JP2015114830A - 情報処理装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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政宏 福田
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健 三井
祐 山下
Yu Yamashita
祐 山下
まみ 荒井
Mami Arai
まみ 荒井
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Abstract

【課題】印刷設定情報をインポートして利用する場合にユーザが意図する印刷出力結果を得られやすくすること。
【解決手段】印刷装置に印刷出力を実行させる情報処理装置において、印刷出力の設定情報を取得して、設定情報を、印刷装置の駆動用プログラムにおける設定対応情報に基づいて解析し、解析結果に基づいて、印刷装置における印刷出力の設定情報を設定するために表示部に表示させる設定画面であって、駆動用プログラムにおいて選択対象の設定情報と取得した前記設定情報のうち駆動用プログラムにおける設定対応情報に含まれない選択対象外の設定情報とを区別可能な情報を含む設定画面を生成し、表示部に表示された設定画面を介して設定された設定情報に基づいて印刷装置に印刷出力を実行させる際に用いられる印刷出力の設定情報を生成することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、制御方法及び制御プログラムに関し、特に、インポートした印刷設定の利用に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、電子化された書類の出力に用いられる印刷装置においては、PC(Personal Computer)等の情報処理装置において生成された印刷ジョブに基づいて印刷出力を実行するプリンタが一般的に利用されている。そして、プリンタに入力する印刷ジョブを生成するための機能を実現するソフトウェア・プログラムとして、それぞれのプリンタの機能に対応したプリンタドライバを情報処理装置にインストールすることが一般的である。
このようなプリンタドライバにおいて、印刷物の各製造工程において情報を共有するための標準化フォーマットであるJDF(Job Definition Format)形式のファイルに記述された印刷出力の設定情報(以降、「JDF形式の印刷設定情報」とする)がインポートされる。そして、印刷装置は、インポートされた印刷設定情報が設定された印刷ジョブに基づいて印刷出力を実行する。このように、JDF形式の印刷設定情報をインポートすることにより、印刷物の作成で過去に使用された印刷設定情報を再利用して同様の印刷物を再度作成することができる。
また、このようなJDF形式の印刷設定情報が印刷システムに入力された際に、入力された印刷設定情報に基づく印刷出力がこの印刷システムの印刷装置において実行可能か否かを判定し、実行不可能であると判定した場合に、対象となる印刷ジョブをキャンセルしたり、印刷設定情報を実行可能な設定情報に置き換えたりする方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
このようなJDF形式の印刷設定情報に含まれる設定項目に対する設定値(例えば、「印刷面」の設定項目に対して「片面(うら面長辺開き)」の設定値)や設定項目そのもの(例えば、「宛先装置」)は、印刷装置の機能としては適用可能であるにも関わらず、印刷装置を駆動させる駆動プログラムであるプリンタドライバにおいてはサポート外の場合がある。このような場合に、JDF形式の印刷設定情報がプリンタドライバにおいてインポートされると、サポート外の設定が含まれるとしてインポート処理がエラー終了したり、サポート外の設定がサポートされている設定に置き換わったりしてしまい、ユーザの意図した出力結果が得られない。
特許文献1に開示された技術において、非サポート時の動作仕様が好適に設定されていれば、上述のような場合にユーザの意図した出力結果が得られない問題は生じないが、上述のようなサポート外の設定は多岐にわたるため、そのような動作使用の好適な設定を行うことは困難である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、印刷設定情報をインポートして利用する場合にユーザが意図する印刷出力結果を得られやすくすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、印刷装置に印刷出力を実行させる情報処理装置であって、印刷出力の設定情報を取得して、前記設定情報を、前記印刷装置の駆動用プログラムにおける設定対応情報に基づいて解析する設定情報解析部と、前記印刷装置における印刷出力の設定情報を設定するために表示部に表示させる設定画面を、前記解析結果に基づいて生成する設定画面生成部と、前記表示部に表示された前記設定画面を介して設定された前記設定情報に基づいて前記印刷装置に印刷出力を実行させる際に用いられる印刷出力の設定情報を生成する印刷命令生成部とを含み、前記設定画面生成部は、前記駆動用プログラムにおいて選択対象の設定情報と、取得した前記設定情報のうち前記駆動用プログラムにおける前記設定対応情報に含まれない選択対象外の設定情報とを区別可能な情報を含む設定画面を生成することを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、印刷装置に印刷出力を実行させる情報処理装置の制御方法であって、印刷出力の設定情報を取得して、前記設定情報を、前記印刷装置の駆動用プログラムにおける設定対応情報に基づいて解析し、前記解析結果に基づいて、前記印刷装置における印刷出力の設定情報を設定するために表示部に表示させる設定画面であって、前記駆動用プログラムにおいて選択対象の設定情報と取得した前記設定情報のうち前記駆動用プログラムにおける前記設定対応情報に含まれない選択対象外の設定情報とを区別可能な情報を含む設定画面を生成し、前記表示部に表示された前記設定画面を介して設定された前記設定情報に基づいて前記印刷装置に印刷出力を実行させる際に用いられる印刷出力の設定情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、印刷装置に印刷出力を実行させる情報処理装置の制御プログラムであって、印刷出力の設定情報を取得して、前記設定情報を、前記印刷装置の駆動用プログラムにおける設定対応情報に基づいて解析するステップと、前記解析結果に基づいて、前記印刷装置における印刷出力の設定情報を設定するために表示部に表示させる設定画面であって、前記駆動用プログラムにおいて選択対象の設定情報と取得した前記設定情報のうち前記駆動用プログラムにおける前記設定対応情報に含まれない選択対象外の設定情報とを区別可能な情報を含む設定画面を生成するステップと、前記表示部に表示された前記設定画面を介して設定された前記設定情報に基づいて前記印刷装置に印刷出力を実行させる際に用いられる印刷出力の設定情報を生成するステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、印刷設定情報をインポートして利用する場合にユーザが意図する印刷出力結果を得られやすくすることができる。
本発明の実施形態に係る印刷システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るJDF形式のファイルをインポートするための画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るJDF形式のファイルに含まれるデータの例を示す図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末の要部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るサポート情報を示す図である。 本発明の実施形態に係るサポート設定情報を示す図である。 本発明の実施形態に係る非サポート値を含む設定情報を示す図である。 本発明の実施形態に係る非サポート属性を含む設定情報を示す図である。 本発明の実施形態に係るジョブチケット解析処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る印刷設定画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る非サポート属性の一覧画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る印刷設定画面生成処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るクライアント端末の要部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る印刷設定画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る排他処理情報を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、プリンタドライバがインストールされた情報処理装置であるPC(Personal Computer)と、プリンタドライバによって生成される印刷ジョブに従って印刷出力を実行する印刷装置であるプリンタとを含む印刷システムを例として説明する。なお、印刷装置はプリンタでなくとも良く、PCにインストールされたプリンタドライバによって生成される印刷ジョブに基づいて画像形成出力を実行する装置であればよい。
図1は、本実施形態に係る印刷システムの機能構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る印刷システムはn台のクライアント端末1−1〜1−n(nは1以上の整数。以降、総じて「クライアント端末1」とする)及び画像形成装置2を含み、クライアント端末1及び画像形成装置2は、ネットワークを介して接続されている。
クライアント端末1は、ユーザが操作する情報処理端末であり、PC(Personal Computer)等の情報処理装置によって実現される。本実施形態に係るクライアント端末1は、インストールされたプリンタドライバの機能により印刷ジョブを生成し、ネットワークを介して画像形成装置2に送信することにより、画像形成装置2に画像形成出力を実行させる。
画像形成装置2は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)である。本実施形態に係る画像形成装置2は、クライアント端末1にインストールされて動作するプリンタドライバによって生成された画像形成出力命令である印刷ジョブに基づき、画像形成出力を実行する機能を有する。
次に、本実施形態に係るクライアント端末1及び画像形成装置2等の情報処理装置のハードウェア構成について図2を参照して説明する。なお、画像形成装置2は、図2に示すハードウェア構成に加えて、スキャナ、プリンタ等を実現するためのエンジンを備える。
図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置は、一般的なサーバやPC等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係る情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、情報処理装置全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが情報処理装置の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが情報処理装置に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がRAM20にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るクライアント端末1及び画像形成装置2の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係るクライアント端末1の機能について説明する。図3は、本実施形態に係るクライアント端末1の機能構成を示すブロック図である。クライアント端末1においては、インストールされたアプリケーション101がOS(Operation System)上で動作することにより、文書作成や画像編集等の機能を提供し、ユーザの操作に応じて、印刷出力するべき画像の元となる情報を提供する。
アプリケーション101は、ユーザの操作に応じてプリンタドライバ110のUI(User Interface)部111を起動し、UI部111のGUI(Graphical UI)を介してインポートされたJDF(Job Definition Format)形式のファイル(ジョブチケット)を印刷設定情報処理部130に対して出力する。
図4は、アプリケーション101がUI部111を起動することによりクライアント端末1のLCD60に表示されるJDF形式のファイルをインポートするための画面を例示する図である。図4に示すように、例えば、ユーザがインポートしたいJDF形式のファイルの格納先“・・・¥xxxx¥yyyy¥zzzz.jdf”を指定し、「インポート」ボタンを押下することにより、指定されたJDF形式のファイルがクライアント端末1にインポートされる。
図5は、JDF形式のファイルに含まれるデータを例示する図である。図5に示すように、JDF形式のデータは、XML(eXtensible Markup Language)ベースのフォーマットで記述され、印刷物の各製造工程間で利用される設定情報、仕様、作業実績等の様々な情報が定められており、この情報の中に印刷出力を実行する際の設定情報が含まれる。
そして、アプリケーション101若しくはアプリケーション101によって起動されたUI部111に対してユーザの操作により印刷実行命令が入力されると、アプリケーション101は、GDI(Graphics Device Interface)102を起動し、出力するべき画像の情報を受け渡す。
GDI102は、一般的に基本ソフトであるOSに組み込まれた描画エンジンである。GDI102は、DDI(Device Driver Interface)を介してプリンタドライバ110のグラフィック部112を起動し、処理を受け渡す。
プリンタドライバ110のグラフィック部112は、GDI102によってOSの内部命令として出力された画像データを、印刷出力を実行させる対象の画像形成装置2が処理可能なデータ形式であるPDL(Page Description Language)形式のデータに変換する。PDL形式のデータは、画像形成装置2に印刷を実行させるための印刷制御情報である。グラフィック部112は、PDL形式に変換したデータを順次スプーラー103に受け渡す。
プリンタドライバ110の印刷設定情報処理部130は、UI部111を介してインポートされたJDF形式のファイルに記述された印刷出力の設定情報(以降、「JDF形式の印刷設定情報」とする)を取得する。また、印刷設定情報処理部130は、プリンタドライバ110の設定内容のサポート情報に基づいて、印刷設定情報を設定・変更するためにクライアント端末1のLCD60に表示される設定画面を生成する(詳細については後述する)。
また、印刷設定情報処理部130は、LCD60に表示された設定画面を介して設定・変更された印刷設定情報及びインポートされた元の印刷設定情報に基づいて、JDF形式の印刷設定情報を含むジョブチケットを生成して、順次スプーラー103に受け渡す。このようなインポートされたJDF形式の印刷設定情報に対する処理が、本発明の実施形態に係る要旨である。詳細については後述する。
スプーラー103は、グラフィック部112によって生成されたPDL形式のデータ及び印刷設定情報処理部130によって生成されたJDF形式のデータを、スプールファイル104として記憶媒体に一次的に記憶させる。これにより、プリンタドライバ110においてPDLデータ及びJDFデータが生成された後、画像形成装置2がPDLデータ及びJDFデータを受け付けることが出来ない状態であったとしても、プリンタドライバ110は生成したPDLデータ及びJDFデータをスプーラー103に渡して次の処理にすぐに移ることができるため、処理を効率化することができる。
スプールファイル104として記憶媒体に記憶されたデータは、プリンタプロセッサ105によって再度スプーラー103に受け渡され、ポートモニタ106により、ネットワークを介して画像形成装置2に送信される。
次に、本実施形態に係るプリンタドライバ110の印刷設定情報処理部130の機能構成を説明する。図6は、印刷設定情報処理部130の機能構成を例示するブロック図である。図6に示すように、印刷設定情報処理部130は、サポート情報記憶部131、サポート設定情報記憶部132、非サポート値記憶部133、非サポート属性記憶部134、ジョブチケット解析部135、設定画面生成部136、設定情報取得部137及びジョブチケット生成部138を含む。
サポート情報記憶部131は、プリンタドライバ(駆動用プログラム)110においてサポートされている印刷設定情報であるサポート情報(設定対応情報)を格納する記憶媒体である。図7は、サポート情報記憶部131に記憶されているサポート情報を例示する図である。図7に示すように、サポート情報は、図5に示したXMLフォーマットで記述されたJDF形式のファイルにおける属性、この属性に対応する印刷設定に関する設定項目名及びこの属性においてサポートしている属性値が関連付けられている。例えば、図7に示すように、属性“LayоutPreparationParams/・・・/・・・/@FontType”に対応する設定項目名は「フォント」、すなわち印刷時のフォント指定に関する設定情報であり、この属性に対する属性値として“Times−Roman”、“Arial”、“MSゴシック”、“MS明朝”等がサポートされている。
サポート設定情報記憶部132は、サポート設定情報を格納する記憶媒体である。サポート設定情報は、後述するジョブチケット解析部135によるインポートされたJDF形式の印刷設定情報の解析結果の1つであり、JDF形式の印刷設定情報に含まれる属性及び属性値のうち、プリンタドライバ110においてサポートされている(すなわち選択対象である)属性及び属性値を含む。
図8は、サポート設定情報記憶部132に記憶されているサポート設定情報を例示する図である。例えば、図8に示すように、インポートされたJDF形式の印刷設定情報におけるフォントタイプの設定項目を示す属性“LayoutPreparationParams/・・・/・・・/@FontType”及びこの属性の属性値“Times−Roman”は、図7に示したサポート情報に含まれているので、プリンタドライバ110においてサポートされている。
非サポート値記憶部133は、非サポート値を含む設定情報を格納する記憶媒体である。非サポート値を含む設定情報は、後述するジョブチケット解析部135によるインポートされたJDF形式の印刷設定情報の解析結果の1つであり、JDF形式の印刷設定情報に含まれる属性及び属性値のうち、プリンタドライバ110において属性はサポートされているが属性値がサポート外(すなわち選択対象外)の属性及び属性値を含む。
図9は、非サポート値記憶部133に記憶されている非サポート値を含む設定情報を例示する図である。例えば、図9に示すように、インポートされたJDF形式の印刷設定情報における印刷面の設定項目を示す属性“LayoutPreparationParams/・・・/・・・/@PrintSide”はプリンタドライバ110においてサポートされているが、この属性の属性値“片面(うら面長辺開き)”は、図7に示したサポート情報の属性値には含まれないので、プリンタドライバ110においてサポート外である。
非サポート属性記憶部134は、非サポート属性を含む設定情報を格納する記憶媒体である。非サポート属性を含む設定情報は、後述するジョブチケット解析部135によるインポートされたJDF形式の印刷設定情報の解析結果の1つであり、JDF形式の印刷設定情報に含まれる属性及び属性値のうち、プリンタドライバ110においてサポート外の属性及び属性値を含む。
図10は、非サポート属性記憶部134に記憶されている非サポート属性を含む設定情報を例示する図である。例えば、図10に示すように、インポートされたJDF形式の印刷設定情報における宛先装置の製造メーカーの設定項目を示す属性“・・・/・・・/Device/@Manufacturer”及びこの属性の属性値“RICOH”は、図7に示したサポート情報に含まれないので、プリンタドライバ110においてサポートされていない。
なお、本実施形態においては、属性や属性値がプリンタドライバ110においてサポート外であっても、印刷装置においては適用可能、すなわちサポート外の属性及び属性値が印刷設定情報として与えられても、設定された属性及び属性値を反映した印刷出力結果が得られるものとする。
図6に戻り、ジョブチケット解析部135は、サポート情報記憶部131に記憶されているサポート情報を参照して、UI部111を介してインポートされたJDF形式の印刷設定情報(ジョブチケット)を解析する設定情報解析部として機能する。図11は、ジョブチケット解析部135による詳細な解析処理を例示するフローチャートである。図11に示すように、ジョブチケット解析部135は、インポートされたJDF形式の印刷設定情報に含まれる属性及びその属性の属性値を取得する(S1100)。
属性及び属性値を取得したジョブチケット解析部135は、サポート情報記憶部131に記憶されているサポート情報を参照して、取得した属性がプリンタドライバ110においてサポートされているか否かを判定する(S1101)。具体的には、ジョブチケット解析部135は、取得した属性と一致する属性がサポート情報に含まれるか否かを判定する。
例えば、ジョブチケット解析部135は、属性“LayoutPreparationParams/・・・/・・・/@FontType”を取得した場合、図7に示したサポート情報には同じ属性が含まれているので、取得した属性はプリンタドライバ110においてサポートされていると判定する。
このように、取得した属性がプリンタドライバ110においてサポートされている場合(S1101/YES)、ジョブチケット解析部135は、サポート情報記憶部131に記憶されているサポート情報を参照して、取得した属性値がプリンタドライバ110においてサポートされているか否かを判定する(S1102)。具体的には、ジョブチケット解析部135は、取得した属性においてサポートされている属性値の一覧の中に取得した属性値と一致する値が含まれているか否かを判定する。
例えば、ジョブチケット解析部135は、属性“LayoutPreparationParams/・・・/・・・/@FontType”の属性値“Times−Roman”を取得した場合、図7に示したサポート情報の同じ属性においてサポートされている属性値の一覧には同じ属性値が含まれているので、取得した属性値はプリンタドライバ110においてサポートされていると判定する。
このように、取得した属性値もプリンタドライバ110においてサポートされている場合(S1102/YES)、ジョブチケット解析部135は、取得した属性及び属性値と対応する印刷設定項目とを、サポート設定情報記憶部132に記憶させる(S1103)。例えば、ジョブチケット解析部135は、図8に示すように、取得した属性“LayoutPreparationParams/・・・/・・・/@FontType”、その属性の印刷設定項目である「フォント」及びその属性の値“Times−Roman”を、サポート設定情報記憶部132に記憶させる。
一方、例えば、ジョブチケット解析部135は、属性“LayoutPreparationParams/・・・/・・・/@PrintSide及び属性値”片面(うら面長辺開き)“を取得した場合、図7に示したサポート情報では同じ属性は含まれているが、その属性の値には”片面(うら面長辺開き)“が含まれていないので、取得した属性値はプリンタドライバ110においてサポート外であると判定する。このように、取得した属性値がプリンタドライバ110においてサポート外である場合(S1102/NO)、ジョブチケット解析部135は、取得した属性及び属性値と対応する印刷設定項目とを、図9に示したように、非サポート値記憶部133に記憶させる(S1104)。
一方、例えば、ジョブチケット解析部135は、属性“・・・/・・・/Device/@Manufacturer”を取得した場合、図7に示したサポート情報には同じ属性が含まれていないので、取得した属性はプリンタドライバ110においてサポート外であると判定する。このように、取得した属性がプリンタドライバ110においてサポート外である場合(S1101/NO)、ジョブチケット解析部135は、取得した属性及び属性値を図10に示したように非サポート属性記憶部134に記憶させる(S1105)。
そして、ジョブチケット解析部135は、インポートされたJDF形式の印刷設定情報に含まれるすべての属性及び属性値を解析した場合(S1106/YES)、処理を終了し、まだ解析していない属性及び属性値がある場合(S1106/NO)、未解析の属性及び属性値を取得する(S1100)。
図6に戻り、設定画面生成部136は、サポート情報記憶部131、サポート設定情報記憶部132、非サポート値記憶部133及び非サポート属性記憶部134にそれぞれ記憶されている情報に基づいて、インポートされたJDF形式の印刷設定情報を設定・変更するためにクライアント端末1の表示部であるLCD60に表示させる設定画面を生成する。設定画面生成部136による設定画面生成処理の詳細は後述する。
図12は、設定画面生成部136による後述の処理により生成される印刷設定画面を例示する図である。例えば、図12に示した印刷設定画面の「フォント」及び「色」の設定項目のように、インポートされたJDF形式の印刷設定情報に含まれる属性及び属性値がプリンタドライバ110においてサポートされている場合、印刷設定情報に含まれる属性値が選択された状態で示され、サポートされている他の属性値がプルダウンメニュー等により選択可能になっている。
また、例えば、図12に示した印刷設定画面の「印刷面」の設定項目のように、印刷設定情報に含まれる属性がプリンタドライバ110においてサポートされているが属性値がサポート外である場合、印刷設定情報に含まれる属性値が選択された状態で示され、サポートされている他の属性値がプルダウンメニュー等により選択可能になっている。その際、サポート外の属性値には、この属性値がプリンタドライバ110においてサポート外であることを区別可能な識別情報が付加されており、例えば、図12に示すように、サポート外の属性値の「片面(うら面長辺開き)」の横には「ドライバ非サポート」と表示されている。
また、印刷設定情報に含まれる属性がプリンタドライバ110においてサポート外である場合、例えば、図12に示した印刷設定画面には、ドライバでサポートされていない属性がある旨のメッセージが表示される。さらに、図12に示した印刷設定画面において「非サポート属性詳細表示」のボタンが押下されると、例えば、図13に示すように、インポートされた印刷設定情報のうち、プリンタドライバ110においてサポート外である属性及び属性値の一覧画面が表示される。
以下、設定画面生成部136が図12及び図13に示すような印刷設定画面を生成する処理を説明する。図14は、設定画面生成部136による印刷設定画面生成処理を例示するフローチャートである。図14に示すように、設定画面生成部136は、サポート情報記憶部131に記憶されているサポート情報を取得する(S1400)。
サポート情報を取得した設定画面生成部136は、サポート設定情報記憶部132にサポート設定情報が記憶されている場合(S1401/YES)、取得したサポート情報及びサポート設定情報記憶部132に記憶されているサポート設定情報に基づいて、設定画面を生成するための設定リストを生成する(S1402)。具体的には、設定画面生成部136は、サポート設定情報記憶部132に記憶されているサポート設定情報に含まれる属性及びその属性の属性値と、サポート情報に含まれるその属性においてサポートされている属性値とのリストを生成する。さらに、設定画面生成部136は、そのリストにおいて、サポート設定情報に含まれる属性値が図12に示すように選択されていることを示す情報を付加する。
一方、サポート設定情報記憶部132にサポート設定情報が記憶されていない場合(S1401/NO),設定画面生成部136は、サポート設定情報に基づく設定リストの生成をスキップする。
次に、設定画面生成部136は、非サポート値記憶部133に非サポート値を含む設定情報が記憶されている場合(S1403/YES)、非サポート値記憶部133に記憶されている非サポート値に対して、プリンタドライバ110においてサポート外の値であることを識別するための識別情報を付加する(S1404)。
非サポート値に対して識別情報を付加した設定画面生成部136は、取得したサポート情報及び非サポート値記憶部133に記憶されている非サポート値を含む設定情報に基づいて、設定リストを生成する(S1405)。具体的には、設定画面生成部136は、非サポート値の属性及び識別情報が付加された属性値と、サポート情報に含まれるその属性においてサポートされている属性値とのリストを生成する。さらに、設定画面生成部136は、そのリストにおいて、非サポート値が図12に示すように選択されていることを示す情報を付加する。
一方、非サポート値記憶部133に設定情報が記憶されていない場合(S1403/NO)、設定画面生成部136は、非サポート値を含む設定情報に基づく設定リストの生成をスキップする。
次に、設定画面生成部136は、非サポート属性記憶部134に非サポート属性を含む設定情報が記憶されている場合(S1406/YES)、図13に示した一覧画面を生成するためのサポート外の属性及びその属性値の一覧情報を生成する(S1407)。一方、非サポート属性記憶部134に設定情報が記憶されていない場合(S1406/NO)、設定画面生成部136は、サポート外の属性及びその属性値の一覧情報の生成をスキップする。
各設定リストや一覧情報を生成した設定画面生成部136は、生成した設定リストや一覧情報に基づいて、図12及び図13に示した印刷設定画面を生成する(S1408)。具体的には、設定画面生成部136は、生成した設定リストに含まれる各属性及びその属性値のリストから、図12に示した印刷設定画面におけるプルダウンメニュー等を生成する。また、設定画面生成部136は、非サポート属性の一覧情報が存在する場合は、図12に示した印刷設定画面においてその旨を示すメッセージや一覧表示ボタンを生成し、一覧表示のボタンが押下された場合に表示される図13に示した一覧画面を生成する。
図6に戻り、設定情報取得部137は、設定画面生成部136により生成されてLCD60に表示された印刷設定画面を介して設定項目の設定・変更が行われた印刷設定情報を取得する。具体的には、例えば、ユーザがLCD60に表示された図12に示した印刷設定画面を介して設定項目の設定・変更を行い、「OK」ボタンを押下すると、設定情報取得部137は、設定・変更が行われた印刷設定情報を取得する。
ジョブチケット生成部138は、設定情報取得部137により取得された設定変更後の印刷設定情報に基づいて、JDF形式の印刷設定情報(ジョブチケット)を生成する。さらに、ジョブチケット生成部138は、非サポート属性記憶部134に非サポート属性を含む設定情報が含まれる場合は、生成した印刷設定情報に、非サポート属性を含む設定情報を追加する。そして、ジョブチケット生成部138は、生成した印刷設定情報をスプーラー103に対して出力する。すなわち、ジョブチケット生成部138は、画像形成装置2に画像形成出力を実行させる際に用いられる印刷設定情報を生成する設定情報生成部として機能する。
以上説明したように、本実施形態においては、インポート対象のJDF形式の印刷設定情報に含まれる属性や属性値がプリンタドライバにおいてサポート外であるが、印刷装置の機能としては適用可能な場合に、これらの属性や属性値を、プリンタドライバにより生成される印刷設定画面で、プリンタドライバにおいてサポートされているか否かを区別可能に表示する。そのため、インポートエラーにより処理が終了したり、属性値がプリンタドライバにおいてサポートされている値に自動的に置き換えられたりすることがなく、さらに、インポートされた印刷設定情報がプリンタドライバではサポート外であることをユーザが印刷設定画面において把握して印刷設定情報を設定編集することができるので、ユーザが意図する印刷出力結果を得られやすくなる。
なお、上記実施形態においては、インポートされたJDF形式の印刷設定情報に基づく印刷出力を例として説明したが、さらに印刷出力に用いられた印刷設定情報を他のクライアント端末1にエクスポートする構成があってもよい。この場合、例えば、図12に示した印刷設定画面に「エクスポート」ボタンが追加され、「エクスポート」ボタンが押下されると、エクスポート画面が表示される。そして、ユーザがエクスポートされるファイルのファイル名を入力し、「エクスポート実行」ボタンを押下すると、ジョブチケット生成部138が、印刷設定画面において設定・変更された内容を反映したエクスポート用の印刷設定情報を生成してエクスポートする。このような構成により、印刷設定情報をエクスポートした他のクライアント端末1から印刷出力を要求した場合であっても、ユーザが意図する印刷出力結果を得られやすくなる。
なお、上記実施形態においては、印刷設定画面において設定・変更された内容を反映した印刷設定情報をエクスポートする場合を例として説明した。その他、印刷設定画面で設定・変更された内容を反映せず、サポート設定情報記憶部132、非サポート値記憶部133及び非サポート属性記憶部134にそれぞれ記憶されている設定情報からエクスポートする印刷設定情報が生成されてもよい。また、いずれの方法で印刷設定情報を生成するかをユーザがエクスポート処理を行う都度選択できるようにしてもよい。このような構成により、インポートされた印刷設定情報を変更して少量の用紙で試し印刷等を行う場合にも、試し印刷のために一時的に変更した印刷設定情報ではなく、インポートされた印刷設定情報を利用したいというユーザの意図を反映することができる。
また、上記実施形態においては、プリンタドライバにおいてサポートされているか否かを区別可能に表示する態様として、サポート外の属性値に、図12に示すように「ドライバ非サポート」の旨を知らせる情報を付加する場合を具体例として説明した。区別可能に表示するその他の態様として、例えば、インポートされた印刷設定情報に含まれる属性値がプリンタドライバ110においてサポート外である場合、その属性値の設定項目では“Unknown”が選択された状態で示され、印刷設定画面に表示された「非サポート値詳細表示」ボタンが押下されると、サポート外の属性値とその属性とが一覧表示されるようにしてもよい。
この場合、ジョブチケット生成部138は、設定情報取得部137が取得した印刷設定情報に“Unknown”が含まれている場合に、”Unknown“となっている属性の値を非サポート値記憶部133から取得して、印刷設定情報に含まれる”Unknown“を取得した属性の値に置き換える。
また、上記実施形態においては、ジョブチケット解析部135は、プリンタドライバ110における印刷設定情報の属性や属性値のサポート状況に応じて、サポート設定情報記憶部132、非サポート値記憶部133及び非サポート属性記憶部134のいずれかの記憶媒体に解析された設定情報を記憶させる場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、属性及び属性値の組それぞれを、「属性及び属性値ともにサポートされている」、「属性値がサポート外である」、「属性がサポート外である」ことを区別できる状態(例えば、区別するための情報が各属性に付与されている状態)であれば、これらの設定情報を1つの記憶媒体に記憶させてもよい。
次に、プリンタドライバ110が印刷設定情報をインポートする際に印刷設定情報の排他制御を行う機能を有する態様を説明する。印刷設定情報の排他制御は、印刷出力が行われる印刷装置において複数の設定項目に対して設定が行われる場合に、各設定単独の場合は適用することができるが、これらの設定を同時には適用することができない(両立不可能である)場合に、設定に矛盾がないよう(両立可能になるよう)いずれかの設定を変更する処理である。
例えば、ある印刷装置において、A3サイズの用紙に対しては上2箇所しかステープルで綴じることができない構成である場合に、用紙サイズが「A3」に設定され、ステープル処理が「左2つ」(用紙の左2箇所をステープルで綴じる)に設定されているとする。この場合、A3の用紙に印刷することは可能であり、ステープル処理としては「左2つ」のステープル処理を行うことが可能であるが、A3の用紙に対して「左2つ」のステープル処理を行うことはできない。そこで、例えば、プリンタドライバ110は、排他制御により、「左2つ」の設定を「上2つ」の設定に変更する。
しかしながら、このような排他制御により、インポートされた印刷設定情報が自動的に変更されると、印刷設定情報をエクスポートする際に排他制御により変更された内容が反映されてしまうので、インポートされた元の印刷設定情報が利用されず、ユーザの意図する印刷出力結果が得られなくなる場合がある。以下、このような問題を解決するための実施形態を説明する。
図15は、排他制御機能を有する本実施形態に係るプリンタドライバ110の機能構成を例示するブロック図である。図15に示すように、排他制御機能を有する本実施形態に係るプリンタドライバ110は、図6に示したプリンタドライバ110の構成に、排他処理部139、排他処理情報記憶部140及びエクスポート用チケット生成部141が追加された構成をとる。なお、図15においては、図6に示した構成が適宜省略されているが、省略されている構成は図6において説明した動作と同様に動作する。以下、図6において説明した構成とは異なる構成のみを説明する。
サポート情報記憶部131に記憶されているサポート情報には、図7において説明した情報に加えて、各設定項目間で組合せ可能な設定値の組合せ情報が含まれている。例えば、組合せ情報としては、設定項目(属性)“用紙サイズ”の設定値(属性値)が“A3”に対して設定項目(属性)“ステープル”の設定値(属性値)が“上2つ”の組合せ等がある。
排他処理部139は、サポート情報記憶部131に記憶されているサポート情報を参照して、サポート設定情報記憶部132に記憶されているサポート設定情報に含まれる各設定項目間で排他処理が必要であるかを判定し、必要な場合は排他処理を行う。具体的には、排他処理部139は、例えば、サポート設定情報に含まれる属性“用紙サイズ”の属性値が“A3”であり、別の属性“ステープル”の属性値が“左2つ”である場合、サポート情報に含まれる組合せ情報からこれらの属性は排他処理が必要であると判断する。
そして、排他処理部139は、これらの属性値のうち例えば“左2つ”を“上2つ”に上書きする。また、その際、排他処理部139は、上書き前の属性値及びその属性(ここでは、属性“ステープル”及びその属性値“左2つ”)を排他処理情報記憶部140に記憶させる。排他処理情報記憶部140は、排他処理部139により排他処理されて上書きされた属性値及びその属性の上書き前の情報を記憶させる記憶媒体である。
これにより、サポート設定情報記憶部132には排他制御後の設定情報が記憶されることになるので、設定画面生成部136は、図16に示すような印刷設定画面を生成する。すなわち、インポートされた印刷設定情報においてはステープルが“左2つ”に設定されていたが、図16に示した印刷設定画面においては、ステープルが“上2つ”に設定されている。なお、図16に示した印刷設定画面において、ステープルの設定値が排他処理により変更されている旨を示す情報が表示されてもよい。
また、排他処理情報記憶部140には、図17に示すような排他処理情報が記憶される。図17に示すように、排他処理情報には、属性“LayoutPreparationParams/・・・/・・・/@Staple”の排他処理前の値“左2つ”が含まれる。また、ジョブチケット生成部138は、排他制御のために属性値が変更された設定情報に基づいて印刷設定情報を生成して、印刷出力が実行される。
エクスポート用チケット生成部141は、排他制御を無視したエクスポート用の印刷設定情報を生成する設定情報生成部として機能する。具体的には、エクスポート用チケット生成部141は、ジョブチケット生成部138により生成された印刷設定情報から、排他制御により変更された属性値を、排他処理情報記憶部140に記憶されている属性値に上書きした印刷設定情報を生成してエクスポートを実行する。
このような構成により、印刷設定情報をエクスポートする際は排他制御により変更された内容を無視するので、インポートされた元の印刷設定情報が利用され、ユーザの意図する印刷出力結果が得られやすくなる。なお、上記実施形態においては、エクスポートされる印刷設定情報は、排他制御を無視して生成されるが、ユーザの選択に応じて、排他制御による変更が反映された印刷設定情報がエクスポートされるようにしてもよい。
1 クライアント端末
2 画像形成装置
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
101 アプリケーション
102 GDI
103 スプーラー
104 スプールファイル
105 プリンタプロセッサ
106 ポートモニタ
110 プリンタドライバ
111 UI部
112 グラフィック部
130 印刷設定情報処理部
131 サポート情報記憶部
132 サポート設定情報記憶部
133 非サポート値記憶部
134 非サポート属性記憶部
135 ジョブチケット解析部
136 設定画面生成部
137 設定情報取得部
138 ジョブチケット生成部
139 排他処理部
140 排他処理情報記憶部
141 エクスポート用チケット生成部
特開2008−090631号公報

Claims (7)

  1. 印刷装置に印刷出力を実行させる情報処理装置であって、
    印刷出力の設定情報を取得して、前記設定情報を、前記印刷装置の駆動用プログラムにおける設定対応情報に基づいて解析する設定情報解析部と、
    前記解析結果に基づいて、前記印刷装置における印刷出力の設定情報を設定するために表示部に表示させる設定画面を生成する設定画面生成部と、
    前記表示部に表示された前記設定画面を介して設定された前記設定情報に基づいて、前記印刷装置に印刷出力を実行させる際に用いられる印刷出力の設定情報を生成する設定情報生成部と
    を含み、
    前記設定画面生成部は、前記駆動用プログラムにおいて選択対象の設定情報と、取得した前記設定情報のうち前記駆動用プログラムにおける前記設定対応情報に含まれない選択対象外の設定情報とを区別可能な情報を含む設定画面を生成する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定情報は、印刷出力の設定項目及びその設定項目に対する設定値を含み、
    前記設定画面生成部は、
    前記駆動用プログラムにおいて選択対象の前記設定値と、前記選択対象外の前記設定値とを区別可能な情報を表示するとともに、前記設定値のうちのいずれかを選択可能な一覧を含む設定画面を生成し、
    前記選択対象外の前記設定項目の一覧を含む設定画面を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定情報解析部は、前記選択対象外の設定情報を前記解析結果として記憶媒体に記憶させ、
    前記設定情報生成部は、前記記憶媒体に記憶された前記解析結果及び前記表示部に表示された前記設定画面を介して設定された前記設定情報に基づいて、他の前記情報処理装置が利用可能な印刷出力の設定情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記設定情報生成部は、前記表示部に表示された前記設定画面を介して変更された前記設定情報の設定値を前記記憶媒体に記憶された前記設定情報に含まれる前記設定値に置き換えて、他の前記情報処理装置が利用可能な前記設定情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 取得した前記設定情報に含まれる複数の設定値が前記印刷装置において両立不可能な場合に、両立可能になるよう前記複数の設定値のいずれかを変更する排他処理を行う排他処理部
    を含み、
    前記設定情報生成部は、排他処理が行われた前記設定値を前記記憶媒体に記憶された前記設定情報に含まれる前記設定値に置き換えて、他の前記情報処理装置が利用可能な前記設定情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 印刷装置に印刷出力を実行させる情報処理装置の制御方法であって、
    印刷出力の設定情報を取得して、前記設定情報を、前記印刷装置の駆動用プログラムにおける設定対応情報に基づいて解析し、
    前記解析結果に基づいて、前記印刷装置における印刷出力の設定情報を設定するために表示部に表示させる設定画面であって、前記駆動用プログラムにおいて選択対象の設定情報と取得した前記設定情報のうち前記駆動用プログラムにおける前記設定対応情報に含まれない選択対象外の設定情報とを区別可能な情報を含む設定画面を生成し、
    前記表示部に表示された前記設定画面を介して設定された前記設定情報に基づいて前記印刷装置に印刷出力を実行させる際に用いられる印刷出力の設定情報を生成する
    ことを特徴とする制御方法。
  7. 印刷装置に印刷出力を実行させる情報処理装置の制御プログラムであって、
    印刷出力の設定情報を取得して、前記設定情報を、前記印刷装置の駆動用プログラムにおける設定対応情報に基づいて解析するステップと、
    前記解析結果に基づいて、前記印刷装置における印刷出力の設定情報を設定するために表示部に表示させる設定画面であって、前記駆動用プログラムにおいて選択対象の設定情報と取得した前記設定情報のうち前記駆動用プログラムにおける前記設定対応情報に含まれない選択対象外の設定情報とを区別可能な情報を含む設定画面を生成するステップと、
    前記表示部に表示された前記設定画面を介して設定された前記設定情報に基づいて前記印刷装置に印刷出力を実行させる際に用いられる印刷出力の設定情報を生成するステップと
    を情報処理装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019530975A (ja) * 2016-09-26 2019-10-24 ダウ シリコーンズ コーポレーション トリクロロジシラン

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