JP2009519096A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

本発明は、長さが幅より大きい、長さ及び幅延長部を有し、吸収性コア素材を備えた吸収性物品、より詳細には尿失禁パッドであって、吸収材料の外側長手縁部は、三つの凸状突起(2、3、4)を形成し、一対の折り線(5)が、前記三つの突起(2、3、4)のうちの中間突起(3)の端部間に延びて、吸収性コア素材を中心部(6)と一対の長手側部(7)に分割し、それによって、吸収性物品(1)が使用される場合、折り線(5)は、薄膜腱から始まり会陰領域で終わる、使用者の股領域に沿って延びるように概して位置決めされ、それによって側部(7)は、吸収性物品(1)の横方向から見るとアーチ形を形成するように使用者に向かって中心部(6)から延びることができる吸収性物品に関する。

Description

本発明は、所定の長さ及び所定の幅拡張部を有し、前記長さが前記幅拡張部より広く、吸収性コア材料を備えた吸収性物品に関する。
吸収性物品は、生理用ナプキン、パンティライナー、尿失禁パッド又は同種の物品あってもよい。本発明は、尿失禁パッドに対して特に有用である。
上記種類の吸収性物品は、尿及び血液などの体液を吸収することを意図している。この目的のため、吸収性物品は着用者の身体の近くに身に付けられ、通常は着用者の下着に配置される。着用者の快適性及び吸収性物品の最も効率的な使用のためには、吸収性物品が着用者の身体に良好に適応されることがそれ故に重要である。
可撓性物品は通常、容易に圧縮可能であることから使用者の身体に適合する利点を有する。しかし、可撓性物品は、例えば使用者の太腿部の間での圧縮後に、その間の空間を十分に充填することができず、それによって前記物品の長手縁部における望ましくない漏洩につながる不都合を有する可能性がある。比較的可撓性のある製品はさらに、圧縮により前記物品が一連の折り線又は折り目を有することにつながる傾向がある。
より剛性のある吸収性物品は、その構造的完全性をより可撓性のある製品より良く維持することもできるが、より不快であるとして認識される欠点を有する可能性がある。また、より剛性のある吸収性物品は、圧縮されると、実質的に1本の線に沿ってのみ圧縮されて、より可撓性のある製品と同様の漏洩の問題に曝される可能性のあるV字形体を生じさせる可能性がある。使用の際、このタイプの製品は普通、形状が使用中に使用者の太腿の間の逆V字形に対応するように折り畳まれる。
尿失禁パッドの形の知られている吸収性物品は、平行な長手縁部を有する細長い形状に形成される。製品の中心部の長手縁部は、互いに向かって吸収性物品の長手端部を引っ張るように機能する弾性材料を備えており、それによって着用者の身体に一致することを意図した長手方向カップ形体につながる。さらに、弾性材料を有する長手縁部は、少なくとも吸収性物品の中心部で、その横方向にもアーチ形体を形成するように上向きに延びる。この特徴は、体液の漏洩の危険性を減少させるように働く可能性がある。
多くの使用者に対して十分機能するが、上記吸収性の何人かの使用者は、弾性材料の領域が体液を吸収するときに、湿った感じがすると報告している。さらに、製品の側部での漏洩の危険性があることもある。
特許文献1は、生理用ナプキン、尿失禁パッド、パンティライナーなどの吸収性物品について開示している。この吸収性物品は、上側吸収剤、及び上側吸収剤の裏側に積層されたより小さい寸法の下側吸収剤を有する吸収剤を含んでいる。上側吸収剤上の下側吸収剤に対応する部分に、溝が形成されている。したがって、上側吸収剤が、下側吸収剤上に位置決めされているその部分で上向きに突出することがある。したがって、製品はその横方向に下向きのアーチ形を形成する可能性がある。
したがって、着用者の身体に適合することができ、湿度及び/又は漏洩の問題を制限する、吸収性物品、より詳細には尿失禁パッドの必要性がある。
特開2002−238948号公報 欧州特許出願公開第0781537号明細書 米国特許第5795344号公報 欧州特許出願公開第1332742号明細書 国際公開第00/32146号パンフレット
本発明の目的は、着用者の身体に十分適合し、あらゆる漏洩の問題を小さくする吸収性物品を提供することである。
さらに、吸収性物品は尿失禁パッドとして適切であることが好ましい。
上記目的は、吸収性物品、より詳細には長さが幅より大きい、長さ及び幅延長部を有し、吸収性コア素材を備えた尿失禁パッドに関する本発明により達成され、
前記吸収材料の外側長手縁部は三つの凸状突起を形成し、
一対の折り線が、前記三つの凸状突起のうちの中間突起の端部間に延びており、
吸収性コア素材を中心部と一対の長手側部とに分割され、
それによって吸収性物品が使用される場合、折り線は、薄膜腱から始まり会陰領域で終わるよう、使用者の股領域に沿って延びるように概して位置決めされる。よって、側部は吸収性物品の横方向から見るとアーチ形を形成するように使用者に向かって中心部から延びることができる。
本発明の吸収性物品の三つの突起形状は、第―と中間の突起との間、及び中間と第三の突起との間に形成されている二つの(凹状形の)窪みが、使用者の薄膜腱及び使用者の会陰領域への定置に適切であるという点において、着用者の身体に十分調節されている。さらに、凹状折り線により、吸収性物品の側部は、股領域の前部及び後部に位置決めされている、第一及び第三の突起での製品の幅延長部に不必要に影響を与えることなく、薄膜腱と会陰領域との間の股領域に沿って使用者の身体に適合するように折り畳むことが可能になる。したがって、着用者の身体への適合は普通、最も望ましい吸収性物品の中心領域で行われる。同時に、吸収性物品の前部及び後部領域は、中間領域の適合によって悪影響を及ぼさない。
