JP2009511977A - 面内マニピュレータ - Google Patents

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Abstract

オブジェクトホルダ4を変位させるためのマニピュレータ1であり、このマニピュレータ1は、ベース2、アクチュエータ5、トランスミッション7、ガイド11及びオブジェクトホルダ4を有する。前記アクチュエータ5は、前記ベース3に接続され、このアクチュエータ5を動作させるとき、前記トランスミッション7を介して前記オブジェクトホルダ4を変位させる。前記ガイド11は、前記ベース2及びオブジェクトホルダ4に接続され、前記ガイドがオブジェクトホルダ4を平行に誘導するように適合される。

Description

本発明は、オブジェクトホルダを変位させるためのマニピュレータに関する。このマニピュレータは、ベース、前記ベースに接続されるアクチュエータであり、このアクチュエータを動作させるとき、前記ベースに対して変位する動作部を持つアクチュエータ、前記アクチュエータの前記動作部に接続されると共に、この動作部の変位を既定の変位のラインに沿ったオブジェクトホルダの第1の接続部の変位に変換するための、このオブジェクトホルダの前記第1の接続部にも接続されるトランスミッション、並びに前記オブジェクトホルダを平行に誘導するために、前記ベース及び前記第1の接続部から離間したオブジェクトホルダの第2の接続部に接続されるガイド、を有する。
上記マニピュレータは、日本国特許出願公開番号;特開平7−35987号から知られている。この従来技術文献は、台を変位させるための調節機構を備えるマニピュレータを開示している。この機構は、アクチュエータの水平方向の変位を前記台の垂直方向の変位に変換する一方、ガイド要素は、台が変位するとき、この台を誘導する。この機構は、マニピュレータの低い構造上の高さを提供する。既知のマニピュレータの欠点は、台の正確な垂直方向の変位が可能な比較的限られた範囲である。
本発明の目的は、広域な変位範囲にわたるオブジェクトホルダの変位を可能にするマニピュレータを提供することである。
この目的を達成するために、前記ガイドは、オブジェクトホルダの第2の接続部が前記第1の接続部と同期して、規定された変位のラインに略平行に変位させるのに適している。
第1の接続部及び第2の接続部は共に互いに平行に変位可能であり、それに同期して前記オブジェクトホルダは比較的簡単な方法で平行に変位可能である。その結果として、オブジェクトホルダの向きは、変位による影響はない。従って、比較的大きな変位の場合でさえも、オブジェクトホルダの正確な向きは維持される。それ故に、広域な変位範囲が可能となる。
前記トランスミッション及び前記ガイドが互いに平行に位置決めされる図2の実施例は、さらに簡略化した構造である。
図3の実施例はレバーを含んでいる。レバーを利用する利点は、マニピュレータが低い構造上の高さを持つように、ある方向への変位をそれに垂直な方向への変位に変換するのを可能にすることである。
前記ガイドの好ましい実施例は、例えば請求項4に記載されるような少なくとも2つのガイドアームからなる第1の組を少なくとも有する。2つのガイドアームからなる前記組は、前記オブジェクトホルダの第2の接続部及び前記ベースと一緒に、4本のロッドの結合体を形成し、ここでガイドアーム及びガイドアームヒンジ部は、前記4本のロッドの結合体が平行四辺形を形成するように配される。請求項4に記載のこの構造及び他の特徴は、オブジェクトホルダを平行に移動させることを保証する簡単な機械構造の利点を有する。
請求項5に記載の好ましい実施例において、ガイドアームの有効ラインが変位面に略平行な平面において延在するように配される。この構造は、前記変位面に垂直な方向における前記ガイドアームの間にあるモーメントアームを防止する。前記モーメントアームは、変位中又は変位後にオブジェクトホルダ又はガイドの変形へとつながる。
請求項6に記載の構造の利点は、前記変位面に垂直な方向に対する前記ガイドの剛性の向上である。
好ましい実施例が請求項7に規定されている。この実施例から結果生じる利点は、前記変位面に垂直な方向に対する前記ガイドの剛性のさらなる向上である。さらに、前記ガイドは、前記ガイドアームの有効ラインに平行なラインを中心に回転する方向に補強される。
前記マニピュレータの性能のさらなる向上は、請求項8による構造を用いて達成される。補償部材は、変位のラインに平行な方向に対する前記ガイドの剛性の結果として、レバーの有効ラインの周りにある前記ガイドの曲げモーメントを減少させるために、オブジェクトホルダの移動中及び移動後に前記オブジェクトホルダに補償する力を導入するのに役立つ。前記補償部材の適切な剛性を利用することは、前記オブジェクトホルダが傾くのを防ぐ。
請求項9に記載の実施例は、マニピュレータの低い構造上の高さに寄与する。
請求項10によれば、アクチュエータは圧電素子を有する。この形式のアクチュエータは従来知られていて、作動部の長軸方向への変位となる電流により作動する。請求項10の実施例による装置の結果として、前記オブジェクトホルダの第1の接続部は、前記作動部の変位に略垂直な方向に変位可能である。
請求項11の実施例は、前記第1の接続部の変位は、前記作動部の変位に対して増幅されている利点を有する。これは、圧電素子の長さを減少させる可能性を提供する。
請求項12によれば、圧電素子にわたるバネは好ましくは、略平坦なワイヤーバネである。このバネはさらにマニピュレータの構造上の高さも減少させる。
請求項13による実施例の利点も前記マニピュレータの構造上の長さを低く保つことが可能なことである。
請求項14による実施例の利点は、前記オブジェクトホルダが前記フレームに対し三次元に変位可能であるマニピュレータを提供することである。
本発明は、光学装置、光学記憶装置及び例えば生物医学分析のような顕微鏡分析の装置にも関する。本発明による装置は、本発明によるマニピュレータを備えている。
本発明のこれら及び他の態様並びに利点は、概略図を参照して以下の説明から明らかとなるであろう。
図1は、本発明によるマニピュレータ1の実施例を示す。このマニピュレータは装置の一部でもよい。本実施例は、光点をX,Y方向に動かしたり、それら光点をZ方向に集めたりするための例えば光学記憶装置のような装置に使用する面内マニピュレータを表す。他の利用分野は、この形式のマニピュレータを用いて正確な微小変位が達成されるような例えば生物医学的分析のための顕微鏡分析である。図1の実施例は、マニピュレータ1がX,Y平面に平行に延在するプレート状の装置を形成するように、フラットフレーム3に搭載されるベース2を有する。このフレーム3は、装置の取り付け部に固定される又は固定されてもよい。前記ベースは前記フレームに対しX,Y方向に変位可能である。フレーム3の形式は従来知られ、遊びのないX,Y方向への変位を正確に制御可能である利点を持つ。マニピュレータ1は、オブジェクトホルダ4を含み、このホルダはフレーム3に対してX,Y,Z方向に変位可能である。実際に前記オブジェクトホルダ4は、例えば顕微鏡により分析されるサンプルを載せている。図1の実施例におけるオブジェクトホルダ4は、平坦な上面を持つと共に、前記フレーム3と平行に置かれている。そのホルダ4は圧電素子5により前記ベース2に対しZ方向に変位可能である。
一般的に、圧電素子は棒状である。この素子が電流により作動するとき、圧電素子の端部は、互いに前記棒の長軸方向に変位可能である。圧電素子は(それが帯電していないことを意味する)アイドル状態から単に伸長しただけである。2つの対向する長軸方向への変位を可能にするために、圧電素子は一般的に、これら圧電素子が基準長を持つとき、この圧電素子を押し縮めるプレロード(pre-load)を受け、電圧に耐えている。この基準長に対する伸長は前記電圧を増大させることにより達成され、基準長に対する短縮は電圧を減少させることにより達成される。
図1に示される実施例は、プレロードバネ6を含み、このバネは圧電素子5の上に置かれている。このプレロードバネ6は、マニピュレータ1のZ方向における高さを最小にするために、平坦なワイヤーバネである。このバネ6は、好ましくは、UN-N1026/85により特定されるバネ鋼で作られる。
上述したように、圧電素子は単にその長軸方向に動かされるだけなので、圧電素子5はY方向に伸長し、レバー装置7が圧電素子5のY方向における長さの変化をオブジェクトホルダ4のZ方向における変位に変換する。このレバー装置7は、3つの位置、レバー接続点8においてベース2に、圧電素子5の作動部9に、及びオブジェクトホルダ4の第1の接続部10に固定されている。
マニピュレータ1はさらに、オブジェクトホルダ4が圧電素子5によってベース2に対し変位するとき、このオブジェクトホルダ4を平行に誘導するガイド11も有する。従って、ガイド11の片側は、ガイドコネクタ12を用いてベース2に固定され、反対側は、オブジェクトホルダ4の第2の接続部13に固定されている。
ベース2は、圧電素子14、15によってフレーム3に対しX,Y方向に夫々変位可能である。プレロードバネ16、17は、コイル状バネであり、上述したように、圧電素子14、15の−X及び−Y方向への変位を夫々可能にするために設けられる。
レバー装置7が図2に示されている。このレバー装置7は、第1の端部19に隣接する第1のレバーヒンジ部18、及び第2の端部21に隣接する第2のレバーヒンジ部20を有し、この第2の端部21は第1の端部19の反対側にある。第1の端部19はベース2に固定されているのに対し、第2の端部21は、オブジェクトホルダ4に固定されている(図1参照)。レバー22は、第1及び第2のレバーヒンジ部18、20の間に延在している。レバー22は作用点23を備え、その作用点に向かい圧電素子5の作動部9は−Y方向に力をかける。レバー22はさらにプレロードバネ6を嵌合する穴24も備える。先に圧電素子5に導入されていた電荷が減少する場合、プレロードバネ6は押し縮み、これにより穴24に隣接するレバー22の部分に+Y方向の力がかかる。
Z方向から見ると、穴24の上部及び作用点23は第1のレバーヒンジ部18よりも低い位置に置かれる。図2において、作用点23は、圧電素子5の力が効果的に作用するX,Z平面における点を表していることを確認する。これにより、圧電素子5を充電された状態から作動させる場合、電圧を増加又は減少させることにより、前記作用点23は+Y又は−Y方向に夫々変位する。第1のレバーヒンジ部18の周りのレバー22に作用する結果生じるモーメントは、このレバー22を前記Y,Z平面内において第1のレバーヒンジ部18の軸を中心に回転させる。
圧電素子5の作動部9は、+Y又は−Y方向に移動、さらに前記レバーの移動の結果として+Z又は−Z方向にも移動しなければならないので、圧電素子5は、ヒンジ25により作用点23及びベース2に回転可能な状態で接続される。
レバー装置7の第2の端部21がオブジェクトホルダ4の第1の接続部分10に固定されるので、第1の接続部10も第1のレバーヒンジ部18の軸を中心に回転可能であり、これにより、+Z及び−Z方向への変位を可能にする。しかしながら、オブジェクトホルダ4をX,Y平面に平行に保つことが望ましい。これにより、このオブジェクトホルダ4は、第2のレバーヒンジ部20によりレバー22に回転可能な状態で接続される。例えば、レバー22が第1のレバーヒンジ部18の軸を中心にある角度まで上向きに回転する場合、オブジェクトホルダ4は、このオブジェクトホルダ4のZ方向への変位を可能にする一方、オブジェクトホルダ4は平行のままであるように、前記第2のレバーヒンジ部20の軸を中心に同じ角度まで前記レバー22に対して下向きに回転すべきである。この強制的なオブジェクトホルダ4の変位は、ガイド11により達成される。
レバー22の寸法は、オブジェクトホルダ4の第1の接続部10の+Z又は−Z方向への変位、及び作用点23の−Y又は+Y方向への変位夫々の間にある変換率に対して最適化される。この変換率は、前記レバー22上のヒンジ25と前記第1のレバーヒンジ部18との間のZ方向に対する距離を減少させる及び/又は前記レバー22上のヒンジ25と前記第1及び第2のレバーヒンジ部18、20との間のレバー22の長さを増加させることにより増大することができる。高い変換率は、圧電素子5のY方向の長さが制限される利点を持つ。その場合、より高い力が必要とされるので、圧電素子5にもより高い電圧を必要とする。
図1に示されるようなマニピュレータ1の実施例のガイド11及びオブジェクトホルダ4が図3にさらに詳細に示されている。図3の実施例において、前記ガイド11及びオブジェクトホルダ4は一体化されている。前記ガイド11は、4つのガイドアーム26を備え、これらアームは互いに平行に延在し、X方向及びZ方向に離間している。これらガイドアーム26は、ベース2及びオブジェクトホルダ4の第2の接続部13に接続されている。これらガイドアーム26は対称的に位置決めされる、つまりZ方向には2つのガイドアーム26が互いの上にあり、X方向には2つのガイドアーム26が隣同士にある。
