JP2013528974A - マルチ・ラジオ共存のための方法および装置 - Google Patents

マルチ・ラジオ共存のための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013528974A
JP2013528974A JP2013502820A JP2013502820A JP2013528974A JP 2013528974 A JP2013528974 A JP 2013528974A JP 2013502820 A JP2013502820 A JP 2013502820A JP 2013502820 A JP2013502820 A JP 2013502820A JP 2013528974 A JP2013528974 A JP 2013528974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
performance
radio resources
radio
processor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013502820A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5650313B2 (ja
Inventor
カドウス、タマー・エー.
マントラバディ、アショク
サデク、アーメド・ケー.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2013528974A publication Critical patent/JP2013528974A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5650313B2 publication Critical patent/JP5650313B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • H04W72/1215Wireless traffic scheduling for collaboration of different radio technologies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

接続エンジンおよび共存マネジャは、ユーザ機器におけるラジオ・リソースを管理するために適用される。接続エンジンは、ラジオ・リソースのセットのために希望されるパフォーマンス・メトリックを定義する。共存マネジャは、リソース容量、潜在的な衝突率、およびその他のメトリックを考慮しながら、所望のパフォーマンス・メトリックを達成するために、潜在的に干渉するラジオ・リソースを割り当てる。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2010年3月30日に出願された「接続エンジン−共存マネジャ・インタフェース」("CONNECTION ENGINE-COEXISTENCE MANAGER INTERFACE)と題された米国仮特許出願61/319,100号の利益を主張する。この開示は、全体が参照によって本明細書に明確に組み込まれている。
本記載は、一般に、マルチ・ラジオ技術に関し、さらに詳しくは、マルチ・ラジオ・デバイスのための共存技術に関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。
通常、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートしうる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力、複数入力単一出力、あるいは、複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。
いくつかの従来の高度なデバイスは、異なるラジオ・アクセス技術を用いて送信/受信するために、複数のラジオを含んでいる。RATの例は、例えば、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)、グローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))、cdma2000、WiMAX、WLAN(例えば、WiFi)、Bluetooth(登録商標)、LTE等を含む。
モバイル・デバイスの例は、例えば、第4世代(4G)携帯電話のようなLTEユーザ機器(UE)を含んでいる。このような4G電話は、ユーザにさまざまな機能を提供するために、さまざまなラジオを含みうる。この例の目的のために、4G電話は、音声およびデータのためのLTEラジオ、IEEE 802.11(WiFi)ラジオ、全地球測位システム(GPS)ラジオ、およびBluetoothラジオを含んでいる。ここでは、上記のうちの2つ、あるいは4つすべてが同時に動作しうる。異なるラジオは、電話のために有用な機能を提供するが、これらを単一のデバイスに含めると、共存問題が生じる。具体的には、1つのラジオの動作は、ある場合において、放射メカニズム、伝導メカニズム、リソース衝突メカニズム、および/または、その他の干渉メカニズムによって、別のラジオの動作と干渉しうる。共存問題はこのような干渉を含んでいる。
これは特に、産業、科学、および医療(ISM:Industrial Scientific and Medical)帯域に隣接しており、干渉を引き起こしうるLTEアップリンク・チャネルについて現実である。Bluetoothおよびいくつかの無線LAN(WLAN)チャネルが、ISM帯域内にあることが注目される。いくつかの事例では、いくつかのBluetoothチャネル条件のために、帯域7あるいは帯域40においてでさえも、LTEが、いくつかのチャネルにおいてアクティブである場合、Bluetooth誤り率は、許容できなくなりうる。たとえLTEに顕著な劣化がなくても、Bluetoothとの同時動作の結果、音声サービスがBluetoothハンドセットにおいて終了することにより途絶するという結果になりうる。このような途絶は、カスタマに許容不可となりうる。LTE送信がGPSと干渉する場合、同様の問題が存在する。現在、LTEは自らは劣化を受けないので、この問題を解決しうるメカニズムは存在しない。
特にLTEを参照すると、UEは、ダウンリンクでUEによって観察される干渉をイボルブド・ノードB(eNB;例えば、無線通信ネットワークのための基地局)に通知するために、eNBと通信することが注目される。さらに、eNBは、ダウンリンク誤り率を用いて、UEにおける干渉を推定できうる。いくつかの事例では、eNBおよびUEは、UEにおける干渉を、UE自身内のラジオによる干渉でさえも低減させる解決策を見つけるように協調しうる。しかしながら、従来のLTEでは、ダウンリンクに関する干渉推定値は、干渉に対して包括的に対処するためには適切ではないことがありうる。
1つの事例では、LTEアップリンク信号は、Bluetooth信号またはWLAN信号と干渉する。しかしながら、このような干渉は、eNBにおけるダウンリンク測定レポートに反映されない。この結果、UEの一部における一方的な動作(例えば、アップリンク信号を別のチャネルへ移動させること)は、アップリンク共存問題を認識しておらず、この一方的な動作を取り消すことを求めるeNBによって妨害されうる。例えば、UEが、異なる周波数チャネルで接続を再確立した場合であっても、ネットワークは、未だに、デバイス内干渉によって破壊されたオリジナルの周波数チャネルへ戻すようにUEをハンドオーバしうる。これは、よくあるシナリオである。なぜなら、破壊されたチャネルにおける所望の信号強度はしばしば、eNBへの基準信号受信電力(RSRP)に基づいて、新たなチャネルの測定レポートに高く反映されうるからである。したがって、eNBがハンドオーバ決定を行うためにRSRPレポートを使用する場合、破壊されたチャネルと所望のチャネルとの間を行き来するピンポン効果が生じうる。
例えば、eNBの調整無しでアップリンク通信を単純に停止させるような、UEの一部における他の一方的な動作は、eNBにおける電力ループ誤動作をもたらしうる。従来のLTEに存在するさらなる問題は、共存問題を有する構成に対する代替案として、所望の構成を議論するためのUEの一部における一般的な能力不足を含んでいる。少なくともこれらの理由で、UEにおけるアップリンク共存問題は、UEの他のラジオに関するパフォーマンスおよび効率に関して、長期間未解決のままでありうる。
本開示のさらなる特徴および利点が以下に記載されるだろう。本開示は、本開示のものと同じ目的を実行するために、修正したり、その他の構成を設計するための基礎として容易に利用されうることが当業者によって理解されるべきである。このような等価な構成は、特許請求の範囲に記載された開示の教示から逸脱しないこともまた当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、動作の方法と構成との両方に関し、本開示の特徴であると信じられている新規の特徴が、添付図面と関連して考慮された場合に、以下の記載から良好に理解されるであろう。しかしながら、図面のおのおのは、例示および説明のみの目的のために提供されており、本開示の限界の定義として意図されていないことが明確に理解されるべきである。
無線通信の方法が提案される。この方法は、第1のセットのラジオ・リソースにおいてサポートされるべき第1のパフォーマンス基準を用いて第1のセットのデータを識別すること、を含む。この方法はまた、サポートされるべき第2のパフォーマンス基準を用いて第2のセットのデータを識別すること、を含む。この方法はさらに、第1のセットのラジオ・リソースと、その他のラジオ・リソースとの間で予測される衝突率に基づいて、第1のパフォーマンス基準および第2のパフォーマンス基準を達成するための、第1のセットのデータと第2のセットのデータに対するラジオ・リソースの割り当てが存在するかを判定すること、を含む。