折り線は、側部が中心部から使用者に向かって延びて、吸収性物品の横方向から見てアーチ形を形成することができるようになっている。吸収性物品のこのような構成は、製品からの漏洩を少なくするために、最も有利であると考えられる。しかし、側部が別の方法では使用者から離れて中心部から延びる可能性があることが排除されない。このような構成では、使用者の身体の適合が達成され、また漏洩の問題を少なくすることに貢献する。
吸収性物品の三つの突起形状は、吸収性物品の製造のための出発材料の十分な使用を行うように適合させることができるという追加の利点を有する。このような出発素材は普通、一定の幅を有するウェブ形状をしている。三つの突起形状では、製造中の材料廃棄は比較的低く保つことができ、吸収性物品の費用効率及び環境配慮に貢献する。
有利には、折り線は、使用者の身体の適合をさらに良くし、側部の折り畳みを容易にして所望のアーチ形を形成するように、三つの突起の中間突起の端部間に凹状に延びることができる。
着用者の股領域との優れた適合を得るため、中間突起の長手端部間の長さは、約60から170mm、好ましくは80から140mm、最も好ましくは90から130mmの間であってもよい。
有利には、中間突起は吸収性物品の全長の約3分の1に沿って延びることができる。また、前及び後突起はその後、全長の約3分の1に沿って延び、それによって各突起が吸収性物品の全長の約3分の1に沿って延びることが好ましい。
別の方法では、中間突起の長さは、前部及び後部突起の長さと異なっていてもよい。この場合、前部及び後部突起の長さは同じであることが好ましく、それによって製品は横方向から見て対称である。
中間突起の最大幅は、60から150mm、好ましくは70から130mm、最も好ましくは80から120mmの間であってもよい。さらに、前記中間突起の端部の一方の幅によって分割された中間突起の最大幅は有利には、110から180%、好ましくは110から150%、最も好ましくは110から130%の間であってもよい。有利には、中間突起の最大幅と隣接する折り線の間の距離は、30mm未満、好ましくは10から30mmの範囲、最も好ましくは15から25mmの範囲である。
上に記載したような尺度及び割合が、着用者の身体への特に優れた調節を行うことが分かった。
吸収性物品の最小幅は、中間突起の端部の両方で測定された幅であることが好ましい。したがって、吸収性物品の最小幅は、折り線が開始する、及び/又は始点となる幅である。この構成は、使用者の身体、例えば薄膜腱及び会陰領域に必要な空間を与えるために有利である。このような状況において、最小幅は吸収性物品の必要不可欠な長さに沿った幅のことを示す。製品の幅は、製品の端部でいくらか狭くなることが可能であり、ここで吸収性物品幅は連続して小さくなる可能性がある。
中間突起の端部の幅は有利には、30から100mm、好ましくは40から90mm、最も好ましくは60から85mmの範囲であってもよい。適切には、中間突起の二つの端部の幅が基本的には同じであってもよい。
有利には、三つの突起の最大幅はほぼ同じである。この特定の構成により、着用者の身体への優れた調節が行われる。さらに、製造の観点から有利である。吸収性物品を製造する出発素材はほぼバンド形をしているので、バンドの幅は、三つの突起の幅である製品の最大幅に一致するように選択することができる。したがって、極めて少量の材料が、製品の製造中に消費される。
しばしば、吸収性物品は使用者の下着への取り付けを可能にするように、その衣類に面する側に接着剤を備えている。有利には、吸収性物品の衣類に面する側は、側部には接着剤がなくてもよい。したがって、側部の折り畳みは、下着の形状又は弾性によって制限されない。
折り線は普通、側部の折り畳みを容易にするように設けられた線である。有利には、折り線は吸収材料の圧縮によって形成することができる。圧縮線は、例えば、吸収性コアのみを通して、吸収性コア及び表面シート材料を通して、又は吸収性コア、表面シート材料及び裏面シート材料を通して、全体的に又は部分的に延びていてもよい。
折り線は、側部の吸収材料を中心部の吸収材料から完全に分けることができる。
別の方法では、折り線は、側部の吸収材料を中心部の吸収材料から部分的にのみ分けることができる。
吸収性コア素材は、上側吸収性コア及び下側吸収性コアを含むことができることが好ましい。本明細書で使用される「上側」は、使用の際に着用者により近くに位置決めされることを意図した製品の方向に関し、本明細書で使用される「下側」は、その衣類に面する側により近くの製品の方向に関する。
有利には、上側及び下側吸収性コアの一方は、吸収性物品の中間突起で測定されるときに、もう一方より幅広くてもよい。この構成では、側部は少なくとも、コア部の最も幅広いもののみからの吸収材料を含む領域を含んでいる。これは、使用の際、吸収性物品の側部の折り畳みに有益であると考えられる。
一実施形態では、下側吸収性コアは、吸収性物品の中間突起で測定されるときに、上側吸収性コアより幅広くてもよい。この構成では、側部は少なくとも、下側吸収性コアのみからの吸収材料を含む領域を含んでいる。これは、使用の際、吸収性物品の側部の上向き折り畳みに有益であると考えられる。
上側及び下側吸収性コアの一方は、吸収性物品の中間突起で測定されるときに、もう一方より幅広くてもよく、折り線はコア部の最も幅広くないものに沿って延びることができ、それによって側部は基本的に、コア部の最も幅広いもののみからの吸収材料を含んでいることが好ましい。したがって、側部の制御折り畳みが容易になる。
下側吸収性コアが、吸収性物品の中間突起で測定されるときに、上側吸収性コアより幅広い場合、折り線は上側吸収性コアの長手側部に沿って延びることができることが好ましく、それによって前記側部は基本的に、第二の吸収性コアのみからの吸収材料を備える。
側部は折り線に沿って折り畳むことができ、折り線の間の吸収性物品の中心部は比較的に円滑に保つことができることが普通は望ましいことが分かる。これは、中心部構造が、側部によって行われる、身体への調節によって比較的影響を受けないままにされるという上記効果に貢献する。したがって、吸収性物品の安定性及び安定位置決めを保証することができる。
