JP2009516283A - クレジットカードなどのための保護ケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】このケースは、いずれも小さな長方形形状の板材(2、5)を有する底部部材(1)とふた部材(4)とを備え、2つの板材は重ね合わされて、カード(C)を挿入することができる狭いスペースを形成し、このスペースは、“前方側”と呼ばれる一方の小さい辺に沿って開口するとともに、“後方側”と呼ばれる他方の小さい辺に沿って閉ざされている。このケースは、底部部材(1)が、ふた部材(4)の小さな板材(5)の長手方向に延びる縁部のための案内溝を示す一対の長手方向に延びる縁部(3)を有し、後者は、後方側に設けられ、カードの後方横断端部の係止部として作用する横断縁部(50)を有し、カードは、長手方向に前方側に向けて、所定の移動距離に渡って互いに覆われて、ふた部材(4)とカード(C)は摺動することができることを特徴としている。このようにして、カードをより容易に取り出すことができる。
Description
本発明は、クレジットカードなどのための保護ケースに関する。とりわけ、問題となるカードは、磁気帯(magnetic strip)、電子チップ、無線ICタグ(RFID)タイプの伝達システム、および/または種々の他の構成を有するカードである。前記カードは、詳しくは、支払い、現金引き出し、あるいは他の経済活動で用いることができるとともに、公共サービスへのアクセスを提供することができ、および/またはその所有者の識別のために用いることができて、これらに適用することは決して制限されることがない。
この種のカードは、準剛体でとても薄く、標準化された寸法を有している。このカードは、丸みを帯びた角部をもち、短辺が54mmであるとともに長辺が85mmとなる長方形形状に形成されている。
このようなカードのための従来の保護ケースは、カードの寸法よりもわずかに大きい寸法を有する平らな矩形状の箱となっている。
このケースは、一般にプラスチック材料から形成されており、いずれも平らで互いに取り付けられる底部部材とふた部材とを備えている。カードは、ケースの細長状穴を形成する開口端から通路を通してこれら2つの部材の間に挿入することができる。
一般に、ふた部材はかなり大きな開口部を有し、使用者は、親指を使ってカードを押すことができ、長手方向にカードを摺動させて、ケースからカードを引き出すことができる。
ケースにカードを挿入する場合、細長状穴にカードを挿入して、その後ケース内にカードを押し込むことにより、かなり単純に行うことができる。
ケースの内面にカードの2つの面がそれぞれ擦れるため、これらの操作は、あまり使い勝手が良くない。
長期間に、この摩擦が繰り返されることにより、カード上、特にカード上に設けられた盛り上がり部分、とりわけ盛り上がった印刷部、および/または磁気/電子部材に予期せぬ摩耗が引き起こされる。
また、文献EP−0,580,890により、カードを引き出すことを容易にするシステムを有する前述したタイプのケースが知られている。
この目的のために、ケースのふた部材は、ふた部材内を長手方向に移動するように案内してその中を摺動することができる小さな平棒を有している。
この棒は、ふた部材の上部から突出するコントロールカーソル(control cursor)を含み、その長手方向の移動量は、ふた部材に形成された窓の長さによって決定される。
ケースの内側に、カードの後方横断端部(その小さな辺のうちの一つに対応する縁部)に対して近づいてくる爪あるいは止め具が設けられている。このようにして、カーソルを、ケースの細長状穴の方向を意味する前方に移動させることにより、ケースから部分的にカードを抜き出して押すことができる。このことにより、カードをケースから部分的に抜き出した場合、より一層容易にカードをつかむことができるため、カードを容易に取り出すことができる。
この構造は比較的複雑であることにより、実施するためにはかなり費用がかかり、大量生産することは不向きである。
さらに、カードの上面と底面のいずれも、棒が移動している間、ケースの内面に対して擦れるため、上述した摩擦の問題は解決されていない。
移動中に棒に追従して、このような摩擦作用にさらされることがない部分は、窓の下、およびコントロール棒の下に配置され、とても小さい幅からなるカードの一部のみである。
この公知の装置の他の問題点は、平棒の前方部分がケース内側のふた部材よりも下に突出するという事実に起因する。このことによりカードの挿入を妨害する障害物が構成される。
盛り上がり部分、特に、カードの上面に存在する印刷部は、この縁部にかかり、損傷し、あるいは擦り切れる時期が早まる。
本発明は、上述したタイプのケースを提案することによってこれらの困難さを克服することを目的としており、簡単な構造であって安価に製造される一方で、引き出しおよび挿入のいずれにおいてもカードを容易に操作することができ、さらに、カードが損傷することまたは早期に摩耗することの危険性を確実に抑制することができる。
本発明の他の目的は、さまざまな任意の可能な実施の形態によると、後に示すように、多用途の特徴を有するクレジットカードのための保護ケースを提案することである。
すでに示したように、本発明の対象である保護ケースは、クレジットカードあるいは類似したカードを受け入れることを目的しており、いずれも長方形形状の板材を有する底部部材とふた部材とを備えている。この2つの板材は重ね合わされて、カードを挿入することができる狭いスペースを形成し、このスペースは、“前方側”と呼ばれる一方の小さい辺において開口するとともに、“後方側”と呼ばれる他方の小さい辺において閉ざされ、前記底部部材は、ふた部材の板材の長手方向に延びる縁部のための(摺動部を形成する)案内溝を含む一対の長手方向に延びる縁部を有している。
この先行技術は、文献FR−A−2,716,093およびDE−U−9,413,668に示されている。
本発明によれば、ふた部材は、後方側に設けられ、カードの後方横断端部の係止部として用いられる横断端部を有し、カードは、長手方向に前方側に向けて、カードの長さより実質的に少ない距離からなる所定の制限された移動距離に渡って覆われて、ふた部材とカードは共同して摺動することができる。
また、いくつかの利点によれば、本発明の特徴は制限されることがなく、
−縁部は、略C字状に形成される断面を有し、内部にふた部材の板材の一方の長手方向に延びる縁部を受け入れるスペースが形成されている。
−板材の長手方向に延びる縁部の案内溝は、この板材の側部に配置される突出タブが係合する凹部を有し、この板材が外部に向けて移動する距離が制限される。
−前記タブは弾性変形自在であり、凹状溝の前記部分において組立体に挿入することができるとともに、必要に応じて引き出すこともできる。
−ふた部材を構成する板材は、横断方向にわずかに波状に形成され、その壁は、その中央領域および2つの外側領域においてカードからわずかに離間して配置される。
−前記板材は、前方側に中央切欠部を含んでいる。
−縁部は、略C字状に形成される断面を有し、内部にふた部材の板材の一方の長手方向に延びる縁部を受け入れるスペースが形成されている。
−板材の長手方向に延びる縁部の案内溝は、この板材の側部に配置される突出タブが係合する凹部を有し、この板材が外部に向けて移動する距離が制限される。
−前記タブは弾性変形自在であり、凹状溝の前記部分において組立体に挿入することができるとともに、必要に応じて引き出すこともできる。
−ふた部材を構成する板材は、横断方向にわずかに波状に形成され、その壁は、その中央領域および2つの外側領域においてカードからわずかに離間して配置される。
−前記板材は、前方側に中央切欠部を含んでいる。
本発明の特に有用な実施の形態において、底部部材の前方端部に係合され、ふた部材をそこに固定してカードをケースに収容する閉鎖棒を更に備えている。
有利なことに、前記棒は、カードの前方端部とともに、衣服にケースを取り付ける取付手段の通路となる開口部を形成する中央切欠部を有している。
このように、本実施の形態において、衣服に対してケースを容易に取り付けることができ、バッジとしての役割を果たし、このケース内のカードは、例えば、その所有者の身分証明のためのカードとなる。
このケースの他の可能な実施の形態において、後者は、底部部材に取り付けることができる外側位置決め差込部を含む固定ふた部材を更に備えている。
この場合、カードのある使用条件において有用となる従来のケースの構造と同様にすることができる。
有利なことに、一度に二つのオプションを利用することができる場合、底部部材は、前記閉鎖棒のクリップタブ、または固定ふた部材の外側位置決め差込部のいずれかに選択的に係合することができる係合空洞を有している。
このようにして、一つの底部部材、2つのタイプのふた部材、および閉鎖棒だけを持つことにより、仕事で使用するカードのタイプにより、ケースを要求される構造にすることができるキットを所有していることになる。
本発明の他の特徴および利点は、以下に述べる記述、および、誘導目的のみにもかかわらず、その好ましい実施の形態を表す添付図面から明らかになる。
