JP2009503342A - 熱放散システムを備えた密閉型コンプレッサ - Google Patents

熱放散システムを備えた密閉型コンプレッサ Download PDF

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Abstract

熱放散システムを備えた密閉型コンプレッサであって、オイルサンプ7が中に画成されたケース1、ケース1内部に取り付けられ、冷却流体を圧縮するように、排出室が中に画成されたシリンダヘッド10によって閉鎖される端部を有するシリンダ3を画成するシリンダブロック2、およびシリンダ3内部で冷却流体の圧縮によって発生した熱を吸収するように、シリンダブロック2に取り付けられた熱吸収端21、およびそこから吸収された熱を別の手段へと伝導し放出するように、シリンダブロック2から離間して設けられた放熱端22を有する少なくとも1つの熱エネルギー伝達管20を含む、密閉型コンプレッサが提供される。

Description

本発明は、冷蔵庫および冷凍庫などの冷却機器で使用されるタイプでありコンプレッサ内部に熱放散システムを備えた密閉型コンプレッサに関し、システムは特に、コンプレッサ内部の高温部分から、そのシリンダブロックの外部でそこから離れた位置にある環境へと熱エネルギーを伝達するために使用される。
冷却システムで使用されるタイプの密閉型コンプレッサは一般に、ケース内部に、シリンダ内部に画成された圧縮室と選択的に流体連通する排出室を内部に画成するシリンダヘッドによって閉鎖される端部を有するシリンダが中に画成され、シリンダの閉鎖された端部とシリンダヘッドの間に設けられたバルブプレートによって閉鎖される、シリンダブロックを有するモータ−コンプレッサアセンブリを含み、流体連通は、バルブプレートに設けられ、一般にバルブプレートによって支えられる吸入および排出バルブによって選択的かつ個々に閉鎖される吸入および排出口を通して画成される。
ガスの圧縮中、例えば、圧縮中のガスの発熱、粘性の低下によって電力が熱エネルギーおよび熱に変換されるベアリングの摩滅による損失、同様に熱に変換される電気モータの損失など、様々なプロセスの結果、熱が発生する。
コンプレッサは、その構造的形態では、コンプレッサのほかにコンデンサ、エバポレータおよび膨張装置を含む冷却システムに連結されたケース内に取り付けられている。この回路は密封的に封止され、質量を外部環境へ伝達しない。
コンプレッサによって生成される熱電力の一部は冷却流体によって排出ラインへと送られ、冷却システムのコンデンサ内で放散される。他の部分は冷却流体へ、およびケース内部に含まれる潤滑オイルへと伝達される。次いで、冷却流体および潤滑オイルは、熱の他の部分をケースへと伝達し、ケースは生成された熱の他の部分を外部環境へと放散する。
このシステムによって、蒸発および凝縮圧ならびに換気特性が一定であると考慮して、例えば外部環境の温度およびコンプレッサの動作条件など、ある条件が一定に維持されるとき、熱平衡が達成される。
熱平衡のこの状態では、コンプレッサのエネルギー効率に直接関係する温度曲線を確立することができ、一方、ケースの環境が加熱されることによって潤滑オイルが加熱されることから、粘性および粘性の低下によって失われる電力が減少する。流体力学ベアリングの負荷容量はこの粘性の減少を考慮して寸法決めされる。一方、例えば、引き込まれる冷却流体の温度の上昇、シリンダが高温になることによる圧縮力の増加、高温に耐えるよう特別な材料をコンプレッサの製造に使用する必要性など、ケース内部の発熱によって生じる多くの負の側面が存在する。
コンプレッサの内部から外部への伝熱の一般的なプロセスは、現在、次のように起きている:冷却流体の圧縮で発生した熱がシリンダブロックへ、および排出マフラへと伝わり、次いで対流によってコンプレッサの内部環境のガスへ、および発熱面上にあるオイルにも伝達される。ガスおよびオイルはケースの内壁で熱を変化させ、熱は、コンプレッサ本体から外部環境へと自然または強制対流によって最終的に放散されるように、伝導によってケースの壁面に侵入する必要がある。このプロセスには、熱交換および熱放散を低減させる一連の熱抵抗が存在する。
当技術分野では次の伝熱プロセスも知られている:内部構成部品と潤滑オイルとの間、およびコンプレッサ本体とケースの外部環境との間で起きる強制換気による;およびコンプレッサが属する冷却システムのコンデンサの冷却流体がコンプレッサ内部のオイルに浸漬された熱交換器へと逸れる際に通る冷却パイプを通る潤滑オイルを冷却することにより、そこから熱を除去する。
知られている従来技術では、例えば、米国特許第6,347,523号に教示されているようにスターリング機械での熱交換の使用;シリンダヘッド内のフィンおよび補助空気循環システムの提供;熱パイプの使用;振動、機械および電気的動作によって駆動されるポンプによる流体給送システムの使用など、伝熱を促進するための様々な代替策を提供している。
しかし、そのような知られている解決策にはいくつかの欠点がある。フィンを付けたシリンダヘッドおよび空気との熱交換を使用する知られている解決策の場合、高い伝熱容量を達成することができないという欠点がある。このシステムでは、伝熱容量に対する飽和限界は容易に達成される。これはフィンの長さを増加および/またはフィン間の距離を減少することによって、または測定された伝熱容量に必要な圧力および流量レベルの達成を可能にするために十分な容量を備えた空気移動機器の実現が不可能であることによって、フィン効率の飽和関数として起きる。さらに、そのような解決策によって冷却システムの振動および騒音の増加、および多くの可動部品の信頼性の低下を招く。
米国特許第6,499,977号に開示された、知られている解決策では、スクロールコンプレッサが、外部に熱パイプを使用する冷却システムを有する。この解決策では、熱パイプシステムを使用してコンプレッサケース内の熱が除去される。ケースの外面から外部環境への伝熱のみが改善され、他の熱抵抗は一定に維持される。そのようなコンプレッサは、シリンダが直接外部環境にさらされ、したがって内部環境のガスの高い熱抵抗によってコンプレッサが損傷されない、という構造上の特性を有する。しかし、往復運動をする密閉型コンプレッサでは、ガスのそのような内部熱抵抗を最小限にする、または排除することが非常に望ましい。
熱パイプの使用による伝熱の別の解決策は米国特許第6,412,479号に開示されており、シリンダヘッドから熱を除去するために内燃機関の内部に熱パイプが提供される。しかし、この解決策は(密閉型コンプレッサではなく)内燃機関に関し、その目的は供給システムで排出される未燃焼ガスを再使用することである。米国特許第5,651,258号および米国特許第5,695,004号に記載された他の知られている解決策もまた、コンプレッサが関連する冷却システムで熱を再使用し、または再使用せずに、熱をコンプレッサ内部から除去するための熱パイプシステムを示す。しかし、そのような解決策では、熱パイプは密閉型コンプレッサの高温部分から熱を除去するためではなく、熱を使用するためにシステムに適用されるので、密閉型コンプレッサのエネルギー効率に関する問題を対象としていない。
本発明の目的は、例えばエネルギー消費が高く高温に耐える特別な材料を使用する必要があるなど、知られている解決策に見られる問題を生じずに、内部の全体的な熱抵抗を低減し内部温度をより均一にする、特にそのシリンダブロックから熱を除去するための熱放散システムをコンプレッサケース内部に備えた密閉型コンプレッサを提供することである。
本発明の他の目的は、コンプレッサケースの外部へと伝達するようにその部品から熱を放散することを可能にする、上述のようなコンプレッサを提供することである。
これらおよび他の目的は熱放散システムを備えた密閉型コンプレッサによって達成され、コンプレッサは、オイルサンプが中に画成されたケース、ケース内部に取り付けられ、冷却流体を圧縮するように、排出室が中に画成されたシリンダヘッドによって閉鎖される端部を有するシリンダを画成するシリンダブロックを含み、熱放散システムは、シリンダ内部で冷却流体の圧縮によって発生した熱を吸収するように、シリンダブロックに取り付けられた熱吸収端、およびそこから吸収された熱を吸収が行われる手段の温度より低い温度で別の手段へと伝導し放出するように、シリンダブロックから離間して設けられた放熱端を有する熱エネルギー伝達管を含む。
本発明の解決策は、熱交換を非常に効率的に行い、コンプレッサの特定領域から、より詳細にはシリンダブロックに関連する高温部分から、多量の熱を除去することを可能にする熱パイプなど熱交換器の適用を考慮しており、熱をケース内部または外部にある別の手段へと伝導する。
本発明を、好ましい実施形態の例を使用して示される添付の図面を参照して説明する。
本発明の熱放散システムは、冷却機器の冷却システムで使用されるタイプのコンプレッサに適用されるように設計されており、コンプレッサは、密閉型ケース1内部に、一端には冷却流体を圧縮するピストン(図示せず)を収容するシリンダ3が中に画成され、バルブプレート5内に設けられ、吸入および排出バルブ(図示せず)によって選択的かつ個々に閉鎖される、吸入および排出口(図示せず)を通して、シリンダ3内部でピストン上部とシリンダ3の反対端とシリンダヘッド10の間に設けられたバルブプレート5との間に画成された、圧縮室(図示せず)との選択的な流体連通を維持する吸入室および排出室(図示せず)が中に画成された、シリンダカバーまたはシリンダヘッド10によって閉鎖された反対端4を有する、シリンダブロック2を有するモータ−コンプレッサアセンブリを含む。
コンプレッサによって引き込まれ、コンプレッサが連結された冷却システムの吸入ライン(図示せず)から流入するガスは、一般に、ケース1内部に設けられコンプレッサの吸入室内部との流体連通を維持する吸入マフラ6を通って、ケース1の内部に到達する。
ケース1の内部では、その下部1aに隣接して、互いに相対動作を行うモータ−コンプレッサアセンブリ部分を潤滑するためのオイルを含むオイルサンプ7が設けられており、オイルサンプ7に蓄えられている潤滑オイルは、図示されていないポンプによってモータ−コンプレッサアセンブリに給送される。添付の図面は電気モータ上に置かれたシリンダブロックを備えたコンプレッサを示すが、本発明は電気モータがシリンダブロック上に置かれた密閉型コンプレッサも包含することを理解されたい。
本発明によれば、ケース1内部には、例えば可撓性(熱パイプ)であり銅など伝熱性に優れた材料から形成されている熱エネルギー伝達管20が設けられており、シリンダ3内部で冷却流体の圧縮によって発生する熱を吸収するように、シリンダブロック2にピストンの動作によって生じる冷却流体の圧縮に応じて後者の高温の領域に取り付けられた熱吸収端21、およびそこから吸収された熱を吸収が行われる手段の温度より低い温度で別の手段に伝導し放出するために、シリンダブロック2から離間された放熱端22を有する。
図1および2は、熱エネルギー伝達管20の熱吸収端21がバルブプレート5に隣接する取付領域でシリンダブロック2に連結された、本発明の構造的選択肢を示す。この構造的選択肢では、熱エネルギー伝達管20の熱吸収端21はシリンダブロック2の反対端4の突出部4aに連結されている。
別の構造的選択肢では、熱エネルギー伝達管20の熱吸収端21は、図3〜5に示すようにシリンダヘッド10に連結されている。この構造では、シリンダヘッド10は熱エネルギー伝達管20の熱吸収端21を受ける少なくとも1つのハウジング11を備えており、ハウジング11は熱吸収端21を固定するための維持手段を備えており、その手段は例えばハウジング11に組み込まれている。
図6〜8に示されたシリンダヘッド10の構造では、シリンダヘッド10はバルブプレート5に面して据え付けられる取付面13の反対側の面12から、例えば直線構成でありシリンダヘッド10の長手方向延長に沿って設けられたチャンネル15を内部に画成する突出部14を有し、チャンネル15はハウジング11を画成する。
本発明によれば、チャンネル15は、開口しており熱エネルギー伝達管20の熱吸収端21を受ける寸法である第1の端部15aを有する。図示された構造では、チャンネル15は、開口しており熱エネルギー伝達管20の熱吸収端21を選択的に受ける寸法である第2の端部15bをさらに備えており、熱吸収端21がチャンネル15の第1の端部15aに取り付けられている熱吸収端21を有する別の熱エネルギー伝達管20の設置とは別個に設けることができる。
別の図示されていない構造的選択肢では、第1および第2の端部15a、15bはそれぞれ、各熱エネルギー伝達管20の熱吸収端21を、同時にまたは同時ではなく、受けることができる。
図示された実施形態では、チャンネル15は、シリンダヘッド10のバルブプレート5に面して据え付けられる面の平面に対して傾斜した軸に従って互いに位置合わせされた、第1の端部15aおよび第2の端部15bを有する。チャンネル15の軸の傾斜は、図3および4にそれぞれ示すように、熱エネルギー伝達管20の熱吸収端21をチャンネル15の第1および第2の端部15a、15bのいずれかを通して固定しやすくするために、第1の端部15aが第2の端部15bと比較してバルブプレート5に据え付けられる面からより多く離間するように画成されている。
図1、4および5に示すシリンダヘッド10の構造的選択肢では、熱エネルギー伝達管20の熱吸収端21は、ハウジング11内に直接堅固に固定されている。
図9および10は本発明のシリンダヘッド10の構造的選択肢を示し、シリンダヘッド10は、図6〜8に示すシリンダヘッド10に関連して既に説明したと同様に、それぞれが熱エネルギー伝達管20の各熱吸収端21を受けるように、シリンダヘッド10の面12に横方向に設けられた一対の平行なチャンネル15、15’を示す。
熱エネルギー伝達管20の熱吸収端21はシリンダブロック2に、冷却流体の圧縮によって発生する熱を後者から受けるために、シリンダブロック2に関連するコンプレッサ構成部品に直接取り付けることもできることを理解されたい。
図4および5に示す、本発明の構造的選択肢によれば、熱エネルギー伝達管20の放熱端22は、例えば熱をオイルサンプ7に放出するように放熱端22をケース1内部に画成されたオイルサンプ7に浸漬することによって、ケース1内部に置かれ後者の内部に含まれるオイルによって画成される手段へと熱を放出する。この構造では、放熱端22はオイルサンプ7内に緩く浸漬し、または適切な維持手段によってその中に維持することができる。図4に示すこの構造の変形例では、本発明の熱放散システムは、オイルサンプ7のオイルに浸漬された各熱吸収端31、およびオイルから、そこから離間した領域へと熱の少なくとも一部を運ぶ、オイルサンプ7の外部に放熱端32を有する追加の熱エネルギー伝達管30を含む。
図示された構造では、追加の熱エネルギー伝達管30の放熱端32は、そこから外方向に突出し、一般にそれ自体の外部環境によって画成されたケース1外部の手段へと放熱端32を介して熱を放出するために、ケース1に密封的に入り込む管部分33を備えている。
別の構造的選択肢では、図示しないが、熱エネルギー伝達管20の放熱端22は、例えば互いの相対動作でコンプレッサ部品を潤滑するために使用されるオイルなど、ケース1内部を循環する潤滑オイルの流れへと熱を放出する。
本発明によれば、シリンダブロックから除去された熱は、図3に示すように、内部に含まれるオイルを通らずにケース1の外部へと向かうこともできる。この場合、熱エネルギー伝達管20の放熱端22は上述のようにそこから外方向に突出し、ケース1外部の手段へと熱を放出するために、密封的にケース1に入り込む端部部分23を有する。
図11aおよび12は、本発明の熱エネルギー伝達管20(または追加の熱エネルギー伝達管30)の2つの構造的な形態を例示し、管のそれぞれが、熱吸収の各エバポレータ部分20a、輸送部分20bまたは断熱部分、コンデンサ部分20c、および、例えば図示するように熱放散部分20dに沿って設けられた少なくとも1つの熱放散フィン20eを含む、熱放散部分20dを有する。
図11aに示す構造では、コンデンサ部分20cは、コンデンサ部分20cの延長に沿って配設された熱放散フィン20eに関連している。図12に示す構造では、熱エネルギー伝達管20は2つの熱放散部分20dを含み、その一方は熱エネルギー伝達管20のエバポレータ部分(熱吸収)20aの延長に沿って配設された熱放散フィン20eを示し、熱放散部分の他方は互いに平行に配設されコンデンサ部分20cの延長に対して横断方向に配設される複数の熱放散フィン20eを含み、フィンは後者の熱放散領域を増加するために熱エネルギー伝達管20に横断方向または長手方向に整列されている。熱放散フィン20eの設置、ならびにその配置および数量は、熱エネルギー伝達管20の、配置された場所の面積、温度および換気などのパラメータの関数である。
図11b、11cおよび11dに示すように、本発明の構造的選択肢では、熱エネルギー伝達管20を形成するエバポレータ部分20aは、熱エネルギー伝達管の他の部分の断面とは異なる断面を示し、断面はその部分に所望される熱吸収パラメータの関数として計算される。この手順は、熱エネルギー伝達管の他の部分の断面を決定するために適用することもできる。
図11aおよび12に示す熱エネルギー伝達管の構造について、熱エネルギー伝達管20の輸送部分20b(または断熱部分)の熱量対温度の結果、および熱エネルギー伝達管20の各構造の(コンデンサ部分20cの)熱エネルギー伝達管の熱量対有効な長さ単位の結果が、図13a、13b、14a、14bに示されている。
図13bおよび14bに示すグラフで考察された有効な長さは、輸送部分20bの長さ(Ladb)、およびエバポレータ部分20aの長さ(Levap)とコンデンサ部分20cの長さ(Lcond)の合計の半分の合計を表し、すなわち、
Lef=Ladb+(Lcond+Levap)/2
である。
このような結果を得るために、これらの熱エネルギー伝達管の構造は、例えば約6mmである外径および約0.5mmの銅壁厚さを示す。図13a、13b、14aおよび14bに示すように、示された曲線は4mmおよび6mmの熱エネルギー伝達管の外径(Dext)について得られたものである。
本発明の解決策では、シリンダブロック2の高温領域から熱を除去することによって、コンプレッサ内部の温度を低下させ、コンプレッサのエネルギー効率を増加することができる。
以上、本発明を実行するいくつかの方法のみを説明したが、添付の特許請求の範囲に規定された本発明の概念から逸脱せずにコンプレッサの構成部品の形態および配置の変更を行うことができることを理解されたい。
本発明の冷却システムの第1の実施形態を示す、冷却コンプレッサの概略的な断面図である。 図1に示す実施形態の概略的な上面図である。 図1と同様の、冷却システムの第2の実施形態の概略的な断面図である。 図1に示す冷却システムの第2の実施形態の変形例の概略的な断面図である。 図4に示す構造の概略的な斜視図である。 図5に示すシリンダヘッドの構造の概略的な底面図である。 図6に示すシリンダヘッドの構造の概略的な側面図である。 図7の線VIII−VIIIに沿った、図6および7に示すシリンダヘッドの構造の概略的な垂直断面図である。 本発明のシリンダヘッドの別の構造の概略的な底面図である。 図9に示すシリンダヘッドの構造の概略的な側面図である。 本発明の熱エネルギー伝達管の構造の概略的な側面図である。 図11aに示す熱エネルギー伝達管の一部分の概略的な断面図である。 図11aに示す熱エネルギー伝達管の一部分の概略的な断面図である。 図11aに示す熱エネルギー伝達管の一部分の概略的な断面図である。 本発明の熱エネルギー伝達管の別の構造の概略的な側面図である。 図11aに示す熱エネルギー伝達管の性能曲線の概略図である。 図11aに示す熱エネルギー伝達管の性能曲線の概略図である。 図12に示す熱エネルギー伝達管の性能曲線の概略図である。 図12に示す熱エネルギー伝達管の性能曲線の概略図である。

Claims (14)

  1. 熱放散システムを備えた密閉型コンプレッサであって、前記コンプレッサが、オイルサンプ(7)が中に画成されたケース(1)と、ケース(1)内部に取り付けられ、冷却流体を圧縮するように、排出室が中に画成されたシリンダヘッド(10)によって閉鎖される端部を有するシリンダ(3)を画成するシリンダブロック(2)とを含み、シリンダ(3)内部で冷却流体の圧縮によって発生した熱を吸収するように、シリンダブロック(2)に取り付けられた熱吸収端(21)、およびそこから吸収された熱を吸収が行われる手段の温度より低い温度で別の手段へと伝達し放出するように、シリンダブロック(2)から離間して設けられた放熱端(22)を有する少なくとも1つの熱エネルギー伝達管(20)を含むことを特徴とする、密閉型コンプレッサ。
  2. 熱エネルギー伝達管(20)の放熱端(22)が、ケース(1)の内部に置かれ、ケース(1)の内部に含まれるオイルによって画成された手段へと熱を放出することを特徴とする、請求項1に記載の密閉型コンプレッサ。
  3. 熱エネルギー伝達管(20)の放熱端(22)が、熱をオイルサンプ(7)へと放出するように、オイルサンプ(7)のオイルに浸漬されることを特徴とする、請求項2に記載の密閉型コンプレッサ。
  4. オイルサンプ(7)のオイルに浸漬された各熱吸収端(31)、およびそこから外方向に突出し、ケース(1)外部の手段へと熱を放出するように、ケース(1)に密封的に入り込む管部分(33)に設けられた放熱端(32)を有する、追加の熱エネルギー伝達管(30)を含むことを特徴とする、請求項3に記載の密閉型コンプレッサ。
  5. 熱エネルギー伝達管(20)の放熱端(22)が、ケース(1)の内部で循環する潤滑オイルの流れへと熱を放出することを特徴とする、請求項2に記載の密閉型コンプレッサ。
  6. シリンダヘッド(10)が、個々の吸入および排出バルブによって選択的に閉鎖される吸入および排出口を備えたバルブプレート(5)に面して取り付けられ、熱エネルギー伝達管(20)の熱吸収端(21)がバルブプレート(5)に隣接する取付領域でシリンダブロック(2)に連結されていることを特徴とする、請求項3に記載の密閉型コンプレッサ。
  7. 熱エネルギー伝達管(20)の熱吸収端(21)がシリンダヘッド(10)に連結されていることを特徴とする、請求項6に記載の密閉型コンプレッサ。
  8. シリンダヘッド(10)が、熱エネルギー伝達管(20)のそれぞれの熱吸収端(21)を受ける少なくとも1つのハウジング(11)を備えることを特徴とする、請求項7に記載の密閉型コンプレッサ。
  9. 熱エネルギー伝達管(20)の熱吸収端(21)が、ハウジング(11)によって支えられる維持手段によって個々のハウジング(11)に固定されていることを特徴とする、請求項8に記載の密閉型コンプレッサ。
  10. 維持手段がハウジング(11)に組み込まれていることを特徴とする、請求項9に記載の密閉型コンプレッサ。
  11. 熱エネルギー伝達管(20)の熱吸収端(21)がハウジング(11)に堅固に固定されていることを特徴とする、請求項10に記載の密閉型コンプレッサ。
  12. シリンダヘッド(10)が、開口しており熱エネルギー伝達管(20)の熱吸収端(21)を受ける寸法である第1の端部(15a)を有するチャンネル(15)を中に画成する突起部(14)を組み込むことを特徴とする、請求項11に記載の密閉型コンプレッサ。
  13. チャンネル(15)は、開口しており熱エネルギー伝達管(20)の熱吸収端(21)を選択的に受ける寸法である第2の端部(15b)を備えており、熱吸収端21がチャンネル(15)の第1の端部(15a)に取り付けられている別の熱エネルギー伝達管(20)の設置とは別個に設けることができることを特徴とする、請求項12に記載の密閉型コンプレッサ。
  14. 熱エネルギー伝達管(20)の放熱端(22)が、そこから外方向に突出し、ケース(1)外部の手段へと熱を放出するように、ケース(1)に密封的に入り込む端部部分を有することを特徴とする、請求項1に記載の密閉型コンプレッサ。
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