JP2003219459A - 無線通信システム、無線通信端末および基地局 - Google Patents

無線通信システム、無線通信端末および基地局

Info

Publication number
JP2003219459A
JP2003219459A JP2002011387A JP2002011387A JP2003219459A JP 2003219459 A JP2003219459 A JP 2003219459A JP 2002011387 A JP2002011387 A JP 2002011387A JP 2002011387 A JP2002011387 A JP 2002011387A JP 2003219459 A JP2003219459 A JP 2003219459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
mobile station
interference
station
mobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002011387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003219459A5 (ja
JP3912118B2 (ja
Inventor
Takushi Kunihiro
卓志 國弘
Tomoya Yamaura
智也 山浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002011387A priority Critical patent/JP3912118B2/ja
Publication of JP2003219459A publication Critical patent/JP2003219459A/ja
Publication of JP2003219459A5 publication Critical patent/JP2003219459A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3912118B2 publication Critical patent/JP3912118B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】時分割復信方式を採用する無線通信システムに
おいても、良好な通信路を保証する。 【解決手段】第1の基地局Aと接続し通信を行っている
第1の移動局Aは、自己に割り当てられた受信タイミン
グが第2の基地局Bから第2の移動局Bに対して割り当
てられた送信タイミングと重複していることにより移動
局間干渉が生じていることを検知したとき、当該干渉が
生じていることを示す情報および第2の基地局Bの識別
情報を第1の基地局Aに通知する。第1の基地局Aは、
第2の基地局Bに対して、当該干渉が生じていることを
示す情報およびそのタイミング情報を通知する。第2の
基地局Bは、これらの情報に基づいて当該干渉を惹起し
ている第2の移動局Bを特定し、第1および第2の移動
局間の干渉が発生しないように、第2の移動局に割り当
てた送信タイミングを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】少なくとも2つの基地局と少
なくとも2つの移動局から構成される時分割復信方式を
採用した無線通信システムに関し、特に、移動局間の干
渉を除去するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】HiperLAN/type2あるいは
HiSWANa等の無線LANシステムでは、送受信の
多重化方式として、時分割復信(TDD:Time D
ivision Duplex)方式を採用している。
これは、一つの周波数を基地局から移動局へのダウンリ
ンクと移動局から基地局へのアップリンクとで時間的に
分割して共用する方式である。前記HiperLAN/
type2、HiSWANa等のシステムでは、ダウン
リンク区間とアップリンク区間の境界は可変となってい
る。このことにより、ユーザートラフィックの多寡に応
じて、最適な資源(アップリンク、ダウンリンクトラフ
ィックチャネル)の割り当てができるという利点を有し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダウン
リンク区間、アップリンク区間のタイミングが必ずしも
複数の移動局間で一致していないため、或る移動局のア
ップリンク送信信号が、同一周波数を使用する他の移動
局の受信に対して干渉を与えうるという問題が存在す
る。
【0004】当然ながら、この同一チャネル干渉問題
は、基地局の送信信号同士でも存在しうる。この問題に
関しては、基地局同士の干渉が生じない、或いは基地局
同士の干渉が最小限となるように基地局を配置(地理的
配置を意味する)することで、干渉を最小限に抑えるこ
とができる。
【0005】しかし、移動局間の通信の干渉に関して
は、移動局の配置(地理的配置)をあらかじめ決定して
おくことはできないため、移動局間の干渉の方が重要な
問題となる。すなわち、移動局間で干渉が生じた結果、
受信特性が劣化し、スループットが低下するという問題
が発生する。
【0006】本発明は、この問題を解消し、時分割復信
方式を採用する無線通信システムにおいても、良好な通
信路を保証することができるシステムならびにそのため
の無線通信端末および基地局を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による無線通信シ
ステムは、少なくとも2つの基地局と少なくとも2つの
移動局から構成される時分割復信方式を採用した無線通
信システムにおいて、第1の基地局と接続し通信を行っ
ている第1の移動局は、自己に割り当てられた受信タイ
ミングが他の移動局に対して割り当てられた送信タイミ
ングと重複していることにより移動局間干渉が生じてい
ることを検知したとき、当該干渉が生じていることを示
す情報および受信可能な第2の基地局の識別情報を前記
第1の基地局に通知し、第1の基地局は、第2の基地局
に対して、当該干渉が生じていることを示す情報および
そのタイミング情報を通知し、第2の基地局は、これら
の情報に基づいて当該干渉を惹起している第2の移動局
を特定し、第1および第2の移動局間の干渉が発生しな
いように、第2の移動局に割り当てた送信タイミングを
変更することを特徴とする。
【0008】第1の移動局は移動局間の干渉を検知した
とき、自己の基地局である第1の基地局にその旨を報告
して、干渉の原因となっている第2の移動局の属する基
地局である第2の基地局に対して、第2の移動局の送信
タイミングの変更を要請する。これにより、移動局間の
干渉が回避される。
【0009】当該干渉が生じた時期を示すタイミング情
報は、前記第1の移動局が、前記干渉が生じていること
を検知したとき、前記第1の基地局に通知する以外に、
第1の基地局が生成することも可能である。
【0010】基地局制御局をさらに備える場合には、前
記第1の移動局から前記通知を受けた第1の基地局は、
前記第2の基地局に対して直接通知を行うのではなく前
記基地局制御局を介して前記通知を行うことも可能であ
る。
【0011】本発明の他の無線通信システムは、少なく
とも2つの基地局と少なくとも2つの移動局から構成さ
れる時分割復信方式を採用した無線通信システムにおい
て、第1の基地局と接続し通信を行っている第1の移動
局は、自己に割り当てられた受信タイミングが他の移動
局に対して割り当てられた送信タイミングと重複してい
ることにより移動局間干渉が生じていることを検知した
とき、当該干渉が生じていることを示す情報を前記第1
の基地局に通知し、
【0012】第1の基地局は、通知された情報に基づい
て第1の移動局に割り当てている受信タイミングを変更
することも可能である。この場合、干渉の発生を検知し
た移動局が自己の基地局に対して自己に割り当てられた
通信タイミングの変更を要請することにより、干渉を回
避するものである。
【0013】本発明によるさらに他の無線通信システム
は、少なくとも2つの基地局と少なくとも2つの移動局
から構成される時分割復信方式を採用した無線通信シス
テムにおいて、第1の基地局と接続し通信を行っている
第1の移動局は、自己に割り当てられた受信タイミング
が他の移動局に対して割り当てられた送信タイミングと
重複していることにより移動局間干渉が生じていること
を検知したとき、当該干渉が生じていることを示す情報
および受信可能な第2の基地局の識別情報を前記第1の
基地局に通知し、通知を受けた第1の基地局は第2の基
地局と通信し、第1の基地局と第1の移動局間の通信
を、第2の基地局と第2の移動局の通信、及び第2の移
動局と第1の移動局間の直接通信に置き換えることを特
徴とする。これは、移動局間の干渉が発生した際に、一
方の移動局と基地局の間の通信を他方の移動局の通信フ
レーム内に包含させることにより、当該一方の移動局と
基地局間の通信をなくし、これによって干渉を回避する
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1に本発明による無線通信システムの概
略構成を示す。本図では、各基地局に対しそれぞれ1つ
の移動局(無線通信端末)が接続される移動体通信シス
テムを示している。このシステムは、少なくとも2つの
基地局11,14および少なくとも2つの移動局12,
15を備えている。基地局11、14は、それぞれのサ
ービスエリア13,16を有している。以降、基地局1
1、移動局12から構成される無線通信システムを「シ
ステムA」と呼び、基地局13、移動局15から構成さ
れる無線通信システムを「システムB」と呼ぶ。
【0016】基地局11、13は自基地局に接続されて
いる移動局に関する情報を、お互いに交換するための機
構を有している。本図では、通信路17がこれに供され
る基地局間通信のための通信路を示す。
【0017】基地局間の通信方法として、図1に示すよ
うな基地局間直接リンクを用いる方法と、図2に示すよ
うな、基地局制御局(基地局統括局)18を用いる方法
がある。基地局制御局は、アクセスポイントコントロー
ラ(Access Point Controlle
r:APC)とも呼ばれる。さらに基地局の個数が増加
した場合を想定すれば分かるように、図1の方法はメッ
シュ型のシステムを構成するのに対し、図2の方法はス
ター型のシステムを構成する。図1の構成では基地局制
御局18を必要としないが、基地局の個数が増加すると
通信路17の個数が飛躍的に増大する。これに対して、
図2の構成では基地局制御局18を必要とするが、基地
局の個数が増加しても通信路27の個数は基地局の個数
分のみで済む。どちらの方法を採用するにしても、基地
局間で移動局の情報を交換し、自基地局に接続する移動
局を制御するという本質には変わりが無い。したがっ
て、以降は図2の構成を用いて説明することとする。
【0018】なお、本システムでは、移動局から基地局
への送信をアップリンクと呼び、基地局から移動局への
送信をダウンリンクと呼ぶ。また移動局と移動局の通信
を直接リンクと呼ぶ。
【0019】図11に、移動局としての無線通信端末の
構成例を示す。移動局の全体の動作を制御するのが制御
部125であり、その内部に、図示しないが、後述する
各種タイマを有している。基地局からの信号は、アンテ
ナ111から共用器112を経てRF受信部113、復
調部114および復号部115で示される各受信ブロッ
クで処理され、プロトコル処理部116に渡される。こ
こで、受信したメッセージから所定の情報を取り出し、
制御線126を介し制御部125に伝達する。基地局へ
の信号は、符号部121、変調部120およびRF送信
部119で示される各送信ブロックで処理され、共用器
112およびアンテナ111を介して発信される。受信
される音声信号は音声処理部122で処理され、スピー
カ124から音声として出力される。マイク123から
入力される音声は音声処理部122で処理され、符号部
121へ音声信号として入力される。プロトコル処理部
116と接続されたユーザーインターフェイス部117
は操作キーやディスプレイを含む操作部118に接続さ
れ、ユーザとのインターフェイスを司る。
【0020】なお、基地局の構成は、一部不要な要素も
あるが、基本的には移動局(無線通信端末)の構成と同
じである。
【0021】図3に本システムで使用される無線チャネ
ルのフォーマットを示す。本システムでは前述した時分
割復信方式を採用しており、一つの無線周波数チャネル
を基地局から移動局へのダウンリンクと、移動局から基
地局へのアップリンクで時分割で共用する。図3中、ブ
ロードキャストチャネル(BCH)31は、本システム
に属するすべての移動局が受信しなければならないチャ
ネルである。本チャネルには、同期情報、および基地局
を識別するための識別子が含まれる。フレームコントロ
ールチャネル(FCH)32には本システムに属する移
動局に対するページング情報が格納される。このページ
ング情報としては、自移動局が受信すべきダウンリンク
トラフィックチャネルの開始位置が格納されている。ア
クセスフィードバックチャネル(ACH)33には、ラ
ンダムアクセスチャネル36に対する基地局からの応答
が格納されている。ダウンリンクトラフィックチャネル
34には、基地局から移動局への送信データが格納され
ている。複数の移動局がある場合には、ダウンリンクト
ラフィックチャネルはそれぞれ移動局1用のトラフィッ
クチャネル、移動局2用のトラフィックチャネル、とい
うように時間的に分割される。アップリンクトラフィッ
クチャネル35には、移動局から基地局への送信データ
が格納されている。アップリンクトラフィックチャネル
35は、ダウンリンクトラフィックチャネル34と同様
に、複数の移動局がある場合、時間軸で複数の移動局に
分割される。ランダムアクセスチャネル(RCH)36
は、トラフィックチャネルの割り当てを受けたい移動局
が基地局に割り当て要求を行うために用いるチャネルで
ある。
【0022】図4に、図1の構成において移動局間の通
信の干渉が発生する場合のシステムA,Bのフレームフ
ォーマットの例を示す。本構成において、システムA,
Bとも同一周波数を使用しているとする。基地局同士
は、基地局間の干渉が起こらない程度に距離を離して設
置されるが、移動局が基地局のサービスエリアの縁(フ
リンジ)に居る場合、システムAの移動局の送信信号は
システムBの移動局に対し干渉を与える場合がある。ま
たその逆にシステムBの移動局の送信信号がシステムA
の移動局に対し干渉を与える場合がある。図4は、その
ような干渉が生じた場合の例を示している。システムA
のダウンリンク区間内の所定の位置には移動局12に受
信タイミングが割り当てられ、その位置に受信バースト
41を示している。同じくシステムAのアップリンク区
間内の所定の位置には移動局12に対して送信タイミン
グが割り当てられ、その位置に送信バースト42を示し
ている。同様に、システムBのダウンリンク区間内の所
定の位置には移動局15に受信タイミングが割り当てら
れ、その位置に受信バースト43を示している。同じく
システムBのアップリンク区間内の所定の位置には移動
局15に対して送信タイミングが割り当てられ、その位
置に送信バースト44を示している。このような割当可
能な送受信タイミングの時間幅は、予め定められてお
り、例えばHiperLAN/type2では4μS単
位のn倍である。
【0023】システムA,BのTDDでの送受信切り替
えタイミングは、それぞれ、ダウンリンク区間とアップ
リンク区間の境界46,45で示されており、これが両
システムでは一致してない。この状態では、斜線で示し
た区間47で、移動局15と移動局12の送受信タイミ
ングが重なっているために、移動局15の送信信号が移
動局13の受信信号に対し干渉を与えていることが分か
る。
【0024】本発明は、このような移動局間の干渉を避
ける為の機構(手段)を提供するものである。
【0025】この機構を図5を用い説明する。無線通信
システムA,Bにそれぞれ属する基地局A,Bは、自局
を同定するための識別子をブロードキャストチャネルを
用いて送っている(51、52)。それぞれシステム
A,Bに属する移動局A,Bは、このブロードキャスト
チャネル中の基地局識別子を復号することで、自局がど
の基地局に接続しているのかを判断できる。ここで、シ
ステムAの移動局Aのように、システムAの基地局Aと
システムBの基地局Bのいずれの送信信号も受信可能な
状況にある場合を想定する(53)。このとき、当該移
動局Aは自基地局Aのブロードキャストチャネルと同様
の手順で他基地局Bのブロードキャストチャネルを受信
・復号することで、『自基地局と同一周波数で受信でき
る他の基地局の存在の有無、および存在している場合に
その他基地局の基地局識別子』を判断することができ
る。
【0026】移動局が複数の受信装置を備えている場
合、自基地局からの信号を受信すると同時に、他基地局
からのブロードキャストチャネルを受信することができ
る。しかし、複数の受信装置を備えていない場合は、自
チャネルの受信を間歇的に休止し、その期間に他基地局
の信号をモニタするという処理を行う必要がある。
【0027】移動局は、基地局からの受信信号の信号強
度がある閾値より高く、かつ、遅延プロファイルがある
閾値より良好であるにもかかわらず、自送信信号に対す
る基地局からの応答(Acknowledge)が帰っ
てこない場合、移動局間の干渉(58)が発生したと判
断する。
【0028】以上の処理により、移動局には、 (1)移動局の近傍に受信可能な他基地局が存在してい
るかどうか。 (2)存在している場合にはその基地局識別子 (3)移動局の近傍に自局に対する干渉源となりうる他
システムの移動局が存在しているかどうか。 の情報が蓄積されることになる。この情報を、定期的に
現在接続している自基地局に報告する(54)。この報
告の対象となる情報には、干渉の発生したタイミング情
報(この場合、当該移動局の受信タイミング)も含みう
る。但し、この干渉の発生したタイミングは、その基地
局が当該移動局に割り当てたものなので、基地局に既知
である。したがって、移動局から基地局へ報告する情報
には必ずしも含まれなくてもよい。但し、基地局から同
じ移動局に対して複数のチャネルを割り当てる場合に
は、そのいずれのチャネルで干渉が生じたかを識別する
ために、報告情報にタイミング情報を含めることが好ま
しい。
【0029】移動局Aから『干渉が発生した』旨の報告
を受けた基地局Aは、当該移動局Aが受信可能であると
認識した他移動局の識別子(すなわち基地局Bの識別
子)、および当該移動局Aと基地局Aの間の送受信タイ
ミングとしての送受信時刻(フレーム内の相対時刻)を
基地局統括局に報告する。
【0030】報告を受けた基地局統括局は、当該移動局
Aが受信可能と報告した基地局(すなわち基地局B)に
対し、その基地局が干渉源となった移動局と接続してい
ると判断し、自身で確認した、または、移動局から報告
を受けた (1)基地局Aと移動局Aの送受信タイミング を通知し、このタイミングで基地局Bと移動局B(基地
局Bが他の移動局と通信している場合にはその移動局も
含む)の送受信を行わないように指示する。
【0031】以上の処理により、基地局Aと移動局Aの
送受信タイミングに、移動局Bの送受信タイミングが重
ならないように制御することができる。
【0032】図6に、移動局の動作フローの一例を示
す。
【0033】移動局における、基地局からの信号の受信
処理では、下位レイヤのエンティティからメッセージ受
信通知を受け取り(S611)、メッセージ受信処理を
行う(S612)。ここで、メッセージ受信処理とは、
復調処理、復号処理等を意味している。ついで、受信し
たメッセージが、後述するステップS621で送信した
メッセージに対する応答か否かをチェックする(S61
3)。そうであれば、メッセージ応答タイマを停止し
(S614)、上位レイヤエンティティに対してメッセ
ージ受信通知を行う(S615)。そうでなければ、メ
ッセージ応答タイマの停止を行うことなく、ステップS
615へ進む。このような処理は、通常の通信処理と同
一である。
【0034】基地局への信号の送信処理では、上位レイ
ヤのエンティティからメッセージ送信要求を受け取り
(S621)、メッセージ送信処理を行う(S62
2)。ここで、メッセージ送信処理とは、符号化処理、
変調処理等を意味している。ついで、メッセージ応答タ
イマを設定し(S623)、下位レイヤエンティティに
対してメッセージ送信要求を行う(S624)。このよ
うな処理は、通常の通信処理と同一である。
【0035】他基地局のモニタ処理では、図5で示した
ように、或る一定間隔で他の基地局の送信信号が受信で
きるかどうかをモニタすることにより、自移動局の周辺
にある基地局の情報を収集する。本例では、或る一定間
隔のタイマを用い、他基地局のモニタを実行している。
すなわち、他基地局のモニタタイミングタイマの満了時
に(S631)、他基地局BCH受信処理を行う(S6
32)。この処理は、自基地局のメッセージ受信処理と
同等である。ついで、次のモニタタイミングのために他
基地局モニタタイミングタイマを設定する(S63
3)。これにより、周期的に他基地局の送信信号をモニ
タすることができる。
【0036】自移動局の情報を自基地局に報告する処理
も、本実施の形態では、或る一定間隔のタイマを用い、
収集した他基地局情報、および他移動局からの干渉情報
を自基地局に周期的に報告する。すなわち、自基地局へ
の報告タイミングタイマの満了時に(S641)、下位
レイヤのエンティティに対し、移動局情報の送信要求を
行う(S642)。この移動局情報には、前述の様に、
受信可能な他基地局の有無およびその識別子、および他
移動局からの干渉の有無等の情報が含まれる。その後、
次の報告タイミングのために、自基地局報告タイミング
タイマの設定が行われる(S643)。
【0037】干渉の有無の判断処理では、先のステップ
S623で設定したメッセージ応答タイマを監視し、そ
の満了時に(S651)、以下の判断を行う。すなわ
ち、まず、受信信号強度をチェックし(S652)、そ
れが所定の閾値以上でなければメッセージ応答がない原
因は干渉によるものではないと判断して、本処理を終了
する。所定の閾値以上であれば、さらに、遅延プロファ
イルが所定の閾値より良好であるか否かを調べる(S6
53)。そうでなければ、メッセージ応答がない原因は
干渉によるものではないと判断して、本処理を終了す
る。そうであれば、他移動局との間で干渉が生じている
と判断し、他移動局との干渉有りのフラグ設定を行う
(S654)。このフラグの情報は、上記ステップS6
42における移動局情報の「他移動局からの干渉の有
無」に反映される。
【0038】図7に、基地局の動作フローの一例を示
す。
【0039】基地局は、上記移動局の処理と同様、下位
レイヤエンティティからのメッセージ受信通知に応じて
(S711)、メッセージ受信処理を行う(S71
2)。移動局からのメッセージが、通常の受信メッセー
ジであるか、あるいは他の基地局情報であるのかを判断
する(S713)。ここで、通常の受信メッセージであ
れば、上位レイヤに対してメッセージ受信通知を行う
(S714)。他の基地局情報であった場合、当該他の
基地局の識別子とともに、干渉を受けたと報告している
移動局に割り当てた送受信タイミングを基地局統括局に
通知するための「干渉情報送信要求」を行う(S71
5,S716)。この干渉情報を受信した基地局統括局
は、該当する干渉を与えた移動局が属する(と思われ
る)基地局に対し、干渉を受けた移動局の送受信タイミ
ングを通知する。
【0040】基地局は、このような干渉情報の受信処理
において、基地局統括局からの干渉情報受信通知に応じ
て(S731)、干渉回避処理を実行する(S73
2)。すなわち、被干渉移動局の送受信タイミングを避
けて、自移動局に対してその送受信タイミングを割り当
てる。
【0041】なお、図7におけるメッセージ送信シーケ
ンスS721〜S724は、図7のS621〜S624
と同一であるので説明は割愛する。
【0042】本例では基地局統括局を使用した例を示し
ているが、基地局統括局を使用しない場合は、直接当該
基地局に対して干渉報告を通知することにより、本機構
は実現される。
【0043】図8に、本実施の形態による処理の結果と
しての、干渉を避けた送受信のフレーム構成を示す。こ
の図から分かるように、移動局12に干渉を与えた移動
局15のアップリンクバースト84のタイミングを元の
(図4)のタイミングとずらすことにより、移動局12
のダウンリンクバースト41と重ならなくなっている。
【0044】以上は、移動局間の干渉の発生を検知した
システムA側の要請に応じて、システムB側でシステム
Aに干渉を与えないように送受信のタイミングの変更を
行った例であるが、これ以外に干渉を避ける手段が考え
られる。
【0045】その一つは、干渉の発生を検知したシステ
ムA側が自身で送受信のタイミングを変更するものであ
る。この場合、干渉を検知した移動局は自基地局へ干渉
の発生およびタイミングを通知すれば足りる。他基地局
の情報のモニタおよび報告は必要なくなる。ただし、図
4から分かるように、移動局間の干渉が生じるのはフレ
ームフォーマットのダウンリンク区間とアップリンク区
間の境界46,45の近傍に送受信タイミングが割り当
てられた場合である。前述のように干渉の発生を検知し
た移動局12に割り当てられたダウンリンク区間内の受
信タイミング位置は境界46の近傍である可能性が高
い。また、区間内のタイミング位置の割当は前方から行
われる場合、干渉が生じるようなときにはダウンリンク
区間が満杯でほとんど空きがないという状況となってい
る。したがって、ダウンリンク区間内での受信タイミン
グの割当位置の変更が困難となる。一方、アップリンク
側の干渉が生じたタイミング位置はアップリンク区間の
前方側であり、後方側が空いている可能性がある。この
ような観点から、上記の実施の形態では相手側システム
における送信タイミングを変更するようにした。しか
し、各区間内の送受信タイミングの割当の方法によって
事情は変わりうるので、本発明は、自システム側での受
信タイミングを変更することを排除するものではない。
【0046】さらに別の干渉回避手段について説明す
る。これは、システムAの基地局Aと移動局B間のメッ
セージを基地局Bと移動局B間のメッセージに包含さ
せ、かつ、移動局Aには移動局Bからの直接リンクによ
り転送する方法である。
【0047】図9に、そのような直接リンクを用いた、
本発明の第2の実施の形態におけるシステムA,Bの接
続の状態を示す。
【0048】この状態では、基地局Aから移動局A(移
動局12)に送られるべき情報は、基地局制御局を介し
た経路91、92を介し、基地局B(移動局15)に転
送される。さらにこの情報は、基地局Bから移動局Bへ
の信号94に包含して(Encapsulate)転送され、さら
に移動局Bから移動局Aへ直接リンク96を用いて転送
される。逆に移動局Aからの信号は直接リンク95、9
3を経由して、移動局Bおよび基地局Bを介して送信さ
れる。その結果、この状態では、最早基地局Aと移動局
Aとの間の直接の通信は存在せず、従って、複数の基地
局に属する移動局間の干渉は起こりえない。また、移動
局Bは直接リンク96により移動局Aに対し情報を転送
する必要があるが、送信装置を複数個持たない移動局B
は、基地局Bとの通信と移動局Aとの通信を同時に行う
ことはできず、必然的に、基地局Bとの通信と移動局A
との通信を時分割で行うことになる。従ってこの状態で
は、移動局A,B間の直接リンクと、基地局Bおよび移
動局Bとの間の干渉が起こることも無い。
【0049】図10に、この第2の実施の形態における
フレームフォーマットを示す。ダウンリンクバースト1
01およびアップリンクバースト102が基地局Bと移
動局B間の通信であり、このフレームの最後にガードタ
イム103をはさんで移動局Aと移動局B間の直接リン
ク用のデータ104が転送されている。移動局Bは、受
信したフレームを復調し、直接リンク用データを取り出
し、移動局Bと移動局Aとの間の直接リンクを用いてデ
ータを転送する。
【0050】本フォーマットを使用した場合、実質スル
ープットは半減するが、移動局間の干渉の発生を防止す
ることができる。
【0051】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、種々の変形、変更が可能である。例えば、
移動局は、他基地局の存在の有無およびその識別子や他
移動局との干渉の有無について定期的に現在接続してい
る自基地局に報告するようにしたが、干渉が検知された
ときのみ報告するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、時分割復信方式を採用
する無線通信システムにおいて、移動局間の信号干渉に
よる通信品質の低下または信号スループットの低下が起
こるという状況を避けることができる。その結果、良好
な通信路を保証することができる。
【0053】本発明で使用される、他基地局信号のモニ
タ機能は、間歇的に自基地局に代わって他基地局を受信
することで実現でき、かつ、これは回路規模を増大させ
ることなく移動局の制御ソフトウェアの変更だけで容易
に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線通信システムの概略構成を示
す図である。
【図2】基地局制御局(基地局統括局)を用いた、本発
明による無線通信システムの概略構成を示す図である。
【図3】本発明による無線通信システムで使用される無
線チャネルのフォーマットを示す図である。
【図4】図1の構成において移動局間の通信の干渉が発
生する場合のシステムA,Bのフレームフォーマットの
例を示す図である。
【図5】本発明による移動局間の干渉を避ける為の機構
(手段)を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における移動局の動作フロ
ーの一例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における基地局の動作フロ
ーの一例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態による処理の結果として
の、干渉を避けた送受信のフレーム構成を示す図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるシステム
A,Bの接続の状態を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるフレーム
フォーマットを示す図である。
【図11】移動局の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,14…基地局、12,15…移動局(無線通信端
末)、13,16…サービスエリア、18…基地局制御
局(基地局統括局)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA14 BB06 CC02 CC05 HH00 KK01 KK12 LL11 5K033 CA06 CA11 DA02 DA19 5K067 AA03 BB04 DD27 DD48 EE02 EE10 EE16 EE59 EE72 JJ38

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つの基地局と少なくとも2つ
    の移動局から構成される時分割復信方式を採用した無線
    通信システムにおいて、 第1の基地局と接続し通信を行っている第1の移動局
    は、自己に割り当てられた受信タイミングが他の移動局
    に対して割り当てられた送信タイミングと重複している
    ことにより移動局間干渉が生じていることを検知したと
    き、当該干渉が生じていることを示す情報および受信可
    能な第2の基地局の識別情報を前記第1の基地局に通知
    し、 第1の基地局は、第2の基地局に対して、当該干渉が生
    じていることを示す情報およびそのタイミング情報を通
    知し、 第2の基地局は、これらの情報に基づいて当該干渉を惹
    起している第2の移動局を特定し、第1および第2の移
    動局間の干渉が発生しないように、第2の移動局に割り
    当てた送信タイミングを変更することを特徴とする無線
    通信システム。
  2. 【請求項2】前記第1の移動局は、前記干渉が生じてい
    ることを検知したとき、当該干渉が生じた時期を示すタ
    イミング情報をも前記第1の基地局に通知することを特
    徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】前記第1および第2の基地局が送受信を行
    うタイミングを制御する少なくとも1つの基地局制御局
    をさらに備え、 前記第1の移動局から前記通知を受けた第1の基地局
    は、前記第2の基地局に対して直接通知を行うのではな
    く前記基地局制御局を介して前記通知を行うことを特徴
    とする請求項1または2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】少なくとも2つの基地局と少なくとも2つ
    の移動局から構成される時分割復信方式を採用した無線
    通信システムにおいて、 第1の基地局と接続し通信を行っている第1の移動局
    は、自己に割り当てられた受信タイミングが他の移動局
    に対して割り当てられた送信タイミングと重複している
    ことにより移動局間干渉が生じていることを検知したと
    き、当該干渉が生じていることを示す情報を前記第1の
    基地局に通知し、 第1の基地局は、通知された情報に基づいて第1の移動
    局に割り当てている受信タイミングを変更することを特
    徴とする無線通信システム。
  5. 【請求項5】前記第1の移動局は、前記干渉が生じてい
    ることを検知したとき、当該干渉が生じた時期を示すタ
    イミング情報をも前記第1の基地局に通知することを特
    徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】前記基地局が通信の1フレーム内で複数の
    移動局に対してアップリンク用に割り当てることができ
    るアップリンク区間と複数の移動局に対してダウンリン
    ク用に割り当てることができるダウンリンク区間の境界
    が可変であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】少なくとも2つの基地局と少なくとも2つ
    の移動局から構成される時分割復信方式を採用した無線
    通信システムにおいて、 第1の基地局と接続し通信を行っている第1の移動局
    は、自己に割り当てられた受信タイミングが他の移動局
    に対して割り当てられた送信タイミングと重複している
    ことにより移動局間干渉が生じていることを検知したと
    き、当該干渉が生じていることを示す情報および受信可
    能な第2の基地局の識別情報を前記第1の基地局に通知
    し、 通知を受けた第1の基地局は第2の基地局と通信し、 第1の基地局と第1の移動局間の通信を、第2の基地局
    と第2の移動局の通信、及び第2の移動局と第1の移動
    局間の直接通信に置き換えることを特徴とする無線通信
    システム。
  8. 【請求項8】時分割復信方式を採用した無線通信システ
    ムにおいて、基地局と接続し通信を行う移動局としての
    無線通信端末であって、 基地局と接続し通信を行っている際に、自己に割り当て
    られた受信タイミングが他の基地局から他の移動局に対
    して割り当てられた送信タイミングと重複していること
    により移動局間干渉が生じていることを検知する手段
    と、 当該移動局間干渉が生じていることを検知したとき、当
    該干渉が生じていることを示す情報および受信可能な前
    記他の基地局の識別情報を前記接続している基地局に通
    知する手段と、 を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  9. 【請求項9】前記通知する手段は、前記干渉が生じてい
    ることを示す情報および受信可能な第2の基地局の識別
    情報とともに、当該干渉が生じた時期を示すタイミング
    情報を前記接続している基地局に通知することを特徴と
    する請求項8記載の無線通信端末。
  10. 【請求項10】基地局と接続し通信を行っている際に、
    間歇的に他の基地局の送信信号が受信できるかどうかを
    モニタする手段を備えたことを特徴とする請求項8記載
    の無線通信端末。
  11. 【請求項11】時分割復信方式を採用した無線通信シス
    テムにおいて、基地局と接続し通信を行う移動局として
    の無線通信端末であって、 基地局と接続し通信を行っている際に、自己に割り当て
    られた受信タイミングが他の基地局から他の移動局に対
    して割り当てられた送信タイミングと重複していること
    により移動局間干渉が生じていることを検知する手段
    と、 当該移動局間干渉が生じていることを検知したとき、当
    該干渉が生じていることを示す情報および受信可能な他
    の基地局の識別情報を前記接続している基地局に通知す
    る手段と、 基地局と接続し通信を行っている際に、自己に割り当て
    られた送信タイミングが他の基地局から他の移動局に対
    して割り当てられた受信タイミングと重複していること
    により移動局間干渉が生じた場合に、当該他の移動局と
    他の基地局との間の通信を、自移動局と前記接続してい
    る基地局との通信、および自移動局と前記他の移動局と
    の間の直接通信に置き換える手段と、 を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  12. 【請求項12】時分割復信方式を採用した無線通信シス
    テムにおける基地局であって、 移動局に対して送受信タイミングを割り当てる手段と、 自基地局に接続している移動局から、他基地局に接続し
    ている移動局との間で干渉が生じていることを示す情報
    および当該他基地局の識別情報の通知を受けたとき、直
    接または基地局制御局を介して当該他基地局へ干渉が生
    じていることを示す情報およびそのタイミング情報並び
    に当該他基地局の識別情報を転送して、当該他基地局に
    接続している移動局に割り当てられている送受信タイミ
    ングの変更を依頼する手段と、 自基地局に接続している移動局に割り当てている送受信
    タイミングの変更の依頼を受けて、前記干渉を除去する
    ように、当該移動局に割り当てている送受信タイミング
    を変更する手段と、 を備えたことを特徴とする基地局。
JP2002011387A 2002-01-21 2002-01-21 無線通信システム、無線通信端末および制御局 Expired - Fee Related JP3912118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002011387A JP3912118B2 (ja) 2002-01-21 2002-01-21 無線通信システム、無線通信端末および制御局

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002011387A JP3912118B2 (ja) 2002-01-21 2002-01-21 無線通信システム、無線通信端末および制御局

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003219459A true JP2003219459A (ja) 2003-07-31
JP2003219459A5 JP2003219459A5 (ja) 2005-08-18
JP3912118B2 JP3912118B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=27648876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002011387A Expired - Fee Related JP3912118B2 (ja) 2002-01-21 2002-01-21 無線通信システム、無線通信端末および制御局

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3912118B2 (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006074672A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Ntt Docomo Inc 周波数共用型送信機
JP2007504691A (ja) * 2003-08-29 2007-03-01 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 移動無線システムの基地局の稼動方法並びに相応するシグナリングユニット、制御ユニット移動局、コンピュータプログラム
JP2007096749A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Nakayo Telecommun Inc アクセスポイントおよび無線lanシステム
JP2008061250A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Pantech Co Ltd 移動通信システムのセル間干渉を制御する方法
JP2008541642A (ja) * 2005-05-16 2008-11-20 ノキア コーポレイション 端末支援wlanアクセスポイント速度適応
JP2009500988A (ja) * 2005-07-11 2009-01-08 クゥアルコム・インコーポレイテッド 1個の電子デバイス中でごく近くに位置する複数の無線通信プロトコルのための通信の調整
JP2010166604A (ja) * 2010-03-23 2010-07-29 Fujitsu Ltd 無線通信システム及びその干渉制御方法並びに基地局
JP2010529807A (ja) * 2007-06-11 2010-08-26 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) アップリンク−ダウンリンク間の不平衡を示すパラメータに基づく無線リソース管理
JP2011504062A (ja) * 2007-11-16 2011-01-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線通信ネットワークにおける支配的干渉シナリオに対する被干渉基地局と干渉基地局間の直接通信によるタイムスロット予約
JP2011528539A (ja) * 2008-07-15 2011-11-17 クゥアルコム・インコーポレイテッド フェムトノードを構成するためのワイヤレス装置、方法およびコンピュータプログラム製品
WO2013179363A1 (ja) * 2012-05-30 2013-12-05 日本電気株式会社 光無線伝送装置および光無線伝送方法ならびに光無線伝送システム
JP2014023157A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Ntt Docomo Inc Ue発見方法、ue発見装置、第1ue及び基地局
JP2014030232A (ja) * 2008-03-11 2014-02-13 Intel Corp ネットワーク間干渉の緩和
JP2014220834A (ja) * 2005-04-01 2014-11-20 アダプティックス インコーポレイテッド 無線基地局のカバー範囲および容量を調整するシステム、新規基地局および方法
US8989138B2 (en) 2008-07-15 2015-03-24 Qualcomm Incorporated Wireless communication systems with femto nodes
US9014735B2 (en) 2005-02-18 2015-04-21 Fujitsu Limited Base station and interference reduction method in base station
US9094880B2 (en) 2008-06-19 2015-07-28 Qualcomm Incorporated Access terminal assisted node identifier confusion resolution using a time gap
JP2016015731A (ja) * 2010-04-15 2016-01-28 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ピアツーピア通信および広域ネットワーク(wan)通信の多重化
US9648493B2 (en) 2007-11-16 2017-05-09 Qualcomm Incorporated Using identifiers to establish communication
JP2019512930A (ja) * 2016-03-09 2019-05-16 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) ワイヤレス通信ネットワークにおいて干渉を低減するための方法

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007504691A (ja) * 2003-08-29 2007-03-01 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 移動無線システムの基地局の稼動方法並びに相応するシグナリングユニット、制御ユニット移動局、コンピュータプログラム
JP2006074672A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Ntt Docomo Inc 周波数共用型送信機
US7937041B2 (en) 2004-09-06 2011-05-03 Ntt Docomo, Inc. Shared frequency transmitter
US9161369B2 (en) 2005-02-18 2015-10-13 Fujitsu Limited Base station and interference reduction method in base station
US9014735B2 (en) 2005-02-18 2015-04-21 Fujitsu Limited Base station and interference reduction method in base station
JP2014220834A (ja) * 2005-04-01 2014-11-20 アダプティックス インコーポレイテッド 無線基地局のカバー範囲および容量を調整するシステム、新規基地局および方法
JP2008541642A (ja) * 2005-05-16 2008-11-20 ノキア コーポレイション 端末支援wlanアクセスポイント速度適応
JP2009500988A (ja) * 2005-07-11 2009-01-08 クゥアルコム・インコーポレイテッド 1個の電子デバイス中でごく近くに位置する複数の無線通信プロトコルのための通信の調整
US8169980B2 (en) 2005-07-11 2012-05-01 Qualcomm Incorporated Methods and apparatuses for interworking
JP2007096749A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Nakayo Telecommun Inc アクセスポイントおよび無線lanシステム
JP4727367B2 (ja) * 2005-09-29 2011-07-20 株式会社ナカヨ通信機 アクセスポイントおよび無線lanシステム
JP2008061250A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Pantech Co Ltd 移動通信システムのセル間干渉を制御する方法
JP4685842B2 (ja) * 2006-08-30 2011-05-18 パンテック カンパニー リミテッド 移動通信システムのアップリンク資源のスケジューリング方法
JP2010529807A (ja) * 2007-06-11 2010-08-26 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) アップリンク−ダウンリンク間の不平衡を示すパラメータに基づく無線リソース管理
JP2011504062A (ja) * 2007-11-16 2011-01-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線通信ネットワークにおける支配的干渉シナリオに対する被干渉基地局と干渉基地局間の直接通信によるタイムスロット予約
JP2013255235A (ja) * 2007-11-16 2013-12-19 Qualcomm Inc 無線通信ネットワークにおける支配的干渉シナリオに対する被干渉基地局と干渉基地局間の直接通信によるタイムスロット予約
US10433160B2 (en) 2007-11-16 2019-10-01 Qualcomm Incorporated Using identifiers to establish communication
US8705506B2 (en) 2007-11-16 2014-04-22 Qualcomm Incorporated Time reservation for a dominant interference scenario in a wireless communication network
US9648493B2 (en) 2007-11-16 2017-05-09 Qualcomm Incorporated Using identifiers to establish communication
JP2014030232A (ja) * 2008-03-11 2014-02-13 Intel Corp ネットワーク間干渉の緩和
US9585069B2 (en) 2008-06-19 2017-02-28 Qualcomm Incorporated Access terminal assisted node identifier confusion resolution
US9094880B2 (en) 2008-06-19 2015-07-28 Qualcomm Incorporated Access terminal assisted node identifier confusion resolution using a time gap
US8989138B2 (en) 2008-07-15 2015-03-24 Qualcomm Incorporated Wireless communication systems with femto nodes
JP2011528539A (ja) * 2008-07-15 2011-11-17 クゥアルコム・インコーポレイテッド フェムトノードを構成するためのワイヤレス装置、方法およびコンピュータプログラム製品
US8743858B2 (en) 2008-07-15 2014-06-03 Qualcomm Incorporated Wireless communication systems with femto cells
JP2010166604A (ja) * 2010-03-23 2010-07-29 Fujitsu Ltd 無線通信システム及びその干渉制御方法並びに基地局
JP2016015731A (ja) * 2010-04-15 2016-01-28 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ピアツーピア通信および広域ネットワーク(wan)通信の多重化
EP2874320A4 (en) * 2012-05-30 2016-05-11 Nec Corp OPTICAL WIRELESS TRANSMISSION DEVICE, OPTICAL WIRELESS TRANSMISSION METHOD AND OPTICAL WIRELESS TRANSMISSION SYSTEM
WO2013179363A1 (ja) * 2012-05-30 2013-12-05 日本電気株式会社 光無線伝送装置および光無線伝送方法ならびに光無線伝送システム
JP2014023157A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Ntt Docomo Inc Ue発見方法、ue発見装置、第1ue及び基地局
JP2019512930A (ja) * 2016-03-09 2019-05-16 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) ワイヤレス通信ネットワークにおいて干渉を低減するための方法
US10716008B2 (en) 2016-03-09 2020-07-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Methods and nodes for reducing interference in a wireless communications network

Also Published As

Publication number Publication date
JP3912118B2 (ja) 2007-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3912118B2 (ja) 無線通信システム、無線通信端末および制御局
CN107592981B (zh) 用于控制无线通信系统中的便携式终端的通信的方法和设备
US7613202B2 (en) Radio communication method and radio communication device
KR101626267B1 (ko) 하이브리드 네트워크 동작에 있어서의 우선순위 기반 태스크 스케줄링을 위한 장치 및 방법들
JP4004797B2 (ja) 無線通信システムの基地局で用いられるページングメッセージを送信する方法
US6611688B1 (en) Position reporting method for a mobile terminal in a mobile communication network
EP2217029B1 (en) Method of processing in random access procedure
EP2397002B1 (en) Controlling cell activation in a radio communication network
EP1037484B1 (en) Time sharing of communications resources in cellular communications systems
US8917668B1 (en) System and method for energy saving in a wireless system
JP3720265B2 (ja) 自動周波数割当を伴う媒体アクセス制御プロトコル
TWI339080B (en) Methods and apparatus for operating mobile nodes in multiple states
CN107333307B (zh) 一种无线局域网中切换接入点的方法及设备
KR102071535B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 매크로 셀과 스몰 셀 간 스위칭을 위한 자원 할당 장치 및 방법
CN103718514A (zh) 移动通信中的增强的本地接入
JPH1175264A (ja) 移動通信システム及びその無線回線制御方法
JP2009510835A (ja) マルチモード基地局を使用する無線通信システムにおいて使用される方法および装置
JPH08289359A (ja) 移動通信システムの基地局間フレーム同期方式およびこの方式を適用した基地局装置
CN101179778A (zh) 一种共存性无线通信系统中的信息传输方法及装置
JP4014950B2 (ja) 無線通信システムおよび通信方法
JP6703938B2 (ja) 信号送信方法、信号送信装置および記憶媒体
JP2007006019A (ja) 無線装置、通信局、及び無線ネットワーク
JP2813783B2 (ja) 移動通信システム
US8290533B2 (en) Wireless communication network system and method
EP3576474B1 (en) Information transmission method and device, information processing method and device

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050106

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070122

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3912118

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees