JP2009502267A - Mriでガイドされる強力集束超音波治療システム - Google Patents

Mriでガイドされる強力集束超音波治療システム Download PDF

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Abstract

MRIでガイドされる強力集束超音波治療システムであって、MRI装置及び強力集束超音波治療装置を有している。前記MRI装置は、第一の処置ベッドを含み、前記強力集束超音波治療装置は、超音波変換器、及びこの超音波変換器を駆動してそれぞれの方向へ移動させる移動及び位置決め手段を含んでいる。ここで、前記移動及び位置決め手段は、処置の間、MRI装置のボアの外側に配置され、MRI装置のボアの中に伸びることが可能な支持ロッドが、一方の端で前記移動及び位置決め手段に接続され、もう一方の端で前記超音波変換器に接続されている。本発明により提供されるシステムにおいて、前記超音波変換器は、複数の方向に移動し、スペースの制約を受けることなく処置ベッドの下で自由に移動することが可能であり、MRI装置に対する干渉を少なくし、MRI装置の機能及び効率を十分に発揮させて、最良の治療効果を実現する(図1)。

Description

本発明は、医療機器の分野に関係しており、超音波治療システムに係り、特にMRIでガイドされる強力集束超音波治療システム(MRI guided high-intensity focused ultrasonic therapeutic system)に係る。
既存の集束超音波(focused ultrasound)治療は、主としてB−モードの超音波診断装置を使用して、位置決めを行い、且つ治療をモニターする。モニタリング及び処置において採用されているそのようなB−モードの超音波診断装置は、以下のような短所を有している:
1) B−モードの超音波イメージが、或る角度を備えた平面イメージのみなので、3−D超音波システムが使用される場合であっても、依然、可視領域が制限される;
2) 超音波イメージは、観察深さについて制約がある。骨の物質が、イメージに大きな影響を及ぼし、骨の背後の組織は、ほとんど表示することができず、そして、人工物が存在する;
3) 超音波イメージは、組織の境界を特定する能力に乏しく、特に、小さな腫瘍及び深く埋め込まれた腫瘍を特定することが、一層困難である。
他の点では、MRI(Magnetic Resonance Imaging)デバイスは、生物学の及び医療の分野における重要なアプリケーションである。MRIデバイスは、磁場に適切な勾配を与えることも可能であり、それによって、磁気共鳴信号が、選択的に得られることが可能である。その情報は、処理され、各ポイントの組織の特徴が得られ、更に、その組織が画像化されることが可能である。得られた磁気共鳴イメージは、異なる組織を特定するために大きな能力を発揮し、正常な組織と腫瘍組織を容易に識別することを可能にする。得られるものは、或るボリューム及び人体の一部または全身の中の立体的なデータであり、画像化されることが可能であり、それ故に、MRIは、強力集束超音波(high-intensity focused ultrasound:HIFU)治療プロシジャーをモニターするために非常に適切である。
日本特許JP3322649は、MRIデバイスを超音波治療装置に結合した治療システムを開示している。通常、MRIデバイスのボアの中で、処置ベッドの下での縦方向の移動距離は、約140mmであり、それ故に、超音波治療装置は、処置のために、極めて制限されたスペースの中で上方向及び下方向に移動する。それ故に、この治療システムは、先ず最初に、腫瘍の位置を決定するためにMRIデバイスを使用し、その後に、患者は、MRIデバイスの磁場の外に運び出され、それから、超音波により処置が行われる。この種の治療システムは、患者を繰り返し移動することを必要とし、位置合わせを多くの回数行うことを必要とする。位置合わせのシステムは、複雑であって、位置合わせを行うために長い時間が必要になる。
米国特許US5275165は、MRI手術システムを提供している。このシステムは、集束超音波変換器を用いた手術を容易にする。この集束超音波変換器は、患者の中の領域内の組織を選択的に破壊する。集束超音波変換器は、破壊対象の組織の領域内にある焦点に、エネルギーを集束させる。非磁性の移動及び位置決めデバイスは、その移動メカニズムが十分に小さく、MRIデバイスの磁場のボアの中に容易に挿入されることが可能であり、縦方向に移動する。この移動及び位置決めデバイスは、複数の油圧式の移動ポジショナーと傾斜面を使用して、制限された縦方向のスペースの中で、超音波変換器を駆動し、オペレータのコントロールの下で、超音波の焦点の位置合わせを行う。
温度感受性パルス・シーケンス(temperature sensitive pulse sequence)を使用するMRIシステムは、組織及び加熱された領域のイメージを作り出し、オペレータが、超音波エネルギーを適切な位置に向けるように、超音波変換器の位置を調整することを可能にする。しかし、この移動及び位置決めデバイスに設けられた超音波変換器は、超音波処置のために、回転することができず、下側から上に向けて移動することのみが可能である。それ故に、この超音波変換器は、腫瘍を複数の方位で処置すると言う要求に、適合することができない。
もう一つの米国特許US5443068も、同様に、超音波エネルギー・アプリケータの非磁性の位置合わせデバイスを開示していて、このアプリケータは、MRIの磁場のボアの中で操作される。この発明の目的は、磁場の中で操作されるシンプルなポジショナーを提供することにある。また、移動手段に起因するMRIシステムの磁場に対する干渉が避けられる。
米国特許US6148225は、シーメンスAG(Siemens AG)にアサインされているが、この特許は、超音波治療装置を開示している。この超音波治療装置は、高周波数発生器を採用して、異なる周波数を備えた離散的な電気的信号を発生させる。それらの信号は、時間の順に、周波数バンドの中に展開される。統合された複数の離散的な周波数の値は、同時に運転される診断用のMRI装置の受信バンドに対応する第二の周波数バンドの中に入っていない。このようにして、MRIモニタリングの間に超音波処置が実施されるとき、超音波治療装置はMRI装置の磁場と干渉しない。
上述した特許の全ては、MRIデバイスを超音波治療装置に結合した治療システムを、指向している。これらの治療システムは、主として、以下の短所を有している。
1) MRIのボアの中で、処置ベッドの下での縦方向の移動距離が厳しく制約されているために、処置ベッドの下での複数方向の移動を要求する超音波変換器を配置することが非常に困難であり、そして、複雑な移動及び位置決めメカニズムを配置することは、更に困難である。そして、MRIのボアの中で、処置ベッドの下に配置された移動及び位置決めメカニズムは、超音波変換器を移動させるための制約されたスペースを占有し、それによって、処置のプロシジャーが影響を受ける。
2) 非磁性のデザイン、及び超音波変換器上での処置、及びこれらのシステムのためのその移動及び位置決め手段の要求が高くなり、そのために、技術的な複雑さ及びこれらのシステムのコストが増大する。
3) 移動及び位置決めメカニズムにより駆動される超音波変換器は、制約されたスペース内でのみ移動することが可能であり、腫瘍のような病気の処置における、複数の方位の要求に適合することができない。超音波変換器が回転することができないので、処置ベッドの下での超音波処置のために、下方から上向きに移動することのみが可能である。側面から及び上方から下に向けての両方から、超音波処置が行われることが要求されるときに、超音波変換器は、動作することができない。
4) オペレータによる補助的な手動の操作を実施することが困難であり、また、オペレータが臨床的観察を行うにも不便である。
特許第3322649号公報 米国特許US5275165号明細書 米国特許US5443068号明細書 米国特許US6148225号明細書
上述の、関係技術短所に鑑み、本発明により解決されるべき技術的な問題は、MRIでガイドされる強力集束超音波治療システムを提供することである。このシステムにおいて、超音波変換器は、複数の方向に移動し、処置ベッドの下で自由に移動し、MRI装置に対してもたらす干渉が減少する。
本発明により提案される技術的なソリューションは、以下の通りである:即ち、MRIでガイドされる強力集束超音波治療システムは、MRI装置及び強力集束超音波治療装置を含んでいる。前記MRI装置は、第一の処置ベッドを含み、前記強力集束超音波治療装置は、超音波変換器、及びこの超音波変換器を駆動して全ての方向へ移動する移動及び位置決め手段を含んでいる。ここで、前記移動及び位置決め手段は、処置の間、MRI装置のボアの外側に配置され、MRI装置のボアの中に伸びることが可能な支持ロッドが、一方の端で前記移動及び位置決め手段に接続され、もう一方の端で前記超音波変換器に接続されている。前記移動及び位置決め手段は、コントロール手段を含み、このコントロール手段は、前記支持ロッドを駆動して、X,Y及びZ方向に移動させ、且つ、X方向の周りで回転させる。前記コントロール手段により駆動されて、前記支持ロッドは、X,Y及びZ方向に沿って移動し、且つ、X方向の周りで回転する。前記超音波変換器が前記支持ロッドに接続されているので、前記超音波変換器が正確に位置決めされることが可能である。
全体の処置プロシジャーの間、前記移動及び位置決め手段は、MRI装置のボアの中には位置せず、ボアの外側に置かれる。前記支持ロッドを介してのみ、前記移動及び位置決め手段が前記超音波変換器に接続される。このようにして、MRI装置のボアの中での処置ベッドの下のスペースが拡張され、超音波治療装置からのMRI装置の磁場に対する干渉が、大幅に減少される。MRI装置の構造及び機能の全ての長所を組み込んで、本発明は、超音波変換器によるエネルギーの作用を受ける領域を、MRI装置のイメージング及びモニタリング領域と、処置の対象のターゲット領域で交差させて、優れた治療効果を実現する。
この発明において、前記移動及び位置決め手段は、前記移動及び位置決め手段を上方向及び下方向に移動させるための、調整デバイスを有していても良い。この調整デバイスを調整することにより、前記支持ロッドは、前記超音波変換器を駆動して、MRI装置のボアの中でZ方向に移動する。
前記移動及び位置決め手段は、前記移動及び位置決め手段を水平方向に移動させるためのスライディング・デバイスを、その底部に有していても良い。このスライディング・デバイスは、プーリ及びスライド・レールを含んでいる。プーリは、前記移動及び位置決め手段の底部に組み込まれ、スライド・レールの中に配置される。オペレータが、前記移動及び位置決め手段に対してX方向に力を加えたとき、プーリにより駆動される当該移動及び位置決め手段の全体が、スライド・レール上で前方及び後方に移動することが可能であり、従って、支持ロッドにより駆動される超音波変換器は、MRI装置のボアの中で、X方向に移動することが可能である。
前記移動及び位置決め手段は、支持ロッドを駆動して、MRIの軸または軸の平行線の周りで回転させるための回転デバイスを更に有していても良い。かくして、超音波変換器は、MRI装置のボアの中で、MRIの軸または軸の平行線の周りで回転することが可能であり、そして、超音波変換器の可変且つ俊敏な移動動作が、実現されることが可能であり、処置のニーズにより適切に適合することができる。
一つの好ましい実施形態において、第一の処置ベッドが、第二の処置ベッドに接続されても良い。第一の処置ベッドは、調整可能な締結デバイスにより、第二の処置ベッドに接続される。この調整可能な締結デバイスは、二つの処置ベッドの間の距離及び角度を自由に調整することが可能であり、処置ベッドを駆動して、X方向に移動させることが可能である。
他の好ましい実施形態において、MRI装置は、第二の処置ベッドを更に有し、そして移動及び位置決め手段は、前記第二の処置ベッドを駆動して、右方向及び左方向及び前方及び後方に移動するためのベッド移動手段を有している。第二の処置ベッドは、ベッド移動手段に接続される。このベッド移動手段により駆動されて、第二の処置ベッドは、右方向及び左方向及び前方及び後方に移動することが可能である。
以上で挙げたこれらの付加的なデバイスは、処置の間に、オペレータが超音波変換器を補助的に手動で操作することを容易にして、処置の間に、オペレータが臨床的観察を行うためにより役立つ。
好ましくは、支持ロッドは、非磁性材料または非金属材料で作られ、従って、超音波治療装置からMRI装置の磁場に対する干渉が、更に減少する。
超音波変換器は、流体を収容するコンテナの中に配置されることが可能である。支持ロッドに接続されたコンテナが、第一の処置ベッドまたは第二の処置ベッドの下に配置されるとき、第一の処置ベッドまたは第二の処置ベッドは、その上に開口を有し、超音波変換器は、第一の処置ベッドまたは第二の処置ベッドの開口に対応する適切な位置に配置されることが可能である。前記コンテナは、開放型のコンテナであって、処置ベッド側の開口に面する端部で開放され、患者がコンテナの中の流体に直接接触することを可能にする。
前記コンテナが、第一の処置ベッドの上方に配置される時、コンテナは閉鎖型のコンテナである。コンテナの開放端は、患者と直接接触するように構成された音響学的に透明なメンブレンにより閉じられる。
ここで、前記流体は、脱ガス水であっても良い。
前記移動及び位置決め手段がMRI装置のボアの外側に配置されているので、本発明のMRIでガイドされる強力集束超音波治療システムは、超音波変換器の移動スペースについての制限を最小にし、超音波変換器の移動及び位置決め手段に対する非磁性の要求を大幅に減少させ、従って、患者の病巣に対する極めて正確な処置が、確保されることになる。一方において、本発明は、MRI装置を超音波治療装置により良く統合して、装置の使用率を増加させる。本発明は、処置のための複数の移動の動作を提供し、医療の従事者が様々な姿勢で患者を処置することを可能にする。
図1〜5の中に示されているように、本発明のMRIでガイドされる強力集束超音波治療システムは、MRI装置1及び強力集束超音波治療装置を有している。MRI装置1のボアの中で、第一の処置ベッド2は、支持手段3により支持され、この支持手段は、MRI装置1の上に固定されている。この強力集束超音波治療装置は、超音波変換器6、及び超音波変換器6を駆動して複数の方位移動させるための移動及び位置決め手段を有している。この移動及び位置決め手段は、MRI装置1のボアの外側に配置され、支持ロッド4に接続されている。この支持ロッド4は、MRI装置のボアの中に伸びることが可能であり、もう一方の端で超音波変換器6に接続されている。
前記移動及び位置決め手段は、支持ロッド4を駆動して、X,Y及びZ方向に移動させ且つX方向の周りで回転させるためのコントロール手段9を有している。前記移動及び位置決め手段は、当該移動及び位置決め手段を上方向及び下方向に移動させるための調整デバイス10を有していても良い。前記移動及び位置決め手段は、当該移動及び位置決め手段を水平方向に移動させるためのスライディング・デバイスを、底部に有していても良い。このスライディング・デバイスは、プーリ11及びスライド・レール12を含んでいる。プーリ11は、移動及び位置決め手段の底部に組み込まれ、プーリ11は、スライド・レール12の上に配置される。前記移動及び位置決め手段は、支持ロッドを駆動して、MRIの軸または軸の平行線の周りで回転させるための回転デバイス8を更に有していても良い。
好ましくは、支持ロッド4は、非磁性材料または非金属材料で作られる。
本発明のMRIでガイドされる強力集束超音波治療システムは、第二の処置ベッド13を更に有している。超音波変換器6は、コンテナ5の中に配置され、このコンテナは、流体で満たされ且つ支持ロッド4に接続されている。コンテナ5が、患者により使用される処置ベッド(第一の処置ベッドまたは第二の処置ベッド)の下にあるとき、この処置ベッドは、開口16を有している。超音波変換器6の位置は、その処置ベッドの開口16の位置に対応している。コンテナ5は、開放型のコンテナであって、開口16に面する側の端部で開放され、患者がコンテナ5の中の流体に直接接触することを可能にする。
コンテナ5が、患者により使用される処置ベッド(第一の処置ベッドまたは第二の処置ベッド)の上方に配置されるとき、コンテナは閉鎖型のコンテナである。コンテナ5の開放端は、患者と直接接触するように構成されたフレキシブルな音響学的に透明なメンブレン15により閉じられる。ここで、前記流体は、脱ガス水であっても良い。
本発明が、以下の実施形態及び添付図面を用いて詳細に更に説明される。
実施形態1:
図1の中に示されているように、この実施形態において、システムは、MRI装置1及び強力集束超音波治療装置を有している。ここで、この強力集束超音波治療装置は、超音波変換器6と移動及び位置決め手段を有している。この移動及び位置決め手段は、MRI装置の背後に配置され、支持ロッド4に接続されている。支持ロッド4は、その一方の端部で、移動及び位置決め手段のコントロール手段9に接続され、もう一方の端で、超音波変換器6に接続されている。移動及び位置決め手段は、コントロール手段9を有していて、このコントロール手段は、支持ロッド4を駆動して、X,Y及びZ方向に移動され且つX方向の周りで回転させる。
図1及び図2の中に示されているように、コントロール手段9のX,Y及びZ方向への移動のための各運動機構の構造は、モータ、スクリュ・ロッド、スライディング・ブロック、及びスライド・レールを有していて、それらは、支持ロッドに組み込まれている。スクリュ・ロッドは、モータに接続され、スライド・レール上のスライディング・ブロックは、スクリュ・ロッドに係合している。モータ18により駆動されて、スクリュ・ロッド19は、支持ロッド4を駆動して、スライド・レール20に沿ってX方向に移動させる。モータ21により駆動されて、スクリュ・ロッド22は、支持ロッド4を駆動して、スライド・レール23に沿ってY方向に移動させる。図1の中に示されているように、モータ24により駆動されて、スクリュ・ロッド25は、支持ロッド4を駆動して、スライド・レール26に沿ってZ方向に移動させる。
コントロール手段9のX方向の周りで回転させるための構造は、モータ27、同期ベルト28、及び同期ベルト・ホイール29を有している。同期ベルト・ホイール29は、支持ロッド4に組み込まれている。同期ベルト28により、モータ27の出力シャフトが、同期ベルト・ホイール29に接続される。モータ27の駆動、及び同期ベルト28及び同期ベルト・ホイール29の力の下で、支持ロッド4は、X軸の周りで0〜360度回転することが可能である。
この実施形態において、支持ロッド4は、MRI装置の磁場1に対する干渉を最小にするため、ニッケル−亜鉛−銅の合金を採用している。
図1の中に示されているように、MRI装置1のボアの中に、第一の処置ベッド2及び第二の処置ベッド13があり、第二の処置ベッド13は、第一の処置ベッド2の上方に配置されている。第一の処置ベッド2は、調整可能な締結デバイス14により第二の処置ベッド13に接続され、この締結デバイスは、第一の処置ベッド2と第二の処置ベッド13の間での位置を調整するために使用されることが可能である。第一の処置ベッド2は、支持手段3の上に固定され、この支持手段は、MRI装置1の上に固定されている。ここで、第二の処置ベッド13の部分であって、第一の処置ベッド2と重なり合わない部分に開口がある。
図6は、調整可能な締結デバイス14の概略的な構造図である。調整可能な締結デバイス14は、遷移ピース30、プーリ31、プーリ・サポート32、ボルト33、ナット34、及び圧縮スプリング35を有している。遷移ピース30は、第一の処置ベッド2の中に埋め込まれ、プーリ31は、遷移ピース30の上に組み込まれている。プーリ・サポート32は、プーリ・シャフトに接続されている。ボルト33は、第二の処置ベッド13及びプーリ・サポート32の中を貫通し、ナット34に接続されている。圧縮スプリング35は、ボルト33を包み込み、第二の処置ベッド13とプーリ・サポート32の間に挟まれている。遷移ピース30は、その上でプーリ31移動することが可能であるように、第一の処置ベッド2の中に埋め込まれている。
ボルト33、ナット34、及び圧縮スプリング35が、プーリ・サポート32と第二の処置ベッド13の間に組み込まれている。第二の処置ベッド13が、押す力を受けて押されたとき、第二の処置ベッド13は、プーリ31により駆動されてX方向に移動する。ボルト33及びナット34を調整することにより、圧縮スプリング35が変形し、従って、二つのベッドの間の距離が変化する。ボルト33、ナット34、及び圧縮スプリング35を含むデバイスの複数のセットが、二つのベッドの間に組み込まれることが可能であり、異なるボルト33及びナット34を調整することにより、圧縮スプリングが異なる量に変形し、従って、二つのベッドの間で異なる角度が形成されることが可能である。
図1及び図2の中に示されているように、移動及び位置決め手段は、スライディング・デバイスを更に有していて、このスライディング・デバイスは、処置の間に、オペレータが超音波変換器を手動で操作することを容易にする。前記スライディング・デバイスは、プーリ11、及びこのプーリ11がその上で滑るためのスライド・レール12を有している。
図1の中に示されているように、回転デバイス8は、ネジなどにより、コントロール手段9に接続される。モータ36の駆動、及び同期ベルト37と同期ベルト・ホイール38の力の下で、回転デバイス8は、全体のコントロール手段9を駆動して、MRI装置1の軸または軸の平行線の周りで、0〜360度、回転可能にする。支持ロッド4がコントロール手段9に接続されているので、コントロール手段9の駆動の下で、支持ロッド4もまた、MRI装置1の軸または軸の平行線の周りで、0〜360度、回転することが可能である。
図2の中に示されているように、調整デバイス10は、モータ39、スクリュ・ロッド40、及びスライド・レール41を有している。モータ39の駆動の下で、スクリュ・ロッド40は、回転デバイス8を駆動して、Z方向のスライド・レール41に沿って、上方向及び下方向に移動させる。コントロール手段9が回転デバイス8に接続され、且つ支持ロッド4がコントロール手段9に接続されているので、運動の伝達によって、支持ロッド4は、Z方向、上方向及び下方向に移動することが可能である。
スライディング・デバイスは、移動及び位置決め手段の下に配置され、、移動及び位置決め手段の下に組み込まれたプーリ11、及びこのプーリ11がその上で滑るためのスライド・レール12を有している。力が移動及び位置決め手段に対してX方向に加えられたとき、移動及び位置決め手段の全体は、X方向に移動することになる。
超音波変換器6が第二の処置ベッド13の下で位置決めされた後に、超音波治療が、患者の病巣に対して、下側から上向きに施されることが可能である。
この実施形態において、超音波変換器6は、コンテナ5の中に配置され、このコンテナは、流体を収容している。このコンテナ5は、水のバッグであって、処置ベッド13の開口16に面する側の端部で開放されている。このコンテナは、脱ガス水で満たされている。この脱ガス水は、約25℃のコントロールされた温度で超音波の伝播媒体として使用される。超音波変換器6が水のバッグの中に配置されているので、この水のバッグは、フレキシブルな部材7により支持ロッド4に接続される。
ここで、超音波変換器6は、圧電性の変換器を集束させる球状のシェルを採用していて、その焦点距離は、80mmから200mmまでの範囲にあり、その直径は、80mmから300mmまでの範囲にあり、その動作周波数は、0.5MHzから2MHzまでの範囲にある。
この実施形態において、治療システムの作業プロセスは、下記の通りである:
先ず第一に、患者をMRI装置1の第二の処置ベッド13の上に置き、支持手段3および/または調整可能な締結デバイス14を調整して、磁気共鳴ボリュームの中で、患者の病巣に対して位置合わせを行い、そして、MRI装置1を使用して、患者の病巣の画像を作成する。次に、移動及び位置決め手段により、支持ロッド4を駆動して、第二の処置ベッド13の下のスペースの中で、超音波変換器6を移動し、超音波変換器6を、それが第二の処置ベッド13の開口16に狙いを定めるまで、移動させ、磁気共鳴ボリュームの中で、超音波変換器6の焦点を処置の対象のターゲット領域の病巣に重ね合わせる。最後に、治療用の超音波を伝達して、患者を治療する。
実施形態2:
図3の中に示されているように、この実施形態において、移動及び位置決め手段は、MRI装置1の背後に配置されている。この実施形態は、以下の点で実施形態1とは異なっている。即ち、MRI装置1のボアの中に、第一の処置ベッド2のみがあり、超音波変換器6が第一の処置ベッド2の上方に配置され、上方から下向きに患者の病巣に超音波を照射する。超音波変換器6が第一の処置ベッド2の上方に配置されていて、上方から下向きに、患者の病巣に超音波を照射するので、MRI装置1の中の第一の処置ベッド2は、開口を有していなくても良く、また、この第一の処置ベッドは、通常の処置を実施するために使用されても良い。
コンテナ5は、水のバッグを採用し、この水のバッグは、脱ガス水で満たされている。そのバッグの中の脱ガス水のオーバーフローを避けるために、フレキシブルな音響学的に透明なメンブレン15が、水のバッグの開放端をシールするために使用され、そのメンブレンが患者と直接接触することが可能である。この実施形態における他のコンポーネントは、実施形態1におけるコンポーネントと同一である。
実施形態3:
図4及び図5の中に示されているように、この実施形態において、移動及び位置決め手段は、処置の間、MRI装置1の前面側にある。MRI装置は、第一の処置ベッド2及び第二の処置ベッド13を有している。移動及び位置決め手段は、第二の処置ベッド13を移動させるためのベッド移動手段、及び、超音波変換器を駆動して、X,Y及びZ方向に移動させ、且つX方向の周りで回転するためのコントロール手段9を有している。第二の処置ベッド13は、ベッド移動手段により移動及び位置決め手段に接続されている。
ここで、コントロール手段9の構造は、実施形態1における構造と同一である。
ベッド移動手段は、第二の処置ベッド13を右方向及び左方向に移動させるための、プーリ及びスライド・レールの構造を有し、且つ第二の処置ベッド13を前方及び後方を移動させるため、プーリ及びスライド・レールの構造を有している。
図4の中に示されているように、スライド・レール17が、コントロール手段9の上に固定され、流体のコンテナ5が、第二の処置ベッド13の開口の中に配置されている。プーリ43の駆動の下で強力集束超音波治療装置の全体が手で押されたとき、装置の全体が、スライド・レール12に沿って水平方向に、右方向及び左方向に移動して、MRI装置1の前面に配置される。
図5の中に示されているように、第二の処置ベッド13が手で押されたとき、プーリ42は、スライド・レール17に沿って前方及び後方に移動する。第二の処置ベッド13が移動及び位置決め手段に接続されているので、この力により、移動及び位置決め手段の全体もまた、スライド・レール12に沿って、前方及び後方に移動する。そして最後に、第二の処置ベッド13が、MRI装置1のボアの中に入り、患者に対する処置のために最良の位置に位置決めされる。
超音波変換器6が、第二の処置ベッド13の下で位置決めされた後に、超音波治療が、患者の病巣に対して下側から上向きに施されることが可能である。
この実施形態における他のコンポーネント及び機能は、実施形態1におけるそれらと同一である。
図1は、本発明に基づく実施形態1の概略的な構造図である。 図2は、本発明に基づく実施形態1における強力集束超音波治療装置の概略的な構造図である。 図3は、本発明に基づく実施形態2の概略的な構造図である。 図4は、本発明に基づく実施形態3における第二の処置ベッドの概略的な構造図であって、この第二の処置ベッドは、MRI装置の外側に配置されている。 図5は、本発明に基づく実施形態3における第二の処置ベッドの概略的な構造図であって、この第二の処置ベッドは、MRI装置の中に配置されている。 図6は、本発明に基づく実施形態1における調整可能な締結デバイスの概略的な構造図である。
符号の説明
1…MRI装置、2…第一の処置ベッド、3…支持手段、4…支持ロッド、5…コンテナ、6…超音波変換器、7…フレキシブル部材、8…回転デバイス、2…コントロール手段、10…調整デバイス、11,31,42,43…プーリ、12、20…スライド・レール、13…第二の処置ベッド、14…調整可能な締結デバイス、15…音響学的に透明なメンブレン、16…開口、17,23,26,41…スライド・レール、18,21,24,27,36,39…モータ、19…スクリュ・ロッド、22,25,40…スクリュ・ロッド、28,37…同期ベルト、29,38…同期ベルト・ホイール、30…遷移ピース、32…プーリ・サポート、33…ボルト、34…ナット、35…圧縮スプリング。

Claims (15)

  1. MRIでガイドされる強力集束超音波治療システムであって:
    第一の処置ベッドを含むMRI装置と;
    超音波変換器及びこの超音波変換器を駆動してそれぞれの方向へ移動させる移動及び位置決め手段を含む強力集束超音波治療装置と;
    を有する超音波治療システムにおいて:
    前記移動及び位置決め手段は、処置の間、MRI装置のボアの外側に配置され、MRI装置のボアの中に伸びることが可能な支持ロッドが、一方の端で前記移動及び位置決め手段に接続され、もう一方の端で前記超音波変換器に接続されていること、
    を特徴とする超音波治療システム。
  2. 下記特徴を有する請求項1に記載の超音波治療システム:
    前記移動及び位置決め手段は、コントロール手段を含み、このコントロール手段は、前記支持ロッドを駆動して、X,Y及びZ方向に移動させ、且つX方向の周りで回転させる。
  3. 下記特徴を有する請求項2に記載の超音波治療システム:
    前記コントロール手段の、X,Y及びZ方向に移動させるための各運動機構は、モータ、スクリュ・ロッド、スライディング・ブロック、及びスライド・レールを有していて、それらは前記支持ロッドに組み込まれ、スクリュ・ロッドはモータに接続され、且つスライド・レール上のスライディング・ブロックに係合している。
  4. 下記特徴を有する請求項2に記載の超音波治療システム:
    前記コントロール手段の、X方向の周りに回転させるため構造は、モータ、同期ベルト、及び同期ベルト・ホイールを有していて、同期ベルト・ホイールは、前記支持ロッドに組み込まれ、モータの出力シャフトは、同期ベルトにより同期ベルト・ホイールに接続されている。
  5. 下記特徴を有する請求項2に記載の超音波治療システム:
    前記移動及び位置決め手段は、当該移動及び位置決め手段を上方向及び下方向に移動させるための調整デバイスを、更に有している。
  6. 下記特徴を有する請求項2に記載の超音波治療システム:
    前記移動及び位置決め手段は、その底部に、当該移動及び位置決め手段を水平方向に移動させるためのスライディング・デバイスを有している。
  7. 下記特徴を有する請求項6に記載の超音波治療システム:
    前記スライディング・デバイスは、プーリ及びスライド・レールを含み、プーリは、前記移動及び位置決め手段の底部に組み込まれ、且つ、スライド・レールの上に配置されている。
  8. 下記特徴を有する請求項2に記載の超音波治療システム:
    前記移動及び位置決め手段は、前記支持ロッドを駆動して、MRIの軸または軸の平行線の周りで回転させるための回転デバイスを更に有している。
  9. 下記特徴を有する請求項2に記載の超音波治療システム:
    前記第一の処置ベッドは、第二の処置ベッドに接続され、、前記第一の処置ベッドは、調整可能な締結デバイスにより前記第二の処置ベッドに接続されている。
  10. 下記特徴を有する請求項9に記載の超音波治療システム:
    前記調整可能な締結デバイスは、遷移ピース、プーリ、プーリ・サポート、ボルト、ナット、及び圧縮スプリングを有し;
    遷移ピースは、前記第一の処置ベッドの中に埋め込まれ、プーリは、遷移ピースの上に組み込まれ;
    プーリ・サポートは、プーリ・シャフトに接続され;
    ボルトは、前記第二の処置ベッド及びプーリ・サポートの中を貫通し、且つナットに接続され;
    圧縮スプリングは、ボルトを包み込み、且つ前記第二の処置ベッドとプーリ・サポートの間に挟まれている。
  11. 下記特徴を有する請求項2に記載の超音波治療システム:
    前記MRI装置は、第二の処置ベッドを更に有し;
    前記移動及び位置決め手段は、前記第二の処置ベッドを右方向及び左方向、及び前方及び後方に移動させるためのベッド移動手段を有し、
    前記第二の処置ベッドは、ベッド移動手段に接続されている。
  12. 下記特徴を有する請求項1から11のいずれか1項に記載の超音波治療システム:
    前記支持ロッドは、非磁性材料または非金属材料で作られている。
  13. 下記特徴を有する請求項12に記載の超音波治療システム:
    前記超音波変換器は、流体で満たされ且つ支持ロッドに接続されたコンテナの中に配置され;
    このコンテナは、前記第一の処置ベッドまたは前記第二の処置ベッドの下に配置され;
    前記第一の処置ベッドまたは前記第二の処置ベッドは、開口を有し;
    前記コンテナは、開放型のコンテナであって、処置ベッドの前記開口に面する端部で開放され;
    または、前記コンテナが前記第一の処置ベッドの上方に配置されるときには、前記コンテナは、閉鎖型のコンテナであって、即ち、前記コンテナの開放端が音響学的に透明なメンブレンにより閉じられる。
  14. 下記特徴を有する請求項13に記載の超音波治療システム:
    前記流体は、脱ガス水である。
  15. 下記特徴を有する請求項12に記載の超音波治療システム:
    前記超音波変換器は、圧電性の変換器を採用し、その焦点距離は80mmから200mmまでの範囲にあり、その直径は80mmから300mmまでの範囲にあり、その動作周波数は0.5MHzから2MHzまでの範囲にある。
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