JP2009503002A - 表面修飾充填剤を含有する歯科組成物 - Google Patents
表面修飾充填剤を含有する歯科組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009503002A JP2009503002A JP2008524415A JP2008524415A JP2009503002A JP 2009503002 A JP2009503002 A JP 2009503002A JP 2008524415 A JP2008524415 A JP 2008524415A JP 2008524415 A JP2008524415 A JP 2008524415A JP 2009503002 A JP2009503002 A JP 2009503002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- acid
- polyacid
- dental
- filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/80—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
- A61K6/884—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising natural or synthetic resins
- A61K6/891—Compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- A61K6/893—Polyurethanes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/20—Protective coatings for natural or artificial teeth, e.g. sealings, dye coatings or varnish
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/30—Compositions for temporarily or permanently fixing teeth or palates, e.g. primers for dental adhesives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/80—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
- A61K6/884—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising natural or synthetic resins
- A61K6/887—Compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- A61K6/889—Polycarboxylate cements; Glass ionomer cements
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Plastic & Reconstructive Surgery (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明は、ポリ酸で表面変性された充填剤を含有するアイオノマー組成物を特徴とする。組成物は、例えば、接着剤、セメント、修復材、コーティング、及びシーラントのような様々な歯科及び歯科矯正用途において使用することができる。
【選択図】 図1
Description
「硬化性」とは、加熱、化学的架橋、放射線誘発重合又は架橋等により、組成物が硬化され得る、あるいは、固化され得ることを意味する。
上記のように、本発明の硬化性歯科組成物は、典型的に重合性構成要素を包含する。重合性構成要素は、所望により、酸官能性を有する又は有さないエチレン性不飽和化合物であることができる。
存在する場合、重合性構成要素は、所望により、酸官能性を有するエチレン性不飽和化合物を含む。酸官能性は、炭素、イオウ、リン、又はホウ素の酸素酸(すなわち、酸素含有酸)を包含することが好ましい。
フリーラジカル重合(例えば、硬化)においては、反応開始系は、放射線、熱、又は酸化還元/自動硬化化学反応を介して、重合を開始する系から、選択されることができる。フリーラジカル的に活性な官能基の重合を開始することが可能な反応開始剤の部類としては、所望により光増感剤又は促進剤と組み合わせられる、フリーラジカル的に生成する光開始剤が挙げられる。こうした反応開始剤は、典型的に、波長200〜800nmの光エネルギーへの曝露に際し、付加重合するためのフリーラジカルを生成することが可能なものであり得る。
本発明の組成物は、非硬化性又は非重合性ポリ酸、あるいは硬化性又は重合性ポリ酸(例えば、樹脂変性ポリ酸)であってよい少なくとも1つのポリ酸を包含する。典型的に、ポリ酸は、複数個の酸性反復単位及び/又は複数個の重合性基を有するポリマーである。他の実施形態では、ポリ酸は、重合性基が実質的になくてよい。ポリ酸は、完全に水溶性である必要はないが、他の水性構成要素と組み合わせられるとき、実質的に沈殿しないように、典型的に少なくとも十分に水混和性である。好適なポリ酸は、米国特許第4,209,434号(ウィルソン(Wilson)ら)、2欄62行〜3欄6行に列記されている。ポリ酸は、良好な保存、取り扱い、及び混合特性を提供するのに十分な分子量を有するべきである。典型的な重量平均分子量は、5,000〜100,000であり、ゲル透過クロマトグラフィーを使用するポリスチレン標準又はポリアクリル酸ナトリウム塩標準に対して上昇している。
ポリ酸構成要素に加えて、本発明の組成物は、ポリ酸で表面変性された充填剤、すなわちポリ酸が付着した充填剤も包含する。ポリ酸の典型的な分子量は、1000〜500,000の範囲であり、5,000〜150,000が一般に好ましい。ポリ酸は、統計コポリマー又はブロックコポリマー、あるいは交互コポリマーであってよい。直鎖状ポリマー又は分枝状ポリマー、例えば、星型ポリマーでさえあってもよい。典型的に、充填剤の表面が、最初に連結基で修飾され、続いてポリ酸がこの連結基に連結する。官能化アルコキシシランは、水酸化アルミニウム、クリストバライト(cristoballit)、ガラス繊維を含有するガラス、カオリン、沈殿又は発熱性シリカ石英、石英ガラス、及び珪灰石を包含する様々な無機充填剤の表面に付着できる。雲母、ケイ酸塩(例えば、長石)、水酸化マグネシウム、タルク、酸化ニッケル、及び同種のものに加えて、他の好適な無機酸化物を使用してよい。加えて、低金属含量のFASガラス、C−OH基を含有する有機又はポリマー充填剤、表面上の基は、本発明の組成物において使用するのに好適な充填剤である。
好適な酸反応性充填剤としては、金属酸化物、ガラス、及び金属塩が挙げられる。典型的な金属酸化物としては、酸化バリウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、及び酸化亜鉛が挙げられる。典型的なガラスとしては、ホウ酸ガラス、リン酸ガラス、及びフルオロアルミノシリケート(「FAS」)ガラスが挙げられる。FASガラスが、特に好ましい。ガラスが硬化性組成物の構成要素と混合されるとき、硬化された歯科組成物が形成されるように、FASガラスは、典型的に十分な溶出性カチオンを含有する。また、ガラスは、典型的に十分な溶出性フッ化物イオンを含有するので、硬化された組成物は抗う触性を有するであろう。ガラスは、FASガラス製造技術において当業者に馴染みが深い技術を使用して、フッ化物、アルミナ、及び他のガラス形成成分を含有する溶融物から、製造することができる。FASガラスは、典型的に十分に超微粒子状の粒子の形態であるので、他のセメント構成要素と都合よく混合され得て、その結果得られる混合物が口内に使用されるとき、十分に機能するであろう。
