JP2009505349A - 誘導結合プラズマ反応器の熱管理 - Google Patents

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Abstract

RFコイルアセンブリが、プロセスチャンバにおいて誘導的にプラズマを生成するためのソースを提供する。該RFコイルアセンブリは、処理チャンバの周縁に配置されているRFコイルと、該処理チャンバの周縁に配置されているフレームとを含む。該フレームは、該RFコイルを適所にサポートするように適合されている。インタフェース材料が該フレームと該処理チャンバの側壁との間に配置され、かつこれらと熱接触している。該インタフェース材料は4.0W/mK以上の熱伝導率を有する。
【選択図】 図2B

Description

発明の背景
[0001]化学気相堆積(「CVD」)は、基板上に所望の材料の薄い層や膜を形成するために半導体産業で使用されるガス反応プロセスである。高密度プラズマCVD(「HDP−CVD」)プロセスは、膜堆積を高めるためのRF生成プラズマの使用によって物理的イオン生成に伴って反応性化学ガスを使用する。特に、HDP−CVDシステムは、誘導結合技術を使用することによって標準的な容量結合プラズマCVDシステムの密度よりも少なくともおよそ2倍大きなプラズマを形成する。加えて、HDP−CVDシステムは一般的に低密度プラズマシステムよりも低い圧力範囲で動作する。HDP−CVDシステムに採用されている低チャンバ圧力は、長い平均自由行程および低減された角度分布を有する活性種を提供する。より高いプラズマ密度と組み合わさって、これらの要因は、特定のタイプの半導体処理について利点を有する処理環境を提供する。
[0002]例えば、HDP−CVD技術は改良されたギャップ充填能力を提供することが分かっており、ここでは、基板上の回路要素と配線を分離するギャップが要素間のスプリアス相互作用の導入を防止するために絶縁性材料によって充填される。このようなHDP−CVD技術のギャップ充填能力改良の理由の1つは、高密度のプラズマが膜堆積と同時のスパッタリングを促進し、隆起表面の角などの特定の特徴部への堆積をゆっくりにするということである。一部のHDP−CVDシステムは非反応性ガスの流れをプラズマに導入してスパッタリング効果をさらに促進し、また一部のプロセスは基板サポートペデスタル内の電極を使用して、プラズマを基板にバイアスする電界を生成する。
[0003]最近、Hを非反応性ガスのソースとして使用する多数のプロセスが開発されており、このプロセスは一般的に、プラズマを生成するための高RF電力および比較的長い堆積時間を使用する。これらのプロセスはギャップ充填に非常に成功したが、処理チャンバの一部を、イオン衝突および高電力プラズマからの放射に長期間晒す。この暴露の効果は、とりわけマルチウェーハプロセス時のチャンバドーム、バッフル、ガスノズルおよびプロセスキットなどのセラミックコンポーネントによる多量の熱の吸収である。この高温は、これらのコンポーネントの破壊率の増大をもたらすのみならず、均一性範囲ドリフトに悪影響を与え、かつ、これらの部位の反応生成物形成時のノズルの詰まりによる事故を増大させる場合がある。
[0004]従って当分野では、誘導結合プラズマ反応器の熱管理の改良を必要としている。
簡単な発明の概要
[0005]本発明の実施形態は、プロセスチャンバにおいて誘導的にプラズマを生成するためのソースを提供するためのRFコイルアセンブリに関する。該RFコイルアセンブリは、該処理チャンバの周縁に配置されているRFコイルと、該処理チャンバの周縁に配置されているフレームとを備える。該フレームは、該RFコイルを適所にサポートするように適合されている。インタフェース材料が、該フレームと該処理チャンバの側壁との間に配置され、かつこれらと熱接触している。該インタフェース材料は3.0W/mK以上の熱伝導率を有する。
[0006]異なる実施形態では、該インタフェース材料の該熱伝導率は4.0W/mK以上、5.0W/mK以上であってもよく、6.0W/mK以上であってもよく、あるいは実質的に3.0〜6.0W/mKであってもよい。一部の例では、冷却剤チューブが、液体冷却剤の流れを搬送するために、該RFコイルと熱接触して配置されている。
[0007]該処理チャンバは、該処理チャンバ内のプラズマ処理領域の上部境界を画成するドームを備えてもよい。該RFコイルおよび該フレームは該ドーム中心に配置されている。このような一部の実施形態では、該RFコイルは、該ドーム周辺の環状部を画成する平らな断面を有しており、該フレームは、該ドームから外側方向に延びる複数のフィンガを有する。該フィンガは、該複数のフィンガによる該環状部のカバレージの相対的面積が15%〜40%であるように該環状部の一部をカバーする。一実施形態では、該複数のフィンガによる該環状部のカバレージの該相対的面積は20%〜30%である。該複数のフィンガは複数のフィンガ対を備えてもよく、各フィンガ対は該RFコイルの実質的に両側に配置されており、かつ該環状部の略同一部分をカバーしている。該環状部は略円形の環状部であってもよい。多数の実施形態では、該フレームは、該インタフェース材料との熱接触面積を画成する高さを有しており、該高さは、該平らな断面の平面に直交する該RFコイルおよびフィンガの全幅より長い。一部のこのような実施形態では、該高さが、該RFコイルおよびフィンガの該全幅より少なくとも10%大きく、一方で他のこのような実施形態では、該高さは該RFコイルおよびフィンガの該全幅より少なくとも20%大きい。
[0008]該RFコイルアセンブリは、ハウジング、高密度プラズマ生成システム、基板ホルダー、ガス送出システム、圧力コントロールシステムおよびコントローラを含む基板処理システムの一部を形成してもよい。該ハウジングは該処理チャンバを画成する。該高密度プラズマ生成システムは該処理チャンバに動作可能に結合されており、また該RFコイルアセンブリを備える。該基板ホルダーは基板処理中に基板を保持するように構成されている。該ガス送出システムは該処理チャンバにガスを導入するように構成されている。該圧力コントロールシステムは該処理チャンバ内の選択圧力を維持する。該コントローラは、該高密度プラズマ生成システム、該ガス送出システムおよび該圧力コントロールシステムをコントロールする。
[0009]本発明の性質および利点に関するさらなる理解が、本明細書の残りの部分および図面を参照して実現される。
[0010]本特許の出願は少なくとも1つのカラー図面を含有する。カラー図面付きの本特許の写しは、要望および必要料金の支払いに応じてthe Patent and Trademark Officeによって提供される。
発明の詳細な説明
[0022]本発明の実施形態は、とりわけ反応器で使用されるサイドコイルの熱特性をコントロールすることによって、誘導結合プラズマ反応器の熱管理の改良を提供する。図1Aおよび図1Bはそれぞれ、従来のRFコイルおよびヒーターアセンブリ100の拡大図および組み立て図を示している。アセンブリは、同心円状に整列され、かつフレーム106によって結合されているヒーター102およびRFコイル104を有する。ヒーター102、RFコイル104およびフレーム106はまた配線120およびアセンブリ103によって結合されてもよい。
[0023]図1Cは、従来のRFコイルおよびヒーターアセンブリ100の平面図を示しており、ヒーター102およびRFコイル104の同心円的かつ同一平面の整列を図示している。RFコイル104はヒーター102に対して適所にフレーム106によって保持されてもよく、これは、外側に延び、かつRFコイル104の巻き取りをサポートするフィンガ108を有する。アセンブリ100は、例示的誘導結合プラズマシステムに関する説明と関連してさらに後述されるように、ドーム側壁の外側周辺に位置決めされてもよい。ドーム側壁はプラズマチャンバのプラズマ生成空間を画成する助けとなる。この構成では、ヒーター102はRFコイル104よりもドーム側壁の近くに位置決めされる。ヒーター102はまた、RFコイル104がプラズマチャンバを冷却するために冷却流体を循環させる場合に、ドーム側壁によって冷却される。
[0024]アセンブリ130の詳細図が図1Dに示されており、導管122Aおよび122BがAC電源(図示せず)に接続するために提供されている。示されている実施形態では、ヒーター102は2対のワイヤを備えており、第1の対102は導管122Aの近くに配置されており、第2の対102Bは導管122Bから出てくる。電源入力(図示せず)が閉ループ温度コントローラを介して第1および第2の対102Aおよび102Bに接続されており、セラミックドームの側壁の温度を調節する。導管122Aおよび122Bは電気ブラケット124によって適所に保持可能であり、これは開口126で受容されるファスナーによってアセンブリ100の残りの部分に固定可能である。
[0025]従来のコイルアセンブリの構造は、図1Eに示されている断面図によってさらに図示されている。これらの断面図の各々は、ヒーター102およびRFコイル104に対するドーム側壁110の部分を示している。図面の上部の断面A−Aは、図1CのラインAでのアセンブリ100の一方のターンの断面を示している。断面B−Bは、図1CのラインBでのアセンブリ100の断面図を示しており、ここでフィンガ108はフレームから延びて、RFコイル104に接触している。断面C−Cは、図1CのラインCでのアセンブリ100の別の断面図を示しており、フレーム106は断面A−Aに示されたフレーム106の対応部分よりも薄い。断面図の各々に見られるように、インタフェース材料115は、いくらかの熱損失を提供するために、ドーム側壁110とフレーム106との間に配置されてもよい。冷却剤チューブはコイル104によって提供され、ヒーター102および冷却剤チューブをRFコイルと一体化させる。このように、ドームは、ヒーター102によって加熱され、冷却剤チューブを介して冷却剤を流すことによって冷却されることが可能である。
[0026]図1A〜図1Eの従来のサイドRFコイルおよびヒーターアセンブリは一般的に、特定の処理条件下のチャンバでプラズマ処理を実行するように設計されているが、設計の制限は、高RF電力および比較的長い処理時間を使用する処理条件下では著しい。特に、サイドRF電力が7.5kWを上回る処理条件下では、従来の設計による熱管理は不適切である場合がある。これは、サイドRF電力が9.0kW以上の処理条件下でもあてはまる。12.0kWを上回るサイドRF電力を必要とするプロセスが、特定の困難な堆積条件に適応する必要があることが想定されている。また、この程度の電力レベルが200s、300s、400sあるいは500sより長い期間維持される特定のプロセスが開発されており、ここでは、従来のサイドRFコイル設計の熱特性ゆえに堆積は少なくとも部分的に早い時期に欠陥を有することがある。
[0027]本発明者らが、増大したRF電力に長期間適応するように設計されているサイドRFコイル設計を修正するというタスクに最初に直面した時、いずれのタイプの修正が所望の熱管理を達成するかは明らかではなかった。図1A〜図1Eから明らかであるように、従来のサイドRFコイルおよびヒーターの構造は、この構造を中心に円周方向に変化する構造による複数の異なるコンポーネントを含む。この構造の熱特性は、個々のコンポーネントの熱特性の、複雑な相互作用を表している。例えば、従来の設計では、コイルおよび水チューブを熱結合するためのフィンガの使用は、加熱、冷却およびコイル剛性の矛盾する設計基準間の設計妥協を反映している。種々のパラメータの依存性を解除することによって、いずれのタイプの修正が所望の方法で熱特性を変えるために使用可能であるかを体系的に評価するための一方法として、本発明者らは熱特性の電気モデルを開発した。
[0028]このモデルは図2Aに概略的に図示されており、電圧は温度に類似している。電気モデルの一方のエンドポイントにおいて、電圧Vはドーム温度に対応しており、電気モデルのもう一方のエンドポイントにおいて、電圧Vはコイルの外部に課された75℃の温度制約に対応する。このような電気モデルの電流Iは熱流束に対応しており、またおよそ一定であってもよい。この配列の複数のコンポーネントの各々による熱損失は電気モデルの抵抗要素に対応しており、図2Aに示されているモデルは、チャンバの熱損失Rchamber、ドーム側壁とフレーム間に配置されているインタフェース材料による熱損失Rinterface、フレームによる熱損失Rframe、フレームから延び、かつコイルを中心に配置されているフィンガによる熱損失Rfinger、およびコイル自体による熱損失Rcoilに従って熱モデルを変更するためのポテンシャルソースを明確に示している。これらの異なるコンポーネントを解除する際に、本発明者らによって使用されるモデルは、個々のコンポーネントのうちの1つの熱特性が修正される場合のサイドコイル配列の熱特性に対する全影響を検証する。これによって構造全体内のこのコンポーネントの効果はより良好に理解されることによって、効果の組み合わせが理解される。基本的に、モデリングの目的は、温度を低減するために抵抗Rを低減させる効果的な方法を識別することである。
[0029]本発明の実施形態は、この構造の熱的および他の物理的特性とこの使用方法を変更することによって従来の設計の修正を提供する。従って、図2Bはサイドコイル配列の一部の構造の概略的図示を提供しており、本発明の実施形態について後に論じる際に使用される特定の要素および寸法を識別している。フレーム216は、介在するインタフェース材料212によって、ドームの側壁208でドーム204と熱接触して提供される。フレームは高さhframeを有しており、側壁に円周方向に接触している。ヒーター要素は220と記されており、コイルは228と記されている。コイル228は外径ODcoilおよび内径IDcoilを有しており、矢印232で識別されているように冷却剤が流れることができる内部冷却剤チューブによって構成されている。フレーム216は、ドーム204周辺に円周方向に間隔をあけられ、かつコイル228と熱接触している複数のフィンガ224を備える。具体的なフィンガは幅wfingerおよび厚さtfingerを有しており、さらに後述されるようにこれらは、全フィンガについて実質的に均一であってもよく、あるいは異なるフィンガで変化してもよい。
[0030]熱特性の個々の修正の効果を評価する際、本発明者らはまた、熱伝達係数を算出するために標準Tubular Exchange Manufacturers Association(「TEMA」)方法に基づいた熱モデルを採用した。RFコイルの2つのループはおよそ対称的であり、また各ループの構造は反復可能なパターンを有するため、単一のコイル構造の断面のみがモデリングされた。このモデルは異なるタイプの冷却剤を考慮しており、このうちの1つは水100%であり、別のものは水50%/グリコール50%の混合物であった。加えて、モデルは、水/グリコール混合物について異なる流量を考慮していた。これらの異なる冷却剤および流量は、コイルを介する冷却剤流をモデリングする際に適用される熱伝達係数に影響を与える。熱伝達係数は、温度データおよび汚れ係数をテストすることによって正確にチューニングされ、モデルの一部で使用された値は表Iに要約されている。
Figure 2009505349
[0031]図3は、図1A〜図1Eと関連して説明された従来のサイドRFコイルアセンブリの一部の形状を使用して、このようなシミュレーションを実行した結果を示している。このシミュレーションは、上部コイルへの9kWの電力および6kWのバイアス電力を提供することに加えて、9kWのRF電力をサイドコイルに提供することによって形成されたプラズマから熱を生成する処理条件下で、図5Aおよび5Bと関連して後述されるものと同様の、誘導プラズマチャンバによって動作するサイドRFコイルアセンブリに対して実行された。冷却剤チューブは、50℃で1.8gpm流量の水50%/グリコール50%を有するようにモデリングされた。側壁とフレーム間に配置されたインタフェース材料は、約k=1.5W/mKの熱伝導率の係数を有しており、商標名HeatPath(商標)としてDow Corning(登録商標)から市販されている熱パッド材料としてモデリングされた。図3の分図(a)は、シミュレーションによって判断された等温表面を示しているのに対して、図3の分図(b)は、得られる温度判断の輪郭図示を提供している。
[0032]これらの結果は、特定の修正がなされる場合のコイルの平均ドーム温度変化の比較のベースラインとして使用される。これらの比較は図4を参照してなされており、この図のパネル(a)はベースライン結果として図3のパネル(b)に対応している。
[0033]図4の分図(b)は、側壁208とフレーム216間に配置されているインタフェース材料212の熱伝導率の係数をk=4.0W/mKに増大させた結果を示している。このような熱伝導率の増加は、ドーム側壁とフレーム間の熱インタフェースの改良をもたらし、また平均ドーム温度の約22℃の減少を招く。従って、本発明の異なる実施形態は、3.0W/mK以上、4.0W/mK以上、5.0W/mK以上または6.0W/mK以上の熱伝導率を有するインタフェース材料を提供し、このような値は、3.0〜6.0W/mKの範囲内または5.0〜8.0W/mKの範囲内の熱伝導率を有する材料の使用によって達成されることもある。一具体的な実施形態で所望の特徴を有するインタフェース材料を提供するために使用可能な適切な材料は、Thermagon,Incから入手可能な柔軟性グラファイト材料T−gon(商標)である。このような材料は5.0W/mKの公称熱伝導率を有しており、これを特徴付ける他の物理的パラメータは、密度2.20g/cm、硬度85Shore A、容積抵抗率11×10−4Ωcm、および引っ張り強度650psiを含む。
[0034]図4の分図(c)は、本例ではフレーム216とインタフェース材料212間およびインタフェース材料212とドーム側壁208間の接触面積を増大させることによって、フレーム216とドーム側壁208間の熱接触を増大させた結果を示している。従来の設計では、接触面積は、サイドコイルアセンブリが搭載されている(1)ドーム204の円周つまり周縁と(2)フレームの高さhframeの積に等しく、これはまた、コイルの外径ODcoilと2つのフィンガの厚さ2tfingerとの和に等しい。本発明の実施形態は、フレームの高さhframeをODcoil+2tfingerより大きくすることによって接触面積、ひいては熱接触を増大させる。一部の実施形態では、フレームの高さhframeは、例えば10〜25%以上の範囲内あるいは20〜30%以上の範囲内であることによって、10%より大きく、あるいは20%より大きくODcoil+2tfingerを上回る。
[0035]直径300mmのウェーハを処理するチャンバ用のサイドコイルアセンブリの従来の設計の1つでは、フレームの高さhframeはおよそ0.5インチであり、ドームは約18.5インチのポイントで円周を有する。図4の分図(c)に示されている結果は、フレームの高さhframeを約0.07インチ増大させた結果であり、つまりフレームの高さhframeがODcoil+2tfingerを約14%上回るということである。この図示では、平均ドーム温度の低下は約11℃である。本発明者らによって実行されたシミュレーションは、フレーム216と側壁208間の熱接触をさらに増大させることによって、さらなる温度低減が実現されることを示した。
[0036]図4の分図(d)は、フレーム216のフィンガ224とコイル228間の熱接触面積を増大させることによって、フレーム216とコイル228間の熱接触を増大させた結果を示している。本例では、分図(a)のベースライン算出が、約18.5インチのドーム円周を有する従来の設計と矛盾しない寸法である幅wfinger0.3インチおよびコイル外径ODcoil0.65インチのフィンガを有するサイドコイルアセンブリの一部に対して実行された。分図(d)に対応するシミュレーションが、同一のコイル外径ではなく2倍の幅つまりwfinger=0.6インチを有するフィンガによって実行された。このようにフレーム216とコイル228間の熱接触を増大させることは、ドーム温度の約12℃の低下を招く。
[0037]より一般的には、フレーム216とコイル228間の熱接触は、分図(d)で図示されているようにフィンガの幅を増大させることによって、フィンガ数を増大させることによって、あるいは両方によって増大されてもよく、一部の実施形態では、フィンガの幅は、全接触が増大される限り変化することがある。接触レベルは、サイドコイルアセンブリのフィンガ224によってカバーされているコイルの断面によって画成される相対的面積に関して画成されてもよい。このような画成によって、フィンガによってカバーされている相対的面積は以下の通りである。

f=NfingersODcoilfinger/〔π{(Rdome+ODcoil2−(Rdome2}’〕

ここで分子はNfingers個のフィンガの全面積であり、分母は、半径Rdomeのドーム周辺のコイルによって画成されている環状部の面積である。300mmウェーハに適切なチャンバ用の従来のサイドコイルアセンブリは、半径Rdome=18.5インチのドームに対して約20個のフィンガを有しており、約10%の相対的面積カバレージfを提供する。本発明の実施形態は15%〜40%のカバレージfを提供し、一部の実施形態はより狭く、フレーム216とコイル228間の熱接触を増大させるために20%〜30%のカバレージfを提供する。
[0038]フィンガの相対的カバレージの定量的測定に関する上記図示は、円形の環状部の形状を有する平らなコイル断面について論じているが、このような構成は制限的であると意図されていない。より一般的には、平らなコイル断面は、楕円形の環状形状、多角形の環状形状あるいは不規則な環状形状などの、ドームの周縁付近の環状形状を有してもよい。本明細書で使用されているように、「環状部」は、幾何学的に類似の形状であるがサイズが異なり、共通の中心を有する2つの閉鎖平面フィンガ間の領域である。
[0039]図4の分図(e)は冷却剤の流量を増大させた結果を示しており、2gpmのベースライン冷却剤流束と4gpmの増大冷却剤流束との比較がなされる。結果としてドームにおいていくらかの温度低減があるが、他の設計よりは緩やかであり、約5℃である。本発明者らによって実行されたシミュレーションは従って、2gpmを上回る冷却剤流束の増大は、いくらかのしかし緩やかなドーム温度の低減を提供することがあると一般的に判断した。しかし、同時に、2gpm未満の流束の低減はドーム温度を著しく下げる。
[0040]図4の分図(f)は、冷却剤の温度を低減するための冷却器を含んだ結果を示しており、約21℃のドーム温度の低減を達成している。
[0041]本発明者らによって実行された種々のシミュレーションは、このいくつかの結果についてはすでに呈示されかつ具体的に論じられているが、これらの異なる設計の相対的な有効性に関する情報を提供した。一般的に、熱伝導率の係数が増大したインタフェース材料を使用することによって、あるいは、フレームとインタフェース材料間およびインタフェース材料とドーム側壁間の接触面積を増大させることによって達成されるようなドーム側壁とフレーム間の熱接触の改良、および、より大きな平均フィンガサイズの使用によって達成されるようなフレームとコイル間の熱接触の改良は、最も著しいドーム温度低減を提供する。冷却剤流量の増大はより緩やかな効果を提供するが、最小の流量があり、これ未満では熱性能が悪いこともある。
例示的基板処理システム
