JP2009500988A - 1個の電子デバイス中でごく近くに位置する複数の無線通信プロトコルのための通信の調整 - Google Patents

1個の電子デバイス中でごく近くに位置する複数の無線通信プロトコルのための通信の調整 Download PDF

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Abstract

【課題】1個の電子デバイス中でごく近くに位置する複数の無線通信プロトコルのための通信の調整。
【解決手段】1個の移動デバイス内部でごく近くに位置する複数の無線通信プロトコルの送信/受信を調整すること。1個の移動デバイスは、複数の通信構成素子(例えば、ブルートゥース構成素子、IEEE802.11b/g構成素子)を含むことができる。干渉及び可能性のあるデータの損失を防ぐために、1つの通信構成素子は、別の通信構成素子が送信しているか受信しているかのいずれかのあいだに、データ・パケットを送信すること又は受信することを禁止されることがある。その構成素子は、その移動デバイス中に配置された中央コントローラによって調整されることができる。あるいは、その通信構成素子は、送信又は受信の優先順位(すなわち、協力的な共存)を決定するためにメッセージを交換することができる。それに加えて、1つの通信構成素子は、別の通信構成素子のステータスをモニタすることができ、使用されていない通信スロットを判断することができる。
【選択図】図5

Description

関連文献
本出願は、米国特許法35§119(e)の下に米国特許仮出願番号第60/698,510号、名称“相互動作する音声及びデータ・アプリケーションのための方法及び装置(METHOD AND APPARATUS FOR INTERWORKING VOICE AND DATA APPLICATIONS)” に優先権を主張し、そして2005年7月11日に出願され、その全体が引用によって本明細書中に取り込まれている。
以下の説明は、一般に無線通信に係り、他のものの中で、2又はそれより多くの別々の通信プロトコルを利用して通信している1個の電子デバイスの内部での通信を調整することに関する。
多くの電子デバイスは、複数の通信プロトコルを利用する。例えば、ラップトップは、無線パーソナル・エリア・ネットワーク(WPAN:wireless personal area network)(例えば、ブルートゥース)を使用することができ、そのラップトップをワイアレス・マウス、ワイアレス・キーボード及びその他に接続することができる。それに加えて、ラップトップは、米国電気電子技術者協会(IEEE:Institute for Electrical and Electronic Engineers)802.11b又は802.11gデバイスを含むことができ、そのラップトップが無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN:wireless local area network)と通信することを可能にすることができる。WLANは、ますます一般的になってきている。自分の家庭においてWLANを設定することは、人々にとって珍しくはなくなってきている。それに加えて、WLANは、コーヒー店、図書館、及びその他の公共の場所や私的な場所において既に広く利用可能になってきている。移動電話機は、同様に、セルラ、WLAN及びブルートゥースのような複数の通信プロトコルを既に利用し始めている。移動電話機及び個人ディジタル補助装置(PDA:personal digital assistants)は、従来のセルラ通信と同様に電子メール、インターネット接続を提供する多機能デバイスになってきている。移動電話機は、イアピース(earpiece:受話器部)又は他のデバイスと通信するためにWPANを同様に利用することができる。
ある種の複数の無線通信プロトコルは、それらが動作する周波数範囲の点で互いに重なる。例えば、ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスは、同じスペクトルを共用する。ブルートゥースは、ほぼ10メートルの範囲内でデータ伝達を提供する標準通信プロトコルである。ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスの両者は、2.4GHzと2.4835GHzとの間の工業、科学、医療(ISM)帯域で動作する。ブルートゥース・デバイス送信は、ほぼ1MHz帯域幅を使用し、そしてISM帯域の79MHzにわたりホップする。ブルートゥース・デバイスは、周波数ホッピング・スペクトル拡散技術を使用し、それは信号を毎秒ほぼ1600回変化させる。IEEE802.11b/gデバイスは、固定周波数で動作し、それは3つの重ならない22MHzチャネルのうちの1つ、又はそのデバイスが直交周波数分割多重化(OFDM:orthogonal frequency division multiplexing)を使用する場合に16.7MHzである。したがって、ブルートゥース送信がIEEE802.11b/gデバイスによって利用されようとしているチャネルのうちの1つで送信され、そしてWLAN送信と干渉するであろうチャンスが、ほぼ28%ある(IEEE802.11b/gデバイスにより利用される22チャネル/79全チャネル)。
衝突の可能性を緩和させるために、ブルートゥース1.2版は、適合周波数ホッピング(AFH:Adaptive Frequency Hopping)方式を規定する。AFHの間に、ブルートゥース送信は、IEEE802.11b/gのチャネルを回避し、そしてブルートゥース送信のために利用可能な残りのスペクトルをホップする。しかしながら、比較的少ないデバイスが、現時点でAFH方式を取り入れている。その上、ブルートゥース・デバイス送信機とIEEE802.11b/gデバイス送信機とが1つの無線通信デバイス、例えば、受話器、の内部に共に配置されるときに、1つのデバイスからの信号出力は、デバイスが別の周波数で送信しそして受信しているときでさえも、他のデバイスと干渉することがある。
ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイス・トランシーバが近接しているときに、第1のデバイスから送信されようとしている信号は、第2の通信デバイスの低雑音増幅器(LNA:low noise amplifier)を飽和させることがあり、第2のデバイスの受信機を低感度にすることを引き起こす。IEEE802.11b/gデバイスの送信出力は、ほぼ17dBmである。しかしながら、これらのデバイスは、30メートルまでの範囲にわたり動作する。それゆえ、受信機のところの強度は、極めて小さい。一般的に、ブルートゥースは、IEEE802.11b/gデバイスよりも10dBから15dB低い出力を使用するが、ブルートゥース・デバイスの通信距離は、非常に短くそしてそれゆえ受信機のところの強度は、もっと大きい。したがって、ブルートゥース・デバイスが送信している同じ時にIEEE802.11b/gデバイスがパケットを受信する場合に、そのブルートゥース・デバイスの送信エネルギーはIEEE802.11b/gデバイスのトランシーバへと漏れ込み、そして受信機の感度を低くする。受信機の低感度化は、信号の損失そして通信の失敗を生じさせることがある。通信デバイスを共に配置することは、同じアンテナ、同じ回路基板上又は接続された回路基板上の同じ場所、同じチップ上の又は接続されたチップ・セット上の同じ場所、及びこれらの組み合わせを利用することを含むことができる。
ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスを共に配置することは、信号の中断及びデータの損失という結果をもたらすことがある。それゆえ、ブルートゥース・デバイスがIEEE802.11b/gデバイスと共に配置されたときに通信の失敗を防止する必要性が存在する。
サマリー
下記は、1又はそれより多くの実施形態の基本的な理解を提供するためにそのような実施形態の簡単なサマリーを与える。このサマリーは、全ての予期される実施形態の完璧な全体像ではなく、そして全ての実施形態のキー要素又は決定的な要素を識別することも又はいずれかの実施形態又は全ての実施形態の範囲を詳細に叙述することも意図されていない。その1つの目的は、後で与えられるより詳細な説明への前置きとして単純化した形式で1又はそれより多くの実施形態の複数の概念を与えることである。
1又はそれより多くの実施形態及びその対応する開示によれば、様々な態様が移動デバイス内部の複数の無線通信プロトコルの調整に関連して記載される。1個の移動デバイスは、複数の通信構成素子(例えば、ブルートゥース構成素子、IEEE802.11b/g構成素子)を含むことができる。干渉及び可能性のあるデータの損失を防ぐために、1つの通信構成素子は、別の通信構成素子が送信しているか受信しているかのどちらかの間に、データ・パケットを送信すること又は受信することを禁止されることがある。その構成素子は、その移動デバイス中に置かれた中央コントローラによって調整されることができる。あるいは、通信構成素子は、送信又は受信の優先順位を決定するためにメッセージを交換することができる。それに加えて、1つの通信構成素子は、別の通信構成素子のステータスをモニタすることができ、使用されていない通信スロットを判断することができる。
関連する態様によれば、同じ電子デバイス内部での複数の無線通信プロトコルに対する通信を調整する方法は、第1の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの無線通信のために少なくとも1つのタイム・スロットの割当てを検出すること、及び該第1の通信プロトコルにしたがった無線通信との衝突を回避するために第2の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの無線通信を制御すること、を具備することができる。それに加えて、本方法は、該第1の通信プロトコルに割り当てられた該少なくとも1つのスロットの再割当てを要請すること、該要請に応じてデータ・パケットの送信を取り消すこと、及び該要請に基づいて該第2の通信プロトコルに該少なくとも1つのスロットを再割り当てすること、を具備することができる。本方法は、該第1の通信プロトコルに対する周波数ホッピング・スケジュールを決定すること、及び該第2の通信プロトコルにしたがった該無線通信との干渉を回避するためにヌル・フィルタを利用して該第1の通信プロトコルにしたがった該無線通信をフィルタすること、を同様に具備することができる。その上、本方法は、該第1の通信プロトコルを利用する第1の通信構成素子の無線通信周波数(RF)出力又は該第1の通信構成素子に接続されたシリアル・バス・インターフェース(SBI)をモニタすること、及び該第1の通信プロトコルに割り当てられた該少なくとも1つのスロットを決定すること、を具備することができる。
別の態様によれば、無線通信は、第1の通信プロトコル及び第2の通信プロトコルにしたがった通信を制御するために構成されたプロセッサを具備することができる。該プロセッサは、該第1の通信プロトコルに割り当てられた1又はそれより多くのタイム・スロットにおける送信又は受信との衝突を回避するために該第2の通信プロトコルにしたがった送信及び受信を制御するようにさらに構成される。該プロセッサは、該第1の通信プロトコルに割り当てられた該1又はそれより多くのタイム・スロットの再割当てを要請することができる。第1の通信構成素子は、該要請に基づいてデータ・パケットの送信又は受信を取り消すことができ、そして該1又はそれより多くのタイム・スロットは、該第2の通信プロトコルに再割り当てされることができる。
さらに別の態様によれば、電子デバイス内部での複数の無線通信プロトコルに対する通信を調整するための装置は、第1の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの第1の通信構成素子への送信又は受信のために少なくとも1つのタイム・スロット割当てを検出するための手段、及び該第1の通信構成素子の送信又は受信との衝突を回避するために第2の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの第2の通信構成素子の送信及び受信を制御するための手段、を具備することができる。それに加えて、本装置は、該第1の通信構成素子に割り当てられた該少なくとも1つのスロットの再割当てを要請するための手段、該要請に応じてデータ・パケットの送信を取り消すための手段、及び該要請に基づいて該第2の通信構成素子に該少なくとも1つのスロットを再割り当てするための手段、を具備することができる。
さらに別の態様は、そこに記憶したコンピュータ実行可能な命令を有するコンピュータ読み取り可能な媒体に関連し、該命令は、第1の通信プロトコルを利用する第1の通信構成素子への送信又は受信のために少なくとも1つのタイム・スロットの割当てを検出するため、及び該第1の通信構成素子の送信又は受信との衝突を回避するために第2の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの第2の通信構成素子の送信及び受信を制御するためである。
さらなる態様は、移動デバイス内部での複数の無線通信プロトコルに対する通信を調整することを容易にする移動デバイスを記述し、そしてそれは、第1の通信プロトコルを利用する該移動デバイスの第1の通信構成素子と、ここにおいて、該第1の通信構成素子は送信又は受信のために少なくとも1つのスロットを割り当てられる、及び第2の通信プロトコルを利用する該移動デバイスの第2の通信構成素子と、を具備し、ここにおいて、該第2の通信構成素子は、該第1の通信構成素子の送信又は受信との衝突を回避するために該第2の通信構成素子の送信及び受信を制御するプロセッサを備える。その上、該デバイスは、セルラ電話機、スマート電話機、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド計算デバイス、衛星無線通信機器、グローバル・ポジショニング・システム、ラップトップ、及びPDAのうちの少なくとも1つのである。
さらに別の態様は、電子デバイス内部での複数の無線通信プロトコルに対する通信を調整するための命令を実行するプロセッサに係り、その命令は、第1の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの第1の通信構成素子への送信又は受信のために少なくとも1つのタイム・スロットの割当てを検出すること、及び該第1の通信構成素子の送信又は受信との衝突を回避するために第2の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの第2の通信構成素子の送信及び受信を制御すること、を具備する。それに加えて、該命令は、該第1の通信構成素子に割り当てられた該少なくとも1つのスロットの再割当てを要請すること、及び該要請に基づいて該第2の通信構成素子に該少なくとも1つのスロットを再割り当てすること、を具備することができる。
上記のそして関連する目的の達成のために、1又はそれより多くの実施形態は、以降に詳しく説明され、そして特に請求項に示される特徴を有する。下記の説明及び添付された図面は、1又はそれより多くの実施形態のある例示の態様を詳細に説明する。しかしながら、これらの態様は、様々な実施形態の原理がそこに採用されることができる様々な方法の2,3を示すだけであるが、記載された実施形態は、全てのそのような態様及びそれらと同等のものを含むように意図される。
[詳細な説明]
様々な実施形態が、図面を参照してここに記載され、ここにおいて、類似の参照符号は一貫して類似の要素を参照するために使用される。以下の記載では、説明の目的で、数多くの具体的な詳細が1又はそれより多くの実施形態の十分な理解を与えるために記載される。しかしながら、そのような(複数の)実施形態がそれらの具体的な詳細を用いずに実行され得ることは、明白である。別の事例では、周知の構造及びデバイスは、1又はそれより多くの実施形態を説明することを容易にするためにブロック図形式で示される。
本明細書において使用されるように、用語“構成要素”、“システム”及びその他は、コンピュータ関連のエンティティ、例えば、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行中のソフトウェアのいずれか、を呼ぶように意図されている。例えば、構成要素は、プロセッサ上でランしているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能なもの、実行のスレッド、プログラム、及び/又はコンピュータであり得るが、これらに限定されない。1又はそれより多くの構成要素は、プロセス及び/又は実行のスレッドの内部に存在することができ、そして構成要素は、1つのコンピュータ上に局在化されることがある及び/又は2又はそれより多くのコンピュータの間に分散されることがある。同様に、これらの構成要素は、コンピュータ読み取り可能な媒体上に記憶された様々なデータ構造を有する様々なコンピュータ読み取り可能な媒体から実行されることができる。構成要素は、ローカル・プロセス及び/又は遠隔プロセスを経由して通信することができ、そのプロセスは例えば、1又はそれより多くのデータ・パケット(例えば、ローカル・システム、分散型システム中の他の構成要素と、及び/又は信号を介して別のシステムとインターネットのようなネットワークをわたって他の構成要素と、情報交換する1つの構成要素からのデータ)を有する信号にしたがう。
その上に、様々な実施形態は、加入者局に関連して本明細書中で説明される。加入者局は、同様にシステム、加入者ユニット、移動局、移動体、遠隔局、アクセス・ポイント、基地局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、又はユーザ装置とも呼ばれることができる。加入者局は、セルラ電話機、コードレス電話機、セッション・イニシエーション・プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話機、無線ローカル・ループ(WLL:wireless local loop)局、個人ディジタル補助装置(PDA:personal digital assistant)、無線接続能力を有するハンドヘルド・デバイス、又は無線モデムに接続された他の処理デバイスであり得る。
その上、本明細書中に記載される様々な態様又は特徴は、方法、装置、又は標準プログラミング技術及び/又は標準エンジニアリング技術を使用する製造のアーティクル(article(物品))として与えられることができる。本明細書中で使用される用語“製造のアーティクル”は、いずれかのコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリア、又は媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを含むように意図されている。例えば、コンピュータ読み取り可能な媒体は、磁気的な記憶デバイス(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、ディジタル・ヴァーサタイル・ディスク(DVD:digital versatile disk)...)、スマート・カード、及びフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キー・ドライブ...)、を含むことができるが、それらに限定されない。
ここで図1を参照して、本明細書中に示された様々な実施形態にしたがった無線通信システム100が図示される。システム100は、1又はそれより多くのアクセス・ポイント102を備えることができ、それは互いにそして/若しくは1又はそれより多くの移動デバイス104への無線通信信号を受信し、送信し、繰り返す、等を行う。各アクセス・ポイント102は、送信機チェーン及び受信機チェーンを備えることができ、その各々は、当業者に認められるように、信号送信と受信に関係する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ、等)、を順番に備えることができる。
移動デバイス104は、異なるプロトコル(例えば、ブルートゥースとIEEE802.11b/g)にわたり通信することを提供する複数の通信構成素子106を含むことができる。N個の通信構成素子106が移動デバイス104中に含まれ得ることが、認識される、ここで、Nは整数である。複数の通信構成素子106による送信及び受信の調整は、複数の通信プロトコルにわたる同時通信を提供することができ、そして信号干渉とデータ損失とを緩和することができる。通信構成素子106がハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせであり得ることが、認識される。移動デバイス104は、例えば、セルラ電話機、スマート電話機、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド計算デバイス、衛星無線通信機器、グローバル・ポジショニング・システム、PDA、及び/又は無線システム100を介して通信するための任意の他の好適なデバイスであり得ることが、認識される。
無線システム100において、アクセス・ポイント102からのビーコンと呼ばれる小さなデータ・パケットの定期的な送信は、無線システム情報及び送信システム情報の存在を知らせる。移動デバイス104は、そのビーコンを検知し、そしてアクセス・ポイント102への無線接続を確立しようと試みる。
図2は、有線ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)に関係するWLANを含んでいるシステム200を図示する。アクセス・ポイント102は、移動デバイス104と通信している。1個のアクセス・ポイント102が単純化のために図示されているが、WLANは、複数のアクセス・ポイント102を含むことができる。アクセス・ポイント102は、イサーネット(登録商標)ハブすなわちスイッチ202に接続される。イサーネット・ハブ202は、パーソナル・コンピュータ、周辺デバイス(例えば、ファクシミリ装置、コピー機、プリンタ、スキャナ、等)、サーバ及びその他を含む、1又はそれより多くの電子デバイス204に接続されることができる。イサーネット・ハブ202は、同様にルータ206に接続されることができ、そのルータはモデム208にデータ・パケットを送信することができる。モデム208は、データ・パケットをインターネットのようなワイド・エリア・ネットワーク(WAN)210に送信することができる。あるいは、ルータ206、イサーネット・ハブ202、及びアクセス・ポイント102は、1個の無線ルータに複合されることができる。システム200は、1個の単純なネットワーク構成を図示する。当業者によって認識されるように、代わりの電子デバイスを含んでいる多くのさらなる構成が可能である。
図2に例示されたWLANシステムは、電話サービスを提供するためにインターネット・プロトコルを介した音声(VoIP:Voice over Internet Protocol)で利用されることができる。VoIPは、そこではインターネットが電話ネットワークとして使用されるシステムである。音声情報は、データ・パケットで送信され、それは本明細書中では音声パケットとして呼ばれる。1又はそれより多くの実施形態では、移動電話機のような移動デバイスは、WLANに接続するためにIEEE802.11b/gデバイスを利用することができる。図2に示されるように、WLANは、順番に、インターネットに接続されることができる。したがって、移動デバイスは、電話コールを行うためにVoIPを利用することができる。移動デバイスは、しかも、例えば、移動電話機の送受話器中でIEEE802.11b/gデバイスに近接して配置されたブルートゥース・デバイスも含むことができる。移動デバイスは、しかも、送受話器中のブルートゥース・デバイスと通信するブルートゥース・デバイスを有するイアピースを含むこともできる。その結果、音声パケットは、送受話器においてWLANを介して受信されることができ、そしてブルートゥース・プロトコルを使用してイアピースに送信されることができる。
1又はそれより多くの実施形態では、IEEE802.11b/gデバイスを使用する送信及び受信は、ブルートゥース・デバイスと調整される。複数の通信プロトコル間の衝突は、別のデバイスが受信している間に1つのデバイスで送信することを避けることにより、2つのデバイスで同時に送信することを避けることにより、そして複数のデバイスで同時に受信することを避けることにより切り抜けられることができる。本明細書中のシステム及び方法がブルートゥース通信プロトコルとIEEE802.11b/g通信プロトコルを使用して説明されるが、本システム及び方法が別の通信プロトコルに適用可能であることは、当業者により容易に認識されるであろう。例えば、他の802.11プロトコル又はワイド・エリア・ネットワーク・プロトコルである。
図3は、ブルートゥース・プロトコルのための送信の高品質音声HV1モードを説明する。HV1モードは、長さが一般的に625マイクロ秒である偶数スロットと奇数スロットとを含むフレーム・サイズを使用する。偶数スロットは、送信のために割り当てられ、そして奇数スロットは、受信のために割り当てられる。ブルートゥース・デバイスは、同期チャネル動作(SCO:Synchronous Channel Operation)を利用することができる。図3に見られるように、フレームの期間に、送信と受信との間にほぼ250マイクロ秒のギャップがある。このギャップは、待機モードとシンセサイザ・モードとを含む。これらの2つのモードのあいだに、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース・デバイスから干渉されることなく送信する又は受信することができる。
1又はそれより多くの実施形態では、IEEE802.11b/gは、ブルートゥース・デバイスによる送信と受信とのあいだのギャップの期間にデータ・パケットを送信する又は受信することができる。大きなサイズのデータ・パケット(ほぼ1500バイト)に関して、ブルートゥース・デバイスによる送信又は受信と重なることなくIEEE802.11b/gデバイスが適正に受信する又は送信する確率は、ほぼ5%である。対照的に、ブルートゥース送信へのIEEE802.11b/gデバイス送信の影響の可能性は、比較的小さい。ほぼ80%−90%のブルートゥース・トラフィックは、WLAN送信により影響されない。これは、WLAN送信及び受信が比較的高速であるという事実のためである。IEEE802.11b/gデバイスの送信レートは、ブルートゥース・デバイスのそれよりも著しく早い。
1又はそれより多くの実施形態では、ブルートゥース送信モードは、追加のスロットを含むことなくそしてコーディングすることなく、ブルートゥース2.0を利用することができる。例えば、高品質音声モードHV3は、毎秒2メガビットの高速データ・レートを有し、そして10ミリ秒にほぼ等しい16スロットのフレーム・サイズを提供する。最初の2スロットは、図3に示されたHV1の偶数スロットと奇数スロットと同じである。第1スロットは、送信することに割り当てられ、そして第2スロットは、受信することに割り当てられ、送信と受信との間に250マイクロ秒のギャップを有する。残りの14スロットは、使用されない。したがって、使用されないスロットは、送信することそして受信することのためにIEEE802.11b/gデバイスによって利用されることができる。HV3では、もしブルートゥース・デバイスが音声送信のためにだけ利用される場合に、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスの送信と受信とを調整することなく、87%スループットを実現することが可能であり得る。
1又はそれより多くの実施形態では、ブルートゥース・デバイス・モードは、高品質音声モードHV2を利用することができる。HV2は、コーディングなしでブルートゥース2.0を使用する。HV2は、10ミリ秒にほぼ等しい16フレーム・スロットを含む。上記に論じた送信モードとは対照的に、HV2は、最初の2スロットを送信のために、そして第3と第4スロットを受信のために利用する。これは12のさらなる使用されないスロットを残し、それはIEEE802.11b/gデバイスによって利用されることができる。HV2送信モードを使用するとき、もしそのデバイスが音声送信のためにだけ利用される場合に、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスの送信と受信とを調整することなく、70%スループットを実現することが可能であり得る。
1又はそれより多くのさらなる実施形態では、ブルートゥース・デバイス・モードは、コーディングを含むことができる。ブルートゥース2.0HV1では、第1、第2及び第3スロットが、送信することに割り当てられ、一方で、第4、第5、及び第6スロットが受信するために割り当てられる。これは、10個の使用されないスロットを残し、その中でIEEE802.11b/gデバイスは、データを送信しそして受信することができる。もしブルートゥース・デバイスが説明された送信モードで音声データだけを送信しそして受信している場合に、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスの送信と受信とを調整することなく、62%スループットを実現することが可能であり得る。
ここで図4を参照して、移動デバイスは、複数のブルートゥース・デバイスと通信することができる。移動デバイス中の1個のブルートゥース・デバイスは、マスタ・デバイスとして動作することができ、そして複数のスレーブ・ブルートゥース・デバイスと通信することができる。例えば、移動通信システム400は、多機能移動電話機402の送受話器、イアピース404及びキーボード406を含むことができる。送受話器402は、マスタ・ブルートゥース・デバイスを含み、それはイアピース404及びキーボード406中に設置されたスレーブ・ブルートゥース・デバイスとの通信を制御する。マスタ・ブルートゥース・デバイスは、複数のスレーブ・ブルートゥース・デバイスと同時に通信することができる。あるいは、マスタ・ブルートゥース・デバイスは、複数のスレーブ・ブルートゥース・デバイスを素早く切り替えることによってその複数のスレーブ・ブルートゥース・デバイスと個々に通信することができる。もしブルートゥース・デバイスが複数のスレーブ・ユニットと通信している場合に、そのデバイスは、その中でデータ・パケットを送信するためそして受信するために追加のフレーム・スロットを必要とすることがある。
図5−図7を参照して、通信プロトコルの調整に関係する方法が、説明される。説明の単純化の目的のために、方法は、一連の動作として示されそして説明されるが、ある複数の動作が、1又はそれより多くの実施形態にしたがって、本明細書中に示されそして説明される動作とは異なる順番で及び/又はそれとは別の動作と同時に起きることがあるので、本方法は動作の順番によって制限されないことが、理解されそして認識されるはずである。例えば、ある方法が、状態図におけるように、一連の相互に関連する状態又はイベントとして代わりに表されることができることを、当業者は、理解しそして認識するであろう。その上、1又はそれより多くの実施形態にしたがった方法を実行するために、全ての説明される動作が利用され得るとは限らない。それに加えて、複数の方法が、ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスに関連して本明細書中に説明されるとはいえ、本方法は、さらなる通信プロトコルに適用可能であり、そしてブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスに限定されない。
ここで図5を参照して、本明細書中に示された1又はそれより多くの態様にしたがって、無線通信環境において通信を調整するための方法500が図示される。502において、移動デバイス内部にブルートゥース・デバイスとIEEE802.11b/gデバイスとの両者の存在が検出される。ブルートゥース・デバイスに対する送信及び受信スケジュールは、504において決定される。ブルートゥース・デバイスのスケジュールに基づいて、IEEE802.11b/gデバイスの送信及び受信が、506において決定される。一般的に、ブルートゥース・デバイスは、図3に図示されたように、比較的固定された送信及び受信スケジュールを有する。したがって、ブルートゥース・デバイスの送信及び受信スケジュールを修正することよりはむしろIEEE802.11b/gデバイスの送信及び受信を適応させることが、より実際的であり得る。
図6は、本明細書中に示された1又はそれより多くの態様にしたがって、無線通信環境において通信を調整するための方法を説明する。1又はそれより多くの態様では、コントローラ構成素子は、WLAN送信とブルートゥース送信との両者を制御することができる。コントローラ構成素子は、無線通信デバイスを制御しているプロセッサの内部に搭載されることができる。例えば、コントローラ構成素子は、移動電話機の送受話器のプロセッサ中に配置されることができる。移動電話機は、WLANを介したVoIPを、同様にブルートゥース・デバイスを利用するイアピースを使用することができる。602において、コントローラ構成素子は、ブルートゥース・デバイスとIEEE802.11b/gデバイスとの存在を検出する。604において、コントローラ構成素子は、ある種のシステム・パラメータを決定する。例えば、WLANは、妥当なデータ伝送を確実にするために最低のスループットを要求することができる。コントローラ構成素子は、サービスの品質又は他のパラメータに基づいて音声パケット及びデータ・パケットをスケジュールすることができ、一方で同時に、WLAN及びブルートゥースの同時の受信と送信を防止する。コントローラ構成素子は、606において、WLANデータ・パケットとブルートゥース・データ・パケットとの媒体アクセス制御(MAC:media access control)層をアクセスすることができて、パケット内部のデータのタイプを決定することができる。データのタイプに応じて、コントローラ構成素子は、音声パケット又はデータ・パケットを再スケジュールすることができる。1又はそれより多くの態様では、IEEE802.11b/gデバイスは、コントローラ構成素子として動作することができ、そしてWLAN及びブルートゥースの送信及び受信を調整することができる。
1又はそれより多くのさらなる態様では、コントローラ構成素子は、アクセス・ポイントのところに与えられることができる。アクセス・ポイントは、WPANの比較的小さな送信地域のためにブルートゥース・デバイスの存在を検出することが不可能であり得る。しかしながら、移動デバイス内部のIEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース・デバイスの存在をアクセス・ポイントに通知することができ、通信プロトコルの調整を容易にさせることができる。アクセス・ポイントは、複数のブルートゥース・デバイスをスケジュールすることができるが、複数のブルートゥース・デバイスを互いに同期させる必要がない。アクセス・ポイントは、共に配置されたIEEE802.11b/gデバイスとブルートゥース・デバイスを調整することだけが必要である。
1又はそれより多くの別の実施形態では、アクセス・ポイントのビーコン・インターバルは、WLAN送信とブルートゥース送信との間で分割されることができる。ビーコン・インターバルは、アクセス・ポイントによる複数のビーコン送信間の時間である。ビーコン・インターバルは、WLANインターバルとブルートゥース・インターバルとに分割されることができ、両方のデバイスに対する通信を提供することができる。アクセス・ポイントは、ブルートゥース・インターバルに引き続いてWLANインターバルをスケジュールすることができるが、必ずしもその順番である必要がない。
1又はそれより多くの態様では、ブルートゥース・デバイスのスケジュールは、仮想的に変更されずにそのまま残り、一方でWLAN送信がブルートゥース・デバイスとの衝突を回避するために操作される。したがって、IEEE802.11b/gデバイスの内部に搭載されているか、別のコントローラ構成素子としてであるか又はいずれかの他の可能な実装であるかに拘らず、調整構成素子は、その存在を最初に検出するはずであり、そしてWLAN送信をスケジュールする前にブルートゥース・デバイスの送信スケジュールを決定する。ブルートゥースの送信及び受信を判断するために、調整構成素子は、ブルートゥース・デバイスによって放出されるRF強度をモニタすることができ、送信スロットと受信スロットとを識別する。調整構成素子がブルートゥース・デバイスによって利用されたスロットを一旦決定すると、それは未使用のスロットのタイミングを計算することができ、そしてそれらのスロットの期間にWLANの送信及び受信をスケジュールすることができる。
1又はそれより多くの態様では、調整構成素子は、ブルートゥース・デバイスと移動デバイスの中央プロセッサ(例えば、移動電話機中の移動局モデム・チップセット(MSM:Mobile Station Modem chipset))との間のメッセージのためのシリアル・バス・インターフェース(SBI:Serial Bus Interface)をモニタすることができる。ブルートゥース・デバイスと移動デバイス中央プロセッサは、送信及び受信の前にメッセージを交換することができる。その結果、これらのメッセージは、送信及び受信アクティビティの凡そのタイミングを決定するために使用されることができる。調整構成素子は、ブルートゥース・デバイスの送信及び受信との衝突を回避するように、IEEE802.11b/gデバイスの送信及び受信をスケジュールすることができる。
ここで図7を参照して、本明細書中に示された1又はそれより多くの態様にしたがって、無線通信環境において通信を調整するための方法700が、説明される。1又はそれより多くの態様では、IEEE802.11b/gデバイスとブルートゥース・デバイスとは、WLAN通信プロトコルとブルートゥース通信プロトコルとを調整するために、メッセージを交換することができる。ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスの両者は、複数のデバイス間のメッセージを管理することが可能なプロセッサ及びコントローラを含む。ある複数の実施形態では、相互運用を促進させるために、IEEE802.11b/gデバイスは、702において、ブルートゥース・デバイスにビーコン周期性とビーコン長に関する情報を含んでいるメッセージを送る。このメッセージは、進行中の音声コールがあるか否かに無関係に送られることができる。
