JP2009301537A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱内扉を支持するヒンジの機械的強度を確保しつつ部品点数を削減することが可能な自動販売機を提供する。
【解決手段】本体キャビネット10の庫内前面にヒンジ1を介して開閉可能に配設された断熱内扉30を備えた自動販売機であって、前記ヒンジ1における本体キャビネット10に固着される蝶番片12を薄板材料により形成するとともに矩形本体121の先端にヒンジピン13が嵌入するカール部を形成し、かつ、矩形本体121の上下両端に折り曲げにより形成された一対の脚片122,123を形成し、前記脚片122,123がその辺の長さのそれぞれ異なる異形形状に形成され、その先端をそれぞれ前記本体キャビネット10に取付けた際に前記矩形本体121のカール部が本体キャビネット10から離隔し、カール部とは反対側の端部が本体キャビネット10に近接するように配設したことにより、前記蝶番片12を薄板材料により形成してもその機械的強度を確保することが可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、前面が開口した断熱筐体として形成された庫内に商品を収納してなる本体キャビネットと、当該本体キャビネットの庫内前面にヒンジを介して開閉可能に配設された断熱内扉とを備えた自動販売機に関する。
紙パック入り飲料,缶入り飲料,瓶入り飲料,ペットボトル飲料などの商品を販売する自動販売機は本体キャビネットの庫内に商品を冷蔵,温蔵状態に区分して保存し、外扉のディスプレイ室内に陳列した複数の商品見本を左右に並べて展示し、商品見本に応じて設けられた商品選択ボタンを押すことにより指定された商品を販売するように構成されている。この種の従来の自動販売機について図3を用いて説明する。
図3において、10は前面が開口した箱形の断熱筐体として形成された本体キャビネットであり、この本体キャビネット10にはその庫内前面を閉塞する片開き式の断熱内扉30が取付けられるとともに本体キャビネット10の前面に片開き式の外扉20が取付けられている。前記本体キャビネット10の庫内は、仕切壁10aにより左右に並ぶ複数の商品収納室(この例では2室)に仕切られており、各商品収納室には紙パック入り飲料などの商品を収容するとともにその下端に商品を搬出する商品払出機構を有する商品収納ラック40、商品搬出シュート50および冷却/加熱ユニット(不図示)が上下方向に収設されている。前記断熱内扉30には前記商品搬出シュート50と外扉20に形成した商品取出口20aを連係して開口したフラッパ付きの商品搬出口30aが設けられている。なお、60は商品収納室内の冷却ユニットと冷凍サイクルを構成する凝縮器,圧縮機などを収納した機械室である。また、前記外扉20の前面には、周知のように、商品見本のディスプレイ室,硬貨投入口,紙幣投入口,返却レバー,釣銭返却口,ロック付きハンドルなどが設けられている。
前記商品収納ラック40は本体キャビネット10の庫内に引出し自在に格納されている。すなわち、既に公知であり良く知られているように、本体キャビネット10の庫内天井にはレールが固定されている一方、商品収納ラック40の上端には前記レールに摺動自在に結合されたスライダが固定され、商品収納ラック40に設けた不図示の把手を引っ張ることにより商品収納ラック40を庫内から引出すことができる。前記商品収納ラック40への各種商品の補充は、オペレータが前記庫内から商品収納ラック40を引出した上で各商品収納コラムの開放面を閉塞している扉40aを開放し、この状態で商品を各コラムに装填して積み上げ収容し、扉40aを閉じて商品収納ラック40を元の庫内格納位置に戻す。
前記断熱内扉30は商品収納ラック40に商品を補充する際に開放され、また、商品収納ラック40に収容された商品を庫内で冷却若しくは加熱する際に閉止されるように構成されている。前記断熱内扉30は自動販売機の前面から見て左端側がヒンジを介して本体キャビネット10に取付けられている(例えば、特許文献1)。
前記特許文献1に開示された自動販売機における断熱内扉のヒンジを図4に示す。図4は図3における白抜き矢印Aの方向から見た要部斜視図であり、図では外扉20を省略している。図4において、70はヒンジを示し、このヒンジ70は一対の蝶番片71,72と、ヒンジピン73とからなる。一対の蝶番片71,72は薄板鋼板により先端にカール部を設けて形成され、上部側の蝶番片71が断熱内扉30に、そして下部側の蝶番片72が厚板鋼板からなる補強金具74を介して本体キャビネット10の補強金具101にそれぞれねじにより固着されている。なお、ヒンジピン73は上下一対の蝶番片71,72のカール部に嵌入する大きさ(径)の棒状部材からなり、その略中央に蝶番片72のカール部端縁に当接するリング状突部を有しており、下部側の蝶番片72のカール部に嵌入させると前記リング状突部が蝶番片72のカール部端縁に当接することにより下部側の蝶番片72に保持されるように構成されている。
実開平2−38678号公報
ところで、前記ヒンジ70において断熱内扉30の負荷が最もかかるのは本体キャビネット10の補強金具101との固着部であり、薄板鋼板からなる下部側の蝶番片72のみでは前記負荷により変形してしまう。このため、厚板鋼板からなる補強金具74を蝶番片72に溶接して機械的強度を確保し、補強金具74を本体キャビネット10の補強金101に固着している。ここで、補強金具74にカール部を形成すれば蝶番片72を必要としないのであるが、補強金具74は前述した厚板鋼板からなり、このような厚板鋼板にヒンジピン73を嵌入するための小径のカール部を形成することが困難である。それゆえ、ヒンジピン73を嵌入するための小径のカール部を形成することが可能な薄板の蝶番片72が必要となり、蝶番片72と補強金具74を溶接して一体化するように構成されている。このように、ヒンジ70は断熱内扉30の荷重(負荷)に対する機械的強度を確保するために補強金具74を設けねばならず、部品点数が増加し、また、両者の溶接作業を必要とすることから作業工数が増加するという課題を有する。
そこで、本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、機械的強度を確保しつつヒンジの部品点数を削減することが可能な自動販売機を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、前面が開口した断熱筐体として形成された庫内に商品を収納してなる本体キャビネットと、当該本体キャビネットの庫内前面にヒンジを介して開閉可能に配設された断熱内扉とを備えた自動販売機において、前記ヒンジを構成するところの本体キャビネットに固着される蝶番片は薄板により形成されるとともに矩形本体の先端にヒンジピンを嵌入するカール部が形成され、かつ、矩形本体の上下両端に折り曲げにより形成された一対の脚片が形成されてなり、前記脚片はその辺の長さがそれぞれ異なる異形形状に形成され、当該脚片の先端をそれぞれ前記本体キャビネットに取付けた際に前記矩形本体のカール部が本体キャビネットから離隔し、カール部とは反対側の端部が本体キャビネットに近接するようにしたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために請求項2に係る発明は請求項1に記載した自動販売機において、脚片の先端を本体キャビネットにねじ止めしてなることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために請求項3に係る発明は請求項1に記載した自動販売機において、脚片の先端にフックを設け、当該フックを本体キャビネットに係合してなることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために請求項4に係る発明は請求項3に記載した自動販売機において、矩形本体はそのカール部とは反対側に折り曲げにより固定底板を有し、当該固定底板を本体キャビネットにねじ止めしてなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る自動販売機におけるによれば、前面が開口した断熱筐体として形成された庫内に商品を収納してなる本体キャビネットと、当該本体キャビネットの庫内前面にヒンジを介して開閉可能に配設された断熱内扉とを備えた自動販売機において、前記ヒンジを構成するところの本体キャビネットに固着される蝶番片は薄板により形成されるとともに矩形本体の先端にヒンジピンを嵌入するカール部が形成され、かつ、矩形本体の上下両端に折り曲げにより形成された一対の脚片が形成されてなり、前記脚片はその辺の長さがそれぞれ異なる異形形状に形成され、当該脚片の先端をそれぞれ前記本体キャビネットに取付けた際に前記矩形本体のカール部が本体キャビネットから離隔し、カール部とは反対側の端部が本体キャビネットに近接するようにしたことにより、上下一対の異形形状の脚片を介して本体キャビネットに固着される蝶番片の機械的強度を確保することができ、前記蝶番片を薄板により形成することが可能となる。前記蝶番片が変形することなく取付姿勢を維持する、つまり、蝶番片が薄板材料であっても機械的強度が確保されることは発明者の実験により確認されており、一対の脚片と矩形本体の上下両端との連結部である折り曲げ部が所謂筋交いの機能を果たすことにより前記蝶番片の機械的強度が確保されるものと考えられる。
本発明の実施の形態1である自動販売機の主要部(ヒンジ部分)の斜視図である。 本発明の実施の形態2である自動販売機の主要部(ヒンジ部分)を示し、(a)はその斜視図、(b)および(c)は (a)に示した蝶番片の正面側から見た斜視図および背面側から見た斜視図である。 本発明の実施対象に係る自動販売機の全体構成を示す外扉開放状態の斜視図である。 図3における断熱内扉の主要部(ヒンジ部分)の斜視図である。
以下、本発明における実施の形態である自動販売機を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1である自動販売機の主要部の斜視図であり、図3,図4に示すものと同一のものには同一の符号を付している。なお、図1においては図4と同様に外扉20を省略している。
図1において、101で再び本体キャビネット10の補強金具を示し、30は断熱内扉である。1は一対の蝶番片11,12とヒンジピン13からなるヒンジである。このヒンジ1のうち、前記蝶番片11とヒンジピン13は図4に示す従来装置と同様のものであり、蝶番片11は薄板鋼板により先端にカール部を設けて形成されてなるとともに断熱内扉30にねじにより固着されており、ヒンジピン13は一対の蝶番片11,12のカール部に嵌入する大きさ(径)の棒状部材からなり、その略中央に蝶番片12のカール部端縁に当接するリング状突部を有しており、下部側の蝶番片12のカール部に嵌入させると前記リング状突部が蝶番片12のカール部端縁に当接することにより下部側の蝶番片12に保持されるように構成されている。
さて、図1において蝶番片12は薄板鋼板により形成されてなり、平板状の矩形本体121の先端にヒンジピン13を嵌入するカール部が形成され、矩形本体121の上下両端に折り曲げにより形成された一対の脚片122,123が備えられている。前記脚片122,123はそれぞれの辺の長さが異なる異形形状に形成され、先端を外側に折り曲げて形成した固定舌片122a,123aを本体キャビネット10の補強金具101にねじにより固定されている。そして、脚片122,123を本体キャビネット10の補強金具101に固着したとき、前記矩形本体121のカール部が本体キャビネット10から離隔し、矩形本体121のカール部とは反対側の端部が補強金具101(本体キャビネット10)に近接するように配設されている。
前記ヒンジ1は自動販売機を組立てる前に予め本体キャビネット10および断熱内扉30に組付けられており、前記蝶番片12が固定舌片122a,123aを介して本体キャビネット10の補強金具101にねじにより固着され、一方、蝶番片11が断熱内扉30にねじにより固着されている。前記断熱内扉30を本体キャビネット10への取付けるに当たり、本体キャビネット10の補強金具101に固着された蝶番片12のカール部にヒンジピン13を嵌入する。その後、前記断熱内扉30を持ち上げて蝶番片11のカール部を、前記蝶番片12に嵌入されたヒンジピン13の他端に嵌入させる。このようにして取付けられた断熱内扉30はヒンジ1によって本体キャビネット10に開閉可能に配設され、ヒンジ1とは反対側を本体キャビネット10に係止させることにより本体キャビネット10の庫内前面を閉塞する。
前述したように自動販売機に組付けられたヒンジ1は断熱内扉30を支持し、その際、断熱内扉30の荷重(負荷)が本体キャビネット10の補強金具101に固着された蝶番片12にかかる。このために蝶番片12は脚片122,123が本体キャビネット10の補強金具101の面に対して鉛直な起立状態(取付状態)から脚片122,123が補強金具101の面に対して鋭角(若しくは鈍角)に歪んだ傾倒姿勢に変形しようとするが、図1に示すように配設された蝶番片12においては変形することがない。その理由について前記断熱内扉30の荷重により変形が発生する例とともに次に説明する。
まず、変形が発生する例から説明すると、前記脚片122,123がそれぞれの辺の長さの異なる異形形状に形成されている際にも、矩形本体121の平面が補強金具101の面に平行な場合、つまり、脚片122,123の形状が(平面から見て)補強金具101の面と矩形本体121の面が平行な台形形状の場合には断熱内扉30の荷重(負荷)がかかると前記脚片122,123が倒れて蝶番片12は起立姿勢(取付状態)から傾倒姿勢に変形してしまう。これは、脚片122,123が矩形本体121により連結されているものの矩形本体121が前記荷重(負荷)を支えるために何ら機能していないことから脚片122,123が折り曲げ部(矩形本体121からの折り曲げ部と固定舌片122a,123aの折り曲げ部)から変形してしまうことによる。
一方、本実施の形態1の蝶番片12、すなわち、その脚片122,123のそれぞれの辺の長さが異なる異形形状に形成されているとともに前記脚片122,123を本体キャビネット10の補強金具101に固着したとき、前記矩形本体121のカール部が本体キャビネット10から離隔し、矩形本体121のカール部とは反対側の端部が本体キャビネット10に近接するように配設された蝶番片12については、断熱内扉30の荷重(負荷)を加えても傾倒姿勢に変形することはない。この点については、前記蝶番片12に断熱内扉30の荷重(負荷)を加えることにより蝶番片12が傾倒姿勢に変形するかどうかを実験した結果から確認されている。前記蝶番片12が断熱内扉30の荷重(負荷)によっても変形しない理由は、前記脚片122,123のそれぞれの辺を結ぶところの、前記脚片122,123と矩形本体121のとの連結部である折り曲げ部が筋交いの役目を果たして脚片122,123の変形を阻止するものと考えられる。このように、本実施の形態の蝶番片12においては、薄板材料により形成したとしても傾倒姿勢に変形することなく起立姿勢(取付状態)を維持し、断熱内扉30の荷重(負荷)を支える機械的強度を確保することができるものである。
なお、前述した実施の形態では蝶番片12の脚片122,123を本体キャビネット10の補強金具101にねじにより固着するようにしているが、これに限るものではなく、次のように構成することができる。すなわち、前記脚片122,123の先端に下向きのフック、つまり、図1では脚片122の先端に形成した固定舌片122aを外側(上向き)に折り曲げているが、これを脚片123の固定舌片123aのように下向きに折り曲げてフックを形成し、一方、本体キャビネット10の補強金具101に前記フックと係合する係合孔を形成し、前記フックを係合孔に係合させて蝶番片12を本体キャビネット10に取付けることもできる。
次に、本発明の実施の形態2を図2に示す実施例に基づいて説明する。図2は本発明の実施の形態2である自動販売機の主要部(ヒンジ部分)を示し、(a)はその斜視図、(b)および(c)は (a)に示した蝶番片の正面側から見た斜視図および背面側から見た斜視図である。なお、図1に示した実施の形態1と同一のものには同一の符号を付している。
図2に示す実施の形態2のヒンジ1Aが図1に示す実施の形態1のヒンジ1と相違する点は蝶番片12Aの構造であるのでここでは蝶番片12Aを主に説明する。前記蝶番片12Aは実施の形態1の蝶番片12と同様に薄板鋼板により形成されてなり、平板状の矩形本体121の先端にヒンジピン13を嵌入するカール部が形成され、矩形本体121の上下両端に折り曲げにより形成された一対の脚片122,123が備えられている。そして、前記脚片122,123はそれぞれの辺の長さが異なる異形形状に形成され、脚片122,123を本体キャビネット10の補強金具101に固着したとき、前記矩形本体121のカール部が本体キャビネット10から離隔し、矩形本体121のカール部とは反対側の端部が補強金具101(本体キャビネット10)に近接するように配設される点は図1に示した蝶番片12と同一である。
さて、図2に示した蝶番片12Aにおける矩形本体121のカール部とは反対側には固定底板124が折り曲げにより一体的に形成されており、その固定底板124にはねじの挿通孔124aが形成されるとともに前記矩形本体121には前記挿通孔124aを介して本体キャビネット10の補強金具101に螺着されるねじの操作用孔121aが形成されている。また、蝶番片12Aにおける矩形本体121の上下両端に折り曲げにより形成された一対の脚片122,123の先端には下向きのフック122b,123bがそれぞれ折り曲げにより形成されている。一方、本体キャビネット10の補強金具101には前記フック122b,123bが通過可能な大きさに形成された一対の係合孔111,111(図では下側の係合孔111は蝶番片12Aの矩形本体121に隠れて見えない)が形成されている。
前記蝶番片12Aの本体キャビネット10への組付けについて説明すると、まず蝶番片12Aの一対の脚片122,123に形成されたフック122b,123bを本体キャビネット10の補強金具101に穿孔された係合孔111,111に嵌め込んだ上で蝶番片12Aを下方に向けてスライドさせる。これにより前記フック122b、123bが補強金具101の背後に潜り込んで係合孔111,111に係止され、蝶番片12Aは仮固定される。この後、矩形本体121の操作用孔121aを介して固定底板124に形成された挿通孔124aにねじを挿入し、当該ねじを工具により捻じ込むことにより蝶番片12Aが本体キャビネット10に固着される。なお、本体キャビネット101には前記ねじがねじ込まれる螺旋状の雄ねじが形成されているものである。この実施の形態2におけるヒンジによれば蝶番片12Aを本体キャビネット10に固着するねじを一本のみとすることができるのでコストの低減を図ることができる。
前述したとおり本発明によれば、前面が開口した断熱筐体として形成された庫内に商品を収納してなる本体キャビネット10と、当該本体キャビネット10の庫内前面にヒンジ1(1A)を介して開閉可能に配設された断熱内扉30とを備えた自動販売機において、前記ヒンジ1(1A)を構成するところの本体キャビネット10に固着される蝶番片12(12A)は薄板により形成されるとともに矩形本体121の先端にヒンジピン13を嵌入するカール部が形成され、かつ、矩形本体121の上下両端に折り曲げにより形成された一対の脚片122,123が形成されてなり、前記脚片122,123はその辺の長さがそれぞれ異なる異形形状に形成され、当該脚片122,123の先端をそれぞれ前記本体キャビネット10に取付けた際に前記矩形本体121のカール部が本体キャビネット10から離隔し、カール部とは反対側の端部が本体キャビネット10に近接するようにしたことにより、前記蝶番片12(12A)を薄板により形成してもその機械的強度を確保することができ、従来のように補強金具を必要としないことからヒンジの部品点数および作業工数を削減することが可能となる。
1,1A ヒンジ
10 本体キャビネット
11,12,12A 蝶番片
13 ヒンジピン
20 外扉
30 断熱内扉
40 商品収納ラック
121 矩形本体
122,123 脚片

Claims (4)

  1. 前面が開口した断熱筐体として形成された庫内に商品を収納してなる本体キャビネットと、当該本体キャビネットの庫内前面にヒンジを介して開閉可能に配設された断熱内扉とを備えた自動販売機において、前記ヒンジを構成するところの本体キャビネットに固着される蝶番片は薄板により形成されるとともに矩形本体の先端にヒンジピンを嵌入するカール部が形成され、かつ、矩形本体の上下両端に折り曲げにより形成された一対の脚片が形成されてなり、前記脚片はその辺の長さがそれぞれ異なる異形形状に形成され、当該脚片の先端をそれぞれ前記本体キャビネットに取付けた際に前記矩形本体のカール部が本体キャビネットから離隔し、カール部とは反対側の端部が本体キャビネットに近接するようにしたことを特徴とする自動販売機。
  2. 請求項1記載の自動販売機において、脚片の先端を本体キャビネットにねじ止めしてなることを特徴とする自動販売機。
  3. 請求項1記載の自動販売機において、脚片の先端にフックを設け、当該フックを本体キャビネットに係合してなることを特徴とする自動販売機。
  4. 請求項3記載の自動販売機において、矩形本体はそのカール部とは反対側に折り曲げにより固定底板を有し、当該固定底板を本体キャビネットにねじ止めしてなることを特徴とする自動販売機。
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