JP2009511483A - 癌の処置のためのサイクリン依存性キナーゼインヒビターとしてのピラゾロピリミジン - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、プロテインキナーゼのインヒビターとして有用なピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物、この化合物を含む薬学的組成物、ならびに疾患(例えば、癌、炎症、関節炎、ウイルス性疾患、神経変性疾患(例えば、アルツハイマー病)、心臓血管の疾患および真菌性疾患)を処置するためにこの化合物および組成物を使用する処置の方法に関連している。本願は、2002年9月4日に出願された米国仮特許出願番号60/408,029からの優先権を主張する。
サイクリン依存性キナーゼ(CDK)は、セリン/スレオニンプロテインキナーゼであり、これらは、細胞周期および細胞増殖を支える駆動力である。個々のCDK(例えば、CDK1、CDK2、CDK3、CDK4、CDK5、CDK6およびCDK7、CDK8など)は、細胞周期の進行において異なる役割を果たし、これらは、G1期酵素、S期酵素もしくはG2M期酵素のいずれかに分類され得る。制御されない増殖は、癌細胞の特質であり、多くの重要な固形腫瘍において、CDK機能の誤った調節が高い頻度で起こる。CDK2およびCDK4は、それらの活性が広範に種々のヒトの癌においてしばしば誤って調節されるので、特に重要である。CDK2活性は、細胞周期のG1からS期への進行に必要であり、CDK2は、G1チェックポイントの重要な要素の一つである。チェックポイントは、細胞周期の事象の適切な連鎖を維持させる働きをし、そして細胞が傷害もしくは増殖シグナルに応答できるようにする一方で、癌細胞における適切なチェックポイント制御の喪失は、腫瘍形成の一因となる。このCDK2経路は、腫瘍抑制機能(例えば、p52、RBおよびp27)および癌遺伝子活性化(サイクリンE)のレベルにおいて腫瘍形成に影響を及ぼす。多くの報告が、乳癌、結腸癌、非小細胞肺癌、胃癌、前立腺癌、膀胱癌、非ホジキンリンパ腫、卵巣癌および他の癌において、CDK2のコアクチベーター(サイクリンE)およびインヒビター(p27)の両方がそれぞれ、過剰発現もしくは過少発現されていることを実証している。これらの変化した発現は、上昇したCDK2活性レベルおよび乏しい全体的生存と相関していることが示されている。この観察によって、CDK2およびその調節経路は、癌治療剤の開発のための魅力的なターゲットとなり、多くのアデノシン5’−三リン酸(ATP)競合性の有機低分子ならびにアデノシン5’−三リン酸(ATP)競合性ペプチドが、癌の潜在的な処置のためのCDKインヒビターとして文献中で報告されている。特許文献1のコラム1、23行目〜コラム15、10行目は、種々のCDKおよび種々のタイプの癌とのこれらの関係の十分な説明を提供している。
ピラゾロピリミジンは公知である。例えば、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7、EP94304104.6、特許文献8(特許文献9、特許文献10および特許文献11と同等)、特許文献12、Chem. Pharm. Bull.(1999)47 928、J. Med. Chem.(1977)20、296、J. Med.Chem.(1976)19 517およびChem. Pharm. Bull.(1962)10 620は、種々のピラゾロピリミジンを開示している。
本発明の多くの実施形態において、本発明は、サイクリン依存性キナーゼのインヒビターとしてのピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物の新規なクラス、このような化合物を調製する方法、1つ以上のこのような化合物を含む薬学的組成物、1つ以上のこのような化合物を含む薬学的処方物を調製する方法、およびこのような化合物もしくは薬学的組成物を使用した、CDKに関連する1つ以上の疾患の処置、予防、阻害もしくは改善の方法を提供する。
Rは、1つ以上のヘテロアリールで置換されたアリールであり;
R2は、R9、アルキル、アルキニル、アルキニルアルキル、シクロアルキル、−CF3、−C(O2)R6、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、1〜6個のR9基で置換されたアルキル(この1〜6個のR9基は、同じであっても異なっていてもよく、各R9は独立して選択される)、1〜3個のアリールもしくはヘテロアリール基で置換されたアリール(この1〜3個のアリールもしくはヘテロアリール基は、同じであっても異なっていてもよく、そしてフェニル、ピリジル、チオフェニル、フラニルおよびチアゾロ基、
R3は、H、ハロゲン、−NR5R6、−C(O)NR5R6、アルキル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル、
R4は、H、ハロもしくはアルキルであり;
R5は、Hもしくはアルキルであり;
R6は、H、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、このアルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR5R10、−N(R5)Boc、−(CR4R5)nOR5、−C(O2)R5、−C(O)R5、−C(O)NR5R10、−SO3H、−SR10、−S(O2)R7、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より独立して選択され;
R10は、H、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、このアルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR4R5、−N(R5)Boc、−(CR4R5)nOR5、−C(O2)R5、−C(O)NR4R5、−C(O)R5、−SO3H、−SR5、−S(O2)R7、−S(O2)NR4R5、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR4R5からなる群より独立して選択されるか;
あるいは必要に応じて、(i)部分−NR5R10中のR5およびR10か、もしくは(ii)部分−NR5R6中のR5およびR6が一緒に結合して、シクロアルキルもしくはヘテロシクリル部分を形成し得、このシクロアルキルもしくはヘテロシクリル部分のそれぞれは、非置換であるか、もしくは1つ以上のR9基で必要に応じて独立して置換され;
R7は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、このアルキル、シクロアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて独立して置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR5R10、−CH2OR5、−C(O2)R5、−C(O)NR5R10、−C(O)R5、−SR10、−S(O2)R10、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R10、−N(R5)C(O)R10および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より独立して選択され;
R8は、R6、−C(O)NR5R10、−S(O2)NR5R10、−C(O)R7および−S(O2)R7からなる群より選択され;
R9は、ハロゲン、CN、−NR5R10、−C(O2)R6、−C(O)NR5R10、−OR6、−SR6、−S(O2)R7、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より選択され;
mは0〜4であり、そして
nは1〜4であり、
但し、(i)Rが非置換フェニルである場合、R2は、アルキル、−C(O2)R6、アリールもしくはシクロアルキルではなく、かつ(ii)Rがヒドロキシル基で置換されたフェニルである場合、R2はハロゲンのみである。
ある実施形態において、本発明は、構造式IIIによって表わされるピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグを開示しており、ここで、種々の部分は上記のとおりである。
Rは、ヘテロアリールで置換されたアリールであり;
R2はヘテロアリールであり;
R3は、H、ハロゲン、−NR5R6、−C(O)NR5R6、アルキル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル、
R4は、H、ハロもしくはアルキルであり;
R5は、Hもしくはアルキルであり;
R6は、H、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、このアルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR5R10、−N(R5)Boc、−(CR4R5)nOR5、−C(O2)R5、−C(O)R5、−C(O)NR5R10、−SO3H、−SR10、−S(O2)R7、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より独立して選択され;
R10は、H、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、このアルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR4R5、−N(R5)Boc、−(CR4R5)nOR5、−C(O2)R5、−C(O)NR4R5、−C(O)R5、−SO3H、−SR5、−S(O2)R7、−S(O2)NR4R5、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR4R5からなる群より独立して選択されるか;
あるいは必要に応じて、(i)部分−NR5R10中のR5およびR10か、もしくは(ii)部分−NR5R6中のR5およびR6が一緒に結合して、シクロアルキルもしくはヘテロシクリル部分を形成し得、このシクロアルキルもしくはヘテロシクリル部分のそれぞれは、非置換であるか、もしくは1つ以上のR9基で必要に応じて独立して置換され;
