JP2009300715A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像安定化処理の回数を削減しながら、優れた画質の画像形成を実現する画像形成装置を提供する。
【解決手段】前々回の画像安定化処理にて決定した帯電器の帯電電圧c1と前回の画像安定化処理にて決定した帯電電圧c2との差を求め、この差が所定の閾値Δc以上(S307:YES)、露光器の前々回のレーザ強度i1と前回値i2との差が閾値Δi以上(S308:YES)、現像器の前々回の現像バイアスb1と前回値b2との差が閾値Δb以上(S309:YES)、及びその色のフラグがリセットされている場合(S310:YES)の何れの条件も満たされていなければ、画像安定化処理を省く。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、画像安定化処理の頻度を低減する技術に関する。
近年、広く普及しているカラー画像形成装置においては、様々な原因によって変動する画質を安定化するために画像安定化処理を実行する。例えば、中間転写方式の画像形成装置にあっては、中間転写ベルト上にトナーパターンを形成し、その濃度を検出することによって画質の変動を検出し、現像器のバイアス電圧等を調整する。
このような画像安定化処理は複写やプリントといった画像形成処理を中断して行われるので、ユーザの利便性を考えれば、できるだけ画像安定化処理の実行回数を減らすのが望ましい。
このため、例えば、色毎にトナーの消費量を記録しておいて、消費量が所定量に達するまで画像安定化処理を禁止する技術が提案されている(特許文献1を参照)。このようにすれば、画像安定化処理の実行回数を減らして、ユーザ所望の画像処理を迅速に処理することができる。
特開2006−154371号公報
上記従来技術は、トナーを余り消費していない色については、現像系の消耗が小さいであろうとの推定に基づくものであるが、実際には、形成する画像が文字のみであるか、或いは、全面サイズの写真であるか等によってトナー消費量が大きく異なる。
すなわち、写真画像を形成したためにトナー消費量が大きくなったものの画像安定化処理を行う必要がない場合もあれば、トナー消費量が大きくなくても文書を形成し続けたために画像安定化処理が必要になる場合もある。
また、黒(K)以外のトナーについては、トナーを攪拌する駆動系を共用化して装置のコストとサイズを低減するのが一般的であるため、何れかの色のトナーが消費されると、他の消費されなかった色のトナーまで攪拌され、トナーの帯電特性が劣化することがある。
そのような場合には、トナーが消費されていなくても、画像安定化処理を実行して現像器のバイアス電圧を上げ、トナーの帯電特性の劣化を補わなければならない。
このように、トナーの消費量を目安に画像安定化処理の実行の要否を判定すると、的確なタイミングに画像安定化処理が実行されるとは限らないので、十分な画質を達成することができないおそれがある。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、画像安定化処理の回数を削減しながら、優れた画質の画像形成を実現する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、所定のタイミングで画像安定化処理の要否を判定する画像形成装置であって、画像の濃度を調整するためのパラメータであって、前回の画像安定化処理にて決定されたパラメータを記憶する第1の記憶手段と、前々回の画像安定化処理にて決定された前記パラメータを記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手段と第2の記憶手段とに記憶されているパラメータを比較して、その差が所定の閾値を超えているか否かを判定するパラメータ判定手段と、パラメータ判定手段の判定結果が、肯定的ならば画像安定化処理を実行して新たなパラメータを決定し第1の記憶手段に記憶させる一方、否定的ならば画像安定化処理を不要とする制御手段と、を備えることを特徴とする。
一般的に、印刷枚数が増加すると、感光体が磨耗等により劣化するので、感光体を帯電するための帯電電圧を高くしたり、静電潜像を形成するためのレーザ強度を高めたりする必要がある。また、印刷枚数が増加すると、トナーが劣化するので、同量のトナーを転写するためには現像バイアスを高める必要がある。
印刷枚数の増加と共に必要になるパラメータの変化量は、印刷枚数の増加と共になだらかに変化するので、パラメータの変化量が小さい場合にはその後も変化量が小さい状態が続き、大きい場合にはその後の変化も大きいと推定される。
従って、パラメータの変化量が小さいことが分かった場合には、少なくとも、その直後もパラメータをあまり変化させなくても一定の画質を達成することができると期待できるので、画像安定化処理を省くことができる。
このような知見に照らせば、上記発明により、画像安定化処理の回数を削減しながら、優れた画質の画像形成を実現できることが分かる。
このように、パラメータは帯電器にて感光体を帯電させる帯電電圧、露光器にて感光体を露光するレーザ光量、及び現像器にてトナーを供給するの現像バイアスの何れか又はその組み合わせであるとしても良い。
また、第1の記憶手段と第2の記憶手段とは何れも画像形成に用いるトナーの色毎にパラメータを記憶し、パラメータ判定手段は、トナーの色毎にパラメータの比較とその差の大小を判定し、制御手段は、トナーの色毎に画像安定化処理の実行を制御するとすれば、きめ細かく、画像安定化処理を省くことができる。
YMCK4色のトナーを用いるカラー画像形成装置では、モノクロモードではK色のみを用い、カラーモードでは4色すべてを用いる場合がある。そのような場合、YMC3色のトナーを攪拌するモータを共用化すれば、材料費や組み立ての手間といったコストを低減し、また、装置サイズを小さくすることができる。
しかしながら、YMC3色で攪拌モータを共用すると、何れか1色のトナーしか用いなくても他の2色のトナーも攪拌されてしまう。一方、モノクロモードではK色以外のトナーは攪拌されない。
したがって、複数色のうちの何れか1色のトナーのみを用いて画像を形成するモノクロモードで動作する際は、パラメータ判定手段は、当該1色のトナーのみについてパラメータの比較とその差の大小を判定し、更新手段は、当該1色のトナーのみについてパラメータを更新するのが望ましい。
また、パラメータ判定手段の判定結果を記憶する判定結果記憶手段と、判定結果記憶手段に記憶されている判定結果が否定的ならば、新たなパラメータを決定して第1の記憶手段に記憶させる強制更新手段と、を備えるとすれば、パラメータの変化量が所定の閾値に近い場合に、優れた画質の確保を図ることができる。
また、機内の温度と湿度との何れか一方または両方を計測する計測手段と、計測結果を記憶する第1の環境記憶手段と、第1の環境記憶手段に新たな計測結果を記憶させるのに先立って、第1の環境記憶手段に記憶されている計測結果を記憶する第2の環境記憶手段と、第1の環境記憶手段と第2の環境記憶手段とに記憶されている計測結果を比較して、その差が所定の閾値を超えているか否かを判定する環境判定手段と、環境判定手段の判定結果が肯定的ならば、パラメータ判定手段の判定結果に関わらず、新たなパラメータを決定して第1の記憶手段に記憶させる耐環境手段と、を備えるとすべきなのは言うまでもない。環境変化は直前のパラメータの変化量に関わりなく、画質に影響を与えるからである。
なお、所定枚数の画像を形成するごとに濃度調整の要否を判定するとしても良い。上述のように、印刷枚数が増加するに従って、感光体やトナーが消耗、劣化するからである。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について、MFP(Multi Function Peripheral)を例にとり、図面を参照しながら説明する。
[1] MFPの構成
先ず、本実施の形態に係るMFPの構成について説明する。
図1は、本実施の形態係るMFPの構成を示す図である。図1に示されるように、MFP1は、自動原稿搬送装置(ADF: Automatic Document Feeder)100、画像読取装置110、画像形成装置120及び給紙装置130を備えている。
自動原稿搬送装置100は原稿給紙トレイに載置された原稿束から原稿を1枚ずつ拾い上げて画像読取装置110上へ搬送し、画像読取装置110が読み取り終えた原稿を原稿排紙トレイへ排出する。画像読取装置110は、自動原稿搬送装置100が搬送する原稿をランプにて照明し、その反射光をミラーにてCCDラインセンサへ導いて読み取ることによって、画像データを生成する。
画像形成装置120は、画像読取装置110が生成した画像データに基づいて画像を形成する。画像形成装置120は、制御部121、中間転写ベルト122、作像部123Y〜123K及び光学センサ129を備えている。
制御部121は、MFP1全体の動作を統括する。作像部123Y〜123Kは中間転写ベルト122に沿って配置されており、制御部121の制御下、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する。作像部123Y〜123Kは何れも同様の構成を備えるので、作像部123Kについてのみ説明し、以って他の説明に代える。
作像部123Kは感光体ドラム124K、帯電器125K、露光器126K、現像器127K及び1次転写ローラ128Kを備えている。感光体ドラム124Kは、制御部121の制御下、帯電器125Kにて外周面を均一に帯電され、露光器126Kにて静電潜像を形成される。
更に、静電潜像は現像器127Kにてトナー像に現像され、1次転写ローラ128Kにてトナー像が中間転写ベルト122上に転写される。中間転写ベルト122上には各色のトナー像が重ねて転写され、カラーのトナー像が形成される。
トナー像の形成と並行して、給紙装置130は内部に収容する記録シートSを1枚ずつ拾い上げて2次転写位置へ搬送する。2次転写ローラは中間転写ベルト122上のトナー像を記録シートS上に転写する。トナー像を転写された記録シートSは、定着装置にてトナー像を溶融、圧着された後、排出される。
光学センサ129は、画像安定化処理の際に中間転写ベルト122上に転写されたトナーパターンを読み取る。その後、中間転写ベルト122上のトナーパターンは記録シートSに転写されることなく、クリーナにて除去される。画像安定化処理にて、制御部121は帯電器125Kの帯電電圧や露光器126Kのレーザ光量、現像器127Kの現像バイアスを調整する。
また、MFP1は温度センサと湿度センサとを備えており、それぞれ機内温度と機内湿度とを計測する。MFP1は画像形成装置120が形成する画像の枚数を計数する。
[2] 制御部121の構成
次に、制御部121の構成について説明する。
図2は、制御部121の主要な構成を示す図である。図2に示されるように、制御部121はCPU(Central Processing Unit)201、入出力インタフェース(I/O: Input/Output Interface)202、ROM(Read Only Memory)203、RAM(Random Access Memory)204及びHDD(Hard Disk Drive)205が内部バス206にて接続されてなる。
CPU201は電源投入時にROM203に記憶された起動プログラムにて起動され、HDD205からプログラムを読み出して動作する。RAM204は作業用の記憶領域である。
制御部121は、入出力インタフェース202を介して、機内温度センサ210と機内湿度センサ211とからそれぞれ機内温度、機内湿度を取得する。また、プリントエンジン212に対して画像形成や画像安定化処理の実行を指示する。この場合において、制御部121は作像部123Y〜123Kそれぞれの帯電器125の帯電電圧や露光器126のレーザ光量、現像器127の現像バイアスを調整する。
[3] MFP1の動作
次に、MFP1の動作について、特に画像安定化処理の要否を判定する処理について説明する。
図3は、MFP1が画像安定化処理の要否を判定する処理を示すフローチャートである。図3に示されるように、MFP1は、起動時にすべてのフラグをリセットする(S301)。すべてのフラグとは、YMCK各色について画像安定化処理を実行するか否かを示すフラグであって、フラグがセットされている場合にはその色について画像安定化処理が実行され、リセットされている場合には実行されない。
また、MFP1は機内温度、機内湿度、YMCK各色の帯電電圧(c1、c2)、レーザ強度(i1、i2)及び現像バイアス(b1、b2)を記憶するテーブルを有しており、起動時に各項目の値を初期化する。なお、c1、i1及びb1は前々回の画像安定化処理にて決定された値であり、c2、i2及びb2は前回の画像安定化処理にて決定された値である。
次に、MFP1は環境測定する(S302)。すなわち、機内温度センサ210にて機内温度を測定し、機内湿度センサ211にて機内湿度を測定する。
MFP1は、テーブルにおいて機内温度の値が初期値であるか、またはテーブル上の値と今回測定値との差が所定の閾値よりも大きい場合には環境変化が大きいと判定する。また、テーブルにおいて機内湿度の値が初期値であるか、またはテーブル上の値と今回測定値との差が所定の閾値よりも大きい場合には環境変化が大きいと判定する。
環境変化が大きいと判定された場合には(S303:YES)、MFP1はすべてのフラグをセットする(S304)。また、テーブル上、YMCK各色についてc2、i2及びb2が初期値でなければ、これらの値をc1、i1及びb1の値とした後(S315)、画像安定化処理を実行する(S316)。
画像安定化処理においては、フラグがセットされている色についてのみ濃度調整が行われ、フラグがリセットされている色については濃度調整は行われない。
濃度調整は、例えば、帯電電圧、レーザ強度及び現像バイアスを様々変化させて、中間転写ベルト上に相異なる濃度のトナーパッチを複数形成し、その反射濃度を光学センサ129にてそれぞれ計測し、計測された反射濃度と所望の反射濃度との差を検出し、その差に応じて帯電電圧等を調整することによって行われる。
その後、MFP1は、ユーザの要求に従って画像形成処理を実行する(S317)。
さて、環境変化が大きくないと判定された場合には(S303:NO)、前回画像安定化処理の要否を判定してから所定枚数を印刷したか否かを判定する。所定枚数を印刷した場合には(S305:YES)、YMCK各色について画像安定化処理の要否を判定する判定ループ(S306〜S313)を実行する。判定ループでは、YMCKの各色について以下の処理が実行される。
すなわち、テーブルを参照して、前々回の画像安定化処理にて決定した帯電器125の帯電電圧c1と前回の画像安定化処理にて決定した帯電電圧c2との差を求め、この差が所定の閾値Δc以上ならば(S307:YES)、その色のフラグ(フラグn。nはその色の番号。)をセットする(S312)。
また、この差が閾値△cに満たない場合、露光器126のレーザ強度について前々回決定した値i1と前回決定した値i2との差が閾値Δi(例えば、0.5mJ/m)以上ならば(S308:YES)、その色のフラグをセットする(S312)。
また、この差が閾値△iに満たない場合、現像器127の現像バイアスについて前々回決定した値b1と前回決定した値b2との差が閾値Δb(例えば、50V)以上ならば(S309:YES)、その色のフラグをセットする(S312)。
更に、この差が閾値△bに満たない場合、その色のフラグがリセットされていたら(S310:YES)、前回の判定で画像安定化処理を行わなかったので、その色のフラグをセットする(S312)。逆に、その色のフラグがセットされていたら(S310:NO)、その色のフラグをリセットし(S313)、画像安定化処理を行わない。
判定ループを抜けた後、何れかのフラグがセットされていたら(S314:YES)、ステップS315に進んで、上述のような処理を行う。また、何れのフラグもセットされていなかったら(S314:NO)、画像安定化処理は行わず、ステップS317に進む。
このようにすれば、画像安定化処理に要する時間を短縮すると共に、画像安定化処理にて消費されるトナー量を低減することができる。
[3] 変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1) 上記実施の形態においては、YMCK4色すべてについて画像安定化処理の要否を判定する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしても良い。
すなわち、MFP1がモノクロモードで動作する場合には、K色のみについて画像安定化処理の要否を判定しても良い。モノクロモードはK色のトナーのみを用いて文字文書を経済的にプリントする場合などに用いられ、K以外の色は用いられないので、K色のみについて要否を判定し、他の色については画像安定化処理を一切行わないことにすれば、画像安定化処理の頻度を更に低減することができる。
(2) 上記実施の形態においては特に言及しなかったが、画像安定化処理に先立ち、光学センサ(濃度検出センサ)にて中間転写ベルトのベルト面を検出することによって、光学センサの校正を行っても良い。
また、光学センサを主走査方向に複数配置すれば、同時に複数色のパラメータ(帯電電圧やレーザ強度、現像バイアス等)を調整することができるので、画像安定化処理に要する時間を短縮することができる。
例えば、2つの光学センサを用いる場合であって、YMCK4色のうち2色についてフラグがリセットされ、画像安定化処理を行わない場合には、光学センサを1つだけ用いてYMCK4色すべてについて画像安定化処理を行う場合と比較して4分の1の時間で処理を完了することができる。
(3) 上記実施の形態においては、MFPにて行われる画像安定化処理の回数を低減する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、MFPに代えて、プリンタや複写機、ファクシミリ等、画像安定化処理を行うMFP以外の画像形成装置に本発明を適用しても同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態においては、帯電電圧、レーザ強度及び現像バイアスの3つを参考にして画像安定化処理の要否を判定したが、画像形成装置によってはレーザ強度と現像バイアスのみ等、上記3つすべてを参考にしなくても、本発明の効果を得ることができる。
(4) 上記実施の形態においては値を例示するに留めたが、閾値△c、△i及び△bは、例えば、画質を参照しながら実験的に決定するのが望ましい。画像形成装置ごとにトナーや感光体の劣化の仕方が異なるためである。
なお、一般的に、画像形成装置の使用当初においてはトナーや感光体の劣化の進みが速く、ある程度使用し続けると劣化の進みが遅くなるので、使用当初における劣化の進みを想定して閾値を決定すれば十分である。
更に、画像形成装置を使用し続ければ、劣化の進みが早くなる局面を迎えると推測されるが、係る局面を迎える前に感光体の寿命が判定され使用が禁止されるのが通常である。従って、閾値の決定に際してそのような局面を想定する必要はない。
本発明に係る画像形成装置は、画像安定化処理の頻度を低減する技術として有用である。
本発明の実施の形態係るMFPの構成を示す図である。 制御部121の主要な構成を示す図である。 MFP1が画像安定化処理の要否を判定する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1………MFP
100…自動原稿搬送装置
110…画像読取装置
120…画像形成装置
121…制御部
122…中間転写ベルト
123…作像部
124…感光体ドラム
125…帯電器
126…露光器
127…現像器
128…1次転写ローラ
129…光学センサ
130…給紙装置
210…機内温度センサ
211…機内湿度センサ
212…プリントエンジン

Claims (7)

  1. 所定のタイミングで画像安定化処理の要否を判定する画像形成装置であって、
    画像の濃度を調整するためのパラメータであって、前回の画像安定化処理にて決定されたパラメータを記憶する第1の記憶手段と、
    前々回の画像安定化処理にて決定された前記パラメータを記憶する第2の記憶手段と、
    第1の記憶手段と第2の記憶手段とに記憶されているパラメータを比較して、その差が所定の閾値を超えているか否かを判定するパラメータ判定手段と、
    パラメータ判定手段の判定結果が、肯定的ならば画像安定化処理を実行して新たなパラメータを決定し第1の記憶手段に記憶させる一方、否定的ならば画像安定化処理を不要とする制御手段と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. パラメータは帯電器にて感光体を帯電させる帯電電圧、露光器にて感光体を露光するレーザ光量、及び現像器にてトナーを供給するの現像バイアスの何れか又はその組み合わせである
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 第1の記憶手段と第2の記憶手段とは何れも画像形成に用いるトナーの色毎にパラメータを記憶し、
    パラメータ判定手段は、トナーの色毎にパラメータの比較とその差の大小を判定し、
    制御手段は、トナーの色毎に画像安定化処理の実行を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 複数色のうちの何れか1色のトナーのみを用いて画像を形成するモノクロモードで動作する際は、
    パラメータ判定手段は、当該1色のトナーのみについてパラメータの比較とその差の大小を判定し、
    更新手段は、当該1色のトナーのみについてパラメータを更新する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. パラメータ判定手段の判定結果を記憶する判定結果記憶手段と、
    判定結果記憶手段に記憶されている判定結果が否定的ならば、新たなパラメータを決定して第1の記憶手段に記憶させる強制更新手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 機内の温度と湿度との何れか一方または両方を計測する計測手段と、
    計測結果を記憶する第1の環境記憶手段と、
    第1の環境記憶手段に新たな計測結果を記憶させるのに先立って、第1の環境記憶手段に記憶されている計測結果を記憶する第2の環境記憶手段と、
    第1の環境記憶手段と第2の環境記憶手段とに記憶されている計測結果を比較して、その差が所定の閾値を超えているか否かを判定する環境判定手段と、
    環境判定手段の判定結果が肯定的ならば、パラメータ判定手段の判定結果に関わらず、新たなパラメータを決定して第1の記憶手段に記憶させる耐環境手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 所定枚数の画像を形成するごとに濃度調整の要否を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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