JP2009512750A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 以下の特性：
   （ａ）５モル％以下のエチレン又は式：ＣＨ _２ ＝ＣＨＡ（ここで、ＡはＣ _２ 〜Ｃ _２０ アルキル基である）のα−オレフィン誘導単位を含み、粉末について測定して９０〜３０００ｇ／１０分の間のメルトフローレート（ＭＦＲ）（ＩＳＯ １１３３）（２３０℃／２．１６ｋｇ）を有するプロピレンコポリマー；
   （ｂ）４より低い分子量分布Ｍ_ｗ／Ｍ_ｎ；
   （ｃ）２．６重量％未満のＦＤＡ規則によるヘキサン抽出分；
   （ｄ）２．２重量％未満のキシレン可溶分；
   （ｅ）^１３Ｃ−ＮＭＲによって測定して９０％よりも高いアイソタクチックペンタド（ｍｍｍｍ）；及び
   （ｆ）粉末について測定して１３５℃〜１５２℃の間のＤＳＣによって測定した融点を有するプロピレンコポリマー；
   を有し、但しプロピレンコポリマーはビスブレーキされていない、プロピレンコポリマーを含むポリプロピレン樹脂。
2. 更に、以下の特性：
   （ｇ）ＡＳＴＭ Ｄ１００３（１ｍｍプラーク）にしたがって測定して５％〜３０％の間の曇り度；及び
   （ｈ）ＩＳＯ １７８にしたがって測定して１２００Ｎ／ｍ^２〜２５００Ｎ／ｍ^２の間の４８時間後の曲げ弾性率；
   を有する、請求項１に記載のポリプロピレン樹脂。
3. ２３０℃において９０〜５００ｇ／１０分の間のＭＦＲ値、２５０℃において１００ １／秒の剪断速度に関して、溶融粘度が１００Ｐａｓ〜１１Ｐａｓの間である、請求項１又は２に記載のポリプロピレン樹脂。
4. ２３０℃において５００ｇ／１０分より高いＭＦＲ値、２５０℃において１５００ １／秒の剪断速度に関して、粘度が１１Ｐａｓ〜１Ｐａｓの間である、請求項１又は２に記載のポリプロピレン樹脂。
5. ０．１〜１重量％の成核剤を含む、請求項１〜４のいずれかに記載のポリプロピレン樹脂。
6. 請求項１〜５のいずれか１項に記載のプロピレン樹脂を用いることによって得られる成形物品。