有利には、上側及び下側吸収性コアの一方は、吸収性物品の長手方向で測定されるときに、下側吸収性コアより長くてもよい。この構成では、最大量の吸収性コア素材が、製品の中心近くに提供される。さらに、製品の長手端部は比較的薄く、これは使用の際に、製品の快適性及び審美性に貢献する。
吸収性コアの一方は、ほぼ砂時計形(また、「犬の骨形」とも呼ぶ)をしていることが好ましい。この形状はまた、着用者の脚間に適合するのによく適しているので、吸収材料の中心部に特に適切である。したがって、第一の凸状突起、凹状折り線、及び第三の凸状突起は共に、砂時計形を形成することができる。
有利には、吸収性コアのもう一方は、全体的に円形又は楕円形である。この形状により、製品の凸状中間突起を、下側吸収性コアの円形又は楕円形縁部によって形成することが可能になる。
有利には、側部での吸収性物品の厚さは、中間突起での中心部の厚さより小さい。したがって、側部は中心部より容易に折り畳み可能であり、それによって使用の際の吸収性物品の所望の形状が達成される。
この場合、側部の厚さは中間突起での中心部の厚さの40から80%、好ましくは50から70%、最も好ましくは55から65%の間であることが適切であることが分かった。
中心部の厚さは、3から17mm、好ましくは5から15mm、最も好ましくは9から14mmの範囲であってもよい。
側部の厚さは、2mmより大きい、好ましくは4mmより大きい、最も好ましくは9mmより大きくてもよい。有利には、側部の前記厚さは、2から12mm、好ましくは4から10mm、最も好ましくは9から14mmの範囲であってもよい。
上側及び下側吸収性コアを使用する場合、前記側部の厚さは、下側又は上側吸収性コアの厚さと同じであってもよく、中間突起の中心部の厚さは、下側吸収性コアの厚さプラス上側吸収性コアの厚さと同じであってもよい。
その厚さに関係なく、側部の曲げ剛性は中心部の曲げ剛性より小さいことが好ましい。より詳細には、側部の曲げ剛性は有利には、中間突起の中心部の曲げ剛性より小さくなっているべきである。
側部の曲げ剛性は、中間突起の中心部の曲げ剛性の3から20%、好ましくは4から15%、最も好ましくは4から10%の間になっているべきであることが分かっている。側部及び中心部の曲げ剛性は、以下に記載するような方法により測定される。
本明細書で測定するような側部の曲げ剛性は、0.35から1.1の間であってもよい。
本明細書で測定するような中間突起の中心部の曲げ剛性は、6.5から1.1の間である。
本発明を、例として、添付の図面を参照して以下により詳細に説明する。
本発明を以下に、添付の図面に示すいくつかの実施形態を参照してより詳細に説明する。
用語「吸収性物品」は、尿及び月経液などの身体浸出液を吸収及び含むように、着用者の皮膚に対して配置される物品を意味する。本発明は、主に使い捨て吸収性物品のことを意図し、これは洗濯すること、あるいは使用後に吸収性物品として復元又は再利用することは意図していない吸収性物品を意味する。
図1は、尿失禁パッド1の形の吸収性物品を示している。その最も一般的な形では、吸収性物品は、吸収性コアと吸収性コアを覆うカバーとを備えている。カバーは、吸収性コアの着用者面側に液体透過表面シートと、吸収性コアの衣類面側に液体遮断裏面シート材料とを備えている。
様々な層シートの一般的な構成に関する詳細を後に、図4に関してより詳細に説明する。
図1の吸収性物品1は、全長(L)が最大幅(d)より大きい、長さ及び幅延長部を有する。吸収性物品1は、当技術分野では従来のことであるように、吸収性コア素材を備えている。
図1に示すように、吸収材料の外側長手縁部は、三つの凸状突起2、3、4、すなわち第一の突起2、中間突起3、及び第三の突起4を形成する。一対の折り線5は、前記三つの突起2、3、4のうちの中間突起3の長手端部間に凹状に延びて、吸収性コア素材を中心部6及び一対の長手側部7に分割する。
吸収性物品1が使用される場合、折り線5は、薄膜腱から始まり会陰領域で終わる、使用者の股領域に沿って延びるように概して位置決めされ、それによって側部7は、吸収性物品1の横方向から見るとアーチ形を形成するように使用者に向かって中心部6から延びることができる。
図示した実施形態では、三つの突起2、3、4の長さa、b、cはほぼ等しく、製品の全長Lの約3分の1である。この構成で、製品は対称であり、したがって前端部として第一の突起2及び第三の突起4のいずれかで使用することができる。
中間突起3の長手端部間の長さbに関して、図示した実施形態では、約11cmであり、製品の全長は約33cmである。上に説明したように、これらの長さは適切な間隔内で変わってもよい。製品の全長は、例えば15から45cmの間で変わることができる。
突起の端部は、吸収材料の長手縁部のそれぞれの凸状部の端部を意味することが分かる。したがって、中間突起の長さbは、三つの凸状突起の間に形成された凹状部の中間から測定される。突起間の凹状部は、使用者の身体、例えば使用者の薄膜腱及び会陰領域に対応するように機能するので、凹状部間の距離、したがって中間突起の長さは、この解剖学的距離に適合するようにするべきであることが好ましい。
図示する実施形態では、中間突起(3)の最大幅(d)は約10cmである。さらに、この場合、全ての三つの突起の最大幅(d)は同じである。中間突起の端部の一方で測定したときの物体の幅(e)は、この場合、製品の最小幅であるが、約8cmである。
(例示した寸法から、本発明の側部7は一般に「ウィング」又は「フラップ」と呼ばれる、下着への締付を保証するために従来技術製品に設けられている構造とは異なることが分かる。ウィング又はフラップは普通、着用者の下着の周りに折り畳まれ、これに締め付けられるような寸法をしている。)