図1乃至図5に示される底部部材1は、カードよりも少し大きい寸法を有する略長方形形状の平らな底部2を有している。底板2は略平面状に形成され、摺動部を形成するように折り曲げられた長手方向に延びる外側縁3を有している。これらは、略C字状に形成された断面を有している。2つの“C”の開口部は、互いに向き合うように設けられている。
図1乃至図4の左側部分に相当する一方の端部において、摺動部は、ケースおよびカードの後方側と呼ばれる一方の辺に設けられた縁部32によって閉ざされている。
摺動部は参照符号300により示され、前方側において、その作用について後述する小さな横方向オリフィス30が設けられている。
また、ケースの前方端部は中央切欠部34を有していることがわかる。図5および図15に詳しく示すように、摺動部300は、ケースの底壁を構成する板材2の面に対して、わずかに上方(図5について述べると左方)にずれている。
実際のところ、後に示すように、カードの厚さに対応する高さを有するスペースまたは隙間を形成するために、ふた部材は壁2から所定の距離を置いて配置される必要がある。このため、摺動部300は、ふた部材が軸方向に移動する際、案内部として使用されることを目的としている。また、それらの前方部分において摺動部300は、摺動部の他の部分よりも深い部分301を含んでいる。図10A乃至10Cにより詳しく示すように、この深さが増すことにより、この部分に面する縁部3の厚さが減少する。
図6乃至図9に示すふた部材4は、基本的に、後方端部の側に、直角部50で折り曲げられた縁部が設けられた薄板材5を有している。
その前方端部に、中央切欠部51が設けられ、中央領域を横切る小さい開口部52が設けられている。
板材5に、(縁部50とは反対側の方向を意味する)前方に向けてカードの長さのおよそ3分の2となる位置に、その長手方向に延びる縁部に、対称的に配置された一対の弾性タブ6が設けられている。
図9および図14に詳しく示すように、板材5の長手方向に延びる外側縁は平らであり、板材の他の部分は、横方向にわずかに波状に形成され、中央波5aと一対の外側波5bが示されている。
これらの“波”は、とても小さい振幅で波状に形成されている。
ふた部材4を底部部材1に組み立てるために、引き出しのように、摺動部3に滑らかに入り込み、その縁部50は、下方へすなわち底壁2の方へ向けられる。
タブ6上に設けられた面取部が摺動部3を移動することにより、ふた部材を挿入することができる。一度、凹部301の位置に到達すると、弾性タブ6は伸びてそこに閉じ込められる。
その後、ふた部材は、凹部301の長さに対応する大きさからなる所定の制限された距離に渡って摺動部内を、長手方向に移動することができる。
縁部3の細長状穴30の存在により、小さなスクリュードライバーのブレードのような道具を通過させて、弾性タブ6を内方へ押し込んで自由にさせることができるが、それにもかかわらず、取り壊される可能性が依然として残る。
このケースの構造は、カードCがケース内に、板材2と5との間に挿入された場合、後者によって完全に覆われるようになっていることがわかる。
このため、この構造は、前述した文献EP−0、580、890の対象とはかなり異なる。この文献においては、この場合、平棒がこの公知のケースに設けられ、カードが、移動部材によって覆われる幅はかなり制限される。
図10A乃至図10Cを参照して、カードCの抜き取りをケース内側から行う方法を説明する。
図10Aは収納位置を示し、ここでは、ふた部材が底板部材に完全に挿入されている。この位置において、弾性タブ6は、それらを受け入れる壁301の凹部の後方端部に近接して配置されていることが示されている。
使用者がケースからカードを引き出そうとする場合、ふた部材、より正確にはこの部材を構成する板材5が、一本の指、一般的には親指を使って軽く押し付けられる。
図10B中の矢印Fによって示されるように、その板材を引き出しのように長手方向に摺動させる。
カードの後方横断端部が、ふた部材の爪(折り曲げられた後縁部)50に支持される場合、カードは、この摺動により移動する。
このため、この段階の間、ふた部材に対してカードが相対的に移動することがない。
弾性タブ6は、凹部301の前方部分に到達すると、部材5の移動が止まる。
この距離として、例えばカードの長さの約半分とすることが選択される。
第2の工程において、カードCを取り出すために、使用者により、カードの前方部分の中央領域がつかまれるが、このことは、前述した切欠部51および34が存在することにより可能となる。その後、矢印Gによって示されるように、軸方向に引き出される。
