JP2009298469A - 芳香剤充填用容器およびそれを使用する芳香具 - Google Patents
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Abstract
【課題】界面活性剤の影響による、揮散能力の経時的低下の問題と、揮散板等の香料溶液含浸部分に触れた場合の汚染の問題を解決し、かつ意匠性に大きな制限を与えることがない芳香剤充填用容器、およびそれを使用した芳香具を提供する。
【解決手段】芳香剤充填用容器10は、セルロースエステルを溶質とするゲルからなる芳香剤揮散部(ゲルフィルム)12を有する。また、芳香具1は、芳香剤充填用容器10に、香料水溶液30が充填されてなる。
【選択図】図2
【解決手段】芳香剤充填用容器10は、セルロースエステルを溶質とするゲルからなる芳香剤揮散部(ゲルフィルム)12を有する。また、芳香具1は、芳香剤充填用容器10に、香料水溶液30が充填されてなる。
【選択図】図2
Description
本発明は、新規な芳香剤充填用容器およびそれを使用する芳香具に関する。
近年、消費者の香りや消臭に対する意識、要求の向上により多種多様の芳香具、消臭具が製造販売されている。なかでも、香料や消臭成分を界面活性剤等で水に溶解した水溶液を芯等で吸い上げ、揮散板より蒸散させるシステムの芳香具が特に多く製造販売されている(特許文献1)。
この水液体型芳香剤を使用した芳香具は、液量が明確にわかることにより、使用実感及びその終点の視覚的なアピールに優れ、原材料や製造コストも比較的安価であること等、優れたタイプの剤型である。しかし、これら水液体型芳香剤は界面活性剤を含み、その界面活性剤の影響により揮散能力が使用とともに徐々に衰えていくという欠点を持っている。
界面活性剤は香料を水に溶解させるために必要不可欠なものである。しかし、一方で界面活性剤の存在は溶液の揮散に影響を与え、界面活性剤の濃度が高ければ高いほど揮散能力が衰え、香料溶液の揮散量が減るという現象の原因になっている。芳香具の使用において、界面活性剤は使用中に揮散することはなく、その他の香料、溶剤、水等のみ揮散していく。よって、溶液中の界面活性剤の濃度は芳香剤減少とともに高くなっていき、その影響にて芳香剤の揮散量がその使用とともに衰えていく。結果として、使用開始初期には十分な強度の香りを提供していたものが、その使用終期にいくにつれ香りが弱くなるという現象が起こる。
いくつかの商品では、この問題を解決するために使用途中で商品を振ることを提案したり、揮散板やそのカバー等に調整機構をつけ、揮散板の露出を調整する等、使用途中における工夫をするものが上市されているが、いずれも使用者の手間を煩わすものであり、根本的にこの問題を解決した商品はまだないのが現状である。
また、水性液体型芳香剤を使用する芳香具のもう一つの問題は、揮散板等の芳香剤溶液含浸体の露出しているところに接触した場合における汚染の問題である。揮散板等の含浸体として、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の不織布や、紙等多種多様の材料が使用されているが、どの材料もその繊維の隙間や、多孔質構造の空間に香料溶液を含有保持するタイプである。このタイプの欠点は、使用者等が誤って揮散板等の含浸体の露出部分に触れた場合や、その他のものが触れてしまった場合、その溶液がついてしまうことである。溶液がついた場合、におい、色等によりそのものが汚染され、それを落とすために洗浄等が必要になる。
これを防ぐために多くの商品が特別にスリット等の入ったカバーをつけている。このカバーの多くがその商品の使用開始時に取り外す必要があるため、脱着ができ更に意匠性等の考慮も必要なため構造が複雑化する傾向があり、コスト等がかかる要因の一つになっている。さらに、水液体型芳香剤に不可欠であるこのような含浸部分、またそれらに対する接触を防ぐためのカバー等の存在により構造が複雑化し、意匠性等に多くの制限があり、なかなか水液体型のすぐれた性能と意匠性を両立させることが困難なのが現状である。
特開2001−261080号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、水液体型芳香剤に含まれる界面活性剤の影響による揮散能力の使用時における経時低下の問題と、揮散板等の香料溶液含浸部分に触れた場合の汚染の問題を解決し、かつ意匠性に大きな制限を与えることがない芳香剤充填用容器を提供することである。
本発明者が鋭意研究を重ねた結果、セルロースエステルを溶質とするゲルを芳香剤の揮散部として使用することにより、上で説明した問題点をすべて解決できることを見いだし本発明を完成した。すなわち本発明は、以下の(1)〜(7)に関する。
(1)セルロースエステルを溶質とするゲルを芳香剤揮散部として備えたことを特徴とする、芳香剤充填用容器。
(2)前記ゲルが、セルロースアセテートブチレートをグリコールエーテル系溶剤及び/又はグリコール系溶剤中で加熱して溶解し、所望の形状に成形した後、冷却して硬化させてなることを特徴とする、(1)に記載の芳香剤充填用容器。