別の実施形態では、酸反応性充填剤は、非融合オキシフッ化物材料を含む。オキシフッ化物材料は、三価金属、酸素、フッ素、及びアルカリ土類金属を包含してよい。三価金属は、アルミニウム、ランタン、イットリウム、又はこれらの組み合わせであることが好ましい。より好ましくは三価金属は、アルミニウムである。アルカリ土類金属は、ストロンチウム、カルシウム、バリウム、又はこれらの組み合わせであることが好ましい。本発明のある実施形態では、オキシフッ化物材料は、さらにケイ素及び/又は重金属(例えば、ジルコニウム、ランタン、ニオビウム、イットリウム、又はタンタル)、又はより具体的には、そのオキシド、フッ化物及び/又はオキシフッ化物を更に包含してもよい。
本発明の組成物は、酸反応性充填剤に加えて、所望により1以上の他の充填剤も包含することができる。こうした充填剤は、歯科及び/又は歯科矯正組成物において使用するのに適した多種多様な材料の1以上から選択されてよい。
本発明の組成物は、水を含有する。水は、蒸留水、脱イオン水、又は味のない(plain)水道水であることができる。典型的に、脱イオン水を使用する。
所望により、硬化性組成物は、他の溶媒、共溶媒(例えば、アルコール)又は希釈剤を含有してよい。必要であれば、本発明の硬化性組成物は、指示薬、染料、顔料、阻害物質、促進剤、粘度調整剤、湿潤剤、酒石酸、キレート化剤、界面活性剤、緩衝剤、安定剤、及び当業者に明らかであろう他の同様な成分のような添加剤を含有することができる。さらに、薬剤又は他の治療用物質を、所望により歯科組成物に添加することができる。例としては、歯科組成物に使用されることが多い種類の、フッ化物供給源、増白剤、抗カリエス剤(例えば、キシリトール)、ミネラル補給剤(例えば、リン酸カルシウム化合物)、酵素、息清涼剤、麻酔剤、凝固剤、酸中和剤、化学療法剤、免疫反応変性剤、チキソトロープ剤、ポリオール、抗炎症剤、抗菌剤、抗真菌剤、口腔乾燥症の治療剤、減感剤等が挙げられるが、これらに限定されない。また、上記の添加剤の任意の組み合わせを採用してもよい。いずれか1つのこうした添加剤の選択及び量は、任意の結果を達成するために、過度の実験をせずに、当技術者により選択され得る。
本発明の硬化性歯科組成物は、全ての様々な構成要素を、従来の混合技術を使用して組み合わせることにより、調製され得る。上記のように、組成物は、酸反応性充填剤とポリ酸の間のイオン反応により、ある程度に又は完全に硬化されてよい。所望により、組成物は、重合性構成要素及び光開始剤を含有して、光反応開始により硬化されてよく、あるいは、組成物は、例えば酸化剤及び還元剤を包含するフリーラジカル反応開始剤系を含有する酸化還元硬化系のような化学重合により、ある程度に又は完全に硬化されてよい。或いは、硬化性組成物は、組成物が、イオン硬化性組成物であることに加え、光重合性及び化学重合性の組成物であることができるように、異なる反応開始剤系を含有してよい。
SEM(走査型電子顕微鏡)試験方法
硬化組成物の断裂試験試料を調べるために、SEMを使用した。日立(Hitachi)S510走査型電子顕微鏡にて、測定を行なった。調べられた試料は、破壊した標本(長さ25mm×幅2mm×厚さ2mm)であった。走査前に、表面を金パラジウム合金にて電流50mA下で180秒間スパッタ処理した。標本を低圧(0.02Pa(2×10-4mbar))下で走査し、加速電圧25kVを使用した。
イソ(ISO)標準9917−2(1998)に従って、ズウィック万能試験機(Zwick universal tester)(ズウィック社(Zwick GmbH & Co.KG)、ドイツ、ウルム(Ulm))をクロスヘッド速度1ミリメートル/分(mm/min)にて稼動させて使用し、曲げ強度を決定した。結果を6複製の平均で報告した。試験試料ペーストをスパチュラで混合し、混合したペーストを長方形型金型(長さ25mm×幅2mm×厚さ2mm)へ移動し、エリパートリライト(ELIPAR TRILIGHT)硬化光(3M ESPE、ドイツ、シーフェルド(Seefeld))を使用して40秒間光硬化することにより、標本を調製した。
ウシ歯群を使用して、以下の試験手順に従って、接着試験を行なった。各試験において、採取後に冷凍された5つのウシ歯群を解凍し、残留する歯肉を除去するように洗浄し、ダイヤモンドソーで切ることにより根元から分離した。残留するパルプをパルプ針を使用して除去した後、歯群を水ですすいだ。水冷ダイアモンド研磨ディスク上で歯群を唇研磨(labial sanding)し、最終的に細かいシリコーンカーバイド紙やすりで処理することにより、平面象牙質を得た。その後、歯群を、湿りを維持する研磨表面が上方を向くような方法で、シリコーンに埋め込んだ。その後、直径6mm(試験領域)高さ2mmの丸い切り抜きを有する小さなワックスプレートから成る型を各歯上に置いた。この試験領域を平面様式にて試験試料で充填する。型に充填した直後、エリパートリライト硬化光(ELIPAR TRILIGHT curing light)(3M ESPE)を使用して、試料を40秒間光硬化した。硬化後、小さいワックスプレートを除去し、ネジを硬化された試料に歯の表面に直角に接着的に固着した。その後、系を試験装置のセットアップに付着するために、ネジを使用した。歯群を36℃及び相対湿度>95%で24時間保存した。ズウィック(Zwick)UPM1455試験機(ズウィック社(Zwick GmbH & Co. KG))における、除去速度1mm/分の除去試験において、接着を測定した。接着をMPa単位で計算し、5複製の平均として報告した。
ポリ(アクリル)酸
アクリル酸の水溶液(インターオルガノ社(Interorgana GmbH & Co.)KG、50668、ドイツ、ケルン(Koeln))及び過硫酸アンモニウム(ペルオキシドケミー社(Peroxid Chemie GmbH)、82049、ドイツ、プラク(Pullach)、99%)(500:1モル比)を80℃で4時間加熱した。室温に冷却後、溶液を膜濾過によって精製し、スプレー乾燥によって単離し、平均分子量(MW)50,000〜60,000g/molのポリ(アクリル)酸であることを特徴とする粉末を得た。
ポリ酸Aにより表面変性された石英充填剤
石英充填剤(200g)、APS(10g)、及びDMF(1000 g)を、丸底フラスコ内で混合し、攪拌しながら120℃まで加熱した後、DMF(400mL)を減圧下でロータリーエバポレーターで17時間除去した。得られた濃縮スラリーにポリ酸A(84g)を添加し、得られた混合物を130℃で13時間加熱した。残りのDMFを真空ロータリーエバポレーターで除去し、残留物を水で4回処理し、遠心分離した。水性抽出物を除去した後、得られた固体を90℃真空下で一晩乾燥した。固体を乳鉢にて挽き、ふるい(メッシュ42μm)、指定された充填剤Bである白色粉末を得た。収量は、190.1gであった。
HEMAなしのRMGI組成物
ペーストA1(表1に列記されたような組み合わされた成分)と、ペーストB1(表2に列記されたような組み合わされた成分)とを、ペーストA1/ペーストB1=1.0:1.0の重量比で組み合わせることにより、RMGI組成物を調製した。ペーストは、容易に混合され、得られるペースト組成物(実施例1)は良好な稠度を有した。組成物を、エリパートリライト(ELIPAR TRILIGHT)硬化光を使用して、40秒間光硬化し、本明細書に記載された試験方法に従って曲げ強度を評価した、硬化された材料を得た。結果は、以下の通りであった:
曲げ強度:63±5MPa(5複製の平均及びSD)
HEMAなしのRMGI組成物
ペーストA1(表1に列記されたような組み合わされた成分)と、ペーストB2(表2に列記されたような組み合わされた成分)とを、ペーストA1/ペーストB2=1.0:1.0の重量比で組み合わせることにより、RMGI組成物を調製した。ペーストは、容易に混合され、得られるペースト組成物(実施例2)は良好な稠度を有した。組成物を、エリパートリライト(ELIPAR TRILIGHT)硬化光を使用して、40秒間光硬化し、本明細書に記載された試験方法に従って曲げ強度を評価した、硬化された材料を得た。結果は、以下のとおりであった:
曲げ強度:62±8MPa(5複製の平均)
HEMAなしのRMGI組成物
ペーストA1(表1に列記されたような組み合わされた成分)と、ペーストB3(表2に列記されたような組み合わされた成分)とを、ペーストA1/ペーストB3=1.0:1.0の重量比で組み合わせることにより、RMGI組成物を調製した。ペーストは、容易に混合され、得られるペースト組成物(実施例3)は良好な稠度を有した。組成物を、エリパートリライト(ELIPAR TRILIGHT)硬化光を使用して、40秒間光硬化し、本明細書に記載された試験方法に従って曲げ強度及び象牙質への接着を評価した、硬化された材料を得た。結果は、以下のとおりであった:
曲げ強度:65±9MPa(5複製の平均及びSD)
象牙質への接着(化学的前処理なし):0.3±0.4MPa
象牙質への接着(プロンプト−L−ポップ(Prompt−L−Pop)(3M ESPE)にて前処理):3.7±2.0MPa
比較研究
HEMAなしのRMGI組成物(実施例3)を、以下の市販製品(全てHEMA構成要素を含有する)と比較し、製造業者の指示に従って、混合及び硬化した:フォタック−フィル・クイック・アプリキャップ光硬化ガラスアイオノマー修復材料(PHOTAC-FIL QUICK APLICAP Light-Curing Glass Ionomer Restorative Material)(3M ESPE)、ビトレマー光硬化及び自己硬化ガラスアイオノマー修復材料(VITREMER Light-Curing and Self-Curing Glass Ionomer Restorative Material)(3M ESPE)、GCフジIILC(GC FUJI II LC )(ハンド混合;GC社(GC Corp.))、及びGCフジIILC(GC FUJI II LC )(カプセル混合;GC社(GCCorp.))。本明細書にて提供された試験方法による、これらの材料の評価の結果を、表3に示す。
Claims (32)
- 以下を含む硬化性歯科組成物:
(a)重合性構成要素;及び
(b)充填剤の表面に付着する第一ポリ酸。 - 更に以下を含む請求項1に記載の硬化性歯科組成物;
(c)第二ポリ酸;
(d)酸反応性充填剤;及び
(e)水。 - 第一ポリ酸が、アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、メタクリル酸、及びこれらの組み合わせのホモポリマー及びコポリマーから成る群から選択される、請求項2に記載の組成物。
- 第二ポリ酸が、カルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸、ホスホン酸及びこれらの組み合わせから成る群から選択される複数個の酸性反復単位を有するポリマーを含む、請求項2に記載の組成物。
- 重合性構成要素が、エチレン性不飽和化合物を含む、請求項2に記載の組成物。
- 重合性構成要素が、酸官能性を有するエチレン性不飽和化合物を含む、請求項5に記載の組成物。
- 第二ポリ酸が、複数個の酸性反復基を有するが重合性基を実質的に持たないポリマーを含む、請求項2に記載の組成物。
- 第一ポリ酸及び第二ポリ酸が同一である、請求項2に記載の組成物。
- 第一ポリ酸及び/又は第二ポリ酸並びに酸官能性を有するエチレン性不飽和化合物が同一である、請求項6に記載の組成物。
- 酸反応性充填剤が、金属酸化物、ガラス、ガラスセラミックス、金属塩、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項2に記載の組成物。
- 酸反応性充填剤が、フルオロアルミノシリケート(FAS)ガラスを含む、請求項10に記載の組成物。
- 酸反応性充填剤が、オキシフッ化物材料を含む、請求項2に記載の組成物。
- 組成物が、混合後、相分離を示さず均質ペーストになる樹脂変性ガラスアイオノマーであり、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(「HEMA」)が実質的にない、請求項2に記載の組成物。
- 第一ポリ酸が、連結基を介して充填剤に付着する、請求項2に記載の組成物。
- 連結基が、アミノアルキルトリアルコキシシランから成る群から選択される、請求項14に記載の組成物。
- アミノアルキルトリアルコキシシラン連結基が、アミド部分を介してポリ酸に付着し、シラン原子を介して充填剤に付着する、請求項15に記載の組成物。
- 酸化還元硬化系を更に含む、請求項2に記載の組成物。
- 光開始剤系を更に含む、請求項2に記載の組成物。
- 他の充填剤、発熱性充填剤、フッ化物供給源、増白剤、抗カリエス剤、抗歯石剤、ミネラル補給剤、酵素、息清涼剤、麻酔剤、凝固剤、酸中和剤、化学療法剤、免疫反応変性剤、薬剤、指示薬、染料、顔料、湿潤剤、酒石酸、キレート化剤、界面活性剤、緩衝剤、粘度調整剤、揺変剤、ポリオール、抗菌剤、抗炎症剤、抗真菌剤、安定剤、口腔乾燥症の治療剤、減感剤、及びこれらの組み合わせから成る群から選択される少なくとも1つの添加剤を更に含む、請求項2に記載の組成物。
- 組成物が、歯科修復材、歯科接着剤、歯科セメント、空洞ライナー、歯科矯正接着剤、歯科シーラント、及び歯科コーティングから成る群から選択される、請求項2に記載の組成物。
- 組成物が第一部及び第二部を含む多部組成物を含み、各部が、液体、ペースト、ゲル、及び粉末から成る群から独立して選択され得る、請求項2に記載の組成物。
- 多部組成物が、複数の組み合わせを包含するペースト−ペースト組成物、ペースト−液体組成物、ペースト−粉末組成物、及び粉末−液体組成物から成る群から選択される、請求項2に記載の組成物。
- 以下を含む多部硬化性歯科組成物:
(a)第一ポリ酸を含む第一部;
(b)酸反応性充填剤を含む第二部;
(c)充填剤に付着する第二ポリ酸、該第二ポリ酸は第一部に存在する;
(d)第一部、第二部、又は両方の部に存在する重合性構成要素;及び
(e)第一部に存在する水。 - 第一部がペーストを含む、請求項23に記載の組成物。
- 第二部がペーストを含む、請求項23に記載の組成物。
- 第一部及び第二部がそれぞれペーストを含む、請求項23に記載の組成物。
- 酸性構成要素がその表面に付着した粒子を含む充填剤を含む硬化性歯科組成物であり、該粒子が、ケイ素、チタン、アルミニウム、セリウム、スズ、イットリウム、ストロンチウム、バリウム、ランタン、亜鉛、イッテルビウム、ビスマス、鉄、アンチモン、又はこれらの組み合わせの酸化物を含む、歯科組成物。
- 充填剤がシリカ粒子を含む、請求項27に記載の組成物。
- 酸性構成要素がポリ酸である、請求項27に記載の組成物。
- 組成物が樹脂変性ガラスアイオノマー組成物である、請求項27に記載の組成物。
- 請求項1〜30のいずれかに記載の組成物を含む歯科接着剤。
