JP2009520180A - 流量センサ素子および流量センサ素子の自浄作用 - Google Patents

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Abstract

本発明は、温度測定素子および加熱素子が支持体素子上に配置されている流量センサ素子の自浄方法に関し、この方法において、温度測定素子はセラミック性の基底上に温度測定用の白金薄膜抵抗を有し、温度測定用の白金薄膜抵抗が付加的な白金薄膜抵抗により加熱される。

Description

本発明は、層抵抗、殊に白金薄膜抵抗を基礎とする温度センサおよび白金薄膜抵抗を基礎とする熱出力センサを有する流量センサ素子に関する。有利には温度センサおよび熱出力センサは支持体素子上に配置されている。温度センサおよび熱出力センサの電気的な接触のための電気的な導体路および端子面をセラミック基板上に配置することは有利であることが実証されている。さらに本発明は、その種の流量センサ素子の製造および用途に関する。
この種の流量センサ素子はEP 1 065476 A1から公知である。この刊行物には熱的な空気流量センサが開示されており、この空気流量センサでは加熱抵抗および抵抗温度測定素子を有するセンサ素子がセラミックフィルムボディの切り欠き内に埋め込まれて配置されており、またセラミックセメントにより固定されている。センサ素子とセラミックラミネートとの接着結合もしくはセラミックラミネート内に埋め込まれたセンサ素子の配置構成に基づき、センサ素子は測定媒体の温度が変化した際に顕著な応答慣性を示す。電気的なコンタクトは流れ領域においてエポキシ樹脂によって覆われているので、装置を300℃以上の温度において使用することはできない。さらに装置はコストが掛かり、したがって高価である。
DE 102 25 602.0には10〜100μmの総厚を有する温度センサが開示されており、この温度センサは絶縁性コーティングが施された金属性のフィルム基板を有し、このフィルム基板上には白金薄膜抵抗が感温素子として配置されている。温度センサは半導体モジュールのための冷却ボディの領域に使用されている。
DE 195 06 231 A1には、温度センサおよび熱出力センサを備えたホットフィルム式アネモメータが開示されている。熱出力センサはブリッジ状にプラスチック支持プレートの切り欠き内に配置されている。温度センサおよび熱出力センサのための白金温度薄膜素子は、有利には酸化アルミニウムから形成されているセラミック基板上に配置されている。
DE 199 41 420 A1には、ダイアフラムとしての絶縁層を有する金属基板上の温度測定のためのセンサ素子が開示されている。ダイアフラムは金属基板における切り欠きに架橋されている。白金薄膜フィルムはダイアフラム上の切り欠きの領域内に配置されている。
DE 101 24 964 A1には、旗の形で構成されている支持体ダイアフラムを用いて気体または液体の流速を測定するためのセンサが開示されている。支持体ダイアフラムは有利にはプラスチックから形成されており、また白金からなる導体路および給電線を有する。プラスチックからなる支持体ダイアフラムを有するその種のセンサは300℃以上の温度では使用することができない。
EP 1 431 718には、高温の気体または液体の媒体の質量流量を測定するための高速応答型の流量センサ素子が開示されている。このために温度測定素子および加熱素子は絶縁性コーティングが施された金属性の支持体フィルムをそれぞれ有し、この支持体フィルム上には白金薄膜抵抗が配置されている。汚れが生じると測定値はドリフトする。
本発明の課題は、大量生産に適している、排ガス再循環部内の流量センサを提供すること、有利にはさらにドリフトを抑制すること、殊に相応の流量センサ素子を自浄すること、もしくは例えば排ガスのような激しい汚れに曝される流量センサ素子の機能を安定に保つことである。
この課題は、独立請求項に記載されている特徴により解決される。
従属請求項には有利な実施形態が記載されている。
本発明の重要な態様は熱伝体を用いた強熱による温度測定素子の自浄作用である。殊に、この熱伝体は温度測定素子のチップに集積されている。有利な実施形態においては、少なくとも2つの白金薄膜抵抗がセラミック性の支持小プレート上に配置されている。これにより、汚れを加熱または強熱するために温度測定素子を熱することができる。
殊に、温度測定素子の2つの抵抗がセラミック性の基底部に配置されており、有利には中空でない小セラミックプレートに配置されている。
複数部分からなるセラミックコンポーネントとして流量センサ素子が構成されている場合には、温度測定素子の有利な自浄作用の他に、温度測定素子を清浄するための外部作用も実現する。外部の影響による清浄の例は、流量センサ素子の内部の照射、化学的な処理および熱伝達ならびにそれらの組み合わせである。複数部分からなるセラミックコンポーネントのセラミック構成要素として、有利には既にラミネートとして統合されている支持体部材の他に、温度測定素子および加熱素子も考慮される。殊に有利には、支持体部材がカバーとして構成されているか、中空部の側面もしくは表面、殊にその前面として構成されている。セラミック性の支持体の代わりに、抵抗を代替的な支持体におけるセラミック性の基底部に配置することもできる。
温度測定素子が、2つの長い縁と2つの短い縁を備えた矩形のセラミック性の支持小プレートを有し、このセラミック性の支持小プレートがセラミックフィルムラミネートのセラミックフィルム間またはセラミックコンポーネントの少なくとも2つの部材間の短い縁のうちの一方の領域に配置されている場合には有利である。
同様に少なくとも1つの加熱素子が、2つの長い縁と2つの短い縁を備えた矩形のセラミック性の支持小プレートを有し、このセラミック性の支持小プレートがセラミックフィルムラミネートのセラミックフィルム間またはセラミックコンポーネントの少なくとも2つの部材間の短い縁のうちの一方の領域に配置されている場合には有利である。
殊に有利には、温度測定素子または少なくとも1つの加熱素子が、2つの長い縁および2つの短い縁を備えた矩形のセラミック性の支持小プレートを有し、このセラミック性の支持小プレートはカバーまたは中空部正面の開口部内に配置されている。
白金薄膜抵抗は有利には、支持小プレートのセラミックフィルムラミネート側またはセラミックコンポーネント側とは反対側の端部に配置され、熱的に不活性のセラミックフィルムラミネートまたは熱的に不活性のセラミックコンポーネントによる白金薄膜抵抗の熱的な影響が可能な限り少ないことが保証される。
温度測定素子と加熱素子との相互的な影響を抑制するために、有利には、加熱素子の白金薄膜抵抗が温度測定素子の白金薄膜抵抗よりもセラミックラミネートまたはセラミックコンポーネントから距離を置いて配置されている。これによって、加熱素子の白金薄膜抵抗は温度測定素子の白金薄膜抵抗とは異なる測定媒体の流れに配置されている。
本発明によれば殊に有利にはアネモメータ式の測定装置も提供され、この測定装置においてはカバーまたは中空部内の層抵抗がカバーまたは中空部の1つまたは複数の開口部内に固定されており、2つの抵抗は1〜3オーダ異なる。
1〜3オーダ大きい抵抗は温度測定抵抗として適しており、また以下では温度測定抵抗と称する。温度測定抵抗に比べて1〜3オーダ小さい抵抗は加熱に適している。この加熱抵抗に関して本発明の範囲においては種々の機能が区別される:
1.温度センサの構成部材としての温度センサの自浄作用のための加熱抵抗。
2.アネモメータ式の原理に従い質量流量を求めるための熱出力センサとしての加熱抵抗。
2つの熱伝体を備えた熱出力センサにより質量体の流れ方向を検出することができる。付加的な温度測定抵抗を備えた熱出力センサは熱出力センサの温度を正確に調整することができる。本発明は専ら、厚い層または薄い層として実施されている層抵抗、有利には白金からなる層抵抗、殊に白金薄膜として実施されている層抵抗に関する。層抵抗は支持体材料上、殊にセラミック性の基底上に配置されている。セラミック性の基底を支持体として実施することができるか、例えば金属小プレートのような支持体上に配置することができる。慣用的に、支持体材料上に取り付けられている層抵抗も層抵抗と称するので、狭義においてはこれらの層抵抗間において支持体材料を含む純粋な抵抗層と層抵抗は表現上区別されない。カバーまたは中空部の開口部内に挿入されている層抵抗は支持体材料を含有し、この支持体材料上に薄いカバー層が抵抗層として配置されている。
有利な実施形態においては、狭義において層抵抗がセラミック性の基底上に配置されている。広義において異なる層抵抗を相互に並べてカバーまたは中空部の開口部内に配置することができるが、別個にそれぞれ1つの開口部内に配置することもできる。有利には、熱出力センサおよび温度センサは相互に距離を置いている。熱出力センサの2つの熱伝体は有利には、これら2つの熱伝体が流れ方向において順番に並ぶように並んで配置されている。有利には、熱出力センサが共通の基底上の2つの熱伝体により実施されているか、並んで配置されている2つの同一のチップにより実施されている。
カバーまたは中空部の開口部は好適にはスリットまたは孔である。
カバーは管を密に封入するために設けられている。カバーが金属から構成されている場合には、カバーを金属管に溶接して固定することができる。広義の意味において層抵抗はカバーの1つまたは複数の開口部を介して案内され、この1つまたは複数の開口部においてカバーに固定される。中空部は層抵抗の端子を収容するために使用され、その反応性の部分は1つまたは複数の開口部を介して中空部から突出している。
本発明の重要な態様は、カバー層または薄膜層内に形成された抵抗が、大量生産で排ガスチャネル内に容易に取り付け可能なセンサ素子に集積されることである。層抵抗をカバーまたは中空部に挿入するという本発明の解決手段により、カバーまたは中空部の簡単なシーリングが抵抗の支持体材料に関しても、排ガスチャネルの材料に関しても達成される。
本発明によれば、層抵抗をカバーまたは中空部の底面に対して垂直に設けることが達成される。これにより、プレートに対して並列に延びる配置に比べて生産技術的な利点が得られる。本発明は垂直な実施形態に限定されるものではなく、カバーないし中空部の表面に対する任意の角度も達成できる。本発明の重要な利点として、本発明によれば角度の垂直成分を実現することができる。したがって本発明の利点は60〜90度、殊に80〜90度の角度において生じる。
有利な実施形態においては、
・中空部は一方の側において開かれており、殊に一方の側が閉じられた管として形成されている;
・カバーは板として形成されている;
・少なくとも2つの層抵抗を収容するための開口部の底面は、カバー底面または相応の中空部底面に比べて少なくとも1オーダ小さい;
・カバーまたは中空部は層抵抗を収容するための2つの開口部を有する;
・カバーはセラミック材料から形成されている;
・セラミック性の支持体材料上に保持されている層抵抗はセラミック性のカバー、殊にセラミック性の板の開口部内にガラスはんだにより固定されている;
・セラミック性の基板上に取り付けられている層抵抗は金属カバーまたは中空部、殊に金属管上に溶接されている金属板の少なくとも1つの開口部内に注型材料またはガラスにより固定されている;
・温度測定素子の2つの抵抗は1つの面内にある;
・小さい抵抗(ヒータ2d)は大きい抵抗(2a温度測定のためのもの)を包囲する。
本発明による測定装置は流量センサまたは煤センサに適している。
流量センサ素子は層抵抗を用いてアネモメータの原理により動作する。本発明によれば、温度センサにはアネモメータ式の測定装置の一部として熱伝体が設けられている。これによって熱伝体を用いた強熱による温度センサの自浄作用が実現される。有利には、アネモメータ式の測定装置においては温度センサと、温度センサのヒータとは区別される熱出力センサとは分離され、有利には間隔をあけ、殊にカバーまたは中空部の別個の開口部内に挿入されている。温度センサはヒータに比べて著しく高い、典型的には1〜3オーダ高い抵抗を有する。
熱出力センサ上に必要に応じて配置されている温度測定抵抗は温度センサとは区別することができる。温度測定抵抗により熱伝体の温度を非常に正確に調整することができる。既製の温度測定抵抗は温度センサとは異なり液体温度の測定は予定されていない。何故ならば、温度測定抵抗は熱出力センサの動作中にはその温度制御にしか適していないからである。
有利には、白金薄膜抵抗の支持体は薄い小プレートとして構成されているので、系の非常に低い熱的な不活性、したがって白金薄膜抵抗の高い応答速度が得られる。セラミック結合体を形成するために焼結されたセラミックフィルムを使用することができ、このセラミックフィルムが有利にはガラスはんだを用いて接着される。流量センサ素子を構成するために使用される材料を殊に−40℃〜800℃の温度領域において使用することができる。
殊に有利には、セラミック性の支持小プレートが100μm〜650μm、殊に150μm〜400μmの範囲の厚さを有する。セラミック性の支持小プレートのための材料としては、殊に少なくとも96重量%、有利には99重量%以上のAl23が有利である。
有利には、白金薄膜抵抗に関して、これらがそれぞれ0.5μm〜2μm、殊に0.8μm〜1.4μmの範囲の厚さ有する。加熱抵抗は有利には1〜50Ωを有し、また構成部材を小さくした場合にはより小さい値になる。構成部材の現行の寸法では5〜20Ωが有利である。温度測定抵抗は有利には50〜10,000Ωを有し、また構成部材を小さくした場合には同様により小さい値になる。構成部材の現行の寸法では100〜2,000Ωが有利である。温度チップ上では温度測定抵抗は加熱抵抗よりも数倍大きい。殊に、これらの抵抗は1〜2オーダ異なる。
白金薄膜抵抗を質量媒体による腐食性の攻撃から保護するために、有利にはこの白金薄膜抵抗がそれぞれパッシベーション層によって覆われている。パッシベーション層は有利には10μm〜30μm、殊に15μm〜20μmの範囲の厚さを有する。殊に有利には、パッシベーション層が少なくとも2つの異なる単一層、殊にAl23およびガラスセラミックからなる単一層から構成されている。薄膜技術は0.5μm〜5μm、殊に1μm〜3μmのAl23層の有利な層厚の調整に適している。
白金薄膜抵抗は有利には、支持小プレートのカバー側または中空部側とは反対側の端部に配置され、熱的に不活性のカバーまたは中空部による白金薄膜抵抗の熱的な影響が可能な限り少ないことが保証される。
温度測定素子と加熱素子との相互的な影響を抑制するために、有利には、加熱素子の白金薄膜抵抗が温度測定素子の白金薄膜抵抗よりもカバーまたは中空部から距離を置いて配置されている。これによって、加熱素子の白金薄膜抵抗は温度測定素子の白金薄膜抵抗とは異なる測定媒体の流れに配置されている。
温度測定素子の有利な配置は流れ方向において加熱素子の上流側である。
有利には、加熱素子および温度測定素子の支持小プレートが相互に間隔を置いて配置されており、殊に相互に平行に配置されている。
殊に有利には、流れ方向が変化する媒体を測定するために、2つの加熱素子と1つの温度測定素子が一列に配置されている。
有利には、加熱素子の支持小プレートと温度測定素子の支持小プレートとがカバーまたは中空部内において相互に間隔を置いて、また相互に平行に配置されている。
本発明による流量センサ素子により、殊に支持小プレートが媒体の流れ方向内に配置されている場合には、管路内の気体または液体の媒体の質量流量測定が実現される。
有利には、加熱素子および温度測定素子の支持小プレートが相互に間隔を置いて配置されており、殊に同一のセラミックフィルム間またはセラミックコンポーネントの部分間において一列に配置されている。
有利には、セラミックフィルムラミネートが2つのセラミックフィルムから形成されているか、セラミックコンポーネントが2つのセラミック管から形成されており、この2つのセラミック管の内壁の断面はそれぞれ半月状の輪郭を有する。
殊に有利には、流れ方向が変化する媒体を測定するために、1つの温度測定素子、2つの加熱素子および1つの温度測定素子が一列に配置されている。
さらに有利には、セラミックフィルムラミネートが3つのセラミックフィルムから形成されている。殊に有利には、加熱素子および温度測定素子の小支持体プレートがセラミックフィルムによって相互に間隔を置いて、また相互に平行に配置されている。
有利には、加熱素子が3つのセラミックフィルムのうちの第1のセラミックフィルムと第2のセラミックフィルムとの間に配置されており、温度測定素子が3つのセラミックフィルムのうちの第2のセラミックフィルムと第3のセラミックフィルムとの間に配置されており、加熱素子と温度測定素子はセラミックフィルムラミネートの同じ高さに並んで配置されている。
さらには有利には、加熱素子は3つのセラミックフィルムのうちの第1のセラミックフィルムと第2のセラミックフィルムとの間に配置されており、2つの温度測定素子が3つのセラミックフィルムのうちの第2のセラミックフィルムと第3のセラミックフィルムとの間に配置されており、加熱素子は温度測定素子の間に配置されている。
さらに有利には、セラミックフィルムラミネートが4つのセラミックフィルムから形成されている。
有利には、第1の温度測定素子が4つのセラミックフィルムのうちの第1のセラミックフィルムと第2のセラミックフィルムとの間に配置されており、第2の温度測定素子が4つのセラミックフィルムのうちの第3のセラミックフィルムと第4のセラミックフィルムとの間に配置されており、加熱素子が第2のセラミックフィルムと第3のセラミックフィルムとの間に配置されており、加熱素子および温度測定素子はセラミックフィルムラミネートの同じ高さに並んで配置されている。
さらに有利には、第1の温度測定素子が4つのセラミックフィルムのうちの第1のセラミックフィルムと第2のセラミックフィルムとの間に配置されており、第2の温度測定素子が4つのセラミックフィルムのうちの第3のセラミックフィルムと第4のセラミックフィルムとの間に配置されており、加熱素子が第2のセラミックフィルムと第3のセラミックフィルムとの間に配置されており、温度測定素子がセラミックフィルムラミネートの同じ高さに並んで配置されており、加熱素子が温度測定素子に対してずらされて配置されている。
支持小プレートが媒体の流れ方向に平行に配置されている、管路内を流れる気体または液体の媒体の質量流量を測定するための本発明による流量センサ素子の使用が理想的である。
本発明による流量センサ素子は殊に、例えば内燃機関の排ガスが有しているような−40℃〜+800℃の範囲の温度の気体の媒体の測定に適している。
温度測定素子の加熱による自浄作用は内燃機関、殊にディーゼル機関の排ガス内に配置されているセンサに殊に適している。煤けたセンサは加熱によって、殊に強熱によって迅速に再び完全に機能を回復する。この自浄作用を機関の寿命中に任意に何度も繰り返すことができる。
支持体素子に複数の温度測定素子および加熱素子を配置することにより理想的には、媒体の流れ方向ないし流れ方向の変化も識別することができる。媒体を測定するための本発明による流量センサ素子を流れ方向が変化する時間的な間隔をおいて使用することは有利である。
図1から図13は、本発明による流量センサ素子を単に例示的に説明するためのものである。したがって、本発明の範囲を逸脱することなく、電気的な導体路および端子面の配置構成ならびに温度測定素子または加熱素子毎の白金薄膜フィルムの数に関して別の数を選択してもよいことを明記しておく。
図1は、2層のセラミックフィルムラミネートと1つの温度測定素子と1つの加熱素子とを備えた流量センサ素子を示す(図1aの平面図)。
図1aは図1の流量センサ素子の側面図を示す。
図2は、2層のセラミックフィルムラミネートと2つの温度測定素子と2つの加熱素子とを備えた流量センサ素子を示す(図2aの平面図)。
図2aは図2の流量センサ素子の側面図を示す。
図3は、2層のセラミックフィルムラミネートと2つの温度測定素子と1つの二重加熱素子とを備えた流量センサ素子を示す(図3aの平面図)。
図3aは図3の流量センサ素子の側面図を示す。
図4は、3層のセラミックフィルムラミネートと2つの温度測定素子と1つの二重加熱素子とを備えた流量センサ素子の平面図を示す。
図5は、3層のセラミックフィルムラミネートと1つの温度測定素子と1つの加熱素子とを備えた流量センサ素子の平面図を示す。
図5aは図5の流量センサ素子の斜視図を示す。
図6は、3層のセラミックフィルムラミネートと1つの温度測定素子と1つの加熱素子とを備えた流量センサ素子の平面図を示す。
図6aは図6の流量センサ素子の側面図を示す。
図6bは図6aの流量センサ素子の側面図を示す。
図7は、多層のセラミックフィルムラミネートと2つの温度測定素子と1つの二重加熱素子とを備えた流量センサ素子の平面図を示す。
図8は、多層のセラミックフィルムラミネートと2つの温度測定素子と1つの二重加熱素子とを備えた流量センサ素子の平面図を示す。
図9は、複数部分からなるセラミックコンポーネントと1つの温度測定素子と1つの加熱素子とを備えた流量センサ素子の線分A−A’での断面図を示す(図9aを参照されたい)。
図9aは、図9の流量センサ素子の側面図を示す。
図10aは、金属板内に配置されている加熱測定素子および温度測定素子を備えた流量センサ素子を示す。
図10bは、セラミック板内に配置されている加熱測定素子および温度測定素子を備えた流量センサ素子を示す。
図11aは、セラミック板内の層抵抗の配置に関する図1または図2の一部を示す。
図11bは、図3aの一部の平面図を示す。
図12は、流量方向を識別するアネモメータ式の流量センサ素子を示す。
図13は、熱的に分離された2つのヒータを備えた流量センサ素子を示す。
図1は、Al23からなる第1のセラミックフィルム1aとAl23からなる第2のセラミックフィルム1bとから形成されているセラミックフィルムラミネート1を有する流量センサ素子を示す。第1のセラミックフィルム1aと第2のセラミックフィルム1bとの間に温度測定素子2および加熱素子3が部分的に埋め込まれており、また電気的に接触している。ホットフィルム式アネモメータの原理に従い質量流量の測定が実現される。加熱素子3は電気的な制御回路(制御回路内のブリッジ回路および増幅器)によって一定の温度(例えば450℃)または温度測定素子2との一定の温度差(例えば100K)に維持される。媒体の質量流量の変化は加熱素子3の消費電力の変化を惹起し、この変化が電子的に評価され、また流量に直接的に関連付けられる。
図1aは図1の流量センサ素子の側面図を示す。温度測定素子2および加熱素子3は電気的な導体路4a,4b,4c,4d,5a,5bを介して端子面4a’,4b’,4c’,4d’,5a’,5b’と電気的に接触していることが分かる。電気的な導体路4a,4b,4c,4d,5a,5bは第1のセラミックフィルム1a上に配置されており、部分的に第2のセラミックフィルム1bによって覆われている。したがってそれらの位置は部分的に破線によって示唆されている。温度測定素子2はAl23からなる単一層から構成されている支持小プレート2cを有する。温度測定のための白金薄膜素子2aおよび加熱のための白金薄膜素子2dおよび電気的な端子線路2bは、電気的に絶縁されたコーティングも含めて支持小プレート2cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。加熱素子3はAl23からなる単一層から構成されている支持小プレート3cを有する。ヒータとしての白金薄膜素子3aおよびその電気的な端子線路3bは支持体フィルム3cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。
セラミックフィルム1a,1bは領域6において直接的に相互に焼結されることによって、またはガラスはんだを介して接続されている。端子面4a’,4b’,4c’,4d’,5a’,5b’は第2のセラミックフィルム1bによって覆われておらず、したがって図示されていない電気的な端子ケーブルと接続することができる。
図2は、Al23からなる第1のセラミックフィルム1aとAl23からなる第2のセラミックフィルム1bとから形成されているセラミックフィルムラミネート1を有する流量センサ素子を示す。第1のセラミックフィルム1aと第2のセラミックフィルム1bとの間に2つの温度測定素子2,8および2つの加熱素子3,7が部分的に埋め込まれており、また電気的に接触している。
ここでもまた、図1について既に説明したように、ホットフィルム式のアネモメータの原理に従い測定が実現される。しかしながら複数の加熱素子3,7および温度測定素子2,8により、それぞれ1つの加熱素子とそれぞれ1つの温度測定素子のためのそれぞれ1つの電気的な制御回路(2および3ないし7および8)を形成および利用することができる。この流量センサ素子により媒体の流れ方向を識別することができる。何故ならば、流れ方向において最初に配置されている加熱素子から後続の加熱素子への熱エネルギの伝達が行われるからである。温度変化ないし後続の加熱素子が熱せられることにより、この加熱素子の消費電力が比較的低くなり、このことを媒体の流れ方向の関する信号として評価することができる。
図2aは図2の流量センサ素子の側面図を示す。温度測定素子2,8および加熱素子3,7は電気的な導体路4a,4b,4c,4d,5a,5b,9a,9b,10a,10b,10c,10dを介して端子面4a’,4b’,4c’,4d’,5a’,5b’,9a’,9b’,10a’,10b’,10c’,10d’と電気的に接触していることが分かる。電気的な導体路4a,4b,4c,4d,5a,5b,9a,9b,10a,10b,10c、10dは第1のセラミックフィルム1a上に配置されており、部分的に第2のセラミックフィルム1bによって覆われている。したがってそれらの位置は部分的に破線によって示唆されている。温度測定素子2はAl23およびSiO2からなる2つの単一層から構成されている支持小プレート2cを有する。温度測定のための白金薄膜素子2aおよび強熱のための白金薄膜素子2dおよび電気的な端子線路2bは、支持小プレート2cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。加熱素子3はAl23およびSiO2からなる2つの単一層から構成されている支持小プレート3cを有する。ヒータとしての白金薄膜素子3aおよびその電気的な端子線路3bは支持小プレート3cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。加熱素子7はAl23およびSiO2からなる2つの単一層から構成されている支持小プレート7cを有する。ヒータとしての白金薄膜素子7aおよびその電気的な端子線路7bは支持小プレート7cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。温度測定素子8はAl23およびSiO2からなる2つの単一層から構成されている支持小プレート8cを有する。温度測定のための白金薄膜素子8dおよび加熱のための白金薄膜素子8aおよび電気的な端子線路8bは、支持小プレート8cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。セラミックフィルム1a,1bは領域6において直接的に相互に焼結されることによって、またはガラスはんだを介して接続されている。端子面4a’,4b’,4c’,4d’,5a’,5b’,9a’、9b’,10a’,10b’,10c’,10d’は第2のセラミックフィルム1bによって覆われておらず、したがって図示されていない電気的な端子ケーブルと接続することができる。
図3は、Al23からなる第1のセラミックフィルム1aとAl23からなる第2のセラミックフィルム1bとから形成されているセラミックフィルムラミネート1を有する流量センサ素子を示す。第1のセラミックフィルム1aと第2のセラミックフィルム1bとの間に2つの温度測定素子2,8および1つの二重加熱素子11,11’が部分的に埋め込まれており、また電気的に接触している。ここで二重加熱素子とは、電気的に別個に制御できる2つの加熱素子が共通の支持小プレート上に実現されているものと解される。この流量センサ素子によっても媒体の流れ方向を識別することができる。
図3aは図3の流量センサ素子の側面図を示す。温度測定素子2,8および二重加熱素子11,11’は電気的な導体路4a,4b,4c,4d,5a,5b,9a,9b,10a,10b,10c,10dを介して端子面4a’,4b’,4c’,4d’,5a’,5b’,9a’,9b’,10a’,10b’,10c’,10d’と電気的に接触していることが分かる。電気的な導体路4a,4b,4c,4d,5a,5b,9a,9b,10a,10b,10c,10dは第1のセラミックフィルム1a上に配置されており、部分的に第2のセラミックフィルム1bによって覆われている。したがってそれらの位置は部分的に破線によって示唆されている。温度測定素子2はAl23からなる単一層から構成されている支持小プレート2cを有する。温度測定のための白金薄膜素子2aおよび加熱のための白金薄膜素子2dおよび電気的な端子線路2bは、電気的に絶縁されたコーティングも含めて支持小プレート2cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。二重加熱素子11,11’はAl23およびSiO2からなる2つの単一層から構成されている支持小プレート11cを有する。ヒータとしての白金薄膜素子11a,11bおよびその電気的な端子線路11b,11b’は、電気的に絶縁されたコーティングも含めて支持小プレート11cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。温度測定素子8はAl23およびSiO2からなる2つの単一層から構成されている支持小プレート8cを有する。温度測定のための白金薄膜素子8dおよび加熱のための白金薄膜素子8aおよび電気的な端子線路8bは、支持小プレート8cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。
セラミックフィルム1a,1bは領域6において直接的に相互に焼結されるか、ガラスはんだを用いて接続される。端子面4a’,4b’,4c’,4d’,5a’,5b’,9a’、9b’,10a’,10b’,10c’,10d’は第2のセラミックフィルム1bによって覆われておらず、したがって図示されていない電気的な端子ケーブルと接続することができる。
図4は、Al23からなる第1のセラミックフィルム1a、第2のセラミックフィルム1bおよび第3のセラミックフィルム1cから形成されているセラミックフィルムラミネート1を有する流量センサ素子を示す。第1のセラミックフィルム1aと第2のセラミックフィルム1bとの間に2つの温度測定素子2,2’が部分的に埋め込まれており、また電気的に接触している。第2のセラミックフィルム1bと第3のセラミックフィルム1cとの間に二重加熱素子11,11’が部分的に埋め込まれており、また電気的に接触している。
図5,5aおよび図6は、Al23からなる第1のセラミックフィルム1a、第2のセラミックフィルム1bおよび第3のセラミックフィルム1cから形成されているセラミックフィルムラミネート1を有する流量センサ素子をそれぞれ示す。第1のセラミックフィルム1aと第2のセラミックフィルム1bとの間に温度測定素子2が部分的に埋め込まれており、また電気的に接触している。第2のセラミックフィルム1bと第3のセラミックフィルム1cとの間に加熱素子3が部分的に埋め込まれており、また電気的に接触している。これらの流量センサ素子では媒体の流れ方向を識別することはできない。
図6aは図6の流量センサ素子の側面図を示す。温度測定素子2および加熱素子3は電気的な導体路4a,4b,4c,4d,5a,5bを介して端子面4a’,4b’,4c’,4d’,5a’,5b’と電気的に接触していることが分かる。電気的な導体路5a,5bは第1のセラミックフィルム1a上に配置されており、部分的に第2のセラミック1bによって覆われている。したがってそれらの位置は部分的に破線によって示唆されている。電気的な導体路4a,4bは第2のセラミックフィルム1b上に配置されており、部分的に第3のセラミック1cによって覆われている。したがってそれらの位置は部分的に破線によって示唆されている。温度測定素子2はAl23からなる単一層から構成されている支持体フィルム2cを有する。温度測定のための白金薄膜素子2aおよびその電気的な端子線路2bは、電気的に絶縁されたコーティングも含めて支持小プレート2cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。有利な実施形態においては、支持小プレートに温度測定素子を加熱するための付加的な薄膜素子2dが設けられており、この付加的な薄膜素子2dは同様に電気的に接触している。加熱素子3はAl23からなる単一層から構成されている支持小プレート3cを有する。ヒータとしての白金薄膜素子3aおよびその電気的な端子線路3bは支持小プレート3cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。セラミックフィルム1a,1bは領域6’において直接的に相互に焼結されることによって、またはガラスはんだを介して接続されている。端子面5a’,5b’は第2のセラミックフィルム1bによって覆われておらず、したがって図示されていない電気的な端子ケーブルと接続することができる。セラミックフィルム1b,1cは領域6において直接的に相互に焼結されることによって、またはガラスはんだを介して接続されている。端子面4a’,4b’は第3のセラミックフィルム1cによって覆われておらず、したがって図示されていない電気的な端子ケーブルと接続することができる。
図6bは図6aの流量センサ素子の側面図を示し、この流量センサ素子は管12の側面に取り付けられている。温度測定素子2および加熱素子3の支持体フィルム2c,3cは流れ方向に平行に管内に取り付けられている。
図7および図8は、Al23からなる第1のセラミックフィルム1a、第2のセラミックフィルム1b、第3のセラミックフィルム1cおよび第4のセラミックフィルム1dから形成されているセラミックフィルムラミネート1を有する流量センサ素子をそれぞれ示す。第1のセラミックフィルム1aと第2のセラミックフィルム1bとの間に温度測定素子2が部分的に埋め込まれており、また電気的に接触している。第2のセラミックフィルム1bと第3のセラミックフィルム1cとの間に二重加熱素子11,11’が部分的に埋め込まれており、また電気的に接触している。第3のセラミックフィルム1cと第4のセラミックフィルム1dとの間に別の温度測定素子2’が部分的に埋め込まれており、また電気的に接触している。
図9は、Al23からなり複数部分から構成されているセラミックコンポーネント13a,13b,14a,14b、温度測定素子2および加熱素子3を備えた流量センサ素子の線分A−A’での断面図示す(図9aを参照されたい)。セラミックコンポーネント13a,13b,14a,14bは2つの中空部15a,15bを有し、これらの中空部15a,15bは温度測定素子2ないし加熱素子3の領域において気密に閉鎖されている。管に取り付けるための接続フランジ16が設けられている。
図9aは図9の流量センサ素子の側面図を示す。温度測定素子2および加熱素子3は、ここでは部分的にしか見て取れない電気的な導体路4a,4b,5a,5bを介して端子面4a’,4b’,5a’,5b’と電気的に接触している。電気的な導体路4a,4b,5a,5bはセラミックプレート14a上に配置されており(この図においては見て取れない)、部分的に第2のセラミックプレート14bによって覆われている。温度測定素子2はAl23からなる単一層から構成されている支持小プレート2cを有する。温度測定のための白金薄膜素子2aおよびその電気的な端子線路2bは支持体フィルム2cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。有利な実施形態においては、支持小プレート2cが1オーダだけ小さい抵抗を備えた付加的な白金薄膜素子2dを有する。加熱または強熱のための所定の抵抗は薄膜素子2aと同様に付加的な接触部と電気的に接触している。加熱素子3はAl23からなる単一層から構成されている支持小プレート3cを有する。ヒータとしての白金薄膜素子3aおよびその電気的な端子線路3bは支持小プレート3cの裏面に配置されており、したがってそれらの位置は破線によって示されている。セラミックプレート14a,14bは直接的に相互に焼結されることによって、もしくはガラスはんだを介して相互に接続されており、またセラミックコンポーネントについての管シェル13a,13bと接続されている。しかしながら、2つのハーフ管(13a+14a;13b+14b)を使用することも考えられ、これらのハーフ管においてはセラミックプレート14aおよび管シェル13aないしセラミックプレート14bおよび管シェル14bはそれぞれ1つの一体的な構成部材に統合されている。端子面4a’,4b’,5a’,5b’は第2のセラミックプレート14bによって覆われておらず、したがって図示されていない電気的な端子ケーブルと接続することができる。
図10aによれば、センサ素子が注型材料またはガラス118を用いて、耐熱性且つ排気ガス耐性のある特殊鋼からなる支持板121内に固定されている。注型材料室の構造化された内壁によって、例えばねじ山130によって、注型材料の良好な噛み合いが達成される。センサ素子を媒体へと案内している支持板121の領域は、センサ素子の断面よりも僅かに大きい矩形の輪郭を有する。
これによって、流量センサ素子は媒体が流れる管105内に方向付けられて保持され、完全なセンサの内室は媒体に対してシーリングされる。
支持板121はケーシング124に挿入されており、また円形シーム122により密に溶接されている。ケーシング111はケーシング管124に挿入されて溶接されている。ケーシング111内では温度耐性のあるプラスチックまたはセラミックからなる絶縁ボディ110がビード117によって固定されているリング109により保持される。ケーブル出力側ではビード116によりエラストマからなるケーブル貫通ブシュが密に固定されている。給電線104は貫通ブシュ114の孔を介して案内されている。各給電線はクリンプ125を介してコンタクトスリーブ103と電気的に接続されている。コンタクトスリーブ103は絶縁部110の下方において拡大部126を有し、また絶縁部110の上方にコンタクトスリーブの直径よりも大きい面127を有し、これによりコンタクトスリーブは軸方向において絶縁部110内に固定されている。面127には端子ワイヤ102が溶接部115により電気的に接触される。
媒体が流れる管105への完全なセンサの固定は商用のウォームギヤ式ホースクリップ113および媒体が流れる管105に溶接されているスリットが入った金属薄板フランジ部112を介して行われる。
管105内の流量センサ素子101の方向付けはセンタリングピン119を介して行われ、このセンタリングピン119はケーシング管124に固定されており、また幅広なスリット120を介して金属薄板フランジ部112内に固定されている。幅広なスリット120に比べて幅の狭いスリット123が設けられており、この幅の狭いスリット123は金属薄板フランジ部112をより容易にケーシング管124に押し付けることができるようにするためにのみ使用される。つまり適切な角度位置にのみ取り付けることができる。
図2はセラミック支持板107を備えた別の実施形態を示し、このセラミック支持板107内に流量センサ素子101がガラスはんだ118により固定されている。支持板107は高い温度耐性を有する雲母または黒鉛からなるシーリング108と共に折り曲げられた金属性のホルダー106内に保持されている。ホルダー106は同様にケーシング管124に密に溶接されている。
ホットフィルム式のアネモメータの原理に従う流量センサの測定装置としての実施形態においては、加熱素子が熱出力センサとして構成されており、また温度測定素子が温度センサとして構成されており、この温度測定素子は自由に加熱するための熱伝体を有することができる。
図12によれば、媒体の流れ方向を識別するために2つの熱出力センサ128が配置されている。アネモメータ式の測定原理は原則として、温度測定素子が媒体温度を正確に検出するように機能する。1つまたは複数の熱出力センサの128の加熱素子は電気的な回路によって温度センサ129に対する一定の過剰温度に維持される。測定すべき気体ないし液体の流れは1つまたは複数の熱出力センサの加熱素子を多かれ少なかれ冷却する。
一定の過剰温度を維持するために、電子装置は媒体が流れる際に相応の電流を加熱素子に供給し、これにより正確な測定抵抗に電圧が生じ、この電圧が質量流量を用いて補正および評価される。熱出力センサ128を二重に配置することにより媒体の流れ方向を識別することができる。
これに対して図13によれば、煤センサとしての実施形態として2つの熱出力センサが相互に並列に管ケーシング内に挿入されている。
さらには、2つの熱出力センサ128には されたセラミック小プレート131がそれぞれ設けられている。
上述の装置においては、熱出力センサは熱分解的な灰化温度を上回る温度、すなわち約500℃で動作する。第2の熱出力センサは200℃〜450℃比較的低い温度、有利には300℃〜400℃の温度領域において動作する。この第2の熱出力センサに煤が堆積すると、この堆積層が熱遮断部として作用し、黒体が増加しているという意味においてIR放射特性の変化をもたらす
このことを第1の熱出力センサについての基準測定において電子的に評価することができる。
2層のセラミックフィルムラミネートと1つの温度測定素子と1つの加熱素子とを備えた流量センサ素子を示す。 図1の流量センサ素子の側面図を示す。 2層のセラミックフィルムラミネートと2つの温度測定素子と2つの加熱素子とを備えた流量センサ素子を示す。 図2の流量センサ素子の側面図を示す。 2層のセラミックフィルムラミネートと2つの温度測定素子と1つの二重加熱素子とを備えた流量センサ素子を示す。 図3の流量センサ素子の側面図を示す。 3層のセラミックフィルムラミネートと2つの温度測定素子と1つの二重加熱素子とを備えた流量センサ素子の平面図を示す。 3層のセラミックフィルムラミネートと1つの温度測定素子と1つの加熱素子とを備えた流量センサ素子の平面図を示す。 図5の流量センサ素子の斜視図を示す。 3層のセラミックフィルムラミネートと1つの温度測定素子と1つの加熱素子とを備えた流量センサ素子の平面図を示す。 図6の流量センサ素子の側面図を示す。 図6aの流量センサ素子の側面図を示す。 多層のセラミックフィルムラミネートと2つの温度測定素子と1つの二重加熱素子とを備えた流量センサ素子の平面図を示す。 多層のセラミックフィルムラミネートと2つの温度測定素子と1つの二重加熱素子とを備えた流量センサ素子の平面図を示す。 複数部分からなるセラミックコンポーネントと1つの温度測定素子と1つの加熱素子とを備えた流量センサ素子の線分A−A’での断面図を示す。 図9の流量センサ素子の側面図を示す。 金属板内に配置されている加熱測定素子および温度測定素子を備えた流量センサ素子を示す。 セラミック板内に配置されている加熱測定素子および温度測定素子を備えた流量センサ素子を示す。 セラミック板内の層抵抗の配置に関する図1または図2の一部を示す。 図3aの一部の平面図を示す。 流量方向を識別するアネモメータ式の流量センサ素子を示す。 熱的に分離された2つのヒータを備えた流量センサ素子を示す。

Claims (19)

  1. 1つの温度測定素子および1つの加熱素子が支持体素子上に配置されている、流量センサ素子の自浄方法において、
    前記温度測定素子はセラミック性の基底上に温度測定用の白金薄膜抵抗を有し、該温度測定用の白金薄膜抵抗を付加的な白金薄膜抵抗により加熱することを特徴とする、流量センサ素子の自浄方法。
  2. 1つの温度測定素子および1つの加熱素子がカバーまたは中空部面の開口部内に固定されている、流量センサ素子の自浄方法において、
    前記温度測定素子はセラミック性の基底上に温度測定用の白金薄膜抵抗を有し、該温度測定用の白金薄膜抵抗を付加的な白金薄膜抵抗により加熱することを特徴とする、流量センサ素子の自浄方法。
  3. 1つの温度測定素子および1つの加熱素子が支持体素子上に配置されている流量センサ素子において、
    前記温度測定素子はセラミック性の基底上に2つの白金薄膜抵抗を有し、該2つの白金薄膜抵抗の抵抗は数倍異なることを特徴とする、流量センサ素子。
  4. 1つの温度測定素子および1つの加熱素子がカバーまたは中空部面の開口部内に固定されている流量センサ素子において、
    前記温度測定素子はセラミック性の基底上に2つの白金薄膜抵抗を有し、該2つの白金薄膜抵抗の抵抗は数倍異なることを特徴とする、流量センサ素子。
  5. 複数部分からなるセラミックコンポーネントは1つの支持体素子、1つの温度測定素子および1つの加熱素子を有する、請求項3または4記載の流量センサ素子。
  6. 前記温度測定素子の2つの抵抗は1つの平面内に配置されている、請求項3から5までのいずれか1項記載の流量センサ素子。
  7. 前記温度測定素子の小さい抵抗(ヒータ2d)は前記温度測定素子の大きい抵抗(2a温度測定用)を包囲する、請求項3から6までのいずれか1項記載の流量センサ素子。
  8. 温度測定素子および加熱素子が1つの支持体素子上に配置される、請求項3記載の流量センサ素子の製造方法において、
    前記支持体素子をセラミックフィルムラミネートから形成することを特徴とする、製造方法。
  9. 層抵抗およびカバーまたは中空部からなる流量センサのアネモメータ式の測定装置の製造方法において、
    1〜2オーダ異なる抵抗を有している少なくとも2つの層抵抗を前記カバーまたは前記中空部の開口部に挿入し、該開口部内に固定することを特徴とする、製造方法。
  10. 管路(12)内を流れる気体または液体の媒体の質量流量を測定する、請求項3から8までのいずれか1項記載の流量センサ素子の使用において、
    支持体フィルム(2c,3c,7c,8c,11c)が前記媒体の流れ方向に対して平行に配置されていることを特徴とする、流量センサ素子の使用。
  11. 流量センサの測定装置、例えばアネモメータ式の測定装置において、
    電気的に絶縁された表面および該表面上に配置されている構造化された抵抗層を備えた支持体からなる層抵抗をカバーまたは中空部正面の1つまたは複数の開口部内に有し、前記層抵抗は前記1つまたは複数の開口部内に固定されており、2つの層抵抗は抵抗に関して1〜3オーダ異なることを特徴とする、測定装置。
  12. 前記2つの層抵抗は開口部内の共通のセラミック性の基底上に保持される、請求項11記載の測定装置。
  13. セラミック性の基底上にそれぞれ2つの層抵抗が配置されており、2つのセラミック性の基底はそれぞれ1つの開口部内に固定されている、請求項11または12記載の測定装置。
  14. 前記開口部の底面は前記カバーの底面または正面よりも1〜5オーダ小さい、請求項11から13までのいずれか1項記載の測定装置。
  15. 前記カバーは板状である、請求項11から14までのいずれか1項記載の測定装置。
  16. 1つの温度センサおよび1つの熱出力センサが支持体素子に挿入されている、例えば請求項11から15までのいずれか1項記載の流量センサのアネモメータ式の測定装置において、
    前記温度センサはセラミック性の基底上に白金薄膜抵抗または白金厚膜抵抗としての温度測定抵抗および熱伝体を有することを特徴とする、流量センサのアネモメータ式の測定装置。
  17. 前記支持体素子は温度耐性のある無機の材料(250℃、例えば>400℃の継続使用温度)から構成されている、請求項16記載の流量センサのアネモメータ式の測定装置。
  18. 前記温度測定素子および前記加熱素子は前記支持体素子に対して垂直に配置されている、管路(5)を流れる気体または液体の媒体の質量流量を測定する、請求項16または17記載の流量センサのアネモメータ式の測定装置。
  19. 1つの温度測定素子および1つの加熱素子が支持体素子内に挿入されている、流量センサのアネモメータ式の測定装置の自浄方法において、
    前記温度測定素子はセラミック性の基底上に温度測定用の白金薄膜抵抗を有し、該温度測定用の白金薄膜抵抗を付加的な白金薄膜抵抗により加熱することを特徴とする、流量センサのアネモメータ式の測定装置の自浄方法。
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