JP2005045368A - 無線通信装置および無線通信の制御方法 - Google Patents

無線通信装置および無線通信の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】第1の無線通信によりユーザデータの通信が行われている最中に、第2の無線通信では所定間隔で制御データの通信のみを行う状態に移行した場合においても、第1の無線通信によるユーザデータの通信と第2の無線通信による制御データの通信との間での干渉を避けることができる無線通信装置を提供する。
【解決手段】無線通信モジュール101においては、IEEE802.11bによるパケット通信(アプリケーションデータを含む)が行われている最中に、Bluetooth通信が相手Bluetooth端末と同期維持するためのビーコンのパケット通信のみを行う状態に移行した場合、Bluetooth通信におけるビーコンパケット通信間隔の間隙を利用して、IEEE802.11bによるパケット通信(アプリケーションデータを含む)が行われる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なる方式による無線通信が可能な無線通信装置および無線通信の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、2.4〜2.5GHzのISM(Industrial, Scientific and Medical)バンドを使用する無線機器の普及が進んでいる。ISMバンドは、世界中で利用可能であり、スペクトラム拡散方式を用いた免許不要での運用が可能である。PC(Personal Computer)関連機器分野においては、IEEE802.11と称される無線LAN(Local Area Network)システムの普及が急速に進んでおり、特に可搬性を有するノート型PCへの採用が標準になりつつある。IEEE802.11規格の中の一つであるIEEE802.11bにおいては、無線通信方式として直接拡散型スペクトラム拡散方式(DS−SS方式)が採用されており、ISMバンド内の20MHz程度が一つのチャネル帯域とされ、最大通信距離が100m程度で、11Mbpsの通信速度が実現されている。この無線通信方式は、有線LANの基本スペックである通信速度10Mbpsと同等の通信速度を有し、有線LANと同等の実用性がある。
【0003】
一方、PC本体とその周辺機器群や携帯電話等との通信におけるケーブル接続の代替技術として、同じISMバンドを用いたBluetoothの採用が進められている。このBluetoothは、10m程度の近距離無線接続を目的とした低コスト、低消費電力な無線技術として規格化されたものであり、無線通信方式として周波数ホッピングスペクトラム拡散方式(FH−SS方式)を採用しており、最大1Mbps弱の速度で通信が可能である。
【0004】
ISMバンドを使用する無線機器群は、同じ周波数帯を用いるため、同時に使用することにより互いに干渉し、通信速度の低下や切断を引き起こすことがある。特に、前述の二つの無線技術はPCを中心に非常に近接した状態で同時に使用される可能性が高いため、干渉対策が必須である。
【0005】
簡易的な干渉対策技術としては、アプリケーションレベルでの時分割使用が考えられる。これは、単純にユーザが自発的に、一方の無線通信を使用中はもう一方を使用しないようにするか、またはPCなどの一つの端末上に両方の無線通信機能が実装されている場合には、ハードウェア的な切り替えスイッチを設ける、またはOS(Operating System)上で各アプリケーションの同時使用を制限するなどの方法によって、簡単に実現可能である。しかしながら、この技術では、両方の無線通信機能を同時に使用することは不可能となる。また、両方の無線通信機能を、アプリケーションソフト上で自動的に切断と接続を繰り返して切り替えることにより、両方の無線通信機能を同時使用しているように見せかけることは可能であるが、実効スループットが大幅に低下することになる。
【0006】
他の干渉対策技術としては、Bluetooth側でのみ行うAFH(Adaptive Frequency Hopping)という技術があり、このAFHは、Bluetoothの信号がホッピングする周波数範囲をIEEE802.11bが使用していない帯域に制限することにより、BluetoothおよびIEEE802.11bを同時に使用しても周波数的には重ならないようにしたものである。これは、周波数ホッピング方式のBluetoothにおいては、1MHz程の占有帯域幅の信号がごく短い間隔で移り変わる(ホッピングする)ことにより、全体で80MHz程の帯域幅を持つ信号になることに対して、直接拡散方式のIEEE802.11bにおいては、1チャネルでは20MHzの帯域しか占有しないという点に着目してなされたものである。このAFHでは、周波数の干渉を完全に回避しているため、BluetoothおよびIEEE802.11bを同時使用してもスループットの低下は生じない。
【0007】
しかしながら、IEEE802.11bでは、使用周波数範囲を変えることで多チャンネル化しており、例えばIEEE802.11bが3つのチャンネルを使用するときは、ISMバンド内で合計60MHzの帯域を占有することになる。これを避けてBluetoothの信号をホッピングさせる場合は、拡散帯域幅が十分にとれず、これがエラーや切断の要因となるので、複数のIEEE802.11bが存在する環境においては、上記AFHは、有効な技術とはならない。
【0008】
さらに他の干渉対策技術として、特開2001−217853号公報に示されるような、Bluetooth、IEEE802.11bの各方式の無線通信をMAC(メディアアクセス制御)層で切り替え制御するというものがある。これは、両方式の無線機器の物理層に関わるため、チップレベルでの機器構成の変更が必要となるが、それぞれの通信がパケット単位で時分割多重されるため、アプリケーション層においての同時使用が可能となり、また、多重化効率が高いので実質的なスループットの低下も少なく、特にPCのように一つの端末内に両方の無線方式を実装する際には、実用性が高いものとなる。
【0009】
ここで、上記MAC層レベルでの切り替え制御による干渉対策を適用した従来の無線通信装置について図5および図6を参照しながら説明する。図5は従来のMAC層レベルでの切り替え制御による干渉対策を適用した無線通信装置の構成を示すブロック図、図6(a)は多重モードにより無線LAN、Bluetoothの両方の通信機能が動作中に、各パケットが時分割で通信されている様子を示す図、図6(b)は多重モードにおいてBluetooth通信にユーザデータが存在しなくなった場合に、Bluetooth通信がパークモードに切り替えられた際の無線信号の時系列変化を示す図である。
【0010】
MAC層レベルでの切り替え制御による干渉対策を適用した無線通信モジュール401は、図5に示すように、無線LAN(IEEE802.11b)による通信モジュールとBluetoothによる通信モジュールとを備える複合無線モジュールであり、無線LAN通信とBluetooth通信を互いに干渉させることなく実行可能なように構成されている。
【0011】
無線通信モジュール401は、IEEE802.11bドライバ部402とBluetoothドライバ部403を備え、これらは、OS部(図示せず)などのアプリケーション層から渡されるユーザデータに対して、それぞれIEEE802.11b、Bluetoothの各方式に従った無線通信データへの変換を制御する。それぞれのデータは、それぞれの方式の通信に必要な処理が施された上で、バイナリデータとしてMAC制御部404に渡される。
【0012】
MAC制御部404は、IEEE802.11bドライバ部402とBluetoothドライバ部403から渡されたバイナリデータを各方式のベースバンドデータとして変換するために、それぞれIEEE802.11bMAC層処理部405とBluetoothMAC層理部406に送る。この際、MAC制御部404の指示により、各方式の通信時間はパケット単位で時系列処理され、一度に一方の方式の無線通信のみが動作される。そして、各MAC層処理部405,406においては、ベースバンド信号が生成される。
【0013】
各MAC層処理部405,406で生成されたベースバンド信号は、電波として送受信するために、それぞれのRF部すなわちIEEE802.11bRF部407、BluetoothRF部408に送られる。IEEE802.11bRF部407は、無線LANデータをDS−SS方式の無線信号に変換し、この無線信号を送受信アンテナ(図示せず)へ送る。BluetoothRF部408は、BluetoothデータをFH−SS方式の無線信号に変換し、この無線信号を送受信アンテナ(図示せず)へ送る。
【0014】
【特許文献1】
特開2001−217853号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記無線通信モジュール401が多重モードにより無線LAN、Bluetoothの両方式による無線通信の実行する際には、図6(a)に示すように、それぞれの無線通信において、各パケットが時分割で通信される。ここで、図中の501以降のパケットは、Bluetooth通信パケットであり、502以降のパケットは、無線LAN通信パケットである。空中に放射される無線信号を時間軸上で観察すると、MAC制御部404の制御により、空中に放射される無線信号は、必ずいずれか一方の通信モジュール(通信方式)のものとなり、それぞれの通信モジュールから送信される無線信号間の干渉が防止されている。
【0016】
これに対し、多重モードにおいて、Bluetooth通信により送信されるユーザデータが存在しなくなった場合、図6(b)に示すように、Bluetooth通信は、パークモードに切り替えられ、このパークモードにおいては、相手Bluetooth端末との間で、同期維持のために、定期的にビーコンパケットによる通信が行われる。ここで、図中の503以降のパケットがビーコンパケットである。これに対し、504以降のパケットは、無線LAN通信パケットであり、このパケット送信中の特定のポイントにおいては、Bluetooth通信のパークモードにおけるビーコンパケットが存在し、パケット505や506において干渉が引き起される。これは、Bluetooth通信のパークモードにおいては、ユーザデータが存在せず、ビーコンパケットがMAC制御部404でのパケット制御の対象にならないためである。
【0017】
このように、一方の通信モジュールが低消費電力モード状態にあると、この一方の通信モジュールは、同一機器上に実装された他方の通信モジュールにより、無線機としての活動を休止している状態にあると判断され、時系列制御の対象外となるが、実際には上記一方の通信モジュールが相手端末との間で同期維持のために定期的にビーコン信号を発信しているので、これが干渉源となる。
【0018】
すなわち、MAC層レベルでの切り替え制御は、上述したように、干渉対策技術としては優れているものの、パケット単位で通信制御を行うのはユーザデータとそれに付随する制御データの部分であり、単独で定期的に発生する制御データに関しては必ずしもこの限りではない。
【0019】
本発明の目的は、第1の無線通信によりユーザデータの通信が行われている最中に、第2の無線通信では所定間隔で制御データの通信のみを行う状態に移行した場合においても、第1の無線通信によるユーザデータの通信と第2の無線通信による制御データの通信との間での干渉を避けることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、第1の動作周波数範囲で行う第1の無線通信と、前記第1の動作周波数範囲の少なくとも一部と重なり合う第2の動作周波数範囲で行う第2の無線通信とが可能な無線通信装置において、前記第1の無線通信と前記第2の無線通信とを時分割多重で行うように制御する制御手段を有し、前記制御手段は、前記第1の無線通信によりユーザデータの通信が行われている最中に、前記第2の無線通信による通信が所定間隔で制御データの通信のみを行う状態に移行した場合、前記第2の無線通信による前記制御データの所定間隔の間隙を利用して、前記第1の無線通信によるユーザデータの通信を行うように制御することを特徴とする。
【0021】
また、無線通信の制御方法において、第1の動作周波数範囲で行う第1の無線通信と、前記第1の動作周波数範囲の少なくとも一部と重なり合う第2の動作周波数範囲で行う第2の無線通信とを時分割多重で行う際に、前記第1の無線通信によりユーザデータの通信が行われている最中に、前記第2の無線通信による通信が所定間隔で制御データの通信のみを行う状態に移行した場合、前記第2の無線通信による前記制御データの所定間隔の間隙を利用して、前記第1の無線通信によるユーザデータの通信を行うことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0023】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る無線通信装置としての無線通信モジュールの構成を示すブロック図である。
【0024】
無線通信モジュール101は、図1に示すように、無線LAN(IEEE802.11b)通信を実行する無線LAN部と、Bluetooth通信を実行するBluetooth無線部とを備える複合無線通信モジュールであり、無線LAN通信とBluetooth通信とを互いに干渉させることなく送受信を実行可能なように構成されている。
【0025】
具体的には、無線通信モジュール101は、IEEE802.11bドライバ部104と、Bluetoothドライバ部105と、動作モード判定部107と、定期通信動作設定部108とを備える。IEEE802.11bドライバ部104とBluetoothドライバ部105には、OS部102によって処理されたアプリケーションデータおよび通信指令が伝えられ、IEEE802.11bドライバ部104とBluetoothドライバ部105は、上記アプリケーションデータおよび通信指令に対してそれぞれの通信方式に必要な処理を施した後に、それらのデータをバイナリデータとしてMAC制御部106に渡す。動作モード判定部107は、OS部102、IEEE802.11bドライバ部104、Bluetoothドライバ部105のそれぞれからの情報に基づいて、無線LAN部とBluetooth通信部との動作状態を判定する。定期通信動作設定部108は、動作モード判定部107の判定結果に基づいて、必要に応じて各通信方式で必要な定期通信の通信間隔の制御を行う。
【0026】
MAC制御部106は、IEEE802.11bドライバ部104とBluetoothドライバ部105からそれぞれ渡されたバイナリデータを対応する方式のベースバンドデータに変換するために、それぞれのバイナリデータをIEEE802.11bベースバンド処理部109とBluetoothベースバンド処理部110に送る。この際、MAC制御部106は、定期通信動作設定部108の指示に基づいて定期通信の設定が必要であると判断した場合は、上記指示に従って各方式の定期通信の設定を行う。
【0027】
IEEE802.11bベースバンド処理部109とBluetoothベースバンド処理部110は、それぞれのバイナリデータをベースバンドデータに変換し、それぞれのベースバンドデータは、電波として送信するために、それぞれのRF部すなわちIEEE802.11bRF部111、BluetoothRF部112に送られる。IEEE802.11bRF部111は、無線LANデータをDS−SS方式の無線信号に変換し、この無線信号はアンテナ制御部113に送られる。BluetoothRF部408は、BluetoothデータをFH−SS方式の無線信号に変換し、この無線信号はアンテナ制御部113に送られる。
【0028】
アンテナ制御部113は、MAC制御部106の制御に基づいてパケット単位でフロー制御された各方式の無線信号の流れに合わせて、それぞれの方式のRF部と送受信のアンテナの接続を制御する。
【0029】
次に、無線通信モジュール101により送信される無線信号の時系列変化について図2を参照しながら説明する。図2(a)は多重モードにより無線LAN、Bluetoothの両方の通信機能が動作中に、各パケットが時分割で通信されている様子を示す図、図2(b)は多重モードにおいてBluetooth通信にユーザデータが存在しなくなった場合に、Bluetooth無線部がパークモードに切り替えられた際の無線信号の時系列変化を示す図である。
【0030】
無線通信モジュール101が多重モードにより無線LAN、Bluetoothの両方式による無線通信を実行する際には、図2(a)に示すように、それぞれの無線通信において、各パケットが時分割で通信される。ここで、図中の201以降のパケットは、Bluetooth通信パケットであり、202以降のパケットは、無線LAN通信パケットである。空中に放射される無線信号を時間軸上で観察すると、MAC制御部106の制御により、空中に放射される無線信号は、必ずいずれか一方の通信モジュール(通信方式)のものとなり、それぞれの通信の無線信号間の干渉が防止されている。
【0031】
これに対し、多重モードにおいて、Bluetooth通信により送信されるユーザデータが存在しなくなった場合、図2(b)に示すように、Bluetooth通信は、パークモードに切り替えられ、このパークモードにおいては、相手Bluetooth端末との間で、同期維持のために、定期的にビーコンパケットによる通信が行われる。ここで、図中の203以降のパケット(図2(b)中の上段位置のパケット)がビーコンパケットである。これに対し、205以降のパケット(図2(b)中の下段位置のパケット)は、無線LAN通信パケットである。
【0032】
Bluetoothのビーコンパケットによる通信の初期状態においては、所定のコマンドにより指定されたビーコン間隔204の時間間隔で通信を行うように設定されている。このビーコン間隔の設定に関しては、以下に述べるように、定期通信動作設定部108がビーコン間隔の具体的な設定値を算出する。
【0033】
すなわち、動作モード判定部107によりBluetoothドライバ部105がパークモードに移行したことが検出されると、定期通信動作設定部108は、動作モード判定部107の判定結果に基づいてビーコン間隔204の長さを規定し、設定コマンドを送信するようにMAC制御部に指示する。この際、IEEE802.11bドライバ部104によって通信が行われることが検出された場合は、MAC制御部106で設定されたIEEE802.11bの最大パケット長206を考慮し、ビーコン間隔204を、設定されたIEEE802.11bの最大パケット長206を妨げない長さのビーコン間隔207に変更するよう、ビーコンパケット203によって相手Bluetooth端末に指示する。
【0034】
IEEE802.11bドライバ部104においては、MAC制御部106からの指示により、最大パケット長を206の長さに制限した上で必要な通信を行う。そして、動作モード判定部107によりIEEE802.11bでの通信の終了が検出されると、定期通信動作設定部108が再度ビーコン間隔の変更を指示し、その値がビーコンパケット208により相手Bluetooth端末に通知され、Bluetoothビーコンパケットの通信間隔は再び通信間隔204に再設定される。
【0035】
動作モード判定部107および定期通信動作設定部108によるBluetoothビーコンパケットの通信間隔の設定の手順について図3を参照しながら説明する。図3は図1の無線通信モジュールにおける動作モード判定部107および定期通信動作設定部108によるBluetoothビーコンパケットの通信間隔を設定する手順を示すフローチャートである。
【0036】
Bluetooth無線部が動作を開始すると、ビーコン間隔設定モードが起動される。このビーコン間隔設定モードにおいては、まず動作モード判定部107により、Bluetooth無線部の動作状態がチェックされ(ステップS1)、定期通信動作設定部108により、動作モード設定部107のチェック結果に基づいてBluetooth無線部が動作(ON)しているか否かが判定される(ステップS2)。ここで、Bluetooth無線部が動作していない場合、本モードは終了される。
【0037】
これに対し、Bluetooth無線部が動作している場合(ステップS2)、定期通信動作設定部108は、動作モード判定部107のチェック結果に基づいてMaster/Slave(マスター/スレーブ)の区別、接続中の端末数、通信予定のデータサイズなど、必要なパラメータを取得して一時記憶するとともに、本無線通信モジュール101がMasterであるか否かを判定する(ステップS3)。本無線通信モジュール101がMasterでない場合、タイマが作動される(ステップS10)。そして、タイマによる一定時間経過後に、動作モード判定部107により、再びBluetooth無線部の状態チェックが行われる(ステップS1)。
【0038】
本無線通信モジュール101がMasterである場合(ステップS3)、定期通信動作設定部108は、Slaveである相手端末の中に、パーク(Park)モードの端末が存在するか否かを判定し(ステップS4)、無線LAN部によるIEEE802.11b通信が行われているか否かを判定する(ステップS5)。ここで、IEEE802.11b通信が行われていない場合、定期通信動作設定部108は、ビーコン通信間隔を初期値に設定し(ステップS9)、タイマを作動させる(ステップS10)。そして、タイマによる一定時間経過後に、動作モード判定部107により、再びBluetooth無線部の状態チェックが行われる(ステップS1)。
【0039】
これに対し、IEEE802.11b通信が行われている場合(ステップS5)、定期通信動作設定部108は、IEEE802.11b通信の通信量(最大パケット長)を判定し(ステップS6)、この通信量に基づいて、ビーコン間隔を、MAC制御部106で設定されたIEEE802.11bの最大パケット長を妨げない長さのビーコン間隔に変更し(ステップS7)、ビーコンパケットにより、ビーコン間隔変更コマンドを送信する(ステップS8)。そして、タイマが作動され(ステップS10)、タイマによる一定時間経過後に、動作モード判定部107により、再びBluetooth無線部の状態チェックが行われる(ステップS1)。
【0040】
このように、本実施形態では、Bluetooth通信におけるビーコンパケット通信間隔の間隙を利用して、IEEE802.11bによるパケット通信(アプリケーションデータを含む)を行うように制御するので、IEEE802.11bによるパケット通信(アプリケーションデータを含む)が行われている最中に、Bluetooth通信が相手Bluetooth端末と同期維持するためのビーコンのパケット通信のみを行う状態に移行した場合においても、Bluetooth通信のパークモードにおけるビーコンパケットが無線LAN通信の干渉源になることを未然に回避することができる。
【0041】
また、ビーコンの通信間隔は、設定されたIEEE802.11bの最大パケット長を妨げない長さの通信間隔に変更されるので、IEEE802.11bの最大パケット長が長い場合は、ビーコンの通信間隔が長くされ、干渉の影響を軽減することが可能になる。また、IEEE802.11bの最大パケット長が短い場合は、ビーコンの通信間隔が短くされ、ビーコンの遅延を最小限に抑えることが可能になる。
【0042】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図4を参照しながら説明する。図4は本発明の第2の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。
【0043】
本実施の形態における無線通信装置は、図4に示すように、無線LANモジュール601、Bluetoothモジュール602、干渉対策モジュール608の3つの個別モジュールから構成される。各モジュール601,602,608には、複数の製品組み込み用制御端子(図示せず)が設けられ、各モジュール601,602,608は、それぞれの制御用端子を介して接続される。
【0044】
無線LANモジュール601は、IEEE802.11bドライバ部604、IEEE802.11bベースバンド処理部606、IEEE802.11bRF部611およびアンテナ制御部612を有する。Bluetoothモジュール602は、Bluetoothドライバ部605、Bluetoothベースバンド処理部607、BluetoothRF部613およびアンテナ制御部614を有する。無線LANモジュール601、Bluetoothモジュール602をそれぞれ構成する各ブロックの機能は、上記第1の実施の形態における対応するブロックの機能と同じであり、各ブロックの説明は省略する。
【0045】
干渉対策モジュール608は、動作モード判定部609およびMAC制御部610を有する。動作判定部609は、OS部603、IEEE802.11bドライバ部604、Bluetoothドライバ部605の各部からの情報に基づいて無線LANモジュール601、Bluetoothモジュール602の動作状態をチェックする。MAC制御部610は、動作モード判定部609のチェック結果に基づいてIEEE802.11bベースバンド処理部606とBluetoothベースバンド処理部607の動作をパケットレベルで時系列制御する。
【0046】
本実施形態においては、上記第1の実施の形態で示された定期通信動作設定部の機能が、動作モード判定部609とMAC制御部610の中に組み込まれている。動作モード判定部609は、無線LANモジュール601、Bluetoothモジュール602の各モジュールがどのような動作状態にあるのかをチェックし、必要に応じてそれぞれの通信方式における定期通信の通信間隔の制御を行う。MAC制御部610は、動作モード判定部609のチェック結果に応じて、それぞれの通信方式の無線パケットの送受信タイミングを時系列で制御するように動作するとともに、動作モード判定部609により定期通信の設定が必要と判定された場合は、この判定結果に基づいて各通信方式の定期通信の設定を行う。また、MAC制御部610は、各ベースバンド処理部606,607の動作に合わせて、IEEE802.11bRF部611とBluetoothRF部613における無線信号のオン/オフ等の動作を制御する。
【0047】
このように、本実施形態では、上記第1の実施の形態と同様に、ビーコンパケットによる干渉を避けながら、異なる2つの無線通信方式が共存した無線通信を行うことができる。また、アンテナより放射される無線信号の時系列変化や、ビーコンパケットの通信間隔を設定する手順においては、上記第1の実施の形態と同様であり、ここでは、その説明は省略する。
【0048】
以下、本発明の実施態様を列挙する。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1の無線通信によりユーザデータの通信が行われている最中に、第2の無線通信では所定間隔で制御データの通信のみを行う状態に移行した場合においても、第1の無線通信によるユーザデータの通信と第2の無線通信による制御データの通信との間での干渉を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線通信装置としての無線通信モジュールの構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は多重モードにより無線LAN、Bluetoothの両方の通信機能が動作中に、各パケットが時分割で通信されている様子を示す図、(b)は多重モードにおいてBluetooth通信にユーザデータが存在しなくなった場合に、Bluetooth無線部がパークモードに切り替えられた際の無線信号の時系列変化を示す図である。
【図3】図1の無線通信モジュールにおける動作モード判定部107および定期通信動作設定部108によるBluetoothビーコンパケットの通信間隔を設定する手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のMAC層レベルでの切り替え制御による干渉対策を適用した無線通信装置の構成を示すブロック図である。
【図6】(a)は多重モードにより無線LAN、Bluetoothの両方の通信機能が動作中に、各パケットが時分割で通信されている様子を示す図、図6(b)は多重モードにおいてBluetooth通信にユーザデータが存在しなくなった場合に、Bluetooth通信がパークモードに切り替えられた際の無線信号の時系列変化を示す図である。
【符号の説明】
101 無線通信モジュール
102,603 OS部
104,604 IEEE802.11bドライバ部
105,605 Bluetoothドライバ部
106,610 MAC制御部
107,609 動作モード判定部
108 定期通信動作設定部
109,606 IEEE802.11bベースバンド処理部
110,607 Bluetoothベースバンド処理部
111,611 IEEE802.11bRF部
112,613 BluetoothRF部
113,612,614 アンテナ制御部

Claims (8)

  1. 第1の動作周波数範囲で行う第1の無線通信と、前記第1の動作周波数範囲の少なくとも一部と重なり合う第2の動作周波数範囲で行う第2の無線通信とが可能な無線通信装置において、前記第1の無線通信と前記第2の無線通信とを時分割多重で行うように制御する制御手段を有し、前記制御手段は、前記第1の無線通信によりユーザデータの通信が行われている最中に、前記第2の無線通信による通信が所定間隔で制御データの通信のみを行う状態に移行した場合、前記第2の無線通信による前記制御データの所定間隔の間隙を利用して、前記第1の無線通信によるユーザデータの通信を行うように制御することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の無線通信による通信量に応じて前記第2の無線通信による前記制御データの所定間隔を変更する手段を有することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記制御データは、同期維持のための間欠データであることを特徴とする請求項1または2記載の無線通信装置。
  4. 前記第1の無線通信は、IEEE802.11b規格に基づく通信であり、前記第2の無線通は、Bluetooth規格に基づく通信であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の無線通信装置。
  5. 無線通信の制御方法において、
    第1の動作周波数範囲で行う第1の無線通信と、前記第1の動作周波数範囲の少なくとも一部と重なり合う第2の動作周波数範囲で行う第2の無線通信とを時分割多重で行う際に、前記第1の無線通信によりユーザデータの通信が行われている最中に、前記第2の無線通信による通信が所定間隔で制御データの通信のみを行う状態に移行した場合、前記第2の無線通信による前記制御データの所定間隔の間隙を利用して、前記第1の無線通信によるユーザデータの通信を行うことを特徴とする無線通信の制御方法。
  6. 前記所定間隙は、前記第1の無線通信による通信量に応じて変更されることを特徴とする請求項5記載の無線通信の制御方法。
  7. 前記制御データは、同期維持のための間欠データであることを特徴とする請求項5または6記載の無線通信の制御方法。
  8. 前記第1の無線通信は、IEEE802.11b規格に基づく無線通信であり、前記第2の無線通は、Bluetooth規格に基づく無線通信であることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載の無線通信の制御方法。
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