図1に示すように、二本の折り線5は、中間突起3の端部間で吸収性物品に沿って凹状に延びて形成されている。折り線は、中心部6に対して、コア部の側部7の折り畳みを容易にすることを意図している。
図示した実施形態では、折り線5は吸収材料の圧縮によって形成される。この場合、圧縮線5は、圧縮線を形成する窪み又は溝を提供するような、しかし側部7の吸収材料を中心部6の材料から完全に分離させるほど深くないような(図2参照)、吸収材料内の深さまで延びている。したがって、圧縮線はこの場合、側部7の吸収材料を中心部6の吸収材料から部分的に分離させるだけである。この実施形態では、吸収材料によって吸収される体液はしたがって、側部7から中心部6に向かって、又はその逆で吸収材料内を進む可能性がある。
しかし、圧縮線が、側部7の吸収材料を中心部6から完全に分離させるように、吸収材料全体を通して延びることができる他の実施形態も可能である。
さらに、圧縮線が吸収材料の深さと同じ深さまで延びているかどうかに関わらず、圧縮線は、図示する実施形態と同様に、連続していてもよく、又は非連続であってもよい(破線又は点線)。
吸収材料の流体分配、及び側部が折り畳む所要の傾向を考慮して、圧縮線の異なる代替形態の選択を行うことができる。
製品内の流体分配は、流れに対する一時的バリアとして圧縮線を使用することによって遅らせることができる。
圧縮線は、吸収性コア内のみに作ることができる、又は表面シート及び/又は裏面シートなどの製品の他の構成部品内に延びることができる。
圧縮線を折り線として有用であるようにするために、圧縮線は吸収性コア素材内に延びることができることが好ましい。有利には、圧縮線は、コア部深さの少なくとも20%、好ましくは少なくとも50%、最も好ましくは少なくとも75%に相当する深さまで延びることができる。
この文脈で使用することができる圧縮線の例は、特許文献2、特許文献3、特許文献4、及び特許文献5で見ることができる。
図示した実施形態の吸収性コア素材は、上側吸収性コア8及び下側吸収性コア9を備えている。下側吸収性コアは、上側吸収性コアより、吸収性物品の衣類面側に近い。
図1では、上側吸収性コア8(実線)及び下側吸収性コア9(破線)の形状が示されている。この場合、上側吸収性コア8は砂時計形をしており、下側吸収性コア9はほぼ楕円形である。
下側吸収性コア9はしたがって、吸収性物品の中間突起で測定したときに、上側吸収性コア8より幅広い。より詳細には、下側吸収性コアの楕円の最も幅広い部分が、上側吸収性コア8のくびれと一致して位置決めされている。したがって、吸収性物品の中間凸状突起3は下側吸収性コア9によって形成され、第一の凸状突起2及び第二の凸状突起4が、上側吸収性コア8の砂時計形状の二つのより幅広い部分によって形成されている。
折り線5はこの場合、砂時計のくびれの形状に沿うように、上側吸収性コア8の長手側部に沿って延びている。したがって、側部7は第二の吸収性コア8のみからの吸収材料を含んでいる。
さらに、上側吸収性コア8は、吸収性物品1の長手方向で測定したときに、下側吸収性コア9より長い。したがって、吸収性物品の中心部6の中心領域は、最大量の吸収材料を含むこととなり、これは、この領域が体液の影響を受ける一般的な領域であるので適切である。吸収性物品の前及び後領域は、中心領域よりいくらか薄く、このことが不必要にかさばることない快適な製品に貢献している。
上側吸収性コア8より幅広く、基本的に側部7を形成する下側吸収性コア9は、使用の際、側部7が着用者に向かって上向きに延びるように形成される大きな傾向を製品が有するという追加の利点がある。
図示した実施形態では、側部7での吸収性物品の厚さは、中間突起3での中心部6の厚さより小さい。というのは、側部7は下側コア部9のみの吸収材料を含んでおり、中間突起3の中心部6は上側コア部8及び下側コア部9からの材料を含んでいるからである。
中間突起3での中心部6の厚さより小さい側部7の厚さは、中心部6ではなく、側部7が折り畳み及び変形する傾向に貢献している。厚さの所望の差は、他の実施形態では、一つの吸収性コアだけを使用して、又は三つ以上のコア部を使用して得ることができる。
例示した実施形態では、中心部6の厚さは約11mmであり、ウィングの厚さは約7mmであるが、これらの寸法はもちろん、異なるタイプ又は寸法の製品に対して変えることができる。
中心部6ではなく側部7が折り畳み変形するように、使用の際に吸収性物品1の変形を調節するために、中間突起3の中心部6に対する側部7の曲げ剛性が重要であることが分かった。
より詳細には、側部7及び中心部6での吸収性物品の断面方向で測定したときの曲げ剛性は、変形が主に側部7で起こる場合に製品を提供するために、関連性があることが分かった。
本明細書で使用される「曲げ剛性」は、本出願で後に説明する、曲げ剛性試験によって得られる尺度のことを意味する。
有利には、側部7での吸収性物品1の曲げ剛性は、上に記載したように、吸収性物品(1)の中間突起(3)での中心部(6)の曲げ剛性の3から20%までの間である。曲げ剛性は、本明細書に記載するような方法により測定される。図示した実施形態では、前記曲げ剛性は、最大負荷尺度を使用した場合に、約8.7%である。
図3及び4は、本発明により、吸収性物品の第二の実施形態を略図的に示している。第二の実施形態は、上側コア部8が下側コア部9より幅広いという点において、図1及び2の実施形態と異なる。さらに、上側コア部8は下側コア部9より短い。図示した実施形態では、上側コア部8はほぼ楕円形であり、下側コア部9はほぼ砂時計形である。この実施形態は、側部7が製品の上部から始まるという審美的利点を有する。折り線5は、この場合圧縮線であるが、上側コア部8内に形成され、下側コア部9の周面に沿って延びている。
コア部の異なる構成とは別に、図3及び4に示す第二の実施形態は、図1及び2に関して記載した第一の実施形態と同様であり、そのため、第一の実施形態に関して上に記載したような特徴及び利点は、第二の実施形態にも当てはまる。
図5及び6では、図1及び2の吸収性物品の様々な構成部品がより詳細に示されている。(同様の特徴を、図3及び4に示す実施形態に加えることができる。)吸収性物品は、上側吸収性コア8及び下側吸収性コア9からなる吸収性コアと、吸収性コアを覆うカバーとを備えている。前記カバーは、吸収性コアの着用者面側に液体透過表面シート103と、吸収性コアの下着面側に液体遮断裏面シート材料104とを備えている。
表面シート103は、吸収性物品の内側カバーを形成し、使用の際に、着用者の皮膚に直接接触して配置される。表面シートは、不織材料、例えば、スパンボンド、メルトブローン、カード、ハイドロエンタングルド、ウェットレイドなどを含むことができる。適切な不織材料は、木材パルプ又は綿繊維などの天然繊維、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ビスコースなどの人工繊維、又は天然及び人工繊維の混合物から構成することができる。内側液体透過性カバー材料の別の例は、多孔質発泡体、穿孔プラスチックフィルム、穿孔フィルム間の積層体、及び不織布などである。内側液体透過性カバー材料に適切な材料は、柔らかく、皮膚に刺激がなく、体液、例えば尿又は月経液がすぐに透過するようになっているべきである。内側液体透過性カバーはさらに、吸収性物品の異なる部分で異なっていてもよい。
裏面シート材料104は、薄いプラスチックフィルム、例えばポリエチレン又はポリプロピレンフィルム、液体不透過性材料で覆われた不織材料、液体透過に耐える疎水性不織材料、又はプラスチックフィルム及び不織材料を含む積層体であってもよい。裏面シート材料104は、液体がそこを通過するのを防ぎながら、蒸気を吸収性コアから逃がすことができるように通気性があってもよい。通気性裏面シート材料の例は、多孔質高分子フィルム、スパンボンド及びメルトブローン層による不織積層体、多孔質高分子フィルム及び不織布による積層体である。
吸収性コア素材は、あらゆる従来の種類のものであってもよい。普通に生じる吸収材料の例は、セルロース系綿毛パルプ、組織層、高吸収ポリマー(超吸収性物品と呼ぶ)、吸収発泡材料、吸収不織材料などである。吸収性コア内でセルロース系綿毛パルプを超吸収ポリマーと組み合わせることは普通である。超吸収ポリマーは、0.9重量%の塩化ナトリウムを含む水溶液中に少なくとも約20倍の重量を吸収することが可能である、水膨潤性、非水溶性有機又は無機材料である。超吸収材料として使用するのに適した有機材料としては、多糖類、ポリペプチドなどの天然材料と、合成ヒドロゲルポリマーなどの合成材料を挙げることができる。このようなヒドロゲルポリマーとしては、例えば、ポリアクリル酸のアルカリ金属塩、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリアクリレート、ポリアクリルアミド、ポリビニルピリジンなどが挙げられる。他の適切なポリマーとしては、加水分解アクリロニトリル移植でんぷん、アクリル酸移植でんぷん、及びイソブチレン無水マレイン酸コポリマー、及びその混合物が挙げられる。ヒドロゲルポリマーは、材料をほぼ非水溶性にするように軽く架橋されていることが好ましい。好ましい超吸収材料はさらに、超吸収粒子、繊維、薄片、球体などの外側表面又は外殻が、超吸収性物品の内側部分より高い架橋密度を有するように表面架橋されている。超吸収材料は、粒子、繊維、薄片、球体などを含む吸収合成物で使用するのに適したあらゆる形をしていてもよい。
高い吸収容量が、大量の超吸収材料の使用により与えられる。セルロース系繊維及び超吸収材料などの、親水性繊維の基質を含む吸収性コアでは、超吸収材料の割合は、10から90重量%の間であることが好ましく、より好ましくは30から70%の間である。
吸収性コアは、液体受け容量、液体分配容量、及び貯蔵容量に関して、異なる性状を有する異なる材料の層を含むことができる。例えば、乳幼児のオムツ及び尿失禁パッドで一般的である、薄い吸収性物品はしばしば、セルロース系綿毛パルプ及び超吸収ポリマーの圧縮混合又は層状構造を含んでいる。吸収性コアの寸法及び吸収容量は、乳幼児用、又は大人の失禁者用などの異なる使用に適するように変えることができる。
吸収性コアとして有用である吸収材料の他の例は、エアレイドティッシュ及び不織及び空気乾燥ティッシュなどのロール材料の積層体、及び超吸収材料の内側層又はストリングが前記ロール材料の外側層の間に存在する超吸収材料である。異なる層は、例えば糊、又は熱結合によって互いに結合されている。
例示した従来技術の製品では、吸収性コアは、二層、すなわち内側層8及び下側層9を備えている。他の実施形態では、一つの層だけ、又は三つ以上の層が存在していてもよい。さらに、「上側層」8及び「下側層」9はそれぞれ、一つ又は複数の材料層を含むことができる。
液体輸送層105は、表面シート103と吸収性コア素材の間に配置することができる。輸送層は、例えば、繊維状詰物、カード式繊維状ウェブ、麻くず材料、又は高い瞬間液体受け容量を有し、下にある吸収性物品によって吸収される前に一時的に液体を貯めることができる他のタイプのかさばる弾力性のある繊維状材料の形の、多孔質で弾力性があり比較的厚い材料層である。液体輸送層はさらに、多孔質発泡材料の形をしていてもよい。さらに、二つ以上の材料層からなっていてもよい。輸送層の坪量は、20から100g/m、好ましくは30から80g/mの間である。
吸収性物品は、着用者の下着に吸収性物品を締め付けることを可能にするように、その衣類側面に接着剤を備えることができる。この場合、吸収性物品1の衣類側面は側部7には接着剤がないことが好ましく、それによって側部7は下着によるその折り畳みが制限されない。
<曲げ剛性試験>
この方法は、特定の曲げで折り畳まれた場合に、吸収性物品の曲げ剛性又は耐性を測定することを意図している。本出願の文脈では、この方法は、吸収性物品が下着内に配置された場合に、身体の形状への調節に適した吸収性物品を形成するために、製品の側部及び中心部の特徴を記載するのに使用される。測定方法は、乾燥成形リールコア部を備えた生理用ナプキン、高密度コア部を備えたパンティライナー、及びコア部のないパンティライナーなどの薄い製品で前に使用されている。
図7は、曲げ剛性試験を行うために使用する機器の略側面図である。図8は、図7と垂直に見た、別の略側面図である。
機器は、測定する吸収性物品1を支持する基部固定具201と、基部固定具201上に載っている場合に、吸収性物品1の上で下げられる上側固定具202とを備えている。
基部固定具201は、引張検査装置に取り付けるためのホルダを含む基部手段207を備えている。基部手段207は、二つの支持手段203a及び203bを備えている。各支持手段203a、203bは、2本のほぼ垂直棒と、2本のほぼ垂直棒の間に水平に延びる水平棒204とを備えている。支持手段203a、203bは、互いに向かっていくらか傾くような状態で基部手段207に取り付けられている。したがって、基部手段207の支持手段203a、203bの中心の間の距離は約87mmであり、水平棒204a、204bの支持手段203a、203bの中心の間の距離は40mmだけである。水平棒204a、204bは、水平及び平行に延びている。
水平棒204a、204bは、Teflon(登録商標)で覆われており、10mmの直径を備えた円形断面を有する(Teflonを含む)。水平棒の表面は円滑である。
上側固定具202は、引張試験装置に取り付けるためのホルダ206と、金属ワイヤ構造205とを備えている。金属ワイヤ構造205は、基部取付具に向かって下がる場合に、製品1と接触する水平部を備えている。水平部は、140mmの長さを有する。その二つの端部では、水平部が、50mmの長さを有する、垂直に延びるワイヤ部に取り付けられている。その後、ワイヤ部はまた、50mmの長さを有する角度付けしたワイヤ部に続き、互いに向かって傾き、それによって角度付けしたワイヤ部の上端部は90mmの距離だけ離れている。角度付けしたワイヤ部はそれぞれ、50mmの長さを有する第二の水平ワイヤ部が続く。最後に、第二の水平ワイヤ部は固定部材206に取り付けられている。固定部材206での第二の水平ワイヤ部間の距離はしたがって、90mmである。
金属ワイヤは、3mmの直径を有し、剛性及び不可撓性材料でできている。上側固定具202は、基部固定具201に対して配置されており、それによってワイヤ構造205は水平支持体204a、204bは垂直である。
試験では、固定具201、202は引張試験装置に取り付けられている。上側固定具は、基部固定具の基部207の上に載っている場合に水平金属ワイヤと試料の最上側の間の距離が、約2mmであるように調節される。この距離で、試料は基部固定具上に容易に位置決めすることができる。試料は、上側固定具は試料の中間に衝突するように位置決めされるものとする。
試験では、上側固定具は200mm/分の速度で試料に向かって下げられて、水平支持体の間で製品を下に押し下げる。試験は、製品全体が支持体の間に押し下げられた場合に終了する。
試験する吸収性物品が剥離紙によって覆われた接着剤を備えている場合、剥離紙が取り除かれ、接着剤はタルクの粉が付けられ、それによって接着剤による粘性は検査の前に維持されない。
試料は、試験の前に、23±2℃及び50±5%の相対湿度で少なくとも4時間調整するものとする。
各試験では、得られる最大力を記録する。
試験の際に得られる力は、Teflon被覆基部固定具の上に載っている試料が、上側固定具の下向きに移動する金属ワイヤによってその中に下向きに折り畳まれる場合の抵抗として定義される。
使用器具:
引張試験装置:例えば、Lloyd・LRX
負荷セル:20N
速度:200mm/分
<厚さ測定>
本発明による四つの製品の厚さを、従来の方法で、0.5kPaの圧縮圧力を使用して測定した。
結果
本発明による四つの製品の側部及び中心部の曲げ剛性を、上に記載した方法を使用して測定した。
試験の前に、側部を各吸収性物品の中心部から切断した。
その後、側部を試験機器の水平棒上の長手縁部に載せ、ワイヤ構造が側部の他の長手縁部と垂直であるようにワイヤ構造を側部に向けて下げた。
中心部の曲げ剛性は、中心部を衣類面側は下を向けた状態で、試験機器の水平棒上に平らに配置された状態で測定した。中心部は、ワイヤ構造が中心部の長さ方向に沿って延びて、中心部を二つの長手半分に「分割」するように配置した。
この特定の方法で上に記載したような曲げ剛性の使用は、製品が使用者の太腿の間で圧縮を受ける場合に、側部及び/又は中心部の折り目ではなく、側部の折り畳みを達成するために、中心部の剛性に対する側部の剛性の要件を示すのに有用であると考えられる。側部及び中心部に対して得られる値は、すぐには比較可能ではないことが分かる。比較可能な値を得るためには、側部を長手方向にも測定することが、実際により適切である可能性がある。しかし、このような測定は実際に不便であるので、側部がその長手縁部上に配置され、横に圧縮される上記測定によって置き換えた。それにも関わらず、選択した方法は、製品の変形性状を評価するのに適切である値を与えると考えられる。
最大負荷結果は、以下の表1で見られる。
Figure 2009519096
中心部に対する平均最大負荷は、0.62Nである側部に対する断面方向の平均最大負荷と比較することができる、8.1Nであることが分かった。したがってこの場合、側部の吸収性物品の最大負荷は平均で、本明細書で測定したように、中心部での吸収性物品の最大負荷の約7.9%である。他の吸収性物品とは僅かに異なる値を示す吸収性物品3を無視して、値は約6.2%でむしろ一定であることが分かった。したがって、5.5%と7%の間の値は、特に有用であると考えられる。
最大負荷の測定は、製品の不規則、及び試験過程の誤差に敏感である可能性がある。例えば、製品の衣類面側の接着剤へタルクを不十分に与えることは、製品の衣類面側の折り目と同様に、誤った値につながる可能性がある。
上に記載したものより幅広い製品を試験するために、より長い水平棒と、より長い水平ワイヤ部を使用することもできる。
側部及び中心部の厚さを測定するために、四つの対応する製品を使用した。この場合、各吸収性物品の側部両方の厚さを測定した。
中心部の厚さは、中心部自体の中心で、すなわち吸収性物品全体の中間突起の中心で測定した。側部の厚さは、各側部の中心で測定した。厚さ測定は、曲げ剛性試験のために、製品を部分に切断する前に行うものとする。
厚さ測定の結果は、以下の表2で見られる。
Figure 2009519096
中心部に対する平均厚さは、6.75mmである側部に対する平均厚さと比較することができる、11.45mmであることが分かった。したがってこの場合、側部の吸収性物品の厚さは、断面方向で測定したときの、中心部での吸収性物品の厚さの約59%である。
したがって、測定した吸収性物品の側部の厚さは、中心部の厚さの約59%になり、側部の曲げ剛性は中心部の曲げ剛性の約7.9%である(最大負荷で示した場合)。
本発明のいくつかの実施形態及び変更形態が可能であることが分かるだろう。吸収性コアの形状は、二つのコア部を使用する場合に、上側及び下側コア部の個別の形状と同様に、変えることができる。側部は、二つのコア部からの材料を含むことができ、二つのコア部の長さを変えることができる。圧縮線は、一つのコア部のみ、又は二つのコア部を通して、上側コア部及び表面材料に制限することができる。さらに、追加のコア部を使用することもできる。製品の異なる層の材料は、異なる層の厚さ及び配置と同様に変えることができる。
さらに、各特徴に関して記載した利点を達成するために、組み合わせた場合に非常に有利な結果を与えるが、本発明に関して記載した特徴のいくつかの機能を別々に使用することができることが分かる。
本発明の一実施形態による、吸収性物品の略上面図である。 吸収性物品の吸収性コア部のみを示す、図1の線II−IIに沿った断面図である。 本発明の第二の実施形態による、吸収性物品の略上面図である。 吸収性物品の吸収性コア部のみを示す、図3の線IV−IVに沿った断面図である。 表面シートなどに関するさらなる詳細を含む、図1の物体の上面図である。 図5の線VI−VIに沿った断面図である。 本明細書に記載するような、曲げ剛性試験に使用される検査機器を示す略図である。 本明細書に記載するような、曲げ剛性試験に使用される検査機器を示す略図である。
符号の説明
1 尿失禁パッド
2 突起
3 突起
4 突起
5 折り線
6 中心部
7 長手側部
8 上側吸収性コア
9 下側吸収性コア
103 液体透過表面シート
104 液体遮断裏面シート材料
105 液体輸送層
201 器具固定具
202 上側固定具
203a 支持手段
203b 支持手段
204 水平棒
204a 水平棒、水平支持体
204b 水平棒、水平支持体
205 金属ワイヤ構造
206 ホルダ、固定部材
207 基部手段
a 長さ
b 長さ
c 長さ
d 最大幅
e 幅
f 距離
L 全長

Claims (29)

  1. 長さが幅より大きい、長さ及び幅延長部を有し、吸収性コア素材を備えた吸収性物品、より詳細には尿失禁パッドであって、
    前記吸収材料の外側長手縁部は、三つの凸状突起(2、3、4)を形成し、
    一対の折り線(5)が、前記三つの突起(2、3、4)のうちの中間突起(3)の端部間に延びて、前記吸収性コア素材を中心部(6)と一対の長手側部(7)とに分割し、
    それによって、吸収性物品(1)が使用される場合、前記折り線(5)は、薄膜腱から始まり会陰領域で終わる、使用者の股領域に沿って延びるように概して位置決めされ、それによって前記側部(7)は、前記吸収性物品(1)の横方向から見るとアーチ形を形成するように前記使用者に向かって前記中心部(6)から延びることができることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記中間突起(3)の前記長手端部間の長さ(b)は、約60から170mm、好ましくは80から140mm、最も好ましくは90から130mmであることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記中間突起(3)は、前記吸収性物品の全長(L)の約3分の1に沿って延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 各突起(2、3、4)は、前記吸収性物品の前記全長(L)の約3分の1に沿って延びていることを特徴とする請求項3に記載の吸収性物品。
  5. 前記中間突起(3)の最大幅(d)は、60〜150mm、好ましくは70〜130mm、最も好ましくは80〜120mmであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記中間突起の端部の一方の幅(e)によって分割された前記中間突起(3)の最大幅(d)は、110から180%の間、好ましくは110から150%の間、最も好ましくは110から130%の間であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  7. 前記中間突起の前記最大幅(d)と隣接する折り線(5)の間の距離(f)は、30mm未満、好ましくは10から30mmの範囲、最も好ましくは15から25mmの範囲であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  8. 前記吸収性物品の最小幅は、前記中間突起(3)の前記端部のいずれかで測定された幅であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  9. 