- 請求項1〜30のいずれかに記載の組成物を含む歯科修復材。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US70618005P | 2005-08-05 | 2005-08-05 | |
US60/706,180 | 2005-08-05 | ||
PCT/EP2006/007557 WO2007017152A2 (en) | 2005-08-05 | 2006-07-31 | Dental compositions containing a surface-modified filler |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009503002A true JP2009503002A (ja) | 2009-01-29 |
JP2009503002A5 JP2009503002A5 (ja) | 2009-08-20 |
JP5670022B2 JP5670022B2 (ja) | 2015-02-18 |
Family
ID=37649363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008524415A Expired - Fee Related JP5670022B2 (ja) | 2005-08-05 | 2006-07-31 | 表面修飾充填剤を含有する歯科組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20090012209A1 (ja) |
EP (1) | EP1909742B1 (ja) |
JP (1) | JP5670022B2 (ja) |
AT (1) | ATE473723T1 (ja) |
DE (1) | DE602006015475D1 (ja) |
WO (1) | WO2007017152A2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193962A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Tokuyama Dental Corp | 歯科用接着性組成物 |
JP2015044757A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 株式会社トクヤマデンタル | 歯科用接着性組成物 |
WO2015115597A1 (ja) | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 株式会社ジーシー | 歯科用グラスアイオノマーセメント用フィラー及びその製造方法 |
WO2015129650A1 (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 株式会社ジーシー | 歯科用グラスアイオノマーセメント組成物 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060258875A1 (en) * | 2005-05-10 | 2006-11-16 | Clementine Reyes | Methods for manufacturing supported nanocatalysts and methods for using supported nanocatalysts |
US8097229B2 (en) * | 2006-01-17 | 2012-01-17 | Headwaters Technology Innovation, Llc | Methods for manufacturing functionalized inorganic oxides and polymers incorporating same |
JP5362294B2 (ja) | 2008-08-29 | 2013-12-11 | 株式会社松風 | 接着性の改善された人工爪組成物 |
US9296846B2 (en) | 2008-12-18 | 2016-03-29 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Porous polymer coating for tooth whitening |
GB2485739B (en) * | 2009-09-04 | 2015-10-14 | Robert J Davis | Reversible oral adhesive gel |
US9399004B2 (en) | 2010-11-04 | 2016-07-26 | Kerr Corporation | Dental composition having a redox indicator and method of using same |
US9522099B2 (en) * | 2010-11-04 | 2016-12-20 | Kerr Corporation | Dental compositions having special functionality and a tri-barrel packaging and delivery system therefor |
CN103409090B (zh) * | 2013-06-05 | 2015-01-14 | 武汉市科达云石护理材料有限公司 | 在潮湿环境下使用的环氧嵌缝胶 |
EP2949311B1 (en) * | 2014-05-30 | 2019-10-16 | Shofu Inc. | Dental composition containing ion sustained-release glass |
AU2015320595B2 (en) | 2014-09-25 | 2021-01-21 | Premier Dental Products Company | Bondable microcapsules and surface functionalized fillers |
KR101647954B1 (ko) * | 2014-11-27 | 2016-08-12 | (주)스피덴트 | 치과용 글라스 아이오노머 조성물 및 이의 제조방법 |
US20230000596A1 (en) * | 2019-12-31 | 2023-01-05 | 3M Innovative Properties Company | Dental appliance with a surface having patterned glass ionomer coating |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05311126A (ja) * | 1992-03-10 | 1993-11-22 | Asahi Glass Co Ltd | 硬化性組成物 |
JP2002302411A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-18 | Shiyoufuu:Kk | フッ素徐放性審美性歯科用組成物 |
JP2005501832A (ja) * | 2001-07-27 | 2005-01-20 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | グラスアイオノマーセメント |
JP2005517719A (ja) * | 2002-02-15 | 2005-06-16 | デンツプライ インターナショナル インコーポレーテッド | 歯科用接着性組成物 |