R7は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、このアルキル、シクロアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて独立して置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR5R10、−CH2OR5、−C(O2)R5、−C(O)NR5R10、−C(O)R5、−SR10、−S(O2)R10、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R10、−N(R5)C(O)R10および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より独立して選択され;
R8は、R6、−C(O)NR5R10、−S(O2)NR5R10、−C(O)R7および−S(O2)R7からなる群より選択され;
R9は、ハロゲン、CN、−NR5R10、−C(O2)R6、−C(O)NR5R10、−OR6、−SR6、−S(O2)R7、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より選択され;
mは0〜4であり、そして
nは1〜4であり、
但し、(i)Rが非置換フェニルである場合、R2は、アルキル、−C(O2)R6、アリールもしくはシクロアルキルではなく、かつ(ii)Rがヒドロキシル基で置換されたフェニルである場合、R2はハロゲンのみである。
リンパ系の造血性腫瘍(白血病、急性リンパ性白血病、急性リンパ芽球性白血病、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、毛様細胞リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、骨髄腫およびバーキットリンパ腫(Burkett’s lymphoma)を含む);
骨髄直系の造血性腫瘍(急性および慢性の骨髄性白血病、骨髄異形成症候群ならびに前骨髄球白血病を含む);
間葉由来の腫瘍(線維肉腫および横紋筋肉腫を含む);
中枢神経系および末梢神経系の腫瘍(神経膠星状細胞腫、神経芽細胞腫、グリオームおよび神経鞘腫を含む);および
他の腫瘍(黒色腫、精上皮腫、奇形癌、骨肉腫、色素性乾皮症(xenoderoma pigmentosum)、角化棘細胞腫(keratoctanthoma)、甲状腺小胞癌およびカポージ肉腫を含む)の処置において有用であり得る。
薄層クロマトグラフィー:TLC
ジクロロメタン:CH2Cl2
酢酸エチル:AcOEtもしくはEtOAc
メタノール:MeOH
トリフルオロ酢酸:TFA
トリエチルアミン:Et3NもしくはTEA
ブトキシカルボニル:n−BocもしくはBoc
核磁気共鳴分光学:NMR
液体クロマトグラフィー質量分析:LCMS
高分解能質量分析:HRMS
ミリリットル:mL
ミリモル:mmol
マイクロリットル:μl
グラム:g
ミリグラム:mg
室温もしくはrt(周囲):約25℃
表2のコラム2に示すニトリルを置き換えるだけで、調製実施例1において述べた手順と本質的に同じ手順によって、表2のコラム3中の化合物を調製した:
表3のコラム2に示す酸クロリドを置き換えるだけで、調製実施例4において述べた手順と本質的に同じ手順によって、表3のコラム3に示すβ−ケトエステルを調製した:
表4のコラム2に示すカルボン酸を置き換えるだけで、調製実施例11において述べた条件と本質的に同じ条件によって、表4のコラム3に示す化合物を調製した:
表5のコラム2に示すアミノピラゾールおよび表5のコラム3中に示すエステルを置き換えるだけで、調製実施例14において述べた手順と本質的に同じ手順によって、表5のコラム4に示す化合物を調製した:
表5.1のコラム2に示す化合物を置き換えるだけで、調製実施例33.10において述べた手順と本質的に同じ手順によって、表5.1のコラム3に示す化合物を調製した:
表6のコラム2に示す化合物を置き換えるだけで、調製実施例34において述べた手順と本質的に同じ手順によって、表6のコラム3に示す化合物を調製した:
表6.10のコラム2に示す化合物を置き換えるだけで、調製実施例53.16において述べた手順と本質的に同じ手順によって、表6.10のコラム3に示す化合物を調製した:
表7のコラム2に示す化合物を置き換えるだけで、調製実施例54において述べた手順と本質的に同じ手順によって、表7のコラム3に示す化合物を調製した:
表8のコラム2に示す化合物を置き換えるだけで、調製実施例68において述べた手順と本質的に同じ手順によって、表7のコラム3に示す化合物を調製した:
表9のコラム2中に示す化合物および表9のコラム3中に示すアミンを置き換えただけで、実施例1に述べた手順と本質的に同じ手順によって、表9のコラム4に示す化合物を調製したおよび調製する:
表10のコラム2中に示す化合物および表10のコラム3中に示すアミンを置き換えただけで、実施例22に述べた手順と本質的に同じ手順によって、表10のコラム4に示す化合物を調製した:
表11のコラム2中に示す化合物および表11のコラム3中に示すアミンを置き換えただけで、実施例27に述べた手順と本質的に同じ手順によって、表11のコラム4に示す化合物を調製した:
表12のコラム2中に示す化合物を置き換えただけで、実施例69に述べた手順と本質的に同じ手順によって、表12のコラム3に示す化合物を調製した:
表13のコラム2中に示す化合物を置き換えただけで、実施例79に述べた手順と本質的に同じ手順によって、表13のコラム3に示す化合物を調製した。
バキュロウイスル構築:サイクリンEを、アミノ末端に5つのヒスチジン残基を付加して、PCRによってpVL1393(Pharmingen、La JoIIa、California)内にクローニングし、ニッケル樹脂での精製を可能にした。発現されたタンパク質はおおよそ45kDaの大きさであった。CDK2を、カルボキシ末端(YDVPDYAS)に赤血球凝集素(haemaglutinin)エピトープタグを付加し、PCRによってpVL1393内にクローニングした。発現されたタンパク質はおおよそ34kDaのサイズであった。
Claims (26)
- 構造式:
Rは、1つ以上のヘテロアリールで置換されたアリールであり;
R2は、R9、アルキル、アルキニル、アルキニルアルキル、シクロアルキル、−CF3、−C(O2)R6、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、1〜6個のR9基で置換されたアルキル(該1〜6個のR9基は、同じであっても異なっていてもよく、各R9は独立して選択される)、1〜3個のアリールもしくはヘテロアリール基で置換されたアリール(該1〜3個のアリールもしくはヘテロアリール基は、同じであっても異なっていてもよく、そしてフェニル、ピリジル、チオフェニル、フラニルおよびチアゾロ基、
R3は、H、ハロゲン、−NR5R6、−C(O)NR5R6、アルキル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル、
R4は、H、ハロもしくはアルキルであり;
R5は、Hもしくはアルキルであり;
R6は、H、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR5R10、−N(R5)Boc、−(CR4R5)nOR5、−C(O2)R5、−C(O)R5、−C(O)NR5R10、−SO3H、−SR10、−S(O2)R7、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より独立して選択され;
R10は、H、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR4R5、−N(R5)Boc、−(CR4R5)nOR5、−C(O2)R5、−C(O)NR4R5、−C(O)R5、−SO3H、−SR5、−S(O2)R7、−S(O2)NR4R5、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR4R5からなる群より独立して選択されるか;
あるいは必要に応じて、(i)該部分−NR5R10中のR5およびR10か、もしくは(ii)該部分−NR5R6中のR5およびR6が一緒に結合して、シクロアルキルもしくはヘテロシクリル部分を形成し得、該シクロアルキルもしくはヘテロシクリル部分のそれぞれは、非置換であるか、もしくは1つ以上のR9基で必要に応じて独立して置換され;
R7は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、シクロアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて独立して置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR5R10、−CH2OR5、−C(O2)R5、−C(O)NR5R10、−C(O)R5、−SR10、−S(O2)R10、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R10、−N(R5)C(O)R10および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より独立して選択され;
R8は、R6、−C(O)NR5R10、−S(O2)NR5R10、−C(O)R7および−S(O2)R7からなる群より選択され;
R9は、ハロゲン、CN、−NR5R10、−C(O2)R6、−C(O)NR5R10、−OR6、−SR6、−S(O2)R7、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より選択され;
mは0〜4であり、そして
nは1〜4であり、
但し、(i)Rが非置換フェニルである場合、R2は、アルキル、−C(O2)R6、アリールもしくはシクロアルキルではなく、かつ(ii)Rがヒドロキシル基で置換されたフェニルである場合、R2はハロゲンのみである、化合物。 - 構造式:
Rは、ヘテロアリールで置換されたアリールであり;
R2はヘテロアリールであり;
R3は、H、ハロゲン、−NR5R6、−C(O)NR5R6、アルキル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル、
R4は、H、ハロもしくはアルキルであり;
R5は、Hもしくはアルキルであり;
