JP2009515660A - 骨折した骨の解剖学的構造を修復する膨張可能な装置 - Google Patents

骨折した骨の解剖学的構造を修復する膨張可能な装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009515660A
JP2009515660A JP2008541331A JP2008541331A JP2009515660A JP 2009515660 A JP2009515660 A JP 2009515660A JP 2008541331 A JP2008541331 A JP 2008541331A JP 2008541331 A JP2008541331 A JP 2008541331A JP 2009515660 A JP2009515660 A JP 2009515660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bone
inflatable
inflatable device
cavity
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008541331A
Other languages
English (en)
Inventor
ゴールディン,マーク
シューマッハ,ブライアン
クリスティ,ウイリアム
ローゼンヴァッサー,メルヴィン
Original Assignee
エイオーアイ メディカル, インク.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エイオーアイ メディカル, インク. filed Critical エイオーアイ メディカル, インク.
Publication of JP2009515660A publication Critical patent/JP2009515660A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/72Intramedullary pins, nails or other devices
    • A61B17/7233Intramedullary pins, nails or other devices with special means of locking the nail to the bone
    • A61B17/7258Intramedullary pins, nails or other devices with special means of locking the nail to the bone with laterally expanding parts, e.g. for gripping the bone
    • A61B17/7275Intramedullary pins, nails or other devices with special means of locking the nail to the bone with laterally expanding parts, e.g. for gripping the bone with expanding cylindrical parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/72Intramedullary pins, nails or other devices
    • A61B17/7216Intramedullary pins, nails or other devices for bone lengthening or compression
    • A61B17/7225Intramedullary pins, nails or other devices for bone lengthening or compression for bone compression
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00535Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets pneumatically or hydraulically operated
    • A61B2017/00557Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets pneumatically or hydraulically operated inflatable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/36Image-producing devices or illumination devices not otherwise provided for
    • A61B2090/363Use of fiducial points

Abstract

少なくとも1つの膨張可能な装置を備える、骨の解剖学的構造を修復する医療装置であって、当該膨張可能な装置は骨を再構築しやすくするように膨張し得る、医療装置が提供される。骨折した骨又は他の組織を再構築する方法に従って組み合わせて用いられ得る複数の膨張可能な装置が開示される。
【選択図】 図22

