エレメント 5a,5b 固定装置 10 側壁 10a 外面 12 締付けエレメント 12a 内面 14 締付け具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン−フィリップ・レスキュユール フランス・01000・ブール・ゲン・ブレ ス・シュメン・デ・ピヴェール・(番地な し) (72)発明者 レネ・カルツ フランス・84220・ゴールデ・ラ・トード ゥミアン・(番地なし) (72)発明者 ジャン−ジャック・ラレン フランス・69270・フォンテーヌ・サン・ マルテン・クール・ドュ・ビュイソン・10 (72)発明者 フレデリック・ミシェル フランス・69003・リヨン・アヴェニュ・ ドュ・サクス・101 (72)発明者 ジャック・サマニ フランス・69450・サン・シール・オー・ モン・ドール・シュメン・デ・グルフィエ レ・27
Claims (9)
- 【請求項1】 脊椎のとげ状骨起の両側にほとんど平行
方向に配置された2本の頑丈な支持軸から構成され、そ
の上部に骨の固定エレメントが取り付けられ、同固定エ
レメントは、脊椎突起の周りに取り付けられるフック或
いは脊椎下部に接触するビスから構成される固定装置を
備えており、それぞれの固定エレメントが固定装置の反
対側に突出した、ほぼ平行方向でフレキシブルな2つの
側壁を備え、その間に支持軸の直径によって調整された
溝を設け、さらに、側壁に取り付けられ、取付時に同側
壁を互いに近付け合う締め付けエレメントを備えてお
り、側壁(10)の内面を分ける距離が、側壁の上端部
レベルで支持軸(3)の直径より幾らか小さめであるた
め、支持軸はクリップを側壁の間に仮止めすることがで
き、各固定エレメント(5)の側壁(10)の外面(1
0a)は、骨に取り付けられる固定装置(5a,5b)
の反対側へ向かって集中する方向に傾斜しており、一
方、締付けエレメント(12)はUボルト状をなし、そ
の分岐の内面(12a)は、側壁(10)の外面(10
a)の傾斜に対応した傾斜を備えており、側壁(10)
の向こう側には少なくとも2つの締付け具(14)が配
置され、分岐の内面(12a)が側壁(10)に接触
し、側壁を互いに近付け合い、締付け時にその上をスラ
イドするように締付けエレメント(12)を移動させる
ことができることを特徴とする脊椎接合装置。 - 【請求項2】 上記締付け具が2本のビス(14)から
構成され、そのヘッド(14a)がUボルトの中央部分
の外面に接触し、その本体(14b)がビスの本体に対
して平行方向の分岐を通過し、各固定エレメント(5)
の側壁(10)の外側の2つの突起(16)にネジ切ら
れた穴(15)にビスが挿入されていることを特徴とす
る請求項1記載の脊椎接合装置。 - 【請求項3】 上記側壁(10)の中央部分に例えば穴
加工が施されていることにより、ビス(14)を貫通さ
せることができることを特徴とする請求項2に記載の脊
椎接合装置。 - 【請求項4】 前記側壁(10)の間の基部の近くにお
いて、2つのスプリット(13)が各固定エレメント
(5)に設けられていることを特徴とする請求項1ない
し3のいずれかに記載の脊椎接合装置。 - 【請求項5】 前記スプリット(13)が支持軸(3)
に対して放射状に設けられていることを特徴とする請求
項4に記載の脊椎接合装置。 - 【請求項6】 前記側壁(10)の内面が、上端部近傍
において、フランジ(20)あるいはピンを備えている
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
脊椎接合装置。 - 【請求項7】 少なくとも前記支持軸(3)を互いに接
合するための横方向のエレメント(6)から構成され、
これら横方向のエレメントのそれぞれが2つのパーツ
(6a,6b)から構成され、それぞれ2つの側壁(1
0)、締め付けエレメント(12)及び締付け具(1
4)を備えていることを特徴とする請求項1ないし6の
いずれかに記載の脊椎接合装置。 - 【請求項8】 各横方向のエレメント(6)のパーツ
(6a)の一つに、その長手方向の中心軸に沿った細長
いスリットが形成され、他方のパーツ6bには、ネジが
形成された穴(22)が形成され、ビス(23)が上記
スリット(21)を貫通して、上記穴(22)に挿入さ
れてから締め付けられていることを特徴とする請求項7
に記載の脊椎接合装置。 - 【請求項9】 前記パーツ(6a,6b)の一つがピン
(24)を備え、他方のパーツ(6b)がそれに対応す
る溝(25)を備えていることを特徴とする請求項8に
記載の脊椎接合装置。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
FR9112206A FR2681776A1 (fr) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | Dispositif d'osteosynthese vertebrale. |
DE69209960T DE69209960D1 (de) | 1991-09-30 | 1992-09-29 | Osteosynthesevorrichtung für die Wirbelsäule |
EP92420340A EP0536066B1 (fr) | 1991-09-30 | 1992-09-29 | Dispositif d'ostéosynthèse vertébrale |
JP5077248A JPH06304180A (ja) | 1991-09-30 | 1993-04-02 | 脊椎接合装置 |
US08/044,378 US5368594A (en) | 1991-09-30 | 1993-04-02 | Vertebral osteosynthesis device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9112206A FR2681776A1 (fr) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | Dispositif d'osteosynthese vertebrale. |
JP5077248A JPH06304180A (ja) | 1991-09-30 | 1993-04-02 | 脊椎接合装置 |
US08/044,378 US5368594A (en) | 1991-09-30 | 1993-04-02 | Vertebral osteosynthesis device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06304180A true JPH06304180A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=27252517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5077248A Withdrawn JPH06304180A (ja) | 1991-09-30 | 1993-04-02 | 脊椎接合装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5368594A (ja) |
EP (1) | EP0536066B1 (ja) |
JP (1) | JPH06304180A (ja) |
DE (1) | DE69209960D1 (ja) |
FR (1) | FR2681776A1 (ja) |
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