R6は、H、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR5R10、−N(R5)Boc、−(CR4R5)nOR5、−C(O2)R5、−C(O)R5、−C(O)NR5R10、−SO3H、−SR10、−S(O2)R7、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より独立して選択され;
R10は、H、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR4R5、−N(R5)Boc、−(CR4R5)nOR5、−C(O2)R5、−C(O)NR4R5、−C(O)R5、−SO3H、−SR5、−S(O2)R7、−S(O2)NR4R5、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR4R5からなる群より独立して選択されるか;
あるいは必要に応じて、(i)該部分−NR5R10中のR5およびR10か、もしくは(ii)該部分−NR5R6中のR5およびR6が一緒に結合して、シクロアルキルもしくはヘテロシクリル部分を形成し得、該シクロアルキルもしくはヘテロシクリル部分のそれぞれは、非置換であるか、もしくは1つ以上のR9基で必要に応じて独立して置換され;
R7は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで、該アルキル、シクロアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびアリールアルキルのそれぞれは、非置換であるか、もしくは同じであっても異なっていてもよい1つ以上の部分で必要に応じて独立して置換され得、各部分は、ハロゲン、アルキル、アリール、シクロアルキル、CF3、OCF3、CN、−OR5、−NR5R10、−CH2OR5、−C(O2)R5、−C(O)NR5R10、−C(O)R5、−SR10、−S(O2)R10、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R10、−N(R5)C(O)R10および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より独立して選択され;
R8は、R6、−C(O)NR5R10、−S(O2)NR5R10、−C(O)R7および−S(O2)R7からなる群より選択され;
R9は、ハロゲン、CN、−NR5R10、−C(O2)R6、−C(O)NR5R10、−OR6、−SR6、−S(O2)R7、−S(O2)NR5R10、−N(R5)S(O2)R7、−N(R5)C(O)R7および−N(R5)C(O)NR5R10からなる群より選択され;
mは0〜4であり、そして
nは1〜4であり、
但し、(i)Rが非置換フェニルである場合、R2は、アルキル、−C(O2)R6、アリールもしくはシクロアルキルではなく、かつ(ii)Rがヒドロキシル基で置換されたフェニルである場合、R2はハロゲンのみである、化合物。 - Rがイミダゾリルで置換されたフェニルである、請求項2に記載の化合物。
- R2がピラゾリルである、請求項2に記載の化合物。
- R2が1−メチルピラゾール−4イル基である、請求項4に記載の化合物。
- R2が1−メチル−1H−ピラゾール−4イルである、請求項2に記載の化合物。
- 患者において1つ以上のサイクリン依存性キナーゼを阻害するための薬剤の製造のための、少なくとも1つの請求項1もしくは請求項7に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグの使用。
- 患者においてキナーゼに関連する1つ以上の疾患を処置するための薬剤の製造のための、少なくとも1つの請求項1もしくは請求項7に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグの使用。
- 前記キナーゼが、サイクリン依存性キナーゼである、請求項9に記載の使用。
- 前記サイクリン依存性キナーゼが、CDK1、CDK2もしくはCDK9である、請求項10に記載の使用。
- 前記キナーゼがCDK2である、請求項11に記載の使用。
- 前記キナーゼが、マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MAPK/ERK)である、請求項9に記載の使用。
- 前記キナーゼが、グリコーゲンシンターゼキナーゼ3(GSK3β)である、請求項9に記載の使用。
- 前記疾患が、
膀胱癌、乳癌、結腸癌、腎臓癌、肝臓癌、肺癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、頭部および頚部の癌、食道癌、胆嚢癌、卵巣癌、膵臓癌、胃癌、頚癌、甲状腺癌、前立腺癌、および扁平上皮癌を含む皮膚癌;
白血病、急性リンパ性白血病、急性リンパ芽球性白血病、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、毛様細胞リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、骨髄腫およびバーキットリンパ腫;
急性および慢性の骨髄性白血病、骨髄異形成症候群ならびに前骨髄球白血病;
