JP2009302928A - 画像形成装置、画像形成方法、プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、プログラム、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】レポートの出力処理に関する開発工数を削減することができる画像形成装置、画像形成方法、プログラム、および記憶媒体を提供する。
【解決手段】PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208が、複数の機能間で共通のフォーマットに従って各機能のレポートを生成し、レポートフィルタ209が、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208により生成された各機能のレポートのフォーマットを変更することにより、レポートの出力処理に関する箇所を変更する場合に、機能ごとにレポートの出力処理に関する箇所を変更する必要がなくなるので、レポートの出力処理に関する開発工数を削減することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、プログラム、および記憶媒体に関するものである。
複合機と呼ばれる画像形成装置には、コピー,FAX,スキャナ,プリンタなど様々な機能が搭載されている。また、複合機は、各機能に関するレポート(またはシート)を出力して、機器の状況,利用状況等をユーザに通知する。ここで、各機能に関するレポートには、設定値情報などを出力するレポート(以下、サマリーシートとする)、エラー履歴などを出力するレポート(以下、エラーシートとする)、ユーザが使用した用紙枚数などを出力するレポート(以下、カウンターシートとする)、トナー残量などを出力するレポート(以下、サプライ情報シートとする)等がある。
例えば、印字制御に関わる全ての設定情報が判り且つ現在の設定情報も判る、判り易い設定リストを作成することができるプリンタが開示されている(特許文献1参照)。特許文献1にかかるプリンタでは、ユーザが設定リストを解読しやすくするために、設定可能な情報(動作パラメータ)を全て(一覧形式で)印字すると共に、現在設定されている情報(カレント値)を他の情報よりも強調して印字する。このような設定情報は、コピー機、FAX、複合機等でも出力可能である。
特開平05−016497号公報
しかしながら、予め印刷内容(例えば、フォーマット、文字列の内容など)が決まっているレポートは、以下に示す特有の問題を有している。
画像形成装置の管理者は、レポートのフォーマットを変更する場合、コピー,FAX,スキャナ,プリンタなどの各機能のレポートの出力処理を行う箇所をそれぞれ変更しなければならないので、開発工数(手間)がかかる。また、管理者は、同じような変更内容を機能ごとに反映させなければならない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、レポートの出力処理に関する開発工数を削減することができる画像形成装置、画像形成方法、プログラム、および記憶媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、複数の機能に関する機能情報を出力可能な画像形成装置であって、前記複数の機能間で共通のフォーマットに従って前記各機能の前記機能情報を生成する複数の生成手段と、前記各生成手段により生成された前記各機能の前記機能情報のフォーマットを変更する変更手段と、フォーマットが変更された前記各機能の前記機能情報を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記機能情報内に出力する文字列と、前記文字列を識別する識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、前記生成手段は、前記識別情報を含む前記機能情報を生成し、前記変更手段は、さらに、前記機能情報が含む前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶される前記文字列を含む前記機能情報に変更することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2にかかる発明において、前記変更手段は、さらに、前記機能情報が印刷される用紙枚数が所定枚数に収まるように前記機能情報に含まれる文字列のフォントサイズを変更することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1または2にかかる発明において、前記変更手段は、さらに、前記機能情報が印刷される用紙枚数が所定枚数に収まるように前記機能情報に含まれる文字列の配置を変更することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1または2にかかる発明において、前記機能情報が印刷される用紙枚数が所定枚数に収まるように前記機能情報を変倍する変倍手段をさらに備え、前記出力手段は、変倍された前記機能情報を出力することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1または2にかかる発明において、前記機能情報が印刷される用紙枚数が所定枚数に収まるように前記機能情報を集約する集約手段をさらに備え、前記出力手段は、集約された前記機能情報を出力することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1または2にかかる発明において、前記出力手段は、前記機能情報が印刷される用紙枚数が所定枚数に収まらない場合、両面印刷により前記機能情報を出力することを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項3から7のいずれか一にかかる発明において、前記所定枚数を設定する設定手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、複数の機能に関する機能情報を出力可能な画像形成装置の画像形成方法であって、複数の生成手段が、前記複数の機能間で共通のフォーマットに従って前記各機能の前記機能情報を生成する生成工程と、変更手段が、前記各生成手段により生成された前記各機能の前記機能情報のフォーマットを変更する変更工程と、出力手段が、フォーマットが変更された前記各機能の前記機能情報を出力する出力工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項9にかかる発明において、前記画像形成装置は、前記機能情報内に出力する文字列と、前記文字列を識別する識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段を備え、前記生成工程は、前記識別情報を含む前記機能情報を生成し、前記変更工程は、さらに、前記機能情報が含む前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶される前記文字列を含む前記機能情報に変更することを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、複数の機能に関する機能情報を出力可能な画像形成装置を制御するプログラムであって、前記複数の機能間で共通のフォーマットに従って前記各機能の前記機能情報を生成する複数の生成手段と、前記各生成手段により生成された前記各機能の前記機能情報のフォーマットを変更する変更手段と、フォーマットが変更された前記各機能の前記機能情報を出力する出力手段と、として前記画像形成装置を機能させる。
また、請求項12にかかる発明は、請求項11にかかる発明において、前記画像形成装置は、前記機能情報内に出力する文字列と、前記文字列を識別する識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段を備え、前記生成手段は、前記識別情報を含む前記機能情報を生成し、前記変更手段は、さらに、前記機能情報が含む前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶される前記文字列を含む前記機能情報に変更することを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項11または請求項12に記載のプログラムを記憶することを特徴とする。
本発明によれば、レポートのフォーマットを変更する場合に、機能ごとにレポートの出力処理に関する箇所を変更する必要がなくなるので、レポートの出力処理に関する開発工数を削減することができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、画像形成方法、プログラム、および記憶媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。以下の実施の形態では、本発明の画像形成装置、画像形成方法、プログラム、および記憶媒体を複合機に適用した例を示すが、これに限定されるものではなく、複数の機能を有するものであれば複写機、プリンタ、ファクシミリ等にも適用することが可能である。なお、本実施の形態にかかる複合機は、データを用紙などの記録媒体に印刷するプリンタ機能、FAXの送受信を行うFAX機能、およびスキャナで読み取った画像データまたは記憶媒体に記憶されている画像データを印刷するコピー機能を有しているものとする。
(第1実施の形態)
図1は、第1実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。本図に示すように複合機100は、外部I/F101と、操作部102と、記憶部103と、ファイル管理部104と、メモリ105と、設定管理部106と、出力部107と、出力制御部108と、システム制御部109と、RTC110と、を備えている。また、複合機100は、外部I/F101を介してインターネットなどのネットワークと接続されている。そして、複合機100は、外部I/F101で図示しない外部PCから受信した画像データに画像処理を施した後、印刷物として出力する。
外部I/F101は、LAN(Local Area Network)やインターネットなどのネットワークを介して、図示しない他の外部PCとの間で画像データや制御データ等をやり取りする。
操作部102は、図示しないタッチパネルを介して設定内容の入力を検知する。本実施の形態では、操作部102は、複合機100が有する各機能に関するレポート(本発明にかかる機能情報)の出力要求や各機能に対する設定値の入力を受け付ける。また、操作部102は、プレビュー画面や設定内容の入力を受け付ける設定画面を表示手段であるタッチパネルに表示する。
記憶部103は、レポート内へ出力可能な情報を記憶する記憶手段であり、図示しないRAMにより実現される。本実施の形態では、記憶部103は、各機能の設定値、各機能において発生したエラーの履歴、レポート内に出力する文字列を含む各機能の用語ファイル等を記憶する。メモリ105は、外部I/F101で受信した画像データ等を記憶するための記憶手段である。また、メモリ105は、画像データ等に応じた画像を描画するための記憶手段でもある。なお、本実施の形態では、図示しないRAMにより実現されるものとする。
ファイル管理部104は、記憶部103への情報の格納を制御する。本実施の形態では、ファイル管理部104は、操作部102によって入力を受け付けた設定値やエラー履歴等を記憶部103に格納する。
RTC110は、時計、カレンダー機能を有したリアルタイムクロックである。
出力部107は、レポート、画像データ等を出力する。本実施の形態では、出力部107は、プロッタであり、メモリ105に描画されたレポートや画像データ等の画像を記録媒体へ印刷する。なお、本実施の形態では、出力部107はプロッタとしたが、これに限定するものではない。例えば、出力部107は、レポートや画像データ等を、図示しない外部PCへ送信、FAX送信、または図示しない主記憶装置へ格納等を行う装置であってもよい。
設定管理部106は、記憶部103に記憶されている情報のうちレポート内に出力する出力情報やRTC110により計時される日付等を取得する。
出力制御部108は、設定管理部106により取得された取得情報や日付等を用いて、レポートを出力部107から出力するためのデータ処理、制御を行う。また、出力制御部108は、画像データ等を出力部107から出力するためのデータ処理、制御を行う。
システム制御部109は、上述した各構成部と接続されていて、複合機100全体の制御を行うものである。
設定管理部106、出力制御部108、およびシステム制御部109は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されており、CPUがROMに格納されたプログラムに基づいてRAMのワーク領域を利用しながら動作することにより、各種処理が実行される。
なお、複合機100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供されてもよい。この場合、CPUが上記記憶媒体からプログラムを読み出して図示しない主記憶装置上にロードすることで、複合機100に各種の機能を実現させる。また、プログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。または、プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供若しくは配布するようにしてもよい。
次に、設定管理部106、システム制御部109、および出力制御部108の特長的な動作について図2を参照して説明する。図2は、設定管理部、システム制御部、および出力制御部によって実現される機能構成を示すコンポーネント図である。
システム制御部109は、プリンタアクティビティ201、送信アクティビティ202、コピーアクティビティ203、およびレポートアクティビティ204を実現する。プリンタアクティビティ201は、プリンタジョブを管理する。送信アクティビティ202は、FAXジョブを管理する。コピーアクティビティ203は、コピーおよびスキャナジョブを管理する。レポートアクティビティ204は、レポートジョブを管理する。
設定管理部106および出力制御部108は、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208を実現する。アクティビティコンポーネントからのメッセージにより各種ジョブを実行するフィルタコンポーネントを有する。本実施の形態では、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、読出フィルタ208、レポートフィルタ209、加工フィルタ210、および印刷フィルタ211を有して構成される。
PC文書受信フィルタ205は、プリンタアクティビティ201との間でメッセージをやり取りする。また、PC文書受信フィルタ205は、プリンタアクティビティ201からのメッセージに応じて、外部I/F101を介してネットワークから取得した画像データを解析し、当該画像データに応じた画像をメモリ105に描画する。
FAX文書受信フィルタ206は、送信アクティビティ202との間でメッセージをやり取りする。また、FAX文書受信フィルタ206は、送信アクティビティ202からのメッセージに応じて、外部I/F101を介してネットワークから取得した画像データ、スキャナにより読み取った画像データを解析し、当該画像データに応じた画像をメモリ105に描画する。
読取フィルタ207は、コピーアクティビティ203との間でメッセージをやり取りする。また、読取フィルタ207は、コピーアクティビティ203からのメッセージに応じて、スキャナにより読み取った画像データを解析し、当該画像データに応じた画像をメモリ105に描画する。
読出フィルタ208は、コピーアクティビティ203との間でメッセージをやり取りする。また、読出フィルタ208は、コピーアクティビティ203からのメッセージに応じて、メモリ105に記憶されている画像データを解析し、当該画像データに応じた画像をメモリ105に描画する。
また、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208は、プリンタ機能、FAX機能、およびコピー機能の間で共通のフォーマットに従って各機能のレポートを生成する(本発明にかかる生成手段)。本実施の形態では、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208は、記憶部103から出力情報を取得し、取得した出力情報を用いて、XML(Extensible Markup Language)で記述されたレポート情報、XSL(Extensible Stylesheet Language)で記述されたレポートフォーマット、およびXSLで記述された共通フォーマットを含むレポートを生成する。また、本実施の形態では、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208は、生成したレポートを、レポートアクティビティ204を介して、レポートフィルタ209に送信する。
ここで、レポートに含まれるレポート情報、レポートフォーマット、および共通フォーマットについて図3〜7を参照して説明する。図3は、レポート情報の一例を示す説明図である。図4は、レポートフォーマットの一例を示す説明図である。図5は、共通フォーマットの一例を示す説明図である。図6は、レポート情報、レポートフォーマット、および共通フォーマットに含まれる制御用のタグ名の一例を示す図である。図7は、レポート情報、レポートフォーマット、および共通フォーマットに含まれるイメージ用のタグ名の一例を示す図である。
図3〜5に示すレポート情報、レポートフォーマット、および共通フォーマットについて説明する前に、まず、各情報に含まれるタグのタグ名について図6および図7を参照して説明する。
図6に示すように、制御用のタグ名には、“header”,“body”,“list”,“line”,“page”,および“offset”がある。タグ名が“header”であれば当該タグはヘッダ領域に対応し、タグ名が“body”であれた当該タグはボディ領域に対応し、タグ名が“list”であれば当該タグは表描画に対応し、タグ名が“line”であれば当該タグは行描画に対応し、タグ名が“page”であれば当該タグはページ指定に対応し、タグ名が“offset”であれば当該タグはオフセットに対応する。
そして、タグについて属性を設定する場合には、属性名と当該属性のパラメータを記述する。本実施の形態では、タグ名が“list”のタグについて設定する属性名の例としては、“width”,“x”,“y”,および“border”とする。“width”は、タグ名が“list”のタグにより描画する表中の各項目の幅(mm)を示している。なお、“width”が記述される属性のパラメータは、タグ名が“list”である場合の必須のパラメータであり、カンマで区切って指定される。“x”および“y”は、タグ名が“list”のタグにより描画される表の開始位置(mm)を示している。“border”は、タグ名が“list”のタグにより描画される表の枠線を描くペンの太さを示している。
また、本実施の形態では、タグ名が“offset”のタグについて設定する属性名の例としては、“size”とする。“size”は、タグ名が“offset”のタグによりオフセットする行までのオフセットサイズ(mm)を示している。なお、“size”は、タグ名が“offset”である場合の必須のパラメータである。
図7に示すように、イメージ用のタグ名には、“report. string”,および“report. box”がある。タグ名が“report. string”であれば当該タグは文字列の記述に対応し、タグ名が“report. box”であれば当該タグは四角形の描画に対応する。
そして、タグについて属性を設定する場合には、制御用のタグと同様、属性名と当該属性のパラメータを記述する。本実施の形態では、タグ名が“report. string”のタグについて設定する属性名の例としては、“x”,“y”,“output”とする。“x”および“y”は、タグ名が“report. string”のタグにより記述される文字列の始点(横および縦)を示している。“output”は、タグ名が“report. string”のタグにより記述される出力データ(文字列)を指定するものであり、例えば、レポートの出力日時であるdate(yyyy/MM/dd形式の本日日付)の出力を示すものである。
また、本実施の形態では、タグ名が“report. box”のタグについて設定する属性名の例としては、“x”,“y”,“ex”,および“ey”とする。“x”および“y”は、タグ名が“report. box”のタグにより描画される四角形の始点(横および縦)を示している。“ex”および“ey”は、タグ名が“report. box”のタグにより記述される四角形の終点(横および縦)を示している。なお、“ex”および“ey”が記述される属性のパラメータは、タグ名が“report. box”である場合の必須のパラメータである。
次に、上述のタグを用いて記述されたレポート情報について詳細に説明する。レポート情報は、レポート内に出力する文字列を規定するデータである。本実施の形態では、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208は、図3に示すように、XMLでレポート内に出力する文字列を規定するレポート情報300を生成する。
<header>タグ301は、ヘッダ領域へ出力する文字列であることを示している。<name>XXXXXレポート</name>タグ302は、ヘッダ領域へ出力する文字列が「XXXXXレポート」であることを示している。そして、</header>タグ303は、ヘッダ領域へ出力する文字列の終端部を示している。
<body>タグ304は、ボディ領域へ出力する文字列であることを示している。<status_label>機器ステータス</status_label>タグ305および<status>エラー</status>タグ306は、ボディ領域へ出力する文字列が「機器ステータス」および「エラー」であることを示している。そして、</body>タグ307は、ボディ領域へ出力する文字列の終端部を示している。
次に、上述のタグを用いて記述されたレポートフォーマットについて詳細に説明する。レポートフォーマットは、レポートの種類ごとのフォーマットを規定するデータである。本実施の形態では、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208は、図4に示すように、XSLでレポートの種類ごとのフォーマットを規定するレポートフォーマット400を生成する。
<xsl: template match=“body”>タグ401は、ボディ領域に対してフォーマットすることを示している。<xsl: element name=“body”>タグ402は、フォーマットの対象がボディ領域であることを示している。そして、<xsl: element name=“report. box”>タグ403は、ボディ領域に四角形を描画することを示している。ここで、“element name”を含むタグは、フォーマットする要素(例えば、“header”、“body”、“report. box”、または“report. string”)を特定するタグである。そして、<xsl: attribute name=“x”>100</xsl: attribute>タグ404および<xsl: attribute name=“y”>100</xsl: attribute>タグ405は、ボディ領域に描画する四角形の描画開始点(mm)を示している。<xsl: attribute name=“ex”>800</xsl: attribute>タグ406および<xsl: attribute name=“ey”>400</xsl: attribute>タグ407は、ボディ領域に描画する四角形の描画終了点(mm)を示している。ここで、“attribute name”を含むタグは、“element name”を含むタグと親子関係にあり、当該“element name”を含むタグの処理内容を特定するタグである。なお、“attribute name”を含むタグの種類は、“element name”を含むタグの処理内容の種類分存在する。そして、</xsl: element>タグ408は、ボディ領域への四角形の描画の終端部を示している。
<xsl: element name=“report. string”>タグ409は、ボディ領域に文字列を記述することを示している。そして、<xsl: attribute name=“x”>100</xsl: attribute>タグ410および<xsl: attribute name=“y”>100</xsl: attribute>タグ411は、ボディ領域に記述する文字列の始点(mm)を示している。<xsl: value-of select=“status_label”/>タグ412は、ボディ領域に記述する文字列を示している。具体的には、図3に示すレポート情報300から“status_label”に対応する文字列:「機器ステータス」を取得・出力することを示している。ここで、“value-of select”を含むタグは、“attribute name”を含むタグと親子関係にあり、当該“attribute name”を含むタグの処理内容を特定するタグである。なお、“value-of select”を含むタグの種類は、“attribute name”を含むタグの処理内容の種類分存在する。そして、</xsl: element>タグ413は、ボディ領域への文字列の記述の終端部を示している。
<xsl: element name=“report. string”>タグ414は、ボディ領域に文字列を記述することを示している。そして、<xsl: attribute name=“x”>1000</xsl: attribute>タグ415および<xsl: attribute name=“y”>100</xsl: attribute>タグ416は、ボディ領域に記述する文字列の始点(mm)を示している。<xsl: value-of select=“status”/>タグ417は、ボディ領域に記述する文字列を示している。具体的には、図3に示すレポート情報300から“status”に対応する文字列:「エラー」を取得・出力することを示している。そして、</xsl: element>タグ418は、ボディ領域への文字列の記述の終端部を示している。また、</xsl: element>タグ419は、フォーマットの対象であるボディ領域の終端部を示している。さらに、</xsl: template>タグ420は、ボディ領域へのフォーマットの終端部を示している。
次に、上述したタグを用いて記述された共通フォーマットについて詳細に説明する。共通フォーマットは、レポート内のヘッダの位置やレポートの出力日時等、各機能のレポートに共通するフォーマットを規定するデータである。本実施の形態では、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208は、図5に示すように、XSLで各機能のレポートに共通するフォーマットを規定する共通フォーマット500を生成する。
<xsl: template match=“header”>タグ501は、ヘッダ領域に対してフォーマットすることを示している。<xsl: element name=“header”>タグ502は、フォーマットの対象がヘッダ領域であることを示している。そして、<xsl: element name=“report. string”>タグ503は、ヘッダ領域に文字列を記述することを示している。そして、<xsl: attribute name=“x”>100</xsl: attribute>タグ504および<xsl: attribute name=“y”>100</xsl: attribute>タグ505は、ヘッダ領域に記述する文字列の始点(mm)を示している。<xsl: value-of select=“name”/>タグ506は、ヘッダ領域に記述する文字列を示している。具体的には、図3に示すレポート情報300から“name”に対応する文字列:「XXXXXレポート」を取得・出力することを示している。そして、</xsl: element>タグ507は、ヘッダ領域への文字列の記述の終端部を示している。
<xsl: element name=“report. string”>タグ508は、ヘッダ領域に文字列を記述することを示している。そして、<xsl: attribute name=“x”>2000</xsl: attribute>タグ509および<xsl: attribute name=“y”>500</xsl: attribute>タグ510は、ヘッダ領域に記述する文字列の始点(mm)を示している。<xsl: value-of select=“output”>date</xsl: attribute>タグ511は、ヘッダ領域に記述する文字列を示している。具体的には、RTC110から本日日付:「2007/11/11」を取得・出力することを示している。そして、</xsl: element>タグ512は、ヘッダ領域への文字列の記述の終端部を示している。また、</xsl: element>タグ513は、フォーマットの対象であるヘッダ領域の終端部を示している。さらに、</xsl: template>タグ514は、ヘッダ領域へのフォーマットの終端部を示している。
レポートフィルタ209は、レポートアクティビティ204との間でメッセージをやり取りする。また、レポートフィルタ209は、レポートアクティビティ204からのメッセージに応じて、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208から送信されたレポートを解析し、当該レポートの画像をメモリ105に描画する。
図8は、図3〜5に示すレポートを解析し、メモリに描画されたレポートの画像の一例を示す説明図である。図8に示すように、レポート800は、図4に示すレポートフォーマット400および図5に示す共通フォーマット500が示すレイアウトに従って図3に示すレポート情報300が含む文字列:「XXXXXレポート」801、「2007/11/11」802、「機器ステータス」803、および「エラー」804が記述されている。また、レポート800は、図4に示すレポートフォーマット400に従って四角形805が描画されている。
ここで、レポートフィルタ209が図3〜5に示すレポートを解析する処理について図9〜12を参照して説明する。図9は、レポートの解析処理の手順を示すフローチャートである。図10〜12は、レポートに含まれるタグに応じて実行される処理の手順を示すフローチャートである。
レポートフィルタ209は、レポートアクティビティ204からレポートを受信すると、まず、レジスタに格納される変数iをリセット(i=0)する(ステップS901)。ここで、変数iは、レポートに含まれる共通フォーマット500(図5に示す)の行を示している。
次に、レポートフィルタ209は、共通フォーマット500のi行目を読み込む(ステップS902)。そして、レポートフィルタ209は、読み込んだ行に含まれるタグを見つける(ステップS903)。次いで、読み込んだ行に含まれるタグの親子関係を解釈する(ステップS904)。具体的には、読み込んだ行に含まれるタグが“element name”、“attribute name”、または“value-of select”を含むタグであるか否かを解釈する。
そして、レポートフィルタ209は、読み込んだ行に含まれるタグに応じた処理(処理A、処理B、または処理C)を実行する(ステップS905)。具体的には、読み込んだ行に含まれるタグが“element name”を含むタグである場合は、処理Aを実行する。また、読み込んだ行に含まれるタグが“attribute name”を含むタグである場合は、処理Bを実行する。また、読み込んだ行に含まれるタグが“value-of select”を含むタグである場合は、処理Cを実行する。
読み込んだ行に含まれるタグに応じた処理が実行されると、レポートフィルタ209は、共通フォーマット500が示す処理が終了したか否かを判断する(ステップS906)。共通フォーマット500が示す処理が終了していない場合(ステップS906:No)、レポートフィルタ209は、レジスタに格納される変数iをインクリメント(i=i+1)する(ステップS907)。
一方、共通フォーマット500が示す処理が終了した場合(ステップS906:Yes)、レポートフィルタ209は、レジスタに格納される変数jをリセット(j=0)する(ステップS908)。ここで、変数jは、レポートに含まれるレポートフォーマット400(図4に示す)の行を示している。
次に、レポートフィルタ209は、レポートフォーマット400のj行目を読み込む(ステップS909)。そして、レポートフィルタ209は、読み込んだ行に含まれるタグを見つける(ステップS910)。次いで、読み込んだ行に含まれるタグの親子関係を解釈する(ステップS911)。具体的には、読み込んだ行に含まれるタグが“element name”、“attribute name”、または“value-of select”を含むタグであるか否かを解釈する。
そして、レポートフィルタ209は、読み込んだ行に含まれるタグに応じた処理(処理A、処理B、または処理C)を実行する(ステップS912)。具体的には、読み込んだ行に含まれるタグが“element name”を含むタグである場合は、処理Aを実行する。また、読み込んだ行に含まれるタグが“attribute name”を含むタグである場合は、処理Bを実行する。また、読み込んだ行に含まれるタグが“value-of select”を含むタグである場合は、処理Cを実行する。
読み込んだ行に含まれるタグに応じた処理が実行されると、レポートフィルタ209は、レポートフォーマット400が示す処理が終了したか否かを判断する(ステップS913)。レポートフォーマット400が示す処理が終了していない場合(ステップS913:No)、レポートフィルタ209は、レジスタに格納される変数jをインクリメント(j=j+1)する(ステップS914)。一方、レポートフォーマット400が示す処理が終了した場合(ステプS914:Yes)、レポートフィルタ209は、レポートの解析処理を終了する。
ここで、処理A、処理B、および処理Cの処理内容について図10〜12を参照して説明する。
まず、処理Aの処理内容について説明する。まず、レポートフィルタ209は、読み込んだ行に含まれるタグ内の“element name”の右辺の値を、“header”、“body”、“report. box”、および“report string”の中から特定する(ステップS1001)。そして、“element name”の右辺の値が“header”の場合、レポートフィルタ209は、header用の処理、つまりヘッダ領域への処理を行う(ステップS1002)。“element name”の右辺の値が“body”の場合、レポートフィルタ209は、body用の処理、つまりボディ領域への処理を行う(ステップS1003)。“element name”の右辺の値が“report. box”の場合、レポートフィルタ209は、report. box用の処理、つまり四角形の描画処理を行う(ステップS1004)。“element name”の右辺の値が“report. string”の場合、レポートフィルタ209は、report. string用の処理、つまり文字列の記述処理を行う(ステップS1005)。
次に、処理Bの処理内容について説明する。まず、レポートフィルタ209は、読み込んだ行に含まれるタグ内の“attribute name”の右辺の値を、“x”、“y”、“ex”、および“ey”の中から特定する(ステップS1101)。そして、“attribute name”の右辺の値が“x”の場合、レポートフィルタ209は、x用の処理、つまり“x”が示す始点から文字列または四角形を記述または描画する(ステップS1102)。“attribute name”の右辺の値が“y”の場合、レポートフィルタ209は、y用の処理、つまり“y”が示す始点から文字列または四角形を記述または描画する(ステップS1103)。“attribute name”の右辺の値が“ex”の場合、レポートフィルタ209は、ex用の処理、つまり“ex”が示す終点まで四角形を描画する(ステップS1104)。“attribute name”の右辺の値が“ey”の場合、レポートフィルタ209は、ey用の処理、つまり“ey”が示す終点まで四角形を描画する(ステップS1105)。
次に、処理Cの処理内容について説明する。まず、レポートフィルタ209は、レポート情報300から、読み込んだ行に含まれるタグ内の“value-of select”の右辺の値と一致するタグを探す(ステップS1201)。次いで、レポートフィルタ209は、レポート情報300から“value-of select”の右辺の値と一致するタグがあるか否かを判断する(ステップS1202)。そして、レポート情報300から“value-of select”の右辺の値と一致するタグが見つからなかった場合(ステップS1202:No)、レポートフィルタ209は、エラーとして処理する(ステップS1203)。一方、レポート情報300から“value-of select”の右辺の値と一致するタグが見つかった場合(ステップS1202:Yes)、レポートフィルタ209は、当該“value-of select”の右辺の値と一致するタグに含まれる文字列を取得し、レポート内に出力する(ステップS1204)。
また、レポートフィルタ209は、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208により生成された各機能のレポートのフォーマットを変更する(本発明にかかる変更手段)。本実施の形態では、レポートフィルタ209は、上述した処理によりメモリ105に描画されたレポートの画像のフォーマットを当該レポートの出力条件に応じて変更する。
ここで、出力条件とは、レポートを出力する際に使用される消耗品の数(例えば、用紙の枚数)やレポートの出力にかかる時間等、操作部102を介してユーザの指示入力により設定される条件である。本実施の形態では、レポートフィルタ209は、レポートが印刷される用紙枚数が用紙片面1枚に収まるようにレポートに含まれる文字列のフォントサイズを変更するものとする。
ここで、レポートを用紙片面1枚に収めることは、レポートの印刷処理にとっては以下に示す理由により特別な意味を持っている。
レポートは、“ユーザの出力したい印刷物”というよりは“機器の設定を知るためなど機器管理のための印刷物”である。そのため、そのような印刷物のために、ユーザは用紙,トナーなどの消耗品をできるだけ使いたくない。つまり、レポートの印刷処理に使用する用紙、消耗品は少ないほど、ユーザは嬉しい。
また、レポートは、工場にて、画像形成装置を組み立てた際、その動作確認としてレポートの印刷処理を行うものである。つまり、画像形成装置の製造者は、「レポート印刷が問題無く出来る=正常に画像形成装置が組み立てられている」という判断をする。管理者は、組み立てた全ての画像形成装置に対してこの動作確認を行うので、出力するレポートの印刷処理に使用される用紙枚数は少ないほど良い。
具体的には、レポートの印刷処理に使用する用紙、消耗品が少ないほど、コストが少なくて済む。また、レポートの印刷処理に使用する用紙の枚数が少ない(1枚の場合)、「用紙をセットする」という工程が楽になる。また、複数枚の用紙をセットするのは、1枚の用紙をセットするよりも手間が掛かる。また、レポートの印刷処理に使用される用紙が複数枚になる場合、その印刷開始から印刷完了までに要する時間は、用紙の枚数に比例して長くなる。さらに、1工程あたりの時間が短いほど生産性は向上するので、印刷枚数が少ないほど、画像形成装置の生産側にもメリットがある。
以上に示す理由により、レポートを用紙片面1枚に収めることは、レポートの印刷処理にとっては特別な意味を持っている。しかし、レポートを用紙片面1枚に収めることが現実的でない場合もある。例えば、用紙片面10枚に相当するレポートを用紙片面1枚に収めることが現時的ではない。具体的には、そのようなレポートを用紙片面1枚に縮小、集約した場合、レポートの内容を解読できないほどに文字が小さくなってしまうからである。よって、レポートの種類によっては、複数の用紙にレポートを印刷してもよい。その場合、レポートフィルタ209は、レポートが印刷される用紙枚数が所定枚数に収まるようにレポートに含まれる文字列のフォントサイズを変更する。なお、システム制御部109は、操作部102を介したユーザからの指示入力により、所定枚数を設定するようにしてもよい(本発明にかかる設定手段)。
加工フィルタ210は、レポートフィルタ209によりフォーマットが変更されたレポートを加工する。本実施の形態では、加工フィルタ210は、レポートフィルタ209によりフォーマットが変更されたレポートに対して、回転処理や画像の合成処理等の画像処理を施す。
印刷フィルタ211は、レポートフィルタ209によりフォーマットが変更されたレポートまたは加工フィルタ210により加工されたレポートを出力部107から出力する(本発明にかかる出力手段)。本実施の形態では、印刷フィルタ211は、レポートフィルタ209によりフォーマットが変更されたレポートまたは加工フィルタ210により加工されたレポートを出力部107において用紙などの記録媒体に印刷する。
次に、図2に示す各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順について図13を参照して説明する。図13は、各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順を示すフローチャートである。
まず、プリンタアクティビティ201は、操作部102によりレポートの出力要求が受け付けられた場合、PC文書受信フィルタ205に対してレポートの印刷処理を要求するメッセージ(以下、レポート印刷イベントとする)を送信する(ステップS1301)。PC文書受信フィルタ205は、プリンタアクティビティ201からレポート印刷イベントを受信すると、レポートを生成し、生成したレポートをレポートアクティビティ204に送信する(ステップS1302)。レポートアクティビティ204は、PC文書受信フィルタ205からレポートを受信すると、当該受信したレポートをレポートフィルタ209に送信する(ステップS1303)。
レポートフィルタ209は、レポート内に出力する文字列のフォントサイズをデフォルトのフォントサイズに設定し(ステップS1304)、さらにピッチ(改行幅、文字間の幅)をデフォルトのピッチの値に設定する(ステップS1305)。なお、設定されたフォントサイズおよびピッチの値は、レジスタに一時的に記憶させておくものとする。次いで、レポートフィルタ209は、レポートアクティビティ205から受信したレポートを解析し、レジスタに記憶されたフォントサイズおよびピッチの値に従って、当該レポートの画像をメモリ105に描画する。さらに、レポートフィルタ209は、描画したレポートの画像が用紙片面1枚に収まるか否かを判断する(ステップS1306)。
描画したレポートの画像が用紙片面1枚に収まらないと判断された場合(ステップS1306:No)、レポートフィルタ209は、文字列のフォントサイズをレジスタに記憶されたフォントサイズより小さいフォントサイズに設定する(ステップS1307)。そして、レポートフィルタ209は、描画したレポートの画像が用紙片面1枚に収まるまで、ステップS1306およびステップS1307に示す処理を繰り返すものとする。
一方、描画したレポートの画像が用紙片面1枚に収まると判断された場合(ステップS1306:Yes)、レポートフィルタ209は、レポートの画像を描画したメモリ105のアドレスを印刷フィルタ211に通知する(ステップS1308)。そして、印刷フィルタ211は、レポートフィルタ209から通知されたアドレスに従ってメモリ105に描画されたレポートの画像を出力する(ステップS1309)。
なお、本実施の形態では、処理αによりPC文書受信フィルタ205から送信されたレポートを用いてレポートフィルタ209がレポートのフォーマット(レポート内に出力される文字列のフォントサイズ)を変更する処理について説明したが、これに限定するものではない。つまり、レポートフィルタ209は、処理αによりレポートを受信した場合と同様にして、処理β(ステップS1310およびステップS1311)および処理γ(ステップS1312およびステップS1313)により送信されたレポートのフォーマットを変更することができる。
次に、レポートの画像が用紙片面1枚に収まるか否かを判断する処理について図14を参照して説明する。図14は、レポートの画像が用紙片面1枚に収まるか否かを判断する処理の手順を示すフローチャートである。
レポートフィルタ209は、用紙片面1枚に描画可能な長さ(原稿サイズ)を上限値Yにセットする(ステップS1401)。なお、本実施の形態では、セットされた上限値Yはレジスタに一時的に記憶されるものとする。さらに、レポートフィルタ209は、用紙上のレポートの描画を開始する位置を現在の描画位置yにセットする(ステップS1402)。具体的には、レポートの描画が開始されていない場合には、y=0がセットされる。なお、描画位置yも、上限値Yと同様に、レジスタに一時的に記憶されるものとする。
次いで、レポートフィルタ209は、図9に示す処理に従ってレポートの1行目を読み込み(ステップS1403)、レポートを解析する(ステップS1404)。具体的には、レポートフィルタ209は、図9に示す処理に従って生成されたレポートの画像をメモリ105に描画する。
レポートの画像がメモリ105に描画されると、レポートフィルタ209は、図13に示すステップS1304およびステップS1305により設定されたフォントサイズおよびピッチの値によりメモリ105に描画されたレポートの画像を用紙に印刷した場合における用紙上の位置(現在の描画位置y)を計算する(ステップS1405)。そして、レポートフィルタ209は、計算された描画位置yが上限値Y以下であるか否かを判断する(ステップS1406)。レポートフィルタ209は、計算された描画位置yが上限値Yより大きいと判断された場合(ステップS1406:No)、レポートの画像が用紙片面1枚に収まらないと判断する。
一方、レポートフィルタ209は、計算された描画位置yが上限値Y以下であると判断された場合(ステップS1406:Yes)、未解析のレポートの行があるか否かを判断する(ステップS1407)。レポートフィルタ209は、未解析のレポートの行がある場合(ステップS1407:No)、図9に示す処理に従ってレポートの次の1行を読み込む(ステップS1408)。そして、レポートフィルタ209は、レポートの全ての行の解析が終わるまで、ステップS1404〜ステップS1408に示す処理を繰り返す。なお、レポートフィルタ209は、未解析のレポートの行がないと判断した場合(ステップS1407:Yes)、レポートの画像が用紙片面1枚に収まると判断する。
このように、本実施の形態にかかる複合機100によれば、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208が、画複数の機能間で共通のフォーマットに従って各機能のレポートを生成し、レポートフィルタ209が、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208により生成された各機能のレポートのフォーマットを変更(例えば、レポート内に出力される文字列のフォントサイズの変更)することにより、レポートの出力処理に関する箇所を変更する場合に、機能ごとにレポートの出力処理に関する箇所を変更する必要がなくなるので、レポートの出力処理に関する開発工数を削減することができる。
(第2実施の形態)
第1実施の形態にかかる複合機は、レポートの画像が用紙片面1枚に収まらないと判断された場合、文字列のフォントサイズを小さくしていたが、本実施の形態では、文字列のピッチを小さくするものである。なお、複合機の構成、設定管理部、システム制御部、および出力制御部によって実現される機能構成については、第1実施の形態とほぼ同様であるため、第1実施の形態と異なる部分の構成および処理のみを説明する。
レポートフィルタ209は、レポートが印刷される用紙枚数が用紙片面1枚(所定枚数)に収まるようにレポートに含まれる文字列のピッチ(本発明にかかる配置)を変更するものとする(本発明にかかる変更手段)。ここで、文字列のピッチとは、文字列の改行幅、文字間の距離等である。
図2に示す各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順について図15を参照して説明する。図15は、各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順を示すフローチャートである。なお、ステップS1507以外の処理は、第1実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
レポートフィルタ209は、描画したレポートの画像が用紙片面1枚に収まらないと判断された場合(ステップS1506:No)、文字列のピッチをレジスタに記憶されたピッチより小さいピッチに設定する(ステップS1507)。そして、レポートフィルタ209は、描画したレポートの画像が用紙片面1枚に収まるまで、ステップS1506およびステップS1507に示す処理を繰り返すものとする。
このように、本実施の形態にかかる複合機100によれば、第1実施の形態と同様、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208が、画複数の機能間で共通のフォーマットに従って各機能のレポートを生成し、レポートフィルタ209が、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208により生成された各機能のレポートのフォーマットを変更(例えば、レポート内に出力される文字列のピッチの変更)することにより、レポートの出力処理に関する箇所を変更する場合に、機能ごとにレポートの出力処理に関する箇所を変更する必要がなくなるので、レポートの出力処理に関する開発工数を削減することができる。
(第3実施の形態)
第1〜2実施の形態にかかる複合機は、レポートの画像が用紙片面1枚に収まらないと判断された場合、文字列のピッチまたはフォントサイズを小さくしていたが、本実施の形態では、レポートの画像を集約印刷または変倍処理を施して出力するものである。なお、複合機の構成、設定管理部、システム制御部、および出力制御部によって実現される機能構成については、第1〜2実施の形態とほぼ同様であるため、第1〜2実施の形態と異なる部分の構成および処理のみを説明する。
加工フィルタ210は、レポートが印刷される用紙枚数が用紙片面1枚(所定枚数)に収まらない場合、レポートが印刷される用紙枚数が用紙片面1枚に収まるようにレポートを変倍する(本発明にかかる変倍手段)。本実施の形態では、加工フィルタ210は、レポートフィルタ209から受信したレポートが印刷される用紙枚数が用紙片面1枚に収まらない場合に、レポートに変倍処理を施す。
または、加工フィルタ210は、レポートが印刷される用紙枚数が用紙片面1枚(所定枚数)に収まらない場合、レポートが印刷される用紙枚数が用紙片面1枚に収まるようにレポートを集約する(本発明にかかる集約手段)。本実施の形態では、加工フィルタ210は、レポートフィルタ209から受信したレポートが印刷される用紙枚数が用紙片面1枚に収まらない場合に、当該レポートに集約処理を施す。
印刷フィルタ211は、加工フィルタ210から変倍処理または集約処理が施されたレポートを受信し、受信したレポートを出力部107から出力する(本発明にかかる出力手段)。
図2に示す各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順について図16を参照して説明する。図16は、各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順を示すフローチャートである。なお、ステップS1609〜ステップS1611以外の処理は、第1〜2実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
レポートフィルタ209は、描画したレポートの画像が用紙片面1枚に収まらないと判断された場合(ステップS1606:No)、加工フィルタ210にレポートの画像が描画されたメモリ105のアドレスを通知する(ステップS1609)。
加工フィルタ210は、メモリ105に描画されたレポートの画像を用紙片面に印刷した場合に何枚分の用紙に相当するかをカウントする(ステップS1610)。ここで、加工フィルタ210によりカウントされた値をx枚とする。そして、加工フィルタ210は、メモリ105に描画されたx枚分の画像を1枚の用紙に集約した画像を生成し、メモリ105に描画する(ステップS1611)。そして、加工フィルタ211は、メモリ105に描画した画像のアドレスを印刷フィルタ211に通知する(ステップS1607)。なお、画像の集約がx=偶数(但し、3の倍数でない偶数)の場合にのみ可能ならば、カウントされた値(x)にx以上の値(但し、3の倍数でない偶数)を設定し、新たに設定したxを用いてメモリ105に描画されたレポートの画像を集約した画像を生成するものとする。
そして、印刷フィルタ211は、加工フィルタ210によりx枚分のレポートの画像が1枚の用紙に集約されたメモリ105上の画像を出力する(ステップS1608)。
このように、本実施の形態にかかる複合機100によれば、第1〜2実施の形態と同様、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208が、画複数の機能間で共通のフォーマットに従って各機能のレポートを生成し、レポートフィルタ209が、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208により生成された各機能のレポートのフォーマットを変更(例えば、レポートの変倍、レポートの集約等)することにより、レポートの出力処理に関する箇所を変更する場合に、機能ごとにレポートの出力処理に関する箇所を変更する必要がなくなるので、レポートの出力処理に関する開発工数を削減することができる。
(第4実施の形態)
第1〜3実施の形態にかかる複合機は、レポートの画像が用紙片面1枚に収まらないと判断された場合、文字列のピッチまたはフォントサイズを小さくしたり、変倍/集約していたが、本実施の形態では、レポートの画像を用紙に両面印刷するものである。なお、複合機の構成、設定管理部、システム制御部、および出力制御部によって実現される機能構成については、第1〜3実施の形態とほぼ同様であるため、第1〜3実施の形態と異なる部分の構成および処理のみを説明する。
印刷フィルタ211は、レポートが印刷される用紙枚数が用紙片面1枚(所定枚数)に収まらない場合、両面印刷によりレポートを出力する(本発明にかかる出力手段)。本実施の形態では、印刷フィルタ211は、レポートフィルタ209から受信したレポートが印刷される用紙枚数が用紙片面1枚に収まらない場合、両面印刷によりレポートを出力する。
図2に示す各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順について図17を参照して説明する。図17は、各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順を示すフローチャートである。なお、ステップS1709〜ステップS1710以外の処理は、第3実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
レポートフィルタ209は、描画したレポートの画像が用紙片面1枚に収まらないと判断された場合(ステップS1706:No)、印刷フィルタ211にレポートの画像が描画されたメモリ105のアドレスを通知する(ステップS1709)。
印刷フィルタ211は、レポートフィルタ209により通知されたメモリ105のアドレスに描画されたレポートの画像を両面印刷により用紙に印刷する(ステップS1710)。
このように、本実施の形態にかかる複合機100によれば、第1〜3実施の形態と同様、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208が、画複数の機能間で共通のフォーマットに従って各機能のレポートを生成し、レポートフィルタ209が、PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208により生成された各機能のレポートのフォーマットを変更(例えば、両面印刷等)することにより、レポートの出力処理に関する箇所を変更する場合に、機能ごとにレポートの出力処理に関する箇所を変更する必要がなくなるので、レポートの出力処理に関する開発工数を削減することができる。
(第5実施の形態)
第1〜4実施の形態にかかる複合機は、レポートのレポート情報に含まれる文字列をそのままレポート内に出力していたが、本実施の形態では、生成されるレポートがレポート内に出力する文字列の識別情報および当該出力する文字列の言語を特定する情報を有するものである。なお、複合機の構成、設定管理部、システム制御部、および出力制御部によって実現される機能構成については、第1〜4実施の形態とほぼ同様であるため、第1〜4実施の形態と異なる部分の構成および処理のみを説明する。
メモリ105は、レポート内に出力する文字列と、当該文字列を識別する識別情報と、を対応付けて記憶しているものとする(本発明にかかる記憶手段)。図18は、出力言語用の用語ファイルの一例を示す図である。図18に示すように、出力言語用の用語ファイルは、用語ID(例えば、ID_1、ID_2...)と、言語(例えば、日本語、英語、フランス語、ロシア語等)ごとの文字列の内容と、が対応付けられているものとする。
PC文書受信フィルタ205、FAX文書受信フィルタ206、読取フィルタ207、および読出フィルタ208は、用語IDを含むレポートを生成する(本発明にかかる生成手段)。
ここで、生成されるレポートについて図19を参照して説明する。図19は、レポート情報の一例を示す説明図である。レポート情報1900は、レポート内に出力する文字列の識別情報を含んでいる。<output_lang= JAPANESE>タグ1901は、レポート内に出力する言語を示している。<name>ID_7</name>タグ1902、<status_label>ID_77</status_label>タグ1903、および<status>ID_777</status>タグ1904は、レポート内に出力する文字列の識別情報を示している。
レポートフィルタ209は、レポートが含む用語IDと対応付けてメモリ105に記憶される文字列を含むレポートに変更する(本発明にかかる変更手段)。
図2に示す各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順について図20を参照して説明する。図20は、各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順を示すフローチャートである。なお、ステップS2001〜ステップS2005の処理は、第1〜4実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
レポートフィルタ209は、レポートを読み込み(ステップS2006)、レポート情報1900に含まれる<output_lang= JAPANESE>タグ1901に基づいてレポートを出力する言語(例えば、日本語)をセットする(ステップS2007)。なお、本実施の形態では、セットされた言語は、レジスタに記憶されるものとする。
そして、レポートフィルタ209は、レポート情報にレポート内に出力する文字列の識別情報(用語ID)が含まれていた場合、メモリ105に予め記憶された出力言語用の用語ファイルから当該用語IDおよびステップS2007においてセットされた言語に対応する文字列の内容を読み込む(ステップS2008)。
そして、レポートフィルタ209は、読み込んだ文字列の内容が記述されたレポートに変更し、変更したレポートの画像をメモリ105に描画する(ステップS2009)。
次に、レポートフィルタ209は、未解析のレポートの行があるか否かを判断する(ステップS2010)。未解析のレポートの行がある場合(ステップS2010:No)、レポートフィルタ209は、未解析のレポートの行を読み込む(ステップS2011)。レポートフィルタ209は、レポートの解析が完了するまで、ステップS2008〜ステップS2011に示す処理を繰り返す。
そして、未解析のレポートの行がない場合(ステップS2011:Yes)、レポートフィルタ209は、レポートの画像を描画したメモリ105のアドレスを印刷フィルタ211に通知する(ステップS2012)。そして、印刷フィルタ211は、レポートフィルタ209から通知されたアドレスに従ってメモリ105に描画されたレポートの画像を出力する(ステップS2013)。
従来、レポート内に出力する文字列の用語ファイルは、コピー,FAX,スキャナ,プリンタなどの機能ごとに記憶媒体に記憶されていた。そのため、重複する文字列を含む用語ファイルが記憶媒体の容量を占有していた。また、レポート内に出力する文字列の内容に変更があった場合、各機能の用語ファイルを変更する必要があり、手間が掛かっていた。また、各機能の用語ファイルを変更する管理者の間で、変更後の文字列の内容を合わせていないと、例えば、同じメニューなどを指すはずの文字列が機能ごとに異なる文字列で表現されることになり、ユーザに混乱を招いていた。
さらに、レポート内に出力する文字列の対応言語が増えた場合、コピー、FAX,スキャナ,プリンタなどの各機能の用語ファイルに、増えた言語の文字列を追加する必要があるので、用語ファイルにより占有される記憶媒体の容量が増加していた。また、各機能の用語ファイルに対して増えた言語に対応する文字列を追加する必要があるので、開発工数(手間)を増加させていた。
しかし、本実施の形態にかかる複合機100によれば、レポートフィルタ209が、生成されたレポートを当該レポートが含む識別情報と対応付けてメモリ105に記憶される文字列を含むレポートに変更することにより、重複する文字列を含む各機能の用語ファイルをメモリ105に記憶する必要がないので、用語ファイルにより占有されるメモリ105の容量を削減することができる。また、レポート内に出力する文字列の内容に変更があった場合、メモリ105に記憶される1つの用語ファイルに対してのみ変更を行えばよいので、開発工数(手間)を削減することができ、かつ同じ内容を指すはずの文字列が機能ごとに異なる文字列で表現されることを防止することができる。
さらに、メモリ105内にレポート内に出力する言語が増えた場合、メモリ105に記憶される1つの用語ファイルに対してのみ増えた言語の文字列を追加すればよいので、用語ファイルにより占有される記憶媒体の容量の増加を最小限に抑えることができる。また、メモリ105に記憶される1つの用語ファイルに対してのみ増えた言語の文字列を追加すればよいので、開発工数(手間)を削減することができる。
第1実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。 設定管理部、システム制御部、および出力制御部によって実現される機能構成を示すコンポーネント図である。 レポート情報の一例を示す説明図である。 レポートフォーマットの一例を示す説明図である。 共通フォーマットの一例を示す説明図である。 レポート情報、レポートフォーマット、および共通フォーマットに含まれる制御用のタグ名の一例を示す図である。 レポート情報、レポートフォーマット、および共通フォーマットに含まれるイメージ用のタグ名の一例を示す図である。 図3〜図5に示すレポートを解析し、メモリに描画されたレポートの画像の一例を示す説明図である。 レポートの解析処理の手順を示すフローチャートである。 レポートに含まれるタグに応じて実行される処理の手順を示すフローチャートである。 レポートに含まれるタグに応じて実行される処理の手順を示すフローチャートである。 レポートに含まれるタグに応じて実行される処理の手順を示すフローチャートである。 各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順を示すフローチャートである。 レポートの画像が用紙片面1枚に収まるか否かを判断する処理の手順を示すフローチャートである。 各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順を示すフローチャートである。 各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順を示すフローチャートである。 各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順を示すフローチャートである。 出力言語用の用語ファイルの一例を示す図である。 レポート情報の一例を示す説明図である。 各コンポーネントによるレポートの印刷処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 複合機
101 外部I/F
102 操作部
103 記憶部
104 ファイル管理部
105 メモリ
106 設定管理部
107 出力部
108 出力制御部
109 システム制御部
110 RTC
201 プリンタアクティビティ
202 送信アクティビティ
203 コピーアクティビティ
204 レポートアクティビティ
205 PC文書受信フィルタ
206 FAX文書受信フィルタ
207 読取フィルタ
208 読出フィルタ
209 レポートフィルタ
210 加工フィルタ
211 印刷フィルタ

Claims (13)

  1. 複数の機能に関する機能情報を出力可能な画像形成装置であって、
    前記複数の機能間で共通のフォーマットに従って前記各機能の前記機能情報を生成する複数の生成手段と、
    前記各生成手段により生成された前記各機能の前記機能情報のフォーマットを変更する変更手段と、
    フォーマットが変更された前記各機能の前記機能情報を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記機能情報内に出力する文字列と、前記文字列を識別する識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記識別情報を含む前記機能情報を生成し、
    前記変更手段は、さらに、前記機能情報が含む前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶される前記文字列を含む前記機能情報に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記変更手段は、さらに、前記機能情報が印刷される用紙枚数が所定枚数に収まるように前記機能情報に含まれる文字列のフォントサイズを変更することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記変更手段は、さらに、前記機能情報が印刷される用紙枚数が所定枚数に収まるように前記機能情報に含まれる文字列の配置を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記機能情報が印刷される用紙枚数が所定枚数に収まるように前記機能情報を変倍する変倍手段をさらに備え、
    前記出力手段は、変倍された前記機能情報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記機能情報が印刷される用紙枚数が所定枚数に収まるように前記機能情報を集約する集約手段をさらに備え、
    前記出力手段は、集約された前記機能情報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  7. 前記出力手段は、前記機能情報が印刷される用紙枚数が所定枚数に収まらない場合、両面印刷により前記機能情報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  8. 前記所定枚数を設定する設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3から7のいずれか一に記載の画像形成装置。
  9. 複数の機能に関する機能情報を出力可能な画像形成装置の画像形成方法であって、
    複数の生成手段が、前記複数の機能間で共通のフォーマットに従って前記各機能の前記機能情報を生成する生成工程と、
    変更手段が、前記各生成手段により生成された前記各機能の前記機能情報のフォーマットを変更する変更工程と、
    出力手段が、フォーマットが変更された前記各機能の前記機能情報を出力する出力工程と、
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  10. 前記画像形成装置は、前記機能情報内に出力する文字列と、前記文字列を識別する識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段を備え、
    前記生成工程は、前記識別情報を含む前記機能情報を生成し、
    前記変更工程は、さらに、前記機能情報が含む前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶される前記文字列を含む前記機能情報に変更することを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
  11. 複数の機能に関する機能情報を出力可能な画像形成装置を制御するプログラムであって、
    前記複数の機能間で共通のフォーマットに従って前記各機能の前記機能情報を生成する複数の生成手段と、
    前記各生成手段により生成された前記各機能の前記機能情報のフォーマットを変更する変更手段と、
    フォーマットが変更された前記各機能の前記機能情報を出力する出力手段と、
    として前記画像形成装置を機能させるプログラム。
  12. 前記画像形成装置は、前記機能情報内に出力する文字列と、前記文字列を識別する識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段を備え、
    前記生成手段は、前記識別情報を含む前記機能情報を生成し、
    前記変更手段は、さらに、前記機能情報が含む前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶される前記文字列を含む前記機能情報に変更することを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 請求項11または請求項12に記載のプログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。
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