(3)前記ゲルがフィルム状又シート状であり、かつ、使用時に底面を構成するように設けられている、(1)又は(2)記載の芳香剤充填用容器。
(4)香料水溶液が、セルロースエステルを溶質とするゲルを芳香剤揮散部として備えた芳香剤充填用容器に充填されていることを特徴とする、芳香具。
(5)前記ゲルが、セルロースアセテートブチレートをグリコールエーテル系溶剤及び/又はグリコール系溶剤中で加熱して溶解させて成形した後、冷却して硬化させてなるフィルム又はシートであることを特徴とする、(4)に記載の芳香具。
(6)前記香料水溶液が、香料、水、界面活性剤からなることを特徴とする、(4)又は(5)に記載の芳香具。
(7)前記香料水溶液が、さらに、溶剤、防腐剤、酸化防止剤、および色素からなる群から選択される一種又は二種以上を含む、(4)〜(6)いずれかに記載の芳香具。
なお、本出願に係る各発明は、「芳香」を「消臭」と適宜読み替えて特定される発明をも包含するものとする。
本発明による芳香剤充填用容器は、セルロースエステルを溶質とするゲルを芳香剤揮散部として有することにより、香料水溶液が、セルロースエステルを溶質とするゲルフィルムを介して揮散され、水系芳香剤に含まれる界面活性剤の影響を受けることなく、使用初期から後期まで安定した蒸散・揮散を可能とする。さらに、揮散面への接触時における色素による汚染を防止することも可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態に基づいて説明する。
芳香剤充填用容器
本発明の芳香剤充填用容器は、セルロースエステルを溶質とするゲルを芳香剤揮散部として備えたことを特徴とする。
本発明の芳香剤充填用容器は、セルロースエステルを溶質とするゲルを芳香剤揮散部として備えたことを特徴とする。
本発明に使用されるゲルは、セルロースエステルを溶質とするゲルであれば特に制限はないが、セルロースアセテートブチレートとグリコールエーテル系溶剤及び/又はグリコール系溶剤にて作製されるものが好適である。
セルロースアセテートブチレートは、セルロース誘導体の一種であり、適当な有機酸無水物を触媒下でセルロース中にある水酸基にエステル化反応を行うことにより製造される。分子中のブチリル、アセチル、水酸基の比率及び、分子量がそれぞれ異なる種々のセルロースアセテートブチレートが上市されている。それらの違いにより物性がそれぞれ異なるが、本発明においては、作製したゲルが、芳香具の通常の使用温度範囲である0〜40℃程度において流動性を持たない固体の状態を示すものであれば、特にブチリル、アセチル、水酸基の比率及び分子量の限定はない。また、セルロースアセテートブチレートは、1種又は2種以上を用いてもよい。
グリコールエーテル系溶剤としては、同様に、作製したゲルが0〜40℃程度の温度範囲において流動性を持たない固体の状態を示すものであれば特に制限されず、例えばエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロリレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールジアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル等でありこれらの1つまたは複数を組み合わせて用いることが可能である。
グリコール系溶剤としては、同様に、作製したゲルが0℃から40℃において流動性を持たない個体の状態を示すものであれば特に限定はなく、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジプロピレングリコール等が挙げられる。これらの1つ又は複数を組み合わせて用いることが可能である。
上記のようなゲルの調製方法は、特に限定されることはないが、加熱工程によることが好ましい。つまり、セルロースアセテートブチレートとグリコールエーテル系溶剤及び/又はグリコール系溶剤、その他添加剤を秤取り攪拌しながら加熱する。セルロースアセテートブチレートが完全に溶解させたら型容器に流し込むか、又はシート状に溶解溶液を広げた後冷却して硬化させてゲルをフィルム状又はシート状に作製することが好ましい。具体的には溶解液を適当な形状に成形するためには、溶解液を適当な形状の型の上に展開して冷却固化させることで可能である。平面ガラスの上に展開することで所望の形状で、かつ所望の厚さを有するゲルフィルムを得ることが可能である。
さらに、ゲルフィルムの作製の際には、作業効率を上げる目的等で助溶剤を加えてもよい。助溶剤は、その他の添加剤の溶解、セルロースアセテートブチレート溶解時の粘度の調整等を目的として加えられるもので特に限定はないが、アルコール類、エステル類、ケトン類、パラフィン類、芳香族類等が必要に応じて使用できる。
