JP2009500101A - 食物を温めるための装置と方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、食片の外側を温める装置に関するものである。装置は、ほぼ水平軸に延びたほぼ円筒形のチューブ、チューブの外側を加熱する加熱手段、軸の周りにチューブを回転させる駆動部、チューブの第1の端部の周囲において加熱する食片をチューブ内部に供給する手段、および加熱された食片をチューブの第2の端から放出する放出手段を備えている。本発明は、製品が回転チューブとの接触熱により簡単に加熱されること、および回転動作との連係により製品が回転部分に沿って運ばれ、やがて重力により壁の一点から離れることで、食物がぎっしり集まった他の部分から分離されることに基づいている。

Description

発明の詳細な説明
本発明はいくつかの野菜片、細かく刻んだ肉、肉の一部、いくつかの鳥肉切り身片などのいくつかの肉片、またはいくつかの魚切り身片などの食物の加熱に関するものである。
これらの食物を加熱して調理しているとき、これらの食物はくっついて一体となりがちである。これらの食物の塊に、熱を加えることはより難しくなる。この結果、食物は、一部未調理となる。
肉製品、スナック、野菜、果物および食事全体をタンブリングしたり、マリナード漬けしたりする工程は広く知られている。タンブリングは、WO-A-01/19196に記載されている取り扱い方法である。この取り扱い方法は、対象物を完成させ、かつ、味を望ましいものにするため、対象物を温める(煮る、調理する)前に、対象物に水分と風味を加える。食肉たんぱく質は、望ましい水分および/または風味を出すためにタンブリングおよび/またはマリナード漬けを行うことによって活性化される。しかし、別の肉および/または野菜または他の添加物も、たんぱく質が失われるために、相互に粘着し、結びつく特性を示し始める。個々の食事のパーツおよびスナックのパーツが一体となって小片の塊を作る。例えば絡み合った粘着性の塊およびすりつぶした肉のような混合物および例えばミートボール、ソーセージおよびその他類似物のような混成部分では、連続して処理するのが難しくなる。例えば調理、油揚げ、コーティング、個別の冷凍および乾燥を連続して行うために、ベルト上、フライ油内部、スチールベルト上または気流内で、肉片が独立してあることが望ましい。本発明は上記食物に限ったことでは決してなく、例えば肉の一部や細かく刻んだ肉のような小さい肉製品にも使用できる。このような製品は、例えば乾燥スープ、ピザ、ソースおよび既成品の肉、例えば他の一般的な食物にも使用できる。
この目的のために、労働および/または機械の助けが使われてきた。このような処理は、いつも効果があるとは限らない。つまり、製品が、他の小片に粘着する、ベルトに付着する、または他の接触により変色するということが起こる。
本発明は、食物が回転するチューブにおける接触熱により簡単に温められ、回転部分に沿って運ばれ、回転動作と一体となった重力によってちょうどよいタイミングで壁の1点から離れ、もつれた食物の他の部分から分離されることに基づいている。
これは、引き続き、各部分において起こる。全ての小片は、最終的には、とても薄くなり、外層が凝固し、密着したり、くっついたりする小片が無くなり、結果、自由に流れる物質となる。
本発明に基づく装置は、このような前処理段階の製品にしか適用できないわけではなく、本発明に基づく装置を好ましく作用させることによって他の中間製品にも適用することができる。
本発明は食片の外側を加熱する装置を提供する。この装置は、ほぼ水平軸方向へ延びたほぼ円筒形のチューブと、外側からチューブを加熱する加熱手段と、軸を中心にチューブを回転させる駆動手段と、チューブの第1の端部の近傍においてチューブの内側へ、加熱する食物を供給する供給手段と、チューブの第2の端部から加熱された食物を放出する放出手段と、を備えている。
加熱されたチューブは、加熱された食物を食物の重力が食片と内壁との間の摩擦力より大きくなるまで壁面上の上方へ運び、その後食物が下方に垂直にまたは回転しながら落ちる。それゆえ、温められた食物の表皮の種々の部分が常にチューブの壁と接触しているので、食物に対して最適な加熱がなされる。凝集したり、くっついたり、付着したりした製品を処理することができる。これらは、例えば小片のような最も小さい単位に分けられ、分けられた単位は、分けられたままである。
本発明は、関連する方法にも関する。
第1の好ましい実施形態では、チューブの軸は、水平方向に延びているというシンプルな構成である。しかし、チューブを通して軸方向に食片を運ぶための手段が必要である。しかしながら、チューブの軸をわずかに傾けることにより、補助手段無しで食物を第1の端部から第2の端部へ移動させることができる。
原理的には、例えば熱風がチューブの中に吹き込むことで食物を加熱することができる。しかしながら、チューブの壁と接触することにより食物が加熱されることが好ましい。この点において、チューブの内壁は、幾分なめらかな仕上がりである。しかしながら、なめらかさと粗さの程度は、加熱する製品の特性に合わせて調整可能である。チューブの内壁の部分を上方へ移動することによって製品が加熱される程度の粗さは結果として必須である。チューブの内壁にひっつくのを防止するため、チューブの内壁にテフロン(商標登録)のようなひっつかない層を設けることが好ましい。
次の好ましい実施形態によれば、加熱手段は赤外線放射源を備えている。赤外線放射源はチューブの少なくとも片側に配置され、赤外線を放射してチューブの外側を温める。これにより、チューブと共に回転するような加熱手段を避けることができる。
加熱する食物の特性や調理法に応じて、チューブの長手方向に沿って異なる温度を保持するようにすることが好ましい。
赤外線放射源の効果を最適にするために、さらなる実施形態では、赤外線放射源およびチューブから成るアセンブリの周りに、内側へ赤外線を反射する膜を配置させることを提案する。
赤外線放射源は冷却される必要がある。結果として加熱される冷却空気を有益に使用するために、上記装置は、ほぼ閉じたハウジングを備えているのが好ましい。ハウジングは、チューブ、赤外線放射源、および赤外線を反射する膜を合わせて内包している。ハウジングはフレームの上に支えられている。ファンは、赤外線放射源に対して冷気を与え、赤外線放射源を通過した冷気をハウジングの内側へ運ぶ。冷気をハウジングから、チューブ内部にまで運ぶ、ダクトがハウジングにつながれている。
構造的に好ましい実施の形態では、フレームはベアリングにより、ハウジングの外側において軸方向に備えつけられ、チューブはベアリングの上に、チューブの周りに配置されているリングによって支えられ、ハウジングの第1の側面上のチューブの周りに駆動リングが配置され、駆動リングはフレームに配置された駆動装置によって駆動される。
チューブ中で、処理するために食物を運ぶ移送部材は、通風筒から通じるチューブを備えているのが好ましい。このチューブは、コンベヤスクリューに配置されている。このコンベヤスクリューは、同様にチューブに対してほぼ軸方向に移動可能なことが好ましい。
特に、水平方向に延びたチューブに限定されないが、食物は、チューブを通して移動しなければならない。食物のための係合手段は、チューブを通して食物を移送させるチューブに配置されていることが好ましい。これらの係合手段は、例えばブレード状の形をしており、チューブに接続されている。しかし、これらの係合手段は、チューブから独立して回転することができる。
係合手段は、チューブから独立して固定配置されていることが望ましい。
他の手段の配置のために部分的にウエイトおよびスペースに関して、本体がらせん状に延びており、本体が軸方向に延びる棒によって強化される構成は好ましい。
本体の外端が棒のアセンブリの膜の外側に位置するとき、本体とチューブとの間に加熱のために小片が集まることが防止される。
掃除および点検の目的のため、本体がチューブの外側に、軸方向に移動可能なことが好ましい。これは、本体が運搬部に接続されているときに構造的に好ましい。運搬部は、チューブの第2の側面のフレームに一列になって延びるサブフレームの上を移動することができる。
本体は、使用中、両側で支えられている。本体が両側で支えられなくなるように、内側または外側に移動させたとき、本体の相対的に長い部分が飛び出し、曲がるであろう。本体がチューブ内壁に接触するのを防止するため、運搬部を支えるサブフレームの一部を、少なくとも部分的には上方に移動可能にすることが好ましい。本体を上方へ動かす運搬部そのものを用いることも別の方法として可能である。
しかし、他の好ましい実施形態では、装置が装置において処理する食片の事前の処理のための事前処理装置に接続されている。多くの製品にとって事前に加熱されるような事前の処理がされることが重要である。これは特別な場合であり、常にそうではないが、肉製品のたんぱく質は、凝固までに所定の時間を必要とする。コストの面からはいつも好ましいとは限らないが、このような凝固が起こる加熱チューブに滞在する時間を原理的には選択可能である。事前の加熱処理によって部分的な凝固は既に起こっている。そのため、凝固は、チューブにおける短い滞在時間にて完了させることができる。
効率的な方法で事前に加熱するために、事前の加熱は比較的小さな断面を持つチャンネルで行われる。食片は相互に接近しチャンネル内を運ばれる。これにより、流速が大きくてもかなり長い滞在時間を選択できる。チャンネルの壁と食片の間、および、食片間の熱移動は、食片が密接して相互に詰められることにより最適となる。
事前に加熱処理をすることにより、食片は互いにくっつく。なぜなら全く焦げがつかないか、もしくはほとんど焦げない程度にお互いに接触しているからである。食片を分離するためのグラインダーのような食片の分離装置を、事前加熱装置と本発明の装置自身の間に配置するのが好ましい。
グラインダーによって分離された食片は、相互粘着するおそれがなく、本発明のチューブ内で温められる。なぜなら食片は常にお互いに相対的に動くからである。このことはさらに、食片に焦げ目をつけることが可能である。所定圧力下で事前加熱装置のチャンネルを通して運ぶために、ポンプが使用される。このポンプは計量装置に連結されていることが好ましい。計量装置は流速およびプロセスパラメーターを正確に測定する。これは、チャンネルと共に温められる流体回路でもよい。
他の実施の形態では、装置は、別の調理を行うような別の取り扱いを行う別の装置に接続されている。しかしながら、別の装置を、乾燥装置、または、冷凍装置とすることが可能である。
上記のクレームのいずれかの装置は、脂肪、風味、材料のような添加物を加熱装置に供給するために、チューブの内部に延びているという特徴を有している。
以下に、本発明について、添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明による装置の長手方向の断面図を示している。図2は図1に対応した詳細図を示している。図3は図1、図2に示した装置の横断面図である。図4は図1〜図3に示された装置の平面図である。図5は図1〜図4に示された装置と共に使用するための、処理する食物の供給装置の横断面図である。
図に示す装置は、フレーム1を備えており、2対の支持ベアリング2A、2Bがそれぞれフレーム1上に配置されている。チューブ3は2対の支持リング4A、4Bそれぞれに支えられ、これによりチューブ3は回転可能な状態で支持ベアリング2A、2Bに支えられている。一対のベアリング2Bの一つは、温度変化によるチューブ3の長さの補正に適応している。フレーム1に固定された電気モーター5には、スプロケット6が備えられている。チューブ2の周りには、さらにスプロケット7が配置されている。スプロケット7は、スプロケット6とスプロケット7の周りに並んだチェーン8によって駆動する。
チューブ3の一方の側面において、加熱装置が一列にならんだ形状をなす赤外線放熱体10の中に配置されている。赤外線放熱体10は、チューブ3が回転することにより、チューブ3の周囲全体を温めるために、チューブ3の方へ向けられている。チューブ3と赤外線放射体10のアセンブリの周囲に、ほぼ円筒形の反射器11が配置される。反射器11は赤外線放射体10から放射された赤外線を反射するために、その内側に光沢がでるように磨かれている。反射器11の周囲にはハウジング12が設置されており、さらに、ハウジング12はフレーム1に支えられている。ここでのポイントは、チューブの両側が、ハウジングの外部に伸びていることである。
赤外線放射体10には、ファンケース13を経由して供給される冷気が必要である。冷気は、赤外線放射体10を通った後、続けてハウジング内のチューブ3の上側および下側からチューブ3の反対側まで通り抜ける。から、空気集荷ケース14によって横方向に排出される。空気集荷ケース14はチューブ15に連結されている。チューブ15は、チューブ3の端部に結合している供給ケース16に至っている。チューブ3の第2の端部は、開いている。赤外線放射体によって温められたファンの空気は、始めのうちはこのように、チューブに沿って運ばれる。チューブに熱が移動する。上記の空気は、次にチューブ内部を通り抜ける。熱風は、その少なくとも一部の熱を食片に移すことができる。この供給されたエネルギーは、より効率的に使用され、エネルギーのロスを少なくすることができる。
図示されている装置は水平な軸を持っており、これにより加熱された製品がチューブを通して軸方向へ運ばれる。この目的のため、運搬部は、ほぼらせん状の本体20に配置されている。この本体20は、とても軽く、壊れやすい構造であるため、軸方向に延びたロッド21によって強化されている。このようにしてかご構造を得ることができる。らせん状の本体20は、ロッド21よりもさらにらせん状の方向へ延びている。らせん状の本体20は、チューブ3の内壁の近傍まで延びている。そのため、処理された製品は、らせん状の本体20によって、チューブを通してらせん方向へ運搬される。らせん状の本体20のピッチは、必要な滞在時間に合わせて調整される。これは、もちろん、チューブ3の回転スピードに関連している。らせん状の本体20とチューブとの間の距離は、1cmの大きさのオーダーで、加熱する製品の特性に合わせて調整することもできる。
らせん状の本体20およびロッド21によって形成されたかご構造は、内部に穴を設けることが可能であり、チューブ3の第2の側面上の運搬部22に搭載されている。この運搬部22は、フレーム1の延長部23の上を軸方向にスライドさせることができる。結果として、かご構造は、チューブの軸方向にチューブ3の内側および外側に移動させることができる。ここでのポイントは、かご構造がチューブに位置しているとき、かご構造の第1の端部は、関連支持ベアリング24によって支えられているということである。運搬部22がチューブ3から離れる方へ動くとすぐに、かご構造は、この支持ベアリング24上からはずれる。所定の程度の曲がりは、運搬部22およびかご構造が上方へ動くことによって補償される。これは、スクリュースピンドルによってフレームの延長部の上部分を上方へ移動させることにより達成される。これは、構造的に、一方の側面のみで起こる。上記スクリュースピンドルが操作されているとき、フレームの延長部の上部は、チューブの軸方向に延びる軸の周りに傾いている。
ここでのポイントは、原理的にかご構造を回転させることが可能であるということである。ここでは、工程のよりよい制御が達成される。チューブに固定してひっつけたブレード形状または細長い形状の移送手段を実現することも可能である。
チューブの内部を加熱するための材料を供給する目的で、全体が30とされた供給装置を用いる。供給装置は、ほぼ垂直に延びたチューブ31を備えている。チューブ31の内部に、電子モーター33によって駆動されるコンベヤスクリュー32が配置されている。供給通風筒34は、チューブに接続されて配置されている。このユニットは、車輪36によって長手方向へ移動可能である。この供給装置30は、チューブ31の遠心端が加熱装置のチューブ3の内部へ入るように、車輪36により移動される。
加熱された製品の放出のために、チューブを横切る方向へ延びるコンベヤベルト40は、チューブ3の第2の端部の下に配置されており、このコンベヤベルト40は、収集タンク、または、製品の別の処理のための装置に導かれる。
上記の装置は、接触熱を通して食片を加熱するために使用される。この過程で食片が個々に分かれる。上記の装置は食片が個々に分かれるため、かたまり状、または別な方法により粘着もしくは凝集する、例えば細かく刻んだ肉のような食片の処理に特に適している。この形態はさらに、いわゆるトッピング(調理)すなわちピザまたはそのようなものの装飾に特に適している。また、上記のような中間製品を凍らせるための冷凍装置に付随されているのが好ましい。
チューブ内の加熱時間は限られているので、長時間の調理を必要とする特定の製品を十分調理するには、時間が短すぎるかもしれない。そのような状況に備えて、前処理装置を利用することは好ましい。事前処理装置は、事前に、調理過程の一部を行うものである。このような前処理装置は、加熱装置と共に構成することが可能である。事前処理装置が製品を温めることにより、加熱工程の一部は、本発明による加熱装置、それは加熱工程を完成させるものだが、製品が届く前にすでに実行される。この目的のために加熱されたチャンネルを利用する。加熱される製品はペーストの形状でこのチャンネルの中を通って運ばれる。熱管に油やお湯のような熱い液体が通りぬけるとき、熱が生ずる。熱官はチャンネルの周りに配列されている。食物の性質次第で、他の前処理が実行される。さらに、例えば熱風炉を用いて得られた製品を焼くこと、または製品の冷凍もしくは冷凍乾燥のような別の処理を、本発明に基づいた装置を基にして行うことも可能である。
本発明による装置の長手方向の断面図を示している。 図1に対応した詳細図を示している。 図1、図2に示した装置の横断面図である。 図1〜図3に示された装置の平面図である。 図1〜図4に示された装置と共に使用するための、処理する食物の供給装置の横断面図である。

Claims (30)

  1. 食物の外側を加熱する装置であって、
    ほぼ水平軸方向へ延びたほぼ円筒形のチューブと、
    外側からチューブを加熱する加熱手段と、
    軸を中心にチューブを回転駆動させる駆動手段と、
    チューブの第1の端部の近傍においてチューブの内側へ、加熱する食物を供給する供給手段と、
    チューブの第2の端部から加熱された食物を放出する放出手段と、を備えていることを特徴とする、装置。
  2. 軸は、水平方向へ延びていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. チューブは、接触して移送することにより食物を加熱するのに必要な大きさとなっていることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
  4. 加熱手段は、チューブの少なくとも一方の側面に配置され、赤外線放射によってチューブの外側を加熱する赤外線放射源を備えていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 加熱手段は、チューブの長手方向に沿って異なる温度を保持する、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 赤外線放射源およびチューブから成るアセンブリの周りには、内側へ赤外線放射を反射する膜が配置されていることを特徴とする、請求項4または5に記載の装置。
  7. チューブと赤外線放射源と膜とが一緒に入っており、フレームに支えられた、ほぼ閉じられたハウジングと、
    赤外線放射源に対して冷気を与え、赤外線放射源を通過した冷気をハウジングの内側へ送るファンと、を備え、
    ハウジングを出た冷気をチューブの内側へ運ぶダクトがハウジングに接続されていることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. フレームは、チューブの周りに配置されたリングによってチューブを支えるベアリングを、ハウジングの外側に軸方向に備え、
    ハウジングの第1の側面のチューブの周りには、フレームに位置する駆動装置によって駆動する駆動リングが配置されていることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9. 供給手段は、チューブの内側へ延び、かつ、ほぼ軸方向へ延びた、移送部材を備えていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 移送部材は、通風筒から通じるチューブを備え、このチューブにはコンベアスクリューが配置されていることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
  11. 移送部材は、ほぼ軸方向にチューブに対して相対的に移動可能であることを特徴とする、請求項9または10に記載の装置。
  12. チューブの中の食物に対する係合手段であって、チューブを通り抜けた食物を移送する係合手段を備えていることを特徴とする、請求項1から11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 係合手段は、チューブに接続されていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 係合手段には分割駆動装置が備えられており、係合手段は、チューブから独立して回転可能であることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  15. 係合手段は、チューブから独立して固定配置されていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  16. 係合手段は、外付け構造のスクリューを持つ本体を備えていることを特徴とする、請求項12から15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 本体は、らせん状に延びており、軸方向へ延びた棒によって強化されていることを特徴とする、請求項16に記載の装置。
  18. 本体の外端は、複数の棒から成るアセンブリの覆いの外側に位置していることを特徴とする、請求項17に記載の装置。
  19. 本体は、チューブの外側を軸方向へ移動可能であることを特徴とする、請求項14から18のいずれか1項に記載の装置。
  20. 本体は、チューブの第2の側面上にフレームと一列に並んで延びたサブフレーム上を移動可能な運搬部に接続されていることを特徴とする、請求項19に記載の装置。
  21. 運搬部を支持するサブフレームは、少なくとも一部が上方へ移動可能であることを特徴とする、請求項20に記載の装置。
  22. 装置は、装置内で処理する食物を事前に処理する事前処理装置に接続されていることを特徴とする、請求項1から21のいずれか1項に記載の装置。
  23. 事前処理装置は、食物を加熱することを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 事前処理装置と実装置との間には、サイズ縮小装置が設けられていることを特徴とする、請求項22または23に記載の装置。
  25. 装置は、更なる別の処理を行うための付加装置を備えていることを特徴とする、請求項1から24に記載の装置。
  26. 付加装置は、乾燥装置または冷凍装置であることを特徴とする、請求項25に記載の装置。
  27. チューブの内側に延びた供給装置によって加熱装置に対して添加物を供給することを特徴とする、請求項1から26のいずれかに記載の装置。
  28. 食物を加熱する方法であって、加熱面に沿って食物を移送し、接触による加熱によって食物を加熱し、加熱面は、垂直部材によって動く面によって形成されていることを特徴とする方法。
  29. 食物は、チューブの内側面を回転して移送されることを特徴とする、請求項28の方法。
  30. 加熱中にチューブの内側に添加物を供給することを特徴とする請求項28または29に記載の方法。
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