前記中間突起の前記二つの端部の幅は、基本的に同じであることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  10. 前記中間突起の前記端部の前記幅は、30から100mm、好ましくは40から90mm、最も好ましくは60から85mmの範囲であることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  11. 前記三つの突起(2、3、4)それぞれの最も幅広い部分の位置での前記吸収性物品の長手側部に位置決めされた3点は、直線に沿って位置決めされていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  12. 前記三つの突起(2、3、4)の前記最大幅は、ほぼ同じであることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  13. 前記吸収性物品(1)の衣類面側は、前記側部(7)には接着剤がないことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  14. 前記折り線(5)は前記吸収材料の圧縮によって形成されることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  15. 前記折り線(5)は、前記側部(7)の前記吸収材料を前記中心部(6)の前記吸収材料から完全に分けることを特徴とする請求項14に記載の吸収性物品。
  16. 前記折り線(5)は、前記側部(7)の前記吸収材料を前記中心部(6)の前記吸収材料から部分的にのみ分けることを特徴とする請求項14に記載の吸収性物品。
  17. 前記吸収性コア素材は、上側吸収性コア(8)及び下側吸収(9)を含んでいることを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  18. 前記上側及び下側吸収性コア(8、9)の一方は、前記吸収性物品の前記中間突起(3)で測定されるときに、前記上側及び下側吸収性コア(8、9)のもう一方より幅広いことを特徴とする請求項17に記載の吸収性物品。
  19. 前記折り線(5)は、前記上側及び下側吸収性コア(8、9)の最も幅広くないものの長手側部に沿って延びており、それによって前記側部(7)は基本的に、前記吸収性コア(8、9)の一方のみからの吸収材料を含んでいることを特徴とする請求項18に記載の吸収性物品。
  20. 前記上側及び下側吸収性コア(8、9)の一方は、前記吸収性物品(1)の長手方向で測定されるときに、前記上側及び下側吸収性コア(8、9)のもう一方より長いことを特徴とする請求項17から19のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  21. 前記中間突起(3)で測定した前記コア部(8、9)の最も幅広くないものは、ほぼ砂時計形をしていることを特徴とする請求項18から20のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  22. 前記中間突起(3)で測定した前記コア部(8、9)の最も幅広いものは、ほぼ円形又は楕円形をしていることを特徴とする請求項18から21のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  23. 前記側部(7)での前記吸収性物品の厚さは、前記中間突起(3)での前記中心部(6)の厚さより小さいことを特徴とする請求項1から22のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  24. 前記側部(7)での前記吸収性物品(1)の厚さは、前記中心部(6)の前記中間突起(3)での前記吸収性物品(1)の厚さの40から80%の間、好ましくは50から70%の間、最も好ましくは55から65%の間であることを特徴とする請求項23に記載の吸収性物品。
  25. 前記側部(7)での前記吸収性物品の厚さは、前記下側吸収性コア(9)及び前記上側吸収性コア(8)の一方のみの厚さを含み、前記中心部(6)の前記中間突起(3)での前記吸収性物品(1)の厚さは、前記下側吸収性コア(9)プラス前記上側吸収性コア(8)の厚さを含んでいることを特徴とする請求項23及び請求項19に記載の吸収性物品。
  26. 前記側部(7)での前記吸収性物品(1)の曲げ剛性は、本明細書に記載する方法により測定すると、前記中心部(6)の前記中間突起(3)での前記吸収性物品(1)の曲げ剛性の3から20%の間、好ましくは4から15%の間、最も好ましくは4から10%の間であることを特徴とする請求項1から25のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  27. 本明細書に記載する方法により測定した、前記側部(7)での前記吸収性物品(1)の曲げ剛性は、0.35から1.1の間であることを特徴とする請求項1から26のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  28. 本明細書に記載する方法により測定した、前記中間突起(3)での前記中心部(6)での前記吸収性物品(1)の曲げ剛性は、6.5から10.1の間であることを特徴とする請求項1から27のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  29. 前記折り線(5)は、前記三つの突起(2、3、4)のうちの前記中間突起(3)の前記端部間に凹状に延びていることを特徴とする請求項1から28のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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