前記ガイドアーム26の各々は、2つのガイドアームヒンジ部27を備える。前記ガイドアームヒンジ部27の間にある各ガイドアーム26の有効長は、前記第1及び第2のレバーヒンジ部18、20の間にあるレバー22の有効長に等しい。前記ガイドアームヒンジ部27まで延在しているガイド11の有効ラインは、前記レバーヒンジ部18、20まで延在しているレバー22の有効ラインに平行に延在する。オブジェクトホルダ4は、第2のレバーヒンジ部20によりレバー22に回転可能な状態で接続されるのと同じく、前記第2の接続部13に隣接する前記ガイドアームヒンジ部27により前記ガイドアーム26に回転可能な状態で接続される。ガイドアーム26及びレバー22はさらに、前記ベース2に隣接するガイドアームヒンジ部27及び前記第1のレバーヒンジ部18夫々により前記ベース2に回転可能な状態で接続される。この構造の寸法及び向きの結果として、オブジェクトホルダ4がZ方向に変位するとき、このホルダは平行なままでいる。もちろん、ガイドアーム26により誘導されるオブジェクトホルダのZ方向への変位はさらに、オブジェクトホルダ4の−Y方向への変位につながる。しかしながら、これは、ベース2をフレーム3に対して+Y方向に変位することにより容易に補償される。
マニピュレータ1の代替実施例が図4に示されている。本実施例は、補償レバー28を含み、このレバーはガイド11の剛性を補償する。この補償レバー28が無いと、ガイド11及びレバー装置7は、オブジェクトホルダ4がZ方向に変位する場合、このオブジェクトホルダ4の第1の接続部10までY軸の周りに曲げモーメントを受ける。これはガイド11の変形、従って傾いた向きのオブジェクトホルダへとつながる。前記曲げモーメントは、一方の端部がベース2に接続され、他方の端部はオブジェクトホルダ4に接続される補償レバー28により補償される。補償レバー28のZ方向における剛性及びレバー22と前記補償レバーがオブジェクトホルダ4に接続されるX方向における位置との間の距離は、ガイド11及びレバー装置7上の曲げモーメントを減少させるのに最適である。これは、オブジェクトホルダ4が傾く危険性を減少させる。
図1及び図4によるマニピュレータ1の実施例は例えば以下の寸法、X,Y方向に夫々約35及び42mmの長さ及び幅、並びにZ方向に約3mmの高さを持つ。+Z及び−Z方向におけるオブジェクトホルダ4の最大ストロークは、0.5μmの誤差で約30μmであり、X,Y方向における最小ストロークは50nmの誤差で15μmである。
ガイドアームヒンジ部27及びレバーヒンジ部18、20は、放電加工により、又は接着剤若しくは溶接により互いに固定された異なる部品を組み立てることにより作成される。レバー装置7、ガイド11、ベース2及びフレーム3は好ましくは、例えばステンレス鋼又はアルミニウムのような金属で作られる。これら構成要素は例えばレーザー溶接又は接着剤により一緒に固定されることが可能である。ワイヤーバネ6は、バネ鋼で作られることが可能である。
上述したことから、本発明は、フレーム3の平面に略垂直な方向に、オブジェクトホルダ4を平行に変位させることが可能である面内マニピュレータを供給することが明らかである。ガイド11の機能により、広域にわたる変位が達成される。
本発明は、図面に示されるような上述した実施例に制限されず、これは特許請求の範囲から外れることなく幾つかの方法で変更されることができる。例えば、ガイドは、オブジェクトの第1及び第2の接続部を誘導する固定されたもの、例えば誘導トラックでもよい。ガイドアームは、4つの細いアームの代わりに、Z方向において互いの上に置かれた2つの平行な幅広なアームとすることができる。示されるヒンジは、リビングヒンジ(living-hinge)のようなヒンジであるが、如何なる形式のヒンジ又は旋回軸も、何らかのヒンジ動作が得られる限り考えることができる。
一般的に、本出願において、"有する"と言う表現は他の要素を排除するものではなく、単数での表現がそれが複数あることを排除するものでもない。請求項にある参照符号がその請求項の範囲を制限するとは考えない。さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載される特徴の全ての起こり得る組み合わせにも関する。
本発明によるマニピュレータの透視平面図。 本発明によるレバー装置の透視側面図。 本発明によるオブジェクトホルダ及びガイドの透視平面図。 本発明によるマニピュレータの代替実施例の透視平面図。

Claims (15)

  1. オブジェクトホルダを変位させるためのマニピュレータであり、
    ベース、
    前記ベースに接続されるアクチュエータであり、前記アクチュエータを動作させるとき、前記ベースに対して変位する作動部を有するアクチュエータ、
    前記アクチュエータの前記作動部に接続されると共に、前記作動部の変位を既定の変位のラインに沿った前記オブジェクトホルダの第1の接続部の変位に変換する前記第1の接続部にも接続されるトランスミッション、並びに
    前記オブジェクトホルダを平行に誘導するために、前記第1の接続部から離間した前記オブジェクトホルダの第2の接続部及び前記ベースに接続されるガイド
    を有するマニピュレータにおいて、前記オブジェクトホルダの前記第2の接続部は、前記第1の接続部と同期して、前記変位のラインに略平行に変位させられるような前記ガイドが適しているマニピュレータ。
  2. 前記トランスミッション及び前記ガイドは互いに平行に位置決めされている請求項1に記載のマニピュレータ。
  3. 前記トランスミッションは、一方の端部が第1のレバーヒンジ部により前記ベースに回転可能な状態で接続され、他方の端部は第2のレバーヒンジ部により前記オブジェクトホルダの前記第1の接続部に回転可能な状態で接続されているレバーを含み、前記レバーは前記第1及び第2のレバーヒンジ部まで延在しているレバーの有効ラインを持つ一方、前記レバーは既定の変位面内において前記ベースに対し回転可能である請求項2に記載のマニピュレータ。
  4. 前記ガイドは、少なくとも2つのガイドアームからなる第1の組を少なくとも有し、前記ガイドアームの各々は、ガイドアームヒンジ部により前記オブジェクトホルダの前記第2の接続部及び前記ベースに回転可能な状態で接続され、前記ガイドアームヒンジ部まで延在するガイドアームの有効ラインを持ち、前記ガイドアームの有効ラインは前記レバーの有効ラインに平行に延在する一方、前記ガイドアームヒンジ部の間にある前記ガイドアームの各々の長さは、前記第1及び第2のレバーヒンジ部の間にある前記レバーの長さに等しく、前記ガイドアームは、前記ガイドアームの有効ラインが前記変位面に平行な面内において前記ラインに垂直な方向に離間されるように配される請求項3に記載のマニピュレータ。
  5. 前記ガイドアームの第1の組は、前記ガイドアームの有効ラインが前記変位面に略平行な平面に延在するように配される請求項4に記載のマニピュレータ。
  6. ヒンジ軸を有する各ガイドアームヒンジ部は、前記ガイドアームを前記第2の端部に接続するか、又は前記ガイドアームを前記ヒンジ軸に沿った2つ以上の位置で前記ベースに接続している請求項4又は5に記載のマニピュレータ。
  7. 前記ガイドは、少なくとも2つのガイドアームからなる第2の組を少なくとも有し、前記組は、前記ガイドアームの第1の組から前記変位面に垂直な方向に離間した平面に置かれている請求項4、5又は6に記載のマニピュレータ。
  8. 請求項3乃至7の何れか一項に記載のマニピュレータにおいて、前記マニピュレータは、前記ベース及び前記オブジェクトホルダに弾性的に接続された補償部材を有し、前記補償部材は、前記変位のラインに沿った前記オブジェクトホルダの変位が前記オブジェクトホルダの変位方向とは逆向きであり、前記第1の接続部から前記変位面に垂直な方向に離れるように作用する、前記オブジェクトホルダにかかる前記補償部材の力の成分となるように適合される一方、前記変位のラインの方向における前記補償部材の剛性は、前記ホルダが平行に変位可能であるように適合されるマニピュレータ。
  9. 前記補償部材は、少なくとも一部が前記レバーの有効ラインに略平行に延在しているレバーを有する請求項8に記載のマニピュレータ。
  10. 前記アクチュエータは、前記作動部が前記レバー上の作用点に接続される圧電素子を有し、前記作用点は、前記第1のレバーヒンジ部から、前記変位面に平行な面内において前記レバーの有効ラインに垂直な方向に離間している請求項3乃至9の何れか一項に記載のマニピュレータ。
  11. 前記作用点と前記レバーの有効ラインとの間の距離は、前記第1及び第2のレバーヒンジ部の間にある前記レバーの長さよりも短い請求項10に記載のマニピュレータ。
  12. プレロードバネは前記圧電素子の上に置かれると共に、前記ベース及び前記作動部に固定され、前記プレロードバネは好ましくは略平坦なワイヤーバネである請求項10又は11に記載のマニピュレータ。
  13. 前記ベースはベース面に平行に延在し、前記オブジェクトホルダは、前記ベース面に垂直に見ると、前記ガイド及び/又は前記トランスミッション及び/又は前記アクチュエータに次いで取り付けられる請求項1乃至12の何れか一項に記載のマニピュレータ。
  14. 前記ベースは、フレームに接続され、少なくとも2つのアクチュエータを用いて前記ベース面に平行に変位可能である請求項1乃至13の何れか一項に記載のマニピュレータ。
  15. 請求項1乃至14の何れか一項に記載のマニピュレータを備える装置。
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