本発明において、上記の様に製造されたゲルフィルムの厚さは、0.5mm〜1cmの範囲であることが好ましい。この範囲より厚いと香料水溶液のゲルフィルムへの浸透に長時間を要し過ぎることとなる。また、この厚さより薄い場合は、強度が十分でない恐れがある。
芳香具
本発明の芳香具は、香料水溶液が、セルロースエステルを溶質とするゲルを芳香剤揮散部として芳香剤充填用容器に充填されていることを特徴とする。
本発明の芳香具は、香料水溶液が、セルロースエステルを溶質とするゲルを芳香剤揮散部として芳香剤充填用容器に充填されていることを特徴とする。
ここで、本発明において、「香料」とは、芳香効果及び/又は消臭効果を奏する成分を意味する。
香料としては、特に制限されるものではなく、従来公知の芳香成分、消臭成分、又はそれらの混合物で良い。例えば、テルペン類、テルペン系アルコール、脂肪族アルコール、芳香族アルコール等のアルコール類、テルペン系アルデヒド、脂肪族アルデヒド、芳香族アルデヒドのアルデヒド類、テルペン系ケトン、脂環式ケトン、大環状ケトン等のケトン類、フェノール誘導体、芳香族炭化水素、アセタール類、カルボン酸類、脂肪族エステル、芳香族エステル等のエステル類等を、単独で又は任意に調合したものが挙げられる。
前記香料の水溶液濃度についても特に制限はなく、本発明に係る芳香具の使用の目的に応じて適宜選択することが可能である。0.01〜30.0%の濃度範囲で使用可能である。
香料水溶液は、上で説明した芳香、消臭成分を所望の濃度に水に溶解して使用するが、場合により通常公知の界面活性剤を使用してもよい。芳香、消臭成分が十分な濃度で水に溶解しない場合や、香料水溶液の安定性(保存期間、使用期間)を改良するために用いる場合である。本発明においては上の目的を奏する界面活性剤であれば特に種類、量等に限定はない。具体的には、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のノニオン性界面活性剤、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩等の陰イオン性界面活性剤等が挙げられる。
前記界面活性剤の濃度についても特に制限はなく、芳香具の使用の目的に応じて適宜選択することが可能である。通常、0.01〜30.0%の濃度範囲で使用可能である。
さらに香料水溶液には、必要に応じて通常公知の添加剤を含むことができる。これらの添加剤の種類及び濃度の選択についても特に制限はなく、本発明に係る芳香具の使用の目的に応じて適宜選択することが可能である。具体的には、溶解性を高める為又は製造効率を上げる等の為に溶剤、商品の保存安定性を向上させる等の為に防腐剤や酸化防止剤、さらに、装飾性等の為に色素、顔料、医薬品を使用することができる。
以下、さらに本発明に係る芳香具の好適な実施態様を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る芳香具1の斜視図である。図2は、芳香具1の断面図である。図3は、芳香剤充填用容器10(芳香剤充填時)の斜視図、図4は、台部材20の斜視図を示す。
芳香具1は、芳香剤充填用容器10、台部材20、および芳香剤(香料水溶液)30からなる。
芳香剤充填用容器10は、有底筒体状の収容容器11と、セルロースアセテートブチレートを溶質とするゲルフィルム12と、保護フィルム13と、からなる。
収容容器11は内部に芳香剤(香料水溶液)30を収容(充填)している。収容容器11の材料としては、香料水溶液を外部に漏らさない作用を有する材質であれば特に制限はなく、プラスチック、金属、ガラス、金属ラミネートプラスチック製フィルムなど、通常公知の材料を使用することが出来る。収容容器11の開口部11aは、ゲルフィルム12によって閉鎖されている。ゲルフィルム12は、収容容器11の開口部11aの寸法よりもやや大きな寸法に選定されており、開口部11aを覆った状態で、折りしろ12aが全周に亘って設けられるようになっている。閉鎖の方法には特に制限はない。収容容器11の開口部11aの端縁とゲルフィルムを接着剤で接着する方法、機械的外力によって折りしろ12aを収容容器11の外壁に全周に亘って圧接させることによって閉鎖させる方法のいずれも可能である。機械的外力による方法としては、例えば、締着バンドや接着テープを使用することが出来る。また、収容容器11に、圧力調整目的でごく小さな穴をさらに有することも可能である。さらに香料水溶液を再充填可能な充填口を設けてもよい。
保護フィルム13は、芳香剤がゲルフィルム12を介して揮散するのを防止すべく、ゲルフィルム全体を密着して被覆しており、芳香具1の使用時には取り外される。
台部材20は、芳香剤充填用容器10を載置する載置部21と、脚部22と、を有する(図4参照)。
載置部21は、収容容器10の開口部11aの寸法よりもやや大きい寸法に選定された枠部21aと、枠部21aの枠内に設けられたスリット状の格子21bと、からなる。なお、本例では枠内にスリット状の格子21bを設けたが、本発明の芳香剤充填用容器10を使用した場合、揮散面であるゲルフィルム12を直接使用者が触れたとしても香料水溶液が付着することはないので、必ずしも格子21bは必要不可欠ではなく、開口部11aの端縁部を支持する構成にしても良い。