このような操作の間、カードは、大部分が張り出された位置に配置されているため、カードCの上面とふた部材の板材5の底部との間の摩擦は比較的小さく、実際はもはやその底面によって支持されることはない。
この引き出し動作は、図10C中の矢印Gによって示され、前述した開口部52を介して親指を用いて押し出すことにより達成することができる。
板材5における波形部5aおよび5bは、すでに述べたように、カードの上面から盛り上がり易い印刷物あるいは部材に対応するように設けられている。
このように、図10Cに相当する引き出し動作の最終段階においてでさえも、カードおよびふた部材の相対的摺動が存在し、損傷および/または不測の摩擦の危険性が制限される。
図15の詳細図は、底部部材の摺動部300において板材5の外側案内部がどのように作用するかについて示している。
すでに述べたように、摺動部の底部は段状に形成され、板材5の縁部領域は、溝の底部300と共に段付構造が形成される厚い縁部領域302に対して保持されている。
このように、カードCは、板材5と底部部材の壁2との間で押し付けられることがない。
また、前記底壁は、長手方向に延びる各縁部に近接してその内面(あるいは上面)に設けられ、保持されるカードCの対応する端部に対向する厚い端部帯板部20を含むことが有利である。
このようにして、図15に示すように、小さな基準遊びjが形成され、底部部材に対してカードの底面のほぼ全体が擦れることを防止することができる。従って、カードの長手方向に延びる外側縁だけが、底部部材に対して擦れるが、一般的にはどの部材からも明確に自由になる。
図11、図12、図13、および図16乃至図18に、オプション、すなわち参照符号7で示される閉鎖棒を含むことができる部材の構造および作用が示されている。
図11に示すように、これは、端部に設けられた一対のクリップフック8と中央部に設けられた切欠部71とを含む細長片70である。
この棒7は、ふた部材および底部部材が互いに組み立てられた時点で、ケースの開口端部を構成する細長状穴に挿入することができるように設けられている。
この目的のために、底部部材の外側縁3の内面に、ケースの開口部から少し離れて配置された一対の空洞が設けられている。これらの空洞のうちの一つは、符号33として、図17の詳細図に示されている。
フック8は、弾性タブによって実現され、入口面取部を有し、ケースの開口部内に向けて単純に軸方向圧力をかけることにより、カチッと音をさせて係合させることができる。
このようにして、ケースの中に収容されたカードと同じように、ふた部材が動くことを防止することができる。
この棒を使用することは、カードが、ケースから引き出す必要なく読み取りあるいは解読することができる身分証明用IDカードである場合に特に有効である。
これは、特に、特定のスタッフのメンバーだけが特定の区域に入るために特定の会社で使用される身分証明用IDカードのケースである。
図13に示すように、切欠部71とケースに配置されたカードCの前方端部が存在することにより、小さな空洞が形成され、この空洞に、衣服に取り付けるためのクリップを連結することに適したプラスチック材料で形成された柔軟なリボンのようなひもを通すことができる。
図19に示すふた部材の改良型は、図6に示したものにかなり類似している。これはこの場合、アポストロフィー(´)を付した同一の符号を用いて類似の部材が示されているからである。
ふた部材は、一対の外側位置決め差込部9を有し、この差込部は外側に向けて横方向に突出している。
これらの位置決め差込部は、ふた部材4´の前方端部に近接して配置されるとともに、前述した空洞33に対向するように配置され、棒7が適切な位置にない場合、ふた部材4´が底部部材1内に挿入される。
次に、これらの位置決め差込部9は、底部およびふたが互いに取り付けられる従来のタイプのケースを構成するこれら2つの部材を共に相互に係合する。
この構造は、高い頻度ではなく、時々そのケースからカードを取り除くことが必要である場合において有効となる。
このように、底部部材1、摺動するふた部材4、閉鎖棒7および固定されたふた部材4´を持つ人は、このケースの構造として適用することができるキットを所有していることになり、これにより、自分のカードを入れて使用することができる。
ふたの底部および閉鎖棒部材は、従来よりこの分野で使用されてきたプラスチック材料から形成され、この材料は、必要に応じて、透明、半透明、あるいは不透明とすることができる。
図1乃至図5は、ケースの底部部材を示している。
