JP2009514999A - 透水性舗装用アスファルト結合剤 - Google Patents

透水性舗装用アスファルト結合剤 Download PDF

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Abstract

瀝青85から97.5重量部およびポリマー組成物16から2.5重量部を含み、このポリマー組成物は、(i)スチレン系ブロックコポリマーの2から8重量部、好ましくは3から6重量部(このスチレン系ブロックコポリマーは、モノビニル芳香族炭化水素(A)の少なくとも2つのブロックおよび共役ジエン(B)の少なくとも1つのブロックを有し、前記ブロックコポリマー組成物は、合計のジエン含有量に基づいて、少なくとも25重量%、好ましくは25から40重量%のビニル含有量を有する。);(ii)スチレン系ジブロックコポリマーの0から5重量部、好ましくは1から3重量部(このスチレン系ジブロックコポリマーは、モノビニル芳香族炭化水素(A)の1つのブロックおよび共役ジエン(B)の1つブロックを有する。);および(iii)エチレン−酢酸ビニルコポリマーの0.5から3重量部、好ましくは1から2.5重量部を含み、 (i)+(ii):(iii)の重量比率は、2:1から6:1、好ましくは3:1から4:1であるアスファルト結合剤が提供される。さらに、本発明のアスファルト結合剤2から8重量部およびギャップ粒度骨材または開粒度骨材物質98から92重量部を含むアスファルトミックスが提供される。さらに、前記のアスファルトミックスを圧縮することによって、開またはギャップ粒度のミックスから製造される透水性舗装が特許請求される。

Description

本発明は、とりわけ透水性舗装のために意図されているアスファルト結合剤に関係するものである。さらに特に、本発明は、瀝青成分およびポリマー組成物に基づいたアスファルト結合剤に関係するものである。また、本発明は、新しい結合剤および最終的な透水性舗装において空隙を作り出しているギャップ粒度骨材物質または同様の骨材物質を含むアスファルトミックスに関するものである。本発明は、走路が、早すぎる磨耗に耐えることが必要である透水性アスファルトを含むレーシングサーキット建設およびその他の頑丈な透水性舗装の敷設において特に重要なものである。例えば、本発明のアスファルト結合剤はまた、非ギャップ粒度ミックスおよび濃密なアスファルトミックスにおいても重要なものである。
瀝青は、道路アスファルト混合物の中の結合剤として使われており、道路建設業者からのこれまで増大している性能要求を満たすために継続的に開発されてきた。一般に、瀝青は、道路アスファルトの中でよく機能するけれども、ますます激しい交通の負荷は、表面のわだち掘れ、ラベリング(例えば骨材物質の減損)およびひび割れによる多くの道路の早すぎる磨耗をもたらして来ている。アスファルト結合剤は、今日ではしばしば瀝青およびポリマーの混合物を含む。これらのポリマーの中で、連続した網目を形成する熱可塑性ゴムは、最も一般的に使用されるポリマーであり、本主題に関する様々の文献をもたらして来ている。
例えばWO WO 97/44397には、瀝青成分、8重量%未満の量の熱可塑性ゴムおよび5重量%未満の量のエチレン−酢酸ビニルコポリマー(両方共に合計の瀝青質組成物に基づく)を含み、エチレン−酢酸ビニルコポリマーが、コポリマーに基づいて20から35重量%の範囲内のビニル含有量を有するアスファルト結合剤が記載されている。また、この出願は、結合剤を製造する方法;および道路施工のためのアスファルトミックスにおける結合剤の使用を記載している。この組合せは、特に燃料耐性を改善するために特に設計されている。
EP 337282 Aでは、アスファルト結合剤が、25から40重量%のスチレン含有量および1から15のメルトフローインデックスを有する線状スチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポリマー(SBS)および40から50重量%の酢酸ビニル含有量および2から15のメルトフローインデックスを有するエチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)の組合せを含んでおり、SBS:EVA重量比率が、2:1から6:1である。この参考文献に使用された製品は、Cariflex(登録商標) 1102、すなわち通常のビニル含有量(すなわち、中間体におけるブタジエンの合計量に基づいて12モル%未満)を有するSBSである。
EP 340210 Aには、85から97重量%の瀝青および3から15重量%の添加物成分を含み、前記添加物成分が、1)0.3から33のメルトフローインデックスおよび15から45重量%の酢酸ビニル含有量を有するエチレン−酢酸ビニルコポリマー、エチレンポリアクリレート、および2)20から60重量%のスチレン含有量を有するスチレン−ブタジエン−スチレングラフトポリマー、アタクチックポリプロピレン、ゴム粉末およびこれらの混合物を含む道路表面用組成物などが開示されている。この組成物は、33から500のメルトフローインデックスおよび15から45重量%の酢酸ビニル含有量を有するエチレン−酢酸ビニルコポリマー、エチレンポリアクリレートおよび/またはIR方法によって定量された少なくとも55%のナフテンを有し、40℃で300の最大粘度を有するナフテン系油を含む群からの内部可塑剤/溶剤の含有によって特徴付けられる。前記参考文献の第5頁には、90重量%の瀝青が、2重量%のSBS、3重量%のEVA 13−004、1重量%のEVA 18−150および4重量%の可塑化油と組み合わされた典型的な組成物が示されている。EP337282およびEP340210の両参考文献は共にEVAおよびSBSの組合せを教示し、したがって両方の瀝青添加剤の利益を組み合わせることを教示しているが、さらなる改良が依然として望まれている。
MCKAY、「スチレン−ブタジエンスチレントリブロックコポリマー粘弾性特性および製品性能へのスチレン−ブタジエンジブロックコポリマーの影響」、J.appl.polym.sci.,5)M(199 第56巻、第8号、947〜958頁、ISSN 0021−8995には、接着組成物におけるトリブロックコポリマーの性質へのジブロックの影響が記載されている。この参考文献は、Exxon Baytown AC−10アスファルトにおけるSBS/SBブレンドの評価を含む。概要によると、SBジブロックコポリマーは、SBSトリブロックコポリマーのミクロ相分離温度(MST)を定量的に低下させた。線形粘弾性挙動におけるこれらの変化は、アスファルト舗装結合剤および熱溶融接着剤中のSBSトリブロックコポリマーの効力および性能における減少として現れる。したがって、この参考文献は、SBジブロックコポリマーを使用しないようにすること明確に教示する。また、早すぎる磨耗に対する改善された耐性を有するアスファルト結合剤についてのいかなる情報も提供されていない。
WO WO 97/10304には、瀝青成分、および合計の瀝青質組成物に基づいて1から10重量%のブロックコポリマー組成物を含むアスファルト結合剤が記載されている。ブロックコポリマー組成物は、線状トリブロックコポリマー、多腕ブロックコポリマーおよびジブロックコポリマー(このブロックコポリマーは、モノビニル芳香族炭化水素(A)の少なくとも1つのブロックおよび共役ジエン(B)の少なくとも1つのブロックを含む)からなる群からの少なくとも1つを含み、このブロックコポリマー組成物は、合計のジエン含有量に基づいて少なくとも25重量%のビニル含有量を有している。
過去に、アスファルトミックスは濃密であり、しばしば、空隙の体積を減らすために、連続的な粒度の骨材を有していた。しかし、今日では、開口アスファルトおよび透水性アスファルトが、舗装のためにままます使用されている。透水性舗装は、雨および融雪を通過させ、それによって当該場所および周辺区域からの流出を減少させるだけでなく、通り過ぎる車からの撥ね上げおよび水しぶきを減らすことを可能にする特別なタイプの舗装である。騒音減少も、透水性舗装のもう1つの非常に望ましい特性である。しかし、透水性舗装は、これらのより多くの開口構造のために、より一層大きなラベリングの傾向を有している。
従って、本発明者らは、早すぎる磨耗への改善された耐性を有する透水性舗装をもたらし、さらに、高い耐久性および/またはラベリング耐性を必要とする他のアスファルトミックスにおいても応用される得るアスファルト結合剤を見出すことに着手した。
したがって、瀝青85から97.5重量部およびポリマー組成物16から2.5重量部を含み、
このポリマー組成物は、
(i)スチレン系ブロックコポリマーの2から8重量部、好ましくは3から6重量部(このスチレン系ブロックコポリマーは、モノビニル芳香族炭化水素(A)の少なくとも2つのブロックおよび共役ジエン(B)の少なくとも1つのブロックを有し、前記ブロックコポリマー組成物は、合計のジエン含有量に基づいて、少なくとも25重量%、好ましくは25から40重量%のビニル含有量を有する。);
(ii)スチレン系ジブロックコポリマーの0から5重量部、好ましくは1から3重量部(このスチレン系ジブロックコポリマーは、モノビニル芳香族炭化水素(A)の1つのブロックおよび共役ジエン(B)の1つブロックを有する。);および
(iii)エチレン−酢酸ビニルコポリマーの0.5から3重量部、好ましくは1から2.5重量部
を含み、
(i)+(ii):(iii)の重量比率は、2:1から6:1、好ましくは3:1から4:1である
アスファルト結合剤が提供される。
さらに、本発明のアスファルト結合剤2から8重量部およびギャップ粒度骨材または開粒度骨材物質98から92重量部を含むアスファルトミックスが提供される。
さらに、前記のアスファルトミックスを固めることによって、開またはギャップ粒度のミックスから製造される透水性舗装が特許請求される。
高いビニル含有量を有する好適なブロックコポリマー(成分i)は、前記のWO WO 97/10304において開示されている。従って、ブロックコポリマーが、共役ジエンの少なくとも1つのブロックおよびモノビニル芳香族炭化水素の少なくとも2つのブロックを含み、前記ブロックコポリマーが、合計のジエン含有量に基づいて少なくとも25重量%のビニル含有量を有するトリブロックコポリマーおよび/または多腕ブロックコポリマーが使用され得る。好ましいブロックコポリマーは、100から500kg/モルの範囲内の見かけの分子量を有する。共役ジエンから構成されるブロックは、熱可塑性挙動を保持するために、好ましくはブロックコポリマーの50重量%を含む。このようなポリマーは、一方ではスチレンおよび/または類似のモノビニル芳香族モノマーと、他方ではブタジエン、イソプレンおよび/または類似の共役ジエンとから製造され得る。好ましくは、ブロックコポリマーは、スチレンおよびブタジエンに基づいている。
本明細書を通して使用される「見かけの分子量」という用語については、ポリ(スチレン)検量標準(ASTM D3536による)を使用するゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によって測定されるポリマーの分子量を意味する。
成分(i)は、好ましくは20から40質量%の範囲内の結合スチレン含有量、120から200kg/モルの範囲内の見かけの分子量および少なくとも35%のビニルポリブタジエン含有量を有する。KRATON(登録商標)D1192は、28.5および32.5質量%の範囲内の結合スチレン含有量、138から162kg/モルの範囲内の見かけの分子量および少なくとも35%のビニルポリブタジエン含有量を有するスチレンおよびブタジエンに基づく明確に線状のブロックコポリマーである。トリブロック含有量は、少なくとも90%である。これは、好ましい成分(i)である。
スチレン系ジブロックポリマーの具体的な例は、スチレン−ブタジエン、スチレン−イソプレンおよびこれらの水素添加誘導体を含む。ジブロックコポリマーの例は、様々の商品名で多種多様の供給者から商業的に入手できる。商業的に入手可能なジブロック樹脂の例は、Asaprene(商標)438(Asahi)、Sol T(商標)6320(Polimeri)、Calprene(商標)4318(Dynasol)を含む。好ましくは、成分(ii)は、スチレンおよびブタジエンに基づくスチレン系ジブロックコポリマー、場合によりこの中に含まれる30%以下のトリブロックコポリマーを有するものである。好適には、このようなジブロックコポリマーは、75から225kg/モル、好ましくは100から200kg/モルの範囲の分子量を有する。KRATON(登録商標)D1118は、30および32質量%の範囲内の結合スチレン含有量および約78%のジブロック含有量を有するスチレンおよびブタジエンに基づく線状ジブロックコポリマーである。これは、好ましい成分(ii)である。
エチレン酢酸ビニルコポリマーは、前記のWO WO97/44397、EP0337282AおよびEP0340210Aに記載されている。これらは、0.3から33g/10分のメルトフローインデックス(ASTM D1238)およびコポリマーに基づいて20から50重量%の範囲の酢酸ビニル含有量を有するコポリマーである。一般に、ポリマー変性瀝青中に使用されるいかなるEVAポリマーも使用することができる。しかし、Polybilt(登録商標) 106、すなわち約24重量%の酢酸ビニル含有量および約1.8g/10分のメルトインデックス(ASTM D 1238)を有するEVAは、特別な有用性がある。
前記の成分は、試験され、典型的な瀝青を改良することが発見された。実際に前記成分が、舗道を製造するために使用される様々な瀝青グレードに加えられる場合に、同様な改良が生じることが期待される。
瀝青成分は、天然由来の瀝青でもよく、鉱油から誘導されてもよい。また、クラッキングプロセスによって得られる石油誘導体、ピッチおよびコールタールならびにこれらのブレンドも、瀝青成分として使用することができる。好適な成分の例は、蒸留または「直留」の瀝青、沈殿瀝青、例えばプロパン瀝青、それのブローン瀝青およびこれらの混合物を含む。他の好適な瀝青は、これらの瀝青の1つまたは複数と例えば石油抽出物(例えば芳香族抽出物、留出物または残留物)などの増量剤または油との混合物も含む。本発明において使用され得る瀝青のいくつかの代表的な例は、約300dmm未満のPEN値(ASTM Method D5(25℃)によって測定される。)を有し、さらに特に25から300dmmの範囲のPEN値を有する。さらに使用される好ましい瀝青は、30から250dmmの範囲、最も好ましくは40から200dmmの範囲のPEN値を有する。結合剤は、従来の結合剤より低いPEN値を有することができ、好ましくは実際には有しており、このようにして高いポリマー含有量と標準の処理温度での使用可能な粘度および優れた性能とを兼ね備えることが観察された。
瀝青およびポリマー組成物の適切な選択によって、好適なアスファルト結合剤を作ることができる。好ましくは、アスファルト結合剤は、10から100dmmの範囲、好ましくは20から75dmmの範囲でPEN値(ASTM Method D5、25℃)を示す。
骨材物質は、例えば岩石、石、粉砕石、砂利、砂および充填剤などの不活性な粒状物質を基本的に含む。骨材物質は、かなり小さいものから、比較的粗大なものまで、例えば直径0.075mmより小さいものおよび直径40mmのものまでの異なるサイズで使用され、与えられた境界の間の全てのサイズで利用可能である。次いで、骨材組成物は、連続粒度またはギャップ粒度のいずれかである機械的/構造的要求を満たすように選択される。
骨材は、天然のものでもよく、製造されてもよい。自然な砂利および砂は、採掘場、川、湖または海底から通常採掘されるまたは浚渫される。粉砕骨材は、採石場岩、石、丸石または大きいサイズの砂利を粉砕することによって製造される。リサイクルコンクリートは、例えばスラグ(冶金処理の副産物)などの産業の副産物の使用と同様に、骨材の使用可能な供給源である。骨材処理は、適切な清浄度および粒度を得るために骨材を粉砕すること、篩い分けることおよび洗浄することからなる。必要なら、品質をグレードアップするために例えばジギング(jigging)または重液選鉱などの有益プロセスを使用することもできる。一旦処理されると、骨材は、分離および劣化を最小化し、汚染を防止するやり方で取り扱われ、保管される。骨材は、HMA組成物の性質、混合物比率および経済性に強く影響を与える。従って、骨材の選択は、重要なプロセスである。骨材の性質におけるある程度の変化は予想されるけれども、骨材を選定する時に考慮される特徴は、粒度;耐久性;粒子形および表面テキスチャー;磨耗およびすべり抵抗;単位重量および空隙;ならびに吸収性および表面水分を含む。
粒度は、骨材についての粒径分布の定量のことをいう。粒度およびサイズは、熱い混合アスファルトの作業性および耐久性と同様に使用される骨材の量に影響を与えるので、粒度限界および最大骨材粒径は特定される。
骨材サイズは、最も粗い粒子によって残された空隙がより小さな粒子によって満たされるように選択され得る。より小さな粒子の間の空隙は、一層より小さな粒子などによってさらに再び満たされる。この場合に、粒度は、連続的であると言われる。また選択は、一定の粒度が除外されるようになされ得る。この場合に、骨材物質は、ギャップ粒度ミックスと称される。好適な骨材は、斑岩骨材である。
以下の表1において、いくつかの標準的な骨材物質の例が示されている。左側の欄には、篩サイズの直径が示されている。このように、11.2mmサイズの穴を有する篩を使用して、骨材物質のわずかに約0〜6重量部が保持されるにすぎない。63ミクロンサイズの穴を有する篩の場合には、殆ど全ての骨材物質が保持されている。これらの例から明らかなことは、連続的な粒度の骨材における分布はほぼ等しいのに対して、開口のギャップ粒度および濃密なギャップ粒度の骨材では、このような状況ではないことである。本発明がこれらの骨材物質に限定されないことを注意すべきであり、他の最大直径および/またはパーセンテージを有する粒度が保持された物質も使用され得る。
Figure 2009514999
使用され得る他の成分は、例えば粉砕タイヤ、シリカ、滑石、炭酸カルシウム、鉱物質粉末および繊維(ガラス、セルロース、アクリルおよび岩)などの充填剤および補強剤;顔料;例えばパラフィン系、ナフテン系または芳香族の油などの柔軟剤;粘着性改良樹脂、起泡剤および例えばワックスおよび低分子量ポリオレフィンなどの剛化剤を含む。
また、硫黄および同様のものなどの架橋剤または「相容化剤」を使用することも本技術分野においてよく知られている。また、ポリマー変性瀝青の応用(すなわち、アスファルト結合剤および屋根用組成物の両方において)のための架橋剤も本技術分野においてよく知られている。例として、米国特許第5017230号、同第5756565号、同5795929号および同第5605946号は、様々な架橋組成物を開示しており、架橋組成物を開示する他の特許を引用している。コスト、環境影響および使用容易性を含む様々な理由のために、無機的な亜鉛化合物と一緒での元素硫黄が推奨される。殆どの架橋配合物は、コストのため元素硫黄を使用する。特別な状況において、硫黄はジチオジモルホリン、亜鉛チウラムジスルフィドまたは一緒に結合された2つ以上の硫黄原子を有する化合物などの硫黄供与体によって硫黄を加えることができる。亜鉛は、亜鉛2−メルカプトベンゾチアゾール、亜鉛テトラアルキルチウラムジスルフィド、酸化亜鉛、亜鉛ジアルキル−2−ベンゾスルフェナミドまたは他の適当な亜鉛化合物あるいはこれらの混合物として加えられる。
本発明の組成物は、通常固体または非液体の架橋剤の添加を含むことができる。これらの架橋剤は、粉末またはフレークの形態で通常販売されている。本発明において使用され得る元素硫黄の量は、瀝青組成物の合計量に基づいて0.05から0.2重量%、好ましくは0.1から0.15重量%で変えることができる。
また、本発明の瀝青質屋根用組成物は、合計の瀝青質組成物(再び、充填剤で満たす前の)の0から25重量%の量で1つまたは複数の粘着付与樹脂を含むことができる。より高い量も使用され得るが、いくつかの性質の有害であり得る。粘着付与樹脂の役割は、接着剤の分野でよく知られている。粘着付与樹脂は、従来からよく知られており、米国特許第4738884号(参照によってその全てが本明細書に組み込まれる)においてさらに具体的に記載されている。また、アスファルト結合剤における粘着付与樹脂の使用は、一般的でないが、除外されてもいない。
本発明のポリマー変性瀝青質ブロックコポリマー組成物は、様々な方法によって製造され得る。便利な方法は、アスファルト加熱のコストダウンを保持し、不利な温度効果を防止するために、上昇された温度、好ましくは約200℃以下で成分を配合することを含む。
結合剤組成物および新規なポリマー組成物に加えて、本発明はまた、前記のアスファルト結合剤に基づいた舗道およびオーバレイ(overlay)に関係する。
アスファルト結合剤の実施例が付け加えられている。これらは、例えば耐磨耗性(ラベリングに対する耐性の良好な指標)について試験された。エポキシ系アスファルト結合剤に比べて、新しいアスファルト結合剤は、明白に良好に機能した(エポキシ系アスファルト結合剤は、ラベリングへの耐性のためにむしろ知られている。)。
本発明は、次の実施例(本発明の範囲はこれらの実施形態に限定されないが)によってさらに詳細にこれから例示される。
試験方法
・剪断磨耗は、50*18*5cmのアスファルトミックスのスラブの上で、前後に8°だけ傾斜した、ホイールを転がすことによって、標準のEN12697−22(「ホイールトラッキング試験(大きなサイズ)」)において記載された設備を使って試験された。スラブの熟成期間は2日である。スラブの温度は、試験の開始時で10±1℃である。ホイールによって適用された負荷は、ゴムタイヤ(5000±50N)に適合する。スラブは恒久的に冷却される;温度は、試験中記録され、25℃を超えない。研磨された粒子を取り除くためにタイヤおよびスラブのトップへの空気を圧力の下で吹き付ける。運動のストロークおよび頻度は、410mmおよび1ヘルツである。試験期間は、20000サイクルまたは2日間である。試験結果は、1平方メートルあたり重量減(g)(研磨された物質)で示される。
・軟化点 Ring & Ball(ASTM D36による)、25℃での針入度(ASTM D5)、弾性回復(DIN 52013)および破壊靭性(ASTM E399に類似)について、標準的な試験を行った。
・Marshall試験片(ASTM D6926−04「Marshall装置を使用する瀝青試験片の調製の標準実施法」によって標準化)を、2リットルのガラスビーカー中で試験片の上部に燃料の2cmが来るように航空燃料(灯油)中に浸す。燃料が全ての側から試験片をカバーさせるために小さなブロック上に試験片を置くことができる。周囲温度で24時間の浸漬後、試験片を慎重に取り出し、燃料の残りを乾燥および蒸発させるために24時間ヒュームカップ中に入れて置く。24時間の乾燥後、試験片を再秤量し、次いで物質の減量を定量することができる。濃密なアスファルトミックス(SBSで変性されていないものまたは変性されているもの)中の物質の減量の通常の値は、約6質量%である。
試験に使用されるポリマー(最適化されていない。)
本発明によるアスファルト結合剤の調製のために、次の成分を使用した。
Figure 2009514999
Figure 2009514999
160〜180℃で成分を瀝青と配合することによって、以下の試験において使用されるアスファルト結合剤を製造する。次いで、この結合剤を、前もって加熱された骨材物質(例えば175℃)と混合し、試験サンプル(スラブ)を製造する。
(実施例1)
様々な量の成分(i)から(iii)を使用してポリマー変性結合剤を製造した。このようにして、試験1および2においては、下記の重量比率4:2:2で、成分(i)、(ii)および(iii)を混合した。比較試験においては、成分(i)8%を使用した。表3の結果は、これらの結合剤が、舗装に使用するための標準的必要条件に合致することを示している。
Figure 2009514999
スチレン系ブロックコポリマーで変性された全ての瀝青は、道路(および他の)応用について魅力的な性質を示す。拡張されたポリマーネットワークの耐屈曲性のため、変性された結合剤は、永久変形または疲労によりなりにくい。疲労は、交通などの反復性の負荷によって引き起こされる。結合剤へのポリマーの添加は、結合剤が使用されるアスファルトをより丈夫にする。
試験1の結合剤は、燃料耐性試験中にPX40に基づくポリマー変性瀝青の場合において、わずか1.3%の物質の減量ロスしか示さなかった。
(実施例2)
剪断磨耗試験
表4は、剪断磨耗試験の結果を表にしており、ここでは本発明によるアスファルト結合剤が、市販の結合剤およびエポキシ樹脂系結合剤(燃料耐性および/または剪断磨耗の点で優秀な評判を有している)と比較されている。
5つのアスファルトミックスが、同じ予熱されたギャップ粒度骨材(充填剤;砕砂;および約10mmの最大部直径を有するギャップ粒度骨材を含む)を使用して調製された。5つのアスファルトミックスの内の2つは、本発明によるアスファルト結合剤を使用して調製され(実施例1を参照)、その他は比較である。
スラブは、これらのアスファルトミックスで作られ、スラブは、前記の剪断磨耗試験かけた。この結果は、表4に提示されている。
この結果から、本発明による結合剤は、優れた剪断耐性とスチレン系ブロックコポリマー変性に関してよく知られている耐屈曲性とを兼ね備えていることが結論付けられ得る。耐屈曲性は、破壊靭性および弾性回復についての高い値に反映される。粘度は、2.5〜16%のポリマーによって変性された瀝青質製品に関して適度に低いレベルにある。これは、製品を生産設備の中で処理し易くする。さらに、結合剤は、スチレン系ブロックコポリマーによって変性された製品について非常に良好である燃料耐性を有している。それゆえ、剪断抵抗、耐屈曲性および燃料耐性を兼ね備えていることは、この種の製品にとってユニークである。
Figure 2009514999
FUELSAFE(Shellによって販売されている)および同様な結合剤は、燃料耐性(空港舗装)に優れている必要があるアスファルト施工のために一般的に使用される。エポキシ結合剤は、剪断抵抗が重要な性質である橋床版およびこのような同様な施工で一般的に使用される。本発明による結合剤は、標準の未変性結合剤だけではなく、これらの市販の結合剤より優れた性能を発揮する。

Claims (13)

  1. 瀝青85から97.5重量部およびポリマー組成物16から2.5重量部を含み、
    このポリマー組成物は、
    (i)スチレン系ブロックコポリマーの2から8重量部、好ましくは3から6重量部(このスチレン系ブロックコポリマーは、モノビニル芳香族炭化水素(A)の少なくとも2つのブロックおよび共役ジエン(B)の少なくとも1つのブロックを有し、前記ブロックコポリマー組成物は、合計のジエン含有量に基づいて、少なくとも25重量%、好ましくは25から40重量%のビニル含有量を有する。);
    (ii)スチレン系ジブロックコポリマーの0から5重量部、好ましくは1から3重量部(このスチレン系ジブロックコポリマーは、モノビニル芳香族炭化水素(A)の1つのブロックおよび共役ジエン(B)の1つブロックを有する。);および
    (iii)エチレン−酢酸ビニルコポリマーの0.5から3重量部、好ましくは1から2.5重量部
    を含み、
    (i)+(ii):(iii)の重量比率は、2:1から6:1、好ましくは3:1から4:1である
    アスファルト結合剤。
  2. 瀝青が、ASTM Method D5(25℃)によって測定されるPEN値約300dmm未満を有する、請求項1に記載のアスファルト結合剤。
  3. 瀝青が、25から300dmnの範囲内、さらに好ましくは30から250dmnの範囲内、最も好ましくは40から200dmnの範囲内のPEN値を有する、請求項2に記載のアスファルト結合剤。
  4. 成分(i)が、100から500kg/モルの範囲内の見かけ分子量を有するブロックコポリマーである、請求項1から3のいずれか一項に記載のアスファルト結合剤。
  5. 成分(i)が、20から40質量%、好ましくは28.5および32.5質量%の範囲内の結合スチレン含有量;120から200kg/モル、好ましくは138から162kg/モルの範囲内の見かけ分子量および少なくとも35%のビニルポリブタジエン含有量を有する、請求項4に記載のアスファルト結合剤。
  6. 成分(ii)が、場合によりこの中に含まれる30%以下のトリブロックコポリマーを有し、75から225kg/モル、好ましくは100から200kg/モルの範囲内の見かけ分子量を有する、スチレンおよびブタジエンに基づくスチレン系ジブロックコポリマーである、請求項1から5のいずれか一項に記載のアスファルト結合剤。
  7. 成分(ii)が、30および32質量%の範囲内の結合スチレン含有量および約78%のジブロック含有量を有するスチレンおよびブタジエンに基づく明確に線状のジブロックコポリマーである、請求項6に記載のアスファルト結合剤。
  8. 成分(iii)が、0.3から33g/10分のメルトフローインデックス(ASTM D1238)およびコポリマーに基づき20から50重量%の範囲内の酢酸ビニル含有量を有するエチレン−酢酸ビニルコポリマーである、請求項1から7までのいずれか一項に記載のアスファルト結合剤。
  9. 成分(iii)が、約24重量%の酢酸ビニル含有量および約1.8g/10分のメルトインデックス(ASTM D1238)を有する、請求項8に記載のアスファルト結合剤。
  10. アスファルト結合剤が、10から100dmmの範囲内、好ましくは20から75dmmの範囲内のPEN値(ASTM Method D5、25℃)を示す、請求項1から9のいずれか一項に記載のアスファルト結合剤。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のアスファルト結合剤2から8重量部およびギャップ粒度骨材または開粒度骨材物質98から92重量部を含むアスファルトミックス。
  12. 斑岩骨材を含む、請求項11に記載のアスファルトミックス。
  13. 請求項11または12のアスファルトミックスから、このアスファルトミックスを固めることによって製造される透水性舗装。
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