無線通信システムにおいて動作可能な装置が提案される。この装置は、第1のセットのラジオ・リソースにおいてサポートされるべき第1のパフォーマンス基準を用いて第1のセットのデータを識別する手段、を含む。この装置はまた、サポートされるべき第2のパフォーマンス基準を用いて第2のセットのデータを識別する手段、を含む。この装置はさらに、第1のセットのラジオ・リソースと、その他のラジオ・リソースとの間で予測される衝突率に基づいて、第1のパフォーマンス基準および第2のパフォーマンス基準を達成するための、第1のセットのデータと第2のセットのデータに対するラジオ・リソースの割り当てが存在するかを判定する手段、を含む。
無線通信のために構成されたコンピュータ・プログラム製品が提案される。このコンピュータ・プログラム製品は、記録されたプログラム・コードを有するコンピュータ読取可能な媒体を含む。このプログラム・コードは、第1のセットのラジオ・リソースにおいてサポートされるべき第1のパフォーマンス基準を用いて第1のセットのデータを識別するためのプログラム・コードを含む。このプログラム・コードは、サポートされるべき第2のパフォーマンス基準を用いて第2のセットのデータを識別するためのプログラム・コードを含む。このプログラム・コードは、第1のセットのラジオ・リソースと、その他のラジオ・リソースとの間で予測される衝突率に基づいて、第1のパフォーマンス基準および第2のパフォーマンス基準を達成するための、第1のセットのデータと第2のセットのデータに対するラジオ・リソースの割り当てが存在するかを判定するためのプログラム・コードを含む。
無線通信ネットワークにおける動作のために構成された装置が提案される。この装置は、メモリと、このメモリに接続されたプロセッサ(単数または複数)とを含む。このプロセッサ(単数または複数)は、第1のセットのラジオ・リソースにおいてサポートされるべき第1のパフォーマンス基準を用いて第1のセットのデータを識別するように構成される。このプロセッサ(単数または複数)はまた、サポートされるべき第2のパフォーマンス基準を用いて第2のセットのデータを識別するように構成される。このプロセッサ(単数または複数)はさらに、第1のセットのラジオ・リソースと、その他のラジオ・リソースとの間で予測される衝突率に基づいて、第1のパフォーマンス基準および第2のパフォーマンス基準を達成するための、第1のセットのデータと第2のセットのデータに対するラジオ・リソースの割り当てが存在するかを判定するように構成される。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物に特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記載からより明らかになるだろう。
図1は、1つの態様にしたがう多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、1つの態様にしたがう通信システムのブロック図である。 図3は、ダウンリンク・ロング・ターム・イボリューション(LTE)通信における典型的なフレーム構造を例示する。 図4は、アップリンク・ロング・ターム・イボリューション(LTE)通信における典型的なフレーム構造を概念的に例示するブロック図である。 図5は、典型的な無線通信環境を例示する。 図6は、マルチ・ラジオ無線デバイスの設計の例のブロック図である。 図7は、所与の決定期間における7つの例のラジオ間のそれぞれの潜在的な衝突を示すグラフである。 図8は、時間に対する共存マネジャ(CxM)の例の動作を示す図である。 図9は、1つの態様にしたがう、マルチ・ラジオ共存管理のための無線通信環境内のサポートを提供するためのシステムのブロック図である。 図10は、接続エンジン/共存マネジャ・インタフェースの実施の例を例示するブロック図である。 図11は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって、接続エンジンと共存マネジャとの動作を容易にするように実行されうるスループット分析の例を例示する。 図12は、本開示の1つの態様にしたがう、マルチ・ラジオ共存マネジャ・プラットフォームのための決定ユニット設計のための技術を例示する。
本開示のさまざまな態様は、例えばLTE帯域と、(例えば、BT/WLAN用の)産業、科学、および医療(ISM)帯域との間で、顕著なデバイス内共存問題が存在しうるマルチ・ラジオ・デバイスにおける共存問題を緩和するための技術を提供する。前述したように、eNBは、他のラジオによって受けるUE側における干渉に気付かないので、いくつかの共存問題が存在する。1つの態様によれば、UEは、現在のチャネルに共存問題がある場合、ラジオ・リンク欠陥(RLF)を宣言し、新たなチャネルまたはラジオ・アクセス技術(RAT)へ自律的にアクセスする。UEは、以下の理由で、いくつかの例においてRLFを宣言しうる。1)UE受信が、共存による干渉によって影響される。2)UE送信機が、別のラジオへの破壊的な干渉を引き起こしている。その後、UEは、新たなチャネルまたはRATにおける接続を再確立しながら、共存問題を示すメッセージをeNBへ送信する。eNBは、メッセージを受け取ることにより、共存問題を知るようになる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用されうる。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEについて記載されており、LTE用語が以下の説明の一部で使用される。
単一キャリア変調および周波数領域等値化を利用するシングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、本明細書で記載されるさまざまな態様とともに利用されうる技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと類似の性能を有し、本質的に全体的に同等の複雑さを有する。SC−FDMA信号は、固有のシングル・キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低PAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において、特に大きな注目を集めた。これは、現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)またはイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作前提である。
図1を参照して、1つの態様にしたがう多元接続無線通信システムが例示される。イボルブド・ノードB100(eNB)は、リソースおよびパラメータを割り当てること、ユーザ機器からの要求を許可/拒否すること等によって、LTE通信を管理するための処理リソースおよびメモリ・リソースを有するコンピュータ115を含む。eNB100はまた、複数のアンテナ・グループを含んでおり、1つのグループは、アンテナ104およびアンテナ106を含み、別のグループは、アンテナ108およびアンテナ110を含み、さらに別のグループは、アンテナ112およびアンテナ114を含む。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くのまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。(アクセス端末(AT)とも称される)ユーザ機器(UE)116は、アンテナ112,114と通信している一方、アンテナ112,114は、アップリンク(UL)188によってUE116へ情報を送信する。UE122は、アンテナ106,108と通信し、アンテナ106,108は、ダウンリンク(DL)126によってUE122に情報を送信し、アップリンク124によってUE122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118,120,124,126は、通信のために異なる周波数を使用しうる。例えば、ダウンリンク120は、アップリンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計されたエリアおよび/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、eNBのセクタと称される。この態様では、それぞれのアンテナ・グループは、eNB100によってカバーされるエリアのセクタ内のUEと通信するように設計される。
ダウンリンク120,126による通信では、eNB100の送信アンテナは、他のUE116,122のアップリンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。さらに、有効通信範囲にわたってランダムに散在するUEへ送信するためにビームフォーミングを利用するeNBは、すべてのUEに対して単一のアンテナで送信しているUEよりも、近隣セル内のUEに対して少ない干渉しかもたらさない。
eNBは、端末と通信するために使用される固定局であり、アクセス・ポイント、基地局、あるいはその他幾つかの専門用語でも称されうる。UEはまた、アクセス端末、無線通信デバイス、端末、あるいはその他いくつかの同等の専門用語で称されうる。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(eNBとしても知られている)および受信機システム250(UEとしても知られている)の態様のブロック図である。いくつかの事例では、UEとeNBとの両方がおのおの、送信機システムおよび受信機システムを含んでいるトランシーバを有する。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
MIMOシステムはデータ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割されうる。ここで、N≦{N,N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与えうる。
MIMOシステムは、時分割多重(TDD)システム、および周波数分割多重(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、相互原理によって、アップリンク・チャネルからダウンリンク・チャネルを推定できるように、アップリンク送信およびダウンリンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、eNBにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、eNBは、ダウンリンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
態様では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、符号化されたデータを提供するために、データ・ストリームについて選択された特定の符号化スキームに基づいて、各データ・ストリームのためのトラフィック・データをフォーマットし、符号化し、インタリーブする。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、あるいはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、メモリ232とともに動作するプロセッサ230によって実行される指示によって決定されうる。
それぞれのデータ・ストリームの変調シンボルは、その後、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理しうるTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、このシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、基地局210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行される処理に対して相補的である。
(メモリ272とともに動作する)プロセッサ270は、どのプリコーディング行列を使用するのかを定期的に決定する(後述する)。プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を有するアップリンク・メッセージを規定する。
アップリンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を含みうる。アップリンク・メッセージはその後、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り返される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調された信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信されたアップリンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定し、その後、この抽出されたメッセージを処理する。
図3は、ダウンリンク・ロング・ターム・イボリューション(LTE)通信における典型的なフレーム構造を概念的に例示するブロック図である。ダウンリンクの送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に区分されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ分割されうる。おのおののサブフレームは2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、L個のシンボル期間、(例えば、図3に示すような)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、例えば、7つのシンボル期間を含み、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、6つのシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ区分されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eNBは、eNBにおける各セルについて、一次同期信号(PSS)と二次同期信号(SSS)とを送信しうる。図3に示すように、PSSおよびSSSは、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0およびサブフレーム5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、UEによって、セル検出および獲得のために使用されうる。eNBはまた、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、あるシステム情報を伝送しうる。
eNBは、eNBにおけるおのおののセルのために、セル特有基準信号(CRS)を送信しうる。CRSは、通常のサイクリック・プレフィクスの場合には、各スロットのシンボル0,1,4で送信され、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合には、各スロットのシンボル0,1,3で送信されうる。CRSは、物理チャネルのコヒーレントな復調、タイミングおよび周波数のトラッキング、ラジオ・リンク・モニタリング(RLM)、基準信号受信電力(RSRP)、および基準信号受信品質(RSRQ)測定等のためにUEによって使用されうる。
図3で見られるように、eNBは、各サブフレームの最初のシンボル期間で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、少ない数のシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。図3に示す例では、M=3である。eNBは、おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とを送信しうる。PDCCHとPHICHもまた、図3に示す例における最初の3つのシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのリソース割当に関する情報と、ダウンリンク・チャネルのための制御情報とを伝送しうる。eNBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。LTEにおけるさまざまな信号およびチャネルは、公的に利用可能な「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中央1.08MHzでPSS、SSS、およびPBCHを送信しうる。eNBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間におけるシステム帯域幅全体でPCFICHおよびPHICHを送信しうる。eNBは、システム帯域幅のある部分において、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eNBは、システム帯域幅の特定の部分で、特定のUEに、PDSCHを送信しうる。eNBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
各シンボル期間において、多くのリソース要素が利用可能でありうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。おのおののシンボル期間において、基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)へ構成されうる。おのおののREGは、1つのシンボル期間内に、4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0において、4つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたってほぼ等間隔に配置されうる。PHICHは、1または複数の設定可能なシンボル期間内に3つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたって分散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属しうる。あるいは、シンボル期間0,1,2に分散されうる。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間内に、9,18,32,または64のREGを占有しうる。これらは、利用可能なREGから選択されうる。複数のREGのある組み合わせのみが、PDCCHのために許可されうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用された特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHのために許可された組み合わせ数よりも少ない。eNBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
図4は、アップリンク・ロング・ターム・イボリューション(LTE)通信における典型的なフレーム構造300を概念的に例示するブロック図である。アップリンクのために利用可能なリソース・ブロック(RB)は、データ・セクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図4における設計の結果、データ・セクションは、連続するサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEに、データ・セクション内に、連続するサブキャリアのすべてが割り当てられるようになる。
UEは、eNBへ制御情報を送信するために、制御セクションにおいてリソース・ブロックを割り当てられうる。UEはまた、eノードBへデータを送信するために、データ・セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。アップリンク送信は、サブフレームからなる両スロットに及び、図4に示すように、周波数を越えてホップしうる。
LTEにおけるPSS、SSS、CRS、PBCH、PUCCH、およびPUSCHは、公的に利用可能な「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
態様では、本明細書では、マルチ・ラジオ共存解決を容易にするために、例えば3GPP LTE環境のような無線通信環境内でのサポートを提供するためのシステムおよび方法が記載されている。
図5に示すように、本明細書に記載されたさまざまな態様が機能しうる無線通信環境500の例が例示される。無線通信環境500は、複数の通信システムと通信することが可能でありうる無線デバイス510を含みうる。これらのシステムは、例えば、1または複数のセルラ・システム520および/または530、1または複数のWLANシステム540および/または550、1または複数の無線パーソナル・エリア・ネットワーク(WPAN)システム560、1または複数のブロードキャスト・システム570、1または複数の衛星測位システム580、図5に図示されていないその他のシステム、または、これらの任意の組み合わせを含みうる。以下の記載では、「ネットワーク」、「システム」という用語がしばしば置換可能に使用されうることが認識されるべきである。
セルラ・システム520,530はおのおの、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)、あるいはその他の適切なシステムでありうる。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)やcdma2000等のようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。さらに、cdma2000は、IS−2000(CDMA2000 1X)規格、IS−95規格、およびIS−856(HRPD)規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)、デジタル・アドバンスト移動電話システム(D−AMPS)等のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。態様では、セルラ・システム520は、有効通信範囲内の無線デバイスのための双方向通信をサポートしうる多くの基地局522を含みうる。同様に、セルラ・システム530は、有効通信範囲内の無線デバイスのための双方向通信をサポートしうる多くの基地局532を含みうる。
WLANシステム540,550はそれぞれ、例えばIEEE 802.11(WiFi)、Hiperlan等のようなラジオ技術を実施しうる。WLANシステム540は、双方向通信をサポートしうる1または複数のアクセス・ポイント542を含みうる。同様に、WLANシステム550は、双方向通信をサポートしうる1または複数のアクセス・ポイント552を含みうる。WPANシステム560は、例えばBluetooth(BT)、IEEE 802.15等を実施しうる。さらに、WPANシステム560は、例えば、無線デバイス510、ヘッド・セット562、コンピュータ564、マウス566等のようなさまざまなデバイスのための双方向通信をサポートしうる。
ブロードキャスト・システム570は、テレビ(TV)ブロードキャスト・システム、周波数変調(FM)ブロードキャスト・システム、デジタル・ブロードキャスト・システム等でありうる。デジタル・ブロードキャスト・システムは、例えば、MediaFLO(登録商標)、デジタル・ビデオ・ブロードキャスト・フォー・ハンドヘルド(DVB−H)、インテグレーティド・サービス・デジタル・ブロードキャスティング・フォー地上テレビジョン・ブロードキャスティング(IDSB−T)等のようなラジオ技術を実施しうる。さらに、ブロードキャスト・システム540は、一方向通信をサポートしうる1または複数のブロードキャスト局572を含みうる。
衛星測位システム580は、米国全地球測位システム(GPS)、欧州ガリレオ・システム、ロシアのグロナス・システム、日本上の準天頂衛星システム、インド上のインド領域ナビゲーション衛星システム(IRNSS)、中国上の北斗衛星航法システム、および/または、その他任意の適切なシステムでありうる。さらに、衛星測位システム580は、位置決定のためのシグナルを送信する多くの衛星582を含みうる。
態様では、無線デバイス510は、据置式または移動式であり、ユーザ機器(UE)、移動局、移動機器、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局等と称されうる。
無線デバイス510は、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局等でありうる。さらに、無線デバイス510は、セルラ・システム520および/またはセルラ・システム530、WLANシステム540および/またはWLANシステム550、WPANシステム560を備えたデバイス、および/または、その他任意の適切なシステム(単数または複数)および/またはデバイス(単数または複数)との二方向通信を行いうる。無線デバイス510は、さらに、あるいは、その代わりに、ブロードキャスト・システム570および/または衛星位置決めシステム580から信号を受信しうる。一般に、無線デバイス510は、所与の瞬間において、任意の数のシステムと通信しうることが認識されるべきである。さらに、無線デバイス510は、同時に動作しうる構成要素ラジオ・デバイスのうちのさまざまなデバイス間の共存問題を経験しうる。したがって、デバイス510は、以下に詳述するように、共存問題を検出および緩和するための機能モジュールを有する共存マネジャ(図示しないCxM)を含む。
次に図6に移って、マルチ・ラジオ無線デバイス600のための設計の例を例示し、図5のラジオ510の実施として使用されうるブロック図が提供される。図6が例示するように、無線デバイス600は、N個のラジオ620a乃至620nを含みうる。これらは、N個のアンテナ610a乃至610nに接続されうる。ここで、Nは、任意の整数値でありうる。しかしながら、それぞれのラジオ620は、任意の数のアンテナ610に接続され、複数のラジオ620が、所与のアンテナ610を共有をもしうることが認識されるべきである。
一般に、ラジオ620は、電磁スペクトルにおいてエネルギを放射または放出し、電磁スペクトルにおけるエネルギを受信し、あるいは、伝導手段によって伝搬するエネルギを生成するユニットでありうる。例によれば、ラジオ620は、システムまたはデバイスに信号を送信するユニットでありうるか、または、システムまたはデバイスから信号を受信するユニットでありうる。したがって、ラジオ620は、無線通信をサポートするために利用されうることが認識されうる。別の例では、ラジオ620はまた、他のラジオのパフォーマンスにインパクトを与えうるノイズを放出するユニット(例えば、コンピュータ上のスクリーン、回路基板等)でもありうる。したがって、ラジオ620はまた、無線通信をサポートすることなくノイズおよび干渉を放出するユニットでもありうることがさらに認識されうる。
態様では、それぞれのラジオ620は、1または複数のシステムとの通信をサポートしうる。複数のラジオ620は、さらに、または、その代わりに、例えば、異なる周波数帯域(例えば、セルラ帯域およびPCS帯域)で送信または受信するために、所与のシステムのために使用されうる。
別の態様では、デジタル・プロセッサ630は、ラジオ620a乃至620nに接続されうる。そして、例えば、ラジオ620を介して送信されるデータ、または、受信されたデータを処理するためのさまざまな機能を実行しうる。各ラジオ620の処理は、そのラジオによってサポートされるラジオ技術に依存しうる。そして、送信機のための暗号化、符号化、変調等、受信機のための復調、復号、解読等、およびその他を含みうる。一例において、デジタル・プロセッサ630は、本明細書において一般に記載されるように、無線デバイス600のパフォーマンスを向上するために、ラジオ620の動作を制御しうる共存マネジャ640を含みうる。共存マネジャ640は、ラジオ620の動作を制御するために使用される情報を格納しうるデータベース644へのアクセスを有しうる。以下にさらに説明するように、共存マネジャ640は、ラジオ間の干渉を減少させるためのさまざまな技術のために適応されうる。一例において、共存マネジャ640は、LTEが非アクティブである期間中にISMラジオが通信できるようにするDRXサイクルまたは測定ギャップ・パターンを要求する。
単純化のために、デジタル・プロセッサ630は、単一のプロセッサとして図6に示されている。しかしながら、デジタル・プロセッサ630が、任意の数のプロセッサ、コントローラ、メモリ等を含みうることが認識されるべきである。一例において、コントローラ/プロセッサ650は、無線デバイス600内のさまざまなユニットの動作を指示しうる。さらに、または、その代わりに、メモリ652は、無線デバイス600のためのプログラム・コードおよびデータを格納しうる。デジタル・プロセッサ630、コントローラ/プロセッサ650、およびメモリ652は、1または複数の集積回路(IC)、特定用途向け集積回路(ASIC)等に実装されうる。具体的で、限定しない例によれば、デジタル・プロセッサ630は、移動局モデム(MSM)ASICに実装されうる。
態様では、共存マネジャ640は、干渉、および/または、それぞれのラジオ620間の衝突に関連付けられたその他のパフォーマンス低下を回避するために、無線デバイス600によって利用されるそれぞれのラジオ620の動作を管理しうる。共存マネジャ640は、例えば、図10に例示されているような1または複数の処理を実行しうる。さらなる例示によれば、図7におけるグラフ700は、所与の決定期間中の7つのラジオの例の間のそれぞれの潜在的な衝突を表す。グラフ700において図示される例では、7つのラジオは、WLAN送信機(Tw)、LTE送信機(Tl)、FM送信機(Tf)、GSM/WCDMA送信機(Tc/Tw)、LTE受信機(Rl)、Bluetooth受信機(Rb)、および、GPS受信機(Rg)を含む。4つの送信機は、グラフ700の左側における4つのノードによって示される。3つの受信機は、グラフ700の右側における3つのノードによって示される。
送信機と受信機との間の潜在的な衝突は、送信機のノードと受信機のノードとを接続する分岐によってグラフ700上で表わされる。したがって、グラフ700において図示される例において、衝突は、(1)WLAN送信機(Tw)とBluetooth受信機(Rb)との間、(2)LTE送信機(Tl)とBluetooth受信機(Rb)との間、(3)WLAN送信機(Tw)とLTE受信機(Rl)との間、(4)FM送信機(Tf)とGPS受信機(Rg)との間、(5)GSM/WCDMA送信機(Tc/Tw)とGPS受信機(Rg)との間に存在しうる。
1つの態様では、共存マネジャ640の例が、例えば図8における図800によって示されるような方式で時間的に動作しうる。図800が例示するように、共存マネジャ動作のタイムラインが、決定ユニット(DU)に分割されうる。これは、通知が処理される場合に、任意の適切な一定または非一定の長さ(例えば、100マイクロ秒)であり、コマンドがさまざまなラジオ620に提供されるか、および/または、その他の動作が評価フェーズにおいてなされる動作に基づいて実行されうる応答フェーズ(例えば、20マイクロ秒)でありうる。一例では、図800に示されるタイムラインは、例えば、所与のDUにおける通知フェーズの終了直後の所与のラジオから通知が取得されるケースにおける応答のタイミングのようなタイムラインの最悪ケース動作によって定義されたレイテンシ・パラメータを有しうる。
デバイス内共存問題は、(例えば、Bluetooth/WANのための)例えばLTE帯域とISM帯域とのリソース間のUEに関して存在しうる。現在のLTE実施では、LTEに対する干渉問題は、例えば、LTEを、共存問題が存在しないチャネルまたはRATへ移動させるように、周波数間またはRAT間ハンドオフ決定を行うために、eNBが使用しうるDL誤り率および/またはUEによってレポートされたDL測定値(例えば、基準信号受信品質(RSRQ)メトリック等)において反映される。しかしながら、例えば、LTE ULが、Bluetooth/WLANに対する干渉を引き起こしているが、Bluetooth/WLANからの干渉を観察しないのであれば、これら既存の技術は動作しないであろうことが認識されうる。さらに詳しくは、UEがそれ自身をULで別のチャネルへ自律的に移動させる場合であっても、eNBは、いくつかの場合において、UEを、負荷平準目的のために、問題のあるチャネルへハンドオーバにより戻しうる。何れの場合であれ、既存の技術は、問題のあるチャネルの帯域幅の使用を、最も効率的な方式で容易にする訳ではないことが認識されうる。
図9に移って、マルチ・ラジオ共存管理のための、無線通信環境内でのサポートを提供するためのシステム900のブロック図が例示されている。態様では、システム900は、UL、DL、および/または、互いとのその他任意の適切な通信を行いうる1または複数のUE910および/またはeNB940と、および/または、システム900内のその他任意のエンティティとを含みうる。一例では、UE910および/またはeNB940は、周波数チャネルおよびサブ帯域を含み、いくつかが他のラジオ・リソース(例えば、Bluetoothラジオ)と潜在的に衝突しうるさまざまなリソースを用いて通信するように動作可能でありうる。したがって、本明細書において一般に記載されるように、UE910は、UE910の複数のラジオ間の共存を管理するためのさまざまな技術を利用しうる。
少なくとも前述した欠点を緩和するために、UE910は、UE910内のマルチ・ラジオ共存のためのサポートを容易にするために、本明細書に記載され、システム900によって例示されているそれぞれの機能を利用しうる。本明細書に記載された態様を実現するために、チャネル・モニタリング・モジュール912、リソース共存アナライザ914、共存ポリシ・モジュール916、接続エンジン1010、およびリソース割当モジュール918は、以下に記載されたいくつかの例では、例えば、図6の共存マネジャ(CxM)640または図10の接続エンジン(CnE)1000のような共存マネジャの一部として実現されうる。図9に図示されるモジュールは、衝突を可能な程度まで低減または最小化できるように、それぞれのラジオ620をスケジューリングすることによって、それぞれのラジオ620間の衝突を管理するために、共存マネジャ640によって使用されうる。
図10に移って、システム1000のブロック図は、接続エンジン(CnE)1010と共存マネジャ(CxM)640との間のインタフェースの実施の例を例示する。態様では、接続エンジン1010は、本明細書においてパイプ(単数または複数)1020等と称されるラジオ・リソースの1または複数のセットへ所与のアプリケーションを割り当てることを担当するエンティティとして機能しうる。システム1000に図示されるように、パイプ1020は、(例えば、FDMの場合における周波数、TDMの場合におけるサブフレーム等のような)共通のラジオのそれぞれの個別のリソース、および/または、それぞれのラジオに対応しうる。具体的な、限定しない例によれば、接続エンジン1010によるアプリケーション割当は、WLANラジオにおいてファイル転送を行うか、LTEラジオにおいてファイル転送を行うかを含みうる。接続エンジン1010はまた、例えば、BluetoothラジオまたはWLANラジオと並行して動作するようにLTEラジオを起動するかのように、特定のパイプを起動するかをも判定しうる。しかしながら、本明細書に記載されるように、任意の適切なアプリケーション(単数または複数)のための任意の適切なパイプ割当が実行されうることが認識されるべきである。
別の態様では、共存マネジャ640は、一般に前述されているように、(例えば、パイプ1020等に関連付けられた)1または複数のラジオが、衝突可能性の存在下において同時に動作させるように動作しうる。さらに、共存マネジャ640は、パイプ衝突を管理するためにさらに利用されうる。例えば、本明細書で使用されるように、共存問題が、パイプP1およびパイプP2における送信/受信イベントの少なくとも一部が同時に引き起こることを阻止する場合、パイプP1 1020およびパイプP2 1020は、衝突していると考えられる。共存マネジャ640はまた、パイプ間の潜在的な共存問題を接続エンジン1010を通知するために、接続エンジン1010とも通信しうる。
さらなる態様では、共存マネジャ640および接続エンジン1010は、パイプ1020のスループットに関連付けられたそれぞれの特性を分析することによって、パイプ1020のパフォーマンスを高めるように協調し、これに基づいて、パイプ1020の使用が、モニタおよび/または管理されうる。例えば、システム1000におけるそれぞれのエンティティは、瞬間的なスループットR=(R,R)を利用しうる。これは、トラフィックT1およびT2それぞれのための所与の時点において達成される実際のスループットである。さらに、ターゲット・スループットRtgt=(R1,tgt,R2,tgt)は、トラフィックT1およびT2それぞれのために所望されるスループットとして定義されうる。ターゲット・スループットは、例えば、到着データ・スループットに対応しうる。そして、いくつかの場合には、接続エンジン1010によって提供されうる。さらに、リンク容量C=(C,C)は、パイプP1およびパイプP2それぞれにおいて利用可能なリンク容量として定義されうる。
具体的な、限定しない例では、アプリケーション(例)は、1Mbpsのスループットを希望しうる。そして、54Mbpsリンクを有するWLANによって送信されうる。したがって、前述した定義に基づけば、アプリケーションのターゲット・スループット(RExample,tgt)は、1Mbpsであり、WLANリンク(CWLAN)の容量は54Mbpsである。しかしながら、容量は、いくつかの場合には、複数のアクセスや共存アービトレーション等によって、フルの54Mbpsから落ちることがあることが認識されるべきである。
さらなる例によれば、利用可能なスループットRavlb=(R1,avalb,R2,avalb)は、トラフィックT1およびトラフィックT2のそれぞれのためのパイプP1およびパイプP2において利用可能なスループットとして定義される。1つの例において、利用可能なスループットは、それぞれのパイプおよび/またはその他の要因による衝突によって、容量未満でありうる。別の例において、それぞれの衝突パラメータは、システム1000におけるそれぞれのエンティティによって利用されうる。特定のパイプで送信する可能性は、リンク容量によって除されたターゲット・スループットである。したがって、中間P1を用いる可能性は、(R1,tgt/C)によって表される。同様に、中間P2を用いる可能性は、(R2,tgt/C)によって表される。これらの可能性は、パイプP1とパイプP2との間の潜在的な衝突を決定しうる。例えば、αは、衝突しているリソースの一部分を表すことができ、α=(R1,tgt/C)・(R2,tgt/C)として表されうる。したがって、リンク容量がリソース衝突に遭遇しない可能性は、(1−α)である。したがって、衝突無しで動作するリンク容量Cは、(1−α)・Cによって表される。残りのリンク容量α Cは、衝突を経験するので、このリンク容量のスループットは、衝突を回避し、かつ、所望の動作性を達成するために、共存問題を管理するために使用されるあるパーセンテージまで低減される。したがって、衝突の無い時間T1中におけるパイプP1のスループットは、(1−α)・Cとなるであろう。そして、衝突の無い時間T2中におけるパイプP2のスループットは、(1−α)・Cとなるであろう。
衝突している時間中、どのトラフィックを許容するかに関する選択がなされる。2つのトラフィック・ストリームのうちの1つを選択することを仮定すると、ξと、(1−ξ)とはそれぞれ、衝突の場合に許容されるトラフィックT1およびT2のパーセンテージを表しうる。ξの特定の値は、所望の共存ポリシに基づいて選択されうる。ξは、時間、電力等にわたるリソースの分配を表しうる。例えば、衝突中、トラフィックT1が、すべての場合において、トラフィックT2よりも優先度を与えられている場合、ξ=1となり、衝突中、トラフィックT2が、すべての場合において、トラフィックT1よりも優先度を与えられている場合、ξ=0となる。したがって、例えば、トラフィックT1が、衝突中、リソースのξパーセンテージで動作する場合、衝突している時間中、トラフィックT1のスループットは、ξ・α・Cに等しくなるであろう。同様に、トラフィックT2が、衝突中、リソースの(ξ−1)パーセンテージで動作する場合、衝突している時間中、トラフィックT2のスループットは、(1−ξ)・α・Cに等しくなるであろう。衝突していない時間におけるトラフィックT1のスループットを、衝突している時間中のトラフィックT1のスループットと結合することによって、トラフィックT1の利用可能なスループットが、R1,avalb=((1−α)・C)+(ξ・α・C)によって決定される。同様に、衝突していない時間におけるトラフィックT2のスループットを、衝突している時間中のトラフィックT2のスループットと結合することによって、トラフィックT2の平均スループットが、R2,avalb=((1−α)・C)+((1−ξ)・α・C)によって決定される。
前述した定義に基づいて、共存マネジャ640および接続エンジン1010は、以下のように、ネットワーク・トラフィックを管理するように協調しうる。先ず、パイプP1において動作するネットワーク・トラフィックT1が識別される。次に、第2のセットのネットワーク・トラフィックT2をサポートする希望が識別される。したがって、共存マネジャ640および/または接続エンジン1010は、トラフィックT2がパイプP1によってサポートされているのかも判定しうる。あるいは、共存マネジャ640および/または接続エンジン1010は、接続エンジン1010がパイプP1とパイプP2とが衝突することを知っている場合であっても、接続エンジン1010が新たに利用可能なパイプP2を開くべきであるかを判定しうる。その後、パイプP2を開くとの決定がなされると、共存マネジャ640および/または接続エンジン1010は、トラフィックT1およびトラフィックT2のためのターゲット・レートを達成するために、ξおよび/またはその他の適切な分析によって、パイプP1およびパイプP2に関連付けられたリソースを共存マネジャ640がどのようにして管理するのかを決定しうる。
態様では、接続エンジン1010および共存マネジャ640は、図11の図解1100によって例示されるように、前述した分析を助けるために、達成可能なスループット領域を導入しうる。図解1100に図示されるように、ξに基づいて、衝突によってターゲット・スループット未満である達成可能なスループットRの領域が存在することが認識されるべきである。一例では、この領域は、以下によって定義されうる。
1,avalb=(1−α)C+ξαC (例えば、R1,avalb≦C
2,avalb=(1−α)C+(1−ξ)αC (例えば、R2,avalb≦C
例として図11のグラフを用いて、接続エンジン1010が、図解1100の陰領域内にある所望のスループットを用いて表される場合、接続エンジン1010は、このスループットは、所与の値であるξおよびαを用いてサポートされていることを認識する。所望のスループットが、図解1100の陰領域外にある場合、接続エンジン1010は、スループットが、所与の値であるξおよびαを用いてサポートされていないことを認識する。
別の態様では、接続エンジン1010および/または共存マネジャ640は、前述した定義および達成可能なスループット領域に基づいて、パイプP2の活性化が望まれているかどうかを判定しうる。さらに詳しくは、接続エンジン1010からのリンク容量およびターゲット・パフォーマンス基準(例えば、ターゲット・スループットまたはデータ・レート)の知見、および、共存マネジャ640からの衝突率の知見に基づいて、可能なレート概略が描かれうる。そして、これに基づいて、ターゲット・レートが、内部ポイントに相当するかが判定されうる。
さらなる態様では、共存マネジャ640は、ネットワーク・トラフィックのためのターゲット・レートを達成するために、ξおよび/またはその他の適切なパラメータを適応させうる。例えば、共存マネジャ640は、先ず、αを推定するために、ムービング・ウィンドウ・フィルタを利用しうる。その後、共存マネジャは、各更新時の値を認識し、これに基づいて、共存マネジャ640は、(例えば、関連付けられた誤り関数を定義するために、)可能な限りRtgtに近いスループットを達成するξの値を決定しうる。具体的で、限定しない例によれば、このような適応は、以下に示されるように、共存マネジャ640によって実行されうる。
費用関数Jが、
Figure 2013528974
として定義され、
Figure 2013528974
μは、ステップ・サイズであり、すなわち、
Figure 2013528974
上述した例は、2つのラジオ/トラフィック・タイプの例を用いて提供されているが、これら教示は、2つよりも多くのラジオ/トラフィック・タイプのために等しく適合し、拡張可能である。さらに、これら教示は、2(またはそれ以上の)パイプの使用を希望する特定のアプリケーションに適用されうる。前述した教示は、アプリケーションによる使用のために希望されるおのおののパイプにおけるターゲット・レートのために適用されうる。
図12は、本開示の1つの態様にしたがうマルチ・ラジオ共存マネジャ・プラットフォームのための決定ユニット設計のための技術を例示する。ブロック1202に図示されるように、ユーザ機器は、第1のセットのラジオ・リソースにおいてサポートされるべき第1のパフォーマンス基準を用いて、第1のセットのデータを識別する。ブロック1204に図示されるように、ユーザ機器は、サポートされるべき第2のパフォーマンス基準を用いて、第2のセットのデータを識別する。ブロック1206に図示されるように、ユーザ機器は、第1のセットのラジオ・リソースと、その他のラジオ・リソースとの間で予測される衝突率に基づいて、第1のパフォーマンス基準と第2のパフォーマンス基準とを達成するために、第1のセットのデータと、第2のセットのデータとに対するラジオ・リソースの割当が存在するかを判定する。
UEは、第1のセットのラジオ・リソースにおいてサポートされるべき第1のパフォーマンス基準を用いて、第1のセットのデータを識別する手段と、サポートされるべき第2のパフォーマンス基準を用いて、第2のセットのデータを識別する手段と、第1のセットのラジオ・リソースと、その他のラジオ・リソースとの間で予測される衝突率に基づいて、第1のパフォーマンス基準と第2のパフォーマンス基準とを達成するために、第1のセットのデータと、第2のセットのデータとに対するラジオ・リソースの割当が存在するかを判定する手段とを有する。手段は、共存マネジャ640、接続エンジン1010、共存ポリシ・モジュール916、リソース割当モジュール918、メモリ272、プロセッサ270、アンテナ252a−r、受信データ・プロセッサ260、送信データ・プロセッサ238、データ・ソース236、トランシーバ254a−r、変調器280、送信データ・プロセッサ238、アンテナ252a−r、および/または、受信データ・プロセッサ260、といった構成要素を含みうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
前述した例は、LTEシステムで実現されうる態様を記載している。しかしながら、本開示のスコープはそのように限定されない。さまざまな態様は、限定される訳ではないが、CDMAシステム、TDMAシステム、FDMAシステム、およびOFDMAシステムを含む任意のさまざまな通信プロトコルを適用するもののような、その他の通信システムとの使用のために適応されうる。
開示された処理におけるステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再構成されうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、前述された説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された態様に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子的なハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された態様に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書で開示された態様に関連して記述された方法やアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、または、これらの組み合わせによって具体化される。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
開示された態様の上記説明は、いかなる当業者であっても、本開示を製造または使用できるように適用される。これらの態様へのさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の態様に適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された態様に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。

Claims (28)

  1. 無線通信システムにおいて使用される方法であって、
    第1のセットのラジオ・リソースにおいてサポートされるべき第1のパフォーマンス基準を用いて第1のセットのデータを識別することと、
    サポートされるべき第2のパフォーマンス基準を用いて第2のセットのデータを識別することと、
    前記第1のセットのラジオ・リソースと、その他のラジオ・リソースとの間で予測される衝突率に基づいて、前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準を達成するための、前記第1のセットのデータおよび前記第2のセットのデータに対するラジオ・リソースの割当が存在するかを判定することと、
    を備える方法。
  2. 前記判定されたラジオ・リソースの割当を実施することをさらに備える、請求項1に記載された方法。
  3. 前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準は、ターゲット・トラフィック・レートである、請求項1に記載された方法。
  4. 前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準を達成するための、前記第1のセットのデータおよび前記第2のセットのデータに対する前記第1のセットのラジオ・リソースの割当がいつ存在するかを判定すること、をさらに備える請求項1に記載された方法。
  5. 前記判定することはさらに、前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準を達成するための、前記第1のセットのデータおよび前記第2のセットのデータに対する1つよりも多いセットのラジオ・リソースの割当がいつ存在するかを判定すること、をさらに備える請求項1に記載された方法。
  6. 前記判定することは、前記第1のセットのラジオ・リソースの容量領域、第2のセットのラジオ・リソースの容量領域、前記第1のパフォーマンス基準、および前記第2のパフォーマンス基準の評価に基づく、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準を達成するために第2のセットのラジオ・リソースを活性化すること、をさらに備える請求項5に記載の方法。
  8. 前記予測される衝突率は、前記第1のセットのラジオ・リソースのリンク容量、パフォーマンス基準、および、チャネル条件のうちの少なくとも1つに基づく、請求項1に記載の方法。
  9. 前記予測される衝突率は、前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準に基づく、請求項1に記載の方法。
  10. 前記予測される衝突率、前記第1のパフォーマンス基準、および前記第2のパフォーマンス基準のうちの少なくとも1つの変化に基づいて、前記ラジオ・リソースの割当を変更することをさらに備え、
    前記変更することは、変更された場合を含む前記第1のパフォーマンス基準と、変更された場合を含む前記第2のパフォーマンス基準とを達成する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記割当は、割り当てられるべきラジオ・リソースのパフォーマンス基準に基づく、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1のセットのラジオ・リソースは、ラジオ・アクセス技術、周波数のセット、およびサブフレームのセット、のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第1のセットのデータのパフォーマンス基準を識別することと、前記第2のセットのデータのパフォーマンス基準を識別することとは、接続エンジンによって実行され、
    前記判定することは、共存マネジャによって実行される、
    請求項1に記載の方法。
  14. 無線通信システムにおいて動作可能な装置であって、
    第1のセットのラジオ・リソースにおいてサポートされるべき第1のパフォーマンス基準を用いて第1のセットのデータを識別する手段と、
    サポートされるべき第2のパフォーマンス基準を用いて、第2のセットのデータを識別する手段と、
    前記第1のセットのラジオ・リソースと、その他のラジオ・リソースとの間で予測される衝突率に基づいて、前記第1のパフォーマンス基準と前記第2のパフォーマンス基準とを達成するために、前記第1のセットのデータと、前記第2のセットのデータとに対するラジオ・リソースの割当が存在するかを判定する手段と、
    を備える装置。
  15. 無線通信のために構成されたコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録された非一時的なプログラム・コードを有するコンピュータ読取可能な媒体を備え、
    前記プログラム・コードは、
    第1のセットのラジオ・リソースにおいてサポートされるべき第1のパフォーマンス基準を用いて第1のセットのデータを識別するためのプログラム・コードと、
    サポートされるべき第2のパフォーマンス基準を用いて第2のセットのデータを識別するためのプログラム・コードと、
    前記第1のセットのラジオ・リソースと、その他のラジオ・リソースとの間で予測される衝突率に基づいて、前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準を達成するための、前記第1のセットのデータおよび前記第2のセットのデータに対するラジオ・リソースの割り当てが存在するかを判定するためのプログラム・コードと、
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  16. 無線通信ネットワークにおける動作のために構成された装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    第1のセットのラジオ・リソースにおいてサポートされるべき第1のパフォーマンス基準を用いて第1のセットのデータを識別し、
    サポートされるべき第2のパフォーマンス基準を用いて第2のセットのデータを識別し、
    前記第1のセットのラジオ・リソースと、その他のラジオ・リソースとの間で予測される衝突率に基づいて、前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準を達成するための、前記第1のセットのデータおよび前記第2のセットのデータに対するラジオ・リソースの割当が存在するかを判定する
    ように構成された、装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記判定されたラジオ・リソースの割当を実施するように構成された、請求項16に記載の装置。
  18. 前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準は、ターゲット・トラフィック・レートである、請求項16に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準を達成するための、前記第1のセットのデータおよび前記第2のセットのデータに対する前記第1のセットのラジオ・リソースの割当がいつ存在するかを判定することによって判定するように構成された、請求項16に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準を達成するための、前記第1のセットのデータおよび前記第2のセットのデータに対する1より多くのセットのラジオ・リソースの割当がいつ存在するかを判定することによって判定するように構成された、請求項16に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記第1のセットのラジオ・リソースの容量領域、第2のセットのラジオ・リソースの容量領域、前記第1のパフォーマンス基準、および、前記第2のパフォーマンス基準の評価に基づいて判定するように構成された、請求項20に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準を達成するために第2のセットのラジオ・リソースを活性化するように構成された、請求項20に記載の装置。
  23. 前記予測される衝突率は、前記第1のセットのラジオ・リソースのリンク容量、パフォーマンス基準、および、チャネル条件のうちの少なくとも1つに基づく、請求項16に記載の装置。
  24. 前記予期される衝突率は、前記第1のパフォーマンス基準および前記第2のパフォーマンス基準に基づく、請求項16に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記予測された衝突率、前記第1のパフォーマンス基準、および前記第2のパフォーマンス基準のうちの少なくとも1つにおける変化に基づいて、前記ラジオ・リソースの割当を変更するように構成され、
    前記変更することは、変更された場合を含む前記第1のパフォーマンス基準と、変更された場合を含む前記第2のパフォーマンス基準とを達成する、請求項16に記載の装置。
  26. 前記割当は、割り当てられるべきラジオ・リソースのパフォーマンス基準に基づく、請求項16に記載の装置。
  27. 前記第1のセットのラジオ・リソースは、ラジオ・アクセス技術、周波数のセット、およびサブフレームのセット、のうちの少なくとも1つを備える、請求項16に記載の装置。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のセットのデータのパフォーマンス基準を識別するように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、接続エンジン内の前記第2のセットのデータのパフォーマンス基準を識別するように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、共存マネジャ内において判定するように構成された、請求項16に記載の装置。
JP2013502820A 2010-03-30 2011-03-30 マルチ・ラジオ共存のための方法および装置 Expired - Fee Related JP5650313B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US31910010P 2010-03-30 2010-03-30
US61/319,100 2010-03-30
US13/074,842 US20120113906A1 (en) 2010-03-30 2011-03-29 Method and apparatus to facilitate support for multi-radio coexistence
US13/074,842 2011-03-29
PCT/US2011/030614 WO2011123581A1 (en) 2010-03-30 2011-03-30 Method and apparatus for multi - radio coexistence

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013528974A true JP2013528974A (ja) 2013-07-11
JP5650313B2 JP5650313B2 (ja) 2015-01-07

Family

ID=44168998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013502820A Expired - Fee Related JP5650313B2 (ja) 2010-03-30 2011-03-30 マルチ・ラジオ共存のための方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20120113906A1 (ja)
EP (1) EP2554005A1 (ja)
JP (1) JP5650313B2 (ja)
KR (1) KR101473801B1 (ja)
CN (1) CN102835173B (ja)
WO (1) WO2011123581A1 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120077532A1 (en) * 2010-03-30 2012-03-29 Qualcomm Incorporated Method and apparatus to facilitate support for multi-radio coexistence
CA2813247C (en) * 2010-10-01 2018-06-12 Research In Motion Limited Method and apparatus for avoiding in-device coexistence interference
MX2013003423A (es) 2010-10-01 2013-10-28 Research In Motion Ltd Metodo y aparato para evitar interferencia de coexistencia dentro del dispositivo.
CA2813290C (en) 2010-10-01 2017-03-14 Research In Motion Limited Method and apparatus for avoiding in-device coexistence interference
US8755275B2 (en) * 2010-12-29 2014-06-17 Electronics And Telecommunications Research Institute System and method for managing resource in communication system
US9019910B2 (en) 2010-12-29 2015-04-28 Electronics And Telecommunications Research Institute System and method for managing resource in communication system
US8737207B2 (en) * 2010-12-29 2014-05-27 Electronics And Telecommunications Research Institute System and method for managing resource in communication system
US8804510B2 (en) 2010-12-29 2014-08-12 Electronics And Telecommunications Research Institute System and method for managing resource in communication system
US8805303B2 (en) 2011-02-18 2014-08-12 Blackberry Limited Method and apparatus for avoiding in-device coexistence interference with preferred frequency notification
JP5772057B2 (ja) * 2011-02-24 2015-09-02 ソニー株式会社 通信制御装置、通信制御方法、プログラム及び通信システム
US9131416B2 (en) 2012-02-02 2015-09-08 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for managing mobility in a multi-radio device
CN103906184A (zh) * 2012-12-28 2014-07-02 联芯科技有限公司 Lte终端热点覆盖时wifi信道的选择方法及选择系统
US9055592B2 (en) * 2013-01-07 2015-06-09 Netgear, Inc. IEEE 802.11 communication utilizing carrier specific interference mitigation
US10187807B2 (en) 2016-09-21 2019-01-22 Apple Inc. Antenna array uplink sector selection and deselection based on coexistence with other in-device radios
US10812216B2 (en) 2018-11-05 2020-10-20 XCOM Labs, Inc. Cooperative multiple-input multiple-output downlink scheduling
US10659112B1 (en) 2018-11-05 2020-05-19 XCOM Labs, Inc. User equipment assisted multiple-input multiple-output downlink configuration
US10756860B2 (en) 2018-11-05 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. Distributed multiple-input multiple-output downlink configuration
US10432272B1 (en) 2018-11-05 2019-10-01 XCOM Labs, Inc. Variable multiple-input multiple-output downlink user equipment
AU2019388921A1 (en) 2018-11-27 2021-06-03 XCOM Labs, Inc. Non-coherent cooperative multiple-input multiple-output communications
US11063645B2 (en) 2018-12-18 2021-07-13 XCOM Labs, Inc. Methods of wirelessly communicating with a group of devices
US10756795B2 (en) 2018-12-18 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. User equipment with cellular link and peer-to-peer link
US11330649B2 (en) 2019-01-25 2022-05-10 XCOM Labs, Inc. Methods and systems of multi-link peer-to-peer communications
US10756767B1 (en) 2019-02-05 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. User equipment for wirelessly communicating cellular signal with another user equipment
US11032841B2 (en) 2019-04-26 2021-06-08 XCOM Labs, Inc. Downlink active set management for multiple-input multiple-output communications
US10756782B1 (en) 2019-04-26 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. Uplink active set management for multiple-input multiple-output communications
US10735057B1 (en) 2019-04-29 2020-08-04 XCOM Labs, Inc. Uplink user equipment selection
US10686502B1 (en) 2019-04-29 2020-06-16 XCOM Labs, Inc. Downlink user equipment selection
US11411778B2 (en) 2019-07-12 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Time-division duplex multiple input multiple output calibration
US11411779B2 (en) 2020-03-31 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Reference signal channel estimation
WO2021242574A1 (en) 2020-05-26 2021-12-02 XCOM Labs, Inc. Interference-aware beamforming
CA3195885A1 (en) 2020-10-19 2022-04-28 XCOM Labs, Inc. Reference signal for wireless communication systems
WO2022093988A1 (en) 2020-10-30 2022-05-05 XCOM Labs, Inc. Clustering and/or rate selection in multiple-input multiple-output communication systems

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070206631A1 (en) * 2003-11-03 2007-09-06 Nokia Corporation Control of radio process
JP2009500988A (ja) * 2005-07-11 2009-01-08 クゥアルコム・インコーポレイテッド 1個の電子デバイス中でごく近くに位置する複数の無線通信プロトコルのための通信の調整
JP2009232464A (ja) * 2008-03-20 2009-10-08 Ntt Docomo Inc 移動体通信ネットワークにおいてデータパケットを送受信するための送受信機装置および方法
WO2009127690A1 (en) * 2008-04-18 2009-10-22 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Adaptive coexistence between different wireless communication systems
WO2010025678A1 (en) * 2008-09-05 2010-03-11 Mediatek Inc. Methods for responding to co-located coexistence (clc) request from a mobile electronic device and communications apparatuses capable of controlling multi-radio coexistence

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7403988B1 (en) * 2001-12-28 2008-07-22 Nortel Networks Limited Technique for autonomous network provisioning
US7146133B2 (en) * 2003-06-19 2006-12-05 Microsoft Corporation Wireless transmission interference avoidance on a device capable of carrying out wireless network communications
US7610057B2 (en) * 2004-04-23 2009-10-27 Microsoft Corporation Selecting a wireless networking technology on a device capable of carrying out wireless network communications via multiple wireless technologies
US7715341B2 (en) * 2005-01-28 2010-05-11 Nortel Networks Limited Optimized scheduling method for delay-sensitive traffic on high speed shared packet data channels
JP4563217B2 (ja) * 2005-02-28 2010-10-13 パナソニック株式会社 マルチアンテナ通信装置および無線リソース割当方法
KR100655939B1 (ko) * 2005-11-22 2006-12-11 삼성전자주식회사 자원 할당 시스템 및 방법 그리고 그에 적용되는 사용자단말장치
EP1954087A1 (en) * 2007-02-05 2008-08-06 Nokia Siemens Networks Gmbh & Co. Kg Method for reducing collisions and apparatus thereof
US8682246B2 (en) * 2007-03-21 2014-03-25 Broadcom Corporation Method and system for collaborative coexistence of bluetooth and WiMax
US20090059856A1 (en) * 2007-08-10 2009-03-05 Nokia Corporation Spectrum sharing
EP2144462A1 (en) * 2008-07-09 2010-01-13 Nokia Siemens Networks OY Reduced resource allocation parameter signalling

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070206631A1 (en) * 2003-11-03 2007-09-06 Nokia Corporation Control of radio process
JP2009500988A (ja) * 2005-07-11 2009-01-08 クゥアルコム・インコーポレイテッド 1個の電子デバイス中でごく近くに位置する複数の無線通信プロトコルのための通信の調整
JP2009232464A (ja) * 2008-03-20 2009-10-08 Ntt Docomo Inc 移動体通信ネットワークにおいてデータパケットを送受信するための送受信機装置および方法
WO2009127690A1 (en) * 2008-04-18 2009-10-22 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Adaptive coexistence between different wireless communication systems
WO2010025678A1 (en) * 2008-09-05 2010-03-11 Mediatek Inc. Methods for responding to co-located coexistence (clc) request from a mobile electronic device and communications apparatuses capable of controlling multi-radio coexistence

Also Published As

Publication number Publication date
CN102835173A (zh) 2012-12-19
EP2554005A1 (en) 2013-02-06
WO2011123581A1 (en) 2011-10-06
US20120113906A1 (en) 2012-05-10
KR101473801B1 (ko) 2014-12-17
CN102835173B (zh) 2015-11-25
KR20130016320A (ko) 2013-02-14
JP5650313B2 (ja) 2015-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5650313B2 (ja) マルチ・ラジオ共存のための方法および装置
JP5917740B2 (ja) マルチ・ラジオ共存のためのサポートを容易にする方法および装置
JP6121593B2 (ja) マルチ・ラジオ共存
JP6129887B2 (ja) マルチ・ラジオ共存のためのサポートを容易にする方法および装置
JP6337031B2 (ja) 音声アクティビティ検出および共存マネジャ決定を容易にする方法および装置
JP5620007B2 (ja) 送信ギャップを生成するためのバッファ・ステータス・レポート制御
JP5890016B2 (ja) Lte共存のためのブルートゥース・パケット・スケジューリング・ルール
JP5519074B2 (ja) マルチ・ラジオ共存のための方法および装置
JP5781594B2 (ja) マルチ・ラジオ共存のためのサポートを容易にする方法および装置
JP5844488B2 (ja) マルチ・ラジオ共存のためのサポートを容易にする方法および装置
JP5989649B2 (ja) 無線ラジオ共存のために低減された送信電力
JP5670574B2 (ja) マルチ・ラジオ共存
JP5969020B2 (ja) マルチ・ラジオ・デバイス内共存
JP5882458B2 (ja) マルチ・ラジオ共存
JP5976775B2 (ja) マルチ・ラジオ共存
KR102156454B1 (ko) 멀티-라디오 공존을 위한 자율 거부 구성
JP6092123B2 (ja) 基地局においてレート・ループを管理するためにユーザ機器フィードバックを容易にすること
JP2018050315A (ja) マルチ無線機の共存

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141014

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5650313

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees