JP2009299705A - 転がり軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用条件が変化しても安定した音響、振動特性を有し、耐焼付き性能に優れた転がり軸受を提供する。
【解決手段】転がり軸受1の保持器5は、転動体4の外径をDW、保持器5の円周方向におけるポケット6の内径をDPとする。保持器5の内周面5aとポケット6の内面6aとのなす内稜線6b上の点からポケット6の中心O1と保持器5の中心O2とを結ぶ線と平行に引かれた線が、転動体4表面と交差する交点4aまでの線分の長さをL1とする。また、保持器5の外周面5bとポケット6の内面6aとのなす外稜線6c上の点からポケット6の中心O1と保持器5の中心O2とを結ぶ線と平行に引かれた線が、転動体4の表面と交点する点4bまでの線分の長さをL2、前記保持器の内径が遠心力によって増加する直径寸法の増加量をM1とする。このとき、保持器5は、L1−M1/2≧DP−DW、且つL2≧DP−DWの関係を満足する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、転がり軸受に関し、より詳細には、音響、振動特性、及び案内面の耐摩耗性、耐焼付性に優れた保持器が組み込まれた転がり軸受に関する。
転がり軸受は、複数の転動体が軌道輪である外輪と内輪との間に転動自在に配設されている。該転動体は、保持器に形成されたポケットに回動自在に保持されて、転動体同士の接触が阻止され、転動体の摩耗や焼付き等の損傷が防止されている。転がり軸受の回転時には、転動体と保持器との間に相対的な回転速度(公転速度)の差が生じ、更に転動体は自転していることから、保持器が不安定な挙動を起こして転動体と衝突し、保持器音や振動発生の一因となっていた。また、これによって、保持器の案内面が摩耗し、極端な場合には焼付きが発生する虞があった。
これらの問題に対処するため、本願発明の特許出願人は、保持器が転がり軸受内で最大限移動しても、転動体との隙間を確保して、転動体との干渉を防止するようなポケット形状の寸法とし、保持器音や異常振動を抑制し、さらに、保持器と転動体の滑り面への潤滑剤の流入が容易となり、該滑り面の耐摩耗性、耐焼付き性を向上させることを提案している。また、特許文献1には、保持器の温度上昇による熱膨張をも考慮したポケット形状の寸法規制についても記載されている。(例えば、特許文献1参照。)。
実開2005−61509号公報
ところで、産業機械や工作機械主軸等に使用される高速モータ用転がり軸受では、高速回転時の保持器の遠心力膨張によって保持器が半径方向に変形する。特に、dmn値(dm:転動体ピッチ円直径(mm),n:回転数(min―1))が70〜90万以上の領域では、この遠心力膨張も無視することができず、保持器の半径方向動き量によって、上述した保持器音や異常振動等の課題が発生する可能性がある。
しかしながら、特許文献1に開示されている転がり軸受では、保持器の温度上昇による熱膨張については考慮しているが、高速回転時の保持器の遠心力膨張については考慮されていない。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、高速回転時に使用される場合でも安定した音響、振動特性を有し、耐焼付き性能に優れた転がり軸受を提供することにある。
1)本発明に係る転がり軸受は、外輪及び内輪からなる軌道輪と、前記外輪及び前記内輪の間に回動自在に配設された複数の転動体と、前記複数の転動体をポケットに収納して回動自在に保持する保持器とを備えた転がり軸受であって、前記保持器は、前記転動体の外径をDW、前記保持器の円周方向における前記ポケットの内径をDP、前記保持器の内周面と前記ポケットの内面とのなす内稜線上の点から前記ポケットの中心と前記保持器の中心とを結ぶ線と平行に引かれた線が、前記転動体表面と交差する交点までの線分の長さをL1、前記保持器の内径が遠心力によって増加する直径寸法の増加量をM1としたとき、L1−M1/2≧DP−DWであることを特徴としている。
2)また、本発明に係る転がり軸受は、外輪及び内輪からなる軌道輪と、前記外輪及び前記内輪の間に回動自在に配設された複数の転動体と、前記複数の転動体をポケットに収納して回動自在に保持する保持器とを備えた転がり軸受であって、前記保持器は、前記転動体の外径をDW、前記保持器の円周方向における前記ポケットの内径をDP、前記保持器の内周面と前記ポケットの内面とのなす内稜線上の点から前記ポケットの中心と前記保持器の中心とを結ぶ線と平行に引かれた線が、前記転動体表面と交差する交点までの線分の長さをL1、前記保持器の線膨張係数をα1、前記軌道輪の線膨張係数をα2、前記保持器の内径をSD、前記転がり軸受を回転させたとき前記転がり軸受内部の温度上昇値をT、前記保持器の内径SDが遠心力によって増加する直径寸法の増加量をM1としたとき、L1−M1/2−SD×(α1−α2)×T/2≧DP−DWであることを特徴としている。
また、1)または2)の転がり軸受において、前記保持器の外周面と前記ポケットの内面とのなす外稜線上の点から前記ポケットの中心と前記保持器の中心とを結ぶ線と平行に引かれた線が、前記転動体表面と交差する交点までの線分の長さをL2としたとき、L2≧DP−DWであることを特徴としている。
なお、本発明の線分の長さは、上記各中心を結ぶ線と平行に引かれた線上で、各交点と内稜線或いは外稜線との間に保持器部分が在る場合には、その部分と交点との隙間を意味する。
以上、説明したように本発明の転がり軸受によれば、L1−M1/2≧DP−DWとなるようにしたので、保持器の遠心力膨張による変化分を考慮して、高速回転時においても、ポケット隙間より保持器半径方向動き量(例えば、実施形態において、玉係止部と玉との半径方向隙間に相当)が大きくなるように設定しているので、保持器の動きは、ポケット隙間で規制される。従って、転動体とポケットの内稜線、及び転動体とポケットの外稜線との間に隙間を確保して干渉を防止することができる。また、これによって、保持器音等の発生を防止して転がり軸受を静粛に回転させることができる。更に、保持器と転動体の滑り面への潤滑剤の流入が容易となり、該滑り面の耐摩耗性、耐焼付き性を向上させることができる。
また、本発明の転がり軸受によれば、L1−M1/2−SD×(α1−α2)×T/2≧DP−DWとして保持器の温度上昇による熱膨張をも考慮したポケット形状としたので、さらに、転がり軸受の回転によって転がり軸受内部の温度が上昇し、保持器が熱膨張して該保持器の内径が大きくなっても、転動体とポケットの内稜線との干渉を防止することができる。また、これによって、転動体と保持器との干渉音の発生を防止することができる。
以下、本発明に係る転がり軸受の実施形態を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態である玉軸受の要部拡大縦断面図、図2は転動体が上下左右の4ヶ所に位置したときの保持器との位置関係を示す要部拡大縦断面図である。図1に示すように、玉軸受1は、一対の軌道輪を構成する外輪2と、内輪3と、外輪2と内輪3との間に転動自在に配設された転動体である複数個の玉4と、複数個の玉4を回動自在に保持する保持器5とを備えている。
外輪2、内輪3及び玉4は、高炭素クロム軸受鋼、浸炭軸受用鋼、転がり軸受用ステンレス鋼、等を用いて製作される。玉4は、軌道輪である外輪2と内輪3との間に転動自在に配設されている。
保持器5は、円筒状の本体部に、複数のポケット6が円周方向に所定の間隔で切削加工されて形成された、所謂、もみ抜き型保持器であり、図1に示す実施形態は転動体案内型の保持器5となっている。円筒状の本体部は、例えば高力黄銅等の黄銅系合金、構造用炭素鋼等の鉄合金、合成樹脂、等から形成される。
ポケット6の形状は、凹球面であり、転動体4の外径をDW、保持器5の円周方向におけるポケット6の内径をDPとする。また、保持器5の内周面5aとポケット6の内面6aとのなす内稜線6b上の点から、ポケット6の中心O1と保持器5の中心O2とを結ぶ線と平行に引かれた線が、転動体4の表面と交差する交点4aまでの線分の長さ(以下、内接触長さと言う)をL1とする。また、保持器5の外周面5bとポケット6の内面6aとのなす外稜線6c上の点から、ポケット6の中心O1と保持器5の中心O2とを結ぶ線と平行に引かれた線が、転動体4の表面と交差する交点4bまでの線分の長さ(以下、外接触長さと言う)をL2とする。
ここで、図2に示すように、低速回転時において保持器の遠心力膨張が考慮されない状態において、保持器5が、例えば上方に移動するとき、左右両側方に位置する転動体4B(図1には上方に位置する転動体4A及び保持器5の一部のみが表示されている)の下部に保持器5のポケット6の略中央部が当接するまで移動すると、保持器5は、それ以上、上方に移動することはできない。即ち、保持器5の最大移動可能距離は、DP−DWである。
ポケット6の形状は、保持器5の最大移動可能距離(DP−DW)よりも内接触長さL1が長くなっていれば、図2に示すように保持器5が最大移動可能距離(DP−DW)だけ上方に移動しても、内稜線6bが最も転動体4に接近する上方位置にある転動体4Aにおいても、転動体4Aの斜め下方位置とポケット6の内面6aの斜め下方位置とが当接し、内稜線6b上の点と転動体4との間には、隙間Cが維持されており干渉することはない。また、このとき、下方に位置する転動体4Cには、外稜線6c上の点が接近するが、保持器5の最大移動可能距離(DP−DW)よりも外接触長さL2が長くなっていれば、外稜線6c上の点と転動体4との間には、隙間Cが維持されており干渉することはない。
保持器5が下方に移動する場合も同様に、保持器5の最大移動可能距離はDP−DWであり、内接触長さL1及び外接触長さL2は、最大移動可能距離(DP−DW)よりも大きく設定されることで、外稜線6c上の点と転動体4、及び内稜線6b上の点と転動体4とは干渉することはない。
一方、dmn値70〜90万以上の高速回転時においては、遠心力による半径方向の膨張量が無視できなくなるほど大きくなる。このため、高速回転時には、ポケット6の内稜線6bは、半径方向の外側に移動する。従って、保持器5の内径SDが遠心力によって増加する直径寸法の増加量をM1とすると、保持器5の最大移動可能距離(DP−DW)よりもL1−M1/2が長くなっていれば、図2に示すように保持器5が最大移動可能距離(DP−DW)だけ上方に移動しても、内稜線6b上の点と全ての転動体4との間には、隙間Cが維持されており干渉することはない。尚、外接触長さL2は、遠心力によって長くなる方向変位するので、外稜線6c上の点と転動体4とは遠ざかり、遠心力によって干渉することはない。
従って、本実施形態の保持器5は、L1−M1/2≧DP−DW、且つL2≧DP−DW となるように形成される。これにより、玉軸受1の全ての転動体4は、内稜線6b上の点、及び外稜線6c上の点と干渉することはなく、干渉音の発生もない。また、内稜線6b及び外稜線6cと転動体4との間には、隙間Cが維持されているので、該隙間Cから潤滑剤が摺動面に入りやすく、潤滑を十分に行うことができ、摩耗や焼付きを防止することができる。
更に、ポケット6の形状は、図1に示すように、保持器5の線膨張係数をα1、軌道輪(内輪3、外輪2)の線膨張係数をα2,保持器5の内径をSD、転がり軸受1を回転させたときの内部の温度上昇値をTとしたとき、L1−M1/2−SD×(α1−α2)×T/2≧DP−DW、且つL2≧DP−DWとなるように形成されている。
転がり軸受1が回転して内部の温度が上昇すると、保持器5の温度も上昇して熱膨張し、内径SDは大きくなる(外輪2、内輪3、転動体4も熱膨張するが、合成樹脂製保持器の場合、合成樹脂製保持器の熱膨張係数α1に比較して小さく、無視できる程度である)。これによって、内接触長さL1は、短くなるが、内接触長さL1は、熱膨張による寸法変化を予め考慮した値に設定されているので、上述したように保持器5が半径方向に移動しても、内稜線6b上の点と転動体4とが干渉することはない。尚、外接触長さL2は、熱膨張によって長くなる方向変位するので、外稜線6c上の点と転動体4とは、遠ざかり干渉することはない。
従って、温度変化や負荷変動等、転がり軸受1の使用条件が変わっても、保持器5の振動、触れ回り、寸法変化等によって保持器5の内稜線6b上の点及び外稜線6c上の点と転動体4とが干渉することなく、静粛な安定した回転を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、玉軸受の第2実施形態を図3を参照して説明する。図3は、玉軸受の要部拡大縦断面図である。第2実施形態の玉軸受10に用いられる保持器15は、円筒状の本体部に、複数のポケット16が円周方向に所定の間隔で切削加工されて形成された、所謂、もみ抜き型保持器であり、図3に示す実施形態は転動体案内型の保持器15となっている。
ポケット16の形状は、本体部の厚さ方向中心から外方の形状と、内方の形状とが異なった形状に形成されている。外方の形状は、本体部の半径方向外方から中心に向かって明けられたストレート穴(円柱状の穴)であり、内方の形状は、該ストレート穴に連続して形成された半凹球面となっている。半凹球面は、第1実施形態の保持器5と同様に、L1−M1/2≧DP−DWとなるように、また熱膨張を考慮したL1−M1/2−SD×(α1−α2)×T/2≧DP−DWとなるように形成されている。
その他の部分については、本発明の第1実施形態の玉軸受1と同様であるので、同一部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
(第3実施形態)
次に、本発明の玉軸受の第3実施形態を図4を参照して説明する。図4は、玉軸受の要部拡大縦断面図である。第3実施形態の玉軸受20に用いられる保持器25は、円筒状の本体部に、複数のポケット26が円周方向に所定の間隔で切削加工されて形成された、所謂、もみ抜き型保持器であり、図4に示す実施形態は転動体案内型の保持器25となっている。
ポケット26の形状は、本体部の半径方向外方から中心に向かって明けられたストレート穴(円柱状の穴)であり、該ストレート穴の内径側頂部に係止部25cが形成されている。係止部25cは、ポケット26の内稜線の全周にわたって設けられていてもよく、また、互いに対向する面に分割して設けられていてもよい。
ここで、上記実施形態と同様、玉4の外径をDW、保持器25の円周方向におけるポケット26の内径をDPとする。また、内接触長さL1は、保持器25の内周面25aとポケット26の内面26aとのなす内稜線26b上の点から、ポケット26の中心O1と保持器25の中心O2とを結ぶ線と平行に引かれた線が、玉4の表面と交差する交点4aまでの線分の長さとする。なお、本実施形態のように、内稜線26bの先端が尖った形状でなく、内稜線26bから上記中心O1とO2を結ぶ線と略平行な面を持って一対の係止部25cが形成されるような場合には、内接触長さL1は、上記線上における、交点4aと係止部25cとの隙間を意味する。
係止部25cは、第1実施形態の保持器5と同様に、L1−M1/2≧DP−DWとなるように、また熱膨張を考慮したL1−M1/2−SD×(α1−α2)×T/2≧DP−DWとなるように形成されている。
その他の部分については、本発明の第1実施形態の玉軸受1と同様であるので、同一部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
(第4実施形態)
次に、本発明の玉軸受の第4実施形態を図5を参照して説明する。図5(a)は、(c)のV´−V´線に沿った、玉軸受の保持器を玉とともに示す断面図であり、図5(b)は、部分拡大上面図であり、図5(c)は、(a)のV−V線に沿った断面図であり、図5(d)は、(a)の要部拡大断面図である。
第4実施形態の玉軸受に用いられる保持器30は、転動体案内方式で、片側に円環部34を有して、円周方向に所定の間隔で軸方向に延びる複数の柱部35を備えて、部分的に開口した略円柱状の複数のポケット31を形成する、所謂、冠型保持器である。また、この保持器30は、各ポケット31の内稜線近傍に一対の係止部32が部分的に設けられている。
保持器30は、保持器軽量化と耐摩耗特性改善のため、保持器材料として、ポリアミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリアセタール、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトンなどの合成樹脂材が使用されている。
ここで、上記実施形態と同様、玉4の外径をDW、保持器30の円周方向におけるポケット31の内径をDPとする。また、内接触長さL1は、保持器30の内周面30aとポケット31の内面31aとのなす内稜線31b上の点から、ポケット31の中心O1と保持器30の中心O2とを結ぶ線と平行に引かれた線が、玉4の表面と交差する交点4aまでの線分の長さとする。なお、本実施形態においても、内稜線31bの先端が尖った形状でなく、内稜線31bから上記中心O1とO2を結ぶ線と略平行な面32aを持って一対の係止部32が形成されており、内接触長さL1は、上記線上における、交点4aと係止部32との隙間を意味する。
係止部32は、第1実施形態の保持器5と同様に、L1−M1/2≧DP−DWとなるように、また熱膨張を考慮したL1−M1/2−SD×(α1−α2)×T/2≧DP−DWとなるように形成されている。
ここで、本実施形態の高速モータ用深溝玉軸受に冠型保持器30を使用した場合の、保持器内径SDの遠心力による変形を表1に示す。なお、設計仕様A−1とA−2は互いに同一形状で、材質のみ異なり、設計仕様B−1とB−2においても同様である。
Figure 2009299705
これらの用途に適用される標準的な転動体案内方式の保持器の半径方向動き量の設定値は、概ね0.3〜1.0mm(直径寸法)であることから、表1の結果により、保持器の遠心力による半径方向の膨張量は、半径方向動き量の変化に関して、無視できないレベルであることがわかる。これは、本保持器が冠型であり、片側リング構造であるがゆえに両側リング構造のもみ抜き保持器に比べて円環強度が小さいため、遠心力膨張が大きいことが影響している。半径方向動き量は、図5(d)の内接触長さL1で決定される。係止部32は、保持器の内径面近傍であるので、内径面の遠心力膨張分が、略L1の値の変化に相当する。従って、特に、高速モータ用玉軸受で採用されている冠型の合成樹脂保持器において、保持器音や異常振動の防止、接触部の摩耗防止効果を得るためには、遠心力による変形分(保持器半径方向動き量の変化分)も考慮する必要がある。
ここで、高速回転中の内接触長さをΔL1(=L1−M1/2)とした場合の従来品と発明品との保持器音の発生状況の比較実験結果を図6に示す。このグラフからわかるように、本発明の設定領域を採用した保持器については、保持器音が発生しないことが確認された。
特に、図5に示すような、ポケット内部に係止部32を設けた玉案内方式の場合、玉4と係止部32間で半径方向に強い荷重で衝突、或いは接触した際、玉4が係止部32に食い込み、所謂、くさび作用で、接触部の荷重が大きくなり、面圧上昇に伴う発熱や局部的な溶融・損耗が発生することがある。これらの不具合は、遠心力作用が大きい高速回転下で発生しやすくなるが、本発明のように、保持器30の遠心力による膨張量を考慮して寸法設定を行なうことで、係止部32での接触の頻度が極めて少なくなり、接触したとしても軽荷重の接触に留まり、これらの不具合を防止することができる。
また、温度上昇による熱膨張と遠心力による膨張量とを考慮して、ポケット隙間より保持器半径方向動き量(係止部32と玉4との半径方向隙間に相当)が大きくなるように設定することで、モータ等の発熱の影響を受け、軸受の内部温度が上昇した場合でも、保持器30の動きはポケット隙間で規制される。従って、係止部32と玉4との接触頻度が非常に少なくなり、或いは、接触したとしても非常に軽微な接触となり、上述した不具合がより確実に解消される。
また、半径方向動き量(熱膨張量+遠心力を考慮)>ポケット隙間の関係にあるので、ポケット隙間を大きくしすぎると、それに伴って半径方向隙間も大きくせざるを得なくなる。その場合、回転中の保持器の振れ回り量も大きくなり高速回転では、アンバランスによる振動等の不具合が出てくる。
このため、適正なポケット隙間としては、図6の実験結果や遠心力膨張による円周方向ポケット隙間の増加等を鑑み、以下の値とするのがより望ましい。
0 <(DP−DW) < 0.2 (mm)
その他の部分については、本発明の第1実施形態の玉軸受1と同様であるので、同一部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
(第5実施形態)
次に、本発明の転がり軸受の第5実施形態として、複列ころ軸受を図7を参照して説明する。図7(a)は、ころ軸受の断面図であり、図7(b)は、複列ころ軸受の保持器の断面図であり、図7(c)は、(b)のVII方向から見た側面図である。
複列ころ軸受40は、一対の軌道輪を構成する外輪41及び内輪42と、外輪41の複列の外輪軌道面41aと内輪42の複列の内輪軌道面42aとの間に転動自在に複列に配設された転動体である複数個のころ43と、複数個のころ43を回動自在に保持する保持器44とを備えている。
保持器44は、転動体案内方式で、合成樹脂からなる。保持器44は、片側に円環部51を有して、円周方向に所定の間隔で軸方向に延びる複数の柱部52を備えて、円環部51及び隣接する柱部52の周方向側面52aとでポケット53を形成する。
ポケット53の形状は、柱部52の周方向側面52aが円弧状であり、ころ43の外径をDW、保持器44の円周方向におけるポケット53の内径をDPとする。また、保持器44の内周面44aとポケット53の内面(柱部52の周方向側面52a)とのなす内稜線44b上の点から、ポケット53の中心O1と保持器44の中心O2とを結ぶ線と平行に引かれた線が、ころ43の表面と交差する交点45aまでの線分の長さ(以下、内接触長さと言う)をL1とする。また、保持器44の外周面44cとポケット53の内面(柱部52の周方向側面52a)とのなす外稜線44d上の点から、ポケット53の中心O1と保持器44の中心O2とを結ぶ線と平行に引かれた線が、ころ43の表面と交差する交点45bまでの線分の長さ(以下、外接触長さと言う)をL2とする。
本実施形態の場合においても、上記実施形態と同様に、L1−M1/2≧DP−DW、且つL2≧DP−DW となるように、また熱膨張を考慮したL1−M1/2−SD×(α1−α2)×T/2≧DP−DW、且つL2≧DP−DW となるように形成されている。
その他の部分については、本発明の上記実施形態と同様であるので、同一部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
また、本発明においては、保持器は転動体案内型のもみ抜き型保持器として説明したが、これに限定されるものではなく、低炭素鋼板、黄銅板、ステンレス鋼板、等の板材を打ち抜き、曲げ加工して形成された、いわゆる打抜き型保持器であってもよく、また例えばポリアミド等の合成樹脂を射出成形して形成された、いわゆる合成樹脂製保持器とすることもできる。また、保持器を外径拘束形の転動体案内型保持器とすることもでき、更に内輪や外輪で案内する軌道輪案内型保持器とすることもできる。
本発明の転がり軸受の第1実施形態に係る玉軸受の要部拡大縦断面図である。 図1における転動体が上下左右の4ヶ所に位置したときの保持器との位置関係を示す要部拡大縦断面図である。 本発明の転がり軸受の第2実施形態に係る玉軸受の要部拡大縦断面図である。 本発明の転がり軸受の第3実施形態に係る玉軸受の要部拡大縦断面図である。 本発明の転がり軸受の第4実施形態に係る玉軸受を示し、(a)は、(c)のV´−V´線に沿った、玉軸受の保持器を玉とともに示す断面図であり、(b)は、部分拡大上面図であり、(c)は、(a)のV−V線に沿った断面図であり、(d)は、(a)の要部拡大断面図である。 従来品と第4実施形態の転がり軸受との保持器音の発生状況の比較実験結果を示すグラフである。 本発明の転がり軸受の第5実施形態に係る複列ころ軸受を示し、(a)は、ころ軸受の断面図であり、(b)は、複列ころ軸受の保持器の断面図であり、(c)は、(b)のVII方向から見た側面図である。
符号の説明
1,10,20 玉軸受(転がり軸受)
2,41 外輪(軌道輪)
3,42 内輪(軌道輪)
4,43 転動体
5,15,25,30,44 保持器
5a,15a,25a,44a 保持器の内周面
5b,15b,25b,44c 保持器の外周面
6,16,26,31,53 ポケット
6a,16a,26a,52a ポケットの内面
6b,16b,26b,44b 内稜線
6c,44d 外稜線
32 係止部
40 複列ころ軸受(転がり軸受)
DW 転動体の外径
DP 保持器の円周方向におけるポケットの内径
L1 内接触長さ(保持器の内周面とポケットの内面とのなす内稜線上の点からポケットの中心と保持器の中心とを結ぶ線と平行に引かれた線が、転動体表面と交差する交点までの線分の長さ)
L2 外接触長さ(保持器の外周面とポケットの内面とのなす外稜線上の点からポケットの中心と保持器の中心とを結ぶ線と平行に引かれた線が、転動体表面と交差する交点までの線分の長さ)
M1 遠心力による半径方向動き量(保持器の内径が遠心力によって増加する直径寸法の増加量)
α1 保持器の線膨張係数
α2 軌道輪の線膨張係数
SD 保持器の内径
T 転がり軸受内部の温度上昇値
O1 ポケットの中心
O2 保持器の中心

Claims (3)

  1. 外輪及び内輪からなる軌道輪と、前記外輪及び前記内輪の間に回動自在に配設された複数の転動体と、前記複数の転動体をポケットに収納して回動自在に保持する保持器とを備えた転がり軸受であって、
    前記保持器は、前記転動体の外径をDW、前記保持器の円周方向における前記ポケットの内径をDP、前記保持器の内周面と前記ポケットの内面とのなす内稜線上の点から前記ポケットの中心と前記保持器の中心とを結ぶ線と平行に引かれた線が、前記転動体表面と交差する交点までの線分の長さをL1、前記保持器の内径が遠心力によって増加する直径寸法の増加量をM1としたとき、
    L1−M1/2≧DP−DWであることを特徴とする転がり軸受。
  2. 外輪及び内輪からなる軌道輪と、前記外輪及び前記内輪の間に回動自在に配設された複数の転動体と、前記複数の転動体をポケットに収納して回動自在に保持する保持器とを備えた転がり軸受であって、
    前記保持器は、前記転動体の外径をDW、前記保持器の円周方向における前記ポケットの内径をDP、前記保持器の内周面と前記ポケットの内面とのなす内稜線上の点から前記ポケットの中心と前記保持器の中心とを結ぶ線と平行に引かれた線が、前記転動体表面と交差する交点までの線分の長さをL1、前記保持器の線膨張係数をα1、前記軌道輪の線膨張係数をα2、前記保持器の内径をSD、前記転がり軸受を回転させたとき前記転がり軸受内部の温度上昇値をT、前記保持器の内径SDが遠心力によって増加する直径寸法の増加量をM1としたとき、
    L1−M1/2−SD×(α1−α2)×T/2≧DP−DWであることを特徴とする転がり軸受。
  3. 前記保持器の外周面と前記ポケットの内面とのなす外稜線上の点から前記ポケットの中心と前記保持器の中心とを結ぶ線と平行に引かれた線が、前記転動体表面と交差する交点までの線分の長さをL2としたとき、L2≧DP−DWであることを特徴とする請求項1または2に記載の転がり軸受。
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