JP2009519669A - 携帯電話の表示器部品用揺動機構 - Google Patents
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Abstract
通信端末用表示器傾動機構が開示され、その表示器ユニットは、縦方向から横方向へ切り替えるために、またその反対を行うために、両方向に傾動させられ得る。また、通信端末の表示器ユニットを回転または傾動させ、また同時に通信端末を摺動開放および閉鎖させる装置が開示される。さらに、通信端末の表示器傾動機構が開示され、改良型カム構造を有することにより、端末の薄型構造が可能になる。またさらに、通信端末を揺動かつ半自動式に開放および閉鎖させる装置が開示され、保持手段は、構造安定性をもたらすために、90度以外の角度で移行点を有する。
Description
本発明は、通信端末用表示器傾動機構に関し、その表示器ユニットは、縦方向から横方向へ、またその反対に切り替えるために、両方向に傾動させられ得る。また、本発明は、通信端末の表示器ユニットを回転または傾動させ、また同時に通信端末を摺動的に開閉させる装置に関する。さらに、本発明は、通信端末の表示器傾動機構に関し、改良型カム構造を有することにより、端末の薄型構造が可能になる。さらにまた、本発明は、通信端末を揺動かつ半自動式に開放および閉鎖させる装置に関し、保持手段は構造安定性をもたらすために、90度以外の角度で移行点を有する。
特許文献1は、本願出願人によって出願されたものであり、通信端末用表示器揺動装置を開示している。
この揺動機構において、表示器ユニットの液晶表示画面は、使用者が映画等を通常の寸法および方向で鑑賞できるように、水平な横長形式に傾動させられ得る。
しかしながら、上記の構造体は、表示器ユニットを一方向のみに傾動または回転させるように構成される。
しかしながら、上記の構造体は、表示器ユニットを一方向のみに傾動または回転させるように構成される。
使用者が表示器ユニットを設計された方向に傾動または回転することに慣れていなければ、使用者は、表示器ユニットを傾動させようとする度に、回転または傾動方向を確認しなければならないという不便さに悩まされる。
そのため、表示器ユニットが両方向に回転または傾動されるならば、使用者にはさらなる利便性がもたらされるであろう。
加えて、表示器ユニットが両方向に傾動または回転すると同時に、摺動開放および閉鎖されるように構成されるならば、使用者はさらに満足感を得ることができるであろう。
加えて、表示器ユニットが両方向に傾動または回転すると同時に、摺動開放および閉鎖されるように構成されるならば、使用者はさらに満足感を得ることができるであろう。
さらに、表示器ユニットを回転させる傾動機構は薄型になっているため、携帯端末も同様により薄型になり得る。
また、表示器傾動機構の一例として、特許文献2は、通信機器の開放および閉鎖装置を開示している。
また、表示器傾動機構の一例として、特許文献2は、通信機器の開放および閉鎖装置を開示している。
上記開放および閉鎖装置を有する携帯端末では、表示器ユニットが90度開放された時に、表示器ユニットは移行点を通過する。すなわち、使用者が表示器ユニットを完全に開放させるためには、使用者は表示器ユニットを90度まで押し上げ、その後に、表示器ユニットは自動的に開放させられる。さらに表示器ユニットを閉鎖させるためには、同様に、表示器ユニットは自動閉鎖作用のために、90度まで押し戻さなければならない。
韓国特許出願第2004−48684号
韓国特許出願第10−2003−13033号
しかしながら、通信端末の使用者は、表示器ユニットの閉鎖作用がたとえ若干遅くまたは不便であっても、表示器ユニットの速い開放作用を望む傾向にある。例えば、傾動または回転機構は、使用者が表示器ユニットを約30度開放、回転または傾動させた後に、表示器ユニットが自動的に180度まで開放するように構成されてもよい。
上記目的を達成するために、本発明の一態様において、通信端末の表示器傾動装置が提供される。表示器ユニットは、通信端末の支持部と結合される。支持部は通信端末の本体に蝶番で留められる。本装置は、第1固定部と、回転部と、第2固定部と、カムと、ばねユニットと、保持ユニットとを含む。第1固定部は、支持部に固定されると共に中心軸部を有する。回転部は、表示器ユニットと結合されると共に、中心軸部と回転可能に結合される。第2固定部は、第1固定部と結合されると同時に、回転部を被覆する。第2固定部はまた、回転部が表示器ユニットと結合されるように、回転部の一部を露出させるべく第1貫通穴を有する。カムは、第1固定部または回転部のいずれかに、その回転中心から半径位置に形成される。カムは、基準位置から特定の角度位置に突起を有する。ばねユニットは、カムが形成されていない第1固定部または回転部のいずれかに装着される。ばねユニットは、回転部が回転させられていない状態、また特定角度だけ回転させられている状態の夫々で、カムに所望のばね力を作用させることにより、カムに特定の保持力をもたらす。保持ユニットは、回転部が第1固定部に対して特定の角度に回転させられる位置に回転部を保持する。
本発明の別の態様によれば、表示器ユニットおよび本体を有する通信端末において、表示器ユニットを傾動させる装置が提供される。本装置は、回転部材と、第1スライダ部材と、カバーと、押出し部材と、保持部材と、第2スライダ部材と、弾性部材と、コネクタ部材と、1個または複数のスリップ部材とを含む。回転部材は、表示器ユニットに固定される。回転部材は、中心軸を有する。第1スライダ部材は、中心軸と回転可能に結合されると共に、カムを有する。カバーは、回転部材を包み込むように、第1スライダ部材と結合される。カバーは、回転部材の一部が貫通させられて露出させられる開口を有する。押出し部材は、回転部材と第1スライダ部材との間に装着されると共に、回転部材が回転させられず、また特定角度だけ回転させられる夫々の時に、所望の保持力を生じさせるために、カムを押す。保持部材は、回転部材が特定角度だけ回転させられた状態からさらに回転するのを阻止する。第2スライダ部材は、本体に固定されると共に、第1スライダ部材と摺動するように結合される。第2スライダ部材は、1個または複数の傾斜面を有する。傾斜面は、傾斜方向が逆転させられた移行点を有する。弾性部材は、第1スライダ部材の移動方向と直交する弾性力を生じさせる。コネクタ部材は、弾性部材を第1スライダ部材と結合させる。1個または複数のスリップ部材は、第1および第2スライダ部材が、互いに接しつつ摺動するように、弾性部材の弾性力を傾斜面へ伝達する。
本発明のさらなる態様において、通信端末用表示器傾動機構が提供される。本体は、支持部に蝶番で留められ、表示器ユニットは、この支持部に回転可能に結合される。本機構は、第1固定ユニットと、回転ユニットと、第2固定ユニットと、カムと、ばねユニットとを含む。第1固定ユニットは、支持部に固定されると共に、中心軸を有する。回転ユニットは、表示器ユニットに結合されると共に、中心軸と回転可能に結合される。第2固定ユニットは、回転ユニットが間に載置された第1固定ユニットと結合される。第2固定ユニットは、回転ユニットが貫通して表示器ユニットと結合される第1貫通穴を有する。カムは、回転ユニットに形成される。ばねユニットは、カムに弾性力を作用させるために、第1固定ユニットと第2固定ユニットとの間に載置される。カムは回転ユニットの側面から突出する。カムはその上面に、第1ストッパ段を有するように形成され、また第1ストッパ段の回転を制限する第2ストッパ段が、第2固定ユニットの第1貫通穴の内周に形成される。
本発明のさらなる態様によれば、通信端末の表示器傾動装置が提供される。本装置は、第1カム部材と、第2カム部材と、ばね手段と、軸部材とを含む。第1カム部材は、第1波形面および第2波形面を含む。第1波形面は、円形部分の特定範囲に、順に形成される第1谷部、第1隆起、および第2谷部を有する。第2波形面は、第1波形面と同心かつ対称であると共に、第1波形面と異なる半径を有する。第2波形面は、第1谷部、第1隆起および第2谷部夫々と対応して順に形成される第3谷部、第2隆起および第4谷部を有する。第2カム部材は、第1波形面と接触する第1突起と、第2波形面と接触する第2突起とを含む。ばね手段は、第1および第2カム部材が、互いに密着するのを可能にする。軸部材は、第1および第2カム部材を軸上に整列させる。
本発明のさらなる目的および効果については、添付の図面と共に参照される以下の詳細な説明から、より十分に理解され得る。
以下、本発明に係る例証実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信端末の分解組立斜視図である。図2および図3は、図1の表示器傾動装置の分解組立斜視図である。図4は、図2のカムおよびスライダブロック間の連結部を示す平面図である。図5は、図2の回転部および第2固定部間の連結部を示す平面図である。図6は、初期非傾動状態にある表示器傾動装置を示す断面図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信端末の分解組立斜視図である。図2および図3は、図1の表示器傾動装置の分解組立斜視図である。図4は、図2のカムおよびスライダブロック間の連結部を示す平面図である。図5は、図2の回転部および第2固定部間の連結部を示す平面図である。図6は、初期非傾動状態にある表示器傾動装置を示す断面図である。
通信端末は、第1固定部200と、回転部300と、第2固定部250と、カム310と、ばねユニットと、保持ユニットを含む。第1固定部200は、支持部110に固定されると共に、中心軸部210を有する。回転部300は表示器ユニット130に結合されると共に、中心軸部210に回転可能に結合される。第2固定部250は第1固定部200に連結されつつ、回転部300を被覆する。第2固定部250は第1貫通穴252を有しており、回転部はこの第1貫通穴252を通り、部分的に露出させられると共に、表示器ユニット130に連結される。カム310は回転部300の回転中心から離間させられた半径方向位置に形成されると共に、基準位置から間隔があけられた特定の角度位置に突起を含む。ばねユニットは、第1固定部200に装着される。回転部300が回転させられず、また特定角度だけ回転させられる夫々の状態では、ばねユニットがばね力をカム310に作用させることにより、特定の保持力を生じさせる。回転部300が第1固定部に対して特定の角度だけ回転させられる状態では、保持ユニットは、回転部300がさらに回転するのを阻止するように構成される。
中心軸部210はその中心に、中心穴212を備えており、信号線は支持部110から、この中心穴212を通り表示器ユニット130へ向かう。回転部300にはガイドホール322が備えられており、中心軸部210はこのガイドホール322を通過する。
カム310には90度の角度間隔で突起312が備えられると共に、ばねユニットは90度の間隔で装着される。
ばねユニットは、スライダブロック410と、スライダブロック410にばね力を作用させるばね420とからなる。スライダブロック410は第1固定部200に移動可能に装着されると共に、回転部300の回転を制限するために、カム310と接触する。
ばねユニットは、スライダブロック410と、スライダブロック410にばね力を作用させるばね420とからなる。スライダブロック410は第1固定部200に移動可能に装着されると共に、回転部300の回転を制限するために、カム310と接触する。
第1固定部200には、スライダブロック410の移動を案内するガイド溝230が備えられる。
保持ユニットは、回転部300に形成される第1ストッパ段324と、第1ストッパ段324が特定の角度限界値を超えてさらに回転するのを阻止し、すなわち特定の角度範囲内で回転するように、第2固定部250に形成される第2ストッパ段254とからなる。
保持ユニットは、回転部300に形成される第1ストッパ段324と、第1ストッパ段324が特定の角度限界値を超えてさらに回転するのを阻止し、すなわち特定の角度範囲内で回転するように、第2固定部250に形成される第2ストッパ段254とからなる。
回転部300は両方向に回転し得ると共に、第2ストッパ段254は2カ所に形成される。
カバー430は、第1固定部200と回転部300との間に載置されて、スライダブロック410およびばね420の解放を阻止し、またスライダブロック410と回転部300との間の摩擦を低減させる。カバー430には、カム310が貫通できるように形成される第2貫通穴432が設けられる。
カバー430は、第1固定部200と回転部300との間に載置されて、スライダブロック410およびばね420の解放を阻止し、またスライダブロック410と回転部300との間の摩擦を低減させる。カバー430には、カム310が貫通できるように形成される第2貫通穴432が設けられる。
その一方で、本体100の制御ユニットは、表示器ユニット130が回転させられた時であっても、通常の状態で表示されるように、液晶表示画面132への画像信号出力を制御する機能を必要とする。
以下、第1実施形態の作用を説明する。
図7は、回転部が部分的に回転させられた時の表示器傾動装置を示す断面図である。図8から図10は、図1の通信端末の使用時を示す斜視図である。
図8に示すように、通常状態において、通信端末の表示器ユニット130は支持部110と結合されると共に、垂直方向、すなわち縦長形式で、本体100に閉じられている。
図7は、回転部が部分的に回転させられた時の表示器傾動装置を示す断面図である。図8から図10は、図1の通信端末の使用時を示す斜視図である。
図8に示すように、通常状態において、通信端末の表示器ユニット130は支持部110と結合されると共に、垂直方向、すなわち縦長形式で、本体100に閉じられている。
この状態において、スライダブロック410は、回転部300および表示器ユニット130が縦長形式を維持するように、ばね420の弾性によって、カム310の突起間に押圧される。
図9に示すように、使用者が表示器ユニット130を持上げると、支持部110は、表示器ユニット130を開くべく蝶番120の周りを回転する。
詳細には、表示器ユニット130がいずれかの方向に傾動させられると、回転部300は、図7に示すように、表示器ユニット130と共に、中心軸部210の周りを回転させられる。この作用過程の間に、スライダブロック410は、突起312によって、弾性ばね420に抗して押し戻され、その後に、突起312をばねによって逆方向に押し、その結果、回転部300および表示器ユニット130は、傾動位置に到達すると共に90度傾動した状態を保つ。
詳細には、表示器ユニット130がいずれかの方向に傾動させられると、回転部300は、図7に示すように、表示器ユニット130と共に、中心軸部210の周りを回転させられる。この作用過程の間に、スライダブロック410は、突起312によって、弾性ばね420に抗して押し戻され、その後に、突起312をばねによって逆方向に押し、その結果、回転部300および表示器ユニット130は、傾動位置に到達すると共に90度傾動した状態を保つ。
次に、回転部がいずれかの方向に90度だけ中心軸210の周りを回転すると、回転部300に形成される第1ストッパ段324および第2固定部250に形成される第2ストッパ段254は、回転部300のさらなる回転を阻止するために、互いに接触する。したがって、表示器ユニット130および回転部300は、両方向に90度以内だけ回転および傾動するように形成される。
表示器ユニット130が90度傾動すると、表示器ユニット130の液晶表示画面132は、横長形式に置かれ、すなわち液晶表示画面132の長手方向は、水平方向に整列させられる。この状態において、液晶表示画面132は、通常の配向および寸法において映画等を表示し得る。
表示器ユニット130を初期状態に戻す作用は、上記手順の逆順序で行われる。
以下、本発明の第2実施形態に係り、表示器傾動および摺動シャッタ機構について、添付の図面を参照して説明する。
図11および図12は、本発明の第2実施形態に係る表示器傾動および摺動シャッタ機構の分解組立図である。図13および図14は、図11および図12の表示器傾動装置の分解組立図である。
以下、本発明の第2実施形態に係り、表示器傾動および摺動シャッタ機構について、添付の図面を参照して説明する。
図11および図12は、本発明の第2実施形態に係る表示器傾動および摺動シャッタ機構の分解組立図である。図13および図14は、図11および図12の表示器傾動装置の分解組立図である。
図11から図14に例証するように、通信端末の表示器傾動および摺動シャッタ機構は、概ね、両方向傾動装置および摺動シャッタ装置からなる。
まず、両方向傾動機構について以下に説明する。
通信端末の両方向傾動機構は、中心軸1110を有する回転部材1100を含む。第1スライダ部材1200は中心軸110に回転可能に結合されると共に、中心軸1110の回転中心から外側の径方向位置に形成されるカム1210を含む。カム1210は、基準位置から離間した角度位置に形成される突起1212を有する。カバー1300は第1スライダ部材1200と結合されて、回転部材1100を被覆する。カバー1300は開口を有しており、回転部材1100の一部は、この開口を通り露出させられる。押出し部材1400は回転部材1100と第1スライダ部材1200との間に載置される。押出し部材1400は、第1スライダ部材1200が回転させられず、また特定の角度だけ回転させられる夫々の状態に第1スライダ部材1200を維持するために、カム1210を押す。保持部材は、スライダ部材1200を、回転部材1100に対して特定角度だけ回転させられた状態で所定位置に保持する。
まず、両方向傾動機構について以下に説明する。
通信端末の両方向傾動機構は、中心軸1110を有する回転部材1100を含む。第1スライダ部材1200は中心軸110に回転可能に結合されると共に、中心軸1110の回転中心から外側の径方向位置に形成されるカム1210を含む。カム1210は、基準位置から離間した角度位置に形成される突起1212を有する。カバー1300は第1スライダ部材1200と結合されて、回転部材1100を被覆する。カバー1300は開口を有しており、回転部材1100の一部は、この開口を通り露出させられる。押出し部材1400は回転部材1100と第1スライダ部材1200との間に載置される。押出し部材1400は、第1スライダ部材1200が回転させられず、また特定の角度だけ回転させられる夫々の状態に第1スライダ部材1200を維持するために、カム1210を押す。保持部材は、スライダ部材1200を、回転部材1100に対して特定角度だけ回転させられた状態で所定位置に保持する。
より詳細には、図13および図14を参照して、回転部材1100は、通信端末の表示器ユニット(図示せず)に固定される。中心軸は、回転部材1100の中心に形成される。中心軸には中心穴1112が形成されており、本体から表示器ユニットに至る信号線は、この中心穴1112を通過する。ガイドホール1120は、中心軸1110の径方向外方に形成されており、スライダブロックの真直移動を案内する。これについては、以下に説明する。
第1スライダ部材1200は、中心軸1110と回転可能に結合される。カム1210は第1スライダ部材1200の片側に形成される。カム1210は回転中心から径方向に形成され、かつ基準位置から離間した角度位置に形成される突起1212を備える。突起は90度の角度間隔で形成される。カム1210の中心に形成されるのは、中心軸挿入穴1214であり、中心軸1110はこの中心軸挿入穴1214を通り挿入される。
カバー1300は回転部材1100を包み込むように、スライダ部材1200と結合される。カバー1300の中心部分は、回転部材1100の一部が表示器ユニットと結合可能に開放される。
押出し部材1400は、回転部材1100が非回転状態を維持し、また特定の角度だけ回転させられるように、カム1210を押す。押出し部材1400は、スライダブロック1410、およびスライダブロック1410を押圧するばね1420を含む。スライダブロック1410は、線形真直移動を行うように、ガイドホール1120によって案内される。
スライダブロック1410は、スライダブロックガイドホール1120に挿入され、かつカム1210と接触するように装着される。スライダブロック1410には、カム1210との接点と反対の両側に形成される突起1410が設けられる。ばね1420は、突起1410に差し込まれる。ばね1420は、カム1210を所望の圧力で押すことができるように、スライダブロック1410を弾性的に支持する。
保持部材は、(表示器ユニットと結合された)回転部材1100が、特定の角度回転を超えてさらに回転しないように制限する。保持部材は、中心軸1110に形成されたストッパ突起1114と、カム1210の中心軸挿入穴1214に形成されたストッパ段とを含む。
ストッパ突起1114は、中心軸1110の長手方向に突出するように、中心軸1110の自由端に形成される。
ストッパ段1216は、中心軸挿入穴1214の2つの位置に形成されると共に、回転部材1100の両方向回転の間に、特定の角度を超えてさらに回転しないように、すなわち特定の角度範囲内で回転するように、ストッパ突起1114によって停止させられる。例えば、ストッパ突起1114は、中心軸1110の12時の方向に形成されると共に、ストッパ段は、中心軸挿入穴1214の3時および9時の夫々の方向に形成される。したがって、回転部材1100が左回りに回転した時には、12時のストッパ突起が3時のストッパ段1216と接触させられる。一方、回転部材1100が右回りに回転した時には、12時の方向のストッパ突起は9時の方向のストッパ段1216と接触させられる。
ストッパ段1216は、中心軸挿入穴1214の2つの位置に形成されると共に、回転部材1100の両方向回転の間に、特定の角度を超えてさらに回転しないように、すなわち特定の角度範囲内で回転するように、ストッパ突起1114によって停止させられる。例えば、ストッパ突起1114は、中心軸1110の12時の方向に形成されると共に、ストッパ段は、中心軸挿入穴1214の3時および9時の夫々の方向に形成される。したがって、回転部材1100が左回りに回転した時には、12時のストッパ突起が3時のストッパ段1216と接触させられる。一方、回転部材1100が右回りに回転した時には、12時の方向のストッパ突起は9時の方向のストッパ段1216と接触させられる。
上記構成の両方向傾斜機構の作用を詳細に説明する。
図15は、図11の通信端末の斜視図である。図16は、表示器ユニットが傾動させられている通信端末の斜視図である。図17は、表示器ユニットを傾動させる前の図11の傾動機構を示す断面図である。図18および図19は、表示器ユニットを傾動させた後の図11の傾動機構を示す断面図である。
図15は、図11の通信端末の斜視図である。図16は、表示器ユニットが傾動させられている通信端末の斜視図である。図17は、表示器ユニットを傾動させる前の図11の傾動機構を示す断面図である。図18および図19は、表示器ユニットを傾動させた後の図11の傾動機構を示す断面図である。
図15に示すように、通常の状態において、表示器ユニットDは縦長状態で、本体Bに閉じられる。
使用者が表示器ユニットDをいずれかの方向に傾動させると、表示器ユニットDに連結された回転部材1100は、中心軸1110の周りを回転して、表示器が図16に示すように傾動させられる。
使用者が表示器ユニットDをいずれかの方向に傾動させると、表示器ユニットDに連結された回転部材1100は、中心軸1110の周りを回転して、表示器が図16に示すように傾動させられる。
詳細に説明すると、図17に示すように、ばね1420によって弾性的に付勢させられたスライダブロック1410が、所望の弾性力で、カム1210の突起1212同士の間を押す結果、表示器ユニットDは縦方向かつ閉鎖状態を維持する。使用者が表示器ユニットDをいずれかの方向に回転させたときには、回転部材1100は、表示器ユニットDと共に、図18に示すように、中心軸1110の周りを回転する。この作用過程の間に、各スライダブロック1410は、ばね1420およびカム1210の突起1212によって、弾性的に押し戻される。その後に、図19に示すように、ばね1420は、表示器ユニットDが傾動開放状態を維持できるように、カム1210を押し戻す。
図17から図19に示すように、回転部材1100が中心軸1110の周りを、いずれかの方向に90度だけ回転すると、第1スライダ部材1200に形成されたストッパ段1216は、回転部材1100がさらに回転しないように、中心軸1110に形成されたストッパ突起1114と接触させられる。
それ故、表示器ユニットDおよび回転部材1100は、90度の角度範囲内で、いずれかの方向に回転させられ得る。
表示器ユニットDがいずれかの方向に90度回転した時には、表示器ユニットDの液晶表示画面は、横長形式をとらされる。この状態において、映画等が通常の配向および寸法で表示あるいは提示される。
表示器ユニットDがいずれかの方向に90度回転した時には、表示器ユニットDの液晶表示画面は、横長形式をとらされる。この状態において、映画等が通常の配向および寸法で表示あるいは提示される。
表示器ユニットDは、上記作用と逆順序で初期配向に戻され得る。
以下に、摺動開放および閉鎖機構、換言すれば、摺動シャッタ機構の構成を説明する。
摺動シャッタ機構は、表示器ユニットを本体に対して摺動開放および閉鎖させるように構成される。シャッタ機構は、本体に固定されると共に、第1スライダ部材1200に摺動可能に結合される第2スライダ部材1500を含む。第2スライダ部材1500は、少なくとも1個の傾斜面を伴い形成されており、その中心部分には、移行点1520aが形成される。傾斜面1520の傾斜方向は、移行点1520aで逆転させられる。弾性部材は、第1スライダ部材1200の移動に対して直交する方向に弾性力を生じさせるために設けられる。弾性部材は、コネクタ部材によって、第1スライダ部材1200に固定される。シャッタ機構は、第1スライダ部材1200が第2スライダ部材1500と接しつつ摺動し得るように、弾性部材からの弾性力を受け取ると共に、その弾性力を傾斜面1520に伝達するスリップ部材を含む。
以下に、摺動開放および閉鎖機構、換言すれば、摺動シャッタ機構の構成を説明する。
摺動シャッタ機構は、表示器ユニットを本体に対して摺動開放および閉鎖させるように構成される。シャッタ機構は、本体に固定されると共に、第1スライダ部材1200に摺動可能に結合される第2スライダ部材1500を含む。第2スライダ部材1500は、少なくとも1個の傾斜面を伴い形成されており、その中心部分には、移行点1520aが形成される。傾斜面1520の傾斜方向は、移行点1520aで逆転させられる。弾性部材は、第1スライダ部材1200の移動に対して直交する方向に弾性力を生じさせるために設けられる。弾性部材は、コネクタ部材によって、第1スライダ部材1200に固定される。シャッタ機構は、第1スライダ部材1200が第2スライダ部材1500と接しつつ摺動し得るように、弾性部材からの弾性力を受け取ると共に、その弾性力を傾斜面1520に伝達するスリップ部材を含む。
図11、図12および図20を参照して、さらに詳細を説明する。
第2スライダ部材1500は通信端末(図示せず)の本体に固定されると共に、第1スライダ部材1200と接して線形摺動可能である。1個または複数のガイドロッド1510が第2スライダ部材1500に固定されており、さらにガイドホール1220が第1スライダ部材1200に形成される。ガイドロッドおよびガイドホールは、互いに摺動可能に結合されており、その結果、第1および第2スライダ部材1200,1500は、互いに摺動可能に結合される。挿入穴1512は、第2スライダ部材1500の上側および下側端部の両側に形成され、ガイドロッド1510の両端は、この挿入穴1512に挿入されて互いに結合される。
第2スライダ部材1500は通信端末(図示せず)の本体に固定されると共に、第1スライダ部材1200と接して線形摺動可能である。1個または複数のガイドロッド1510が第2スライダ部材1500に固定されており、さらにガイドホール1220が第1スライダ部材1200に形成される。ガイドロッドおよびガイドホールは、互いに摺動可能に結合されており、その結果、第1および第2スライダ部材1200,1500は、互いに摺動可能に結合される。挿入穴1512は、第2スライダ部材1500の上側および下側端部の両側に形成され、ガイドロッド1510の両端は、この挿入穴1512に挿入されて互いに結合される。
傾斜面1520は、第2スライダ部材1500に、対をなすように対称に形成される。2個の傾斜面の間の距離は、移行点1520aで最小化される。加えて、コネクタ部材およびスリップ部材は、対をなして対称位置に夫々に設けられる。
コネクタ部材は1個以上の鎖環1700から作られており、その一端は第1スライダ部材1200に軸支持されると共に、その他端は弾性部材の端部に軸支持されており、そのため、第1スライダ部材1200に支持される。各鎖環1700は、第1中心軸1710によって、第1スライダ部材1200に回転可能に装着される。第1中心軸1710は、鎖環1700の回転中心である。
捩りばね1600を装着するために、捩りばね1600の端部は、フック1610を形成するように曲げられる。各鎖環1700は突起1720を伴い形成されており、フック1610はその突起1720に結合される。各突起1720は、捩りばね1600の各端部が鎖環1700に軸回転可能に結合されるように、夫々のフック1610と結合される。
スリップ部材はローラ1800から形成されており、第2スライダ部材1500の傾斜面上で回転できるように軸支持されている。ローラ1800は、第2中心軸1730の周りで回転可能であるように、鎖環1700に装着される。ローラ1800は、摩擦力を最小化するために、傾斜面1520上で回転する。
ローラ1800が傾斜面1520上において、移行点1520aから閉鎖方向へ向けて載置される時には、ローラ1800は第2スライダ部材1500を、閉鎖位置へ向けて付勢させる。ローラ1800が傾斜面上において、移行点1520aから開放方向へ向けて載置される時には、第2スライダ部材1500は開放位置へ向けて強制的に動かされる。
第1保持溝1522および第2保持溝1524は、第2スライダ部材1500が開放位置および閉鎖位置夫々に載置された時に、保持力を生じさせるために、傾斜面1520の両端に形成される。
上記通信端末は、表示器ユニットDが開放させられた時に、液晶表示画面が作動させられ、また表示器ユニットDが閉鎖させられた時に、液晶表示画面が停止させられるように、本体Bの主基板での機能を確立する。
以下、上記構成の摺動シャッタ機構の作用について説明する。
図20は、図11に示す摺動シャッタ装置の分解組立斜視図である。図21は、図20の摺動シャッタ装置の閉鎖状態を示す平面図である。図22は、開放位置へ移動させられた図20の摺動シャッタ装置を示す平面図である。図23は、図20の摺動シャッタ装置の開放状態を示す。図24は、図20の摺動シャッタ装置の開放状態を示す斜視図である。
図20は、図11に示す摺動シャッタ装置の分解組立斜視図である。図21は、図20の摺動シャッタ装置の閉鎖状態を示す平面図である。図22は、開放位置へ移動させられた図20の摺動シャッタ装置を示す平面図である。図23は、図20の摺動シャッタ装置の開放状態を示す。図24は、図20の摺動シャッタ装置の開放状態を示す斜視図である。
最初に、図21に示すように、閉鎖状態において、表示器ユニットDに結合された第1スライダ部材1200は、第2スライダ部材1500の一端に押された状態に維持される。
この時、第1スライダ部材1200に支持された捩りばね1600の弾性力は、鎖環1700を介して、ローラ1800に伝達される。ローラ1800は、第1スライダ部材1200の自由移動を阻止するために、第1保持溝1522に保持されている。
この時、第1スライダ部材1200に支持された捩りばね1600の弾性力は、鎖環1700を介して、ローラ1800に伝達される。ローラ1800は、第1スライダ部材1200の自由移動を阻止するために、第1保持溝1522に保持されている。
この状態において、使用者が表示器ユニットDを押し上げると、表示器ユニットDおよび第1スライダ部材1200は、図21において、上方へ摺動する。ここで、第1および第2スライダ部材1200,1500は、ガイドロッド1510を介して互いに結合されるため、第1スライダ部材1200は、円滑な直線運動を行う。
第1スライダ部材1200が開放し始めると、2個のローラ1800が第1保持溝1522から解放されると共に、両方の傾斜面1520上を回転する。初めに、傾斜面間の距離がより狭くなるため、ローラ1800は鎖環1700および捩りばね1600を加圧する。この作用過程の間に、所定の抵抗力が生じ、そのため使用者は、ローラ1800が移行点1520aに到達するまで、表示器ユニットDを押し上げかつ上方へ移動させなければならない。
図22に示すように、ローラ1800が移行点1520aを通過すると、傾斜面1520間の距離はより広くなる。そのため、捩りばね1600は拡張する。この作用過程の間に、捩りばねの拡張力は、ローラ1800を介して、第1スライダ部材1200の開放力として作用する。したがって、移行点1520aの後に、第1スライダ部材1200は表示器ユニットDをさらに押し上げる必要がなく、開放位置まで自動的に上に動く。
表示器ユニットDおよび第1スライダ部材1200が完全に開放させられた時に、図23に示すように、ローラ1800は、スライダ部材の自由移動を阻止するために、所望の保持力を生じさせるように、第2保持溝1524に再度係合させられる。
したがって、第1スライダ部材1200は開放状態を維持する。
図24に示すように、表示器ユニットDが開放されると、本体Bのキーパッドが開放されると共に、予め確立された機能に従って、液晶表示画面が作動させられる。したがって、使用者は端末固有の機能を使用することができる。
図24に示すように、表示器ユニットDが開放されると、本体Bのキーパッドが開放されると共に、予め確立された機能に従って、液晶表示画面が作動させられる。したがって、使用者は端末固有の機能を使用することができる。
他方では、端末を開放状態から閉じるためには、使用者は表示器ユニットDを、開放時と反対方向に押し下げる。閉鎖作用は、開放作用と逆順序で実行される。
上述したように、通信端末は本発明に従い、いずれの方向にも傾動させられ得ると同時に、摺動開放および閉鎖させられ得る。
上述したように、通信端末は本発明に従い、いずれの方向にも傾動させられ得ると同時に、摺動開放および閉鎖させられ得る。
図25は、本発明の第3実施形態に係る、通信端末の両方向傾動および摺動シャッタ装置の斜視図である。
図25に示すように、第3実施形態の装置は、その保持部材を除き、第2実施形態と同様の構成を有する。本実施形態において、保持部材は、回転部材1100に据え付けられる一対のガイドリベット1910を含む。湾曲貫通開口1920は、ガイドリベット1910が通過するように、第1スライダ部材1200に形成される。真直ガイド溝1930は、ガイドリベット1910の自由端が真直ガイド溝に位置すると共に、ガイドリベット1910の真直移動を案内するように、第2スライダ部材1500に形成される。湾曲ガイド溝1940は、真直ガイド溝1930に連結される。湾曲ガイド溝は、ガイドリベット1910の両方向傾動運動を案内および制限する。
図25に示すように、第3実施形態の装置は、その保持部材を除き、第2実施形態と同様の構成を有する。本実施形態において、保持部材は、回転部材1100に据え付けられる一対のガイドリベット1910を含む。湾曲貫通開口1920は、ガイドリベット1910が通過するように、第1スライダ部材1200に形成される。真直ガイド溝1930は、ガイドリベット1910の自由端が真直ガイド溝に位置すると共に、ガイドリベット1910の真直移動を案内するように、第2スライダ部材1500に形成される。湾曲ガイド溝1940は、真直ガイド溝1930に連結される。湾曲ガイド溝は、ガイドリベット1910の両方向傾動運動を案内および制限する。
以下、本発明の第3実施形態をより詳細に説明する。
ガイドリベット1910は、所望の距離だけ互いに離間した状態で、一対設けられると共に、所望の高さだけ突出するように、回転部材110に固定される。
第1スライダ部材1200に形成される湾曲貫通開口1920は、回転部材1100がいずれかの方向に傾動した時に、ガイドリベット1910が遮られないように、円形形状を有する。
ガイドリベット1910は、所望の距離だけ互いに離間した状態で、一対設けられると共に、所望の高さだけ突出するように、回転部材110に固定される。
第1スライダ部材1200に形成される湾曲貫通開口1920は、回転部材1100がいずれかの方向に傾動した時に、ガイドリベット1910が遮られないように、円形形状を有する。
真直ガイド溝1930は、所望の深さを有するように、第2スライダ部材1500に一対形成される。ガイドリベット1910の自由端は、湾曲貫通開口1920を通過して、真直ガイド溝1930に位置する。
湾曲ガイド溝1940は、回転部材1100の回転を、所定の角度範囲内に制限するように、第2スライダ部材1500に形成される。湾曲ガイド溝1940は、湾曲貫通開口1920と同じ形態を有すると共に、真直ガイド溝1930と連結される。
本発明の上記第3実施形態の作用を、以下に説明する。
図26は、図25の通信端末が、摺動的に開放された時を概略的に示す。図27は、図25の通信端末が、摺動的に開放されると共に、いずれかの方向に傾動させられた時を概略的に示す。
図26は、図25の通信端末が、摺動的に開放された時を概略的に示す。図27は、図25の通信端末が、摺動的に開放されると共に、いずれかの方向に傾動させられた時を概略的に示す。
表示器ユニットの液晶表示画面で、映画等を通常の配向および寸法で観賞するために、使用者は表示器ユニットを上方へ摺動させると共に、いずれかの方向に傾動させる。
以下、本作用を詳細に説明する。
最初に、表示器ユニットDが摺動移動すると、表示器ユニットDに固定された回転部材1100、および回転部材1100に固定されたガイドリベット1910は、表示器ユニットDと共に移動する。この時、ガイドリベット1910の自由端は、第2スライダ部材1500の真直ガイド溝1930に沿って移動すると共に、図26に示すように位置決めされる。次に、表示器ユニットDが左回りに90度傾動させられると、表示器ユニットDに固定された回転部材1100、および回転部材1100に固定されたガイドリベット対1910は、第2スライダ部材1500の湾曲ガイド溝1940に沿って回転させられると共に、図27に示すように、湾曲ガイド溝1940の端部と接触する。ここで、第2スライダ部材1500の湾曲ガイド溝1940は、湾曲貫通開口1920と整列させられるため、ガイドリベット1910は抵抗なく自由に回転し得る。加えて、使用者が90度を越えて回転させようとしても、ガイドリベット1910は、表示器ユニットDのさらなる回転を阻止するために、湾曲ガイド溝1940の端部と接触する。
以下、本作用を詳細に説明する。
最初に、表示器ユニットDが摺動移動すると、表示器ユニットDに固定された回転部材1100、および回転部材1100に固定されたガイドリベット1910は、表示器ユニットDと共に移動する。この時、ガイドリベット1910の自由端は、第2スライダ部材1500の真直ガイド溝1930に沿って移動すると共に、図26に示すように位置決めされる。次に、表示器ユニットDが左回りに90度傾動させられると、表示器ユニットDに固定された回転部材1100、および回転部材1100に固定されたガイドリベット対1910は、第2スライダ部材1500の湾曲ガイド溝1940に沿って回転させられると共に、図27に示すように、湾曲ガイド溝1940の端部と接触する。ここで、第2スライダ部材1500の湾曲ガイド溝1940は、湾曲貫通開口1920と整列させられるため、ガイドリベット1910は抵抗なく自由に回転し得る。加えて、使用者が90度を越えて回転させようとしても、ガイドリベット1910は、表示器ユニットDのさらなる回転を阻止するために、湾曲ガイド溝1940の端部と接触する。
図28は、本発明の第4実施形態に係る、通信端末用両方向傾動摺動シャッタ装置の分解組立斜視図である。
図28に示すように、第4実施形態の装置は、その保持部材を除き、第2実施形態と同様の構成を有する。本実施形態において、保持部材は第2スライダ部材1500に固定されるシーソガイド11010と、上下動を行うことができるように、シーソガイドと結合されるシーソ11020とを含む。シーソリベット11022は、シーソの一方側に突出すると共に、片側に傾けられたプレッシャプレート11024が、シーソの他方側に形成される。押出しプレート11040は、シーソ11020が上下動を行うように、プレッシャプレート11024を押すために、第2スライダ部材1200に形成される。シーソリベット貫通穴11050は、第2スライダ部材1500に形成され、シーソリベット11022は、シーソ11020の上下動時に、シーソリベット貫通穴11050を通過して突出する。シーソばね11030がシーソガイド11010とシーソ11020との間に設けられるため、シーソ11020を弾性的に支持する。半円形保持溝11060は、表示器ユニットDの片側の面に形成される。
図28に示すように、第4実施形態の装置は、その保持部材を除き、第2実施形態と同様の構成を有する。本実施形態において、保持部材は第2スライダ部材1500に固定されるシーソガイド11010と、上下動を行うことができるように、シーソガイドと結合されるシーソ11020とを含む。シーソリベット11022は、シーソの一方側に突出すると共に、片側に傾けられたプレッシャプレート11024が、シーソの他方側に形成される。押出しプレート11040は、シーソ11020が上下動を行うように、プレッシャプレート11024を押すために、第2スライダ部材1200に形成される。シーソリベット貫通穴11050は、第2スライダ部材1500に形成され、シーソリベット11022は、シーソ11020の上下動時に、シーソリベット貫通穴11050を通過して突出する。シーソばね11030がシーソガイド11010とシーソ11020との間に設けられるため、シーソ11020を弾性的に支持する。半円形保持溝11060は、表示器ユニットDの片側の面に形成される。
詳細に説明すれば、シーソガイド11010は、シーソ11020を第2スライダ部材1500に装着するためのものであり、またシーソガイド11010の両側は、第2スライダ部材1500の上側に固定される。
シーソ11020はシーソガイド11010によって、上下動を行う。シーソガイド11010およびシーソ11020は、互いに蝶番で留められる。シーソリベット11022は、シーソ11020の片側に形成されると共に、プレッシャプレート11024は、一方に傾けられるように、シーソ11020の反対側に形成される。
シーソばね11030はシーソ11020を弾性的に支持すると共に、シーソガイド11010とシーソ11020との間に装着される。
押出しプレート11040は、突出するように、第1スライダ部材1200の一方の上側に形成される。突出した押出しプレート11040は、第1スライダ部材1200が摺動した時に、シーソが上下動を行うように、シーソ11020のプレッシャプレート11024を押す。
押出しプレート11040は、突出するように、第1スライダ部材1200の一方の上側に形成される。突出した押出しプレート11040は、第1スライダ部材1200が摺動した時に、シーソが上下動を行うように、シーソ11020のプレッシャプレート11024を押す。
シーソリベット貫通穴11050は、シーソ11020の片側に形成されたシーソリベット11022が貫通穴11050を通過すると共に、シーソ11020が上下動を行う時に突出するように、第2スライダ部材1500に形成される。
保持溝11060は、半円形状で、表示器ユニットDの一方側に形成されており、その結果、表示器ユニットDを特定の角度範囲内に制限するために、突出したシーソリベット11022と接触する。
第4実施形態の作用は、以下のとおりである。
図29は、図28の通信端末が摺動的に開放された時を概略的に示す。図30は、図28の通信端末が、摺動的に開放されると共に、いずれかの方向に傾動させられた時を概略的に示す。
図29は、図28の通信端末が摺動的に開放された時を概略的に示す。図30は、図28の通信端末が、摺動的に開放されると共に、いずれかの方向に傾動させられた時を概略的に示す。
表示器ユニットの液晶表示画面で、映画等を通常の配向および寸法で観賞するために、使用者は表示器ユニットを上方に摺動させ、次にいずれかの方向に傾動させる。
以下、本作用を詳細に説明する。
最初に、図29に示すように、表示器ユニットDが摺動した時に、第1スライダ部材1200の上部の片側に突出させられた押出しプレート11040は、シーソ11020のプレッシャプレート11024と接触し、次に押すように摺動する。押出しプレート11040がシーソ11020のプレッシャプレート11024を押すと、互いに蝶番で留められたシーソおよびシーソガイドは、シーソ11020のプレッシャプレート11024と反対側に載置されたシーソリベット11022が回転するように、蝶番上で上下動を行う。この時、シーソ11020とシーソガイド11010との間に装着されたシーソばね11030は圧縮される。次に、シーソリベット11022が回転すると共に、第2スライダ部材1500のシーソリベット貫通穴11050を通り突出する。その後、図30に示すように、使用者が表示器ユニットDを左回りに90度回転させると、表示器ユニットDの一方の面に形成された保持溝11060および半円形溝11060の一端は、第2スライダ部材1500のシーソリベット貫通穴11050を通り突出したシーソリベット11022と接触する。使用者が表示器ユニットDを90度を越えてさらに回転させようとしても、シーソリベット11022は、表示器ユニットDがさらに回転できないように、保持溝11060の端部と接触する。
以下、本作用を詳細に説明する。
最初に、図29に示すように、表示器ユニットDが摺動した時に、第1スライダ部材1200の上部の片側に突出させられた押出しプレート11040は、シーソ11020のプレッシャプレート11024と接触し、次に押すように摺動する。押出しプレート11040がシーソ11020のプレッシャプレート11024を押すと、互いに蝶番で留められたシーソおよびシーソガイドは、シーソ11020のプレッシャプレート11024と反対側に載置されたシーソリベット11022が回転するように、蝶番上で上下動を行う。この時、シーソ11020とシーソガイド11010との間に装着されたシーソばね11030は圧縮される。次に、シーソリベット11022が回転すると共に、第2スライダ部材1500のシーソリベット貫通穴11050を通り突出する。その後、図30に示すように、使用者が表示器ユニットDを左回りに90度回転させると、表示器ユニットDの一方の面に形成された保持溝11060および半円形溝11060の一端は、第2スライダ部材1500のシーソリベット貫通穴11050を通り突出したシーソリベット11022と接触する。使用者が表示器ユニットDを90度を越えてさらに回転させようとしても、シーソリベット11022は、表示器ユニットDがさらに回転できないように、保持溝11060の端部と接触する。
加えて、表示器ユニットDがいずれかの方向に90度回転させられた状態で、使用者が表示器ユニットDを強制的に摺動させようとするならば、突出したシーソリベット11022は保持溝11060の側壁と接触し、そのため、摺動運動は許容されない。
したがって、表示器ユニットDを閉じるためには、使用者は表示器ユニットDを本体と整列するように、逆方向に回転させ、次に表示器ユニットDを押し下げる。すると、第1スライダ部材1200の押出しプレート11040は、プレッシャプレート11024から解放される。シーソ11020とシーソガイド11010との間で圧縮されたばねの回復力により、シーソ11020は、シーソリベット11022がシーソリベット貫通穴1050から外へ引っ張られるように、蝶番の周りを回転する。次に、表示器ユニットDは滑らかに摺動させられる。
以下、本発明の第5実施形態を、添付の図面を参照して、詳細に説明する。
図31は、本発明の第5実施形態に係る表示器傾動装置の斜視図である。図32は、図31の装置の分解組立斜視図であり、また図33は、図31の表示器傾動機構の作用を説明する。
図31は、本発明の第5実施形態に係る表示器傾動装置の斜視図である。図32は、図31の装置の分解組立斜視図であり、また図33は、図31の表示器傾動機構の作用を説明する。
本実施形態において、通信端末の本体は支持部に蝶番で留められており、これに表示器ユニットは傾動可能に結合される。図31から図33に示すように、本実施形態に係る表示器傾動機構は、第1固定ユニット2100と、回転ユニット2200と、第2固定ユニット2300と、カム2220と、ばねユニット2400とからなる。
第1固定ユニット2100は支持部に固定されると共に、図32に示すように、その中心部が突出した中心中空軸2110を備える。
回転ユニット2200は表示器ユニットと結合されると共に、その中心部分に回転穴2210を備えており、中心軸2110は回転穴2210に回転可能に挿入される。
回転ユニット2200は表示器ユニットと結合されると共に、その中心部分に回転穴2210を備えており、中心軸2110は回転穴2210に回転可能に挿入される。
第2固定ユニット2300は、ボルト等を使用して、第1固定ユニット2100に結合され、回転ユニット2200をその間に有する。第2固定ユニット2300は第1貫通穴2310を備え、回転ユニット2200はこの第1貫通穴2310を通り、表示器ユニットと結合される。
したがって、回転ユニット2200は、第1貫通穴2310を介して、表示器ユニットと結合される。
ここで、当然のことながら、第1貫通穴2310の直径は、回転ユニットの滑らかな回転をもたらすように、回転ユニット2200の直径よりも大きい。
ここで、当然のことながら、第1貫通穴2310の直径は、回転ユニットの滑らかな回転をもたらすように、回転ユニット2200の直径よりも大きい。
カム2220は、回転ユニットと平行にその周縁に沿って突出するように、回転ユニット2200と一体形成される。
すなわち、カム2220は、図31に示すように、回転ユニット2200が第2固定ユニット2300の第1貫通穴2310から抜け出ないように、回転ユニット2200の端縁から平行に突出する。
すなわち、カム2220は、図31に示すように、回転ユニット2200が第2固定ユニット2300の第1貫通穴2310から抜け出ないように、回転ユニット2200の端縁から平行に突出する。
図32および図33に示すように、カム2220には、90度の間隔で形成される凹状静止溝2230が設けられる。
静止溝2230は異なる角度間隔で形成されてもよい。
この時、好適には、カム2220の外周に沿った仮想円は、回転ユニット2200と同心である。
静止溝2230は異なる角度間隔で形成されてもよい。
この時、好適には、カム2220の外周に沿った仮想円は、回転ユニット2200と同心である。
第1ストッパ段2225はカム2220から突出し、また第1ストッパ段2225の回転を制限する第2ストッパ段2320は、図32に示すように、第2固定ユニット2300の第1貫通穴2310の両側に形成される。
ばねユニット2400は、カムの回転を制限すべく、弾性力を作用させるように、第1および第2固定ユニット2100,2300の間に装着される。ばねユニット2400は、摺動するように据え付けられるスライダ2420と、スライダ2420に弾性力を作用させるばね2430とからなる。
この時、スライダ2420はその前側に、静止溝2230上に位置させられる突起2425を備えており、またその後側には、ばね2430が両側に対をなして載置される。
上述したように、突起2425は静止溝2230と係合させられるため、カム2220は突起2425によって所定位置に保持され得、その結果、カム2220および回転ユニット2200は、自由に回転または揺れるのを阻止される。
上述したように、突起2425は静止溝2230と係合させられるため、カム2220は突起2425によって所定位置に保持され得、その結果、カム2220および回転ユニット2200は、自由に回転または揺れるのを阻止される。
ばねユニット2400は、好適には第1固定ユニットの単一位置に据え付けられることにより、表示器傾動機構の全体寸法を最小化する。
以下、上記第5実施形態の作用を、詳細に説明する。
図33aから図33cは、−90度、0度、および+90度夫々に傾動させられた回転ユニット2200を示す。
以下、上記第5実施形態の作用を、詳細に説明する。
図33aから図33cは、−90度、0度、および+90度夫々に傾動させられた回転ユニット2200を示す。
最初に、表示器ユニットが図33bの状態から傾動させられると、回転ユニット2200は回転し、そのため、回転ユニット2200と一体形成されたカム2220は回転する。
カム2220の回転により、静止溝2230上に位置させられたスライダ2420の突起2425は後方に押されつつ、ばね2430を圧縮させる。表示器ユニットが+90度または−90度傾動させられた時に、スライダ2420は、ばね2430の弾性力によって前方に移動して、突起2425を前と異なる静止溝2230と再度係合させる。
この時、突起2425は静止溝2230に位置するため、回転ユニット220は自由に回転または揺れることなく、所定位置に保持され得る。
加えて、回転ユニット2220が図33aに示すように−90度回転させられ、あるいは図33cに示すように+90度回転させられた時には、第1ストッパ段2225は、回転ユニット2200のさらなる回転を阻止するために、第2ストッパ段2320に留められる。
加えて、回転ユニット2220が図33aに示すように−90度回転させられ、あるいは図33cに示すように+90度回転させられた時には、第1ストッパ段2225は、回転ユニット2200のさらなる回転を阻止するために、第2ストッパ段2320に留められる。
したがって、使用者は、回転ユニット2200に固定された表示器ユニットを、横方向に、すなわち水平方向に傾動させるために、回転ユニット2200をいずれかの方向に90度回転させ得る。
以下、本発明の第6実施形態を、添付の図面を参照して説明する。
図34は、本発明の第6実施形態に係る表示器傾動装置の斜視図である。図35は、図34の表示器傾動装置の分解組立斜視図である。図36は、図34の表示器傾動装置の作用を示す。
図34は、本発明の第6実施形態に係る表示器傾動装置の斜視図である。図35は、図34の表示器傾動装置の分解組立斜視図である。図36は、図34の表示器傾動装置の作用を示す。
図34から図36を参照すると、第6実施形態の表示器傾動装置は、表示器ユニットを支持部と回転可能または傾動可能に結合させるものであり、これは通信端末の本体に蝶番で留められる。本装置は、第1固定ユニット3100と、回転ユニット3200と、第2固定ユニット3300と、カム3220と、ばねユニット3400とを含む。
第1固定ユニット3100は支持部に固定されると共に、図35に示すように、その中心部分に中空中心軸3110を備える。
回転ユニット3200は表示器ユニットと結合されると共に、その中心部分に回転穴3210を備え、中心軸3110は図35に示すように、回転穴3210に回転可能に挿入される。
回転ユニット3200は表示器ユニットと結合されると共に、その中心部分に回転穴3210を備え、中心軸3110は図35に示すように、回転穴3210に回転可能に挿入される。
第2固定ユニット3300は、回転ユニット3200を間に有する状態で、ボルト等を使用して、第1固定ユニット3100と結合される。第2固定ユニット3300は第1貫通穴3310を備え、回転ユニット3200はこの第1貫通穴3310を通り、表示器ユニットと結合される。
したがって、回転ユニット3200は、第1貫通穴3310を介して、表示器ユニットと結合される。
ここで、当然のことながら、第1貫通穴3310の直径は、回転ユニットの滑らかな回転をもたらすために、回転ユニット3200の直径よりも大きい。
ここで、当然のことながら、第1貫通穴3310の直径は、回転ユニットの滑らかな回転をもたらすために、回転ユニット3200の直径よりも大きい。
カム3220は、回転ユニットと平行にその外周に沿って突出するように、回転ユニット3200と一体的に形成される。
すなわち、カム3220は、図34に示すように、回転ユニット3200が第2固定ユニット3300の第1貫通穴3310から抜け出ないように、回転ユニット3200の端縁から平行に延出する。
すなわち、カム3220は、図34に示すように、回転ユニット3200が第2固定ユニット3300の第1貫通穴3310から抜け出ないように、回転ユニット3200の端縁から平行に延出する。
図35、図36aおよび図36bに示すように、カム3220は回転ユニット3200の外周に沿って、90度の間隔で、すなわち異なる4方向に突出するように形成される。
カム3220は、必要なときには、異なる角度間隔で形成されてもよい。
カム3220は、その突出高さが、カム3220の中心部に向けて徐々に増加するように、回転ユニット3200の外周から突出する。
カム3220は、必要なときには、異なる角度間隔で形成されてもよい。
カム3220は、その突出高さが、カム3220の中心部に向けて徐々に増加するように、回転ユニット3200の外周から突出する。
すなわち、外周に沿って形成される円の半径は、回転ユニット3200の半径よりも小さくなる。
静止部3230はカム3220に凹状に形成されてもよいが、好適には、カム3220同士の間に間隙を与えることにより、カム3220間に自動的に形成される。
静止部3230はカム3220に凹状に形成されてもよいが、好適には、カム3220同士の間に間隙を与えることにより、カム3220間に自動的に形成される。
図35、図36aおよび図36bを参照すると、ばねユニット3400は、カム3220の回転を制限すべく、カム3220に弾性力を付与するように、第1および第2固定ユニット3100,3300の間に装着される。ばねユニット3400は、カム3220と接触する可動ローラ3410と、ローラ3410の後側と接触する可動スライダ3420と、スライダ3420に弾性力を作用させるばね3430を含む。
ローラ3410は、その両側に、ガイド突起3415を備える。第1および第2固定ユニット3100,3300は、長手状ガイド穴3120,3320夫々を備え、ガイド突起3415はローラ3410を案内移動させるために、この長手状ガイド穴3210,3320に挿入される。
この時、第2固定ユニット3300に形成される長手状ガイド穴3320は好適には、ローラ3410の容易な据え付けを可能にするために、第1貫通穴3310と連通するように連結される。
ばね3430は、スライダ3420の両側夫々に設けられる。スライダ3420の中心部、すなわちばね3430の間は、湾曲部3425を形成するように、後方に曲げられており、ローラ3410は湾曲部3425の上に位置かつ面接触する。
湾曲部3425を介して、スライダ3420およびローラ3410は面接触する。したがって、ばね3430の弾性力は、スライダ3420およびローラ3410に効果的に伝達され得、またローラ3410は支持され得ると共に、抜け出るのを阻止され得る。
以下、第6実施形態の作用について説明する。
図36aは、表示器傾動装置の傾動前を示しており、また図36bは、回転ユニットが回転させられている表示器傾動装置を示す。
図36aに示すように、回転ユニット3200が所定位置に保持される時には、ローラ3410は、ばね3430の弾性力およびスライダ3420によって、カム3220同士の間に形成される静止部3230に位置する。
図36aは、表示器傾動装置の傾動前を示しており、また図36bは、回転ユニットが回転させられている表示器傾動装置を示す。
図36aに示すように、回転ユニット3200が所定位置に保持される時には、ローラ3410は、ばね3430の弾性力およびスライダ3420によって、カム3220同士の間に形成される静止部3230に位置する。
この時、ローラ3410はスライダ3420の湾曲部に位置しかつ面接触するため、弾性力はローラ3410により効果的に作用させられ、次に静止部3230をより強く押圧する。回転ユニット3200は、任意に回転することなく、所定位置に保持され得る。
使用者が回転ユニット3200と結合された表示器ユニットを傾動させると、回転ユニット3200は、図36bに示すように回転する。この時、回転ユニット3200に形成されるカム3220が、回転ユニット3200の外面から突出させられるため、カム3220はローラ3410を押し戻す。
ここで、ローラ3410は、第1および第2固定ユニット3100,3300夫々に形成された長手状ガイド穴3120,3320に沿って移動する。ローラ3410は、スライダ3420の湾曲部3425と面接触するため、安定的に移動し得る一方で、スライダ3420の湾曲部3425によって支持される。
図36bに示すように、ローラ3410がカム3220の中心に到達し、さらに中心部を超えて移動した時に、ばねユニット3400の弾性に起因して、ローラが自発的にカム3220の外面に沿って下方へ摺動する。したがって、再度ローラ3410は、図36aに示すように、静止部3230上に位置するようになる。
図37は、本発明の第7実施形態に係る表示器傾動装置を示す分解組立斜視図である。図38は、図37の表示器傾動装置の作用を示す。
第7実施形態は、カム3270の構造を除き、第6実施形態と同様である。他の構成要素の細部については、ここでは繰り返さない。
第7実施形態は、カム3270の構造を除き、第6実施形態と同様である。他の構成要素の細部については、ここでは繰り返さない。
第6実施形態のように、カム3270は、回転部材3200外面から突出するように形成される。しかしながら、第6実施形態と異なり、回転ユニット3200の外面から突出したカムは、均一の高さを有すると共に、その両端部において傾斜させられる。
カム3270の傾斜部は、カムの両端の外方で、下方への傾斜を有するように形成される。
カム3270は、カムの間に静止部3280を形成するために、規則的な間隔で形成される。
カム3270は、カムの間に静止部3280を形成するために、規則的な間隔で形成される。
以下、第7実施形態の作用を説明する。
図38aは、表示器傾動装置の傾動前を示し、また図38bは、回転ユニットが回転させられた表示器傾動装置を示す。
図38aに示すように、回転ユニット3200が所定位置に保持された時には、ローラ3410は、ばね3430の弾性力およびスライダ3420によって、カム3270の間に形成された静止部3280に位置する。
図38aは、表示器傾動装置の傾動前を示し、また図38bは、回転ユニットが回転させられた表示器傾動装置を示す。
図38aに示すように、回転ユニット3200が所定位置に保持された時には、ローラ3410は、ばね3430の弾性力およびスライダ3420によって、カム3270の間に形成された静止部3280に位置する。
この時、ローラ3410はスライダ3420の湾曲部3425に静止かつ面接触するため、弾性力がより効果的にローラ3410に対して作用され、次に静止部3280をより強力に押す。回転ユニット3200は、任意に回転することなく、所定位置に保持され得る。
使用者が回転ユニット3200と結合された表示器ユニットを傾動させると、回転ユニット3200は、図38bに示すように回転する。この時、回転ユニット3200に形成されたカム3270は、回転ユニット3200の外面から突出するため、カム3270は、回転しているローラ3410を押し戻す。
ここで、ローラ3410は、第1および第2固定ユニット3100,3300夫々に形成された長手状ガイド穴3120,3320に沿って移動する。ローラ3410は、スライダ3420の湾曲部3425と面接触しているため、ローラ3420は安定的に移動し得る一方で、スライダ3420の湾曲部によって支持される。
第6実施形態と異なり、本実施形態では、突出したカム3270は均一の高さを有する。そのため、回転ユニット3200は、ローラがカムの端部に形成された傾斜部に到達するまで回転させられ、その結果、図38bの状態から、再度図38aの状態に移行する。
本発明の第6実施形態は、半自動表示器傾動機構に向けられており、また本発明の第7実施形態は、手動表示器傾動機構に向けられる。回転ユニット3200がカム3220またはカム3270を有するものと置き換えると、半自動機構は手動機構に改造され得、またその逆となる。
以下、本発明の第8実施形態を、添付の図面を参照して説明する。
図39は、本発明の第8実施形態に係る、通信端末用表示器傾動装置の斜視図である。図40は、図39の装置の分解組立斜視図である。図41は、図39に示す表示器傾動機構の正面図である。図42は、図39の表示器傾動装置の作用を示す。
図39は、本発明の第8実施形態に係る、通信端末用表示器傾動装置の斜視図である。図40は、図39の装置の分解組立斜視図である。図41は、図39に示す表示器傾動機構の正面図である。図42は、図39の表示器傾動装置の作用を示す。
第8実施形態の表示器傾動機構は、表示器ユニットを支持部に回転可能に結合させ、支持部は、通信端末の本体に蝶番で留められる。図39から図42に示すように、表示器傾動装置は、第1固定ユニット4100と、回転ユニット4200と、第2固定ユニット4300と、カム4220と、ばねユニットとを含む。
第1固定ユニット4100は支持ユニットに固定されると共に、その中心部分に、図40に示すように、突出した中空中心軸4110を備える。図40および図42に示すように、第1固定ユニット4100は、その中心部分に、板ばね4400を挿入するように突出させられたばね支持体4120を備える。板ばね4400について、以下にさらに説明する。
ここで、ばね支持体4120は外側支持体4130から離間させられており、外側支持体4130は、第1固定ユニット4100の外周に沿って突出する。板ばね4400は、ばね支持体4120と外側支持体4130との間に摺動可能に挿入される。
ばね支持体4120は、第2固定ユニット4300に形成されてもよい。
回転ユニットは、表示器ユニットと結合される。図40に示すように、回転ユニット4200はその中心部分に、回転穴4210を備えており、中心軸4110はこの回転穴4210に挿入されると共に、回転可能に結合される。
回転ユニットは、表示器ユニットと結合される。図40に示すように、回転ユニット4200はその中心部分に、回転穴4210を備えており、中心軸4110はこの回転穴4210に挿入されると共に、回転可能に結合される。
第2固定ユニット4300は、回転ユニット4200が間に載置された状態で、ボルト4500等によって、第1固定ユニットに固定される。第1貫通穴4310は、第2固定ユニット4300の中心部に形成され、回転ユニット4200はこの第1貫通穴4310を通り、表示器ユニットと結合される。
したがって、回転ユニット4200は、第1貫通穴4310を介して、表示器ユニットと結合される。
ここで、第1貫通穴4310の直径は、回転ユニット4200の滑らかな回転を可能にするために、回転ユニット4200の直径よりも大きい。
ここで、第1貫通穴4310の直径は、回転ユニット4200の滑らかな回転を可能にするために、回転ユニット4200の直径よりも大きい。
図40および図42に示すように、カム4220は、回転ユニット4200の外周に沿って突出するように、回転ユニットと一体的に形成される。
ここで、カム4220は、図30および図41に示すように、回転ユニット4200と平行に突出させられるため、カム4220は、回転ユニット4200が第1貫通穴4310を通り解放されるのを阻止するために、第2固定ユニット4300に留められる。
ここで、カム4220は、図30および図41に示すように、回転ユニット4200と平行に突出させられるため、カム4220は、回転ユニット4200が第1貫通穴4310を通り解放されるのを阻止するために、第2固定ユニット4300に留められる。
図40および図42を参照すると、カム4220には、90度の角度間隔で形成される凹状静止溝4230を備える。
静止溝4230は、異なる角度間隔で形成されてよい。
ここで、カム4220の外周によって形成される仮想円は、回転ユニット4200と同心をなす。
静止溝4230は、異なる角度間隔で形成されてよい。
ここで、カム4220の外周によって形成される仮想円は、回転ユニット4200と同心をなす。
第1ストッパ突起4225は、カム4220の上面に形成される。第2ストッパ段4320は、第1ストッパ突起4225の回転を制限するために、第1貫通穴4310の両内側に形成される。
図41に示すように、第2固定ユニット4300の第1貫通穴4310の部分は、他の残りの部分よりも大きい内径を有する。第2ストッパ段4320は、より大きな内径穴の両端によって形成される。
図40および図42を参照すると、ばねユニットは、カム4220と接触するように形成される曲げ部4410を有する板ばね4400を含む。
図42に示すように、板ばね4400の両端は、ばね支持体4120によって、第1固定ユニット4100の外側支持体4130およびばね支持体4120の間に摺動可能に挿入される。
図42に示すように、板ばね4400の両端は、ばね支持体4120によって、第1固定ユニット4100の外側支持体4130およびばね支持体4120の間に摺動可能に挿入される。
より詳細には、ばね支持体4120は、第1固定ユニット4100の角部夫々に形成されており、また4個の板ばね4400は、ばね支持体4120の間に挿入される。
上述したように、カム4220に弾性力を作用させる板ばね4400は、ばねユニットを単純化し、すなわち構成要素の数を減少させて、その結果、単純化構造およびコスト削減を可能にする。
上述したように、カム4220に弾性力を作用させる板ばね4400は、ばねユニットを単純化し、すなわち構成要素の数を減少させて、その結果、単純化構造およびコスト削減を可能にする。
加えて、ばね支持体4120は、板ばね4400の端部を揺らすことなく支持し、かつ板ばね4400を移動した時に案内する。
以下、上記第8実施形態の作用について説明する。
図42aを参照すると、板ばねの曲げ部4410は、回転ユニット4200が、板ばね4400の弾性により任意に回転しないように、カム4220の静止溝4230に位置する。
以下、上記第8実施形態の作用について説明する。
図42aを参照すると、板ばねの曲げ部4410は、回転ユニット4200が、板ばね4400の弾性により任意に回転しないように、カム4220の静止溝4230に位置する。
ここで、板ばね4400の両端は、ばね支持体4120によって挿入かつ支持される。
図42bに示すように、使用者が表示器ユニットを傾動させると共に、回転ユニット4200が回転させられた時には、カム4220が回転しつつ、静止溝4230に位置している、板ばねの曲げ部4410を後方に押す。
図42bに示すように、使用者が表示器ユニットを傾動させると共に、回転ユニット4200が回転させられた時には、カム4220が回転しつつ、静止溝4230に位置している、板ばねの曲げ部4410を後方に押す。
この時、板ばね4400は、カム4220によって後方へ曲げられる。板ばね4400の両端部は、ばね支持体4120に摺動挿入させられるため、板ばね4400は滑らかに曲げられ得つつ、その両端部は、ばね支持体4120と外側支持体4130との間を前後に摺動する。
このようにして、板ばね4400が後方に曲げられた時には、その両端は側方に移動し、そのため、ばねユニットは、前後に曲げるための最小空間を必要とする。したがって、表示器傾動機構の全体寸法は、最小化されると共に小型化され得る。
使用者が表示器ユニットを90度傾動させた時に、板ばねの曲げ部4410は、図42aに示すように、その弾性により再度静止溝4230に位置する。
さらに、回転ユニット4200が−90度または+90度回転させられると、第1ストッパ突起4225は、回転ユニットがさらに回転しないように、第2ストッパ段4320によって停止させられる。
さらに、回転ユニット4200が−90度または+90度回転させられると、第1ストッパ突起4225は、回転ユニットがさらに回転しないように、第2ストッパ段4320によって停止させられる。
したがって、使用者は、回転ユニット4200と結合された表示器ユニットが、横長形式に、すなわち水平な長手方向形式に配向されるように、いずれかの方向に90度回転させられ得、この水平な長手方向形式は、映画等を観賞するのに適している。
また、カム4220は回転ユニット4200と同心関係にあり、すなわち、静止溝4230間のカム4220部分は、回転ユニット4200から突出した均一の高さを有する。そのため、図42bに示すように、回転ユニット4200は回転するが、板ばね4400の弾性に拘わらず、使用者の回転力無しには回転し続けることができない。
したがって、回転ユニット4200、すなわち表示器ユニットは、静止溝4230に対応する角度位置の他にも、任意角度で傾動させられ得ると共に、任意角度位置で保持される。
以下、本発明の第9実施形態を、添付の図面を参照して説明する。
図43および図44は、本発明の第9実施形態に係る表示器傾動装置の分解組立斜視図である。図45は、図43の装置の主要部を示す斜視図である。図46は、図43の装置の組み付け状態を示す斜視図である。図47は、図46の装置の断面図である。
図43および図44は、本発明の第9実施形態に係る表示器傾動装置の分解組立斜視図である。図45は、図43の装置の主要部を示す斜視図である。図46は、図43の装置の組み付け状態を示す斜視図である。図47は、図46の装置の断面図である。
表示器傾動装置は、第1カム部材10と、第2カム部材30と、第1および第2カムが密着接触するのを可能にするばね手段と、第1および第2カム部材10,30を軸上に整列させる軸部材50とを含む。第1カム部材10は、第1波形面18および第2波形面26から形成される。第1波形面18は、その外周に沿って、所定の円形部分内に順に形成される第1谷部12と、第1隆起14と、第2谷部16とを含む。第2波形面26は、その回転中心周りで、第1波形面18と対称であると共に、第1波形面18と同心である一方、第1波形面18と異なる半径を有する。第2波形面26は、第1谷部12、第1隆起14、および第2谷部16夫々と対応するように、順に形成される第3谷部20、第2隆起22、および第4谷部24を含む。第2カム部材30は、第1波形面と接触する第1突起32、および第2波形面26と接触する第2突起34を含む。第2突起34は、その回転中心に沿って第1突起32と対称である。
第1カム部材10、第2カム部材30、ばね手段および軸部材50は、その中心部分に中空穴を備え、信号線はその中空穴を通過する。
第1カム部材10の外周面には、複数のガイド突起28が、回転軸方向に沿って形成される。ばね手段は、ハウジング60の内部に収容される。ハウジング60には、ガイド突起28と係合する内周面に形成されるガイド溝62が設けられる。
第1カム部材10の外周面には、複数のガイド突起28が、回転軸方向に沿って形成される。ばね手段は、ハウジング60の内部に収容される。ハウジング60には、ガイド突起28と係合する内周面に形成されるガイド溝62が設けられる。
第2カム部材30は第1ストッパ突起36を有する。ハウジング60は一対の第2ストッパ突起66,68を有しており、これら第2ストッパ突起66,68は、ハウジング60を所定位置に保持するために、ハウジング60の非回転状態および180度回転状態で第1ストッパ突起36を妨げる。
第2カム部材30には、通信端末の本体に連結される第1羽根38が形成される。ハウジング60には、通信端末の表示器ユニットに結合される第2羽根64が形成される。第2カム部材は表示器ユニットと結合されてもよく、またハウジングは本体に連結されてもよい。
ばね手段は2個の圧縮ばね40からなる。2個の圧縮ばね40は、小さいほうのばねが大きいほうのばねの内部に載置されるように、異なる直径を有する。
軸部材50はその一端にフランジ52を備え、このフランジ52はハウジング60の端部によって止められており、また軸部材50の他端は、圧縮ばね40、第1カム部材10および第2カム部材30を通過し、次に、第1および第2カム部材10,30が相対回転するように、ワッシャー54と連結される。携帯端末の本体から表示器ユニットに至る信号線は、外部に露出されず、かつ外部接触などから保護されるように、中空軸部材50の穴を通過する。
軸部材50はその一端にフランジ52を備え、このフランジ52はハウジング60の端部によって止められており、また軸部材50の他端は、圧縮ばね40、第1カム部材10および第2カム部材30を通過し、次に、第1および第2カム部材10,30が相対回転するように、ワッシャー54と連結される。携帯端末の本体から表示器ユニットに至る信号線は、外部に露出されず、かつ外部接触などから保護されるように、中空軸部材50の穴を通過する。
他方では、第1ストッパ突起36および第2ストッパ突起66,68の位置は、第1カム部材10の回転制限を0度から180度の間に設定するように、適切に調整され得る。第1波形面18および第2波形面26は、−3度から183度の間の位置に形成される。
このようにして、第1カム部材10の初期位置および180度回転位置において、3度の重なり部分が、以下の理由により設けられる。非回転状態および180度回転状態において、第1カム部材10の回転は、第1ストッパ突起36および第2ストッパ突起66,68によって拘束される。しかしながら、第1波形面18および第2波形面26は、第1および第2突起が3度程度さらに移動できるようにし、その結果、圧縮ばね40は第1カム部材10に弾性をもたらし、この第1カム部材10はそこで停止力を有し得る。
すなわち、第1谷部12および第3谷部20は、基準点から3度逆回転させられた位置に形成され、第1隆起14および第2隆起は、基準点から約30度回転させられた位置に形成され、また第2谷部16および第4谷部24は、基準点から約183度回転させられた位置に形成される。
したがって、第1カム部材10が、移行点を越えて30度回転させられると、第2カム部材30およびハウジング60は、180度まで自動的に回転させられる。
加えて、第9実施形態の装置は、第1および第2波形面18,26の形状により一方向に回転するように構成される。
加えて、第9実施形態の装置は、第1および第2波形面18,26の形状により一方向に回転するように構成される。
以下、上記傾動装置の作用を説明する。
図48は、図46に示す装置の部分分解組立斜視図である。図49は、表示器ユニットが移行点まで回転させられた図48の装置を示す。図50は、表示器ユニットがその回転を完了した図48の装置を示す。
図48は、図46に示す装置の部分分解組立斜視図である。図49は、表示器ユニットが移行点まで回転させられた図48の装置を示す。図50は、表示器ユニットがその回転を完了した図48の装置を示す。
図48に示すように、装置が閉じられた、すなわち表示器ユニットが傾動させられていない時に、第2カム部材30の第1羽根38がハウジング60の第2羽根64と平行を保つように、第2カム部材30の第1ストッパ突起36は、ハウジング60の第2ストッパ突起に留められる。
さらに、第1波形面18の第1谷部12が第1突起32と接触すると共に、第2波形面26の第3谷部20が第2突起34と接触を維持するように、圧縮ばね40は第1カム部材10を第2カム部材30へ向けて押す。この状態において、圧縮ばね40の弾性は、所望の保持力を生じさせる。そのため、携帯通信端末は、表示器ユニットが本体に閉じられ、また表示器ユニットが傾動させられていない状態を維持する。
この状態において、第2カム部材30が一方向に回転させられると、第2カム部材30の第1および第2突起30,32は、第1カム部材10の第1波形面18の第1谷部12および第2波形面の第3谷部20から解放されると共に、第1隆起14および第2隆起22夫々に向けて移動する。そのため、第1カム部材10は、圧縮ばね40を圧縮させるように押す。第2カム部材30が30度まで回転させられるまで、圧縮ばね40の弾性力は、第2カム部材30の回転に対する抵抗力として作用する。
次に、図49に示すように、第2カム部材30が30度回転した時に、第2カム部材30の第1および第2突起32,34は、第1カム部材の第1波形面18の第1隆起14および第2波形面の第2隆起22から解放されると共に、第2谷部16および第4谷部24へ向けて移動する。この時点から、圧縮ばね40の弾性力は、第1カム部材10を回転させるように作用する。したがって、第2カム部材30と連結された表示器ユニットは、180度開放位置まで自動的に回転するようになる。
図50に示すように、第2カム部材30および表示器ユニットが180度回転した時に、第2カム部材30の第1ストッパ突起36は、それ以上回転できないように、ハウジング60の第2ストッパ突起68によって停止させられる。加えて、第2カム部材30の第1羽根38は、ハウジング60の第2羽根64と平行のままである。
また、圧縮ばね40は、第1波形面18の第2谷部16が第1突起32と接触すると共に、第2波形面26の第4谷部24が第2突起34と接触するように、第1カム部材10を第2カム部材30へ向けて押す。この状態で、圧縮ばね40は、携帯端末の表示器ユニットが、本体に対して180度回転状態を保つように、所望の保持力を生じさせる。
他方では、第2カム部材30および表示器ユニットの閉鎖作用は、上記開放作用の逆順序で行われる。
以下、本発明の第10実施形態を、添付の図面を参照して説明する。
図51および図52は、本発明の第10実施形態に係る表示器傾動装置の分解組立斜視図である。図53は、図51の装置の組み付け状態を示す斜視図である。図54は、図51の装置の第1カム部材および第2カム部材を示す斜視図である。図55は、図51の装置のストッパの組み付け状態、ストッパおよびハウジングを示す斜視図である。図56は、図51の装置の作用を示す。
以下、本発明の第10実施形態を、添付の図面を参照して説明する。
図51および図52は、本発明の第10実施形態に係る表示器傾動装置の分解組立斜視図である。図53は、図51の装置の組み付け状態を示す斜視図である。図54は、図51の装置の第1カム部材および第2カム部材を示す斜視図である。図55は、図51の装置のストッパの組み付け状態、ストッパおよびハウジングを示す斜視図である。図56は、図51の装置の作用を示す。
図51から図56に示すように、第10実施形態に係る装置は、第1カム部材10と、第2カム部材30と、ばね手段と、軸部材50と、ハウジング60と、ストッパ70とを含む。
第1カム部材10は、第1波形面18および第2波形面26から形成される。第1波形面18は、その周囲に沿った所定円形部分内に順に形成される第1谷部12と、第1隆起14と、第2谷部16とを含む。第2波形面26は、その回転中心周りにおいて、第1波形面18と対称であると共に、第1波形面18と同心関係にある一方、第1波形面18と異なる半径を有する。第2波形面26は、第1谷部12、第1隆起14および第2谷部16夫々に対応するように、順に形成される第3谷部20と、第2隆起22と、第4谷部24とを含む。
第2カム部材30は、第1波形面と接触する第1突起32、および第2波形面26と接触する第2突起34を含む。第2突起34は、その回転中心周りにおいて第1突起32と対称である。
ばね手段は、第1および第2カム部材10,30を互いに密着させるものである。
軸部材50は、第1および第2カム部材10,30を一軸上に整列させるものである。
第1カム部材10、第2カム部材30、ばね手段および軸部材50は、中心部分に中空穴を備えており、信号線はこの中空穴を通過する。
軸部材50は、第1および第2カム部材10,30を一軸上に整列させるものである。
第1カム部材10、第2カム部材30、ばね手段および軸部材50は、中心部分に中空穴を備えており、信号線はこの中空穴を通過する。
ハウジング60は、中空円柱体から形成される。ばね手段および第1カム部材10は、ハウジング60の内部に据え付けられる。
第1カム部材10の外周には、複数のガイド突起28が、回転軸の方向に形成される。ハウジング60には、ガイド突起28と係合する内周面に形成されるガイド溝62が設けられる。
第1カム部材10の外周には、複数のガイド突起28が、回転軸の方向に形成される。ハウジング60には、ガイド突起28と係合する内周面に形成されるガイド溝62が設けられる。
ストッパ70は、中空円柱体から形成されると共に、第2カム部材30の第1および第2突起32,34の周りに据え付けられる。
ハウジング60には、外周面に180度の間隔で形成される第2ストッパ突起66および第3ストッパ突起68が設けられる。ストッパ70には、ハウジングの非回転状態で、第2ストッパ突起66と接触すると共に、ハウジング60の180度回転状態で、第3ストッパ突起68と接触するように形成される第1ストッパ突起75が設けられる。
ハウジング60には、外周面に180度の間隔で形成される第2ストッパ突起66および第3ストッパ突起68が設けられる。ストッパ70には、ハウジングの非回転状態で、第2ストッパ突起66と接触すると共に、ハウジング60の180度回転状態で、第3ストッパ突起68と接触するように形成される第1ストッパ突起75が設けられる。
第2および第3ストッパ突起66,68は、同一寸法を有する。
また、第2カム部材30は、その一方側に、移動溝39を備え、第1ストッパ突起75はこの移動溝39に沿って移動し得る。
移動溝39は、第2カム部材30の第1羽根38側に形成されるものであり、これについては、後述する。
また、第2カム部材30は、その一方側に、移動溝39を備え、第1ストッパ突起75はこの移動溝39に沿って移動し得る。
移動溝39は、第2カム部材30の第1羽根38側に形成されるものであり、これについては、後述する。
移動溝39は、第2ストッパ突起66または第3ストッパ突起68の回転長さと、第1ストッパ突起75の回転長さの2倍の長さとの和に対応する長さを有するように形成される。
第2カム部材30には、通信端末の本体に連結される第1羽根38が形成される。ハウジング60には、通信端末の(表示器ユニットを有する)カバーに結合される第2羽根64が形成される。
第2カム部材30は、表示器ユニットを有するカバーと結合されてもよく、またハウジング60は本体に連結されてもよい。
ばね手段は、2個の圧縮ばね40からなる。2個の圧縮ばね40は、小さいほうのばねが、大きいほうのばねの内部に載置されるように、異なる直径を有する。
ばね手段は、2個の圧縮ばね40からなる。2個の圧縮ばね40は、小さいほうのばねが、大きいほうのばねの内部に載置されるように、異なる直径を有する。
軸部材50は、その一端にフランジ52が備えられており、このフランジ52は、ハウジング60の端部によって止められ、軸部材50の他端は、第1および第2カム部材10,30が互いに相対回転するように、ハウジング60、圧縮ばね40、第1カム部材10および第2カム部材30を貫通した後に、ワッシャー54と連結される。
通信端末の本体からカバーに至る信号線は、外部に露出させられず、また外部接触等から保護されるように、中空軸部材50の穴を通過する。
その一方では、第1ストッパ突起36および第2ストッパ突起66,68の位置は、第1カム部材10の回転限界を0度から180度の間に設定するように、適切に調整され得る。第1波形面18および第2波形面26は、−3度から183度の間の位置に形成される。
その一方では、第1ストッパ突起36および第2ストッパ突起66,68の位置は、第1カム部材10の回転限界を0度から180度の間に設定するように、適切に調整され得る。第1波形面18および第2波形面26は、−3度から183度の間の位置に形成される。
このようにして、第1カム部材10の初期位置および180度回転位置において、3度の重なりが以下の理由により設けられる。非回転状態および180度回転状態では、第1カム部材10の回転は、第1ストッパ突起36ならびに第2および第3ストッパ突起66,68によって制限される。しかしながら、第1波形面18および第2波形面26は、第1および第2突起が、3度ほどさらに移動できるようにし、その結果、圧縮ばね40は、第1カム部材10に弾性力をもたらし、第1カム部材10はそこで停止力を有し得る。
すなわち、第1谷部12および第3谷部20は、基準点から3度逆回転させられた位置に形成され、第1隆起14および第2隆起22は、基準点から約30度回転させられた位置に形成され、また第2谷部16および第4谷部24は、基準点から約183度回転させられた位置に形成される。
そのため、第1カム部材10が移行点を越えて30度回転させられると、第2カム部材30およびハウジング60は、自動的に180度まで回転させられる。
また、本実施形態の装置は、第1および第2波形面18,26の形状により、一方向に回転するように形成される。
また、本実施形態の装置は、第1および第2波形面18,26の形状により、一方向に回転するように形成される。
以下、上記傾動装置の作用について説明する。
図56aに示すように、装置が閉鎖させられた、すなわち表示器ユニットが傾動されていない時には、ストッパ70の第1ストッパ突起75は、移動溝39の一端とハウジング60の第2ストッパ突起66との間に載置されるようになる。
図56aに示すように、装置が閉鎖させられた、すなわち表示器ユニットが傾動されていない時には、ストッパ70の第1ストッパ突起75は、移動溝39の一端とハウジング60の第2ストッパ突起66との間に載置されるようになる。
すなわち、ハウジング60の第2ストッパ突起66は、ストッパ70の第1ストッパ突起75を押し、そのため、第1ストッパ突起75は、移動溝39に沿って移動し、さらに移動溝39の一端と接触する。
この時、移動溝39は第2カム部材30の第1羽根38側に形成されると共に、移動溝39の長さは、第2ストッパ突起66の長さと、第1ストッパ突起75の長さの2倍の長さとの和に対応するため、ハウジング60の第2ストッパ突起66は、第2カム部材30の第1羽根38と平行に載置され、また結果的に、第2カム部材30の第1羽根38は、ハウジング60の第2羽根64と平行になる。
さらに、第1波形面18の第1谷部12が第1突起32と接触した状態を維持すると共に、第2波形面26の第3谷部20が第2突起34と接触した状態を維持するように、圧縮ばね40は第1カム部材10を第2カム部材30へ向けて押す。
この状態で、圧縮ばね40の弾性は、所望の保持力を生じさせる。そのため、携帯通信端末は、カバーが本体に閉じられ、また表示器ユニットが傾動されていない状態を保つ。
この状態において、第2カム部材30が一方向に回転させられると、第2カム部材30の第1および第2突起32,34は、第1カム部材10の第1波形面18の第1谷部12および第2波形面26の第3谷部20から解放させられると共に、第1隆起14および第2隆起22夫々に向けて移動する。
この状態において、第2カム部材30が一方向に回転させられると、第2カム部材30の第1および第2突起32,34は、第1カム部材10の第1波形面18の第1谷部12および第2波形面26の第3谷部20から解放させられると共に、第1隆起14および第2隆起22夫々に向けて移動する。
そのため、第1カム部材10は圧縮ばね40を押して圧縮させる。
第2カム部材30が30度まで回転させられるまで、圧縮ばね40の弾性力は、第2カム部材30の回転に対する抵抗力として作用する。
第2カム部材30が30度回転させられた時、第2カム部材30の第1および第2突起32,34は、第1カム部材の第1波形面18の第1隆起14および第2波形面の第2隆起22から解放され、かつ第2谷部16および第4谷部24へ向けて移動する。
第2カム部材30が30度まで回転させられるまで、圧縮ばね40の弾性力は、第2カム部材30の回転に対する抵抗力として作用する。
第2カム部材30が30度回転させられた時、第2カム部材30の第1および第2突起32,34は、第1カム部材の第1波形面18の第1隆起14および第2波形面の第2隆起22から解放され、かつ第2谷部16および第4谷部24へ向けて移動する。
ここから、圧縮ばね40の弾性力は、第1カム部材10を回転させるように作用する。
したがって、第2カム部材30およびそれに連結されたカバーは、180度開放位置まで自動的に回転するようになる。
したがって、第2カム部材30およびそれに連結されたカバーは、180度開放位置まで自動的に回転するようになる。
第2カム部材30およびカバーが、図56bの矢印方向に180度すると、ストッパ70は第2カム部材30と共に回転し、最終的に第1ストッパ突起75は、第3ストッパ突起68によって停止させられ、この第3ストッパ突起68は、ハウジング60の第2ストッパ突起66の180度反対側に載置される。
第2カム部材30はさらに回転し、かつ第3ストッパ突起68によって留められたストッパ70の第1ストッパ突起75は、移動溝39に沿って移動し、さらに移動溝39の他端と接触すると共にそこで停止させられる。
ここで、移動溝39は第2カム部材30の第1羽根38側に形成されると共に、移動溝39の長さは、第3ストッパ突起68の長さと、第1ストッパ突起75の長さの2倍の長さとの和に対応するため、ハウジング60の第3ストッパ突起68は、第2カム部材30の第1羽根38と平行に載置され、結果的に、第2カム部材30の第1羽根38は、ハウジング60の第2羽根64と平行になる。
上述したように、移動溝39の長さは、第2ストッパ突起66または第3ストッパ突起68の長さと、第1ストッパ突起75の長さの2倍の長さとの和に対応する。これは、以下の状況を防止するためである。第2カム部材30が回転する場合には、第1ストッパ突起75が固定されると、第2カム部材30は、第2および第3ストッパ突起66,68自体の長さに起因して、180度の回転を行わない。そのため、ハウジング60の第2羽根64は、第2カム部材30の第1羽根38と平行にならない。
また、圧縮ばね40は、第1波形面18の第2谷部16が第1突起32と接触すると共に、第2波形面26の第4谷部24が第2突起34と接触するように、第1カム部材10を第2カム部材30へ向けて押す。
この状態において、圧縮ばね40は、携帯端末のカバーが、本体に対して180度回転させられた状態を維持するように、所望の保持力を生じさせる。
その一方では、第2カム部材30およびカバーの閉鎖作用は、上記開放作用の逆順序で行われる。
その一方では、第2カム部材30およびカバーの閉鎖作用は、上記開放作用の逆順序で行われる。
上述したように、本発明は、表示器ユニットが、縦方向から横方向へ、または横方向から縦方向へ切り替えるために、両方向に傾動させられ得る通信端末用表示器傾動機構を提供する。
また、本発明は、通信端末の表示器ユニットを回転または傾動させると同時に、通信端末を摺動開放および閉鎖させる装置を提供する。
また、本発明は、通信端末の表示器ユニットを回転または傾動させると同時に、通信端末を摺動開放および閉鎖させる装置を提供する。
さらに、本発明は、改良型カム構造を有することにより、端末の薄型構造を可能にする通信端末の表示器傾動機構を提供する。
さらにまた、本発明は、構造安定性をもたらすために、保持手段が90度以外の角度で移行点を有するように、揺動かつ半自動状態で通信端末を開放および閉鎖する装置を提供する。
さらにまた、本発明は、構造安定性をもたらすために、保持手段が90度以外の角度で移行点を有するように、揺動かつ半自動状態で通信端末を開放および閉鎖する装置を提供する。
本発明は、幾つかの例証実施形態を参照して説明されてきたが、このような説明は本発明の例証であり、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。添付の請求の範囲によって定義されるような、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な変形および異形が、当該技術分野に属する者には示唆されるであろう。
本発明の一態様において、通信端末の表示器傾動装置が提供され、通信端末は、本体と、本体に蝶番で留められる支持部と、支持部と結合される表示器ユニットとを有する。本装置は、第1固定部と、回転部と、第2固定部と、カムと、ばねユニットと、保持ユニットとを含む。第1固定部は、支持部に取り付けられると共に中心軸部を有する。回転部は、表示器ユニットと結合されると共に、中心軸部と回転可能に結合される。第2固定部は、第1固定部と結合させられると同時に、回転部を被覆する。第2固定部は、回転部が表示器ユニットと結合されるように、回転部の一部を露出させるべく、第1貫通穴を有する。第1固定部および回転部の一方は、その回転中心から半径位置に形成されるカムを有する。カムは、基準位置から特定の角度位置に突起を有する。ばねユニットは、第1固定部または回転部の他方に装着される。ばねユニットは、回転部が回転させられていない状態、また特定角度だけ回転させられている状態の夫々で、カムにばね力を作用させることにより、カムに保持力を作用させる。保持ユニットは、回転部が第1固定部に対して特定の角度に回転させられる位置に回転部を保持する。
本発明のさらなる態様において、通信端末用表示器傾動機構が提供され、通信端末は、支持部と、支持部に蝶番で留められる本体と、支持部に回転可能に結合される表示器ユニットとを有する。本機構は、第1固定ユニットと、回転ユニットと、第2固定ユニットと、カムと、ばねユニットとを含む。第1固定ユニットは、支持部に取り付けられると共に、中心軸を有する。回転ユニットは、表示器ユニットに結合されると共に、中心軸と回転可能に結合される。第2固定ユニットは、回転ユニットが間に載置された第1固定ユニットと結合される。第2固定ユニットは、回転ユニットが貫通して表示器ユニットと結合される第1貫通穴を有する。カムは、回転ユニットに形成される。ばねユニットは、カムに弾性力を作用させるために、第1固定ユニットと第2固定ユニットとの間に載置される。カムは回転ユニットの側面から突出する。カムはその上面に、第1ストッパ段を有する。第1ストッパ段の回転を制限する第2ストッパ段は、第2固定ユニットの第1貫通穴の内周に形成される。
Claims (43)
- 通信端末の表示器傾動装置であって、表示器ユニットは該通信端末の支持部と結合されており、該支持部は、該通信端末の本体に蝶番で留められており、
前記支持部に固定されると共に、中心軸部を有する第1固定部と、
前記表示器ユニットと結合されると共に、前記中心軸部に回転可能に結合される回転部と、
前記第1固定部と結合されると同時に、前記回転部を被覆する第2固定部と、該第2固定部は、前記回転部が前記表示器ユニットに結合されるように、該回転部の一部を露出させるべく第1貫通穴を有しており、
前記第1固定部または前記回転部の回転中心から半径位置に形成されるカムと、該カムは、基準位置から特定の角度位置に突起を有しており、
前記第1固定部または前記回転部のカムが形成されていないいずれかに装着されるばねユニットと、前記カムは、該回転部が回転させられず、また特定角度だけ回転させられる夫々の状態で、カムに所望のばね力を作用させることにより、カムに特定の保持力をもたらし、
前記回転部が前記第1固定部に対して特定角度だけ回転させられた位置に、該回転部を保持する保持ユニットとを含み、
前記保持ユニットは、前記回転部に形成される第1ストッパ段と、該第1ストッパ段が、両方向に特定の角度を超えて回転させられるのが阻止されるように、前記第1固定部または前記第2固定部のいずれかの2カ所に形成される第2ストッパ段とを含むことを特徴とする通信端末の表示器傾動装置。 - 前記中心軸部には、中心穴が形成されており、前記支持部から前記表示器ユニットに至る信号線は、該中心穴を通過することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記突起は前記カムに90度の角度間隔で形成され、かつ前記ばねユニットは90度の間隔で形成されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記ばねユニットは、
前記第1固定部または前記回転部のいずれかに線形移動可能に装着されるスライダブロックと、該スライダブロックは、前記突起の回転を抑制するように前記カムと接触するものであり、
前記スライダブロックに弾性力を作用させるばねとを含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記第1固定部または前記回転部のいずれかには、前記スライダブロックの移動を案内するために形成されるガイド溝が備えられることを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 表示器ユニットおよび本体を有する通信端末において、該表示器ユニットを傾動させる装置であって、
前記表示器ユニットに固定される回転部材と、該回転部材は中心軸を有し、
前記中心軸に回転可能に結合されると共にカムを有する第1スライダ部材と、
前記回転部材を包み込むように、前記第1スライダ部材と結合されるカバーと、該カバーは開口を有し、該回転部材の一部は該開口を貫通して露出させられ、
前記回転部材と前記第1スライダ部材との間に装着されると共に、該回転部材が回転させられず、また特定の角度だけ回転させられる夫々の時に、所望の保持力を生じさせるために前記カムを押す押出し部材と、
前記回転部材が、特定の角度だけ回転させられた状態からさらに回転するのを阻止する保持部材と、
前記本体に固定されると共に、前記第1スライダ部材と摺動可能に結合される第2スライダ部材と、該第2スライダ部材は、1個または複数の傾斜面を有しており、該傾斜面は、傾斜方向が逆転させられた移行点を有し、
前記第1スライダ部材の移動方向に対して直交する方向に弾性力を生じさせる弾性部材と、
前記弾性部材を前記第1スライダ部材に結合させるコネクタ部材と、
前記第1および第2スライダ部材が互いに接して摺動するように、前記弾性部材の弾性力を前記傾斜面に伝える1個または複数のスリップ部材とを含むことを特徴とする装置。 - 前記回転部材の中心軸は、信号線が通過する中心穴を伴い形成されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 前記カムにはその中心部分に、前記中心軸が挿入される第1貫通穴が形成されると共に、回転中心から半径方向位置に、90度の角度間隔で突起が備えられており、前記押出し部材は、90度の角度間隔で装着されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 前記押出し部材は、前記回転部材に移動可能に装着されると共に、前記突起の回転を阻止するために前記カムと接触するスライダブロックと、該スライダブロックを押すばねとを含むことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の装置。
- 前記回転部材には、前記スライダブロックの移動を案内するように形成される第1ガイドホールが設けられることを特徴とする請求項9に記載の装置。
- 前記保持部材は、前記中心軸に形成されるストッパ突起と、前記回転部材が特定の角度範囲内でいずれの方向にも回転できるように、前記カムの第1貫通穴に形成されるストッパ段とを含むことを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 前記ストッパ段は、180度の角度間隔で形成されることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 前記保持部材は、前記回転部材と結合される一対のガイドリベットと、該ガイドリベットを通過させるように、前記第1スライダ部材に形成される湾曲貫通開口と、該湾曲貫通開口を通過した前記ガイドリベットの自由端が位置するように、前記第2スライダ部材に形成される真直ガイド溝と、該真直ガイド溝と連結され、かつ、前記ガイドリベットの回転を制限する湾曲ガイド溝とを含むことを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 前記保持部材は、
前記第2スライダ部材に固定されるシーソガイドと、
上下動を可能にするように、前記シーソガイドと結合されるシーソと、シーソリベットは該シーソの一方側に突出させられると共に、片側に傾斜させられたプレッシャプレートが、該シーソの他方側に形成されており、
前記シーソが上下動を行うように前記プレッシャプレートを押すべく前記第1スライダ部材に形成される押出しプレートと、
前記第2スライダ部材に形成されるシーソリベット貫通穴と、前記シーソリベットは、上下動時に、該シーソリベット貫通穴を通り突出し、
前記シーソを弾性的に支持するために、前記シーソガイドと該シーソとの間に設けられるシーソばねと、
前記表示器ユニットの一方側に形成される半円形保持溝とを含むことを特徴とする請求項10に記載の装置。 - 前記傾斜面は、前記第2スライダ部材の移動軸周りに対称に対をなして形成されると共に、前記コネクタ部材および前記スリップ部材は、対をなして形成されることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 前記第2スライダ部材には、該第2スライダ部材の移動方向に固定される1個または複数のガイドロッドが備えられており、また前記第1スライダ部材には、該ガイドロッドと摺動可能に結合する第3ガイド穴が備えられており、その結果、該第1および第2スライダ部材は、該ガイドロッドおよび該ガイド穴の摺動係合によって、互いに摺動可能に結合されることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 前記弾性部材は、捩りばねから形成されることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 前記第1スライダ部材には、前記弾性部材が解放されるのを阻止するように結合されるカバーが備えられることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 前記コネクタ部材は、1個または複数の鎖環からなり、前記弾性部材が前記第1スライダ部材で支持されるように、該鎖環の一端は、前記第1スライダ部材に軸支持されると共に、該鎖環の他端は、該弾性部材の端部に軸支持されることを特徴とする請求項11乃至16のいずれか一項に記載の装置。
- 前記スリップ部材は、線上で軸支持されると共に、前記傾斜面上で回転するローラから形成されることを特徴とする請求項17に記載の装置。
- 前記傾斜面には、前記ローラに所望の保持力を作用させるように形成される1個または複数の保持溝が備えられることを特徴とする請求項18に記載の装置。
- 通信端末用表示器傾動機構であって、本体は支持部に蝶番で留められ、表示器ユニットが該支持部に対して回転可能に結合されており、
前記支持部に固定されると共に、中心軸を有する第1固定ユニットと、
前記表示器ユニットに結合されると共に、前記中心軸に回転可能に結合される回転ユニットと、
前記回転ユニットが間に載置された状態で、前記第1固定ユニットと結合される第2固定ユニットと、該第2固定ユニットは第1貫通穴を有し、該回転ユニットは該第1貫通穴を通り前記表示器ユニットと結合され、
前記回転ユニットに形成されるカムと、
前記カムに対して弾性力を作用させるように、前記第1固定ユニットと前記第2固定ユニットとの間に載置されるばねユニットとを含み、
前記カムは、前記回転ユニットの側面から突出し、該カムには上面に第1ストッパ段が備えられており、該第1ストッパ段の回転を制限する第2ストッパ段が、前記第2固定ユニットの第1貫通穴の内周に形成されることを特徴とする通信端末用表示器傾動機構。 - 前記カムには、90度の間隔で形成される凹状静止溝が設けられることを特徴とする請求項22に記載の機構。
- 前記ばねユニットは、摺動可能に載置されるスライダと、該スライダに対してばね力を作用させるばねとを含み、該スライダには、その前側に、前記静止溝に静止させられる突起が設けられることを特徴とする請求項23に記載の機構。
- 通信端末用表示器傾動装置であって、本体は支持部に蝶番で留められ、表示器ユニットは該支持部に対して回転可能に結合されており、
前記支持部に固定されると共に、中心軸を有する第1固定ユニットと、
前記表示器ユニットに結合されると共に、前記中心軸に回転可能に結合される回転ユニットと、
前記回転ユニットが間に載置された状態で、前記第1固定ユニットに結合される第2固定ユニットと、該第2固定ユニットは第1貫通穴を有し、該回転ユニットは該第1貫通穴を通り前記表示器ユニットと結合され、
前記回転ユニットに形成されるカムと、
前記カムに対して弾性力を作用させるために、前記第1固定ユニットと前記第2固定ユニットとの間に載置されるばねユニットとを含み、
該カムは、前記回転ユニットの側面から突出することを特徴とする通信端末用表示器傾動装置。 - 前記カムは、静止部がカム同士の間に形成されるように、前記回転ユニットの外周に沿って、90度の間隔で形成されることを特徴とする請求項25に記載の装置。
- 前記回転ユニットの外面から突出させられる前記カムの高さは、中心に向けて徐々に増加することを特徴とする請求項25または26に記載の装置。
- 前記回転ユニットの外面から突出させられる前記カムは、均一な高さを有すると共に、その両端部は傾斜させられることを特徴とする請求項25または26に記載の装置。
- 前記ばね部材は、水平方向に移動すると共に、前記カムと接触することができるように据え付けられるローラと、水平方向に移動すると共に、前記ローラの後側と接触することができるように装着されるスライダと、該スライダに対して弾性力を作用させるばねとを含むことを特徴とする請求項25に記載の装置。
- 前記ローラには、上面および下面に形成されるガイド突起が設けられ、前記第1および第2固定ユニットには、長手状ガイド穴が夫々形成されており、前記ガイド突起は、前記ローラの移動を案内するために、該ガイド穴に挿入されることを特徴とする請求項29に記載の装置。
- 前記ばねは、前記スライダの両方の後側夫々に載置されており、かつ該スライダには、その中心部に、後方に凹状に形成される湾曲部が備えられることを特徴とする請求項29または30に記載の装置。
- 通信端末用表示器傾動装置であって、第1体は支持部に蝶番で留められ、第2体は該支持部に回転可能に結合されており、
前記支持部に固定されると共に、中心軸を有する第1固定ユニットと、
前記第2体に結合されると共に、前記中心軸に回転可能に結合される回転ユニットと、
前記回転ユニットが間に載置された状態で、前記第1固定ユニットと結合される第2固定ユニットと、該第2固定ユニットは第1貫通穴を有し、前記回転ユニットは該第1貫通穴を通り前記第2体と結合され、
前記回転ユニットから半径方向に突出させられるカムと、
前記カムに弾性力を作用させるように、前記第1固定ユニットと前記第2固定ユニットとの間に載置されるばねユニットとを含み、
前記カムには凹状静止溝が備えられており、かつ前記ばねユニットには、前記カムと接触するように形成される曲げ部を有する板ばねが備えられることを特徴とする通信端末用表示器傾動装置。 - 前記第1および第2固定ユニットにはばね支持体が設けられており、前記板ばねの両端は該ばね支持体に摺動可能に挿入されることを特徴とする請求項32に記載の装置。
- 前記カムは、前記回転ユニットと同心関係にあることを特徴とする請求項32または33に記載の装置。
- 前記カムには、その上面に形成される第1ストッパ突起が設けられ、また前記第2固定ユニットの第1貫通穴には、その内面の両側に第2ストッパ段が形成されて、前記第1ストッパ突起の回転を制限することを特徴とする請求項32または33に記載の装置。
- 通信端末用表示器傾動装置であって、
第1波形面および第2波形面を含む第1カム部材と、該第1波形面は、円形部分の特定範囲に順に形成される第1谷部と、第1隆起と、第2谷部とを有し、該第2波形面は該第1波形面と同心かつ対称であると共に、該第1波形面と異なる半径を有しており、該第2波形面は、該第1谷部、第1隆起および第2谷部夫々と対応して順に形成される第3谷部と、第2隆起と、第4谷部とを有し、 前記第1波形面と接触する第1突起と、前記第2波形面と接触する第2突起を含む第2カム部材と、
前記第1および第2カム部材が互いに密着するのを可能にするばね手段と、
前記第1および第2カム部材を軸上に整列させる軸部材とを含むことを特徴とする通信端末用表示器傾動装置。 - 前記第1および第2カム部材ならびに前記ばね手段には、その中心部分に中空空間が形成されており、信号線は該中空空間を貫通することを特徴とする請求項36に記載の装置。
- 前記第1カム部材には、回転軸の外周面に形成される複数のガイド突起が形成されており、また該ガイド突起と係合させられるガイド溝は、ハウジングの内周面に形成されており、該ハウジングは前記ばね手段を収容することを特徴とする請求項36に記載の装置。
- 前記第2カム部材および前記ハウジングには、該ハウジングを非回転状態および180度回転状態に維持するストッパ突起が設けられることを特徴とする請求項38に記載の装置。
- 前記第1および第2波形面は、−3度から−183度の角度範囲内に形成されることを特徴とする請求項39に記載の装置。
- 通信端末を開放および閉鎖させる揺動機構であって、
第1波形面および第2波形面を含む第1カム部材と、該第1波形面は、円形部分の特定範囲に順に形成される第1谷部と、第1隆起と、第2谷部とを有し、該第2波形面は該第1波形面と同心かつ対称であると共に、該第1波形面と異なる半径を有しており、該第2波形面は、該第1谷部、該第1隆起および該第2谷部夫々と対応して順に形成される第3谷部と、第2隆起と、第4谷部とを有しており、
前記第1波形面と接触する第1突起と、前記第2波形面と接触する第2突起とを含む第2カム部材と、
前記第1および第2カム部材が互いに密着するのを可能にするばね手段と、
前記ばね手段および前記第1カム部材を収容するハウジングと、該ハウジングは、該第1カム部材の回転を制限するように、該第1カム部材と結合されており、
前記第2カム部材の前記第1および第2突起の周りに据え付けられるストッパとを含み、
前記ハウジングには、その外周面に180度の間隔で形成される第2および第3ストッパ突起が備えられ、前記ストッパには、該ハウジングの非回転状態で該第2ストッパ突起と接触すると共に、該ハウジングの180度回転状態で該第3ストッパ突起と接触するように構成される第1ストッパ突起が設けられることを特徴とする揺動機構。 - 前記ストッパは、前記第2カム部材に対して回転可能に据え付けられ、また該第2カム部材には、前記第1ストッパ突起が移動し得る部分に移動溝が形成されることを特徴とする請求項41に記載の機構。
- 前記移動溝は、前記第2ストッパ突起の回転長さと、前記第1ストッパ突起の回転長さの2倍の長さとの和に略等しい長さを有することを特徴とする請求項42に記載の機構。
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