WO2005117804A1 (en) * | 2004-05-26 | 2005-12-15 | Dentsply Detrey Gmbh | Dental cement with grafted polyacid composite particles |
Family Cites Families (71)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4209434A (en) | 1972-04-18 | 1980-06-24 | National Research Development Corporation | Dental cement containing poly(carboxylic acid), chelating agent and glass cement powder |
GB1569021A (en) * | 1976-03-17 | 1980-06-11 | Kuraray Co | Adhesive cementing agents containing partial phosphonic orphosphonic acid esters |
DE2830927A1 (de) * | 1978-07-14 | 1980-01-31 | Basf Ag | Acylphosphinoxidverbindungen und ihre verwendung |
DE2909994A1 (de) | 1979-03-14 | 1980-10-02 | Basf Ag | Acylphosphinoxidverbindungen, ihre herstellung und verwendung |
DE2909992A1 (de) | 1979-03-14 | 1980-10-02 | Basf Ag | Photopolymerisierbare aufzeichnungsmassen, insbesondere zur herstellung von druckplatten und reliefformen |
US4695251A (en) | 1980-04-07 | 1987-09-22 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Orthodontic bracket adhesive and abrasive for removal thereof |
US4356296A (en) * | 1981-02-25 | 1982-10-26 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Fluorinated diacrylic esters and polymers therefrom |
US4539382A (en) * | 1981-07-29 | 1985-09-03 | Kuraray Co., Ltd. | Adhesive composition |
JPS59135272A (ja) | 1983-01-21 | 1984-08-03 | Kuraray Co Ltd | 接着剤 |
US4503169A (en) | 1984-04-19 | 1985-03-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Radiopaque, low visual opacity dental composites containing non-vitreous microparticles |
GR852068B (ja) | 1984-08-30 | 1985-12-24 | Johnson & Johnson Dental Prod | |
DE3443221A1 (de) | 1984-11-27 | 1986-06-05 | ESPE Fabrik pharmazeutischer Präparate GmbH, 8031 Seefeld | Bisacylphosphinoxide, ihre herstellung und verwendung |
US4642126A (en) * | 1985-02-11 | 1987-02-10 | Norton Company | Coated abrasives with rapidly curable adhesives and controllable curvature |
DE3516256A1 (de) | 1985-05-07 | 1986-11-13 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | (meth)-acrylsaeureester und ihre verwendung |
DE3516257A1 (de) | 1985-05-07 | 1986-11-13 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | (meth)-acrylsaeureester und ihre verwendung |
US4652274A (en) | 1985-08-07 | 1987-03-24 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Coated abrasive product having radiation curable binder |
DE3536076A1 (de) | 1985-10-09 | 1987-04-09 | Muehlbauer Ernst Kg | Polymerisierbare zementmischungen |
US4772530A (en) | 1986-05-06 | 1988-09-20 | The Mead Corporation | Photosensitive materials containing ionic dye compounds as initiators |
US4874450A (en) | 1987-01-29 | 1989-10-17 | The Mead Corporation | Laminating transparent or translucent materials using ionic dye-counter ion complexes |
CA1323949C (en) | 1987-04-02 | 1993-11-02 | Michael C. Palazzotto | Ternary photoinitiator system for addition polymerization |
AU618772B2 (en) * | 1987-12-30 | 1992-01-09 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Photocurable ionomer cement systems |
US4954414A (en) | 1988-11-08 | 1990-09-04 | The Mead Corporation | Photosensitive composition containing a transition metal coordination complex cation and a borate anion and photosensitive materials employing the same |
US5076844A (en) | 1988-12-10 | 1991-12-31 | Goldschmidt AG & GDF Gesellschaft fur Dentale Forschung u. Innovationen GmbH | Perfluoroalkyl group-containing (meth-)acrylate esters, their synthesis and use in dental technology |
DE3844619A1 (de) | 1988-12-10 | 1990-07-12 | Goldschmidt Ag Th | Verwendung von perfluoroalkylgruppen aufweisenden (meth-)acrylsaeureestern in der dentaltechnik |
JPH0627047B2 (ja) * | 1988-12-16 | 1994-04-13 | 而至歯科工業株式会社 | 歯科用グラスアイオノマーセメント組成物 |
US5057393A (en) * | 1989-07-10 | 1991-10-15 | The Mead Corporation | Dye branched-alkyl borate photoinitiators |
US5055372A (en) * | 1990-04-23 | 1991-10-08 | The Mead Corporation | Photohardenable composition containing borate salts and ketone initiators |
US5154762A (en) | 1991-05-31 | 1992-10-13 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Universal water-based medical and dental cement |
US5554669A (en) * | 1992-05-27 | 1996-09-10 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Emulsion of polymer having (meth)acrylate unit and adhesive compositions containing the emulsion |
US5883153A (en) * | 1993-04-15 | 1999-03-16 | Shofu Inc. | Fluoride ion sustained release preformed glass ionomer filler and dental compositions containing the same |
GB9307777D0 (en) * | 1993-04-15 | 1993-06-02 | Shofu Inc | Dental cements |
US5530038A (en) * | 1993-08-02 | 1996-06-25 | Sun Medical Co., Ltd. | Primer composition and curable composition |
US5501727A (en) | 1994-02-28 | 1996-03-26 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Color stability of dental compositions containing metal complexed ascorbic acid |
DE69511822T2 (de) | 1994-11-21 | 2000-05-25 | Tokuyama Corp., Tokuya | Dentalmasse und Kit |
GB2322860A (en) * | 1997-03-03 | 1998-09-09 | British Tech Group | Particulate material |
US6599631B2 (en) * | 2001-01-26 | 2003-07-29 | Nanogram Corporation | Polymer-inorganic particle composites |
JPH11228327A (ja) * | 1998-02-18 | 1999-08-24 | Gc Corp | 歯科用ペースト系グラスアイオノマーセメント組成物 |
SE9904080D0 (sv) * | 1998-12-03 | 1999-11-11 | Ciba Sc Holding Ag | Fotoinitiatorberedning |
DE19860361A1 (de) | 1998-12-24 | 2000-06-29 | Espe Dental Ag | Vernetzbare Monomere auf Cyclosiloxanbasis, deren Herstellung und deren Verwendung in polymerisierbaren Massen |
DE19860364C2 (de) | 1998-12-24 | 2001-12-13 | 3M Espe Ag | Polymerisierbare Dentalmassen auf der Basis von zur Aushärtung befähigten Siloxanverbindungen, deren Verwendung und Herstellung |
CA2333580C (en) * | 1999-03-31 | 2009-06-02 | Kuraray Co., Ltd. | Organophosphorus compounds for dental polymerizable compositions |
TWI284540B (en) | 1999-05-13 | 2007-08-01 | Kuraray Co | Bonding composition suitable to tooth tissue |
DE19934407A1 (de) | 1999-07-22 | 2001-01-25 | Espe Dental Ag | Hydrolysierbare und polymerisierbare Silane mit geringer Viskosität und deren Verwendung |
DE60042038D1 (de) | 1999-10-28 | 2009-05-28 | 3M Innovative Properties Co | Siliziumdioxid-Nanoteilchen in Form eines trockenen Pulvers |
US6730156B1 (en) | 1999-10-28 | 2004-05-04 | 3M Innovative Properties Company | Clustered particle dental fillers |
US6572693B1 (en) * | 1999-10-28 | 2003-06-03 | 3M Innovative Properties Company | Aesthetic dental materials |
US6387981B1 (en) | 1999-10-28 | 2002-05-14 | 3M Innovative Properties Company | Radiopaque dental materials with nano-sized particles |
US20040146466A1 (en) * | 1999-11-12 | 2004-07-29 | The Procter & Gamble Company | Method of protecting teeth against erosion |
EP1101484B1 (en) * | 1999-11-17 | 2007-01-10 | Kabushiki Kaisha Shofu | Dental fillers |
DE10026432A1 (de) | 2000-05-29 | 2002-02-14 | 3M Espe Ag | Präpolymere (Meth)acrylate mit polycyclischen oder aromatischen Segmenten |
US6613812B2 (en) * | 2001-01-03 | 2003-09-02 | 3M Innovative Properties Company | Dental material including fatty acid, dimer thereof, or trimer thereof |
US6818682B2 (en) * | 2001-04-20 | 2004-11-16 | 3M Innovative Properties Co | Multi-part dental compositions and kits |
US7160941B2 (en) * | 2001-05-01 | 2007-01-09 | Pentron Clinical Technologies, Llc | Dental composite materials and method of manufacture thereof |
US6653365B2 (en) * | 2001-05-01 | 2003-11-25 | Pentron Clinical Technologies, Llc | Dental composite materials and method of manufacture thereof |
JP4759170B2 (ja) * | 2001-06-28 | 2011-08-31 | 株式会社クラレ | 歯科用組成物キット |
US6730715B2 (en) * | 2001-07-06 | 2004-05-04 | Pentron Clinical Technologies, Llc | Dental restorative composition, dental restoration, and a method of use thereof |
JP4132806B2 (ja) * | 2001-12-17 | 2008-08-13 | 株式会社ジーシー | 歯科用ペースト系グラスアイオノマーセメント組成物 |
US7173074B2 (en) * | 2001-12-29 | 2007-02-06 | 3M Innovative Properties Company | Composition containing a polymerizable reducing agent, kit, and method |
US6765036B2 (en) | 2002-01-15 | 2004-07-20 | 3M Innovative Properties Company | Ternary photoinitiator system for cationically polymerizable resins |
EP1471875A1 (en) | 2002-01-31 | 2004-11-03 | 3M Innovative Properties Company | DENTAL PASTES, DENTAL ARTICLES, AND METHODS |
US6982288B2 (en) | 2002-04-12 | 2006-01-03 | 3M Innovative Properties Company | Medical compositions containing an ionic salt, kits, and methods |
US7134875B2 (en) * | 2002-06-28 | 2006-11-14 | 3M Innovative Properties Company | Processes for forming dental materials and device |
US7091259B2 (en) * | 2002-07-03 | 2006-08-15 | 3M Innovative Properties Company | Dental fillers, pastes, and compositions prepared therefrom |
US20040122126A1 (en) * | 2002-12-20 | 2004-06-24 | Dong Wu | Free-radical initiator systems containing enzymes, compositions, and methods |
US20040120901A1 (en) * | 2002-12-20 | 2004-06-24 | Dong Wu | Dental compositions including enzymes and methods |
US6984261B2 (en) * | 2003-02-05 | 2006-01-10 | 3M Innovative Properties Company | Use of ceramics in dental and orthodontic applications |
US7262228B2 (en) | 2003-11-21 | 2007-08-28 | Curators Of The University Of Missouri | Photoinitiator systems with anthracene-based electron donors for curing cationically polymerizable resins |
US7090721B2 (en) * | 2004-05-17 | 2006-08-15 | 3M Innovative Properties Company | Use of nanoparticles to adjust refractive index of dental compositions |
US7156911B2 (en) * | 2004-05-17 | 2007-01-02 | 3M Innovative Properties Company | Dental compositions containing nanofillers and related methods |
US7090722B2 (en) * | 2004-05-17 | 2006-08-15 | 3M Innovative Properties Company | Acid-reactive dental fillers, compositions, and methods |
US7649029B2 (en) * | 2004-05-17 | 2010-01-19 | 3M Innovative Properties Company | Dental compositions containing nanozirconia fillers |
-
2006
- 2006-07-31 AT AT06776521T patent/ATE473723T1/de not_active IP Right Cessation
- 2006-07-31 US US11/997,788 patent/US20090012209A1/en not_active Abandoned
- 2006-07-31 JP JP2008524415A patent/JP5670022B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2006-07-31 DE DE602006015475T patent/DE602006015475D1/de active Active
- 2006-07-31 WO PCT/EP2006/007557 patent/WO2007017152A2/en active Application Filing
- 2006-07-31 EP EP06776521A patent/EP1909742B1/en not_active Not-in-force
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05311126A (ja) * | 1992-03-10 | 1993-11-22 | Asahi Glass Co Ltd | 硬化性組成物 |
JP2002302411A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-18 | Shiyoufuu:Kk | フッ素徐放性審美性歯科用組成物 |
JP2005501832A (ja) * | 2001-07-27 | 2005-01-20 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | グラスアイオノマーセメント |
JP2005517719A (ja) * | 2002-02-15 | 2005-06-16 | デンツプライ インターナショナル インコーポレーテッド | 歯科用接着性組成物 |
WO2005117804A1 (en) * | 2004-05-26 | 2005-12-15 | Dentsply Detrey Gmbh | Dental cement with grafted polyacid composite particles |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193962A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Tokuyama Dental Corp | 歯科用接着性組成物 |
JP2015044757A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 株式会社トクヤマデンタル | 歯科用接着性組成物 |
WO2015115597A1 (ja) | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 株式会社ジーシー | 歯科用グラスアイオノマーセメント用フィラー及びその製造方法 |
JPWO2015115597A1 (ja) * | 2014-01-31 | 2017-03-23 | 株式会社ジーシー | 歯科用グラスアイオノマーセメント用フィラー及びその製造方法 |
AU2015211768B2 (en) * | 2014-01-31 | 2017-06-08 | Gc Corporation | Filler for dental glass ionomer cement, and method for manufacturing same |
EP3100712A4 (en) * | 2014-01-31 | 2017-09-27 | GC Corporation | Filler for dental glass ionomer cement, and method for manufacturing same |
US9949896B2 (en) | 2014-01-31 | 2018-04-24 | Gc Corporation | Filler for dental glass ionomer cement and method for manufacturing the same |
WO2015129650A1 (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 株式会社ジーシー | 歯科用グラスアイオノマーセメント組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1909742A2 (en) | 2008-04-16 |
WO2007017152A2 (en) | 2007-02-15 |
EP1909742B1 (en) | 2010-07-14 |
ATE473723T1 (de) | 2010-07-15 |
JP5670022B2 (ja) | 2015-02-18 |
US20090012209A1 (en) | 2009-01-08 |
DE602006015475D1 (de) | 2010-08-26 |
WO2007017152A3 (en) | 2007-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5670022B2 (ja) | 表面修飾充填剤を含有する歯科組成物 | |
JP4851454B2 (ja) | ナノジルコニアフィラーを含有する歯科用組成物 | |
JP4851452B2 (ja) | ナノフィラーを含む歯科用組成物、および関連方法 | |
JP4851453B2 (ja) | 歯科用組成物の屈折率を調整するためのナノ粒子の使用 | |
JP5271089B2 (ja) | 歯科用組成物及び多環式芳香族構成要素を有する開始剤系 | |
US7488762B2 (en) | Two paste-type glass ionomer cement | |
JP5683471B2 (ja) | 蛍光色素を含む歯科用組成物 | |
JP5074402B2 (ja) | ジチアンモノマーを含有する硬化性組成物 | |
EP2859876B1 (en) | Dental compositions and initiator systems with color-stable amine electron donors | |
CA2432901A1 (en) | Dental materials | |
WO2007079166A1 (en) | Dental compositions with surface-treated filler for shelf stability | |
JP2009522279A (ja) | 水スカベンジャーを有する歯科用組成物 | |
KR101166942B1 (ko) | 나노지르코니아 충전재를 함유하는 치과용 조성물 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090702 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090702 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120605 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120824 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121211 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130411 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130425 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5670022 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |