JP2009501308A - 一体式回転ダイアフラムを有する等速ジョイントブーツ - Google Patents

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Abstract

連接ジョイントのブールカバー組立体。連接ジョイントは、第1の回転部と第2の回転部材とを含む。ブーツは、第1の材料から構成された第1の部分と、第2の材料から構成された第2の部分とを含む。第1の部分はブーツカバー組立体の第2の部分に結合される。

Description

本発明は、ブーツカバー組立体に関し、より詳細には、少なくとも2つの異なる材料から構成された等速ジョイント(CVJ)ブーツカバー組立体に関する。
ユニバーサルジョイント、特に等速ジョイントは、2つの回転部材間でトルクを伝達するように動作する。回転部材は通常、相対角度にあるそれぞれの軸で回転部材が動作できるように、ケージ又はヨークによって相互接続される。等速ジョイント及び同様の回転カップリングは通常、動作中にカップリングを囲んで保護するためのブーツカバー組立体を含む。ブーツカバー組立体は、部分的に可撓性であるので、ジョイントの連接性と相対軸移動を可能にすると同時にジョイントの周囲をシールすることができる。ブーツカバー組立体は、ジョイント内の潤滑油をシールし、摩擦を低減させてジョイント寿命を延ばすようにする。また、ブーツカバー組立体は、汚れ、水、その他の汚染物質を締め出し、ジョイントの機能性を保護する。しかしながら、ブーツカバー組立体のリークがジョイントの寿命を縮める可能性があり、グリース内の汚染物質がグリースの化学組成を乱し、その機能を劣化させる可能性がある。
ユニバーサルジョイントは、一般に、その動作特性によって分類される。1つの重要な動作特性は、該ジョイントにより接続された2つのシャフトの相対角速度に関連する。等速タイプのユニバーサルジョイントでは、2つのシャフト間の相対角度方向に関係なく、2つのシャフトの瞬間角速度が常に等しい。非等速タイプのユニバーサルジョイントでは、2つのシャフトの瞬間角速度は、角度方向に応じて変化する(但し、全回転の平均角速度は等しい)。別の重要な動作特性は、2つのシャフト間の相対的な軸方向移動を可能にするジョイントの能力である。固定ジョイントはこの相対移動は可能できないが、プランジジョイントは可能である。
図1は、従来技術のCVJ20を例示している。CVJ20は、従動端部22と駆動端部24とを含む。CVJ20は更に、シャフト28に結合されたジョイント組立体26を含み、これらの間にブーツカバー組立体30が接続されている。CVJ20は更に、従動端部22をシールするグリースカバー32を含む。ブーツカバー組立体30は、金属カバー34と可撓性ブーツ40とを含む。金属カバー34の一部はブーツ40に圧着されてこれに取り付けられている。ブーツカバー組立体30は、動作中にCVJ20の可動部を保護する。ジョイント組立体26は、第1の回転部材42、第2の回転部材44、複数のボール46を含む。シャフト28は、第2の回転部材44にスプライン結合され、これらの間の軸方向移動を可能にする。金属カバー34は、金属カバー34が第1の回転部材42から金属カバー34の圧着取り付け部まで延びた軸方向距離により定められる軸方向長さL1を有する。
ジョイント組立体26は、プランジングトライポッド、固定トライポッド、プランジングボールジョイント、固定ボールジョイントを含む、あらゆるタイプの連接ユニバーサルジョイントとすることができる。典型的なジョイント組立体は、同一出願人の米国特許第6,817,950号、6,776,720号、6,533,669号、6,368,224号、米国特許第5,899,814号で開示されており、これらの開示事項は引用により全体が本明細書に組み込まれる。本明細書でより詳細に検討されているように、ブーツ40は、ジョイント組立体26に特に適合されている。CVJ20の動作中、ブーツ40は、ジョイント組立体26とシャフト28の相対軸変位に対応しながら、これらの間のシールを維持する。
引き続き図1を参照し、詳細には図2を参照すると、従来技術のブーツ40は、小さな端部54、大きな端部56、中間部分58、湾曲部分60を有する本体を含む。図1に示されているように、小さな端部54はシャフト28に結合され、大きな端部56は金属カバー34に圧着される。金属カバー34は第1の回転部材42に結合されている。小さな端部54は、従来のタイプの「ホースクランプ」コネクタ又は他の何らかの好適な手段でシャフト28に結合される。
ブーツカバー組立体30は現在の用途では十分なものとすることができるが、CVJ20の相対動作角度がより大きくなると、シャフト28が大きな端部56への接触する可能性がある。この接触を回避するために、軸方向長さL1をより短くし、CVJ20内でより大きな連接又はより大きな動作角度を可能にすることができる。しかしながら、軸方向長さL1が短くなることにより、シャフト28と第2の回転部材44との間の軸方向移動が湾曲部分60の回転を引き起こし、より大きな動作角度での動作は、少なくとも部分的に圧着接続により伝達されるブーツ40に応力を含むので、金属カバー34と大きな端部56との間の圧着接続部における応力が増大する。加えて、CVJ20の回転速度(約10,000rpmを上回る)は、ブーツ40に遠心力を与え、これによって、ブーツ40の形状を変形させ、圧着接続部に追加の応力と力が加わる可能性がある。
更に、ブーツカバー組立体の製造プロセスの改善は、軽量化と製造の簡素化に役立つであろう。金属カバー34とブーツ40の間の圧着接続は、圧着が不適切であるか、又は応力が過剰であった場合にリークが生じる可能性がある。CVJ20内の連接がより増大するか又は軸方向移動がより大きくなることで、圧着接続内の結合を除こうとする応力と力がより大きくなる。すなわち、湾曲部分60で許容できる応力、力、偏位の値は、ブーツカバー組立体30の圧着接続部では許容できないことになる。更に、望ましいブーツカバー組立体は、従来技術の圧着接続よりもより信頼性のあるカバーとブーツ間の相互接続を提供する。
米国特許第6,817,950号公報 米国特許第6,776,720号公報 米国特許第6,533,669号公報 米国特許第6,368,224号公報 米国特許第5,899,814号公報
従って、必要とされていることは、ジョイント組立体内で軸方向でのより大きな延びと相対角度に順応でき、軽量化でき、製造を簡素化でき、より信頼性のあるブーツカバー組立体を製作することができるブーツカバー組立体である。
本発明の実施態様は、連接ジョイント用のブーツカバー組立体を含む。連接ジョイントは、第1の材料から構成された第1の部分と、第2の材料から構成された第2の部分とを含む。第1の部分は、ブーツカバー組立体の第2の部分に結合される。
本発明の別の実施態様は、第1の回転部材と、該第1の回転部材に結合され且つ同心的に位置付けられた第2の回転部材と、ブーツカバー組立体とを有する連接ジョイントを含む。ブーツカバー組立体は少なくとも2つの個別の材料から構成され、ブーツカバー組立体は、第1の回転部材及び第2の回転部材の両方に選択的に結合される。
ここで例証として添付図面を参照しながら本発明を説明する。
図3は、従動端部122と駆動端部124とを有するジョイント120を示している。ジョイント120は更に、シャフト128に結合されたジョイント組立体126を含む。ブーツカバー組立体130は、ジョイント組立体126とシャフト128との間に接続されている。グリースカバー132は、ジョイント120の従動端部122をシールする。ジョイント組立体126は、第1の回転部材142、第2の回転部材144、複数のボール146を含む。図示のように、シャフト128は第2の回転部材144にスプライン結合されている。
図4及び5は、ブーツカバー組立体130を詳細に示している。ブーツカバー組立体130はジョイント120の可動部分を保護するのに役立つ。しかしながら、従来技術のブーツカバー組立体30とは異なり、ブーツカバー組立体130は、従来の金属カバーを含まない。ブーツカバー組立体130は、カバー部分154、ブーツ部分156、結合箇所158を含む。
以下で検討するように、カバー部分154は第1の材料162から形成され、ブーツ部分156は第2の材料164から形成される。結合箇所158は、図3〜5では線で示されているが、好ましくは第1の材料162と第2の材料164の両方を含み、これらの間に化学的及び/又は物理的に接合(図5Aに最も良く見える)された部位である。図3〜5では、カバー部分154の少なくとも一部上に形成されたシール部分160を示している。シール部分160は、好ましくは、カバー部分154と第1の回転部材142との間のシールを保証する可撓性材料で形成される。
カバー部分154は、第1の回転部材142に当接する半径方向に延びた環状面170と、第1の回転部材142と結合箇所158との間を延びる半径方向に延びた円筒型本体172とを有する。円筒型本体172は、カバー部分154が第1の回転部材142から結合箇所158まで延びる距離で決まる軸方向長さL2(図4参照)を有する。図示のように、ブーツカバー組立体130の軸方向長さL2は、ブーツカバー組立体30の軸方向長さL1(図1参照)よりも短い。
カバー部分154は更に、保持ビード176(図4Aで最も良く分かる)を形成した軸方向に延びるリップ174(図3、4)を含んでいる。カバー部分154は、これから延びる一体とされたシール178(図4Bで最も良く分かる)を設けている。保持ビード176は、第1の回転部材142の円形溝(図示せず)内に位置付けて、カバー部分154と第1の回転部材142との間でより効果的なシールを形成することもできる。カバー部分154はまた、固定具(図示せず)がカバー部分154を第1の回転部材142に直接固定できるようにするためのアパーチャを含む。
ブーツカバー組立体130は、射出成形によって形成することができる。ブーツカバー組立体130の成形プロセス中、モールド(図示せず)はツーショット射出用に準備される。ブーツカバー組立体130は、少なくとも第1の材料162と第2の材料164の注入を含む単一プロセスで成形することができる。モールドは、カバー部位とブーツ部位とを含む。ブーツカバー組立体130は、第1の材料がカバー部位に射出され、第2の材料がブーツ部位に射出されると、図3〜5に示す形状に成形することができる。次いで、成形されたブーツカバー組立体は硬化されてブーツカバー組立体130が形成される。
第1の材料162は、好ましくは比較的剛直な材料であり、特にポリブチレン・テレフタレート(PBT)及びポリエチレン・テレフタレート(PET)である熱可塑性樹脂のグループから選択することができ、或いは、熱可塑性ブルシニザート(vulcinizate)(TPV)又はナイロンもしくはナイロンブレンドとすることができる。第1の材料162は、剛性と強度を高めるために樹脂と充填剤とすることができる。同様に好ましくは、第1の材料162は、硬度値が約70〜約150ロックウェルRの範囲、約40〜約140ロックウェルMの範囲、又は約70ショアDを超える範囲である。炭素繊維とガラス繊維などの充填剤が好ましいが、企図される樹脂と互換性のある他の充填剤を利用することもができる。
第2の材料164は、好ましくは可撓性材料であり、プラスチック、或いはゴム、シリコーン、又は熱可塑性エラストマー(TPE)などの何らかのエラストマーとすることができる。同様に好ましくは、第2の材料164は、約55〜75ショアA、又は約35〜55ショアDの範囲の硬度値、更に好ましくは、約40〜44ショアDの硬度値を有する。具体的には典型的なブーツカバー組立体130環境と互換性のある材料は、ツーショット成形プロセス中に結合箇所158に形成される接合が望ましいことに起因して、第1の材料162については比較的剛性のある熱可塑性ポリマーであり、第2の材料164については熱可塑性ポリエステルエラストマーである。
シール部分160は、カバー部分154と第1の回転部材142との間のより信頼性のあるシールを提供する。シール部分160と保持ビード176は、好ましくは可撓性熱可塑性材料などのシール材料で形成することができ、第2の材料164と同じ材料で形成してもよい。シール部分160、保持ビード176、一体化シール178は、好ましくは、シール材料をモールド内に射出することによって成形プロセス中に形成されるが、オーバーモールド又は溶接を含む他のプロセスを利用してもよい。好ましくは、シール部分160は約2〜3ミリメートル厚である。カバー部分154を第1の回転部材142に固定するために固定具がアパーチャ180に挿通されると、望ましくは一体化シール178が圧縮されて、第1の回転部材に力を及ぼすことでこれらの間に確実なシールを形成する。
成形プロセスにより誘起される圧力により、結合箇所158がカバー部分154とブーツ部分156との間の信頼性のある接合を確実に形成する。成形プロセスの圧力とモールド内での樹脂(第1の材料162、第2の材料164)の流れは、化学的接合や物理的接合(図5Aで最も良く示されている)の両方が存在する結合箇所158を提供する。化学的接合は架橋される。結合箇所158は、ジョイント120の動作中に選択的に剪断、圧縮、引っ張り状態にあるブーツ部分156とカバー部分154との間に接合を形成する。これら剪断力、圧縮力、張力は、ジョイント120の捻れと回転運動に起因するブーツカバー組立体130内の少なくとも偏位の結果である。
カバー部分154とブーツ部分156との間の接続は、従来技術の圧着接続よりも結合解除応力と力に対してより耐性がある。すなわち、ブーツカバー組立体130の結合箇所158において許容することができる応力、力、偏位の値は、ブーツカバー組立体30の圧着接続においては許容可能ではない。このより耐性のある接続は、ジョイント120内でより大きな連接性と軸方向移動をより良好に受け容れることができる。
加えて、本発明の1つの態様によれば、カバー部分154の第1の材料162は、従来技術の金属カバー34を製作するのに使用される金属よりも軽量である。従って、組み立てられると、ブーツカバー組立体130はより軽量のジョイント120ろなる。更に、ブーツカバー組立体130の軸方向長さL2は、ブーツ30の軸方向長さL1よりも短いので、シャフト128は従来技術のシャフト28よりも短くすることができる。より短いシャフト128は、ジョイント120の回転重量の低減に寄与することができる。更に、短縮された軸方向長さL2は、シャフト128がブーツカバー組立体130に接触する前により大きな角度のジョイント120内での連接を可能にする。
図6は、ブーツカバー組立体230の代替の実施形態を示している。ブーツカバー組立体230は、ブーツカバー組立体130と同様の用途を対象としており、第1の部分254、第2の部分256、結合部材258を含む。結合部材258は、第1の部分254と第2の部分256との間の接続部である。第1の部分254は第1の材料262から形成され、第2の部分256は第2の材料264から形成される。好ましくは、第1の部分254と第2の部分256は、結合部材258に成形される。1つの実施形態において、第1の部分254と第2の部分256は、結合部材258に同時に成形される。結合部材258はリン酸塩コーティング処理を施したステンレス鋼バンドとことができるが、結合部材258は、他の金属と他のコーティング、又は他の好適な材料から構成してもよい。同様に、結合部材258は、図6の実施形態に示される形状に限定されず、あらゆる好適な形状であってもよい。
図7は、ブーツカバー組立体330の別の代替の実施形態を示す。ブーツカバー組立体330は、内部回転ダイアフラムが望まれない固定ジョイントなど、ブーツカバー組立体130とは異なる用途を対象とする。ブーツカバー組立体330は、第1の部分354、第2の部分356、結合部材358を含む。第1の部分354は第1の材料362から形成され、第2の部分356は第2の材料364から形成される。結合部材358は、第1の部分354と第2の部分356との間の構造上の接続部である。好ましくは、第1の部分354と第2の部分356は、結合部材358上に成形される。1つの実施形態において、以下で検討されるように、第1の部分354及び第2の部分356は、結合部材358上に同時に成形される。結合部材358は、好ましくは結合部材258と同じ材料で構成される。
第1の材料262、362は、好ましくは比較的剛直な材料であり、特にポリブチレン・テレフタレート(PBT)やポリエチレン・テレフタレート(PET)である熱可塑性樹脂のグループから選択することができる。第1の材料262、362は、金属結合部材258、358に対して成形されると、特に結合部材258、358がリン酸塩コーティング処理を備えるときには強い接合を形成する。或いは、第1の部分254、354は、剛性と強度を高めるために樹脂と充填剤から成形することができる。炭素繊維及びガラス繊維などの充填剤が好ましいが、企図される樹脂と互換性のある他の充填剤を利用することもができる。
第2の材料264、364は、好ましくは可撓性材料であり、プラスチック、或いはゴム、シリコーン、又は熱可塑性エラストマー(TPE)などの何らかのエラストマーとすることができる。第2の材料264は、金属結合部材258、358に対して成形されたとき、特に結合部材258、358がリン酸塩コーティング処理を備えるときには強い接合を形成する。シール部分260は、好ましくはシール部分160と同様の方法で形成される。
本発明は、本発明を実施する好ましい形態を含む特定の実施例に関して説明してきたが、当業者であれば、添付の請求項に記載された本発明の精神及び範囲内に含まれる上述のシステム及び技術の多くの変形及び置き換えが存在することは理解されるであろう。
従来技術の等速ジョイントの断面図である。 従来技術のブーツの断面図である。 本発明の実施形態によるジョイント組立体の断面図である。 本発明の実施形態によるブーツカバー組立体の断面図である。 図4の4Aで示された図4の一部の拡大図である。 図4の4Bで示された図4の一部の拡大図である。 図4のブーツカバー組立体の拡大部分断面図である。 図5の5Aで示された図5の一部の拡大図である。 本発明によるブーツカバー組立体の別の実施形態の拡大部分断面図である。 本発明によるブーツカバー組立体の別の実施形態の断面図である。 本発明によるブーツカバー組立体を形成するのに使用される成形装置の部分断面図である。 図8の成形装置の部分断面図である。

Claims (22)

  1. 第1の回転部材と第2の回転部材とを含む連接ジョイント用のブーツカバー組立体であって、
    第1の材料から形成された第1の部分と、
    前記第1の材料とは異なる第2の材料から形成された第2の部分と、
    を備え、
    前記ブーツカバー組立体の第1の部分が、前記第1の部分の形成中に前記ブーツカバー組立体の第2の部分に固定されることを特徴とするブーツカバー組立体。
  2. 前記第1の部分と前記第2の部分の間に介在する結合箇所を更に備え、前記結合箇所は前記第1の材料と前記第2の材料の両方を含むことを特徴とする請求項1に記載のブーツカバー組立体。
  3. 前記結合箇所が、化学接合を含むことを特徴とする請求項2に記載のブーツカバー組立体。
  4. 前記結合箇所が、物理接合を含むことを特徴とする請求項2に記載のブーツカバー組立体。
  5. 前記第1の部分と前記第2の部分の間に介在する結合部材を更に備え、前記第1の部分と前記第2の部分のうちの少なくとも1つが前記結合部材に成形されることを特徴とする請求項1に記載のブーツカバー組立体。
  6. 前記第1の部分と前記第2の部分の両方は、前記結合部材に同時に成形されることを特徴とする請求項5に記載のブーツカバー組立体。
  7. 前記ブーツカバー組立体の第1の部分と前記第1の回転部材との間に位置付けられたビード部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のブーツカバー組立体。
  8. 前記第2の部分は、前記連接ジョイントの第2の回転部材に選択的に結合されることを特徴とする請求項1に記載のブーツカバー組立体。
  9. 前記第1の部分は、前記連接ジョイントの第1の回転部材に選択的に結合されることを特徴とする請求項1に記載のブーツカバー組立体。
  10. 前記第2の材料は、熱可塑性エラストマー、ゴム、シリコーンからなるグループから選択されることを特徴とする請求項1に記載のブーツカバー組立体。
  11. 前記第1の材料は、PBT、PET、充填ポリエステル樹脂からなるグループから選択されることを特徴とする請求項1に記載のブーツカバー組立体。
  12. 前記第1の部分の少なくとも一部上に形成されたシール部分を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のブーツカバー組立体。
  13. 連接ジョイントであって、
    第1の回転部材と、
    前記第1の回転部材に結合され且つ同軸に位置付けられた第2の回転部材と、
    少なくとも2つの別の材料から構成されたブーツカバー組立体と、
    を備え、前記ブーツカバー組立体が、前記第1の回転部材と前記第2の回転部材の両方に選択的に結合されることを特徴とする連接ジョイント。
  14. 前記ブーツカバー組立体が更に、ブーツ部分とカバー部分とを備え、前記カバー部分が第1の材料から構成され、前記ブーツ部分が第2の材料から構成されていることを特徴とする請求項13に記載の連接ジョイント。
  15. 前記ブーツ部分と前記カバー部分の間に介在する結合箇所を更に備え、前記結合箇所は前記第1の材料と前記第2の材料の両方を含む、
    ことを特徴とする請求項14に記載の連接ジョイント。
  16. 前記ブーツ部分と前記カバー部分の間に介在する結合部材を更に備え、前記ブーツ部分と前記カバー部分のうちの少なくとも1つが前記結合部材に成形されることを特徴とする請求項14に記載の連接ジョイント。
  17. 前記ブーツカバー組立体の少なくとも一部が、熱可塑性エラストマー、ゴム、シリコーンからなるグループから選択されることを特徴とする請求項13に記載の連接ジョイント。
  18. 前記ブーツカバー組立体の少なくとも一部が、PBT、PET、充填ポリエステル樹脂からなるグループから選択されることを特徴とする請求項13に記載の連接ジョイント。
  19. 前記第1の回転部材と前記ブーツカバー組立体との間に少なくとも部分的に介在するシール部分を更に備え、前記シール部分が前記カバー部分の少なくとも一部に形成されることを特徴とする請求項13に記載の連接ジョイント。
  20. 前記シール部分が一体化シールと保持ビードとを含むことを特徴とする請求項19に記載の連接ジョイント。
  21. 前記シール部分が、前記第1の回転部材内に形成された溝内に少なくとも部分的に介在するビードを含むことを特徴とする請求項19に記載の連接ジョイント。
  22. 前記シール部分が、前記ブーツカバー組立体とは異なる材料から形成されることを特徴とする請求項19に記載の連接ジョイント。
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