Description

[背景]
本発明は、骨折した骨の解剖学的構造を修復すること、特に、骨折した骨の解剖学的構造を膨張可能な装置により修復することに関する。様々な医療装置が生み出されて使用されているが、本発明者に先んじて誰も添付の特許請求の範囲に記載の発明を生み出していないか又は使用していない。
[優先権]
本願は、2005年11月15日に出願された「Inflatable Device For Restoring Anatomy Of Fracture Bone」と題する米国特許仮出願第60/736,797号(その全体が参照により本明細書に援用される)の開示、2006年8月15日に出願された「Inflatable Device For Restoring Anatomy Of Fractured Bone」と題する米国特許仮出願第60/822,440号(その全体が参照により本明細書に援用される)の開示、及び2005年11月16日に出願された「Kyphoplasty Variation Bone Repair Procedure」と題する米国特許仮出願第60/737,287号(その全体が参照により本明細書に援用される)の開示から優先権を主張するものである。
本発明は、添付の図面と共に以下の説明からよりよく理解されると考えられる。以下の図面及び詳細な説明は例示にすぎず、本発明の範囲を限定することを意図しない。
本発明のいくつかの形態(versions)は、病変した骨又は骨折した骨の解剖学的構造を修復すること等に向けられる整形外科手技で使用する膨張可能な装置を含む。上腕骨等の任意の適した骨は、本明細書におけるいくつかの形態に従って空洞を設けることによって治療準備を行うことができる。骨内に形成されている自然な空洞等、予め存在する空洞又は予め形成されている空洞を用いてもよい。次いで、より詳細に説明するように、バルーン等の膨張可能な装置が空洞に挿入され得る。導入されると、膨張可能な装置は、流体接続された管腔を介して空気、ガス、流体、液体マトリックス、骨ペースト、骨セメント、骨マトリックス(bone matrix)等の適用により展開及び/又は膨張することができる。「膨張する」及び「膨張」という用語は、流体及び/又はガスによる膨張、体積の増加、膨潤、拡張、及び拡大を指すものとする。膨張可能な装置は次いで、複数の管腔のうち1つにより髄内膨張して、骨折した骨の内表面に外向きの圧力を加えることができる。開示したように圧力を加えることにより、1つ又は複数の骨をほぼ自然の形状及び/又は構成に維持されたまま編成(knit)し得る足場(scaffolding)を提供することができる。
例えば、図1を参照すると、骨折した骨100が、膨張可能な装置102が内部に挿入されている状態で示されており、膨張可能な装置102は膨張していない状態で示されている。図2は、膨張可能な装置102が膨張した後の図1の骨折した骨100を示し、膨張可能な装置102の膨張により、骨折した骨100の幾何学形状がほぼ修復している。膨張可能な装置102は、骨100内に形成された内部空洞に合致すると共に骨100の元の解剖学的形状及び位置を修復するように構成された、所定のサイズ及び/又は形状のバルーン等、単層の膨張可能な装置とすることができる。例えば、皮質骨のつぶれた骨折部分(collapsed fractures)は髄内アプローチ(intramedullary approach)により骨を修復することにより処置され得る。流体、ガス、より詳細に本明細書に開示されている材料等によるバルーンの膨張は、送達管腔106を介して行うことができる。骨内の内部空洞は、任意の適した切断技法又はツールを用いて形成することができる。
一形態では、膨張可能な装置102は、例えばバルーン等、弾性又は部分弾性を有する任意の適した装置であってもよい。膨張可能な装置は、治療効果が達成されるように任意の適した形態又は方法で、骨折した骨と関連して提供され得る。例えば、図3aを参照すると、骨100内に貫通孔(through all hole)を設けることができ、この孔を通して膨張可能な装置が挿入され、膨張可能な装置の遠位端が骨を通って骨の遠位端に位置付けされて外方に膨張するようになっている。膨張可能な装置の遠位端は、貫通孔よりも大きい直径に膨張するように構成されることができ、その場合、膨張後、近位張力(proximal tension)が膨張可能な装置に加えられて、骨に張力をかけて治療的な圧縮(therapeutic compression)を与えてもよい。膨張可能な装置の拡張可能な部分が骨内で膨張して外向きの圧力を与えて骨を安定させることができると共に、骨折した骨部分が互いの上に被さらないようにすることがさらに意図される。
図示のように、例えば、図3b〜図3eでは、膨張可能な装置102には、例えば、長手方向形状、ダンベル形状、テーパ状ダンベル形状、複数の一列に並んだ球を有するネックレス状、円形状、カラー形状、環状、任意の他の適した形状若しくは構成、又はそれらの組み合わせ等、複数の幾何学形状のうち複数又は1つが設けられていてもよい。さらに、膨張可能な装置102、又はその一部は、所望の幾何学形状を保持するように構成された繊維材料から構成されるか又は当該材料を含有してもよく、その場合、例えば、膨張可能な装置102内の圧力を増大させることにより、膨張可能な装置102の形状を実質的に変更せずに当該装置の剛性が増す。膨張可能な装置102又はその一部は、弾性材料の可撓性及び弾力性を有するが、なおも非弾性材料の増大限界(growth limits)を示す合成材料から作製されてもよい。さらに、膨張可能な装置102は、単純骨折のある長い骨、複雑骨折のある長い骨、頚椎又は任意の他の適した骨等、任意の適した組織内に配置されてもよい。
図4を参照すると、バルーン又は膨張可能な装置202が、骨折部分等の治癒の際に役立たせるように骨100の外表面に適用され得る。1つ又は複数の膨張可能な装置202は、例えば骨の特定の骨折部分を標的にするように骨の外表面に巻かれるか又は当該外表面に連結されてもよい。膨張可能な装置202は、骨を修繕すると共に所望の骨の形状と合致するように合わせられている幾何学形状を有し得る。膨張可能な装置202は、骨折部分等を修繕するように骨の外表面に対して内方に圧力を加えるように加圧されてもよい。例えば、外カラー(outer collar)が設けられることにより、損傷した骨を治癒する最小限の侵襲性又は非侵襲性の形態が与えられ得る。一形態では、骨の外表面に適用されるバルーンは、骨内に位置付けされる、図1〜図3eに示す膨張可能な装置102等の膨張可能な装置と組み合わせて用いてもよく、その場合、内部バルーンが膨張して外向きの圧力を加え、外部バルーンが膨張して内向きの圧力を加えることで、治療効果をもたらすことができる。
図5を参照すると、一形態では、膨張可能な装置302は、支持及び/又はガイドを加えるようにロッド又は他の棘(spine:脊椎状の)部材304と一体形であってもよい。棘部材304は、膨張可能な装置302に取着されるか、膨張可能な装置302と一体形であるか、膨張可能な装置302と同じ高さであるか、膨張可能な装置302から突出しているか、且つ/又は他の適した構成であってもよい。棘部材304は剛性を増大させるように、且つ、圧縮荷重、張力荷重、曲げ荷重、せん断荷重、捩れ荷重、及び回転荷重を支持するように動作可能に構成された中央棘(central spine)であってもよい。突起及びロッドの代替形態はより詳細に本明細書に開示される。膨張可能な装置の任意の適した形状又は構成が本明細書におけるいくつかの形態に従って提供され得ることが意図される。膨張可能な装置には、膨張可能な又は中実な突起等の突起が突出していてもよく、これらの突起を用いて、骨の一部を把持、保持、及び/又は固定し得ることがさらに意図される。
図6を参照すると、膨張可能な装置402の横断面図が図2の線6−6に沿って示されている。バルーン又は膨張可能な装置402は、多層、管腔、管、空洞等を有することで所望の表面特性、耐穿刺性及び耐引き裂き性、又は他の有益な特性を与えるようにしてもよい。さらに、膨張可能な装置には、各種機能を行うようになっている複数の個々のチャンバ、空洞、管腔、管等が設けられてもよい。例えば、図示のように、膨張可能な装置402は、送達管腔(図示せず)に接続される多孔性外表面406を有する外チャンバ404を有し、ここでは、接着剤等が送達管腔を通って外チャンバ404に与えられ得る。接着剤、骨マトリックス、骨ペースト、骨セメント、合成ペースト、治療薬剤、治癒剤、構造剤(structual agent)、又は他の適した材料の付加は、治癒プロセスに役立つか又は治癒プロセスを促進させてもよく、バルーンを適正にフィットさせるのに役立たせてもよく、染料又は視覚マーカ等を施して走査又はx線により骨内でのバルーンの位置を視覚的に確認するようにしてもよく、構造支持体を与えてもよく、又は任意の他の適した目的に役立たせてもよい。外チャンバ404はもっぱら例として開示されており、ここでは、任意の適した目的のために任意の適した数のチャンバが意図されることが理解されるであろう。
例えば代替的な一形態では、外チャンバは、独立した送達管腔を介して膨張可能であり得る、1つ又は複数のロッド、バンド、支持部材、スタビライザ、突起等を有し得る。膨張可能な装置の突起等を膨張させることにより、所定の手技に所望される、膨張可能な装置の剛性、安定性、テクスチャ等の量をユーザが合わせることが可能となり得る。突起又はテクスチャの圧力は例えば、膨張可能な装置の膨張とは独立して制御されることができる。
送達管腔(図示せず)に接続される第2のチャンバ408が設けられてもよく、また、髄内で骨を加圧するように構成されてもよい。送達管腔(図示せず)に接続される第3のチャンバ410が設けられてもよく、骨内で固化することが可能な液体を受け取って骨の元の解剖学的な形状又はサイズを修復するように構成されてもよい。第1のチャンバ404、第2のチャンバ408、及び第3のチャンバ410を組み合わせて用いて、骨折した骨を効果的に治療及び修復してもよい。図示のチャンバ404、408、410は例として開示されているにすぎず、管、管腔、空洞、部分、膨張可能な要素等であってもよく、これらにはチャンバの任意の適した数の構成部が設けられ得ることが理解されるであろう。例えば、膨張可能な装置は2つのチャンバ、3つのチャンバ、4つのチャンバ、5つのチャンバ、6つのチャンバ、又は任意の他の適した数のチャンバを有してもよく、その場合、例えば各チャンバは設計された機能を有し得る。
骨折した骨が十分に修復すると、1つ又は複数のバルーン、膨張可能な装置、管腔等を、収縮させ且つ/又は取り外してもよく、骨内に残して劣化させてもよく、新しい骨の成長の一部として骨内に残したままにしてもよく、又は治療効果を与えるように取り扱ってもよい。膨張可能な装置には、治療薬剤、結合薬剤等の送達のために多孔を有する発光部及び/又は発光領域が設けられてもよく、個々のコンプライアンスを有する領域を示すように処理されてもよい。一形態では、多発光管(a multi-luminal tube)が、例えば、処置された骨の解剖学的位置及び形状が実質的に維持されるようにバルーンが収縮している同じ速度で、治療薬剤又は結合薬剤を挿入しやすくするように動作可能に構成され、ここでは、例えば、第2のチャンバ408が収縮したときに第3のチャンバ410が液体セメントを充填される。
図7〜図23を参照すると、膨張可能な装置のいくつかの形態は当該膨張可能な装置から突起等が延びており、それにより、配置の際に膨張可能な装置の捩れ及び/又は軸方向の動きを低減し、且つ/又はバルーン又は膨張可能な装置のすべりを防止するようにする。図7を参照すると、膨張可能な装置502は、側方向に突出している長手方向リッジ又は突起504を有し、それにより、バルーンに対して捩れ剛性及び/又は長手方向剛性を与え、骨に対して捩れの安定性及び長手方向の安定性を与えるようにすることができ、且つ/又は骨の内表面と係合する際にバルーンの摩擦係数を増大させるようにすることができる。図示のように、突起504は、バルーンの各端に配置されてもよく、又は任意の他の適した位置に配置されてもよい。
図8を参照すると、図7の膨張可能な装置502の横断面図が示されている。図示のように、突起504は、膨張した際にバルーン表面の幾何学形状から成り得る。膨張可能な装置502の外表面508は、膨張時に、テクスチャ加工された形状又は支持部材の形状を呈してもよく、ここでは、バルーンの部分は長手方向支持部材、環状支持部材、布織支持部材、又は膨張可能な装置の膨張と連結された状態で膨張した支持部材又はテクスチャの任意の他の構成として機能し得る。
図9aを参照すると、突起604を有する膨張可能な装置602の代替形態の横断面図が示されており、それら突起は硬化材料又は形状保持材料から構成され得ると共に、長手方向支持部材、環状支持部材、布織支持部材、又は支持部材又はテクスチャの任意の他の構成として機能し得る。突起640、リッジ、拡大部分、突出部分、表面変化、材料変化、及び/又はテクスチャは、膨張がない際に突起等の突起の一般的な形状を維持する材料から構成されてもよい。突起604等は、硬化材料、半剛性材料、剛性材料、記憶保持材料、又は任意の他の適した材料から形成されてもよい。
図9bを参照すると、膨張可能な装置の一形態は、内部突起706及び外部突起704の双方を有して示されている。内部突起706及び外部突起704の双方を設けることにより、膨張可能な装置702の軸方向剛性及び捩れ剛性がさらに増大する。突起、支持部材等は、膨張可能な装置の表面に一体形となっていてもよく、側方の外向き突起であってもよく、内向き突起であってもよく、又は任意の他の適した構成を有してもよく、それにより、バルーンの捩れ剛性及び軸方向又は長手方向剛性を高めるようにし、骨の長手方向の安定性及び捩れ安定性を高めるようにし、且つ/又は膨張可能な装置のすべりを低減するようにすることが理解されるであろう。
図10〜図12を参照すると、膨張可能な装置の捩れ剛性及び長手方向又は軸方向剛性は、半剛性長手方向ロッド等のロッド又は管を膨張可能な装置の全て又は一部に組み込むことによって高められ得る。ロッド又は管は、膨張可能な装置の長さ又は一部に沿って長手方向に延びてもよく、また、長手方向の動き、捩れ、及び/又は捩れのすべりが生じやすい、より特定の領域に配置されてもよい。突起又はロッドは中実であってもよく、膨張可能であってもよく、膨張可能な装置とは独立して膨張可能であってもよく、又は任意の他の適した構成を有してもよい。
図10を参照すると、膨張可能な装置802は、送達管腔806と連結していると共に複数の突起804を有した状態で示されており、ここでは、突起804は送達管腔805を介して独立して膨張可能である。本明細書における全ての形態を参照すると、ロッド又は管は、バルーン材料、半剛性材料、剛性材料の短部分、粘着性材料、記憶保持材料、接着剤材料、剛性材料、弾性材料、及び/又は任意の他の適した材料等の任意の適した材料から作製されていてもよい。一形態では、ロッド、管、突起、テクスチャ等は、膨張可能な装置の管腔とは別個の管腔を介して膨張可能である。管、テクスチャ、ロッド等は次いで、連結された管腔を介して所望の圧力、サイズ、構成、形状等に合うように加圧又はそのようなサイズにされ得る。図11を参照すると、膨張可能な装置902は、突起904がその中央に配置された状態で示されている。図12を参照すると、膨張可能な装置1002は、突起1004がその遠位端付近にある状態で示されている。
管、バー、棘、突出部分、拡大部分、支持部材、又はそれらの組み合わせ等を含む、ロッド又は突起は、線形構成で、非線形構成で、環状構成で、側方構成で、長手方向構成で、波形構成で、ランダム構成で、非線形構成で、ねじ付き構成で、且つ/又は任意の他の適した構成で膨張可能な装置に挿入されてもよく、取り付けられてもよく、取着されてもよく、結合されてもよく、又は膨張可能な装置と一体形成されてもよい。ロッド及び他の突起の膨張は、膨張可能な装置とは独立して、又は膨張可能な装置と一体的であってもよい。突起等は、例えば、図7に示すように膨張可能な装置から外向きに、又は図9bに示すようにバルーンの重心に向かって内向きに、任意の適した方向又は方法で突出してもよい。
図13を参照すると、膨張可能な装置1102の代替形態が示されており、ここでは、バルーンの捩れ剛性及び長手方向剛性は、バルーンの一部の材料特性を変更することによって増大し得る。膨張可能な装置1102の一部には、膨張可能な装置1102と同じ高さにある硬化した環状バンド1104が設けられ、捩れ剛性及び/又は長手方向剛性、及び/又は安定性を与えるようにしてもよい。環状バンド1104は、剛性であってもよく、半剛性であってもよく、記憶保持機能により変形可能であってもよく、又は任意の他の適した構成を有してもよい。膨張可能な装置の長手方向ストリップ又はバンド等の任意の適した部分が硬化されてもよく又は変更された材料特性が与えられてもよいことを理解されたい。環状バンドは連続的であってもよく、断続であってもよく、又は任意の他の適した構成を有してもよい。
図14を参照すると、内向きに突出した環状バンド突起1204を膨張可能な装置1202に加えることにより、膨張可能な装置の捩れ剛性及び長手方向剛性、並びに骨の捩れ安定性及び長手方向安定性を高め得る。環状バンド突起1204は、本明細書において説明する長手方向支持部材と同様の材料から且つ同様の方法で構成され得る。環状バンド突起1204は、バルーンと連結される別個の膨張可能な装置であってもよく、ここでは、環状バンド突起は専用送達管腔(図示せず)により膨張され得る。環状バンド突起1204は、テーパ状になっていてもよく、ベベル付きであってもよく、丸みがあってもよく、又は任意の他の適した構成が設けられていてもよい。
図15を参照すると、外向きに突出する環状バンド突起1304を膨張可能な装置1302に加えることにより、膨張可能な装置の捩れ剛性及び長手方向剛性、並びに骨の捩れ安定性及び長手方向安定性を高め得る。環状バンド突起1304は、本明細書において説明する長手方向支持部材と同様の材料から且つ同様の方法で構成され得る。環状バンド突起1304は、バルーンと連結される別個の膨張可能な装置であってもよく、ここでは、環状バンド突起は専用送達管腔(図示せず)により膨張され得る。膨張可能な装置には内部及び外部に突出する環状バンド突起の双方が設けられ得ることが理解されるであろう。環状バンドのそれぞれは、連続的な環又はバンドであってもよく、断続的なバンドであってもよく、又は任意の他の適した構成であってもよいことがさらに理解されるであろう。
図16a〜図16dを参照すると、膨張可能な装置1402にはリッジ、歯等が設けられてもよい。図示するように、リッジはラチェット様機能を有する傾斜歯であってもよく、そのため、挿入時に、膨張可能な装置が移動又は外れることが防止される。リッジは、同じ方向に、リッジ1404及びリッジ1406によって示される両端で対向方向に、ランダム構成で、ねじ付き構成で、環状構成で、長手方向構成で、連続構成で、断続構成で、且つ/又は任意の他の適した構成で位置付けされてもよい。リッジ1404及びリッジ1406は、骨折した骨部分を互いに近位に維持することができ、なおも骨部分が互いに内方に被さらないようにすることもできる。
図17を参照すると、膨張可能な装置1502には、1つ又は複数のねじ付き突起1504が設けられてもよい。ねじ付き突起1504は、内向き且つ/又は外向きに延びることができ、膨張可能な装置の捩れ剛性及び/又は軸方向剛性を増大し得る。一形態では、膨張可能な装置には、ロッド、管、材料の特性等が与えられてもよく、これらの表面と同じ高さであることにより、捩れ剛性又は軸方向剛性が増大する。
図18を参照すると、膨張可能な装置1602の一形態では、複数の環状バンド1604は複数のロッド1606と組み合わさって、膨張可能な装置の捩れ剛性及び長手方向剛性を高めるようにし、且つ/又は骨でのすべりを減らすようにしてもよい。本明細書において開示されている実施形態のテクスチャ、突起、支持、構成、形状、又はサイズ等の任意の組み合わせが意図されることが理解されるであろう。
図19〜図23を参照すると、バルーン又は膨張可能な装置の表面はテクスチャ加工されるか又は変更(modified or altered)されて、すべりを減らすようにすると共にバルーンの少なくとも一部の捩れ又は軸方向移動を防止するようにし得る。テクスチャ又は表面効果もまた、バルーンの剛性を増大し得る。表面テクスチャ加工をロッド、支持部材、環状バンド、管、突起等と組み合わせるか、又はロッド、支持部材、環状バンド、管、突起等を有することで、剛性を増大させると共に膨張可能な装置のすべりを減らすようにしてもよい。
表面テクスチャ又は表面効果を、バルーン表面からのアタッチメント、突起、付加物、突出物、拡大部等を用いて達成してもよい。突起は例えば、プラスチック固着片、射出成形突起、接着剤を用いて噴霧された粒子(particles sprayed on with an adhesive)、研磨面等であってもよく、ここでは、テクスチャ又は表面効果は他の場合ではバルーンに固着されるか、挿入されるか、形成されるか、又はバルーンと一体形成され得る。
例えば、突起は形状が円形、ロッド状、無定形、対称、又は非対称であってもよく、様々なサイズ、様々な形状、均一なサイズ、均一な形状、様々な高さ、均一な高さ、又はそれらの組み合わせであってもよい。図19を参照すると、表面テクスチャ1704が膨張可能な装置1702の任意の適した位置(例えば、すべりが生じやすい領域、結合強度が最も必要とされる領域、及び/又は膨張可能な装置1702の端部付近等の、捩れ剛性及び軸方向剛性が最も望まれる領域)に与えられてもよい。
図20を参照すると、膨張可能な装置1802の一部又は全ての表面効果又はテクスチャ1804は、膨張可能な装置1802のすべりを防止するか又は減らすように粒状又は顆粒状であってもよい。例えば、砂、顆粒、又は粒子物質をバルーンの両端の表面に組み入れてもよい。粒子は、膨張可能な装置と一体的に製造されてもよく、接着剤により粒子に噴霧されることによって固着されてもよく、又は適切に取り付けられてもよい。本明細書中に示されるいくつかの形態を組み合わせて、捩れ剛性、長手方向剛性の所望の組み合わせを与えるか又はすべりを減らしてもよいことが理解される。
図21を参照すると、バルーンのテクスチャ又は摩擦係数は、膨張可能な装置1902の表面の少なくとも一部にある布織部分、トレッド部分、隆起部分、及び/又はパターン部分1904により増大し得る。バルーンの隆起部分又はパターン部分1904は、膨張可能な装置1904と同じ材料、半剛性材料、ねじ様材料、繊維材料、記憶保持材料、剛性材料、又は任意の他の適した材料から構成されて、膨張可能な装置1902に布織又はパターントレッドを与えるようにしてもよい。膨張可能な装置1902のパターン部分1904は、構成時にバルーンと一体形成されることができ、別の時点でバルーンに加えられてもよく、膨張可能な装置の付近に編成されてもよく、接着剤で固着されてもよく、且つ/又は適切に取り付けられてもよい。異なる摩擦係数を有する様々な材料を組み合わせて、例えば膨張可能な装置1902の様々な位置での膨張可能な装置1902のすべりを減らすようにしてもよいことがさらに理解されるであろう。例えば、様々なグレードの粒子を様々な位置で用いてもよく、様々なパターンを用いてもよく、突起及び微粒子の様々な組み合わせを用いてもよく、又は任意の他の適切な組み合わせを用いてもよい。
図22を参照すると、膨張可能な装置2002又はバルーンは、例えば図示のようにダンベル形状バルーンのような任意の適した形状であってもよい。膨張可能な装置又はバルーンの形状は、特定の解剖学的な、湾曲形状、円形状、球状、又は任意の他の適した形状に対応するような形状となっている、線形、無定形、対称、テーパ状、テーパ状ダンベル、真珠ネックレス状であってもよいことがさらに意図される。膨張可能な装置2002は例えば、膨張可能な装置2002の第1のダンベル部分2006及び第2のダンベル部分2008にテクスチャ、突起、又は突出部2004を有することで、膨張可能な装置2002のすべりを防止するようにしてもよい。テクスチャ、突起、又は突出物2004の他に、膨張可能な装置2002は、膨張可能な装置2002の中央部分2012等に沿って等、ロッド又は支持部材2010を有することで、膨張可能な装置2002の捩れ剛性、軸方向剛性、及び曲げ剛性を増大させるようにしてもよい。
なおも図22を参照すると、膨張可能な装置2002は、送達管腔2018を介してシリンジ等の任意の適した膨張装置2020により膨張してもよく、その場合、流体、空気、ガス、ゲル、硬化剤、足場剤(scaffolding agents)、接着剤、治療薬剤、染色剤、及び/又は任意の他の適した物質が注入され得るか、又は膨張可能な装置2002に又はその付近に挿入され得る。管又は送達管腔2018は、シリンジ又は膨張装置2020を膨張可能な装置2002に接続することができ、ここでは、適正な配置を確定するために、送達管腔2018には増分マーキングが設けられ、膨張可能な装置2002が骨2000にどの程度挿入されたかを示すようにしてもよい。例えば、一連の線を管又は管腔に沿って設けることで、バルーンの遠位端が骨空洞の遠位端にいつ挿入されたかを示すようにしてもよい。
図23を参照すると、複数の突起2104が位置している長手方向の膨張可能な装置2102の一形態が開示されている。突起2104は、膨張可能な装置2102の一部付近(その両端部等)にランダムに位置付けされたほぼ同一又は同様の形状のロッドであってもよく、それにより、捩れ剛性及び長手方向剛性を増大させるようにし、且つ/又はすべりを防止するようにする。一形態では、かかる突起2104は、予め選択されたパターンで配置されてもよく、ここでは、膨張可能な装置2102上の突起2104の位置は一様であるが、突起2104のそれぞれの回転の向きは、突起2104が概ね様々な方向に位置するようにランダムに選択される。代替的な形態は、星形、十字形、又は螺旋形等の任意の適した形状を提供することを含む。
図24〜図27を参照すると、骨折した骨2200を治癒させるシステム及び方法の一形態が開示されている。図24は、第1の部分2202及び第2の部分2204に分割された骨折した骨2200を示す。図示の骨2000は、第1の空洞2206及び第2の空洞2208を示し、これらは、骨の両端のアクセス地点を介して、又は任意の適した位置での任意の他の適した装置、方法、機構、又は形態により、骨の一端にあるアクセス地点2210を介して形成することができる。任意の適した形状又は構成を有する1つ又は複数の空洞を骨折した骨内に形成してから、1つ又は複数の膨張可能な装置の挿入を行ってもよい。空洞は例えば長い骨を通る1つ又は複数の中央ボアを含み得る。
図25は、第1の膨張可能な装置2302の一形態を示し、この第1の膨張可能な装置2302は、骨折した骨2000の第2の部分2204のアクセス地点2210を通して、骨折した骨2200の第1の部分2202の空洞2206に挿入される。第1の膨張可能な装置2302は、そこから近位に延びる第1のテター2304を有していてもよく、この第1のテター2304は、臨床医による操作のためにアクセス穴2210から且つ体外に後方に延びる。第1のテター2304は管、カニューレ部材(cannulated member)、可撓性コード、剛性ロッド、半剛性ロッド、ガイド、又は任意の他の適した接続部であってもよい。第1のテター2304は送達管腔、支持ロッド、アクチュエータ、位置又は配置のインジケータ、及び/又は任意の他の適した装置であってもよい。
第1の膨張可能な装置2303は、骨折した骨2000の第1の部分2202に収縮状態で挿入されてもよく、ここでは、配置及び位置付け時に、第1の膨張可能な装置2302が、骨の第2の部分2204内のアクセス地点2210よりも大きなサイズに、又は骨内に第1の膨張可能な装置2302を実質的に固定するのに十分に大きいサイズに膨張する。第1の膨張可能な装置2302の膨張により、骨の内表面を押圧することによって第1の膨張可能な装置2302を第1の骨部分2202内に固定してもよい。
図26を参照すると、第1の膨張可能な装置2302の配置後、第2の膨張可能な装置2352は、アクセス地点2210を介して第2の骨部分2204の空洞2208に挿入されてもよい。第2の膨張可能な装置2352は、当該第2の膨張可能な装置2352と連結する第2のテター2354を有し、この第2のテター2354は、臨床医による操作のためにアクセス地点2210から且つ体外に近位に通過する。第2のテター2354は、管、カニューレ部材、可撓性コード、剛性ロッド、半剛性ロッド、ガイド、又は任意の適した接続部であってもよく、膨張のために送達管腔を有してもよい。第2の膨張可能な装置2354は中央ボア等の通路2356を含んでもよく、この通路を第1の膨張可能な装置2302の第1のテター2304が通過し得る。第1の膨張可能な装置2303の第1のテター2303は、ガイドラインとして働くことができ、これに沿って、第2の膨張可能な装置2352が骨折した骨2000に挿入されることができる。
第2の膨張可能な装置2352は、例えば、骨折部分2207の前方、骨折部分2207付近、又は骨折部分2207の後方等の骨折した骨2200に沿った任意の位置に配置されてもよい。第2の骨部分2204等に挿入及び配置されると、第2の膨張可能な装置2352は空洞2208内に保持されるように膨張され得る。第2の膨張可能な装置2352の膨張は、骨の内表面を押圧することによって、且つ/又は骨の縮径部分よりも大きなサイズに膨張することによって、第2の骨部分2204内に第2の膨張可能な装置2352を固定してもよい。例えば、第2の膨張可能な装置が配置されてから第1の膨張可能な装置の配置がなされ得るという、任意の適した順序で、開示されるステップのいずれかを行ってもよいことが理解されるであろう。
図27を参照すると、骨折した骨2200の第1の骨部分2202及び第2の骨部分2204を接合する一方法が開示されている。第1の膨張可能な装置2302及び第2の膨張可能な装置2352の双方を膨張した後、第1のテター2304を第2の骨部分2204に向けた状態で、第1の膨張可能な装置2302をアクセス地点2210の方向に近位に引き出すことができる。第2の骨部分2204を第2のテター2354により静止状態に保持するか又は近位に押して、再接続しやすくしてもよい。骨部分2202、2204をそれぞれ第1のテター2304、第2のテター2354を用いて操作することによって、臨床医が骨部分を接合して編成を促すようにしてもよい。テター2304、2354は、骨部分が互いの上に被さる又は不適正な治癒とならないように張力をかけるか、又はその他の方法で構成若しくは操作され得ることが理解されるであろう。
骨折した骨部分2202、2204を接合するために、第1の骨部分2202は実質的に静止状態に保持したまま、第2の骨部分2204は遠位に付勢されてもよく、第1の骨部分2202は近位に引っ張られ、第2の骨部分2204は遠位に押されてもよく、又は、第1の骨部分2202はアクセス地点2210の方向に近位に引っ張られ、第2の骨部分2204はほぼ静止状態に保持されてもよい。テター2304、2354は、骨部分2202、2204の間の所望のフィット及び/又は圧縮力が達成されるように臨床医によって調整又は操作されることができ、その場合、力は骨部分2202、2204を再接続するのに十分であるが、骨部分2202、2204が互いの上に被さるほど過剰には圧縮されない。図示の例は、もっぱら例として、骨折した骨の2つの部分を開示しており、複数の膨張可能な装置は複数骨折すなわち多骨折(multi-piece bone fracture)における複数の骨部分を再接合及び/又は圧縮するのに用いることができることを理解されたい。本明細書において開示される再接続の方法は、テクスチャ、突起等を膨張可能な装置に組み込むことを含み得ることが理解されるであろう。
図28〜図31を参照すると、骨折した骨2200を治癒させるためのシステム及び方法の代替形態が開示されている。図28は、内部に第1の空洞2206が設けられている第1の骨部分2202と内部に第2の空洞2208が設けられている第2の骨部分2204とに分割された骨折した骨2200が示されている。空洞2206、2208は、任意の適した形態、方法、又は装置によって提供され得る。例えば、装置が骨の一部に直接挿入され得るか、又は既存の骨の空洞を用い得る場合は、予め切断された空洞は設けられないことが理解されるであろう。
図29は、骨折した骨2200のアクセス地点2210を通って骨折した骨2200の空洞2206に挿入される第1の膨張可能な装置2402の一形態を示す。第1の膨張可能な装置2402は、当該第1の膨張可能な装置2402から近位に延びる第1のテター2404を有してもよく、この第1のテター2404は、臨床医による操作のためにアクセス穴2210から且つ体外に後方に延びる。第1のテター2404は、管、カニューレ部材、可撓性コード、剛性ロッド、半剛性ロッド、ガイド、及び/又は任意の他の適した接続部であってもよい。第1の膨張可能な装置2402は、骨折した骨2200の第1の骨部分2202に収縮状態で挿入されることができ、そこで、配置及び位置付け時に、第1の膨張可能な装置2402はより小さい直径を有する骨の領域よりも大きなサイズに膨張する。第1の膨張可能な装置2402の膨張により、骨の内表面に対して押圧すること、及び/又は第1の骨部分2202へのアクセス地点2210よりも大ききなサイズに膨張させることによって、第1の膨張可能な装置2402を第1の骨部分2202内に固定し得る。表面効果、膨張可能な装置の構成、及び/又は提供される材料は、膨張可能な装置を骨内に固定しやすくし得る。
代替形態では、第1の膨張可能な装置は、第1の膨張可能な装置が筒状構成(図示せず)を有する場合のように、そのシリンダの膨張により、安定性又は移動のために骨の内表面に圧力がかかる場合、骨の骨体(shaft)内に配置されるように構成され得る。本明細書における方法に従って開示及び記載される任意の膨張可能な装置又はバルーンはもっぱら例としてのものであり、例えば、空洞内で膨張して示されているバルーンを骨の骨体等に沿って膨張したバルーンと交換してもよく、またその逆であってもよいことが理解されるであろう。
さらに図29を参照すると、第1の膨張可能な装置2402と協働して用いることができる第2の膨張可能な装置2452が提供される。第2の膨張可能な装置2452は、第1の膨張可能な装置2402の近位に配置されるか、結合するか、又はこれに固着されてもよい。第2の膨張可能な装置2452は、操作及び/又は膨張のために第2のテター2454を有し、第1のテター2404を収容する中央ボア等の通路2456を有してもよい。第2の膨張可能な装置2452は、アクセス地点2210の方向に第1の膨張可能な装置2402の近位に位置する細長いバルーンであってもよい。第2の膨張可能な装置2452は、骨折部分2207の前方に骨折2207付近に、又は骨折部分2270の後方に位置し得る。
図30を参照すると、骨折した骨2200の第1の骨部分2202は、第2の骨部分2204の方に第1のテター2404によって引き出され得る。再接合されると、第1のテター2404を用いて、骨部分2202、2204間の圧縮力を提供することができる。本明細書中での圧縮荷重の形態のすべての場合のように、テターは、骨部分の圧縮荷重がそれらの部分が互いの上に被さるほど骨結合部を過剰には荷重又は過剰に圧縮せずに編成する治療レベルに維持されるように固定され得る。
図31を参照すると、骨折した骨2200は、骨折した骨部分2202、2204が接合された後に第2の膨張可能な装置2452を膨張させることによって治癒するようにさらに促されてもよい。第2の膨張可能な装置2452は、圧力が骨の内表面に対して外向きに加わるように連結される第2のテター2454を介して膨張されてもよい。第1の膨張可能な装置2402及び第1のテター2404によって与えられる長手方向圧縮荷重は、第2の膨張可能な装置2454によって与えられる安定力と組み合わせて、骨折した骨2200の治癒プロセスを速めるように働くことができ、骨の元の解剖学的構造とほぼ一致するように骨を修繕するように促してもよい。
骨折した骨2200の治癒又は接合時に、第1の膨張可能な装置2402及び第2の膨張可能な装置2452は収縮し、膨張可能な装置2402、2452を骨から取り外すことができ、膨張可能な装置2402、2452は治癒プロセスの際に残されたままであってもよく、且つ/又は膨張可能な装置2402、2452又は空洞2206、2208を充填することができる。膨張可能な装置2402、2452又は空洞2206、2208は、セメント、骨マトリックス、骨ペースト、合成ペースト、ヒドロキシアパタイト(hydroxy appetite)、PMMA、流体又は空気で膨張したバルーン、本明細書に開示されている材料、及び/又は任意の他の適した材料を充填されてもよい。代替的に、膨張可能な装置2402、2452、又は空洞2206、2208は未充填のままであってもよい。圧縮力を与えるように構成された膨張可能な装置及び安定化を与えるように構成された膨張可能な装置の任意の適した数は、骨折の解剖学的構造及び手技の必要性に応じて組み合わせてもよいことが理解されるであろう。図24〜図27に開示されている方法及びシステムを図28〜図31に開示されている方法及びシステムと組み合わせて使用して、骨折した骨を効果的に修繕するようにすることができることがさらに理解されるであろう。
図32〜図34を参照すると、骨折した骨2500を治癒させるシステム及び方法の一形態が開示されている。図32は、内部に第1の楔形空洞2506が設けられた第1の骨部分2502及び内部に第2の楔形空洞2508が設けられた第2の骨部分2504に分割された骨折した骨2500が示されている。図示の形態では、骨折した骨2500の第1の骨部分2502及び第2の骨部分2504にはそれぞれアクセス地点2510、2511を介して楔形空洞2506、2508が設けられており、ここでは、楔形空洞2506、2508は、任意の適した切断機(cutting instrument)によって設けられてもよく、中空孔2513によって接合されてもよい。空洞が1つ又は複数のアクセス地点を介して又は任意の他の適した方法又は形態によって形成され得ることが理解されるであろう。
図33は、図22に示す骨折した骨2500内のアクセス地点2510を介して内部に形成された楔形空洞2506、2508に挿入される、膨張可能な装置2602の一形態を示す。膨張可能な装置2602は、骨折した骨2500の部分における楔形空洞2506、2508にそれぞれ実質的に対応する第1の楔形端2606及び第2の楔形端2608と、中央ボア2513に対応する中央長手方向部分2613とを有し得る。膨張可能な装置2602は、当該膨張可能な装置2602から延びるテター2620を有してもよく、このテター2620は、臨床医による操作のためにアクセス穴から且つ体外に後方に延びる。テター2620は、管、カニューレ部材、可撓性コード、剛性ロッド、半剛性ロッド、ガイド、又は任意の適した接続部であってもよく、膨張のために送達管腔を有してもよい。
図34〜図35を参照すると、膨張可能な装置2602は収縮した状態で、骨折した骨2500の楔形空洞2506、2508に挿入され、そこにおいて、配置及び位置決めされると、楔形ダンベルバルーンが膨張し得る。膨張可能な装置2602の楔形端部2606、2608の膨張は、対応する楔形空洞2506、2508の表面を圧縮し得ることで、膨張可能な装置2602の拡張が骨折した骨部分2502、2504を互いの方へ付勢するようにする。膨張可能な装置2602はまた、骨部分2502、2504が互いの上に被さらないように外向きの抵抗力又は圧縮力を与えるように構成されてもよい。例えば、骨部分を両方向に固定することは、ダイヤモンド形の端部を有するバルーンに対応するダイヤモンド形状を有する空洞によって達成され得る。図34〜図35をさらに参照すると、膨張可能な装置2602の楔形部分又は端部2606、2608の楔形部分は、骨部分2502、2504が再接合されて所望の圧縮力が達成されるまで膨張され得る。圧縮は、骨が治癒するまで治療的に、保持、除去、低減、調整、又は操作若しくは維持することができる。
楔形空洞及び楔形ダンベルの膨張可能な装置が例として開示されているが、膨張により、骨の部分を再接合するか又は整形外科治療で役立つ、任意の適した膨張可能な装置及び空洞構成が意図されることが理解されるであろう。例えば、膨張可能な装置は、球状空洞に対応するほぼ球状の端部を有するダンベル構成を有してもよい。膨張可能な装置等を用意することにより、骨の編成をしやすくする圧縮力を与えることによって骨の修繕に有益に役立たせてもよい。さらに、膨張可能な装置の中央部分が膨張することで、外向き圧力を骨折した骨に加え、骨の安定性、形状、及び/又は治癒を高めるようにしてもよい。
図36を参照すると、膨張可能な装置2802の一形態は、骨折した骨2700に挿入されて示されている第1の部分2804及び第2の部分2806を有した状態で示されている。図示の骨は、第1のボア又は弾丸形状の空洞2706及び第2のボア又は弾丸形状の空洞2708がそれぞれ第1の骨部分2702及び第2の骨部分2704に形成された状態で示されている。空洞2706、2708は、アクセス穴2710、2711を介して、ダンベル形状、直線ボア、又は弾丸形状等の任意の適した構成で形成されてもよく、また、骨カッタ又は任意の他の適切な装置により形成されてもよい。空洞は1つ又は複数のアクセス地点を介して又は任意の他の適した形態により形成され得ることが理解されるであろう。
一形態では、膨張可能な装置2802がアクセス穴2710に挿入され、第2の骨部分2704を介して、第1の骨部分2702に少なくとも部分的に挿入される。挿入されると、膨張可能な装置2802の第1の部分2804(ほぼ筒状のバルーン部分であってもよい)が膨張して、第1の骨部分2702の内表面と係合し得る。膨張は、第1の管2820、カニューレ部材、管腔、ロッド、テター等を介して達成され得るが、ここでは、第1の管2820は、膨張可能な装置2802の第2の部分2806を通り、アクセス穴2710を通して膨張可能な装置2802外に延びる。一形態では、例えば、バルーンの第2の部分に中央ボアが通っていない場合、第1の管は膨張可能な装置の第2の部分の外径付近を通過するように構成される。管、テター、膨張可能な装置、バルーン、及び/又はバルーン部分の任意の適した配置又は構成が意図されることが理解されるであろう。配置は、骨を圧縮しないと共に骨に被さらないように骨セグメントの安定化を与えるように構成されてもよい。
図37を参照すると、膨張可能な装置2802の第1の部分2804の膨張後、第1の管2820は、第1の骨部分2702が第2の骨部分2704と係合する且つ/又は第2の骨部分2704を圧縮するようにアクセス地点2710の方向に近位に引っ張られるか又は付勢され得る。骨部分2702、2704を結合した後、膨張可能な装置2802の第2の部分2806(膨張可能な装置2802の第1の部分2804と少なくとも1つの面を共有するほぼ筒状のバルーン部分とすることができる)が膨張し得る。膨張可能な装置2804の第2の部分2806は、第2の管2822等によって膨張することができ、それにより、骨折した骨2700の内表面を圧縮して骨の安定性を増大させるか、又は任意の他の適した治療的利益を得るようになっている。
少なくとも2つのチャンバ、空洞、セクション等の膨張可能な装置を提供することにより、各種治療機能が単一バルーンによって達成されることが可能となり得る。例えば、図37に示すように、膨張可能な装置2802の第1の部分2804を用いて、第1の骨部分2702を把持して軸方向に付勢して、第2の骨部分2704と接触させるようにすることができる。骨部分2702、2704のこのような接続又は接合の後、第2の骨部分2806を用いて、骨の内壁に対して外向きに拡張することによって径方向に骨を安定させるようにすることができる。膨張可能な装置2802の双方の部分2804、2806を膨張させることにより、軸方向荷重及び側方又は径方向の圧縮荷重を同時に骨に加えるようにすることができる。かかる組み合わせにより、治癒プロセスを速めることができ、元の解剖学的形態に骨を戻しやすくすることができる。任意の適した構成を有する任意の適した数のチャンバを膨張可能な装置内に設けることができることが理解されるであろう。共有される又は個別の複数の管腔を有する多チャンバ付きの膨張可能な装置(Multiple chambered inflatable devices)が意図される。それぞれが多チャンバを有する複数の膨張可能な装置が意図される。膨張可能な装置、膨張可能な装置の部分、又はそれらの組み合わせとの関係は、それらが骨を圧縮しないと共に骨に被さらないように骨セグメントの安定化を与え得る。
本明細書における形態は、長い骨に関して示されるが、バルーンの形態は、脊椎、大腿骨、頚骨、尺骨、撓骨、又は他の適した骨の頚骨(vertebrae)を含む任意の適切な整形外科用途のために構成され得ることが理解されるであろう。本発明は、複数の実施形態の説明によって示し、例示的な実施形態をかなり詳細に説明してきたが、添付の特許請求の範囲をかかる詳細に制限又は何らかで限定することは本出願人の意図するところではない。さらなる利点及び変更点は当業者には容易に明らかであろう。
膨張可能な装置が内部に挿入された状態で示されている骨折した骨の長手方向断面図である。 膨張可能な装置が内部に挿入されて膨張した後に編成する状態で示されている、図1の骨折した骨の長手方向断面図である。 一端にダンベル形状を有する膨張可能な装置が骨折した骨の一端を通っている状態で示されている、骨折した骨の長手方向断面図である。 ダンベル形状を有する膨張可能な装置の一形態が示されている、骨折した骨の長手方向断面図である。 テーパ状のダンベル形状を有する膨張可能な装置の一形態が示されている、骨折した骨の長手方向断面図である。 中央に骨折のある骨折した骨内に配置されて示されている、図3bの膨張可能な装置の長手方向断面図である。 中央に骨折のある骨折した骨内に配置されて示されている、図3cの膨張可能な装置の長手方向断面図である。 膨張可能な装置が骨折した骨の一部を囲んでいる状態で示されている、骨折した骨の長手方向断面図である。 膨張可能な装置が内部にガイド又は棘を有した状態で示されている、骨折した骨の長手方向断面図である。 多チャンバを内部に有する膨張可能な装置の一形態の、図1の線6−6に沿った横断面図である。 両端に突起を有する膨張可能な装置の一形態の側面図である。 膨張可能な幾何学形状部内に突起が組み込まれている膨張可能な装置の一形態の、図7の線8−8に沿った横断面図である。 外部突起を有する膨張可能な装置の、図7の線8−8に沿った代替的な横断面図である。 内部突起及び外部突起を有する膨張可能な装置の、図7の線8−8に沿った代替的な横断面図である。 膨張可能な装置の長さに沿って概ね延びる別個に膨張可能な長手方向突起を有する膨張可能な装置の一形態の側面図である。 中央に長手方向突起が設けられている膨張可能な装置の一形態の側面図である。 一端に突起を有する膨張可能な一形態の側面図である。 表面に環状リングが組み込まれている膨張可能な装置の一形態の側面図である。 複数の内部突起環状リングを有する膨張可能な装置の一形態の部分図である。 複数の外部突起環状リングを有する膨張可能な装置の一形態の部分図である。 第1の方向に傾斜した複数の歯付きリング及び第2の方向に傾斜した複数の歯付きリングを有する膨張可能な装置の一形態の断面図である。 図16aの膨張可能な装置の線16a−16aに沿った長手方向断面図である。 第1の方向に傾斜した複数の歯付きリング及び第2の方向に傾斜した複数の歯付きリングを有する膨張可能な装置の代替形態の断面図である。 図16cの膨張可能な装置の線16d−16dに沿った長手方向断面図である。 ねじ付きの膨張可能な装置の一形態の側面図である。 両端に複数の環状リング及び複数の長手方向突起が設けられている膨張可能な装置の一形態の側面図である。 テクスチャ加工された膨張可能な装置の一形態の側面図である。 テクスチャ加工された膨張可能な装置の代替形態の側面図である。 テクスチャ加工された膨張可能な装置の代替形態の側面図である。 両端にテクスチャ及び中央付近に複数の突起を有するダンベル形状に構成された膨張可能な装置の一形態を示す図であり、当該膨張可能な装置が、骨空洞内でのその適正な配置を示すマーキングを有するシリンジ及び送達管腔と連結して示されている。 複数の角度で構成されたランダムに位置するロッドを有する膨張可能な装置の一形態を示す図である。 第1の骨部分及び第2の骨部分を有する、修復の必要な骨折した骨を示す図である。 図24に示す骨折した骨の第2の骨部分を通して第1の骨部分に第1のテターが挿入されている第1の膨張可能な装置の一形態を示す図である。 図24に示される骨折した骨の第2の部分に第2のテターが挿入されている第2の膨張可能な装置の一形態を示す図である。 治療的効果を与えるために、第1の膨張可能な装置及び図26に示す第2の膨張可能な装置の相互作用の一形態を示す図である。 第1の部分及び第2の部分を有する、修復が必要な骨折した骨を示す図である。 第1の膨張可能な部分及び第2の膨張可能な部分を有する膨張可能な装置の一形態を示す図であり、第1の膨張可能な部分が、図28に示す骨折した骨の第1の骨部分内で膨張して示されており、第2の膨張可能な部分が収縮して示されている。 図28に示す骨折した骨の第1の骨部分及び第2の骨部分の一形態を示す図であり、図29に示す膨張可能な装置の第1の膨張可能な部分を引き出すか又は付勢することによって圧縮されている状態である。 図30に示す骨部分を接合した後での当該骨を安定させる一形態を示す図であり、骨折した骨が、膨張可能な装置(図30に示す)の第2の膨張可能な部分が当該骨に安定性を与えるように膨張した状態で示されている。 内部にアクセス孔を有する近位端及び遠位端を有する骨折した骨を示す図であり、骨折した骨がその各端から楔形空洞が取り除かれた状態で示されている。 図33の楔形空洞に対応する楔形部分を有する膨張可能な装置の一形態を示す図である。 骨折した骨の近位部分及び遠位部分が共に引き出されるように膨張可能な装置の楔形部分から楔形空洞に圧力を加えることによって、骨折した骨部分を接合するように用いられている状態の、図33に示す膨張可能な装置の一形態を示す図である。 図34に示す膨張可能な装置の楔形部分と楔形空洞との間の関係のより詳細な図である。 骨折した骨に挿入されて示されており、第1の膨張可能な部分及び第1の膨張可能な部分を有する、膨張可能な装置の一形態の図であり、第1の膨張可能な部分は膨張して示されており、第2の膨張可能な部分は収縮して示されている。 第1の膨張可能な部分及び第2の膨張可能な部分の双方が膨張した状態で示されている、図36の膨張可能な装置の一形態を示す図である。

Claims (38)

  1. (a)骨を安定させるように構成され、骨空洞内に挿入されるように構成される、膨張可能な部材と、
    (b)前記膨張可能な部材に結合されると共に該膨張可能な部材を膨張させるように構成される、第1の送達管腔と、
    を備える、膨張可能な装置。
  2. 前記膨張可能な部材に連結される少なくとも1つの支持部材をさらに備える、請求項1に記載の膨張可能な装置。
  3. 前記支持部材は長手方向延在部材である、請求項2に記載の膨張可能な装置。
  4. 前記支持部材は環状部材である、請求項2に記載の膨張可能な装置。
  5. 前記膨張可能な部材は、第1のチャンバ及び第2のチャンバを有する、請求項1に記載の膨張可能な装置。
  6. 前記膨張可能な部材と連結される少なくとも1つの支持部材をさらに備える、請求項5に記載の膨張可能な装置。
  7. 前記第1のチャンバ及び前記第2のチャンバは軸方向に整列する、請求項5に記載の膨張可能な装置。
  8. 前記第1のチャンバ及び前記第2のチャンバは長手方向に隣接する、請求項7に記載の膨張可能な装置。
  9. 前記第1のチャンバ及び前記第2のチャンバは同軸である、請求項5に記載の膨張可能な装置。
  10. 前記膨張可能な部材は突起を有する、請求項1に記載の膨張可能な装置。
  11. 前記突起の第1の領域が前記膨張可能な部材の第1の領域に設けられ、前記突起の第2の領域が前記膨張可能な部材の第2の領域に設けられる、請求項10に記載の膨張可能な装置。
  12. 前記膨張可能な部材の前記第1の領域は該膨張可能な部材の近位端付近にあり、前記膨張可能な部材の前記第2の領域は該膨張可能な部材の遠位端付近にある、請求項11に記載の膨張可能な装置。
  13. 前記突起は膨張するように動作可能に構成される、請求項10に記載の膨張可能な装置。
  14. 前記突起は、前記膨張可能な部材とは独立して膨張するように動作可能に構成される、請求項13に記載の膨張可能な装置。
  15. 前記突起は専用送達管腔を介して膨張する、請求項14に記載の膨張可能な装置。
  16. 前記突起は、前記膨張可能な部材の膨張により該突起を膨張させるように該膨張可能な部材と流体接続する、請求項10に記載の膨張可能な装置。
  17. 前記突起は前記膨張部材と一体である、請求項10に記載の膨張可能な装置。
  18. 前記突起は前記膨張部材と恒久的に連結される要素である、請求項10に記載の膨張可能な装置。
  19. 前記突起は、内部突起、外部突起、及びそれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項10に記載の膨張可能な装置。
  20. 前記突起は、前記膨張可能な部材の剛性を増大させること、該膨張可能な部材の安定性を高めること、前記骨の安定性を高めること、該骨の骨折した部分の各自に圧縮を加えないように前記膨張可能な部材と前記骨との間の摩擦係数を減らすこと、及び、それらの組み合わせから成る群から選択される使用のために構成される、請求項10に記載の膨張可能な装置。
  21. 第2の送達管腔をさらに備え、前記第1のチャンバは前記第1の送達管腔と連結され、前記第2のチャンバは前記第2の送達管腔と連結される、請求項5に記載の膨張可能な装置。
  22. 前記膨張可能な部材は、足場を設けること、前記膨張可能な部材の剛性を増大させること、該膨張可能な部材の安定性を高めること、前記骨の安定性を高めること、前記骨の骨折した部分の各自に圧縮を加えないように、前記膨張可能な部材と前記骨との間の摩擦係数を減らすこと、及びそれらの組み合わせから成る群から選択される使用のために構成される、請求項1に記載の膨張可能な装置。
  23. 第1の膨張可能な装置を用意することであって、該第1の膨張可能な装置は、
    (a)骨を安定させるように構成される第1の膨張可能な部材であって、第1の組織空洞に挿入されるように構成される、第1の膨張可能な部材と、
    (b)第1のテターであって、前記第1の膨張可能な部材と結合されると共に該第1の膨張可能な部材を膨張させるように構成される、第1のテターと、
    を備える、第1の膨張可能な装置を用意すること、
    前記第1の組織空洞を設けること、
    前記第1の膨張可能な装置を前記第1の組織空洞に挿入すること、及び
    前記第1の膨張可能な装置を膨張させること、
    を含む、骨折した骨を安定させる方法。
  24. 前記第1の膨張可能な部材には、前記骨折した骨を安定させるように動作可能に構成される支持部材が設けられる、請求項23に記載の方法。
  25. 前記第1の膨張可能な部材には複数の突起が設けられる、請求項23に記載の方法。
  26. 前記骨を安定させるように構成され、該骨に挿入されるように構成される、第2の膨張可能な部材を備える、第2の膨張可能な装置を用意するステップと、
    前記第2の膨張可能な装置を前記骨に挿入するステップと、
    前記第2の膨張可能な装置を膨張させるステップと、
    をさらに含む、請求項23に記載の方法。
  27. 前記第1の膨張可能な部材及び前記第2の膨張可能な部材は前記第1のテターにより膨張する、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第2の膨張可能な装置は第2のテターをさらに備え、該第2のテターは前記第2の膨張可能な部材と結合され、該第2の膨張可能な部材を膨張させるように構成される、請求項26に記載の方法。
  29. 前記第1の膨張可能な装置及び前記第2の膨張可能な装置は結合される、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1の膨張可能な装置及び第2の膨張可能な装置は軸方向に結合される、請求項29に記載の方法。
  31. 前記第1の膨張可能な装置を前記骨の第1の空洞内で膨張させるステップと、
    前記第2の膨張可能な装置を前記骨の第2の空洞内で膨張させるステップと、
    をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  32. 前記第2の装置に対して前記第1の膨張可能な装置を操作することによって前記骨を接合するステップをさらに含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記骨を接合するステップは、前記第1の膨張可能な装置を前記第1のテターにより、また、前記第2の膨張可能な装置を前記第2のテターにより操作することを含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記第1の空洞は前記骨折した骨の第1の骨部分にあり、前記第2の空洞は前記骨の第2の骨部分にあり、前記第1の膨張可能な装置及び前記第2の膨張可能な装置は、前記第1の骨部分及び前記第2の骨部分を接合するように操作される、請求項32に記載の方法。
  35. 前記第1の空洞は第1の骨部分にあり、前記第2の空洞は前記骨の骨折部分にわたって延びる該骨の骨体内の空洞である、請求項32に記載の方法。
  36. 前記骨折した骨を接合するステップは、前記第1の膨張可能な装置により軸方向力、また、前記第2の膨張可能な装置により径方向力を与えることをさらに含む、請求項32に記載の方法。
  37. 前記軸方向力は、前記第1の骨部分及び前記第2の骨部分が互いの上に被さらないように与えられる、請求項36に記載の方法。
  38. 前記第1の膨張可能な装置を前記骨の前記第1の空洞内で膨張させるステップと、
    前記第2の膨張可能な装置を前記骨の前記第2の空洞内で膨張させるステップと、
    をさらに含む、請求項27に記載の方法。
JP2008541331A 2005-11-15 2006-11-15 骨折した骨の解剖学的構造を修復する膨張可能な装置 Pending JP2009515660A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US73679705P 2005-11-15 2005-11-15
US73728705P 2005-11-16 2005-11-16
US82244006P 2006-08-15 2006-08-15
PCT/US2006/044443 WO2007059259A1 (en) 2005-11-15 2006-11-15 Inflatable device for restoring anatomy of fractured bone

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009515660A true JP2009515660A (ja) 2009-04-16

Family

ID=37810286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008541331A Pending JP2009515660A (ja) 2005-11-15 2006-11-15 骨折した骨の解剖学的構造を修復する膨張可能な装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20070123877A1 (ja)
EP (1) EP1956991A1 (ja)
JP (1) JP2009515660A (ja)
WO (1) WO2007059259A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528765A (ja) * 2011-08-18 2014-10-30 ミリッツ マティーアス 骨拡大のための医療装置
JP2015525641A (ja) * 2012-07-24 2015-09-07 オムリックス・バイオファーマシューティカルズ・リミテッドOmrix Biopharmaceuticals Ltd. 身体器官への硬化性流体組成物の適用のための装置及び方法
US10130346B2 (en) 2012-07-24 2018-11-20 Omrix Biopharmaceuticals Ltd. Device and method for the application of a curable fluid composition to a bodily organ

Families Citing this family (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8142462B2 (en) * 2004-05-28 2012-03-27 Cavitech, Llc Instruments and methods for reducing and stabilizing bone fractures
WO2006034436A2 (en) 2004-09-21 2006-03-30 Stout Medical Group, L.P. Expandable support device and method of use
AU2007243353B2 (en) * 2006-04-26 2012-05-31 Illuminoss Medical, Inc. Apparatus and methods for reinforcing bone
US7806900B2 (en) * 2006-04-26 2010-10-05 Illuminoss Medical, Inc. Apparatus and methods for delivery of reinforcing materials to bone
WO2007131002A2 (en) * 2006-05-01 2007-11-15 Stout Medical Group, L.P. Expandable support device and method of use
AU2007322320B2 (en) 2006-11-10 2013-02-14 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for internal bone fixation
US7879041B2 (en) * 2006-11-10 2011-02-01 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for internal bone fixation
US20080114364A1 (en) * 2006-11-15 2008-05-15 Aoi Medical, Inc. Tissue cavitation device and method
EP2120734B1 (en) 2006-12-15 2015-12-02 Gmedelaware 2 LLC Drills for vertebrostenting
CA2678911A1 (en) 2007-03-22 2008-09-25 Novalign Orthopaedics, Inc. Segmented intramedullary structure
EP2164405A2 (en) 2007-05-21 2010-03-24 AOI Medical Inc. Articulating cavitation device
WO2009059090A1 (en) 2007-10-31 2009-05-07 Illuminoss Medical, Inc. Light source
US8545457B2 (en) * 2007-11-08 2013-10-01 Terumo Kabushiki Kaisha Sprayer
CN101909534B (zh) * 2007-11-16 2013-03-27 新特斯有限责任公司 用于稳定椎骨压缩性骨折的多孔包封装置
US8403968B2 (en) 2007-12-26 2013-03-26 Illuminoss Medical, Inc. Apparatus and methods for repairing craniomaxillofacial bones using customized bone plates
CA2781407A1 (en) 2008-01-14 2009-07-23 Michael P. Brenzel Apparatus and methods for fracture repair
AU2015203145B2 (en) * 2008-01-14 2017-11-23 Conventus Orthopaedics Inc. Apparatus and Methods for Fracture Repair
WO2009155319A1 (en) 2008-06-17 2009-12-23 Soteira, Inc. Devices and methods for fracture reduction
GB0813659D0 (en) 2008-07-25 2008-09-03 Smith & Nephew Fracture putty
WO2010056895A1 (en) 2008-11-12 2010-05-20 Stout Medical Group, L.P. Fixation device and method
US20100211176A1 (en) 2008-11-12 2010-08-19 Stout Medical Group, L.P. Fixation device and method
US8221420B2 (en) 2009-02-16 2012-07-17 Aoi Medical, Inc. Trauma nail accumulator
WO2010111246A1 (en) 2009-03-23 2010-09-30 Soteira, Inc. Devices and methods for vertebrostenting
US8210729B2 (en) * 2009-04-06 2012-07-03 Illuminoss Medical, Inc. Attachment system for light-conducting fibers
US8512338B2 (en) 2009-04-07 2013-08-20 Illuminoss Medical, Inc. Photodynamic bone stabilization systems and methods for reinforcing bone
EP2467098A4 (en) 2009-08-19 2015-07-08 Illuminoss Medical Inc DEVICES AND METHODS FOR BONE ALIGNMENT, STABILIZATION AND DISTRACTION
WO2011038315A1 (en) * 2009-09-28 2011-03-31 Zimmer, Inc. Expandable intramedullary rod
EP2498700A4 (en) * 2009-11-10 2016-03-30 Illuminoss Medical Inc INTRAMEDULLARY IMPLANTS WITH VARIABLE HOLDER PLACEMENT
IN2012DN03417A (ja) 2009-11-30 2015-10-23 Synthes Gmbh
EP2523614A4 (en) 2010-01-15 2017-02-15 Conventus Orthopaedics, Inc. Rotary-rigid orthopaedic rod
ES2733729T3 (es) 2010-01-20 2019-12-02 Conventus Orthopaedics Inc Aparato para el acceso a huesos y para la preparación de cavidades
US9220554B2 (en) 2010-02-18 2015-12-29 Globus Medical, Inc. Methods and apparatus for treating vertebral fractures
CN108125714A (zh) 2010-03-08 2018-06-08 康文图斯整形外科公司 用于固定骨植入物的装置及方法
US8684965B2 (en) 2010-06-21 2014-04-01 Illuminoss Medical, Inc. Photodynamic bone stabilization and drug delivery systems
WO2012027490A2 (en) 2010-08-24 2012-03-01 Stout Medical Group, L.P. Support device and method for use
EP2654584A1 (en) 2010-12-22 2013-10-30 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for treating conditions and diseases of the spine
EP2734266B1 (en) 2011-07-19 2017-12-20 Illuminoss Medical, Inc. Devices for bone restructure and stabilization
WO2013059609A1 (en) 2011-10-19 2013-04-25 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for joint stabilization
US8939977B2 (en) 2012-07-10 2015-01-27 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for separating bone fixation devices from introducer
US9687281B2 (en) 2012-12-20 2017-06-27 Illuminoss Medical, Inc. Distal tip for bone fixation devices
CA2969316A1 (en) 2013-12-12 2015-06-18 Conventus Orthopaedics, Inc. Tissue displacement tools and methods
WO2019010252A2 (en) 2017-07-04 2019-01-10 Conventus Orthopaedics, Inc. APPARATUS AND METHODS FOR TREATING BONES
US11071572B2 (en) 2018-06-27 2021-07-27 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for bone stabilization and fixation
CN113143431A (zh) * 2021-04-22 2021-07-23 广东医科大学附属第三医院(佛山市顺德区龙江医院) 一种骨折辅助复位器

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05220173A (ja) * 1990-12-29 1993-08-31 Milan Krajicek Csc 骨接合のための方法および装置
JPH0838609A (ja) * 1994-07-28 1996-02-13 Fuji Syst Kk 医療用バルーンカテーテル
JPH09508292A (ja) * 1994-01-26 1997-08-26 レイリー,マーク・エイ 骨の治療に関する外科的方法で使用される、改良に係る拡張可能な装置
JP2001258915A (ja) * 2000-03-07 2001-09-25 Bristol Myers Squibb Co 整形外科インプラント及びそれを骨に移植する方法
JP2001293017A (ja) * 2000-03-07 2001-10-23 Bristol Myers Squibb Co 整形外科インプラント及びそれを骨に移植する方法並びに骨に空洞を成形するための形成外科リーマ及び整形外科キット
JP2001527437A (ja) * 1997-03-07 2001-12-25 ベイヤー、モルデキイ 経皮的骨および脊椎安定化、固定および修復のためのシステム
JP2004526525A (ja) * 2001-04-19 2004-09-02 シンセス(ユーエスエイ) 骨のならびに脊椎治療における破損を整復するための可膨張性装置および方法
WO2005070314A1 (en) * 2004-01-16 2005-08-04 Expanding Orthopedics, Inc. Bone fracture treatment devices

Family Cites Families (94)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3030951A (en) * 1959-04-10 1962-04-24 Michael P Mandarino Methods and materials for orthopedic surgery
JPS52130183A (en) * 1975-04-22 1977-11-01 Ingubuaru Buranemaruku Peru Method of forming bone setting
US4369772A (en) * 1980-04-28 1983-01-25 University Of Florida Method for strengthening a fractured bone
US4313434A (en) * 1980-10-17 1982-02-02 David Segal Fracture fixation
CH651192A5 (de) * 1980-11-20 1985-09-13 Synthes Ag Osteosynthetische vorrichtung und dazu passende bohrlehre.
CH650915A5 (de) * 1981-03-16 1985-08-30 Synthes Ag Vorrichtung zur stabilisierung des bereiches eines knochenbruches oder einer osteotomie.
DE3114136C2 (de) * 1981-04-08 1986-02-06 Aesculap-Werke Ag Vormals Jetter & Scheerer, 7200 Tuttlingen Osteosyntheseplatte
US4494535A (en) * 1981-06-24 1985-01-22 Haig Armen C Hip nail
CA1227902A (en) * 1984-04-02 1987-10-13 Raymond G. Tronzo Fenestrated hip screw and method of augmented internal fixation
DE8513288U1 (de) * 1985-05-06 1986-09-04 Wolter, Dietmar, Prof. Dr., 2000 Hamburg Osteosyntheseplatte
CH673762A5 (ja) * 1987-12-02 1990-04-12 Synthes Ag
US4969888A (en) * 1989-02-09 1990-11-13 Arie Scholten Surgical protocol for fixation of osteoporotic bone using inflatable device
US5269785A (en) * 1990-06-28 1993-12-14 Bonutti Peter M Apparatus and method for tissue removal
US5102413A (en) * 1990-11-14 1992-04-07 Poddar Satish B Inflatable bone fixation device
US5085660A (en) * 1990-11-19 1992-02-04 Lin Kwan C Innovative locking plate system
WO1993000518A1 (de) * 1991-06-25 1993-01-07 Synthes Ag, Chur Befestigungselement
US5275601A (en) * 1991-09-03 1994-01-04 Synthes (U.S.A) Self-locking resorbable screws and plates for internal fixation of bone fractures and tendon-to-bone attachment
US5490859A (en) * 1992-11-13 1996-02-13 Scimed Life Systems, Inc. Expandable intravascular occlusion material removal devices and methods of use
ES2124288T3 (es) * 1992-11-25 1999-02-01 Codman & Shurtleff Sistema de placas para osteosintesis.
US5871486A (en) * 1993-01-21 1999-02-16 Acumed, Inc. Variable pitch bone screw
US5480400A (en) * 1993-10-01 1996-01-02 Berger; J. Lee Method and device for internal fixation of bone fractures
US5423850A (en) * 1993-10-01 1995-06-13 Berger; J. Lee Balloon compressor for internal fixation of bone fractures
US6248110B1 (en) * 1994-01-26 2001-06-19 Kyphon, Inc. Systems and methods for treating fractured or diseased bone using expandable bodies
US20030032963A1 (en) * 2001-10-24 2003-02-13 Kyphon Inc. Devices and methods using an expandable body with internal restraint for compressing cancellous bone
US6241734B1 (en) * 1998-08-14 2001-06-05 Kyphon, Inc. Systems and methods for placing materials into bone
ES2287635T3 (es) * 1994-01-26 2007-12-16 Kyphon Inc. Dispositivo inflamable mejorado para uso en metodos quirurgicos relacinados a la fijacion de hueso.
US5888220A (en) * 1994-05-06 1999-03-30 Advanced Bio Surfaces, Inc. Articulating joint repair
CA2144353C (en) * 1994-05-24 2001-08-21 Slobodan Tepic Bone plate
SE9402130D0 (sv) * 1994-06-17 1994-06-17 Sven Olerud Anordning samt förfarande för plattfixation av ben
US5591170A (en) * 1994-10-14 1997-01-07 Genesis Orthopedics Intramedullary bone cutting saw
JP3542133B2 (ja) * 1995-03-27 2004-07-14 ジンテーズ アクチエンゲゼルシャフト,クール 骨板
US5520690A (en) * 1995-04-13 1996-05-28 Errico; Joseph P. Anterior spinal polyaxial locking screw plate assembly
US5613967A (en) * 1995-04-28 1997-03-25 Acromed Corporation Apparatus for maintaining bone portions in a desired spatial relationship
US5720749A (en) * 1996-03-18 1998-02-24 Snap-On Technologies, Inc. Integral reamer apparatus with guide counterbores in female press-fitted parts
FR2748387B1 (fr) * 1996-05-13 1998-10-30 Stryker France Sa Dispositif de fixation osseuse, en particulier au sacrum, en osteosynthese du rachis
ATE260072T1 (de) * 1996-07-18 2004-03-15 Implant Innovations Inc Motorisch angetriebene osteotomiewerkzeuge zum verdichten von knochengewebe
US6017345A (en) * 1997-05-09 2000-01-25 Spinal Innovations, L.L.C. Spinal fixation plate
US6134140A (en) * 1997-05-14 2000-10-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device with soft-programming to adjust erased state of memory cells
US5972015A (en) * 1997-08-15 1999-10-26 Kyphon Inc. Expandable, asymetric structures for deployment in interior body regions
US6852095B1 (en) * 1997-07-09 2005-02-08 Charles D. Ray Interbody device and method for treatment of osteoporotic vertebral collapse
US5891145A (en) * 1997-07-14 1999-04-06 Sdgi Holdings, Inc. Multi-axial screw
US6030389A (en) * 1997-08-04 2000-02-29 Spinal Concepts, Inc. System and method for stabilizing the human spine with a bone plate
US6048346A (en) * 1997-08-13 2000-04-11 Kyphon Inc. Systems and methods for injecting flowable materials into bones
US6033411A (en) * 1997-10-14 2000-03-07 Parallax Medical Inc. Precision depth guided instruments for use in vertebroplasty
US6019776A (en) * 1997-10-14 2000-02-01 Parallax Medical, Inc. Precision depth guided instruments for use in vertebroplasty
US6096054A (en) * 1998-03-05 2000-08-01 Scimed Life Systems, Inc. Expandable atherectomy burr and method of ablating an occlusion from a patient's blood vessel
US6440138B1 (en) * 1998-04-06 2002-08-27 Kyphon Inc. Structures and methods for creating cavities in interior body regions
WO1999062416A1 (en) * 1998-06-01 1999-12-09 Kyphon Inc. Expandable preformed structures for deployment in interior body regions
US6214012B1 (en) * 1998-11-13 2001-04-10 Harrington Arthritis Research Center Method and apparatus for delivering material to a desired location
CA2320097C (en) * 1998-12-09 2009-04-14 Cook Incorporated Hollow, curved, superelastic medical needle
WO2000056254A1 (en) * 1999-03-24 2000-09-28 Parallax Medical, Inc. Non-compliant system for delivery of implant material
US6210376B1 (en) * 1999-04-08 2001-04-03 New York University Cannulated delivery pin
US6805697B1 (en) * 1999-05-07 2004-10-19 University Of Virginia Patent Foundation Method and system for fusing a spinal region
US6221029B1 (en) * 1999-05-13 2001-04-24 Stryker Corporation Universal biopsy system
US6048343A (en) * 1999-06-02 2000-04-11 Mathis; John M. Bone screw system
ES2164548B1 (es) * 1999-08-05 2003-03-01 Probitas Pharma Sa Dispositivo para la dosificacion de masa fraguable para vertebroplastia y otros tratamientos oseos similares.
US8007498B2 (en) * 1999-12-09 2011-08-30 Mische Hans A Methods and devices for treatment of bone fractures
ES2287097T3 (es) * 2000-02-03 2007-12-16 Baylor College Of Medicine Dispositivo de ablacion de nervios intraoseos.
US6899716B2 (en) * 2000-02-16 2005-05-31 Trans1, Inc. Method and apparatus for spinal augmentation
US7014633B2 (en) * 2000-02-16 2006-03-21 Trans1, Inc. Methods of performing procedures in the spine
US7500977B2 (en) * 2003-10-23 2009-03-10 Trans1 Inc. Method and apparatus for manipulating material in the spine
US6358251B1 (en) * 2000-03-21 2002-03-19 University Of Washington Method and apparatus for forming a cavity in soft tissue or bone
NZ521800A (en) * 2000-04-07 2004-06-25 Kyphon Inc Insertion devices and directing the expansion of an expandable structure of the device within a bone
US6869445B1 (en) * 2000-05-04 2005-03-22 Phillips Plastics Corp. Packable ceramic beads for bone repair
AU7961901A (en) * 2000-05-26 2001-12-03 Wallsten Medical S.A. Balloon catheter
US20020029047A1 (en) * 2000-06-16 2002-03-07 Benedicte Bascle Method and apparatus for needle placement and entry point determination in percutaneous procedures
JP2004500963A (ja) * 2000-06-27 2004-01-15 カイフォン インコーポレイテッド 流動可能材料を骨に注入するためのシステムおよび方法
CN100486536C (zh) * 2000-07-14 2009-05-13 科丰公司 用于把材料引入骨中的系统
CA2419196A1 (en) * 2000-08-11 2002-02-21 Sdgi Holdings, Inc. Surgical instrumentation and method for treatment of the spine
US6679886B2 (en) * 2000-09-01 2004-01-20 Synthes (Usa) Tools and methods for creating cavities in bone
US7008433B2 (en) * 2001-02-15 2006-03-07 Depuy Acromed, Inc. Vertebroplasty injection device
US6375659B1 (en) * 2001-02-20 2002-04-23 Vita Licensing, Inc. Method for delivery of biocompatible material
US6595998B2 (en) * 2001-03-08 2003-07-22 Spinewave, Inc. Tissue distraction device
DE60216593T2 (de) * 2001-07-05 2007-09-27 Precision Vascular Systems, Inc., West Valley City Medizinische vorrichtung mit drehmoment übertragendem weichem endstück und verfahren zu seiner formgebung
US6676663B2 (en) * 2001-07-19 2004-01-13 Higueras Antonio Perez Applicator device for controllably injecting a surgical cement into bones
AU2002323457A1 (en) * 2001-08-27 2003-05-19 James C. Thomas Jr. Implant for partial disc and cancellous bone replacement
US20040024463A1 (en) * 2001-08-27 2004-02-05 Thomas James C. Expandable implant for partial disc replacement and reinforcement of a disc partially removed in a discectomy and for reduction and maintenance of alignment of cancellous bone fractures and methods and apparatuses for same
US6706069B2 (en) * 2001-09-13 2004-03-16 J. Lee Berger Spinal grooved director with built in balloon
US6984063B2 (en) * 2002-10-07 2006-01-10 Advanced Biomaterial Systems, Inc. Apparatus for mixing and dispensing components
US7001342B2 (en) * 2001-10-30 2006-02-21 Movdice Holding, Inc. Biopsy/access tool with integrated biopsy device and access cannula and use thereof
US7488320B2 (en) * 2001-11-01 2009-02-10 Renova Orthopedics, Llc Orthopaedic implant fixation using an in-situ formed anchor
US20030171812A1 (en) * 2001-12-31 2003-09-11 Ilan Grunberg Minimally invasive modular support implant device and method
US6689132B2 (en) * 2002-05-15 2004-02-10 Spineco, Inc. Spinal implant insertion tool
JP4179495B2 (ja) * 2002-06-12 2008-11-12 松崎 浩巳 骨補填材
WO2003106650A2 (en) * 2002-06-14 2003-12-24 The Children's Hospital Of Philadelphia Chd5 encoding nucleic acids, polypeptides, antibodies and methods of use thereof
US7901407B2 (en) * 2002-08-02 2011-03-08 Boston Scientific Scimed, Inc. Media delivery device for bone structures
US6932843B2 (en) * 2002-09-25 2005-08-23 Medicinelodge, Inc. Apparatus and method for the in-situ formation of a structural prosthesis
US7326203B2 (en) * 2002-09-30 2008-02-05 Depuy Acromed, Inc. Device for advancing a functional element through tissue
AU2003230740B2 (en) * 2002-11-08 2008-10-09 Warsaw Orthopedic, Inc. Transpedicular intervertebral disk access methods and devices
US20050015148A1 (en) * 2003-07-18 2005-01-20 Jansen Lex P. Biocompatible wires and methods of using same to fill bone void
US7252686B2 (en) * 2003-08-13 2007-08-07 Boston Scientific Scimed Methods for reducing bone compression fractures using wedges
WO2005041793A2 (en) * 2003-10-23 2005-05-12 Trans1, Inc. Spinal mobility preservation apparatus and method
CA2614721A1 (en) * 2005-07-29 2007-02-08 Vertos Medical, Inc. Percutaneous tissue excision devices and methods
US20070055259A1 (en) * 2005-08-17 2007-03-08 Norton Britt K Apparatus and methods for removal of intervertebral disc tissues

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05220173A (ja) * 1990-12-29 1993-08-31 Milan Krajicek Csc 骨接合のための方法および装置
JPH09508292A (ja) * 1994-01-26 1997-08-26 レイリー,マーク・エイ 骨の治療に関する外科的方法で使用される、改良に係る拡張可能な装置
JPH0838609A (ja) * 1994-07-28 1996-02-13 Fuji Syst Kk 医療用バルーンカテーテル
JP2001527437A (ja) * 1997-03-07 2001-12-25 ベイヤー、モルデキイ 経皮的骨および脊椎安定化、固定および修復のためのシステム
JP2001258915A (ja) * 2000-03-07 2001-09-25 Bristol Myers Squibb Co 整形外科インプラント及びそれを骨に移植する方法
JP2001293017A (ja) * 2000-03-07 2001-10-23 Bristol Myers Squibb Co 整形外科インプラント及びそれを骨に移植する方法並びに骨に空洞を成形するための形成外科リーマ及び整形外科キット
JP2004526525A (ja) * 2001-04-19 2004-09-02 シンセス(ユーエスエイ) 骨のならびに脊椎治療における破損を整復するための可膨張性装置および方法
WO2005070314A1 (en) * 2004-01-16 2005-08-04 Expanding Orthopedics, Inc. Bone fracture treatment devices
JP2007517634A (ja) * 2004-01-16 2007-07-05 エクスパンディング オーソペディクス インコーポレーテッド 骨折治療デバイス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528765A (ja) * 2011-08-18 2014-10-30 ミリッツ マティーアス 骨拡大のための医療装置
JP2015525641A (ja) * 2012-07-24 2015-09-07 オムリックス・バイオファーマシューティカルズ・リミテッドOmrix Biopharmaceuticals Ltd. 身体器官への硬化性流体組成物の適用のための装置及び方法
US10130346B2 (en) 2012-07-24 2018-11-20 Omrix Biopharmaceuticals Ltd. Device and method for the application of a curable fluid composition to a bodily organ

Also Published As

Publication number Publication date
US20070123877A1 (en) 2007-05-31
WO2007059259A1 (en) 2007-05-24
EP1956991A1 (en) 2008-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009515660A (ja) 骨折した骨の解剖学的構造を修復する膨張可能な装置
JP5619875B2 (ja) 拡張型骨インプラント
JP5021653B2 (ja) 連結された拡張可能な本体を用いる椎骨の補強装置及び方法
US8353911B2 (en) Extendable cutting member
AU2010318590B2 (en) Systems and methods for vertebral or other bone structure height restoration and stabilization
CN102548511B (zh) 用于增大骨的方法和装置
US7722624B2 (en) Expandable structures for deployment in interior body regions
US8262609B2 (en) Anterior inflation balloon
US8221349B2 (en) Anterior inflation balloon
US20070055274A1 (en) Apparatus and methods for treating bone
EP2131747A2 (en) Apparatuses and methods for bone screw augmentation
CN107320173B (zh) 椎体扩张成形系统和方法
US8961525B2 (en) Inflatable bone tamp with predetermined extensibility
US20110098759A1 (en) Expandable device for bone manipulation
KR20080059219A (ko) 척추 증대 장치 및 방법
JP4638424B2 (ja) 変形可能器具及びインプラント

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110823

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120528

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120604

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121023