JP2009508370A - 分散されたアンテナを有するマルチアンテナ局 - Google Patents

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Abstract

分散されたアンテナを有し、局のカバレージエリア全体にわたって分散された端末のために良好な性能を提供することが可能なマルチアンテナ局が記載される。該マルチアンテナ局は、複数のアンテナ、一のコントローラー、そして少なくとも一つの送信器ユニットを含む。該複数のアンテナは、該マルチアンテナ局に結合され、該マルチアンテナ局から離れて配置された少なくとも一つの遠隔アンテナを含む。該コントローラーは、端末へのデータ送信のために、該複数のアンテナの中から一又は複数のアンテナの集合を選択する。該少なくとも一つの送信器ユニットは、一又は複数のアンテナの該集合を介して該端末へデータを送信する。
【選択図】

Description

本開示は一般には通信に関し、より具体的にはマルチアンテナ局に関する。
無線ローカルエリア・ネットワーク(WLAN)は、一又は複数のユーザー端末に対してサービスを提供する一又は複数のアクセスポイントを有する。アクセスポイントの数とユーザー端末の数はWLANのサイズに依存する。例えば、単一のアクセスポイントは、一のビル全体、一のビルの一のフロア等でありうるWLANの展開エリア全体にわたって分散された複数のユーザー端末にサービスを提供する。もしも、よくあるように、アクセスポイントが固定的であるならば、各ユーザー端末によって達成される性能は、典型的には該アクセスポイントに相対するそのユーザー端末の位置に依存する。送信器と受信器の間の信号経路の中の障害物(例えば、壁)や人為的影響(例えば、雑音、および干渉)により、無線周波数(RF)信号は低下させられることは周知である。従って、該アクセスポイントから近く、かつ見える位置に配置された近くのユーザー端末は、該アクセスポイントから遠く離れて、かつ見える範囲内でなく配置された遠隔のユーザー端末よりも、良い性能を達成することができる。結果として、該WLANの展開エリアの異なる部分に配置された異なるユーザー端末に関して、典型的には性能の異なる水準(例えば、異なるデータレート)が達成可能である。
該WLANの展開エリア内の全ての、または出来る限り多くのユーザー端末に同様の水準の性能を提供することが望ましい。従って、該ユーザー端末に対してそのような性能を提供することが可能なアクセスポイントに関する必要性が当該技術分野において存在する。
発明の概要
分散されたアンテナによるマルチアンテナ局(multi-antenna station)と、該マルチアンテナ局のカバレージエリア(coverage area)全体にわたって分散された端末に関して良好な性能を提供することが出来ることが本明細書で記載されている。本発明の実施例によれば、複数のアンテナ、一のコントローラー、そして少なくとも一つの送信器ユニットを含むマルチアンテナ局が記載される。該複数のアンテナは該マルチアンテナ局に結合し、該マルチアンテナ局から離れて配置された少なくとも一つの遠隔アンテナを備える。該コントローラは、該端末へのデータ送信のために該複数のアンテナの中から、一又は複数のアンテナの一つの集合を選択する。該少なくとも一つの送信器ユニットが、該端末に対して、一又は複数のアンテナの該集合を介してデータを送信する。
他の実施例によれば、マルチアンテナ局から端末に対するデータ送信のために複数のアンテナの中から一又は複数のアンテナの一つの集合が選択される一の方法が提供される。該複数のアンテナは該マルチアンテナ局から離れて配置された少なくとも一つの遠隔アンテナ(remote antenna)を備える。データは一又は複数のアンテナの該集合を介して該端末に送信される。
さらに他の実施例によれば、端末に対するデータ送信のために複数のアンテナの中から一又は複数のアンテナの一の集合を選択する手段(ここにおいて、該複数のアンテナは該装置から離れて配置された少なくとも一つの遠隔アンテナ(remote antenna)を備える)、および一又は複数のアンテナの該集合を介して該端末にデータを送信する手段を含む装置が記載される。
本発明の実施例の様々な態様が以下でさらに詳細に記載される。
発明の詳細な説明
本明細書において、「例示的」との語は「実例、事例、または例証としての役割を果たすこと」を意味するために用いられる。本明細書において「例示的」であるとして記載された如何なる実施例も他の実施例に対して、必ずしも、より好適である、または有利であるとして解釈されるべきではない
図1は、複数のユーザー端末(UT)120にサービスを提供する単一のアクセスポイント(AP)110を伴う一の例示的なWLAN100を示している。アクセスポイント110は、データの送信と受信に用いられても良い複数のアンテナを備え付けられた一のマルチアンテナ局(multi-antenna station)である。アクセスポイントは、基地局、ノードB、または他の用語で呼ばれても良い。各ユーザー端末120は、単一のアンテナ、または複数のアンテナが備え付けられていても良い。ユーザー端末は、移動局、ユーザー装置、無線デバイス、または他の用語で呼ばれても良い。
アクセスポイント110は、マルチアンテナのユーザー端末に対して「マルチプル・インプット マルチプル・アウトプット(multiple-input multiple-output)(MIMO)」の送信、または、単一アンテナのユーザー端末に対して「マルチプル・インプット シングル・アウトプット(multiple-input single-output)(MISO)」の送信を送っても良い。アクセスポイント110はまた、マルチアンテナのユーザー端末からMIMO送信を、または単一アンテナのユーザー端末から「シングル・インプット マルチプル・アウトプット(single-input multiple-output)(SIMO)」の送信を受信しても良い。一の送信器における複数の(N個の)送信アンテナと一の受信器における複数の(N個の)受信アンテナによって形成された一のMIMOチャネルは、N個の空間的なチャネルに分解されても良く、ここで、N≦min{N,N}である。該N個の空間的なチャネルは、より高いスループットを達成するために並列に、及び/又は、より大きな信頼性を達成するために冗長的にデータを送信するために用いられても良い。該複数の送信アンテナと該単一の受信アンテナにより形成されるMISOチャネルは単一の空間的なチャネルから成っている。該複数の送信アンテナは信頼性を改善するような方法でデータを送信するために用いられても良い。該単一の送信アンテナと該複数の受信アンテナにより形成されるSIMOチャネルもまた、単一の空間的なチャネルから成っている。該複数の受信アンテナは信頼性を改善するような方法でデータを受信するために用いられても良い。
アクセスポイント110は固定局であってもよく、一のビル、一のビルの一のフロア、一の家屋、オフィスの集合体、一の店舗、などでありうる該WLANの展開エリアの如何なる位置に配置されても良い。ユーザー端末120は、該WLANの展開エリア全体にわたって分散されても良い。幾つかのユーザー端末(例えば、ユーザー端末120c、と120d)はアクセスポイント110の近くに配置されても良く、一方で、他の幾つかのユーザー端末(例えば、ユーザー端末120aと120b)はアクセスポイント110から遠く離れて配置されていても良い。各ユーザー端末120は、固定的、または移動可能であっても良い。典型的には、該WLANの展開エリア内には、アクセスポイント110とユーザー端末120の間で送信されるRF信号を低下させる障害物(例えば、壁)が存在する。これまたRF信号を低下させる他の人為的影響(例えば、干渉)もまた、存在する。簡単のため、これらの障害物や人為的影響は図1には示されていない。
全てのあるいは多数のユーザー端末120に良好な性能を提供するために、アクセスポイント110の該複数のアンテナは該WLANの展開エリア全体にわたって分散されている。アクセスポイント110は、112aから112lまでのL個の局所アンテナを有し、それらは該アクセスポイントに取り付けられ、または近くにある。一般的に、Lは0、1、または1より大きい、即ち、L≧0である。アクセスポイント110はさらに、114aから114mまでのM個の遠隔アンテナを有し、それらは該WLANの展開エリア全体にわたる異なる位置に配置されている。遠隔アンテナ114はアクセスポイント110から異なる距離、アクセスポイント110に対して異なる角度位置、その他、において配置されても良い。一般的に、Mは1またはそれより大きい、即ちM≧1である。アクセスポイント110による使用のために利用可能な局所と遠隔のアンテナの合計数はNapであり、それはNap=L+M≧2である。
局所アンテナ112と遠隔アンテナ114に関して様々な型のアンテナが用いられることが可能であり、それらはまた、アクセスポイント(AP)アンテナとも呼ばれる。例えば、各APアンテナはクロスポール・アンテナ、ダイポール・アンテナ、パッチ・アンテナ(またはチップ)等であっても良い。アンテナはアンテナ・エレメント、放射エレメント、等であっても良い。各APアンテナはWLAN100のために用いられる動作周波数帯域に関して設計されている。各APアンテナは任意の放射パターンをも有する。各APアンテナに関する「アンテナの型」と放射パターンは、そのAPアンテナの意図されたカバレージエリアに基づいて選択されてもよい。例えば、全方向の放射パターンを有する一のアンテナは、図1のWLAN展開エリアの中央近くに配置された遠隔アンテナ114dに関して用いられても良く、指向性の放射パターンを有するアンテナは、該WLAN展開エリアの隅に配置された遠隔アンテナ114a、114c、114e、および114nに関して用いられても良い。
図1に示された実施例に関して、各遠隔アンテナ114は、その遠隔アンテナを介して送信され、受信されるRF信号に関して信号の調整(例えば、増幅、フィルタリング、等)を実行する、それぞれの遠隔フロントエンド(RFE)116に結合している。遠隔フロントエンド116の幾つかの実施例が下記に記載される。各遠隔アンテナ114に関する遠隔フロントエンド116は、ケーブル118を介してアクセスポイント110に結合する。ケーブル118は、ケーブルテレビに関して一般的に用いられている同軸ケーブルであっても良く、WLAN100の動作周波数帯域をサポートする他の型のケーブルであっても良い。ケーブル118は、他の型の通信リンク(例えば、RF、赤外線など)によって置き換えられても良い。遠隔フロントエンド116は、ケーブル118により信号の損失を減らすことができ、それにより、性能を改善することが出来る。一般的に、遠隔フロントエンド116は、各遠隔アンテナ114のために用いられても用いられなくても良い。
アクセスポイント110に関する局所と遠隔のアンテナは、様々な態様により配置され、選択されても良い。該局所と遠隔のアンテナの幾つかの例示的な構成が下記に記載される。データの送信のためにアンテナを選択することに関する幾つかの例示的な実施例もまた下記に記載される。
図2Aは、局所アンテナを全く有さず、複数の(M≧1の)遠隔アンテナ114a〜
114mを有する一のアクセスポイント110aを示す。アクセスポイント110aは、図1のアクセスポイント110の一実施態様であり、データの送信と受信に利用可能な
ap=M個のアンテナを持つ。各遠隔アンテナ114は、関係付けられた遠隔フロントエンド116とケーブル118を介してアクセスポイント110aに結合する。図2Aにおいて示された実施例に関して、各遠隔アンテナ114は、アクセスポイント110a内部のそれぞれの電力検出器(Power Det)290と結合する。各電力検出器290は、関係付けられたアンテナにより受信されたRF信号の電力を計測し、コントローラー220に電力計測を提供する。コントローラー220は、データの送信と受信のためにアンテナを選択するために、全ての電力計測器290からの電力計測を使用する。
図2Bは、単一の(L=1の)局所アンテナと114aから114mまでの複数の(M>1の)遠隔アンテナを有する一のアクセスポイント110bを示す。アクセスポイント110bは、図1のアクセスポイント110のもう一つの実施態様であり、データの送信と受信に利用可能なNap=M+1個のアンテナを持つ。図2Bに示された実施例に関して、該M+1個のアンテナの各々は、アクセスポイント110内部のそれぞれの電力検出器290と結合する。コントローラー220は、全ての電力計測器290からの電力計測を受信し、データの送信と受信のためにアンテナを選択する。
図2Cは、112aから112lまでの複数の(L>1の)局所アンテナと、114aから114mまでの複数の(M>1の)遠隔アンテナを有する一のアクセスポイント
110cを示す。アクセスポイント110cは、図1のアクセスポイント110の更にもう一つの実施態様であり、データの送信と受信に利用可能なNap=L+M個のアンテナを持つ。一般的に、LはMと等しくても等しくなくても良い。
図2Aから2Cまでで示された実施例に関して、該アクセスポイントにおいて利用可能なNap個のアンテナの各々は、データの送信、及び/又は受信に関して個別的に選択されても良い。コントローラー220は、与えられたユーザー端末へのデータ送信、及び/又は、与えられたユーザー端末からのデータ受信のために、一のアンテナ、利用可能なアンテナの一の部分集合、または利用可能な全てのアンテナを選択しても良い。コントローラー220は、下記に記載するように、利用可能なアンテナに関する電力計測に基づいてアンテナを選択しても良い。
図2Dは、112aから112mまでの複数の(M>1の)局所アンテナと114aから114mまでの複数の(M個の)遠隔アンテナを有する一のアクセスポイント110dを示す。アクセスポイント110dは、図1のアクセスポイント110の更にもう一つの実施態様であり、データの送信と受信に利用可能なNap=2M個のアンテナを持つ。図2Dに示された実施例に関して、各局所アンテナ112は一の遠隔アンテナ114と関係付けられている。M個の局所アンテナ112とM個の遠隔アンテナ114により、アンテナのM個の対が形成される。一実施例において、コントローラー220は、与えられたユーザー端末へのデータ送信のために一又は複数のアンテナ対を選択し、例えば、その対の中の該二つのアンテナに関する電力計測に基づいて、選択された各々の対の中で一のアンテナを選択する。
WLAN100は、データ送信に関して最大でN個までのアンテナが用いられ得るという制約を課す可能性があり、ここで、Nは2、4または他の値と等しいかも知れない。また、WLAN100は、複数の送信モードをサポートしても良い。各送信モードは、下記に記載するように、その送信モードを用いたデータ送信に関して、アンテナの特定の最少数、またはアンテナの特定の数を必要とする可能性がある。簡単のために、以下の記載は、アクセスポイント110は最大でN個までのアンテナを所与のユーザー端末に対するデータ送信のために選択することが出来る。アクセスポイント110はまた、選択されたアンテナの数に基づいて、データ送信に使用するための送信モードを選択こともする。アクセスポイント110は、様々な方法で、該ユーザー端末へのデータ送信のためにアンテナを選択しても良い。
一実施例において、アクセスポイント110は、該ユーザー端末へのデータ送信に関する最高の電力計測を有するN個のアンテナを選択し、ここで、N<Napである。図2Aから2Cまでで示された実施例に関して、アクセスポイント110は、該Nap個の利用可能なアンテナに関する電力計測を受信し、該電力計測を(例えば、最高のものから最低のものへと)ソートし、該N個の最高の電力計測により、N個のアンテナを選択する。図2Dに示された実施例に関して、アクセスポイント110は、該電力計測に基づいてアンテナのN個の最良の対を選択し、各対の中の2つのアンテナのうちの良い方を選択する。
他の実施例においては、アクセスポイント110は、所定の電力閾値Pthを超える電力計測により最大でN個までのアンテナを選択する。アクセスポイント110は、該電力閾値に対して各アンテナの電力計測を比較し、その電力計測が該電力閾値を超えていれば、そのアンテナを留保し、さもなければ、そのアンテナを破棄する。N個より多くのアンテナが該電力閾値を超える電力計測を有するならば、アクセスポイント110は最良のN個のアンテナを選択する。N個より少ないアンテナに関する電力計測のみが該電力閾値を超えるならば、アクセスポイント110はN個より少ないアンテナを選択する可能性がある。どのアンテナも該電力閾値を超える電力計測を有しない場合は、アクセスポイント110は、利用可能な最良のアンテナ、又は所定の数の最良のアンテナを選択する可能性がある。
さらに他の実施例においては、アクセスポイント110は、最初に、最高の電力計測を有するN個の最良のアンテナを選択し、そして、該ユーザー端末へのデータ送信に対して小さい寄与を有する全てのアンテナを破棄する。このアンテナの刈り取りは以下のようにして達成されうる。アクセスポイント110は、N個の最良のアンテナをそれらの電力計測に基づいて、例えば該N個のアンテナに関する最高の電力計測Pから最低の電力計測Pまで順序付けする。その後、アクセスポイント110は、各々の2つの隣接するソートされたアンテナiとi+1との間の電力ギャップΔPをそれらの電力計測の差分として計算する、即ち、i=1,...,N−1に関してΔP=P−Pi+1である。次に、アクセスポイント110は、任意のアンテナ対に関する電力ギャップΔPが所定の量ΔPthを超えるか否か、即ち、i=1,...,N−1に関してΔP>ΔPthであるか否かを判定する。所与のアンテナjに関する電力ギャップΔPが所定の量を超えるならば、アクセスポイント110は、ΔPj+1、又はそれより小さい電力計測を有する全てのアンテナを破棄する。この実施例は、該ユーザー端末に送信される該データ送信に対して少ない寄与を有するアンテナを除去し、それはアンテナ間のクロストークを減少させる。
上記で記載された実施例は、アクセスポイント110において利用可能な電力計測に基づくアンテナの選択に関する。アクセスポイント110は、受信された電力の代わりに、またはそれに追加して他のパラメータに基づいてアンテナを選択しても良い。例えば、アクセスポイント110は、(1)総計の雑音と干渉に対する所望の信号(例えば、パイロット)の比率である受信された信号雑音比(signal-to-noise ratio)(SNR)、または(2)総計の受信された電力に対する所望の信号の比率である受信された信号強度(
signal strength)、または(3)受信された信号の品質のその他の指標、に基づいてアンテナを選択しても良い。以下の記載では、アンテナ計測は、アンテナを選択するための使用に適した如何なる型の計測(例えば、電力、SNR、信号強度、など)をも指して言うことが出来る。
アクセスポイント110はまた、該アンテナに関して利用可能な他の情報に基づいてアンテナを選択することも出来る。一実施例において、アクセスポイント110は、該局所と遠隔のアンテナに関する位置情報に基づいてアンテナを選択する。各アンテナは一または複数の近傍のアンテナの集合と関係付けられてもよい。この位置情報はデータベース内に格納されてもよい。所与のアンテナに関して高い電力計測が得られた場合、アクセスポイント110は、このアンテナの近傍に配置されていることが知られている一または複数の他のアンテナを選択しても良い。例えば、高い電力計測が図1の遠隔アンテナ114aに関して得られた場合、アクセスポイント110は該ユーザー端末へのデータ送信のためにアンテナ114b、及び/またはアンテナ114dを選択しても良い。
他の実施例において、アクセスポイント110は、該局所と遠隔のアンテナに関する位置情報に基づいてアンテナを選択する。もしも、該局所と遠隔のアンテナの位置、及び、ユーザー端末の位置が既知であるならば、アクセスポイント110は、該ユーザー端末の近傍に配置されている一または複数のアンテナを選択することが出来る。該APアンテナの位置は配備の期間中に確認され、提供されることが可能である。該ユーザー端末の位置は、計測を通じて概算され、及び/または他の方法によって確認されることが可能である。
さらに他の実施例において、アクセスポイント110は、該局所と遠隔のアンテナに関する相関情報に基づいてアンテナを選択する。幾つかのアンテナは高い相関を有するかも知れず、これはこれらのアンテナ間での過剰なクロストークと貧弱な空間的分離を結果としてもたらす。結果的に、高い相関を有する複数のアンテナは一緒に選択されるべきではない。利用可能なアンテナに関する該相関情報は、該アンテナに関する配置、型、及び/または計測に基づいて確認されても良い。例えば、局所アンテナ112は、それらの近接した間隔に起因して高い相関を有するかも知れず、データ送信のために一つだけの、又は少数の局所アンテナを選択することが好適であるかも知れない。
アクセスポイント110は、プロトコル階層における物理層よりも上に位置する、より上位の層から得られた情報に基づいてアンテナを選択しても良い。アクセスポイント110はユーザー端末に対して典型的にはパケットによってデータを送信する。このユーザー端末は正常に復号化された各パケットについて一のアクノレッジメント(acknowledgment)(ACK)を返送し、復号化エラーを起こした各パケットについて一の否定的アクノレッジメント(negative acknowledgment)(NAK)を返送する。アクセスポイント110は最初に、該ユーザー端末へのデータ送信のために、例えば、電力計測に基づいて複数のアンテナの一の集合を選択しても良い。パケットの大きなパーセンテージが復号化エラーを起こしたならば、アクセスポイント110は、該ユーザー端末へのデータ送信のためにアンテナの異なる集合を選択しても良い。
アクセスポイント110は、該ユーザー端末へのデータ送信のために、他の方法によってアンテナを選択しても良く、これは本発明の範囲内である。アクセスポイント110は、如何なる基準、または基準の如何なる組み合わせに基づいてもアンテナを選択しても良い。
アクセスポイント110は、例えば、異なる複数のユーザー端末に関する計測に基づいて、これらの端末へのデータ送信のためにアンテナの異なる集合を選択しても良い。アクセスポイント110は、各ユーザー端末へのデータ送信に先立って、該ユーザー端末に関する計測を取得してもよく、これらの計測に基づいて、該ユーザー端末に関するアンテナの集合を選択しても良い。この事は、アクセスポイント110が、各データ送信に関してアンテナの最良の集合を使用することを可能にする。
アクセスポイント110は、各ユーザー端末に関して選択されたアンテナの集合を検索テーブルの中に格納しても良い。このアンテナ集合は該ユーザー端末に関する識別子によって索引付けされてもよい。この識別子は、通信セッションの開始時に該ユーザー端末に対してアクセスポイント110が割り当てる媒体アクセス制御識別子(Medium Access
Control identifier)(MAC ID)であってもよく、又は他の型の識別子であっても良い。表1は、図1に示された例における120aから120dまでのユーザー端末に関する例示的な検索テーブルを示している。
Figure 2009508370
アクセスポイント110は、所与のユーザー端末に対するデータ送信の開始時に、該ユーザー端末に関する如何なる計測をも有していない可能性がある。そこで、アクセスポイント110は、該ユーザー端末のMAC IDにより該検索テーブルをアクセスして、該ユーザー端末に関して以前に選択されたアンテナの集合を取り出す。アクセスポイント110は、例えば、新たな計測により、この以前に選択されたアンテナの集合が更新されるまで、該集合を用いて該ユーザー端末にデータを送信しても良い。
アクセスポイント110は、ユーザー端末へのダウンリンク・データ送信に関するT個のアンテナの第1の集合を選択し、該ユーザー端末からのアップリンク・データ送信の受信に関するR個のアンテナの第2の集合を選択する。一般的に、N≧T≧1、N≧R≧1であり、TはRと等しくても等しくなくても良い。アクセスポイント110における空間的処理によってサポートされるならば、RはNより大きくても良いが、簡単のため、この可能性については以下では記載されない。送信アンテナの数(T)は、ダウンリンク・データ送信に関して利用可能な良好なアンテナの数、該ダウンリンク・データ送信に関してアクセスポイント110により用いられる送信モード、および場合によっては他の要因に依存する。一のアンテナは、例えば、その電力計測が電力閾値を超えるか否かのような一又は複数の選択基準を通過する場合には、良好であると見なされても良い。受信アンテナの数(R)は、アップリンク・データの受信に関して利用可能な良好なアンテナの数、該アップリンク・データ送信に関して該ユーザー端末によって使用される送信モード、及び場合によっては他の要因に依存する。
アクセスポイント110は、上記で記載したようにT個の送信アンテナの第1の集合を選択してもよく、また、同様の方法によりR個の受信アンテナの第2の集合を選択しても良い。アンテナの該第1の集合は、アンテナの該第2の集合と同一であっても異なっていてもよい。アクセスポイント110での処理は、データの送信と受信の両者に関してアンテナの単一の集合を使用することにより簡単化される。この場合、選択されたアンテナの各々は、該ユーザー端末へ/該ユーザー端末からRF信号を送信するためと受信するための両方のために使用される。
図3は、アクセスポイント110によって実行され、ユーザー端末へデータを送信し、ユーザー端末からデータを受信する方法300を示す。例えば、該ユーザー端末によって送信されるパイロットに基づいて、アクセスポイント110における該局所と遠隔のアンテナに関して計測が取得される(ブロック310)。該計測は受信された電力、及び/または他のパラメータであっても良い。該計測、及び/または他の情報に基づいて、一または複数の(T個の)送信アンテナの第1の集合は、アクセスポイント110において利用可能なNap個のアンテナの中から選択され、ここで、Nap>N≧T≧1である(ブロック312)。アンテナの該選択は、上記で記載したように様々な方法で実行されても良い。計測が全く利用可能でない場合には、該ユーザー端末へのデータ送信のために最後に使用されたアンテナの集合が該検索テーブルから取り出され、現在のダウンリンク・データ送信のために使用されても良い。選択された送信アンテナの数に基づいて、該ユーザー端末へのデータ送信のために送信モードが選択される。
該計測、及び/または他の情報に基づいて、一または複数の(R個の)受信アンテナの第2の集合もまた、アクセスポイント110において利用可能なNap個のアンテナの中から選択され、ここで、Nap>N≧R≧1である(ブロック314)。例えば、ダウンリンクとアップリンクのデータ送信のために使用された送信モードに依存して、該第1と第2の集合は同一の、または異なる数のアンテナを有する可能性がある。たとえ、R=Tであったとしても、該第2の集合は該第1の集合内のアンテナと同一の、または異なるアンテナを含んでも良い。
アクセスポイント110は、該ダウンリンクに関する該選択された送信モードに従ってデータを処理し(ブロック316)、その後、T個のアンテナの該第1の集合から該ユーザー端末へ該処理されたデータを送信する(ブロック318)。アクセスポイント110は、R個のアンテナの該第2の集合を介して該ユーザー端末から該アップリンク・データ送信を受信する(ブロック320)。
再び図1を参照すると、アクセスポイント110は、WLAN100内の複数のユーザー端末120にサービスを提供しても良い。各ユーザー端末120は、良好なダウンリンクの性能のために送信アンテナの特定の集合を、および良好なアップリンクの性能のために受信アンテナの特定の集合を必要とする可能性がある。アクセスポイント110は、異なるユーザー端末に関して使用されるアンテナの異なる集合の間を動的に切り換えてもよく、これにより、各ユーザー端末は、そのユーザー端末のために良好な性能を提供する送信/受信アンテナの集合によりサービスされるようになる。アクセスポイント110における電子装置は、異なるユーザー端末に関するアンテナの異なる集合に(例えば、各データ・パケット単位で、または各フレーム単位で)素早く切り換えるための機能と共に設計されても良い。
図4は、アクセスポイント110の一実施例を示す。この実施例に関して、アクセスポイント110は、デジタル処理を実行するデジタル区画210、N個のアンテナに関するRFとベースバンドの信号の信号調整を実行する230aから230nまでのN個の送受信器、アクセスポイント110におけるNap個の利用可能なアンテナの中から選択されたN個のアンテナに該N個の送受信器230を結合する一のRFスイッチ280を含む。
各送受信器230は一の送信器ユニット(TMTR)240と一の受信器ユニット(RCVR)260を含む。該送信器と受信器のユニットはスーパーヘテロダイン・アーキテクチャー(super-heterodyne architecture)、またはダイレクトコンバージョン・アーキテクチャー(direct-conversion architecture)により実装されても良い。該スーパーヘテロダイン・アーキテクチャーに関しては、RFとベースバンドとの間の周波数変換は、例えば、一のステージにおいてRFから中間周波数(IF)へ、もう一つのステージにおいてIFからベースバンドへというように、複数のステージにおいて実行される。該ダイレクトコンバージョン・アーキテクチャーに関しては、周波数変換は、例えばRFから直接にベースバンドへというように、単一のステージにおいて実行される。簡単のために、図4は、該ダイレクトコンバージョン・アーキテクチャーにより実装された送信器ユニット240と受信器ユニット260の一実施例を示している。
送信器ユニット240の内部では、デジタル−アナログ変換器(DAC)242がデジタル区画210から複数のデジタル・チップのストリームを受け取り、該複数のチップをアナログに変換し、そしてアナログのベースバンド信号を供給する。その後、フィルター244が該デジタル−アナログ変換により生成された望ましくないイメージを除去するために該アナログのベースバンド信号をフィルタリングし、フィルタリングされたベースバンド信号を供給する。増幅器(Amp)246は、該フィルタリングされたベースバンド信号を増幅し、バッファリングし、増幅されたベースバンド信号を供給する。ミキサー
(mixer)248は、該増幅されたベースバンド信号により、電圧制御共振器(voltage
controlled oscillator)(VCO)(図4には図示なし)からのTX_LOキャリア信号を変調し、アップコンバートされた信号を供給する。電力増幅器(PA)250は、該アップコンバートされた信号を増幅し、RFスイッチ280に対してRF変調された信号を供給する。
送信経路に関しては、RFスイッチ280は、230aから230nまでのN個の送受信器の中の送信器ユニット240からの最大でN個までのRF変調された信号を受信する。RF280は、どの送受信器がどのAPアンテナに結合されるべきかを表示するAnt_Sel制御信号をも受信する。RFスイッチ280は、受信されRF変調された信号の各々について、選択された局所アンテナ112、または選択された遠隔アンテナ114に関する遠隔フロントエンド116の何れか一方にルーティングする。受信経路に関しては、RFスイッチ・ユニット280は、データ受信のために選択された各局所アンテナ112と各遠隔アンテナ114からのRF入力信号を受信する。RFスイッチ・ユニット280は、受信したRF入力信号の各々を指定された送受信器230の内部の受信器ユニット260にルーティングする。RFスイッチ・ユニット280は、送信/受信(T/R)スイッチ、二重化器、などにより実装され、当該技術分野において知られている。RFスイッチ・ユニット280は、アクセスポイント110におけるNap個のアンテナの各々について別々の送受信器230を持つことの必要性を回避する。
受信器ユニット260の内部において、低雑音増幅器(low noise amplifier)(LNA)262は、選択されたAPアンテナに関してRFスイッチ280からRF入力信号を受信する。LNA262は、該受信されたRF信号を増幅し、所望の信号レベルを有する調整されたRF信号を供給する。ミキサー(mixer)264は該VCOからのRX_LO信号により該調整されたRF信号を復調し、ダウンコンバートされた信号を供給する。フィルター266は、所望の信号成分を通過させるため、および、周波数ダウンコンバートの過程によって生成される可能性のある雑音と望ましくない信号を除去するために、該ダウンコンバートされた信号をフィルタリングする。増幅器268は、該フィルタリングされた信号を増幅し、バッファリングし、アナログのベースバンド信号を供給する。アナログ−デジタル変換器(ADC)270は、該アナログのベースバンド信号をデジタル化し、複数のサンプルの一のストリームをデジタル区画210に供給する。
図4に示された実施例に関しては、受信器ユニット260の内部の電力検出器290は、LNA262から調整されたRF信号を受信し、該調整されたRF信号の受信された電力を計測し、デジタル区画210内部の主コントローラー220に電力計測を供給する。電力計測器290はまた、(例えば、フィルター266、または増幅器268の後の)ベースバンド信号に基づいて、受信された電力を計測する。電力検出器290は、様々な方法で実装されても良く、当該技術分野において知られている。
図4は、該送信器と受信器のユニットに関する一の例示的な設計を示している。一般的に、該送信器と受信器のユニットは各々が、増幅器、フィルター、ミキサー、などの一または複数のステージを含んでいても良く、これらは、図4に示された構成とは異なるように配置されても良い。該送信器と受信器のユニットはまた、図4には図示されていない異なる、及び/又は、追加の構成要素を含んでも良い。
図4はさらに、デジタル区画210の一実施例を示しており、それはデータの送信と受信のためのデジタル処理を実行する様々な処理ユニットを含む。デジタル区画210の内部において、データ・プロセッサー212は、データの送信のために符号化、インタリーブ、及びシンボルマッピングを実行し、データの受信のためにシンボル逆マッピング、逆インタリーブ、及び復号化を実行する。空間的プロセッサー214は、下記に記載するように、データの送信のために送信器の空間的な処理(例えば、ビーム形成、固有のステアリング、等)を実行し、データの受信のために受信器の空間的な処理(例えば、空間的な整合されたフィルタリング)を実行する。変調器216は、データの送信のために(例えば、直交周波数分割多重(OFDM)に関する)変調を実行する。復調器218は、データの受信のために(例えば、OFDMに関する)復調を実行する。検出/獲得ユニット224は、該ユーザー端末からの信号を検出し、獲得するための処理を実行する。主コントローラー220は、アクセスポイント110の内部の様々な処理ユニットの動作を制御し、送受信器230と遠隔フロントエンド116に関する制御を生成する。例えば、主コントローラー220は、各送信器ユニット230を許可し、および禁止するために用いられるT個の制御信号と、各受信器ユニット260を許可し、および禁止するために用いられるR個の制御信号を生成しても良い。電力制御器226は、アクセスポイント110のための電力管理を実行する。例えば、電力制御器226は、複数の遠隔フロントエンド116に対してDC電力を送電するか否かを決定しても良い。ランダムアクセスメモリー(RAM)とリードオンリーメモリー(ROM)222は、デジタル区画210内部の様々な処理ユニットによって使用されるデータとプログラム・コードを格納する。例えば、メモリー222は、各ユーザー端末に関して選択されたアンテナ集合を格納しても良い。
図5Aは、一の遠隔フロントエンド116xの一実施例を示しており、図1に示された遠隔フロントエンド116の各々に関して用いられても良い。遠隔フロントエンド116xは、異なる時刻において同一の周波数帯域上でダウンリンクとアップリンクのデータを送信する時分割二重(time division duplexed)(TDD)通信システムのために用いられても良い。図5Aに示された実施例に関して、遠隔フロントエンド116xは、スイッチ510と540、電力増幅器520、低雑音増幅器(low noise amplifier)530、およびバンドパス・フィルター550を含む。スイッチ510と540は、RF信号がアクセスポイント110によって送信中であるのか、または受信中であるのかを表示する送信/受信(T/R)制御信号を受信する。各スイッチは、T/R制御信号によって表示されるとおりに、送信区間の間はその入力を「T」の出力に、受信区間の間は「R」出力に結合する。主コントローラー220は、T/R制御信号を生成し、関係付けられた送受信器(図4には図示されない)を介して各遠隔フロントエンド116にこの信号を供給しても良い。
送信経路に関して、関係付けられた送信器ユニット240からのRF変調された信号は、第1のポートを介して受信され、スイッチ510を介してルーティングされ、そして所望の出力信号レベルを得るために固定された、又は可変の利得で電力増幅器520により増幅される。電力増幅器520からの該増幅された信号はスイッチ540を介してルーティングされ、帯域外雑音(out-of-band noise)と望ましくない信号成分を除去するためにフィルター550によりフィルタリングされ、第2のポートを介して関係付けられた遠隔アンテナ114に供給される。受信経路に関しては、該関係付けられた遠隔アンテナ114からのRF入力信号は、該第2のポートを介して受信され、帯域外雑音と望ましくない信号成分を除去するためにフィルター550によってフィルタリングされ、スイッチ540を介してルーティングされ、そして固定の、又は可変の利得でLNA530により増幅される。LNA530からの該増幅された信号は、スイッチ510を介してルーティングされ、該第1のポートを介して関係付けられた受信器ユニット260に供給される。
電力増幅器520、及び/又はLNA530は、電力消費を減らすことが可能な時にはいつでも電源を切られることが可能である。例えば、T/R制御信号は、該受信区間の間は電力増幅器520の電源を切り、該送信区間の間はLNA530の電源を切ることが可能である。該RF信号、T/R制御信号、およびDC電力は、ケーブル118を介して、または他の手段により、アクセスポイント110により遠隔フロントエンド116xに対して供給されても良い。
図5Bは、遠隔フロントエンド116yの一実施例を示しており、これもまた、図1に示された遠隔フロントエンド116の各々のために用いられても良い。遠隔フロントエンド116yは、異なる周波数帯域の上で同時にダウンリンクとアップリンクのデータを送信できる周波数分割二重(frequency division duplexed)(FDD)通信システムのために用いられても良い。図5Bに示された実施例に関して、遠隔フロントエンド116yは、二重化器512と542、電力増幅器520、およびLNA530を含む。
送信経路に関しては、関係付けられた送信器ユニット240からのRF変調された信号は、該第1のポートを介して受信され、二重化器512によりフィルタリングされ、電力増幅器520へとルーティングされ、所望の出力信号レベルを得るために一の利得により増幅され、二重化器542によりフィルタリングされ、該第2のポートを介して関係付けられた遠隔アンテナ114へ供給される。受信経路に関しては、該関係付けられた遠隔アンテナ114からのRF入力信号は該第2のポートを介して受信され、二重化器542によってフィルタリングされ、LNA530へとルーティングされ、一の利得で増幅され、二重化器512によりフィルタリングされ、該第1のポートを介して関係付けられた受信器ユニット260へ供給される。T/R制御信号は遠隔フロントエンド116yに関しては必要とされない。
図5Aと5Bは遠隔フロントエンド116xと116yの特定の実施例をそれぞれ示している。一般的に、該送信と受信の経路は、各々が、増幅器、フィルターなどの一又は複数のステージを含んでも良い。該送信と受信の経路はまた、より少ない、異なる、及び/又は,図5Aと5Bに図示されていない追加の回路ブロックをも含んでも良い。
明確にするために、上記の記載は、遠隔アンテナ114の各々が一の関係付けられた遠隔フロントエンド116に結合されており、送受信器230の各々が一つのAPアンテナのために該RF信号を処理していることを示している。一般的には、各遠隔フロントエンド116、及び/又は各送受信器230は一又は複数のアンテナ・エレメントの集合に関係付けられても良い。一の遠隔フロントエンド、又は一の送受信器が複数のアンテナ・エレメントに関係付けられるならば、これらのアンテナ・エレメントは、該遠隔フロントエンド、又は送受信器に関して単一の(分散された)「アンテナ」として見られることが可能である。
WLAN100において、該WLANの展開エリア全体にわたって「ダミー」の局が配置されても良く、システム設定、送信器と受信器の電子回路のキャリブレーション、アンテナの選択、等のような様々な機能のために使用されても良い。これらのダミー局は、基本的なMAC/PHY機能を持つ安価な局であってもよく、正規の局に必要なソフトウェアの全てを必要としなくても良い。
各ダミー局は、指定された時刻に、またはアクセスポイント110によって指示された時はいつでも、トレーニング/パイロット/観測パケットを送信しても良い。アクセスポイント110は、様々な機能を実行するために該トレーニング・パケットを用いても良い。例えば、アクセスポイント110は、該トレーニング・パケットに基づいて、230aから230nまでの送受信器の内部の送信器ユニット240、および受信器ユニット260の周波数応答、そして116aから116mまでの遠隔フロントエンドの周波数応答をキャリブレートしても良い。該ダミー局が既知の位置に存在するならば、アクセスポイント110は、遠隔アンテナ114によって観測されるチャネル品質を確認することが出来、アンテナの選択のために該チャネル品質の情報を使用しても良い。
該ダミー局を使用する例示的シナリオは以下のとおりであっても良い。該ダミー局は、該カバレージエリアの入口と出口において(例えば、多数の個室やオフィスを有する大きなオフィス集合体の入口等において)戦略的に配置されても良い。各ダミー局は該アクセスポイントにトレーニング・パケットを送信することが出来、それはこれらのトレーニング・パケットを処理して該ダミー局のための送信と受信の固有ベクトルを作成することが出来る。既に進行中の一のアクティブな呼と共に、新しい局がこのオフィス集合体に入って来た場合、該新しい局の該アクセスポイントへのハンドオフが、最も近いダミー局からの予め計算された固有ベクトルを用いることにより簡単化される可能性があり、これは信号強度の測定に基づいて識別されても良い。この事は、ハンドオフをより円滑により速くすることができる。結果的に、パケット単位での送信は、該新しい局に関するより最適な固有ベクトルの導出を可能にするだろう。しかし、該ダミー局は合理的な出発点を提供するだろう。
例えば、ステアリング無し、ビーム・ステアリング、固有ステアリング、空間−時間送信ダイバーシティ(STTD)、空間−周波数送信ダイバーシティ(SFTD)等のような複数の送信モードをWLAN100はサポートしても良い。表2は、各送信モードに関して、データ送信のために使用されるアンテナの数、およびデータ受信のために使用されるアンテナの数を表にしている。Napは該アクセスポイントにおいて利用可能なアンテナの合計数であり、Nutはダウンリンクとアップリンクのデータ送信のためにスケジュールされた一のユーザー端末において利用可能なアンテナの合計数である。表2と下記の記載において、各送信モードに関して、Tとは、その送信モードを用いて該ユーザー端末へのダウンリンク・データ送信のために該アクセスポイントによって使用されるアンテナの数であり、Nとは、ダウンリンクとアップリンクの上でのデータ送信のために該WLANによって許容されるアンテナの最大数であり、そしてSdnとは、該ユーザー端末へ該アクセスポイントにより同時に送信されているデータ・ストリームの数であり、ここにおいて、Sdn≦min{N,Nut}であり、Nap>Nである。各送信モードに関して、Rとは、その送信モードを利用して該ユーザー端末によって送信されたアップリンクのデータ送信の受信のために該アクセスポイントによって使用されるアンテナの数であり、
upとは、該アクセスポイントへ該ユーザー端末により同時に送信されているデータ・ストリームの数である。
Figure 2009508370
該アクセスポイントと該ユーザー端末との間のダウンリンクとアップリンクのデータ送信に関して同一の、又は異なる送信モードが用いられても良い。該アクセスポイントは、ダウンリンクのデータ送信とアップリンクのデータ受信に関してアンテナの同一の、又は異なる集合を用いても良い。表2においてリストされた複数の送信モードに関してアクセスポイント110によって実行される空間的な処理は下記に記載される。
アクセスポイント110は、特定のユーザー端末xの方向にダウンリンクのデータ送信を向けるためにビームステアリング(beamsteering)を実行しても良い。ユーザー端末xは、単一のアンテナを有してもよく、図1のユーザー端末120aまたは120cであってもよい。アクセスポイント110は、ユーザー端末xへのデータ送信のために利用可能な
ap個のアンテナの中から複数の(T個の)アンテナを選択する。アクセスポイント110における選択されたT個のアンテナとユーザー端末xにおける単一のアンテナとの間にMISOチャネルが形成される。このMISOは、各サブバンドkに関して、1×Tのチャネル応答行ベクトル
Figure 2009508370
によって特徴付けられてもよく、ここで、j=1,...,Tに関してhx,j(k)はAPアンテナjとサブバンドkに関する単一のUTアンテナとの間の複素チャネル利得
(complex channel gain)である。アクセスポイント110は、ビーム形成に関する空間的な処理を以下のように実行しても良い。
Figure 2009508370
ここで、Sdn,x(k)はユーザー端末xへサブバンドkの上で送信されるデータシンボルであり、
Figure 2009508370
は、アクセスポイント110におけるT個の選択されたアンテナから送信されるT個の送信シンボルを有するベクトルであり、“H”は共役の転置を表し、Kはデータ送信のために用いられるサブバンドの数である。
アクセスポイント110は、一のユーザー端末yに対して最大でN個までのアンテナからSdn個のデータ・ストリームを同時に送信しても良い。ユーザー端末yは複数の(
ut個の)アンテナを有し、図1のユーザー端末120bまたは120dであってもよい。アクセスポイント110は、ユーザー端末yへのダウンリンクのデータ送信のために利用可能なNap個のアンテナの中から複数の(T個の)アンテナを選択し、ここにおいて、「ステアリング無し」に関してT=Sdnである。アクセスポイント110は、「ステアリング無し」に関する空間的な処理を以下のように実行しても良い。
Figure 2009508370
ここで、
Figure 2009508370
は、ユーザー端末yに対してサブバンドkの上で送信されるSdn個のデータシンボルを有するベクトルであり、
Figure 2009508370
は、「ステアリング無し」に関してユーザー端末yに対してサブバンドkの上で該T個の選択されたアンテナから送信されるT個の送信シンボルを有するベクトルである。
アクセスポイント110は、ユーザー端末yに対して直交する空間的なチャネル(即ち、固有モード)の上で複数のデータ・ストリームを送信するために、固有ステアリングを実行しても良い。アクセスポイント110におけるT個の選択されたアンテナとユーザー端末yにおけるNut個のアンテナとの間でMIMOチャネルが形成される。このMIMOは、サブバンドkに関するNut×Tのチャネル応答行列
Figure 2009508370
によって特徴付けられても良く、これは以下のように表現されてもよい。
Figure 2009508370
ここで、i=1,...,Nutとj=1,...,Tに関してhy,i,j(k)は、アクセスポイント110におけるアンテナjとサブバンドkに関するユーザー端末yにおけるアンテナiとの間の複素チャネル利得(complex channel gain)である。該チャネル応答行列
Figure 2009508370
は、固有値分解を通じて以下のように対角化されても良い。
Figure 2009508370
ここで、
Figure 2009508370
は、固有ベクトルのユニタリー行列であり、
Figure 2009508370
は、サブバンドkに関する固有値の対角行列である。Λ (k)の対角要素は、
Figure 2009508370
のS個の固有モードに関する電力利得を表す固有値であり、ここで、S≦min{T,
ut}である。該固有モードは、直行する空間的なチャネルとして見られても良い。アクセスポイント110は、
Figure 2009508370
の固有ベクトル(即ち、列)を使用しても良く、それは、
Figure 2009508370
の固有モードの上でデータを送信するためである。
アクセスポイント110は、
Figure 2009508370
のS個の固有モードの上で最大でS個までのデータ・ストリームを同時に送信しても良い、即ち、Sdn≦Sである。
アクセスポイント110は、固有ステアリングに関する空間的な処理を以下のようにして実行しても良い。
Figure 2009508370
ここで、
Figure 2009508370
は、固有ステアリングに関してユーザー端末yに対してサブバンドkの上で該T個の選択されたアンテナから送信されるT個の送信シンボルを有するベクトルである。アクセスポイント110はまた、例えば、式(1)に示されるように、
Figure 2009508370
の最良の固有モードに関する固有ベクトルを用いたビームステアリングのための空間的な処理を実行することにより、この最良の固有モードの上でデータを送信しても良い。
アクセスポイント110は、STTD又はSFTDを用いてユーザー端末へ2つのアンテナから単一のデータ・ストリームを送信しても良い。STTDに関しては、アクセスポイント110はデータシンボルsとsの対の各々について、2つのベクトル
Figure 2009508370
を生成し、ここで、“*”は複素共役を表し、“T”は転置を表す。アクセスポイント110は、第1のシンボル周期において一のサブバンドの上で2つの選択されたアンテナからベクトル
Figure 2009508370
内の2つの符号化されたシンボルを送信し、その後、第2のシンボル周期において同一のサブバンドの上で、同一の2つのアンテナからベクトル
Figure 2009508370
内の2つの符号化されたシンボルを送信する。SFTDに関しては、アクセスポイント110は、第1のサブバンドの上で2つの選択されたアンテナからベクトル
Figure 2009508370
内の2つの符号化されたシンボルを送信し、同一のシンボル周期において第2のサブバンドの上で、ベクトル
Figure 2009508370
内の2つの符号化されたシンボルを送信する。
アクセスポイント110は、ユーザー端末からのアップリンクのデータ送信の受信のために、複数の(R個の)アンテナを使用しても良い。アクセスポイント110は、該
ap個の利用可能なアンテナの中からR個のアンテナを選択し、ここにおいて、Rは、表2に示されるように、アップリンクのデータ送信のために該ユーザー端末により使用される送信モードに依存している。該アクセスポイントにおける空間的な処理によりサポートされるならば、RはNより大きくても良い。FDDシステムに関しては、ダウンリンクとアップリンクは、アップリンクのチャネル応答が段リンクのチャネル応答の転置行列に等しくなるように相互的であると仮定されても良く、例えば、
Figure 2009508370
である。
単一アンテナの端末xからのアップリンクのデータ送信に関してアクセスポイント110において受信されたシンボルは、以下のように表現されても良い。
Figure 2009508370
ここで、Sup,x(k)はユーザー端末xによりサブバンドkの上で送信されたデータシンボルであり、
Figure 2009508370
は、ユーザー端末xに関するR個の受信されたシンボルを有するベクトルであり、そして
Figure 2009508370
は、アクセスポイント110における受信された雑音のベクトルである。
アクセスポイント110は、以下のように受信器の整合されたフィルタリングを実行しても良い。
Figure 2009508370
ここで、
Figure 2009508370
は、Sup,x(k)の推定値であり、Wup,x(k)は、Sup,x(k)により観察される後処理された雑音である。
「ステアリング無し」または「固有ステアリング」を用いてマルチアンテナ端末yからアップリンクのデータ送信に関してアクセスポイント110において受信されたシンボルは以下のように表現されても良い。
Figure 2009508370
ここで、
Figure 2009508370
は、ユーザー端末yにより送信されたデータシンボルのベクトル、
Figure 2009508370
は、ユーザー端末yにおける該Nut個のアンテナに関する送信シンボルのベクトル、
Figure 2009508370
は、該アップリンクに関する実効チャネル応答行列(effective channel response
matrix)、そして、
Figure 2009508370
はユーザー端末yに関してアクセスポイント110において受信されたシンボルのベクトルである。
Figure 2009508370
は、アップリンクの該データ送信のためにユーザー端末yによって使用される送信モードに依存する、例えば、ユーザー端末yが「固有ステアリング」を実行するならば、
Figure 2009508370
であり、ユーザー端末yが「ステアリング無し」を実行するならば、
Figure 2009508370
である。
アクセスポイント110は、以下のように受信器の空間的な処理を実行しても良い。
Figure 2009508370
ここで、
Figure 2009508370
は、サブバンドkに関する空間的フィルター行列(spatial filter matrix)であり、
Figure 2009508370
は、検出後の雑音である。アクセスポイント110は、以下の式のうちの何れかを用いて該空間的フィルター行列
Figure 2009508370
を導出する。
Figure 2009508370
Figure 2009508370
Figure 2009508370
ただし、上記の式において、
Figure 2009508370
であり、
Figure 2009508370
は、恒等行列であり、そして、
Figure 2009508370
は、アクセスポイント110における雑音の分散である。式(10)は、「固有ステアリング」に関する「整合フィルタリング技法(matched filtering technique)」に関し、式(11)は、「ゼロ強制技法(zero-forcing technique)」に関し、式(12)は、「最小平均二乗誤差(minimum mean square error)(MMSE)技法」に関する。該ゼロ強制技法とMMSE技法は「ステアリング無し」と「固有ステアリング」の送信モードに関して使用されても良い。
STTDを用いてマルチアンテナの端末yからアップリンクのデータ送信に関してアクセスポイント110において受信されたシンボルは以下のように表現されても良い。
Figure 2009508370
Figure 2009508370
ここで、Sy1(k)とSy2(k)は、STTDを用いてサブバンドk上で2つのシンボル周期において2つのUTアンテナy1とy2から送信された2つのデータシンボルであり、
Figure 2009508370
は、該2つのUTアンテナy1とy2のそれぞれについて、該R個の選択されたAPアンテナとの間のチャネル利得のベクトルであり、
Figure 2009508370
は、該2つのシンボル周期におけるサブバンドkに関する受信されたシンボルのベクトルであり、そして、
Figure 2009508370
は、該2つのシンボル周期に関する雑音ベクトルである。該STTDとSFTDの送信モードに関してR≧1である。
アクセスポイント110は、以下のようにして、該2つのデータシンボルSy1(k)とSy2(k)の推定値を導出してもよい。
Figure 2009508370
ここで、
Figure 2009508370
は、それぞれ、Sy1(k)とSy2(k)の推定値であり、そして、
Figure 2009508370
は、それぞれ、Sy1(k)とSy2(k)により観測される後処理された雑音である。
本明細書で記載されたマルチアンテナ局は、様々な手段により実装されてもよい。例えば、本明細書で記載されたマルチアンテナ局と任意の機能はハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアの組み合わせにより実装されてもよい。該APアンテナに関する計測を行い、データの送信と受信のためにアンテナを選択し、データと信号を処理するために用いられる複数のユニットは、一又は複数の特定用途向け集積回路(application
specific integrated circuits)(ASICs)、デジタル信号プロセッサ(DSPs)、デジタル信号処理デバイス(DSPDs)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLDs)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGAs)、プロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサー、RF集積回路(RFICs)、本明細書で記載された機能を実行するように設計された他の電子ユニット、又は、これらの組み合わせの内部に実装されても良い。
該アンテナの選択はハードウェア、またはソフトウェアにより実行されても良い。ソフトウェア実装に関しては、該アンテナの選択は本明細書で記載された機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、関数、など)により実行されても良い。ソフトウェア・コードはメモリー・ユニット(例えば、図4のメモリー・ユニット222等)の中に格納され、プロセッサー(例えば、コントローラー220等)により実行されても良い。該メモリー・ユニットは、プロセッサーに内部に実装されてもよく、又はプロセッサーの外部に実装されてもよく、この場合には、それは当該技術分野において知られている様々な手段を介してプロセッサーと通信可能に結合されることが可能である。
開示されて実施例の上記の記載は、当該技術分野の当業者が本発明を製造し、または使用することを可能にするために提供される。これらの実施例に対する様々な変形が当該技術分野におけるこれらの当業者には直ちに明らかであろうし、本明細書で定義された一般的な原理は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施例にも適用されても良い。このように、本発明は、本明細書に示された実施例に限定されることを意図するものではなく、本明細書に開示された原理と新規な特徴と整合している最も広範な範囲が与えられるべきである。
単一のアクセスポイントと複数のユーザー端末を伴う一のWLAN。 アクセスポイントのためのアンテナの構成。 アクセスポイントのためのアンテナの構成。 アクセスポイントのためのアンテナの構成。 アクセスポイントのためのアンテナの構成。 ユーザー端末にデータを送信し、ユーザー端末からデータを受信するためにアクセスポイントによって実行される一の方法。 アクセスポイントのブロック図 遠隔フロントエンドの実施例 遠隔フロントエンドの実施例

Claims (36)

  1. 下記を備えるマルチアンテナ局:
    前記マルチアンテナ局に結合され、前記マルチアンテナ局から離れて配置された少なくとも一つの遠隔アンテナを備える複数のアンテナ;
    端末へのデータ送信のために前記複数のアンテナの中から一又は複数のアンテナの集合を選択するコントローラー;および、
    一又は複数のアンテナの前記集合を介して端末へデータを送信するための少なくとも一つの送信器ユニット。
  2. 請求項1記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記コントローラーは、前記複数のアンテナに関する計測を取得し、前記計測に基づいて一又は複数のアンテナの前記集合を選択する。
  3. さらに下記を備える請求項1記載のマルチアンテナ局:
    前記複数のアンテナにおける受信された電力を計測し、前記複数のアンテナに関する電力計測を供給する少なくとも一つの電力検出器。
  4. 請求項3記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記コントローラーは、前記複数のアンテナの中で最高の電力計測を有する所定の数のアンテナを選択する。
  5. 請求項3記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記コントローラーは、所定の電力閾値より上の電力計測を有するアンテナを選択する。
  6. 請求項1記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記コントローラーは、前記複数のアンテナの既知の位置に基づいて一又は複数のアンテナの前記集合を選択する。
  7. 請求項1記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記コントローラーは、前記複数のアンテナに関する位置情報に基づいて、一又は複数のアンテナの前記集合を選択する。
  8. 請求項1記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記コントローラーは、前記集合の中のアンテナの数に基づいて、複数のサポートされている送信モードの中から送信モードを選択し、前記選択された送信モードは前記端末へのデータ送信のために使用される。
  9. さらに下記を備える請求項1記載のマルチアンテナ局:
    前記端末に関する一又は複数のアンテナの前記集合を格納し、前記端末に対する後続するデータ送信のために一又は複数のアンテナの前記集合を供給するメモリー・ユニット。
  10. 請求項1記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記コントローラーはさらに、前記端末からのアップリンク送信の受信のために、前記複数のアンテナの中から、一又は複数のアンテナの第2の集合を選択する。
  11. 請求項10記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記コントローラーは前記アップリンク送信に関して前記端末により使用される送信モードに基づいて、一又は複数のアンテナの前記第2の集合を選択する。
  12. 請求項10記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記コントローラーは、前記端末へのデータ送信のために用いられる一又は複数のアンテナの前記集合を、前記端末からの前記アップリンク送信の受信のために用いられる一又は複数のアンテナの前記第2の集合として選択する。
  13. さらに下記を備える、請求項10記載のマルチアンテナ局:
    一又は複数のアンテナの前記第2の集合を介して前記端末から前記アップリンク送信を受信するための少なくとも一つの受信器ユニット。
  14. さらに下記を備える、請求項1記載のマルチアンテナ局:
    前記少なくとも一つの遠隔アンテナに結合された少なくとも一つの遠隔フロントエンド、ここにおいて、各遠隔フロントエンドは関係付けられた遠隔アンテナを介して送信され受信されるRF信号に関する信号の調整を実行する。
  15. さらに下記を備える、請求項1記載のマルチアンテナ局:
    前記少なくとも一つの送信器ユニットを前記複数のアンテナに結合するためのRFスイッチ。
  16. 請求項1記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記複数のアンテナは、前記マルチアンテナ局から離れて配置された少なくとも2つの遠隔アンテナを備え、前記マルチアンテナ局のカバレージエリアの内部に分散される。
  17. 請求項1記載のマルチアンテナ局、ここにおいて、
    前記複数のアンテナの中の少なくとも2つのアンテナは異なる放射パターンを持つ。
  18. 下記を備え、データを送信する方法:
    マルチアンテナ局から端末へのデータ送信のために、複数のアンテナの中から一又は複数のアンテナの集合を選択すること、ここにおいて、前記複数のアンテナは、前記マルチアンテナ局から離れて配置された少なくとも一つの遠隔アンテナを備える;および、
    一又は複数のアンテナの前記集合を介して前記端末にデータを送信すること。
  19. さらに下記を備える、請求項18記載の方法:
    前記複数のアンテナに関して計測を取得すること。
  20. 請求項19記載の方法、ここにおいて、一又は複数のアンテナの前記集合を選択することは下記を備える:
    前記複数のアンテナの中で最高の計測を有する所定の数のアンテナを選択すること。
  21. 請求項19記載の方法、ここにおいて、一又は複数のアンテナの前記集合を選択することは下記を備える:
    所定の閾値より上の計測を有するアンテナを選択すること。
  22. 請求項18記載の方法、ここにおいて、一又は複数のアンテナの前記集合を選択することは下記を備える:
    前記複数のアンテナに関する位置情報に基づいて、一又は複数のアンテナの前記集合を選択すること。
  23. さらに下記を備える請求項18記載の方法:
    前記端末に関する一又は複数のアンテナの前記集合を記憶すること;および、
    前記端末への後続するデータ送信に関して、一又は複数のアンテナの前記記憶された集合を使用すること。
  24. さらに下記を備える請求項18記載の方法:
    前記端末からのアップリンク送信の受信のために、前記複数のアンテナの中から一又は複数のアンテナの第2の集合を選択すること;および、
    一又は複数のアンテナの前記第2の集合を介して前記アップリンク送信を受信すること。
  25. 下記を備える装置:
    端末へのデータ送信のために、複数のアンテナの中から一又は複数のアンテナの集合を選択する手段、ここにおいて、前記複数のアンテナは、前記装置から離れて配置された少なくとも一つの遠隔アンテナを備える;および、
    一又は複数のアンテナの前記集合を介して前記端末にデータを送信する手段。
  26. さらに下記を備える請求項25記載の装置:
    前記複数のアンテナに関する計測を取得する手段。
  27. 請求項26記載の装置、ここにおいて、一又は複数のアンテナの前記集合を選択する手段は下記を備える:
    前記複数のアンテナの中で最高の計測を有する所定の数のアンテナを選択する手段。
  28. 請求項26記載の装置、ここにおいて、一又は複数のアンテナの前記集合を選択する手段は下記を備える:
    所定の閾値より上の計測を有するアンテナを選択する手段。
  29. さらに下記を備える請求項25記載の装置:
    前記端末に関する一又は複数のアンテナの前記集合を記憶する手段;および、
    前記端末への後続するデータ送信に関して、一又は複数のアンテナの前記記憶された集合を使用する手段。
  30. さらに下記を備える請求項25記載の装置:
    前記端末からのアップリンク送信の受信のために、前記複数のアンテナの中から一又は複数のアンテナの第2の集合を選択する手段;および、
    一又は複数のアンテナの前記第2の集合を介して前記アップリンク送信を受信する手段。
  31. データを送信するための命令を含むコンピューター読み取り可能な媒体、ここにおいて、前記命令は下記を備える:
    マルチアンテナ局から端末へのデータ送信のために、複数のアンテナの中から一又は複数のアンテナの集合を選択するための命令、ここにおいて、前記複数のアンテナは、前記マルチアンテナ局から離れて配置された少なくとも一つの遠隔アンテナを備える;および、
    一又は複数のアンテナの前記集合を介して前記端末にデータを送信するための命令。
  32. さらに下記を備える請求項31記載のコンピューター読み取り可能な媒体:
    前記複数のアンテナに関する計測を取得するための命令。
  33. 請求項32記載のコンピューター読み取り可能な媒体、ここにおいて、一又は複数のアンテナの前記集合を選択するための命令は下記を備える:
    前記複数のアンテナの中で最高の計測を有する所定の数のアンテナを選択するための命令。
  34. 請求項32記載のコンピューター読み取り可能な媒体、ここにおいて、一又は複数のアンテナの前記集合を選択するための命令は下記を備える:
    所定の閾値より上の計測を有するアンテナを選択するための命令。
  35. 請求項31記載のコンピューター読み取り可能な媒体、ここにおいて、一又は複数のアンテナの前記集合を選択するための命令は下記を備える:
    前記複数のアンテナに関する位置情報に基づいて一又は複数のアンテナの前記集合を選択するための命令。
  36. さらに下記を備える、請求項31記載のコンピューター読み取り可能な媒体:
    前記端末からのアップリンク送信の受信のために、前記複数のアンテナの中から、一又は複数のアンテナの第2の集合を選択するための命令;および、
    前記複数のアンテナの中で最高の計測を有する所定の数のアンテナ。
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