[0042]本発明者らは、カリフォルニア州、サンタ・クララのAPPLIED MATERIALS,INC.によって製造されたULTIMA(商標)によって本発明の実施形態を具現化しており、これに関する一般的説明は、Fred C.Redeker、Farhad Moghadam、Hirogi Hanawa、Tetsuya Ishikawa、Dan Maydan、Shinjian Li、Brian Lue、Robert Steger、Yaxin Wang、Manus WongおよびAshok Shinhaによって1996年7月15日に出願された、共同出願人による米国特許第6,170,428号「SYMMETRIC TUNABLE INDUCTIVELY COUPLED HDP−CVD REACTOR」に提供されており、この開示全体は参照して本明細書に組み入れられる。システムの概観は以下の図5Aおよび5Bと関連して提供される。図5Aは、一実施形態のこのようなHDP−CVDシステム510の構造を概略的に図示している。システム510は、チャンバ513と、真空システム570と、ソースプラズマシステム580Aと、バイアスプラズマシステム580Bと、ガス送出システム533と、遠隔プラズマクリーニングシステム550とを含む。
[0043]チャンバ513の上部部分はドーム514を含んでおり、これは、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミック誘電材料からなる。ドーム514はプラズマ処理領域516の上部境界を画成する。プラズマ処理領域516は、基板517の上部表面と基板サポート部材518によって底部に境界設定されている。
[0044]ヒータープレート523および冷却プレート524はドーム514を囲んでおり、またこれに熱結合されている。ヒータープレート523および冷却プレート524はドーム温度のコントロールを約100℃〜200℃の範囲で約±10℃にする。これによって、種々のプロセスに対するドーム温度の最適化が可能になる。例えば、クリーニングやエッチングプロセスに対して堆積プロセスよりも高い温度にドームを維持することが望ましい場合がある。ドーム温度の適切なコントロールはまたチャンバでのはがれや粒子の総数を低減し、また堆積された層と基板間の接着を改良する。
[0045]チャンバ513の下部部分は本体部材522を含んでおり、これはチャンバを真空システムに接合する。基板サポート部材518のベース部分521は本体部材522に搭載され、かつこれと連続する内側表面を形成する。基板は、チャンバ513の側部の挿入/除去開口(図示せず)を介してロボットブレード(図示せず)によってチャンバ513に対して転送される。リフトピン(図示せず)がモーター(これも図示せず)のコントロールによって持ち上げられてから下降させられて、基板を上部ローディング位置557のロボットブレードから、基板が基板サポート部材518の基板受け取り部分519に置かれている下部処理位置556に移動させる。基板受け取り部分519は、基板処理中に基板を基板サポート部材518に固定する静電チャック520を含む。好ましい実施形態では、基板サポート部材518は酸化アルミニウムやアルミニウムセラミック材料からなる。
[0046]真空システム570はスロットル本体525を含んでおり、これはツインブレードスロットルバルブ526を格納しており、またゲートバルブ527およびターボ分子ポンプ528に取り付けられている。スロットル本体525は最小の障害物をガス流に供して、対称的なポンピングを可能にしている点に注目すべきである。ゲートバルブ527はポンプ528をスロットル本体525から隔離可能であり、また、スロットルバルブ526が十分に開いている場合に排気流容量を抑制することによってチャンバ圧力をコントロール可能である。スロットルバルブ、ゲートバルブおよびターボ分子ポンプの配列によって、最大1ミリトール〜約2トールのチャンバ圧力の適切かつ安定したコントロールが可能になる。
[0047]ソースプラズマシステム580Aは、ドーム514に搭載されている上部コイル529およびサイドコイル530を含む。対称的な接地シールド(図示せず)はコイル間の電気結合を低減する。上部コイル529は上部ソースRF(SRF)生成器531Aによって電源投入されるのに対して、サイドコイル530はサイドSRF生成器531Bによって電源投入されて、コイルごとの独立した電力レベルおよび動作周波数を可能にする。この二重コイルシステムはチャンバ513における放射状イオン密度のコントロールを可能にすることによって、プラズマ均一性を改良する。サイドコイル530および上部コイル529は通常誘導駆動され、これは相補電極を必要としない。本発明の実施形態では、サイドコイルは、上記特徴を有するサイドコイルアセンブリに含まれている。上部およびサイドのRF生成器の動作周波数は公称動作周波数から(例えば、それぞれ1.7〜1.9MHzおよび1.9〜2.1MHzに)オフセットされることがあり、プラズマ生成効率を改良する。
[0048]バイアスプラズマシステム580BはバイアスRF(「BRF」)生成器531Cおよびバイアス整合ネットワーク532Cを含む。バイアスプラズマシステム580Bは基板部分517を本体部材522に容量結合し、これは相補電極として作用する。バイアスプラズマシステム580Bは、ソースプラズマシステム580Aによって作成されたプラズマ種(例えば、イオン)の基板表面への移送を高めるように作用する。
[0049]RF生成器531Aおよび531Bはディジタルコントロール合成器を含んでおり、約1.8〜約2.1MHzの周波数範囲で動作する。各生成器は、当業者によって理解されるように、チャンバおよびコイルから生成器への反射電力を測定して動作周波数を調整することによって最低反射電力を取得するRFコントロール回路(図示せず)を含む。RF生成器は通常、50オームの特徴インピーダンスの負荷に動作するように設計されている。RF電力は、生成器とは異なる特徴インピーダンスを有する負荷から反射されることもある。これは、負荷に転送される電力を低減可能である。加えて、負荷から生成器に反射された電力は生成器をオーバーロードして、ダメージを与える場合がある。プラズマのインピーダンスは、とりわけプラズマイオン密度に応じて5オーム未満から900オーム以上に及ぶことがあり、また反射電力は周波数の関数である場合もあるため、反射電力に従った生成器の周波数の調整は、RF生成器からプラズマに転送される電力を増大させ、生成器を保護する。反射電力を低減し、かつ効率を改良するための別の方法は整合ネットワークによるものである。
[0050]整合ネットワーク532Aおよび532Bは、生成器531Aおよび531Bの出力インピーダンスをそれぞれのコイル529および530と整合させる。RFコントロール回路は、整合ネットワーク内のコンデンサの値を変更して、負荷の変化に伴って生成器を負荷に整合させることによって、両方の整合ネットワークをチューニングすることができる。RFコントロール回路は、負荷から生成器に反射された電力が基準限度を超える場合に整合ネットワークをチューニング可能である。一定の整合を提供し、かつ効果的にRFコントロール回路が整合ネットワークをチューニング不可能にするための方法は、反射電力の予想値を上回る反射電力限度を設定することである。これは、整合ネットワークを最新の条件で一定に保持することによって、いくつかの条件下でプラズマを安定させる助けとなることがある。
[0051]他の測定もまたプラズマを安定させる助けとなることがある。例えば、RFコントロール回路は、負荷(プラズマ)に送出される電力を判断するために使用可能であり、また層の堆積時に送出電力を実質的に一定に保つために生成器の出力電力を増減させてもよい。
[0052]ガス送出システム533は、ガス送出ライン538(この一部のみが示されている)を介して基板を処理するための、複数のソース534A〜534Eのチャンバからガスを提供する。当業者に理解されるように、ソース534A〜534Eに使用される実際のソースと、チャンバ513への送出ライン538の実際の接続は、チャンバ513内で実行される堆積およびクリーニングプロセスに応じて変化する。ガスはガスリング537および/または上部ノズル545を介してチャンバ513に導入される。図5Bはチャンバ513の簡略部分断面図であり、ガスリング537のさらなる詳細を示している。
[0053]一実施形態では、第1および第2のガスソース534Aおよび534Bと、第1および第2のガス流コントローラ535A’および535B’とが、ガス送出ライン538(この一部のみが示されている)を介してガスリング537のリングプレナム536にガスを提供する。ガスリング537は、基板全体に均一なガス流を提供する複数のソースガスノズル539(このうちの1つのみが図示目的で示されている)を有する。ノズル長およびノズル角度は、個々のチャンバ内の具体的なプロセスに対して均一性プロファイルおよびガス利用効率を調整するように変更されてもよい。好ましい実施形態では、ガスリング537は、酸化アルミニウムセラミックからなる12個のソースガスノズルを有する。
[0054]ガスリング537はまた複数の酸化剤ガスノズル540(このうちの1つだけが示されている)を有しており、これは好ましい実施形態では、ソースガスノズル539と同一平面にあり、かつこれより短く、また一実施形態では本体プレナム541からガスを受け取る。一部の実施形態では、ガスをチャンバ513に噴射する前にソースガスと酸化剤ガスを混合しないことが望ましい。他の実施形態では、酸化剤ガスおよびソースガスは、本体プレナム541とガスリングプレナム536間にアパーチャー(図示せず)を提供することによって、ガスをチャンバ513に噴射する前に混合されてもよい。一実施形態では、第3、第4および第5のガスソース534C、534Dおよび534D’と、第3および第4のガス流コントローラ535Cおよび535D’とが、ガス送出ライン538を介して本体プレナムにガスを提供する。543B(他のバルブは図示せず)などのさらなるバルブが、流量コントローラからチャンバへのガスをシャットオフしてもよい。本発明の特定の実施形態を具現化する際、ソース534AはシランSiHソースを備えており、ソース534Bは酸素分子Oソースを備えており、ソース534CはシランSiHソースを備えており、ソース534DはヘリウムHeソースを備えており、ソース534D’は水素分子Hソースを備える。
[0055]可燃性、毒性または腐食性ガスが使用される実施形態では、堆積後にガス送出ラインに残っているガスを排除することが望ましい場合がある。これは、例えば、チャンバ513を送出ライン538Aから隔離して、送出ライン538Aを真空フォーライン(foreline)544に換気するための、バルブ543Bなどの3方向バルブを使用して遂行されてもよい。図5Aに示されているように、543Aおよび543Cなどの他の類似のバルブが他のガス送出ラインに組み込まれてもよい。このような3方向バルブは、(3方向バルブとチャンバ間の)換気されていないガス送出ラインの容積を最小化するために、可能な限りチャンバ513の近くに配置されてもよい。加えて、2方向(オン−オフ)バルブ(図示せず)が質量流コントローラ(「MFC」)とチャンバ間、あるいはガスソースとMFC間に置かれてもよい。
[0056]図5Aを再度参照すると、チャンバ513はまた上部ノズル545および上部換気口546を有する。上部ノズル545および上部換気口546はガスの上部および側部の流れの独立コントロールを可能にし、これは膜均一性を改良し、かつ膜の堆積およびドーピングパラメータの微調整を可能にする。上部換気口546は上部ノズル545周辺の環状開口である。一実施形態では、第1のガスソース534Aはソースガスノズル539および上部ノズル545を供給する。ソースノズルMFC535A’は、ソースガスノズル539に送出されるガス量をコントロールし、上部ノズルMFC535Aは、上部ガスノズル545に送出されるガス量をコントロールする。同様に、2つのMFC535Bおよび535B’は、ソース534Bなどの単一の酸素ソースから上部換気口546および酸化剤ガスノズル540の両方への酸素流をコントロールするために使用されてもよい。一部の実施形態では、酸素はいずれのサイドノズルからもチャンバには供給されない。上部ノズル545および上部換気口546に供給されたガスは、ガスをチャンバ513に流す前に別個に保たれてもよく、あるいはガスは、チャンバ513に流れる前に上部プレナム548で混合されてもよい。同一ガスの個別ソースが、チャンバの種々の部分に供給するために使用されてもよい。
[0057]遠隔マイクロ波生成プラズマクリーニングシステム550が、チャンバコンポーネントから堆積残渣物を定期的にクリーニングするために提供される。クリーニングシステムは、反応器キャビティ553においてクリーニングガスソース534E(例えば、フッ素分子、三フッ化窒素、他のフッ化炭素または同等物など)からプラズマを作成する遠隔マイクロ波生成器551を含む。このプラズマから生じる反応種は、アプリケーターチューブ555を介してクリーニングガスフィードポート554を通ってチャンバ513に搬送される。クリーニングプラズマ(例えば、キャビティ553およびアプリケーターチューブ555)を含有するために使用される材料は、プラズマによる攻撃に耐性がなければならない。所望のプラズマ種の濃度は反応器キャビティ553からの距離に伴って下落する場合があるため、反応器キャビティ553とフィードポート554間の距離は可能な限り短く保たれるべきである。遠隔キャビティにクリーニングプラズマを生成することによって効率的なマイクロ波生成器の使用が可能になり、またこれはイン・シトゥーに形成されたプラズマに存在する場合があるグロー放電の温度、放射または衝突にチャンバコンポーネントをさらすことはない。結果として、静電チャック520などの比較的影響を受けやすいコンポーネントは、イン・シトゥーのプラズマクリーニングプロセスによって必要とされる場合があるように、ダミーウェーハでカバーされたり他の方法で保護されたりする必要がない。図5Aにおいて、プラズマクリーニングシステム550はチャンバ513の上方に配置されて示されているが、他の位置も代替的に使用可能である。
[0058]バッフル561は、上部ノズルを介して供給されたソースガスの流れをチャンバに方向付け、かつ遠隔生成プラズマの流れを方向付けるために上部ノズルに近接して提供されてもよい。上部ノズル545を介して提供されたソースガスは中央通路562を介してチャンバに方向付けられるのに対して、クリーニングガスフィードポート554を介して提供された遠隔生成プラズマ種はバッフル561によってチャンバ513の側部に方向付けられる。
[0059]当業者は、具体的なパラメータが、本発明の精神を逸脱することなく、異なる処理チャンバおよび異なる処理条件について変化しうる点を理解する。他の変形例もまた当業者には明らかである。これらの同等物および代替物が本発明の範囲に含まれることが意図されている。従って、本発明の範囲は上記実施形態に制限されるべきではないが、以下の請求項によって定義されるべきである。
従来のRFサイドコイルおよびヒーターアセンブリの拡大図を提供する。 図1Aに示されている従来のRFサイドコイルおよびヒーターアセンブリの組み立て図を提供する。 図1Aに示されている従来のRFサイドコイルおよびヒーターアセンブリの平面図を提供する。 図1Aに示されている従来のRFサイドコイルおよびヒーターアセンブリにおけるヒーターの電気接続の詳細図を提供する。 図1Cで識別された断面での従来のRFサイドコイルおよびヒーターアセンブリの断面図を提供する。 本発明の実施形態を論じる際に使用される電気熱転送モデルの概略表記である。 本発明の実施形態を論じる際に使用されるサイドコイルアセンブリの一部の概略表記である。 従来のRFサイドコイルの一部の熱モデルのシミュレーション結果を提供する(カラー)。 本発明の特定の態様の効果を図示するための熱モデルのシミュレーション結果を提供する(カラー)。 本発明の実施形態に従ったRFサイドコイルが使用可能な高密度プラズマ化学気相堆積システムの一実施形態の簡略図である。 図5Aの例示的処理システムと関連して使用可能なガスリングの簡略断面図である。
符号の説明
100…ヒーターアセンブリ、102…ヒーター、102A…第1の対、102B…第2の対、104…RFコイル、106…フレーム、110…ドーム側壁、115…インタフェース材料、122A、122B…導管、130…アセンブリ、204…ドーム、208…側壁、212…インタフェース材料、216…フレーム、220…ヒーター要素、228…コイル、510…HDP−CVDシステム、513…チャンバ、514…ドーム、516…プラズマ処理領域、517…基板、518…基板サポート部材、519…基板受け取り部分、520…静電チャック、521…ベース部分、522…本体部材、523…ヒータープレート、524…冷却プレート、525…スロットル本体、526…スロットルバルブ、527…ゲートバルブ、528…ターボ分子ポンプ、529…上部コイル、530…サイドコイル、531A…ソースRF生成器、531B…サイドSRF生成器、532A、532B…整合ネットワーク、532C…バイアス整合ネットワーク、533…ガス送出システム、534A〜534E…ソース、535A’、535B’…ガス流コントローラ、535B、535B’…質量流コントローラ、536…ガスリングプレナム、537…ガスリング、538…ガス送出ライン、539…ソースガスノズル、540…酸化剤ガスノズル、541…本体プレナム、545…上部ノズル、546…上部換気口、548…上部プレナム、550…プラズマクリーニングシステム、553…キャビティ、554…クリーニングガスフィードポート、555…アプリケーターチューブ、556…下部処理位置、557…上部ローディング位置、561…バッフル、562…中央通路、570…真空システム、580A…ソースプラズマシステム、580B…バイアスプラズマシステム

Claims (21)

  1. 処理チャンバにおいて誘導的にプラズマ生成するためのソースを提供するためのRFコイルアセンブリであって、
    前記処理チャンバの周縁に配置されているRFコイルと、
    前記処理チャンバの周縁に配置され、かつ前記RFコイルを適所にサポートするように適合されているフレームと、
    前記フレームと前記処理チャンバの側壁との間に配置され、かつこれらと熱接触しているインタフェース材料であって、3.0W/mK以上の熱伝導率を有するインタフェース材料と、
    を備える、RFコイルアセンブリ。
  2. 前記インタフェース材料の前記熱伝導率が4.0W/mK以上である、請求項1に記載のRFコイルアセンブリ。
  3. 前記インタフェース材料の前記熱伝導率が5.0W/mK以上である、請求項1に記載のRFコイルアセンブリ。
  4. 前記インタフェース材料の前記熱伝導率が6.0W/mK以上である、請求項1に記載のRFコイルアセンブリ。
  5. 前記インタフェース材料の前記熱伝導率が実質的に3.0〜6.0W/mKである、請求項1に記載のRFコイルアセンブリ。
  6. 液体冷却剤の流れを搬送するための、前記RFコイルと熱接触して配置されている冷却剤チューブをさらに備える、請求項1に記載のRFコイルアセンブリ。
  7. 前記処理チャンバが、前記処理チャンバ内のプラズマ処理領域の上部境界を画成するドームを備えており、
    前記RFコイルおよび前記フレームが前記ドームを中心に配置されている、請求項1に記載のRFコイルアセンブリ。
  8. 前記RFコイルが、前記ドーム周辺の環状部を画成する平らな断面を有しており、
    前記フレームが、複数のフィンガによる前記環状部のカバレージの相対的面積が15%〜40%であるように、前記環状部の一部をカバーするように前記ドームから外側方向に延びる前記複数のフィンガを有する、請求項7に記載のRFコイルアセンブリ。
  9. 前記複数のフィンガによる前記環状部のカバレージの前記相対的面積が20%〜30%である、請求項8に記載のRFコイルアセンブリ。
  10. 前記複数のフィンガが複数のフィンガ対を備えており、このような各フィンガ対は前記RFコイルの実質的に両側に配置され、また前記環状部の略同一部分をカバーしている、請求項8に記載のRFコイルアセンブリ。
  11. 前記環状部が略円形の環状部である、請求項8に記載のRFコイルアセンブリ。
  12. 前記フレームが、前記インタフェース材料との熱接触面積を画成する高さを有しており、前記高さが、前記平らな断面の平面に直交する前記RFコイルおよびフィンガの全幅より大きい、請求項8に記載のRFコイルアセンブリ。
  13. 前記高さが、前記RFコイルおよびフィンガの前記全幅より少なくとも10%大きい、請求項12に記載のRFコイルアセンブリ。
  14. 前記高さが、前記RFコイルおよびフィンガの前記全幅より少なくとも20%大きい、請求項12に記載のRFコイルアセンブリ。
  15. 処理チャンバにおいて誘導的にプラズマを生成するためのソースを提供するためのRFコイルアセンブリであって、前記処理チャンバが、前記処理チャンバ内のプラズマ処理領域の上部境界を画成するドームを備えるRFコイルにおいて、
    前記ドームの周縁に配置され、かつ平面内の前記ドーム周辺の環状部を画成する平らな断面を有するRFコイルと、
    前記ドームの周縁に配置され、かつ前記RFコイルを適所にサポートするように適合されているフレームであって、複数のフィンガによる前記環状部のカバレージの相対的面積が15%〜40%であるように、前記環状部の一部をカバーするように前記ドームから外側方向に延びる前記複数のフィンガを有するフレームと、
    前記フレームと前記ドームの側壁間に配置され、かつこれらと熱接触しているインタフェース材料であって、3.0W/mK以上の熱伝導率を有し、かつ、前記平面に直交する前記RFコイルおよびフィンガの全幅より大きなフレームとの熱接触の高さを有するインタフェース材料と、
    液体冷却剤の流れを搬送するための、前記RFコイルと熱接触して配置されている冷却剤チューブと、
    を備えるRFコイルアセンブリ。
  16. 前記インタフェース材料の前記熱伝導率が実質的に3.0〜6.0W/mKである、請求項15に記載のRFコイルアセンブリ。
  17. 前記複数のフィンガが複数のフィンガ対を備えており、このような各フィンガ対が、前記RFコイルの実質的に両側に配置され、かつ前記環状部の略同一部分をカバーしている、請求項15に記載のRFコイルアセンブリ。
  18. 処理チャンバを画成するハウジングと、
    前記処理チャンバに動作可能に結合されている高密度プラズマ生成システムであって、
    前記処理チャンバの周縁に配置されているRFコイル、
    前記処理チャンバの周縁に配置され、かつ前記RFコイルを適所にサポートするように適合されているフレーム、
    前記フレームと前記処理チャンバの側壁との間に配置され、かつこれらと熱接触しているインタフェース材料であって、3.0W/mK以上の熱伝導率を有するインタフェース材料を備える、前記高密度プラズマ生成システムと、
    基板処理中に基板を保持するように構成されている基板ホルダーと、
    前記処理チャンバにガスを導入するように構成されているガス送出システムと、
    前記処理チャンバの選択圧力を維持するための圧力コントロールシステムと、
    前記高密度プラズマ生成システム、前記ガス送出システムおよび前記圧力コントロールシステムをコントロールするためのコントローラと、
    を備える基板処理システム。
  19. 前記処理チャンバが、前記処理チャンバ内のプラズマ処理領域の上部境界を画成するドームを備えており、
    前記RFコイルおよび前記フレームが前記ドームを中心に配置されており、
    前記RFコイルが前記ドーム周辺の環状部を画成する平らな断面を有しており、
    複数のフィンガによる前記環状部のカバレージの相対的面積が15%〜40%になるように、前記フレームが、前記環状部の一部をカバーするように前記ドームから外側方向に延びる前記複数のフィンガを有する、請求項18に記載の基板処理システム。
  20. 前記複数のフィンガが複数のフィンガ対を備えており、このような各フィンガ対は、前記RFコイルの実質的に両側に配置され、かつ前記環状部の略同一部分をカバーしている、請求項19に記載の基板処理システム。
  21. 前記フレームが、前記インタフェース材料との熱接触面積を画成する高さを有しており、前記高さが、前記平らな断面の平面に直交する前記RFコイルおよびフィンガの全幅より少なくとも10%大きい、請求項19に記載の基板処理システム。
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