また、脚部22は、載置部21の周方向複数位置に設けられた脚(22a、22b、22c)からなる。
台部材20の形状は、図4のものに限られず、例えば、枠部21aの下に網台23aを設けるようにしても良い。また、その際、枠部21aの形状に制限はなく、図6(a)のような円環状、図6(b)又は(c)に示されるような格子状のいずれでも良い。
芳香具1の使用を開始する際には、まず、芳香剤充填用容器10の保護フィルム13を剥離してゲルフィルム12を露出させる。そして、図3の状態から上下反転させて台部材20の載置部21に載置する。この際、ゲルフィルム12が芳香剤充填用容器10の底面を構成するので、ゲルフィルム12と芳香剤(香料水溶液)30との接触面積が常時一定であるので、使用初期から終期にかけての安定した揮散量を確保することが出来る。
芳香剤充填用容器10に充填された芳香剤(香料水溶液)30は、底面のゲルフィルム12を介して台部材20によって構成される揮散空間2を経て、室内等に揮散される。
なお、上記の実施形態では、芳香具1を床等の平面に設置する構成としたが、壁面等に釣止されるように構成しても良い。また、その際、充填用容器10の底面をゲルフィルム(揮散面)としても良いが、側面等をゲルフィルム(揮散面)とすることも可能である。
以下本発明を、実施例に基づいてさらに具体的に説明をする。但し本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1):芳香具の作製1
(1)ゲルフィルムの作製
セルロースアセテートブチレートとしてCAB 381−20(イーストマンケミカル社製)20.0gと、トリプロピレングリコールモノメチルエーテルとしてDowanol TPM(ダウケミカル社製)79.0gと、酸化防止剤としてジブチルヒドロキシトルエン(BHT)1.0gと、をガラスフラスコ内で混合して混合物とした。この混合物を攪拌しながら約120度にて30分間加熱してCAB 381−20を溶解させ、均一の溶解液を得た。
(1)ゲルフィルムの作製
セルロースアセテートブチレートとしてCAB 381−20(イーストマンケミカル社製)20.0gと、トリプロピレングリコールモノメチルエーテルとしてDowanol TPM(ダウケミカル社製)79.0gと、酸化防止剤としてジブチルヒドロキシトルエン(BHT)1.0gと、をガラスフラスコ内で混合して混合物とした。この混合物を攪拌しながら約120度にて30分間加熱してCAB 381−20を溶解させ、均一の溶解液を得た。
次にこの溶解液の3gを、ガラス平板上に直径約8cm円形シート状に広げた。このシートを室温まで冷却して硬化させて透明なゲルフィルムを作成した。
(2)香料水溶液の調製
シトラス香料(製品番号LEMON LIQUIDE CN 151852 D、フィルメニッヒ社製)1.50g、ポリオキシエチレントリデシルエーテルとしてFinesurf TD−120(青木油脂工業社製)1.25g、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(界面活性剤)としてBlaunon RCW−40(青木油脂工業社製)1.25g、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノールとしてソルフィット(クラレ社製)3.0%を混合し攪拌した。さらに精製水93.00gを加えて攪拌して香料水溶液を調製した。これを水性液体型芳香剤とする。
シトラス香料(製品番号LEMON LIQUIDE CN 151852 D、フィルメニッヒ社製)1.50g、ポリオキシエチレントリデシルエーテルとしてFinesurf TD−120(青木油脂工業社製)1.25g、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(界面活性剤)としてBlaunon RCW−40(青木油脂工業社製)1.25g、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノールとしてソルフィット(クラレ社製)3.0%を混合し攪拌した。さらに精製水93.00gを加えて攪拌して香料水溶液を調製した。これを水性液体型芳香剤とする。
(3)芳香剤充填用容器への充填
上で調製した水性液体型芳香剤を充填するために、図1に概略される容器11をポリプロピレンおよびポリエチレンを用いて作製した。
上で調製した水性液体型芳香剤を充填するために、図1に概略される容器11をポリプロピレンおよびポリエチレンを用いて作製した。
容器11に、(2)で調製した香料水溶液を、約80%の体積を占めるように充填した。続いて、開口部11aの形状に合わせて切断したゲルフィルムで開口部11aを閉鎖した。芳香剤を充填した芳香剤充填用容器をゲルフィルムが底面を構成するように台部材20の上に載置した。
(実施例2):芳香具の作製2
(1)ゲルフィルムの作成
セルロースアセテートブチレートとしてCAB 381−20(イーストマンケミカル社製)15.0gと、CAB 551−0.1(イーストマンケミカル社製)5.0 gとを、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルとしてDowanol DPM(ダウケミカル社製)49.0g、ヘキシレングリコール30.0g、とBHT 1.0 gをガラスフラスコに混合して混合物とした。この混合物を攪拌しながら約120度にて30分間加熱してCAB 381−20とCAB 551−0.1を溶解させ、均一の溶解液を得た。
(1)ゲルフィルムの作成
セルロースアセテートブチレートとしてCAB 381−20(イーストマンケミカル社製)15.0gと、CAB 551−0.1(イーストマンケミカル社製)5.0 gとを、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルとしてDowanol DPM(ダウケミカル社製)49.0g、ヘキシレングリコール30.0g、とBHT 1.0 gをガラスフラスコに混合して混合物とした。この混合物を攪拌しながら約120度にて30分間加熱してCAB 381−20とCAB 551−0.1を溶解させ、均一の溶解液を得た。
次にこの溶解液3gを、ガラス平板上に円型シート状に広げ、室温まで冷却して硬化させて透明なゲルフィルムを作成した。
(2)香料水溶液の調製
ラベンダー香料(製品AERO LAVENDER 183606、フィルメニッヒ社製)1.50g、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテルとしてFinesurf FO−160(青木油脂工業社製)1.25g、界面活性剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としてNikkol HCO−40(日光ケミカルズ社製)1.25g、溶剤、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノールとしてソルフィット(クラレ社製)3.0%を混合し攪拌した。さらに純水93.00gを加えて攪拌して香料水溶液を調製した。
ラベンダー香料(製品AERO LAVENDER 183606、フィルメニッヒ社製)1.50g、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテルとしてFinesurf FO−160(青木油脂工業社製)1.25g、界面活性剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としてNikkol HCO−40(日光ケミカルズ社製)1.25g、溶剤、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノールとしてソルフィット(クラレ社製)3.0%を混合し攪拌した。さらに純水93.00gを加えて攪拌して香料水溶液を調製した。
(3)芳香剤充填用容器への充填
実施例1と同様の芳香剤充填用容器に、実施例1と同様に充填した。
実施例1と同様の芳香剤充填用容器に、実施例1と同様に充填した。
(実施例3):芳香具の作製3
(1)ゲルフィルムの作成
セルロースアセテートブチレートとしてCAB 381−20(イーストマンケミカル社製)25.0gと、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルとしてDowanol DPM(ダウケミカル社製)25.0g、ジイソプレングリコール49.0g、とBHT 1.0gをガラスフラスコに混合して混合物とした。この混合物を攪拌しながら約120度にて30分間加熱してCAB 381−20を溶解させ、均一の溶解液を得た。
(1)ゲルフィルムの作成
セルロースアセテートブチレートとしてCAB 381−20(イーストマンケミカル社製)25.0gと、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルとしてDowanol DPM(ダウケミカル社製)25.0g、ジイソプレングリコール49.0g、とBHT 1.0gをガラスフラスコに混合して混合物とした。この混合物を攪拌しながら約120度にて30分間加熱してCAB 381−20を溶解させ、均一の溶解液を得た。
次にこの溶解液3gを、ガラス平板上に円型シート状に広げ、室温まで冷却して硬化させて透明なゲルフィルムを作成した。
(2)香料水溶液の調製