線維肉腫、横紋筋肉腫;
頭部および頚部、マントル細胞リンパ腫および骨髄腫;
神経膠星状細胞腫、神経芽細胞腫、グリオームおよび神経鞘腫;
黒色腫、精上皮腫、奇形癌、骨肉腫、色素性乾皮症、角化棘細胞腫、甲状腺小胞癌およびカポージ肉腫からなる群より選択される、請求項9に記載の使用。 - サイクリン依存性キナーゼに関連する1つ以上の疾患を処置するための薬剤の製造のための、(i)少なくとも1つの請求項1に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグと(ii)抗癌剤との組み合わせの使用。
- 放射線治療の使用をさらに包含する、請求項16に記載の使用。
- 前記抗癌剤が、細胞増殖抑制剤、シスプラチン、ドキソルビシン、タキソテール、タキソール、エトポシド、イリノテカン、カンプトスター、トポテカン、パクリタキセル、ドセタキセル、エポチロン、タモキシフェン、5−フルオロウラシル、メトトレキサート、テモゾロミド、シクロホスファミド、SCH 66336、R115777、L778,123、BMS 214662、イレッサ、タルセバ、EGFRに対する抗体、グリベック、イントロン、ara−C、アドリアマイシン、シトキサン、ゲムシタビン、ウラシルマスタード、クロルメチン、イフォスファミド、メルファラン、クロラムブシル、ピポブロマン、トリエチレンメラミン、トリエチレンチオホスホルアミン、ブスルファン、カルムスチン、ロムスチン、ストレプトゾシン、ダカルバジン、フロクスウリジン、シタラビン、6−メルカプトプリン、6−チオグアニン、リン酸フルダラビン、オキサリプラチン、ロイコビリン、ELOXATINTM、ペントスタチン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ブレオマイシン、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、ドキソルビシン、エピルビシン、イダルビシン、ミトラマイシン、デオキシコフォルマイシン、マイトマイシン−C、L−アスパラギナーゼ、テニポシド 17α−エチニルエストラジオール、ジエチルスチルベストロール、テストステロン、プレドニゾン、フルオキシメステロン、プロピオン酸ドロモスタノロン、テストラクトン、酢酸メゲストロール、メチルプレドニゾロン、メチルテストステロン、プレドニゾロン、トリアムシノロン、クロロトリアニセン、ヒドロキシプロゲステロン、アミノグルテチミド、エストラムスチン、酢酸メドロキシプロゲステロン、ロイプロリド、フルタミド、トレミフェン、ゴセレリン、シスプラチン、カルボプラチン、ヒドロキシ尿素、アムサクリン、プロカルバジン、ミトタン、ミトキサントロン、レバミゾール、ナベルベン、アナストラゾール、レトラゾール、カペシタビン、レロキサフィン、ドロロキサフィン、ヘキサメチルメラミン、アバスチン、ハーセプチン、ベキサール、ベルケイド、ゼバリン、トリセノックス、ゼローダ、ビノレルビン、ポルフィマー、エルビタックス、リポソマール、チオテパ、アルトレタミン、メルファラン、トラスツマブ、レロゾール、フルベストラント、エキセメスタン、フルベストラント、イフォスフォミド、リツキシマブ、C225およびキャンパスからなる群より選択される、請求項16に記載の使用。
- 治療上有効な量の少なくとも1つの請求項1もしくは請求項7に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグを、少なくとも1つの薬学的に受容可能なキャリアと組み合わせて含む、薬学的組成物。
- 細胞増殖抑制剤、シスプラチン、ドキソルビシン、タキソテール、タキソール、エトポシド、イリノテカン、カンプトスター、トポテカン、パクリタキセル、ドセタキセル、エポチロン、タモキシフェン、5−フルオロウラシル、メトトレキサート、テモゾロミド、シクロホスファミド、SCH 66336、R115777、L778,123、BMS 214662、イレッサ、タルセバ、EGFRに対する抗体、グリベック、イントロン、ara−C、アドリアマイシン、シトキサン、ゲムシタビン、ウラシルマスタード、クロルメチン、イフォスファミド、メルファラン、クロラムブシル、ピポブロマン、トリエチレンメラミン、トリエチレンチオホスホルアミン、ブスルファン、カルムスチン、ロムスチン、ストレプトゾシン、ダカルバジン、フロクスウリジン、シタラビン、6−メルカプトプリン、6−チオグアニン、リン酸フルダラビン、ペントスタチン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ブレオマイシン、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、ドキソルビシン、エピルビシン、イダルビシン、ミトラマイシン、デオキシコフォルマイシン、マイトマイシン−C、L−アスパラギナーゼ、テニポシド 17α−エチニルエストラジオール、ジエチルスチルベストロール、テストステロン、プレドニゾン、フルオキシメステロン、プロピオン酸ドロモスタノロン、テストラクトン、酢酸メゲストロール、メチルプレドニゾロン、メチルテストステロン、プレドニゾロン、トリアムシノロン、クロロトリアニセン、ヒドロキシプロゲステロン、アミノグルテチミド、エストラムスチン、酢酸メドロキシプロゲステロン、ロイプロリド、フルタミド、トレミフェン、ゴセレリン、シスプラチン、カルボプラチン、ヒドロキシ尿素、アムサクリン、プロカルバジン、ミトタン、ミトキサントロン、レバミゾール、ナベルベン、アナストラゾール、レトラゾール、カペシタビン、レロキサフィン、ドロロキサフィン、ヘキサメチルメラミン、アバスチン、ハーセプチン、ベキサール、ベルケイド、ゼバリン、トリセノックス、ゼローダ、ビノレルビン、ポルフィマー、エルビタックス、リポソマール、チオテパ、アルトレタミン、メルファラン、トラスツマブ、レロゾール、フルベストラント、エキセメスタン、フルベストラント、イフォスフォミド、リツキシマブ、C225およびキャンパスからなる群より選択される1つ以上の抗癌剤をさらに含む、請求項19に記載の薬学的組成物。
- 患者において1つ以上のサイクリン依存性キナーゼを阻害するための薬剤の製造のための、請求項19に記載の薬学的組成物の使用。
- 癌を処置するための薬剤の製造のための、少なくとも1つの請求項1もしくは請求項7に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグの使用。
- 前記癌が、膀胱癌、乳癌、結腸癌、腎臓癌、肝臓癌、肺癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、頭部および頚部の癌、食道癌、胆嚢癌、卵巣癌、膵臓癌、胃癌、頚癌、甲状腺癌、前立腺癌、および扁平上皮癌を含む皮膚癌;
白血病、急性リンパ性白血病、急性リンパ芽球性白血病、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、毛様細胞リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、骨髄腫およびバーキットリンパ腫;
急性および慢性の骨髄性白血病、骨髄異形成症候群ならびに前骨髄球白血病;
線維肉腫、横紋筋肉腫;
頭部および頚部、マントル細胞リンパ腫および骨髄腫;
神経膠星状細胞腫、神経芽細胞腫、グリオームおよび神経鞘腫;
黒色腫、精上皮腫、奇形癌、骨肉腫、色素性乾皮症、角化棘細胞腫、甲状腺小胞癌およびカポージ肉腫からなる群より選択される、請求項22に記載の使用。 - 癌を処置するための薬剤の製造のための、(i)少なくとも1つの請求項1もしくは請求項7に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグと(ii)抗癌剤との組み合わせの使用。
- 放射線治療の使用をさらに包含する、請求項24に記載の使用。
- 前記抗癌剤が、細胞増殖抑制剤、シスプラチン、ドキソルビシン、タキソテール、タキソール、エトポシド、イリノテカン、カンプトスター、トポテカン、パクリタキセル、ドセタキセル、エポチロン、タモキシフェン、5−フルオロウラシル、メトトレキサート、テモゾロミド、シクロホスファミド、SCH 66336、R115777、L778,123、BMS 214662、イレッサ、タルセバ、EGFRに対する抗体、グリベック、イントロン、ara−C、アドリアマイシン、シトキサン、ゲムシタビン、ウラシルマスタード、クロルメチン、イフォスファミド、メルファラン、クロラムブシル、ピポブロマン、トリエチレンメラミン、トリエチレンチオホスホルアミン、ブスルファン、カルムスチン、ロムスチン、ストレプトゾシン、ダカルバジン、フロクスウリジン、シタラビン、6−メルカプトプリン、6−チオグアニン、リン酸フルダラビン、ペントスタチン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ブレオマイシン、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、ドキソルビシン、エピルビシン、イダルビシン、ミトラマイシン、デオキシコフォルマイシン、マイトマイシン−C、L−アスパラギナーゼ、テニポシド 17α−エチニルエストラジオール、ジエチルスチルベストロール、テストステロン、プレドニゾン、フルオキシメステロン、プロピオン酸ドロモスタノロン、テストラクトン、酢酸メゲストロール、メチルプレドニゾロン、メチルテストステロン、プレドニゾロン、トリアムシノロン、クロロトリアニセン、ヒドロキシプロゲステロン、アミノグルテチミド、エストラムスチン、酢酸メドロキシプロゲステロン、ロイプロリド、フルタミド、トレミフェン、ゴセレリン、シスプラチン、カルボプラチン、ヒドロキシ尿素、アムサクリン、プロカルバジン、ミトタン、ミトキサントロン、レバミゾール、ナベルベン、アナストラゾール、レトラゾール、カペシタビン、レロキサフィン、ドロロキサフィン、ヘキサメチルメラミン、アバスチン、ハーセプチン、ベキサール、ベルケイド、ゼバリン、トリセノックス、ゼローダ、ビノレルビン、ポルフィマー、エルビタックス、リポソマール、チオテパ、アルトレタミン、メルファラン、トラスツマブ、レロゾール、フルベストラント、エキセメスタン、フルベストラント、イフォスフォミド、リツキシマブ、C225およびキャンパスからなる群より選択される、請求項24に記載の使用。
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