JP2009297812A - 部品組付装置、およびバルブタイミング可変機構の製造方法 - Google Patents

部品組付装置、およびバルブタイミング可変機構の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】部品組付工程の自動化に際し、部品4や被組付体2の組立の高精度化、部品4の組付における部品4の移動の高精度化等を必要としない部品組付装置1を提供する。
【解決手段】部品組付装置1によれば、各々の保持具30に保持された部品4は、部品側円周と被組付体側円周とが略一致するように、かつ、部品保持部41が周方向にとなり合う2つの組付穴3の間に配されるように、各々の部品4を被組付体2の一面に当接させ、その後に本体ロボット25を回転させる。これにより、各々の部品4は、被組付体側円周上を回転摺動し、組付穴3と部品保持部41とが一致した部品4から、順次、仮挿入される。また、仮挿入が済んだ保持具30は、スプリング33を周方向に圧縮させることで、保持具支持体31に対して相対移動する。以上により、部品組付工程の自動化が可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、部品組付装置、およびバルブタイミング可変機構の製造方法に関する。
従来から、図7に示すように、被組付体100の一面に開口する複数の組付穴101に部品102を組み付ける部品組付工程では、シリンダ等により部品102を押圧して本挿入する前に、部品102を手作業で組付穴101に仮挿入しなければならないものが存在する。例えば、バルブタイミング可変機構の製造工程にも、前記のような手作業を必要とする部品組付工程が存在する。
ここで、バルブタイミング可変機構とは、エンジンのカムシャフトに取り付けられて、吸排気バルブの開閉タイミングを連続的に可変するものであり、図8に示すように、カムシャフトと一体に回転するロータ103と、エンジンのクランクシャフトに同期して回転し、ロータ103を相対回転自在に収容するハウジング104とを備える。
また、ロータ103は外周側に突出する複数のベーン105を有し、ハウジング104は、ベーン105と周方向に対向する複数のティース106を有し、ベーン105とティース106との対向によりベーン105の周方向両側に油圧室107、108を形成する。
そして、ベーン105の周方向一方側の油圧室107と他方側の油圧室108とを液密的に区画するシール部品(部品102に相当する)が配され、一方側の油圧室107は、ロータ103を進角側に駆動する際に油圧が供給される進角室をなし、他方側の油圧室108は、ロータ103を遅角側に駆動する際に油圧が供給される遅角室をなす(例えば、特許文献1参照)。
そして、バルブタイミング可変機構の製造工程は、図7に示すように、ティース106を有する凹状体109(ハウジング104の一部)に、ベーン105とティース106とが周方向に対向するようにロータ103を嵌め込む第1工程と、凹状体109にロータ103を嵌め込むことで設けられる被組付体100に、複数のシール部品(部品102)を組み付ける第2工程とを備える。
そして、この第2工程が前記の部品組付工程に相当し、部品102としてのシール部品が手作業により仮挿入される。なお、部品102は、樹脂シール110と板バネ111とからなり、樹脂シール110を板バネ111により径方向に付勢してハウジング104に圧接させることで、進角室(油圧室107)と遅角室(油圧室108)との液密性を維持するものである(図8(b)、(c)参照)。
ところで、このような手作業による部品102の仮挿入を必要とする要因は、組付穴101をなす壁と部品102の外周とのクリアランスが小さいこと、組付穴101の位置がばらつくこと等、種々、考えられる。そして、これらの要因を解消するには、部品102や被組付体100をより高精度に組み立てたり、部品102の移動をより高精度に行えるようにしたりする必要がある。この結果、仮挿入を含む第2工程を全て自動化するための部品組付装置は、極めて高精度に設ける必要があり、さらに被組付体100や部品102の組立も極めて高精度に行う必要がある。
特開平11−280424号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、部品組付工程の自動化に際し、部品や被組付体の組立の高精度化、部品組付における部品移動の高精度化等を必要としない部品組付装置を提供することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の部品組付装置は、被組付体の一面に略同一円周上に並んで開口する複数の組付穴に、部品を組み付けるものである。
また、この部品組付装置は、各々、先端に部品を保持し、各々の先端が複数の組付穴により形成される被組付体側円周と略同一径の部品側円周をなすように配される複数の保持具と、複数の保持具を、各々、部品側円周の接線方向に移動自在に支持する保持具支持体と、各々、保持具に保持された部品を先端側に付勢する複数の部品付勢手段と、各々、保持具と保持具支持体とにより支持され、部品側円周の接線方向に弾性変形して伸縮する複数の接線方向伸縮部材と、保持具支持体を回転および直線移動させる駆動機構と、駆動機構に指令を与える制御手段とを備える。
そして、制御手段は、保持具に部品を保持させた状態で、保持具支持体を被組付体の方に移動させて、部品側円周と被組付体側円周とが略一致するように、かつ、保持具の先端が周方向にとなり合う2つの組付穴の間に配されるように、保持具に保持された部品を被組付体の一面に当接させ、その後に、保持具支持体を回転させる。
これにより、各々の保持具に保持された部品は、部品付勢手段により先端側に付勢されて被組付体側円周上を回転摺動する。そして、組付穴と保持具の先端とが周方向に関して一致した部品から、順次、部品付勢手段の付勢力により仮挿入される。この間、部品の仮挿入が済んだ保持具は、接線方向伸縮部材を被組付体側円周の接線方向に伸縮させることで、保持具支持体に対して相対移動する。
このため、部品や被組付体を高精度に組み立てなくても、また、部品組付における部品移動を高精度に行わなくても、手作業によらず部品を確実に仮挿入することができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の部品組付装置によれば、制御手段は、組付穴の位置が被組付体側円周上でばらつくときの最大ばらつき量を記憶しており、保持具に保持された部品を被組付体の一面に当接させるときには、各々の部品を、組付穴の正規の位置から最大ばらつき量だけ被組付体側円周の接線方向に離れた位置に当接させる。また、接線方向伸縮部材は、最大ばらつき量よりも大きく伸縮できる。
これにより、過剰に高弾性の部材を接線方向伸縮部材に用いなくても、仮挿入工程において、仮挿入済みの保持具を保持具支持体に対して確実に相対移動させることができる。なお、最大ばらつき量とは、主に製造誤差に起因するばらつき量の最大値である。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載のバルブタイミング可変機構の製造方法によれば、バルブタイミング可変機構は、エンジンのカムシャフトと一体に回転するロータと、エンジンのクランクシャフトに同期して回転し、ロータを相対回転自在に収容するハウジングとを備える。
また、ロータは外周側に突出する複数のベーンを有し、ハウジングは、ベーンと周方向に対向する複数のティースを有し、ティースとベーンとの対向によりベーンの周方向両側に油圧室を形成する。さらに、ベーンの周方向一方側の油圧室と他方側の油圧室とを液密的に区画するシール部品が配され、一方側の油圧室は、ロータを進角側に駆動する際に油圧が供給される進角室であり、他方側の油圧室は、ロータを遅角側に駆動する際に油圧が供給される遅角室である。
そして、このバルブタイミング可変機構の製造方法は、ハウジングの一部であってティースを有する凹状体に、ティースとベーンとが周方向に対向するようにロータを嵌め込む第1工程と、凹状体にロータを嵌め込むことで設けられる被組付体に、複数のシール部品を組み付ける第2工程とを備える。そして、第1工程は、被組付体の一面に、各々、シール部品が組み付けられる複数の組付穴が略同一円周上に並んで開口するように被組付体を設ける。
また、第2工程は、各々、先端にシール部品を保持し、各々の先端が複数の組付穴により形成される被組付体側円周と略同一径の部品側円周をなすように配される複数の保持具と、複数の保持具を、各々、部品側円周の接線方向に移動自在に支持する保持具支持体と、各々、保持具に保持されたシール部品を先端側に付勢する複数の部品付勢手段と、各々、保持具と保持具支持体とにより支持され、部品側円周の接線方向に弾性変形して伸縮する複数の接線方向伸縮部材とを利用して行われる。
そして、第2工程は、保持具にシール部品を保持させた状態で、保持具支持体を被組付体の方に移動させて、部品側円周と被組付体側円周とが略一致するように、かつ、保持具の先端が周方向にとなり合う2つの組付穴の間に配されるように、保持具に保持されたシール部品を被組付体の一面に当接させ、その後に、保持具支持体を回転させる。
これにより、バルブタイミング可変機構の製造において、シール部品や被組付体を高精度に組み立てなくても、また、第2工程におけるシール部品の移動を高精度に行わなくても、手作業によらずシール部品を確実に仮挿入することができる。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載のバルブタイミング可変機構の製造方法によれば、第2工程は、組付穴の位置が被組付体側円周上でばらつくときの最大ばらつき量を利用して行われ、保持具に保持されたシール部品を被組付体の一面に当接させるときには、各々のシール部品を、組付穴の正規の位置から最大ばらつき量だけ被組付体側円周の接線方向に離れた位置に当接させる。また、接線方向伸縮部材は、最大ばらつき量よりも大きく伸縮できる。
これにより、過剰に高弾性の部材を接線方向伸縮部材に用いなくても、第2工程における仮挿入において、仮挿入済みの保持具を保持具支持体に対して確実に相対移動させることができる。
最良の形態の部品組付装置は、被組付体の一面に略同一円周上に並んで開口する複数の組付穴に、部品を組み付けるものである。
また、この部品組付装置は、各々、先端に部品を保持し、各々の先端が複数の組付穴により形成される被組付体側円周と略同一径の部品側円周をなすように配される複数の保持具と、複数の保持具を、各々、部品側円周の接線方向に移動自在に支持する保持具支持体と、各々、保持具に保持された部品を先端側に付勢する複数の部品付勢手段と、各々、保持具と保持具支持体とにより支持され、部品側円周の接線方向に弾性変形して伸縮する複数の接線方向伸縮部材と、保持具支持体を回転および直線移動させる駆動機構と、駆動機構に指令を与える制御手段とを備える。
そして、制御手段は、保持具に部品を保持させた状態で、保持具支持体を被組付体の方に移動させて、部品側円周と被組付体側円周とが略一致するように、かつ、保持具の先端が周方向にとなり合う2つの組付穴の間に配されるように、保持具に保持された部品を被組付体の一面に当接させ、その後に、保持具支持体を回転させる。
さらに、制御手段は、組付穴の位置が被組付体側円周上でばらつくときの最大ばらつき量を記憶しており、保持具に保持された部品を被組付体の一面に当接させるときには、各々の部品を、組付穴の正規の位置から最大ばらつき量だけ被組付体側円周の接線方向に離れた位置に当接させる。また、接線方向伸縮部材は、最大ばらつき量よりも大きく伸縮できる。
〔実施例の構成〕
実施例の部品組付装置1の構成を、図面を用いて説明する。
部品組付装置1は、図1に示すように、被組付体2の一面に略同一円周上に並んで開口する複数の組付穴3に、部品4を組み付けるものであり、例えば、バルブタイミング可変機構5の製造工程に用いられている。
ここで、バルブタイミング可変機構5とは、エンジンのカムシャフトに取り付けられて、吸排気バルブの開閉タイミングを連続的に可変するものであり、カムシャフトと一体に回転するロータ9と、エンジンのクランクシャフトに同期して回転し、ロータ9を相対回転自在に収容するハウジング10とを備える。
また、ロータ9は外周側に突出する複数のベーン11を有し、ハウジング10は、内周側に突出してベーン11と周方向に対向する複数のティース12を有し、ベーン11とティース12との対向によりベーン11の周方向両側に油圧室13、14を形成する。
そして、ベーン11の周方向一方側の油圧室13と他方側の油圧室14とを液密的に区画するシール部品(部品4に相当する)が配され、一方側の油圧室13は、ロータ9を進角側に駆動する際に油圧が供給される進角室をなし、他方側の油圧室14は、ロータ9を遅角側に駆動する際に油圧が供給される遅角室をなす(以下、油圧室13を進角室13とし、油圧室14を遅角室14とする)。
そして、バルブタイミング可変機構5の製造工程は、ティース12を有する凹状体15(ハウジング10の一部)に、ベーン11とティース12とが周方向に対向するようにロータ9を嵌め込む第1工程と(図7(a)参照)、凹状体15にロータ9を嵌め込むことで設けられる被組付体2に、複数のシール部品を組み付ける第2工程とを備える。そして、第1工程は、被組付体2の一面に、各々、シール部品が組み付けられる複数の組付穴3が2つの円周19、20上に並んで開口するように被組付体2を設ける。
ここで、複数の組付穴3は、ベーン11の最外周部およびティース12の最内周部に同心状の2つの円周19、20を形成する。
そして、外周側の円周19をなす組付穴3は、例えば、ベーン11の最外周面の一部を内周側に窪ませて、このベーン11の最外周面を凹状体15の内周面と径方向に対向させることで形成されている。また、内周側の円周20をなす組付穴3は、例えば、ティース12の最内周面の一部を外周側に窪ませて、このティース12の最内周面をロータ9の外周面と径方向に対向させることで形成されている(以下、複数の組付穴3により形成される外周側、内周側の円周19、20を、それぞれ被組付体側円周19、20とする)。
そして、第2工程において、部品4としてのシール部品が部品組付装置1により被組付体2に組み付けられる。なお、部品4は、樹脂シール21と板バネ22とからなり、例えば、被組付体側円周19の組付穴3に組み付けられた部品4は、樹脂シール21を板バネ22により径方向に付勢してハウジング10に圧接させることで、ベーン11の最外周部において進角室13と遅角室14との液密性を維持している。
部品組付装置1は、図2および図3に示すように、部品4の組み付け動作を行う本体ロボット25と、本体ロボット25を回転および直線移動させる駆動機構26と、駆動機構26に指令を与えることで本体ロボット25の動作を制御するロボットコントローラ(以下、コントローラ27とする)とを備える。
本体ロボット25は、各々、先端に部品4を保持し、例えば、各々の先端が被組付体側円周19と略同一径の部品側円周29をなすように配される複数の保持具30と、複数の保持具30を、各々、部品側円周29の接線方向に移動自在に支持する保持具支持体31と、各々、保持具30に保持された部品4を先端側に付勢する複数の部品付勢手段32と、各々、保持具30と保持具支持体31とにより支持され、部品側円周29の接線方向に弾性変形して伸縮する複数の接線方向伸縮部材33とを備える。
なお、部品付勢手段32は、例えば、フランジ部36を有する棒状の押圧具37を介して部品4を先端側に付勢するコイルスプリングである(以下、部品付勢手段32をスプリング32とする)。
また、接線方向伸縮部材33は、保持具支持体31に設けられたスプリング端係止部38と、保持具30に設けられたスライド部39との間で部品側円周29の接線方向に支持されるコイルスプリングである(以下、接線方向伸縮部材33をスプリング33とする)。なお、スプリング33は、後記する最大ばらつき量よりも大きく短縮できるように初期設定されている。
保持具30は、スプリング33により付勢され、保持具支持体31に設けられた固定レール40に対して部品側円周29の接線方向に移動自在に係合するスライド部39と、先端に設けられて部品4を保持する部品保持部41と、部品保持部41の後端側に設けられてスプリング32や押圧具37等を収容する筐体部42とを有する。
筐体部42は、スライド部39および部品保持部41と一体に設けられる先端側筐体部45と、先端側筐体部45に対して軸方向に移動自在の後端側筐体部46とを有し、先端側、後端側筐体部45、46は、各々、互いに軸方向に係合し合う係合部47、48を有する。
ここで、先端側筐体部45には、フランジ部36よりも先端側の押圧具37、およびスプリング32、33とは別のスプリング49が収容され、後端側筐体部46には、フランジ部36を含む後端側の押圧具37、およびスプリング32が収容されている。そして、スプリング32は、フランジ部36と後端側筐体部46の後端部とにより軸方向に支持されている。
また、係合部47は、先端側筐体部45の後端に設けられ、係合部48は、後端側筐体部46の先端に設けられている。そして、係合部48は、係合部47よりも先端側に配され、スプリング49により後端側に付勢されて係合部47に係合し、さらに、スプリング32により付勢されたフランジ部36により後端側から当接されている。そして、スプリング49は、後記するエアシリンダ50による部品4の本挿入後に、エアシリンダ50によって先端側に移動した押圧具37、後端側筐体部46等を後端側に移動させる復元バネとして機能する。
保持具支持体31は、固定レール40を有し、部品保持部41が部品側円周29をなすように保持具30を支持する先端側円板部53と、駆動機構26から駆動力の入力を受ける後端側円板部54と、先端側円板部53と後端側円板部54とを軸方向に架橋する複数の支柱部55とを有する。
先端側円板部53には、固定された被組付体2と本体ロボット25との軸心を合わせて本体ロボット25の位置決めをする位置決めピン56が装着されている。そして、ロータ9に設けられた位置決め穴57に位置決めピン56の先端部が嵌合することで、被組付体2と本体ロボット25との軸心が略一致して本体ロボット25が被組付体2に対して位置決めされる。また、先端側円板部53には、スプリング33の一端を支持するスプリング端係止部38、スプリング33に付勢されたスライド部39の当接を受けるストッパ58等が設けられている。
後端側円板部54には、後端側筐体部46および押圧具37を介して部品4を先端側に押圧するエアシリンダ50が装着されている。そして、エアシリンダ50は、後記する部品4の仮挿入後、部品4を本挿入する際に動作する。なお、エアシリンダ50の動作開始および停止は、コントローラ27からの指令に基づいて行われる。
駆動機構26は、例えば、各々、XYZ軸の3次元方向に本体ロボット25を直進移動させる駆動力を発生する3つの直進移動用のサーボモータと、本体ロボット25を回転させる駆動力を発生する1つの回転用のサーボモータとを含んで構成されている。
コントローラ27は、本体ロボット25の動作に関する制御処理および演算処理を行うCPU、本体ロボット25の動作を制御するための各種プログラムおよびデータを記憶するROMおよびRAM等の記憶装置、本体ロボット25の動作に係わる各種の検出データの入力を受ける入力装置、本体ロボット25の動作を制御するための制御信号を出力する出力装置、制御信号の入力を受けて駆動機構26のサーボモータへの通電等を指令する駆動回路等を含んで構成されている。
そして、コントローラ27は、以下に説明する手順に従って、本体ロボット25に第2工程を実行させる。
まず、コントローラ27は、周知の部品供給装置(図示せず)により部品4を各々の保持具30の部品保持部41に保持させ、部品4を保持した本体ロボット25を被組付体2の固定位置に移動させる。そして、コントローラ27は、図4(a)に示すように、位置決めピン56を位置決め穴57に嵌合させて本体ロボット25を位置決めする。なお、部品4は、板バネ22の弾性力により自律的に部品保持部41に保持されている。
次に、コントローラ27は、保持具30および保持具支持体31等を先端側に移動させて部品4を被組付体2の一面に当接させる。このとき、コントローラ27は、部品側円周29と被組付体側円周19とが略一致するように、かつ、部品保持部41が周方向にとなり合う2つの組付穴3の間に配されるように、部品4を被組付体2の一面に当接させる。
ここで、コントローラ27は、組付穴3の位置が被組付体側円周19上でばらつくときの最大ばらつき量を記憶している(図5(b)参照)。最大ばらつき量とは、主に製造誤差に起因するばらつき量の最大値であり、例えば、ベーン11の最外周面に形成される窪みの周方向一端および周方向他端の周方向へのばらつき量に基づいて設定されている(図5(a)参照)。
そして、コントローラ27は、部品4を被組付体2の一面に当接させるときに、各々の部品4を、組付穴3の正規の位置から最大ばらつき量だけ、被組付体側円周19の接線方向の他端側に(つまり、周方向他端側に)離れた位置に当接させる。
このとき、各々のスプリング32は、押圧具37の後端側への移動により圧縮され、各々の部品4は、スプリング32に付勢された押圧具37により被組付体2の一面に押し付けられる。その後、コントローラ27は、本体ロボット25を周方向一端側に回転させ、この回転により、各々の部品4は被組付体2の一面に押し付けられた状態で被組付体側円周19上を回転摺動する。この間、フランジ部36と係合部48との係合は解除され、係合部47と係合部48との係合は維持されている。
そして、図4(b),(c)に示すように、組付穴3と部品保持部41とが周方向に関して一致した部品4から、順次、押圧具37により先端側に押出されて仮挿入される。この間、部品4の仮挿入が済んだ保持具30は、スプリング33を被組付体側円周19の接線方向に圧縮しながら、保持具支持体31に対して周方向他端側に相対移動する(図2(b)および図3参照)。また、部品4の仮挿入により、フランジ部36と係合部48とは、再度係合する。
そして、全ての部品4が仮挿入された後、コントローラ27は、図6に示すように、本体ロボット25の回転を停止するとともにエアシリンダ50を動作させ、エアシリンダ50の駆動力により後端側筐体部46を先端側に強力に押圧する。これにより、各々の部品4は、押圧具37により強力に先端側に押出され、組付穴3に本挿入される。
この間、各々のスプリング32は、後端側筐体部46の後端部と押圧具37のフランジ部36とにより圧縮され、各々のスプリング49は、先端側筐体部45の先端部と後端側筐体部46の係合部48とにより圧縮されている。また、係合部48と係合部47およびフランジ部36との係合が解除されている。
そして、本挿入の後、コントローラ27は、エアシリンダ50の動作を停止するとともに、位置決めピン56を位置決め穴57から離脱させ、本体ロボット25を被組付体2から遠ざける。この間、押圧具37、後端側筐体部46等はスプリング49に付勢されて後端側に移動し、元の位置に戻る。
〔実施例の効果〕
実施例の部品組付装置1によれば、コントローラ27は、保持具30に部品4を保持させた状態で、本体ロボット25を被組付体2の方に移動させて、部品側円周29と被組付体側円周19とが略一致するように、かつ、部品保持部41が周方向にとなり合う2つの組付穴3の間に配されるように、各々の部品4を被組付体2の一面に当接させ、その後に本体ロボット25を回転させる。
これにより、各々の部品4は、スプリング32により先端側に付勢されて被組付体側円周19上を回転摺動する。そして、組付穴3と部品保持部41とが周方向に関して一致した部品4から、順次、スプリング32の付勢力により仮挿入される。この間、部品4の仮挿入が済んだ保持具30は、スプリング33を周方向に圧縮させることで、保持具支持体31に対して相対移動する。このため、部品4や被組付体2を高精度に組み立てなくても、また、部品4の移動を高精度に行わなくても、手作業によらず部品4を確実に仮挿入することができる。
また、コントローラ27は、組付穴3の位置が被組付体側円周19上でばらつくときの最大ばらつき量を記憶しており、部品4を被組付体2の一面に当接させるときには、各々の部品4を、組付穴3の正規の位置から最大ばらつき量だけ周方向に離れた位置に当接させる。また、スプリング33は、最大ばらつき量よりも大きく短縮できる。
これにより、スプリング33を過剰に高弾性に設けなくても、仮挿入済みの保持具30を保持具支持体31に対して確実に相対移動させることができる。
また、被組付体2に組み付けられる部品4は、樹脂シール21と板バネ22とからなり、板バネ22が径方向に弾性変形して樹脂シール21を付勢するものである。
このため、組付け前の部品4は、径方向の寸法が組付穴3よりも必然的に大きくなっている。そして、組付け前の寸法が組付穴3よりも大きい部品4を仮挿入する作業は、手作業によらなければ困難な場合が多い。
これに対し、部品組付装置1を用いれば、組付け前の寸法が組付穴3よりも大きい部品4を組み付ける際にも、手作業によらずに容易に部品4を仮挿入することができる。このため、被組付体2に部品4を組み付ける第2工程に部品組付装置1を導入することで、自動化の効果を極めて顕著に得ることができる。
〔変形例〕
実施例の部品組付装置1によれば、保持具30は、外周側の被組付体側円周19と略同一径の部品側円周29をなすように配されていたが、内周側の被組付体側円周20と略同一径の部品側円周29をなすように保持具30を配して保持具支持体31に支持させ、内周側の組付穴3に部品4を組み付けてもよい。また、被組付体側円周19、20の各々に略同一径の内周側、外周側の2つの部品側円周29が形成されるように、保持具30を配してもよい。
また、実施例の部品組付装置1によれば、図1(a)の組付穴3は、被組付体側円周19、20において、90°間隔の4位置に設けられ、保持具30は、図3において、先端の部品保持部41が部品側円周29において90°間隔の4位置を占めるように配されていたが、このような、態様に限定されない。
例えば、被組付体側円周19、20において120°間隔の3位置に組付穴3を設け、部品保持部41が部品側円周29において120°間隔の3位置を占めるように保持具30を配してもよい。さらに、5位置以上に組付穴3を設けたり、保持具30を配したりしてもよく、等角度間隔ではなく、異角度間隔に組付穴3を設けたり、保持具30を配したりしてもよい。
また、実施例の部品組付装置1によれば、スプリング33は、本体ロボット25の回転とともに短縮するように設けられていたが、スプリング33を本体ロボット25の回転とともに伸長するように設けてもよい。
さらに、実施例の部品組付装置1によれば、コントローラ27は、各々の部品4を、組付穴3の正規の位置から最大ばらつき量だけ周方向他端側に離れた位置に当接させていたが(図5参照)、組付穴3の正規の位置と部品4の当接位置との周方向距離は、スプリング33の伸縮量に応じて種々に可変してもよく、例えば、ばらつき量の標準偏差の2倍または3倍に設定してもよく、さらに最大ばらつき量よりも大きく設定してもよい。
(a)はバルブタイミング可変機構の要部を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は部品の構成を示す説明図である(実施例)。 (a)は部品組付装置の全体構成を示す構成図であり、(b)は部品組付装置の要部を示す要部構成図である(実施例)。 部品側円周を示す説明図である(実施例)。 部品の仮挿入工程を示す説明図である(実施例)。 (a)は組付穴を示す拡大図であり、(b)は組付穴に対する部品の当接位置を示す説明図である(実施例)。 部品の本挿入工程を示す説明図である(実施例)。 部品組付工程を示す説明図である(従来例)。 (a)はバルブタイミング可変機構の要部を示す平面図であり、(b)は(a)のB−B断面図であり、(c)は部品の構成を示す説明図である(従来例)。
符号の説明
1 部品組付装置
2 被組付体
3 組付穴
4 部品
5 バルブタイミング可変機構
9 ロータ
10 ハウジング
11 ベーン
12 ティース
13 進角室
14 遅角室
15 凹状体
19 被組付体側円周
20 被組付体側円周
26 駆動機構
27 コントローラ(制御手段)
29 部品側円周
30 保持具
31 保持具支持体
32 部品付勢手段
33 接線方向伸縮部材
41 部品保持部(保持具の先端)

Claims (4)

  1. 被組付体の一面に略同一円周上に並んで開口する複数の組付穴に、部品を組み付ける部品組付装置において、
    各々、先端に前記部品を保持し、各々の先端が前記複数の組付穴により形成される被組付体側円周と略同一径の部品側円周をなすように配される複数の保持具と、
    この複数の保持具を、各々、前記部品側円周の接線方向に移動自在に支持する保持具支持体と、
    各々、前記保持具に保持された前記部品を先端側に付勢する複数の部品付勢手段と、
    各々、前記保持具と前記保持具支持体とにより支持され、前記部品側円周の接線方向に弾性変形して伸縮する複数の接線方向伸縮部材と、
    前記保持具支持体を回転および直線移動させる駆動機構と、
    この駆動機構に指令を与える制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記保持具に前記部品を保持させた状態で、前記保持具支持体を前記被組付体の方に移動させて、前記部品側円周と前記被組付体側円周とが略一致するように、かつ、前記保持具の先端が周方向にとなり合う2つの前記組付穴の間に配されるように、前記保持具に保持された前記部品を前記被組付体の一面に当接させ、その後に、前記保持具支持体を回転させることを特徴とする部品組付装置。
  2. 請求項1に記載の部品組付装置において、
    前記制御手段は、
    前記組付穴の位置が前記被組付体側円周上でばらつくときの最大ばらつき量を記憶しており、
    前記保持具に保持された前記部品を前記被組付体の一面に当接させるときには、各々の前記部品を、前記組付穴の正規の位置から前記最大ばらつき量だけ前記被組付体側円周の接線方向に離れた位置に当接させ、
    前記接線方向伸縮部材は、前記最大ばらつき量よりも大きく伸縮できることを特徴とする部品組付装置。
  3. エンジンのカムシャフトと一体に回転するロータと、
    前記エンジンのクランクシャフトに同期して回転し、前記ロータを相対回転自在に収容するハウジングとを備え、
    前記ロータは外周側に突出する複数のベーンを有し、
    前記ハウジングは、前記ベーンと周方向に対向する複数のティースを有し、このティースと前記ベーンとの対向により前記ベーンの周方向両側に油圧室を形成し、
    前記ベーンの周方向一方側の油圧室と他方側の油圧室とを液密的に区画するシール部品が配され、
    前記一方側の油圧室は、前記ロータを進角側に駆動する際に油圧が供給される進角室であり、
    前記他方側の油圧室は、前記ロータを遅角側に駆動する際に油圧が供給される遅角室であるバルブタイミング可変機構の製造方法において、
    前記ハウジングの一部であって前記ティースを有する凹状体に、前記ティースと前記ベーンとが周方向に対向するように前記ロータを嵌め込む第1工程と、
    前記凹状体に前記ロータを嵌め込むことで設けられる被組付体に、複数の前記シール部品を組み付ける第2工程とを備え、
    前記第1工程は、前記被組付体の一面に、各々、前記シール部品が組み付けられる複数の組付穴が略同一円周上に並んで開口するように前記被組付体を設け、
    前記第2工程は、
    各々、先端に前記シール部品を保持し、各々の先端が前記複数の組付穴により形成される被組付体側円周と略同一径の部品側円周をなすように配される複数の保持具と、
    この複数の保持具を、各々、部品側円周の接線方向に移動自在に支持する保持具支持体と、
    各々、前記保持具に保持された前記シール部品を先端側に付勢する複数の部品付勢手段と、
    各々、前記保持具と前記保持具支持体とにより支持され、前記部品側円周の接線方向に弾性変形して伸縮する複数の接線方向伸縮部材とを利用して行われ、
    前記保持具に前記シール部品を保持させた状態で、前記保持具支持体を前記被組付体の方に移動させて、前記部品側円周と前記被組付体側円周とが略一致するように、かつ、前記保持具の先端が周方向にとなり合う2つの前記組付穴の間に配されるように、前記保持具に保持された前記シール部品を前記被組付体の一面に当接させ、その後に、前記保持具支持体を回転させることを特徴とするバルブタイミング可変機構の製造方法。
  4. 請求項3に記載のバルブタイミング可変機構の製造方法において、
    前記第2工程は、
    前記組付穴の位置が前記被組付体側円周上でばらつくときの最大ばらつき量を利用して行われ、
    前記保持具に保持された前記シール部品を前記被組付体の一面に当接させるときには、各々の前記シール部品を、前記組付穴の正規の位置から前記最大ばらつき量だけ前記被組付体側円周の接線方向に離れた位置に当接させ、
    前記接線方向伸縮部材は、前記最大ばらつき量よりも大きく伸縮できることを特徴とするバルブタイミング可変機構の製造方法。
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