JP2009514579A - 靴、特に運動靴 - Google Patents

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Abstract

本発明は、靴、特に運動靴において、シューズアッパー(1)とソール(2)とが設けられており、ソール(2)が、着用者の足の踵領域を収容するために形成された、シューズアッパー(1)と固く結合された支持/内側部分(3)と、該支持/内側部分(3)に結合されたソールエレメント(4)とを有する形式のものに関する。靴のばね剛性もしくは緩衝特性の経過を改良するために、本発明では、支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)とが、靴長手方向(L)で見て支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との延びの少なくとも一部分にわたって、互いに離間されており、支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との結合が、互いに離間された2つの個所(5,6)で、着用者の足の踵領域の下方に、ギャップ(7)、特にエアギャップが、支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との間にもたらされるように行われ、ギャップ(7)が、ソール(2)の全幅にわたって少なくとも部分的に延びており、ソールエレメント(4)が、靴の後方の端部領域で、支持/内側部分(3)に結合されているようにした。

Description

本発明は、靴、特に運動靴において、シューズアッパーとソールとが設けられており、該ソールが、着用者の足の踵領域を収容するために形成された、シューズアッパーに固く結合された支持/内側部分と、該支持/内側部分に結合されたソールエレメントとを有する形式のものに関する。
この種の靴の場合には、一般的にソールの所望のクッション・ダンピング特性を得ることが必要である。このために先行技術では多様な手段が公知になっている。
国際公開第01/17384号パンフレットには、靴用のソールが記載されている。このソールには、足後方領域において支持/内側部分とアウトソールとの間に、複数のリブが位置決めされている。これらのリブは、湾曲した形状を有している。従って、接地力によってソールに負荷がかかる場合には、リブは撓むようになっている。この場合、リブはほとんど半楕円形状を取る。
さらに、比較的手間のかかるダンピングエレメントを使用することが公知である。この場合、これらのダンピングエレメントは、靴に規定のクッション/ダンピング特性を貸与することができる。これに関する例としては、国際公開第03/092423号パンフレットによる手段が挙げられる。当該パンフレットから運動靴用の、特別な構成を有しているダンピングエレメントが公知である。このダンピングエレメントは相並んで配置された複数の個別エレメントを有している。これらの個別エレメントは、それぞれクッション・ダンピング室をピストン・シリンダシステムの形式に基づき形成する。形状において相応な第1エレメントと第2エレメントとが、結合区分を介して互いに結合されている。この構成では、ソールの負荷時に小さく形成されたエレメントが、大きく形成されたエレメント内に進入する。この大きいエレメントはこのために受容室を形成している。
この種のダンピングエレメントは、前記手段によれば主に、ミッドソール内に組み込まれるために設けられている。このために先行技術においては別の範例がある。これに関しては欧州特許出願公開第0387505号明細書に示されている。この明細書は、ハニカム状に形成されたダンピングエレメントを開示している。このダンピングエレメントは、靴のミッドソールの収容室内に挿入される。
これまでの公知手段における欠点は、この種の高価な靴の製造が、あまりにも高い支出に繋がるという点である。従って、製造および/または組付けのための高いコストを甘受する必要成しに、靴における十分なクッション・ダンピング特性を保証するということは追求するに値する。
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の靴、特に運動靴を改良して、良好に制御可能な、ばね剛性もしくはダンピング特性の経過を獲得することができるような形式のものを提供することである。しかしこの場合、靴の経済的な生産が保証されていることが望ましい。さらに、規定のばね剛性をクッション運動距離にわたって獲得したい。特に、シューズソールのクッション特性に影響を与えられることが特に可能であることが望ましい。
この課題を解決した本発明によれば、靴の支持/内側部分とソールエレメントとは、これらの延びの少なくとも一部分にわたって、靴長手方向で見て互いに離間されていて、この場合、支持/内側部分とソールエレメントとの間の結合が、互いに離間された2つの個所で、着用者の足の踵領域の下方に、ギャップ、特にエアギャップが、支持/内側部分とソールエレメントとの間にもたらされるように行われ、この場合、ギャップが、ソールの全幅にわたって少なくとも部分的に延びていて、この場合、ソールエレメントが、靴の後方の端部領域において支持/内側部分と結合されていることを特徴とする。
この構成では、有利には、ソールエレメントは靴の後方の端部領域において、靴の側面から見て、弧状またはシェル状に支持/内側部分の周囲を延びている。この場合、支持/内側部分とソールエレメントとの間には少なくとも部分的にギャップが残っている。この場合、ソールエレメントを、支持/内側部分に地面上方で特定の高さにおいて結合することができる。その限りにおいて、この構成においては、ソールエレメントは、靴の閉鎖された形状もしくは後方の靴領域で終結部を形成する。
有利には、支持/内側部分とソールエレメントとの間のギャップは、靴長手方向で見て、踵もしくは支持/内側部分の最深地点と、支持/内側部分の後方の端部との間に配置されている。この場合、特に有利には、ギャップが、少なくとも、踵もしくは支持/内側部分の最深地点と、靴長手方向で見て、支持/内側部分の後方の端部との間の領域にわたって延びている。この場合、特に、支持/内側部分とソールエレメントとの間のギャップは、靴長手方向で見て、靴の全長の少なくとも10%にわっって、有利には少なくとも15%にわたって延びている。
この構成で、「浮遊ソール領域」が形成される、つまり靴の長手方向で見て、ギャップ状の間隔を備えた材料なしの(空気によってのみ満たされた)領域が形成される。この領域では、支持/内側部分はソールエレメントから離間されていて、これによりソールのばね弾性的な特性が獲得される。
支持/内側部分とソールエレメントとの間のギャップは、靴の側面から見て、弧状、特に円弧状または三日月形に形成されていてよい。この場合、靴の後方の領域に配置された、支持/内側部分とソールエレメントとの結合個所は、地面上方の所定の高さに位置する。結合個所は、踵領域の靴の高さの少なくとも20%、たいてい少なくとも40%、有利には少なくとも60%に相当する。
改良形によれば、支持エレメントが、支持/内側部分とソールエレメントとの間のギャップに配置されていると、靴の回内特性もしくは回外特性を有利に発揮することができる。この支持エレメントは、いずれにしても、靴の長手方向軸線の方向で見て規定の領域にわたって、当該ギャップが残るように配置されている。
従って、有利には、支持エレメントは、踵もしくは支持/内側部分の最深地点から、靴長手方向で、支持/内側部分の前方の端部の方向で延びていて、特にギャップの残部を解放している。
さらに、支持エレメントは、支持/内側部分の幅の一部分にわたってのみ延びることができる。この場合、支持エレメントは、靴長手方向で支持/内側部分の前方の端部に向かって拡幅することができる。靴面に対する支持エレメントの非対称的な拡幅により、回内特性もしくは回外特性は有利に作用することができる。
有利には、支持/内側部分は、シェル状のボディとして形成されているか、もしくは、シェル状のボディを有している。このボディは、靴の着用者の踵を少なくとも部分的に取り囲んでいる。
有利には、ソールエレメントは、少なくとも部分的に結合部分とアウトソールとから形成される。この場合、結合部分の一方の面は、アウトソールに結合されている。この場合、特に、アウトソールは、支持/内側部分とソールエレメントとが互いに離間されている全領域にわたって延びていてよい。
有利には、ソールの部分は、プラスチック、特に熱可塑性の材料から成っている。この場合、つまり有利には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタン、ポリアミド、ポリウレタン、またはこれらのうちの少なくとも2つのプラスチックの混合物が考慮されている。プラスチックは半透明、または透明であってよい。アウトソールも、プラスチック、有利には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタン、ポリアミド、プリウレタン、またはこれらのうちの少なくとも2つのプラスチックの混合物から成っているか、またはゴムから成っていてよい。この場合、材料は半透明でないか、または透明でない。
個々のソール構成要素の素材とその幾何学的な寸法とは、ソールのクッション特性および/またはダンピング特性を規定するために、専門家により選択することができる。
提案された構成によって、少なくとも特定のばね運動距離領域にわたって、負荷時における靴と、特に靴のソールとのばね剛性の所望の経過をもたらすということが簡単に達成される。
提案された靴の生産は、簡単にかつ廉価に可能であり、このために公知の方法が使用される。
本発明に係る、靴、特に運動靴は、靴、特に運動靴において、シューズアッパーとソールとが設けられており、該ソールが、着用者の足の踵領域を収容するために形成された、シューズアッパーに固く結合された支持/内側部分と、該支持/内側部分に結合されたソールエレメントとを有する形式のものにおいて、靴長手方向で見て支持/内側部分とソールエレメントとが、支持/内側部分とソールエレメントとの延びの少なくとも一部分にわたって、互いに離間されており、支持/内側部分とソールエレメントとの結合が、互いに離間された2つの個所で、着用者の足の踵領域の下方に、ギャップ、特にエアギャップが、支持/内側部分とソールエレメントとの間にもたらされるように行われ、ギャップが、ソールの全幅にわたって少なくとも部分的に延びており、ソールエレメントが、靴の後方の端部領域で、支持/内側部分に結合されていることを特徴とする。
本発明に係る靴は、有利には、支持/内側部分とソールエレメントとの間のギャップが、靴長手方向で見て、踵もしくは支持/内側部分の最深地点と、支持/内側部分の後方の端部の間で延びている。
本発明に係る靴は、有利には、支持/内側部分とソールエレメントとの間のギャップが、靴長手方向で見て、少なくとも、踵もしくは支持/内側部分の最深地点と、靴長手方向で見て支持/内側部分の後方の端部との間の領域にわたって延びている。
本発明に係る靴は、有利には、支持/内側部分とソールエレメントとの間のギャップが、靴長手方向で見て、靴の全長の少なくとも10%にわたって延びている。
本発明に係る靴は、有利には、支持/内側部分とソールエレメントとの間のギャップが、靴長手方向で見て、靴の全長の少なくとも15%にわたって延びている。
本発明に係る靴は、有利には、支持/内側部分とソールエレメントとの間のギャップが、靴の側面から見て、弧状、特に円弧状に形成されている。
本発明に係る靴は、有利には、靴の後方の端部領域に配置された、支持/内側部分とソールエレメントとの結合個所が、地面上方の所定の高さに位置しており、該高さが、踵領域の靴の高さの少なくとも20%に相当する。
本発明に係る靴は、有利には、靴の後方の端部領域に配置された結合個所が、地面上方の所定の高さに位置しており、該高さが、踵領域の靴の高さの少なくとも60%に相当する。
本発明に係る靴は、有利には、支持エレメントが、支持/内側部分とソールエレメントとの間のギャップ内に配置されている。
本発明に係る靴は、有利には、支持エレメントが、踵もしくは支持/内側部分の最深地点から靴長手方向で、支持/内側部分の前方の端部に向かって延びており、特にギャップの残部を解放している。
本発明に係る靴は、有利には、支持エレメントが、支持/内側部分の幅の一部分にわたってのみ延びている。
本発明に係る靴は、有利には、支持エレメントが、靴長手方向で、支持/内側部分の前方の端部に向かって拡幅している。
本発明に係る靴は、有利には、支持/内側部分が、着用者の踵を少なくとも部分的に取り囲むシェル状のボディとして形成されているか、もしくは着用者の踵を少なくとも部分的に取り囲むシェル状のボディを有している。
本発明に係る靴は、有利には、ソールエレメントが、結合部分とアウトソールとから少なくとも部分的に形成されており、結合部分の一方の面が、アウトソールに結合されている。
本発明に係る靴は、有利には、アウトソールが、支持/内側部分とソールエレメントとが互いに離間されている領域全体にわたって延びている。
本発明の実施例を図面につき説明する。
図1には運動靴を側面から眺めた図が示されている。この運動靴は、公知の形式ではシューズアッパー1を有していて、このシューズアッパー1はソール2に結合されている。このソール2は支持/内側部分3を有している。この支持/内側部分3は、いずれにせよ靴の後方の領域においては、ヒールシェルとして形成されていて、着用者の足の踵を部分的に取り囲むために成形されている。地面との接触は、ソールエレメント4を介して行われ、このソールエレメント4は、いずれにせよ靴の後方の領域では、結合部分12から成っていて、この結合部分12の下面にはアウトソール13が固定、たとえば接着されている。
支持/内側部分3とソールエレメント4との間には、材料なしの(空気詰めされた)ギャップ7が残されているということが重要である。ギャップ7は、靴もしくはソール2の全幅にわたって少なくとも部分的に延びている。支持/内側部分3が、ソールエレメント4と2つの結合個所5,6で互いに結合されていて、その結果、これらの両個所5,6の間には自己支持的な領域がもたらされることにより、ギャップ7は形成される。この領域を「浮遊踵領域」と呼ぶことができる。
図1から分かるように、ギャップ7、ひいては靴長手方向Lで測定される自己支持的な領域は、延びxにわたって延在している。靴の全長Xと比較すると、延びxは靴の全長の値の少なくとも10%であり、その結果、自己支持的な領域は、ハニカムエレメントを備えたソールの事例よりも極めて大きいということを確認することができる。ハニカムエレメントの軸線は、長手方向Lに対して横方向に水平に延びている。図1の実施例においては、延びxは全長Xの約30%である。
自己支持的な領域の所望のクッション効果を得るために、ギャップ7は、靴長手方向Lで見て、最深地点8と支持/内側部分3の後方の端部9との間を延びている。しかしながら、図1の実施例ではギャップ7は明らかにより長く設定されている。
さらに、靴側面から見て、ギャップ7は、三日月形もしくは円弧状の経過を有していて、靴の後方の領域、つまり結合個所6で、明らかに地面の領域の上方に位置する高さhにまで続いているということが認められる。当該実施例では、後方の結合個所6の高さhは、踵領域における靴の全高Hの約65%に相当するようになっている。有利には、結合個所6は、高さHの少なくとも40%である。
支持/内側部分3の最深地点8と後方の端部9との間で、ギャップ7はほぼ円弧状に延在している。この場合、円弧の中心角は少なくとも45°、有利には少なくとも60°である。図1の実施例では、円弧の中心角は約90°である。
図2に示した運動靴の実施例の、図1の実施例と異なる点は、ヒールエッジとして機能し、支持/内側部分3をソールエレメント4に対して部分的に支持する支持エレメント10が、付加的に設けられているという点である。当該実施例では、支持エレメント10は、支持/内側部分3の最深地点8から、支持/内側部分3の前方の端部11に向かって延びている。
見て分かるように、ギャップ7の延びxは、図1の手段と比べて減じられているものの、相変わらず靴の全長Xの少なくとも10%である。
図3の断面図(図2の断面A−B)に基づき分かるように、支持エレメント10は靴幅全体にわたって延びているのではなく、幅の一部分にわたってのみ延びている。支持エレメント10の左側と右側とには、靴長手方向Lで見て側方に配置されたギャップ7が、支持エレメント10の長手方向延びに沿って残ってもいる。支持エレメント10を相応に加工成形することにより、つまり支持エレメント10の幅を靴長手方向Lにわたって延在させることにより、靴の回内特性および回外特性に影響を与えることができ、所望の比率に適合することができる。
図4から、靴の踵領域のアウトソール13が、結合部分12の外側に取り付けられていて、上方に延びていることが分かる。この場合、図4から明らかであるように、アウトソール13は、所望の異形部を備えている。
アウトソール13の異形部の例は、図5からも明らかである。
図6では、図5の断面C−Dを見ることができる。この断面からは、ソールエレメント4は、靴の前方領域においてアウトソールエレメント14を有することができるということが明らかになる。
運動靴を側方から見た図である。 ヒールエッジとして構成された支持エレメントを有する、図1の靴の択一的な実施例を示した図である。 図2に示した靴の断面A−Bを示した図であり、この場合、シューズアッパーは図示されていない。 靴を後方から見た図であり、この場合、シューズアッパーは図示されていない。 靴を下方から見た図である。 図2の靴を図5の断面C−Dで示した図である。
符号の説明
1 シューズアッパー、 2 ソール、 3 支持/内側部分、 4 ソールエレメント、 5,6 結合個所、 7 ギャップ、 8 踵もしくは支持/内側部分の最深地点、 9 支持/内側部分の後方の端部、 10 支持エレメント(ヒールエッジ)、 11 支持/内側部分の前方の端部、 12 結合部分、 13 アウトソール、 14 アウトソールエレメント、 L 靴長手方向、 x 靴長手方向でのギャップの延び、 X 靴の全長、 h 地面上方にある後方の結合個所の高さ、 H 踵領域における靴の高さ

Claims (15)

  1. 靴、特に運動靴において、シューズアッパー(1)とソール(2)とが設けられており、該ソール(2)が、着用者の足の踵領域を収容するために形成された、シューズアッパー(1)に固く結合された支持/内側部分(3)と、該支持/内側部分(3)に結合されたソールエレメント(4)とを有する形式のものにおいて、
    支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)とが、靴長手方向(L)で見て支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との延びの少なくとも一部分にわたって、互いに離間されており、支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との結合が、互いに離間された2つの個所(5,6)で、着用者の足の踵領域の下方に、ギャップ(7)、特にエアギャップが、支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との間にもたらされるように行われ、ギャップ(7)が、ソール(2)の全幅にわたって少なくとも部分的に延びており、ソールエレメント(4)が、靴の後方の端部領域で、支持/内側部分(3)に結合されていることを特徴とする、靴、特に運動靴。
  2. 支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との間のギャップ(7)が、靴長手方向(L)で見て、踵もしくは支持/内側部分(3)の最深地点(8)と、支持/内側部分(3)の後方の端部(9)の間で延びている、請求項1記載の靴。
  3. 支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との間のギャップ(7)が、靴長手方向(L)で見て、少なくとも、踵もしくは支持/内側部分(3)の最深地点(8)と、靴長手方向(L)で見て支持/内側部分(3)の後方の端部(9)との間の領域にわたって延びている、請求項1または2記載の靴。
  4. 支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との間のギャップ(7)が、靴長手方向(L)で見て、靴の全長(X)の少なくとも10%にわたって延びている(x)、請求項1から3までのいずれか一項記載の靴。
  5. 支持/内側部分(3)とソールエレメント(7)との間のギャップ(7)が、靴長手方向(L)で見て、靴の全長(X)の少なくとも15%にわたって延びている(x)、請求項4記載の靴。
  6. 支持/内側部分(3)とソールエレメント(7)との間のギャップ(7)が、靴の側面から見て、弧状、特に円弧状に形成されている、請求項1から5までのいずれか一項記載の靴。
  7. 靴の後方の端部領域に配置された、支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との結合個所(6)が、地面上方の所定の高さ(h)に位置しており、該高さ(h)が、踵領域の靴の高さ(H)の少なくとも20%に相当する、請求項6記載の靴。
  8. 靴の後方の端部領域に配置された結合個所(6)が、地面上方の所定の高さ(h)に位置しており、該高さ(h)が、踵領域の靴の高さ(H)の少なくとも60%に相当する、請求項7記載の靴。
  9. 支持エレメント(10)が、支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)との間のギャップ(7)内に配置されている、請求項1から8までのいずれか一項記載の靴。
  10. 支持エレメント(10)が、踵もしくは支持/内側部分(3)の最深地点(8)から靴長手方向(L)で、支持/内側部分(3)の前方の端部(11)に向かって延びており、特にギャップ(7)の残部を解放している、請求項9記載の靴。
  11. 支持エレメント(10)が、支持/内側部分(3)の幅の一部分にわたってのみ延びている、請求項9または10記載の靴。
  12. 支持エレメント(10)が、靴長手方向(L)で、支持/内側部分(3)の前方の端部(11)に向かって拡幅している、請求項9から11までのいずれか一項記載の靴。
  13. 支持/内側部分(3)が、着用者の踵を少なくとも部分的に取り囲むシェル状のボディとして形成されているか、もしくは着用者の踵を少なくとも部分的に取り囲むシェル状のボディを有している、請求項1から12までのいずれか一項記載の靴。
  14. ソールエレメント(4)が、結合部分(12)とアウトソール(13)とから少なくとも部分的に形成されており、結合部分(12)の一方の面が、アウトソール(13)に結合されている、請求項1から13までのいずれか一項記載の靴。
  15. アウトソール(13)が、支持/内側部分(3)とソールエレメント(4)とが互いに離間されている領域全体にわたって延びている、請求項14記載の靴。
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