シトラス香料(製品SQUASH LIME 183581、フィルメニッヒ社製)1.50g、ポリオキシエチレントリデシルエーテルとしてFinesurf TD−120(青木油脂工業社製)1.25g、界面活性剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としてBlaunon RCW−40(青木油脂工業社製)1.25g、溶剤、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノールとしてソルフィット(クラレ社製)3.0 %を混合し攪拌した。さらに純水93.00gを加えて攪拌して香料水溶液を調製した。
シトラス香料(製品SQUASH LIME 183581、フィルメニッヒ社製)1.50g、ポリオキシエチレントリデシルエーテルとしてFinesurf TD−120(青木油脂工業社製)1.25g、界面活性剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としてBlaunon RCW−40(青木油脂工業社製)1.25g、溶剤、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノールとしてソルフィット(クラレ社製)3.0 %を混合し攪拌した。さらに純水93.00gを加えて攪拌して香料水溶液を調製した。
(3)芳香剤充填用容器への充填
実施例1と同様の芳香剤充填用容器に、実施例1と同様に充填した。
実施例1と同様の芳香剤充填用容器に、実施例1と同様に充填した。
(実施例4):芳香具の作製4
(1)ゲルフィルムの作成
セルロースアセテートブチレートとしてCAB 381−20(イーストマンケミカル社製)20.0gと、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルとしてDowanol DPM(ダウケミカル社製)49.0g、ヘキシレングリコール30.0g、とBHT 1.0gをガラスフラスコに混合して混合物とした。この混合物を攪拌しながら約120度にて30分間加熱してCAB 381−20を溶解させ、均一の溶解液を得た。この溶液にさらに着色剤Oil pink 312(オリエント化学工業社製)0.04gを加え着色した。
(1)ゲルフィルムの作成
セルロースアセテートブチレートとしてCAB 381−20(イーストマンケミカル社製)20.0gと、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルとしてDowanol DPM(ダウケミカル社製)49.0g、ヘキシレングリコール30.0g、とBHT 1.0gをガラスフラスコに混合して混合物とした。この混合物を攪拌しながら約120度にて30分間加熱してCAB 381−20を溶解させ、均一の溶解液を得た。この溶液にさらに着色剤Oil pink 312(オリエント化学工業社製)0.04gを加え着色した。
次にこの溶解液3gを、ガラス平板上に円型シート状に広げ、室温まで冷却して硬化させて透明なゲルフィルムを作成した。
(2)香料水溶液の調製
シトラス香料(製品LEMON LIQUIDE CN 151852 D、フィルメニッヒ社製)1.50g、ポリオキシエチレントリデシルエーテルとしてFinesurf TD−120(青木油脂工業社製)1.25g、界面活性剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としてBlaunon RCW−40(青木油脂工業社製)1.25 g、溶剤、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノールとしてソルフィット(クラレ社製)3.0 %を混合し攪拌した。さらに純水93.00gを加えて攪拌した後、青色1号を0.0005gを加え着色をして香料水溶液を調製した。
シトラス香料(製品LEMON LIQUIDE CN 151852 D、フィルメニッヒ社製)1.50g、ポリオキシエチレントリデシルエーテルとしてFinesurf TD−120(青木油脂工業社製)1.25g、界面活性剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としてBlaunon RCW−40(青木油脂工業社製)1.25 g、溶剤、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノールとしてソルフィット(クラレ社製)3.0 %を混合し攪拌した。さらに純水93.00gを加えて攪拌した後、青色1号を0.0005gを加え着色をして香料水溶液を調製した。
(3)芳香剤充填用容器への充填
実施例1と同様の芳香剤充填用容器に、実施例1と同様に充填した。
実施例1と同様の芳香剤充填用容器に、実施例1と同様に充填した。
(実施例5):芳香具の作製5
(1)ゲルフィルムの作成
セルロースアセテートブチレートとしてCAB 381−20(イーストマンケミカル社製)20.0gと、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルとしてDowanol DPM(ダウケミカル社製)49.0g、ヘキシレングリコール30.0g、とBHT 1.0gをガラスフラスコに混合して混合物とした。この混合物を攪拌しながら約120度にて30分間加熱してCAB 381−20を溶解させ、均一の溶解液を得た。
(1)ゲルフィルムの作成
セルロースアセテートブチレートとしてCAB 381−20(イーストマンケミカル社製)20.0gと、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルとしてDowanol DPM(ダウケミカル社製)49.0g、ヘキシレングリコール30.0g、とBHT 1.0gをガラスフラスコに混合して混合物とした。この混合物を攪拌しながら約120度にて30分間加熱してCAB 381−20を溶解させ、均一の溶解液を得た。
次にこの溶解液3gを、ガラス平板上に円型シート状に広げ、室温まで冷却して硬化させて透明なゲルフィルムを作成した。
(2)香料水溶液の調製
シトラス香料(製品LEMON LIQUIDE CN 151852 D、フィルメニッヒ社製)3.00g、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテルとしてFinesurf FO−160(青木油脂工業社製)2.50g、界面活性剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としてNikkol HCO−40(日光ケミカルズ社製)2.50 g、溶剤、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノールとしてソルフィット(クラレ社製)3.0 %を混合し攪拌した。さらに純水89.00gを加えて攪拌して香料水溶液を調製した。
シトラス香料(製品LEMON LIQUIDE CN 151852 D、フィルメニッヒ社製)3.00g、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテルとしてFinesurf FO−160(青木油脂工業社製)2.50g、界面活性剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としてNikkol HCO−40(日光ケミカルズ社製)2.50 g、溶剤、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノールとしてソルフィット(クラレ社製)3.0 %を混合し攪拌した。さらに純水89.00gを加えて攪拌して香料水溶液を調製した。
(3)芳香剤充填用容器への充填
実施例1と同様の芳香剤充填用容器に、実施例1と同様に充填した。
実施例1と同様の芳香剤充填用容器に、実施例1と同様に充填した。
(比較例1):引上式吸液型芳香具の作製1
(1)香料水溶液の調製
シトラス香料(製品LEMON LIQUIDE CN 151852 D、フィルメニッヒ社製)1.50g、Finesurf TD−120(青木油脂工業社製)1.25g、Blaunon RCW−40(青木油脂工業社製)1.25g、ソルフィット(クラレ社製)3.0%をガラス容器にいれよく攪拌した。純水93.00gを加えよく攪拌して香料水溶液を調製した。次にこの溶液に青色1号を0.0005gを加え着色をして着色香料水溶液を調製した。
(1)香料水溶液の調製
シトラス香料(製品LEMON LIQUIDE CN 151852 D、フィルメニッヒ社製)1.50g、Finesurf TD−120(青木油脂工業社製)1.25g、Blaunon RCW−40(青木油脂工業社製)1.25g、ソルフィット(クラレ社製)3.0%をガラス容器にいれよく攪拌した。純水93.00gを加えよく攪拌して香料水溶液を調製した。次にこの溶液に青色1号を0.0005gを加え着色をして着色香料水溶液を調製した。
(2)芳香剤充填用容器への充填
引き上げ式吸液用のろ紙を持った芳香剤充填用容器に、香料水溶液を充填した。
引き上げ式吸液用のろ紙を持った芳香剤充填用容器に、香料水溶液を充填した。
(比較例2):引上式吸液型芳香具の作製2
(1)香料水溶液の調製
シトラス香料(製品LEMON LIQUIDE CN 151852 D、フィルメニッヒ社製)3.00g、Finesurf FO−160(青木油脂工業社製)2.50g、Nikkol HCO−40(日光ケミカルズ社製)2.50g、ソルフィット(クラレ社製)3.0%をガラス容器にいれよく攪拌した。これに純水89.00 gを加えて攪拌し香料水溶液を調製した。
(2)芳香剤充填用容器への充填
引き上げ式吸液用のろ紙を持った芳香剤充填用容器に、香料水溶液を充填した。
(1)香料水溶液の調製
シトラス香料(製品LEMON LIQUIDE CN 151852 D、フィルメニッヒ社製)3.00g、Finesurf FO−160(青木油脂工業社製)2.50g、Nikkol HCO−40(日光ケミカルズ社製)2.50g、ソルフィット(クラレ社製)3.0%をガラス容器にいれよく攪拌した。これに純水89.00 gを加えて攪拌し香料水溶液を調製した。
(2)芳香剤充填用容器への充填
引き上げ式吸液用のろ紙を持った芳香剤充填用容器に、香料水溶液を充填した。
表1に各実施例及び比較例で使用したゲルフィルム及び香料水溶液の組成をまとめた。
(評価1):蒸散量変化の測定
各実施例及び各比較例で作製した芳香具による蒸散量測定を、室温にて行った。なお、各実施例においては、芳香剤を充填した芳香剤充填用容器を台部材の上に載置した状態で放置し、芳香剤を蒸散させた。
各実施例及び各比較例で作製した芳香具による蒸散量測定を、室温にて行った。なお、各実施例においては、芳香剤を充填した芳香剤充填用容器を台部材の上に載置した状態で放置し、芳香剤を蒸散させた。
蒸散量は、初期、中期、後期のそれぞれについて行い、各期の蒸散量を、初期の蒸散量で除することにより、蒸散量変化を求めた。ここで、初期とは内容量が10%程度、中期とは内容量が50%程度、後期とは内容量が80%程度減少した時点とした。
結果を表2にまとめた。
重量減少の結果(表2)より、本発明による芳香剤充填用容器を使用した場合、重量減少が使用初期から後期までほぼ一定になっていることが分かる。また、香料水溶液に使用した界面活性剤の量は重量減少に大きな影響がないことが分かる。さらに、従来技術である引上式ろ紙を持つ芳香剤充填用容器である比較例の重量減少は、後期になればなるほど小さくなることが分かる。特に界面活性剤を高濃度にした比較例2はその傾向が顕著であることが分かる。
(評価2):揮散面の状態確認
実施例1〜5、比較例1、2の香料水溶液の、初期、中期、後期における揮散面(ゲルフィルム又は濾紙)の状態を目視及び指触にて確認した。結果を表3にまとめた。
実施例1〜5、比較例1、2の香料水溶液の、初期、中期、後期における揮散面(ゲルフィルム又は濾紙)の状態を目視及び指触にて確認した。結果を表3にまとめた。
本発明による実施例の器具を用いた場合、特に濡れや色素による汚染は認められなかった。すなわち、使用初期、中期、後期にかけて、ゲルフィルムは、常に透明な状態を保った。一方従来技術である引上式ろ紙を持つ芳香剤充填用容器による比較例では、濡れや色素による明らかな汚染が確認された。
1 芳香具
2 揮散空間
10 芳香剤充填用容器
11 収容容器
11a 開口部
12 ゲルフィルム
20 台部材
21 載置部
21a 枠部
21b 格子
22 脚部
22a、22b、22c 脚
23a 網台
30 香料水溶液(芳香剤)
2 揮散空間
10 芳香剤充填用容器
11 収容容器
11a 開口部
12 ゲルフィルム
20 台部材
21 載置部
21a 枠部
21b 格子
22 脚部
22a、22b、22c 脚
23a 網台
30 香料水溶液(芳香剤)
Claims (7)
- セルロースエステルを溶質とするゲルを芳香剤揮散部として有することを特徴とする、芳香剤充填用容器。
- 前記ゲルが、セルロースアセテートブチレートをグリコールエーテル系溶剤及び/又はグリコール系溶剤中で加熱して溶解し、所望の形状に成形した後、冷却して硬化させてなることを特徴とする、請求項1に記載の芳香剤充填用容器。
- 前記ゲルがフィルム状又シート状であり、かつ、使用時に底面を構成するように設けられている、請求項1又は2に記載の芳香剤充填用容器。
- 香料水溶液が、セルロースエステルを溶質とするゲルを芳香剤揮散部としてを有する芳香剤充填用容器に充填されていることを特徴とする、芳香具。
- 前記ゲルが、セルロースアセテートブチレートをグリコールエーテル系溶剤及び/又はグリコール系溶剤中で加熱して溶解させて成形した後、冷却して硬化させてなるフィルム又はシートであることを特徴とする、請求項4に記載の芳香具。
- 前記香料水溶液が、香料、水、界面活性剤からなることを特徴とする、請求項4又は5に記載の芳香具。
- 前記香料水溶液が、さらに、溶剤、防腐剤、酸化防止剤、および色素からなる群から選択される一種又は二種以上を含む、請求項4〜6にいずれかに記載の芳香具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008158326A JP2009298469A (ja) | 2008-06-17 | 2008-06-17 | 芳香剤充填用容器およびそれを使用する芳香具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018002598A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | ライオン株式会社 | 燻煙剤組成物の製造方法 |
JP2019023106A (ja) * | 2017-07-24 | 2019-02-14 | 花王株式会社 | 香り提示装置 |
-
2008
- 2008-06-17 JP JP2008158326A patent/JP2009298469A/ja active Pending
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