ブルートゥース・デバイスが通信を初期化するときに、そのブルートゥース・デバイスは、704において、IEEE802.11b/gデバイスに送信フォーマットに関する情報を含んでいるメッセージを送ることができる。例えば、イアピースを利用している移動電話機において、音声コールが設定されるときに、ブルートゥース・デバイスは、IEEE802.11b/gデバイスに、そのブルートゥース・デバイスによって使用されるべきスロットの数及び利用された音声品質規格、例えば、HV1,HV2,HV3、に関する情報を含んでいるメッセージを送ることができる。706において、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース・デバイスの送信及び受信との衝突を回避するようにWLAN音声パケット送信をスケジュールする。
それに加えて、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース・デバイスに時間スロットを要請するメッセージを送ることができる。IEEE802.11b/gデバイス・メッセージは、ビーコン周期性、ビーコン長とサービス時間に関する情報を含むことができる。IEEE802.11b/gデバイスがWLAN通信を維持するためにアクセス・ポートからビーコンを受け取ることは、重要である。ビーコンは、登録及び他の極めて重要な情報を含む。ブルートゥース送信又は受信のために、IEEE802.11b/gデバイスがWLANを介してビーコンを受信することが不可能である場合、IEEE802.11b/gデバイスは、ビーコン受信を可能にするためにスロット割当てを互い違いに配置するようにブルートゥース・デバイスに要請することができる。これらの状況では、ブルートゥース・デバイスは、ビーコンのような高い優先度のWLANトラフィックを妨害しないように現在のブルートゥース・スケジュールを識別しそして再割り当てすることができる。それに加えて、WLANは、サービスの品質要求のための、緊急コール要求のための、又は他の類似のタイプの要請のためのWLAN送信を可能にするために、スロット割当てを再スケジュールするようにブルートゥースに要請を送ることができ。ブルートゥース・デバイスは、ほぼ数10ミリ秒の遅延を生成して再スケジュールすることができる。これは、結果として音声コールにおける小さなグリッチ(glitch)になることがある。
1又はそれより多くのさらなる実施形態では、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース・デバイスにメッセージを送ることができ、音声コールを設定する前にビーコンの周期性とビーコン長を示すことができ、そしてその後、SBIインターフェースを介してブルートゥース送信をモニタすることができる。音声コールが初期化されるとき、ブルートゥース・デバイスは、適切な送信フォーマットとスロットを決定し、そしてブルートゥース・デバイスが利用しようとしている音声品質(例えば、HV1,HV2、等)とスロット数を含んでいるメッセージをIEEE802.11b/gデバイスに送る。その後で、IEEE802.11b/gデバイスは、MSMとブルートゥース・デバイスとの間のSBIインターフェースをモニタする。MSMは、送信の直前にパケットをブルートゥース・デバイスに送り、そして送信の完了でパケット終了メッセージをブルートゥース・デバイスに送る。MSMは、ブルートゥース・デバイスによる受信に関するパケット開始メッセージとパケット終了メッセージを受け取る。それゆえ、IEEE802.11b/gデバイスは、SBIインターフェース・メッセージをモニタすることによってブルートゥース・デバイスの送信及び受信のおおよそのタイミングを計算することが可能である。
1又はそれより多くのさらなる実施形態では、MSMは、ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスの両者への共通タイミングを提供することができる。一旦、両方のデバイスが共通タイミングを有すると、SBIをモニタすることは不必要になってくる。デバイスは、トリガ・メッセージを使用することなく自身の割り当てられたスロットを決定することが可能である。
1又はそれより多くの態様では、ブルートゥース・デバイス・スロット割当ては、巡回方式(circuit-like)であり、そして割り当てられたスロットについてのスレーブによる媒体アクセスは、容易に先取りすることができない。そのようなケースでは、音声通信の期間にスロット割当てを変更することは、困難である。ブルートゥース・デバイスは、スロット割当てを変更するためにコールを中断することができ、そして音声パケット伝達を再初期化することができる。調整問題を防止するために、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥースに割り当てられたスロット時間から遠く離して音声トラフィックをスケジュールするはずであり、そしてブルートゥース・デバイスは、50%未満の時間のあいだで送信及び受信を制御するはずである。
1又はそれより多くの代わりの実施形態では、ブルートゥース・デバイス及びIEEE802.11b/gデバイスは、制御信号を含むことができ、その結果、ブルートゥース・デバイスが音声パケット又はデータ・パケットを送信している又は受信しているときに、その信号がハイに設定される。音声パケット又はデータ・パケットの送信又は受信が一旦完了すると、その信号はローに戻る。同様に、IEEE802.11b/gデバイスは、WLAN送信がブルートゥース・デバイスにいつ送信されようとしているか又は受信されようとしているかを示している信号を含むことができる。
1又はそれより多くの実施形態では、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース・デバイス送信との衝突を排除するためにフィルタを利用することができる。ブルートゥース・デバイス送信は、(22/20MHz)WLAN受信機の広帯域チャネルに対する狭帯域(1MHz)干渉源である。WLAN受信機は、ブルートゥース送信を除去するためにプログラム可能なノッチ・フィルタを使用することができる。ブルートゥース送信を除去するために、WLAN受信機は、干渉を追跡するためにブルートゥース・ホッピング・パターンとそのタイミングを判断する必要があるはずである。ブルートゥース送信の周波数ホッピングを追跡すること及び計算することは、追加の信号処理を必要とし、WLAN受信機に著しい複雑さを追加する。
1又はそれより多くの別の実施形態では、IEEE802.11b/gデバイスは、未スケジュール自動省電力配信(UAPSD:unscheduled automatic powersave delivery)モードを利用して、ブルートゥース・デバイスに割り当てられたスロットの期間に送信すること又は受信することを回避する。UAPSDモードでは、IEEE802.11b/gデバイスは、パケットを送信していない又は受信していないときに、スリープ・モードに入る。IEEE802.11b/gデバイスは、自律的に動作を開始する(wake up)。電力節約機能として元々は意図されていたが、UAPSDモードは、IEEE802.11b/gデバイスがブルートゥース・デバイスとの衝突を防ぐために使用されることができる。UAPSDモードでは、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース送信/受信サイクルの期間スリープ・モードに入る。送信/受信サイクルが終わると、IEEE802.11b/gデバイスは、WLANアクセス・ポイントに“トリガ”メッセージを送る。トリガを受信すると、アクセス・ポイントは、IEEE802.11b/gデバイスがスリープ・モードにあった間にIEEE802.11b/gデバイスのために記憶されてきている全ての音声パケット又はデータ・パケットを送る。このようにして、IEEE802.11b/gデバイスは、ブルートゥース送信及び受信との干渉を回避する。
1又はそれより多くの代わりの実施形態では、スケジュールされたAPSDモードは、IEEE802.11b/gデバイスによって使用されることができ、ブルートゥース送信及び受信との干渉を回避する。もしスケジュールされたAPSDモードが利用される場合に、IEEE802.11b/gデバイスは、スケジュールされた送信及びアクセス・ポイントからの受信を要請する。スケジュールされた送信及び受信は、ブルートゥース送信及び受信と干渉しないようにスケジュールされる。
本明細書中に説明された1又はそれより多くの実施形態にしたがって、推論が送信フォーマット、周波数、等に関してなされ得ることが、認識される。本明細書中で使用されるように、用語“推論する”又は“推論”は、イベント及び/又はデータを介して捕捉されるように一纏りの観測からシステム、環境、及び/又はユーザの状態についての理由付けするプロセス、又は推論するプロセスを一般に呼ぶ。推論は、特定の内容又は動作を識別するために採用されることができる、又は例えば、複数の状態にわたる確率分布を生成することができる。推論は、蓋然的であり得る、すなわち、データ及びイベントを考慮することに基づいて、関心のある複数の状態にわたる確率分布の計算である。推論は、しかもイベント及び/又はデータの集合からより高いレベルのイベントを組み立てるために採用される技術を呼ぶことができる。そのような推論は、その複数のイベントが時間的に密接に関連するか否かに拘らず、そしてそのイベント及びデータが1つの又は複数のエベント及びデータ・ソースから来るかどうかに拘らず、観測されたイベントの集合及び/又は記憶されたイベント・データの集合から新たなイベント又は新たなデータの構築を結果としてもたらす。
例によれば、上に示された方法は、ブルートゥース・デバイスの存在、いずれかのブルートゥース・デバイスの送信フォーマット、等に関する推論を行うことを含むことができる。上記の例が本質的に例示であり、そして行うことができる推論の数又はそのような推論が本明細書中で説明される様々な実施形態及び/又は方法に関連して行われる方式を制限するように意図されていないことが認識される。
図8は、本明細書中に説明された1又はそれより多くの実施形態にしたがった無線通信環境において複数の通信プロトコルの間の調整された通信を容易にするシステム800の例示である。システム800は、アクセス・ポイント中に及び/又はユーザ・デバイス中に常駐することができる。システム800は、受信機802を備え、それは例えば、受信アンテナから信号を受信し、そして受信信号にその上で一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、等)を実行し、そして調整された信号をディジタル化してサンプルを得る。復調器804は、各シンボル・ピリオドのあいだに受信シンボルを得ることができ、同様に受信シンボルをプロセッサ806に与えることができる。
プロセッサ806は、受信機構成素子802により受信された情報を解析するために専用の、及び/又は送信機816による送信のための情報を生成するために専用のプロセッサであり得る。プロセッサ806は、ユーザ・デバイス800の1又はそれより多くの構成素子を制御するプロセッサであり得る、及び/又は受信機802により受信された情報を解析し、送信機816による送信のための情報を生成し、そしてユーザ・デバイス800の1又はそれより多くの構成素子を制御するプロセッサであり得る。プロセッサ806は、さらなるユーザ・デバイスとの通信を調整することが可能なコントローラ構成素子を含むことができる。プロセッサ806は、最適化構成素子(図示されず)含むことができ、それは複数の通信プロトコルを利用する通信を調整する。最適化構成素子は、最適化コードを含むことができ、それはデータ・パケットの送信及び受信のためのタイム・スロットを割り当てることとともにユーティリティに基づく解析を実行することが、認識される。最適化コードは、推論及び/又は確率論的決定を実行するとともに人工頭脳に基づく方法を、そして/又はタイム・スロット割当てを最適化するとともに統計に基づく決定を利用することができる。
ユーザ・デバイス800は、メモリ808を付加的に備えることができ、それはプロセッサ806に動作上で接続され、そして通信を調整することに関連する情報及びその他の相応な情報を記憶する。メモリ808は、通信を調整することに関係するプロトコルを付加的に記憶することができる。本明細書中に記載されるデータ記憶(例えば、メモリ)構成素子が揮発性メモリ又は不揮発性メモリのいずれかであり得ること、又は揮発性メモリと不揮発性メモリの両者を含むことができることが、認識されるであろう。例示として、そして限定するのではなく、不揮発性メモリは、読出し専用メモリ(ROM:read only memory)、書き込み可能ROM(PROM:programmable ROM)、電気的書き込み可能ROM(EPROM:electrically PROM)、電気的消去可能ROM(EEPROM:electrically erasable PROM)、又はフラッシュ・メモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作する、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:random access memory)を含むことができる。例示として、そして限定するのではなく、RAMは、例えば、シンクロナスRAM(SRAM:synchronous RAM)、ダイナミックRAM(DRAM:dynamic RAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM:synchronous DRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM:double data rate SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM:enhanced SDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM:Synchlink DRAM)、及び直接ランバスRAM(DRRAM:direct Rambus RAM)のような複数の形式で利用可能である。主題のシステム及び方法のメモリ808は、これらのメモリ及びいずれかの別の適したタイプのメモリを備えるように意図されるが、これらに限定されない。ユーザ・デバイス800は、その上、シンボル変調器810と、変調された信号を送信する送信機812とをさらに備える。
それに加えて、ユーザ・デバイス800は、第2受信機814を含むことができ、それは例えば、受信アンテナから信号を受信し、そして受信信号にその上で一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、等)を実行し、そして調整された信号をディジタル化して、サンプルを得る。第2復調器816は、各シンボル・ピリオドのあいだに受信シンボルを得ることができ、同様に受信シンボルを第2プロセッサ818に供給することができる。第2プロセッサ818は、メモリ808に動作上で接続されることができる。第2プロセッサ818は、しかも最適化構成素子も含むことができ、それはプロセッサ806に関連して上に説明されたものと同様である。ユーザ・デバイス800は、その上、第2シンボル変調器820と、変調された信号を送信する第2送信機822とをさらに備える。
図9は、様々な態様にしたがって通信プロトコルの調整を容易にするシステム900の例示である。システム900は、基地局すなわちアクセス・ポイント902を備える。図示されたように、基地局902は、受信アンテナ906を介して1又はそれより多くのユーザ・デバイス904からの(複数の)信号を受信し、そして送信アンテナ908を経由して1又はそれより多くのユーザ・デバイス904に送信する。
基地局902は、受信機910を備え、それは受信アンテナ906から情報を受信し、そして受信した情報を復調する復調器912と動作上で関係付けられる。復調されたシンボルは、プロセッサ914によって解析され、そのプロセッサは図8に関して上に説明したプロセッサと同様であり、そして情報を記憶するメモリ916に接続される。変調器918は、ユーザ・デバイス904への送信アンテナ908を経由した送信機920による送信のために信号を多重化することができる。
図10は、具体例の無線通信システム1000を示す。その無線通信システム1000は、簡潔さの目的で1つの基地局と1つの端末とを図示する。しかしながら、本システムは、1より多くの基地局すなわちアクセス・ポイント及び/又は1より多くの端末すなわちユーザ・デバイスを含むことができることが認識され、ここにおいて、追加の基地局及び/又は端末は、以下に説明される具体例の基地局及び端末と実質的に同じである又は異なることができる。それに加えて、基地局及び/又は端末は、それらの間での無線通信を容易するために本明細書中に説明されたシステム(図8−9)及び/又は方法(図5−7)を採用することができる。
ここで図10を参照して、ダウンリンク上で、アクセス・ポイント1005において、送信(TX)データ・プロセッサ1010は、トラフィック・データを受け取り、フォーマット化し、コード化し、インターリーブし、そして変調し(すなわち、シンボル・マッピングし)、そして変調シンボル(“データ・シンボル”)を与える。シンボル変調器1015は、そのデータ・シンボルとパイロット・シンボルを受け取りそして処理し、そしてシンボルのストリームを与える。シンボル変調器1015は、データ・シンボルとパイロット・シンボルを多重化し、そしてN個の送信シンボルの集合を得る。各送信シンボルは、データ・シンボル、パイロット・シンボル、又はゼロの値の信号であり得る。そのパイロット・シンボルは、各シンボル・ピリオドにおいて継続的に送られることができる。パイロット・シンボルは、周波数分割多重化される(FDM:frequency division multiplexed)、直交周波数分割多重化される(OFDM:orthogonal frequency division multiplexed)、時分割多重化される(TDM:time division multiplexed)、周波数分割多重化される(FDM:frequency division multiplexed)、又は符号分割多重化される(CDM:code division multiplexed)ことができる。OFDMシステムのケースでは、シンボル変調器1015は、N点IFFTを使用してN個の送信シンボルの各集合を時間ドメインに変換することができ、N個の時間ドメイン・チップを含む“変換された”シンボルを得ることができる。シンボル変調器1015は、一般的に各変換されたシンボルの一部分を繰り返して、対応するシンボルを得る。その繰り返された部分は、巡回プリフィックスとして知られ、そして無線チャネルにおける遅延広がりに対処するために使用される。
送信機ユニット(TMTR)1020は、シンボルのストリームを受け取りそして1又はそれより多くのアナログ信号へと変換し、そしてそのアナログ信号をさらに調整して(例えば、増幅し、フィルタし、そして周波数アップコンバートして)、無線チャネルを経由した送信のために適したダウンリンク信号を生成する。ダウンリンク信号は、次にアンテナ1025を経由して端末に送信される。端末1030において、アンテナ1035は、ダウンリンク信号を受信し、そして受信機ユニット(RCVR)1040に受信信号を与える。受信機ユニット1040は、受信信号を調整し(例えば、フィルタし、増幅し、そして周波数ダウンコンバートし)、そして調整された信号をディジタル化してサンプルを得る。シンボル復調器1045は、N個の受信信号を取得し、そしてチャネル推定のためにプロセッサ1050に受信したパイロット・シンボルを与える。シンボル復調器1045は、プロセッサ1050からダウンリンクに対する周波数応答推定値をさらに受け取り、受信したデータ・シンボルにデータ復調を実行してデータ・シンボル推定値(それは送信されたデータ・シンボルの推定値である)を取得し、そしてそのデータ・シンボル推定値をRXデータ・プロセッサ1055に与える、そのRXデータ・プロセッサはデータ・シンボル推定値を復調し(すなわち、シンボル逆マッピングし)、逆インターリーブしそしてデコードして、送信されたトラフィック・データを再生する。シンボル復調器1045及びRXデータ・プロセッサ1055による処理は、アクセス・ポイント1005におけるそれぞれシンボル変調器1015及びTXデータ・プロセッサ1010による処理に相補的である。
アップリンク上で、TXデータ・プロセッサ1060は、トラフィック・データを処理し、そしてデータ・シンボルを与える。シンボル変調器1065は、データ・シンボルを受け取りそしてパイロット・シンボルと多重化し、変調を実行し、そしてシンボルのストリームを与える。送信機ユニット1070は、それからシンボルのストリームを受け取りそして処理して、アップリンク信号を生成する、その信号はアクセス・ポイント1005へアンテナ1035により送信される。
アクセス・ポイント1005において、端末1030からのアップリンク信号は、アンテナ1025によって受信され、受信機ユニット1075によって処理されてサンプルを得る。シンボル復調器1080は、次にサンプルを処理し、そしてアップリンクに対するデータ・シンボル推定値と受信パイロット・シンボルを与える。RXデータ・プロセッサ1085は、そのデータ・シンボル推定値を処理して、端末1030によって送信されたトラフィック・データを再生する。プロセッサ1090は、アップリンク上に送信している各アクセス端末に対するチャネル推定を実行する。
プロセッサ1090と1050は、それぞれアクセス・ポイント1005と端末1030における動作を管理する(例えば、制御する、調整する、監督する、等)。それぞれのプロセッサ1090と1050は、プログラム・コード及びデータを記憶するメモリ・ユニット(図示されず)と関係付けられることができる。プロセッサ1090と1050は、しかもそれぞれアップリンクとダウンリンクに対する周波数及びインパルス応答推定値を導出するために計算を実行することができる。
多元接続システム(例えば、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMA、等)に関して、複数の端末は、アップリンク上に同時に送信することができる。そのようなシステムのために、パイロット副帯域は、異なる端末の間で共有されることができる。チャネル推定技術は、各端末に対するパイロット副帯域が(おそらく帯域端を除いて)動作帯域全体に広がるケースにおいて使用されることができる。そのようなパイロット副帯域構造は、各端末に対する周波数ダイバーシティを得るために望ましいはずである。本明細書中に記載された技術は、様々な手段により与えられることができる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせで与えられることができる。ハードウェア・インプリメンテーションに関して、チャネル推定のために使用される処理ユニットは、1又はそれより多くの用途特定集積回路(ASICs:application specific integrated circuits)、ディジタル信号プロセッサ(DSPs:digital signal processors)、ディジタル信号処理デバイス(DSPDs:digital signal processing devices)、プログラマブル論理デバイス(PLDs:programmable logic devices)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGAs:field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ−コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書中に説明した機能を実行するために設計された他の電子ユニット、若しくはこれらの組み合わせの中に与えられることができる。ソフトウェアを用いて、インプリメンテーションは、本明細書中に説明された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能、及びその他)を通してであり得る。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット中に記憶されることができ、そしてプロセッサ1090及び1050によって実行されることができる。
ソフトウェア・インプリメンテーションに関して、本明細書中に説明された技術は、本明細書中に説明された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能、及びその他)を用いて与えられることができる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット中に記憶されることができ、そしてプロセッサによって実行されることができる。メモリ・ユニットは、プロセッサの内部に搭載される、又はプロセッサの外部に与えられることができる。この外部のケースでは、この分野で公知の様々な手段を介してプロセッサに通信的に接続されることができる。
上に説明されてきたものは、1又はそれより多くの実施形態の例を含む。当然のことながら、上記の実施形態を説明する目的のために全ての考え得る構成要素又は方法の組み合わせを記述することは不可能であるが、様々な実施形態の複数のさらなる組み合わせ及び置き換えが可能であることを、当業者は理解することができる。したがって、説明された実施形態は、添付された特許請求の範囲の精神及びスコープの範囲内になる全てのそのような代替物、変更及び変形を包含するように意図されている。その上、用語“含む(include)”が詳細な説明又は特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される限りは、“具備する(comprising)”が特許請求の範囲においてつなぎの用語として使用されるときに解釈されるように、そのような用語は、用語“具備する”と同様にある意味で包括的であるように意図される。
図1は、本明細書中に示された様々な実施形態にしたがった無線通信システムを図説する。 図2は、1又はそれより多くの実施形態にしたがった無線通信システムの例示である。 図3は、本明細書中に示された1又はそれより多くの態様にしたがった、ブルートゥース送信及び受信スケジューリングを図説する。 図4は、本明細書中に示された1又はそれより多くの態様にしたがった、複数のブルートゥース・デバイスを利用する移動デバイスを図説する。 図5は、本明細書中に示された1又はそれより多くの態様にしたがった、IEEE802.11b/gデバイスとブルートゥース・デバイスとの間の通信を調整するための方法を図説する。 図6は、本明細書中に示された1又はそれより多くの態様にしたがった、コントローラ構成素子を利用して通信を調整するための方法を図示する。 図7は、本明細書中に示された1又はそれより多くの態様にしたがった、複数の通信デバイス間のメッセージ通信することを利用して通信を調整するための方法を図説する。 図8は、本明細書中に説明された1又はそれより多くの実施形態にしたがった、無線通信環境において複数の通信プロトコルの間の通信を調整するシステムの例示である。 図9は、様々な態様にしたがった無線通信環境において通信を調整するシステムの図説である。 図10は、本明細書中に説明される様々なシステム及び方法とともに採用されることができる無線通信環境の図説である。
符号の説明
100…無線通信システム,102…アクセス・ポイント,104…移動デバイス,200…無線通信システム,202…スイッチ(イサーネット・ハブ),204…電子デバイス,206…ルータ,208…モデム,1000…無線通信システム,1005…アクセス・ポイント,1025…アンテナ,1030…端末,1035…アンテナ。

Claims (31)

  1. 電子デバイス内部での複数の無線通信プロトコルに対する通信を調整する方法であって、
    第1の通信プロトコルを利用する該電子デバイスにおける無線通信のために少なくとも1つのタイム・スロットの割当てを検出すること;及び
    該第1の通信プロトコルにしたがった無線通信との衝突を回避するために第2の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの無線通信を制御すること、
    を具備する方法。
  2. 該第1の通信プロトコルとしてブルートゥース通信プロトコルを使用することをさらに具備する、請求項1の方法。
  3. 該第2の通信プロトコルとしてIEEE802.11b通信プロトコル又はIEEE802.11g通信プロトコルのうちの1つを使用することをさらに具備する、請求項1の方法。
  4. 該第1の通信プロトコルに割り当てられた該少なくとも1つのスロットの再割当てを要請すること;
    該要請に応じてデータ・パケットの送信又は受信を取り消すこと;及び
    該要請に基づいて該第2の通信プロトコルに該少なくとも1つのスロットを再割り当てすること、
    をさらに具備する、請求項1の方法。
  5. 該第1の通信プロトコルに対する周波数ホッピング・スケジュールを決定すること;及び
    該第2の通信プロトコルにしたがった該無線通信との干渉を回避するためにヌル・フィルタを利用して該第1の通信プロトコルにしたがった該無線通信をフィルタすること、
    をさらに具備する、請求項1の方法。
  6. 該第1の通信プロトコルを利用する第1の通信構成素子の無線通信周波数(RF)出力をモニタすること;及び
    該RF出力に基づいて該第1の通信プロトコルに割り当てられた該少なくとも1つのスロットを決定すること、
    をさらに具備する、請求項1の方法。
  7. 該第1の通信プロトコルを利用する第1の通信構成素子に接続されたシリアル・バス・インターフェース(SBI)上のトラフィックをモニタすること;及び
    該SBIトラフィックに基づいて該第1の通信プロトコルに割り当てられた該少なくとも1つのスロットを決定すること、
    をさらに具備する、請求項1の方法。
  8. 該第1の通信プロトコルに割り当てられた該少なくとも1つのスロットの期間に該第2の通信プロトコルを利用する第2の通信構成素子の省電力特性(feature)を利用すること、
    をさらに具備する、請求項1の方法。
  9. 該第1の通信プロトコルに割り当てられた該少なくとも1つのスロットの期間に該第2の通信プロトコルを利用する第2の通信構成素子のスケジューリング特性を利用すること、
    をさらに具備する、請求項1の方法。
  10. 該第1の通信プロトコルを利用する第1の通信構成素子から該第2の通信プロトコルを利用する第2の通信構成素子にメッセージを送信すること、をさらに具備し、ここにおいて、該メッセージは該第1の通信プロトコルに割り当てられた該少なくとも1つのスロットのあいだのスケジュールを備える、
    ことを特徴とする、請求項1の方法。
  11. 第1の通信プロトコル及び第2の通信プロトコルにしたがった通信を制御するために構成されたプロセッサ、ここにおいて、該プロセッサは該第1の通信プロトコルに割り当てられた1又はそれより多くのタイム・スロットにおける送信又は受信との衝突を回避するために該第2の通信プロトコルにしたがった送信及び受信を制御するようにさらに構成される;及び
    該プロセッサと接続されたメモリ、
    を具備する、無線通信装置。
  12. 該第1の通信プロトコルは、ブルートゥース通信プロトコルである、請求項11の装置。
  13. 該第2の通信プロトコルは、IEEE802.11b通信プロトコル及びIEEE802.11g通信プロトコルのうちの1つである、請求項11の装置。
  14. 該プロセッサは、該第1の通信プロトコルに割り当てられた該1又はそれより多くのタイム・スロットの再割当てを要請する、ここにおいて、該第1の通信プロトコルを利用する第1の通信構成素子は、該要請に基づいてデータ・パケットの送信又は受信を取り消し、そして該1又はそれより多くのタイム・スロットは、該第2の通信プロトコルに再割り当てされる、請求項11の装置。
  15. 該第1の通信プロトコルにしたがった送信及び受信をフィルタするヌル・フィルタをさらに具備する、請求項11の装置。
  16. 該プロセッサは、該第1の通信プロトコルを利用する第1の通信構成素子の無線通信周波数(RF)出力をモニタし、そして該第1の通信プロトコルに割り当てられた該1又はそれより多くのタイム・スロットを決定する、請求項11の装置。
  17. 該第1の通信プロトコルを利用する第1の通信構成素子に接続されたシリアル・バス・インターフェース(SBI)をさらに具備し、ここにおいて、該プロセッサは、該第1の通信構成素子からのSBIトラフィックをモニタし、そして該第1の通信プロトコルに割り当てられた該1又はそれより多くのタイム・スロットを決定する、請求項11の装置。
  18. 該第1の通信プロトコルに割り当てられた該1又はそれより多くのタイム・スロットの期間に利用された該第2の通信プロトコルを利用する第2の通信構成素子の省電力機能をさらに具備する、請求項11の装置。
  19. 該第1の通信プロトコルを利用する第1の通信構成素子は、該第2の通信プロトコルを利用する第2の通信構成素子に該第1の通信プロトコルに割り当てられた該少なくとも1つのスロットのあいだのスケジュールを送信する、請求項11の装置。
  20. 電子デバイス内部での複数の無線通信プロトコルに対する通信を調整するための無線通信装置であって、
    第1の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの第1の通信構成素子への送信又は受信のために少なくとも1つのタイム・スロット割当てを検出するための手段;及び
    第1の通信構成素子の送信又は受信との衝突を回避するために第2の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの第2の通信構成素子の送信及び受信を制御するための手段、
    を具備する装置。
  21. 該第1の通信構成素子に割り当てられた該少なくとも1つのスロットの再割当てを要請するための手段;
    該要請に応じてデータ・パケットの送信を取り消すための手段;及び
    該要請に基づいて該第2の通信構成素子に該少なくとも1つのスロットを再割り当てするための手段、
    をさらに具備する、請求項20の装置。
  22. 該第1の通信構成素子に対する周波数ホッピング・スケジュールを決定するための手段;及び
    該第2の通信構成素子との干渉を回避するために該第1の通信構成素子の送信及び受信をフィルタするための手段、
    をさらに具備する、請求項20の装置。
  23. 該第1の通信構成素子の無線通信周波数(RF)出力をモニタするための手段;及び
    該第1の通信構成素子に割り当てられた該少なくとも1つのスロットを決定するための手段、
    をさらに具備する、請求項20の装置。
  24. 該第1の通信構成素子に接続されたシリアル・バス・インターフェース(SBI)上のトラフィックをモニタするための手段;及び
    該第1の通信構成素子に割り当てられた該少なくとも1つのスロットを決定するための手段、
    をさらに具備する、請求項20の装置。
  25. 該第1の通信構成素子から該第2の通信構成素子にメッセージを送信するための手段、をさらに具備し、ここにおいて、該メッセージは該第1の通信構成素子に割り当てられた該少なくとも1つのスロットのあいだのスケジュールを備える、
    ことを特徴とする、請求項20の装置。
  26. その媒体上に記憶したコンピュータ実行可能な命令を有するコンピュータ読み取り可能な媒体であって、該命令は、
    第1の通信プロトコルを利用する電子デバイスの第1の通信構成素子への送信又は受信のために少なくとも1つのタイム・スロットの割当てを検出すること;及び
    第1の通信構成素子の送信又は受信との衝突を回避するために第2の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの第2の通信構成素子の送信及び受信を制御すること、
    を具備することを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な媒体。
  27. 該第1の通信構成素子に割り当てられた該少なくとも1つのスロットの再割当てを要請するため;及び
    該要請に基づいて該第2の通信構成素子に該少なくとも1つのスロットを再割り当てするため、
    の命令をさらに具備する、請求項26のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  28. 移動デバイス内部での複数の無線通信プロトコルに対する通信を調整する移動デバイスであって、
    第1の通信プロトコルを利用する該移動デバイスの第1の通信構成素子、ここにおいて、該第1の通信構成素子は送信又は受信のために少なくとも1つのスロットを割り当てられる;及び
    第2の通信プロトコルを利用する該移動デバイスの第2の通信構成素子、を具備し、ここにおいて、該第2の通信構成素子は、該第1の通信構成素子の送信又は受信との衝突を回避するために該第2の通信構成素子の送信及び受信を制御するプロセッサを備える、
    ことを特徴とする移動デバイス。
  29. 該デバイスは、セルラ電話機、スマート電話機、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド計算デバイス、衛星無線通信機器、グローバル・ポジショニング・システム、ラップトップ、及びPDAのうちの少なくとも1つのである、請求項28の移動デバイス。
  30. 電子デバイス内部での複数の無線通信プロトコルに対する通信を調整するための命令を実行するプロセッサであって、該命令は;
    第1の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの第1の通信構成素子への送信又は受信のために少なくとも1つのタイム・スロットの割当てを検出すること;及び
    該第1の通信構成素子の送信又は受信との衝突を回避するために第2の通信プロトコルを利用する該電子デバイスの第2の通信構成素子の送信及び受信を制御すること、
    を具備することを特徴とする、プロセッサ。
  31. 該命令は、
    該第1の通信構成素子に割り当てられた該少なくとも1つのスロットの再割当てを要請すること;及び
    該要請に基づいて該第2の通信構成素子に該少なくとも1つのスロットを再割り当てすること、
    をさらに具備することを特徴とする、請求項30のプロセッサ。
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