JP2009521992A - カテーテルとルアーのアッセンブリを連結するカテーテルコネクタアッセンブリとその方法 - Google Patents

カテーテルとルアーのアッセンブリを連結するカテーテルコネクタアッセンブリとその方法 Download PDF

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Abstract

第1及び第2コネクタ(20、40)を作動的に連結させ、両者の間に、カテーテル(60)の近位端部分(63)の尾部(72、74)を固定する、ルアーアッセンブリ(10)が提供されている。遠位端部及び近位端部分(61、63)を有するカテーテル(60)の近位端部分(63)を切るための方法(200)が提供されており、近位端部分(63)のスリット(70)は、カテーテルのルーメン(64、65)を露出させ、内側(78、80、84、86)、外側(82、88)、及び周辺(79、81、81’、85、87、87’)係合表面を有する第1及び第2尾部(72、74)を形成する。別の方法(100)は、作動的に連結される第1及び第2コネクタ(20、40)の間に配置されるカテーテル尾部(72、74)を固定し、第1コネクタ(20)は、露出しているカテーテルのルーメン(64、65)に挿入される遠位インサート(22)と、カテーテル尾部(72、74)が周りに配置されるカテーテル係合本体(31)を有しており、第2コネクタ(40)は、カテーテル尾部(72、74)の周りに配置されるカテーテル係合本体(53)を有しており、コネクタ(20、40)は、互いに作動的に連結され、第1及び第2コネクタ(20、40)のカテーテル係合本体(31、53)の間に配置されるカテーテル尾部(72、74)を作動的に連結するよう構成されている(33、52)。

Description

本発明は、カテーテルとルアーのアッセンブリを連結するためのカテーテルコネクタアッセンブリとその方法に関する。より具体的には、本発明は、カテーテルの近位端部にスリットを入れ、カテーテルのスリット入り近位端部を第1及び第2コネクタに取り付けるための装置と方法に関わる。更に具体的には、第1及び第2コネクタは、互いに作動的に連結するように、そしてカテーテルのスリット入り近位端部に形成されている尾部を、両者の間に作動的に連結するように構成されている。
従来から、医者、胃腸科専門医、又は他の医療専門家(医者)は、医療装置を迅速かつ安全に、しっかりと接続して多くの医療用途又は手術用途で用いるために、ルアーアッセンブリを利用している。例えば、医者は、ルアーアッセンブリの一端にシリンジを、他端にカテーテルを接続し、シリンジからカテーテル、そしてカテーテルから患者の体内経路へ流体流路
を形成する。
「経路」という用語は、限定するわけではないが、例えば、動物の、または動物に供給される、体液および/または体内ガスなどの流体、液体、及び/又は気体を運搬、規制、流れ、又は移動を許容する、任意のルーメン、チャンバ、チャネル、導管、開口、穴、オリフィス、流路、管、又は空洞であると理解されたい。例として、ルアーアッセンブリとカテーテルを利用する装置は、経路で使用するために医療分野で広く受け入れられるようになっており、経路の例を幾つか挙げると、大動脈、動脈、胆管、血管、細気管支、毛細血管、結腸、食道、ファロピウス管、胃十二指腸、胃食道、胃腸、心臓、腸、幽門、気管、尿管、尿道、静脈、及び体内の他の場所(まとめて「脈管」)がある。
本発明の背景を更に提供するために、次にカテーテルについて論じる。その後、シリンジについて論じる。カテーテルとシリンジについて論じた後で、本発明の背景としてルアーアッセンブリの概要を考察する。これらの構成要素は、背景を論じるために提供されているだけであって、本発明を限定するものではない。
(カテーテル)
一般的に言うと、カテーテルは、近位端と遠位端を有し、それらの端部又はその近くに開口部を備え、且つルーメンを画定している管状の器具である。従来の様に、「遠位」という用語は、カテーテルを患者に挿入中、又は既にカテーテルが挿入されているとき、医者から離れる方向を意味し、一方「近位」という用語は、カテーテルを患者に挿入中、又は既にカテーテルが挿入されているとき、医者に最も近いか、又は医者側を意味している。カテーテルは、1つのルーメンを有していてもよいし(例えば、単ルーメンカテーテル)、単なる例であるが、2つのルーメンなど2つ以上のルーメンを有していてもよい(例えば、多ルーメンカテーテル)。カテーテルは、その大部分の医療用途に対応するため、一般的に2つの範疇に、即ち、細い可撓性のチューブ(「軟らかい」カテーテル)か、又は太く硬いチューブ(「硬い」カテーテル)に分けられる。
医者がカテーテルを挿入する処置は、一般に、カテーテル法として知られている。カテーテルのルーメンによって、流体を、患者体内の脈管経路に入れるか、又は必要に応じて、そこから出すことができる。一般にセントラルラインとして知られているものは、例えば、心臓近くの静脈又は患者の心房の丁度内側の何れかに配置されている大内径カテーテルに、薬物又は流体を送出するための導管を提供するカテーテルアッセンブリである。同様に、カテーテルのルーメンは、例えば手術に備えて脈管を膨張させるため、気体を、カテーテルのルーメンを通して直接に、又はカテーテルに付帯する介入部品又は装置を通しての何れかで、脈管経路の中に送り込むことを可能にする。
カテーテル法は、セントラルラインアッセンブリと上記の事柄に加えて、多くの他の医療及び手術用途を有している。限定するわけではないが、例えば、カテーテルを特定の脈管経路に留置すると、多くの医療処置、即ち、(1)尿道留置カテーテル(即ち、フォーリー(Foley)カテーテル)と同様に、或いは、尿道が損傷しているときでも、恥骨上膀胱留置手技と同様に、膀胱から尿を排泄させること、(2)静脈内流体、薬剤、又は非経口栄養物を投与すること、(3)血管又は動脈の障害を取り除くために血管形成術を施すこと、(4)冠動脈造影法の一部である心臓カテーテル法と同様に、染料又は放射線不透過性造影剤を血管又は他の部分に注入し、異常を視覚化すること、(5)動脈又は静脈内で血圧を直接測定すること、(6)硬膜外麻酔のために、局所麻酔薬及び他の薬物を注入すること、及び(7)(通常は硬いカテーテルを使用して)望ましくない流体を気道から吸引すること、などが容易になる。
(シリンジ)
随意のシリンジを、限定するわけではないが、例えば、静脈内体液、血液、薬剤、及び/又は気体などの流体、液体、及び/又は気体を搬送するか、又は除去するために、ルアーアッセンブリと共に、直接又は間接的に用いることができる(以下に論じる)。代表的なシリンジは、チューブの近位端に装着される、バレルと呼ばれるプランジャを備えており、バレルは、その遠位端又はその近くに小さな開口部を有している。シリンジのバレルは、プラスチック又はガラスで作ることができ、通常は、シリンジ内の流体及び/又は気体の体積を示す目盛りを有している。
ガラス製のシリンジは、オートクレーブを使用して殺菌することができるが、最近の医療用シリンジは、通常、プラスチックで作られている。プラスチック製のシリンジを廃棄処分する方が、ガラス製のシリンジを殺菌するより経費が掛からない傾向にある。更に、ガラス製のシリンジを殺菌する代わりにプラスチック製のシリンジを廃棄処分するのは、血行媒介疾病が拡散する危険性を減らすことになる。
医者は、シリンジを使用して、シリンジを使用しなければアクセス不可能な患者体内の領域にまたは領域から、液体または気体を、輸送または排出する。シリンジは、医者がプランジャを引き出す際に、シリンジの遠位開口部からバレルに物質を入れるのに使用される負圧(例えば、吸引)の原理で作動し、医者がプランジャを押し下げると、物質が押し出されることになる。物質をシリンジと針で投与する処理は、注射と呼ばれる。
(ルアーアッセンブリ)
ルアーコネクタ、ルアー型取付け具、及び他の医療コネクタシステム(個別的に及び纏めて「ルアーアッセンブリ」)は、医療又は手術用途に用いるための流体用の導管を提供する。これらのルアーアッセンブリには、多くの種類がある。概括的に言えば、ルアーアッセンブリは、一体に接合されるように構成されている雄型部材と雌型部材を含んでおり、各部材は、開口部を備えた近位及び遠位端を有するように構成されており、それぞれ中を貫通するルーメンを画定していて、医者が、雄型と雌型部材を直接又は介在部品を介して間接的に接続できるようになっている。通常、常にではないが、雄型部材は、雌型部材に挿入するために設計された、僅かに先が細くなっている遠位本体を有しており、雌型部材は、雄型部材を受け入れるために同様に先が細くなっている内径部を有している。
例えば、一般にルアースリップと呼ばれている1つのルアーアッセンブリは、雌型部材内の対応する先細の近位内径部に挿入されている、雄型部材の先細の遠位端とが摩擦嵌合している。ルアーアッセンブリのもう1つの例証的型式は、一般にルアーロック接続と呼ばれ、雌ねじを有する環状フランジを備えた雌型ルアーの遠位端と、雌ねじと係合するためのねじの切られた外側表面を備えた雄型ルアーの近位端を含んでいる。或いは、雄型部材は、雌型部材の近位端又はその近くの、フランジ、窪み、又はリブと連接させるための、対応するフランジ、突起、又はリブを備えた遠位端を有している。
ルアーアッセンブリは、更に、雄型部材と雌型部材を接合させるのを助ける随意のカラーを備えていてもよい。例えば、随意のカラーは、雌型ルアー部材を取り付け、雄型部材と雌型部材の間の接続を維持するために、雄型部材と雌型部材の間で流体が漏れるのを実質的に防ぐことができる雌ねじを備えていてもよく、カラーのねじは、雄型部材と雌型部材を一体に引き付け、或いは、雄型部材又は雌型部材の一方又は両方の対応するねじと係合することができる。ある設計では、医者が、雄型及び雌型部材周りで、カラーを手で回転させる。
更に、雄型ルアー部材は、随意のカニューレを固定するための随意の遠位カテーテルハブを有していてもよい。概括的に言えば、随意のカニューレはチューブであり、このチューブは、患者の身体に直接挿入されるか、又はカテーテルのルーメンに挿入され、そのカテーテルが患者の身体に直接挿入されることによって間接的に挿入されるとき、通常、流体排出又は薬剤挿入の何れかに用いられる。患者に直接挿入する場合、意図するスペースで経皮的に用いるため、随意のカニューレは、通常、患者の真皮に穿刺して、カニューレの遠位端にトロカール(鋭く尖った針状の器具)を取り付ける。カニューレを雄型ルアー部材の遠位端に取り付け、カテーテルに挿入しようとするとき、カニューレは、剛くても、可撓性でも、又は部分的に可撓性でもよく、カテーテルのルーメンへの挿入の際にカテーテルの内壁に穴の開くことがないように、トロカールを備えていない(又は、鋭くないトロカールを備えた)構成になっていてもよい。更に、雄型ルアー部材は、随意的に、シリンジに接合するための近位シリンジハブを有していてもよい。
ルアーアッセンブリは、医療装置分野では周知である。実際、ルアーアッセンブリは、病院内の至る所にあり、例えば、シリンジを、患者の脈管経路内に挿入されているか、又は挿入しようとするカテーテルと、患者の体外で接続するのに広く使われている。
しかしながら、ルアーアッセンブリをカテーテルと共に使用する代表的な手順は、現在のところ、カテーテルが単ルーメンカテーテルか、多ルーメン(例えば、2つ又はそれ以上のルーメン)カテーテルかの変数によって制限されている。カテーテルが単一のルーメンを有している場合、従来の方法は、カテーテルの近位端を、ルアーアッセンブリの先細遠位端と合うようフレア型にすることを要求する段階を含んでいる。カテーテルの近位端を外向きに拡張させるか、或いは開かせるために、通常、鉄棒がカテーテルのルーメンに挿入され、その際、鉄棒は、カテーテルのルーメンへ挿入する前又は後に加熱される。しかしながら、フレア加工棒を使ってカテーテルの近位端をフレア加工する際の1つの問題は、熱が高すぎるか又は時間が長すぎると、カテーテルが燃焼又は劣化する恐れのあることである。更に、カテーテルのルーメンの寸法が鉄棒に合っていなければならないので、医者は、種々多様な鉄棒を手近に用意しておかねばならない。
本発明は、近位端部分に尾部を形成するため、単ルーメンカテーテルのカテーテル近位端部に、カテーテルルーメンを貫通する選択スリット(select slit)を設けることによって、上記及び他の問題を解決する。尾部は、作動的に連結される第1及び第2コネクタの間に配置される。
多ルーメンカテーテルでは、雄型部材の遠位端に固定されているカニューレは、通常、1つのルーメンに締まり嵌めで挿入され、それによって雄型部材がそのルーメンに対して芯合わせされることになる。カテーテルとルアーアッセンブリを取り付けるためのこの手順は、組み立てを容易にするが、しばしば接合の完全性が損なわれ、ルアーの接続が緩み、更には分離する恐れさえ生じかねない。接合の完全性が、完全に又は部分的にでも損なわれると、流体の漏れが生じ、場合によっては、シリンジ(又はルアーアッセンブリの近位ハブに配置されている他の流体容器)から患者への流れがルアーアッセンブリの遠位端で中断しうる。従って、多ルーメンカテーテルを強力に接合することのできる、カテーテルとルアーアッセンブリを取り付けるための方法を提供する必要がある。
本発明は、尾部を形成するために、多ルーメンカテーテルの近位端部に、1つ又は複数のルーメンを通して選択スリットを設けることによって、上記及び他の問題を解決する。尾部は、作動的に連結される第1と第2コネクタの間に配置される。
接合強度を強力にすることに加えて、これらの新しい方法とカテーテルコネクタアッセンブリは、ここに教示されている様に、医者が既に熟知した、容易に入手できるルアーアッセンブリ及びカテーテルと共に使用できるという追加の利点を有している。更に、尾部は、第1と第2のコネクタの間に作動的に連結されると、迅速に接続/接続解除できるとともに、完全な接合及びシール特性を提供する。
本発明は、カテーテルアッセンブリを提供する。具体的には、本発明は、遠位端部、細長い中間部、近位端部、及び近位端部から遠位端部又はその近くまで伸張するルーメンを有しているカテーテルを提供する。カテーテルの近位端部は、第1尾部と第2尾部を形成するスリットを有している。更に、作動的に連結されている第1と第2コネクタが提供されており、それらの間に、カテーテル尾部が配置されている。
カテーテルを取り付けるための方法も提供されている。1つの実施形態では、方法は、作動的に連結されるように構成されている第1コネクタと第2コネクタを提供する段階を含んでおり、第1コネクタは、ルーメンを有する遠位挿入部分と、カテーテル係合本体及び作動本体を有するコネクタ部分とを含んでおり、第2コネクタは、カテーテル係合本体を有している。遠位端部と、細長い中間部と、近位端部と、近位端部から遠位端部又はその近くまで伸張するルーメンとを有するカテーテルが提供されており、カテーテルの近位端部は、第1尾部と第2尾部を形成するスリットを有している。第1コネクタの遠位挿入部分は、スリットによって露出しているカテーテルのルーメンの中に挿入され、カテーテル尾部は、第1コネクタのカテーテル係合本体の周りに配置される。第1及び第2コネクタは、カテーテル尾部が、第1コネクタのカテーテル係合本体と第2コネクタのカテーテル係合本体の間に固定されるように、作動的に連結される。
本発明による方法の別の実施形態では、カテーテルを切るための方法が提供されている。本方法は、切断具と、カテーテル係止部材と、カテーテルを提供する段階を含んでいる。カテーテルは、遠位端部と、細長い中間部と、近位端部と、近位端部から遠位端部又はその近くまで伸張するルーメンを有している。カテーテルの近位端部は、カテーテル係止部材に固定され、カテーテルルーメンは、切断具によってカテーテル近位端部で切られ、切る段階は、カテーテル近位端部にスリットを形成し、そのスリットは、カテーテルルーメンを露出させ、第1尾部と第2尾部を形成し、各尾部は、カテーテル近位端部に、内側係合表面、外側係合表面、及び少なくとも1つの周辺係合表面を有している。
本発明は、カテーテルコネクタアッセンブリと、カテーテルとルアーアッセンブリを連結するための方法とに関する。より具体的には、本発明は、カテーテルの近位端部にスリットを入れ、カテーテルのスリット入り近位端部を第1及び第2コネクタに取り付けるための装置と方法に関わる。更に具体的は、第1及び第2コネクタは、互いに、そしてカテーテルのスリット入り近位端部に形成されている尾部に、作動的に連結するように構成されている。
「作動的に連結する」「作動連結させる」「連結する」「連結させる」及びそれらの派生形は、辞書的に用いられているのではなく、2つ又はそれ以上の物が直接に、又は間接的に、即ち介在部品を通して、取り外し可能に又は実質的に固定的に、接合され、隣接され、接続され、関係付けられ、合体され、噛み合わされ、連接され、結合され、締結され、一体に保持され、クランプされ、クリンプされ、挟まれ、万力で押さえられ、係合され、摩擦嵌合され、プレス嵌合され、及び/又は直接又は間接的に一体に楔で留められるか、又はクリンプスリーブによって一体に保持される、点、位置、区域、体積、又は構成を有する本発明の実施形態を説明するために用いられている。本発明は、更に、第1及び第2コネクタがそれらの間に配置されたカテーテルの近位端部と作動的に連結するように、カテーテルの近位端部を切るための方法に関する。
本発明の原理の理解を促すために、以下に、本発明の実施形態の詳細な説明を、本発明の様々な態様について説明するためにここに用いている図面並びに言語によって示し提供する。この説明は、本発明を何ら限定するものではなく、当業者が本発明を活用できるようにする働きをする。ここに用いている、備える、含む、有している、有する、付いている、入っているという用語、及びその派生形は、追加的段階又は構造の可能性を排除しない、非限定的な語句、用語、又は単語であるものとする。
図1は、本発明の1つの実施形態によるルアーアッセンブリ10の破断部分断面概略図を示している。ルアーアッセンブリ10は、単ルーメンカテーテルのように少なくとも1つのルーメンを有しているか、又は1つの実施形態では、多ルーメンカテーテルのように複数(2つ以上)のルーメンを有しているカテーテル60を備えている。限定するわけではないが、例えば、図1は、第1ルーメン64と第2ルーメン65を有するカテーテル60を示している。後で更に詳しく説明する(図6)様に、カテーテル60は、細長く(長く)、遠位第1端部61と近位第2端部分63を備えている。
図1に示す本発明の或る実施形態によれば、ルアーアッセンブリ10は、単ルーメンカテーテル又は多ルーメンカテーテル60に加えて、カテーテル係合本体31(例えば、図2)と、そこを貫通して伸張するルーメン21’(例えば、図3)とを有する第1コネクタ20を備えている。第1コネクタ20は、更に、ルーメン21を有する随意の遠位インサート22を備えていてもよく、遠位インサート22は、カテーテル第1ルーメン64の少なくとも一部分に、少なくとも部分的には挿入されており、遠位インサートのルーメン21は、第1コネクタのルーメン21’と流体連通している。ルアーアッセンブリ10は、更に、第2コネクタ40を備えている。第1及び第2コネクタ20、40は、それぞれ、互いに、そして単ルーメンカテーテル又は多ルーメンカテーテル60の近位第2端部分63の第1尾部72と第2尾部74と、作動的に連結される。
図2は、本発明による第1コネクタ20の1つの実施形態の斜視図を示している。第1コネクタ20は、遠位インサート22と近位コネクタ部分30を備えており、コネクタ部分30は、前記第1コネクタルーメン21’を含んでおり、以下に更に詳しく説明する。遠位インサート22と近位コネクタ部分30は、実質的に剛体で、任意適当な材料(天然、合成、プラスチック、ゴム、金属、又はそれらの組み合わせ)で作ることができるが、遠位インサート22は、以下に説明する様に、或る程度可撓性を有していてもよい。1つの実施形態では、第1コネクタ20は、雄型ルアー取付けコネクタを備えている。
カテーテル60が1つのルーメンしか有していない(即ち、単ルーメンカテーテル)実施形態では、第1コネクタの遠位インサート22は随意的なものである。カテーテルの第1尾部72とカテーテルの第2尾部74は、遠位インサート22(例えば、コネクタ部分30に取り付けられているカニューレ)を挿入する必要無しに、カテーテル第1ルーメン64又はカテーテル第2ルーメン65の何れかの中で、近位コネクタ部分(例えば、カテーテル係合本体31)の少なくとも一部分の周りに、実質的に自己芯合わせされる。
ルアーアッセンブリ10が遠位インサート22と近位コネクタ部分30を有している場合、第1コネクタ20が、ルーメン21を有する遠位インサート22を備えており、更に、近位コネクタ部分30を備えていて、前記第1コネクタルーメン21’がそこを貫通して伸張し、遠位インサートのルーメン21と流体連通している(図3)。「流体連通」という用語及びその派生形は、辞書的に用いられているのではなく、ルーメン21、21’は、流体、薬剤、及び/又は気体が、そこを通って運搬、調節、流動、及び/又は移動できるように構成されていると、本発明の実施形態を説明するのに使用されている。代わりに、本発明の別の態様によれば、ルーメン21、21’は、開閉式であって、流体連通可能に構成されている、スペーサ、経路、及び/又は閉塞部、ブッシュ、隔壁シール、及び/又は弁(及び/又は弁/隔壁シールの等価物)を追加で介在させることによって、分離させてもよい。
遠位インサート22の1つの実施形態は、第1カテーテルルーメン64又は第2カテーテルルーメン65(図1参照)の一方に挿入されるように構成されている遠位第1端23(図2及び図3参照)を有する管状構造を備えている。1つの実施形態では、遠位インサート22は、中空のカニューレである。遠位インサート22は、実質的に剛体でも、又は半剛体(即ち、部分的に可撓性)でもよい。例えば、遠位第1端23は半剛体で、近位第2端25(図3参照)は剛体であってもよい。遠位第1端23は、逸脱すること無くカテーテルルーメンに挿入される限りにおいて、実質的に可撓性でもよい。遠位インサート22は、任意適当な長さであってもよい。1つの実施形態では、遠位インサート22は、長さが約1.682インチ(42.72mm)であるが、必要に応じてもっと長くても短くてもよい。同様に、ルーメン21は、任意適当な直径であってもよい。1つの実施形態では、ルーメン21は、直径が約0.035インチ(0.89mm)であるが、必要に応じてもっと太くても細くてもよい。
図2では、第1コネクタ20は、更に、近位コネクタ部分30を備えている。コネクタ部分30は、カテーテル係合本体31を含んでおり、同本体31は、カテーテル尾部72、74(図1参照)を、第1コネクタ20のコネクタ部分30と第2コネクタ40の間に作動的に連結するように構成されている任意の表面であってもよい。1つの実施形態では、限定するわけではないが、例えば、カテーテル係合本体31は、カテーテルルーメン64、65の内壁、及び/又はカテーテル60の近位第2端部分の尾部72、74の係合表面78、79、80、81、81’、84、85、86、87、87’、88(図10から図12参照)の一部分と係合する。第1コネクタルーメン21’は、第1コネクタ20の近位コネクタ部分30を貫通し、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31を貫通して伸張しているので、ルーメン21’は、遠位インサートのルーメン21と流体連通し(図3)、流体、薬剤、及び/又は気体を、中を通して運搬、調節、流動、及び/又は移動させることができるようになっている。
図2に示すように、カテーテル係合本体31は、さらに、随意の筒形部分31’を含んでいてもよい。この代替実施形態では、カテーテル60の近位第2端部分63のカテーテル尾部72、74(図1参照)は、筒形部分31’の周りに配置されるので、カテーテル尾部72、74と随意の筒形部分31’は、作動的に連結され、カテーテル尾部72、74と随意の筒形部分31’の間に(直接に、又は介在部品で間接的に)接続を形成するようになる。「周りに配置される」「周りに配置する」という用語、及びその派生形は、辞書的に用いられているのではなく、ここでは、或る物品が、他の物品に直接又は(例えば、部品を介して)間接的に当接し、接触し、接し、及び/又は、部分的にその周りに配置されている(例えば、2つ又はそれ以上のカテーテル尾部72、74が一体的に実質的に他の物品の周りに配置される)と、本発明の実施形態について説明するのに用いられている。筒形部分31’は、任意適当な長さであってもよい。1つの実施形態では、それは、長さが約0.080インチ(2.0mm)であるが、必要に応じてもっと長くても短くてもよい。
代わりに(又は筒形部分31’に加えて)、カテーテル係合本体31は、随意の先細係合部分31”を含んでいてもよい。この代替実施形態では、カテーテル尾部72、74は、先細係合部分31”の周りに、作動的に連結されてカテーテル尾部72、74と随意の先細係合部分31”の間の接続(介入部品と同様に直接又は間接的)を形成するように配置されている。限定するわけではないが、例えば、随意の先細係合部分31”は、カテーテルルーメン64、65の内壁、及び/又はカテーテル60の近位第2端部分の尾部72、74の係合表面78、79、80、81、81’、84、85、86、87、87’、及び88(図10から図12参照)の一部分と係合する。本発明の実施形態を説明する際に用いる「先細」という用語は、先細係合部分31”が、例えば遠位方向に徐々に小さくなる外径を有していることを意味している。例えば、先細は、先細係合部分31”の幅、高さ、厚さ、及び/又は断面積を、カテーテル嵌合本体31の長さに沿って変えることによって形成される。先細係合部分31”は、任意適当な長さであってもよい。1つの実施形態では、それは、カテーテル係合本体31の長さに沿って約0.082インチ(2.1mm)である。
図2に示している本発明の1つの代替実施形態では、近位コネクタ部分30は、更に、作動本体32を備えており、作動本体は、第1コネクタ20と第2コネクタ40を(取り外し可能に、又は実質的に固定的に)接続するように構成されている。この代替実施形態では、第1コネクタルーメン21’は、近位コネクタ部分30の作動本体32及びカテーテル係合本体31を貫通して伸張し、遠位インサートのルーメン21と流体連通しており(図3)、流体、薬剤、及び/又は気体を、中を通して運搬、調節、流動、及び/又は移動させることができるようになっている。近位コネクタ部分30は、少なくとも1つの締め具33を含んでいるが、2つ以上の締め具33を有していてもよい。随意的に、作動本体32は、少なくとも1つの締め具33を備えており、代わりに、カテーテル係合本体31が少なくとも1つの締め具33を備えていてもよいし、或いは、カテーテル係合本体31と作動本体32の両方が、それぞれ締め具33を備えていてもよい。
少なくとも1つの締め具33は、第1及び第2コネクタ20、40を作動的に連結して、コネクタ20、40が望ましくない動き又は分離する可能性を抑制又は低減するのであれば、どの様な構造でもよいものと理解されたい。随意的に、少なくとも1つの締め具33は、クリップ留めし、留め金で留め、掴み、保持し、固定し、取り付け、ねじ込み、接続し、連結する装置、及び/又は他の固定部材を備えている。1つの実施形態では、少なくとも1つの締め具33は、第2コネクタの雌ねじと係合するための、第1コネクタ20の雄ねじ付き外側表面を備えている。例えば、締め具33は、1インチ(25.4mm)当たり約32個のねじ山を備え、作動本体32の長さに沿って約0.150インチ(3.81mm)伸張しているねじ山を備えていてもよいが、ねじは、必要に応じて(作動本体の長さに沿って)もっと長くても短くてもよく、1条以上のねじであってもよい。瞬時スナップ嵌合が望ましい場合は、締め具33は、1つ又は複数の周状の隆起又は突起でもよい。ルアーアッセンブリ10を一体にし、或いは(例えば、補修のため、カテーテル取替のため)分離させることのできる別の実施形態では、締め具33は、丸ねじの形をした1つ又は複数の周状の隆起(例えば、相補的な起伏のある波形を形成する周状の隆起)でもよい。更に別の実施形態では、締め具33は、第1コネクタの締め具33と第2コネクタ40の締め具52(図5、5A)を摩擦嵌合、プレス嵌合、及び/又は楔係合させ、第1及び第2コネクタを(取り外し可能に、又は実質的に固定的に)一体に保持する、外側表面又は外径である。作動的に連結されている第1及び第2コネクタ20、40は、それぞれ、締め具33のこれら様々な実施形態によれば、それらが互いに対して回転しないか、或いは、望ましくない軸線方向の分離を防ぎながら回転するように、実質的に固定されていてもよい。
作動本体32は、更に、随意のハンドル部分34を含んでいてもよい。限定するわけではないが、例えば、ハンドル部分34は、医者が第1コネクタ20の操作、作動、取り扱い、操縦、及び/又は運動に関して制御できるようにするものであれば、どの様な把握部材、把持面、溝付き外形、握り物、アッセンブリ、及び/又は他の構造であってもよい。1つの実施形態では、第1コネクタのルーメン21’は、少なくとも部分的には作動本体32の随意のハンドル部分34を通って伸張し、遠位インサートのルーメン21と流体連通している(図3)。1つの実施形態では、ハンドル部分34は、長さが約0.172インチ(4.37mm)であり、作動本体32の一部を備えているが、必要に応じて、もっと長くても短くてもよい。作動本体32は、ハンドル部分34と少なくとも1つの締め具33の中間に随意の仕切り部35を含んでいてもよい。随意の仕切り部35は、ハンドル部分34が、雌型部材40に不適切に干渉されず、医者の手又指によって確実に、容易に制御されるように構成されている。1つの実施形態では、随意の仕切り部35は、長さが約0.060インチ(1.5mm)であり、作動本体32の一部分と一体に形成されているが、必要に応じて、もっと長くても短くてもよい。
図2に示す様に、近位コネクタ部分30は、更に、シリンジと作動的に連結するように構成されている随意のシリンジ係合ハブ36を備えていてもよい。1つの実施形態では、シリンジ係合ハブ36は、作動本体32の近位側にあるが、作動本体32の遠位側、又はその横にあってもよい。随意のシリンジ係合ハブ36を有する或る実施形態では、第1コネクタのルーメン21’は、随意のシリンジ係合ハブ36、作動本体32の随意のハンドル部分34、カテーテル係合本体31を貫通して伸張し、遠位インサートのルーメン21と流体連通しており(図3)、流体、薬剤、及び/又は気体を、中を通して運搬、調節、流動、及び/又は移動させることができるようになっている。シリンジ係合ハブ36は、シリンジとシリンジ係合ハブ36を作動的に連結させるための締め具37を含んでいてもよい。1つの実施形態では、締め具37は、シリンジのねじ、フランジ、窪み、又はリブ(図示せず)と連接させるための対応するねじ、フランジ、突起、又はリブを備えていてもよい。随意の締め具37は、随意のシリンジ係合ハブ36の長さに沿って約0.050インチ(1.3mm)でもよいが、必要に応じてもっと長くても短くてもよい。シリンジ係合ハブ36も、ハンドル部分34とシリンジ係合ハブ36の中間に随意の仕切り部39を有していてもよい。随意の仕切り部39は、シリンジ(図示せず)が、ハンドル部分34に不適当に干渉されず、例えば、医者の手又は指によって確実に、容易に動作できるよう構成されている。1つの実施形態では、随意の仕切り部39は、長さが約0.148インチ(3.76mm)であり、随意のシリンジ係合ハブ36の一部分を備えているが、必要に応じてもっと長くても短くてもよい。
図2Aは、第1コネクタ20の代替実施形態を示している。この実施形態では、第1コネクタの遠位インサート22は、更に、限定するわけではないが、例えば、摩擦嵌合、プレス嵌合、及び/又は楔によってカテーテルのルーメン(64、65)内に(取り外し可能に、又は実質的に固定的に)固定するため、少なくとも1つのインサートの締め具28を、第1コネクタのカテーテル係合本体31又はその近くに備えている。近位方向には、締め具28は、第1コネクタのカテーテル係合本体31に当接するか、又は後で論じるカテーテル係合本体アパーチャ29(図3)から遠位方向に1インチ(25.4mm)以内に(全体的又は部分的に)配置されうる。少なくとも1つのインサートの締め具28は、カテーテルの第2端部分63及び/又はカテーテル尾部72、74の遠位部(図1参照)を固定するのに役立つのであれば、どの様な構造でもよい。1つの実施形態では、限定するわけではないが、例えば、少なくとも1つのインサートの締め具28は、カテーテルルーメン64、65の内壁、及び/又はカテーテル60の近位第2端部分63の尾部72、74の係合表面78、79、80、81、81’、84、85、86、87、87’、88(図10から図12参照)の一部と係合するためのねじ付き外側表面を備えている。
図3は、本発明のルアーアッセンブリ10の実施形態による、及び/又は本発明の方法と共に使用するための、図2の3−3線に沿う第1コネクタ20の1つの実施形態の長手方向断面図を(先に述べた他の随意的な特徴と共に)示している。図3は、更に、遠位インサート22の遠位第1端23又はその近くに位置する開口部26を示している。随意的に、第1端開口部26は、遠位インサート22の外側(例えば、第1端開口部26の外部の体積、カテーテル60のルーメン64、65に向けられる体積、及び/又は遠位インサート22の外部の空間)と流体連通してもよい。図3は、更に、インサート22が、随意の近位第2端25を備えており、インサート22は、インサートの近位第2端25又はその近くに開口部27を備えていることを示している。開口部26、27は、流体、薬剤、及び/又は気体が、中を通って運搬、調節、流動、及び/又は移動できるように、コネクタ部分30のルーメン21’と流体連通する遠位インサートのルーメン21を画定している。
本発明によるカテーテル係合本体31と遠位インサート22は、一体に形成してもよいし、又は随意的に別体の部品として、それを何らかの適した手段で作動的に連結してもよい。それらが作動的に連結されるとき、カテーテル係合本体31と遠位インサート22は、直接、又は例えば介在部品によって間接的に、機械的に、化学的に、及び/又は化学機械的に、接着され、接合され、隣接され、接続され、関係付けられ、合体され、噛み合わされ、連接され、結合され、締結され、一体に保持され、クランプされ、クリンプされ、挟まれ、万力で押さえられ、係合され、摩擦嵌合され、プレス嵌合され、楔で留められ、ジョイントで、連結器で、接合器で、縫合で、癒合で、ソケットで、及び/又は、はんだ付け、蝋付け、溶接、糊、接着剤、樹脂、化学接着材、又はそれらの組み合わせなどにより、一体に保持される。作動的に連結される場合は、カテーテル係合本体31は、随意的に、インサート22の近位第2端25を受け入れるためのアパーチャ29(図3)を備えており、インサートの近位第2端25は、近位コネクタ部分30のルーメン21’の中に、アパーチャ29の近位側に、約0.162インチ(4.11mm)伸張している。
図3は、更に、随意のシリンジ差込口38を備えた近位コネクタ部分30を示している。シリンジ差込口38は、第1コネクタ20内にシリンジ(図示せず)の一部分を受け入れるように構成されている。1つの実施形態では、シリンジ差込口38は、随意のシリンジ係合ハブ36と、作動本体32の随意のハンドル部分34の中に伸張しているが、シリンジ差込口38は、カテーテル係合本体31の中に伸張してもよい。随意のシリンジ差込口38は、流体、薬剤、及び/又は気体が、中を通って運搬、調節、流動、又は移動できるようにルーメン21、21’と流体連通している。而して、インサートの近位第1端開口部26は、インサートのルーメン21、第1コネクタルーメン21’、及び随意のシリンジ差込口38と流体連通しうる。代わりに、本発明の別の態様によれば、開閉式であって、第1端開口部26から近位コネクタ部分のルーメン21’および/または随意のシリンジ差込口38まで流体連通を可能にし、遠位側でインサートのルーメン21と連通するように構成された、スペーサ、通路、または閉塞部、ブッシュ、隔壁シール、および/またはバルブ(および/またはバルブ/隔壁シールの等価物)などを追加で介在させることで、ルーメン21、21’と差込口38とを分離させてもよい。
図4は、本発明による第2コネクタ40の1つの実施形態の斜視図を示している。第2コネクタ40は、第1コネクタ20(図1から図3参照)と、第1コネクタの遠位インサート22の周りに装着されているカテーテル60(図1参照)と、第1コネクタ20と第2コネクタ40の間で作動的に連結する、カテーテルの第2端部分63の尾部72、74と、(着脱可能に又は実質的に固定的に)係合するように構成されている、任意のデバイス、器具、装置、又は構成要素であってもよい。第2コネクタ40は、遠位第1端42と近位第2端44を備えている。遠位第1端42と近位第2端44は、第1及び第2端開口部46、48をそれぞれ含んでおり、第1コネクタの遠位インサート22の遠位第1端23と、カテーテルの近位第2端部分63を受け入れることができる寸法に作られた経路50を画定している。随意的に、経路50は、第1コネクタの遠位インサート22と、第1コネクタの遠位インサート22の周りに配置されているカテーテル60に対して十分密なシールを形成できる寸法に作られていて、十分な許容差内で、流体が経路50の中に漏れるのを防げるようになっている。第2コネクタ40は、実質的に剛体であり、任意適当な材料(天然、合成、プラスチック、ゴム、金属、又はそれらの組み合わせ)で作ってもよい。第2コネクタ40は、任意適当な長さであってもよく、1つの実施形態では、長さが約0.766インチ(19.5mm)であるが、必要に応じてもっと長くても短くてもよい。1つの実施形態では、第2コネクタ40は、雌型ルアー取付けコネクタである。
随意的に、第2コネクタ40は、把持面49を有していてもよい。把持面49は、医者が第2コネクタ40の操作、作動、取り扱い、操縦、及び/又は運動に関して制御できるようにするものであれば、ハンドル、溝付き外形、把握部材、及び/又は握り物など、任意の構造、構成要素、装置、及び/又は機器であってもよい。例えば、把持面49は、医者が、第2コネクタ40を、第1コネクタに対して回転させ、第1及び第2コネクタ20、40をそれぞれ作動的に連結するのを助けることができる。1つの実施形態では、把持面49は、一連の長手方向又は横方向の波形の隆起を含んでいて、隆起の間には谷が伸張している、起伏のある握りである。把持面49は、第2コネクタ40の長手方向の略全長に亘って伸張しうる。
図5と図5Aは、本発明の方法と共に使用するための、図4による第2コネクタ40の代替実施形態の長手方向断面図を示している。図5は、更に、第2端44又はその近くに、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31を受け入れるための寸法に作られ、及び/又は第1コネクタカテーテル部分30の作動本体32の少なくとも1つの締め具33の少なくとも一部分を受け入れるための寸法に作られた、近位空洞51を示している。1つの実施形態では、経路50は、近位空洞51を画定し、含み、又は、そうでなければ、それと流体連通しており、それによって、第1コネクタの遠位インサート22を、第2コネクタの近位第2端開口部48を通して、第2コネクタの遠位第1端開口部46より外側に、収容するように構成されている(例えば、中に入れるか、中に入るように伸びるか、又は受け入れるか、又は通過を許容する寸法になっている)。代わりに、開閉式であって、近位第2端開口部48から遠位第1端開口部46まで流体連通を可能にするように構成されている、スペーサ、経路、及び/又は閉塞部、ブッシュ、隔壁シール、及び/又は弁(及び/又は弁/隔壁シールの等価物)などを追加で介在させることで、空洞51と経路50を分離させてもよい。
図5は、更に、第2コネクタ40の第2端空洞51内の少なくとも1つの締め具52を示している。少なくとも1つの締め具52は、第1及び第2コネクタ20、40それぞれの望ましくない動き又は分離を抑制し又は防ぐのを助けるのであれば、どの様な構造であってもよいと理解されたい。随意的に、少なくとも1つの締め具52は、クリップ留めし、留め金で留め、掴み、保持し、固定し、取り付け、ねじ込み、接続し、連結する装置、及び/又は他の固定部材を備えている。1つの実施形態では、少なくとも1つの締め具52は、第1コネクタの雄ねじが切られた外側表面(例えば、締め具33)と係合するための、第2コネクタ40の雌ねじが切られた内側表面を備えていて、第2コネクタの締め具52が、第1コネクタの締め具33と作動的に連結するようになっている。1つの実施形態では、締め具52は、1インチ(25.4mm)当たり約32個のねじ山と、第2端44の長さに沿って約0.150インチ(3.81mm)の長さを有する雌ねじが切られた内側表面を備えているが、ねじは、必要に応じて(第2コネクタの長さに沿って)もっと長くても短くてもよく、1条以上のねじであってもよい。瞬時スナップ嵌合が望ましい場合は、締め具33、52は、1つ又は複数の周状の隆起又は突起でもよい。ルアーアッセンブリ10を一体にし、或いは(例えば、補修のため、カテーテル取替のため)分離させることのできる別の実施形態では、締め具33、52は、丸ねじの形をした1つ又は複数の周状の隆起(例えば、相補的な起伏のある波形を形成する周状の隆起)でもよい。更に別の実施形態では、締め具52は、第1コネクタの締め具33と第2コネクタ40の締め具52(図5、図5A)を摩擦嵌合、プレス嵌合、及び/又は楔係合させ、第1及び第2コネクタを(取り外し可能に、又は実質的に固定的に)一体に保持する内側表面又は内径である。作動的に連結されている第1及び第2コネクタ20、40は、それぞれ、締め具33、52のこれらの様々な実施形態によれば、それらが互いに対して回転しないか、或いは、望ましくない軸線方向の分離を防ぎながら回転するように、実質的に固定されていてもよい。
図5に示している様に、第2コネクタ40は、更に、第2端空洞51又はその近くにカテーテル係合本体53を備えている。カテーテル係合本体53は、カテーテル60の近位第2端部分63のカテーテル尾部72、74(図1参照)の周りに配置されるように構成されているどの様な表面でもよく、1つの実施形態では、尾部72、74は、第1コネクタ20のコネクタ部分30のカテーテル係合本体31(及び/又は、随意の筒形部分31’及び/又は随意の先細係合部分31”)と、第2コネクタのカテーテル係合本体53の間に作動的に連結されることになる。随意的に、カテーテル係合本体53は、筒形であり、第1コネクタ20の随意の筒形部分31’の外径と実質的に同様だが、それより大きい内径を有するものであってもよい。代わりに、又は筒形部分に加えて、カテーテル係合本体53は、随意的に、先細で、第1コネクタ20の随意の先細係合部分31”と同様である。別の実施形態では、第2コネクタのカテーテル係合本体53は、コネクタ部分30の一部分、カテーテル尾部72、74、及び近位第2端部分63(図1参照)を収容できる寸法になっている(例えば、中に入れるか、中に入るように伸びるか、又は受け入れるか、又は通過を許容する寸法になっている)。
図5Aでは、第2コネクタ40は、更に、第1コネクタ遠位インサート22のインサートの締め具28(図2A参照)に外挿して設置され、これを受け入れ、及び/又はこれと作動的に連結するよう構成されているインサートの締め具受け入れ空洞54を有している。更に、空洞54は、インサートの締め具28とカテーテルの近位第2端部分63及び/又はカテーテルの近位第2端部分63のカテーテル尾部72、74を備えたアッセンブリを収容できる(即ち、締め具28と、締め具28の周りに少なくとも部分的には配置されているカテーテルの近位第2端部分63を収容する)寸法になっている(例えば、中に入れるか、中に入るように伸びるか、又は受け入れるか、又は通過を許容する寸法になっている)。
図6は、遠位第1端部61、細長い(長い)中間部分62、及び近位第2端部分63を備えているカテーテル60の概略図である。本発明の或る実施形態を説明する際の「カテーテル」という用語は、何らかの辞書的定義ではなく、平易且つ普通の意味を有しているものとする。脈管経路の構成、又は内視鏡又はアクセサリ装置のチャネルが決まると、カテーテルに対し意図される具体的な医療処置/用途次第で、様々な異なる形状寸法のカテーテル60を用いることができる。例えば、或る実施形態の適したカテーテル60は、管状部材を備えており、この管状部材は、患者にとって、医療処置/用途の間の痛みと不快さを最小にするのに、他の構成よりも耐え易いものとなる。この実施形態を説明する際の「管状」という用語は、遠位第1端部61、細長い(長い)中間部分62、及び近位第2端部分63の間を伸張する、あらゆるチューブ状、筒形、細長、軸状、丸、長円、又は他の細長い長手方向軸線を含んでいる。カテーテル60は、真っ直ぐでもよいし、以下に説明する様に、遠位第1端部61、中間部分62、及び/又は近位第2端部分63の内の何れか1つ又はそれ以上が可撓性でもよいので、時には湾曲していてもよい。
同様に、カテーテル60の寸法は、様々な要因によって変わる。これらの要因には、カテーテル60の意図する用途、カテーテルが配置されることになる脈管経路、又は内視鏡又はアクセサリ装置のチャネルが含まれる。しかしながら、一般に、カテーテルの中間部分62は細長く、患者の体内の領域の目標部位に届くだけの比較的長い寸法になっていることを意味している。しかしながら、カテーテルの全長は、意図する医療処置と、患者の体内の目標部位の場所によって大きく変わる。1つの実施形態では、カテーテル60及び/又は細長い中間部分62の長さは、約50センチメートル(cm)から約600cmの範囲内にあるが、カテーテル及び/又は中間部分の長さは、必要に応じてそれより短くても長くてもよい。代わりに、これらの長さは、約100cmから約480cmの範囲にあってもよい。総胆管で使用するよう意図されているカテーテルについては、適した長さの1つの例は、約175cmから約225cmの範囲にある。
カテーテルの長さが変わってもよいように、カテーテルの外径も、カテーテルの長さに沿って変わってもよい。1つの実施形態では、カテーテルは、実質的に一定の外径を有していてもよい。1つの実施形態では、一例に過ぎないが、外径は、約0.5ミリメートル(mm)から約5.0mmの範囲にある(直径は、この範囲より小さくても大きくてもよい)。随意的に、カテーテルは、その長さの一部分に沿って先細になっていて、遠位第1端部61又はその付近の断面積、外径、及び/又は太さが、近位第2端部分63及び/又は細長い中間部分62又はその付近の断面積、外径、及び/又は太さより小さくなっていてもよい。別の実施形態では、カテーテル60は、近位第2端部分63から細長い中間部分62及び遠位第1端部61まで、実質的に均一である。
1つの実施形態では、カテーテル60の長さは、約25.0インチ(635mm)から約100.0インチ(2540mm)であるが、必要に応じてもっと長くても短くてもよい。1つの実施形態では、中間部分62の長さは、約78.0インチ(198mm)であり、遠位第1端部61の長さは、約2.0インチ(51mm)であり、近位第2端部分63の長さは、約2.0インチ(51mm)であり、カテーテル60の全長は、約82.0インチ(2080mm)である。1つの実施形態では、カテーテル60は、遠位方向に先細になっていて、例えば、カテーテルの遠位端部61の断面積、幅、高さ、及び/又は太さは、カテーテルの近位第2端部分63の断面積、幅、高さ、及び/又は太さより小さくなっている。
カテーテルの中間部分62は、実質的に可撓性である。随意的に、遠位第1端部61と近位第2端部分63も可撓性であってもよいが、1つの実施形態では、近位第2端部分63は、あまり可撓性を呈さないか、又は、中間部分62及び/又は遠位第1端部61に比べて剛性があり又は半剛性であってもよい。実際、中間部分62及び/又は遠位第1端部61が可撓性であれば、カテーテルを、患者の脈管経路、又は、患者の脈管経路に挿入されることになる内視鏡又は内視鏡アクセサリ装置のチャネルに挿入する際の助けとなる。更に、或る程度の可撓性は、中間部分62及び/又は遠位第1端部61が、脈管経路、内視鏡作業チャネル、又は内視鏡アクセサリチャネルの屈曲部及び湾曲部を通って進む際の助けとなる。
カテーテル60は、サウスカロライナ州オレンジバーグのゼウス(Zeus)社、インディアナ州ブルーミントンのクック(Cook)社、ノースカロライナ州ウィンストン-セーラムのクック エンドスコピー(Cook Endoscopy)社などの供給元から購入することができ、又は代わりに、幾つか挙げると、押出成形、引抜成形、射出成形、トランスファー成形、フローエンカプシュレーション、マンドレルへの繊維巻付け、又は真空製袋法による貼り合わせなど何れの方法によっても作ることができる。中間部分62と随意の可撓性の遠位及び/又は近位端部61、63が、それぞれ、所望の可撓性を実現できる材料を備えている限りにおいて、様々な適した材料(天然、合成、プラスチック、ゴム、金属、又はそれらの組み合わせ)を使用することができる。例えば、適した材料には、外科用のステンレス鋼又は生体適合性金属、ポリマー、プラスチック、合金(超弾性合金を含む)、或いは、生体適合性であるか又は生体適合性にすることのできるかの何れかの複合材料が含まれる。限定するわけではないが、例示すると、適したエラストマー材料には、ラテックス、シリコン、ウレタン、熱可塑性エラストマー、ニッケルチタニウム合金、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド、ポリウレタン、セルロースアセテート、セルロース硝酸塩、シリコン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド、ポリエステル、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネート、ポリプロピレン、高分子量ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、又はそれらの混合物又はコポリマー、ポリ乳酸、グリコール酸又はそれらのコポリマー、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸塩、ポリヒドロキシブチレートバレレート、ポリヒドロキシブチレートバレレート、又は他のポリマー又は適した材料が含まれる。
図6は、更に、カテーテル60が少なくとも第1ルーメン64と第2ルーメン65を更に備えていることを示している。第1ルーメン64は、近位第2端部分63に近位開口部66を、カテーテルの遠位第1端部61又はその近くに遠位開口部56を有している。第2ルーメン65は、近位第2端部分63に近位開口部67を、遠位第1端部61又はその近くに遠位開口部57を有している。随意的に、第1及び第2ルーメン64、65は、それぞれ、それらの近位開口部66、67から、それぞれ遠位第1端部61又はその近くのそれらの遠位開口部56、57まで、カテーテル60の全長に亘って伸張している。或いは、例えば、遠位ルーメン開口部56、57が、それぞれ、カテーテルの遠位第1端部61の外側側壁又はカテーテルの遠位第1端部61又はその近くのカテーテルの細長い中間部分62の外側側壁の外側(例えば、開口部の外側の体積)に伸張し、そこと流体連通している場合は、ルーメン64、65は、カテーテル遠位第1端部61の最も遠い先端までの全経路を伸張しているわけではない。カテーテルの近位第2端部分63の第1ルーメン64と第2ルーメン65は、第1コネクタ遠位インサート22(図1から図3参照)を収容できる寸法になっている(例えば、中に入れるか、中に入るように伸びるか、又は受け入れるか、又は通過を許容する寸法になっている)。第1及び第2ルーメン64、65は、それぞれ、流体、薬剤、及び/又は気体を、運搬、調節、流動、及び/又は移動できるように構成されている。
近位第1ルーメン開口部66と近位第2ルーメン開口部67は、近位端の中心長手方向軸線68に対して半径方向に偏倚している(例えば、それぞれのルーメン開口部66と67は、中心長手方向軸線68と共軸ではない)。1つの実施形態では、近位第2端部分63では、第1及び第2ルーメン64、65の少なくとも1つは、スリット70が入るまでは、中心長手方向軸線68に実質的に平行である。別の実施形態では、遠位第2端部分63の第1ルーメン64と第2ルーメン65は、互いに実質的に平行である。随意的に、近位端の中心長手方向軸線68に対して偏倚している2つ以上のルーメンがある。
分かり易くするために、近位端の中心長手方向軸線68は、図7から図9ではクロスハッチ付の大きな丸い点で示しているが、中心長手方向軸線68は、面積(又は体積)を有していてもよいが、そうでなくともよいものと理解されたい。中心長手方向軸線68は、カテーテルの近位第2端部分63の長手方向縦軸線であり、真っ直ぐでもよいし、近位第2端部分63が可撓性であれば、湾曲していてもよい。更に、中心長手方向軸線68は、数学的に確実に中心である必要はない程度に実質的に、概ね中心である。
1つの実施形態では、近位第1ルーメン64の近位第1ルーメン開口部66は、近位第2ルーメン65の近位第2ルーメン開口部67の小さい内径に比べ、大きい内径を有している。1つの実施形態では、限定するわけではないが、カテーテルの近位第2端部分63は、外径が約0.0715インチ(1.81mm)であり、第2ルーメン65の開口部67は、内径が約0.020インチ(0.51mm)であり、第1ルーメン64の開口部66は、内径が約0.040インチ(1.0mm)である。
図7、図8、図9は、カテーテル60の近位第2端部分63の端面69の代替概略端面図である。これらの図は、ルアーアッセンブリ10又は本発明の方法と共に使用するために、近位第2端部分63に、カテーテル60の端面69を横断してスリット70を入れる代替実施形態を示している。端面69は、近位第2端部分63を、遠位方向正面から見た近位側表面である。1つの実施形態では、端面69は、略平面形状で、ルーメン64、65の内の少なくとも1つが貫通している。別の実施形態では、端面69は、平面ではなく、丸いか、1つ又は複数の曲線などで輪郭付けされているか、カテーテルの近位第2部分63の遠位方向正面図を画定する他の表面を有している。1つの実施形態では、カテーテルの近位第2端部分63及び/又は端面69の外径幅は、約0.0715インチ(1.82mm)である。
図7、図8、図9は、近位第2端部分63の端面69を横切るスリット70を示している。スリット70は、第1及び第2ルーメン64、65それぞれの内の一方又は両方、及びそれらの対応する開口部66、67それぞれと交差しうる。図7、図8、図9は、2ルーメンカテーテルを示しているが、本発明の代替実施形態は、単ルーメンカテーテルを備えていてもよく、その場合、スリット70は、例えば、ルーメン64と交差しており、ルーメン64と、対応する開口部66は、近位端の中心長手方向軸線68と実質的に共軸である。更に、図7、図8、図9は、3つ以上のルーメンを有するカテーテルを示していてもよい。しかしながら、簡単にするために、ルーメンが2つだけの実施形態について説明するが、3つ又はそれ以上のルーメンを有する実施形態では、スリット70は、1つまたは複数のルーメンと交差することになる。「スリット70」及び「スリット70を入れる」という用語とその派生形は、辞書的定義として用いられているのではなく、カテーテルの遠位端63で端面69の少なくとも一部分を横切って何らかの長さ方向の切れ目又は切込を有しており、近位端の中心長手方向軸線68と共軸であるか、平行であるか、それに対して傾斜しているか、又は偏倚している、本発明の実施形態について説明するのに用いられている。
スリット70は、1つ又は複数のルーメンを横切る切れ目又は切込である。図7では、例えば、スリット70は、第1ルーメン64とその開口部66、及び第2ルーメン65とその開口部67を横断しており、近位端の中心長手方向軸線68と共軸である。図8では、スリット70は、第1ルーメン64とその開口部66を横断しており、近位端の中心長手方向軸線68と平行で、それから偏倚している。図9では、スリット70は、第1ルーメン64とその開口部66を横断しており、近位端の中心長手方向軸線68から半径方向に偏倚しており、随意的に、近位端の中心長手方向軸線68に対して傾斜していて、スリット70が、長さ方向に深く入っていれば、近位端の中心長手方向軸線68と随意的に交差するようになっている。
スリット70は、カテーテルの近位第2端部分63を切るか又はこれに切込を入れて、2つの等しいか又は等しくない、尾部72、74と標示されている部片及び/又は部分に分けることができる(図10、図11、図12参照)。1つの実施形態では、例えば、スリット70は、カテーテル近位端の中心長手方向軸線68と交差しており、共軸なので、ルーメン64、65及び開口部66、67を二分しており、結果的に尾部72、74は略等しくなっている(図7参照)。別の実施形態では、スリット70は、カテーテル近位端の中心長手方向軸線68に対して偏倚しているので、ルーメン64、65及び開口部66、67と交差しており、カテーテルの近位第2端部分63を、等しくない寸法(例えば、厚さ、周長)の尾部72、74及び/又は2つの等しくない部分に劈開している(図8及び図9参照)。更に、端面69を横切る2つ又はそれ以上のスリット70で、カテーテルの近位第2端部分63を切り又はこれに切込みを入れ、カテーテルの近位第2端部分63を、厚さ、周長などにおいて等しいか又は等しくない3つ、4つ、又はそれ以上の部片又は部分に薄く切り分け、限定するわけではないが、例えば、図7のスリット70を、例えば端面69周りに90度回転した第2スリットと組み合わせて、一対のスリット70が「X字形」構成で直角を形成するようにしてもよい。3つの半径方向スリット70が交差し、カテーテルの近位第2端部分63を、限定するわけではないが、例えば、3つの等しい形状の尾部(例えば、半径方向スリットが120度の角度で交差する場合)に、2つの等しい形状の尾部と1つの等しくない尾部(例えば、「Y字形」構成)に、又は全て等しくない形状の尾部(例えば、「T字形」構成)に分割するとき、スリットは、端面69の全直径を横断する必要はない。
図10は、図7のカテーテル60の斜視図であり、カテーテルの近位第2端部分63におけるスリット70の或る実施形態を示している。第1尾部72と第2尾部74は、略対称である。第1尾部72は、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される第1内側係合表面78と第2内側係合表面80を有している。第1尾部72は、更に、第2コネクタ40のカテーテル係合本体53の周りに配置される外側係合表面82を含んでいる。同様に、第2尾部74は、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される第1内側係合表面84と第2内側係合表面86を有している。第2尾部74は、更に、第2コネクタ40のカテーテル係合本体53の周りに配置される外側係合表面88を有している。スリット70が、図10に示されている実施形態のように両方のルーメンを横断しているときは、第1尾部72は、更に、隙間係合表面79と周辺係合表面81を備えており、一方、第2尾部74も、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される隙間係合表面85と周辺係合表面87を備えうる。
第1コネクタ20と第2コネクタ40が作動的に連結されるとき、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31又は第2コネクタ40のカテーテル係合本体53の周りに配置される上記又は下記の全ての係合表面が、それら係合本体31、53と接触する必要はないものと理解されたい。むしろ、全係合表面ではなく少数の面が係合本体31、53と接触(周りに配置)してもよい。更に、係合表面が、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31又は第2コネクタ40のカテーテル係合本体53の周りに配置されるときも、全係合表面ではなく少数の面が、係合本体31、53に接触する必要がある。むしろ、尾部72、74及び/又はカテーテルの近位第2端部分63が、第1と第2コネクタ20、40の間からそれぞれ抜け出さないように、係合表面とそれらの係合本体31、53の間が接触していさえすればよい。1つの実施形態では、作動的な連結は、少なくとも5ニュートンの引き抜き強度を、望ましくは少なくとも20ニュートンの引き抜き強度を提供する。つまり、尾部72、74は、カテーテル係合本体31、53の間で押圧されるので、係合表面は、第1及び第2コネクタ20、40のそれらカテーテル係合本体31、53周りに、それぞれ周を形成する必要はない。従って、他の係合表面に比べて、係合本体31、53との接触が多い係合表面もあり、尾部は、なお、第1及び第2コネクタのカテーテル係合本体31、53の間で作動的に連結されるだけの十分な保持力を呈することになる。
図11は、図8のカテーテル60の斜視図であり、カテーテルの近位第2端部分63におけるスリット70の代替実施形態を示している。第1尾部72は、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される内側係合表面78と周辺係合表面81を有している。第1尾部72は、更に、第2コネクタ40のカテーテル係合本体53の周りに配置される外側係合表面82を含んでいる。第2尾部74は、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される内側係合表面84と周辺係合表面87を有している。同様に、第2尾部74は、更に、第2コネクタ40のカテーテル係合本体53の周りに配置される外側係合表面88を含んでいる。第1尾部72と第2尾部74は、断面積(例えば、厚さ及び/又は外周)において非対称である。第1尾部係合表面78、81と第2尾部係合表面84、87は、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される表面積が、ほぼ等しい。それに対して、第1尾部の外側係合表面82は、第2コネクタ40のカテーテル係合本体53の周りに配置される表面積が、第2尾部の外側係合表面88より小さい。或る代替実施形態では、スリット70は、(図11に示されている第1ルーメン64の開口部66を切るのとは反対に)カテーテルの近位第2端部分63の小さい方の第2端ルーメン65の開口部67(例えば、図8に示されているルーメン65の開口部67)を横切って切ってもよく、この図11の代替実施形態では、第2尾部の外側係合表面88は、表面積が第1尾部外側係合表面82より大きくなっている。
図12は、図9のカテーテル60の斜視図であり、カテーテルの近位第2端部分63におけるスリット70の代替実施形態を示している。第1尾部72は、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される内側係合表面78、第1周辺係合表面81、及び第2周辺係合表面81’を有している。第2周辺係合表面81’は、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される表面積が、第1周辺係合表面81より小さい。第1尾部72は、更に、第2コネクタ40のカテーテル係合本体53の周りに配置される外側係合表面82を含んでいる。同様に、第2尾部74は、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される内側係合表面84、第1周辺係合表面87、及び第2周辺係合表面87’を有している。第2周辺係合表面87’は、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される表面積が、第1周辺係合表面87より小さい。第2尾部74は、更に、第2コネクタ40のカテーテル係合本体53の周りに配置される外側係合表面88を含んでいる。第1尾部72と第2尾部74は、断面積(例えば、厚さ及び/又は外周)において概ね対称である。第1尾部係合表面78、81と第2尾部係合表面84、87は、第1コネクタ20のカテーテル係合本体31の周りに配置される表面積がほぼ等しい。それに対して、第1尾部の外側係合表面82は、第2コネクタ40のカテーテル係合本体53の周りに配置される表面積が、第2尾部の外側係合表面88より小さい。
図10、図11、図12は、2つの尾部72、74を示しているが、追加の尾部があってもよい。先に教示した様に、第1コネクタカテーテル係合本体31と第2コネクタカテーテル係合本体53の周りに3つ又はそれ以上の尾部が配置されるように、2つ以上のスリット70があってもよい。従って、係合表面78、81、82、84、87、及び88より小さいか又は大きい表面積を有する追加の係合表面があってもよい。
図10、図11、図12に示されているスリット70は、長手方向スリット長さ76を有しており、スリットの長さ76は変えることができる。長手方向スリットの長さ76は、カテーテルの第2端部分63及び/又はカテーテル60のカテーテル第2端部分63のカテーテル近位端の中心長手方向軸線68に沿って測定され、スリット70は、中心長手方向軸線68に平行でも、又はそれに対して傾斜して(例えば、交差して)いてもよい。スリット70が中心長手方向軸線68に平行であるか、又はスリット長さ76に実質的に一致しているか、或いは、中心長手方向軸線68に対して傾斜していれば、尾部72、74の長さは、スリット長さ76にほぼ一致している。1つの実施形態では、スリット長さ76(及び、従って、尾部72、74の大凡の長さ)は、約2.0mmから約5.0mmの長さである。スリット長さ76が、約5.0mmよりずっと深く切られていれば、第1及び第2尾部72、74は、それぞれ、第1コネクタのカテーテル係合本体31と第2コネクタのカテーテル係合本体53の近位側以上に伸張し、それよって、第1コネクタの締め具33及び第2コネクタの締め具52の周りに配置され、及び/又は、そうでなければ、それらに干渉するので、締め具32、52は、第1コネクタ20と第2コネクタ40を、最適に、作動的に連結しなくなる。スリット長さ76が約2.0mmよりかなり短ければ、第1及び第2尾部72、74は、それぞれ、第1コネクタのカテーテル係合本体31と第2コネクタのカテーテル係合本体53の周りに十分な長さだけ配置されず、第1コネクタ20と第2コネクタ40が作動的に連結されるときに、十分な保持力を有する接合を形成できなくなる。
図13は、先に教示した第1コネクタ20、先に教示した第2コネクタ40、及びカテーテル60を作動的に連結する方法100を示す概略図である。図示のように、第1コネクタ20は、カテーテル係合本体31を有しており、カテーテル係合本体31は、随意的に、コネクタ部分30の一部であり、コネクタ部分は、先に述べた様に随意の作動本体32を更に備えている。第2コネクタ40は、開口部46を備えた遠位第1端42と、開口部48を備えた近位第2端44を備えており、これらの開口部は、経路50を、第1コネクタ遠位インサート22とカテーテルを収容することができる寸法に(例えば、中に入れるか、中に入るように伸びるか、又は受け入れるか、又は通過を許容する寸法に)画定している。
カテーテル60は、少なくとも第1ルーメン64と、随意的に第2ルーメン65を有しているが、先に説明した様に、コネクタ60は、1つ、2つ、又はそれ以上のルーメンを有していてもよい。簡潔にするため、2ルーメンのカテーテルに限って説明する。カテーテル60は、遠位端部61、細長い(長い)中間部分62、近位第2端部分63、及び近位第2端部分63から遠位端部61又はその近くまで伸張している第1ルーメン64(及び随意の第2ルーメン65)を備えている。近位第2端部分63は、更に、第1尾部72と第2尾部74を形成するスリット70を備えており、スリット70は、ルーメン64、65の少なくとも一方を露出させる。
第1コネクタの遠位インサート22を、カテーテルの第1又は第2ルーメン64、65それぞれに挿入し、第1及び第2コネクタ20、40それぞれと、近位第2端部分63の第1及び第2尾部72、74を、先に述べた様に作動的に連結させる。方法100は、本発明の1つの実施形態によれば、図13、図13A、図13B、図13C、及び図13Dに概略で示しているので説明しない段階を含んでいる。
図13Aは、図13Aによる方法100の2つの段階を示している。第1コネクタ20が提供される(段階110)。更に、カテーテル60が提供される(段階120)。
図13Bは、図13に依る方法100の別の段階を示している。第2コネクタ40は、先に述べた様に、尾部72、74を備えている遠位第2端部分63を有して提供される(段階130)。第1コネクタの遠位インサート22は、カテーテルの尾部72、74が第1コネクタのカテーテル係合本体31の周りに配置される(図13B参照)ように、スリット70によって露出されるルーメンの1つに挿入される(段階140)。例示する目的で図13Bに示している様に、第1コネクタの遠位インサート22は、カテーテル第1ルーメン64に挿入される(段階140)。第2コネクタ40は、第1コネクタのカテーテル係合本体31に外挿して、第2コネクタのカテーテル係合本体53が、カテーテルの尾部72、74を、第1コネクタのカテーテル係合本体31と第2コネクタのカテーテル係合本体53の間に、例えば、任意の位置を含めて、作動的に連結する(例えば、連結する位置にある)ように動かされ(段階160)、それによって締め具33、52は作動的に連結し、及び/又は第1及び第2コネクタ20、40はそれぞれ作動的に連結し及び/又は係合本体31、53は、カテーテルの尾部72、74及び/又はカテーテルの近位第2端部分63を、先に述べた様に、それらの間に(直接又は間接的に)押圧する。限定するわけではないが、例えば、上述の段階160の1つの実施形態では、第2コネクタ40は、カテーテルの遠位端部61を、第2コネクタの近位第2端開口部48に挿入し、第2コネクタ経路50内を通過させ、第2コネクタの遠位第1端開口部46から出し、その後、第2コネクタ40を、カテーテル中間部分62、カテーテル尾部72、74、及び第1コネクタ20のコネクタ部分30の少なくとも一部分(例えば、カテーテル係合本体31及び/又は作動本体の締め具33)に外挿した状態で近位方向に滑動させ、所定の位置に動かしてもよい(段階160)。
1つの実施形態では、挿入する段階(段階140)は、更に、遠位第1端23と近位遠位端25を有する遠位インサート22を備えている第1コネクタ20を備えており、遠位第1端23は、カテーテルルーメン64、65に挿入される。随意的に、インサートの近位第2端25は、締め具28を備えており、挿入する段階(段階140)は、遠位第1端23をカテーテルルーメン64、65内に、インサート第2端の締め具28がカテーテルの近位第2端部分63と係合するように、挿入する段階を含んでおり、ここで「係合」という用語は、直接、又は介在部品を介して間接的に、取り外し可能に又は実質的に固定的に、インサートの近位第2端の締め具28とカテーテルの近位第2端部分63を、固定し、接合し、隣接させ、接続し、関係付け、合体し、噛み合わせ、連接し、結合し、締結し、一体に保持し、クランプ留めし、クリンプし、挟み、係合し、摩擦嵌合し、プレス嵌合し、及び/又は直接又は間接的に楔で留めることを含んでいる。
図13Cは、更に、カテーテルのカテーテル尾部72、74とカテーテルの近位第2端部分63の断面図を示しており、カテーテル尾部72、74は、第1コネクタのカテーテル係合本体31の周りに配置されている(段階150)。例示する目的で、尾部72、74は、図では、第1コネクタのカテーテル係合本体31から僅かに間隔を空けて示されている。実際には、尾部72、74は、直接又は間接的に(例えば、介在部品で)概ね当接し、接触し、接し、及び/又はそうでなければ部分的には第1コネクタのカテーテル係合本体31の周りに配置される(そして、2つ又はそれ以上のカテーテル尾部72、74が、実質的にその周りに配置される)ことになる。或る実施形態を説明する際に、「概ね」という用語は、図10から図12に関連して述べられ示されている尾部及びそれらの係合表面の外形のために、第1コネクタのカテーテル係合本体31の周りに配置される(段階150)よう作られた或る係合表面78、79、80、81、81’84、85、86、87、87’、及び88によって、及び/又はそれらの間に、何らかの潜在的な非均等接触表面が形成されると、空間と間隙が生じ得る可能性を残している。
図13Cに示す様に、第1コネクタの締め具33と第2コネクタの締め具52が作動的に連結される(段階155)と、カテーテル尾部72、74は、第1コネクタのカテーテル係合本体31と第2コネクタのカテーテル係合本体53の間に作動的に連結される。実際、先に説明した様に、第2コネクタ40は、少なくとも1つの第1コネクタの締め具33と作動的に連結するよう構成されている少なくとも1つの締め具52を有している。第1及び第2コネクタで、瞬時スナップ嵌合が望ましい或る実施形態では、締め具33、52は、作動的に連結する1つ又は複数の周状の隆起又は突起でもよい(段階155)。別の実施形態では、締め具33、52は、ルアーアッセンブリ10を一体にしたり(例えば、補修、カテーテル取替のため)分解したりすることができるように、コネクタを一体にスナップ留めすることによって作動的に連結させる(段階155)丸ねじ(例えば、相補型の起伏する波を形成する周状の隆起)であってもよい。更に別の実施形態では、締め具33、52は、摩擦嵌合、プレス嵌合、及び/又は楔によって作動的に連結され(段階155)、第1及び第2コネクタを(取り外し可能に、又は実質的に固定的に)一体に保持するようなものでもよい。従って、第1コネクタ締め具33と第2コネクタ締め具52は、作動的に連結され(段階155)、作動的に連結された第1及び第2コネクタ20、40は、それぞれ、これらの締め具33、52の様々な実施形態により、固定され、コネクタ20、40は、互いに対して回転しないか、代わりに、望ましくない軸線方向分離を防ぎながら回転することになる。1つの実施形態では、作動的に連結する段階(段階155)は、締め具間に、少なくとも5ニュートンの、望ましくは少なくとも20ニュートンの引き離し強度を提供する。
図13Eに示している様に、図13Dによる1つの実施形態の締め具33、52が雄ねじと雌ねじであれば、限定するわけではないが、例えば、第1コネクタ20と第2コネクタ40は、第2コネクタ40を第1コネクタ20に対して回転させることによって作動的に連結させることができる(段階170)。それによって、カテーテル尾部72、74は、図1に示している様に、第1コネクタのカテーテル係合本体31と第2コネクタのカテーテル係合本体53の間に固定される。1つの実施形態では、回転させることによって作動的に連結させる段階(段階170)は、少なくとも5ニュートンの引き離し強度を、望ましくは少なくとも20ニュートンの引き離し強度を提供する。
本発明による、第1コネクタ20、第2コネクタ40、及びカテーテル60を作動的に連結する方法100は、順序通り実行しなくてもよい。例えば、第1コネクタ20が提供され(段階110)、及び/又はカテーテル60が提供される(段階120)前に、第2コネクタ40を提供して(段階130)もよい。同様に、第1コネクタ20が提供され(段階110)、及び/又は第2コネクタ40が提供される(段階130)前に、カテーテル60を提供してもよい。更にカテーテル遠位端部61を第2コネクタの近位第2端開口部48に挿入することによって、第2コネクタ40を所定の位置に動かし(段階160)、次いで、カテーテル尾部72、74が第1コネクタのカテーテル係合本体31の周りに配置されるように、第1コネクタの遠位インサート22を、スリット70によって露出されているルーメンの1つに挿入して(段階140)もよい。以上、上述の段階を順番どおりに実施しなくてもよいことを例示した。
図14から図16Eに示す様に、カテーテル60を、近位第2端部分63で切り、カテーテル尾部72、74を形成する方法200も提供されている。図14は、図16Dに提供されている(段階210)本発明による切断具90の1つの実施形態を示している。切断具90は、スリット70を形成するように構成されている切刃91(図14)を有する任意の装置であってもよい。限定するわけではないが、例示すると、切刃91は、剃刀刃、ナイフ、又はメス、或いは、無線周波数エネルギーなどのエネルギーで加熱されたか又は加熱されていない細いワイヤー、又はレーザーでもよい。随意的に、切断具90は、ユーザーが切る段階の間に保持するハンドル部分91’を有している(図14)。
図15は、図16(図15に示されているジグ92の組み立て図であるが、分かり易くするために、図15の参照番号を付けていない)により提供されている(段階220)ジグ92の分解図である。ジグ92は、例えば、カテーテルを、カテーテル第1ガイド98とカテーテル第2ガイド99の間に取り外し可能に固定することによって、カテーテルの近位第2端部分63にスリットを入れるために固定するように構成されている任意適当なカテーテル係止部材である。従って、ジグ92は、オペレーターの指であってもよいし、切る段階の間に、カテーテルの近位第2端部分63を適所に保持するよう構成されている何らかの道具、機器、装置、及び/又は機械であってもよい。ジグ92の例示的実施形態について説明する。
図15は、限定するわけではないが、例示するために、基板93と、基板93に固定されているクランプ94を有するジグ92の1つの実施形態の斜視分解図を示しており、クランプ94は、ナット97によってクランプに取り付けられているスクリュー96を動かすための可動レバー95を有している。更に、可動式の(例えば、滑動可能な、固定されていない)カテーテル第1ガイド98と、カテーテル第1ガイド溝101とカテーテル第2ガイド溝102の間に滑動可能に置かれるカテーテルの近位第2端部分63をクランプする(例えば、図16A、図6も参照)ために、静止しているか又は静止させることのできる(例えば、クランプしている間は、所定の位置に実質的に固定されている)カテーテル第2ガイド99が、基板93に固定されている。
図15に示されているジグ92の1つの実施形態では、カテーテル第2ガイド99は、接合させる段階とクランプする段階の間に、カテーテル第1及び第2ガイド98、99をそれぞれ適切に整列させるため随意のカテーテル第1ガイドアパーチャ104に挿入される、少なくとも1つの随意のガイドピン103を有している。随意の圧縮ばね105は、カテーテル第1及び第2ガイド98、99それぞれの間に、少なくとも1つのガイドピン103に外挿して配置される。ばね105は、随意的に、直径が、カテーテル第1ガイドアパーチャ104より大きく、カテーテル第1ガイド98をクランプしていない位置に戻すための寸法に作られているか、別の実施形態では、カテーテル第1ガイドアパーチャ104の中に入る寸法に作られていて、カテーテル第1ガイド98をクランプしていない位置に戻すためアパーチャ104から外に伸張するだけの長さになっている。
1つの実施形態では、カテーテル第2ガイド99は、溝101、102と流体連通している随意の遠位カテーテル溝106を有している。ジグ92は、更に、スリットを入れるためにカテーテルの近位第2端部分63を受け入れるためのカテーテル第2ガイドの遠位カテーテル溝106に対応するカテーテル溝108を有するスペーサ板107を備えていてもよい。随意的に、スペーサ板107は、スペーサ板107とカテーテル第2ガイド段124の間の、随意のカテーテルガイドの遠位スライド面119又はその近くに、スリット70(図示せず)の深さに対応するスロット123を設けている。随意的に、スペーサ板107は、第2カテーテルガイド99のスリット止め109の遠位側に配置されており、カテーテル第2ガイド99の遠位スライド面119と同面の随意のスペーサ板107の遠位スライド面107’を有している。ジグ92は、更に、カテーテル第2ガイド99に向かって動かせるスライド板111を備えていてもよく、スライド板111は、近位面板112を備えており、面板112には、カテーテル第1ルーメン整列ピン113と、随意的にカテーテル第2ルーメン整列ピン114が固定されている。ジグ92の他の段階及び特徴については、分解図(図15)で良く分かるが、他の後の図面の文脈で論じており、以下のこと、即ち、カテーテル第1ガイド98とカテーテル第2ガイド99は、カテーテルの近位第2端部分63をそれらの間に保持できるように接合され(段階115)、分離され(段階115’)ること、第1及び第2ガイド98、99は、更に、カテーテルの近位第2端部分63が不用意に抜け落ち又はずれることのないようにレバー95が作動される(段階116)ときには、一体にクランプされ(段階117)、レバー95が作動停止された(段階116’)ときには、クランプが解除される(段階117’)こと、及び、カテーテルの近位第2端部分63は、例えば、スライド板111などの(一例に過ぎない)位置決め部材で、切るために位置決めされ(段階118)、位置決め部材(例えば、スライド板111)は、切断具90のための余地ができるように引き出される(段階122)こと、が含まれている。1つの実施形態では、作動的に連結することによって、少なくとも5ニュートンの引き離し強度が、望ましくは少なくとも20ニュートンの引き離し強度が提供される。
図16Aは、カテーテル60が提供されている(段階230)状態を示している。先に述べた様に(例えば、図6)、カテーテルは、遠位端部61、細長い(長い)中間部分62、及び端面69を有する近位第2端部分63を備えている。先に述べた様に、カテーテル60は、更に、カテーテルの近位第2端部分63の開口部66と、カテーテルの遠位端部61又はその近くの開口部56とを有する(図6)少なくとも第1ルーメン64を備えている。カテーテル60は、更に、カテーテルの近位第2端部分63の近位開口部67と、遠位端部61又はその近くの遠位開口部57とを有する随意の第2ルーメン65を備えている。近位第1ルーメン開口部66と近位第2ルーメン開口部67は、カテーテルの近位端の中心長手方向軸線68に対し偏倚しており(図6から図9)、カテーテルの端面69を有している(図7から図9)。カテーテルの近位第2端部分63は、図16Aに示している様に、間隔を空けて配置されているカテーテル第1ガイド98とカテーテル第2ガイド99の間に、取り外し可能に挿入される(段階135)。
図16Bと図16Cは、本発明の1つの実施形態による、図16に示しているジグに固定されている図16Aのカテーテルの概略図を示している。カテーテルの近位第2端部分63は、随意のカテーテルガイド遠位スライド面119とスペーサ板遠位スライド面107’の遠位側の位置で、カテーテル第1ルーメン整列ピン113(及び、随意的に、カテーテル第2ルーメン整列ピン114)に、随意的に、取り外し可能に外挿して配置され(段階135’)ており、1つの実施形態では、面119と107’は、互いに実質的に同面になっている。随意的に、カテーテルの近位第2端部分63は、随意のスライド板111の近位面板112に当接するまで、ピン113、114に外挿して配置される(段階135’)。
カテーテルの近位第2端部分63を切るためジグ92で固定する(段階240)。固定する段階(段階240)は、カテーテルの近位第2端部分63が、カテーテル第1及び第2ガイド98、99それぞれの間に保持され、カテーテルの近位第2端部分63が、ガイドの間から不用意に抜け落ち又はずれることのないことを保証できる任意の段階(又は以下に論じる一連の段階)であってもよい。固定する段階240(又は一連の固定する段階)の幾つかの実施形態について論じるが、何れも、それ自体で且つそれだけで十分なものであるが、複数の固定する段階が実行される場合は、それらの段階は、順序通りでなくてもよい。
限定するわけではないが、例えば、本発明の1つの実施形態によれば、図16Cに示している例示的ジグ92を使うと、固定する段階240は、カテーテル第1及び第2ガイド98、99それぞれが、一体に接合される段階(段階115)(図15と図16C参照)を含んでいるが、カテーテルの寸法のために、接合の段階は、カテーテル第1及び第2ガイド98、99が互いに接触することを必ずしも意味してはいないものの、それらはカテーテルの近位第2端部分63と係合(例えば、当接、接触)していなければならない。接合する段階115は、カテーテル第1ガイド98を、カテーテル第1ガイドのアパーチャ104に挿入されているカテーテル第2ガイドのガイドピン103の軸に沿って、カテーテル第1ガイド溝101がカテーテル第2ガイド溝102に殆ど当接するまで手で動かすだけで行うことができる。当接する溝101、102によって形成される直径は、溝の中にクランプされるカテーテルの近位第2端部分63より僅かに小さいので、カテーテル第1及び第2ガイド98、99は、随意的に、溝101、102がカテーテルの近位第2端部分63を受け入れることができるように、僅かに間隔を空けて配置される。
固定する段階240は、更に、カテーテルの近位第2端部分63が、以下の間に、即ち、カテーテル第1及び第2ガイド溝101、102の間に、また、スペーサ板溝108とカテーテル第2ガイド99の遠位カテーテル溝106の間に、挿入され(段階135)、スペーサ板の遠位スライド面107’及びカテーテル第2ガイドの遠位スライド面119(図15から図16B)と同面になるか、又は随意的にそれらの遠位側になる段階(段階135)もまたを含んでよい。カテーテルの近位第2端部分63は位置決めされ、例えば、位置決め部材(例えば、スライド板111)によって、切られる(図16Bと図16Cの段階118)。例えば、スライド板111をカテーテルの近位第2端部分63に向けて動かし、カテーテル第1ルーメン整列ピン113を第1ルーメン64に挿入し(別の段階によって未だ挿入されていない場合)、随意的に、カテーテル第2ルーメン整列ピン114をカテーテルのルーメンの第2ルーメン65に挿入して、カテーテル端面69が面板112に当接し(図16C)、面板112がカテーテル第2ガイドの遠位スライド面119に当接する(図16C)ようにすることによって、カテーテルの近位第2端部分63を位置決めする(図16Bと図16Cの段階118)。位置決めする段階118の1つの実施形態の結果として、カテーテル端面69は、カテーテル第2ガイド遠位スライド面119と実質的に同面になる。1つの実施形態では、固定する段階240は、更に、レバー95を作動させて(段階116)、カテーテル第1及び第2ガイド溝101、102を、それぞれカテーテルの近位第2端部分63の周りに、カテーテル第1及び第2ガイド98、99がカテーテルの近位第2端部分63の周りにしっかり締め付けられ、カテーテルの近位第2端部分63がガイドの間から不用意に簡単に抜け落ち又はずれることのないようにクランプする段階(段階117)を含んでいる。随意的に、作動させる段階(段階116)は、スクリュー96(図15)をカテーテル第1ガイド98に対して押し、それによってカテーテル第1ガイド98をカテーテル第2ガイド99に向けて更に動かす。
図16Dは、本発明の1つの実施形態による、カテーテルを切る段階(段階250)の概略図を示している。位置決め部材(例えば、スライド板111)が引き出される(段階122)と、切断具90のための余地ができる(段階210)。例えば、1つの実施形態では、一方の随意のスライド板111の近位面板112と、他方のカテーテル第2ガイド99の随意のカテーテルガイド遠位スライド面119及び随意のスペーサ板107の遠位スライド面107’の間に切断具を配置する(段階210)ための余地ができるように、スライド板111が引き出される(段階122)。位置決め部材を引き出す段階(段階122)の1つの実施形態では、位置決め部材(例えば、スライド板111)は、位置決めする段階118(図16C)の反対方向に動かされる。
切断具90は、カテーテルの近位第2端部分63を切る(段階250)。切る段階(段階250)は、更に、スペーサ板107とカテーテル第2ガイド99を、切断具90の切刃91を受け入れることができ且つカテーテルの近位第2端部分63を少なくとも2つの尾部72、74に切る際のその長さ76に対応するように構成されているスロット123だけ離して配置する段階を備えており、切る段階(段階250)は、切刃91をスロット123の中へと動かす。より具体的には、切断具90の切刃91は、切る段階250で、近位第2端部分63の端面69(例えば、図6から図9、16B、16C参照)と、第1及び第2カテーテルルーメン64、65それぞれの内の少なくとも1つ(例えば、図7から図13A参照)と、対応する第1及び第2ルーメン開口部66、67それぞれの内の少なくとも1つ(例えば、図7−図13A参照)を横切って切る。
図16Eは、本発明の1つの実施形態により、図16Dのカテーテルが、切る段階250の後、ジグから解放されている状態の概略図を示している。図示の様に、切る段階250は、カテーテルの近位第2端部分63にスリット70を形成して、第1及び第2カテーテルルーメン64、65のうち少なくとも1つを露出させる(例えば、図10−12)。より具体的には、切る段階250は、スリット長さ76に亘って起こり、スリット70をスリット長さ76に亘って形成することによって、切る段階250は、少なくとも第1尾部72と第2尾部74を形成する(図16E)。尾部72、74の長さはスリット長さ76と一致し、この長さは変動してもよいが、1つの実施形態では、スリット長さ76は、先に説明した理由で、約2.0mmから約5.0mmの長さである(図16E)。図10、図11、図12に示している様に、各尾部は、内側係合表面(例えば、78、80、84、86)、外側係合表面(例えば、82、88)、及び少なくとも1つの周辺係合表面(例えば、87、87’)を有している。限定するわけではないが、例えば、切刃91は、スロット123(図15)の中へ、カテーテル第2ガイド段124(図15)の深さまで又は随意的にカテーテル第2ガイドのスリット止め109(図15)の深さまでの何れかスリット長さ76と一致するまで、挿入される。切断具が取り外され、レバー95が作動停止され116’、それによって、カテーテル第1及び第2ガイド98、99それぞれが分離される115’(図16E)。随意的に、カテーテル尾部72、74は僅かに剥いで離さなければならないかもしれない。
カテーテル60の近位第2端63を切り、カテーテル尾部72、74を形成する方法200による段階210、220、230、240、及び250は、順序通り実行しなくてもよい。
本発明による方法の以上の詳細な説明は、限定を課すものではなく、例示的なのものであり、本発明の精神と範囲を定義するのは、等価物を含め、特許請求の範囲であるものと理解されたい。各用語は、合理的で、平易で、通常の意味で用いられている。更に、それらの何れの図面と特徴の実施形態も、他の図面に描かれている実施形態と組み合わせることができる。当技術で既知であり且つ本発明の構造及び機能と矛盾しない他の特徴を、実施形態に追加してもよい。
以上、本発明の好適な実施形態であると目下考えられるものについて説明してきたが、当業者には理解頂けるように、本発明の精神から逸脱することなく、これらに変更及び修正を施すことができる。本発明は、明確に異なる器具と装置によって実行することもでき、器具の詳細と作動手順の両方についても、本発明の範囲自体から逸脱することなく、様々な修正を実現できるものと理解されたい。
本発明の1つの実施形態による、作動的に連結されている第1コネクタ、第2コネクタ、及びカテーテルを有するアッセンブリの破断及び部分断面概略図である。 本発明による第1コネクタの1つの実施形態の斜視図である。 本発明による第1コネクタの代替実施形態の斜視図である。 図2の3−3線に沿う第1コネクタの1つの実施形態の長手方向断面図である。 本発明による第2コネクタの1つの実施形態の斜視図である。 図4の5−5線に沿う長手方向断面側面図である。 図2Aによる第1コネクタの代替実施形態と共に使用するための、図4の5A−5A線に沿う第2コネクタの代替実施形態の長手方向断面側面図である。 カテーテルの1つの実施形態の破断斜視図である。 本発明によるカテーテルの近位端部に作られるスリットの或る実施形態を示す概略端面図である。 本発明によるカテーテルの近位端部に作られるスリットの代替実施形態を示す概略端面図である。 本発明によるカテーテルの近位端部に作られるスリットの別の実施形態を示す概略端面図である。 図7のカテーテルの斜視図であり、本発明によるカテーテルのスリット入り近位端の或る実施形態を示している。 図8のカテーテルの斜視図であり、本発明によるカテーテルのスリット入り近位端の代替実施形態を示している。 図9のカテーテルの斜視図であり、本発明によるカテーテルのスリット入り近位端の別の実施形態を示している。 本発明の1つの実施形態による、第1コネクタ、第2コネクタ、及びカテーテルを作動的に連結させる方法を示す概略図である。 図13による方法の段階を示しており、第1コネクタとカテーテルが提供されており、第1コネクタの遠位インサートが、カテーテルの近位端部にカテーテル尾部を形成しているスリットによって露出されているルーメンに挿入されている。 図13による方法の或る段階を示しており、第2コネクタが提供されていて、図13Aのカテーテルの遠位端部を、第2コネクタに通して挿入し、第2コネクタをカテーテルに外挿して近位方向に、カテーテル近位端部と第1コネクタに向かって滑動させることによって、所定の位置へと動かされている。 本発明の1つの実施形態による、カテーテルの近位端部分のカテーテル尾部が、第1コネクタのカテーテル係合本体の周りに配置されている状態を示す部分断面破断図である。 本発明の方法の或る段階による第1及び第2コネクタとカテーテル尾部の部分断面破断図であり、図13Aと図13Bの第1及び第2コネクタが、例えば、第1コネクタ締め具と第2コネクタ締め具によって、作動的に連結されている。 図13による方法の或る段階を示しており、図13Aと図13Bの第1及び第2コネクタが、例えば、第2コネクタを回転させて第1コネクタと係合させることによって、作動的に連結されている。 本発明による切断具を示している。 本発明の1つの実施形態による、カテーテルにスリットを入れるためのジグの分解図である。 本発明の1つの実施形態による、図15に示しているジグの組み立て図である。 本発明の1つの実施形態による、カテーテルが提供されている状態の概略図を示している。 本発明の1つの実施形態による、図16Aのカテーテルが、図16に示されているジグに固定されている状態の概略図を示している。 本発明の1つの実施形態による、図16Aのカテーテルが、図16に示されているジグに固定されている状態の概略図を示している。 本発明の1つの実施形態による、カテーテルの切断段階の概略図を示している。 本発明の1つの実施形態による、図16Dのカテーテルがジグから解放されている状態の概略図を示している。

Claims (26)

  1. ルアーアッセンブリにおいて、
    カテーテル係合本体(31)と、締め具(33)と、ルーメン(21’)と、を有する第1コネクタ(20)と、
    遠位第1端(42)及び近位第2端(44)と、締め具(52)と、カテーテル係合本体(53)と、経路(50)と、前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)を収容する空洞(51)と、を有する第2コネクタ(40)と、
    遠位第1端部(61)と、細長い中間部分(62)と、端面(69)を有する近位第2端部分(63)とを備え、前記端面(69)の開口部(66、67)と前記遠位第1端部(61)又はその近くの開口部(56、57)との間にルーメン(64、65)を画定している、カテーテル(60)と、
    前記端面(69)の前記近位第2端部分の開口部(66、67)と前記ルーメン(64、65)を横断し、長手方向に少なくとも2つの尾部(72、74)を形成する長さ(76)だけ伸張するスリット(70)であって、前記カテーテル尾部(72、74)が前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)と前記第2コネクタのカテーテル係合本体(53)の間に配置されるように、前記カテーテルの近位端部分(63)が、前記第2コネクタ通路(50)の中に配置されるスリット(70)と、を備えており、
    前記カテーテルの尾部(72、74)が前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)と前記第2コネクタのカテーテル係合本体(53)の間に作動的に連結されるように、前記第1コネクタの締め具(33)と前記第2コネクタの締め具(52)が、前記第1コネクタ(20)と前記第2コネクタ(40)を作動的に連結させる、ルアーアッセンブリ。
  2. 前記第1コネクタ(20)は、開口部(26)を備えている遠位第1端(23)と、開口部(27)を備えている近位第2端(25)とを有する遠位インサート(22)を更に備えており、前記両開口部は、それらの間にルーメン(21)を画定し、前記第1コネクタのルーメン(21’)、前記インサートのルーメン(21)、及び前記カテーテルのルーメン(64、65)が流体連通するように、前記インサートの遠位第1端(22)が、前記カテーテルのルーメン(64、65)の前記カテーテルの近位第2端部分(63)の中に少なくとも部分的に挿入される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1コネクタの遠位インサートは、前記インサートの近位第2端(25)又はその近くに締め具(28)を更に備えており、前記インサートの締め具(28)は、前記カテーテルのルーメン(64、65)の中で、前記カテーテルの近位第2端部分(63)と係合する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第1尾部(72)は、第1内側係合表面(78)と、周辺係合表面(81、81’)と、外側係合表面(82)とを備えており、前記第2尾部(74)は、第1内側係合表面(84)と、周辺係合表面(87、87’)と、外側係合表面(88)とを備えている、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1尾部の内側係合表面(78)と前記第2尾部の内側係合表面(84)は、前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)の周りに配置され、前記第1尾部の外側係合表面(82)と前記第2尾部の内側係合表面(88)は、前記第2コネクタのカテーテル係合本体(53)の周りに配置される、請求項1に記載の装置。
  6. 前記カテーテル(60)は、前記近位第2端部分(63)の前記端面(69)に開口部(67)を、そして前記カテーテル遠位端部(61)又はその近くに開口部(57)を有する第2ルーメン(65)を更に備えており、前記両開口部は、その間にルーメン(65)を画定している、請求項5に記載の装置。
  7. 前記スリット(70)は、前記第2ルーメン開口部(67)と前記第2ルーメン(65)を含んでいるので、前記第1尾部(72)は、第2内側係合表面(80)と、前記第1及び第2内側係合表面(78、80)の間に配置されている隙間係合表面(79)とを更に備え、前記第2尾部(74)は、第2内側係合表面(86)と、前記第1及び第2内側係合表面(84、86)の間に配置されている隙間係合表面(85)とを更に備えている、請求項6に記載の装置。
  8. 前記スリットの長さ(76)は、少なくとも約2.0mmで、約5.00mmより短い、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1コネクタ(20)は雄型ルアー取付けコネクタを備えており、前記第2コネクタ(40)は雌型ルアー取付けコネクタを備えている、請求項1に記載の装置。
  10. カテーテルをルアーアッセンブリに取り付けるための方法において、
    カテーテル係合本体(31)と、締め具(33)と、ルーメン(21’)とを有する第1コネクタ(20)を提供する段階(段階110)と、
    遠位第1端(42)及び近位第2端(44)と、締め具(52)と、カテーテル係合本体(53)と、経路(50)と、前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)を収容する空洞(51)と、を有する第2コネクタ(40)を提供する段階(段階130)と、
    カテーテル(60)を提供する段階(段階120)であって、該カテーテル(60)は、遠位第1端部(61)と、細長い中間部分(62)と、端面(69)を有する近位第2端部分(63)とを備え、前記端面(69)の開口部(66、67)と前記遠位第1端部(61)又はその近くの開口部(56、57)との間にルーメン(64、65)を画定するとともに、前記端面(69)の前記近位第2端部分の開口部(66、67)と前記ルーメン(64、65)を横断し、長手方向に少なくとも2つの尾部(72、74)を形成する長さ(76)だけ伸張するスリット(70)を備え、前記カテーテル尾部(72、74)が前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)と前記第2コネクタのカテーテル係合本体(53)の間に配置されるように、前記カテーテルの近位第2端部分(63)が前記第2コネクタ通路(50)の中に配置される、段階(段階120)と、
    前記カテーテル尾部(72、74)が前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)と前記第2コネクタのカテーテル係合本体(53)の間に作動的に連結されるように、前記第1コネクタの締め具(33)と前記第2コネクタの締め具(52)を作動的に連結させる段階(段階155)と、から成る方法。
  11. 前記第1コネクタ(20)は、遠位第1端(23)と近位第2端(25)を有する遠位インサート(22)を備え、前記遠位第1端(23)を前記カテーテルのルーメン(64、65)に挿入する段階(段階140)をさらに含んでいる、請求項10に記載の方法。
  12. 前記挿入する段階(段階140)は、締め具(28)を有する前記インサートの近位第2端(25)を更に備え、前記インサートの近位第2端の締め具(28)が前記カテーテルの近位第2端部分(63)と係合するように、前記第1端の締め具(28)を前記カテーテルのルーメン(64、65)の中に挿入する段階(段階140)を含んでいる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記カテーテルの第1尾部(72)と前記第2尾部(74)を、前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)の周りに配置する段階(段階150)を更に含んでいる、請求項10に記載の方法。
  14. 前記配置する段階(段階150)は、内側係合表面(78、80、84、86)と、周辺係合表面(79、81、81’、85、87、87’)と、外側係合表面(82、88)とを備えているカテーテル尾部(72、74)を含んでおり、前記内側及び前記周辺係合表面の少なくとも一方を、前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)の周りに配置する段階(段階150)を含んでいる、請求項13に記載の方法。
  15. 前記配置する段階(段階150)は、前記カテーテル尾部の外側係合表面(82、88)を、前記第2コネクタのカテーテル係合本体(53)の周りに配置する段階(段階150)を更に含んでいる、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第2コネクタのカテーテル係合本体(53)と前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)がその間に前記カテーテル尾部(72、74)を作動的に連結するように、前記第2コネクタ(40)を、前記第1コネクタのカテーテル係合本体(31)に外挿して動かす段階(段階160)を更に含んでいる、請求項10に記載の方法。
  17. 前記締め具(33、52)を作動的に連結させる段階は、前記第1及び第2コネクタ(20、40)の少なくとも一方を他方に対して回転させる段階(段階170)を含んでいる、請求項10に記載の方法。
  18. 前記カテーテルを前記ルアーアッセンブリに取り付ける前記方法では、前記カテーテルを切る段階を更に含んでおり、
    切断具(90)を提供する段階(段階210)と、
    遠位第1端部(61)と、細長い中間部分(62)と、端面(69)を有する近位第2端部分(63)とを備え、前記端面(69)の開口部(66、67)と前記遠位第1端部(61)又はその近くの開口部(56、57)との間にルーメン(64、65)を画定している、カテーテル(60)を提供する段階(段階230)と、
    前記カテーテルの近位第2端部分(63)を間に取り外し可能に固定するように構成されているカテーテル第1ガイド(98)とカテーテル第2ガイド(99)を備えているジグ(92)を提供する段階(段階220)と、
    前記カテーテルの第2端部分(63)を前記ジグ(92)に固定する段階(段階240)と、
    前記カテーテルのルーメン(64、65)を露出させる長さ(76)だけ長手方向に伸張するとともに、前記カテーテルの近位第2端部分(63)に少なくとも2つの尾部(72、74)を形成するスリット(70)を形成することができる前記切断具(90)によって、前記開口部(66、67)と前記ルーメン(64、65)を横切って、前記カテーテルの近位第2端部分(63)を切る段階(段階250)であって、前記少なくとも2つの尾部(72、74)は、内側係合表面(78、80、84、86)と、周辺係合表面(79、81、81’、85、87、87’)と、外側係合表面(82、88)とを備えている、切る段階(段階250)と、から成る、請求項10に記載の方法。
  19. 前記カテーテルの近位第2端部分(63)を、前記カテーテル第1ガイド(98)と前記カテーテル第2ガイド(99)の間に、取り外し可能に挿入する段階(段階135)を更に含んでいる、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1及び第2ガイド(98、99)は、間隔を空けて配置されており、前記固定する段階(段階240)は、前記カテーテル第1ガイド(98)と前記カテーテル第2ガイド(99)を、それらの間に前記カテーテルの近位第2端部分(63)を係合できるように、接合する段階(段階115)を更に含んでいる、請求項19に記載の方法。
  21. 前記固定する段階(段階240)は、前記カテーテル第1ガイド(98)と前記カテーテル第2ガイド(99)を、それらの間に前記カテーテルの近位第2端部分(63)が保持されるように、クランプする段階(段階117)を更に含んでいる、請求項19に記載の方法。
  22. 前記固定する段階(段階240)は、前記ジグ(92)に備えられているレバー(95)を作動させる段階(段階116)を更に含んでおり、前記レバーを作動させる段階(段階116)は、前記レバーを作動させて、前記カテーテル第1及び第2ガイド(98、99)の少なくとも一方を他方に向けて動かし、前記カテーテルの近位第2端部分(63)が、前記カテーテル第1ガイド(98)と前記カテーテル第2ガイド(99)の間に確実に保持されるようにする段階を含んでいる、請求項19に記載の方法。
  23. 前記カテーテルの近位第2端部分(63)を、前記カテーテルの近位第2端部分の前記ルーメン(66、67)の前記開口部(64、65)の中に挿入されている整列ピン(113、114)に外挿して、取り外し可能に配置する段階(段階135’)を更に含んでいる、請求項18に記載の方法。
  24. 位置決め部材(111)が、前記カテーテルの近位第2端部分(63)を、切るための所定の位置に動かすように、位置決めする段階(段階118)を更に含んでいる、請求項18に記載の方法。
  25. 前記位置決め部材(111)が前記切断具(90)を提供する(段階210)ための余地を作ることができるほど動かされる、引き出す段階(段階122)を更に含んでいる、請求項24に記載の方法。
  26. 前記切る段階(段階250)は、前記切断具(90)の切刃(91)を受け入れることができるとともに前記少なくとも2つの尾部(72、74)に切り分けられる前記カテーテルの近位第2端部分(63)の前記長さ(76)に対応するように構成されているスロット(123)によって離間させられた、スペーサ板(107)と前記カテーテル第2ガイド(99)をさらに含み、前記切る段階(段階250)は、前記切刃(91)を前記スロット(123)の中へと動かす、請求項18に記載の方法。
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