図6乃至図8は、ふた部材を示している。
図1は、この部材の斜視図である。
図2は、図4におけるII−II面に対応する長手方向断面図である。
図3は、底部部材の正面図である。
図4は、底部部材の上面図である。
図5は、底部部材の側面図である。
図6は、(上面を下側に向けた)背面を示す部材の斜視図である。
図7は、図8におけるVII−VII面の長手方向断面図である。
図8は、この部材の正面図である。
図9は、この部材の側面図である。
図10A、図10B、および図10Cは、カードを取り出す際、ケースの操作原理を示す概略図である。
図11は、このケースに係合することができる閉鎖棒の斜視図である。
図12は、図13におけるXII−XII面に沿ったこのケースの長手方向断面図である。
図13は、クレジットカードが挿入され、図11の閉鎖棒が取り付けられたケースの上面図である。
図14は、ケースの側方断面図である。
図15は、ケースの外側縁の詳細図である。
図16は、閉鎖棒の上面図である。
図17は、ケースにおける閉鎖棒がクリップする原理を示す断面詳細図である。
図18は、ケースの外側縁の平面断面図である。
図19は、図6の代わりに任意に係合することができる別のふた部材の斜視図である。
図6乃至図8は、ふた部材を示している。
Claims (10)
- いずれも長方形形状の板材(2、5)を有する底部部材(1)とふた部材(4)とを備え、
2つの板材は重ね合わされて、カード(C)を挿入することができる狭いスペースを形成し、
このスペースは、“前方側”と呼ばれる一方の小さい辺において開口するとともに、“後方側”と呼ばれる他方の小さい辺において閉ざされ、
前記底部部材(1)は、ふた部材(4)の板材(5)の長手方向に延びる縁部のための摺動部を形成する案内溝を含む一対の長手方向に延びる縁部(3)を有し、
ふた部材(4)は、後方側に設けられ、カードの後方横断端部の係止部として用いられる横断端部(50)を有し、カードは、長手方向に前方側に向けて、カード(C)の長さより実質的に少ない距離からなる所定の制限された移動距離に渡って覆われて、ふた部材(4)とカード(C)は共同して摺動することができることを特徴とするクレジットカードなどのための保護ケース。 - 縁部(3)は、略C字状に形成される断面を有し、内部に、ふた部材(4)の板材(5)の一方の長手方向に延びる縁部を受け入れるスペースが形成されることを特徴とする請求項1に記載のケース。
- 板材(5)の長手方向に延びる縁部の案内溝(300)は、この板材(5)の側部に配置される突出タブ(6)が係合する凹部(301)を有し、この板材(5)が外部に向けて移動する距離(F)が制限されることを特徴とする請求項1または2に記載のケース。
- 前記タブ(6)は弾性変形自在であり、凹状溝(301)の前記部分において組立体に挿入することができるとともに、必要に応じて引き出すことができることを特徴とする請求項3に記載のケース。
- ふた部材を構成する前記板材(5)は、横方向にわずかに波状に形成され、その壁は、その中央領域(5a)および2つの外側領域(5b)においてカード(C)からわずかに離間して配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のケース。
- 前記板材(5)は、前方側に中央切欠部(51)を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のケース。
- 底部部材(1)の前方端部に係合され、ふた部材(4)とケースに収容されるカード(C)を閉じ込める閉鎖棒(7)を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のケース。
- 前記棒(7)は、カード(C)の前方端部とともに、衣服にケースを取り付ける取付手段の通路となる開口部を形成する中央切欠部(71)を有していることを特徴とする請求項7に記載のケース。
- 底部部材(1)に取り付けることができる外側位置決め差込部(9)を含む固定ふた部材(4´)を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のケース。
- 底部部材(1)は、前記閉鎖棒(7)のクリップタブ(8)、または固定ふた部材(4´)の外側位置決め差込部(9)のいずれかに選択的に係合することができる係合空洞(33)を有していることを特徴とする請求項7および9に総合して記載のケース。
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