JP2009302667A - スピーカ装置 - Google Patents

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隆雄 中谷
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Abstract

【課題】面積の大きなスピーカを電子機器と共に容易に携帯可能とする。
【解決手段】スピーカ1においては長手方向両端は鉤型に加工されているため、液晶ディスプレイ3の両端部分に鉤型の部分を嵌めてスピーカ1を液晶ディスプレイ3に装着することができる。そして、スピーカ1を使用する際には、スピーカユニット20−1,20−2を開く。DVDプレーヤ2とスピーカ1を持ち運ぶ際には、液晶ディスプレイ3の表示画面を覆うようにスピーカユニット20−1,20−2を回転させた後、液晶ディスプレイ3を折り畳む。すると、液晶ディスプレイ3とDVDプレーヤ2の操作部との間にスピーカユニット20が位置し、スピーカ1の張り出しが少なく、スピーカ1とDVDプレーヤ2とが一体化されて持ち運びが容易となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器用の外付けスピーカの技術に関する。
液晶ディスプレイのように薄型の表示装置を備えた携帯型電子機器においては、特許文献1,2に開示されているように平板状のスピーカを表示装置の側面から表示装置内部に収納可能なものや、特許文献3に開示されているように薄型のスピーカを本体内部に収納可能なものがある。これらの構成においては、スピーカを電子機器内に収められるため、箱形をした外付けのスピーカを使用する場合と比較して、スピーカを容易に持ち運ぶことができる。
また、特許文献4に開示されているように、薄型のスピーカを液晶ディスプレイの側面や背面に取り付けて持ち運びを容易としたものや、特許文献5に開示されているように、電子機器に着脱可能なホルダ内にスピーカを収納し、ホルダを電子機器に装着して持ち運びを容易にしたスピーカがある。これらの構成においても、スピーカを電子機器と一体とできるため、箱形をした外付けのスピーカを使用する場合と比較して、携帯して持ち運ぶのが容易となっている。
特開2002−359890号公報 特開平11−202973号公報 特開2000−172373号公報 特開2003−323230号公報 特開2004−96289号公報
さて、特許文献1〜5に開示されている構成によれば、スピーカを電子機器と共に容易に持ち運ぶことができる。しかしながら、近年の携帯型電子機器においては小型化や薄型化が求められており、スピーカを表示装置内や本体内に収納するという特許文献1〜3に開示された構成であると、スピーカを収納するためのスペースが必要となり、小型化や薄型化が難しいという問題がある。
また、特許文献4に開示された構成においては、外付けされるスピーカは使用しない時にも側面または背面に張り出すため、高音質を得るために面積の大きなスピーカを採用しようとすると張り出しが大きくなり、携帯しての持ち運びが難しくなる。
また、特許文献5に開示された構成においては、ホルダ内における収納スペースには限りがあるため、ここでも面積の大きなスピーカを採用して高音質の音を出すことが難しい。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、面積の大きなスピーカを電子機器と共に容易に携帯可能とする技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明は、電子機器に装着される筐体部と、前記筐体部に取り付けられたシート状のスピーカユニットとを有し、前記筐体部が装着された電子機器を前記スピーカユニットで被覆可能なスピーカ装置を提供する。
本発明においては、前記スピーカユニットは可撓性を有し、前記スピーカユニットは曲げられて前記電子機器を被覆可能であってもよい。
また、本発明においては、前記筐体部は第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間で前記第1筐体部と前記第2筐体部に固着された伸縮する弾性部材とを有し、前記スピーカユニットは、前記第1筐体部に取り付けられた第1スピーカユニットと、前記第2筐体部に取り付けられた第2スピーカユニットとを有していてもよい。
また、本発明は、粘着性を有し電子機器に貼り付けられるシートと、前記筐体部に取り付けられたシート状で可撓性を有するスピーカユニットとを有し、前記シートが貼り付けられた電子機器を前記スピーカユニットを曲げて被覆可能なスピーカ装置を提供する。
