JP2009302903A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】フリップフロップのソフトエラー耐性を向上することが可能な半導体集積回路を提供する。
【解決手段】半導体集積回路の制御回路は、クロック信号生成回路に第1のクロック信号および第2のクロック信号を制御させて、第1のデータ保持端子に保持されたデータの論理と第3のデータ保持端子に保持されたデータの論理とを同じにし、第1のスイッチ回路をオンする。
【選択図】図2

Description

本発明は、マスタスレーブ形のフリップフロップを備えた半導体集積回路に関する。
近年、微細化された半導体集積回路においては、宇宙線や放射性同位体元素により生成されるα線や中性子線によって起きるソフトエラーが大きな問題となっている。
アルファ線や中性子線が半導体集積回路に入射すると、入射した個所に電荷が生じ、これが半導体集積回路を誤動作(ソフトエラー)させる原因となる。
特に、フリップフロップにおいてはデータを保持しているノードに放射線が入射することにより保持しているデータが反転する場合がある。
この問題を解決する従来手法として、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)といったメモリ回路では、エラー訂正符号(ECC)を用いることによりソフトエラーにより反転したデータを検出・訂正する手法がある。
しかし、フリップフロップにこのような手法を適用することは困難である。
そこで、フリップフロップのソフトエラー耐性を高める手法が考案されている。しかし、これらはノード容量を大きくしたり、データのコピーを保持したりするため遅延や面積の増大を招く(例えば、非特許文献1参照。)。
該メモリ回路では、設定情報やリダンダンシ情報を蓄えるためのフリップフロップが複数存在している。これらのフリップフロップのデータは、メモリ回路が動作しているときには常時参照されている。さらに、これらのフリップフロップのデータは、メモリセルに蓄えられ読み出し時に正しく訂正すればよいデータと比べると、重要性が高い。
また、フリップフロップのデータにソフトエラーが生じた場合、タイミング情報やリダンダンシ情報が破壊される。この場合、メモリ回路として正しい動作をしなくなる.
したがって、このような従来技術においては、ソフトエラーを検出・訂正するメカニズムが、該メモリ回路の信頼性を確保するために、必要となる。
A. Goel, S. Bhunia, H. Mahmoodi, and K. Roy, "Low-overhead design of soft-error-tolerant scan flip-flops with enhanced-scan capability," Digest of Technical Papers, Asia and South Pacific Conference on Design Automation pp.665-670, 2006.
本発明は、フリップフロップのソフトエラー耐性を向上することが可能な半導体集積回路を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施例に従った半導体集積回路は、
データ入力端子と、
データ出力端子と、
前記データ入力端子に入力が接続され、前記データ入力端子を介して入力されたデータの論理を保持する第1のデータ保持端子を有するとともに、前記第1のデータ保持端子に保持された論理を反転させた論理を保持する第2のデータ保持端子を有するマスタラッチ回路と、
前記マスタラッチ回路の出力に入力が接続され、前記データ出力端子に出力が接続され、前記マスタラッチ回路から入力されたデータの論理を保持する第3のデータ保持端子を有するとともに、前記第3のデータ保持端子に保持された論理を反転させた論理を保持する第4のデータ保持端子を有するスレーブラッチ回路と、
前記マスタラッチ回路の動作を制御する第1のクロック信号、および前記スレーブラッチ回路の動作を制御する第2のクロック信号を生成し出力するクロック信号生成回路と、
前記第1のデータ保持端子と前記第3のデータ保持端子との間に接続された第1のスイッチ回路と、
前記クロック信号生成回路および前記第1のスイッチ回路を制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記クロック信号生成回路に前記第1のクロック信号および前記第2のクロック信号を制御させて、前記第1のデータ保持端子に保持されたデータの論理と前記第3のデータ保持端子に保持されたデータの論理とを同じにし、
前記第1のスイッチ回路をオンすることを特徴とする。
本発明の他の態様に係る実施例に従った半導体集積回路は、
データ入力端子と、
データ出力端子と、
前記データ入力端子に入力が接続され、前記データ入力端子を介して入力されたデータの論理を保持する第1のデータ保持端子を有するとともに、前記第1のデータ保持端子に保持された論理を反転させた論理を保持する第2のデータ保持端子を有するマスタラッチ回路と、
前記マスタラッチ回路の出力に入力が接続され、前記データ出力端子に出力が接続され、前記マスタラッチ回路から入力されたデータの論理を保持する第3のデータ保持端子を有するとともに、前記第3のデータ保持端子に保持された論理を反転させた論理を保持する第4のデータ保持端子を有するスレーブラッチ回路と、
前記マスタラッチ回路の動作を制御する第1のクロック信号、および前記スレーブラッチ回路の動作を制御する第2のクロック信号を生成し出力するクロック信号生成回路と、
前記第2のデータ保持端子と前記第4のデータ保持端子との間に接続されたスイッチ回路と、
前記クロック信号生成回路および前記スイッチ回路を制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記クロック信号生成回路に前記第1のクロック信号および前記第2のクロック信号を制御させて、前記第2のデータ保持端子に保持されたデータの論理と前記第4のデータ保持端子に保持されたデータの論理とを同じにし、
前記スイッチ回路をオンすることを特徴とする。
本発明の半導体集積回路によれば、フリップフロップのソフトエラー耐性を向上することができる。
(比較例)
先ず、比較例として、一般的なマスタスレーブ形のフリップフロップの構成・機能について説明する。
図1は、比較例のマスタスレーブ形のフリップフロップ100aの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、フリップフロップ100aは、入力データDを入力とするマスタラッチ回路101aと、このマスタラッチ回路101aの出力を入力とし、その出力をフリップフロップ100aの出力QもしくはQbもしくはその両方とするスレーブラッチ回路102aと、を備える。
マスタラッチ回路101aにはマスタクロックが入力され、スレーブラッチ回路102aにはスレーブクロックが入力されるようになっている。
マスタラッチ回路101aおよびスレーブラッチ回路102aの内部には、データを保持する機構があり、データの正論理とデータの負論理を保持できるようになっている。
ここで、マスタラッチ回路101aが保持するデータの正論理をmsp、マスタラッチ回路101aが保持するデータの負論理をmsnとする。さらに、スレーブラッチ回路が保持するデータの正論理をssp、スレーブラッチ回路が保持するデータの負論理をssnとする。
比較例のフリップフロップ100aでは、入力されるクロックによりマスタラッチ回路もしくはスレーブラッチ回路の一方のみがデータを保持し、マスタラッチ回路101aおよびスレーブラッチ回路102aがデータを保持していることはない。
したがって、既述のように、データを保持しているノードに放射線が入射されると、保持しているデータが反転し、フリップフロップのソフトエラーが生じ得る。
そこで、本発明の一態様に係る半導体集積回路は、マスタラッチ回路とスレーブラッチ回路に同時にデータを保持させ、この状態で、マスタラッチ回路とスレーブラッチ回路のデータ保持ノードを、スイッチ回路を介して、電気的に接続する。
これにより、ソフトエラー耐性を向上させる。
以下、本発明に係る各実施例について図面に基づいて説明する。
図2は、本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路100の要部の構成を示す図である。
図2に示すように、半導体集積回路100は、データ入力端子1と、データ出力端子2と、マスタラッチ回路3と、スレーブラッチ回路4と、クロック信号生成回路5と、第1のスイッチ回路6と、第2のスイッチ回路7と、制御回路8と、を備える。
なお、データ入力端子1と、データ出力端子2と、マスタラッチ回路3と、スレーブラッチ回路4と、第1のスイッチ回路6と、第2のスイッチ回路7と、により、フリップフロップ10が構成される。
マスタラッチ回路3は、データ入力端子1に入力が接続されている。このマスタラッチ回路3は、データ入力端子1を介して入力されたデータの正論理mspを保持する第1のデータ保持端子3aを有する。さらに、マスタラッチ回路3は、データ入力端子1を介して入力された該データの負論理(第1のデータ保持端子1に保持された論理を反転させた論理)msnを保持する第2のデータ保持端子3bを有する。
スレーブラッチ回路4は、マスタラッチ回路3の出力に入力が接続され、データ出力端子2に出力が接続されている。このスレーブラッチ回路4は、マスタラッチ回路3から入力されたデータの正論理sspを保持する第3のデータ保持端子4aを有する。さらに、マスタラッチ回路3から入力された該データの負論理(第3のデータ保持端子4aに保持された論理を反転させた論理)ssnを保持する第4のデータ保持端子4bを有する。
クロック信号生成回路5は、基準クロックCLKから、マスタラッチ回路3の動作を制御する第1のクロック信号mclk、およびスレーブラッチ回路4の動作を制御する第2のクロック信号sclkを生成し出力するようになっている。
すなわち、この第1のクロック信号mclkに応じて、マスタラッチ回路3は、データ入力端子1から入力されたデータを保持し、または、入力されたデータをそのまま(またはバッファして)出力するようになっている。また、第2のクロック信号sclkに応じて、スレーブラッチ回路4は、マスタラッチ回路3から入力されたデータを保持し、または、入力されたデータをそのまま(またはバッファして)出力するようになっている。
第1のスイッチ回路6は、第1のデータ保持端子3aと第3のデータ保持端子4aとの間に接続されている。
第2のスイッチ回路7は、第2のデータ保持端子3bと第4のデータ保持端子4bとの間に接続されている。
なお、第1、第2のスイッチ回路6、7には、例えば、MOSトランジスタや、MOSトランジスタで構成されたトランスファーゲート等が適用される。
制御回路8は、第1のスイッチ回路6、第2のスイッチ回路7、およびクロック信号生成回路5を、制御信号S1、S2、S3により制御するようになっている。
ここで、以上のような構成を有する半導体集積回路100がソフトエラー耐性を向上させる動作の一例について説明する。
まず、制御回路8は、制御信号S3により、クロック信号生成回路5に第1のクロック信号mclkおよび第2のクロック信号sclkを制御させる。これにより、マスタラッチ回路3に保持されマスタラッチ回路3から入力されるデータを、スレーブラッチ回路4が保持する状態A、または、マスタラッチ回路3に保持されマスタラッチ回路3から入力されるデータを、スレーブラッチ回路4がデータ出力端子2に通過させる状態Bにする。
これにより、制御回路8は、第1のデータ保持端子3aに保持されたデータの論理と第3のデータ保持端子4aに保持されたデータの論理とを同じにするとともに、第2のデータ保持端子3bに保持されたデータの論理と第4のデータ保持端子4bに保持されたデータの論理とを同じにする。
そして、制御回路8は、該状態A、Bの何れかで、制御信号S1、S2により、第1のスイッチ回路6および第2のスイッチ回路7をオンする。
以上のような半導体集積回路100の動作により、ソフトエラー耐性が向上する。
すなわち、例えば、第1のデータ保持端子3aに放射線が入射し電荷が誘起されたとしても、スレーブラッチ回路4がマスタラッチ回路3を書き戻すよう動作する。このため、マスタラッチ回路3のデータが該放射線により反転するのを抑制することができる。
すなわち、半導体集積回路100は、フリップフロップ10のソフトエラー耐性を向上することができる。
なお、クロック信号生成回路5および制御回路8は、複数のフリップフロップ10で共有化するようにしてもよい。図3は、本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路200の要部の構成を示す図である。なお、図3において、図2と同じ符号が付された構成は、半導体集積回路100の構成と同様の構成である。
図3に示すように、クロック信号生成回路5および制御回路8は、複数のフリップフロップ10で共有化されている。これにより、半導体集積回路200は、フリップフロップ10のソフトエラー耐性を向上しつつ、面積増大を抑制することができる。
また、半導体集積回路100においては、第1のスイッチ回路6または第2のスイッチ回路7の少なくとも何れか一方が設けられて入ればよい。
ここで、図4は、本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路300の要部の構成を示す図である。また、図5は、本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路400の要部の構成を示す図である。なお、図4、図5において、図2と同じ符号が付された構成は、半導体集積回路100の構成と同様の構成である。
図4、図5に示す半導体集積回路300、400は、スイッチ回路が1つ削減されているので、マスタラッチ回路3とスレーブラッチ回路4のデータ保持端子の論理を同じに保つ能力は低下するが、半導体集積回路100と同様の作用効果を奏することができる。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路によれば、フリップフロップのソフトエラー耐性を向上することができる。
本実施例2では、図2に示す半導体集積回路100のマスタラッチ回路3、スレーブラッチ回路4、およびクロック信号生成回路5の具体的な回路構成の一例について述べる。
図6は、図2に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。
図6に示すように、マスタラッチ回路3は、第1のデータ保持端子3aと、第2のデータ保持端子3bと、第1のクロックドインバータ3cと、第1のインバータ3dと、第2のクロックドインバータ3eと、を含む。
なお、ここでは、図2の第1のクロック信号mclkを、正相のクロック信号(以下では、第1の(正相の)クロック信号と表記)mclkp、逆相のクロック信号mclknの二つに分けて説明する。
第1のクロックドインバータ3cは、データ入力端子1に入力が接続されるとともに第2のデータ保持端子3bに出力が接続されている。この第1のクロックドインバータ3cは、第1のクロック信号mclkpが入力される第1のクロック端子3c1を有し、第1のクロック信号mclkpの逆相のクロック信号mclknが入力される第2のクロック端子3c2を有する。
第1のインバータ3dは、第2のデータ保持端子3bに入力が接続されるとともに、第1のデータ保持端子3aに出力が接続されている。
第2のクロックドインバータ3eは、第1のデータ保持端子3aに入力が接続されるとともに、第2のデータ保持端子3bに出力が接続されている。この第2のクロックドインバータ3eは、第1のクロック信号mclkpの逆相のクロック信号mclknが入力される第3のクロック端子3e1を有し、第1のクロック信号mclkpが入力される第4のクロック端子3e2を有する。
また、スレーブラッチ回路4は、第3のデータ保持端子4aと、第4のデータ保持端子4bと、第3のクロックドインバータ4cと、第2のインバータ4dと、第4のクロックドインバータ4eと、を含む。
なお、ここでは、図2の第2のクロック信号sclkを、正相のクロック信号(以下では、第2の(正相の)クロック信号と表記)sclkp、逆相のクロック信号sclknの二つに分けて説明する。
第3のクロックドインバータ4cは、マスタラッチ回路3の第1のデータ保持端子3aに入力が接続されるとともに第4のデータ保持端子4bに出力が接続されている。この第3のクロックドインバータ4cは、第2のクロック信号sclkpが入力される第5のクロック端子4c1を有し、第2のクロック信号sclkpの逆相のクロック信号sclknが入力される第6のクロック端子4c2を有する。
第2のインバータ4dは、第4のデータ保持端子4bに入力が接続されるとともに第3のデータ保持端子4aに出力が接続されている。
第4のクロックドインバータ4eは、第3のデータ保持端子4aに入力が接続されるとともに第4のデータ保持端子4bに出力が接続されている。この第4のクロックドインバータ4eは、第2のクロック信号sclkpの逆相のクロック信号sclknが入力される第7のクロック端子4e1を有し、第2のクロック信号sclkpが入力される第8のクロック端子4e2を有する。
なお、データ出力端子2は、出力Qを出力する場合は第3のデータ保持端子4aに接続され、出力Qbを出力する場合は第4のデータ保持端子4bに接続されている。
また、クロック信号生成回路5は、インバータ5aと、セレクタ5bと、インバータ5cと、を含む。
インバータ5aは、第1、第4のクロック端子3c1、3e2に入力が接続され、第2、第3のクロック端子3c2、3e1に出力が接続されている。このインバータ5aは、基準クロック信号CLK(ここでは、正相のクロック信号mclkpとして使用)が入力され、この基準クロック信号CLKを反転させた信号(逆相のクロック信号mclkn)を出力するようになっている。
また、セレクタ5bは、基準クロック信号CLK(すなわち、正相のクロック信号mclkp)および逆相のクロック信号mclknが入力されるようになっている。このセレクタ5bは、制御信号S3に応じて、正相のクロック信号mclkpもしくは逆相のクロック信号mclknのどちらかを第2のクロック信号sclkpとして、第5、第8のクロック端子4c1、4e2に出力するようになっている。
なお、セレクタ5bは、制御信号S3に応じて、通常動作時は、逆相のクロック信号mclknを出力し、一方、制御信号S3に応じて、ソフトエラー耐性を向上させる時は、正相のクロック信号mclkpを出力するようになっている。
インバータ5cは、第5、第8のクロック端子4c1、4e2に入力が接続され、第6、第7のクロック端子4c2、4e1に出力が接続されている。このインバータ5cは、正相のクロック信号sclkpが入力され、この正相のクロック信号sclkpを反転させた信号(逆相のクロック信号sclkn)を出力するようになっている。
以上のように、クロック信号生成回路5は、基準クロック信号CLKに応じて、クロック信号mclkp、mclkn、sclkp、sclknが変化する構成になっている。
そして、クロック信号mclkp、mclknに応じて、マスタラッチ回路3は、データ入力端子1から入力されたデータを保持し、または、入力されたデータをそのまま(またはバッファして)出力するようになっている。
また、クロック信号sclkp、sclknに応じて、スレーブラッチ回路4は、マスタラッチ回路3から入力されたデータを保持し、または、入力されたデータをそのまま(またはバッファして)出力するようになっている。
ここで、以上のような構成を有する半導体集積回路100がソフトエラー耐性を向上させる動作の一例について説明する。
実施例1と同様に、まず、制御回路8は、制御信号S3により、クロック信号生成回路5に第1のクロック信号mclk(mclkp、mclkn)および第2のクロック信号sclk(sclkp、sclkn)を制御させる。例えば、制御回路8は、制御信号S3により、クロック信号生成回路5にクロック信号mclkp、sclkpを“High”レベル(すなわち、論理“1”)にさせる(クロック信号mclkn、sclknを“Low”レベル(すなわち、論理“0”)にさせる)。
これにより、マスタラッチ回路3に保持されマスタラッチ回路3から入力されるデータを、スレーブラッチ回路4が保持する状態A、または、マスタラッチ回路3に保持されマスタラッチ回路3から入力されるデータを、スレーブラッチ回路4がデータ出力端子2に通過させる状態Bにする。
これにより、制御回路8は、第1のデータ保持端子3aに保持されたデータの論理と第3のデータ保持端子4aに保持されたデータの論理とを同じにするとともに、第2のデータ保持端子3bに保持されたデータの論理と第4のデータ保持端子4bに保持されたデータの論理とを同じにする。
そして、制御回路8は、該状態A、Bの何れかで、制御信号S1、S2により、第1のスイッチ回路6および第2のスイッチ回路7をオンする。
以上のような半導体集積回路100の動作により、ソフトエラー耐性が向上する。
すなわち、例えば、第1のデータ保持端子3aに放射線が入射し電荷が誘起されたとしても、スレーブラッチ回路4がマスタラッチ回路3を書き戻すよう動作する。このため、マスタラッチ回路3のデータが該放射線により反転するのを抑制することができる。
すなわち、半導体集積回路100は、フリップフロップ10のソフトエラー耐性を向上することができる。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路によれば、フリップフロップのソフトエラー耐性を向上することができる。
実施例2では、図2に示す半導体集積回路100のマスタラッチ回路3、スレーブラッチ回路4、およびクロック信号生成回路5の具体的な回路構成の一例について述べた。
本実施例3では、特に、クロック信号生成回路5の動作を一般化した例について説明する。
図7は、図2に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。なお、図7において、マスタラッチ回路3およびスレーブラッチ回路4は、図6と同じ構成である。
図7に示すように、クロック信号生成回路5は、インバータ5aと、インバータ5cと、を含む。
インバータ5aは、第1、第4のクロック端子3c1、3e2に入力が接続され、第2、第3のクロック端子3c2、3e1に出力が接続されている。このインバータ5aは、基準クロック信号CLKに基づいた第1の基準クロック信号CLK1(ここでは、正相のクロック信号mclkpとして使用)が入力され、この第1の基準クロック信号CLK1を反転させた信号(逆相のクロック信号mclkn)を出力するようになっている。
インバータ5cは、第5、第8のクロック端子4c1、4e2に入力が接続され、第6、第7のクロック端子4c2、4e1に出力が接続されている。このインバータ5cは、基準クロック信号CLKに基づいた第2の基準クロック信号CLK2(ここでは、正相のクロック信号sclkpとして使用)が入力され、この正相のクロック信号sclkpを反転させた信号(逆相のクロック信号sclkn)を出力するようになっている。
ここで、以上のような構成を有する半導体集積回路100がソフトエラー耐性を向上させる動作の一例について説明する。
まず、制御回路8は、制御信号S3により、クロック信号生成回路5に第1の基準クロック信号CLK1(mclkp、mclkn)および第2の基準クロック信号CLK(sclkp、sclkn)を制御させる。例えば、制御回路8は、制御信号S3により、クロック信号生成回路5に第1、第2の基準クロック信号CLK1、CLK2を“High”レベル(すなわち、論理“1”)にさせる。これにより、クロック信号mclkp、sclkpが“High”レベル(すなわち、論理“1”)になる(クロック信号mclkn、sclknが“Low”レベル(すなわち、論理“0”)になる)。
これにより、マスタラッチ回路3に保持されマスタラッチ回路3から入力されるデータを、スレーブラッチ回路4が保持する状態A、または、マスタラッチ回路3に保持されマスタラッチ回路3から入力されるデータを、スレーブラッチ回路4がデータ出力端子2に通過させる状態Bにする。
これにより、制御回路8は、第1のデータ保持端子3aに保持されたデータの論理と第3のデータ保持端子4aに保持されたデータの論理とを同じにするとともに、第2のデータ保持端子3bに保持されたデータの論理と第4のデータ保持端子4bに保持されたデータの論理とを同じにする。
そして、制御回路8は、該状態A、Bの何れかで、制御信号S1、S2により、第1のスイッチ回路6および第2のスイッチ回路7をオンする。
以上のような半導体集積回路100の動作により、ソフトエラー耐性が向上する。
すなわち、例えば、第1のデータ保持端子3aに放射線が入射し電荷が誘起されたとしても、スレーブラッチ回路4がマスタラッチ回路3を書き戻すよう動作する。このため、マスタラッチ回路3のデータが該放射線により反転するのを抑制することができる。
すなわち、半導体集積回路100は、フリップフロップ10のソフトエラー耐性を向上することができる。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路によれば、フリップフロップのソフトエラー耐性を向上することができる。
本実施例4では、図2に示す半導体集積回路100のマスタラッチ回路3、スレーブラッチ回路4、およびクロック信号生成回路5の具体的な回路構成の他の例について述べる。
図8は、図2に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。なお、図8において、クロック信号生成回路5は、図6と同じ構成である。
図8に示すように、マスタラッチ回路3は、データ保持端子3aと、データ保持端子3bと、第1のトランスミッションゲート3fと、インバータ3dと、クロックドインバータ3eと、を含む。なお、図8のマスタラッチ回路3は、図6のマスタラッチ回路3と比較して、クロックドインバータ3cがトランスミッションゲート3fに置き換わっている。また、図8のマスタラッチ回路3は、図6のマスタラッチ回路3と比較して、各データ保持端子3a、3bの位置が入れ替わっている。
第1のトランスミッションゲート3fは、データ入力端子1に入力が接続されるとともにデータ保持端子3aに出力が接続されている。この第1のトランスミッションゲート3fは、第1のクロック信号mclkpが入力される第1の反転クロック端子3f1を有し、第1のクロック信号mclkpの逆相のクロック信号mclknが入力される第1の非反転クロック端子3f2を有する。
第1のインバータ3dは、データ保持端子3aに入力が接続されるとともに、データ保持端子3bに出力が接続されている。
クロックドインバータ3eは、データ保持端子3bに入力が接続されるとともに、データ保持端子3aに出力が接続されている。このクロックドインバータ3eは、第1のクロック信号mclkpの逆相のクロック信号mclknが入力されるクロック端子3e1を有し、第1のクロック信号mclkpが入力されるクロック端子3e2を有する。
また、スレーブラッチ回路4は、データ保持端子4aと、データ保持端子4bと、第2のトランスミッションゲート4fと、インバータ4dと、クロックドインバータ4eと、を含む。なお、図8のスレーブラッチ回路4は、図6のスレーブラッチ回路4と比較して、クロックドインバータ4cがトランスミッションゲート4fに置き換わっている。
第2のトランスミッションゲート4fは、データ保持端子3aに入力が接続されるとともにデータ保持端子4bに出力が接続されている。この第2のトランスミッションゲート4fは、第2のクロック信号sclkpが入力される第2の反転クロック端子4f1を有し、第2のクロック信号sclkpの逆相のクロック信号sclknが入力される第2の非反転クロック端子4f2を有する。
インバータ4dは、データ保持端子4bに入力が接続されるとともにデータ保持端子4aに出力が接続されている。
クロックドインバータ4eは、データ保持端子4aに入力が接続されるとともにデータ保持端子4bに出力が接続されている。このクロックドインバータ4eは、第2のクロック信号sclkpの逆相のクロック信号sclknが入力されるクロック端子4e1を有し、第2のクロック信号sclkpが入力されるクロック端子4e2を有する。
ここで、以上のような構成を有する半導体集積回路100がソフトエラー耐性を向上させる動作の一例について説明する。
実施例1と同様に、まず、制御回路8は、制御信号S3により、クロック信号生成回路5に第1のクロック信号mclk(mclkp、mclkn)および第2のクロック信号sclk(sclkp、sclkn)を制御させる。例えば、制御回路8は、制御信号S3により、クロック信号生成回路5にクロック信号mclkp、sclkpを“High”レベル(すなわち、論理“1”)にさせる(クロック信号mclkn、sclknを“Low”レベル(すなわち、論理“0”)にさせる)。
これにより、マスタラッチ回路3に保持されマスタラッチ回路3から入力されるデータを、スレーブラッチ回路4が保持する状態A、または、マスタラッチ回路3に保持されマスタラッチ回路3から入力されるデータを、スレーブラッチ回路4がデータ出力端子2に通過させる状態Bにする。
これにより、制御回路8は、データ保持端子3aに保持されたデータの論理とデータ保持端子4aに保持されたデータの論理とを同じにするとともに、データ保持端子3bに保持されたデータの論理とデータ保持端子4bに保持されたデータの論理とを同じにする。
そして、制御回路8は、該状態A、Bの何れかで、制御信号S1、S2により、第1のスイッチ回路6および第2のスイッチ回路7をオンする。
以上のような半導体集積回路100の動作により、ソフトエラー耐性が向上する。
すなわち、例えば、データ保持端子3aに放射線が入射し電荷が誘起されたとしても、スレーブラッチ回路4がマスタラッチ回路3を書き戻すよう動作する。このため、マスタラッチ回路3のデータが該放射線により反転するのを抑制することができる。
すなわち、半導体集積回路100は、フリップフロップ10のソフトエラー耐性を向上することができる。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路によれば、フリップフロップのソフトエラー耐性を向上することができる。
なお、図4、5に示す半導体集積回路300、400のように、第1、第2のスイッチ回路6、7の何れかを省略しても、同様の作用・効果を奏することができる。
本実施例5では、図4に示す半導体集積回路200のマスタラッチ回路3、スレーブラッチ回路4、およびクロック信号生成回路5の具体的な回路構成の一例について述べる。すなわち、第2のスイッチ回路7を省略した構成について述べる。
図9は、図4に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。なお、図9において、クロック信号生成回路5およびマスタラッチ回路3は、図8と同じ構成である。
図9に示すように、スレーブラッチ回路4は、データ保持端子4aと、データ保持端子4bと、第2のトランスミッションゲート4fと、インバータ4dと、クロックドインバータ4eと、を含む。なお、インバータ4dとクロックドインバータ4eの接続関係は、図8と同様である。
ここで、第2のトランスミッションゲート4fは、データ保持端子3aに入力が接続されるとともにデータ保持端子4bに出力が接続されている。この第2のトランスミッションゲート4fは、第1のクロック信号mclkpの逆相のクロック信号mclkn入力される第2の反転クロック端子4f1を有し、第2のクロック信号sclkpが入力される第2の非反転クロック端子4f2を有する。
ここで、以上のような構成を有する半導体集積回路200がソフトエラー耐性を向上させる動作の一例について説明する。
実施例1と同様に、まず、制御回路8は、制御信号S3により、クロック信号生成回路5に第1のクロック信号mclk(mclkp、mclkn)および第2のクロック信号sclk(sclkp、sclkn)を制御させる。例えば、制御回路8は、制御信号S3により、クロック信号生成回路5にクロック信号mclkp、sclkpを“High”レベル(すなわち、論理“1”)にさせる(クロック信号mclkn、sclknを“Low”レベル(すなわち、論理“0”)にさせる)。
これにより、マスタラッチ回路3に保持されマスタラッチ回路3から入力されるデータを、スレーブラッチ回路4が保持する状態A、または、マスタラッチ回路3に保持されマスタラッチ回路3から入力されるデータを、スレーブラッチ回路4がデータ出力端子2に通過させる状態Bにする。
これにより、制御回路8は、データ保持端子3aに保持されたデータの論理とデータ保持端子4aに保持されたデータの論理とを同じにするとともに、データ保持端子3bに保持されたデータの論理とデータ保持端子4bに保持されたデータの論理とを同じにする。
そして、制御回路8は、該状態A、Bの何れかで、制御信号S1により、第1のスイッチ回路6をオンする。さらに、該状態A、Bの何れかで、データ保持端子3bとデータ保持端子4bとは、トランスミッションゲート4fを介して電気的に接続される。
以上のような半導体集積回路200の動作により、ソフトエラー耐性が向上する。
すなわち、例えば、データ保持端子3aに放射線が入射し電荷が誘起されたとしても、スレーブラッチ回路4がマスタラッチ回路3を書き戻すよう動作する。このため、マスタラッチ回路3のデータが該放射線により反転するのを抑制することができる。
すなわち、半導体集積回路200は、フリップフロップ10のソフトエラー耐性を向上することができる。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路によれば、フリップフロップのソフトエラー耐性を向上することができる。
本実施例6では、図2に示す半導体集積回路100のマスタラッチ回路3、スレーブラッチ回路4、およびクロック信号生成回路5の具体的な回路構成のさらに他の例について述べる。
図10は、図2に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。なお、図10において、クロック信号生成回路5は、図6と同じ構成である。
図10に示すように、マスタラッチ回路3は、第1のデータ保持端子3aと、第2のデータ保持端子3bと、クロックドインバータ3cと、インバータ3dと、インバータ3gと、を含む。なお、図10のマスタラッチ回路3は、図6のマスタラッチ回路3と比較して、クロックドインバータ3eがインバータ3gに置き換わっている以外は、同様の構成である。
また、スレーブラッチ回路4は、第3のデータ保持端子4aと、第4のデータ保持端子4bと、クロックドインバータ4cと、インバータ4dと、インバータ4gと、を含む。なお、図10のスレーブラッチ回路4は、図6のスレーブラッチ回路4と比較して、クロックドインバータ4eがインバータ4gに置き換わっている以外は、同様の構成である。
ここで、以上のような構成を有する半導体集積回路100がソフトエラー耐性を向上させる動作、および通常の動作は、実施例2の半導体集積回路100の動作と同様である。
すなわち、実施例2と同様に、半導体集積回路100の動作により、ソフトエラー耐性が向上する。
すなわち、例えば、データ保持端子3aに放射線が入射し電荷が誘起されたとしても、スレーブラッチ回路4がマスタラッチ回路3を書き戻すよう動作する。このため、マスタラッチ回路3のデータが該放射線により反転するのを抑制することができる。
すなわち、半導体集積回路100は、フリップフロップ10のソフトエラー耐性を向上することができる。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路によれば、フリップフロップのソフトエラー耐性を向上することができる。
本実施例7では、図4に示す半導体集積回路200のマスタラッチ回路3、スレーブラッチ回路4、およびクロック信号生成回路5の具体的な回路構成の他の例について述べる。すなわち、第2のスイッチ回路7を省略した構成について述べる。
図11は、図4に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。なお、図11において、クロック信号生成回路5は、図8と同じ構成である。
図11に示すように、マスタラッチ回路3は、データ保持端子3aと、データ保持端子3bと、トランスミッションゲート3fと、インバータ3dと、インバータ3gと、を含む。なお、図11のマスタラッチ回路3は、図8のマスタラッチ回路3と比較して、クロックドインバータ3eがインバータ3gに置き換わっている以外は、同様の構成である。
また、スレーブラッチ回路4は、データ保持端子4aと、データ保持端子4bと、トランスミッションゲート4fと、インバータ4dと、インバータ4gと、を含む。なお、図11のスレーブラッチ回路4は、図8のスレーブラッチ回路4と比較して、クロックドインバータ4eがインバータ4gに置き換わっている以外は、同様の構成である。
ここで、以上のような構成を有する半導体集積回路200がソフトエラー耐性を向上させる動作、および通常の動作は、実施例5の半導体集積回路200の動作と同様である。
すなわち、実施例5と同様に、半導体集積回路200の動作により、ソフトエラー耐性が向上する。
すなわち、例えば、データ保持端子3aに放射線が入射し電荷が誘起されたとしても、スレーブラッチ回路4がマスタラッチ回路3を書き戻すよう動作する。このため、マスタラッチ回路3のデータが該放射線により反転するのを抑制することができる。
すなわち、半導体集積回路200は、フリップフロップ10のソフトエラー耐性を向上することができる。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路によれば、フリップフロップのソフトエラー耐性を向上することができる。
比較例のマスタスレーブ形のフリップフロップ100aの構成を示すブロック図である。 本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路100の要部の構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路200の要部の構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路300の要部の構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路400の要部の構成を示す図である。 図2に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。 図2に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。 図2に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。 図4に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。 図2に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。 図4に示すマスタラッチ回路、スレーブラッチ回路、およびクロック信号生成回路の具体的な回路構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 データ入力端子
2 データ出力端子
3 マスタラッチ回路
3a 第1のデータ保持端子
3b 第2のデータ保持端子
3c 第1のクロックドインバータ
3d 第1のインバータ
3e 第2のクロックドインバータ
3f 第1のトランスミッションゲート
4 スレーブラッチ回路
4a 第3のデータ保持端子
4b 第4のデータ保持端子
4c 第3のクロックドインバータ
4d 第2のインバータ
4e 第4のクロックドインバータ
4f 第2のトランスミッションゲート
5 クロック信号生成回路
5a インバータ
5b セレクタ
5c インバータ
6 第1のスイッチ回路
7 第2のスイッチ回路
8 制御回路
100、200、300、400 半導体集積回路
100a フリップフロップ
101a マスタラッチ回路
102a スレーブラッチ回路

Claims (5)

  1. データ入力端子と、
    データ出力端子と、
    前記データ入力端子に入力が接続され、前記データ入力端子を介して入力されたデータの論理を保持する第1のデータ保持端子を有するとともに、前記第1のデータ保持端子に保持された論理を反転させた論理を保持する第2のデータ保持端子を有するマスタラッチ回路と、
    前記マスタラッチ回路の出力に入力が接続され、前記データ出力端子に出力が接続され、前記マスタラッチ回路から入力されたデータの論理を保持する第3のデータ保持端子を有するとともに、前記第3のデータ保持端子に保持された論理を反転させた論理を保持する第4のデータ保持端子を有するスレーブラッチ回路と、
    前記マスタラッチ回路の動作を制御する第1のクロック信号、および前記スレーブラッチ回路の動作を制御する第2のクロック信号を生成し出力するクロック信号生成回路と、
    前記第1のデータ保持端子と前記第3のデータ保持端子との間に接続された第1のスイッチ回路と、
    前記クロック信号生成回路および前記第1のスイッチ回路を制御する制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、
    前記クロック信号生成回路に前記第1のクロック信号および前記第2のクロック信号を制御させて、前記第1のデータ保持端子に保持されたデータの論理と前記第3のデータ保持端子に保持されたデータの論理とを同じにし、
    前記第1のスイッチ回路をオンする
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記第2のデータ保持端子と前記第4のデータ保持端子との間に接続され、前記制御回路により制御される第2のスイッチ回路を、さらに備え、
    前記制御回路は、
    前記クロック信号生成回路に前記第1のクロック信号および前記第2のクロック信号を制御させて、前記第1のデータ保持端子に保持されたデータの論理と前記第3のデータ保持端子に保持されたデータの論理とを同じにするとともに前記第2のデータ保持端子に保持されたデータの論理と前記第4のデータ保持端子に保持されたデータの論理とを同じにし、
    前記第1のスイッチ回路および前記第2のスイッチ回路をオンする
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. データ入力端子と、
    データ出力端子と、
    前記データ入力端子に入力が接続され、前記データ入力端子を介して入力されたデータの論理を保持する第1のデータ保持端子を有するとともに、前記第1のデータ保持端子に保持された論理を反転させた論理を保持する第2のデータ保持端子を有するマスタラッチ回路と、
    前記マスタラッチ回路の出力に入力が接続され、前記データ出力端子に出力が接続され、前記マスタラッチ回路から入力されたデータの論理を保持する第3のデータ保持端子を有するとともに、前記第3のデータ保持端子に保持された論理を反転させた論理を保持する第4のデータ保持端子を有するスレーブラッチ回路と、
    前記マスタラッチ回路の動作を制御する第1のクロック信号、および前記スレーブラッチ回路の動作を制御する第2のクロック信号を生成し出力するクロック信号生成回路と、
    前記第2のデータ保持端子と前記第4のデータ保持端子との間に接続されたスイッチ回路と、
    前記クロック信号生成回路および前記スイッチ回路を制御する制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、
    前記クロック信号生成回路に前記第1のクロック信号および前記第2のクロック信号を制御させて、前記第2のデータ保持端子に保持されたデータの論理と前記第4のデータ保持端子に保持されたデータの論理とを同じにし、
    前記スイッチ回路をオンする
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  4. 前記マスタラッチ回路は、
    前記データ入力端子に入力が接続されるとともに前記第2のデータ保持端子に出力が接続され、前記第1のクロック信号が入力される第1のクロック端子を有し、前記第1のクロック信号の逆相のクロック信号が入力される第2のクロック端子を有する第1のクロックドインバータと、
    前記第2のデータ保持端子に入力が接続されるとともに前記第1のデータ保持端子に出力が接続された第1のインバータと、
    前記第1のデータ保持端子に入力が接続されるとともに前記第2のデータ保持端子に出力が接続され、前記第1のクロック信号の逆相のクロック信号が入力される第3のクロック端子を有し、前記第1のクロック信号が入力される第4のクロック端子を有する第2のクロックドインバータと、を含み、
    前記スレーブラッチ回路は、
    前記マスタラッチ回路の前記第1のデータ保持端子に入力が接続されるとともに前記第4のデータ保持端子に出力が接続され、前記第2のクロック信号が入力される第5のクロック端子を有し、前記第2のクロック信号の逆相のクロック信号が入力される第6のクロック端子を有する第3のクロックドインバータと、
    前記第4のデータ保持端子に入力が接続されるとともに前記第3のデータ保持端子に出力が接続された第2のインバータと、
    前記第3のデータ保持端子に入力が接続されるとともに前記第4のデータ保持端子に出力が接続され、前記第2のクロック信号の逆相のクロック信号が入力される第7のクロック端子を有し、前記第2のクロック信号が入力される第8のクロック端子を有する第4のクロックドインバータと、を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の半導体集積回路。
  5. 前記マスタラッチ回路は、
    前記データ入力端子に入力が接続されるとともに前記第1のデータ保持端子に出力が接続され、前記第1のクロック信号が入力される第1の反転クロック端子を有し、前記第1のクロック信号の逆相のクロック信号が入力される第1の非反転クロック端子を有する第1のトランスミッションゲートと、
    前記第1のデータ保持端子に入力が接続されるとともに前記第2のデータ保持端子に出力が接続された第1のインバータと、
    前記第2のデータ保持端子に入力が接続されるとともに前記第1のデータ保持端子に出力が接続され、前記第1のクロック信号の逆相のクロック信号が入力される第1のクロック端子を有し、前記第1のクロック信号が入力される第2のクロック端子を有する第1のクロックドインバータと、を含み、
    前記スレーブラッチ回路は、
    前記マスタラッチ回路の前記第2のデータ保持端子に入力が接続されるとともに前記第4のデータ保持端子に出力が接続され、前記第2のクロック信号が入力される第2の反転クロック端子を有し、前記第2のクロック信号の逆相のクロック信号が入力される第2の非反転クロック端子を有する第2のトランスミッションゲートと、
    前記第4のデータ保持端子に入力が接続されるとともに前記第3のデータ保持端子に出力が接続された第2のインバータと、
    前記第3のデータ保持端子に入力が接続されるとともに前記第4のデータ保持端子に出力が接続され、前記第2のクロック信号の逆相のクロック信号が入力される第3のクロック端子を有し、前記第2のクロック信号が入力される第4のクロック端子を有する第2のクロックドインバータと、を含む
    ことを特徴とすることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の半導体集積回路。
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