また、本発明は、板状の底面部と、板状で前記底面部に離間して対向し、側面を軸にして回転可能な上面部と、前記上面部において前記底面部と対向する面に設けられ、シート状で可撓性を有するスピーカユニットとを有し、前記底面部と前記上面部との間に位置する電子機器を前記スピーカユニットを曲げて被覆可能なスピーカ装置を提供する。
また、本発明は、管状で中空部分に電子機器が挿入される筐体部と、前記筐体部に取り付けられたシート状で可撓性を有するスピーカユニットとを有し、前記筐体部の中空部分に挿入された電子機器を前記スピーカユニットを曲げて被覆可能なスピーカ装置を提供する。
本発明によれば、面積の大きなスピーカを電子機器と共に容易に携帯可能とすることができる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係るスピーカ1の外観図である。このスピーカ1は、電子機器に装着する際に電子機器に嵌め合わされる筐体部10と、スピーカユニット20−1,20−2を有している。
筐体部10は、長方形の金属板の長手方向両端を二度折り曲げて両端部分を鉤型に加工したものである。なお、以下の説明においては、筐体部10において折り曲げられていない部分を底面部11、底面部11から折り曲げられた部分を側壁部12、側壁部12から折り曲げられて底面部11と対向している部分を上壁部13と称する。
上壁部13の縁部分にはヒンジ30が取り付けられており、スピーカユニット20−1,20−2は、このヒンジ30に取り付けられて図中の矢印方向に回転可能になっている。
スピーカユニット20−1,20−2は、シート状で曲げることができる(可撓性がある)静電型スピーカである。なお、本実施形態においては、スピーカユニット20−1とスピーカユニット20−2の構成は同じであるため、両者を区別する必要が特に無い場合は枝番の記載を省略する。
ここで、スピーカユニット20の構成について説明する。図2はスピーカユニットの外観を模式的に示した図、図3はスピーカユニット20の断面図である。図に示したように、このスピーカユニット20は、振動体100、電極200U,電極200L、スペーサ300U,300L、およびクッション材400U,400Lとを有している。
なお、本実施形態においては、電極200U,200Lの構成は同じであり、スペーサ300U,300Lの構成は同じであり、クッション材400U,400Lの構成は同じである。このため、各部材において両者を区別する必要が特に無い場合は「L」および「U」の記載を省略する。また、スピーカユニット20−1,20−2の厚みは数mm程度であるが、図中において各構成要素の寸法は、構成要素の形状を容易に理解できるように実際の寸法とは異ならせてある。また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは図面の裏から表に向かう矢印を意味するものとする。
まず、スピーカユニット20を構成する各部について説明する。振動体100は、例えば、PET(polyethylene terephthalate、ポリエチレンテレフタレート)またはPP(polypropylene、ポリプロピレン)などの透明フィルムの表面に、酸化インジウムスズなどの透明な導電膜を形成したものであり、その厚さは、数μm〜数十μm程度の厚さで透明となっている。
スペーサ300は、透明な絶縁体の合成樹脂で形成されており、その形状は矩形の枠の形状となっている。なお、本実施形態においては、スペーサ300のX方向およびY方向の長さと、電極200のX方向およびY方向の長さは同じとなっている。また、スペーサ300Uとスペーサ300LのZ方向の高さは、いずれも同じとなっている。
電極200は、PETなどの透明な樹脂シートの表面に酸化インジウムスズなどの導電性を有する透明な導電層を形成したものであり、矩形で板状に形成されている。また、電極200においては、音響透過性を確保するために、電極200の表面から裏面に貫通する貫通孔210が所定間隔で複数設けられている。なお、本実施形態においては、電極200のX方向およびY方向の長さと、振動体100のX方向およびY方向の長さは同じとなっている。
クッション材400は、中綿に熱を加えて圧縮したものであって空気の通過が可能となっており、その形状は矩形となっている。クッション材400は、外部から力を加えられると変形し、外部から加えられた力が取り除かれると元の形状に戻る。
スピーカユニット20においては、振動体100の周縁部がスペーサ300Uとスペーサ300Lとの間に張力が掛からない、所謂テンションレスの状態で挟まれている。また、スピーカユニット20においては、電極200Uはスペーサ300Uに固定され、電極200Lはスペーサ300Lに固定されてており、電極200Uと電極200Lは対向している。
そして、枠形のスペーサ300Lの内側で振動体100と電極200Lとの間にはクッション材400Lが配置されており、クッション材400Lは振動体100と電極200Lとに接触している。また、枠形のスペーサ300Uの内側で振動体100と電極200Uとの間にはクッション材400Uが配置されており、クッション材400Uは振動体100と電極200Uとに接触している。
次に、スピーカユニット20の電気的構成について見ると、図3に示したように、スピーカユニット20は変圧器500、外部から音響信号が入力される入力部600、振動体100に対して直流バイアスを与えるバイアス電源700とを備えている。そしてバイアス電源700は、振動体100と、変圧器500の出力側の中点と接続されており、2つの電極200はそれぞれ変圧器500の出力側の一端および他端に接続されている。この構成においては、入力部600に音響信号が入力されると入力された音響信号に応じた電圧が電極200および振動体100にそれぞれ印加される。
入力部600に入力された音響信号が変圧器500に供給され、変圧器500から印加される電圧によって対向する電極200Uと電極200Lとの間に電位差が生じると、振動体100を図中のZ方向側またはZ方向と反対の方向(−Z方向)側へ引き寄せる静電力が振動体100に働く。
例えば、入力部600に音響信号が入力され、電極200Uにプラスの電圧が印加され、電極200Lにマイナスの電圧が印加されると、振動体100にはバイアス電源700によりプラスの電圧が印加されているため、振動体100において電極200Uと電極200Lとの間にある部分は、プラスの電圧が印加されている電極200Uと反発する一方、マイナスの電圧が印加されている電極200Lに吸引されて電極200L側へ変位する。
次に電極200Uにマイナスの電圧が印加され、電極200Lにプラスの電圧が印加されると、振動体100はプラスの電圧が印加されている電極200Lと反発する一方、マイナスの電圧が印加されている電極200Uに吸引されて電極200U側へ変位する。
このように、振動体100が音響信号に応じて変位し(撓み)、その変位方向が逐次変わることによって振動となり、その振動状態(振動数、振幅、位相)に応じた音が振動体100から発生する。発生した音は、少なくとも電極200U側または電極200L側の一方を通り抜けてスピーカユニット20の外部に放射される。
(スピーカ1の使用方法)
次に、上述した構成のスピーカ1の使用方法について説明する。
まず、スピーカ1においては筐体部10の長手方向両端は鉤型に加工されているため、図4に示したように、折り畳み可能な携帯型のDVDプレーヤ2の液晶ディスプレイ3の両端部分に鉤型の部分を嵌めてスピーカ1を液晶ディスプレイ3に装着することができる。
そして、スピーカ1を使用する際には、図4において二点鎖線で示したようにスピーカユニット20−1,20−2を開き、DVDプレーヤ2の音声出力端子と入力部600とを接続してDVDプレーヤ2から出力される音声信号を入力部600に入力する。DVDプレーヤから出力された音声信号が入力部600に入力されると、入力された音声信号に対応した音がスピーカユニット20−1,20−2から出力される。ここで、スピーカユニット20−1,20−2の面積は、DVDプレーヤ2に内蔵できる程度の小型のスピーカユニットより大きくできるため、内蔵スピーカより高音質で迫力のある音を出力することができる。
次に、DVDプレーヤ2とスピーカ1を持ち運ぶ際には、図4において実線で示したように液晶ディスプレイ3の表示画面を覆う(被覆する)ようにスピーカユニット20−1,20−2を回転させた後、図5に示したようにDVDプレーヤ2の液晶ディスプレイ3を折り畳む。
すると、液晶ディスプレイ3とDVDプレーヤ2の操作部との間にスピーカユニット20が位置し、スピーカ1の張り出しが少なく、スピーカ1とDVDプレーヤ2とが一体化されて持ち運びが容易となる。なお、本実施形態においては、液晶ディスプレイ3を折り畳む際にスピーカユニット20が液晶ディスプレイ3の表示画面を覆うため、液晶ディスプレイ3を折り畳んだ時に表示画面がスピーカユニット20で保護されて表示画面が傷つく虞がない。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図6は、本実施形態に係るスピーカ1Aの外観図である。このスピーカ1Aは、電子機器に装着する際に電子機器に取り付けられる筐体部10Aと、スピーカユニット20−1,20−2を有している。
筐体部10Aは、長方形の金属板の長手方向両端を直角に折り曲げ加工したものであり、一方の面には粘着性を有するシート状の粘着ゲルシート40が貼り付けられている。なお、以下の説明においては、筐体部10Aにおいて折り曲げられていない部分を底面部11、底面部11から粘着ゲルシート40が張られている側へ直角に折り曲げられた部分を側壁部12と称する。
スピーカユニット20−1,20−2は、第1実施形態と同じシート状で可撓性のある静電型スピーカである。筐体部10Aの側壁部12の縁部分にはヒンジ30が取り付けられており、スピーカユニット20−1,20−2は、このヒンジ30に取り付けられて図中の矢印方向に回転可能になっている。
(スピーカ1Aの使用方法)
次に、上述した構成のスピーカ1Aの使用方法について説明する。
まず、スピーカ1Aにおいては筐体部10Aの長手方向両端は同じ方向に曲げられており、筐体部10Aを断面で見ると凹んだ形状となっているため、図7に示したように、凹んだ部分に液晶ディスプレイ3を嵌め、凹んだ部分にある粘着ゲルシート40でスピーカ1Aを液晶ディスプレイ3に装着することができる。そして、スピーカ1Aを使用する際には、図7において二点鎖線で示したようにスピーカユニット20−1,20−2を開き、DVDプレーヤ2の音声出力端子と入力部600とを接続してDVDプレーヤ2から出力される音声信号を入力部600に入力すると、入力された音声信号に対応した音がスピーカユニット20から出力される。
次に、DVDプレーヤ2とスピーカ1Aを持ち運ぶ際には、図7において実線で示したように、液晶ディスプレイ3の表示画面を覆う(被覆する)ようにスピーカユニット20−1,20−2を回転させた後、第1実施形態と同様にDVDプレーヤ2の液晶ディスプレイ3を折り畳む。
本実施形態においても、液晶ディスプレイ3とDVDプレーヤ2の操作部との間にスピーカユニット20−1,20−2が位置し、スピーカの張り出しが少なく、スピーカ1とDVDプレーヤ2とが一体化され、持ち運びが容易となる。
また、本実施形態においても、液晶ディスプレイ3を折り畳む際にスピーカユニット20−1,20−2が液晶ディスプレイ3の表示画面を覆うため、液晶ディスプレイ3を折り畳んだ時に表示画面がスピーカユニット20で保護され、表示画面が傷つく虞がない。
なお、液晶ディスプレイ3を折り畳む際には、スピーカユニット20−1,20−2を広げたまま液晶ディスプレイ3を折り畳み、折り畳まれたDVDプレーヤ2の下面側にスピーカユニット20−1,20−2を曲げてスピーカユニット20−1,20−2でDVDプレーヤ2を覆う(被覆する)ようにしてDVDプレーヤ2とスピーカ1Aとを持ち運ぶようにしてもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図8は本実施形態に係るスピーカ1Bの外観図、図9はスピーカ1Bの断面図である。
このスピーカ1Bは、シート状で曲げることができる(可撓性がある)スピーカユニット20Aと、粘着ゲルシート40を有しており、矩形の粘着ゲルシート40は、長方形のスピーカユニット20Aの長手方向中央部分においてスピーカユニット20Aの一方の表面に配置されている。
スピーカユニット20Aは、図に示したように振動体100−1,100−2、電極200U,電極200L、スペーサ300U,300L、およびクッション材400U,400Lとを有している。
スピーカユニット20Aが第1実施形態のスピーカユニットと異なる点は、振動体を2つ有している点であり、この2つの矩形の振動体100−1,100−2は図9に示したように間隔を空けてスピーカユニット20Aの長手方向中央部分を除いた部分に配置されている。なお、本実施形態においては、振動体100−1と振動体100−2はいずれもバイアス電源700に接続されている。
(スピーカ1Bの使用方法)
次に、上述した構成のスピーカ1Bの使用方法について説明する。
まず、スピーカ1Bにおいては中央部分に粘着ゲルシート40が配置されているため、この粘着ゲルシート40を液晶ディスプレイ3の背面側に貼り付けて、スピーカ1Bを図10に示したように液晶ディスプレイ3に装着することができる。
そして、スピーカ1Bを使用する際には、図10に示したようにスピーカ1Bを平面にし、DVDプレーヤ2の音声出力端子と入力部600とを接続してDVDプレーヤ2から出力される音声信号を入力部600に入力する。すると、入力された音声信号に対応した音がスピーカユニット20から出力される。
次に、DVDプレーヤ2とスピーカ1Bを持ち運ぶ際には、図11に示したように液晶ディスプレイ3の表示画面を覆う(被覆する)ようにスピーカユニット20Aを曲げた後、液晶ディスプレイ3を折り畳む。液晶ディスプレイ3を折り畳むと、液晶ディスプレイ3とDVDプレーヤ2の操作部との間にスピーカユニット20Aが位置し、スピーカ1Bの張り出しが少なく、スピーカ1BとDVDプレーヤ2とが一体化されて持ち運びが容易となる。
また、本実施形態においても、液晶ディスプレイ3を折り畳む際にスピーカユニット20Aが液晶ディスプレイ3の表示画面を覆うため、液晶ディスプレイ3を折り畳んだ時に表示画面がスピーカユニット20Aで保護され、表示画面が傷つく虞がない。
なお、液晶ディスプレイ3を折り畳む際には、スピーカユニット20Aを広げたまま液晶ディスプレイ3を折り畳み、折り畳まれたDVDプレーヤ2の下面側にスピーカユニット20Aを曲げてスピーカユニット20AでDVDプレーヤ2を覆う(被覆する)ようにしてDVDプレーヤ2とスピーカ1Bとを持ち運ぶようにしてもよい。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図12は本実施形態に係るスピーカ1Cの外観図である。このスピーカ1Cは、スピーカユニット20Aと、書類を綴じるバインダの形状をした筐体部10Bを有している。
筐体部10Bは、底面部11、上面部14、ヒンジ30、スピーカユニット20Aを駆動する変圧器500、入力部600およびバイアス電源700が収納される収納部15で構成されている。
底面部11と上面部14は合成樹脂を板状に形成したものであり、上面部14は収納部15の上面側にヒンジ30を介して取り付けられており、収納部15の下面側には上面部14から間隔を空けて底面部11が取り付けられている。
また、収納部15は合成樹脂を中空の箱形に形成したものであり、内部に変圧器500、入力部600およびバイアス電源700を有している。
スピーカユニット20Aは、第3実施形態のスピーカユニット20Aと同じであり、粘着ゲルシート40で上面部14に貼り付けられている。
(スピーカ1Cの使用方法)
次に、上述した構成のスピーカ1Cの使用方法について説明する。
まず、DVDプレーヤ2を使用する際には、図13に示したように上面部14を開いてスピーカユニット20Aを広げる。そして、液晶ディスプレイ3を開き、DVDプレーヤの音声出力端子と入力部600とを接続してDVDプレーヤ2から出力される音声信号を入力部600に入力する。
次に、DVDの試聴を終えてDVDプレーヤ2とスピーカ1Bを持ち運ぶ際には、図14に示したように液晶ディスプレイ3の表示画面を覆う(被覆する)ようにスピーカユニット20Aを曲げた後、液晶ディスプレイ3と上面部14と一緒に折り畳む。上面部14と液晶ディスプレイ3を折り畳むと、DVDプレーヤ2の液晶ディスプレイ3と操作部との間にスピーカユニット20が位置し、スピーカ1CとDVDプレーヤ2とが一体化されて持ち運びが容易となる。
また、本実施形態においても、液晶ディスプレイ3を折り畳む際にスピーカユニット20Aが液晶ディスプレイ3の表示画面を覆う(被覆する)ため、液晶ディスプレイ3を折り畳んだ時に表示画面がスピーカユニット20Aで保護され、表示画面が傷つく虞がない。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
第1実施形態のスピーカ1については、図15に示したように筐体部10を底面部11で2つに分割し、分割された各筐体の鉤型部分を液晶ディスプレイ3の端部に嵌めて液晶ディスプレイ3に装着するようにしてもよい。
また、この構成においては、図16に示したように伸縮するシート状の弾性部材16の両端に、分割後の一方の底面部11と他方の底面部11とを接着してもよい。
この構成によれば、分割された各筐体を液晶ディスプレイ3に装着すると、装着する時に延ばされた弾性部材16が収縮し、側壁部12が液晶ディスプレイ3の中央側に押しつけられて固定される。
なお、上述した第2実施形態においても、上述した変形例と同様に筐体部10Aを底面部11で2つに分割し、分割された各筐体を粘着ゲルシート40により液晶ディスプレイ3に装着するようにしてもよい。
本発明においては、図17に示したスピーカ1Dのように透明で薄い合成樹脂のシートを矩形の筒状にして筐体部10Cを形成し、筐体部10Cの背面にスピーカユニット20Aを粘着ゲルシート40で取り付けてもよい。
そして、筐体部10Cの内側に液晶ディスプレイ3を挿入し、スピーカ1Dを使用する際にはスピーカユニット20Aを広げて音を放射し、DVDプレーヤ2を持ち運ぶ際にはスピーカユニット20Aを曲げてDVDプレーヤ2を覆い(被覆し)、DVDプレーヤ2と一体化して持ち運ぶようにしてもよい。
上述した本発明に係るスピーカが装着されるのは折り畳み可能な携帯型のDVDプレーヤに限定されるものではなく、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機など他の電子機器であってもよい。
また、液晶ディスプレイを備えた電子機器だけでなく、携帯型の楽音再生装置など映像を表示しない電子機器に本発明に係るスピーカを装着するようにしてもよい。
また、携帯型の電子機器だけでなく、据え置き型の液晶ディスプレイや楽音再生装置などの電子機器に本発明に係るスピーカを装着するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るスピーカ1の外観図である。 同実施形態に係るスピーカユニット20の外観の模式図である。 スピーカユニット20の断面と電気的構成の模式図である。 スピーカ1を液晶ディスプレイに装着した時の図である。 スピーカ1が装着された液晶ディスプレイを折り畳んだ時の図である。 本発明の第2実施形態に係るスピーカ1Aの外観図である。 スピーカ1Aを液晶ディスプレイに装着した時の図である。 本発明の第3実施形態に係るスピーカ1Bの外観図である。 スピーカ1Bの断面と電気的構成の模式図である。 スピーカ1Bを液晶ディスプレイに装着した時の図である。 スピーカ1Bのスピーカユニット20Aを曲げた時の図である。 本発明の第4実施形態に係るスピーカ1Cの外観図である。 スピーカ1Cを使用中の図である。 スピーカ1Cのスピーカユニット20Aを曲げた時の図である。 本発明の変形例に係るスピーカの外観図である。 本発明の変形例に係るスピーカの外観図である。 本発明の変形例に係るスピーカの外観図である。
符号の説明
10,10A〜10C・・・筐体部、20,20A,20−1,20−2・・・スピーカユニット、30・・・ヒンジ、40・・・粘着ゲルシート、100・・・振動体、200U,200L・・・電極、300U,300L・・・スペーサ、400U,400L・・・クッション材、500・・・変圧器、600・・・入力部、700・・・バイアス電源

Claims (6)

  1. 電子機器に装着される筐体部と、
    前記筐体部に取り付けられたシート状のスピーカユニットと
    を有し、
    前記筐体部が装着された電子機器を前記スピーカユニットで被覆可能なスピーカ装置。
  2. 前記スピーカユニットは可撓性を有し、前記スピーカユニットは曲げられて前記電子機器を被覆可能であることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記筐体部は第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間で前記第1筐体部と前記第2筐体部に固着された伸縮する弾性部材とを有し、
    前記スピーカユニットは、前記第1筐体部に取り付けられた第1スピーカユニットと、前記第2筐体部に取り付けられた第2スピーカユニットとを有する請求項1または請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 粘着性を有し電子機器に貼り付けられるシートと、
    前記筐体部に取り付けられたシート状で可撓性を有するスピーカユニットと
    を有し、
    前記シートが貼り付けられた電子機器を前記スピーカユニットを曲げて被覆可能なスピーカ装置。
  5. 板状の底面部と、
    板状で前記底面部に離間して対向し、側面を軸にして回転可能な上面部と、
    前記上面部において前記底面部と対向する面に設けられ、シート状で可撓性を有するスピーカユニットと
    を有し、
    前記底面部と前記上面部との間に位置する電子機器を前記スピーカユニットを曲げて被覆可能なスピーカ装置。
  6. 管状で中空部分に電子機器が挿入される筐体部と、
    前記筐体部に取り付けられたシート状で可撓性を有するスピーカユニットと
    を有し、
    前記筐体部の中空部分に挿入された電子機器を前記スピーカユニットを曲げて被覆可能なスピーカ装置。
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